2013 車いすダンススポーツ世界選手権大会の田川ヒロアキ
駒沢公園。正しくは「駒沢オリンピック公園総合運動場」という名称なんだって。
昭和39年のオリンピックの時に作られたものかと思っていたらそうではなかった。元々は昭和24年の国体のハンドボール場とホッケー場のために作った施設が元になっている。
2020年…ま、このままいけば「東京オリンピック2」まで元気でいられるでしょう。生きている間に自分の街で2回もオリンピックが開催されるとはね~。前回の時は2歳だった。
あ、そういえば味の素スタジアムってあるでしょ?調布の。
アソコへ行くと、すぐそばを走っている甲州街道に「東京オリンピックマラソン競技折り返し点」という大きな標識が立っている。初めてそれを見た時ビックリしたよ。
アノ時のスタート地点は神宮の国立競技場だからね。そこからほぼ京王線を並走する形で延々と甲州街道を走ったワケだ…飛田給まで!42.195kmってスゴイ。そこから折り返してるんだからね~。
運動ギライの私なんか問答無用でスゴイと思うわ。電車で飛田給へ行くのも億劫なのに!
そして、ここは公園内の体育館。前回のオリンピックの時にはレスリングの会場になった。
今日のレポートはレスリングの試合でも何でもなくて「車いすダンススポーツ世界選手権大会」の話題。
車いすに座った状態でダンスの技術を競う世界大会。10年前、前回東京で開催された時には天皇陛下もいらっしゃったそうだ。
選手入場。ヨーロッパとアジア地区、約20の国々から集まった代表たち。
運営役員や来賓の方々のご挨拶の次に登場したのはゲストの松島トモ子。
ウチの母によれば、何でも私が赤ちゃんの時、松島さんに「可愛い赤ちゃんね~」と頭をなでられたらしい。もちろん私は覚えちゃいないが、50年ぶりの再会だ!
それと、おもしろいのは、この大会のプログラムに小坂憲次参議院議員が祝辞を寄稿しているのだが、長野にいた時、ウチの下の子は小坂さんに頭をなでられたことがあるのだ。
小坂さん、ウチの子の髪の毛を触って一言…「ナンダ、思ったより硬いナ…」だって。
ウチの下の子は今でもかなり髪の毛の色が茶色くて、小さい頃はオレンジ色に近い色だった。それを見てどうしても触ってみたくなったらしい。
そして、永六輔さんが登場。この競技を2020年の東京パラリンピックに認定させるための強力な応援団だ。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをおもしろく、おもしろいことをおもしろく」というのは永さん。元は「むつかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく」という井上ひさしの言葉のようだが、超生意気ながらマーブロはこれを目指しているんね。なかなかできないけど。
ちなみに私は永さんの『大往生』とか『芸人』とか『職人』とかの著作が案外好きで、トイレで目を通しながら気に入ったおもしろい表現に赤線を引いたりしている。
ま、私も皆さんのご協力のおかげで、ずいぶんいろんな所に取材でお邪魔させていただいているが、この人ほどバラエティに富んだ現場を抱えている人も珍しいのではなかろうか?
台風通過中の宮古島でも、エンジンの轟音鳴り響くサーキットでも、氷雨降る駿河台でも、栄えある国体のセレモニーでも、熱気あふれるライブハウスでも、いつでもどこでもお供はMarshallだ!
田川ヒロアキも重要なMarshall大使だ。
今日はJMD100HとMF400Aという組み合わせ。ここオリンピックの聖地にMarshallサウンドがこだまする!
シンプルで美しいメロディがこの大きな会場の空間を染めつくしている!スゲェ緊張感!もし、一音でもミスったら大変なことになるぞ!どうしよう!?
あ、弾いてるのは私じゃなかったんだっけ。田川ヒロアキだから安心して見てられるわ。
それにしても味わい深いギターの音色だ!
続いてはアルバム『Ave Maria』の1曲目に収録されている「Speedway」。
オイオイオイオイオイ、こんなへヴィな曲、こんなところでやっちゃっていいのかさッ?!
大サービスでスライド・ウォッチまで披露しちゃって!
…と思ったら外国の人たちに大ウケ!やんややんやの拍手が収まらない!
筑波サーキットであれだけ「君が代」をギュインギュインいわせちゃった人だからね。ま、いいにキマってる!
2020年、東京パラリンピックの晴れ舞台でヒロアキ君がMarshallの壁を背に「君が代」を弾いてくれることを確信している!
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano
車いすを用いているということなど忘れてしまうくらいスピーディで流麗な舞い!
2020年パラリンピックでの正式競技採用となることを祈っている。
車いすダンススポーツの詳しい情報はコチラ⇒車いすダンススポーツ連盟公式ウェブサイト