SONICMANIAのMARILYN MANSON
齢を重ねないとできなかったり、わからなかったりすることも多いけど、若い時じゃなきゃとてもできないことも多いよね~。
「夜更かし」なんてのはその最たるもの。
ウチは父が職人だったこともあって朝が早く、私は子供の頃から夜更かしが苦手だった。
今ではそれが顕著になり、12時過ぎに起きていることは結構マレなのね。11時にもなるともう眠くて仕方ない。
仕事で仕方なしに2時、3時まで起きていようものなら、身体のリズムが狂ってしまって、次の日はまずダメ。向こう三日ぐらい調子悪くなっちゃう。
いくら「夜更かし」が苦手でも若い時はそこまで弱くはなかったんだけどね…。
これじゃ才能の有る無し以前にミュージシャンなんて職業はつとまらんわナ~。
…と、こんな話しで始まるのは今日の記事の内容が夜間勤務の話題だから。
SUMMER SONICのお話し。もう全然「サマー」じゃなくて季節ハズレになっちゃったけど…。
何やかんやと毎年参加しているSUMMER SONIC。
今年は前夜祭のSONICMANIAにお邪魔させて頂いた。
この写真は夜10時半ぐらいに撮ったもの。
昼間に比べると若干来場者が少ないが、場内はまったく変わらない。
昨年15回目を迎えたSUMMER SONIC。
歴代のポスターが展示されていた。
こうして見るとやっぱ私も結構来てるナ…。
MARILYN MANSONが目的。
11時20分の出番だ。
果たして最後まで起きていられるのか?!
会場はこの通り!
あ、これ観客の皆さんね。粒々は全部お客さんです。
下手には1960Bが4台積まれている。
写真には写っていないが、ヘッドはJVM210Hが使用された。
ほぼ定刻通りにショウはスタート!
客電が落ちた瞬間、耳もつんざけんばかりの大歓声が!
何しろ撮影の許可が下りたのは最初の一曲だけ…。イヤ~、アセった、アセった。
正直、ゼンゼンわからんもんで余計なことは一切書かないけど、ま~、スゴイ。
バンドもスゴイけど、お客さんスゴイわ。こんな夜中に!
商売がら爆音には十分慣れているつもりの私でも、目の回るような大音響と独特の雰囲気に圧倒された。
その大音響にあって輪郭のクッキリしたヘヴィでシャープなギター・サウンドを炸裂させたのはJVMと1960Bの素晴らしいところ。
爆音あるところにMarshallあり!
しかしこのMansonさんの迫力には凄まじいものがあるね。ステージまでの距離がこれだけあってもコワイ。
こうした「コワイ系」のロックは古くから存在するが、私はコレもロックの重要な一分野だと思ってるのだ。
MansonだのRamirezだのリアル犯罪系はいかがなものかと思うが、基本原理はBad Boy's Rock'n'Rollのひとつなのではないかと思ったりもする。
少なくとも巷の草食系のロックよりははるかに「ロック」でカッコいい!
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