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2015年10月

2015年10月30日 (金)

SONICMANIAのMARILYN MANSON

齢を重ねないとできなかったり、わからなかったりすることも多いけど、若い時じゃなきゃとてもできないことも多いよね~。
「夜更かし」なんてのはその最たるもの。
ウチは父が職人だったこともあって朝が早く、私は子供の頃から夜更かしが苦手だった。
今ではそれが顕著になり、12時過ぎに起きていることは結構マレなのね。11時にもなるともう眠くて仕方ない。
仕事で仕方なしに2時、3時まで起きていようものなら、身体のリズムが狂ってしまって、次の日はまずダメ。向こう三日ぐらい調子悪くなっちゃう。
いくら「夜更かし」が苦手でも若い時はそこまで弱くはなかったんだけどね…。
これじゃ才能の有る無し以前にミュージシャンなんて職業はつとまらんわナ~。

…と、こんな話しで始まるのは今日の記事の内容が夜間勤務の話題だから。
SUMMER SONICのお話し。もう全然「サマー」じゃなくて季節ハズレになっちゃったけど…。

A10何やかんやと毎年参加しているSUMMER SONIC。
今年は前夜祭のSONICMANIAにお邪魔させて頂いた。
この写真は夜10時半ぐらいに撮ったもの。

A20昼間に比べると若干来場者が少ないが、場内はまったく変わらない。
A40

A30
A50
昨年15回目を迎えたSUMMER SONIC。
歴代のポスターが展示されていた。
こうして見るとやっぱ私も結構来てるナ…。

A35で、今日、眠い目をこすりながら幕張までやって来たのは…

A55MARILYN MANSONが目的。
11時20分の出番だ。
果たして最後まで起きていられるのか?!

A60会場はこの通り!
あ、これ観客の皆さんね。粒々は全部お客さんです。

A65ステージのようす。

A74下手には1960Bが4台積まれている。
写真には写っていないが、ヘッドはJVM210Hが使用された。

A75ほぼ定刻通りにショウはスタート!
客電が落ちた瞬間、耳もつんざけんばかりの大歓声が!

A80ものスゴイ存在感!

A100v

A110v

A120v何しろ撮影の許可が下りたのは最初の一曲だけ…。イヤ~、アセった、アセった。

A90

正直、ゼンゼンわからんもんで余計なことは一切書かないけど、ま~、スゴイ。
バンドもスゴイけど、お客さんスゴイわ。こんな夜中に!

A130商売がら爆音には十分慣れているつもりの私でも、目の回るような大音響と独特の雰囲気に圧倒された。

A140vその大音響にあって輪郭のクッキリしたヘヴィでシャープなギター・サウンドを炸裂させたのはJVMと1960Bの素晴らしいところ。
爆音あるところにMarshallあり!

A150しかしこのMansonさんの迫力には凄まじいものがあるね。ステージまでの距離がこれだけあってもコワイ。
こうした「コワイ系」のロックは古くから存在するが、私はコレもロックの重要な一分野だと思ってるのだ。
MansonだのRamirezだのリアル犯罪系はいかがなものかと思うが、基本原理はBad Boy's Rock'n'Rollのひとつなのではないかと思ったりもする。
少なくとも巷の草食系のロックよりははるかに「ロック」でカッコいい!

A160v控えめで怪しげなライティングも実に美しい!

A170vMARILYN MANSONのOFFICIAl WEB SITEはコチラ

A180(敬称略 2015年8月14日 幕張メッセにて撮影)

2015年10月29日 (木)

【Marshall Blog三周年記念スペシャル】 Jeff Beck Live in Japan 2015

昨日、Marshall Blogが三周年を迎えた旨の記事をアップしたところ、読者の皆様から思わぬ大きな反響を頂戴した。驚くほど多数の感謝や激励のお言葉である。
イエイエ、感謝しなければならないのは全くもって私の方でございまして…想像をはるかに超えて、こんなにもたくさんの皆様にMarshall Blogが可愛がられていようとは思わなんだ。
様々な形でお祝いや応援のお言葉を寄せてくださいました読者や関係者の皆様に心から御礼申し上げます。
またヤル気になってきたゾ~!

一方!
昨日お知らせした通り、『Marshall Blog AOR』の名の下、英語版のMarshall Blogをスタートさせた。
今日の記事が実質第一回目の記事になったのだが、これシンドイわ~。ナニがって、後の英訳のこと。
マァ、一向に上達しないものの、今までずいぶんたくさんの和文英訳の作業をしてきてひとつ体得したのは、「元となる日本文を書く時に、英訳しやすい文章を考える」ということだ。土台、帰国子女でない人は「英語で物事を考える」なんてことは特殊な過程を経ない限り到底できやしない。
翻ってみるに、英語をしゃべるコツのひとつは、私もよくやってしまうのだが「日本語で言えない、もしくはいうことがハッキリ決まっていないことは絶対に英語で言えない」ということ。
ところが、後の英訳作業での苦労を予め考慮して日本文を書くと今度は実に筆が重い。自分の自然な文章でなくなってしまうのだ。
しからば…「ええい、英訳ナニするものぞ!」と翻訳作業について考えるのを封印して、結局いつも通り筆を滑らせた。
それで日本語版はできた…と。さて、いよいよ英訳。
いつも英語に苦労して臍を噛む思いをしているので、たまには反対に「Marshall Blogが直に読めるのは日本人の特権じゃ!」とばかり、ガツンと文章を間引いて英訳しようとしたのだが、コレが存外にムズカシイ。
今度は英訳する文章を選ぶ方に時間がかかってしまうのだ。
「コリャ全部英訳した方がかえってラクだわい」と、仕方ないのでアタマっからツラツラとほぼ全文の英訳作業にあたった。どうでみいいことはスッ飛ばしたけど。
そしたらホラ見ろ、元が英訳のことを考えない原稿なものだからやたらと英語にしにくい!
それとチョットした表現が英語でできないんだよね。
安心してください、精進しますよ。
実にいい勉強になった…ア、まだ始まったばかりか。
もちろんなるべく正しい英訳に努力するつもりだが、誤謬の数たるや尋常ではないだろう。ま、そこは雰囲気が伝わればまずはよし!…ということで甘えさせてくだされ。さもないと寝る時間なくなるワイ!

では、今日の記事。
『三十周年記念』スペシャルだよん。

  ★     ★     ★     ★     ★     ★

2000年の来日の時から一回を除いてすべての公演をサポートして来た関係で、毎回ショウを拝見しているJeff Beck。御殿場のヤツなんかなつかしいね!
今回は昨年に引き続いての来日で、幸運にもまたステージの様子を撮影させて頂いた。
多数回コンサートを開いた前回とは異なり、今回は東京と大阪で一回ずつ。そして横浜で開催されたジャズ・フェスティバルに出演するだけの来日公演となった。
それだけに東京公演の会場となったZepp Tokyoは満員。
時間になるとお客さんが一斉に手拍子を打って開演を促す。最近ではスッカリ目にしなくなった光景だ。昔のコンサートは必ずこうだった。
確かに年配の男性客が圧倒的に多いが、若い男の子の数も少なくなく、70歳を超えても尚、ギター道を邁進する孤高のギタリストの大きな影響力を感じさせた。
今回のメンバーはJeffの他に…
Nicolas Meier (guitar)
Rhonda Smith (bass)
Jonathan Joseph(drums)
そして、
Jimmy Hall (Vocal)
基本的に昨年と同じ顔触れとなった。

10
マァ~、とにかくカッコいいわ。
問答無用でカッコいい。
そんな偉大なギタリストがMarshallを長年愛で続けてくれることを心から誇りに思う。
Jeff BeckもスゴイけどMarshallもスゴイ!
それではJeffのMarshallを見てみよう!

20_2 今回も前回と同様のMarshallのチョイス。
これはバックライン前面の様子。つまり客席から見たところ。
ヘッドはDSL100H。キャビネットは1960BXだ。

30これはその背面のようす。
前面と同じくDSL100Hと1960BXがセットされ、予備のヘッドが待機している。
これらのMarshallは正真正銘、何の改造も施していない普通のMarshallだ。すなわち、皆さんが楽器店で手に入れるものと全く変わりのないものだ。

40横から見るとこんな感じで前後のアンプがセットされている。
前回もそうだったが、以前から後ろ向きのキャビネットを設置していたが、私が気が付いた限りでは、アンプのEQのセッティングが大きく変化したようだ。

50写真を撮っていたらギター・テクのジェレミーが「やっぱコレっしょ!」みたいな雰囲気できれいにJeffの必須アイテムを並べてくれた。
左から…水、天花粉、スライド・バー。これがJeffの隠れた三種の神器。
リハーサルの時にJeffは天花粉を脇の下に振りかけるマネをしてフザけていた。

60こちらはステージ上手のNicolasのバックライン。
コレが表。
ヘッドはJeffと同じDSL100H。

70これが裏面。
キャビネットは1960Aだ。
もちろんコチラのMarshallもごく普通のもの。

80DVDにもなった昨年の公演は何となく有名曲を立て続けに演奏したサラッとしたイメージだったが、今回の公演はずいぶん前回と異なったショウになった印象を受けた。
何かこう…自分の音楽を好きにノビノビと演奏しているような風に見えたのだ。「ギターを弾くのが楽しくてしょうがない!」みたいな…。
今回はボーカルが入っていたせいもあったろう。
「Morning Dew」、「A Change is Gonna Come」、「Superstitions」、「Rollin' and Tumblin'」、「Goin' Down」、B.B. Kingに捧げられた「The Thrill is Gone」等々で素晴らしいノドを聴かせるJimmy Hallは絶好調で大きな聴きどころだった。
もちろんJeffも鉄壁の演奏で、「Big Block」や「Stratus(ストラトゥス)」等のハード・チューンでは鋼のようなサウンドを、そして「A Day in the Life」や「Danny Boy」、「Nadia」等のバラードでは紡ぎたての絹のような繊細なギターを聴かせてくれた。
Jimi Hendrixの命日が近いせいか、「Little Wing」も演奏。ギター・ソロでは前半にJimiのフレーズをなぞっておいて中盤から速いフレーズでタタミ込んだ。
「'Cause We Ended as Lovers」では大きな歓声が上がっていたっけ。
ギターはほとんどがリバース・ヘッドのストラトキャスターだった。

90私は『Wired』からがリアルタイムで、もちろん一時はThe Yardbirdsや第一期Jeff Beck Groupまで遡って聴いた。アルバムもほぼ全部持っているが、マニアという類ではまったくない。
でも、問答無用でカッコいいと思うわ。
マニアでないだけに、奏法や機材に拘泥することなく素直に彼の音楽を楽しめることがラッキーなのかもしれない。どうせマネしようとしてもできるワケないし。
Eric Claptonのように歌を歌うワケでもなし、Jimmy Pageのように作曲の才に長けているワケでもなし、ギター一本でここまで自分の音楽を昇華させたギタリストはロック界に二人といないし、二度と出て来ないだろう。
頭三曲でシャッターを切った後は、ジッ~クリ集中して素晴らしい音楽とサウンドを堪能させて頂いた。
Jeff Beckのギターの音がMarshallから出ていることに喜びと誇りを感じながら…。

ところで今回のパフォーマンスの写真は、Jeff Beck本人が選んでくれた。つまり、Jeffが私の写真を見てくれた…ということ。うれしいね~、メシ食いながらでも、ハナクソほじりながらでも何でもいいわ~。マジでうれしい!
コレだけ被写体がいいとどう撮ってもそれなりのレベルに撮れてしまうので、私が絞り込む段階で相当地獄を見たが、何とか数点をセレクトし、最終的にJeffに選んでもらったのだ。
一時は全滅になりはしないかとビビったがまったくの杞憂だった。キチッと対応してくれてうれしかった。

100この場をお借りして、当日お世話になったスタッフにお礼を申し上げる次第である。
Shon、Chris、Jeremy、現場での親切なご対応ありがとうございました。

(一部敬称略 2015年9月25日 Zepp Tokyoにて撮影)

2015年10月28日 (水)

Marshall Blog やっと、ずっとの三周年…とお知らせ

おはようございます。
今日はまずフォーマルに…


平素よりMarshall Blogをご愛読賜り誠にありがとうございます。
2012年10月26日にイギリスMarshall Amplification plcの公式ブログとしてスタートしたMarshall Blogが一昨日三周年を迎えました。
こうして順調に三周年を迎えることができたのもご支援を頂いている読者の皆さまと関係者各位のおかげと心から感謝申し上げます。
これからも尚一層充実した内容を目指して記事作りに精進する所存でございます。
今後ともMarshall、NATAL、EDENをお引き立て頂き、Marshall Blogをご愛読頂きますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
また、Marshall Blogを通じて皆様の音楽ライフがより豊かになりますようお祈り申し上げております。

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それでは弊社社長、ジョナサン・エラリーからもひとことご挨拶させて頂きます。

Congratulation on the 3rd anniversary of the Marshall Blog, I hope that you have all enjoyed the information and continual updates the blog has delivered over the last 3 years.
This blog is the official Marshall Blog for Japan and covers all information regarding Marshall NATAL and EDEN as well as all of the life style products.
If you want to keep updated then remember keep coming back for more exiting updates and everything you need to know about Marshall, NATAL and EDEN.


Jonathan Ellery (MD) Marshall Amplification plc

Je_portrait_c_sm (マーシャル・ブログ三周年おめでとうございます。
読者の皆様におかれましては、様々な情報と三ケ年にわたる絶え間のない更新をお楽しみ頂いていることと存じます。
このブログはMarshall社の日本の公式ブログで、話題はMarshall、NATAL、EDENだけでなく、ライフスタイルの商品にまで及んでいます。
もしあなたが最新の情報をお望みであるならば、Marshall、NATALそして、EDENのすべてがつまったエキサイティングなMarshall Blogの更新のチェックをお忘れなく。)

ジョナサン・エラリー Marshall Amplification plc MD(最高経営責任者)

ハイ、ありがとうございました。
では、素に戻って…。


…ということで「Marshall Blog三周年」を迎えることができた。
上にあるように2012年の10月に第一回目を掲載して以来、土日祝日、盆暮れ、海外渡航時等の若干の例外を除いて何とか毎日更新することができた。
その回数は、号外を含めて今日の分までで767回に上った。
年間に255.7本の記事を書いたことになる。


昔からの読者は以前にもMarshall Blogをやっていたことをご存知だろう。
あの時は、2008年4月にスタートし、前の会社を退職する2011年末まで三年八ケ月にわたって毎日更新を続けた。
正確な数字ではないが、930本ほどの記事を書いたように記憶している。
そして、今回のMarshall Blogは三周年を迎えた現時点で、以前のMarshall Blogのアクセス件数を軽く追い越してしまっている。
双方累計の記事の数は書きも書いたり、〆て1,700本!
一体何枚写真を撮ったことだろう?延べ120~130万枚を下ることはまずあるまい。
我ながらよくも1,700もの記事を書いてきたものだと呆れるやら、感心するやら…。
それにお付き合いくださった読者の皆さんこそスゴイ。
同じことを何回も繰り返し書いてみたり、ただのオヤジのボヤキになってしまったりすることもあったりして…ゴメンね。
にもかかわらず順調に読者の数を増やし、成長して来れたのはご協力頂いた皆様のおかげだ。
ま、どう考えてもあの膨大な脱線ネタは不必要だよね?…かと思うと、「アレが好き」というご支持のお言葉もたくさん頂戴するのですよ。だから脱線は止まらない。
「よくあんなに書くことがありますね?」なんてこともよく言われる。
でもネ、筆が進みが遅いことはあっても、ネタがなくて困ったことは今まで恐らくただの一度もない。


これらの記事を書くためにコンサート会場に足を運ぶ回数は年間に150回内外。
重いカメラをブラ下げて会場を駆けずり回るのは年々キツくなる。
訪れるコンサートが好きなタイプの音楽ばかりとは限らない。
私だって人間だ、いくら仕事とはいえ、正直肉体的にも精神的にもシンドイしんどい時も少なからずある。
しかし、タマには政治的に動くこともあるけど、とにかくいい音楽を皆さんに紹介したい一念でやりぬいている。
何も大会場やフェスティバルばかりのコンサートがいいワケではないし、ワンマンではないイベント・ライブでも素晴らしい内容のものはいくらでもある。
私は80年代から最新のロックを率先して聴くことはしなくなっているが、四十年間ずっと傍らでこの音楽を見聞きして来てあまりにも草食化、幼稚化していることに驚きと絶望を感じざるを得ない。
ロックはどこへ行ってしまった?!
音楽のスタイルが時代とともに移ろうことは百も二百も承知している。クラシックもジャズもそうだった。
でも、結局クラシックもジャズも変わらない方が良い要素が根強く残っていて、頑なにそのよき伝統を守り通している動きがある。
ジャズの場合には若手が奏でるトラディショナルなジャズを「新伝承派」と名付け支持を惜しまなかった。
そう、現在のシーンをレポートするとともに、いつもブログに書いているように「伝承」に重きを置いて記事作りをこれからも推進していきたいと思っている。
だって、誰かがやらないと!
安心しないでください!マズイですよ!
さもないと世の中のロックが全部「ありがとう」と「がんばれ」と「さくら」になっちゃうよ!あと「負けるな」か…。

ロックも齢を重ねて最近では還暦をお迎えになるミュージシャンの方や、デビュー何十周年記念という記念イベントが富に多くなった。実にうれしくめでたいことではある。
しかし、その一方、この三年を振り返っただけで我々はずいぶん多くの悲しみに遭遇した。
Bert Weedon、Jon Lord、青山純、佐久間正英、Big Jim Sullivan、小川文明、Jack Bruce、KAZ南澤、シーナ、Andy Fraser、渡辺英樹、小川銀次、そしてTAKAE(以上敬称略)…MarshallやMarshall Blogに関わって頂いた方々のご逝去に際しては都度【訃報】あるいは【号外】を掲載して来たが、たった三年でこれほど多くの偉大な才能を失ったことにも驚きを隠せない。改めて謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
こうした偉大な先達たちの遺産を後世に伝えるのも大きなMarshall Blogの役割だと思っている。

こうして記事では様々な話題に触れてきたワケだが、ひとつ残念なことがある。イヤ思い切ってこの際、お願いしてしまおう。
『ミュージック・ジャケット・ギャラリー』と『イギリス-ロック名所めぐり』の回はアクセス数がズドンと落ちてしまうのが常です。
決してアクセスの数だけに拘泥しているワケではないんだけど、アレ書くのものスゴイ大変なのよ。山ほどの英語の文献に当たるもんだから膨大な時間がかかる。
この作業とイギリス人との交流を通じて思い知ったのは、日本に流布しているロックの歴史的な情報や知識たるやあまりにも貧弱であるということだ。
そうした状況を少しでも改善すべくこの二つのカテゴリーに取り組んでいるつもりなワケ。
だから我ながらメチャクチャ面白いと思うのね。自分が知りたいようなことがテンコ盛りなの(自分でやってるんだから当たり前か…)。
なので、毛嫌いしないで是非多くの方々に目を通して拡散して頂きたいと願っている。

話がアチコチ飛んで恐縮だけど、最近はほとんどのコンサート会場で最年長なんだよね~。
驚いちゃうのは出演者のご両親より年喰っていることが多くなっていること。
Marshall Blogが十周年を迎えようものなら、その頃には孫の世代のミュージシャンが出て来てるね。
体力が続く限りMarshall Blogやってやろうじゃないの!
ま、コレやっているウチはボケることはないだろうし…。
やっと三周年だけど、ずっと続けていきたいMarshall Blogなのだ。

その原動力は何といってもご愛読頂く皆さんです。
もし、Marshall Blogがおもしろいとお思いになられたら、是非ひとりでも多くの読者を増やして頂くようご協力をお願いします。

最後にあとチョット…安心してください、お知らせですよ。
海外からのアクセスも少なくないMarshall Blog。
「Marshall Blog AOR」という名称の元についに英語版を始めることにしたのだ!
大丈夫なのか?!
「AOR」とは私が担当する「アジア&オセアニア地区(Asia & Oceania Region)」の略だ。
さすがにMarshall Blogをそのまま英訳することは時間的、労力的に不可能なので、海外にも訴求しそうな話題をセレクトして、かつ文章を軽量化して記事を作っていくつもりだ。
人気の海外ミュージシャンの来日公演レポートや海外に紹介したい我が日本のバンドの話題を中心にお送りしていく予定。
Marshall、NATAL、EDENをお使い頂いている皆さんのさらなるPRの一助ともするなれば幸いである。
それと、今Marshall Blogがらみのチョットした企画も推進中。そちらも乞うご期待!

最後にこの場をお借りして家内に感謝の気持ちを伝えたい。
毎回コンサート会場に一緒に足を運んで、撮影に集中する私の傍ら、暗闇の中でショウの内容を記録してくれている。この記録がなければ記事を書くことは到底不可能だ。
いつもありがとう!
加えて、Marshall Blogを理解し、再開を要望してくれた上、いつでも全面的な協力を惜しまないエラリー社長に心から感謝申し上げる次第である。
Thank you very much for your generous support, Mr. Ellery!

そして、Jimへの尊敬と感謝はいつも忘れない。
And the respect and gratitude to Dr. Jim Marshall OBE is always in my heart. 

Jimgraphic_3 以上で『Marshall Blog三周年記念式典』を終了させて頂きます。
これからも何卒よろしくお願いします!


字が多すぎて貧血で倒れている女子はいませんか~?昔は夏の朝礼で校長の長い話しで倒れちゃう女の子が何人もいたもんです。
ハイ、「いいね!」、リツイート等各種拡散よろしくお願いしま~す!


※今日の記事のタイトル「やっと、ずっと」はMarshall Blogでおなじみの田川ヒロアキさん作の曲名から拝借しました。

2015年10月27日 (火)

SHOW-YA~Return to 鹿鳴館 <後編>

ッシャー!<前編>大好評!
ウン、実際、限られたごく少数のファンしか観ることのできなかったコンサートゆえ、参加できなかったファンにこのレポートで少しでも雰囲気を味わってもらうことができれば大変うれしく思う。
…ということでステージのSHOW-YA同様、気合入れて<後編>いってみよう!

原点回帰の鹿鳴館、ショウは中盤に差し掛かってもテンションがいささかも落ちることはない。
場内の気温は上がる一方だ。

10_2凄まじい熱気と暑気の中で壮絶な演奏を繰り広げる五人。

20_2寺田恵子

30v五十嵐sun-go美貴

40v中村美紀

50v仙波さとみ

60v_2角田mittan美喜

70v_21987年、SHOW-YA五枚目のシングル「水の中の逃亡者」。

80SHOW-YA唯一のテレビドラマの主題歌で、テレビ朝日の刑事ドラマ『大都会25時』に採用された。

90v_2この曲、アレンジは松下誠さんなのね。松下さんと伊藤広規さんのアンビエント・ミュージック・デュオNEBUAの『ON EARTH』というCDのライナーノーツはご指名を頂戴し、私が書かせて頂いたのよ。あ、お呼びでない?
この曲もサビがいいんだよね。

100<前編>でも書いたけど、この辺りの曲を今の五人のフィーリングで演るのがいいんだよね。

110v_2「愛さずにはいられない-Still be hagin' on-」は1988年の七枚目のシングル。

150

曲はJourneyのキーボード、Jonathan CainとCheap TrickのRick Neilsenの作なんだね。日本語詞は恵子さん。
正直、80年代ロックの権化のようなJourneyやCheap Trickは個人的にはまったく受け付けないけどSHOW-YAが演るといいナァ。
とかなんとか言っているけど、Cheap Trickは武道館行ってんだよ。
多分私は日本で最も早くCheap Trickを知ったクチのひとりだ。今みたいにこれほど自由に情報が手に入らなかった時代、レコードがまだ入って来ないウチからCheap Trickを知っていたんよ。どうしてかと言うと、The Rolling Stonesの『Charlie is my Darling』という映画が読売ホールで、日本で初めて公開された時(まだビデオがなかった時代)、まだ洋楽しか関わってドップリだった司会の渋谷陽一が「今一番注目しているバンド」として前座的にCheap TrickのPVを放映したのだ。「Ho Love」か「Ello Kiddies」かなんかだったと思う。あるいはその両方だったかも知れない。
すんごいカッコよくて、レコードが出てすぐに買い行ったけど、二枚に入ってる「♪ディドゥナイ、ディドゥナイ」が大ヒットしてから人気が出てスッカリ興味がなくなっちゃった。武道館は女の子ばっかりだったよ。

Sr_s41a7638 1988年の『Turn Over』から「You Turn me Over」。

130_2「turn over」は「振り向く」という意味。
この副詞「over」を前置詞「on」に変えると「興奮させる」という意味になる。
これもヤケクソにいい曲だな~。
まさに「SHOW-YA Turns me on」でございます。

140vピチピチのドライビング・チューンだけあって演奏も最高にエキサイティング!

160

170_2

220

230_2

曲の途中でSHOW-YA名物のメンバー紹介。
まずはmittanから。
280v_2

ステージの後ろの方で最高なハードな仕事に従事しているmittan。さぞかし苦しいと思うよ。
…ということでさとさんから酸素のプレゼント。

290

その間は恵子さんがドラム。
440v
マジでスゴイぜmittan!
酸素を補給してパワー倍増!

300v

続いてキャプテンの出番。

400

いつものソフト・ムードで大喝采。

410v

さとみさんもいつも通りクールにキメる。

Sr_s41a7860 そして皆さんお待ちかねのsun-goさん。今日もイジられ役。

Sr_s41a7899イエ~イ!なんだけど、この後スゴイのが飛び出した。
ゴメンね、チャンと写真撮ったけど載せられない。大切な人を失いたくないから…。
もしコレが観たかったらSHOW-YAのコンサートに来るべし!
430v
ところでアンプはMarshall。
sun-goさんのギター・サウンドはMarshall JVM410Hと1960BDMでお送りしていま~す。

Sr_img_0003足元のようす。

Sr_img_0008 そして、恵子さんが最後に紹介したのは六人目のメンバー…ファンのみんな!

Sr_s41a7308 メンバー紹介の後、また「You Turn me Over」に戻る。

180_2キメもバッチリ!
480
欲しいものは~、「奪いとれ」~!!!

190v最近のコンサートでもスタンダードとなっている曲だけにますます盛り上がってしまう。

200いかにもSHOW-YAらしい時速150km/h超えの剛速球チューン。
こうした曲でsun-goさんのギターは抜群の冴えを見せる。Marshallの真空管テクノロジーとのコンビネーションがこの巨大な岩石が追いかけて来るような轟音を生み出すのだ。

210_3最終コーナーに入ってもますますハードなドラミングを見せるmittn。まさにGo for it!

240v最初から書き続けている通り、何しろ暑い!メンバーもお客さんも熱気の塊だからね。
私も下着はおろか、いつも来ているあのMarshallのポロシャツがビッチョビチョになってしまい、終演後それを見たメンバーの皆さんからも驚かれたぐらいだったのですよ。
で、恵子さん、本番中に何をするのかと思ったら…
「暑い時はこうするんだよ!」
といって、頭から水をかぶってしまった!

250_2もう風呂上り状態!
スゴイ迫力だ!

260v1988年『Glamour』の一曲目「I Gotta Your Love」。

270_2続けざまに飛び出すドライビング・チューン。もうみんなトランス状態だぜ!

420vsun-goさんお得意のプレーン弦の開放を使ったリフがカッコいい「ギャンブリング」。
この曲も最近のコンサートで頻出の曲。1990年の『Hard Way』から。

470v

デビューから1990年あたりまでの曲で固めた鹿鳴館二日目。
460v
ホントにアッという間でこれが最後の曲となった。
450
当然すぐに呼び戻し。
オオ~っと!
この時、あるファンの発案で「ハッピー・バースデイ」の大合唱が!
「♪ハッピー・バースデイ、ディアSHOW-YA~」
すると、感極まった恵子さん、目に涙を浮かべながらステージに登場。

48530年だもんね~。
そして、30年前の場所だもんね~。
あ~あ~、涙が止まらなくて後向いちゃった!

486v恵子さんからファンの皆さんに感謝の言葉があって…

487さぁ、アンコール。
一曲目は「♪ひさ~しぶりだぜロケンロー」、Led Zeppelinの「Rock'n'Roll」。

490「♪ロンリロンリ」は大合唱。

500v凄まじいまでの一体感で迫りくる!ラスト・スパート!

510v

Sr_s41a7511

520v

530vそして、もう一曲。
「Fairy」~~~!

550恵子さん、絶唱!

560v名曲だね~。
お客さんもきっと大満足してくれたことだろう。

570v いつもの儀式は30周年を記念して30回。
SHOW-YA、30周年おめでとう!

580v一日目のセットリストを記しておこう。
1. 私は嵐
2. ターロン・オブ・キング(爪王)
3. しどけなくエモーション
4. その後で殺したい
5. 孤独の迷路
6. 時を越えて
7. 叫び
8. Mr. J
9. Hurry up
10. Fire
11. 奪いとれ
12. I Gotta Your Love
13. You Turn me Over
アンコール
1. Rock 'n' Roll
2. Fairy

昨日も紹介した久しぶりのオリジナル・アルバム『PROGRESS』。
東京、大阪、名古屋を巡るその発記念ツアー『30th Anniversary CLUB CIRCUIT 'PROGRESS' Release Tour』も29日、TSUTAYA O-WESTの東京公演を残すのみとなった。
新しい曲がもうすぐナマで聴けるとあって私もとても楽しみにしている。

Uicz4334_edi_extralarge_2さらに年末の12月27日には「史上最強のライブ」と謳った大コンサートが東京国際フォーラムで開催される。
その名も『SHOW-YA BIG 30』!
SHOW-YAの30周年はまだまだ続く!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

590(一部敬称略 2015年8月30日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2015年10月26日 (月)

SHOW-YA~Return to 鹿鳴館 <前編>

デビュー30周年を迎え、パワフルな企画が目白押しのSHOW-YA。
春と夏、二回の『NAONのYAON』、連作カバー・アルバム『Glamorous Show』のリリースとそれに伴うツアー。
そして、満を持して発表したオリジナル・アルバム『PROGRESS』。
「限界LOVERS」のセルフ・カバーや安室奈美恵との共演等、話題に事欠かない作品だが、何よりも収録されている曲のひとつひとつのみずみずしさたるや筆舌し難いものがある。
また同時に30年もの間、日本のロック界を走り抜けた、ロックの酸いも甘いも知り尽くしたベテラン・バンドの枯淡の境地を見たような気がする。
みずみずしいやら、枯れているやら…一体どっちなんだ?と訊かれならば、「両方」と答えるしかない。
そして、「最高の日本のロックがここに詰まっている」と付け加えて差し支えないだろう。
さらにSHOW-YAは「Work in progress」…進み続けるのだ。

ひとつ商売っ気のあることを言わせてもらうならば、sun-goさんのギターの音。
すべてギンギンにMarshallを鳴らして録ってくれたそうだ。
最高のロックには最高のギター・サウンド。またしてもMarshallが名盤の誕生の瞬間に立ち会うことができて光栄である。

Uicz4334_edi_extralarge私もお手伝いさせて頂いた。とても光栄なことだ。
このCD、パッケージを開けるとトレイの部分に写真がゾロ~リ!熱心なSHOW-YAファンの皆さんの顔写真だ。
日頃の応援に対するSHOW-YAの感謝の気持ちだ。
この皆さんの写真の一部を撮らせて頂いたのだ。

Sr_img_5419_3それらの写真はSHOW-YAの東京公演の際、赤坂BLITZのロビーで撮ったものだ。
コレ、大変だったんだゼ~。
もちろん希望する方がワンサカで、撮っても撮っても終わらない。迫りくる開演時間を気にしつつシャッターを切っていると、アララ、聞こえてきたのは「♪ドンドコドドンコ、ドンドコドドンコ」の「移民の歌」。
ハラホロヒレハラ、残りは終演後ということで走ってホール内の定位置に向かったのよ!
安心してください。間に合いましたよ。
あの苦労がこうして形になって感無量でござる!
老眼でとても肉眼でひとりひとりのお顔を確認することができないので虫メガネを使ってチェックすると…いるわいるわおなじみの皆さん!いつも応援ありがとう!
ウワッ!ウチのカミさんまで写ってる…って私が撮ったのね。ま、彼女もSHOW-YAの大ファンには違いありませんから…。
チ、自分も撮っておけばよかったよ…失敗した。

Sr_img_5419_2そして、もうイッチョ記念企画。
30年前にデビューした舞台に帰ろう!ということで二日間目黒の鹿鳴館でコンサートを開いたのだ。
鹿鳴館といえばMarshall Blogにも頻出する私にとってもホーム・グランドのような勝手知ったるライブハウスだ。
鹿鳴館にSHOW-YA…、一体どうなっちゃうんだ…。パンパンなんてもんじゃ済まないことはわかり切っている。
小規模な会場ゆえ、熱のこもったスゴイ演奏になることもわかっている。
残念ながら一日目は先約があってお邪魔できなかったので、期待と不安の入り混じる気持ちで二日目に臨んだ。

おお~、見慣れた五人のバックラインをここ鹿鳴館で拝めるとは…なんかスゲエ新鮮な感じ。
もちろんsun-goさんは場所がどこであろうとJVM410Hと1960BDMだ。

10ファンの方からのおすそ分け。
SHOW-YA三十周年記念「熟女なめんなよ饅頭」!

20メンバーのサイン入りの整理番号「1番」のチケットを見せて頂きましたよ。30年に一回のことだからね。
右手首にはシッカリと「6番目メンバー」のリストバンドが…。

Sr_ticket3 いよいよ開場。
イケ~!
真っ先にステージへ走り寄る整理番号1番のお客さんとそのお友達。

30そして開演。
わかっちゃいたけど、パンパンで~す!
デビュー・アルバムの一曲「TOUCH DOWN」のイントロからLed Zeppelinのサード・アルバムの一曲目へ…。
さぁ、これからしばらくは脚立の上だけが私の世界だ!熱気が上がって来てなおさら暑い!サウナの上段状態。40出た~!
ち、近い…でも、私はいつもより遠い!

50ボーカル、寺田恵子

60vギター、五十嵐sun-go美貴

70vキーボード、中村美紀

80vベース、仙波さとみ

90vドラム…アレッ、また?

100vこっち、こっち、ドラムは角田mittan美喜

110v二日間ほとんどダブりがないセットリストが用意され…

110二日目は「限界LOVERS」からスタートした。

120最新版がニュー・アルバムにも収められた30年の長い歴史の中でも重要な位置を占める曲だ。

130その意味をわかりすぎるぐらいわかっているファンの皆さん。
大合唱は当たり前。そして朝飯前!
それにしてもスゴイ熱気!暑い!

140まずは恵子さんから30年分のご挨拶。

150vドカドカとアップテンポで攻めまくる二曲目は…

Sr_s41a8001 1985年のファースト・アルバムThe Masquerade Show」から「Au Revoir」。

160vまずは原点回帰。
320

いわゆる典型的な「ジャパメタ」スタイルの曲だが、今のSHOW-YAが演奏するとそうは聴こえない。「SHOW-YAミュージック」だ!

180続いては「Fire」。
ステージの間口が狭いと皆さんいっぺんに撮れてうれしいけど、mittanが撮れないの…。

1901986年のセカンド・アルバム「Queendom」から。

210

しかし、今となっては「Kingdom」も「Queendom」もありませんな。SHOW-YAは現存する日本のロックの最高峰ですよ。
とにかくカッコいいわ。

220v

サード・アルバム『Ways』から「One Way Heart」。
安心してください!さかのぼってますよ!

230

「One Way Heart」は今でも時折演奏される人気曲だからしてますます盛り上がっちゃう!

240
いつになくコマメに入る恵子さんのMC。
暑いし、酸素薄いし、休み休みやらないと身体がマイっちゃうからね。

200vまた『Queendom』に戻って「Mr. J」。
260
サビのメロディがキュートなこの曲は恵子さんとmittanの作品。
280v
六曲目「Hurry up」。
これまた1985年のファースト・アルバムから。

270ちょ~ッと、ナニ、これ?
メチャクチャかっこいい!
ガール・バンド全盛の現在でもこんなハード・ブギを演るバンドは皆無だよ。

250

以前にも何回か書いているけど、今の若い人は「3」の感覚のロックを演奏しない、というかできない…というのは日本を代表するベテラン・ロック・ギタリストのご指摘。まったくその通りだと思う。
「3」とはシャッフルやブギ等の3連を基調としたリズムのことを指している。
仕事柄、私も色々な若いバンドの演奏に立ち会っているが、男気一本で(SHOW-YAさんゴメンナサイ!)ザッカザッカとハードにドライブするバンドは私が見る限り、皆無だ。シンプルなブッ速いエイト・ビートばかり。
これは、若い人たちにシャッフルやブギを演奏できる能力がないというワケでは決してなく、どこかの時点で完全に伝承作業に失敗していると思うのだ。つまり若い人たちはそういう「3」のリズムの魅力に触れたことがないだけなのだと思う。
Status Quoのようなキレッキレのブギをカッコいいと思わない人間がこの世にいるワケがない。
そこへ行くとね、外人は「3」好きだよ。そこがロックに関する洋の東西の分かれ目なのかも…。

330
だから若い人達だってこうしたカッコいい曲に巡り合うことさえできれば、その魅力を知り、自分たちなりに工夫して、自分たちだけの音楽を作り出すことが出来る可能性もあるのだ。
これまた別の超有名なギタリストとこのような今の音楽シーンについて話し合う機会があったんだけど、もちろん私は「否定」の立場。その方は、「支持派」だった。理由を「今は何でも好きな音楽が出そろっていておもしろい」とおっしゃった。
「そうですかねぇ~」と私はそのご意見に与しなかった。
一枚2,500円だか2,800円も出してLPレコードを買わなくても、今はYou Tubeやら配信やらで手軽に聴きたい音楽が手に入る。私はコレすら支持しない。正直、時折You Tubeはレコード棚から音源を探すのが面倒な時や、どうしても手に入らない音源をチェックせざるを得ない時にお世話になってるけど、ダラダラとアレコレ見るようなことはしない。
ずーっと大枚はたいて音楽を手に入れてきたクチなもんだから、そういうものは音楽に対して失礼な気がしてしまうのだ。
310
そんな何でも手軽に手に入る時代でも、こうして失われていくいいものが実はたくさんあって、何でもそろっているように見えても、実は同じモノしかなく、音楽の状況は危機的に軽佻浮薄極まりないと私は観ている。
ユニクロ以降の「ファスト音楽」って感じ?
とても支持層に杭が達しているとは思えない。
もしくはキチッとしたレストランでする食事ではない。だからSHOW-YAのように熱い鉄板の上でジュウジュウ音を立てている分厚いステーキな演奏を聴くと色々な意味でうれしく感じてしまうのだ。つまりは肉食系ロック!
もっと高校生ぐらいの若い人にもSHOW-YAを聴いてもらいたいよ。

290vところで、これらファースト・アルバムに収録された曲はロンドンはセント・ジョンズ・ウッドのアビィ・ロード・スタジオでミックスされたワケでしょ?
Hayden BedallというCamelやAlan Parsons Project、KateBushらを手がけた人が担当したと聞いている。
だいたいAlan Parsonsは後にミュージシャンとして成功を収めることになるワケだけど、元々はレコ―ディン・エンジニアで、The Beatlesの『Abby Road』や『Let it Be』の制作に携わった人なワケ。
そんな人の作品に関わったエンジニアの耳には一体SHOW-YAの音楽がどう聴こえたんだろう?
ああ、Marshall Blogでその場にいて色々とそのオジちゃんにインタビューしたかったナァ。

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セカンド・アルバムから、ジックリと聞かせる「時を越えて」。

170

イヤ~、それにしても曲のクォリティが高いこと、高いこと。
Marshall Blog読者の皆様はもうよくご存知の通り、私は今日演奏されている曲を出していた時分のSHOW-YAを知りません。
1985年といえば大学を卒業して就職し、富山へ赴任させられた年だった。ひとりで寂しかったナァ。その寂しい気持ちを癒してくれたのはジャズでしてね…その頃はもう全くロックを聴いていなかったんよ。
何せ社内旅行の余興で浴衣を着て「枯葉」やら「モーニン」を弾いて見せていた頃だから…。
社内旅行ってキライだったナァ~。ま、行けば行ったで楽しんだけど、観念するまでが地獄の苦しみだった。
イヤ、そんな話はもちろんどうでもいい。
とにかく粒ぞろいの曲たちだ。出て来る曲、出て来る曲に汗ダクダクでシャッター切りながら大興奮!

360vそして、このこなれた演奏!
sun-goさんのギターの音!
もうタマりませんわ。
今レギュラーで演奏している曲も大スキだけど、この頃のレパートリーも積極的に取り入れてもいいのではないだろうか?
イヤ、今こそこれらの曲も引っ提げて「ホンモノの日本のロック」をブチまけてやるべきなのではなかろうか?

300
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

370

汗ダラダラで<後編>につづく。

380(一部敬称略 2015年8月30日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2015年10月23日 (金)

【Music Jacket Gallery】サウンドトラック盤ジャケット特集<後編>

さて、サウンドトラック盤特集の<後編>、立体展示にはもサウンドトラック関連のCDボックスや、契約や権利関係の問題からいまだにCD化されていない貴重な音源を収めたLPが集められた。
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Woodstock 25th Anniversary Collection  (ATLANTIC 1994)
1969年8月に開催されたウッドストック・ミュージック・アート&フェアはロック史に残る歴史的イヴェント…なんて今さら書かなくてもイヤっていうほどMarshall Blogに登場してるか…。
25周年を記念して1970年発売のオリジナル・サウンドトラックの音源(3枚組LPと2枚組LP)に加えて多数の未発表音源を含む全50曲で構成した4枚組CDボックス。
コレは持っていないけど、ウッドストック関連のアイテムには結構お金を使ったナァ。
詳しくはコチラ ↓
【Shige Blog】我が青春のウッドストック<前編>
【Shige Blog】我が青春のウッドストック<後編>
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Woodstock 40th Anniversary Collection   (RHINO 2009)
前掲の1994年の25周年記念の4枚組CDボックスに更に38曲の未発表音源を含む全77曲で発売されたのが40周年記念6枚組CDボックス。
特筆すべきはブックレットに初めて3日間の公式な各アーティストのセット・リストが完全な形で載せられたことだ。パッケージもライノならではの魅力に溢れる特殊仕様になっている。
最近ウッドストックのギャラの一覧なんてのが出回っていたね。
昔から「ジミヘンのギャラが一番高くて、Quillが一番安かった」…という話しは出回っていたんだけど、なんかこうして何もかもさらけ出されちゃうとかえっておもしろくないな…。
ロマンが失われる感じがする。
それにしてもこのウッドストックの出し惜しみ作戦はもういい加減にやめたらどうなんだろうかね?
ここまで来ると出し惜しみしているというワケでもないんだろうけど…。
権利問題が深く関わったり、出演者の意向なんてのも根強く残っているのはよくわかる。
こうなりゃ演奏していようがいまいが、3日間の音源と映像、72+α時間分ありったけ全部ひっつなげて販売したらどうかね?
キャッチコピーは「あなたも40万人のうちのひとりだ!」かなんかいってサ…ま、コレ実は映画のための惹句なんだけどね。
そんなんが出たら安ければ買ってもいいな…。
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Fillmore the Lat Days  (WARNER BROS. 1972)
民生さんの曲で「フィルモア最初の日」という曲があるけど、若い人たちは「フィルモア」って何だか知ってるのかな?
Bill Grahamが1965年12月10日に開いたサンフランシスコのFillmore Auditorium。
元は「San Francisco Mime Troupe」という政治色の濃い劇団一座の公演で、これをGrahamがプロデュースしてJefferson AirplaneやThe Warlocks(後のGreatful Dead)らを出演させたことが発端となり、1968年に「Fillmore West」になった。
今、ロンドンのMarqueeについて研究していて、その出演者に思いを馳せる度にため息が出てしまうのだが、こっちもいい加減スゴイ。
ザッと見ても、Grateful Dead, the Jefferson Airplane, Santana, Quicksilver Messenger Service, Big Brother and the Holding Company, Moby Grape, The Butterfield Blues Band, Jimi Hendrix, Otis Redding, Cream, Howlin’ Wolf, Captain Beefheart, Muddy Waters, The Who…オイオイいい加減にしろよ、的な…。
ま、それでも私なんかはMarqueeの方に惹かれるけど。
そして、その幕を閉じた1971年7月4日までの6日間に及ぶ最後の夜を記録したのが、この3枚組LPボックス。
ブックレットにはフィルモアに出演したアーティスト達の全公演リスト“フィルモアの軌跡”が載せられている。
LPボックスの初回特典にはビル・グラハムのインタヴュー(約17分)が付けられていた。コレ、確かCDには収録されているように記憶している。
このビル、ウッドストックの計画に参画しなかったことを後に大変後悔したとか(怒り狂ったらしい。映画にはチラチラっと出てるけどね)…。
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Texas International Pop Festival 1969  (OH BOY 1991)
歴史的野外フェスとなったウッドストックから2週間後の1969年8月30日から9月1日の3日間、テキサスのモーター・スピードウェイで開催された伝説のフェスを記録した3枚組CDボックス。契約の関係から大半の大物アーティストの音源は収められていないが、当時のプログラムを復元したブックレットの出演者リストを見るだけでも、その素晴らしさが伝わってくる。
その出演者とは:Canned Heat、Chicago Transit Authority(後のChicago)、James Cotton Blues Band、Janis Joplin、B.B. King、Herbie Mann(ジャズのフルート奏者)、Rotary Connection、Sam & Dave、Delaney & Bonnie & Friends、The Incredible String Band、Led Zeppelin (The Led Zeppelinと定冠詞をつけて紹介されていたらしい)、 Santana、Johnny Winter、Nazz(Todd Rundgrenが在籍していたグループ)、Sly and the Family Stone、Spirit、Sweetwater、Ten Years After、Tony Joe Whiteといった面々。
コリャ豪華だわ。
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The Last Waltz  (Complete Edition)  (RHINO 2002)
1978年マーティン・スコセッシ監督によってドキュメントされたthe Band解散コンサートのオリジナル・サントラ発売時の音源に、更に未発表音源24曲を追加した全54曲の4枚組CDボックス。Robbie Robertson本人によるデジタル・リミキシング&リマスタリングが施された音源の蘇生はアーカイヴ保存という点からも素晴らしい取り組みといえる。
コレも映画館に観にいったナァ。
今、好きなのはJoni MitchellとVan MorrisonとDr. Johnのところかな?後、Claptonがギター落っこどしてしまいそうになるところ?
Rick Dankoのコンサートも行ったし、The Bandがすごくいいと思っていた時期があったんだけど、「アメリカの象徴」とされていたこのバンドの5人のウチ、4人がカナダ人と知ってかなり興ざめした。
あの頃はアメリカが一番だったから…。色々と勉強した結果、今はもうウンザリ。アメリカ人ひとりひとりはみんないいヤツらなのに…国としてはネェ。
日本の将来を憂うならば、日本が一番最初にすることは、犬神サアカス團でも聴いて「アメリカ中毒」を治すことだ。
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Martin Scorsese Presents The Blues  ( HIP-O RECORDS 2003)
筋金入りの音楽通で知られるマーティン・スコセッシ監督によるアメリカPBSテレビのドキュメント・シリーズ、『ザ・ブルース』のサントラ音源をメインに、1920年から2003年までの新録を含むブルースの歴史的音源を集大成させた全116曲収録の5枚組CDボックス。
このシリーズでは、この他に7人の映画監督による7作のサントラを始め、各アーティストの編集盤12作、ダイジェスト盤1作に及ぶ全25作のブルースのCDが一挙に発売された。
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That's Entertainment!   (TURNER ENTERTAINMENT 1995)
ミュージカル映画の至宝、MGMの人気シリーズ『ザッツ・エンターテイメント!』をメインに、82作のミュージカル映画のヒット曲、アウトテイクなど貴重な音源を129曲も網羅した6枚組CDボックス。
コレは欲しいナァ。
特製ブックレットには当時のポスターや、映画作品と収録音源のインデックスが載せられており、ミュージカル音楽のアンソロジーとして貴重なボックスといえそうだ。
映画『ザッツ・エンターテイメント!』は13歳の時にひとりで丸の内ピカデリーに観に行った。まだ、「エンターテイメント」という言葉の意味も知らなかった。
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The Rocky Horror Picture Show 15th Anniversary Collection (ODE 1990)
当時隆盛を極めていたグラム・ロックを背景に1974年に大ヒットした『ロッキー・ホラー・ショー』の15周年記念4枚組CDボックス。
本作はオリジナル・キャスト盤とオリジナル・サウンドトラック盤の2枚、世界各国でのオリジナル・キャストによるカヴァー集、そして当時の映画の予告編やアウトテイクなどのレア音源集の2枚を加えた4枚組で、普遍的なカルト的な人気を示すもの。
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Mar Y Sol: The First International Puerto Rico Pop Festival  (ATLANTIC 1972)
「Mar Y Sol」についてはコチラをご参照頂きたい。そのフェスティヴァルを記録した2枚組LP。出演者のラインナップは豪華なもので当時『太陽と灼熱の祭典』という邦題で国内盤も発売されたが、別項に書いた通り、強奪、殺人などの数々のトラブルや契約関係の問題から映像の正式な商品化は未だになされていない。モッタイナイ。
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The Concert For Bangla Desh   (APPLE RECORDS 1972)
1971年8月1日ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたバングラデシュ難民救済のためのチャリティ・コンサートを記録した3枚組LPボックス。
出演陣の豪華さから映画もレコードもビッグ・セールを記録したが、収益金の一部が着服されたり、参加アーティストの契約問題もあってCD化が遅れた。
そして、1991年にようやく実現され、更に2005年にはBob Dylanのボーナス曲を加えて新たにデジタル・リマスタリングされた。
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The Monterey International Pop Festival, June 16-17-18, 1967  (RHINO 1997)
Shige Blogに書いたようにコレもフィルム・コンサートへ出かけて観たナァ。
大規模な野外ロック・コンサートの先駆けとなったモンタレー・ポップ・フェスティヴァルの全貌を収録した4枚組CDボックス。
布貼りの特製仕様も凝ったものだが、何といっても圧巻なのが、96ページに及ぶオールカラーの特製ブックレットだ。ここには今まで未発表だったコンサート写真が豊富に収められ、ドキュメント資料としても貴重なもの。残念ながら私は見たことがないのだが、Jim Marshallの写真が多数掲載されているのだろう。
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50 Years Of Film : Original Motion Picture Soundtrack
Recordings Of The Great Scenes And Stars From The Warner Bros. Classics, 1923 To 1973  (WARNER BROS. 1973)
50年間にわたるワーナー・ブラザーズ映画の主題曲全81曲を年代順に集大成した3枚組LPボックス。
60ページの特製ブックレットには約220点にも及ぶアーティスト写真や当時のポスターなどの貴重な画像がふんだんに盛り込まれている。
やはりこうしたアーカイヴ的な資料はLPサイズがベストですな。コレも欲しい。
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Music Jacket Gallery展示の詳しい情報はコチラ⇒金羊社MJG常設展

※本展示は2013年12月に終了しています。現在の展示内容は上記の金羊社ウェブサイトでご確認ください。
(協力:立体展示品解説文原本執筆・植村和紀氏)

2015年10月22日 (木)

【Music Jacket Gallery】サウンドトラック盤ジャケット特集<中編>

「More」といえばEARTHSHAKER。
このPink Floydが音楽を担当した、1969年の西ドイツ、フランス、ルクセンブルグの合作映画『More』について話しをする人に私はいまだかつて巡り合ったことがない。
もちろん私も映画を観たことがない。
ステファンというドイツの若者を主人公に据えた麻薬をテーマにした映画らしい。
Roger Watersの伝によれば、当時この作品を監督したバーベット・シュローダーは「音楽を映画の裏方にしたくない。車の中でラジオをつけると流れて来るようなもの…反対にテレビでその音楽が流れれば映画に正確に結びつくようにしたい。」と希望していたらしい。
…ということでCDを引っ張り出して来て聴いてみる…。
ん~、こういう映画なのか…とななりませんな~。
個人的には四人囃子の森さんや大二さんがよく演奏していた「Cymbaline」のイメージがあまりにも強烈で他の曲はあまり耳に入ってこないのが正直なところ。

もうひとつ正直に言うと、「モア」って『世界残酷物語』のテーマとゴッチャになっていたのよ、昔。Pink Floydあまり得意じゃないもんで…。
イヤ、久しぶりに「残酷ナントカ」っての思い出しけど、アレ何だったんだろうね?
ずいぶんいっぱいあったよ、ヤコペッティっていうんだっけ?恥ずかしながら中学の時にひとつだけ日比谷映画に観に行った記憶があるな。
重要作を上映する日比谷映画にかかっていたぐらいだからかなりのヒット・シリーズだったんだね。
ジャケットはしっかりHipgnosis。
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Pink Floydの7枚目のスタジオ盤はまたしてもバーベット・シュローダー映画のサントラ盤、『Obscured by Clouds』。
『雲の影』ってヤツだね。
映画の元のタイトルは『La Vallee』とう。
ところが、Floydはこのアルバムをサウンドトラックとして制作したのものの、録音終了後に映画会社とケンカ状態となり、映画のタイトルである『La Villee』ではなく『Obscured by Clouds』というタイトルで音源を発売するようにプッシュした。
一方、映画の方はそのまま『La Vallee』として公開された。
この映画も「Pink Floydが音楽を担当している」ということでスッカリ有名になってしまったようだ。映画の邦題は『ラ・ヴァレ』といい、内容は有閑マダムが自分探しの旅でニューギニアへ赴く…的な話しらしい。
キャストにはMiquette Giraudy(ミケット・ジラウディ)という女性が名を連ねているが、この人はGongのシンガー&キーボード・プレイヤーで、Steve Hillageの奥さんなのだそうだ。

もちろんジャケットはHipgnosisなのだが、コレ、木に腰かけている男の人の写真なんだって。そう見える?

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『フレンズ』か…。
世代というか、タイミングというか、この映画も「観た」っていう人に出会ったことないな。
日本公開が1971年11月っていうから私が9歳の時のことだ。
小学校2、3年…。知らないのも無理はないハズなのにナゼかリアルタイムの記憶にあるナァ。こんな子供が主人公の恋愛映画なんか私の映画の師匠である父が観てて推薦するワケないし…。
数年後にリバイバル公開でもして、それで知ったのかナァ。
とにかく、「エルトン・ジョン」という名前を知ったのはこの映画に絡んでのことだったような気がする。
私もレジは大好き。
レジとは彼の本名、Reginald Kenneth Dwightのディミニュティブ(=愛称)。年配のイギリスの連中は親しみを込めて彼を「レジ」と呼ぶ。
『Rock of Westies』までのアルバムは一枚を除いて全部持っていて、今でもよく聴いている。
その後のアルバムもホンノ少しだけ持っているが、聴く気がまったく起こらない。
『Lion King』あたりでも新しいファンを増やし、相変わらずトップ・ミュージシャンの地位を揺るぎないものにしているのであろうが、最近の作品は70年代前半に比べたら私にはあまりににもチョット、チョットチョットなのね。率直に言って全くおもしろくない。
偏ってはいるものの、ファンだから敢えて言わせてもらうが、才能を使い果たしてしまった…では説明がつかないぐらいの落差だ。
「Your Song」ばっかりやたら有名だけど、「Skyline Pegion」や「Border Song」だとか、「Burn Down the Mission」だとか…とても人間の仕業とは思えないほどいい曲が初期には目白押しだ。
それなのに、どうしてああなっちゃうんだろうネェ?
もしビートルズが解散しないで今も活動していたらどうなっていただろうか?

で、初期のアルバムで持っていない一枚というのはこの映画『フレンズ』のサントラ盤のこと。
リリースのポジションとしては、ライブ盤の『17-11-70』を除いて『Tumbleweed Connection』と『Madman Across the Water』の間。
この作品はずっと封印されていたのね。
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それが20年ぶりにこの世に出て来たのが1992年リリースのコレ。
『rare masters』というレア音源集。
レジの相棒のBernie Taupinは詞を書くに当たって送られてきた脚本を読むことはなく、ザッと目を通しただけだった。
そして、監督の息子のJohn Gilbertという音楽の担当者から映画の内容を聞いて、そのまま全曲書き上げたという。Bernieはまったく映画を見ずして作詞したのだ。
それをPaul Buckmasterが絶妙なアレンジを施して形に整えた。
録音はロンドンのトライデント・スタジオ
録音は前作の『Tumbleweed Connection』とほぼ同時期で、前作用に大切に書き溜めてあった曲が『Friends』からのシングルのB面に強引に使われてしまった他、録音の問題や映画との内容の齟齬に関する問題が発生し、レジは内容が気に入らず、結果、サントラ盤が20年もの間封印されてしまったのだそうだ。
映画は『アルフィー』や007の『二度死ぬ』、『私を愛したスパイ』、『ムーンレイカー』などを撮った名匠ルイス・ギルバートの演出でヒットした。
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しかし、ホントに初期のElton Johnの作曲の才たるや尋常ではござらんな。
『Goddbye Yellow Brick Road』の制作過程をたどるこのドキュメンタリーは面白かった。
このアルバムはホント、二枚組17曲、まったく捨て曲がない。
「Funeral for a Friend」、「Grey Seal」、「Saturday Noght's Alright for Fighting」のようなアップテンポの曲やタイトル・チューンの「Goddbye Yellow Brick Road」、「Bennie and the Jets」のミディアム・テンポの曲もいい。
でも、このアルバムの本当にスゴイところはバラードが素晴らしいことだ。
「Candle in the Wind」は言うに及ばず、「Sweet Painted Lady」、「Harmony」等、歌詞を覚えて一緒に歌いたくなるような名バラードが目白押しなのだ。
このDVDの中でレジが「Candle in the Light」について語るシーンはグッとくる。
で、これらの名曲はすべて5~10分で作られたらしい。
夜レジが寝ているうちにBernieが詞を書いて、それをピアノの上に置いておく。
すると、翌朝レジがピアノを弾きながらそれを読んで、「フムフム、♪Goodbye Norma Jean~ってか!」とやる。それでイッチョ上がりだったというのだ。
信じるか信じないかはあなた次第だけど、ま、天才のやることってのはそんなもんでしょ。
また、Davey Johnstone、Dee Murray、Nigel Olssonという鉄壁のバンド・メンバーにGus Dudgeonのプロデュース。
奇跡が起こる瞬間というのはちゃんとしたお膳立てがあるものなのだ。

N_img_0018エエイ、レジついでに…。
Elton Johnもうすぐ来ますな~。何でもチケットが18,000円だとか…。
レジが初めて日本に来たのは44年前の1971年で、その時はチケット代は2,500円!
Dee MurrayとNigel Olssonとのトリオ編成で、東京の会場は渋谷公会堂と新宿厚生年金会館だった。もう両方ともなくなっちゃった!

でもね…安心してください。レジのコンサートのチケットはイギリスでも高いですよ。
観に行ったことがあるのだ、イギリスで!

N_img_0025場所はとあるイングランドの地方都市。
下の写真はその様子。
見ての通りお客さんはジーさん、バーさんばっかり!コレ、どう見てもレジの全盛期だった70年代初頭でもオッサン、オバサンだったでしょうに。

Ad_img_0763_2会場となったのはクリケット場。住宅地の真ん中にある。
5月の終わりぐらいだったんだけど、寒かった。
でも、ビール会社が後援をしていてみんなそのビールを飲みながら楽しんでる。
その雰囲気が実にユッタリしていて、すごくいい感じなんだよね~。
「音楽」だけでなく、のーんびり「時間」と「雰囲気」も楽しんでいる感じ。

Ad_img_0762_2また、メンバーがDavey JohnstoneにNigel Olssonという昔の仲間(ベースのDee Murrayは1992年に物故)。加えて、日本でも携帯かなんかのCMで話題になったチェロのイケメンのデュオが加わっていた。
曲もジーさん&バーさんを意識してかのナミダナミダの完全懐メロ特集。コレでいいのだ。
なんつったって一曲目が「Funeral for a Friend」から「Love Lies Bleeding」だもん、レジを知っている人なら誰だって興奮するわね。
「Crocodile Rock」から「Rocket Man」から代表曲を片っ端から演っちゃう。
で、みんな一緒に歌うんだよ。
イヤなもんだよ、「♪ベ、ベ、ベ、ベニアンダジェッ~ツ」とか「♪ビーチ、ビーチ」とかしか一緒に歌えないんだから、こっちは。
ステージの内容としては、MCもほとんどなければ、レジもそうニコニコしているワケでもなく、「ハイハイ、演ればいんでしょ…」的にただずーっとヒット曲を並べた感じは否めなかったな。それでも、イギリスで観る…ということも手伝って十分感動した。
Davey JohnstoneがJoe Perryみたいに全曲でギターを取り換えるのが印象的だった。しかも全部違うギター。うまい人だよねこの人も。声も独特だし。

Ad_img_0749_2このバカが…真っ赤な顔しやがって…。
一緒に行ったヤツが気前よくジャンジャンとビールを買って来るもんだからトイレが近くなっちゃってマイッタ!
トイレから帰って来て自分の席に戻ろうとした時にちょうど一曲終わったところで大歓声が沸き起こった。
それで、コレはですね、その歓声を私が浴びたようにおどけて見せたワケ。「皆さん、ありがとう!」って。酔っぱらっちゃってるから。
そしたら、バカウケよ!イギリス人から大量の爆笑ゲットしました!

何やら完全にジャケットからハズれて自慢話しみたいにになっちゃってますな…。
ハイ、Elton John終わり!次ッ!

Ad_img_0755_2昔、今みたいに娯楽がたくさんなかった時代、映画は大きな楽しみのひとつだった…なんて書くとものすごい年寄りのように思われちゃうかもしれないけど、私が中学の頃まではまだみんな映画館へ頻繁に足を運んでいた。
すなわちビデオが出てくる前までの話しだ。
それより20年ぐらい前にテレビが現れた時に映画はもっと大きなダメージを受けたワケだが、ビデオの出現によってその打撃は決定的なものになり、映画館は次々と姿を消した。
さらにはインターネット。もうVHSが絶滅したなんて考えられないよね。「ベータマックス」なんて言葉を知っている若い人は一人とていまい。

昔はどんな町にも映画館があった。そこらの商店街の中にもあって、ごく普通に営業していたものだ。「豪華三本立て!」なんていってね。連続して三本も観ようものなら、尻はタマッタものではなかった。
それだけ映画が生活の中に浸透していただけに、映画に使われた音楽も歌謡曲のように普通に親しまれていた。
「太陽がいっぱい」、「ララのテーマ」、「タラのテーマ」、「野生のエルザ」、「ブーベの恋人」、「シェルブールの雨傘」、「ムーン・リバー」…若い人はまったく知らないだろうナァ。私は口ずさめる。
私の両親世代、そうだナァ、昭和10年代生まれの人はみなさんご存知だと思う。映画が大きな娯楽だった世代の方々だからだ。
あれらの名曲はどこへ行ってしまったのだろう…。
別の言い方をすると、その方々はいい音楽をたくさん聴いた世代の方でもある。
そして、ステレオがある家にはきっとこの手の「魅惑のスクリーン・ミュージック」の類のレコードがあったハズだ。
ああ、「昭和」はいいナァ。
こういう音楽もやがては忘れ去られ、消滅していく運命にあるのだろうナァ。
考えてみると、映画音楽っていうのはクラシックやジャズと違って、それ単体で成立しにくいものだから存続が難しいよね。
音楽のジャンルは問わないけど、誰かが題材として取り上げるか、せいぜい「映画音楽の夕べ」のようなコンサートで聴くかしか触れる機会がないもんね。
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チョット脱線。
下は最近買った007の30周年を記念した2枚組のテーマ・ソング集。007シリーズも名曲の宝庫だ。
それにまずジャケがいい。
007映画でおなじみの銃身から見たジェイムス・ボンドのシルエット。ちゃんと血もしたたり落ちている。
子供の頃、この渦巻きはなんじゃろな?と思っていた。
コレはみなさんご存知の「施条(しじょう)」というヤツ。発射される弾丸にヒネリを加えることによって弾道の安定性を図る銃身の内側に刻まれたらせん状の溝だ。英語では「ライフリング」という。
弾丸に回転を加えるために必ず銃身の内径は弾丸の外形より小さくできていて、そのため発射された弾丸にはこの施条の痕が刻まれる。「施条痕」というヤツね。
よくこの「施条痕」を調べると使用した銃がわかる…てなことを映画やドラマで見るでしょう?
アレ、どうしてわかるのかすごく不思議に思っていだったんだけど、今回調べていてビックリした。
もちろん、弾丸が銃身を通過する時に施条が何らかの番号や模様をつけたりするなんてことはできない。
弾丸の速さは44マグナムで時速1,296km、ライフルでは時速3,000kmを優に超す。そんなものに番号を打つことは不可能だ。
しからば、模様をつけるとなると施条の形をひとつひとつ変えることになり、そんなことをしたらコスト倒れしてしまう。
それでどうなっているかというと、施条を刻む工作機械の刃がどうしても刃こぼれをしてしまうため、完璧に同じ条件で施条を刻むことができない。
このことが結果的に形状が微妙に異なる施条を銃身内部に刻むことになり、弾丸についた施条を調べれば、指紋のように銃をアイデンティファイできるのだそうだ。
現在は工法が異なるそうだが、それでもこの施条痕によって銃の個別判定ができるらしい。
あ~、こういうことを知るのは楽しいな~。

で、007。
子供の頃は夢中になって観たものだけど、今となってはさすがに荒唐無稽でチョット…ね。
でも最初の方の作品は音楽が実によかった。
だいたいこの「ジェイムス・ボンドのテーマ」があまりに素晴らしい。
Shirley Bassey、Tom Jones、Nancy Sinatra…『死ぬのは奴らだ』でPaulにやらせたところなんかいいセンスだよね。今にして思うとこのロジャー・ムーア演ずる二代目ボンド(ジョージ・レイゼンビーは除く)の第一作目で、「ジェイムス・ボンド=ショーン・コネリー」のイメージを少しでも払拭するためにPaulを起用して話題をづくりに務めたのではないだろうか?


かつてMarshallのデモンストレーターをしていた現Procol Harumのギタリスト、Geoff Whitehornがかつて、「シゲ、世界で一番カッコいいコード知ってるかい?」と私に尋ねてきたことがあった。
「イヤ、知らない。教えて!」と答えて彼が弾いて見せてくれたのは、「Baug/E」とでも言おうか、6弦のEの開放にBaugを乗っけたボイシング。
すなわち「ジェイムス・ボンドのテーマ」のあの締めのコードだった。
このテーマを作曲したのはMonty Normanというイギリスの作曲家で、監督のイアン・フレミングがそれを気に入らず、後に007映画の音楽を多数手がけたJohn Barryに再アレンジを依頼したところ今の形になった。
結果、作者はJohn Barryということになって、お定まりの裁判沙汰になったとサ。こんな話ばっかり。

Cd_img_5405_2 ま~、映画音楽のレコードの教科書のようなジャケットですな~。
MGMでまとめたミュージカル曲集。MGMミュージカルといえばやっぱり『雨に唄えば』ということか?
このすぐ下に『ザ・ブルース・ブラザーズ』を持ってきた。この種明かしは後で…。

このレコード、収録曲を見るとなかなかにホネのある内容になっている。
考えてみるとこういうの誰が買っていたんだろうな…。ま、映画マニアってことになるんだろうけど、上に出ていたような「珠玉の~」みたいな映画音楽の特集盤の購入者とは違うような気がする。

とにかくですね、当該の映画を観ていようが、いまいが、私の感覚なんかではこの辺りの音楽を聴くことを強くお勧めしますね。
人生が豊かになります。
私は月に一回だけ中古レコード屋に繰り出して音楽の買い出しをするのを唯一無二の楽しみにしているのね。
買うモノは一切キマっていない。
何を見るかというと、まずジャズのコーナー(「エサ箱」という表現は好きじゃない。さんざん漁ってきたから…)から始まって、お店のディスプレイに沿って、たま~にブルース系をチラっと見て映画音楽⇒民族音楽⇒クラシック⇒日本のロック⇒海外のロック⇒プログレッシブ・ロックと回る。ヘヴィ・メタル系のロックは必要なアイテムがある時にだけピンポイントで探す。
一番時間をかけて丹念にチェックするのはジャズなんだけど、だいたい全部で二時間チョット。
よって一年のうち丸一日強はCDを探している計算になる。
以前に比べれば断然短くなった。
希少盤だ、レア盤なんてのはよっぽどのことが無い限り買わない。高いから。
何年も探し続けて、もしこの場を逃したら一生お目にかかれないな…というヤツにはそれなりにお金を払うが、後は立ち喰いの天玉そばより安く味わえるような、誰も買い手がつかないようなマイナー盤を買い漁っている。
「花より団子」の権化みたいなものだ。だってもう定番、有名盤の類はもういいでしょ。卒業。
それよりも無名でも何でもいいから、一枚でも一曲でも多くのいい音楽を聴いて死んでいきたいと思っているのだ。
今私の目の前にはまだほとんど手付かずの大きな山脈があって、今ヘンなルートで登頂を試みようとしているのがクラシック音楽。
それと少しでも標高の高いところに行きたいと願っているのがミュージカルなのだ。
だから、どんな話か皆目見当がつかない知らないミュージカル作品のサウンドトラックでも適正な価格(二束三文ということ)で見つかれば即買いするようにしている。
結構前の話しになるが、イタリア映画のサウンドトラックをゴソっと買ったことがあった。イタリア映画なんて『黄金の七人』以外まず見ないんだけどね。
買い込んだ理由のひとつは、その『黄金の七人』のArmando Trovajoliの作品がたくさん含まれていたいたこと。
この人は元々ジャズ・ピアニストなんだけど、ジャズ・ピアノのYngwieよろしく、愉快痛快、モノスゴイ早弾きを得意としている人で、映画音楽作家としてだけでなく、ピアニストとしても好きだったから。
もうひとつはジャケットというか、雰囲気がメチャクチャおしゃれだったのね。
内容はと言えば、決して喜ばしいものではなかったです。
でも、新しい音楽が聴けたのでOKとした。
こんな具合でミュージカル作品も集めようとしているんだけど、元々聴いている人が少ないのか、なかなか出て来ないね。
この時代、1920~1950年代のアメリカ人が作った音楽は本当に素晴らしいと思うね。実際はユダヤ人ということになるんだろうけど、ポピュラー音楽の美しさや楽しさがすべて詰まってる。
ティン・パン・アレイ・ミュージックというヤツね。
デス・メタルでも何でもいいから好きなロックを聴く傍ら、こうしたアメリカが本当に文化的な「力」を持っていた頃の音楽も聴くといい。
もう一回いうけど、人生が豊かになります。
ああ、この項誰も読まないだろうな…。
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おもしろかったネェ、『ザ・ブルース・ブラザーズ』。
みなさんが好きなのはどのシーン?
私はRay Charlesんトコかな?Arethaのところも滅法カッコよかった。
この映画がどうしてこんなにもカッコよく、そして楽しく作られたのかを考えてみるに、要するに50年代のミュージカル映画の文法に忠実に沿ったからではないだろうか?
スリル、お笑い、オフザケ、そして極上の音楽。出て来る音楽はR&Bでジャズではないが、映画のリズムとしては昔のミュージカル映画にソックリだと思うんだよね。

ところで、この2枚を並べた理由は…知ってる人は知ってるでしょう。
上の『雨に唄えば』のヒロインはデビー・レイノルズ。
下の『ザ・ブルース・ブラザーズ』の紅一点、バズーカ砲でジョン・ベルーシをつけ狙う謎の女を演じたのは『スター・ウォーズ』の「レーア姫」を演ったキャリー・フィッシャー。
この二人は母娘なのね。
そんだけ。
キャリー・フィッシャーのお父さん、すなわちデビー・レイノルズのダンナはエディ・フィッシャーという大歌手だった。
このオッサン、デビー・レイノルズの後、エリザベス・テイラーやコニー・スティーブンスと結婚してるんだゼ。

ジャケットについて何にも書かないけど、ま、いいでしょ。見ての通りだから。
ベルーシについてひと言…「Samurai Be-Bop Musician」には死ぬほど笑った!あの頃はZappaもまだ元気だったんだよ。
そうそう、ここコレで終わろうと思ったんだけど、ひとつ思い出した。
『Staturday Night Live』で「Samurai Delicatessen」とかいうコントがあったでしょ。ベルーシ扮する侍の格好をした総菜屋の店員がやたらとチーズバーガーを出したがるヤツ。
あの中で、サラリーマンが朝食に何か注文しようとすると、ベルーシがチーズバーガーを勧める。
するとそのサラリーマンは「イヤ、朝からチーズバーガーは食えんよ…」と断る。
コレね、若い頃、初めて見た時結構ビックリしたの。
アメリカ人って朝から晩までハンバーガー食べてもゼンゼン平気な人種かと思っていた。それが、朝はハンバーガーを食べないだなんて信じられない!というワケ。
その後、たくさんのアメリカ人の友達ができて、何人かに「朝からチーズバーガーを食えるか?」と訊いてみたが、全員「食えない」と言っていた。
それどころか、連中は何とはなしにハンバーガーをバカにしているような感じすらあるな。「貧乏人の食い物」的な扱いだ。
一度、ニューヨークで、現地の白人のアメリカ人の友人から「シゲ、朝は何を食べた?」と訊かれ、たまたま「M」の字のハンバーガーを食べたのでそのことを告げると、かなりのいきおいで「What?  #$%& is the most humble food on the planet!(ナニ?#$%&は地球上で最も卑しい食べ物なんだぞ!)」といわれたことがあって驚いた。そこまで言うか?みたいな。
私の友人だからもちろん金持ちではない。
私の経験からすると、中流気取りのアメリカ人ってすごくエリート意識があるように見えるね。その典型がこの「ファスト・フードは食わない」宣言。
それと、「好きな音楽は?」と訊くと「クラシック」って答えるヤツ。ウソこけ!レディ・ガガで喜んでるクセに!
ま、そういう自分も大して変わらんか?

そこへ行くとイギリス人は「バーガー、バーガー」って喜ぶよ。
ひとつイギリスでヤラれたのがメニューに「Beefburger」というのがあって、こっちとしては勝手ながら「薄切りの牛肉と玉ねぎをニンニクと醤油で炒めてパンに挟んであるヤツ」と想像してた。ま、そんなもん出て来るわけが全くないんだけど、和食に飢えるともう脳ミソが暴走しちゃうワケ。
で、出て来た。
必要以上に熱した厚手の白い皿の上に乗っていたものはただのハンバーガーだった。
ガッカリしたな~。イギリスで「バーガー」の名の付くものはみんな「ただのハンバーガー」ということを覚えた。
話はアメリカに戻って…20年近く前にニューヨークに行った時、セントラルパークで昼食を摂っていたらホームレスっぽい黒人に話しかけられた。
別に危険な雰囲気はまったくなく、お互いの食べ物の話になった。その人言ってたな「オイラぁ、バーガーが大スキだァ。ハンバーガーがあれば他に何もいらねェ。毎日3回ハンバーガー食っても飽きネェ」…ゾっとするわ。
その人、ハンバーガーも買えなかったのかなァ。その割にはしきりハトにエサを与えていたっけ。そのエサ代でバーガー買えばいいのに。
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私は観てないけど、この映画ハヤったよね~。
「1978年10月 来日 オリビアが運んできた秋…」。オリビア・ニュートン・ジョンの故国では春だわね~。
記録をひも解いてみると、この78年の来日では、新潟、金沢、京都、盛岡、和歌山、大阪、岡山、福岡、名古屋、横浜と回り、東京はナント武道館2デイズだった。
どーよ、この人気ぶり!
スゴかったんだから。
アタシャ、ゼンゼン興味なくて、1978年に行ったコンサートといえば…
ELO、Foreignor、Cheap Trick、Ted Nugent(以上、すべて武道館)、Rick Danko、Van Halen、Little Feat、Wishbone Ash、Genesis、Frank Mario & Mahogany Rushってとこか…。
見逃して悔しいのはScorpionsの初来日とWeather Reportだな。

Olivia Newton Johnはチョット違うけど、昔はいつも外人アイドル歌手ってのがいたよね。アグネス・チャンなんてのはその草分けになるのかな?
私の世代では、マギー・ミネンコとかルネ・シマールとか、インド人チャダとかいうのもいた。
ハーフ・タレントなんてのも一時は盛んだった。キャロライン洋子とかシェリーとか、ヒデとロザンナなんて足して2で割ればハーフだし。ゴールデン・ハーフなんて名前からしてスゴかった。
今は完全にボーダーレスになっちゃって、日本人が外人に漢字を教わって笑ってるぐらいだかね。

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映画『ロッキー・ホラー・ショウ』はよく観た、ビデオで。残念ながら映画館で観たこともなければ、舞台を観たこともない。
コレに近づいた理由は私の場合、「なぞなぞ商会」だったんだよね。高校生の時、なぞ商が「Time Warp」と「Sweet Transvestite」を日本語で演っているのを見てそれで興味を持った。
「Science Fiction, Double Feature」から始まっていい曲が目白押しなんだけど、途中からチョット苦しくなってくるのが私の正直なところ。
ジャネットが歌う「Toucha-Toucha-Touch Me」で持ち直すが、何となく尻すぼみ感を強く感じる。
以前ROLLYさんと話しをした時にこんなことをおっしゃっていた。「あの映画は質感が『キャバレー』にソックリなんですよね」…ROLLYさんはフランクフルター博士も舞台で演じているし、Orquesta Libreというグループとの活動では『キャバレー』の曲もレパートリーに取り入れているほどなのできっとそういうことに違いない。
それにしても海外でのこのミュージカルの時空を超えた浸透度たるや信じがたいものがある。
40~50代の人が「Time Warp」に合わせて腰に手を当てたり、左へジャンプしたりするならわかる。
その世代の人たちの多くは高校の卒業記念のダンス・パーティでこれを踊るからだ。いわゆる「プロム」というヤツ。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のアレね。
我々で言えば町内の盆踊りで覚えた「東京音頭」か「ソーラン節」といったところか…。
ところが…だ。
今、日本に来ている20歳そこそこのアメリカの女の子に尋ねたところ、今はプロムで踊ることはなくても「Time Warp」を知っていて、踊ることができるのだそうだ。
それと、今年の5月にイギリスへ行った時に出席したパーティのディスコタイムでも老若男女を問わず皆さん「Time Warp」に合わせて踊り狂っていた。

この作品、映画のおかげでアメリカ製だと思っている人も多いようだが、ロンドン・ミュージカルだ。
初演は193年。スローン・スクエアにあるロイヤル・コート・シアターだった。
この下のアルバムはそのオリジナル・キャストの音源。いいジャケットだ。
今、ここでは右下の「UK RECORDS」というロゴに注目しておいてね。

St_img_0057世界中で焼直して上演された人気作品だけあっていろいろなバージョンの音源がリリースされている。
下は上の他に私が持っている音源。
左が映画のサウンドトラック盤。1975年。
右は1974年のOriginal Roxy Castバージョン。

Cd_img_5409_2こんなスコアも持ってる。Roxy CastのCDと一緒にブロードウェイで買った。中野のブロードウェイじゃないよ、ニューヨークのブロードウェイ。

Cd_img_3725 当然DVDも…2枚持ってる。
それにしてもこの作品は何だってこんなにイメージに統一性がないんだろう。
どこかのつけ麺屋さんみたいだ。名前は同じだけど店のつくりがてんでバラバラ…みたいな。
最後にひとつ…舞台でも映画でも主役を務めたTim Curry。天下のフランクフルター博士と『ホームアローン2』で出くわしてビックリ。

Cd_img_3732 おそらく人生のうちでもっとも数多く聴いたアルバムの上位に喰い込む作品の一角。10ccのサード・アルバム、タイトルもズバリ『Original Soundtrack』。…といっても何かの映画のための音楽ではない。
これと次作の『How Dare You!』はほんとに大好きでよく聴いた。
ヘタするとFrank Zappaを除くと私は初期の10ccが一番好きなのかもしれない。とにかくこうした頭を使ってこねくり回して作り込んだ音楽が好きなのだ。


前作『Sheet Music』からジャケットのデザインを担当したHipgnosis。イラストはHumphrey Oceanというイギリス人。
この人、Kilburn and the High Roseというパブ・ロックのバンドでベースを弾いていたことがあって、1973年のThe Whoのクリスマス・ツアーの前座を務めたことがあるそうだ。
また、ロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーに飾ってあるSir. Paul McCartneyの肖像画のうちのひとつはこの人の作品。世界に冠たる国立の肖像画美術館だからね、かなりすごいことだ。
ジャケットのアイデアはHipgnosisのAubley Powell。彼は作品のタイトルを聞いて、まず映画制作の関係の絵面にすることにした。マァ、誰でも思いつく。
そこで、このジャケットにある「スタインベック」と呼ばれる16mmフィルムの編集機をフィーチュアすることにし、実機を写真に撮った。
それをOceanに見せて、「可能な限り写真通りに鉛筆でイラスト化して欲しい」と頼んだ。
ちなみに35mmフィルムの編集機はMoviola(ムビオラ)という。黒澤明の関係の本に何回も出てくるので聞き覚えがあり、思い出して調べてみた。ほとんどの黒澤作品で記録を担当した野上照代によれば、黒澤さんは撮るたびにムビオラを除き込んで、丹念に画像をチェックするのが常だったという。
ところで、このジャケットの馬に乗っているカウボーイは誰だ?
これは誰のアイデアかは知らないが、1959年の『胸に輝く星』というヘンリー・フォンダ主演の映画のヒトコマで、描かれているのはアンソニー・パーキンス。
そう、ノーマン・ベイツがカウボーイ役を演っていたこともあったのだ。
アンソニー・パーキンスもハンサムで長身のいい役者だったが『サイコ』のノーマン役があまりにも強烈で、そのイメージが強すぎて他の役が出来なくなっちゃった。
パーキンスには気の毒だが、ヒッチコックさすがのキャスティングといわざるを得ない。

この作品を発表する前、10ccは名付け親でもあるJonathan KingのUK Recordsと契約をしていたが、別のレコード会社に移りたがっていた。
このJonathan Kingは10ccだけでなく、Genesisを発見してそのバンド名を与えたり、Bay City Rollersの最初のヒット曲「Keep on Dancing」をプロデュースしている。
また、それこそ興行二日目にオリジナルの「Rocky Horror Show」を見てビビビと来たのか、後援を申し出て20%の興行権をゲットしたそうだ。よって、上のロンドン・キャストのアルバムのプロデューサーはJonathan Kingとなっている。
だから前項で「ロゴに注目」と言ったのね。
マァ、とにかく目先のきく人であることは間違いない。
ところが、当時の10ccはこのKingと手を切りたがっていた。しかし、先立つものがない。
そこで中心メンバーであるEric Stewartがフォノグラム社が10ccを欲しがっていたことを思い出し、「I'm not in Love」を聞かせたところ、「金に糸目はつけない!」と100万ドルをもってして10ccとの契約をUK Recordsから奪取したのだそうだ。めでたしめでたし。
参考までに…このアルバムのレコーディング・エンジニアはEric Stewartが担当している。

ま、確かに「I'm not in Love」はいい曲だ。
でも、私は大した思い入れがない。
10ccを初めて聞いたのは中学3年生の時で、彼らのライブアルバム『Live and Let Live』が出た時だった。それで一曲目の「The Second Sitting for the Last Supper」にブっ飛んだ。
「世の中にこんなにもカッコいい曲があるのか!」
それですぐに全アルバムを揃えた…といっても『Deceptive Bends』までの6枚っきりだったが…。
どちらかというと『How Dare You!』の方がよく聴いたかもしれないが、いずれにしても『Original Soundtrack』と『How Dare You!』は10ccの東西の横綱だ。
その後、5ccになって『Bloody Tourist』が出て期待して臨んだが、全然おもしろくなかった。
さっきのElton Johnじゃないけど、どうしてこうも急にパタッと魅力がなくなるかな~。
このアルバム、名曲が目白押しで、大作の「Une Nuit A Paris」、楽しい「Life is a Minestrone」、大好きな「The Second Sitting for the Last Supper」、映画のタイトルが出てきてうれしいカンツォーネ仕立ての「The Film of my Love」等々、今でもひっぱり出してきては聴いている。「Blackmail(ゆすり、脅迫)」という英単語を覚えたのもこのアルバムだ。
こうしてみると、やっぱりLol Creme&Kevin Godley組の方が好きなんだな。
初めてロンドンに行った時、ホテルの部屋に入るなりつけたテレビから流れてきた曲が「Life is a Minestrone」だったことはもう何回も書いた。
一生聴き続けるアルバム。

St_img_0078ナショナル・ポートレイト・ギャラリーに飾ってあるHumphrey Oceanが描いたPaul McCartneyの肖像画とはこれ。
こないだ行った時に撮って来た。
ここの美術館にはもう一枚、若き日のPaulをデフォルメして描いた肖像画がある。

Cd_img_1707このアルバムについてはコチラをご覧くだされ。

St_img_0083「Big Sur Festival」というのは1964~1971年にカリフォルニアのBig Surというところで開催されたフォーク色の濃いフェスティバル。
1969年にはウッドストックの一月後に開催されたが、そう大きな話題として取り上げられることもなかったらしい。
これは1971年の最終回のもようを収めたライブ・アルバムで、Joen BaezやBlood Sweat & Tearsといったウッドストックでの成功組が出演して話題になったようだ。
どうでもいいけどきれいなところだネェ。混んでてイヤだけど…。

St_img_00801965年、カリフォルニアのワッツ市というところで大規模な黒人の暴動事件が起きた。その7年後にワッツ市の人々を称賛するためにStax Recordが企画したコンサートが「Wattstax」。
そのもようが映画となり日本では1973年に公開された。
ジャズ以外の黒人音楽にまったく疎い私ですら知っているような豪華な出演者陣だが、知ったかぶりは避けることにする。
Wattstaxコンサートは「黒いウッドストック」と呼ばれたらしく、そのせいかどうかはわからないが、よく『ウッドストック』と二本立てでやってたっけ。『ワッツタックス』か『バングラデシュ』。
中学の時に九段会館でこの映画を見ているハズなのだが、きれいさっぱり記憶がない。
そのころからコレ系の音楽がダメだったのね、ワタシ。

St_img_0084映画『トミー』は好きだった。
中学一年の時に日比谷のスカラ座に観に行った。
「刷り込み」っていうのか、The Whoの『Tommy』より、私にとっては映画のサウンドトラックの方が『トミー』なんだな。

St_img_0107映画を観に行ってお小遣いをはたいてミュージック・カセットを買った。

M_img_2275LPに比べて憐れな装丁だ。
レコードプレイヤーを持ってなかったのでカセットを買うより仕方なかったのだ。
『Tommy』のことはアチコチで書いているのでもう書かない。最近の記事のリンクだけ貼っておくことにしよう⇒コチラ
ちょっと付け加えておくと、このサントラの演奏にはNicky Hopkins、Ron Wood、Kenny Jonesらが参加している。
映画のピンボール対決のシーンではPete Townshendが出ているが、「The Pinball Wizard」の演奏はElton John Bandによるものだそうだ。
また、すべての曲でPeteがギターとシンセサイザーをオーバーダブしているらしい。

M_img_2281どうしてみんなコレやりたがるかネェ?
オーケストラ・バージョン。
ジャケットはとてもいいね。パチンコの玉?いえいえ、ピンボールの玉でしょ。
デザインと写真はTom Wikesというアメリカのデザイナー。
先ごろコロンビア・レコードの諸作のジャケット・デザインを数多く担当したJohn Bergという人が亡くなったが、このTom Wikesという人もいい加減すごい。
何をやった人か並べようものならすぐに紙幅が足りなくなっちゃう。でもちょっとやってみると…
The Rollings Stones : Flowers, Beggars Banquet
Captain Beefheart : Safe as Milk
Roger Nichols & The Small Circle of Friends
Van Dyke Parls : Song Cycle
Janis Joplin : Pearl
Dr. John : Gumbo
George Harrison : Darl Horse, All Things Must Pass
ええい、やっぱ面倒くせぇ!
とにかくあまりにも有名なアルバムが多くてキリがありゃせん!
そういう人がデザインしたジャケットなのだ。

こういうオーケストラものって物珍しさで買って聴いてはみるんだけど、二回は聴かない。それが私のやり方。

St_img_0102もうイッチョThe Whoでコレ。
原作はご存知『Quadrophenia(四重人格)』。
皆さん、この映画どう?好き?
60年代のロンドンの雰囲気が伝わる部分はうれしいが、映画としてはな~。
正確には覚えていないが、「ソイツをどこで手に入れた?」、「ブリクストンさ」とドラッグのやり取りするシーンが冒頭にある。
何年か前に行ったけど、やっぱりブリクストンってガラ悪いんだね~。その時のようすはコチラでレポートしているので是非。イヤ、別に危険な目には遭っていませんから。
ブリクストンはDavid Bowieの地元だ。

St_img_0108裏ジャケを見るとブライトンの海。
ブライトンはこの映画の第二の舞台だからね。

St_img_0111何年か前に行ってみた。

J_img_0898きれいなところでね~。
このずらりと並んだ建物のうちのひとつがSting扮するベルボーイが働いていたホテルなハズ。
ちなみに、最後に主人公のジミーがオートバイごと突っ込む白い崖の場所はブライトンよりもう少し東へ行ったセブン・シスターズというところだ。

J_img_0899ご多分にもれずSteely Danは大好き。
だから「FM」という曲も好き。
でも、この映画って何だったのかしらん?コレも「この映画を観た」って人に会ったことがない。
…と思ったら日本では未公開のままらしい。道理で…。
しかし、すごい顔ぶれだよね。このサントラは全米ヒットチャートで5位まで上がったらしい。
帯を見ると「ロードショー誌」が推薦しているようだけど、公開もしない映画なのに無責任じゃない?
この「FM」という曲の中に「Kick off your hi-heel sneakers」というクダリがあるが、「hi-heel sneakers」というのはTommy Tuckerというブルースの人の1963年の曲の名前。作曲はRobert Higginbothamという人。イコール。Tommy Tucker。
私がこの曲を知ったのはBlue MitchellというジャズトランぺッターのBlue Note盤。この人のコンボには若き日のChick Coreaがが在籍していたことはよく知られている。

St_img_0114コレはおもしろかったな~。ラルフ・マッチョがすごくよかった。
でもそれよりカッコよかったのがSteve Vaiだよね、Jack Butler。
ギター勝負のところはVai自身が弾いているのはおなじみだけど、クラシック・ギターは誰が弾いているか知ってる?
William Kanengiserという人。
私も「胸を張って知ってます!」というほどじゃ全くないんだけど、以前従事していた仕事でこの人の教則ビデオを扱っていたので名前は知ってる。
「あなたもクラシック・ギターが弾ける!」みたいな内容だったように記憶している。

St_img_0120「♪パララバイラバンバセネセシータウナポカデグラシア、ウナポカデグラシアパミパティーナヤリバヤリバ~」
まだできる。
コレ、もしかしたら私が全部歌える唯一の外国語の歌かもしれない。
長野のパブでハコバンをやっている時に覚えた。この曲の歌だけはナゼか私が担当していたのだ。
曲は「La Bamba」。おかげでカラオケでやるといつもよくウケた。
この映画は「La Bamba(元はトラディショナル)」や「Come on, Let's Go」や「Donna(私にとっては10ccなんだけど…)」のヒット曲で知られるRichie Valensの伝記映画。
テレビで見たのか、安いビデオで見たのか覚えていないが、コレが結構よくできていておもしろかった。
この手の映画ではJerry Lee Lewisの半世紀『グレート・ボールズ・オブ・ファイア』ってのもなかなかにヨカッタことを付け加えておこう

St_img_0131映画でRichieを演じるのはルー・ダイアモンド・フィリップス。そりゃカッコいいワイ。
でもね、実際のRichie Valensはハラペーニョ大盛のドンタコス風だ。
この人、不幸にも1959年に飛行機事故で18歳で亡くなってるんだよね。
となるとこの写真は最も年長で撮られたとしても18歳…マジか。

Cd_img_5412<前編>にも記した通り、サントラ盤は映画のワンシーンを使用したジャケット・デザインが多いのであまり書くことがなく、特に最後の方は内容が薄くなってしまった感があるがご容赦頂きたい。
もうちょっと書けたらモア・ベターだったんだけど…。でも、イヤぁ、映画ってホントにいいもんですね。それでは<後編>でPCの前のあなたとお会いしましょう。
それでは皆さん、さよなら、さよならん、さよなら。
そういえば、映画評論家っていう人たちもめっきりテレビに出なくまりましたナァ。
評論すべき映画がないんだろうナァ。

Music Jacket Gallery展示の詳しい情報はコチラ⇒金羊社MJG常設展

<つづく>

※本展示は2013年12月に終了しています。現在の展示内容は上記の金羊社ウェブサイトでご確認ください。
※ジャケット写真はすべて展示品を撮影したものです。また、斜めのアイテムは植村コレクションではなく、私の私物を勝手に付け加えたものです。

2015年10月21日 (水)

スポーツ・オブ・ハートの田川ヒロアキ

スポーツの秋か…。
スポーツはダメだナァ…。
これでも水泳とスキーは得意なんだけどね…。
この二つの種目にしたって小さい頃から親がやらせてくれていたからナントカなっているだけの話しで、スポーツ全般、見るのもやるのも消極的だ。
部屋で音楽を聴きながら本を読むか、Marshall Blogの『イギリス-ロック名所めぐり』や『ミュージック・ジャケット・ギャラリー』の記事を書いている方がいいな。
昔は中古レコード屋でLPをガサガサめくる速さは誰にも負けなかったけどな。そんな機会もなくなっちゃった。だいたい「中古レコード探し」はスポーツじゃないか…。

そんな運動に縁遠いヤツが来ているのは代々木の第一体育館。
ここで10月17~18日の二日間にかけて『SPORTS OF HEART 2015』というイベントが開催された。
プログラムから主旨をそのまま引く…「障がい者スポーツ、アスリート達とふれあい、応援し、感動を共に分かち合う。健常者と障がい者の枠を超え、豊かな未来の日本を創造するためにスポーツ選手、アーティスト、文化人たちと一緒に応援しよう」。
ストレートに言えば、「障がい者スポーツの普及」を目的とした国レベルのイベントだ。

A10体育館の中では色んなミュージシャンや芸能人が登場するステージが展開した。
若い人は昔ここがプールで、オリンピックを開催したということを知らない人も多いらしい。
私は小学校6年生の時に、ここの「高飛び込みの教室」に通っていたし、夏になるとよく今の家内と泳ぎに来ていたものだよ。
このステージに田川ヒロアキが登場するのだ。

120ウワッ!お客さんがいない!日にち間違えたか?

130…なんてことはなくてコレは本番前日のリハーサル。

140ヒロアキくんのお供はもちろんMarshall。
185

最近完全導入したヘッド、JVM210Hと1936V。それに1960Bを付け加えてすべてのスピーカーを鳴らした。複合インピーダンスってヤツやね。
どうよ、Marshallのワンハーフ。なかなかカッコいいべ?モノスゴイ音圧!

160v横から見るとこんな感じ。1936の方が1960よりチョット奥行きが浅い。
ヒロアキくんは今のところJVMの四連のフットスイッチに三種類のトーンをメモリーさせて、残りのひとつにループのオン/オフをアサインしている。
ループはディレイをパラレルに接続…という超シンプルなセッティング。

170vリハーサルが始まった。

170共演するのは大鼓(おおづつみ)の大倉正之助
能楽囃子大倉流大鼓 重要無形文化財総合認定保持者にして日本能楽会会員、能楽ユネスコ世界無形文化遺産だ。

180v方や、山口県下関出身、山口ふるさと大使にしてビールが大スキな田川ヒロアキ!それとMarshall!
150

大倉先生、とにかくスゴイ!
能楽囃子というのは例の「イヨ~、ポン!」だ。その声と音のヌケが尋常じゃない。
スゲエ迫力!
とにかくこの乾ききった大鼓の音のハイが凄まじい。もはや1959のトレブルとプレゼンスをフルテンにしてもまだ足りない位のハイの出ようなのだ。しかも完全クリーンなので、おっそろしく音が抜けまくる。ヘタするとMarshallより音がデカいのでは?って感じ。
伝統芸能恐るべし。
しかしさ、このMarshall Blogで「四人囃子」以外に「囃子」という字を使う時が来るなんて夢にも思わなかった。
ヒロアキくんの他流試合ぶりにはまったく脱帽だ!

190出番はオープニング・セレモニーの一曲。

200リハーサルはバッチリうまくいった!

205後は仕上げを御覧じろというワケでツーショット。

210そして本番当日。
10

会場は大いに盛り上がってる。

05スゴイよ、こんなに協賛がついてる。
主賓には国会議員も列席するぐらいの大イベントなのだ。

30会場内には様々な出店が設置されている。
コレは足湯だって。

40外のスペースにもステージが設けられアイドルグループが出演して大騒ぎになっていた。

50
70
もちろんバラエティに富んだ食べ物の売店も数多く出店されていた。

60アメリカン・フットボールをやっているウチの子たちが以前から騒いでいたので名前は知っていたけど、このアンダー・アーマーってのは躍進が著しいね。
私もアウトレットでバッグを二つほど買って使っているけど実にいい感じ。

80会場入り口にはイベント出演者を紹介するパネルがズラリ。

90おお!ヒロアキくんのパネルも!

 100v
ハイ、この写真は私が撮りました。宣伝、宣伝…と!
何ともうれしいもんですな、大勢の人に自分の作品を見てもらえるのは。
ヒロアキくんのアルバム『Ave Maria』のジャケットを撮影する時に写したものね。

Cd_img_3247

体育館の入り口には有名運動選手の「商売道具」、イヤイヤ、何ていうの?靴とかバットとかの愛用グッズ…も飾ってある。
好きな人にはタマらんのでしょうな。

105いよいよ本場だよ~!
ヒロアキくんたちの出番は一番最初のオープニング・セレモニーだ。

510_2大イベントの開会セレモニーとあって「君が代」を演奏するのだ。

520_2田川ヒロアキ…もうわかってるか。

530大倉正之助…先生もバッチリ着替えてカッコいい!

540バッキング・トラックが流れ出す。
おお、何とヒロアキくん作の「Seascape」!
よくコンサートのオープニングに演ってるヤツね。もうおなじみの曲だ。コレが君が代?

550と思ったら、絶妙に「君が代」のメロディを突っ込んで来た!「♪千代に、八千代に」だ!
ウマい、ウマいぞ、田川!
…って昨日リハで聴いたどころか、事前に音源送ってもらってるじゃねーかってか?

560先生がまた絶妙な間で合いの手を入れる。実にスリリング!

570ほとんどルパートのようなスローテンポなので合わせるのが難しそうだが、そこは阿吽の呼吸だ。
音楽に洋の東西の別がないことを示しているかのようだ。ホントはあるが。

575それにしてもこのギターの音!タマらんわ~!
程よい中域感が聴く者をウットリさせる。コレが「いいギターの音」だ。
音色もグレードアップしたが、JMDの時よりも押し出しが強く、ピッキングのニュアンスがより一層鮮明に出るようになった。

Cd_s41a4755 やはりJVMと1936Vの組み合わせは抜群だ。
クッソ~、やっぱり真空管のアンプの音っていいナァ~。

610

国歌だろうが、オリジナルだろうが、弾くところはシッカリ弾きまくる!
初めてヒロアキくんを見た会場の人たちは完全にジョウ・ドロッピング!

585誰が考えたか知らないけど、大倉先生の大鼓とのコンビネーションも音楽的に実に素晴らしいものであった。

580

こないだのボーイ・スカウトは暑くて死ぬかと思ったけど、ヒロアキくんにくっついてるとホント面白い仕事に関ることができる。Marshallもいろんなところで活躍できるというものです。

Cd_img_3183 世界広しといえども鼓と共演しているMarshallが他にあるかッ?!
イヤ~、今回もいいものを見せて頂きました!
ありがとうヒロアキくん、美瑞穂さん!

590田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒fretpiano

515

終演後、私の写真と記念撮影。イヤ、ヒロアキくんの写真だ。
会場内を歩いていても「すごかったです!」、「感動しました!」と多くの人から激励のお言葉を頂戴したヒロアキくんなのであった。

600(一部敬称略 2015年10月17日 国立代々木第一体育館にて撮影)

2015年10月20日 (火)

MEJIBRAY at 日比谷野音~盲目の猫を殺した猛毒

「今年の野音もコレが最後かな…?」と思いつつ日比谷公園に向かう。
Marshall Blogには早くも二度目の登場となるMEJIBRAYのコンサートだ。
タイトルがまたスゴイ…『盲目の猫を殺した猛毒』。

10開場前。
見慣れた野音の風景。

20ステージにはMarshallのフル・スタックがズラリ。
これも「見慣れた光景」と言いたいところだが、最近はロックの衰退とともに見かける機会が減少してしまった。
昔のロック・コンサートのステージはいつもこうだった。

30これが正しいロック・コンサートのステージの景色だ。
小学生の背中にランドセルがあるように、ギタリストの背中にはMarshallの壁があった。
イヤイヤ、「あった」だなんて…今でもナンバーワンのロック・アイコンとして世界のロック・ミュージシャンに愛され続けている。
日本のロック・シーンはJ-POPが席巻し、草食系一辺倒になっちゃったからね。
コッテリとした脂っこい肉食系ロックがハジッコに追いやられちゃった。
何しろAC/DCのコンサートのチケットが売り切れない先進国は世界で日本だけらしいから。
そんな環境だからMEJIBRAYのステージがひときわ映えるわな~。

40いよいよ開演。
メンバーが上下に分かれて登場し、ショウはスタート。

50ボーカルの綴。

60v_2ギターのMiA。

70v_2ベースの恋一。

80v_2ドラムのメト。

90v_2コレがですね~、独特の世界なんだわ~。
オープニングは「VENOMS」。3枚目のミニ・アルバム『VENOMS.app』のタイトル・チューン。

1002曲目は「伽と知能-それってとても人間らしいって神様は笑ってるの-」。

110_2もういきなり銀テープ炸裂!
コレ、普通コンサートでは最後にやるのに!これがMEJIBRAY流!

120スピード・チューンの「マダリ」から「SUICIDAL WORD GAME」へとつなぐ。

130vもう会場は完全に興奮のるつぼね。
210_2
親しみやすいマイナーなヘヴィ・チューン、「BI"name”JIKA」。何て読むのかは知らない。

140vマァ、ものスゴイ人気のMiAくん。
ステージ上手の客席からは「ミア~、ミア~」とひっきりなしに歓声が…ネコじゃないっつーの。

150vダウン・チューニングを活かしたドヘヴィな「Mr.レインは死んだふり」。
こういう曲はいかにもMEJIBRAYらしい。

Img_0341 少し間をあけて中盤戦に突入だ。

160_2『VENOMOS.app』からの「Until...」。

170_2ミディアム・テンポの「Spice」はジックリと…。

175vミニ・アルバム『盈虧』から「人間」。
ちょっとクラシックなロックのイメージがあってカッコいいな。
「盈虧」ってのは「月が満ち欠けすること」だったよね。

180vウツボカズラの「ネペンテス」。
今年4月にリリースされた12枚目のシングル曲だ。

190v激情ほとばしるドハード・ナンバー!
270_2

ここで再び間があって後半に入るワケだが、このバンド、特にMCらしいMCがない。
「ハロー、トーキョー」でもなければ「ノッテルか?」でも「楽しんでるか?」でも「グッズ買え」でもない。
もうただひたすらモクモクと演奏するだけ。
その美学がまたいいね。
230
そしてMiAくんはギターを弾いている間、ほとんど客席を向いてる。
ソロの時にチョット指板を見るぐらい。
コレも大変なことだよ。
やれったって、チョットやソットじゃできない。
「美学」の塊りなのだ。

220v後半は「蜈蚣」でスタート。「ムカデ」ね。
ちなみに!
こんなに難読漢字が出されるので対抗させてもらおうじゃないか…英語で。
「ムカデ」は「百足」って書くでしょう。
「百足」は英語で「centipede(センチピード)」といいます。
「cent-」は「百」を表すのね。だから「一世紀」を「century」というし、100個集めてメートルになるから「センチメートル」でしょ。
また、「ped-」というのはラテン語で「足」を意味する。
「ペダル(Pedal)」の「ped-」がそれ。また、足の爪のマニキュアのことを「ペディキュア(pedicure)」っていうじゃない?あの「pedi-」が「足」っていう意味なのね。
だから、「百足」というのは、「cent-」と「-pede」で英単語の直訳というか、直当て字だったんですね~。
脱線の脱線…「man」というのはラテン語で「手」を表す。それを「cure」、すなわち「治療、手入れ」するからマニキュア(manicure)というんですね~。
もうイッチョ…「ヤスデ」というのは英語で「millipede」という。「milli-」というのは「millenium」の「milli-」…つまり「千」のこと。
ムカデとヤスデ、どっちの足が多いかは知らない。
あ~、マーブロはためになるナァ。
野音に戻ろう。

240v_2ショウはますますヒートアップ。
255
凄まじい勢いで「BOWWOW」をプレイ。

250続いて「ACME」。
280v_3

メトくんのバスドラムがバッチンバッチン大暴れだ!

200v
ギターのリフがクールな「servant」。

260_2綴くんのデスボイス炸裂!ナニを歌っているのかはサッパリ聞きとれないが、何しろスゴイ迫力なのよ!

260v

一旦落として「kairi」。コレは自殺をテーマにした歌なんだね。スゲエな。「kairi」は「乖離」?
またまたちなみに「自殺」は「suicide」、「殺人」は「homicide」、「集団自殺」は「genocide」「殺虫剤」は「insectcide」、「除草剤」は「herbcide」…まだまだたくさんある。
「殺す」関係の英単語は大抵「-cide」がつく。「cide」はラテン語で「殺す」という意味だ。
またまたもひとつ。
「suicide」は純然たる名詞で動詞を持たない。だから「自殺をする」と言いたい場合、「commit」という動詞を取るのが正しい英語。
「♪ジーッ、ジーッ」の「結果にコミットする」のコミット。「約束する」という意味だ。

290_2いよいよ本編も最終パートに差し掛かる。
「孤毒のカタコンベ」、派手にブチかませ!
イチイチうるさいけど、「カタコンベ」はイタリア語で「地下のお墓」のこと。よく聖堂にあるヤツだ。英語では「crypt(クリプト)」という。イギリスでいえば、カンタベリーにもウェストミンスターにもヨークにももちろんあって、大抵は撮影禁止のエリアだ。

300_2本編最後は「DECADANCE-Counting Goats…if I can't be yours-」。
コレも「死」をテーマの中心に置いた「負」のナンバー。
この「退廃」の世界観こそMEJIBRAY。
本編17曲。退廃しまくって終了!

310_2コレは今月7日にリリースされた14枚目のシングル『パラダイム・パラドックス』。10~11月にかけて二か月連続シングル発売の第一弾。
三種類のバージョンでの発売だ。

Cd1_2

Cd2オオっと、ホワイト・アウト!真っ白でどこまでがジャケットがわからん!

Cd3そしてアンコール。

315皆さん、華やかに衣装替えしての登場だ!

320v_2

綴くんのこのスーツ!カッコいい!

330v

まずは上で紹介したシングル「パラダイム・パラドックス」。

340_3これまたMEJIBRAYらしいドロッドロのヘヴィ・ナンバーだ!
370
ところで、このオスカル風の白い衣装、MiAくんにピッタリだね!っていっても若い人は「オスカル」わかんないだろうな~。

350v旨のすくようなスピード・チューン、「原罪の林檎」。

360_2さらに、そしてさらにハードに「月食」。

400_2

そして、最後の曲。
2013年の「メサイア」。

390イヤま~、タップリとMEJIBRAYの独特の世界を堪能させてもらいましたわん。
MiAくん、ありがとう!

410_2さて、MEJIBRAYは先に挙げた『パラダイム・パラドックス』に連続して11月に『SECRET No.03』をリリースする。
ノリにノッてるのだ!
今回も3バージョンが用意されている。

Cd4

Cd5

Cd6そして、11月上旬から『NEXT MAJORITY VENOMS』と銘打った全国ワンマン・ツアーを敢行する。
千秋楽は六本木のEXシアターだ。
MEJIBRAYの快進撃は止まらない。

MEJIBRAYの詳しい情報はコチラ⇒MEJIBRAY Official Website

Img_0808

やっぱりいいな~。Marshallの壁。

Cd_img_0854 (一部敬称略 2015年9月5日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月19日 (月)

俺たちのルーツロックな夜

コレはね~、ホントにおもしろかった。最高よ、最高!
腕利きが集まってのライブだからして、演奏はもちろん言うことなし。
題材は「ルーツロック」と来てる。
ま、どちらかといえば、演奏する人たちのルーツとなったロックを演奏するというよりも、日本のロックのルーツのような人達によるライブという感じだわね。
とにもかくにも「最高の夜」だった。

10f松川純一郎

20v谷川史郎

30v伊藤広規

40v岡井大二

50v大阪からゲスト参加の奥村レスリー和也

60v松川さんはMarshall。

70v1962Bluesbreaker。

80v史郎さんも当然Marshall。

90vJVM410Hと1936の組み合わせだ。

100v史郎さんの足元のようす。「Leslie」ってのがこの日新しく導入された。

110 大二さんはNATAL。

120v大二さんはバーチがお好み。フィニッシュはサンバーストフェイド。

130オープニングはThe Metersの1969年のヒット・インスト、「Cissy Strut」。人気のある曲だね~。
R&B系統の音楽を聴かない私が初めてこの曲を耳にしたのはJohn Scofieldバージョンだった。

150ソロは史郎さん…

160松川さん…

170広規さん…「Somoke on the Water」つき…

180…大二さんと来る。

190オオ~、早くもトリッキーなワザ、もとい、クラシックなワザ!譜面台で見事に見えないけど、大二さんがスティックでベースの弦を叩いているところ。こんなのThe Ventures世代じゃなきゃやらないわね。
でも大二さんってThe Shadows派なんだよね。

195二曲目はFreeの「Rode on a Pony」。1970年の『Highway』から。
松川さん、マイクをスタンドを握りしめての熱唱!すべてのリード・ボーカル・パートは松川さんが担当した。

200Freeなんつったら史郎さんの独壇場だわね。全曲、いつでも弾けるでしょ。

210一曲はさんで…スローなブルース。ナニ演ったんだっけかな?見るからにブルースっぽい出で立ちのレスリーさん、ところが、プレイは一番コンテンポラリーだ。
ココでもペンタとニックに頼らないクロマチックを多用したモダンなソロを聴かせてくれた。

250v
ソロが史郎さんから…
240v
松川さんに回される。
二人ともいい音だニャ~。
230v
出た!広規さん、ココでトイレ休憩!まだ始まって四曲目だ!みんな笑っちゃってる!
広規さんじゃなきゃこんなことできない。

2601970年、CSN&Yの「Ohio」。Neil Youngの曲。
私、Neil Youngって全く通ってなくて、名盤の誉れ高い『After the Gold Rush』すら持っていても聴くことがない。だからゼンゼン知らない。
で、この「Ohio」のことを調べていてビックリ!この人、『Live at Massey Hall』なんてライブ・アルバム出してるのね。
私にとっての『Massey Hall』は何といってもコレ。Charlie Parkerの『Jazz at Massey Hall』t…生まれてはじめて買ったジャズのレコードなのだ!

Index でも、この曲は知ってる。いい曲だよね。このバンドコーラスもバッチリ。

270大二さんもちゃんと歌う…なんて言ったら失礼だ。大二さんコーラスについてもすごく詳しいんよ。
370v
史郎さん、先に紹介した、この日初めて導入したエフェクターをここで使う。シュワワ~ンといい感じ。
これで第一部が終了。

280v_2 いつもは、休憩にはRooster名物のマスターの手品が披露されるのだが、今日は趣を異にしている。
バンド・メンバーさんが客席から見ているのは…

290広規さんとマスターの対談。
コレがまたおもしろかった!

300メンバーも大爆笑!

310 その後、レスリーさんが単独で登場してバッキング・トラックを使用してJ-POP曲を二曲披露。

320vレスリーさんの名の由来はLeslie Westからとお聞きしたが、ゼンゼンのこっちのレスリーさんの方がソフィスティケイトされたギターを弾かれる。
ものすごく丁寧に一音一音を紡ぎ出すプレイが印象的だった。

330 もうひとりのゲストはドラムの小野秀夫。

340小野さんは松川さんとThe Allman Brothers Bandのトリビュート・バンドで一緒に演奏している。
モントルー・ジャズ・フェスにも出演している超ベテランだ。
この日はEric Claptonの「Let It Rain」と…

355v
The Bandの「The Weight」をプレイ。写真は「♪あ~、put the load right on me」のところ。

350 松川さんが客席に向かってひと言、「純枝、おまえも歌え!」と飛び入りでさんかした平山純枝
そのシーン、何気にカッコよかったんだよね。
で、純枝さん、熱唱。

360 「Rocky Mountain Way」…またしても苦手なJoe Walsh。この曲も人気あるよね~。新オウルでカッコいい曲だ。
Joe Walshといえば映画『ブルース・ブラザーズ』の囚人役のイメージがやたら強くて…。

380 史郎さんはボトルネックでギュイーン!
史郎さんとのお付き合いは長いからね~。バレリーナというバンドをやっていらした頃からその名前は知っていたが、初めて会ったのは…コレももはや古い話しで、JCM2000 TSLシリーズの発表会の時だった。
歩くロックのウィキペディアみたいな人だからね。史郎さんとのロック談義はいつも勉強になる。
いつかPattoのことで盛り上がったことがあったけな。

390v歌の比重が高い松川さんだが、いぶし銀のギター・ソロもタップリ。

400Tommy Bolinの「Teaser」。

410広規さん、絶好調のまま…

420ベース・ソロへ!

425 やっぱりやる時はやる!

430v本編の最後は「Littel Wing」だった。

440 大二さん、音デケェ~!

450v大二さんがドラムを叩くところを見るのは実に気持ちがいい。
ほんのチョットしか手を動かさないのに信じられないぐらい音がデカいのだ。
そして大二さんの専売特許、「Smoke on the Water」のエンディングが数度にわたり炸裂!
「♪タタンタタンタタンタタンドゥクルドゥン」ってヤツね。
この時代の人たちはこのオカズを耳にすれば「パブロフの犬」状態でBbとGを弾くことになっている。
ところが…

460vあんまり大二さんがコレをやるので、広規さんが反旗を翻した。
大二さんがそのオカズを入れると広規さんが演奏拒否。つまり無視しようというワケ。
これがそのシーン。もうコレがおもしろくて、おもしろくて!
レスリーさんも笑ってる!

470 コレもそのシーンのひとつ!

480vコレもそう。
広規さんも広規で、ついウッカリ弾いてしまいそうなるのだが、ハッとしてベースを弾く手を止めてしまう。
大二さんのこのオカズを数えきれないほど聞いてるこっちは、もう死ぬほど笑ったわ~。
とうとう最後の最後まで一回も「♪ジャジャン」をあわせなかった皆さん。
大二さんボッソリと…「最後ぐらい合わせてくれてもいいジャン」…。

490vアンコールはDave Masonの「Feelin' Alright」。

500イヤァ、大いに笑いもしたけど、演奏が実にヨカッタな。
やっぱり、ロックが日本に入って来たての頃に感性豊かな時代を過ごした人たちの演奏だ。
「ロックの黄金時代」の空気が横溢していて何ともよい気分に浸った最高の一夜だった。

510 今回もNATALドラム、お褒めの言葉を頂戴しました!やっぱ楽器やロックを知り尽くしたベテランの方々からいい評価を頂戴するとうれしいわん。
そのご評価の共通項は「音のよいドラム」ということだ。ありがたいことです。
ま、叩き手が岡井大二だからね~。
何割もクォリティが上がっちゃうのも確かなんよ~。

515v このバンドは誰がリーダーということもなく、ワイワイ楽しく半レギュラーでやっているようだ。
皆さんも機会があればゼヒご覧あれ!

520 1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
M_natal_square
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!不慣れな作業でもうヘロヘロ!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年9月9日 荻窪ルースター本店にて撮影)

2015年10月17日 (土)

【訃報】 TAKAEさんのこと

Marshall Blogを書いていて最もツライこのとのひとつは才能あるミュージシャンを失い、訃報をアップすることだ。
最近は立て続けにベテランのミュージシャンが物故し、日本のロック界の憂う機会が多くなっていたが、今回、若く、美しく、才能あるシンガーが天に召してしまった。
TAKAEITAのTAKAEちゃんである。

7_img_0102 TAKAEちゃんのことはTAKAEITAの前に所属していたバンドの頃に何度かステージを拝見して一方的に知っていて、Marshallを通じて長い付き合いがあるEITAちゃんを通じてお近づきにさせて頂いていた。
そんな関係からMarshall Blogに何度かご登場頂き、その素晴らしい歌いっぷりをレポートしてきた。
個人的には気安く連絡を取り合ったりするような関係ではなく、facebookでお友達になっている程度の間柄であったが、一度どこかの会場で陰陽座さんのコンサートの話しになって、「大スキなんです!!え~、あの時お写真撮られていたんですか~!」とすごくうれしそうに語っていたのを思い出す。
聞けばTAKAEITAのワンマン・ライブが目前に控え、来年には新しいプロジェクトが決定していたという。
また、日本のロック界は将来が楽しみな若い才能を失った。

TAKAEさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。


以下はTAKAEさんが登場するMarshall Blogの記事です。
<2013年3月20日 目黒鹿鳴館>
QUEENS OF NOISE IN TOKYO その1~TAKAEITA

<2013年6月14日 目黒鹿鳴館>
EITA PARK 2013 <前編>

<2014年1月12日 初台Doors>
EITA PARK 2014

<2014年10 月4日 大塚Hear+s>
EITA PARK 2014・秋 ~時空海賊&TAKAEITA!食欲酒欲の秋~

2015年10月16日 (金)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.7(最終回):SHOW-YA with ALL STARS <後編>、そしてフィナーレ!

このままズッ~と続けられそうなレポート。それも「NAONのYAON 2015~SUMMER~」の熱狂ぶりゆえのこと…でもいよいよコレで最終回なのだ。
ああ、コレで終わっちゃうのか~。寂しいナ~。

さて、35曲目は杏子さんフィーチュアで「Flamingo Rose」という曲。
杏子さんの紹介で恵子さんひと言「エロいねえさんが出て来るかもよ!」だって!
確かに…セクシーなダンスとヴォイスで観客を魅了していた。

10_2まだ替わるバンドメンバー!
ドラムにSatoちゃん。

20v直子さんがベースを弾いて…

30v_2さとみさんがタンバリンとダンスを担当!

40v_2豪快なタンバリンのふりっぷりは実にお見事!

S41a6225 こんなシーンは他では絶対に見れないでしょうに。

50中村あゆみ!
あゆみさんのフィーチュア・コーナー。

60vなんかメチャクチャうれしそうなふたり!

70_2曲は「BROTHER」。

80_2久美さんとsun-goさんのツイン・ギター。

85恵子さんとあゆみさん、ナンカ仲良し感がものすごく出たパフォーマンスで、見ているこっちもたのしくなったよ。
こんな終盤に入っても次々と出て来る見所の数々!

90_2中村あゆみの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャルサイト

100vゲストがほぼ全員登場しての「ああ無情」でさらにボルテージを上げてSHOW-YA単独のステージにもどる。
そして、ココは電圧(V)だけじゃない、電流値(A)も上がって電力(W)も最高にアップさせてしまった!
だって「限界LOVERS 2015」なんだもん!

110今日も数々の名演を演出してきたSHOW-YAの5人。今や世界に誇る5人のロック・ヒロインたち。

寺田恵子

120v_2五十嵐sun-go美貴

130_2仙波さとみ

140v中村美紀

150_2角田mittan美喜

9_img_0035ニュー・アルバム『PROGRESS』にも収められた最新の「限界LOVERS」。

170v1989年の「限界LOVERS」より圧倒的にヘヴィになっている最近の「限界LOVERS」。

180_2その姿をキチッとした音源で残したいということでニュー・アルバムで再演された。

190vすべてやり直すのではなく、昔の姿を残しつつ作り変えたという。レコーディングでは最もアレンジに時間を要したらしい。

200v_2そんな意識がすべてすべて込められた演奏…ひたすらヘヴィ!
やっぱsun-goさんのMarshallサウンドは気持ちいい!

210v_2もちろんサオ回しもきれいにキマった!226
全38曲!
実はコレが本編最後の曲になる。
220v_2
30周年、初の夏の野音、オリジナル・アルバム、新しい「限界LOVERS」…熱唱中の恵子さんの脳裏をよぎったものは何だったのだろう?

215v凝りに凝った構成で10曲を演奏したSHOW-YAとオールスター・キャスト。
初の夏の「NAONのYAON」の終盤を飾る充実のステージだった!

230そして全員参加のアンコール。

240_2曲のカウントとともにテープが打ち上げられる。

250_2

9_img_0105

270曲は前回と同じ、シーナさんに捧げる「レモンティー」。

S41a5886 お待ちかねのソロ回し。
LoVendoЯの有希ちゃんと…

290_2茉凜ちゃん。

300_2Mary's Bloodのちゃっきー!

310_2Gacharic SpinのTOMO-ZO

320_2そしてsun-goさん!

330_2歌にMCにと長丁場を最高のパフォーマンスで切り回した恵子さん!さすがのグレート・ジョブ!

340v_2最後はみんなでジャ~ンプ!

350出演者全員がステージを降り、ひとり残る恵子さん。

360場内に流れるのは「The Rose」。
短い挨拶の後、ノンマイクで…

370v「みんな愛してるよ~!」

380vSHOW-YAのコンサートでは毎回目にする感動的な光景だが、今夜のそれはひとしおであった!

390コレで『NAONのYAON 2015~SUMMER~』のレポートを終了する。
今回のコンサートはいつもとは異なる構成で、なぞるようにレポートした結果、7本立てという長丁場になってしまった。
それでも、写真の関係で割愛に近くなったコーナーもあり、もしこの調子ですべてを網羅していたら9本立て…そこまで行けば、悪ノリが好きな私のこと、10回目の野音を記念して10本立てにしていたかもしれない。
いずれにしても単体のイベントのレポートで7本立てはMarshall Blog史上最長である。
もう最初の方に書いたので覚えていない方もいらっしゃるかもしれないが、この『NAONのYAON』は「女性だけの野外ロックフェスティバルの企画運営回数」という記録でギネスに認定の申請をしている。
うれしいことに認定される可能性も高いという。その認定に先立ってMarshall Blogでの記録を作らせてもらっちゃった。

400g

デビュー30周年を迎えたSHOW-YA。
オリジナル・ニュー・アルバム『PROGRESS』のリリースも果たし、年末の東京フォーラムでの大コンサートに向けてまだまだ盛りだくさんの企画が用意されているので要チェック!
さしあたっては今月末に『30th Anniversary CLUB CIRCUIT 『PROGRESS』Release Tour』と銘打った東京・大阪・名古屋をめぐるツアーが敢行される。
「club」とはライブハウスのこと。「ライブハウス」は日本語だ。
絶好調のSHOW-YAをライブハウスで至近に観る絶好のチャンスだ。お見逃しなく!

410cd

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

長い間ご覧頂きありがとうございました!

420(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月15日 (木)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.6:SHOW-YA with ALL STARS <前編>!

SHOW-YAがゲストを迎え入れるコーナー、「SHOW-YA WITH ALL STARS」。
恵子さんによれば「SHOW-YAと遊ぼう!」のセクション。
いよいよクライマックスだ。
まずは「私は嵐」をSHOW-YA単独で演奏して気炎を上げた。

10寺田恵子

20五十嵐sun-go美貴

30v仙波さとみ

40v中村美紀

50v角田mittan美喜

60sun-goさん、ここでは新しくお目見えした白いFairyを使用。

70もちろんアンプはMarshall。
ヘッドはJVM410H。

80キャビネットは1960BDM。
今やSHOW-YAのギター・サウンドそのものだ!

90まず迎え入れたゲストはGO-BANG'Sの森若さん。

100そして、ギターにちゃっきー
135v
ちゃきーのMarshall。
ヘッドはsun-goさんと同じJVM410H。イラストは人気タトゥー・アーティスト、Emily Woodの作品。限定で生産された「Tattoo」シリーズの逸品。

120v曲は「LOOK AT ME」。
ノリノリの塊りみたいな曲だからして、野音は一段とヒートアップしていく!

130ちゃっきーももうひと暴れ!

110v
ふたりのMarshallの轟音が日比谷の夜に響き渡る。
1971年、雷鳴の中、後楽園球場で演奏したGrand Funk Railroadの音は池袋まで聞こえたというが、そのエピソードを思い出させるギター・プレイ。
やっぱりMarshallがいいね~。

140森若さんの溶け込みようもスゴイ!GO-BANG'Sとゼンゼン違う音楽なのに!こういうシーンに出くわすのが「NAONのYAON」のおもしろいところ。

150恵子さんもあおる、あおる!

160意外(?)にイキがピッタリのふたり。

170それこそ「嵐」のような勢いの「LOOK AT ME」!
やっぱいいね、好きな曲のひとつ。シアワセ、シアワセ!

180次はドド~っと団体さんを迎え入れての「流星少女」。

190しょこたんと…

200vSatoちゃん

300

Gacharic Spinご一行さま。

235v

210v

220v

230vガチャピンのパフォーマーふたりとがっぷり四つに組んで激しく踊るしょこたんと恵子さん。

240

観客席ではタオル回し。

Img_0075 トリプル・ドラム、ツイン・キーボード、ツイン・ギター、ツイン・ベース、ツイン・ボーカル、ツイン・ダンサーというOrnette Coleman*もビックリのゴージャスな構成の「流星少女」。

Ornette Coleman : 先ごろ亡くなったフリージャズの巨人。この人は1960年、『Free Jazz』という作品で、腕利きのミュージシャンを集め、ふたつのバンドに同時に好き勝手に演奏させるとどうなるか?いう実験を行った。King Crimsonも似たようなことをやってたけどOrnetteの方がずっと先。)

205
キマった!そして大ウケ~!

245次に演奏したのは新曲。ナント、「NAONのYAON」のテーマ・ソング。

250更にドドッとゲストが合流する。
あゆみさんの他、七瀬ちゃん、杏子さん…

350v

稚菜ちゃんミホコちゃんもステージに上がった。

255vsun-goさんの図太いギター・サウンドから導かれるストレートなエイト・ビート・チューン。

260作詞は秋元康。作曲は恵子さん。
「ROCKに魅せられ、ブレずに生きている女性の魂の叫び」がテーマという、SHOW-YAのロック愛をそのまま歌にしたような一曲だ。

330

うれしいのは、コーラスに杏子、相川七瀬、中村あゆみ、土屋アンナ、Gacharic Spin(はな、オレオレオナ)、石田ミホコ、稚菜といった仲間たちが参加している。

310

だからこのステージがその再現となったワケ。

280テーマ・ソングもできてめでたし、めでたし!これからも「NAONのYAON」が発展していくことは間違いない!
ここで感動のラストを迎えた…なんてことはゼンゼンなくて、まだまだ続くよ~!

305七瀬ちゃんをフィーチュアして「BOMBER GIRL」を演奏。

315ボーカルは七瀬ちゃん&恵子さんの他、あゆみさんと杏子さん。
七瀬ちゃんがデビュー20周年を記念して今月末にリリースする初のカバー・アルバム『Treasure Box -Tetsuro Oda Songs-』の再現だ。

ギターにはYUIちゃんが加わった。
続いて七瀬ちゃんと恵子さんで歌ったのはやはりデビュー20周年を記念したシングル「満月にSHOUT!」。

320鉄壁のコンビネーションで野音を律動させるSHOW-YAのリズム隊。

270v

さとみったんがいなければこの最上のステージは成り立たない!

340vさて、デビュー30周年を迎えたSHOW-YA。
この夏の野音もその記念事業のうちのひとつだが、オリジナル・ニュー・アルバム、『PROGRESS』のリリースもこのめでたい年を忘れがたいものにする記念碑となるであろう。
今日豪華キャストで演奏した「ROCK LOVE」も収録されている。
アルバム中、sun-goさんの激太ギター・サウンドはすべてMarshallによるものよ。

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

360cd(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月14日 (水)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.5:八神純子、SHOW-YA登場!

永遠に続くと思われそうな今回の『NAONのYAON』もいよいよ佳境だってばょ。
でも、まだまだレポートは続くよ。
あ~あ~、客席はこんなに盛り上がっちゃってるってばょ。
つぎはJILLさんの登場だ。
まず演奏したのは杏子さんを迎えての「DEAR FRIENDS」。
バンド・メンバーががまたここでガラリと替わる。

Img_0075まずはアコギを手にしたsun-go!

10vキーボードはCyntiaからAYANO。

20vギターは引き続き久美さん

30vベースに入ったのは山田直子

40vドラムはmittan。

50二曲目で電気ギターに持ち替えたsun-goさん。

60ああ、ここでようやくsun-goさんのMarshallが紹介できる。
ここまで長かった~!
…といっても、いつもと同じの安定のバックライン。
ヘッドはJVM410H。

70キャビネットは1960BDM。

80実はワタシ、イギリスつながりで直子さんとは仲良しなのだ~。
だから、今回久しぶりに「NAONのYAON」に直子さんが出演したのはよろこびのひとつ。

S41a5613 そんな関係なもんだから、数年前に直子さんが渡英した際、Marshallの工場に遊びに行ってもらったんよ。
130v
杏子さんが退場しての二曲目は「Maybe Crazee」。
2013年以来の出演となった久美さん、今回も存在感にあふれたギター・プレイで名シーンを演出してくれた。
110
AYANOさんはこの後のセットでも活躍。

120v

そして、リズム隊。
直子さんとmittanはかつてeha!というグループのバンド・メイト…

90vそれだけにイキのあったこのセットのリズム隊は聴きごたえ満点だった!

100v10番目のステージは八神純子!

140vここでもバンド・メンバーが入れ替える。最後の最後まで緻密な演出だ!…まだ全然最後じゃないけど。
ギターにYUIちゃん。

150vYUIちゃんのバンド・メイトのAYANOちゃんはそのまま。
250v
ベースは渡辺敦子
170v
そのパートナーの富田京子
ウマいことラインナップするな~。

160vこのセットはツイン・ドラムで香織さんが再びドラム・スローンに座る。

175vさらにシンガーがふたり。
石田ミホコと…

180v稚菜

190v曲は1981年にリリースされた「I'm a woman」。

200稚菜ちゃんはかつてオープニング・アクトでピアノの弾き語りを披露した。
今日は大先輩との共演!

210さすがの存在感。伸びやかで美しい声は健在!

220vココも盛り上がったよ~!

225曲は「パープルタウン」。
この曲が大ヒットしたのは1980年。私はプロ・ギタリストになりたくて三文役者に混ぜてもらっていた頃だった。すなわちドロッドロのロック・バカだった。
でも、この曲が大スキで超珍しくロック以外のシングル盤を買った。
「トーホー堂」のビニール袋がなつかしい。
今は無き「トーホー堂」は新小岩びあった小さなレコード屋さんだ。滅多にそこで買ったことはなかったが、チャクラのファーストアルバムとYMOの『パブリック・プレッシャー』を買ったのを覚えてるナ。
このトーホー堂、後で知って驚いたのだが、演歌歌手の聖地だったらしい。間口二間ほどの小さなレコード屋さんの店先に立って歌ってプロモーションをしないと売れない…というジンクスが演歌界にあったんだってサ。
で、それとは関係なしに「パープルタウン」。
この曲はRay KennedyやらDavid Fosterの「You Oughta know by Now」という曲が元曲で、それに八神さんが「♪パープルタウン」のサビを付け足してできている。
私は原曲の部分より、八神さんが作ったパートが断然好きだった。
その時から15年ぐらい経って初めてニューヨークへ行った。
ブロードウェイもフィフス・アヴェニューもレキシントン・アヴェニューも、歩く時に口ずさんだのは「パープルタウン」のサビだった。コロンバス・サークルからバッテリー・パークまでブロードウェイを歩いてみたけど、メッチャおもしろかったナ。足は死んだけど。
そんなだから今回はシャッターを切りながら八神さんと一緒に歌わせて頂きました!
(ちなみに「oughta」というのは「ought to」の短縮形で意味は「=should」。でも、私はこの「ought to」という表現をネイティブ・スピーカーから聞いたことは今までただの一度もない)

230_2
バック・バンドの演奏も非の打ち所のない素晴らしさ!

240_2♪もしかしてだけど(もしかしてだけど)、もしかしてだけど(もしかしてだけど)、みんなこの曲大好きなんじゃないの?

260v…というぐらいの充実したパフォーマンス。

270vツイン・ドラムで迫力満点だしね!

280vYUIちゃんが生まれる前の曲だもんね。
スゴイなNAONのYAONの出演者の幅は!

290v八神純子の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャルウェブサイト

300チョット順序が後先になってしまって申し訳ないんだけど、当日の暑さ対策にこんな企画もお目見えした。
神取さん井上さん遠藤さんの女子プロ・チームが登場。

310水分補給も大切だけど、塩分の摂取もお忘れなく…ということで三人から塩アメのプレゼント!

320さて!
ゲストのステージをすべて終了し、いよいよSHOW-YAが登場だ!

330もうお気づきだとは思うが、いつもはゲストのステージにSHOW-YAのメンバーが合流して演奏を繰り広げたが、今回はその反対の企画となった。
つまりSHOW-YAのステージにゲストを迎え入れるというスタイルだ。

340でも、その前にSHOW-YA単体で一曲。
「私は嵐」!

350

360v

365v

370v

390やっぱ最高のホーム感。シャッターを切る人差し指が実に軽やか!

410「待ってました!」とばかりに客席も盛り上がってますな~。

9_img_0081 ん~、ダイナミック!さとさんのピックアップ・ソロ!

420「嵐」ポーズもバッチリきまった!

Img_0804 You ain't heard nothing yet!(お楽しみはこれからだ!) by Al Jolson

440vSHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャル・サイト

S41a6307 (一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月13日 (火)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.4:中川翔子、渡瀬マキ登場!

まだまだ続くよ『NAONのYAON 2015~SUMMER~』レポート。
後半、二番目に登場したのは…

10中川翔子!

20vココから先はソロ・アーティストが登場する。
バック・バンド陣も豪華!

130v
Gacharic SpinからTOMO-ZO
60v
CyntiaからYUI。

50vオオ!ドラムにはSatoko

70LoVendoЯから宮澤茉凜。

80vKiLLKiLLSのERY。

90vそして、我らがキャプテン。
カメラのファインダー越しから浴びるこのホーム感。わっかるかな~?わっかんねーだろうな~?
「ようやく会えた~!」みたいな。

100vさっきの浴衣コーナーのシットリ感をすべて拭い去る嵐のようなステージ。

110v歌に入る前のに怒涛のようなしょこたんのアオリが素晴らしい!こんなにアオられてはノッちゃわないとモッタイナイ!

120曲はスマホ・アプリ『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』と『白猫プロジェクト』のコラボレーション企画としてテーマ曲に使用された「LUCKY DIP」。
急速調のドライビング・チューンで一気に最高潮。

150v

二曲目は「ドリドリ」。
『ポケットモンスターXY』のエンディング・テーマに起用されたしょこたんの18枚目のシングルだ。

140コレもアップ・テンポのエナジェティック・チューン。
サビの「♪ドリドリドリームパワー」のくだりが可愛いらしくてしょこたんにピッタリ!
ドラムはホンモノの「ドリ」だし。

160vココで恵子登場!

175v

「どうしたんですか、そのお胸のトゲトゲは?!」としょこたん。
そのしょこたんのアタマにはセミの抜け殻がッ!ホンモノだそうです。恵子さん、虫は苦手。
ちなみにセミは英語で「死刑だ!」といいます。つまり「cicada」と書いて「シケイダ」と読む。

170さ~て、恵子さんが加わってパワー倍増!

1802007年の「空色DAYS」。

190恵子さんもトゲトゲで熱唱!

195

しかし、ココのコーナーは出し物といい、パフォーマンスといい、本公演でももっと激しいハードなパートになった。
バック・バンドの激演がまたスゴかった!

200vERYちゃんのアタマにもシケイダが!

210vSatoちゃん、久しぶり~。相変わらず凄まじいお手前で…。昔はよく仕事に付き合ってもらったんよ~、Satoちゃん。
渋谷のタワレコの地下でのMarshallのイベントなんか懐かしい。
そして、浴衣姿のドラミングが可愛らしい!

220vギター陣も立て続けのハード・ナンバーに熱が入る!

230v

240v波長もテンションもガッツも近いおふたり。「さすがッ!」のパフォーマンス!

250中川翔子の詳しい情報はコチラ⇒しょこたんねっと

260vハイ、マーシャル・コマーシャル。
今日はMarshallブランド製品を二種類。
ひとつはMarshallのスマートホン、LONDON。

163_2もう各所で細かいことまでレビューされているが、それでも先日Marshall Blogでご紹介したところドエライ反響だった。
「いつどこで買えますか?」よいうご質問も頂戴したが、まだ今のところハッキリした情報はなし。

235ゴメンね。
ま、こういうものがある…ということで。

175そして、コチラは先日のあるギグ・レポートでシレっとふれたMarshall Eyewear。

E2要するにメガネの類。

E1サングラス各種。
以前にも触れたけど、コレね、スウェーデンの高級メガネ・フレームだけあって、ものすごくかけ心地がいいのですよ。
もちろん自分に合ったサイズを選ぶ必要はあるけど、我々「平たい顔族」の骨格にもピタッ~とハマる。
そして、フレームにさりげなく刻まれたMarshallスクリプト・ロゴ。
ク~カッケェ~!
車に乗る時はもちろん、いつも愛用してます。
N_me

E3

E4

E5

E6

 

メガネ用のフレームも用意されている。
サングラス同様、各モデルにはインスピレーションを得たミュージシャンの名前が付けられている。

E8

E9

E10

E11コチラもこれからの発売。
もっと商品について細かいことを書きたいんだけど、発売になったところでコレを話題に一本記事を仕立てようと思っているので寸止めしておくわ。
メガネに関しては検眼やレンズ製作の都合があるので、その辺りを含めてただいま輸入代理店の方で現在鋭意発売準備中。
詳細が決まり次第Marshall Blogでもお知らせします。
Marshall Eyewear(マーシャル・アイウェア)…よろしくお願いします。

E7

さて、野音の大ステージに次に上がったのは、渡瀬マキ。
275

最近は、マキさんをテレビで見ない日はもうないぐらいの活躍ぶりだ。
当日はノリノリのステージングで本職のロック・シンガーぶりをタップリ見せてくれた。

270バンドもガラリと替わっちゃうよ~!
Gacharic Spinからオレオレオナ。

280vギターに安達久美が入る。

290vドラムは小林香織。着用のサングラスはMarshall Eyewearではない。香織さん、出たらよろしく!

300vもうひとりのギターはLoVendoЯの魚住有希。

310vああ~またホーム感。さとみさん!

320v一曲目はLINDBERG時代の曲、「Believe in Love」。明るく可愛い失恋の歌。
お~、コレは本当の偶然。書いた時はまったく気が付かなかったけど、本シリーズのVol.1(オープニング・アクト編)でAniie Haslamの超名曲、「I Never Believed in Love」について触れたばかり!
ビックリしたわ~。
でもAnnieの方は正反対に恋に目覚めた幸せを歌ったものだ。

330vこういうのこそ「溌剌」というんだろうな~。
マキさんのそんな雰囲気を盛り立てるバンド陣。しょこたんの時と同じようなこと書いてるけど、
今回のこのバンドがガラリと替わっていくシステムもおもしろい。

335v

336v

337キャプテン、さとさん…とジワリ、ジワリとSHOW-YAのメンバーがステージに上がり出してきた。
クライマックスが近づいてきているという感じ?

370v二曲目は「Over the Top」。

380コチラも元気あふれるストレートなナンバー。

390そして、最後はSilent Sirenのすぅちゃんを呼び込んでの~…

410「今すぐKISS ME」!
やっぱいい曲だね~。大ヒット・ナンバーってのは作る側も演る側も、すべてにおいてよくできてる。
そして、背後にはMarshall。ロック・フィ―リング満点のステージだ!
400v
ウワッ!テレビ見ているみたい。もちろん恵子さんとのトークもバッチリ!

430渡瀬マキの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ

420v
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャル・サイト

まだまだつづく。今回は長いよ!

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 9日 (金)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.3:GO-BANG'S、Gacharic Spin、アコースティック・コーナー登場!

続いての出演はGO-BANG'S。
Mary's Bloodとガラッと変わって舞台はメルヘンチックな雰囲気。
バラエティに富んだ内容のNAONのYAONは楽しい!

10森若香織

20vステージ上手から…
CHIKA

30Sanae

40vHEMO

50REIKO

60IZUMI

70vWIKA

80v一曲目は「サンキュー・パンキュー」。今年20年ぶりにリリースしたアルバムのリード・チューン。

90ヴァイオリンの効いたブルーグラス調の軽快なナンバー。いい曲だな~。
自然に身体が動いちゃう?

100続けては大ヒット曲、「あいにきて I・NEED・YOU」。一時期、この曲がテレビから流れて来ない日はなかったもんね。
サビのメロディの可愛さもさることながら、ちょっと「メケメケ」を連想させるコーラスも実にいい。

110ここでもヴァイオリンが大活躍。
こういうヴァイオリンが入ったグループというと、アメリカではカントリー系でChrlie Daniels BandとかDixie Dregsとかの名前が挙がる。一時期Jefferson StarshipにはPapa John Creachという名手がいたし、ヨーロッパではヴァイオリニストをフィーチュアしたたくさんのプログレ・グループがいる(いた)。日本でももっと出て来てもいいと思うんだけどネェ。ウマい人はいくらでもいるでしょうに…。
そんなことも考えさせてくれるGO-BANG'Sのステキなステージなのであった。

120誰でも知ってる「I・NEED・YOU」からまた「サンキュー・パンキュー」に戻って、やたらにぎやかに持ち時間を消化した。

130v演奏した後は恵子さんとのトーク。
コレがまた大笑い!
森若さん、ものすごい個性なんだもん。150
恵子さんもタジタジのすさまじく熱っぽい物販告知!
今春リリースしたニュー・アルバム『FAIRY BRAIN』を紹介。そして、森若さんが手にしているのは同じく今春に上梓した処女小説『妖精頭脳』。エライおもしろいらしい。タイトルだけ見るとCDと本が対になってるのね?

140カン、カン、カン、カンカン!
今日初のゴング!
神取さんが現れて森若さんを軽々と担ぎ上げ強制退場!森若さんまだしゃべってる!

GO-BANG'Sの詳しい情報はコチラ⇒official web site

160 前半最後の出演はGacharic Spin!

170F チョッパー KOGA

190v
はな

180vTOMO-ZO

200vオレオレオナ

210vパフォーマーの1号 まい(下手)と3号 ねんね。

2209月末にメジャー・デビュー・アルバム『MUSIC BATTLER』をリリースしたガチャピンはもう絶好調中の絶好調!
このバンドもNAONのYAONに欠かせない存在だ。

250

一曲目はそのアルバムから「赤裸ライアー」。

240相変わらずの剛速球ぶりで、わかっていても圧倒されるわ!

S41a4909 二曲目は旧作から「ハンティングサマー」。

230
お定まりのまいちゃんのケンダマも…

Img_0366キマった~!

S41a4841


最後は「ウィナー」。
ここでも主役は何といってもふたりのパフォーマーだろう。
いつも書いているように、私も子供の頃からずいぶんと色んなステージを見て来たけど、こんなの見たことない。
コレは演者にとってもっとも過酷で辛いステージアクションなのではなかろうか?
一曲の間サイド・ギタリストが三転倒立をするというドイツのハード・ロック・バンドがいた(いる?)けど…高校の時、生でも見たけど、今考えてみるとアレナンだったんだろうな…。
こっちはスゴイよ。何しろ曲を演奏している約5分の間、パフォーマーのふたりは腿を高く挙げてずっとその場でランニングし続けるのだ。ギャラの配分は同じなのかッ?!

260それに呼応するかのようなすさまじく気合の入った演奏!
レオナちゃん(みんな「オレオ」って呼んでいるけどどっちがいいんだろう?)の奮闘ぶりには感動させられるわ!このやりたい放題ぶりがタマらん。どうせやるならコレぐらいやるべし!

280v

バリバリとソロを弾いて大喝采を浴びたKOGAちゃん。

290vはなちゃんはいつも才気にあふれてるね。ハッキリ言っても言わなくてもカッコいい!

295vさぁ、そろそろゴールだ!

300ゴォォォォォルッ!
誰だァ、こんなの考えたの?!
感動しちゃうじゃないの!

310とにもかくにも、このハチャメチャぶり、お客さんを楽しませようとするコッテリぶりが素晴らしい。厚切りのとんかつをおかずに天丼を食べ、味噌汁の代わりに大盛の担々麺を食べているようだ。それでいてクールにカロリー計算されているのだ。実際に走ってたし…。
ウチの楽器を使ってもらっていないのが正直残念なのだが、どういう形にせよガール・ロックの歴史に残るバンドだと思う…ッてんで仔細にレポートさせてもらった。

Gacharic Spinの詳しい情報はコチラ⇒Gacharic Spin web site

320Gacharic Spinのステージの後は15分間の休憩。
はい、ココでマーシャル・コマーシャル。
The Whoの『Sell Out』みたいでしょ?
 この年末ぐらいに出て来るであろう新商品をご紹介。

9_img_5980
春ごろ一度Marshall Blogにも登場しているんだけど、名前はASTORIA(アストリア)シリーズ。
いわゆるハイエンド・コンボ・アンプね。
巷間のブティック・アンプに対するMarshallの回答だ。
比較的詳しいことはコチラをご覧頂きたいんだけど、ここで軽く紹介しますね。

シリーズには3種類が用意されていて、クリーン・サウンドのASTORIA CLASSIC(AST1)。
目印はグリーンね。

20_2

歪みのASTORIA CUSTOM(AST2)。
赤いボディが印象的。

30_3

そして2チャンネルのASTORIA DUAL(AST3)。
それぞれにヘッド&キャビネット・バージョンも用意されている。

このシリーズ、とにかく素晴らしい。言うことないわ。
5月にイギリスの工場に行って実際に弾いてきたけど、どれもヨダレが出た。ダラダラよ。
「シゲちゃん、ヨダレ垂れちゃってるわよ!」って横で見ていた家内がハンカチで拭いてくれた。
アシストしてくれたMarshallの友人に言ってやった。
「Hey, why didn't you launch this range ealier?!(アータ、何でもっと早くコレ出さないの?)」と。
それを言わなきゃ気が済まないほどのギター・アンプの最高峰。
ASTORIAがあればずっとギターを弾いていられるワイ…って感じ。
近いうちにマーブロで試奏レポートをアップするつもりなんだけど、チョットした裏ばなしがそこで披露できればいいな~と思ってる。
お楽しみに…。

40

ガチャピンで騒ぎに騒いだ後は浴衣姿のお姉さまがたのシットリ・ステージ。
今回のハイライトのひとつだ。
ステージに上がっているのは上手から、安達久美、寺田恵子、相川七瀬、富田京子、渡辺敦子、杏子、中村あゆみ。

330まずは渡辺さん、富田さん抜きで「夏祭り」と「ふたりの愛ランド」を4人で演奏した。
それから、ふたりが加わって「世界でいちばん熱い夏」をプレイ。

340ギター一本でバックを務めた久美さん。貫録のギター・プレイだけでなく、甚兵衛姿も完璧!

350vそして、この浴衣コーナーの〆は「勝手にシンドバッド」。

360汗混じりの日比谷は大盛り上がりだゼ!
380v
もちろんコレは「今何時?」。

370「NAONのYAON 2015 ~Summer~」ももう半分ぐらい来ちゃったよ!
楽しい時間は本当に過ぎるのが早い!

390つづく

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 8日 (木)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.2:Silent Siren、相川七瀬、Chelsy、Mary's Blood登場!

Be punctual…野音が時間にシビアなのもいつも通り。記念すべき10回目とはいえ延長はできない。
…ということで今回もスムースな進行に目をひからせる「時の番人」が紹介された。
前回は時間切れのゴングがほんの数回しか鳴らなかったからね。今回はどうかな?

10遠藤美月

20井上貴子

30そして、神取忍とともに『NAONのYAON 2015~SUMMER~』開会宣言!

40最初にステージに上がったのはSilent Siren。

50すぅ

60ゆかるん

70vあいにゃん

80vひなんちゅ

90v一曲目は「ラッキー・ガール」。
テレビアニメ『マイリトルポニー』の主題歌。女の子らしい、イヤ、女の子じゃなきゃとてもできない愛らしい一品。
続けて「ビーサン」という曲。
タイトル通り、夏真っ盛りの歌!
以前、販促品でMarshallのビーサンを作ったことがあったけど、エライよろこばれたっけナァ。

100vSilent Sirenは「NAONのYAON」初登場。
「Siren」といえば、私なんかまずRoxy Music。
ギリシャ神話に出て来る、上半身が人間で下半身が鳥の姿をしている想像上の生き物、「セイレーン」、英語名で「サイレン」。もちろんパトカーなんかに付いている「ウーウー」いうサイレンはコレが語源。
美しい歌声で航行中の人たちを惑わして岩礁におびき寄せて難破させたという。
Roxy Musicの5枚目のアルバム、『Siren』のジャケットは人魚風の姿のサイレンが岩礁に横たわっているデザイン。その人魚に扮ているのがスーパー・モデルで当時Bryan Ferryの恋人だった、ジェリー・ホール。
その後、Mick Jaggerの奥さんになった人だ。
Silent Sirenの「Siren」がこのサイレンがどうかは寡聞にして存じ上げないが、ミニ知識をお送りした。

会場は立て続けに演奏されるウキウキ・ナンバーで早くも盛り上がる!

105ここで相川七瀬が合流!え、もう?なんとゴージャスな夏のNAONのYAON!

110v曲は「夢見る少女じゃいられない」。七瀬ちゃんもこのイベントに欠かせない存在だ。
当然思いっきり盛り上がっちゃう!最初らこんなに盛り上がって大丈夫なのか?まだ4時間以上優に残ってるんだぞ!

120舞台転換時の恵子さんのインタビュー・コーナーもこのイベントの大きな魅力だ。

相川七瀬の詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE
Silent Sirenの詳しい情報はコチラ⇒Silent Siren OFFICIAL web SITE

130二番手も初登場のChelsy。

140MIO

150vSHIZUKA

160vAMI

170vサポート・ギターのひぐちけい。

180v一曲目の「Blue Moon」ではアコギをプレイしたMIOちゃん。
続いての曲はこれまたアニメ『アオハライド』の挿入歌「Yes」。

190vキャッチ―なポップ・チューン。200「SOS」と「Yesを」を引っ掛けるところなんざ、ウマいね~!

210昨年9月にメジャー・デビューを果たしたガール・バンドの注目株。

220ちなみに彼女たちは予選会の『Cute Girl Live』にゲストとして登場してくれた。

Chelsyの詳しい情報はコチラ⇒Chelsy OFFICIAl SITE

230Chelsyのインタビュー中にスタンバイがOKになってポーズを取ってくれたちゃっき―。

240vそう、Mary's Bloodの登場だ!

260何だか知らんが、ものすごいホーム感!外国で親戚にバッタリ出くわしたような…。

270EYE

280vSAKI

290vRIO

300vMARI

310vサポート・ギターの社 -yashiro-。

320vココがNAONのYAONのスゴイところ。
ナニが?って、前の2バンドは実にガーリーなポップ・ロックを聴かせてくれたけど、Maryが登場してガラリと世界が変わる。
フィメイル・ロックのすべてを見せてくれるところがスゴイのだ!

330Mary's Bloodはコレが初めの出演ではない。オープニング・アクトとして登場した経験がある。

406
そして、ちゃっきーは過去2回にわたってギタリストとして色々なミュージシャンと共演し、名シーンを演出してきた。

365v

もちろんどんな時でもお供はMarshall!

420v

コレがちゃっきーのとトレードマークのJVMのタトゥーシリーズ。
目立つわ~。ちゃっき―にベスト・マッチ!

250v

一曲目はバンド名を冠したメジャー・デビュー・アルバムから「Marionette」。

350真夏の日比谷を切り裂く超ド級のヘヴィ・サウンド!

360

切れ味鋭いちゃっきーのギター・プレイ。ツブ立ちのよいピッキングをドラマチックに演出するのはMarshall。真空管アンプ・サウンドの真骨頂だ!

340

身を焦がすように熱唱するEYE。

370vフレキシブルで重く深いRIOのベースがヘヴィ・サウンドをパワー・アップさせる。

380vそして、閃光のようなMARIのドラミング!

3902曲目は今週リリースされたばかりのニュー・アルバム『Bloody Palace』から「Bite the Bullet」。
『弾丸を噛め』ね。
ジーン・ハックマン主演でそういう映画が昔あった。中学生の時に、ここ野音からすぐ近くにあった日比谷映画に観に行った。
あまり覚えていないんだけど、歯痛で七転八倒する登場人物が、治療のために火薬を抜いた薬莢をその虫歯にかぶせて噛み込むシーンがあった。
そこで「Bite the bullet!」とか言うんじゃなかったかな?コレ、正確にはbulletじゃなくてcartridgeだと思うんだけど。
そう、「bite the bullet」というのは「ジッと苦痛をこらえる」とか「イヤなことに立ち向かう」という意味があるのね。
それをこの映画の中でシャレて実演してみた…というワケ。

400これまたMary's Bloodの面目躍如たる強烈なドライビング・チューン。

405v

フラッグも持ち出して来て、もはや野音を征服したかの感アリだ!コレでいいのだ!

410コレがニュー・アルバム『Bloody Palace』。
もちろん「bloody」は「血まみれの」という意味だが、イギリス人は何かいいことを強調する時にこの形容詞をつける。
よく耳にするのが「bloody lovely」。
私はまだ聴いていないが、メタル・ファンにとっては相当Bloodyな内容のハズだ。メタルファンにとって最高の居場所が「Bloody Place」!

9_mbcd Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

430Mary's Bloodのインタビュー・コーナー。期せずして感動の名シーンになっちゃったよ!
先に書いた通り、Maryはかつてオープニング・アクトで「NAONのYAON」に出演したことがあった。
それが、今回本編に登場することになり、感激のあまりちゃっきーの目から大きな涙がこぼれ落ちてしまったんだな。
MARIちゃんも泣いてる。
コレがさっきまで耳をつんざくヘヴィ・メタルを演っていた淑女たちかッ?
野郎のロックじゃ決してお目にかかることのできない光景でしょ?
コレがNAONのYAON!

440SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

つづく

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 7日 (水)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.1:オープニング・アクト

だいたい年に4回か5回かな?…野音に取材で来るのは…。
でも今年はそのうちの2回が『NAONのYAON』になるとは想像しなかった。
夏のNAONのYAON。
この世界でも稀に見る女性だけのイベント…イヤ、世界で唯一か…日本が誇る大コンサートが春の開催から間を開けずして開催されたのはとてもうれしいことだ。
SHOW-YAデビュー30周年にして10回目の『NAONのYAON』…めでたい!

10開演前の大行列はおなじみの光景。

20たくさんの花が贈られてくるのも春と同じ。

30春と違うのは…気温!
開催は8月の23日。
今年の夏は暑かったでね~。
夏の野音なんてのは高校の時から何回も経験しているけど、昔はこんなに暑くなかったからね。
今はかなり厳しいよね。
2010年に四人囃子、Steve Hackett、Renaissanceを招いて開催された『PROGRESSIVE ROCK FES 2010』というイベントがここ野音で開催された。
アレも8月22日のことだった。
四人囃子とMarshallアーティストのSteve Hackettの取材でお邪魔したのだが、大のプログレ・ファンの私としてはどのバンドもとても楽しみにしていた。
ところが、とても観ていられないのである…激アツで!
特に暑い盛りに登板したRenaissance。
Roy Woodの奥方であり、プログレ界の名女性ボーカリスト、Annie Haslamの美しい歌声をナマで聴けると喜んだワケだが、ムリムリ、暑くてとても客席にいられなかった。
結局、仕方なしに冷房の効いた四人囃子の楽屋で森さんや大二さんと一緒にモニターテレビでRenaissanceの演奏を味わった。
それがまた大二さんの解説付きですごく面白かったんだけどね。
チョット脱線するけど、Annieのソロ・アルバム、『Annie in Wonderland』ってのは名盤ですよ。特にご主人と共演している「I Never Believed in Love」は必殺・必聴の名曲だ。

40で、そんな経験があったので、今回は用意周到、暑さ対策に万全の体制で臨んだワケ。
何しろこの世界に誇る名イベントのオフィシャル・フォトグラファーという名誉職だからね…途中でブっ倒れたりするワケには絶対にいかないのだ!
どうしたか…。
本番の数日前にホームセンターに行ってアイスボックスを買って来て、そこに保冷材、前日からカチンカチンに凍らせたタオルを十枚、同じく鉄の塊のように凍らせたお茶やら水の類のペットボトルをパンパンに詰め込んで野音のプレスピットに持ち込んだのだ。
コレが大正解!…といいたいところだが、普段の行いが最高によろしいせいか、ギンギンに暑くなることのないうす曇りの天気で、アイスボックスの出番はそうなかった。
かといって、ホンノ少しお湿りがあったぐらいで雨模様にもならず、コンサートを楽しむには最高の夏の野音となった。
ね、そんなに暑くなさそうでしょ?
当然満員よ。

50まずはオープニング・アクト。
客入れの時から始まるパターンは今回も同じ。

60vステージには数々のMarshallと…

70今回で三回目の登場となるNATAL。
前回に引き続きバーチのキット。フィニッシュはサンバースト・フェイド。夏には持って来いの色。

80そして、予選『Cute Girl Live~Road to NAONのYAON』を勝ち抜いたガール・バンドが次々と野音のステージに上がった。

90トップ・バッターは「ヒラガナ路線」。
2010年結成の関西出身のバンドで今年から東京に拠点を移したそうだ。

100イヒラ

110vシイナ

120カツラ

130アンナ
140v
アンナちゃんを除いてこのカタカナ路線のお名前はみなさん苗字かな?
元気いっぱいの演奏で大いに野音のステージを景気づけてくれた。

ヒラガナ路線の詳しい情報はコチラ⇒-official web site-

Img_0038_2 続いては漢字路線の「上昇稀琉」。
白とブルーのボトムでバッチリとキメた衣装同様にカチッとアンサンブルで立派な演奏を聴かせてくれた。

150

160

170v

180v

190vゴメンね、ウェブサイトがないようなので、メンバーさんの名前の表記ができず、かつリンクも貼れませんでした。

Img_0056 ここまでは影アナだけで登場している恵子さん。
ステージ脇からちゃんとみんなの演奏を見守ってる。

200v以降に登場したのは『Cute Girl Live~Road to NAONのYAON』でグランプリを獲得した2バンド。
まず軽音楽部枠の「DARARA」。
9_img_0070

日菜子

220真央

230v果穂

240v聖香

S41a4298真琳

250vバンドを結成してまだ1年。軽音楽部員の高校三年生だって。ああ、私にもそういう時があったっけナァ。文化祭で三文役者のコピーと誰がカバやねんロックンロールショーの「何処かでオオカミが哭いている」を演ったわ。
そんなんとはまったく違う艶やかな演奏でグランプリ・バンドのワザを見せつけてくれた。

DAKARAの詳しい情報はコチラ⇒Twitter

210

 ずっとステージ脇で観ている恵子さん。

255vオープニング・アクトのトリを務めたのはインディーズ部門グランプリの「SEKIRARA」。
お~、グランプリ・バンドは「ララ」で揃えて来たな?「ラ」と「ラ」を足せば880。末広がりでめでたいな…と。(周波数の話しです)

演奏が始まるなり、もう自分たちの世界!

260大波ユリカ

270vミーア・クボコ

280v嬉ナナミ

290v梅灸院マドカ

300vもうココは見ての通りのハッピー・ロック!十分にステージを温めてオープニング・アクトのトリの大役を完璧にこなしたのであった!

SEKIRARAの詳しい情報はコチラ⇒SEKIRARA OFFICIAl SITE

9_img_0097 「みんな楽しんでる~?」とここで恵子さん登場!

310恵子さんから暑さ対策の注意事項が伝えられる。
夏の野外コンサートは命がけだぜ、しかし…。
「今日もハッキリ言って長丁場です!」

320v…といよいよ夏の『NAONのYAON』の火ぶたが切って落とされたのである!
ところでこの『NAONのYAON』、スポーツ新聞などでドカッと報じられたのでご存知の方も多いと思うが、「女性だけの野外ロックフェスティバルの企画運営回数」という記録でギネスに認定の申請をしたのだ!
何回も書いているように世界でも他に類を見ない特殊な…イヤ、珍しいイベントなので、認定される可能性も高いという。
そうなったらうれしいなったらうれしいな!コレいつ決まるのかな?その時には出すぜ、号外!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

330vところで、現在、私が担当しているアジア&オセアニア地区のMarshallファンの皆さんにMarshall Blogの英語版の準備をしている。
もちろん、この世界に誇る一大イベントもそこで紹介するつもりだ。ギネスがらみだしね。
大丈夫かッ?そんな時間あんのか?できんのか、オレ?
皆さん、引き続いてのご支援何卒よろしくお願い申し上げます!

Last1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 6日 (火)

サイバーニュウニュウ~20世紀→21世紀 新世紀復活祭

『勝ち抜きエレキ合戦』の時、私はまだ3,4歳だったのでさすがにナマの記憶はないけれど、映画『エレキの若大将』なんかを観ればその人気と熱気が十二分に伝わってくる。
調べてみると、この番組は夜の7時とか、7時半に放映されていたんだネェ。信じられん。
成毛滋、ザ・サベージ、ゴールデン・カップスなんかもこの番組の出身だったんだね。
こういったバンド合戦の類の番組は最近でこそ見かけなくなったが、昔から時折編まれては人気を博していた。
私の世代では高校の時に日曜日の昼間に東京12チャンネル(今のテレビ東京)で放映していた『ロックおもしロック』という30分枠の番組かナァ。司会は近田春夫で、1978年のスタート。毎週楽しみにしていたんだけど、短期間で終わっちゃったような印象がある。
番組のすべてが「バンド合戦」で構成されていたワケではなかったハズなのだが、その部分しか覚えていない。
他に覚えているとしたら、(和田)アキラさんが出ていた国産ギター・メーカーのCMだ。
アレは本当にビックリした。
「プリズム」と「和田アキラ」の名前は一気にロック好きの高校生の間に広まり、一時期は「和田アキラは和田アキ子の弟」なんてムチャな噂がまことしやかに囁かれていた。
ベースの方のCMのスティーヴ・フォックスもカッコよかった。
ギター・メーカーがテレビ番組のスポンサーを務めるいい時代だった。
で、Marshall Blogで以前にも触れているが、そのバンド合戦にBAD SCENEが出場したことがあって、マァ、アレも驚いたナァ。もうその頃はライブハウスにBAD SCENEを観に行ってたからね。
「アンタらどこかで演ってんでしょう?」とか「演奏がこなれすぎている」とかいう評価で、素人のバンドに敗北していた。
今考えてみるとおかしいでしょ。初めから「プロお断り」というルールにしておけばヨカッタじゃんね。
Charさんやナルチョさん、牧野元昭さんがいたバンドだよ、審査員がBAD SCENEの名前を知らないワケがない。しかも審査員長を務めていたのは牧野さんがコラムを寄稿している音楽誌の編集長だったんだから。
そう、当時はプロとアマの技術の差は歴然としていたのだ。
「かうんたっく」というバンドの私と同じぐらいの年齢のギタリストにも度肝を抜かれた。
寺内タケシの「津軽じょんがら節」を完璧に弾いて審査員から大喝采を浴びたのだ。左手を大きく広げて1弦をトリルする姿がカッコよくて、翌朝学校でそのギタリストの左手をマネながら「昨日、コレ見た?」と話題になったのを覚えている。
そのギタリストが今の西山毅だ。

そして『イカ天』。
マァ、マーブロ読者にこの番組の説明は要らないだろう。
この番組が始まった時、私はもう「若手のホープ」として、ネクタイを締めて、スーツを着て、一生懸命サラリーマンを務めていたな。
もうその頃、新しいロックは聴いていなかったけど、この番組は結構楽しみにしていた。オネムになっちゃうのでビデオに録って毎回見てたわ。
スゴイ人気だったよね~。
先の『ロックおもしロック』から11年…ガラっと変わったのはビデオを見ての審査という手法だった。演奏がマズイと非情にもワイプが入ってしまって途中で演奏が強制終了となるアイデアが面白かったナ。
でも、それ以前のコンテスト番組と明らかに違っていたのは、出場者たち自身だった。
以前のコンテストは「技術的な優劣」を競っていたが、イカ天の頃になると、「どれだけ個性的であるか」の戦いになっていた。
80年代に入り、日本でもロックが普遍性を獲得したことのひとつの証左であったのではなかろうか?パンク/ニューウェイブのムーブメント以降、「誰でもロックができる!」という考えが源流にあったのだろう。
そんなこともあって「個性的」ということが危険極まりないことをも証明してしまったのが「イカ天」だったような気もするナァ。


「ヘタウマ」という言葉がハヤったのはこれよりもっと前か?
最近はとんと聞かなくなったけど、この言葉がすごくイヤだった。
ヘタでウマいということはあり得ない。ウマいからウマいワケ。「ヘタヘタ」は十分あり得る。
ピカソだって熊谷守一だってデッサンとなればモノスゴイ技術を持っているワケだし、Ornette Coleman自身が吹いているメロディはキチンとしたジャズ・イディオムに則ったものだ。John Coltraneは、最後は無調の世界に入り、一聴すれば誰でもできそうなメチャクチャぶりを呈したが、その器楽演奏のテクニックは超人的だったことは誰もが知っている。
ヘタウマ・ギターと騒がれたJames Blood Ulmerなんかは昔、バリバリにビバップを弾いてたらしいよ。私が思うに、どんなに速く弾くよりも、ビ・バップをギターで弾きこなす方がはるかに超絶だと思う。だってビ・バップという音楽はギターのことなんか何も考えてくれていないもん。
私はOrnetteやAylerは好きでもThe Shaggsが苦手だ。どこまで行ってもZappaのような「ウマウマ」が好き。
話は戻って…
しかし!このイカ天、素晴らしいバンドを生み出したことも事実で、Marshall Blog的に見れば何とも言ってもその最高峰は人間椅子だろう。
何人も侵すことのできない個性を保ち、しっかりとした技術をもってして自分たちだけの世界をブレることなく長年にわたって作り続けていることこそ賞賛に値すると思う。
他にもBeginをはじめとした現在でも活躍するスター・バンドを生み出したこの番組の功績はやはり大きい。
そして、今日の主人公もすさまじい個性と音楽性を兼ね備えたバンドである。
第13代イカ天キング、サイバーニュウニュウの登場だ。

しかしですよ…今、この手の番組をやったらどうなるんだろうね…。
見たい?それともコワイ?
出てくるバンド、全部草食系の「ありがとう」と「がんばれ」だよ。
イヤ、審査員も困るだろうな…。
前置きが長くなってしまったが、一度「イカ天」について書きたかったので触れさせてもらった。

10_art_223年ぶりに再集結したサイバーニュウニュウ。そのお披露目公演の模様をレポートする。

20_2ボーカル&ベースのレプリ・シン。
40v_2
ボーカル&ギターのメカ・エルビス。

30v_2ドラムがセミメタルA太郎。

50vMarshall BlogではNATALプレイヤーおなじみの諸藤英太郎だ。

60v_2愛用のアッシュのキットで大暴れ。
最近は20”バスのブルー・スパークルのメイプル・キットも入手して、ますますナタラーになったA太郎さんなのだ。

70会場は長い間この日を待ち望んでいたファンの熱気でムンムン。

80正直に言っておこう。
失礼ながら私はサイバーニュウニュウを存じ上げていなかった。よって知ったかぶりはしません。ココがMarshall Blogのいいところだ。
したがってメカさんの存在を知ったのもA太郎さんからバンド加入の知らせを受けてからのことだった。
まず、名前にヤラれた…「メカ・エルビス」。いいよネェ。いいアイデアだよネェ。私も『人造人間キカイダー』大好きだった。

9_s41a8288 オープニングはイカ天でサイバーニュウニュウ知られるところになった「ひねりつぶせ!」。
9_s41a8203_2

もちろん客席の熱気は倍増!

9_s41a8218 この日以前にもメカさんにはお会いしていたが、当日ステージをビックリ。
ナニが?ってこのスモークと電飾よ。どうせやるならコレぐらいやってくれなきゃウソだ。

90_2

それと、レプリさんのテクニック。歌いながらあれだけ複雑なベース・ラインを弾くのは並大抵のことじゃない。まるでPaul。

120v_2そして、グイグイとばんどをプッシュしていくA太郎さんのドラミング。乾いたNATALアッシュの音が実に気持ちいい!

130v_2第一部では1989年にカセットテープ(89年はまだカセット?)でリリースした『未開派野郎』からの曲を演奏。
「鎮痛剤でポン」…コレって「ヒロポン」?ちなみに「ヒロポン」という名前の由来は「疲労がポンっと取れるから」とされているが、そうではないらしいよ。「フィロポノス」というギリシャ語の合成語がナマって「ヒロポン」になった説が有力らしい。意味は「労働を愛する」だそうだ。
「べガスのエルビスになりたい」~「恋してクルパー」~「アナーキー・イン・ザ・ブルーハワイ」と曲は続いた。
110

ここで最初のゲストが登場。
新曲の「絶対安全ハンドシェイキン」と…

140v_2「雨にヌレテモいーや」を演奏した。
「♪ヘンな日だナァ~」ね。

150_2同じく『未開派野郎』から「アドレナリン・ブルース」、シングルのみでリリースされた「すいか割り」をプレイした。

9_img_0077 イカ天OBによるトークショウも盛り上がった!

160カブキロックスの氏神一番を迎えての「お江戸」。

170_2コレ、テレビで見た時笑ったっけな~。

180_2蜘蛛の巣(っていうの?昔、そういう名前で駄菓子屋さんで売ってた)もバッチリきまった!

190_2つづいてのゲスト・ステージはたまの石川浩司

200v「学校にまにあわない」
石川さんの絶叫がコダマする凄まじく個性的な曲だ。

210_2第二部は「うしろゆびさされ組」なんてカバー曲もプレイ。コレは「おニャン子クラブ」かな?
「夕やけニャンニャン」なんてのやってたね。
我々世代は「ぎんざNOW」だよ。まだ銀座の時代だよ。
でも、こういう若い子向けの夕方のバラエティ番組ってなくなったね?見る子がいなくなっちゃったんだろうね。

215_2その後は1990年の『秘密のバス』からの曲で固めた。

220_2それにしてもすごいスモーク!
写真が撮りにくい!

230v「秘密のバス」、「ピノキオ」…

240v「キリコ」、「恋のダイナマイトガイ」…

250v「次のはコワイよ」というレプリさんの言葉通り、コワいのが出て来た!

260v_2コレはジェイソンか…『The Texas Chain Saw Massacre』ね。
子供たちはおおよろこび!

270「シューシューシュー」、「昆虫クラブ」…

280_2と本編18曲を熱演し客席を大いに沸かせた。
この日、サイバーニュウニュウの復活を待って沖縄からお越しのお客さんもいらっしゃった!

290_2今回の復活に時期を合わせて、旧作もリマスタリングされて復活を遂げた。
1989年の『未開派野郎』と…

9_cd11990年の『秘密のバス』。

9_cd2さらに!
メカ・エルビスのフィギュアも発売された。コレは「ファン垂涎」ってヤツでしょう!

Cyber_mechaelvis300x300 そしてアンコール。

9_img_0220 「Death Death Death」…

300_2「アシッドキングに捧げるうた」…

310vナ、ナント2曲とも新曲。
私も随分いろんなコンサートを観てきた。オープニングに新曲を持ってくるバンドはそんなに珍しくないが、アンコールに新曲だけ演るバンドは初めて見た!

320v紹介が遅れたけど、ステージの上手で踊り狂いながらメカさんのスモークと電飾を操ったのが忍者ボーイヒデ。グッジョブだ!

330v

最後は当日の出演者が全員ステージに集合!

340_2これでもか、これでもか!とエンタテインメント精神に横溢した中身の濃いショウだった。

350アンコールというものは「もうちょっと聴きたい!」というお客さんのリクエストに応えるものだ。
普通は誰もが知っている曲を演奏してニギニギしく最後を締めくくると相場がキマっている。
そこに誰もまだ知らない新しい曲を持って来たのは、未来のサイバーニュウニュウへの自信とファンの期待を膨らませるための大切なメッセージだったのかもしれない。

最後はメンバーからのご挨拶。

サイバーニュウニュウの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl SITE

360_2 1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
M_natal_square
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!不慣れな作業でもうヘロヘロ!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年8月30日 初台DOORSにて撮影)

2015年10月 5日 (月)

三文役者 LIVE at クロコダイル

「魅せてやるぜ!! 最後の悪あがき」で絶好調の三文役者。
今回のライブは原宿クロコダイルから。

10三文役者がクロコダイルに登場したのはこれが二回目。
前回三文役者がクロコダイルのステージに上がったのは35~36年前のこと。
ナ、ナント、私がメンバーにいた頃で、対バンは大阪のキャバレーというバンドだった。
当時、今もか…原宿クロコダイルはおしゃれなライブハウスというイメージがあって、渋谷屋根裏や新宿ロフトをホームにしていた三文役者とはチョット合いいれない印象があったな…。
しっかし、クロコでまた三文役者を見ることになるなんて考えてみたこともなかった。

20花之木哲

30vちぇり~、大竹亨。

40v 大竹さんはJVM210Hと1960B。

50石井正夫

60vこのキャビネットは1980年代中頃に発売された1520。入力600Wの4x12"。IBS(Integrated Bass System)というベース・アンプ・シリーズにラインナップされていた。

70vさとっちょ

80v さとっちょはバーチのNATAL。

90オープニングは当然「三文役者」。

100生まれてこの方もう何回聴いたことか…一生忘れることがないであろう心の名曲。

110v間髪入れず、大竹さんのAmのアルペジオからスタートするのは…

120v「あやつり人形」。
哲さんが詞を書き、PANTAさんが曲をつけた、これまた名曲中の名曲。PANTAさんはソロ作『走れ熱いなら』に収録した。

130v普通、熱くて走るのは若いうちだけだけど、哲さんは今も熱く走り続けてる~!

140v ロッカバラード、「聖羅(せいら)」。
コレもね、高校の時に聴いて「なんていい曲なんだ!」と思った。あの頃は私も若く、そして熱かった。
かつては「おまえ」とかいうタイトルだったらしい。演歌じゃあるまいし、「聖羅」の方がずっといい。

150かつて大竹さんと例のゲームセンターで「せいら」ってどう書くか?なんて話したことがあった。「聖裸」じゃないかという説もあったが、「聖羅」が正しいようだ。ま、当て字だろうけど「せいら」という女性の名前をタイトルにした曲だ。
大竹さんのソロがバコンとフィーチュアされる。

155vまた思い出した…。
その頃屋根裏で録音した三文役者のテープに、開演前に「せいら~!せいら~!」とおそらく一緒に来ていたであろう友人を呼びかける若い女性の声が入っていることにある日気づいた。
その「せいら」が哲さんが歌うところの「聖羅」かどうかわからないが、その屋根裏の「せいら」ちゃんがこの曲の歌詞にダブってしまってものすごく気になった時期があったっけ。
美人だったんだろうな~…と想像するのも無理はない。私にも若い頃はあった。「せいら」は心の恋人なのだ。

でも今、「せいら」と聞くと「セーラ妃」が真っ先に頭に浮かぶな。会ったことないけど。
セーラ妃はアンドリュー王子の元夫人。アンドリュー王子はエリザベス女王の第三子で次男坊、要するにアン王女とチャールズ皇太子の弟だ。
Marshallとイギリス王室の話題はコチラ⇒Her Royal Highnessがお見えになりました!

S41a6530 このメンツになって初めて作ったという曲「Hold On My Way」。
MCで最近の世情にクギを指す哲さんの言葉も印象的だった。

170ステージ下手で寡黙に低音を刻み続ける正夫さん。その安定感は抜群だ。
『悪たれ小僧』や友川かずきさんとの活動はダテじゃない。

180ギターを手にして「Tonight」。

190コレもコンテンポラリーなレパートリー、「My Blues」。
あ、スミマセン…ナニをもってして三文役者のレパートリーを「コンテンポラリー」か「クラシック」かにカテゴライズしているかというと、私が演奏したことがある曲まではクラシック扱いになってます、ハイ。
すなわち私が日本語のロックにのめり込むキッカケとなった曲たちだ。

200これはクラシックの名曲中の名曲、「コルト64」。前にも触れたが、数字の部分はその時の西暦二ケタが代入されていたが、今は哲さんの年齢だが組み入れられている…って、哲さんあと6年で70かよ!スゲエな、このパワー!

210もう曲は大スキだった。
コレも以前書いたかな?今も第一線で活躍しているある超人気有名ギタリストも「いい曲!」と言っていた。自分の曲でもないのにそれを聞いてとてもうれしかった。

215こうしたストレートなドライビング・チューンでは抜群のノリを発揮するさとっちょのドラミング。またNATALの音が素晴らしい!と来てる。
チョットあんまり大きな声で言うのは恥ずかしいので控えめに小声で報告しよう…
皆さんのおかげでNATALはもはや誰も知らない「謎のブランド」ではなくなってまいりました!それも「Marshallのドラム」というくくりではなくて、「音のいいドラム」というご評価で浸透して来ています!うれしいなったらうれしいな!


皆さん、あたたかいご支援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
…って、カメラ目線なもんだからナンカさとっちょのセリフみたいになっちゃったね。
でも、事実さとっちょもNATALが大のお気に入りなの。

220キメのフレーズで盛り上がる~!

235…と陽気に「壱の部」が終了。

240そして、「弐の部」。
皆さんお召し換えしての登場。

250第二部はほとんどコンテンポラリーなレパートリーで固められた。

260v続いて「Dream Crush」。

270vココでジックリとメンバー紹介。
正夫さんはもう40年のお付き合い。
さとっちょはベースで三文役者に参加したが、ドラムに落ち着いたという話し。さとっちょはドラマーだからね。「是夢」というバンドの出身。
随分年下だと思っていたが、最近は同じ年と思うようになってきたと紹介されたのは大竹さん。
お互いに押したり引っ込めたり…それだけふたりの仲がシックリいっているということだろう。

275v 第二部に入ってますますパワー・アップしてくる哲さん。

280最近哲さんが最も気に入っているという「Hello Dear Friend」…
300

哲さんのやさしさと厳しさが同居しているようなコンテンポラリーな曲もまたいいんもんだ。
やさしさといえば、哲さん、ウチの父が死んだ時に訃報を聞いて真っ先に弔意の電話をしてきてくれた。
哲さんは私の結婚式に参列してくれたいたので、父のことをよく覚えていてくれたのだ。
ありがたいもんです。

290哲さんの曲はとにかくシンプルでわかりやすい。
ある日、スタジオの中でギターをストラミングしながらフガフガと何やらメロディらしきものを口ずさみ出す。
それに合わせて適当にみんなが合わせる。
その時はそれで終わってしまうのだが、次にみんなが集まった時に、「オイ、こないだの…」と言って、前回何となく合わせたそのフガフガの曲を歌い出す。
すると前回とは丸っきり別の世界が広がる。
曲は哲さんから言葉を与えられ、別の生き物として我々の前に姿を現すのだ。
そんなことが何回もあったな。

310またね、哲さんのギターの存在感がスゴいんだよね。
よく「とにかくノリ、ノリ」と寿司屋みたいなことを言っていた。

320「Oh! Oh! Yeah」。
「日本のロック」感にあふれたストレートなナンバー。

340vそして締めくくりは代表作をふたつ。

350v 「怒雨降り」。
コレは自然に歌っちゃうよな~。

340そして「回転木馬」。

360本編全14曲。最後までパワー全開で新旧取り混ぜたレパートリーを聴かせてくれた。

370アンコールはナント新曲を披露。

S41a6794 そして、「Good Bye My Town」で幕を下ろした。

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三文役者は11月18日にもクロコダイルに登場する。一度だけ昔みたいに化粧をするらしいよ。見逃さないでね!
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(一部敬称略 2015年8月26日 原宿クロコダイルにて撮影)