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2019年7月 4日 (木)

帝王再降臨!! Sabbrabells Live 2019

   

確か「浦和駅」って「東西南北」のすべてがアタマに付く駅が揃っている激レアな駅なんだよね?
「東西南北」が揃う地名は「津軽(『中』まである)」とか札幌市の「区」だとか、そう珍しくはないようだが、駅となると珍しいハズだ。
そのウチの「北」にはディスクユニオンさんがあって、バーゲンの日に毎月通ってた時期がしばらくあった。
最近は事務所で仕事中をしている時はSpotifyでしか音楽を流さなくなったが、ナンダカンダ言ってやっぱりオモシロくないね。
同じThe Kinksを聴いていても、コルトレーンを聴いていても、はたまたストラヴィンスキーを聴いていても、タダ同然となると聴き方が雑になる。それどころか「音楽」を聴いている気ががしない。
あ、コレはまた別の機会にやるとして…。
そのバーゲンも数年前に廃止になってしまったので「北浦和」からもスッカリ足が遠のいてしまった。
フト思い出したのは、今はあるかどうかわからないけど、浦和駅の中に全国の日本酒を飲ませるお店があって、新潟からお見えになった仕事先の方に連れて行ってもらったことがあった。
相手は米どころ新潟の本場の酒豪。
私は「おいしい、おいしい」とやっていると、「コレはどうだ?」、「コッチはどうだ?」と際限なくオーダーしてしまう。
私は普段日本酒をほとんど飲まないのだが、その酒豪が語る酒に関するウンチクが異常に面白く、日本酒の持つ味や香りの良さが倍増した気がして片っ端から平らげてしまった。
結果…どうやって家に帰ったのか全く覚えていなかった。
電車に乗ったことも、駅から歩いたことも、家に帰ったことすら覚えていなかったナ。
ま、毎日酒宴を楽しんでいらっしゃるような方にはこんな事は日常茶飯事なんだろうけど、私にはとても珍しいことだったのでコレが私のひとつの「浦和のイメージ」になってるのだ。
悪いコッチャない。
それともうひとつ。
浦和って、1970年代の中頃に「ロックの街」を標榜してたんじゃん?
私はほんの少し世代が後になるのだが、確か「浦和ロックンロールセンター」というのがあったでしょう?
アレは、そこでナニをやっていたのかしら?
「センター」だよ、「センター」。
そこと関係があったように記憶しているけど、かつて「是夢(ゼム)」というトリオ・バンドがあった。
「ゼム」ったってヴァン・モリソンじゃないよ。
そのバンドがヤマハさんの雑誌広告に出ていて、キャッチコピーがこうなっていた。
「オレたち、『浦和のツェッペリン』じゃなくて、『世界の是夢』になりたいんだ」
今から43年ぐらい前のことだよ。
こんなことを覚えている私もどうかしていると思うが、それだけ壮大にして印象的なキャッチコピーだったということよ。
それから3~4年後、民間のロック・サークルを経てこのバンドの方々とお近づきになることができた時はうれしかったな。
コレが私にとっての「浦和」なのだ。

10さて、今日はその浦和に来た!
行き先は県庁にほど近い「埼玉会館」。
Sabbrabellsの一夜かぎりのコンサートにお邪魔したのだ。

20「ソールド・アウト」ですよ。チケットは完全売り切れ!
おめでとうございます。

30Sabbrabellsは昨年11月にすべてのスタジオ・アルバム、ミニ・アルバム、シングル、ライブ・アルバム、ライブ映像に加え、ファンクラブ限定の貴重なライブ作品、未発表ライブ音源、未発表ライブ映像を併せたCD9枚+DVD2枚の計11枚組の超豪華仕様のBOX作品『Sabbrabells COMPLETE BOX』をリリースした。
スゲエ濃い内容!

35ステージはというと…Marshallですよ。
ヘヴィメタルだもん。

40JVMのフルスタックが上下で計5セット。

60コレがロックのステージの正しい光景。
もうコレだけで後は何も要らん。

70楽屋の廊下にもドデカイ「祝」の一字を刷り込んだ芳名表が張られていた。
この埼玉会館はSabbrabellsの1986年のライブ・アルバムを収録した、バンドにとっては思い出の場所。
33年の年月を経て、再び埼玉会館のステージに上がる…というワケ。
しかもそれが完全ソールド・アウト…コレはめでたい以外のナニモノでもない!
…とマァ、聞いた風なクチをきいておりますが~、失礼ながら松川さんとお近づきになるまで私はSabbrabellsを全く存知上げなかったのです。

80いよいよ開演!
ソールド・アウトだから当たり前なんだけど、会場は超満員!
スゴイんだわ、熱気が!
みんなこの時を待っていたんだね~。

90ステージに上がった5人。
コレがSabbrabellsか!

100高橋喜一

110v松川純一郎

120v松川さんはJVM210Hを使用。
当然、Sabbrabells現役の時もMarshallで、1959とJCM800、それに1960をご愛用頂いていたそうだ。

130佐野博之

140v宮尾敬一

150v関口文一

160v初めて耳にするSbbrabells。
ホントにこの時が初体験。
その曲は「Metal Saber」。

170ドワッ!
スゲエ声!

180そして暴れまくる松川さんのギター。
そうか、今はJJケイルだの、フレディ・キングだの、ギル・スコット・ヘロンだのおっしゃっているが、昔はこういうをされていたのね?
カッコいいじゃん!

190v続けて「Wolf Man」

200v「Cold Bloody Men」…と曲は続く。

210喜一さんからご挨拶。
この瞬間を長い間待ち望んでいたファンの方々に御礼の言葉を述べた。

280曲はジャンジャン続く。
「Running my Way~Hell's Rider」…

230松川さん、楽しそうだな~!

240「Darkness World」。
要所要所でフィーチュアされる佐野さんのギター。
ギターの位置がメッチャ低い!うらやましい!

220v総立ちの客席の熱気は上がる一方だ!

250「Hawk Emblem」。
それにしてもスゲエ声だな~。
曲を知らなくてもこの声を聴いているだけで滅法楽しい!
「♪目の前のアリさえも殺せない」という歌詞が印象的だった「束縛」から…

260v「鏡張りの部屋」へと曲は続いた。
相変わらず楽しそうな松川さん。

270リズム隊は寡黙ながらどこまでもダークでヘヴィだ!

310v

300vココから本編の最後のセクション。

290「November's Mystery」…

330v「Water Night」…

340そして「Dog Fight」で本編を締めくくった。

350終始緊張感あふれるステージは見応え十分!
ナニをも寄せ付けない迫力に満ちたパフォーマンスだった。

360何度もココに書いているけど、私は今となってはMarshallの仕事をしているけど、Sabbrabellsが出て来た1980年代の初め頃からジャズに夢中になって、ロックから遠ざかっていたのね。
パンク/ニューウェイブ以降のロックは私が知っていたロックとは別のモノのような気がしてね。
でも、基本的には70年代のハードロックが私のロックの原体験なので、こういう野太いシンガーの声や、ギターリフやソロ、そして重量感溢れるリズム隊によって作られる筋金入りのロックを聴くとやっぱり燃えてしまうよね。
「Darkness & Heaviness」…上に書いたようにこの日、本当に初めてSabbrabellsの音楽を聴いたんだけど、「マジメなロック」っていう感じがしたな。
もちろんいい意味で。
♪ドンガラガッタドンガラガッタと演っている今の巷のロックに比べて何とシリアスなことよ。
ロクに字も読まないような今の若い人たちにはこういうロックはムリだろうナァ。
ナントカ世代の受け渡しをしてこうしたマジメなロックを保護できないものか?
ロックは古典芸能ではないので、コピーやらカバーやらで文化を伝承することは不可能だ。
『ボヘミアン・ラプソディ』を観てQueenの音楽を知ったところでコピーを演っていたんじゃ意味がない。「ブーム」にはなっても「文化」になることはないと思うんだよね。
やっぱりコピーの元は人様のモノだから。
そしてブームはいつでもあっけなく去って行くものだ。
何でもいいから以前になかったモノを産み落とさないと!
若い人たちがこうした音楽に触発されて自分たちの感性で新しい曲を生み出していく以外にかつて「ロック」とよばれていた音楽が生き延びていく方法はないと信じている。
Sabbrabellsはその最高のお手本だと思ったよ。

50アンコールも盛り上がった!

370新曲に「ルルドの泉」、2回目のアンコールでは「Devil's Rondo」を演奏した5人。

380

390v

400

410v

420v今、ココまで書いて急に思い出したんだけど、DO As Infinityの大渡亮さんが鹿鳴館に出た時のMCでこんなことを言っていた。
「ココはですね~、ヘビメタの聖地なんですよ。ボクが高校生の頃、入り浸りましてね~…サブラベルズとか…知ってる?…サブラベルズ」
その時、ホントに知らなくてね~。
松川さん、失礼しました。
でも、今は知ってる…Sabbrabellsがカッコいいバンドだってことを!

430イヤ~、初めてにしてドップリとSabbrabellsの音に浸からせて頂きました。
…なんて言ってる場合じゃなくて、この2日後の朝にはロンドンに向けて出発しなければなからなかったんだけど、何の用意も出来てなくてかなりビビりながら帰途を急いだのでした。

440v現在進行形の松川純一郎はコレね…Koki Tetragon。
 
詳しくはコチラ⇒THE CLASSY ROCK GIG / Koki Tetragon <前編> 他、「Marshall Blog Koki Tetragon」で検索! Kt 

200_2 

(一部敬称略 2019年5月25日 浦和市埼玉会館にて撮影)

2019年7月 1日 (月)

有頂天外III~ROGOZ with Yosuke Miyake & Ray

  

昔と違って最近はインスタントで結成するバンドが多く、メンバーの頭文字や略称を組み合わせてバンド名にしているのをやたらと見かける。
ま、海外でもMic FleetwoodとJohn McVieという2人のメンバー名前を組み合わせたバンドやNatalieとAlanというカップルの名前をくっ付けたドラム・ブランドなんてものあるけど、こうした「省略ワザ」は日本人のお家芸ですからね。
「あたぼうよ!」なんてのはスゴイもんね。
「明けおめ、ことよろ」どころの話じゃない。
名前に関しては屋号と名前を縮めてくっ付けて商号にしちゃうなんてのは当たり前だった。
例えば「綿屋半兵衛」で「綿半」。
「炭屋平六」で「炭平」。
「鍋屋久左衛門」で「鍋久」とかね。
どれもカッコいい。
今日登場するバンドはそうして2人の中心メンバーの名前を引っ付けて命名されたチーム、ROGOZ。
その『有頂天外』と称するツアーの千秋楽のレポートをお送りする。

08v_2ROGOZは元X-Rayの高橋ロジャー和久の「Roger」の「Rog-」と…

20v同じく元X-Rayの朋友、「オズマ(Ozma)」の愛称でおなじみの臼井孝文の「-oz」をくっ付けてできたバンド名だ。
いい名前だね。

30vROGOZは3回目の活動となるが、前回と同様に今回もギターに三宅庸介…

40vボーカルズにVocalist Rayを迎えての布陣。

50vオープニングでは三宅さんがア・カペラで「君が代」を弾いた。

10モジュレーションを深めにかけて…それにMarshallにストラトキャスター。要するにあの人のサウンドだ!
こないだ「あの人」のアパートに遊びに行って来たよ。なかなかオモシロかった。
詳しくは後日『イギリス-ロック名所』にて。

0r4a0120もちろんこのツアーもJVM2で轟音を響かせてくれた三宅さん。

60JVM210Hと1960BVのコンビネーションだ。

70v三宅さんの使うMarshallの目印はコレ。
ステージのMarshallのハンドルがこうなっていれば、それはすぐ近くに三宅さんが潜んでいる証拠だ。

80そういえば…後で気がついたんだけど、先日Marshall Blogに掲載した三宅さんによる『STUDIOシリーズ』の試奏レポートね。
見て!いつの間に!?
やっぱりハンドルが膨らんでいた!

90vそしてRayさんが登場。
そうか…このチームは「Rayさん」が3人いたんだね。

120_ld曲はDeep PurpleのMKIIIから「Lay Down Stay Down」。

130vブラックモアからかけ離れた三宅さん独特のメロディによるソロがカッコいい!

135v続けて同じく『Burn』から「Might Just Take your Life」。
お願いだから「Burn」は演らないでね!

140_mjROGOZの核であり、名物であり、心臓部であるリズム隊。

155vもう「長年ロックが服を着て歩いている」ような人たちだでね、完璧なコンビネーションだ!

160Rayさんから「ROGOZ」という名前の説明があって、メンバーが紹介された。

170v♪ギュイーン、ギュイーン(←陳腐な表現でスミマセン!)…三宅さんが出すエンジン音でスタートしたのはMontroseの「Bad Motor Scooter」。
三宅さんのはスクーターのエンジンの音と言うより完全に車のエンジンのような爆音だった。
220この曲ってMontroseの中で最も有名な曲とされているんですって?
「Rock the Nation」かと思っていた。
私、Montroseは全く詳しくないもんで…やっぱり子供の頃からイギリス派だったのかナァ。

190続いてもMontroseから「Rock Candy」。
180_bmsホントだ…この曲のイントロのドラムってLed Zeppelinの「When the Leeve Breaks」と同じじゃんね。
知らないのよ、Montorose…やっぱり子供の頃からイギリス派だったから。

S41a0336 この曲でもこのROGOZコンビが徹底的にヘヴィなリズムをぶっ放してくれた。

210vそれにしてもみんなアクションがすごい!

200_rc「3回目ともなると気心も知れてきましてね…オリジナルを書き下ろしてみました!」とOZMAさんから紹介があったナンバーは…

0r4a0364…「Fallin' Angel」。
コレね「Fallin' Angel」と「Fallen Angel」っていうのがあって、意味が違ってくるんよ。
前者は「絶賛堕落中」。後者はもう「堕落済み」だからね。
King Crimsonのは「堕落済み」ね。

230_faいいんですよ、コレが!
ROGOZのようなセッション・バンドが題材として既存の曲を取り上げるのは仕方のないのはわかっている。
せっかくスゴいミュージシャンが集まってもコピーが題材となるとナニも生まれて来ない。
だからこうしてオリジナル曲を作って披露してくれるのは大歓迎なのだ。

240v三宅さんが奏でるやや複雑な4小節のリフ!

250vロックを知り尽くした面々による激演。

260vこういうロックこそ生き残って欲しいな~。

270v自身タップリのオリジナル曲に乗って大エキサイト!
コレが「ロック」の正しい光景だ!

275雰囲気がガラっと変わる。

280_sybLed Zeppelinの「Since I've Been Loving You」。
Rayさん、魂の熱唱!

290そして、三宅さんのギター・ソロをタップリと…。

310vコレらのポーズが出る時は三宅さんが「入り込んでいる」時です。
どこに入り込んでいるかは誰もわからない。
恐らくは雲の中…蝶とシマウマがいるWingyな世界。

320vココもスゴかった!
Zeppelinつながりで「Immigrant Song」。
「Immigration」といえば、先々月のヒースロー空港、ビックリしたよ!
そのレポートは後日Shige Blogにて。

330_isステージ下手狭しと暴れまくるOZMAさん。
やっぱりこれぐらい動いてもらいたいね、ロックなんだから。
ありがたいことに色んな表情のOZMAさんを撮ることができる。
反対に何枚撮っても、どれも同じ人っているのよ。

340このソロもど迫力だった。
三宅さん、この曲もチャンと研究して演奏に臨んでいた。
そんなだから、Strange, Beautiful and Loudで作りだしているオリジナルの世界は言うに及ばずだけど、三宅さんが弾くコピー曲もまたいいんだよね。
他の人と曲へのアプローチの仕方がゼンゼン違う。
題材はコピーだけど、精神がオリジナルなのだ。

0r4a0179Whitesnakeの「Crying in the Rain」。
ゴメンナサイ、MarshallやってんのにWhitesnakeって全く知らないのです…私はイギリス派だったから。
あ、Whitesnakeはイギリスか!
高校1年の時にカバーデイルのソロ・アルバム『White Snake』が出て、それを買った友達に聴かせてもらったんだけど、当時プログレッシブ・ロックに夢中だった私は全くピンと来なくて今日に至っちゃってます。

350_curでもコレはいい曲ですな。
Rayさんの熱唱が聴く者の心を揺さぶった。

360vココでDeep Purpleに戻って「Lady Double Dealer」。
『Stormbringer』のジャケットについてはどこかで書いたね…マイルスの『Bitches Brew』と同じだって。

370_ldd気心が知れたサオ・チームのコンビネーションもバッチリだった!

0r4a0300 そして、本編の最後を締めくくったのは…「Lonely Guys」。

390v_lgOAMAさんとロジャーさんが揃ったところでのX-Rayナンバー!

400vイヤ~、熱演に継ぎ熱演!
見どころ満載だったよ!

415アンコールはお揃いのツアーTシャツにお召替え!
コレEXILEやっているワケではありません。

420_sgdアンコールの1曲目はVan Halenの「Somebody Get Me a Doctor」。

430三宅さんのVan Halenも見事だからね。

440アンコールでメンバーが登場した途端、後から飛び込んで最前列に陣取った金髪の女性。
なんてノリのいいお方!
ますます盛り上がっちゃったよ~!

450そして、最後はまた私がよく知らないMontorose。
曲は「Rock The Nation」…コレはよく知ってんだよ!

460_rnROGOZコンビ、今回最後の激演!

480v「今日で最後なんて寂しい…」とMCでセンチになってしまったOAMAさん。
また来年オリジナル曲を増やして演りましょうよ!

470v終了~!

4904月27日からこの5月6日までモロにゴールデンウイークにかぶせたツアー。
驚いたことにほとんど渋滞がなかったんだって!

500お疲れさまでした~!
また来年!

510 

200_2

(一部敬称略 2019年5月6日 高円寺SHOWBOATにて撮影)

2019年6月24日 (月)

Tomi Isobe & Blues Dogs Returns 2019

 

Spring has come with Blues Dogs…『復活祭』よりチョット早く、桜の咲く季節にハワイからやって来るのがTomi Isobe。
そして活動を共にするのがBlues Dogs。

10_2今年も3月23日から4月12日まで、全国18公演で構成したツアーに臨んだ。
今日はその中から4月5日の東京公演の様子をレポートする。

15v今回のメンバーは…
Tomi Isobe

20v_2Tomiさんは今回もASTORIA CLASSIC。

30小笠原義弘

40v_2オガンちゃんはEDEN Terra Nova TN-501とD410XST。

50v高橋和久

60v_2今日のロジャーさんはNATAL。
アッシュのキット・

70東京公演のゲストは中沢ノブヨシ…Gatzさん!

80vオープニングは前回と同じく「Route 66」。

90v_66ノッケからTomiさんとGatzさんのギターの掛け合い!
いきなり盛り上がっちゃうよね。

100_2「Hello, everybody!
また高円寺に帰って来ました。
今から1年半前にYouTubeを見て素晴らしい!と思い『お友達になってください』と中沢さんにリクエストを送って今日初めてお会いして一緒に演奏します」
…と今日のゲストのGatzさんとの出会いを紹介したTomiさん。

110_22曲目はそのGatzさんをフィーチュアして「People Get Ready」。

110v_pgrTomiさんのギター・ソロ。
いい音だナァ~。
やっぱりATORIA CLASSICは名器なのだ!

S41a0046 「この曲はいつも最後に演るんですけど、今日はTomiさんに言われて2曲目に演りました。
ハワイの風をタップリ浴びて最後まで楽しんでいきたいと思います」

S41a0103 続いて「チョット意味深な曲」と紹介して「Tokyo Toy」。

120_ttオガンちゃんのソロ!

0r4a0121 続けて「Dock of the Bay」。
まずはTomiさんの歌から。
135そしてGatzさん。

0r4a0127 しかし、ベースかっこいいな。
オガンちゃんのようにベースだけで1曲聴かせてしまうベーシストはそうはいない。

140口笛も完璧!

140v_2「ええバンドですね~。コレで全国回れればいいんですけどね…」
ココでアメリカでのツアーの話に。
Tomiさんは年間320回以上ライブをされているそうだ。
しかし、BBキングは年間240本を40年続けたとか…。
するとオガンちゃんが「アメリカで年間240本こなすのは大変なことですよ!」
クリス・デュアルテと全米を回る人が言うのだから間違いない。
ナニが大変かと言っているかと言うと、演奏ではなくて移動の話。
実際、オガンちゃんをEDENでサポートさせてもらった時、運送屋が間違えて配達しちゃって大変なことになった。
ホテルに届けることになっていたのだが、街に同じチェーンのホテルが2つあって、運悪くオガンちゃんが宿泊していない方にEDENを配達してしまったのだ。
運送屋のミスなので先方が転送をしてくれるのだが、何せツアー中でご一行をキャッチするのがムズかしい。その移動距離が凄まじい。
私なんか東京~大阪間だってゾッとしちゃうのに、平気でその何倍も一気に走っちゃうのだ。
しかし、マゴマゴしてるとツアーが終わっちゃう!
どこから送ったのかは忘れちゃったけど、オガンちゃんが計算して「ポンティアックでなら受け取れる」という情報をもらってミシガンまで転送してもらったことがあった。
アメリカは時差が大きいので、ずっと起きていてオガンちゃんからの連絡を待っているのが大変だった。
結構いい思い出ですけど。
で、BBキング。
そんな生活をしているので、車の中に何でもそろっていて日常生活が普通にできるようになっていたのだそうだ。

150_2しかし、失礼なことを申しますが…よくMarshall Blogに書いているように私はブルースとかR&Bとか、ジャズ以外の黒人の音楽を聴く習慣がないんですね。
でも有名どころは知ってますよ。
でも、さっきの「People Get Ready」にしても「Dock of the Bay」にしても、マァ、聴いて感動したりすることはないんだけど、この日の演奏は素晴らしかったね。
素直に言います…感動した!
「ああ、いい曲だったんだナァ~」と思ったよ。
Tomiさん、ありがとう!

150vガラリと変わってGatzさんのカッティングからDoobieの「Long Train Runnin'」。

160_ltrこういうのもタマらんね、オガンちゃんのベースは!

170v_2そしてガッツリと組み合うロジャーさんのドラムス!
気持ちいい~!

180v_2それを背負ってのTomiさんの熱唱。
悪いワケがありません。

190アメリカのゲイの話の後、1部の最後を締めくくったのはアースの「September」。
このグルーヴも気持ちヨカッタね~。
お客さんも全員立って踊ったね~。
カメラを持っていなかったら思わず踊っちゃうところだったぜ!(コレはウソです。私はナニがあっても絶対に踊りません…イヤ、踊れません、猛烈にカッコ悪いから)

200v_sp

210_2

220_2

230_2休憩。
コレはアルタミラの洞窟でも高松塚古墳でもありません。
今まで知らなかったんだけど、JIROKICHIの奥の階段の吹き抜けの部分ってこうなってんの。
カッコよくね?

240_2
物販ではTomiさんの3年前の金沢公演を収録したTomi Isobe & Blues Dogsのライブ・アルバム『Howling in Kanazawa』と並んでオガンちゃん、ロジャーさん、令文さんのTrio the Collagensのライブ・アルバムも販売されていた。
ヘヘヘ、このCollagensのジャケットに使われている写真は私が撮ったモノなんです。

250_2ハイ、第2部。270_wgoまずはGatzさんの歌で、出そうでとうとう出た「What's Goin' on」。
こんなホンワカした楽しげな曲はベトナム戦争がらみの政治的メッセージソングだということを知った時はチョット驚いたっけ。
コレ、『Blanuss』というアルバムでRoland Kirkも取り上げていて、バリバリのブローを聞かせてくれるんだよね。
ちなみ、こないだロンドンのブルック・ストリートのジミ・ヘンドリックのアパートに遊びに行ってオモシロイ話を聞いてきた。
その話は後日『名所めぐり』で紹介します。

0r4a0125ココでもう1人ゲストを迎える。

285_sgココで加わったもう1人のゲストはパリを拠点に活動を展開するハーモニカの清野美土(きよのよしと)。

280vアイリッシュ・フィドルとギターの方と3人でケルトとブルースを融合させた音楽を標榜する「Harmonica Creams」というバンドをやっていらっしゃる。
下がその最新アルバム『ステレオタイプ』。
美土さんからサンプルを頂戴して早速聴いてみたんだけど、コレが実に素晴らしい。
私流に言わせてもらうと「アイリッシュ・プログレ」かな?
大ゲサかも知れないけど、まだロック系音楽にも可能性があるな…と感心してしまった。
バルトークだとかヤナーチェクのようにクラシックがやった民族系との融合を進めるのは軽音楽のひとつの方法であることは間違いないと思うんだよね。
ま、昔からやってるけど…。
そのねらい目のひとつはいつも言っているように東ヨーロッパというか、スラブ系のリズムやメロディではないかと思っている。

285cd曲はThe Temptationsの「Shakey Ground」。
私みたいなヤツは恥ずかしながらフィービ・スノウでおなじみだったりして…。

270vみんなでコーラスをキメて早くも第2部のハイライト的な堂々たる演奏!

290_2

300v

310v「ハーモニカは南部では『ミシシッピー・サキソフォン』と言われているんですよ。
ホンモノのサキソフォンが買えないからハーモニカで代用したんですね」
ちなみに「ブルースハープ」というのはドイツHONOR社の商標で、一般的な10ホールズ・ハーモニカそのものの名前ではありませんから。
320vスティーヴィー・ワンダーを2曲。
まずは「Isn't She Lovely」。

330v_isl熱唱に継ぐ熱唱。
いい声だナァ~。
こんな声なら人前で歌を歌いたくもなるよナァ~。

340vそして美土さんのソロ。
やたらとダイナミックなフレーズに加えて音がとにかくスゴい。

350v迎え撃つGatzさんの口トロンボーン。
トロンボーンのモノマネというのは伝統芸なんですよ。
ナゼか…コレは大学でビッグバンドをやっていた時、トロンボーンの同級生から教えてもらったんだけど、なんでもトロンボーンの音色というのは人間の声に一番近いのだとか…。
それとスライドという構造上音程の変わり目に境目がないでしょ?
そんなところも人間に近いらしい。

355スティーヴィー・ワンダーでもう1曲と来れば…

360_sp「Superstition」でしょう。
まずはTomiさんの歌。
倒れそうなハシゴ
13ヶ月の赤ちゃん
鏡を割る…等々、日本との迷信の違いが面白い…そうでもないか?
ハシゴの下をくぐってはいけないというのはよく知られているところでしょう。
最初に出て来る「writings on the wall」というのは直訳すれば「壁に書いてあること」という意味。
フランク・ザッパが『Fillmore East - June 1971』というライブ盤、コレは私が15歳の時に石丸電気レコード館で買った初めてのザッパのレコードなんだけど、コレに収録されている名曲「Tears Began to Fall」にもガッツリこの表現が出て来る。
「writings on the fall」で「不吉な前兆」とか「悪い予感」とかいう意味なんですぜ。

370v美土さんのソロがますますスゴい!
そして、後に写っているオガンちゃんがデカい!

380歌に引き続いてギター・ソロもバッチリとキメたGatzさん。

390ベースソロも行った~!

400最後を締めくくったのはフレディ・キングの「Sugar Sweet」。
Tomiさんのオハコのひとつ!

420ココでもオガンちゃんはベース・ソロで大暴れ!
お供するのはEDEN。

430vロジャーさんとの掛け合いもカッコよかった!

480そして、クライマックスはTomiさん⇒Gatzさん⇒美土さんのソロ回し!

510イヤ~、ホントにスゴかった!
オガンちゃんがお客さんに「スゴいライブを観たと言いふらしてくださいよ!」なんて言ってたけど…ホントです。
私はMarshall Blogでこうして言いふらします。
スゴかった!

520_gomアンコールはTomiさんとGatzさんが心を込めて歌い上げた…

530v「Georgia on my Mind」。

0r4a0137 最後に昔の大変だった時代を思って作ったTomiさんのオリジナル曲で「Single Daddy's Blues」。

550この晩、本当に真心がこもったいい音楽を浴びて何だか身が清められたような気がしたね。
Tomiさん、また来年もお待ちしています!

560<オマケ>
いつもビックリしてばかりの私ですが…またビックリしちゃったのです。
我が家は年中行事で春に信州に行くことにしているのね。
コレは今日レポートしたライブの9日後に上田の別所温泉に行った時のこと。
下の写真…

570コレ、「marufuji」さんというパン屋さんなの。

580すごくおいしいパン屋さんということで注目を浴びているそうで、毎日すべてのパンが売り切れちゃうほどなんだって。
それをパン好きの家内がインターネットで突き止めて、別所温泉に泊まったついでに寄って来たというワケ。
実際にすんごいおいしいのよ。

590店内にはイートインのコーナーもあって、オシャレな音楽が流れているのね。
で、何とはなしにその音楽を流しているオーディオ装置のところに行ってビックリ仰天!

595この記事で紹介したHarmonica Creamsの『ステレオタイプ』が置いてあるじゃないのよ!
コレが「帰って来たヨッパライ」とか「泳げたいやきくん」だったらわかるよ…時代は違うけど。
言っちゃ悪いけど、絶対にどこにでもあるようなモノではないアイテムが置いてあったワケよ。
ビックリもしたけど、うれしかったね。

600矢も楯もタマらず、このアルバムがココに置いてある理由を代表らしきお店の人にお伺いした。
そしたらその方がHarmonica Creamsのメンバーのどなたかとお知り合いで、6月1日にこのお店でライブをやるっていうのよ!
お誘いを頂戴したけど、6月1日はMarshall Liveでイギリスに行っているし、例え日本にいても東京から来るのはちょっとシンドイんですよ~、と答えると、「え!東京からいらしているんですか?」と今度は向こうがビックリしていた。
これでおあいこ。

610

200_2 
(一部敬称略 2019年4月5日 高円寺JIROKICHIにて撮影)

BARAKA 600回目公演

  
ゴメンなさい!
まずは素直にお詫びから…。
…というのは今日のレポートの掲載が大幅に遅くなってしまったから。
BARAKAの600回目を記念するライブだったっていうのに…。
開催は3月20日。
もう3か月以上前なの。
その頃はD_Driveのニュー・アルバム発表や渡英の件で、毎日様々な仕事が山ほどイギリスから送られてきて、テンテコ舞いしていた時分でMarshall Blogの制作に時間が割けなかった事情があったのです。
しかし、ナゼD_Driveの名前をココで平気で出すか…。
実はですね、依知川さんをご紹介頂いたのはD_DriveのSeijiさんなのですよ。
Seijiさんは、依知川さんがEDENプレイヤーで、しかも演っている音楽が私の好きなプログレッシブ・ロックということで間を取り持ってくれたのです。
でも、最初にお会いした依知川さんはベーシストの依知川さんではなくて、書道家の「依知川風人」さん。
その時の様子がコチラ⇒芸術の春・依知川風人の世界~ASAKUSA COLLECTION vol.2から

その後、500回目の公演を迎え、20周年記念公演を開催し、そして遅くなっちゃったけど、今日レポートするのが600回目の公演というワケ。

10高見一生

20v依知川伸一

30v平石正樹

40vオープニングはBARAKAのキラー・チューン「Butterfly」。

50会場の空気を切り裂くギターの轟音!

60v一生さんのMarshallは創業35周年を記念して1997年にリリースされた1959のハーフ・スタック、通称「White Special」。

70v続けて手拍子とともに「The River is no More」。

80一糸乱れぬ3人の完璧な演奏で起伏に富んだドラマが展開する。

90

100

110「皆さんこんばんは!60回目目のライブです。前回ココで演ったのが500回の時でした。
バンドは22年目を迎えました。
2月にはまたクルーズに行ってまいりました。今日は凱旋的な意味もありまして、もちろん600回目という記念ライブですのでタップリと楽しんで下さい!」

S41a0061 MCの後は3曲メドレー。
ドラマ性に富んだ長い曲が多いBARAKAの「3曲メドレー」!
コレが600回目の気合いだ!

120まずは「Waves」。

140v緩急自在にバンドの低音域を固める依知川さん。
そして、どうしても毎回書きたくなるのがこの毛量。このバンドは皆さん、とてもフサフサでうらやましい限りだが、依知川さんはケタが違う。
こんなに毛が多いと手入れがかなりなハズだ。
そこいくとラクですよ~、少ないと!

180vメドレーの2曲目は「Atlantic」。

150冴えわたる一生さんのギター。
こういうプレイを「天衣無縫」っていうんだろうね~。

160また、いかにも「1959とストラトキャスターのコンビネーション」的なサウンドが素晴らしい。

170v足鍵盤の競演!

210一生さんも依知川さんも器用に手と足を動かしてトリオ編成の可能性を極限まで追求しているのだ。

220依知川さんはそれにリード・ボーカルズだからね~。
ギャラの配分は存じ上げません。

200vメドレーは「Vampire」から「Waves」に戻り幕を閉じた。

230「ありがとうございます。
我々は好きで演っているワケでして、いい意味で600回を達成することができました。
こうやってココまでこれたのも応援して下さる皆さんがいらっしゃるからこそです。
積み重ねてきた音を聴いて頂こうと、10年ぶりに『Vampire』を演ってみました。今までの曲にまた息吹を吹きかけて取り上げていきたいと思っています」
MAXさんからトラブル続きだったクルーズの思い出話を交えてご挨拶があった。

0r4a0106 大作「Queen Medley」。
しかし、BARAKAは時代を先取りしてたね~。
私は映画は支持しないけど、Queenの音楽はいいと思っているのよ。
今月またアールズ・コートのフレディの家に行って来たぐらいなんだから。
その模様は近々『名所めぐり』でレポートしますのでお好きな方はお楽しみに!

130v次から次へと繰り出すQueen節。
でも、サウンドは完全にBARAKA節だ!

190v依知川さんから5月末から6月上旬にかけてのヨーロッパ・ツアーの告知があった。
今回のツアーはフランス、リトアニア、オーストリアを回られた。
リトアニアの滞在中にオフがあることより、「杉原千畝」の記念館について言及されていた。
時折テレビで取り上げられるようになったことよりご存知の方も多いと思うが、杉原千畝は「日本のオスカー・シンドラー」と呼ばれる戦時中のリトアニア大使で、ナチのユダヤ人迫害に抵抗し、日本へのビザを発給して約4,500人の命を救った人。
その約4,500人の内、約2,000人がポーランド系ユダヤ人だった。
チョットごめんなさいね、依知川さんが杉原千畝の名前を出すもんだから…と言っても私は杉原千畝に詳しいワケでは全くなくて、ただ最近こういう本を読んで大きなショックを受けた。
ナチの迫害を受けたもののナントカ生き残った方々の証言集。
スゴイよ。
人間が、同じ人間にどうしてこんなことができようか?…というナチの狂気の所業が山ほど詰まっている。
特にポーランド系ユダヤ人への迫害が凄まじい。
最近、イギリスにしばらく行っていて、現地でも思ったんだけど我々日本人はもっと歴史を勉強しなきゃダメだとつくづく思うね。
それも鎌倉、室町、戦国なんかじゃなくて、江戸末期からを徹底的に学校で教えて、多くの時間を太平洋戦争周辺に費やすべきだと思ってるんだよね。

5_2hc 「もう1曲カバーを演奏します」…と取り上げたのもまさしくBARAKA節へと変貌を遂げたマックス・ミドルトンの「Led Boots」。

240「自由奔放」とか「自由闊達」をテーマにしているとしか考えられないBARAKAアレンジ。
スリルのカタマリのような演奏はジェフ・ベックが聴いたら驚くか、怒るかのどちらかしかないだろう。

240v「エイ!お前ら元気か?!
この時期、元気じゃなきゃアカンで!」
ナンでやねん?!
一生さんからメンバー紹介があった後、「残りの人生、身体が動くウチに何でもやっておこうかと思います」
ココからがスゴかった!
「カルマ?……
輪廻?……
リンナイ?……ガス台!
ニトリのガス台を買ったけど、火が弱いね。やっぱりリンナイがいいね!」
そして、ちょうどこの日が誕生日の一生さんは「森のクマさん」を交えて自分で自分に「♪Happy birthday」をプレゼントした。
このあたりは一生さんならではの展開。

270本編の最後はMAXさんをフィーチュアして「Bharmad」。

5_s41a0286最後の最後にドラム・ソロを持って来るのはドラマーさんが大変だといつも思うんだけどね~。
でもMAXさんには「そんなのカンケエねぇ!」ですな?
緻密にかつパワフルなドラム・ソロを披露。

5_s41a0279メドレーが2曲入ったにせよ全6曲。
コレがBARAKAのステージ!
濃密な演奏にお客さんも大満足。

250バースデイ・ケーキ登場!

5_s41a0308当然ローソクを吹き消して…

5_s41a0319メンバーにおすそ分け。

5_s41a0332このバンドは本当に皆さん仲がいいな~。
みんな毛もあるし。

5_s41a0336ケーキを頂いたところで「The Beatles Medley」。
280コレもスゴい展開に耳を奪われてしまう。

5_s41a0321

300

5_s41a0273 最後に一生さんが「Little Wing」を演奏して600回目の公演を終了した。
600回達成おめでとうございます!
 
BARAKAの詳しい情報はコチラ⇒BARAKA offcial website

5_s41a0346 

200 
(一部敬称略 2019年3月20日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)

2019年6月22日 (土)

D_Drive Showcase Live in London


「シゲ、申し訳ない…悪い知らせがあるんだ」と、facebookで電話をして来たのはMarshall Recordsのピーター。
まだD_Driveがイギリスにやって来る前の話。
ピーターと2人でD_Driveを迎える最終準備をしていた時のことだ。
当初6月4日に予定していた音楽ライター諸氏を招待してプライベートでD_Driveの演奏をお披露目する「ショウケース・ライブ」がキャンセルになったというのだ。
理由は会場に定められていたカムデン・タウンのDr. Marten'sのライブハウスのライブ・コーナーが急遽閉鎖されることになったから。
2日まではカムデン・ロックス・フェスティバルの会場のひとつとして使われる予定なんですけどネェ。
ま、ジタバタしたところでどうにかなるものでもない。
「今回のD_Driveの公演はMarshall Liveとカムデン・ロックス・フェスティバルの2回か」…と覚悟していたら、翌日またピーターから電話が入り、「当初の予定通り、場所を変えて4日にショウケース・ライブを開く」と言って来てくれたのだ。
ありがたい!
ピーターでかした!
場所はNotting Hill(ノッティング・ヒル)の「パイレート・スタジオ」。
ノッティング・ヒルはロンドンの西の方。
すぐそばのLadbroke Grove(ラドブローク・グローブ)というところにJethro Tullの『Aqualung』やLed Zeppelinの『IV』等の超名盤の数々を録音したスタジオがあるのと、ジミ・ヘンドリックスが嘔吐物を喉に詰まらせて窒息したホテルが近くにあって、このあたりには一度だけ行ったことがある。
ま、それよりも「Portbello Market(ポートベロー・マーケット)」というロンドン最大級のマーケットが開かれる場所としてよく知られている。
下はその時の写真。
もう11年前のことだわ。

5_img_0501 それと何と言ってもこの街の名前を有名にしたのはこの映画でしょう。
恋愛映画はガラに合わないので最後まで観たことはないんだけど、「ノッティング・ヒル」と聞くとどうしてもジュリア・ロバーツの姿がアタマに思い浮かぶ(私はファンではありません)。
そんなイメージを自動的に抱きながら、ピーターがくれた情報を元にタクシーで行ってみると…

30v こんなところ。
ジュリアはどこに?どころかスゴイ廃墟感!
ハッキリ言ってコワイ。

10でもココが間違いなく今日の現場の「Pirate Studios(パイレート・スタジオ)」。

20コレが完全に無人のセルフ・スタジオなの。

40D_Driveの皆さんも最初はビックリ。

45こんなの日本じゃ到底考えられないからね。
電車の高架下のスペースを利用して、20室近くを構えているんだけど、スタジオの従業員人が全くいないんだよ。

50運悪く雨風が強いのにかなり早く着きすぎちゃった。
待ち時間を利用して取り敢えず記念撮影。
実はこの時、タクシーに料金を支払って車を降りて、しばらくして携帯がなくなっていたことに気が付いた。
ズボンの後ろポケットに入れておいたハズなのに…ない!
バッグの中にもない!
アセッたね~。
今回、渡航前に体調を壊すわ、ヒザは痛いわ、ロンドンに出て来てパスポートを失くしかけるわ…とご難続きで「とうとうやっちまったか!」と覚悟をキメたところ、さっき乗って来たタクシーがスタジオの前の道を通り過ぎた空き地に車を停めて休憩していたのを思い出した。
タクシーの中で携帯を使ったので、もし失くすとしたらタクシーの中しかあり得ない。
痛いヒザを庇いながら、大急ぎでそのタクシーまで行って車内を調べさせてもらった。
あのロンドン・タクシーの客席は後部の入り口のところのイスが折りたたみ式になっているんだけど、その隙間に私の携帯が挟まっていたのだ!
助かった~!
運転手さんに休憩していてくれたことにお礼を告げて無事携帯電話を回収してきた。

55このスタジオ、調べてみるとロンドンに3店舗を構えている他、色々なタイプのスタジオをイギリス国内だけでなく、ベルリンやニューヨークにも展開している大手さんだった。
チョット前の回にも書いたけど、イギリスはナニをやるんでもインターネットとカード決済。
このスタジオももちろんインターネットで予約をする。
入り口とスタジオのドアには番号式の錠が付いていて、予約をするとその暗証番号が送られて来、それを使って出入りをする。
恐るべき自主性。
だから番号を控えないでウッカリ外へでてしまうと、誰かが中からドアを開けてくれるまで入れなくなっちゃうの。
その暗証番号も定期的に変更するんだろうね。
60ピーターがD_Driveの機材を持ってやって来てくれた。
さっそく記念撮影。
Seijiさんも大きいけど、ピーターってこうして見るとメッチャデカいな。

65無人ゆえ、スタジオ使用に関するルールが記された注意書きがそこら中に張り出されていた。
イギリスならではのことが書いてあれば面白いな…と思ってひと通り読んでみると、ナニナニ…
1. お客様がスタジオをお使いの間は、施設並びに入場者に関する全責任を負って頂きます。
2. 喫煙、電子タバコの吸引は絶対的に禁止します。もしお客様やお連れの方がこの規則を破った際には£50(7,500円)の罰金をお支払い頂きます。
もし、喫煙により火災報知機を鳴らしてしまった場合の罰金は£100になります。

わたしなんかフィンズベリー・パークのホテルに滞在した時、電気ポットの蒸気でレトルトのお粥を温めていたら、建物中の火災報知器が鳴っちゃってホテルのお姉さんにコッテリ絞られたっけ。幸い罰金はなかった。
で、後は「飲み物を電気機器の上におくな」とか「キレイに使え」とかマァ当たり前のことが書いてある。
日本で今のところ見かけない注意書きといえば…
 
3. ドラッグを服用してはいけません。我々のセキュリティ・チームがCCTVを使って24/7(毎日24時間)監視していることをお忘れなく。

 
…ぐらいか。
そうか、イギリスは世界一防犯カメラのネットワークが発達している国だもんね。
防犯カメラがスタジオの店員みたいなものなんだな。

70vスタジオにあったゴミ箱2つ。
習慣とは恐ろしいモノで、ゴミの分別の方法が日本と異なることにどうしても戸惑ってしまう。
日本みたいにやれ「缶」だ、「ビン」だ、「燃えるモノ」だ、「燃えないモノ」だ…なんて分別はしない。
「使い捨て」か「リサイクルできるか」だけ。
大人だね。
なんてことに関心していたら「日本の方ですか?」と若い男性が日本語で話しかけて来た。
言葉の抑揚とルックスで、すぐに韓国の方だとわかる。
何でもロンドンの北東のカレドニアン・ロードにお住まいでバンド活動をしており、このパイレート・スタジオを利用しているという。
「イヤ~、このスタジオで日本人を初めて見ました。ビックリしてつい声をかけちゃいました!」だって。
とても上手な日本語。
それじゃってんでD_DriveとMarshall Blogを宣伝させて頂いた。
すると「じゃボクも自分の宣伝をさせてください」と自分のバンドについて説明してくれた。
こういう交流は楽しいもんですな。

75時間になって部屋が空き、D_Driveの皆さんはさっそくセッティングとリハーサル。
ピーターが外へ出るというので、私も家内を連れて遅い昼食の買い出しに…ったってどうせまたサンドイッチとWalkersのポテチだけどよ。
 
Walkersについてはコチラに書いておいたので興味がある方は是非ご覧あれ⇒ベトナムへ行ってきた!~私のホーチミン vol.4

80ピーターにくっついて裏口から外へ出る。

90するとすぐに現れたのが地下鉄ハマースミス&シティ線、あるいはサークル線の「Latimer Road Station(ラティマ―・ロード駅)」。
ノッティング・ヒル・ゲイト駅ではない。

100タクシーで来る道中、以前この辺りに来たことgがあることに気づいた。
すぐ近くに「White City(ホワイト・シティ)」というセントラル線の駅がある。
駅の目の前にドデカいBBCの設備があるところ。
そこに行った理由は、ジム・マーシャルの生家を訪ねるためだった。
ジムの生家がココから近いことはピーターも知らなかったナ。
 
興味のある人はコチラをどうぞ⇒【イギリス‐ロック名所めぐり vol.2】 マーシャルの生まれ故郷<後編>

110ま、東京も似たようなモノだけど、ロンドンも中心地を少しハズれると様子が変わってみんなこんな感じ。

120ピーターが教えてくれたのは駅前のCOOP。「生協」ですな。
ココにあったんですわ。
私の好きな「クラシック・マスタード・ハム・サンド」。
パンにバターとマスタードをタップリ塗りつけて、ハムを挟んだだけのシンプルなサンドイッチ。
コレって私にとって「お母さんのサンドイッチ」なの。
私の母は兄弟にプロのコックが何人もいる料理名人なんだけど、子供の頃好き嫌いが多かった私のために作ってくれたサンドイッチがこの味だった。
ま、マスタードは塗ってなかったけどね。
お母さん、イギリスを先取りしてたんだナァ。
以前はコレを同じモノをTescoで売っていたんだけど、今はなくなってしまって残念に思っていただけにこの時はうれしかったね。
コレにオカズ代わりのWalkersのポテチ(イギリスでは「クリスプス」という)と飲み物を買ってスタジオに戻った。

130ココも高架下が貸店舗みたいになっていたけど、テナントなんて一軒も入っていなかった。
きっと昔はもっと賑やかだったんだろう。

140vスタジオの裏口。

150定刻になり、まずはMarshall Recordsのスティーブ・タネットからご挨拶。
お客さんはウェブマガジンのライターさんたち。
タネさんのD_Driveに賭ける思いが語られ、「Ladies and gentleman…D_Drive」と静かにバンドを紹介した。

170Seijiさんの弾くリフからスタートしたのは「M16」。
3日前の「Marshall Live」と同じチョイス。

180Seiji

190vYuki

200vToshi

210vChiiko

220vギター・チームは2人ともピーターが用意してくれたJVM410Hを使用。
残念ながらSeijiさんのキャビは1960ではなく、現地調達の他社品。

230YukiちゃんはJVM410Hと1960A。
何じゃコリャ…?
音抜けがゼンゼン違う。
ヘタすりゃマスター・ボリューム2目盛りぐらいの差が出てるんじゃないの?
やっぱり恐るべしMarshallキャビ!

280_lrライターさんたちが食い入るように見つめる中、パイレートでも銃撃戦!

240続けて「Cassis Orange」。
コレもMarshall Liveと同じ展開。
アタマの4人のソロ回しをキメてスムーズに1曲仕上げた。

0r4a0212

250v

0r4a0342

0r4a0303 YukiちゃんのMCを挟んで「Lost Block」。

250_lb何度かMarshall Blogでも紹介したイギリスのウェブ・マガジンの『Metal Talk』でインタビューを仕込んでくれたライターのアンディ・ロウルが開演前に私に訊いてきた。
「シゲ、今日は今回まだ演奏していない曲をプレイするのかい?」って。
アンディは手の込んだインタビューを仕込んで来るだけあって、D_Driveのことが本当に好きで『Maximum Impact』をかなり聴き込んでくれているようだった。
「今日は'Lost Block'を演るよ」と答えるとガッツ・ポーズをしていた。

260v今回はギターを1本ずつしか持参しなかったのでDチューニングの曲ができなかった。
アンディみたいな人にはD_Driveの単独公演をジックリ楽しんでもらいたいよね。
きっと近いうちにイギリスでも観れるようになるでしょう!

270vそして「The Last Revenge」。
290v次から次へと飛び出すジョウ・ドロッピングなパフォーマンスにライターさんたちはタジタジ!

260最後は、つまりイギリス最後に演奏した曲は「Attraction 4D」だった!

300_4dやっぱり人気のシングル・カット曲。

310Chiikoちゃんも汗ダク!
実際、スタジオの中がものスゴイ暑かったのよ!

0r4a0372_2 イギリス最後の激演!

315そんな演奏を一番温かく、そして厳しい目で真剣に見ていたのは…誰あろうタネさん。
いつもガハガハと豪快に笑い飛ばす愉快でダイナミックな人だが、実はかなりマジメで物事の分別を付ける人だ。
終演後D_Driveと私を前にして、ライターさんたちからの好反応を喜び、熱演を大絶賛し、そして心の底からD_Driveを褒めたたえてくれたが、私の存在意義やビジネスについてキリリとしたひと言があった。
さすが業界での長年のキャリアを誇るプロフェッショナル!

310v今日もカッコよく「4Dった」ところで、イギリスでの初演奏をすべて終了した!
終わっちゃった~!

330…と思ったらライターさんたちが盛大にアンコールをしてくれた!
ナニを演ろうか…という間もなく、さっきのアンディから「Unkind Rain!」の掛け声がかかり、演奏することに!

340_urそして、コレが本当にD_Driveの初イギリスの最後の曲となった。

350v

360v

370v

380vハイ、ココで「ロック英語」のお勉強。
この「Unkind Rain」の熱演に感動したアンディがピーターにこう言ったのを私は聞き逃さなかった。
「It's really wingy!」
この「wingy」ってナンだと思う?
私もわからなかったのでピーターに教えてもらった。
ナント…この「wingy」って「Little Wing」の「wing」から来てるんだって。
つまり「Little Wing」っぽいということ。
もちろん「マネしてる」とか「パクってる」とかいう意味ではなく、「あの名曲級」のようなことを意味するすごいホメ言葉。
こういう英語は住まないと一生身につかないね。
今回、私もサンドイッチとポテチだけで3週間暮らせることがわかったので、半年間ぐらい住んでもう1回英語の勉強したいナァ。
それとアンディは「breathtaking(ブレステイキング=息を飲むような)」という言葉を使っていたな。
意味はもちろん知っていたけど、外人が本当に使うのを初めて聞いた。
きっと日常生活ではあまり使われないビッグ・ワードのひとつなんだろう。
それだけD_Driveの演奏がBreathtakingだった…ということだ。

390そのアンディと記念撮影。

400同じく「メタトー」のカーメルと。

410_3  このオジちゃんはピーターが大量に持ち込んでいたMarshallビールを上演中に私にパスしてくれた。
ビールは常温。でもおいしい。
メンバーからCDにサインをもらって喜んでいる脇から、「写真は全部私が撮ったものなんですよ」と言うと「写真か?撮ったのか?」みたいに爆笑していた。ナンでじゃい!

405他のライターさんとも写真を撮った後は…タネさ~ん!

420渡英前の音源や商品の制作に始まって、今回カムデンやこのショウケースのブッキング、機材の準備や運搬、リハーサル場所や移動手段の手配、ディナーのセットまでありとあらゆる面で我々の面倒を看てくれたMarshall Recordsのピーター・キャップスティック。
ピーター、本当に色々とありがとう!

430この後、ホテルに帰ってD女子チームとパブで打ち上げ。男子チームは自由行動。
この辺りの様子はまた別の機会に!

440こうしてD_Driveの初のイギリスでの演奏がすべて終了した。
あんなに先のことだと思っていたのにホントにアッという間に終わっちゃった!
アルバムのセールスが順調に伸長してまたすぐに行けますように…。
ということで、D_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』はMarshall RecordsからCDとLPで好評発売中です!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

Mi 

200 
(一部敬称略 2019年6月4日 ロンドン ラティマ―・ロードにて撮影)

2019年6月21日 (金)

Camden Rocks Festival <後編>~ D_Drive

 

リストバンドと一緒に配布されるフェスティバルのブックレット。

10その表4に掲載されている会場の案内図。
赤丸が会場の位置を示している。
昨年は1日のみの開催であったが、ことしはそれを拡大し、2日間、20ヶ所で400のバンドがフェスに参加するという。
地図の右下から左上に向かって走っているのがカムデン・タウンの目抜き通り「Camden High Street」。
イギリス英語では「メイン・ストリート」のことを「ハイ・ストリート」と言う。
カムデン・ハイ・ストリートは昨日紹介したカムデン・ロックがある「Regents Canal(リージェント運河=アレは川ではありません)」を境に「Chalk Farm Road(チョーク・ファーム・ロード)」に名前が変わる。
それをさらに北上すると地下鉄のチョーク・ファーム駅の手前に現れるのが、昔の汽車の操車場を利用した「Roundhouse(ラウンドハウス)」という超有名なコンサート会場。

20コレね。
この写真を撮ったのは2011年だっていうからカムデンに来たのは8年ぶりのことだわ。

S_img_1627さっきのブックレットに戻ると、会場となるデヴォンシャー・アームズのトリとしてD_Driveの名前がチャンと出てたわ…当たり前か。

S_bookletそして表3にはカムデン・ロックス・フェスティバルに出演するMarshall Recordsのアーティストの出演時間と会場の一覧が掲載されていた。

40セッティングをサササと済ませ、ステージに立ったD_Driveの4人。
転換の時間に余裕を持たせているせいか、定刻通りのスタート。
アレほどコワいと思っていたお店の人たちだったけど、コレが「超」がつくほど皆さん親切!
お願いしたことを何でもすぐに気持ちよく対応してくれる。
そして、後は照明がつくのを待つだけ…と思ったら本番でこの明るさ。
く、暗い!
ライブ撮影人生で十分に最暗!

50Seiji

60vYuki

70vToshi

80v後にChiiko。
この明るさだとChiikoちゃんは写らんぞ!

85v今回のオープニングは「Hyper Driving High」。

90そして「Cassis Orange」へ。

100vD_Driveのことを知っていて駆けつけてくれたお客さんもいてノッケから雰囲気は最高!

0r4a0399 このノリノリ感は日本のライブにもゼンゼン引けを取らないぞ!

130しかし、それにしても暗い!
さっきのKing Creatureの会場もそうだったけど、そもそもパブなんて所は元よりかなり薄暗いのが普通だからね。
そこへ細いLEDのライトでステージを照らしているだけだから暗いにキマってる。
D_Driveの状態もHighだけど、私のカメラのISOもHighの頂点だ!

120v曲は前日の『Marshall Live』のオープニングを飾った「M16」。

140お客さんの目はスローモーションの銃撃戦のシーンにクギ付け。
写真がなくてすまんのう…撮れんのじゃ!

150_2カムデン・ロックスでもMCを英語でバッチリ決めて見せたYukiちゃん。
え、写真が違うって?…撮れんのじゃ!真っ暗で!

155ええい!もうダメだ。
ということでカメラ内蔵のストロボを使うことにしたぜ!
Seijiさんのイントロから…

160vバラードの「Unkind Rain」。
お客さん、ジックリ聴いてたなぁ~。

180vハイ、見えました、Chiikoちゃん!

170続けて「Attraction 4D」。

210アルバムに先行してシングル・カットされた曲だけにやっぱりウケが良い。
イヤ、この日は全部バカ受けだったけどね。

200この日、フェスティバルのルールで機材の移動ができなかったため、下手に立って上手にあったベース・アンプを鳴らしたToshiくん。
それでも何ら問題なしの大熱演!

230vイヤ~、それにしてもモノスゴイ反応!
後の人は人垣でステージが見えないもんだからイスの上に乗って楽しんでいたよ。

190MCを挟んで次の曲。
おお~っと、YukiちゃんがそのMCで紹介したのは「Mr. Rat Boots」。

240ドライブしまくるChiikoドラムス!

250v実はこの曲は最初セットリストに入っていなかったの。
でも、あまりのウケのよさに急遽取り上げることにして…

260Toshiくんフィーチュア。
何だか知らんが、とにかくスラップ・ベースがウケるのよ!

270vToshiくん曰く、「ボクが大好きなLevel 42の国だからじゃないですか?」って…知らんけど。
アレ、UB40だっけか?…知らんけど。
しかし、よ~ウケとるナァ。

280もうショウは最終セクション。

290まずは定番の「The Last Revenge」。

300そして、イギリス2回目のライブの〆には「Over REV」を持ってきた!
4人は汗まみれの大熱演!

310v

320v

335

340イヤイヤ~、オジちゃん今日も感動してしまったよ!
だってもう、スゴイ歓声なんだもん!
鼻タカダカでした。
お客さんはD_Driveの音楽を聴いたことのない人方がほとんどだったハズ。
それを一発でこれほど夢中にさせてしまったD_Driveの音楽。
やっぱりターゲットは世界だった!

350煮えたぎった客席からは割れんばかりの「アンコール」!
「punctual(時間厳守の)」は日本人の美徳…ほんの1~2分を残してステージを終了させたD_Drive。
私がお店の責任者に目をやると、ニコニコと頷きながら「もう1曲どうぞ!」という仕草。
この会場のトリということもあってアンコールに応えることになった!
ね、ココのスタッフさん、徹底的にいい人たちなのよ。

360アンコールに選んだのは「Drive in the Starry Night」。

370

380v

390v

400もちろんロンドンでもこのフォーメーション!

410カムデンも終わっちゃった~!

420「やりきった感」満タンの4人。
昼間、初めてココに来た時は正直どうなるかと思ったけど、燃えたよね~!

430お客さんも大喜び!

440みんなうれしそうな顔!
握手を望むお客さんが全く後を絶たない。

450会場に足を運んでくれたMarshallのジョン社長と!
この大盛会ぶりにジョンもご満悦。

460そしてMarshall Recordsの親分、スティーヴ・タネットと。
タネさんも大満足!
何しろMarshall Blogを通じてD_Driveをヨーロッパに紹介した張本人だからね。
タネさんもこの大ウケを確信していたに違いない。

470そしてD_Driveの4人。
お疲れさまでした~!
残すは2日後のライターさんをご招待してのショウケース・ライブ。
シッカリね!

480D_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』はCDとLPで好評発売中です!

MiD_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site
 
さらばカムデン!
また当分来ないかもよ…と言いたいところだけど、イヤ、別段言いたくもないんだけど、またすぐ来るかも。
何でもこのD_Driveのウケようはフェス全体でもかなりのレベルで、主催者が来年は放っておかないぞ…という話もタネさんから聞いた。

490 

200 
(一部敬称略 2019年6月2日 ロンドン カムデン・タウンにて撮影)

2019年6月20日 (木)

Camden Rocks Festival <前編>~ King Creature & D_Drive

  

6月2日。
朝9時にMarshall Arenaがあるミルトン・キーンズを出発してロンドンに向かった。
行き先は大英博物館にほど近いRussell Square(ラッセル・スクエア)のホテル。

10到着したのはこれから数日間お世話になるPresident Hotel(プレジデント・ホテル)。
このホテル、何と客室にエアコンが付いていない。
着いた日は結構暑かったけど、窓を開けて風が入って来ればそれなりに涼しい。
で、イギリスの家って網戸がないんだよね。
もっとも真夏でも窓を開けていられないぐらいの冷気になるので夜間に窓を開けておくことはないにしろ、開けておいても平気。
イギリスには蚊がいないから。
Marshallの社長はかつて「地震は経験はない。蚊も見たことがない」と言っていたっけ。
20このホテル、ロビーにビートルズのポートレイトがいくつか飾ってあるんだよね。
私はすぐにピンと来ましたぜ!
詳しくは後日『ロック名所めぐり』で!

Img_9005 Southampton Row(サウザンプトン・ロウ)の向かいにあるのがこのラッセル・スクエア。
いいよね~、街中にこういうのがあるって。
5_img_9561コレで夜8時ぐらいだからね。
明るいウチはこうして公園でくつろいでいる人がいる。

5_img_9564_2最寄りの地下鉄駅はPiccadilly Line(ピカデリー線)、同名のラッセル・スクエア。

5_img_9052 ところでこのSquare(スクエア)ね、イギリスの人は「スクワー」みたいに発音する。アメリカ人みたいに後半の「-are」の部分で舌を巻き上げたりすることはしない。
ウソだと思ったらThe Kinksの「Dedicated Folower of Fashion」という曲を聴いてみて。「In Regent Street and Leicester Square」のところ、「レスター・スクワー」って歌ってるから。
それよりもこの「Leicester」がわからない。
「Leicester」や「Gloucester」をどうして「レスター」とか「グロウスター」って読むんだろう…。 

30自動券売機でOyster Card(オイスター・カード)を買ってチャージする。
私が初めてロンドンに行った時は窓口でオジさん(あるいはオバさん)に口頭でオーダーした。あの頃はコレがイヤでね。
慣れないとこの機械がまたワケがわからん。
この地下鉄の自動券売機で厄介なのが、まず「カードしか使えない」とか「オツリは出ません」とか「£50は受け付けません」とか機械によって違うんだよね。
「Notes」なんて言ってるし…そんな薄い穴にノートなんか入るかよ!…と最初は思ったど(ホントは思っていない)、「Notes」とは「お札」のこと。
アメリカなら「Bill」ですな。
で、案の定使い方がわからずマゴマゴしていたら、この若い黒人の係員が助けてくれた。
愛想は決してよくないんだけど、とても親切なんだよね、こういう所の人って。
最後に「Where are from?」と尋ねてくるので「Tokyo, Japan」と答えると、しきりに「エネミー、エネミー」と言って来る。
「エネミー(enemy)」とは「敵」という意味。
そうかい、そうかい…かつては「鬼畜米英」とか言ってオマエさんとところと大ゲンカしたもんな。
…と思って(ホントは思っていない)、ハッと気が付いたのは、このお兄ちゃん「アニメ、アニメ」って言ってたの。
この後、幾度となく「日本のアニメ」の強さを思い知ることとなった。

40コレが改札。
そういえば地下鉄も国鉄も改札の機械が同じだったな…。
ちなみに地下鉄と国鉄が乗り入れている…なんてことはない。
アレは日本の発明で、国鉄のお師匠さんであるイギリスが日本に視察に来ていると聞いた。
でも日本の地下鉄の師匠はアルゼンチンだからね。イギリスではない。

70「ッシャ~!」
Seijiさん、無事に改札を通過。

50vChiikoちゃんも。

60vコンコースで出くわした広告。
オワ~!
コレ、絶対に見に行かなきゃダメなヤツじゃん!
で、行った…死ぬほどオモシロかった!
全部写真撮って来た。
詳しくは後日Shige Blogで。

65v地下鉄のサインのフォントについてウンチクを固めている私。
オリジナルは20世紀初頭にエドワード・ジョンストンという人が開発した。
2016年に今のこのフォントに更新されるひとつ前のモノは日本人デザイナーの手によるものだ。
興味のある人はコチラをどうぞ⇒【イギリス-ロック名所めぐり】vol.32~ハマースミスが好きだった <前編>

ひとり話を聞かずに写真を撮っている人がいますね…この人、今、人生でひとつ損をしましたね。

80ハイ、電車が来ました。

90Yukiちゃんから質問。
「シゲさん、どうしてロンドンの地下鉄の車両はこんなに狭いんですか?」
「よくぞ訊いてくれました!それは地下鉄の工法によるものなんです。地下鉄のトンネルを掘る方法は…(以下省略)」
人の話を聞くはYukiちゃんは、今では「ロンドンの地下鉄博士」になってます。

100ハイ、お隣の「Kings Cross(キングス・クロス)」で「Northern Line(ノーザン線)」に乗り換えて目的地の「Camden Town(カムデン・タウン)」に着いた。

110そう、今日は『Camden Rocks Festival』なのだ。
あんなに何回も宣伝して来て、まだまだ先だと思っていたけど、アッという間にその日が来ちゃった!

06sすんごい久しぶりに来たぞ、カムデン!
ゼンゼン変わってないな…というか、ゴチャゴチャしすぎていて少しぐらい変化があっても皆目見当がつかん!

150この辺りはまだ人が少ない方。

130「どんなところか」と訊かれて、東京式に説明するば「アメ横と竹下通りを足して100をかけたような所」と言うようにしている。
残念ながら私のような者が欲しいと思うモノはナニひとつないんだよね。

140でも、看板をはスゴイ。
見ているだけでオモシロイ。

145ね~!
アレ?コレは大阪だ!

5_img_4340洋服、アクセサリー、靴、タトゥー等々がギッシリと軒を連ねている。

160このライブハウスは有名ね。
ロンドンはライブハウスとかコンサート会場がドンドン減ってるんだって。この話はまた別途。
180v黒が基調のロンドン・タクシーもこんな具合。
この「Poppies」というのはフィッシュ&チップスのチェーン店。
チップスか…しばらくいいや。

165カムデン・タウンのシンボル…かどうかは知らないけど、有名な高架橋が見えて来た。

170Yukiちゃんのナビゲーションで今晩の会場へ向かう…すぐ着いた。

190写真では見ていたものの、どうも異様な雰囲気。

200vさすが元ゴシック・ライブハウス…「ホーンテッド・マンション」に見えなくもないぞ。

230店の前には迫力のある方々が昼間っからガンガンいっちゃってる。
写真には写っていないけど、イヤもう、入り口で番をしているオジちゃんがコワくて、コワくて…。
完全に「昔ヘルス・エンジェルス」みたいな感じ?
勇気を振り絞って話しかけると、最初はホンのチョットだけ「ナンダてめえは?」感があったけど、ゼンゼンいい人で、「フェスの係りが来るまで待っててチョ」みたいな?
その間、店内を確認しようといち早く中に入ると…ムムム、何とも異様なニオイ。
アレは日本にないニオイだね。
古いパブって必ず共通の独特なニオイがする(いいニオイではない)んだけど、それともまた違ってた。

240店先に貼ってあった香盤表。
え!D_Driveが最初?トリって聞いていたんだけどッ!
と思ったら、コレ、時間の流れと逆さまに書いてある。
D_Driveは予定通り、ヘッドライナーとして夜の10時にステージに上がる。

250v係りの人が車で待つことにする。
すると程なく担当者が現れてパスを持って来てくれた。
マーレコのピーターもやって来た。

260パスは出演ミュージシャンの分しか用意されておらず、スタッフ・パスとプレス・パスをもらいにフェスティバルの本部になっている近くのパブへ。
280チケットは£40か…5,000とチョット。

290見てコレ。
しかしね~、「Physical Ticket」だもんね。
もうイギリスはすべてがインターネットと携帯でコトが済むようになっちゃってる。
展覧会から、電車の座席から、レストランから、何でもかんでもインターネットで予約よ。
私はコレをそれほどいいことだとは思わないけど、もしこの状態が先進国の標準だとしたら、日本はオッソロシク遅れてるとしか思えない。
カード決済も同様。
イギリスの人は£1の買い物でもカードだもんね。「Cash or plastic?」とか言ってお店の人もゼンゼン平気。

300そしてゲットしたのがこのパス。

5_0r4a3114そして、行き先も告げられずピーターの後に付いて移動。
途中でバッタリ出くわしたのがこの人。
サムといって、D_Driveをヨーロッパ中のメディアに紹介してくれている良き協力者。
昨日、またデンマークからのインタビューを持って来てくれた。

310その前はコレ。
ドイツ全土に流通しているオーストリアの『SLAM』という音楽誌。

5_slam タイトルにある「Japanische Gitarrenvirtuosen」というのは「日本のギターの名手」という意味。
後はドイツ語なんでサッパリわかりません。5_slam3 『Maximum Impact』のアルバム・レビューもバッチリとホメてもらっている!…ということにしておこうじゃないか!

5_slam2_2ピーターが連れて行ってくれたのがココ…へ?…教会?
まさか懺悔してってか?

320なんか、「テメエ、放課後、教会の裏で待ってるゾ」…みたいな。
324_1妙なところにイスが置いてある。
「一体、ナ、ナンやねん」不安そうなD_Driveの3人。

325奥の小屋に呼ばれる。
ナンダ、ナンダ、ナニが始まるんだ?

5_img_4703 フェスのTシャツにサインをしてくれというのだ。

330メンバー4人全員でサイン。

340向こうの人もこういう時は遠慮するのか、真ん中がボッコリ開いていたので容赦なくD_Driveの4人のサインで埋めてやった。

350サインが済んだらさっきのイスに戻って撮影のテスト。

360そうなの。
Camden Rocks Festivalに出演するアーティストのインタビューの撮影なの。

370v話は聞いていたんだけど、まさかこんな場所とは!

365それがですね~、Yukiちゃんの表情でおわかりでしょう。
答えようがないスゴイ質問ばかりなんですわ。
「アナタにとってカムデンとは?」
「……」
そんな、数分前に生まれてカムデン・タウンに来たばっかりなんだから…知らんがな!

380仕方ないので「They have never been here before and just arrived some minutes ago.  They are finding Canmed from now on」ぐらいに言って乗り切った…イヤ、乗り切らなかったかな?
笑っちゃったのはコーヒーを持ってココに入って来たお兄ちゃん。
「コーヒーいかがですか?」と訊いてくるので、私はココの人かと思って「コーヒーは結構です。水を頂けませんか?」と答えると、「スイマセン、コーヒー屋なんですけど」っていうワケ。
このお兄ちゃん、ココにコーヒーを配達して、ついでに他の人たちからオーダーを取って帰ろうとしてやがんの。
シッカリしてるよ。

385ま、それでも最後は「Camden Rocks yeah!」でキマり!

390せっかくのカムデン・タウンなのでアー写めいたモノを取ろうとしたんだけど…

400暑い上に風が強く、また人が多くてどうにもならんかった。
それに日本より日差しが強いのかな?
メンバーさんたちがまぶしがっちゃって撮影にならん。
失敗でした、ハイ。

410次の集合は機材搬入の夜8時半なので、それまで自由時間とした。
私は夜に備えてホテルに帰ってひと休みすることに…。
その前にハラごしらえ…というのはメッチャいいニオイしてくるんだもん!

420いいニオイの元はコレかな?

430コレはサイクーだった。

440ホットドック…デカいくておいしそうなんだけど、バゲットを焼いていないのと、イギリスのウインナーは信用がおけないのでコレはパス。

450Chiikoちゃんと家内はメキシコ人の売店でブリトーをチョイス。
「Beef or chicken」が聞き取れず。チャンと英語しゃべれ!
私はこのハンバーガー。£10だからコレで約1,500円。高いでしょう?
でも、1個ずつパテを焼いてくれて、チップス(フライド・ポテト)もその場で揚げてくれる。
だからマズいハズはない…と言いたいところだけど、普通だった。
まだこの頃はポテト・フライをおいしく食べることができたな。
何しろしばらくイギリスにいて、日本に帰って食べたくないモノはダントツでポテト・フライよ。
揚げるか茹でて潰すか…ホントにポテトばかりだから。
5_img_8938 モノすごい行列だったのは韓国のBTSというグループのショップ。
この週末、ウェンブリー・アリーナでコンサートがあった。
Yukiちゃんが並んでいる日本人に話を聞いたところ、日本でチケットが取れなかったのでロンドンまで来ちゃったとか…コレこそBlimey!
好きなバンドを追いかけて東京から札幌へ行くのとはワケが違うぞ!

460久しぶりに来たのでホンの少しだけ覗いて行くと…お、Marshall!

470v「Free Photobooth」だって。
Marshallのフル・スタックを背景に記念写真を撮りましょう…というワケ。
とてもいいことですな。

480どこがコレをやっているのかと思ったらクツ屋のDr. Marten'sだった。
Marshallと仲良しなのです。

490一方外では…

500名物「Camden Lock(カムデン・ロック)」が稼働していた!
何度もマーブロで書いているけど、「lock」というのは「閘門(こうもん)」ね。
閘門というのは水位を調節するための堰のこと。

505まずは低い水位にいる観光船を閘門の中に入れる。

525お、今回は2艘同時に通すぞ。
船を閘門に入れると低い水位側の水門を閉じて、徐々に高い水位の方から水を槽に流し込む。

510100%人力。

520槽に水が流れ込んで来ると当然、水位が上がっていく。

530見物客がたくさん!
私もコレが好きなのです。

540ホラ、ドンドン上がって来た!

545水位が同じになると…

550そして高かった水位側の水門を開けて船を通過させる。

546出口側も当然人力。

547もう一艘のナロー・ボートも出て行った。
船が出て行った後は低い水位の方の水門を開けて、槽の中の水を出して次の船に備えというワケ。
パナマ運河やスエズ運河のミニチュア版。
要するに船のエレベーターですな。
コレ、自分で開け閉めしているところを見ると無料なのかな?
少なくともスエズ運河のように1回3千万円近く取られるなんてことはないだろう。

560ホテルへ向かう帰り道、「St. Pan Crass Station(セントパンクラス駅)」の前でSeijiさん、Yukiちゃん、Toshiくんとバッタリ合流!
何たる偶然!
みんなでココからラッセル・スクエアまで歩いて帰ってホテルでひと休み。

580vそして、夜8時半の搬入時間に合わせて会場に再び出向いた。
コレで夜の8時ぐらいですから。

590Marshall Recordsのタネさんも合流!
まだ搬入まで時間があったので、隣のKollisという会場に出ているレーベルメイトのKing Creatureをみんなで観に行くことに。

600Marshall Liveの時に見逃がしてしまったからね。
すごく楽しみにしていた。
コレがKing Creature。

610_2ボーカルズ/ベースのDave Kellaway

620vDave Evans

640vMatt K Vincent
730vJack Sutton-Bassett

660vストラップに隠れてチョットわかりにくいんだけど、デイブの左胸にはEDEN(イードゥン)のアップリケが付いてる。

670この日、デイブはTerra Nova TN-501を使用。

680もうね、期待通りのカッコ良さ!
そして、見た目通りのサウンド!

690v本当に何の飾り気もない「かけハードロック」。

700vどこまでもシンプルに、そしてヘヴィに!
やっぱり3連の曲をよく演るんだよね。
コレが最高にゴキゲン。

710日本からはどうしてもこういうバンドが出て来ないね。
コピーではなくて、自分たちの作った曲で自分たちの世代を表現するハードロック。
これこそが「伝承」と呼べるモノなのではなかろうか?

740vそれはもしかしたらボーカルズの声にあるのかも知れないナァ…なんて気がする。

720このデイブみたいな野太い声で歌うバンドっていなくなったもんね。
いつの頃からか若いバンドさんの歌声がとても中性的になってしまった。
ま、そういうロックを標榜しているので、それはそれでゼンゼン構わないんだけど、我々世代が知っている「ロックの声」とは別の次元であることだけは間違いない。

760そしてやっぱりコーラス。
Mattもいい声!
そんな2人がハモるんだから、そのサウンドの厚さたるや尋常ではない。

650vピックで弾く歯切れのよいデイブのベースのトーンとベストマッチするジャックのドラムスも気持ちいい!

750客席の後ではノリノリのお客さんが肩を組んで大騒ぎ…って、ウチの人たちやんけ!

745もちろんギター・ソロもタップリ。
2人ともレスポールというのも、いかにもハードロックらしくてうれしいじゃん?

780ガンガン活躍してハーロックの再興を実現して欲しい。
がんばれキンクリ!

770vMarshall Recordsからのアルバムは『Volume One』。
よろしくね。

775cd<後編>につづく
 

200 
(一部敬称略 2019年6月2日 ロンドン カムデン・タウンにて撮影)

2019年6月14日 (金)

Marshall Live vol.4 ~ Rews, Keywest and Press to MECO

 
ショウも中盤に入りカイリーが紹介したのは…

10Rews!
コレも観たかったチームのひとつ。

20ギター/ボーカルズのShauna Tohill。

30v新加入のベーシストと…

40vサポート・ドラマー。

50v元々Rewsはギターとドラムスのガール・デュオ・チームだったのだが最近ドラマーのCollette Williamsが脱退し、今度はShaunaの相棒がベースに代わり、今のところサポート・ドラマーを迎えて活動している。

55Shaunaのダイナミックな歌とギター!
カッコいい~。

60この人、またとんでもなく感じのいい人で、楽屋に入って来るなり最高の笑顔で「ハイ!ショーナよ!コンニチハ!」と自己紹介してくれたのがとても印象的だった。
「もうひとつ知っている日本があるの…ドングリ」
と言ったのには日本人チーム一同が驚いた。
何で「ドングリ」?
やっぱりアニメの関係なんだって…トトロかな?
ま、「シチコクヤマ」とか言ったらもっと驚いたけどね。

70vベースの人の(名前がわかったらチャンと訂正するね)コーラスが強力なのだ。

80v曲はMarshall Recordsからリリースされているアルバム『Pyro』から。

96cdやっぱり一緒に歌っているお客さんが結構たくさんいたな。

95音楽は今風のポップなガール・バンド・サウンド。
でもかなり骨太。

100vもちろんインストのパートもエキサイティング!

90Burnsのベースを使っているのはイギリスならではか?
ハンク・マービンも喜んでるぞ!
140_2Shaunaもギター・ソロをハードにキメて見せる。

120板付けが宿命のギター/ボーカルズゆえ、マイクから離れることはあまりできないが…

120vそれでも魅せる、魅せる!

130もちろんベースの人も負けていない。
110vRewsも25分間、徹底的に自分たちの音楽をブチまけた!150

160

170vRewsは11~12月にスペシャル・ゲストとして、The Darknessと国内ツアーに出るそうだ。
ツアー・タイトルは『Easter is Cancelled』だって!いいの、そんなの?
いいな~、観たいな~。
アタシャ、The Darknessのステージの撮影をしたこともあるし、ダン・ホーキンスとのツーショット写真もあるのよ!(自慢)
がんばれRews!

190sアイルランドのインディーズで最も大きな人気を誇るKeywest。

200Andrew Kavanagh

210vAndrew Glover

220vJimi Lock

230vHarry Sullivan

250vベースはサポートなのかな?

240vロック、フォーク、ポップがフュージョンしたような大人のサウンド。

260ギターはやっぱりブルージー。
どんなに若めのバンド・サウンドでも、こういうテイストが全体を引き締めるんだな。

270vコレもバラエティ豊かなMarshall Blogの持ち駒にひとつということよ。

280おお~っと!
転換の時、客席にいたYukiちゃんにうれしい来訪者。
『Maximum Impact』を買ってサインを求めて来てくれたのだ!
295一緒にいたChiikoちゃんもサイン。

290こういうのはうれしいね~!
D_Driveの海外での将来は明るいような気がした。

12300 ショウもいよいよ大詰めになったところでPress to MECOが登場。
もう11時を過ぎていて、かなり身体もマイっていたがコレだけは見ておかないと!

310Luke Caley

320vAdam Roffey

330vLewis Williams

340vコレはいつかMarshall Blogでも紹介したMarshall Recordsからリリースされている『Here's to the Fatigue』。

350_2ステージにはアルバム・ジャケットをイメージしたJVM410Hのスタックと…

360vNATALのドラム・キット…370それにベース・キャビネットがセットされた。

3801曲目…え、誰が歌ってるの?とファインダーを覗いていて一瞬わからなかったのだが、意外にもまずはルイスの歌う曲から。390このバンドは3人とも歌がバッチリなの。

400vプロフィールにGuitar/Vocalistとクレジットしているようにルークのリードの比率が多いのだが、全員「歌がうまい」のを利用したコーラスが圧巻!

410インスト・パートも完璧。
ルークは今回配布したMarshallを特集したGuitarist誌の小冊子でフィーチュアされていた。

420Marshall Recordsのタネさん曰く、この人たちフランク・ザッパが好きだとか…それなら大丈夫だ。

430ルークがお客さんに向かって暴れるように指令を出す!

440演奏はうまいし、曲は熱狂的だし、ま、私にはチョット若すぎるサウンドだけど、実に気持ちのよいステージだった。
楽屋でもやっぱりとても感じのいい連中だった。

460

480

490将来が楽しみな3人だ。
この後ももうひとバンド出演したが、もう限界!
だって明日は早くからロンドンへ移動なんだもん!…ということでこの辺でお開き。
第1回目のMarshall Live、とても盛りだくさんでした!

450終わっちゃった~。
何だか最早コレもなつかしい…。
コレがMarshallのウェブサイトにアップされた時はうれしかたっけナァ。

525sまたの開催を楽しみにしています。
次回のD_Driveはロンドンから!

530<オマケ>
会場を離れる前にMarshall Recordsのピーターにもらったビールを取りに恐る恐る楽屋に行くと…誰もいなかった。
しかし…

510ドワ!
何だこの散らかりようは!
こんな私でもヒドイと思いますよ~。
でも、コレがコッチの人流のやり方なんだよね。
このゴミをキレイに片付けちゃうと、仕事を失っちゃう人が出てきちゃう…ということなんだろうけど、もうチョット何とかしようがあるでしょうに…。
「郷に入っては郷に従え」か。
あ、日本人チームは一切ゴミを残してきませんでしたから。

520<おしまい>
 

200_3 
(一部敬称略 2019年6月1日 Marshall Arenaにて撮影)

Marshall Live vol.3 ~ Bad Touch

 
D_Driveの出番が終わってホッとして、ひと息ついて…まだもうひとつインタビューが残っているんだけど、それまでの間はレーベル・メイトさんたちの演奏を楽しむことに。
どれも観たかったヤツ。

10特に楽しみにしていたのがBad Touch。20Stevie Westwood

30vRob Glendinning

40vDaniel ‘Seeks’ Seekings

50vMichael Bailey

60vGeorge Drewry

70vこのバンドはいいよ。
以前からCDで音楽は聴いていたんだけど、ライブの方がいい。
80それは何と言ってもこのボーカルズのスティーヴィーの存在。
もうね、ナニからナニまで問答無用でカッコいい。

75歌声や歌い回しはもちろん、仕草のひとつひとつがロックになっているんだな~。
マァ、こういう人は日本人では滅多にお目にかかれない。
楽屋で初めて見かけた時から「カッコいい!」と思っていたのよ。
そしたらステージではその何万倍もカッコよかった!

90vスティーヴィーをバックアップするバンド陣がまたいい。
上手のダニエルは『Maximum Impact』のジャケット・デザインをしてくれた人ね。

100ソロ・パートが多かったロブ。
奇を衒うことのないロック・ギターの王道フレーズが勇ましい。

110vサウンドは「70年代ブリティッシュ・ハードロック」の文法をそのまま借用して、単語を今風にして書き上げた文章…というところか?

0r4a0442_2 The DarknessにしてもThe Answerにしてもココ(あ、まだイギリスにいるもんですから)の人たちがこういう音楽を演ると自動的に「ホンモノ」になるからうらやましいよね。

120でもやっぱりジャスティン・ホーキンスにしても、コーマック・ニーソンにしても、カッコいいシンガーがいないとこういう音楽は成立しませんな。

130v「Let hear the noise!」
ク~、カッコいい~!

140勉強不足で曲を判別することはできないが、アルバムからの曲なんでしょうな…多くの人が一緒に歌っていた。

150「歌う」といえば、コレコレ。
やっぱりコーラスがスゴイんだよね。
ダニエルはどちらかというとギターはバッキングの役回りだったけど、強力な「声」でスティーヴィーにハモリをつけていた。

160v音楽の種類を問わず、海外のロック・バンドの演る曲はコーラス・パートがあって当たり前だもんね。
そもそもみんな歌がうまい!

170vギターの聞かせ所、見せ所ももちろん満載。

180やっぱりロックはこうでありたいものです。
というか、こういうのが私にとっての「ロック」。
190そしてやっぱりスティーヴィー。

200vシャッターを切りながら、新しいバンドのサウンドをこんなに楽しんだは久しぶりのことだった。

220コレがMrshall RecordsからリリースされているBad Touchの『Shake a Leg』。
70年代ブリティッシュ・ハードロックがお好きな方におススメ。
でも、70年代のバンドのサウンドと比べて「あーだ、こーだ」と言うのはヤボですからね。
コレはコレ。
ノーフォーク出身の今の若者が自分たちのフィーリングで伝統的なブリティッシュ・ハードロックをコネ回しているところを楽しまなきゃ!
そして、日本の若いバンドとのあまりにも大きな違いに驚嘆する…という楽しみ方もあるにはある。

225cd早く日本へ来るといいのにナァ。
 
Bad Touchの詳しい情報はコチラ⇒Official Website(英語版)

0r4a0550 さて、次の出番はこれまた楽しみにしていたKing Creature。
…とココで日本のロックに焦点を当てたイギリスのウェブサイト『KAKKOII CLUB』のインタビュー取材となった。
よし、転換の間にインタビューを済ませてしまおう!…と思ったら、このウォーレンという担当者が存外に感じのいい人で、よしゃいいのについつい余計なことまでベラベラやってしまった!

240ということで大サービス!

250ウォーレン、メッチャうれしそうだな~。
ホントに感じのいい人だった。

260そしてKAKKOII CLUBに掲載されたインタビューがコレ。
録音したインタビュー音源を聞くのは苦痛だったろうにナァ。
辛抱強く私の通訳をうまくまとめてくれたよ。
 
記事はコチラ⇒KAKKOII CLUB [Blogs and Interviews]

12kc 
さてさて「お次はKing Creature!、キンクリ、キンクリ!」と急いで会場に戻ったら!
ドワッ!最後のかき回し~。
残念無念~。観たかったのに~、撮りたかったのに~!
でも諦めないぞ。
明日のCamden Rocks Festivalがある!

270出番を終えたスティーヴィーとマイケルと…。

280<つづく>
 

200_3 
(一部敬称略 2019年6月1日 Marshall Arenaにて撮影)

2019年6月13日 (木)

Marshall Live vol.2 ~ D_Drive<後編>

 
いよいよ午後2:30になり、メイン・ステージが動き出した!
D_Driveはこれから10時間近くに及ぶ長い長いショウのオープナーだ。10_2そのD_Driveを紹介したのはプレゼンター、ミュージック・ジャーナリストのカイリー・オルソン(Kylie Olsson)。
カイリー、スゴイんだよ。
チャンとD_Driveのプロフィールを調べて原稿を書いてきていて、それを全く見ずに威勢よく一気にD_Driveを紹介した。

20「D_Drive!」

30v_2いつも通り後ろ向きでスタート。
1曲目は「M16」。

40_2Seiji

50vYuki

60vToshi

70vChiiko

80v銃撃戦のパート。
イギリスのお客さんにもこのスリル感がバッチリ伝わったことだろう。90_2Seijiさん、張り切っていつもより多くドンパチしております!

100v怒涛のアンサンブルでイギリスでの1曲目を完璧に仕上げると…

110_2「Cassis Orange」をつなげた。

120_co持ち時間は何せ25分しかない。
その間に「Driving Rock」の魅力を全開させなきゃならないからね。
「25分は短い!」とお思いになる方もいらっしゃるかもしれないが、一部のバンドを除いてみんな25分。20分というバンドもあったんだから!

130_2「火の玉リズム隊」も絶好調!

140_2Toshiくんもいきなりスロットル全開だった。
しかし、よかったね~、名前を「Toshi」と短くして!みんなに覚えてもらえたよ。

150_2D_Driveの最も古いレパートリー。それだけに最も思い入れのある曲。
イギリス/ヨーロッパで演奏するのはどういう気持ちだったろう?
私はチョットだけグッと来ちゃったよ。

160_2最初と最後のピックアップ・ソロ回しがMarshall Arenaに響き渡った!

170v

180v

190v

200v「みなさんこんにちは~!D_Driveで~す!名前だけでも覚えて帰ってくださ~い!」とやっているわけではない。
ちなみに、いまやMarshallの工場で「D_Drive」の名前を知らない人は多分いないと思うよ。

220v今回の渡英に備えて英語を勉強した効果大。
キチンと英語で挨拶してみせたYukiちゃん!
立派でした。

230続いては「Atraction 4D」。
小柄な女性がパワフルでスキルフルなドラミングをしている!…みんなビックリしたハズだ。
280vSeijiさんのリフがArenaを切り裂く

240v_4dアルバム『Maximum Impact』からシングル・カットされただけあってヤッパリ人気のある曲。

250大きな会場で聴く「Attraction 4D」…やっぱり鳴り響くサウンドもスケールがデカい!

260_2暴れまくるToshiくん。
スラップがすごくウケるということが今回わかったね。

0r4a0291キマった~!

290_2もうこの曲で最後!

300_lrSeijiさんのディレイ・トリックで始まる「The Last Revenge」。

310v_2Yukiちゃんの弾くリフがいつもより勇ましく聞こえる!

320一糸乱れぬスリリングなギター・ソリ!

330_2持ち得る力とD魂を極限まで出し切った4人なのであった!

340v

350v

360v

370v25分の持ち時間をオーバーすることなく最大限使い切ったステージマナーも立派だった。
お客さんはホント、みんなJaw-droppingになってたよ。

380_2MarshallがそんなMarshall Liveのステージの様子を伝えるビデオを作ってくれた。
あ~、終わっちゃった。
あんなに「まだ大分先のこと」と思っていたのに…寂しいナァ。
でもロンドンでまだ2回のギクが残ってるからね。
そちらもMarshall Blogでバッチリとレポートします。
その前にまずは楽屋の外でMarshall Beerをグイっとどうぞ!

400_2あ~、とりあえずはホッとした。
私もイッパイ頂きます。
3種類あるMarshall Beerのウチ、缶で提供しているのはこの「The Rock Star of Lager」。
要するにラガー・ビール。
私はイギリスに来ると、ビターとかIPAとかスタウトを飲むことにしていて、まずラガーとかピルスナーは飲まない。
だってそんなの日本でいくらでも飲めるでしょ?
あ、チョット脱線。
私はもうアメリカのビールはもうカラっきしダメで、Budwiserあたりはまず手を出さない。
そしたら、昨日Marshallの古い友達に教えてもらったんだけど、Budwiserというのは元々チェコのプラハなんだってね?
それでその友達の弟がプラハにいるんだけど、アメリカのBudwiserとは似ても似つかないシロモノでメチャクチャ美味しいんだって!
ビールの国のイギリス人が言うのだから間違いないだろう。
で、この「The Rock Star of Lager」、全然ラガーっぽくない。
濃厚な味で苦味が強く、むしろIPAに近い。
やっとありつけたMarshall Beer…やっぱりウマかった!

410vさてさて、6月16日の新横浜で発売開始になる『Maximum Impact』の国内盤の用意ができたようだよ。

420sこの特製国内盤には帯とブックレットが付いてるの。
コレはそのブックレット。
20ページだぜ!

62492354_2455686791149976_784938853このアルバムの制作過程と各メンバーから集めたコメントを基にした収録曲の解説を私が描かせて頂きました。

62548565_404676713467928_9173669498はじめ6,000字ぐらいの予定だったんだけど、アレよアレよという間に8,300字!
でも書いていて楽しかったナ。
ほぼ1日で書いちゃった。

64274915_1570488483082452_534039025写真もタップリ!
デザインは「下町のひとりヒプノシス」でおなじみの梅村デザイン研究所。

62631871_462821941212513_8340277587CDとLP共通のブックレットなので、LPに収めると当然こんな感じ。

64516771_2256308234465239_880042732 こっちはCD。
Marshall Records商品共通のデジパック仕様。

430sクドイようだけど、発売は6月16日の新横浜での10周年記念公演から!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website

480<つづく>
 

200_3 
(一部敬称略 2019年6月1日 Marshall Arenaにて撮影)

Marshall Live vol.1~ D_Drive<前編>

 
マァ、長いといえば長かった…Marshall Arenaへの道。

10一体何回Marshall Blogで宣伝したのかわからないけど、こんなことをやっていたのが100万年前ぐらいのような感じがするわ。

そして、とうとうD_Driveがイギリスに渡って、Marshall Liveやロンドンのライブ・パブで演奏してアッという間に終わっちゃったよ!
正直、この一連のイベントに向けて、数か月間信じられないほど忙しかった~。
私は絶対に徹夜で仕事しないようにしているのね。一発で身体がガタガタになっちゃうから。だから11時になったらPCの電源を落として寝る準備に入る。
どうせ朝早く目が覚めちゃうんだから、朝5時からまた取り掛かればいい。
…とそんな調子で対応して来た数か月間だったけど、本当にやった甲斐がある仕事になったと思う。
20vそれでは早速Marshall Arenaへ!
コレはミルトン・キーンズのフランチャイズ・フットボール・チーム、MK DONSの本拠地。

40それに隣接しているのがMarshall Arena。

50いわゆる「ネーミング・ライト」ってヤツだわね。
「CCレモン・ホール」みたいなヤツ。

60Marshall Arenaの壁に付いていたポスター・パネル。
1日にはチャンと「Marshall Live」が載っている…って当たり前か。
その3日後はロッド・スチュアートだよ!

30vそして、いよいよその日がやって来た!
天気は最高。
後は仕上げをごろうじろ!ってか?

70入り口のようす。
案外控えめなMarshallのディスプレイ。

802:30がメイン・ステージのスタート。
それにかなり先んじて12:00から開場した。

90ズラリと並んだSTUDIOレンジが表紙の小冊子。

100イギリスのギター雑誌、「Guitarist」のオマケ。
昔はこういうことをよくやっていたのを思い出した。

110会場の後方に設けられているバー・コーナー。

120どっかで見たことがあるような…。130オイちょっと待てよ!
東京キネマ倶楽部じゃねーか!

135もちろんMarshall Fridgeが設置されていて…

140レジもMarshall Arena仕様。

150ドカ~ン!広ッ!

160キャパは4,000人。

170後ろの片隅には物販コーナー。

180と言っても…

190Marshall Recordsの商品だけね。

210前日にリリースされたばかりの『Maximum Impact』。

200ステージはこんな感じ。
案外アッサリしてた。

220上手にはJVM410HとDSL100と1960BXで作ったフル・スタックが2セット。

230v下手のMarshallはJVM410Hと1960Bのフル・スタックが2セット。
ナンだよ、こういうときは壁にしろよ。
工場まで車で3分じゃないの!

240vベース・アンプはラックに入ったイードゥン(EDEN)のWTP-900が3台とD610XST。
コレがドラムスを挟んで上下にセットされた。

250vドラム・キットはいくつか用意されたがD_Driveはこのキット。

260コンフィギュレーションはバッチリ。
アーティスト担当のジョージが、Chiikoちゃんのいつも使っているNATALにイメージを合わせてブルー系のキットにしてくれた。

270さて、コチラは楽屋のようす。

280テーブルの上に用意された飲み物や食べ物。
外タレの契約書なんかだと、楽屋に用意しておかなければならないモノが実に細かく指定されていて、「板チョコが3枚。味はミルク」とか、「リンゴ4個、オレンジ3個」とか書きこまれているんだよね。

290さっそくWi-Fiの設定をしなきゃ!

300ようやくめぐり合ったMarshall Beer。

310v冷蔵庫の中にもバッチリ!
飲んだら冷やしておけよ‼

320v楽屋に入った時にはもうKing Creatureがいて…マァ、コワいよね。
でもたいていは「ヤアヤア」と気軽に握手の手を差し出しながら自分の名前を名乗って来る。
そういうことをほとんどしない大人しい人もいるけどね。
で、少し時間が経てばこの通り。
バッチンバッチン始まった。

330Toshiくんのツーショット相手はKing Creatureのボーカルズ/ベースのデイヴ・ケラウェイ。

340この通りやたらと愛想のいい人で、次の日には私や家内にまでfacebookのお友達リクエストが来てた。

350しばらくして楽屋に入って来たのはBad Touch。
さっそくダニエルにお礼を伝え方々、お願いして写真を一緒に撮ってもらった。

360Bad Touchのギタリスト、ダニエル・シーキングスは『Maxumum Impact』のジャケットのデザインをしてくれた人。

370sそして、D_Driveのメンバー間で曲の最終確認。

380ロビーに設置された小さなステージでは、明日のスターを夢見る新人、もしくはアマチュアのバンドの演奏が始まり腕を競った。

390このステージでの演奏の評判が良かった2チームがメイン・ステージで演奏できるとあって真剣。

400みんな相当若い。
スター気取りでステージを切り回しているところがナントモほほえましい。

410メイン・ステージのトップバッターであるD_Driveにお声がかかり、セッティングとサウンド・チェックが始まった。
真ん中にいるのがMarshall Recordsのピーターと私。
ペダル用の電源を確認しているところ。

420ギター・チームは早速Marshallのセッティング。

430vJVMは勝手知ったるところだからラ~クラク。

440vドラムスのセッティングはジョージが懇切丁寧に手伝ってくれた。

450Marshallのアーティスト担当のジョールとオープニングの段取りの確認中。
はじめジョールは私に呼び出しのMCをやれって言うんだよ。
「ヤダよ!」って言ったんだけど、そしたらチャンと専門の女性が待機していてくれた。
チッ、ホントはやりたかったんよ!

460vやっぱりね、中の音を小さくしろって言うんだよね。
私がメンバーとモニター・マンの間に入ってモニターの調節をする。
470ステージが広いもんだから、大声でモニター・マンに連絡をしなくちゃならない。
当然のことながら全部英語…こういう時はチト恥ずかしいね。
私も一生懸命働いているところをフィーチュアして…と。

465「It's show time!」と言ったとか、言わなかったとか…。
480vとにかく無事に準備完了。
後は出番の時間が来るのを待つだけ。

490<後編>につづく

200_3 
(一部敬称略 2019年6月1日 Marshall Arenaにて撮影)

2019年5月30日 (木)

D_Drive 10th Anniversary Live!<後編>

 

やっぱり「10年」という月日は決して短いモノではないからね。
メンバーたちの思い出話は尽きることがない。
10年前か…自分はナニをやってたかな?
あ、Marshallだ。
それとMarshall Blogだわ。
コレを「進歩なし」と見るか、「継続は力なり」と見るか…私は「力」になっていると思いたい。
そして、このロックが質的にどん底にある国で10年もの間バンドを継続させたことはあまりにも素晴らしいと思う。
いい加減、「タマには歌でも入れてみようか?Yukiちゃん、歌いなよ」なんて場面があったかもしれない…イヤ、ないと思うけど。
とにかく特異なスタイルを全く変えることなく、自分たちの音楽を追求し続けたことが苦しくもあり、強くもあり。
コレが凡百のロックだったら却って10年も持ちこたえられなかったのではなかろうか?
いつもMarshall Blogに書いているけど、若い人のバンドの短命さには呆れてしまう。
ナニかサポートしてあげようとしても、「アラ?もう止めちゃったの?」なんてことが珍しくない。
バンドが「音楽を作る」ということに主眼を置いていないからだと私は思っている。
ただ、人前で演奏をしたいとか、客数が増えて大きな会場で演奏していく人生ゲームを楽しんでいるようにしか見えない。私はコレを「バンド双六」と呼んでいることを以前にも書いた。
ナゼなら、みんな同じことをやっていてとても「音楽を作り出す」という意識が音楽から聞こえてこないから。
コレがですね~、驚いたことに日本だけじゃないらしい。
今、Marshallへ来ているんだけど、昨日アーティスト担当のジョエル(Joel:本当は「ジョール」と発音します)と話していたら全く同じことを言っていた。
私としてはこの状況を説明するに「双六」や「人生ゲーム」をどう表現しようかと考え「モノポリー」と伝えたけど、あんまりピンと来ていない様子だった。ちなみに昔夢中になって遊んだ「人生ゲーム」はアメリカがオリジナルで「The Game of Life」という。
やっぱりダメなんだって。
チョットいいバンドを見つけても、すぐ止めちゃうんだって。
それと、楽器をチャンと弾ける若いミュージシャンがメッキリ減ってしまってデモンストレーションのような仕事がしづらくなったという。
そして、プロモーションといえば、ひたすらSNS(イギリスではSocial mediaという)。
どんな音楽であれ、演奏であれ、ビデオがウケればそれでよし。
後はアクセス数を競うだけ。誰がこんな世の中にした?
ビルか?マイケルか?
イギリスもこういう状況なのだそうだ。ビートルズやツェッペリンの国なのにね。
私なんかが思うに、このアクセス数の多寡というのは決して内容の良し悪しを指しているものではない…と思うんだよね。
コレは昔からのことだけど、流行しているモノやウケているモノだけが良いモノとは限らない。
やっぱり色んな音楽をたくさん聴く旅に出て、自分の本当の好みを発見して、アクセス数なんて気にしない音楽の楽しみ方をしてもらいたいと思います。
フランク・ザッパが言いました…民衆が本当に必要とするモノは決して与えられることはない。
自分で探しに行かなきゃ!
イカンイカン、例によってつい筆が滑ってしまった!

49010周年を迎えたD_Drive!
Seiji

500vギターを持ち替えて「Gradation」。

490_gd続いてYukiちゃん作の「GEKIRIN -逆鱗-」。

510v_grこの曲は「とにかくヘヴィに!」のリズム隊はToshiと…

520vChiiko

530vそのまま「けてしてYukiちゃんのこのポーズ。
ナンカ久しぶりじゃない、「Russian Roulette」?

535この曲は『Maximum Impact』に入れようか、入れまいか比較的最後まで迷った1曲。
結果的にまた次回ということになったが、他の収録曲に一歩も引けを取らない佳曲だ。
ところで、江戸時代に日本にも「ロシアンルーレット」ってあったの知ってる?
当然日本にはリボルバーのピストルなんてないから、火縄銃でやった。
コレは薩摩藩で行われた一種の度胸だめしで、その名も「試魂会」といった。
どうやってやるのかというと、天井から銃口を下向けにして火縄銃を吊るし、その周りに車座になって座る。
そして、導火線に火を点けて火縄銃を勢いよく回す。
グルグル回る火縄銃の銃口は車座に座っている参加者の前を次々と通り過ぎ、いつかは発砲しちゃう。
さ~て、誰のところで弾が飛び出すのかな~…こうやって肝っ玉を試したらしい。
コレで大怪我をした侍もいたそうだ。
ヘタしたら死ぬからね。

0r4a0687 加入から1年経ったToshiくんからご挨拶。
「この1年間で80本ぐらいライブをやらせて頂いています。ボクはこの10年間に20ぐらいのバンドを経験しました。
この後のD_Driveの10年間はどんどんボク色に染めていこうと頑張っております!」

565vSeijiさんからもひと言。
「この10年間、移送は99.6%ボクひとりで運転しました。地球7周半(コレ、もっとじゃなかったけ?)。」
スゴイな~。
私なんかすぐ眠くなっちゃうので車の運転が好きではないからホント感心しちゃう。
最近はYukiちゃんが免許を取ってハンドルを握ってくれているのでSeijiさんの運転苦労も軽減しているという。
そうだよね、東京の大雪で国道246号線で丸1日以上立ち往生した…なんてこともあったもんね。
捻挫、尿管結石…そんな10年間の積りに積もった苦労話。高速道路でタイヤがバーストしたこともあったんじゃない?

566そんな苦難の人生の形を表している…ワケではなく、Yukiちゃんがお姉さんをイメージして作った「The Shape of Your Life」が続く。

560_soyYukiちゃんのお姉さんのYukariさんはニューヨークを拠点に活動する舞踏家。
そのYukariさんとD_Driveが組んで作り上げる舞台『チェリーを三つ、入れてください』が来年1月に開催される。
コレ観たいんだよね~。
詳しくはコチラ⇒【Marshall Blog】Let's Face the Music and Dance!

50s アララ、ココで「Hyper Driving High」というのもオモシロい!

570_hdh途中で挟み込まれたメンバー紹介。

580「Yuki、Yuki、Yuk、Yuki!」ってヤツね。
Seijiさんのリードに合わせてみんなとても楽しそうにメンバーの名前を連呼していた。

590v続けて「Over Rev」。

600_orもうショウも後半。
「Mr. Rat Boots」で盛り上がれ!
最近、この曲がスゴくよくて…。
後半のリズムが変わるところが実に気持ちいいのだ!

620v_mrb中間部では思いっきりToshiくんをフィーチュア。

640_2<前編>に書いた通り、GABUはステージの取り回しの設計がすごく良く出来ていて、舞台からミキサー卓がセットされている会場の最後部まで廊下を使って一気に行くことができる。
「今日のRatのソロはやっぱり客席の一番後ろまで行っちゃうんでしょ?」とToshiくんに尋ねると「どうですかね~、やりたいですね~」なんて言っていたけど、今回はパス。

630v_2その代わりステージで燃え上がるようなベース・ソロを披露して盛大に喝采を浴びていた。

660_2本編最後のMCでは6月1~2日のロンドン最大のロック・フェス『カムデン・ロックス・フェスティバル』に出演することを告知。

670更に世界最大になろうとしている10月10~13日に上海で開催される『Music China』のMarshallのブースでデモンストレーションをすることにも触れた。

680D_Driveの10周年を記念するコンサートもいよいよ最後のセクションに突入する。

690_baまずはYukiちゃん作の新曲「Begin Again」。
スケールの大きな曲。

700v_2結成から10年を迎えた節目に、初心に帰ったつもりで前進する気持ちが曲のタイトルになっている。

710おなじみ「The Last Revenge」。

720v_lrそういえば10年の歴史の中に「居酒屋甲子園」ってのもありましたな~…って最近の話だけど。

730_2そして、本編の最後を締めくくったのはコレ。

740_co記念すべきD_Driveのスタートとなった曲だ!

750vSeijiさんとYukiちゃんの共作ナンバー「Cassis Orange」。

760vそう来ると思ったよ!

780vメンバーの思い入れがひときわ大きな曲なのだ。
770v大興奮のウチに本編が終了。

790アンコールはまず担当のChiikoちゃんから物販の紹介。

785v10周年記念のアンコール、まずはやっぱりコレから…「1,000,000 hp」。

800_hp待ってました!の「ミリ音頭」!

810_2Seijiさんの意気込みはいつも以上!

820v右へ左へ…盛り上がったね~。

830_2いつから始めたのかは知らないけど、とにかく10年目のミリ音頭も大成功。

840…と、どうしてもミリ音頭に気を取られてしまうけど、私が思うにこの曲はD_Driveのレパートリーの中で一、二を争うアクロバット・ナンバーだと思うんだよね。

850_2「みなさんありがとうございます!アッという間の10年でもありますが、とても濃い10年でした。
皆さまのおかげです。皆さんがいなかったらココまで続けて来れなかった!
サポートしてくれる方々や楽器があるからこそです!
これからもよろしくお願いします!」

855最後を締めくくったのは「Screw Driver」だった!

860_sd

870v

880v_2

890v_2D_Drive、10周年おめでとう!

0r4a0041…なんてやってたら、D_Driveご一行様、宿泊先のDouble Treeホテルにご到着!
長旅お疲れさまでした。ようこそイギリスへ!
明日は朝一番でMarshallの本社にご挨拶に行って、その後早速リハーサルで~す。
230VのMarshallとEDENのD_Drive、一体どんなかな?

12ar2そして、いよいよ2日後(現地時間)にはMarshall Live!
本番の前にイギリスのメディアからまたひとつインタビューのオファーが来ていますのでよろしく。

1d_drive_social_image明けて2日はさっきYukiちゃんが紹介した『カムデン・ロックス・フェスティバル』。

890sD_Driveは「ザ・デヴォンシャー・アームズ」という会場のトリを務める。
4日には同じカムデン・タウンにある靴屋の「Dr. Marten's」のフラッグシップ店でショウケース・ライブが開催される予定であったが、ナント、急に店内のライブ・スペースを閉じることが決まり、残念ながらキャンセル…。

900sしかし!
Marshall Recordsスタッフの尽力により、場所を変えて復活!
日本でも映画でその名が知られた西ロンドンのノッティング・ヒルにあるPIRATE STUDIOというところで音楽関係者を集めてお披露目公演をすることになった。
ヨカッタ~、ヨカッタ~。

Nhそして、5月31日は『Maximum Impact』の発売日!
皆さんよろしくお願いします。

920s尚、以前からお伝えしているライブ会場限定販売のD_Drive特製国内盤ね…へへへ、メッチャかっこよくて読み応えのあるブックレットができちゃったよ!
その国内盤は6月16日の新横浜での10周年記念公演から販売する予定です。

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website

480 ※今回「私の大阪」をくっつけたかったんだけど、あまりにも1本が長くなってしまうので諦めた。
その内Shige Blogにその記事を書こうと思っているので、大阪の皆さん、お楽しみに…というほどの内容ではありません。

200_3 

 (一部敬称略 2019年3月30日 大阪十三GABUにて撮影)

2019年5月29日 (水)

D_Drive 10th Anniversary Live!<前編>

 
来た~!
十三なんていったい何年ぶりよ!
私が箕面に住んでいた頃以来だから32年ぶりぐらいか…。
今回フト思ったんだけど、「十三」というのは画数の少ない地名の「漢字2文字部門」のかなり上位に食い込むんじゃないかね?
たったの5画だし、ヨコ棒4本にタテ1本なんて成り立ちもスゴイ。斜めが一切ない。
タテにすれば「十川」。
ムリしてファッショナルに読めば「XE」か?

12240ウワ~、駅前はゼンゼン変わってないな~…とか言いたいところだけど、ホンの数回しかこの駅で降りたことがないのでわからない。
スゴイな~、駅のすぐ横が飲み屋だもんな~。
ま、鶯谷の北口あたりもほぼ同じっちゃ同じか?

250_3駅前のアーケード「トミータウン」。
変わった名前だナァ。

260_3お好み焼きの本場なのに広島風か…やっぱり好きなのか。
この「粉もん」という表現は関西風だよね。
東京の人は言わないような気がするが…。やはり大阪は粉もんの本場だからか?

270_4「ダシの効いたおいしいうどんが食べたいな~」と思っていたらうどん屋に遭遇。
「うどんばか」だって…コリャ名前からしてウマそうじゃない?
早速入ってみた。
「ばかうどん」だったら入らないけどね。

280_3コレは肉うどんにとろろ昆布をトッピングしたもの。
麺は細目。
おいしかった…とにかく、ひたすらおいしかった。
大阪はこういう昆布ダシのモノが本当においしいね。
帰りがけにお店の人に「東京に出店してください!」と頼んでみたけど、「ん~、ま、ムリやろな~」みたいな。ナンやねん!
マジで開業して欲しいわ…鶯谷あたりで。
本当は大阪駅前第二ビルの地下にある「四国屋」という店のカレーうどんを楽しみにしていたんだけど、もういいや。
「ばか」で満足。

290駅前に戻る。
十三駅を背にしてすぐの右側。
「喜八洲(きやす)総本舗」というみたらし団子屋さん。

300_2ネギを焼いているのではない。
筒状になった団子を炙っているところ。

310_2ほどよく焦げ目が付いたところで…

320_2タレにダイブ!

340_3しっかり浸ける。
まるで『犬神家の一族』みたいじゃないか!

350タレを切る…なんてケチなマネはしない。
容器に移すように豪快に取り出す。
イヤ~、コレもホントおいしかったな~。

360_2さて、今日の現場へ向かおう。
ミュージック・ホールへ!

370賑やかなんだか、閑散としているんだか、にわかにはわからない通り。
ねぎ焼きの「やまもと」っていうのが有名なんですってね~。
混んでいたので諦めた。
結果、さっきの「うどんばか」…結果オーライ!
380_2今日の現場はこの中。

390_2GABUで開催されたD_Driveの10周年記念コンサート。

410v_4会場の入り口には祝い花が…。

420_3「祝10周年! Marshall RECORDS契約」ですって!
D_DriveRの皆さん、ありがとうございます。

430このライブハウスはまだ新しいんだけど、実によくできている。

440_3楽屋はタップリとしているし、ステージの取り回しがいいのだ。
470_2人気の物販。

45010周年記念Tシャツが好評だ。

460_3楽屋にはこんな親切なアイテムが!

490_2そして「13」キャンディ。
コレを知ったら、東郷さん欲しがるぞ~。

480ショウは定刻にスタート。
客電が落ちて、会場の右側にかかっているスクリーンに映し出されたのはD_Driveの10年にわたる堂々たる活動の記録。
コレはSeijiさんの労作。Marshall Blogに掲載されたことまでこと細かに記録している。

500では、Marshall BlogでもD_Driveの10年の歴史を振り返ってみよう!
…と言っても、ドンズバで10年前の写真が出て来たワケではない。
Marshall Blogも今年で10周年なんだけど、どうもD_Driveは2011年あたりから頻繁にご登場頂くようになったようだ。
以下の写真はその頃にようす。

20v_2

30v_2

40v

 


そういえば、こんなこともあったネェ。

50コレは新宿の楽器屋さんでのギターのデモンストレーション。
ギターの2人のみの出演だったので、Chiikoちゃんは写真撮影に回った。

60v_2

70v_2

80v 
コレは当時の新商品…Marshall初のデジタル・アンプ、JMD:1の試奏。

90

100

110vコレは秋葉原の楽器屋さんでもデモンストレーション。

120そうそう、こういうギターを使っていた。

130v

140v

150v 
東京での初の単独公演。

160_2この時、プレスピットに入ったのはいいんだけど、お腹が痛くなっちゃってね~。
会場は超満員。
お客さんをかき分けてトイレに行って、また帰って来るのもな~…と思って、脂汗を垂らしながら根性で乗り切った!

170v

180v

190v 
こっちは2回目の東京での単独公演。

200v_4

210v_4

220v_3 
この時の模様がDVDになった。

225dvdね?
今回の世界デビューにあたって、何か国からかのインタビューに答えたんだけど、どのインタビュワーもこのDVDを観て勉強していたのには驚いた。

226昔の写真ってのは照れ臭いもんだよね。
「あ~、ボクのはなくてヨカッタ」なんて安心しているんじゃないの、Toshiくん。
アナタにもあるんだよ、昔の写真が!
この頃はMarshallのベース・アンプ、VBAを使ってくれていたんだよね~。

230v

240v

と、活動の記録はMarshall Recordsと契約し、世界の話題になっているところあたりで終わる。
Seijiさん、ご苦労さまでした。

510そこへ替わって登場したのが…ワタシ。

520せっかくの機会だったので、前説代わりにMarshall Recordsとの契約の成り行きや…
540v世界デビュー・アルバムの制作過程についてしゃべらせて頂いた。

530そして我が社長、ジョナサン・エラリーからのメッセージ・ビデオを公開!
わかっちゃいたんだけど、ものすごい早口なモノだから、字幕をいれるのが大変だった!

普段は「ボヘラ」のことを良く言わない私ですが…スミマセン…やってしまいました。
♪デ~オッって。
そして、しゃべりすぎの前説も終わり、いよいよD_Driveの呼び込み!

560v緞帳が開き、まずお客さんの目に入ったのは、例の新しい機材。
「おお~!」と大きな歓声を頂きました。
そして、メンバーが登場。

5701曲はYukiちゃん作の「Drive in the Starry Night」。
コレは想定外だった!

630vもちろん10周年でもこのキメ!

640続けて「M16」。

650_m今日の銃撃戦もハードなことこの上なし!

660もう1曲続けたのは「Attraction 4D」。
4つの「D」が一丸となった完璧なパフォーマンス!

680v 

0r4a0524

690v

700v「ありがとうございます!
10thアニバーサリー。10年です!結成した2009年には10年後のことなんて想像できませんでした。
今日はこんなにたくさんの方に集まって頂き、ありがとうございます!」

710vココでいきなり機材の紹介。
まずはToshiくんから。

720v「私のイードゥン、この度ナント光りました!」

725コレ。
キャビネットの下の部分が光ってる。
そして、控えめすぎてなかなか写真には写らないんだけど、同じくキャビネットのメタルグリルに模様が入った。730「チョット見て!
いよいよツーバスになってしまった!」と紹介したChiikoちゃんのNATAL。

740バスドラムのサイズが22"と24"で構成されている、本人曰く「マニアックなサイズ」。

760

770フィニッシュはイメージカラーのスカイ・ブルー!

750「ボクのはジミですけど、前に使っていたDSLと同じフレットクロスをあしらった世界に1台しかないJVM410Hとそれにマッチングさせたキャビネットです」

780地味とはいえ「ゼッタイ」級のこだわりがいくつか含まれている。

790vそのひとつがこのオールドタイプのブロックロゴ。
もうひとつはコーナーガードを点けないこと。
バッチリとリクエスト通りに仕上がった!

800「ギターについている『Y』が『Marshall』に代わった白いMarshallにしたかったんです」とYukiちゃん。
ずっとMarshallを使ってきたけど、私たちオリジナルのMarshallが使えるなんてすごく感動しました!」

810これらは初のイギリス人以外のアーティストとして、Marshall Recordsと契約したことを記念して用意されたもの。ジョンのはからいにより実現した。

820v_2そして、Marshall Liveの告知がされた。
ずいぶん先のことかと思っていたけど、もう3日後だよ!
お越しになる皆さん、どうぞお気をつけて!
コチラは思っていたより寒くないけど、風がやっぱり冷たい。
お日様が沈むと、我々が言う「冬」になります。

830私のD_Driveの原点「Runaway Boy」と「Peach Fizz」を続けてプレイ。

850数々の告知ビデオでもずいぶん活躍してくれた曲。

870v_pf今日もドライブしまくっております!

880v当然、みんなの10年間の思い出話にも花が咲いた。

890vYukiちゃんフィーチュアで「Unkind Rain」。
910vこの曲がね~、そんなにヘヴィな出来事をテーマにしていたなんて知らなんだ。
何のことかわからない人はD_Driveの世界デビュー盤『Maximum Impact』の会場限定発売される国内盤のブックレットを読んでみてね!

860ルックスも音もバッチリのJVM!

900v_urコチラもシリアスな内容がテーマの「Lost Block」。

920_lb独特なリフの6/8。
D_Driveのワルツは超ヘヴィだ!

930Toshiくんのべースもフィーチュア。
もちろんまた後でガンガンやってくれます。

940vさて、いよいよ発売となるD_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』!

950cd私はひと足先にレコードを手にしたけど、やっぱりいいね、レコードは。
ジャケットもスゴイ迫力だよ。
コレも会場限定販売の国内盤をやりますからね。

12lp2さて、いよいよD_Driveの世界デビューだ!

970s_2Marshall Arenaでお会いしましょう!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website

980<つづく>

200_3 

 (一部敬称略 2019年3月30日 大阪十三GABUにて撮影)

2019年5月20日 (月)

NK. Feelgood<後編>~エルフリーデ & D_Drive


今回のNK.Feelgoodも早くも後半だよ。

10v_23番手に登場したのはエルフリーデ!

20_2みくる

30v_2山吹りょう

40v_2星野李奈

50vゆーやん

60vエルフリーデもMarshall Blog初登場!

70エルフリーデは2017年8月結成。
みるみるうちに人気と注目を集めキングレコードよりメジャー・デビュー。

80そして本年4月、ファースト・フルアルバムをリリースした。

S41a0608コレがそのアルバム「real-lze」。
おお!一瞬アルチンボルドを思わせるジャケットがいいな~。

4_realize モデルとしても大活躍のギターのりょうちゃんはMarshall。
JCM800 2203がお気に入りなのだそうだ。
いいね~、うれしいね~!

90サウンドはもうはじけんばかりのジャパニーズ・ガール・ロック!

110_2盛り上がっちゃって、盛り上がってもう大変よ!

120ゆーやんちゃんはNATAL…って今日は使いまわしているので当たり前なんだけど、彼女のルックスからは想像できないダイナミックなドラミングにNATALがピッタリなのよ!

130v_2今日のNATALはCafe Racerシリーズ。
Cafe Racerの素材はチューリップウッド。可愛いパステルのフィニッシュは「シー・フォーム・グリーン(Sea Foam Green)」といいま~す。

140_2キャッチーな部分はとことんキャッチー。
でも、ハードな部分はバッチリとハードなんだな。

150v可憐なルックスからは想像できない骨太のサウンドがジャンジャカ飛び出して来て気持ちいいの。

160_2今日は、歌謡ロックのVelatria、古き良き日本のロックのWHY SO NERVOUS、そして日本独特の文化のガールバンドが登場する「ジャパニーズ・ロック」のいい部分の見本市みたいじゃんね~。
ちなみにMarshallの故郷、イギリスにはガール・バンドがもちろんいるにはいるけど、日本のように盛んではない。
そんな話をMarshallの社長と話していたんだけど、彼が「ゴーバン、ゴーバン」って言うワケよ。
「GO-BANG'S」っていうガールバンドがいるでしょ?
「社長GO-BANG'Sのことなんてよく知ってるな~。まさか、この後『I need you!』なんて言うんじゃないだろうな~」と期待していたのだが、社長が言っていた「ゴーバン」というのは「Girl band」のことだった。
20年近く付き合っている社長のイギリス英語がまだわからない私なのでした。
そんなイギリス英語に憧れています!
 
何しろ会場を盛り上げまくったエルフリーデの4人なのでした~!

170v_2

180_2

190v

200v_2エルフリーデの詳しい情報はコチラ⇒エルフリーデofficial Website

210_2さて、今回の『NK. Feelgood』もトリの出番となる。
チョット~、いよいよ迫って来たよ~、6月1日のMarshall Live!
アタシャ、D_Driveのパフォーマンスは何ら心配していないんだけど、イギリスはまだメッチャ寒いらしい。
昨日もイギリス人同士のメールで「Have a good chilly Sunday!」なんてやってた。
Marshallの事務の女性もD_Driveが来る頃にはいくらかはマシじゃないかしら…なんて脅しやがる!
でも、天気予報を見るとロンドンの最高気温が18℃、最低が12℃になってる。
それなら大したことないじゃん?
ところが、数日前の現地の通行人の様子を見ると、ニット帽にマフラーにダウンコートだからね。
もちろん8月でも朝晩は暖房を入れるような土地柄で、6月だって寒いのはわかっているけど、今年はかなり寒いみたい。
Marshall Liveまであと10日!
やっぱり緊張して来た!WHY SO NERVOUS?

215sMarshall Liveの前日に発売となるD_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』。
前評判が想像以上に高く、イギリス、フランス、スロヴァキアからインタビューの依頼が寄せられている。
大変なの翻訳が!
も~やることが多すぎちゃって自分があと2人ぐらい欲しい。でもそうなると間違いなくケンカになるから自分ひとりで頑張ろう!
Marshall Liveの会場でバカスカ売れたらうれしいな~。
大丈夫でしょう!
シッカリと頼んだぞ、D_Drive!

216cd今日のオープニングは「The Last Revenge」。
最近では珍しいんじゃない?…コレをアタマに持って来るのは。

220Seiji

230vSeijiさんのMarshall。
これまで一体何回この写真を撮ったことか…。

0r4a0252Yuki

240vYukiちゃんのMarshall。
よく目に焼き付けておこう!

100vToshi

250vToshiくんのEDEN(イードゥン)。

0r4a0250Chiiko

260vChiikoちゃんの今日のNATAL。
さっきからズット同じだけど。

0r4a0241

続いて「Attraction 4D」。
そう来たか…。

270_2すき焼きの次に焼肉…ということね?

280vそれともカツカレー(厚切りロース、ライス大盛り)の後に大海老天丼(三尾、ごはん大盛り)みたいなものか…。
もう食えないな~。
この人はきっとヘッチャラだよ。

310と、とにかく濃いナンバーを並べて徹底的に密度の高いパフォーマンスをブチかましてくれた。
あ~、曲を知っていると文章を書くのがラクなこと!

330_2「ありがとうございます!D_Driveです。
私たちD_DriveはイギリスのMarshall Recordsと契約して世界デビューすることになりました!」
E~~~!ドコドン。
「6月1日、MArshall aRENAでライブをやってきます。是非チケットをチェックしてみてください!」
A~~~!ドコドン。
「今日、ココに来る途中で卒業証書を持った女の子を見かけました。それでは、春にしか演らない限定曲を演奏します」

346v_mc 曲は「どこかで春が」。
そう、この時期にしか演らないので、思い出すのがホネらしい。 370v_2「よくそんなに曲を覚えていますね~」と感心されることが多いらしい。私もそう思う。
このバンドは「コード進行を覚えておけばいい」なんてのとはワケが違うからね。
D_Driveの曲って実はアドリブ・パートが少ないんだよね。協奏曲のソリストのように細かいフレーズをいつでもチャンと頭の中に刻み込んでおかなければ演奏できない。
Seijiさんに言わせると、「イエイエ、曲を作っている時から何度も同じフレーズ弾くので知らない間に覚えちゃうんですよ」
何かをコピーする時って、何度も繰り返し聴いて弾くのでどんなに複雑なフレーズでもガッチリ覚えてしまうものだ。それと同じこと。
ところが、今度はそれを頭の中にキープしておくのが至難のワザだ。
いつかヴァイオリニストのエネスコの話を書いたことがあったが、音楽もやっぱり記憶力が勝負なんだよね~。
もちろん、この人たちはチョットやれば冬でも「どこかに春」を呼ぶことができる。

360続けてYukiちゃん作の新曲「Begin Again」。

S41a0845この曲は大きく分けて2つのテーマ・メロディで成り立っていて、その対比がオモシロイ。400vまだ音源になってはいないけど、セカンド・アルバムの『Medium Impact』には間違いなく収録されるだろう。
アルバム名は冗談ですよ~!

410v_2「コレから夏に向かっていくこの季節にピッタリの曲をお届けします!」

420_3 「D_Driveの夏」といえばコレ…「Gradation」!
夏の海にSeijiさんが作曲のインスピレーションを受けて冬に完成したという問題作!

430_gdギターを持ち替えて今日もさわやかに~!

440_2ガラリと変わって「GEKIRIN ー逆鱗ー」。

440v_gkリズム隊はひたすらヘヴィに!

450v_2どこまでもヘヴィに!

460_2…なんてやってたら本編終わっちゃったよ!
6曲のコンパクトなステージ。
もっと聴きたい人は6月1日、Marshall Arenaにおいで!

470vアンコールは「Screw Driver」だった。

490ジェットコースターのようなこの曲、やっぱり人気抜群!
コレをイギリスでやったら大英帝国の民衆はみんな飛んでくれるかな?

500今後のこの4人の活躍に期待~!

510v

520

540v

530D_Driveの世界デビュー・アルバムは5月31日発売(直輸入盤)。

550cdそれに先行して「Attraction 4D」がシングルカットされてSpotifyとかで配信しているのでどうぞよろしく。
応援してチョーダイ!

2a4 尚、CD、LP共にD_Drive特製国内盤がライブ会場限定で販売される。
写真と私が書かせて頂いた7,300字を超えるライナー・ノーツが載ったブックレットが付いてくるよ~!
その国内盤は、6月16日に新横浜で開催される10周年記念コンサートから販売開始となる予定。
こっちもよろしくね!

560<おわり>

 

200_2 
(一部敬称略 2019年3月15日 西川口Heartsにて撮影 ※原畠さん、ご協力ありがとうございました)

NK. Feelgood<前編>~Velatria & WHY SO NERVOUS

 
「ハーツ・カレー」と並ぶ西川口Heartsの名物「NK. Feelgood」。
マーブロ的に取材のし甲斐のあるブッキングじゃないですか~、ええ?

10vまずステージに上がったのはVelatoria。
Marshall Blog初登場!

20Halu

30vKABAYA

40vKABAちゃんはMarshall。

50今日はDSL100と1960AXを使っているけど、ORIGINも使ってくれているんだぜ。

55vそれだけじゃないよ。
ペダル・ボードにはGuv'norII(GV2)が入ってる!

60颯(はやて)

70v颯くんはEDEN。

80vWTDIも愛用してくれている。

12wtdi ルキ

90v今日は皆さんNATALのCafe Racerを使ってもらっています。

1001曲目はファースト・シングルの『Dorothy』から「蝶」。

110「蝶」!
そうなの…タイトルからしてメッチャ和風。
実はKABAちゃんと颯くんのことは以前からよく知っていて、この曲が入っている会場限定発売のシングル盤も聴いてはいたんだけど、こうして生でVelatriaのサウンドを耳にすると和風が際立つね。
和風と言うのは歌謡曲歌風ってことね。

120vそしたらアータ、この人たち、自分で「歌謡ハードロック・バンド」を標榜しているじゃないの。
それゆえ随所にシャープなギター・プレイが飛び出してくる。

130v2曲目は「ダリアの涙」。
コレの曲いいね。
サビの歌メロとバッキングのコンビネーションがメッチャかっこいい。
そしてHaluちゃんの声がとても魅力的だ。140平均年齢20歳だっていうからね。
歌謡曲がない世代に生まれて育って来た人たちだよ。

150今演奏した2曲は普通流通版ファースト・シングル『Before the Moon』に収録されている。
コレね。
この日は演奏しなかったけど「xxLove」なんてブギまで収録されている。
こんな若い人たちが珍しい…オジちゃん、うれしいよ。

136cdCDのクレジットをチェックしてみると…Haluちゃんの作曲なのか~。
大したもんだな~。

S41a0043続いてはCDに収録されていない「Down」という曲。

160切れ味鋭いドラムスが猛烈にバンドを律動させる。
NATAL、今日もやっぱりいいナァ~。
バスドラムのヌケ具合が尋常じゃない。

180そしてKABAちゃんのソロ。

170v続いては「Dorothy」。
「ドロシー」といえば『オズの魔法使い』。
かかとを3回鳴らしてトトと一緒に「黄色いレンガの道(Yellow Brick Road)」を歩いてカンザスに帰ってね…ということとは一切関係ないVelatriaのキラーチューン。

190会場限定盤にも、『Before the Moon』にも収録されている自信作。

200v中間部の転調を交えたキメから続くギター・ソロ。
こんなパートなんかは、今歌謡ハードロックの中にいることを忘れさせられちゃう。

210続いてシングルには収録されていない「拝啓」。220vそして「女郎花」という曲が続いた。
「女郎花(おみなえし)」の由来って知ってる?
諸説あるようだが、細長い茎に黄色く小さい愛らしい花を咲かす姿がナイーヴで女性のようだから…らしい。
だから花言葉は「美人、親切、優しさ、はかない恋」。
それじゃどうして「女郎」なんて言葉が名前についているの?と思う人もいるかも知れない。
Marshall Blogをよくご覧頂いている方ならご存知だと思うけど、昔は「女郎」という言葉は蔑称ではなかったのです。

S41a0027 出番を締めくくったのは『Before the Moon』から「Deceive Moon」。
チョット、コレは…もう完全に歌謡曲。
それも60年代後半~70年代前半ぐらいの雰囲気?
演奏は違うよ、ハードロック。
でも完全に歌謡曲。
メロディがいかに力を持っているかを思い知る。
もうココまでズップリやっちゃうVelatoriaには今後の活躍を期待するしかない!
そのためにはジャンジャン昔のいい曲を聴いて勉強してください。
大変かもしれないけど、オールディーズと呼ばれている60年代のアメリカン・ポップスまでさかのぼって流行した歌謡曲やGSをガ~っと聴いてみるとすごくいいと思う。
今の音楽を聴く必要なんでナニもない。
皆さんの未来は間違いなく過去にあります。
その前に…とにかく続けてね。
230

240

250

260Velatoriaの詳しい情報はコチラ⇒Velatoria official site

270続いてはWHY SO NERVOUS。
イヤ~、そうなんだよ。
アタシャすごい「緊張しい」でしてね~。
何か重大なことを目の前にするとものすごくドキドキしちゃう。
イベントでの司会だとか挨拶なんてのは苦手なんだけど、やりたいんだナァ~。
…というより、他に人には任せておけない…という始末の悪さ。
すいませんネェ。性分だから直りません。
でもね、アラン・ホールズワースがそうだったっていうんだよね。
超人的なギターをあんなに自信たっぷりに演奏しているように見えるのに、本番前には「こんな仕事に就かなければヨカッタ」といつも後悔していたらしい。
名前は挙げないけど、私の周りにもダマってはいるけど「緊張しい」さんが結構いらっしゃる。
いつもすごく優しいのに、本番前になると急に愛想が悪くなる。で、本番が終わるとまたいつもの優しい人に戻る。
はじめのウチは気が付かなかったんだけど、緊張されていることがわかって、そういうミュージシャンには本番前に近づかないように気を遣うようになった。
イヤ、皆さんプロ中のプロが多いので、緊張なんてしないと思っていたのよ。

280WHY SO NERVOUSもMarshall Blog初登場…ああ、緊張する。
メンバーは、ベース/ボーカルズで寺沢リョータ。

290v赤間岬

300v岬くんもMarshall。
Marshallと335の組み合わせの人がホントに多くなったね。
まさかアルヴィン・リーや昔のリッチー・ブラックモアの影響じゃあるまい。
世間一般的には生ちゃんの影響が大きいと聞いた。

305v藤岡久瑠実

310v村田彼方

320v1曲目は「Escape to the sun」。

330イヤ、こっちも超和風でビックリ!
…といっても、歌謡曲風の和風ではなくて、'はっぴいえんど'の系譜っていうのかな?
日本語をロックに乗せるとこうなります…とやっていた時代の雰囲気。
音を聴いた瞬間、私はトーベンさんや永井ルイさんがやっているFOLKROCKSを思い出してしまった。
この場をお借りして中野督夫さんの一日も早いご回復をお祈り申し上げております。

3402曲目は「Automatic Arcade」。

350v続けて3曲目は「Day After Tomorrow Never Knows」。
スゲえタイトルだな。
でもワンコードではない。
でも「Tomorrow Never Knows」って強引にワンコードにしちゃってると思うんだけどいかがでしょう。
ところで、我々は「明後日」のことを「the day after tomorrow」とか「一昨日」のことを「the day before yesterday」と学校で教わるけど、実際に外人がコレを使っているのを聞いたことがほほとんどないような気がするナァ。
どういう風に表現するかというと、未来のことはひたすら曜日。近い過去のことは「~days ago」って言っていると思う。
一昨日の場合は「the day before yesterday」とは言わず「two days ago」ってやっちゃう…知らんけど。

360vシャドウ、久しぶり!
Tornado Grenade時代、「Rise up to the Win」という曲のレコーディングの時、NATALで演ってくれたんだよね。
その時からの友達。
PVも獲った。
夜中でな~。
あの翌日、個人的なことをだけど、腰を抜かすほどの驚くべきことを知ったんだよ。長くなるから書かないけど…だからあの時の撮影のことをすごくよく覚えているの。

370v「ありがとうございます!はじめまして。
このステージに立つのは2年半ぶりぐらいです。
こんなにたくさんのお客さんに来て頂いてありがとうございます!他のバンドとは雰囲気が違うな~と思うかもしれませんがゼヒ楽しんで行ってください。
次はオリジナルとコピーを演ります…去年結成したバンドなので曲数が少ないんです。
ドラムスがそのオリジナル曲を歌ってくれます。
この季節寒暖差が激しいので気をつけてね!…という曲です」

355v曲は「Sick Again」。
リョータくんが「オリジナル」と紹介した通り、Zeppelinとは同名異曲。

380キーボーズ・ソロ!
久瑠実ちゃんとはFate GearやRieちゃんのセッション・バン等で幾度となくご一緒させて頂いているが、チック・コリアみたいにカッコいいフレーズをお弾きになる。
でも、今日はリョータくんの音楽に合わせてホンワカ系のプレイを披露。

390v続いてのコピー曲は「Helter Skelter」。

430v「U2バージョン」って聞いたんだけど、U2ってこんなん演ってるの?
チャールズ・マンソンって死んだんだってね。
「死刑」が執行されたのかと思ったら、カリフォルニア州は死刑が廃止されて、マンソンは「終身刑」に原形されていた。
一昨年、病死したそうだ。
マンソンはロマン・ポランスキーの妻で女優のシャロン・テート殺しでよく知られているけど、コレは人違いの殺人事件だったんだってね…知らなかった。
チョット前に歌手で女優のドリス・デイが亡くなったでしょ?
ドリス・デイの息子さんはブライアン・ウィルソンらブルース・ジョンストンらと60年代のウエストコースト・サウンドをクリエイトした有名なミュージシャン/プロデューサーのテリー・メルチャー。
で、テリー・メルチャーはポランスキー夫妻の家の以前の住人で、ミュージシャンを目指していたマンソンが自分をデビューさせなかったことでテリーを逆恨みして、テリーがまだ住んでいると思っていたその家に押し入りシャロンをメッタ刺しにした(実行犯はマンソンではない)。
「Helter Skelter」はマンソンがこの曲に触発されて付けた自分のカルト教団の名前。
マンソンはマンソンで売春婦だった母親から育児放棄され、生まれて数か月は戸籍も名前もなかったらしい。そんな幼少期だったゆえ、犯罪を重ね、人生の大半は刑務所で過ごした。
シャロン・テートってとてもキレイな女優さんでね、夫のポランスキーは監督/主演した『吸血鬼』という映画はとても面白かった。
事件の時、映画好きの父は「モッタイない、モッタイない」と嘆いていたのを何となく覚えている。

440さっきリョータくんがMCで紹介したように次の「Gray world」を歌ったのは彼方くん。
要するにシャドウ熱唱!

450v「最後まで見てくれてありがとう!
ライブが決まりそうで決まらないんです…。
それでは最後の曲を聴いてください」…と「Pour Spice on me」を演奏。
Spice好きだナァ。

460アメリカ人が聴くGreatful Deadってこういう感じに聴こえるのかな?…なんかそんなことを思ってしまった。
「日本のロック」をとてもいい感じで演奏する4人。
とにかく続けてね!

410v

480v

490v

500vWHY SO NERVOUSの詳しい情報はコチラ⇒公式Twitter

0r4a0119<後編>につづく 

  

200_2 
(一部敬称略 2019年3月15日 西川口Heartsにて撮影)

2019年5月18日 (土)

薔薇色☆摩天楼サアカス<後編>~銀幕一楼とTIMECAFE

 
『薔薇色☆摩天楼サアカス』を締めくくったのはイベントのプレゼンター、銀幕一楼とTIMECAFE。

10v_2会場の雰囲気がガラリと変わった。
今日の出演者は猛烈に三者三様だ。
それぞれが別々の世界を展開し、とてもひとつのイベントではない感じ!

20_3銀幕一楼

30v寒河江宏樹

40v_2山下大輔

50v松永健太

60v瀬間詢子

70v_2オープニングは「はじまりはトワイライト」。

80もちろん寒河江くんは今日もMarshall。
ん~、いい音出すわ~。

90「今日は最後の最後まで楽しんでいってください!」と次の曲につなげる。

95_gs2曲目は2012年のセカンド・アルバムから「月食」。

100v_gsココで早くも抜刀!

110銀幕さん、鏡を見て練習されるんでしょうな。
表情もポーズもあまりにもカッキリとキマってる!

120アナタに届け!「ネオンサイン」!

140v_nsん?この曲は既発のCDに収録されていないのね?

150_2アタマ3曲で汗ダクダクの大熱演!
上着を付けてこれだけ動いて動けば大汗も已む無し。
この銀幕さんの激演がタマらないのだ。

160_2寒河江くんのギター・ソロ。
いい音なんだよな~。実にうまくMarshallを使っとる!
そして決して弾きすぎたりはしないツボを得たフレーズが曲の密度を濃くする。

165随所で絶妙なフレーズを切り出してくる松永さん。

240_2ホラホラホラホラ!
アンプヘッドはEDENなんだぜ!Traveler400という今はないモデル。
松永さんとEDENのお付き合いは長いのだ!

4_img_8476「サンキュー!脱いでいいかしら…」
さすがの暑さに上着をハズす。
「皆さん、ご機嫌うるわしゅう。舞ってますね…花粉。
チョット風邪気味なものですから薬がよく効くの。するとノドが乾きますよね~。
イヤ、1ステージぐらい水なんか飲まなくてもゼンゼン平気!
ドンドン行きましょう!」

170v_mc続いては「無口な夜」という曲。

180_myココでも寒河江くんのギター・ソロに観客の注目が集まった。

190v_2しかし、瀬間ちゃんのドラミングはカッコいい。
うん、ナント言うの? スケールが大きいと言うか、とにかく醸し出すグルーヴ感が実に気持ちよいのだ。
手数もツーバス連打も関係ない、ドラムスという楽器の役割とカッコよさをさりげなく教えてくれているようだ。
そして、フフフ…NATALの鳴りの良さが瀬間ちゃんのスタイルにバッチリとマッチしているの。

200次の「池袋デエト」はその瀬間ちゃんのドラムスから。

220v_idメローでウォームなロッカ・バラード。
銀幕さんの甘い歌声にみんなウットリ。

230v山下さんのキーボーズが池袋のデートを雰囲気タップリに演出するよ。

280vステージの雰囲気はガラリと変わり「わからずや」が爆発する。
このイントロの激しいフリに客席は大興奮!
コレ、CDに合わせて見よう見まねで家でやってみたけどゼンゼンできませんでした!
銀幕さんスゴイ。

250_wkMarshall Blogの記事用に写真を撮るでしょ?
やっぱりシンガーとギタリストの写真の枚数がどうしても多めになっちゃうのね。
結果的に「照明が当っている時間が長い」というのがその一番の理由。
だから照明が当たりにくいドラマーさんの写真が少なくなってしまうのが普通なの。スモークがキツい時なんかは全く撮れないんだから!そこにLEDライトが当たってごらん?アレはノーマン・シーフでもセシル・ビートンでもキレイに撮るのは物理的にムリ。
でも銀幕一座の場合、照明は関係なくして銀幕さんの写真がダントツに多くなっちゃうんだよね。
モノスゴイ求心力で照明が当たっていようがいまいが、つい銀幕さんに向けてシャッターを切りたくなっちゃう。
「あ、こういうのはさっき何枚も撮ったわ」とわかっていても、つい撮っちゃうし、撮りたくなっちゃう。
やっぱりキメのポーズをイッパイ持っていて、見せるタイミングが圧倒的に上手なんだろうね。

260_2この曲のソロの中間部もいいね。
とても印象的で効果バツグン!

270vキラー・チューンのひとつだけあってバンド・メンバーの気迫もひとしお!

250v

290_2

300_2大きな歓声に包まれてキメのポーズ!
そしてまたシャッターを切っちゃう。

310本編を締めくくったのは「臨時ニュース」。
お別れは名残惜しいけど、楽しいクロージング・チューン!

330この曲のギター・ソロはスキルフルでアグレッシブだ!

S41a0968 全7曲。コンパクトながら大変密度の濃いパフォーマンスで観客を魅了した!

340_2銀幕一楼とTIMECAFEの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

350vアンコールは全員集合。
ステージ下手にはザ・キャプテンズ…アレ、何かひとりおかしい!
明兄さん~、ヤルんじゃないかと思ったよ~。

360_2上手には犬神さん。

370_2みんなで傘をさして共演するのは「わるくない」。

380_2自身は雨がキライでも、雨が自分を好いているという雨男の歌。

385楽しい曲だな~。
「連続乾燥注意報を止めたのはアナタ」…この「わるくない」はダブル・ミーニングになっているんでしょ?
①雨を降らせたのは私じゃない…だから私は「悪くない」
②感想注意報を止めたアナタが愛、自由、希望をくれた…だから「まんざら雨も悪くない」
違うかしら?

390みんな楽しそうでしょ?

400しかし、衣装ホントにほとんど同じですな~。

410情次兄さん、傘の代わりに抜刀!

415盛り上がって~、盛り上がって~…

430最後はみんなで…

450_2ドスコイ!

460「アナタにステキな夜を!」
とても楽しいイベントでした~!

470_3<おわり> 

 

200 
(一部敬称略 2019年3月17日 西川口Heartsにて撮影)

2019年5月17日 (金)

薔薇色☆摩天楼サアカス<中編>~犬神サアカス團

 
変わっての出番は犬神サアカス團。
お揃いの法被を着てステージ前を陣取る「犬っ子」のみなさん。
壮観である!

350_2ステージに登場した4人。
まずはルーティンからスタート。

360円陣を組んで…エイエイ…

370オー!
って、コレさっきやらなかったっけ?
気のせいか?デジャヴか?

380今日のオープニングは最近作『東京2060』のリード・チューン、「ロックンロールを唄いきれ」。

390_rru犬神凶子

400v犬神情次2号

410v情次兄さんは愛用のJCM800 2203と1960Aを使用。

420v犬神ジン

440vジン兄さんはEDEN。
お気に入りのTerra Nova TN501。

450犬神明

460v明兄さんはNATAL…って、今日は使いまわしているから当たり前なんだけど、明兄さんはいつもNATAL。
コレはCafe Racerというシリーズです。

470「すべてのガールに捧げます…」と、「ロク唄」でスカっと演った後は「命みぢかし恋せよ人類」。
黒澤明の「生きる」で有名な「♪命みぢかし恋せよ乙女」ってやるヤツは「ゴンドラの唄」といいますからね。
曲名は「命みぢかし」でも「恋せよ乙女」でもありませんから。

480_im犬神スタンダードの1曲。
加速度的に盛り上がる!

490ジョニーちゃんのギターも絶好調!

500v「こんばんは。犬神サアカス團です。
今日は銀幕さんに声をかけて頂いて、友達だから和気あいあいとしています。
ザ・キャプテンズさんは同じ赤い衣装だから入れ替わってもわからないでしょうね!」

510_mc続いては2006年の『待ちわびた日~形而上のエロス外伝』から「小悪魔エレジー」。

520v_keコレは珍しいんじゃないの?
ひと公演で大抵知らない曲がいくつか出て来る。
私の勉強不足もあるけど、この大海ようなレパートリーには本当に恐れ入る。

590vコレも…2004年のマキシ・シングル、「都合のいい女」。

540_tyoFrank Zappaの1984年の『Them or Us』というLP2枚組のアルバムに「Be in my Video」という曲があるのね。

Tou 歌い出しが「♪バンバンバ ビンボー、バンバンバ ビンボー」って演るの。
この「ビンボー」って「貧乏」という意味ではなくて、「bimbo」という英単語が本当にあるのよ。
歌詞カードには出ていないんだけど、この曲の「ビンボー」が「bimbo」を指しているのかわからないんだけど、意味は「美人だけど頭が空っぽの女」とかいう意味があって、要するに「バカ」とか「うすのろ」とかいうお行儀の悪い言葉。
で、「都合のいい女」というのを英語で表現する時、この「bimbo」という言葉がどうもふさわしいらしい。
「A bimbo girl」ということね…コレ、こんなようなのテレビでやってない?あったとしても、それとは関係ありません。

550次は病気の歌。
私は治したけどね…「アメリカ病」。
Marshallの仕事をするようになってからというもの、代わりに「イギリス病」に罹ったわ。
決して不景気なワケではありません。
文化が好きなだけ。

570_vaアメリカを盲信する人たちを嘲るように演奏する4人が痛快だ。

580vしかし、ホントにアメリカのおかげで世界がスッカリおかしくなっちゃったね~。

530日本は大丈夫なのかね~(おっと、政治的的なことを書くのはガマン、ガマン)。

540この4人にナントカしてもらいたわ~…ロックンロールで!

560ココで告知タイム。
「今年は25周年なのでライブがイッパイあるの。あと残り3曲です!」
「エ~!」
「その思いを込めてあたい達と歌おうじゃないか!」
昔は自分のことを「あたい」って呼ぶ女の子いたよね。
元々花柳界の言葉らしい。

600v_mcコール「ロックンロール」&レスポンス「ロックンロール」と練習しておいて…

610_arr痛快にクイの入りがキマ決まった「暗黒礼賛ロックンロール」!

620コレももうスッカリ犬神スタンダードだね!

620v続けて「自殺の唄」。

630_iu「死ね、死ね、死んじまえ!」
コレ、物騒だけどいい曲なんだよな。
「ダイナマイト」や「ガソリン」はヤメましょうね。

640出番を締めくくったのはもう写真を見れば一目瞭然…「最後のアイドル」。

650_sa「I・N・U・G・A・M・I」!
実は私はまだコレが言えません。

660今日もMarshallサウンドで魅惑のギターを聴かせてくれたジョニーちゃん!

670EDENのヘヴィ・サウンドを轟かせて暴れまくったジン兄。

680vNATALはやっぱり音がいい!使うドラマーさんの腕がいいから…。
ペロリンチョとスティックを頂いて終わり。

710v犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

700さて、犬神サアカス團の25周年を記念して6月5日に最新のベスト・アルバムがリリースされるよ。
その名も『GOLD』…アレ?普通25周年は「SILVER」なんですけどね。
エエイ!その倍も価値があるってことで。
リリースに合わせたレコ発ツアーも6月15日からスタートするよ。

Na ミュージック・ビデオも公開!
NATALドォォォンがうれしいね。イギリスへ送っておかなきゃ!
これからも頑張って「暗黒」してください!

<後編>につづく
 
※今日はイベントなので「私のディープ浅草」はお休みします。
 

200 
(一部敬称略 2019年3月17日 西川口Heartsにて撮影)

2019年5月11日 (土)

美食 de ROCK!~MASHAとMAKABEとMVPとMarshall

 

いきなり汚いモノをお見せしますが…下の写真は事務所のレコード棚。
ま、大した枚数ではない。以前はこの倍ぐらいあったんだけど、転勤族をやっている時に、あまりにも引っ越しの時に大変だから2,000枚以上売ってCDに買い替えた。別に後悔はしてませんよ~だ。
だってCDは小さいし、ノイズはないし、手入れはラクだし…便利じゃないか。CDが出て来た時に人類がどれだけ感動してありがたがったかをオレは決して忘れないゼ。
で、処分して枚数は減っても、思い出はちっとも減っていない。
奥がロックで手前がジャズ。
この中には、45年以上前にお小遣いを貯めて買ったアルバムや、有楽町のハンターに毎週出かけて少しでも安く買い求めたアルバムがゴロゴロしている。
配信だ、ストリーミングだ…って今の子は気の毒だ。
私たち世代はこうして思い出を物質として保存しておくことが出来るんだからスゴイ。
ま、こうして13、14歳の頃から音楽に夢中になったワケで、やっぱりいつかはレコードを制作する仕事に携わってみたいと思って来たものですよ。
それが期せずしてこの年でD_Driveと通じてMarshall Recordsの仕事を始めたでしょ?
いいわ…もう。メッチャ大変なんだもん。
忙しくて「10連休」も「平成最後」も「令和初」もゼンゼン関係なかったわ!
そりゃ仕事自体はオモシロイけど、やることが多すぎて、ここのところ身体がいくつあっても足りない感じだった。
アーティストひとり面倒をみるのがこれほど大変だとは思わなかったよ。
でも、私なんかがまだ好きなバンドを扱っているんだから全然マシで、これがアータ、「何でもいいから売れるモノを作れ!」なんて会社でゴリゴリやられた日にゃタマらんぜよ!
音楽なんて絶対にキライになるな。
やっぱり好きなコトやモノを仕事にするのはかなりリスキーだ。
こうして好きなモノを通して思い出を眺めておくのが一番幸せだ。
ああ、それと大変なのはITよ、IT。
一緒に仕事をしているのはイギリス人でしょ?
連中、ITだかSNS(イギリスでは「Social media」といいます)だかの活用度合いが凄まじく進んでいて、メールで指示が来ると、その英語は問題なくわかるんだけど、出て来るIT単語の意味がわからずに四苦八苦しちゃうのよ。
「ハァ、なんスかそれ?」の連続。
もちろんこっちがジジイということもあるよ。ツライ渡世だぜ。
…とマァ、そんな具合なもんだからMarshall Blogの更新もとんとご無沙汰してしまったのです。
それが、ようやく少し落ち着いての投稿だ!

10場所は池袋の要町。

20「TOKYO美食伝説 PapiPopi」というレストラン。

30ココで食事をしながらMASHAと真壁雄太の演奏を楽しもうという企画…名付けて『美食 de ROCK』。

40sお邪魔したのは3月に開催した3日間のウチの初日。
毎日変わるメニュー。
コレがその初日の美食。

50冒頭はこのレストラン、PapiPopiのオーナーシェフ、橋本徹さんのご挨拶。60v橋本さんはかつてはZERO Corporationの主宰者で、MVPレーベルのもと、1999年に事業解散するまで8年の間、ハード・ロック/ヘヴィ・メタルのアルバムを制作し続けた。
今年はその解散から数えてちょうど20年目となることよりこの企画が実行された。

70s橋本さんとは数年前に、まだウリがMarshallを使っていた頃、中野サンプラザの楽屋でご一緒させて頂いた。
あの時は令文さん、中間さん、ルークさん、ノンちゃんなんかがいらしていて、客席はMarshall祭りになっていたっけ。
アレから何年経ったのかな?…と思って調べると、2008年11月の来日時のことだった。
エ~~~、11年も経ったのかよッ!
それなのに橋本さんはお店に入って来た私の顔をご覧になるなり「お久しぶり!」とご挨拶してくださった。

0r4a0095 そして、この後のライブ・コーナーに出演するHIKOを交えてのトーク。
チョット、橋本さんの後を見て!
JVMのフルスタックが置いてあるレストランなんて普通ないぜ!

80トークの間、厨房で待機するMarshallボーイズ。

90トークは橋本さんとMVPレーベルの歴史。
冒頭に書いたように私なんかチョコチョコっとアルバムの制作を手伝わせてもらっているだけなのにヘロヘロになっているというのに…橋本さんは8年間に100を超すアーティストによる300枚を超えるアルバムを制作した。
しかし、ZEROコーポレーションが「公文」の完全子会社だったとは知らなんだ。
そして、プロデューサーから転身して現在はこのレストランで「食うもん」をお作りになられている。
何とも派手なキャリアをお持ちなのだ。

100お待ちかねのライブ・コーナーがスタート。110メンバーは…
最近Silexの再スタートを発表したMASHA。

120v真壁雄太130そして、YUKO。
リズム隊はなし。

140vMASHAくんはJCM2000 DSL40Cを使用。

150v雄太くんは見えていないけど、真後ろに置いたMGを鳴らしていた。

160vオープニング・ナンバーはMichel Schenker Groupの「Into the Arena」。

170HIKOさんが加わってTalismanの「I'll Be Waiting」。

200ナント、ギター・チームはアコギに持ち替え!
 
スウェーデンのバンドなのね?
「talisman(タリスマン)」は魔除け、とかお守りという意味。「amulet(アミュレット)」なんてのもお守り。「♪She had a snake for a pet and an amulet」なんてザッパの歌で知った…ぐらいしか書くことがなくてスミマセン。

2102人がアコギを人前に弾くのを初めて見た。
予想以上にソフトな雰囲気にチョットびっくり。
続けてGlenn Hughesの「From Now On」。

220「え~、この曲はですね…」
1曲終わるごとに橋本さんがお出ましになられて解説をして、曲に関する思い出を語ってくれる。
その気持ち、わかりますよ~!

340MASHAくんがエレクトリックに戻って「Star Right」。
コレはUli Jon Roth。

230_sl「次はキャッチーな曲を演ります」とプレイしたのはDa Vinciの「Looking For Love」。
コレはノルウェイ?

240_lfl確かにキャッチーな曲だね。

250黙々とアコギでバッキングに徹する雄太くん。

260vまたアコギのセットに戻って「Virtual Reality」。tenというイギリスのバンド…え、知らないのは私だけ?
こりゃまった失礼致しました~。
どんな曲を演ったか…ということをレポートしていますんで、そこんとこ4649。
ちなみにこの日の料金は3,969円…「Thank you rock」だった。

270_vrコレは知ってんだよ。
Riotの「Worriar」。280_w去年、LOUDNESSのイベントで来日して写真を撮らせて頂いた。
その時の様子がコレ⇒METAL WEEKEND 第3弾~RIOT
やっぱりこの曲でメッチャ盛り上がっていた。
300vそして、今日もやっぱり盛り上がる!290v

320v

310最後はMASHAくんが敬愛するZenoの「Meet Me At The Rainbow」で幕を降ろした。

330次回の『美食 デRock』は6月の6日から4日間!
 
詳しい情報はコチラ⇒PapiPopi公式ウェブサイト

350s 

200_2 
(一部敬称略 2019年3月14日 池袋要町TOKYO美食伝説 PapiPopiにて撮影)

2019年4月25日 (木)

The Road from Honky Tokyo vol.2~Luther Smoke Dokeyes登場!

 
今日はまたクイズから。
「信天翁」と書いてナンと読む?
 
答えは「アホウドリ」。
天に信(まか)せて、同じ場所で魚が来るのを一日中ジッ~待っている翁(おきな=ご老人)のような白い鳥という意味なのだそうだ。
イヤ、鳥のことはどうでもいい。
「ネコの町」で知られる谷中に「信天翁」という古本屋があった。結構マニアックな品揃えが気に入っていたんだけど2か月前に閉店しちゃった。
店主は比較的若い方だったけど、もう古本屋を廃業してしまうのだそうだ。
一方、高円寺で40年続いた中古レコード屋が今月で閉店するという投稿をfacebookにしたところ存外にたくさんの反応を皆さまから頂戴した。
こういうのはホントにイヤだね。
すごく寂しくなる。
私のような古い人間には、本もレコードもITに蹂躙され続けているようにしか見えない。
やぱり音楽は記録媒体が回って再現するものだし、本は紙で味わうものだと私は確信している。
「本」と言うものは、手に紙の重みを感じ、インクのニオイを味わい(古本の場合はカビのニオイ)、目で追い終わったページを繰るモノとキマっているのである。
日本はイギリスと並ぶ世界に冠たる文学王国だ。
それがナニが悲しくてディスプレイの本なんぞを読む必要があるのだ。
「電子書籍化を望む」なんていうことが信じられないワケ。
ITは便利なモノだし、使い方によってはとても合理的なモノでもあるけど、ITの進出によって失うモノも少ないくないことを意識してやって欲しいと思うんだよね。
金儲けばっかりじゃダメなのよ。
そして、それらは一旦失うと二度と取り戻せないモノであることが多いということも意識して然るべきだと思う。
で、その信天翁が閉店する間際にやっていた処分セールで手に入れたのが下のアイテム。
「黒門町」の10枚組CD&ブック・ボックスセット。
いつも書いているように、志ん生はジャズ・ギターで言えばウェス・モンゴメリー、黒門町の師匠、桂文楽はパット・マルティーノ。「黒門町」は今の上野広小路とか御徒町のあたりね。
ジャズの方はナンダカンダでウェスに軍配が上がり、落語も八代目文楽より五代目志ん生を聴く機会の方がはるかに多い。
ところが黒門町の噺を無性に聴きたくなる時も少なくない。
そこで圧倒的に良心的な値段が付いていたので何の迷いもなくこのセットを買い込んだ。
ちなみに「黒門」というのは徳川家の菩提寺である寛永寺の入り口にあった門のことで、今の上野恩賜公園(春は阿鼻叫喚のヨッパライ地獄になるエリアね)の入り口辺りにあった。
上野戦争で薩長軍にボッコボコにされたが、オリジナルが南千住の方に移設されて残っている。
鉄砲の弾の穴だらけよ。
今度また『私のディープ浅草』で紹介するので覚悟しておいてチョーダイ。
10さて、ココまではイントロのイントロ。
落語を引き合いに出したくて、強引にアホウドリまで引っ張り出した。
実にゴージャスな構成でなかろうか?
ナゼならこの記事がMarshall Blogの12年目の最初記事だからであ~る。
さて、落語。
別の記事でも書いたが、落語が今また元気なのだそうだ。
若手の噺家が出現し、それを観に若者が積極的に寄席に足を運んでいるらしい。
そして、そこで出演していたベテランの噺家にも興味が広がっているとか…。
つまり、「落語」という古典芸能がキチンと若い世代に伝承されているのだ。
ナゼ、ロックにコレができない!?
熊さんや八っつあんや横丁の凸凹やアンニャモンニャの舞台は100年も前なんだぞ!
なのに今のロックはクリエイテビティという面においては、たった50年前のロックの足元にも及ばないじゃないか!
ロックのベテランの世代と若い世代の交流は演る側にも楽しむ側にも大きなメリットがあると思うのだが…この2つの世代の間にできた無意味な溝が埋まる気配は一向になさそうだ。
今日はそんな時代を背景に現れた、若きロックの伝道者のライブ・レポート。

D_aeh3 そのバンドの名前はLuther Smoke Dokeyes(ルーサー・スモーク・ドゥーキーズ)。
頭文字を並べて「LSD」。
今日のレポートはLSDのホーム、神田淡路町のTHE SHOJIMARUから。
「淡路町」については以前やったね…アレも調べていてすごくおもしろかったっけ。
興味のある人はコチラをどうぞ。

20vところで、どうやってLSDとお近づきになったのかと言うと、以前からTHE SHOUJIMARUに出演しているamber lumberのおススメがあったのがひとつ。
そして、NATALアーティストの石川達也くんが渋谷でドラムのクリニックを開催した時にLSDのJohnnyくんが来て、達也くんが紹介してれたのがキッカケだった。

25vこの3人がLuther Smoke Dokeyes。
Jonny

30v伴航平

40v山口翔也

50v全員が平成8年(1996年)生まれの23歳。
そんな3人が集まってサザン・ロックやカントリー・テイストの音楽をコピーではなく自分たちのオリジナル曲で追及しているのである。

501曲目は「Far East Cowboy」。
「デモCD」という形で、手売りだけで流通させた曲。

60続けて「Win, Lose or Draw」じゃなくて、「Win, Lose or Honky Tonk」。こんなタイトルを見せられちゃうと桃が食べたくなっちゃう?
サウンドもごっきげん!
コレも「Far East Cowboy」と同時に発表された。
実はこの日に初めてLSDのサウンドを耳にしたのだが、それまでに会ったJohnnyくんとステージの上のJohnnyくんがゼンゼン別人でビックリ仰天!
私が知っていた、腰が低くてとても静かなJohnnyくんがアメリカ南部からやって来た若いミュージシャンになっていたからだ!
声がいいのよ。

80_wlh23歳の若者が、こんな曲を作って、そしてサラっと演奏しちゃうだなんて、ここ35年ぐらいの間に誰が一体期待し、想像していただろうか?

100v勝っても負けても、私にとっての「Honky Tonk」はカントリーでもなければ、ストーンズでもなけれし、キース・エマーソンでもない…絶対的に的にコレなんですけどね。

110cdカントリー調に「One More Scotch, One More Bourbon, One More Beer」。
このタイトル、イギリス、フランス、ドイツってところか?
スコッチはスコットランド、バーボンはフランスの「ブルボン王朝」が語源、そしてドイツで飲むバイツェン・ビヤはすこぶるウマい。
「One More Scotch, One More Bourbon, One More Beer」と来て、最後は「One for the road」と締めくくろう!
しかし、3人とも演奏している姿が実に楽しそうなんだな~。
このご時世にJ-POPに目もくれないこんな若者がよく3人も揃ったもんだよ。

125テンガロン・ハットをかぶったJohnnyくん。
「ありがとうございます!」
大きな歓声。
「XXちゃ~ん!」と呼び声がかかる。
「チョット!オレ、このバンドでは『Johnny』って呼ばれてるんだから!本名で呼ばないでよ!」
しゃべるといつものJohnnyくんになる。
「新曲を演りたいと思います」

130テンガロン・ハットとMarshall…いいね。
実際にその2つを結び付けているのは白いカール・コードだけ。
Marshallにレスポールを直つなぎしているのだ。

150v曲は「The Sunset」。

140_ss落ち着いてユッタリとした雰囲気の曲がまたよく似合う。
160_otb短いMCを挟んで「On the Border」。

D_0r4a0103 まるであったかいスープを飲んでいるかのようなウォーム・サウンド。

155しかし、ギター・ソロは「ウォーム」というより「ホット」なのだ!
135vどうでもいい話なんだけど、ベースの航平くんが、私が大学を出て就職した会社の同期のヤツにウリふたつで驚いたんよ。
しかも、ソイツに会ったのは22歳の時だから年恰好もドンズバ!
体育会系枠で入社した彼は、サウナ風呂に1時間以上入っていてもヘッチャラだった。
また、みんなで戸隠に行った時は、折悪く視界が1mもないほどの猛吹雪でリフトが止まっていた。しかし彼は「せっかく来たんだから」と、スキー板を担いで自力ではるか彼方のゲレンデのテッペンまで歩いて上がり、それを3回ほど繰り返した。宿に帰って来た時、眉毛もまつ毛も完全に凍っていたが、ニコニコとまるで意に介さないようすだった。
そんな彼も大盛の豚骨ラーメンの「コッテリ・スープ」を最後の一滴まで飲み干した時はゲロを吐いたらしい。
失敬、失敬!
あまりにも似ているのでついこんなことを思い出してしまったのよ。
 
もちろん航平くんはそんな私の同期とは関係なく、芯を喰ったベースらしいベースサウンドを聞かせてくれる。

170コーラスもバッチリ!

120_oms6曲目は「Keep On Hankin'」。
「Keep on Hangin'(ガンバっていけ!)」のシャレですな?
しかし、ハンク・ウィリアムスは聴かないよ~!
レオン・ラッセルの『Hank』は持っているけど、果たしてどんな曲が入っていたのかまったく記憶にない。

180_koh歌詞もオモシロイね。
「基本HANK忘れるべからずです」…スイマセン。
ハンク・ウィリアムスに「♪ナッシュビルまでは遠いの?」みたいな曲でもあるのだろうか?
知らないよ、そんなこと…私には訊かないで!

190vコレはね「やったね!」って言ってあげたい。イヤ、実際に電話でJohnnyくんに言ったんだけどね。
7曲目に演奏した「Drinkin' Whiskey With Dad」という曲。

200_dwwdチョットLynard Skynardの「Don't Ask me Questions」を思わせるイントロに続く歌詞がスゴい。
「♪時は平成 場所はお江戸 台東区南側」…こんな歌詞見たことない。
…と思ったらちゃんと「Sweet Home Alabama」が出て来るヨ。でも気分はナゼかフロリダ。
どうなってんだッ?
でもお父さんと飲んでいるのは台東区。いいね~。

240vサウンドは何の飾りもないエイト・ビートのストレート・チューン。コレでいい。
ナゼ、私がこの歌詞がスゴいと思うかと言うと、「台東区南側」という地名が入っているから。
「続東京ワッショイ」みたいな曲は別にして、日本のロックの歌詞って固有名詞が出て来ることが洋楽に比べて圧倒的に少ないんだよね。
特にサザン・ロックは地名がやたらと出て来るでしょ?
The Kinksだって「Denmark Street」とか「Waterloo Station」とかロンドンの地名がバンバン出て来る。
日本の音楽でコレに相当するのは民謡か浪曲か演歌ぐらいだよね。
人名もそう。
ポールなんてすごくウマいよね。
「Vera, Chuck and Dave」とか「Sister Susie, Brother John, Martin Luther(←偶然!), Phil and Don」なんて名前だけ並べて歌詞にしちゃう。
コレを日本がやるとどうしても「お富さん」とか「サチコ」とか「そんな夕子のほれました」とかになっちゃう。
もちろん「いとしのエリー」とか例外も多いけどね。

220v地名はムズカシイよね。特にサザン・ロックでよく見る旅をテーマにした「ロード・ソング」みたいなヤツ。
メンフィスとかアラバマとかメイコンとかスパータンバーグ(←ヘヘヘ、コレはサウス・キャロライナのThe Marshall Tucker Bandの地元)みたいな地名が出て来るからカッコいいワケで…。
これを日本風にやると…

諏訪湖を超えて来たぜ辰野まで
ココで飯田線にtransfer
飯田ラインのdestination
Just like 両国 Old房総、not 妄想
飯田ライン 駅間very close
やたらと止まってlonly heart
伊那北、沢渡、駒ケ根カツどん
ソース not エッグ、ベイベ~

ようやく座光寺、元善光寺

こっちがOriginal善光寺
短い回廊、もう帰ろう

みたいなことをサザン・ロックはやってるハズなんですよ。
「Rumblin' Man」にしたって、あんな状況日本じゃ考えられないもんね。
それをJohnnyくんが「台東区の南側」でやってくれたように感じるワケ。
 
とにかく、酒が飲めてお父さんと仲がいい人は、元気なウチに一緒にイッパイやっておくといい。
私も実家に帰るたびに付き合った。
それでも映画の話や昔の浅草の話をもっと聞いておけばヨカッタと大後悔している。
今の今でもMarshall Blogを書いていて「あ~!お父さんがいれば訊けたのにナァ!」ということがよくあるんだよ。

230v「今日は発表がありまして…ナント、4月3日に我々のファースト・ミニ・アルバムが全国流通することになりました!」

250v航平くんが手にしているのがそのミニ・アルバム。

260コレ…『The Jukebox is Playin'』。
レコーディングでは1959SLPが使用された…直結。
現場は大変だったらしい。そりゃそうだ。
このMCの前に演奏した3曲はこのアルバムからのチョイス。
ジャケットのWurlitzerのアイデアはJohnnyが敬愛するジョージ・ジョーンズの曲の歌い出しから思いついたそうだ。
ジョージ・ジョーンズって誰やねん?270cdそして、この日使用したMarshallの紹介もしてくれた。
このコンボは昨年のNAMMで発表したORIGINの50W 1x12"コンボのORIGIN50C。
さっきも書いた通り、コレにレスポールを直つなぎ。コレがホントの「オリジン」だってばよ!
それはそれは素晴らしいサウンドで、スッカリORIGINを見直してしまったよ。
やっぱり直はいいね。
「男らしい」とかよく言うけど、男も女も関係ない。
ギターとアンプの間に何にもないんだもん、音が良くなるにキマってるわ。トラブルも起きないしね。
カール・コードでハイが大人しくなったのもヨカッタのかも。
再興に太く、ヌケつサウンドだった。
値段もお手ごろだし…恐るべし、ORIGIN!

280「オレ、いつもより汗をかいてる…」とジャケットを脱ぐと、その下にはこんなTシャツ。

90私のHonky Tonkはコレ。
もういいか。
110cdカウベルを叩くJohnnyくんと航平くん。
♪ガツツガツツガツツツガツガツ…

290リズムはセカンド・ライン。
でも雰囲気は今にも「♪Spotcheck Billy got down on his hands & knees」と始まっちゃいそう!
メッチャごきげん!

300曲は『The Jukebox is Playin'』収録の「Ramblin' Rider」。

310歌詞に「Dr. John」と「Littele Feat」が出てくる。
アタシャ、サンプラザで観ましたからね、ローウェル・ジョージ。
歌詞には「ガルシア」なんて人名も出て来る。
サム・ペキンパーかと思ったらDeadの方。
Greatful Deadはとうとう日本に来なかった。Steve Miller BandとVan Morrisonももう来ないだろうね。
「♪70's年代にひとっとび」か…。
世の中で「クラシック」として扱っているロックとか「古き良きわが青春のロック」って80年代が主流なんだよね。
そういうのに接するたびに自分の古さに愕然とする。70年代ロックで育った私は原始人で言えばミンガスもビックリの直立猿人ぐらいだよな~。
60年代中盤から75年ぐらいまでが私にとっての「ロック」。今でもそれ以降のロックをプライベートで聴く機会はない。
でもLSDのサウンドは何の抵抗もなく私の脳ミソに入り込んでくる。
そんなチームなのだ。

320vジョニーくん、コレね、電話で話した『Sailin' Shoes』。
ロンドンはウォレス・コレクションという博物館に飾ってあるジャン・オノレ・フラグナールというフランスの画家の「ブランコ(The Swing)」という作品。

330こんな風にしちゃうネオン・パークがいい加減スゴイわ。
ちなみにウォレス・コレクションの隣はEMIの元本社ビル。ビートルズの赤盤と青盤のジャケ写を撮ったところね。

12ssあの2枚のジャケット写真はアンガス・マクビーンというフォトグラファーが撮影したんだけど、その時の様子が、こんなビートルズにまつわるロンドンの名所を紹介している本に簡単に書いてあって、読むと実にオモシロイ。
この手の本をかき集めては、ロンドンに行く度にシラミ潰しに現場を訪れているのだ。
ロンドンは狭いからこんなことができる。
サザン・ロックの名所めぐりなんてそう簡単にはできないよ。

D_ba2 LSDのステージも大詰め。
残すは2曲。
まずはミニ・アルバム収録の「Jukebox Blues」。
こんな曲!…今の若い人を10,000人集めて逆さにしても絶対に出て来ないぞ!

340_jbb「♪大音量のGeorge Jones」…だからジョージ・ジョーンズって一体誰なのサ…と思ってYouTubeを見て納得。
ドカントリー。
ジョージ・ジョーンズなんて日本で言うと「山田太郎」みたいな名前だけど、カントリーの大御所なのだ。
道理で知らないワケだ。
私、ジャズやロックだけでなく、現代音楽も民族音楽も大好きなんだけど、人生でカントリーだけはまったく聴いてこなかったのです。
多分なんですが…コレからも一生カントリー聴かないまま人生を終わらせると思う。
もうチョット言うと、サザン・ロックもあんまり得意ではなくて、中学から高校にかけて、本当に有名どころをツラっと聴いただけなんです。
そんな私に「大丈夫ですか?」と心配してくれるJohnnyくんなのだが、とにかくLSDは私をゴキゲンにしてくれる…なんて書くとアブナイか?
サザンロックで好きなのはThe Marshall Tucker BandとBlack Oak Arkansas。
Toy Coldwellなんていいよね。Marshallじゃないけど…Marshall Tuckerのクセに。「This ol' Cowboy」なんて死ぬほど聴いたわ。
ちなみにLuther Smoke Dokeyesというバンド名に意味はないのだそうだ。
でも、サザロックのバンド名は「3ワーズ」という印象がJohnnyくんにはあって、それに合致している。
冠詞は無視して…今上げたBlack Oak Arkansas、Marshall Tucker Band。なるほど。
Allman Brothers Band、Charlie Daniels Band…人名+Bandというだけの感じもするが…。

350v本編を締めくくったのはアルバムのオープナーの「Last Train To Memphis」。
先日、事務所に長い付き合いのベテラン・ギタリストが来てくれて『The Jukebox is Playin'』を聴かせてみた。
イントロの2拍目ぐらいで彼はこう言った「お、サザンロックじゃん!」
LSD恐るべし!

360_lttm

370サザンロックにボトルネックは欠かせない。
もちろんJohnnyくんはボトルネックもバッチリ!
これがレスポールと直につないだORIGINと組み合わさって信じられない位いい音なんだよ!

380奇を衒うことなくJohnnyくんの作品を通じて「いい音楽を作ろう!」という気概が伝わって来るリズム隊も素晴らしい。

390vとにかくナニがあっても続けて欲しい。まずはそこから。

400vココで今日の記事の冒頭に戻る。
とにかく、オジさんたちだけでなくバンドのメンバーと同世代の若者にLSDが出演するライブハウスに来てもらって、観て、聴いて、感じて欲しいと思うのだ。

410アンコールはLSDの前に出演した日暮士歳朗さんがLSDに加わって1曲演奏した。

450曲は「Shake Hands Blues」。

4602人のギター・バトル!

480vココも見応え十分だった!

490vまたのLSDのステージを楽しみにしている。
それまでにジョージ・ジョーンズを勉強しておかなきゃ!…ヤ~ダよ。
 
Luther Smoke Dokeyesの詳しい情報はコチラ⇒facebook

500もうやらなきゃならないことがイッパイありすぎて、毎日更新が困難になっちゃったけど、12年目に入ったMarshall Blog…毎日チェックしてね。
LSDともどもこれからもよろしくお願いします。
 
あ、このアルバム、最後にブルーグラス調の「Luther's Breakdown」という曲が入っているんだけど、「Foggy Mountain Breakdown」みたいにどうしてこういう曲は「Breakdown」なのかね?

510cd<オマケ>
その有名な「Foggy Moutain Breakdown」を作曲したのがブルー・グラス・バンジョーの大御所、アール・スクラッグス。
「カントリーは聴かない」と言っても何枚かは私も持っていてね(友達からもらったんだけど)。
で、スクラッグスのバンド、The Earl Scruggs Revueのこの1975年のアルバム『Anniversary Special Volume One』にまだブレイクする前のビリー・ジョエルの名前を発見して驚いたのは34年ぐらい前の話。
当時、ビリー・ジョエルは飛ぶ鳥を落とす勢いだったからね。「こんな仕事をしてたのか…」と感心した。
もうひとつは、ナゼかアルヴィン・リーが参加している。
オイちょっと待てよ!
アルバート・リーの間違いじゃないのか?カントリーだぞ!
アルヴィン・リーなの。
チャンとカントリーっぽく弾いていてなかなかにカッコいい。ビリー・ジョエルのピアノもテクニカルで最高。
なんだ、いいじゃん、カントリー。

でも、カントリーのギターの人ってホントすごいよね…超絶。
あの世界もイングヴェイ派よろしく、ブレント・メイスンとかジョニー・ハイランドとか後継者がシッカリしている感じがする。
一度、ロンドンのギターの展示会でスゴいプレイを見ちゃってさ。
誰かと思ったらジェリー・ドナヒューだったの。
あまりのオリジナリティと技術に圧倒されて結構腰が抜けたな。

Esr
 

200 

(一部敬称略 2019年3月9日 神田THE SHOJIMARUにて撮影)

2019年4月22日 (月)

大山まき Presents Howling Night


時々「~をするために生まれて来たような人」っているじゃない?
職人、芸人、スポーツ選手、医師、教師、公務員、サラリーマン、無職…「無職」は仕事じゃないか。職業に貴賤はないワケで、自分の仕事を愛し、とにかく夢中になって働くことができるのはとても幸せなことだ。
「~をするために生まれて来たような人」なんて呼ばれるシチュエーションに収まるのはとりわけ幸せなことではなかろうか?
今日の記事の主役、「大山まき」はまさにそんな人だと思う。
すなわち「ロックを歌うために生まれて来た人」だ。
Marshall Blogへは2017年5月以来、2回目のご登場。
あれからもう2年か~。
ドラムのPONさんに誘われてチッタ川崎で初めて観た時は感動したね~。
イギリス人なら間違いなく「Blimey!(ブライミー!=アッと驚くタメ五郎!)」と言うところだった。
それ以降、まきちゃんの歌声を聴くチャンスをズッと窺っていたのだが、なかなかそのチャンスがなかった。
しかし、ついにチャンス到来!
明後日の24日にリリースされるニュー・アルバム『MONSTER』のレコ発ライブにお邪魔してきたのだ。
10v開催は3月2日。
ずいぶん前からレコ発をやっていたんだね~。
少しでも早くみんなに聴かせたくなるような満足のいく出来、ということだったのだろう。
実際、その通りなのだ!

20vコレがそのニュー・アルバム『MONSTER』。
まきちゃんのロックの魅力がタップリ詰め込まれた8曲入りのフル・アルバムだ。

40cdこの日、昼の部はまきちゃんが長い間取り組んでいる「アコメタル」のワンマン。
そしてこれからレポートする夜の部は、Rie a.k.a. Suzakuとのダブル・ヘッドライナーという企画。
昼間の熱演の疲れなどおくびにも出さずステージに登場した夜のまきちゃん。

50大山まき

0r4a0846 斉田和典60v志太郎

70v佐野優

80そして、山口PON昌人!

90v今日もNATALを従えての登板。
110遠慮なくにパワフルに演って頂きました。

1001曲目は『MOSTER』のクローザー「Pair Letter」。

120_plコレコレコレコレコレコレ~!
ノッケから「まきちゃん節」が大炸裂。
2年前、この歌いっぷりにヤラれたのだ!

130vギター・チーム2人の華麗なソロ!

140v

150vそして灼熱のビートを送り込む強靭なリズム隊!

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160v昼間の「アコメタル」から連続でご覧になっている方も多かったハズ。
しかし、そんな客席に「疲労感」はまったくなし。
まきちゃんのパワーに真っ向からブツかり合う高テンションで臨んだ!

1702曲目も『MONSTER』から「Karma」。

180_kmこれまた胸のすくドライビング・チューン。

190v草食系ロックに喝を入れているかのようなまきちゃんの絶唱があまりにも素晴らしい!

200vさらに『MONSTER』から「Survivor」。

210_svそうそう!やっぱりまきちゃんはヨソとは違う…こういうヘヴィなシャッフルなんて今、他では聴けないよ。

210vこの手の真のロック・ボイスでなきゃたとえ演ったとしても聴いていられないけどね。

220「どうもありがとう!
みんな良い顔してる!ナゼなら…ってか?
私のレコ発なのだ~」
♪ドコドン、ジャ~~~ン(E)。
「最後まで楽しんでいってください!
さて、ロック好きのみんなはマジメでいい人にキマっています。
私のルーツの音楽を演ります」

230mcナニかと思ったら「Stormbringer」。

240_sbDeep Purpleの1974年のアルバム『Stormbringer』のタイトル・チューン。
250vこの辺りのDeep Purpleはリフ・ロックの最高地点だよね。
またこういうロックの時代に戻ってきてもらいたい…と思っている人は日本に相当いることでしょうな。
イギリスはこういうタイプのオリジナル曲を演る若いバンドが絶え間なく出て来るんだよね。
280まきちゃんがせっかく機会を作ってくれたのでチョットやっておくと、『Stormbringer』のジャケットはコレ。
「嵐の使者」だからして、竜巻の上をペガサスが降りて来てる絵。
コレは元々は1927年にルシール・ハンドバーグという女性がミネソタで撮った写真が元になっている。

Sb その写真がコレ。
なるほど。Lh そして、この写真を使ったジャケットがもうひとつ。
世紀の問題作、名作として名高いMiles Davisの『Bitches Brew』がソレ。
こっちはマティ・クラーワインという人の作品。
マティは以前、他の記事でも紹介したが、ジャズやロックのアルバム・ジャケットをたくさん手掛けたドイツの画家。
このアルバムが出てこないジャズの指南書はまずないというぐらいの名盤選の常連で、ジャズを聴き始めの頃にどうしても聴いてしまうんね。
でもこんなの聴いたらジャズなんか好きにはならんて。
ナニを演っているのかサッパリわからないし、Bennie Maupinのバス・クラリネットがやたらと薄気味悪いし…。
ところが、ガマンして何度も何度も聴いていると、ある時から「アララ!カッコいいじゃん!」ということになる。
要するに他にない音楽なので、最初のウチは耳や脳が音楽に着いていかないんだね。知らない音楽を聴くのはツライものだ。
そんな音楽をクリエイトしたMiles Davisはやっぱりエライ。

12bb_2そしてエライのはまきちゃん。
こういうトラディショナルなハードロックを勉強しているからこそ、こうしたシッカリしたロックが演れるワケだ。

260続いてもDeep Purpleで「Space Truckin'」。
フ~ン、こんなん好きなのか~。
30v以前、チッタで観た時のJanisの「Move Over」のイメージが強かったものだからチョット意外。
Deep Purpleのコピーバンドは今でもたくさんあるけれど、レパートリーは大抵MKIIIじゃない?演っている人にその理由を尋ねたことがあった。
そしたら、イアン・ギランを歌える人がいない…とか言ってた。
まきちゃん、出番です。
まきちゃんの歌で『Who Do WE Think We Are(紫の肖像)』の全曲実演…なんて聴いてみたいナァ。

D_s41a0639 ギター・バトル。
0r4a0761審判はまきちゃん。

0r4a0759 どっちが勝ったのかな~?
引き分け~!
ナゼなら2人ともMarshallだから。
Marshallプレイヤーはみんな同じファミリーのメンバーなのだ。

0r4a0763 コール&レスポンスも交えて大盛り上がり!

300「どうもありがとう!
私、この日に賭けていました。この3月2日を『レコ発』にしたくてレコーディングをガンバったんです!生で聴いてもらいたかったから!」
そして、メンバー紹介。
「PONさんはどうしても参加したい!と今日来てくれました。歌うドラムスを披露してくれます」
下手のギターの志太郎さんを除いて今日ステージに上がっているのは全員『MONSTER』のレコーディング・メンバーなのだ。
「生の演奏をみなさんにお聴かせしたかったんです!」

310_teココで1曲『MONSTER』から離れて「手の鳴るほうへ」。
女子ハンドボール・チーム「大阪ラヴィッツ」の公式タイアップ・ソング。

340v_sdd_2 そしてまた『MONSTER』から「Swingout」。

330タイトル通りの4ビート。
でも「Swingout」は「空振り」という意味ね。
4ビートはムズカシイね。

355続けて2013年のファースト・ミニ・アルバム『愛すべきけものたちへ』から「修羅場 de ダンス?」。

360_stf#9thが効いたソリッドなナンバー。
まきちゃんって声の質は言うに及ばず、その声をうまく使った歌い回しがやたらとカッコいいんだよね。
いわゆるロックの歌い方。
ポール・ロジャースとかスティーヴ・マリオットとかレイ・デイヴィスとか、もっと言うとポール・チャップマンとかディメトリオ・ストラトスとか…みんな自分だけの歌い方のスタイルってあるじゃない?
ああいうのを確立している。だから他のシンガーとはチト違う。

370vPONさん、絶好調!
後の方で暴れまくっております!

380「ココはお風呂ですか?暑いね~!すっぴんに近くなって来たよ」
とにかくスゴイ汗!

395vまさに激演の証。
その清々しい汗はコレぐらい気持ちよい!

396そして、最後のセクション。
「自分の中に生まれたモンスターをもっともっと大きく育てたい。ロックやライブハウスを喰らい尽くしたいんですよ!
いい景色を見せられると思うのでみんなも付いてきてください!
新しい曲を演ります。今日はありがとう!」

S41a0991『MONSTER』から2曲目の「Satisfaction」。

400_monコレはいかにも「まきちゃん」っぽいナンバーだね。
節々の締めくくり方がメッチャかっこいい。
普通の人はなかなかこうは歌えない。

365vうん、この曲、すごくいいわ~。

410そして、本編の最後はタイトル・チューンの「MONSTER」。
サビのメロディがとても印象的だ。

S41a0979まきちゃんだけでなく、バンドもモンスター級のパフォーマンスで本編を締めくくった。

420v

430v

440v

450vやっぱNATAL、音いい~。
この音抜けの良さはまきちゃんのパワフルな声には持って来いだ。

460しかし…今でも方々で引っ張りダコのまきちゃんだけど、コレ、もう少ししたらこのあたりの世界は「まきちゃんの声一色」になっちゃうんじゃないの?
イヤ、もうなってるか?
問答無用でカッコいいわ。
未体験の人は「ロックを歌うために生まれて来た人」のライブにゼヒお出かけください。
 
大山まきの詳しい情報はコチラ⇒Oyama Maki official website

465アンコールは「♪ロンリ、ロンリ」の「Rock'n'Roll」。

4706月26日、『Top Runner』でメジャー・デビューを果たすRie a.k.a. Suzakuが加わる。

480vRieちゃんの登場にお客さんも大喜び!

490最後もビシっとキメて…

500『MONSTER』発日記念ライブの幕を降ろした。
あ~、カッコよかった。
アタシャ、帰りの車の中でも興奮しっぱなしだったわ!

510v終演後のPONさん。
リクエストにより、FEEL SO BADのTシャツ姿のPONさんをパチリ。
ナントならば、前回PONさんがココCrescendoに出演した時は冬樹さんと一緒だったのだ。
それを思い出しての1枚。
 
その時のようすはコチラ⇒FSB presents "LIVE PENTAGON vol.01 ~TOKYO~" <後編>

520v大山まきニュー・アルバム『MONSTER』は4月24日リリース!

40cd

200

(一部敬称略 2019年3月2日 吉祥寺CRESCENDOにて撮影 ※Thank you very much for your cooperation on the backline and the desirable lighting, Maki and Crescendo!)