EITA PARK 2013 <前編>
『EITA PARK』なんて実にいい名前を考えたな!もちろんガール・シュレッダー、EITAが主役のロック・フェスティバルだ。昨年に続いての開催。
とても楽しい内容で、『EITA SONIC』も『ROCK IN EITA』も開催されそうな盛り上がりようだった!
出演のギタリストもすべてMarshallでこれまたチョイとしたMarshall Parkだった。
最初の出演はEBONY EYES (FINAL FIGHT PROJECT)。
「Ebony Eyes」なんて聞くと、私なんかはすぐにBob Welchの『French Kiss』を連想してしまうのだが、このEBONY EYESは89年結成の正統派ジャパメタ・バンドだ。
メンバーは中心人物でギターの金谷幸久。
ボーカルの藤本朗。
ベースは三宅博文。
ドラムは福村高志。
そしてキーボードの森敬明。
EBONY EYESは今回1991年に発表されたセカンド・アルバムの復刻を記念してのこと。デジタル・リマスタリングしたオリジナル音源と2010年に目黒ライブ・ステーションで行われたライブ音源を収録した堂々の2枚組だ。
あのね~、先週の土曜日、渋谷のライブハウスに取材に行って帰りに中古CD屋さんに寄ったんよ。で、帰りのエレベーターで一緒になったややご年配の男性の方がガサガサと今買ったCDを袋の中からうれしそうに取り出してジャケットを眺めてた。フトそのCDに目をやると…これが『FINAL FIGHT Complete』だったんだな~。コレ、ホントの話し。うれしいね!こういうの。帰ってEbony EyesでMarshallの音を聴くんだぜ。
イヤ~、さすが演奏は完璧で素晴らしいものだった。
ここぞ!とばかりに飛び出してくる金谷さんのギターもテクニカルかつメロディアスで聴きどころ満載!
やっぱりこういうサウンドは不滅ですよ。
だからこそこうしてCDが再発になったりするワケだし、…
こういう音楽を望む声が増えてきているのだろうと思う。イヤ、そういう声が増えているからCDが再発になっているのだ!
RAJASでも大活躍のババちゃん。ドラムはパワフルだし、話は破天荒におもしろいし…身体だけは気をつけてもらいたい。いつか大阪でイッパイやりながらScorpionsの話しをしたときは楽しかったナ。
また藤本さんのMCがとてつもなく魅力的だ!「でね!」っていうのは笑ったナァ。これを言うと話が長くなってしまうというワケ。とにかくこの日は時間が短いのでMCを控えめにしょうとするんだけど、コレができない。わかるわ~。しゃべりたいよね~!
やっぱりMarshallのサウンドはヌケるね~。ホンマ、これがロック・ギターのサウンドってもんだぜ!
ドカドカ遠慮なくバンドをプッシュするババちゃん!
短い時間ながら十分にその魅力が伝わったことは間違いない熱演!
こういう人たちにドンドン暴れてもらって、ホンモノのロックを新しい世代に伝承していってもらいたい。マーブロはちゃんとお手伝いします!
金谷幸久の詳しい情報はコチラ⇒ゆきゆきてゆきさん
続いての登場はMarshall Blog早くも2回目の登場となるTAKAEITA。
前回はRAJASとKRUBERABLINKAという2大ベテランに混ざっての登板だった。
メンバーはEITA。
おお~、久しぶりだな~、EITAちゃんのピンクのTSL!なつかしいな~。
ボーカルのTAKAE。
サポート・ギターでPrince Yo-。
たつほわsho-gun。
ドラムはMaiyu Lee。
今回も前回同様mパワフルなステージを展開した!
EITAちゃんのギターテクも…
タップリ満載!
前回に引き続いてピアノの腕前も披露。
夏に向けてプリプリの曲をカバー。
TAKAEちゃんも熱唱の連続!
それにこたえるEITAちゃんのギター。
このふたり、とにかく音楽をやるのがうれしくて楽しくてタマらない!といった感じなのだ。
もちろん、それを盛り立てるサポート陣も素晴らしい演奏を見せてくれる!
イキもピッタリ!…ってみんなSEVEN SEASの仲間だからね。
ああ、なつかしいナァ時空海賊…。
Halloweenのカバーも演っちゃったりなんかして!
コーラスもバッチリ!
ブッちぎりのアップテンポから超しっとりのバラードまで緩急自在なバンド・カラーを十分に打ち出したTAKAEITA。
これからもガール・バンドの旗手としてがんばってもらいたい。
もちろんEITAちゃんのギター・サウンドはMarshallから!
EITAの詳しい情報はコチラ⇒EITAぶろぐ
TAKAEITAの詳しい情報はコチラ⇒TAKAEITA Official Web Site
つづく
(一部敬称略 2013年6月14日 目黒鹿鳴館にて撮影)