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2015年10月28日 (水)

Marshall Blog やっと、ずっとの三周年…とお知らせ

おはようございます。
今日はまずフォーマルに…


平素よりMarshall Blogをご愛読賜り誠にありがとうございます。
2012年10月26日にイギリスMarshall Amplification plcの公式ブログとしてスタートしたMarshall Blogが一昨日三周年を迎えました。
こうして順調に三周年を迎えることができたのもご支援を頂いている読者の皆さまと関係者各位のおかげと心から感謝申し上げます。
これからも尚一層充実した内容を目指して記事作りに精進する所存でございます。
今後ともMarshall、NATAL、EDENをお引き立て頂き、Marshall Blogをご愛読頂きますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
また、Marshall Blogを通じて皆様の音楽ライフがより豊かになりますようお祈り申し上げております。

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それでは弊社社長、ジョナサン・エラリーからもひとことご挨拶させて頂きます。

Congratulation on the 3rd anniversary of the Marshall Blog, I hope that you have all enjoyed the information and continual updates the blog has delivered over the last 3 years.
This blog is the official Marshall Blog for Japan and covers all information regarding Marshall NATAL and EDEN as well as all of the life style products.
If you want to keep updated then remember keep coming back for more exiting updates and everything you need to know about Marshall, NATAL and EDEN.


Jonathan Ellery (MD) Marshall Amplification plc

Je_portrait_c_sm (マーシャル・ブログ三周年おめでとうございます。
読者の皆様におかれましては、様々な情報と三ケ年にわたる絶え間のない更新をお楽しみ頂いていることと存じます。
このブログはMarshall社の日本の公式ブログで、話題はMarshall、NATAL、EDENだけでなく、ライフスタイルの商品にまで及んでいます。
もしあなたが最新の情報をお望みであるならば、Marshall、NATALそして、EDENのすべてがつまったエキサイティングなMarshall Blogの更新のチェックをお忘れなく。)

ジョナサン・エラリー Marshall Amplification plc MD(最高経営責任者)

ハイ、ありがとうございました。
では、素に戻って…。


…ということで「Marshall Blog三周年」を迎えることができた。
上にあるように2012年の10月に第一回目を掲載して以来、土日祝日、盆暮れ、海外渡航時等の若干の例外を除いて何とか毎日更新することができた。
その回数は、号外を含めて今日の分までで767回に上った。
年間に255.7本の記事を書いたことになる。


昔からの読者は以前にもMarshall Blogをやっていたことをご存知だろう。
あの時は、2008年4月にスタートし、前の会社を退職する2011年末まで三年八ケ月にわたって毎日更新を続けた。
正確な数字ではないが、930本ほどの記事を書いたように記憶している。
そして、今回のMarshall Blogは三周年を迎えた現時点で、以前のMarshall Blogのアクセス件数を軽く追い越してしまっている。
双方累計の記事の数は書きも書いたり、〆て1,700本!
一体何枚写真を撮ったことだろう?延べ120~130万枚を下ることはまずあるまい。
我ながらよくも1,700もの記事を書いてきたものだと呆れるやら、感心するやら…。
それにお付き合いくださった読者の皆さんこそスゴイ。
同じことを何回も繰り返し書いてみたり、ただのオヤジのボヤキになってしまったりすることもあったりして…ゴメンね。
にもかかわらず順調に読者の数を増やし、成長して来れたのはご協力頂いた皆様のおかげだ。
ま、どう考えてもあの膨大な脱線ネタは不必要だよね?…かと思うと、「アレが好き」というご支持のお言葉もたくさん頂戴するのですよ。だから脱線は止まらない。
「よくあんなに書くことがありますね?」なんてこともよく言われる。
でもネ、筆が進みが遅いことはあっても、ネタがなくて困ったことは今まで恐らくただの一度もない。


これらの記事を書くためにコンサート会場に足を運ぶ回数は年間に150回内外。
重いカメラをブラ下げて会場を駆けずり回るのは年々キツくなる。
訪れるコンサートが好きなタイプの音楽ばかりとは限らない。
私だって人間だ、いくら仕事とはいえ、正直肉体的にも精神的にもシンドイしんどい時も少なからずある。
しかし、タマには政治的に動くこともあるけど、とにかくいい音楽を皆さんに紹介したい一念でやりぬいている。
何も大会場やフェスティバルばかりのコンサートがいいワケではないし、ワンマンではないイベント・ライブでも素晴らしい内容のものはいくらでもある。
私は80年代から最新のロックを率先して聴くことはしなくなっているが、四十年間ずっと傍らでこの音楽を見聞きして来てあまりにも草食化、幼稚化していることに驚きと絶望を感じざるを得ない。
ロックはどこへ行ってしまった?!
音楽のスタイルが時代とともに移ろうことは百も二百も承知している。クラシックもジャズもそうだった。
でも、結局クラシックもジャズも変わらない方が良い要素が根強く残っていて、頑なにそのよき伝統を守り通している動きがある。
ジャズの場合には若手が奏でるトラディショナルなジャズを「新伝承派」と名付け支持を惜しまなかった。
そう、現在のシーンをレポートするとともに、いつもブログに書いているように「伝承」に重きを置いて記事作りをこれからも推進していきたいと思っている。
だって、誰かがやらないと!
安心しないでください!マズイですよ!
さもないと世の中のロックが全部「ありがとう」と「がんばれ」と「さくら」になっちゃうよ!あと「負けるな」か…。

ロックも齢を重ねて最近では還暦をお迎えになるミュージシャンの方や、デビュー何十周年記念という記念イベントが富に多くなった。実にうれしくめでたいことではある。
しかし、その一方、この三年を振り返っただけで我々はずいぶん多くの悲しみに遭遇した。
Bert Weedon、Jon Lord、青山純、佐久間正英、Big Jim Sullivan、小川文明、Jack Bruce、KAZ南澤、シーナ、Andy Fraser、渡辺英樹、小川銀次、そしてTAKAE(以上敬称略)…MarshallやMarshall Blogに関わって頂いた方々のご逝去に際しては都度【訃報】あるいは【号外】を掲載して来たが、たった三年でこれほど多くの偉大な才能を失ったことにも驚きを隠せない。改めて謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
こうした偉大な先達たちの遺産を後世に伝えるのも大きなMarshall Blogの役割だと思っている。

こうして記事では様々な話題に触れてきたワケだが、ひとつ残念なことがある。イヤ思い切ってこの際、お願いしてしまおう。
『ミュージック・ジャケット・ギャラリー』と『イギリス-ロック名所めぐり』の回はアクセス数がズドンと落ちてしまうのが常です。
決してアクセスの数だけに拘泥しているワケではないんだけど、アレ書くのものスゴイ大変なのよ。山ほどの英語の文献に当たるもんだから膨大な時間がかかる。
この作業とイギリス人との交流を通じて思い知ったのは、日本に流布しているロックの歴史的な情報や知識たるやあまりにも貧弱であるということだ。
そうした状況を少しでも改善すべくこの二つのカテゴリーに取り組んでいるつもりなワケ。
だから我ながらメチャクチャ面白いと思うのね。自分が知りたいようなことがテンコ盛りなの(自分でやってるんだから当たり前か…)。
なので、毛嫌いしないで是非多くの方々に目を通して拡散して頂きたいと願っている。

話がアチコチ飛んで恐縮だけど、最近はほとんどのコンサート会場で最年長なんだよね~。
驚いちゃうのは出演者のご両親より年喰っていることが多くなっていること。
Marshall Blogが十周年を迎えようものなら、その頃には孫の世代のミュージシャンが出て来てるね。
体力が続く限りMarshall Blogやってやろうじゃないの!
ま、コレやっているウチはボケることはないだろうし…。
やっと三周年だけど、ずっと続けていきたいMarshall Blogなのだ。

その原動力は何といってもご愛読頂く皆さんです。
もし、Marshall Blogがおもしろいとお思いになられたら、是非ひとりでも多くの読者を増やして頂くようご協力をお願いします。

最後にあとチョット…安心してください、お知らせですよ。
海外からのアクセスも少なくないMarshall Blog。
「Marshall Blog AOR」という名称の元についに英語版を始めることにしたのだ!
大丈夫なのか?!
「AOR」とは私が担当する「アジア&オセアニア地区(Asia & Oceania Region)」の略だ。
さすがにMarshall Blogをそのまま英訳することは時間的、労力的に不可能なので、海外にも訴求しそうな話題をセレクトして、かつ文章を軽量化して記事を作っていくつもりだ。
人気の海外ミュージシャンの来日公演レポートや海外に紹介したい我が日本のバンドの話題を中心にお送りしていく予定。
Marshall、NATAL、EDENをお使い頂いている皆さんのさらなるPRの一助ともするなれば幸いである。
それと、今Marshall Blogがらみのチョットした企画も推進中。そちらも乞うご期待!

最後にこの場をお借りして家内に感謝の気持ちを伝えたい。
毎回コンサート会場に一緒に足を運んで、撮影に集中する私の傍ら、暗闇の中でショウの内容を記録してくれている。この記録がなければ記事を書くことは到底不可能だ。
いつもありがとう!
加えて、Marshall Blogを理解し、再開を要望してくれた上、いつでも全面的な協力を惜しまないエラリー社長に心から感謝申し上げる次第である。
Thank you very much for your generous support, Mr. Ellery!

そして、Jimへの尊敬と感謝はいつも忘れない。
And the respect and gratitude to Dr. Jim Marshall OBE is always in my heart. 

Jimgraphic_3 以上で『Marshall Blog三周年記念式典』を終了させて頂きます。
これからも何卒よろしくお願いします!


字が多すぎて貧血で倒れている女子はいませんか~?昔は夏の朝礼で校長の長い話しで倒れちゃう女の子が何人もいたもんです。
ハイ、「いいね!」、リツイート等各種拡散よろしくお願いしま~す!


※今日の記事のタイトル「やっと、ずっと」はMarshall Blogでおなじみの田川ヒロアキさん作の曲名から拝借しました。