QUEENS OF NOISE IN TOKYO その1~TAKAEITA
本格派?正統派?王道派?実力派?…どういう言葉で形容していいのかわからない。全部あてはまるし、全部物足りない感じだし…。
とうにかくそういう感じが詰まりに詰まった女性ボーカルを要するバンド、3組が集まったライブが開催された。名づけて『QUEENS OF NOISE IN TOKYO』。
出演は元時空海賊SEVEN SEASのEITA率いるTAKAEITA。赤尾和重のKRUBERABLINKA。そしてRAJAS。KRUNERABLINKAを除いては双方マーブロ初登場だ。
前後編の2本立てでお送りしようかと思ったが、写真の量も多く、レイアウトも思うようにいかなかったので、もう1バンド1回ずつの記事に仕立ててみた。
加えて主演ギタリスト5人、全員Marshallだ。ちょっとした「Marshall祭り」を楽しんでいただければ幸いである。
今日はトップバッターのTAKAEITAの出番。
TAKAEITAはその名が示すように、TAKAEと…
EITAのユニット。
それにバンドがくっついているという格好だ。
イヤ~、ひっさしぶりだナァ~EITAちゃん!
パワフルなシンガーと組んでとてもいい具合にギターをプレイしていた!
またバンドがうれしいメンバーなのよ。
ドラムがMajyu-Lee
ベースはたつほわ
そして、 YO-。
最近のミュージシャンはいろいろと名前の表記がバラエティに富んでいる!
冒頭に書いたように、やはりTAKAEITAもTAKAEの歌うメロディを重視した正統派ロックサウンド。
太くエネルギッシュなTAKAEの歌がバンド・サウンドをリードする。
激情的に…
時に感傷的に…
緩急メリハリのついた歌いっぷりが魅力的だ。
相棒のEITAちゃん。
根っからのMarshallプレイヤーだ。
こうして見ると彼女とも結構古い付き合いをさせてもらっていましてね~。クリニックなんかよくやったナァ。大阪まで行ってやったりもしたもんね。
ギターの腕前は相変わらずで、十分にテクニシャンぶりを見せてくれた。
そしてもうひとりのギター、Yo-くん。
彼も久しぶりにご一緒させてもらった。Light Bringerのサポートをした時以来か…?
彼も長い付き合いだ。YO-くんは以前はMarshall以外のアンプを使っていたが、JVMが発売となった時にMarshallに切り替えてくれた、日本でももっとも古いJVMプレイヤーのひとりといえよう。
流麗なシュレッディングは相変わらず!
ふたりとも7弦なんだね。
そしてたつほわ(将軍)も昔からの仲間。
彼が完全に昔の出で立ちのままステージ上がっているのはうれしかったな。彼もテクニック系のベーシストで、ところどころそのテクニシャンぶりを見せつけてくれた。
そう、みんな海賊の残党なんだね。…なんていいうと物騒か…。もちろん時空海賊SEVEN SEASで活躍していたメンバーだ。
ギターのふたりとはずいぶん色々やったんよ。なつかしいな~。うれしいな~。昔の仲間ってのは実にいいもんだ、ウン。
出番の中ほどではキーボードとのデュエットも披露された。
しっとりと歌いこむTAKAEちゃん。
そうだよ、そういえばEITAちゃんはピアノ出身だっていってたな。だからギターのタッピングが楽にできるのだ!
そして後半はバンド一丸でドーン!
曲を重ねるごとにエキサイトぶりが増加していくTAKAEちゃん。
もちろんバンドさんも負けてはいないゾ!
2人の仲はピッタリ!
SEVEN SEASの頃は「よくそれだけ動いて弾けるナァ」というぐらいステージ狭しと飛び回っていたEITAちゃん。
エキサイティングはギタープレイはまったく昔のままだが、いい意味で貫録が出た感じがするね。これがまたマーシャルの太いサウンドと絡み合って実にいい感じだ。
しばらく会わないうちにスッカリ成熟の域に達したEITAちゃんのギター。これからもパワフルな活動に期待している…と思ったらグッドニュース!
来る6月14日、【EITA PARK 2013 ~時空海賊再集結&TAKAEバースデー~】というコンサートが同じ目黒鹿鳴館で開催される。つまり、時空海賊SEVEN SEASの再結成だ!Pure Marshallだ!
以前、SEVEN SEASの活動が止まってしまったときに「なんで~」と残念がる声をずいぶんと聞いたからね。これはファンよろこぶでしょう。私も息子連れて取材に行っちゃおうかな~!
タイトルにあるようにもちろんTAKAEITAも出演する。それにしても『EITA PARK』なんていい名前つけたね~!がんばれ!
EITAの詳しい情報はコチラ⇒EITA Web
TAKAEITAのMy Spaceはコチラ⇒TAKAEITA MYSPACE
つづく
(一部敬称略 2013年3月20日 目黒鹿鳴館にて撮影)