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2015年10月19日 (月)

俺たちのルーツロックな夜

コレはね~、ホントにおもしろかった。最高よ、最高!
腕利きが集まってのライブだからして、演奏はもちろん言うことなし。
題材は「ルーツロック」と来てる。
ま、どちらかといえば、演奏する人たちのルーツとなったロックを演奏するというよりも、日本のロックのルーツのような人達によるライブという感じだわね。
とにもかくにも「最高の夜」だった。

10f松川純一郎

20v谷川史郎

30v伊藤広規

40v岡井大二

50v大阪からゲスト参加の奥村レスリー和也

60v松川さんはMarshall。

70v1962Bluesbreaker。

80v史郎さんも当然Marshall。

90vJVM410Hと1936の組み合わせだ。

100v史郎さんの足元のようす。「Leslie」ってのがこの日新しく導入された。

110 大二さんはNATAL。

120v大二さんはバーチがお好み。フィニッシュはサンバーストフェイド。

130オープニングはThe Metersの1969年のヒット・インスト、「Cissy Strut」。人気のある曲だね~。
R&B系統の音楽を聴かない私が初めてこの曲を耳にしたのはJohn Scofieldバージョンだった。

150ソロは史郎さん…

160松川さん…

170広規さん…「Somoke on the Water」つき…

180…大二さんと来る。

190オオ~、早くもトリッキーなワザ、もとい、クラシックなワザ!譜面台で見事に見えないけど、大二さんがスティックでベースの弦を叩いているところ。こんなのThe Ventures世代じゃなきゃやらないわね。
でも大二さんってThe Shadows派なんだよね。

195二曲目はFreeの「Rode on a Pony」。1970年の『Highway』から。
松川さん、マイクをスタンドを握りしめての熱唱!すべてのリード・ボーカル・パートは松川さんが担当した。

200Freeなんつったら史郎さんの独壇場だわね。全曲、いつでも弾けるでしょ。

210一曲はさんで…スローなブルース。ナニ演ったんだっけかな?見るからにブルースっぽい出で立ちのレスリーさん、ところが、プレイは一番コンテンポラリーだ。
ココでもペンタとニックに頼らないクロマチックを多用したモダンなソロを聴かせてくれた。

250v
ソロが史郎さんから…
240v
松川さんに回される。
二人ともいい音だニャ~。
230v
出た!広規さん、ココでトイレ休憩!まだ始まって四曲目だ!みんな笑っちゃってる!
広規さんじゃなきゃこんなことできない。

2601970年、CSN&Yの「Ohio」。Neil Youngの曲。
私、Neil Youngって全く通ってなくて、名盤の誉れ高い『After the Gold Rush』すら持っていても聴くことがない。だからゼンゼン知らない。
で、この「Ohio」のことを調べていてビックリ!この人、『Live at Massey Hall』なんてライブ・アルバム出してるのね。
私にとっての『Massey Hall』は何といってもコレ。Charlie Parkerの『Jazz at Massey Hall』t…生まれてはじめて買ったジャズのレコードなのだ!

Index でも、この曲は知ってる。いい曲だよね。このバンドコーラスもバッチリ。

270大二さんもちゃんと歌う…なんて言ったら失礼だ。大二さんコーラスについてもすごく詳しいんよ。
370v
史郎さん、先に紹介した、この日初めて導入したエフェクターをここで使う。シュワワ~ンといい感じ。
これで第一部が終了。

280v_2 いつもは、休憩にはRooster名物のマスターの手品が披露されるのだが、今日は趣を異にしている。
バンド・メンバーさんが客席から見ているのは…

290広規さんとマスターの対談。
コレがまたおもしろかった!

300メンバーも大爆笑!

310 その後、レスリーさんが単独で登場してバッキング・トラックを使用してJ-POP曲を二曲披露。

320vレスリーさんの名の由来はLeslie Westからとお聞きしたが、ゼンゼンのこっちのレスリーさんの方がソフィスティケイトされたギターを弾かれる。
ものすごく丁寧に一音一音を紡ぎ出すプレイが印象的だった。

330 もうひとりのゲストはドラムの小野秀夫。

340小野さんは松川さんとThe Allman Brothers Bandのトリビュート・バンドで一緒に演奏している。
モントルー・ジャズ・フェスにも出演している超ベテランだ。
この日はEric Claptonの「Let It Rain」と…

355v
The Bandの「The Weight」をプレイ。写真は「♪あ~、put the load right on me」のところ。

350 松川さんが客席に向かってひと言、「純枝、おまえも歌え!」と飛び入りでさんかした平山純枝
そのシーン、何気にカッコよかったんだよね。
で、純枝さん、熱唱。

360 「Rocky Mountain Way」…またしても苦手なJoe Walsh。この曲も人気あるよね~。新オウルでカッコいい曲だ。
Joe Walshといえば映画『ブルース・ブラザーズ』の囚人役のイメージがやたら強くて…。

380 史郎さんはボトルネックでギュイーン!
史郎さんとのお付き合いは長いからね~。バレリーナというバンドをやっていらした頃からその名前は知っていたが、初めて会ったのは…コレももはや古い話しで、JCM2000 TSLシリーズの発表会の時だった。
歩くロックのウィキペディアみたいな人だからね。史郎さんとのロック談義はいつも勉強になる。
いつかPattoのことで盛り上がったことがあったけな。

390v歌の比重が高い松川さんだが、いぶし銀のギター・ソロもタップリ。

400Tommy Bolinの「Teaser」。

410広規さん、絶好調のまま…

420ベース・ソロへ!

425 やっぱりやる時はやる!

430v本編の最後は「Littel Wing」だった。

440 大二さん、音デケェ~!

450v大二さんがドラムを叩くところを見るのは実に気持ちがいい。
ほんのチョットしか手を動かさないのに信じられないぐらい音がデカいのだ。
そして大二さんの専売特許、「Smoke on the Water」のエンディングが数度にわたり炸裂!
「♪タタンタタンタタンタタンドゥクルドゥン」ってヤツね。
この時代の人たちはこのオカズを耳にすれば「パブロフの犬」状態でBbとGを弾くことになっている。
ところが…

460vあんまり大二さんがコレをやるので、広規さんが反旗を翻した。
大二さんがそのオカズを入れると広規さんが演奏拒否。つまり無視しようというワケ。
これがそのシーン。もうコレがおもしろくて、おもしろくて!
レスリーさんも笑ってる!

470 コレもそのシーンのひとつ!

480vコレもそう。
広規さんも広規で、ついウッカリ弾いてしまいそうなるのだが、ハッとしてベースを弾く手を止めてしまう。
大二さんのこのオカズを数えきれないほど聞いてるこっちは、もう死ぬほど笑ったわ~。
とうとう最後の最後まで一回も「♪ジャジャン」をあわせなかった皆さん。
大二さんボッソリと…「最後ぐらい合わせてくれてもいいジャン」…。

490vアンコールはDave Masonの「Feelin' Alright」。

500イヤァ、大いに笑いもしたけど、演奏が実にヨカッタな。
やっぱり、ロックが日本に入って来たての頃に感性豊かな時代を過ごした人たちの演奏だ。
「ロックの黄金時代」の空気が横溢していて何ともよい気分に浸った最高の一夜だった。

510 今回もNATALドラム、お褒めの言葉を頂戴しました!やっぱ楽器やロックを知り尽くしたベテランの方々からいい評価を頂戴するとうれしいわん。
そのご評価の共通項は「音のよいドラム」ということだ。ありがたいことです。
ま、叩き手が岡井大二だからね~。
何割もクォリティが上がっちゃうのも確かなんよ~。

515v このバンドは誰がリーダーということもなく、ワイワイ楽しく半レギュラーでやっているようだ。
皆さんも機会があればゼヒご覧あれ!

520 1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!不慣れな作業でもうヘロヘロ!)
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(一部敬称略 2015年9月9日 荻窪ルースター本店にて撮影)