Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。
【マー索くん(Marshall Blog の索引)】
【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
【CODE/GATEWAYの通信トラブルを解決するには】

« 銀幕一楼とTIMECAFE企画 レコ発ワンマン公演 〜ゾッコンな夜に恋して〜 | メイン | ハートにグサリ!<後編>~ D_Drive »

2018年9月19日 (水)

ハートにグサリ!<前編>~ BOOOOZE

 
今日は前置きは抜きだ。
イヤ、チョットだけ書こう。
今日のタイトル…「heart」を入れようと思ったんだけど、どうもタイトルのところには絵文字が入らないようなので諦めた。
さて、そのタイトルは今日レポートするイベントの名前をちょっとイジったものにした。
イベントのタイトルは『Straight for the Hearts』という。
「straight for ~」は「head」を伴って「~へ直行する」という意味。だから「ハートにグサリheart!」だ。
「for」か…「to」としたいところだが、「head」と「for」は組だから。
「straight」ね。
セロニアス・モンクの代表作のひとつに「Straight, No Chaser」というにFのブルースがある。
無限にあるブルース曲の中でもAクラスにランクインする有名曲だけにご存知の方も多いだろう。
フランク・ザッパ・ファンなら『Roxy & Elsewhere』の「Be Bop Tango」でジョージ・デュークがスキャットして、バンドが猛然とスイングするシーンでおなじみのハズ。
あのジョージが歌っているのが「Straight, No Chaser」。

Sre 今では「チェイサー」なんて言葉の意味は誰でも知っているだろうけど、昔はコレがわからなくて翻訳家を困らせたらしい。
「まっすぐ行け!追手は来ない」
なんて珍訳もあったとか…ホントかな?コレじゃ「胡椒軍曹の寂しい心楽団」だ(←コレはビデオの翻訳で実際にあった)。
もちろん、本当の意味は「追い水なしのストレート」というスコッチの飲み方だわね。
マァね、結局、日本人はそんなスコッチ・ウイスキーのような強い酒を全く薄めないで飲むなんてことは普通じゃなかっただろうしね。
昔、ロサンゼルスの空港のバーのカウンターに立ったすごくキチっとした身なりの男性が、「キュ~!」っとバーボンのダブルを2杯続けてあおったのには驚いた。
イヤ、私だってやればできるけど、まず「ガッハ~!」っとムセることは間違いない。それと後で胃がね…コワイじゃん?
その男性はホントにグラス2杯の麦茶を飲み干したような風情でバーを後にしたよ。
カッコいいわ~。
あ~、ゴメン!
またこんなに書いちまった!
さて、今日のイベント・レポートのトップ・バッターはBOOOOZE。
Marshall Blogには2回目の登場となる。
メンバー全員がアルコール好きということからこのバンド名にしたのだが、飲む量がスゴイことから「o」を4コも入れてしまったという。
ウイスキーを飲む時は間違いなく「Straight, No Chaser」だな?

10佐藤陽(あきら)

20v伊藤大貴

30v大貴くんはMarshall!

40北川翔太

50v後藤尚音
コード・ナンバーは5107010。

60vオ―プ二ングは「Hush」。
Deep Purpleのはカバーね。
元はジョー・サウスという人の作品。
知らなかったんだけど、時の話題として…アレサの代表曲「A Cahin of Fools」のイントロはこのジョー・サウスが弾いているらしい。
また、この人、ディランの『Blonde on Blonde』にベースとギターで参加しているとか。
カッコいい曲だよね。
で、この曲が収録されている『Shades of Deep Purple』。
私はニック・シンパーに会ったことがあるのがチョットした自慢でしてね。
だって普通絶対会えないでしょ?
もっとも、その人がニック・シンパーって教えてもらわなければ、誰かはわからなかったんだけど…。
ジムのお別れの会に列席していたのだ。

70_h2曲目は「右脳」という曲。
以前にも演奏していたクラシック・ロック風味のナンバー。

80v_unギター・ソロ炸裂!

90v胸のすくようなヘヴィ・チューンは「銃声」。

100_jsヘヴィなリズム隊はこうしたヘヴィなナンバーにベスト・マッチする。

110v

120「Tell me why」というバラードが続く。

130vワイルドでハードなギターは心地よい。
やっぱこうしたチャンとしたロックはMarshallがクリエイトするギター・サウンドが不可欠なのだ。

140vギターのカッティングから「Naive」。

150_nvこの辺りも以前からステージで演奏されているBOOOZEのスタンダード・ナンバー。

160そして、出番を締めくくったのはデビュー・シングルのタイトル・ナンバーにしてBOOOOZEのキラー・チューン「Get Back」。

180ハードでスケールの大きなイントロを陽くんの熱唱が引き継ぐ。

190vココでもワイルドな大貴くんのギターが大活躍だ。

200vバンドを徹底的にうねらせる翔太くんの低音。

220vそして容赦なくバンドをドライブさせる尚音くんのドラミング。

230v久しぶりに観たBOOOOZE…やっぱり「ロック」だ!
イヤ、この人達は「ストレート」だな。
お後がよろしいようで…。
 
BOOOOZEの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook

240<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2018年7月20日 西川口Heartsにて撮影)