chemical drive ~ MOMO & THE SHOCKERS TOKYOとTHE LOVEROCK VIOLENT
ステージにセットされたMarshallとNATAL。
コレらがガンガン使われたイベントのレポート。
Marshallは上手がJCM900 4100(写真)とJCM2000 DSL100。
『chemical drive』と銘打った筋金入りのバンドのトリプル・ヘッドライナー。
「Chemical」は私、スゴイですよ。
何しろ学校出たての頃は化学品会社にいたからね。でもセメントのことしか知らないの。
トップバッターはTHE LOVEROCK VIOLENT。
オープニング・ナンバーは「Rage」。
ストレートなエイトビートのジャパニーズ・ロック。
随所で魅せるAtsuoさんのギター・ソロも大きな聴きどころ。
やっぱりチャンとしたロックのギターはMarshallで鳴らさないと!ってこと。
最初「ザ・ラヴロック・ヴァイオレント」というバンド名を聞いてチョットだけビックリした。
ナンとならば、Marshallのイギリスの本社の仲良しに「ラヴロックさん」という人がいるから。
この写真の右の赤ちゃんを抱っこしてるのがラヴロックさん。
ザック・ワイルドも顔がほころぶ可愛さの赤ちゃんは次女のコニーちゃん。今はもうリトル・レディだけどね。
ただ、「Loverock」とはスペリングがひと文字違っていて「Lovelockさん」なのです。
CLASSIC ROCK JAMやDAIDA RIDAで何度もご一緒させて頂いている。
清水さんのキーボーズから始まるのはバラード。
あとはお客さんの手拍子が盛んに鳴り響くノリノリ・ナンバーが続く。
やっぱりこのアッシュの音というのはソリッドなロックにピッタリだね。
「面影」という曲で締めくくった全8曲、全力疾走のステージだった!
THE LOVEROCK VIOLENTの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE
2番目に登場したのはMOMO & THE SHOCKERS TOKYO!
PONさんはいつもNATALのアッシュ。
だから鳴らしどころが完全にわかってらっしゃる!
44口径の弾丸もハジキ返しそうなバックルのついたベルト。
アチチチチチ!ホットロッドな足元!
そして、BLIND BIRDのTシャツ。
もちろん見た目通りのマスキュリンな歌声で暴れまくってくれた。
ロックというモノは本来はこういう声で演る音楽だったんだけどね。
イヤ、こういう声で演奏するのが「ロック」という音楽なのサ…我々の世代は。
コチラのチームもジャパニーズ・ロック・フィーリングむき出しのゴキゲンなパフォーマンス!
そうなんだよね~、大雅くん。
某所で何回も会ってるんだよね~。
ゴメンね、オジさん気がつかないで。
DSL100で着実なギターを聴かせてくれた。
実は…恥ずかしながら…GargoyleのTOSHIさんにも気が付かなかった!
コレのチョット前には犬神サアカス團のステージで撮影させて頂いたのに!
終演後、「アレ、TOSHIさん!観にいらしてたんですか?」なんて言ったら、「今、出てたんですよ!」ってな具合。
だってゼンゼン雰囲気が違うんだもん。
恥ずかしいったらありゃしない。
MOMOさんとはずいぶん長いお付き合いなのだそうだ。
この日は3月7日だったのだが、ココでPONさんからひと言。
「丁度ひと月前の2月7日にこのステージでBLIND BIRDのライブを演りました。それは今年初のステージでとてもいいライブになりました。
その後、桐嶋直志が2月22日に心不全で突然この世を去ってしまった…」
と、直志さんのことに触れ、言葉を続けた。
「MOMOが直志に『この曲をオレにくれ!』と頼んだ曲があります。ひと月前にココで演った曲です」
MOMOさんの熱唱。
BLIND BIRDのTシャツはMOMOさんの直志さんへの感謝の印だったのである。
ギターを降ろしたMOMOさん。
次の曲でも魂のさらけ出すような熱唱が続いた。ココで雰囲気を変えて「Are you ready?」とお客さんと声出しをした後、再びMOMOさんがギターを手にして持ち時間の最終コーナーに突入した。
昨年5月にリリースしたアルバム『12 Strings Ablaze~炎の12弦~』からタイトル曲他をプレイ。
MOMOの詳しい情報はコチラ⇒MOMO-SNAKE BITE LOVE
(一部敬称略 2018年3月7日 渋谷La Mamaにて撮影)