ライブ・レポート Feed

2023年2月 3日 (金)

CONCERTO MOON~リクエスト・オブ・ザ・ムーン 2022 <後編>

 
前半が終了したところで今日これまでに演奏した今回のチャートイン曲をまとめておきましょう。
6位:Unstill Night
7位:Dream Chaser
8位:Alone in Paradise
10位:Change my Heart
…の4曲。
いいですか~、<後半>行きますよ~!
 
「ありがとうございます。楽しんで頂けていますか?
『Change My Heart』がまさか10位だとは!
いつもライブの最後の方にに演ることが多ので、もうエンディングがに近いような感じがするんですけど、まだ半分まで来たところです」
10令文さん譲りの白いストールはハズしたノンちゃん。
「次に演る曲は2002年の『DESTRUCTION AND CREATION』というアルバムに入っている曲です。ボクはCONCERTO MOONの前にCRYSTAL CLEARというバンドをやっていたんですが、その時の曲です。
今日も鹿鳴館で演っておりますが、やっぱりココで演奏するのは独特の緊張感があるんですね。
兵庫県にいたボクにとっては、鹿鳴館というのは『ヘビーメタルの殿堂』だったんです…今も相変わらずなんですが。
で、そのCRYSTAL CLEARでココに出た時に演ったのが次の曲なんです。
曲の順位はあまり上の方ではなかったんですが、でも少ない票数でもなかったんですよ。
で、今のメンバーで過去に大阪で1回だけ演ったらしんですが、東京では演ったことがない。
我々は地方で珍しい曲を演奏してウケるかどうかを試すことがあるんです。
その結果、大阪で1度演っただけだったんでしょうね…」20vノンちゃんのリクエスト曲だという思い出の「Half Way to the Sun」。
確かにコリャいつも演っていないヤツだわ。0r4a0467「大変、大変」と言いながら案外皆さんニコニコと涼しい顔をして演奏していらっしゃる。
サスガである。
 
河塚篤史50v中易繁治60v三宅亮70vそして芳賀亘。80v典型的なヘヴィメタル・チューン。
「クリスタル・クリア」なんて歯磨き粉みたいなバンド名がとても新鮮で驚いたが、YouTubeに上がっている1995年のビデオを見てもっと驚いたわ!
だってノンちゃん、ウリのスカイギターを弾いてるんだもん!
やっぱりこっちの方がいいよ。
0r4a0578
かつてベースを担当していた三谷耕作さんからもこの曲へのリクエストがあったそうだ。
この日、耕作さんはお見えになっていなかったが、ライブに足を運ぶ可能性が高い大阪公演ではこの曲をセットリストに組み込むつもりとのことだ。0r4a0449 ガラっと変わってコレはおなじみ。
2010年の『ANGEL OF CHAOS』からそのタイトル・チューン。
230v普段から演奏し慣れている曲ゆえ、余裕シャクシャクの構え。110ノンちゃんのソロが一段とパワフルに鳴り響く。0r4a0456「Angel of Chaos」は5位にランクインしていた。
「カオス」じゃないよ、「ケイオス」だよ。
120
芳賀ちゃんがステージから下りてノンちゃんにスポットライトが当たる。150_rfCONCERTO MOONのステージできっと1曲は挟み込まれるであろうインストゥルメンタル・ナンバー。
ランクには入っていない「Rain Forest」。160v哀愁のメロディをノンちゃんはまるで歌を歌い上げるように切々と奏で上げた。
90この美しいギター・サウンドはMarshallから。
ノンちゃん愛用のMAJOR 1967のスタック。50最近、1950~60年代の古い日本映画にノメリ込んでいましてね…キレイな女優さんを見るのが大きな楽しみのひとつ。
原節子、高峰秀子、月岡夢路、木暮実千代、乙羽信子、京マチ子、久我美子、山本富士子、岸恵子、佐久間良子、岡田茉莉子、若尾文子、山田五十鈴、入江たか子、新珠三千代、香川京子、南田洋子、和泉雅子等々…挙げ出したらキリがない。
皆さん、気品があってとにかく美しい。
人それぞれ趣味にもよるけれど、私が最も美しいと思っている女優さんの筆頭は「岩下志麻」なのね。
『古都』なんて映画を観てごらん。
一方、「美しいMarshallのギター・サウンド」ということになると、やっぱり「島」なんだよね。
Marshallを「Marshallの音」を出すための楽器としてこっちの「島」は完璧に使いこなしている日田リストの筆頭と言えよう。
令文さんも鮎川さんもいなくなっちゃう一方、音の良し悪しを度外視してヘンテコリンな機材に夢中になるギタリストが多くなっちゃって困ってんだよ。
まさにノンちゃんはロック・ギターの「救世主」だ。
「救世主」といえば…180「♪ウオオオオオオオオオオオオオオオオ~!

190v_snc芳賀ちゃんが雄叫びとともにスタートするのは「Savior Never Cry」。
10年前に第1位を獲得したナンバーだ。
今回は第4位。
200ノンちゃんお得意のポーズから、これまたマグマがドバ~っと流れ出すかのようなソロ。220「友達か?!」
誰を指さしているんだろうね?
100_aoc幾度となくステージ・フロントに両雄が並ぶ。
この「ハガシマ」現象は演奏が高潮に達すると現れる。
210「最高の気分で演奏させて頂いてます!ありがとうございます!」240v「こうやって長くこのバンドをやって来た中で『いろんな時代の曲を聴きたい』とバラエティに富んだリクエストして頂けるのはこの上なく幸せなことだと思います。
ところで、前回、5月のファースト・アルバムの再演の時に『年内にアルバム出す』ぐらいのことを言いました。
ボク…ウソをついたんですよ。
新しいアルバムを作ってはいるんですが、ドラム録りのスケジュールをもう3回延期してる。
いつまでアルバムを作れるかわからないから、妥協のないモノを作りたいと思っているんです。
将来、このリクエスト企画をやるかどうかはわかりませんが、その人気投票の上位に入るような曲が収録されているアルバムにしなきゃヤダな…と考えたんです。
やっぱり妥協なく仕上げて『さすがCONCERTO MOON!』と言われる作品を作ろうと思ってますので、新しい作品に関してはチョット長い目で見てください。
ただそうは言っても、作品を出さなきゃツアーにも出られないしね。
また企画を立てて、来年の春ぐらいには『作品が完成していようがしていまいがシリーズ』をやるつもりですので皆さんよろしくお願いします!」250v次の曲はランク外。
河塚さんがパワフルに踏むバスドラムに乗ってバンドはひたむきにドライブする。Ttt ギターを持ち替えたノンちゃんが弾くのは他の曲とはちょっとイメージが異なるギター・リフ。
320v2004年の『AFTER THE DOUBLE CROSS』から「Find the Key」だ。290vコレも気持ちいいね~!300v芳賀ちゃんはこの曲も今回初めて歌ったそうだ。
コレを機に普段のライブでも取り上げてくれることを望みます。
S41a0469ノンちゃんと中易さんのフォーメーションが組まれるのは「Black Flame」。0r4a0653この曲は第9位にランクイン。
340v『BLACK FLAME』もリリースしてから10年が経った。
ウチでアーティスト写真を撮った時は楽しかったナァ。
リリース以来、毎ステージで演奏しているCONCERTO MOONの愛奏曲だけあって、このクダリも素晴らしい出来だった。
見ていて最高に楽しそうでしょ?0r4a0676「みんなありがとう!
こんだけ演ってるとだんだん疲労が溜まってくるナ。
ココから上位曲をお見舞いするんだけど、第3位を飛ばして2位に選ばれた曲をまず演ります。
もちろん3、2、1と順に演るのが望ましいと思うんだけど、チューニングの関係で2位の曲を先に演った方がギターを持ち替えずに済むんですよ。
この曲が今回も第2位にいるってことは、自分としては非常に感慨深いですね。
その昔、皆さんの前にボクがその当時のバンドの仲間と一緒に現れたのは'96か'97年だったと思うんですけど、’96年の末に自分の父親を亡くしましてね。
ナンて言うんですかね?…ファザコンじゃないけれど、ボクは子供の頃からオヤジのことをすごく尊敬していたんですよ。
ボクがこういう音楽をやっていくことを家族の中で唯一と言っていいほど応援してくれた人だったんです。
で、亡くなったオヤジのために作ろうと思って書いた曲がコレなんですね。
この曲はアルバムとしては’98の『FROM FATHER TO SON』に入っているんですけど、長い年月を経ているにもかかわらず、まだこうやってリクエストを頂戴しているワケじゃないですか?
そんな昔に作った曲が今もこうやってみなさんに支持してもらえて、新しい仲間と新しい形で演奏出来てるということえを非常に幸せに思います。
そして、この曲を長い間愛してくれて本当に感謝してます。どうもありがとうございます!」
370v「あんまりしみったれたことばかり言いたくないんですが、今年、自分のギターの上でのオヤジ殿を亡くしてるので、コレからは『自分のオヤジ』と『ギターの上でのオヤジ』のためにこの曲を演奏していきます。
自分のキャリアが尽きるまでそういう思いを込めてこの曲を演奏していこう思うんですが、聴いて頂けますか?」
このノンちゃんのセリフに客席から大きな拍手が贈られた。0r4a0660ということで、いよいよ最後のセクションに入って残すは上位の3曲。
ノンちゃんがMCで説明した通り、ギター持ち替えの都合で第2位からスタートした。
もうここまでくると完全におなじみの曲ばかりよ。390_ffts第2位はノンちゃんの感動的なMCでおわかりの通り「From Father to Son」。400vCONCERTO MOONのキラー・チューンのひとつ。410客席の全員がノンちゃんのソロに舌鼓を打った。420「ありがとうございます!
ココからは先ほど島さんが説明しました通り、残りが3位の曲と1位の曲になります。
その前に来年の活動なんですが、コレもさっき島さんが触れましたが、年明けはレコーディングをして、年内には絶対発売するということになります
それと、今年の5月に『FROM FATHER TO SON』からデビュー25周年を迎えたワケなんですが、『ファーストアルバムの25周年』ということで、来年も続けて25周年イヤー企画を考えています。
再来年はもう25周年企画はないと思いますので、ゼヒこの機会に応援してください!」430v「来年の5月とかにやればいいね。
今、チョット調整中ですけど…マジでその頃…春ごろですね。
さっきも言いましたが、『アルバムが完成していようがいまいがシリーズ』で皆さんの前に帰って来れることと思います。
来年はアルバムが出たら『アルバムを出したツアー』をやると思いますが、それ以外にも出来る限りライブをする機会を見つけてやっていこうと思っていますのでよろしくお願いします」
ややこしいな!
440v
続いては第3位…「Concerto Moon」だった!
490_2これだけの人気を誇る曲なれど、演奏したのはかなり久しぶりでしょう?…私は気が付いていたのよ。
460過去数回のマーブロのライブ・レポートを書きながらいつも「そういえば最近アレ演らないナァ」と気にしていたのだ。
だからうれしいです。470vギターを持ち替えて、待ってましたのリスト炸裂!
そうだ!…ノンちゃん、出来ないかな?
ハチャトゥリアンの『ヴァイオリン協奏曲』の「第1楽章」。
譜面があるんだけど、若手シュレッダーは全滅だった。
ノンちゃんに挑戦してもらいたい!
480v最後!!
10年ぶりのリクエスト・ライブの第1位に輝いたのは?!
「Time to Die」だった!0r4a0799 1999年リリースの『TIME TO DIE』のタイトル・チューン。
この曲は人気があるね。
10年前の同じ企画では「Change My Heart」とタイで第6位だった。S41a0242本編の締めくくり。
人気ナンバーワンの曲に乗ってメンバー全員が大熱演!0r4a0768 ノンちゃんと亮くんのバトル!520ああ来れば…530こう応える…。
130v両者一歩も引けを取らない徹底した攻防戦!540そして曲はドラマティックにエンディングを迎えた。560「ありがと~う!」0r4a0869即刻アンコールを求める手拍子が会場に響き渡る。570そして、Tシャツに着替えたメンバーが再びステージにその姿を現した。
「イヤ~、皆さんありがとうございます。
もう1位まで演ったから終わるかな~って?
リッチー・ブラックモアみたいに鍵をかけて閉じこもる楽屋がないんだよ!
『今日はアンコールなし!』って言って楽屋に閉じこもってしまったら機嫌悪いみたいですもんね。
機嫌はいいんですよ!ありがとうございます。
皆さんにリクエストをしてもらって、激しくライブを演って2022年を締めくくれるということは本当に幸せに思います。
みなさん、ありがとうございます。
東京が初日っていうのは、なんか変な気分ではあるんですけど、こうして皆さんからもらったエネルギーで名古屋、大阪を演ってきます」580vアンコールの1曲は新しいところから…。
2020年の『Rain Fire』から「Long Way to Go」。590 「全曲がハイライト」とも言うべきハードなステージを乗り切った5人!610v

620v

630v

640v

650v心なしか胸を撫でおろしているかに見えた。
次はまた10年後かな?660そして、Marshallの前でいつものエンディングの光景が広がった。670人気のある愛奏曲とそれ以外の珍しい曲のコンビネーション。
<前編>に書いた通り、アルバムの1曲目に入っているような曲ばかりを集めて演奏したのは確かにハードだったと思う。
数えてみると、本編16曲中、アルバムの1曲目に入っている曲が6つもあったわ!
そんな充実した内容のライブだった。
ナマの演奏をご覧になった皆さんはヨカッタね。
そして、こんな機会を逃すことなくMarshall Blogに残せたのもヨカッタ。
最後にもうひとつ、ココに書き残しておきたいことがある…。
280_2
どうもご本人は覚えていないらしいのだが、終演後にノンちゃんは「令文さんに観てもらいたかったナァ…」とひとり言を口にしたそうだ。Img_0364_3 開演前に配られた人気投票の結果を記した季節のグリーティング・カード。
いい記念になりましたナ。
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<Desolation>

<Captives>


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200 (一部敬称略 2022年12月17日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2023年2月 1日 (水)

CONCERTO MOON~リクエスト・オブ・ザ・ムーン 2022 <前編>

 
昨年末に開催されたファンのリクエストによって演奏する曲目を決定するCONCERTO MOONの企画『リクエスト・オブ・ザ・ムーン』。
告知に「帰ってきた!」と謳っている通り、コレが初めてのことではない。
…思って前回のことを調べてみた。
そして、驚いた!
ま、いつものことなんだけどサ。10前回開催されたのが「ついこの間のこと」とは言わないが、少なくともそう遠い昔ではないと思っていたら…オイ、ちょっと待てよ!
前回、ココ鹿鳴館でこのイベントを開催したのは2012年12月21日!
アレから10年経ったのかよ!
さすがにコレには驚いたわ。
やっぱり、こうして「Marshall Blogに残しておく」ということは価値が大きいね。
こうしておけば10年前にどんな様子でナニをやったのかが一目瞭然で全部わかる。
ビデオじゃなかなかこうはいかないよ!
この時の記事は<後編>の最後でリンクします。
20 客電が落ちていつものオープニングSEが流れる。
イヤがオウにも「CONCERTO MOONのショウに来たんだな~」という気分になるゼイ!
ナニせこのジューダスの曲、この時以外全く聴かんでナァ。45ステージに上がっているのはいつものMarshall MAJOR1967のスタック。50足元のようす。
青いバッファ・アンプが令文さんを思い出させてくれる。60そして、CONCERTO MOON登場!70島紀史0r4a0246_2 芳賀亘90v三宅亮100v中易繁治120v河塚篤史130vファンからのリクエストに選ばれた人気曲のトップバッターは2002年のアルバム『DESTRUCTION AND CREATION』の1曲めの「Unstill Night」。140この曲は第6位にランクインした。
曲のチャートに関係なくノンちゃんのギターはノッケから独走態勢だ!150v続いては1998年、『FROM FATHER TO SON』からまたまた1曲目に収録されている「Dream Chaser」。
このステージ頻出曲は第7位。
今回は10位とか15位とかからランキングをさかのぼるスタイルを採らなかった。160_dcおなじみの鉄壁のリズム隊も絶好調のスーパー・ドライブ!
170v河塚さんが涼しい顔をしてバスドラムが徹底的に踏み続ける!180vバンド加入後、2019年のセルフ・カバー『OUROBOROS』で再演した芳賀ちゃんの自家薬籠中のナンバーのひとつ。190珍しく白いストールを首にかけて登場したノンちゃん。
火花が出るような激烈ソロをお見舞いした!200「ヘイ、東京!『リクエスト・オブ・ザ・ムーン』へようこそ!
今日は皆さんから頂いたリクエストのトップ10の曲と、その投票結果でわかった意外に人気のある曲をプラスしてお送りしていこうと思います。
最後までよろしくお願いします。
早速ですね、順位の発表をしていこうと思いますが、今日は入場時にベスト10を記したカードをお配りしてるので、もうすでに順位はわかっていらっしゃると思います。
いつものライブとは違う『特別なリクエスト企画』ということで最後まで一緒に楽しんでいきましょう!
220ノンちゃんからご挨拶。
「マァ…誰が立てた企画か知りませんが、このリクエスト企画というのは本当に大変でね。
普通のコンサートだったら『2曲目はチョット速めのロックンロールをお見舞いするか!』ってなるじゃない?
でもそんなことをやっているとね、曲順が成り立たないんだよ。
そうやって我々を苦しめるワケだな。
でもその分最後まで激しくやって、楽しんで頂こうと思っておりますので皆さんよろしくお願いします!
今、芳賀も言いましたが10位以内に入った曲を10位から順番で演っちゃうと10曲でライブ終わっちゃう。
そこで、10位以内には入らなかったけれども、多くの票を集めたり、今のメンバーで演っていなかったり、またずいぶん長いことご無沙汰している曲を織り交ぜて演ろうということになりました。
リクエストしたのは皆さんの方なので『そんな曲は知らない』みたいな顔したらヘソン曲げますんで…。
万が一知らない曲が出て来ても知っているような顔をしてくださいね!
『この曲は何なんだ?』って首をかしげるのは禁止にします。
そういうのはミュージシャン心が折れるので!」
0r4a0069続いてのセクションでは、ノンちゃん曰く「チョット珍しく、そして懐かしい曲」を3つ取り上げた。
240_kojまずは1999年の『TIME TO DIE』から「King of the Judas」。
コレはCONCERTO MOONのレパートリーの中にあってチョット毛色が変わっていてとてもいい調子ですな。260亮くんのソロもバッチリとキマった!270何でも3年ぶりに取り上げたということだったが、そんな感じが全くしないスムーズなパフォーマンス。275vノンちゃんの爆裂ソロも当然飛び出して…0r4a0183 亮くんとアイ・コンタクト。
雰囲気もとてもいい感じ!290「珍しい&懐かしい」コーナーの2曲目は亮くんのキーボーズからスタート。300v_awそこにノンちゃんの哀愁のギターが乗っかてくる。310v曲は「Almighty Wings」。
2008年の『RISE FROM ASHES』からのミディアム・テンポのヘヴィ・チューン。320ギター・ソロ後半のキメのフレーズがロマンティックに鳴り響く。0r4a0158 芳賀ちゃんはこの曲を今回初めて歌ったそうだ。0r4a0320 続けてはおなじみのリフ。
380vえ?…「Alone in Paradise」はCONCERTO MOONの大スタンダード曲で珍しくも懐かしくもないよね?
だって昨年の5月にリリース25周年を記念したコンサートを開いた『FRAGMENTS OF THE MOON』からの1曲だからね。
あらま~、コレも1曲目だわ!
そういうおなじみの曲もシレっとはさまれていた。
340_aipこの曲は色んな人が歌って来たが、私には芳賀ちゃんの歌声が一番シックリくる。
「ASlone in Paradise」は『OUROBOROS』でも取り上げているもんね!
350オリャ~!
スロットル全開、アクセルベタ踏みじゃ~!360亮くんのプレイにも気合が入りまくる!370vノンちゃんが密度の濃いソロをバッチリとキメてくれたこの曲は8位にチャートインした。
410v_cmh 「ありがとうございます。皆さん、いかがですか?
我々はすごく楽しく演らさせていただいております。
今演った『King of the Judas』と『Almighty Wings』は今回順位には入っていなかったんですが、票を集めたということでセトリストに組み込みました。
その次の『Alone in Paradise』は第8位と言うことで…これも妥当ですよね?」
390
「妥当」という言葉を聞いてすかさずノンちゃんが切り込む!
「『妥当』なんだな?…そんなことはリハーサルの時はひとことも言わなかったのに。
そんな風に思っていたんだね。
キミはこの曲を『妥当』だと思いながらリハーサルしてたんだ?」
お客さん大爆笑!

400次の曲もCONCERTO MOONのステージには欠かすことの出来ない「Change my Heart」。405この曲は10位に入って来た。
もっと上位でもいいような気がするけどな。
0r4a0223ノンちゃんがMCで言っていたけど、こういう企画を立てると、大抵アルバムの1曲のキラー・チューンが選ばれるからね。420vトロいキラー・チューンなんてのはまずないからね。
となると、絶対に命を賭けたドライビング・チューンにキマっている。430vいくら頑強なCONCERTO MOONでもやっぱりそういう曲ばかり演るのは大変なこと。
プロミュージシャンは全編死ぬ気で演奏しているように見えていても、どこかで息を抜くことができる曲をはさみ入れるもんです。
そうしないとホントに死んじゃうから!450v結果、今日はその「死」に企画に挑んでいるワケで…。
この曲が第1位になると芳賀ちゃんは予想していたそうだが、「死ぬ」どころか、ここまで汗ひとつかかずに歌っている。460vところで、ノンちゃんが首にかけている純白のストールね…。
気がついた人も多かったと思うけど、ノンちゃんがこうしたアクセサリーを身に着けてステージに立つことは極めて珍しい。
どういう心境の変化なのか…?
実は、コレは大谷一門会の門下生としての大谷令文さんへのオマージュだったのだ。
330v1988年、大阪梅田の「バーボンハウス」で『Jam the Jam』という人気ギタリストを集めたイベントが開催された。
出演は、日下部'Burny'正則、三宅庸介、中間英明、そして大谷令文。
全員Marshall!
当時17、18歳だった島紀史がそれを観に行った。
大感激!
ノンちゃんも三宅さん同様、令文さんを間近で見てギタリストになろうと決心した人だから。
そのステージで令文さんが身につけていらしたのが、この白いストールだったのだ。
S41a0046その時の写真がコレ。
三宅さんのインタビュー記事の復刻にあたって、追加掲載した写真のウチの1枚。
コレ…もしかして三宅さんもストールを巻いているのかな?
この頃白いストールが流行っていたのかしらん?
 
その三宅さんの記事はコチラ
  ↓   ↓   ↓
【Marshall Blog Archive】三宅庸介インタビュー <前編>
【Marshall Blog Archive】三宅庸介インタビュー <後編>

Jtj「知っている人だけが気づいてくれればいい…」と、この白いストールについては全編を通じてひと言もMCの中で触れなかった。
いかにもノンちゃんらしいではあるまいか。0r4a0205続けて演奏したのは2001年の『GATE OF THE TRIUMPH』から「Over and Over」。
コレは「プラス・アルファ」の曲。500中易さんのゴリンゴリンのベース!520vまるで大型の蒸気機関車が突進して行くようなヘヴィなドライビング・ナンバー!
510vCONCERTO MOONがブチかますこの疾走感はナニモノにも代えがたい!
530vノンちゃんのソロで機関車はいよいよ暴走状態となった!550ココで<前半>が終了。
今日もCONCERTO MOONは絶好調だ!
 
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560<後編>につづく
 

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<Lowlife>

<Can You Forgive Me>


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200 (一部敬称略 2022年12月17日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2023年1月30日 (月)

YETI VALHALLA(イェティ・ヴァルハラ)にロックの原点を見た!

 
私は時折、スーパーマーケットもない、携帯電話もない、インターネットもない時代に戻ったらいいのに…などということを思っている。
ITの力を借りてMarshall Blogをさんざんやっていて誠に勝手なことではあるのだが…。
だって、そういうものって局面によっては便利なモノかも知れないけど、その局面は意図的に作られたものであって、特段なくても困らないモノばかりでしょう?
昔はそうしたITの利器などがなくてもナニひとつ困らなかったのだから。
洗濯機や冷蔵庫に比べればその必要度ははるかに落ちるハズだ。
その最たるものが「キャッシュレス」というヤツ。
先週、久しぶりに入ったうどん屋での出来事。
釜揚げうどんの「並」(最近は「大」がシンドく感じるようになってきた)の桶を受け取り、天ぷらのカウンターの前に並んでいた中年の夫婦の後について支払いの順番を待っていた。
その夫婦は2人ともキャッシュレス決済をしようとしているんだけど、レジのバアさんが不慣れでなかなかスムーズに処理が進まない。
しかも、2人は別々にポイントを集めているらしく、夫婦別々に精算してやがる。
都度バアさんがアタフタするものだから時間がかかるのなんのって!
アッタマ来るよ~!
もちろん私の釜揚げうどんは湯の中でノビる一方よ。
こんなの千円札の2枚も用意しておいて、バアさんに渡して「ハイ、つり銭」で30秒もかからないで終わるじゃねーか。
この手のシステムのが普及することによって政府の役人と大企業がどれだけ甘い汁を吸うのか知らんが不便になるばっかりだ。
あの100円均一の店の自分で商品をスキャンするレジも同様。
アレが設置されて以来、いつ行ってもレジに長蛇の列ができるよになったのでスッカリ疎遠になってしまった。
セブンイレブンもそう。
人手不足かなんか知らんが、あ
あいう手合いのモノは店の側が便利になる一方、消費者には「確認ボタン」を押させてばかりでナンのメリットもありゃしない。
いかに精神的に人類の進歩が停滞しているか…なんて手塚治虫の『火の鳥』みたいなことを思わざるを得ない。
ナンの話だ?…あ、インターネット、インターネット。
そんなフラストレーションがたまる一方の世情にあって、最近facebookがとても有益な仕事をしてくれた。
それが今日の記事の主人公、Yeti Valhalla(イェティ・ヴァルハラ)。
 
バンド・リーダーのアダムから大分前にfacebookの友達のリクエストを頂戴した。
もちろん承認させてもらったが、海外の人なのでリアルな接点はなかった。
ある日、アダムがSilexの石川達也さんにチョット面持ちが似ていることに気づき(達也くん公認)、何となく気にはなっていた。
そして昨年末、彼が率いるYeti Valhallaが来日。
HELL FREEZES OVERが出演するイベントに登場するというので、Ryotoくんにお願いして会場にお邪魔させてもらった。
私を現場で見つけるなり「Hey, bro!」と、まるで百年来の知己でもあるかのように迎えてくれたアダムは、昔のロックンローラーの佇まいでうれしくなってしまった。
携帯電話もインターネットもなかった頃のホンモノのロックンローラーだ。
今日はそのその時のライブ・レポート。
10vアダムの「Are you ready?」の絶叫に続いてスタートしたYeti Valhallaのステージ。20この人がボーカルズ/ギターのAdam Jang(アダム・ジャン)。30v_2ベース/コーラスのAndy Hewett(アンディ・ヒューイット)。40v_2そしてドラムスのJeff Blackburn(ジェフ・ブラックバーン)。50v_2スタート早々、銀テープが飛び出すギミック。
Yeti Valhallaは2012年にカナダのバンクーバーで結成されたチーム。
創設者のアダムはカナダ、現在の他のメンバー2人はロサンゼルス出身という国籍混成のトリオで、
今回が4回目の来日となるそうだ。
60オープニングは「Party Tonight In Valhalla 」。
シンプル極まりないリフでブッ飛ばすストレートなナンバー。
0r4a0417スゲエんだよ!
アダムの歌!
YouTubeでチラチラと下調べをしてはいたけど、ホンモノの声のド迫力といったらない。S41a0365 ギター・ソロもバッチリ!90ブランドは「Yeti」!100「Legend」が目印のアダムのレスポール・カスタム・モデル。
ブリッジ・ピックアップ、ボリューム、トーン…すべてひとつずつしか搭載していない完全ロック仕様。
「このギターでロック以外のナニを演れっていうんだ?」って感じ。110アンプはMarshall。
JCM2000 DSL100と1960Aを使用した。
0r4a0376バンド名や曲のタイトルにも使われている「Valhalla(ヴァルハラ)」とは、アダムに尋ねたところ、「戦士が戦いで死んだあとに行く場所」というノルウェイの言い伝えだそうだ。
一方、「Yeti(イェティ)」とはカナダの山に住む雪の怪物…すなわち「雪男」のことだそう。0r4a0399 続いてはミディアム・テンポのヘヴィ・ナンバー「No Faith」。130_nfしかし、カッコいい声だな~。
凄まじいまでの「ロック」を感じるわ。
やっぱり、ロックがロックであるか否かの一番のキメ手は歌い手の「声」だ。
実はギターじゃないんだよね。
S41a0390アンディのコーラスも大活躍。
しかし…もう見た目だけで「ロック度」急上昇だよな~。
こういうケリー・キングっぽいルックスのミュージシャンって日本は少ないよね。
食べ物の違いを感じるナァ。
150vそして、曲の中盤からテンポが上がってヒート・アップ!
ジェフの見た目もかなりのド迫力!
170vそして、アダムのギター・ソロが炸裂。180やっぱり世界中どこへ行ってもこういう音楽にはMarshallサウンドは欠かせないネェ。
120_2曲はまたヘヴィなミディアム・テンポに戻って終わる。
S41a0423続けて「We Are One」。190_wao「♪We are one race  We are the human race」…と、人類の調和を歌った曲。
アダムの歌の表現力がフィーチュアされる。200vこの曲も途中からジェフのドラムスが猛然とダッシュして…S41a0355 アダムのギターが大暴れ!230「Thank you very much!」
MCの中で「Marshallほどいい音を出すモノはねぇゼ」なんて言ってくれた。
アダム、ありがとう。240_mar「Texas Tornado」はアダムの弾くリフでスタート。250_ttコレまたドッシリと腰を落ち着けたストレートなロック・チューン。260vショットひとつひとつの音が明らかに日本人と違う。
どう違うかというと、やっぱり西洋人が叩くドラムスの音なんだよね。
こういう小ぶりの会場だとその違いがよくわかる。
コレは「力」によるものではなくて、やっぱりタイム感の違いみたいなところから来るのかネェ?
やっぱり「食い物」か?S41a0458 そして、早くも最後の曲。
アンディの不吉なアナウンス…「Emergency, emergency, mountain man is free again(緊急事態発生、緊急事態発生、マウンテン・マンが再び自由の身となりました!)」
Blue Oyster Cultを思い出しますナ。S41a0481_2 一分のスキもないハードなアンサンブルの中で…290_mmアダムが絶叫する!300アンディの低音がどこまでも重く…310vジェフのドラムスがバンドの破壊力をどこまでも増強する!
330ムズカシイこと一切抜きの、シンプルなハード・ロック。
「ロックの原点」を見たような気がして感動してしまったわ。320v今の日本のロック・シーンってこういうのをほとんど忘れてしまっているのではなかろうか?
温故知新…やっぱりロックは原点に戻るべし!
そこにはMarshallが待っているぞ!S41a0408最後はバスドラムの上からジャ~ンプ!350アダム完全燃焼!
 
Yeti Valhallaは2月にはタイ、4月にはLA GUNSのオープニング・アクトを務め、そして6月にまた日本にまたやって来るそうだ。
ホネのあるロックがお好きな方はライブ会場に是非足を向けて私が書いたことを確認してチョーダイ。

Yeti Valhallaの詳しい情報はコチラ⇒Yeti Vsalhalla Official Website

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200 (一部敬称略 2022年12月16日 渋谷CYCLONEにて撮影)

2023年1月28日 (土)

OVERWHELM FREEZES HELL

 
一昨年の11月、突然の活動休止宣言をしたHELL FREEZES OVER。
『Marshall GALA2』でも飛びっきりイキの良いメタル・パフォーマンスを見せてくれて、その活動を楽しみに見守っていただけに大変ガッカリした。
それから1年とチョット、昨年の暮れに渋谷のライブハウスで開催されたイベントにHFO的なバンドがステージに上がった。
バンド名は「OVERWHELM」。10Treble "Gainer" Aidysho20vRyoto30vHirotomo40vIkumu50vNISHI-da60vリズム隊の2人はサポートでの参加ということだったが、アクションといい…
90r4a0542演奏といい、バッチリとHELL FREEZES OVERばりのパフォーマンスを見せてくれた。70演奏した曲もそれこそ「Overwhelm」他HFOのナンバーばかり。80要するにHFOが復活前夜ということだったのだ!90vこの数日後、正式に「HELL FREEZES OVER」として別のステージに上がり…100vいよいよ復活を果たした。110vこの時、私的に残念だったのは自慢のビンテージMarshallがステージが上がっておらず、2人とも今風のシステムでギターを弾いていたことだ。
ま、イベントだから仕方がないんだけどね。
また2人が奏でる1959の素晴らしいロック・ギター・サウンド音を耳にすることができるステージの時に再訪したいと思う。
ガンバれHFO!120HELL FREEZES OVERの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE130 

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200 (一部敬称略 2022年12月16日 渋谷CYCLONEにて撮影)

 
 

2023年1月27日 (金)

Legend of Rock~SEVENTH SON初登場!<後編>


SEVENTH SON…「7番目の息子」さん。
すさまじい勢いで少子化が進む日本にあっては表彰ものの子だくさんではあるまいか。
私は長男だけど、実は「6番目の子供」になじみがありましてね。
そのココロはPANTA& HALの「ステファンの6つ子」という曲。
世界初の試験官ベイビー、「ルイーズ・ブラウン」をテーマに据えた曲「ルイーズ」と両A面で1980年にシングル・リリースされた。
若い頃はほとんど日本のロックを聴くことはなかったがPANTA & HALは例外で、発売直後に買いに行った。
タイトルはフランスのエドゥアール・ステファンという人が発見したペガサス座の方角に見える5つの銀河「ステファンの五つ子銀河」が由来となっていて、曲の中に「♪ステファンの6番目の子供になって」いう歌詞が出て来る。
いい曲なのよ。
S6さて、7番目。
IRON MAIDENに『Seventh Son of a Seventh Son』というアルバムがあるのね?
「7番目の息子の7番目の息子」として生まれて来る子は、その手を特定の病気の患部に当てるだけで治癒させる能力を持っている…というヨーロッパの迷信があるそうだ。
ニコはそんなこと言ってなかったな。
フランクフルトの車の中でウンコの話はしていたけど…コレが滅法オモシロくて、Marshallの連中も大笑いしていた。
それにしても、「7男坊の7男坊」なんて現実的にはムリだよね。
間に女の子も生まれるだろうから、7人の男の子が生まれるまでに大変な子供の数になるよ。
…と思ったら、間に女の子が生まれちゃったら失格なんだって!
ヤダな、そんな野郎ばっかりの家族は。
家の中に7人も男がいてみな…夏なんかスゴいニオイになるぞ。
で、そのあたりの俗言が転じて、今では「7番目の息子」には「未来を予知する能力がある」と言われているとか。
そんな7番目の男の子には、日本のこの深刻な「少子化問題」の将来を予見してもらうといいだろう。9imさて、Marshall Blog初登場のSEVENTH SONのライブ・レポートの<後編>は「Moonlight Dusk」から。
 
「dusk」とは「夕暮れ」とか「たそがれ」とか「暗がり」いう意味。
「From dusk till dawn(夕暮れから夜明けまで)」という決まり文句もあって、有名なジャズのスタダードの「Avalon」の歌詞なんかにも出て来ますナ。
そんなタイトルの映画もあった。
で、「dusk」と同じ意味で「crepsucule(クレプスキュール)」という言葉がある。
ナンカ響きステキじゃない?…「クレプスキュール」なんて。
コレはフランス語なの。
ジャズの巨人、セロニアス・モンクに「Crepuscule with Nellie(たそがれのネリー)」というバラードがあって、私はこの曲でこの言葉の存在を知った。
「暗がり」といえば、夕食をごちそうになりに白人の家に行ったりすると、部屋の照明がものすごく暗くてイライラすることがある。
アレは、白色人種は我々黄色人種とは目の作りが異なっていて、虹彩の色が薄いため連中は暗がりでもモノがよく見えるらしい。
「夜目(やめ)がきく」っていうヤツ。
我々だって決してビタミンAが不足しているワケではないのだが、アレはツラいな。
反対に明るい場所では、目に入っている光の量が多すぎるために連中にはサングラスが不可欠となる。
ダグラス・マッカーサーもバイデンも決してカッコをつけてサングラスをかけているワケではないらしい。
そのように暗がりが得意なのか、はたまた敏感なのか、英語には「薄暗い」というような意味を表現する言葉がたくさんあって、「dark」、「dim」、「twilight」、「dusky」、「gloomy」…と枚挙にいとまがない。
「obscure(オブスキュア)」なんてもあるな。
かつてイギリスには同名のレコード・レーベルもあった。
で、この「obscure」という単語は動詞になると「覆い隠す」とか「見えなくする」という意味になる。
さらにコレに「主義」を意味する接尾辞の「-ism」を付けると「obscurantism(オブスキュランティズム)」、すなわち「蒙昧主義」という意味になり「問題を明るみにすることを妨げる態度」のことを示す。
コレは大変に危険な振る舞いです。
だから中国では意味を一歩進めてこの言葉には「愚民化政策」という訳語を充てるらしい。
自分の愚民さを棚に上げて言うのもナンだが、日本は今、その政策の最後の段階に入ってしまった感がありはしまいか?
その次に愚民を待っているのは「戦争」ですよ。
脱線終わり。
  
照明が落とされ、ステージはまさにその「Moonlight Dusk」の風情。
曲は前曲とガラリと変わってのシットリ・ナンバー。10洋楽テイストタップリのメロディをYamaさんが情感を込めて歌う。
この歌のパート、日本語ではムリでしょうね。
英語詞だからこそ実現できる作品だ。
30v当意即妙にそのメロディに絡みつく大谷さんのボリューム奏法のギター。20vこうしたドッシリと腰を落ち着けて演奏するようなナンバーにも的確に対応する鉄壁のリズム隊。
ベースのGenkiさんと…   50vドラムスの正田さん。60v比較的スローなテンポとはいえ、そこはSEVENTH SONのこと、やっぱりスケールが雄大だ!
80このあたりで「泣き」のギター・ソロが出て来て欲しいところ。
S41a0030そしたらチャンと出て来た!
真空管アンプならではの極太のギター・サウンドで歌いまくった大谷さん。70vそして、曲は小林さんのピアノでしめやかに幕を下ろす。
この曲も3分チョット。
すこぶるまとめ上手なチームだ。
40v「ありがとうございます。
来年…まだ発表できないんだけど、すっごいことを発表します。
思わせ、匂わせ…そんなことをやっているとバレちゃうんだよね!
最近SNSとかでオレとGenkiさんが匂わせちゃった!」
210v「チャンと発表出来る時が来たらよろしくお願いします!
それまで楽しみに待っていてください。
次の曲も大事な曲です」
90正田さんの強力なロック・ビート(最近は「エイト・ビート」とか「フォー・ビート」とかいう言葉をなるべく使わないようにしています)ドラムスからスタートしたのは「Core」。0r4a0256 シンプルなリフを携えたヘヴィなアンサンブル。120大谷さんのアルペジオが出て来たと思ったら…140いきなり和風なテイストに早変わり。
イタリアン・プログレみたいでいいんだよナァ~、こういうところが!
ちなみに私が一番好きなプログレッシブ・ロック・バンドはAreaです。S41a0121 3分弱の「Core」からそのまま続けて演奏したのは「Insane」。
この2曲は「組曲」のような編成になっているのかな?160_is大谷さんが弾くギター・リフが「Core」で創造した世界を狂ったように(insane)引き裂いて曲がスタートする。170vクリスタル・クリーンのアルペジオから狂犬の牙のような激しいディストーション・サウンドまで、幅広い大谷さんのギター・プレイを完璧にサポートするのはJCM800 2203と1960Aのハーフ・スタック。
やっぱり真空管アンプの出す音は素晴らしい。
ことロックという音楽に関しては、「真空管」がこの世にあるウチは真空管アンプでギターを鳴らすべきだ。
真空管アンプを使わないのは、まだ新鮮な肉や魚が手に入るのに昆虫食を食らうようなもんだぜ。
そんなの虫しか食べるモノがなくなった時に口にすればいいじゃないか!
Marshallの真空管アンプを愛用する大谷さんは新鮮な食材で作った料理のフルコースを食べていることは他ならないんですわ。
180vさて「Insane」、疾駆するリズム隊の2人の…
230バツグンのコンビネーションが…
240Yamaさんの伸びやかな声とベストマッチしていて、聴いていて実に気持ちがいい!S41a0060「♪Insane」、Yamaさん大絶唱!
190小林さんのオルガン・ソロに続いて…
220v転調した次のパートは拍子が3/4に変化してのギター・ソロ。
200v様々な展開を見せた曲を締めくくったのは、これまた壮大にしてトリッキーなキメ!0r4a0199 次で最後の曲…エエエエ~!
SEVENTH SONのステージを締めくくったのは「Scars of Storm」。250_ssギター・リフを身体前身で浴びて…260v両手を広げながらひざまずき、あたかも何かに祈りを捧げているかのようなYamaさん!270vそしてYamaさんが立ち上がると…
310キタキタキタキタ~!
290v凄まじいシンフォニック・パートに突入。300v続いて大谷さんがミュートをしながら提示する主題のフレーズのひとつは…ん、ナンだコリャ?
譜面に書くとすると…7/8+4/8+7/8+3/8+7/8+4/8+7/8+5/8拍子ぐらいになるのかな?
私は世代が違うので、リスナーとしてDream Theaterの音楽に接することは全くないのだが、昔教則ビデオの監修の仕事をしていた時にマイク・ポートノイのビデオでこういうのがあったのを覚えている。
変拍子の分子が減っていって、また元に戻っていく…みたいな。
こうして書くといかにも複雑なんだけど、聴いてみるとすごく自然。
変拍子の曲ってコレが大切なんだよね。
ちなみにこのバンドは変拍子のパートが少なかったのが意外だった。
0r4a0149
そしてまたシンフォニックなパートに。
こういうのタマらんね。280v複雑極まりない器楽パートに対してYamaさんの歌はいたってメロディアスだ。320そうしてソロあり、アンサンブルありでSEVENTH SONの魅力を存分に発揮しながら、5人が一丸となってエンディングに向かっていった。
360v 
350 
340v  330イヤ~、オモシロかった。
今回演奏したレパートリーのほとんが新曲というのも素晴らしい。
ブルースのように「魂一発」、「コード進行一発」という音楽もいいけれど、SEVENTH SONのような音楽はやっぱり作るのが大変でね。
何が大変かというと、メロディですよ。
いいメロディをたくさん作らなければ曲が成立しない。
ナンダカンダ言っても音楽ってメロディですからね。
「プログレッシブ・ロック」とかナントカ、音楽のジャンルはさておいて、今どこを切っても同じような音楽やピロピロ・ギターしかない日本のロック界にあって、こういうバンドが元気に活動してくれていることは本当にうれしい限りだ。
エンターテインメントというのは「アレもあるけど、コレもある」という状態を保っていかないと絶対に発展していかないのだ。
370vさて、明日になってしまったが、巣鴨の獅子王で開催される『Laugh and Grow Fat』にSEVENTH SONが登場する。
『笑う門には福来る』…おめでたいイベントだ。
ゼヒ、SEVENTH SONだけの音楽世界をお楽しみあれ!
Cco ガンバレSEVENTH SON!
 
SEVENTH SONの詳しい情報はコチラ⇒SEVENTH SON Official Website

380

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200 (一部敬称略 2022年12月16日 目黒LIVE STATIONにて撮影)

2023年1月26日 (木)

Legend of Rock~SEVENTH SON初登場!<前編>

 
以前からお誘いを頂いていたのだが、どうしても毎回都合がつかずお邪魔できていなかったのがSEVENTH SONのライブ。
とうとうそのステージを拝見することができた。
それは12月中旬に開催された『LEGEND OF ROCK』という4バンドが出演したイベント。
実はこの日、またしても先約があって都合が悪かったのだが、直前になってSEVENTH SONの出演時間が大幅に変更となったため、目黒と渋谷のダブル・ヘッダーを組んでそのステージに接することに成功した。
そんなスケジュールだったため、SEVENTH SONだけしか観ることができなかったが、お邪魔してみると出演者に知り合いが多く短い時間ではあったけどとても楽しかった。10v出演順が変わってSEVENTH SONはトップでステージに上がった。
美しいギターのアルペジオでスタート。20そこにバンド・アンサンブルが加わる。
ドワ~、スケールがデカい!
ワーグナーの歌劇のようだ。
曲は「Welcome」。30ベースのGenki。50v_2ドラムスは正田泰(しょうだたい)。
60v おお~!まさに私好みの展開。
キーボーズの小林拓雄が弾くオルガンで場面がガラリと変わり…70v_2ドライブ感たっぷりの大谷保泉(やすもと)のチャンクに猛烈な勢いを得て曲が滑り出す。
※チャンク:右の手のひらでミュートをして細かく低音源を刻むこと。ハードロックでよくやつヤツね。
80vプログレッシブ・ロックで育った私はこういうサウンドが大好きなんですわ。
そしてボーカルズが加わる。90_2「♪Welcome to the new world
I'm sure you'll be there
You should be someone else」
SEVENTH SONの「声」はYama。100v_2やっぱりスケールが大きいわ~!
こうして、壮大なる「歓迎の歌」でSEVENTH SONのショウはスタートした。110大谷さんはMarshall。120vこの日も自前のJCM800 2203を持ち込んでくれた。
大谷さんも真空管サウンドの優位性の十二分に認識してくださっている方。
世の中、こういうギタリストばかりだったらギター・ソロはなくならずに済んだのかも知れんな。130v_2見よ!
コレが大谷さんの足元のようす。
昔、評論家の竹村健一が手帳を見せて「私、コレだけでやってますがな」みたいなテレビCMが盛んに流れていたが、まさにアレである。
コレだけでやってんの。
SEVENTH SONのような音楽を演っているギタリストの足元には到底見えない。
普通の感覚だとタタミ1畳ほどのペダル・ボードがあってもおかしくないイメージでしょう?
大谷さんによると、アンプが作り出すのサウンドの可能性を引き出すことに重点を置いているのだ。
140_2この日、デビューしたドラム・キットのツーバスが炸裂する「Blaze of Revenge」。
実はSEVENTH SONとの接点を作ってくれたのは正田さんなのだ。
この場をお借りして深く御礼申し上げます。
130_bor豪放に鳴り響くGenkiさんのさんの低音に乗っかってくるのは…150一度聴いたら忘れられない印象的な歌のメロディ。
Yamaさんの声はMarshallのクリーン・トーンだな。
何しろ歪まずにがよく抜ける!
やっぱり肉声でもギターでもクリーンはサウンドってのは強力だな。S41a0195この曲もスケールも生半可ではなくデカイぞ!
この音世界をストレッチするカギのひとつは小林さんのキーボーズ。
ストリングスが分厚い!
無闇にメロトロンを入れたりしないところがいい。
ロックの場合、鍵盤勝者いてもあんまり意味がないようなアレンジをするバンドをタマに見かけるが、このチームはキーボーズがフル活用されている。180 そして、ギター・ソロ。190_2耳なじみのあるフレーズをバランスよくコンパクトにまとめる。
決してダラダラ弾かないソロ。200v_23/4に拍子が変化し、アンサンブルが盛り上がったところでスポンとカットアウト。
え?…意外なエンディング。
0r4a0038 「SEVENTH SONです…よろしくお願いします!
今聴いてもらった『Blaze of Revenge』という曲はですね、すごく尊敬する師匠を持つある1人の青年がいるんですが、その師匠がいろんな讒言とかウソで吊るし上げて殺されてしまうんですね。
そして、その師匠の仇討ちをするために立ち上がる…という曲なんです。
ま、素晴らしい青年なんですけれども。
今の世の中、本当に嘘とかそうした讒言とかが多いけど、真実を見抜く目を養っていきたいな…と思っています」
220「次の曲は、男って本当に情けないという曲。
ア~、オレのせいにしないで欲しい。
側にいて欲しい。
でも、崩れる時は崩れてしまう…そんな曲を聞いてください」
S41a0211再び大谷さんのアルペジオから…240vヘヴィなアンサンブルへ。
曲は「Tell Me Why」。
230_tmwGenkiさんのベースがモノスゴイ低いとことで鳴っていて気持ちがいい!250v歌のメロディがとても魅力的。260v_2意表をついてロマンチックなアコーステック・ピアノがかぶさって来る!270v_2中間部で第2の主題とも言うべきとても耳馴染みのよいメロディがギターで提示される。280そして、曲は激しいギター・ソロで締めくくられる。
このソロが先の第2の主題と対をなしているワケだな。
第2の主題がこのソロの伏線となっていると言ってもいいのかも知れない。
290v_2雰囲気は一変して大谷さんがハード極まりないリフを奏でるのは「Unite」。300v_un泣く子も黙るハード・ドライビング・ナンバー。
Yamaさんの歌が冴えわたる!350v新しいドラム・キットを早くも自家薬籠中のモノにしたかのような正田さんの颯爽としたドラミング。360ココでもアコースティック・ピアノのサウンド。
シンセでないだけに新鮮に響く!370v_2拍子が変わって5/4。
ハードにドライブするリズムに乗ってシャープなソロを聴かせてくれる大谷さん!
やっぱり、音ヌケがよいので説得力が違うね。
真空管アンプの力の見せどころ!380_2ベースのピックアップ・ソロもスリリングだ!
S41a0183曲はYamaさんの絶唱でエンディングを迎える。S41a0039アウトロなし。
普通、ゴチャゴチャとくっ付けたくなるもんですよ。
それをYamaさんの歌い切りで終わらせちゃう。
このチームは破天荒にスケールの大きな曲を、短い尺の中にコンパクトに押し込んでしまうところがスゴイな。
この手の音楽ってアレもコレもとダラダラと長くなっちゃうもんですよ。
音楽って長くて大げさな曲より短かくてシンプルな曲を作る方がはるかにムズカシイですからね。
SEVENTH SONはこのバランスがオモシロい。
 
SEVENTH SONの詳しい情報はコチラ⇒SEVENTH SON Official Website0r4a0030<後編>につづく
 

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2023年1月24日 (火)

直訳ロッカー 王様『深紫研究会ライヴ 』<後編>

 
休憩が終わり『深紫研究会』の第2部がスタート。
「お待たせしました~!
恒例の…どっから見てもリッチー・ブラックモア!
コレは2,000円…密林で買いました。
リボンが紫色だったので、『あ、コレいいな~!」』と思って。
形状記憶合金が入っているから持ち運びもラクです。
『歌うリッチー・ブラックモア』なんて珍しいですからね」
Img_4536 王様!『ディープ・パープル研究会』だからリッチーはいいけど、お召し物が普通の黒いジャージですやん!
再度グッズの話。
リョータくんのTシャツは後ろ見頃の下の方にデザインが入っている…という話から。
「じゃ、王様が着たらそのデザインは見えないナ…Tシャツはジーンズにインしちゃうから。
寝巻とかもインしちゃうからね。今日は珍しくインしていないけど」Img_4407 「寝巻もインしちゃうんですか?」とリョータくんがビックリしていたけど、するでしょ?
私なんかもパジャマの上は全てインしますよ。
お腹がスース―しちゃうもん。
冬の寒い時は下着をパンツにイン。
そして、パジャマの上を下にイン。
二重構造の完全防備です。
リョータくんね、ひとつ教えといてやろう。
私も若い頃は夏がキライで、冬の寒さなんて全然ヘッチャラだった。
アナタの世代だと「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」って言うのかな?
ところが…だ。
歳を取って冬になると、夏の暑さがナント恋しいことよ!
も~、寒さがツライ。
だからパジャマの上はインだ。
女性がよく言う「足首が冷える」なんて感覚を初めて知りましたよ。
あと、ラーメンが食べられなくなるからね…しょっぱくて。
Img_4141 「それじゃ『紫の肖像』へ移りましょう…『オレの彼女は東京出身』。
この曲に関してもイアン・ギラン先生に突撃インタビューしましてね…『本当にそういう女性がいたんですか?』って訊いたら『ああ、オマエの想像に任せるよ』」ってはぐらかされちゃった。
さっそくいってみよ~!」Img_4404 私は中学生の頃ハードロックをひと通り聴いた後、すぐにプログレッシブ・ロックに移っていったので、ディープ・パープルをそう熱心に聴いた方ではない。
しかし後年、またチョット聴き直してみてダントツで良かったアルバムが『紫の肖像』だった。
リッチー・ブラックモア命のCONCERTO MOONの島紀史さんがよく言うんだけど、ディープ・パープルは「Fireball」を除いた『ファイヤーボール』、「Woman from Tokyo」を除いた『紫の肖像』が一番いい。って。
ケーキは谷中の「イナムラショウゾウ」が一番おいしいんだけどね。
私は「Woman from Tokyo」も好きなので、やっぱり私のディープ・パープルのベストはやっぱり『紫の肖像』なのだ。
そうそう、このアルバムに収録されている「Mary Long」とアン・ルイスの関係ね…以前、このことを昨年亡くなった大谷令文さんに話したことがあったが、「おおホンマや!気ィつかんかった!」とすごく驚いていらしたのを思い出す。
 
ま、自分の好きなアルバムということで、私の研究成果もひとつ…。
この『紫の肖像』の原題は『Who Do We Think We Are』。
すなわち「オレたちは自分たちのことをナニ様だと思ってやがるんだ?」。
ヘンでしょこんなタイトル。
どういうことかと思って調べてみると、このアルバムのアートワークのクレジットはジョン・コレッタとロジャー・グローバーになっているけど、元々は異なるデザインだった。
イアン・ペイスの説明によれば、それは新聞に掲載されたバンドに対する評価の記事のスクラップを束ねたような意匠で、否定的な記事のいくつかは「Who do Deep Purple think they are(ディープ・パープルってのは自分たちのことをナニ様だと思っているんだ?)」だった。
それをアルバムのタイトルに引用したそうだ。
つまり、イヤミですな。
コレを王様がやると大変スンナリいく。
「Who Osama think he is(王様ってのは一体自分を「ナニ様」だと思っているんだ?)」
「王様」です。5202はい、第2部のオープナーは「オレの彼女は東京出身」。
ドラムスでスタート。
乙部さんもお召し替えをしての登場だ。Img_4734_2王様のリフが重なって…20vリョータくんの弾く「ぺ」が組みこまれる。
このアレンジって昔からヘンだと思っているんだけど、どうなんだろう?30vでも曲はカッコいい。
初期に発売されたレコードには「Tokyo」が「Tokayo」と間違えたままプリントされたそうだ。
1973年…世界の一等国のイギリスから見た日本なんてその程度のモノだったのかな~?
明治維新まで仕組んだクセに。
もっとも前作では『Made in Japan』なんてタイトルにしたぐらいだもんね。
コレは「粗悪品」という意味だもん。
ま、「ところがその内容が素晴らしい」というシャレなんだけど。40「♪オレの彼女は東京出身~」
実にわかりやすい!50vココからMKIIIコーナー。
「さぁ、激しい曲いきますよ~。
『紫の炎』いっちゃいます。
『紫の炎Tシャツ』も作りたいですネェ…でもユニコーンがやっちゃったからね。
王様の顔がドロドロに溶けてんの…はじめっから溶けてるか?」
Img_4608「ところで、今年の年賀状のデザインは衝撃的でしたね!」Img_4268_2それは2月1日にココ、シルバーエレファントで開催する『レッド・ツェッペリン研究会』の告知にも使用されている『聖なる館』を引用したもの。
後ろの方の子供の顔が乙部さんとリョータくんになってる。

Lz_2このアートワーク、ヒプノシスはベルファストの北にある「Giants Causeway(ジャイアンツ・コーズウェイ)」をデザインに採用した。
行ってみたいような気もするけど、何しろアイルランド島の北端だからね。
昔、Marshallに勤めていた女性がココへ行ったんだけど、やっぱり現地イギリスの人でも滅多に行くことはないようなことを言っていた。Sg2おなじみのあのリフを奏でる王様。60v_bnそして熱唱!70その真後ろで容赦なく暴れまくる乙部さん!Img_4619また熱唱!90乙部さん、爆発!Img_4737「♪燃えろ~」100ギター・ソロも完璧!120vキーボーズのソロはリョータくん。
130vそりゃそのまま完全コピーはムリにしても、ポイントを上手に押さえていて、ジョン・ロードがベースを弾いたらこんな感じか?みたいな?
ジョン・ロードって1度だけ見かけたけことがあるけど、白いスーツに身を包んでカッコよかったナ。140私の研究発表第2弾。
ファンの皆さんには申し訳ないけど、この曲は耳にデカいタコができてましてな。
ロックではコレ、ジャズ/フュージョンでは「Spain」、クラシックでは「カルミラ・ブラーナ」。
もう飽きた。
で、ナゼこんなに「Burn」に飽きたのか…。
そりゃ一番の理由はアチコチでやたらと演奏されるからなんだけど、大分前にそのカギがリフにあることに気づいた。
弾きすぎ。
で、実際に数えてみると、曲の中でリッチーはこの4小節のリフを22回弾いてる。
〆て88小節。
コレが時間にするとどうなるか…4小節が約6秒だから全長としては132秒。
いいですか~。
この曲の長さは6:04だから秒に引き直すと364秒。
するとリフが曲に占める割合は132/364秒となる。
ナントこの曲は、3割以上がこの4小節のリフで構成されているというワケ。
そんだけ聞かされたら、いくらカッコいい名リフでも飽きるわナァ。
第2弾の研究結果報告は以上。Bn2 「この曲は人が歌ってんのにドラムが後ろでメチャクチャ叩いているからね。
『邪魔すんな~!』みたいなね。
アンサンブルを覆す…『歌の曲じゃねぇんだ!私の曲です!』みたいなね」
でも、コレ最後のコーラスのイアン・ペイスは明らかにおかしいと思う。
遠慮しているとも思えないし…暴れるのをウッカリ忘れちゃったんでしょうね。90r4a0234 「次も忙しい曲で、『Lay Down, Stay Down』ね。
王様の訳は『横になれ、泊っていけや』。
『おうナンだ?飲み過ぎた?そうか、そんじゃ泊っていけや!』みたいにねッ」
会場大爆笑!
「リョータくんが若い」という話から…「いいナァ、まだ60年ぐらい生きるワケでしょう。
王様なんかあと10年チョットだゼ~。
いつポックリいくかわからない。
生きているウチにできるだけオモシロイことしようというねッ。
奥さんがいるのに『今夜泊っていけよ』というスケベ男の歌」Img_4546ホントは違うんですよ!
「stay down」という句動詞は「ジッとしている」という意味ですからね。
ちなみに「lay」とか「lie」の周辺は大変厄介でしてね。
「lay」は「横たえる」という他動詞で、自動詞になると「卵を産む」という意味になって、「lay-laid-laid」と不規則変化する。
一方、「横たわる」という自動詞は「lie」で、「lie-lay-lain」と不規則変化する。
おなじみの「ウソ」も「lie」だけど、コレは全然ヨソの言葉。
…と、タマにこうやってまとめてナントカ覚えようとしているけど全然覚えられない。
だから多分「lay down」は「横になる」のではなくて、「横にしておく」…つまり「放っておく」という意味だと思う。
もちろん「横になれ、泊っていけや」の方が好きなんだけどね。
だから「Lay Down, Stay Down」というのは、「厄介なことは放っておいて、ジッとしてろ」…みたいな意味なのではなかろうか?
以上、私の研究結果の第3弾。150_ldsdこの曲でも歌にギターに大活躍の王様。
そりゃ王様のライブなんだから当たり前か…。
でも王様の熱演で昔聴いた曲を見直したりするからね。
なるほど、コレもこんなにカッコいい曲だったのね。170そう思わせてくれるのもこの2人の完璧なサポートあっての話。180余計なモノが何ひとつない、実にいいアンサンブル!Img_4560心は形を求め、形は心をすすめる(仏壇の三善堂のキャッチコピー。元は仏教の説話)…こうして真剣に眺めていると、何だか王様がリッチーに見えて来たな。
Marshallと1961年のストラトキャスターのコンビネーションがいいのか、実際に音がいいのよ。
枯れてて。
それこそ王様が熱心に弾き方を研究したんだろうけどね、音色もすごく似ているように聞こえて来た!200vこの日の王様はJCM900 4100と1960Aを使用。
チャンネルは終始歪みの方。210vカバーデイルには見えないのは仕方ない。Img_4437 私、中野サンプラザの楽屋でカバーデイルに肩をモミモミされたことがあんのよ。
後ろからいきなり「ヘイ、ブラザ~!」とモミモミ!ってされて、振り返ったらそれがデヴィッド・カバーデイルでかなりビックリした。
そんな人なの、あの人。
グレン・ヒューズはNAMMとMarshallの50周年で2度ほどご一緒させて頂いた。
変わったところでは、ニック・シンパ―にも会ったことがあるの。
2012年のジム・マーシャルのお別れの会に来ていて、もちろん顔はわからなかったんだけど、Marshallの友達が教えてくれた。
ところで、Marshallの工場のミュージアムではこんなピクチャー・フレイムのキャビネットを収蔵している。
コレは実際にイアン・ギランが使っていたものらしい。
昔、Marshallはギター・アンプだけでなく、ベースやキーボード・アンプはもちろん、PA設備まで作っていた。
そして、ディープ・パープルはそれらの商品をPRするMarshallのデモ・バンドだったんだよ。Img_8009 「次は王様がワリと聴いていないアルバム…批判を承知で仕上げました。
『Stormbringer』…『嵐を持ってくる人』ね。
王様の世代ではもう…『変身忍者嵐参上!』ですからね。
昔、そういうのがいたんだよ」
あったあった。
『快傑ライオン丸』とかね。
しかし、子供ってのはナンだってあんなに変身が好きかネェ。
変身といえば、地方のライブハウスでは控室がなく、宿泊するホテルの自室で「王様装束」に着替えてその格好で街中を歩くことが時折あるのだそうだ。Img_4411「最近イヤだったのはね、そうやって王様の格好をして街を歩いていくでしょ?
すると『王様ですか?サインしてください』って色紙を持って待っているヤツがいるんだよ。
王様のカッコしているんだからわかるだろうにねッ。
そういうヤツがライブに来るんならいいんだけど、絶対に来ないんだよ。
で、そのサインをどうするかって言うと、売るつもりなんだゼ。
そういうのがいるんだよ!」
さすが王様ですナァ。
そういえば、2人で大分の日田のライブハウスに行ったことがありましたネェ。
あの時は私もステージに上がってMarshallの話をしたっけ。
お客さんが完全に出来上がっちゃってて、スゴイ騒ぎだった。
日田市役所の前にあった安いうどん屋…殺人的に美味しかったナ。Img_4608 …ということで「嵐を持ってくる人」。
王様のMCじゃないけど、確かに「このアルバムが一番!」という人に会ったことがないナァ。
でも研究会だからチャンとこのアルバムからも1曲取り上げた律儀な王様。220_sbしかし、こういうカッコいいリフで作るロックってのはいいもんだね。230v私の「ロック」という音楽の定義のひとつは、「リフとギター・ソロがあること」なんだけど、もう若い人には「ナンのコッチャ」ですわ。
そういう若い人にもこういうライブに足を運んでもらって、笑っているウチに「いつの間にかディープ・パープル・ファン」なんてことになるといいんだけどね…ならんな。Img_4735_2「次は本当に王様の自己満足。
この格好をしていて演るのか?的なねッ…つまりリッチーの曲じゃない!
私が大好きな第4期の『Come Taste the Band』!
来て、バンドを味わって…アレ、ジャケットがもうチョット違っていたらヨカッタのにネェ。
どうなんだろうね~?
ボズ・スキャッグスの世界に行ってしまったみたいな」
Img_4404「まさにアメリカ人のトミー・ボーリンという恐ろしいギタリストが加入したワケだ!
ジェフ・ベックより先にフュージョンの方に行ってた人だからね。
この格好だけどトミーボーリンに挑戦させてもらいます」Img_4541 研究会もMK IVに突入!
曲は「This Time Around」。
250_ttaただでさえグレン・ヒューズ色の濃いこのアルバムにあって、最もグレンの良いところが出た曲ではなかろうか?
とてもいい曲だと思う。
260v乙部さんのドラムスから…Img_4617ヘヴィな3連のグルーヴに。280v曲はそのままインストの「Owed to 'G'」。
コレはいいよね~。290v毎年開催されるとあるライブで故・大谷令文さんが毎回弾いていたのを思い出す。
王様がMCで説明していたけど、タイトルの「G」はグレン・ヒューズのことだとか。
コレ、「オード・トゥ・ジー」って「Ode to 'G'」かと思っていたら違うのね?
「ode」とは叙事詩とか、そんな意味なんだけど、この曲の「オウド」は「owed」だった。
「owe(オウ)」って珍しい単語で、日本語と意味が同じなんだよ。
つまり「owe」って「負う」という意味なの。
これと似たパターンに「summon(サモン)」という単語がある。
コレは日本語でも「査問する」という意味。
「can」なんかもそうだね。
 
選曲、演奏ともにバッチリの場面でした!
300ココで私の研究結果第4弾。
『Come Taste the Band』というタイトルについて。
コレはシャレなんですかね?
後にボブ・フォッシー監督、ライザ・ミネリの主演で映画にもなったけど、1966年のブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』のタイトル・チューンにこういう歌詞が出て来る。
 
Come taste the wine, come hear the band, come blow your horn, Start celebrating, Right this way your table's waiting(お酒を味わいに来て!バンドを聴きに来て!自慢話を聞かせて!さあお祝いをしましょう。こちらへどうぞ、テーブルがアナタを待ってますよ!)」
 
コレから『Come Taste the Band』というのが出て来たのではないか?…とズッと私は思って来たんだけど、どうなんだろう?
水商売の一種の決まり文句ということなのかも知れない。
で、この『キャバレー』にはタイトル曲意外にも有名なキラー・チューンがあって、曲名が「Maybe This Time」という。
映画でのライザ・ミネリの歌は鳥肌が出るほどカッコいい。
なんかこの曲のタイトルも「This Time Around」を連想させない?
研究結果第4弾、発表終わり。
250v_pos「さぁそれじゃ~、次の曲で最後です」
客席からエエエエエ!
すると…
「もちろんアンコールは用意しています。
次の曲が終わったら『アンコール、アンコール』と手拍子をして頂くと出て来ます。
最後にスゴイ事件が待っていますからね。
ゼヒ、アンコールよろしくお願いします」
と、森のこびとのアナウンスがあった。
Img_4546本編最後!
王様が中学1年生でギターを初めて、中学2年の時の文化祭でコレを弾いてスターになったという曲…『高速道路の星』。310_hs「♪オレ~の車にゃ誰も」
コレと「♪寒い国からやって来た」は覚えちゃったよ!

Img_4661 オハコ中のオハコ。
あまりにも完璧なパフォーマンス!Img_4576 見せ場もタップリ!
340そういえば「♪あーでもない、こーでもない」がなくなっていたな。 350リョータくんの超絶キーボード・ソロ!360v乙部さんがどこまでもドライブ!
高速道路だから。Img_4737_2「♪高速道路の星~」
ああ、タップリ楽しんだ~!
380vそして、アンコール。
385「アンコール、アンコール!」386「アンコール、アンコール!」
アンコールに応えて舞台にせり上がってきた3人。
うれしいな…まだコレをやってくれていたのね?400「ありがとう!まさかアンコールが来ると思っていなかったので何の準備もしていなかったよ!
今日は熱いお客さんが多くて…。
ありがとうございます。
それじゃ最後に恒例の研究発表。
最後はディープ・パープルで最も有名な『Smoke on the Water』。
王様も長年、毎日同じことをやっていると新鮮なアレンジで演りたくなってしまうワケでして…」

Img_4539 …とコレまでに取り組んだスペシャルアレンジの「Smoke on the Water」を披露。
まずは四畳半フォーク・バージョン。
「それでは暗すぎる」ということで、次にブラジル人気質を取り入れて「スモーク・オン・ザ・ボサノバ」を完成させた。
そして、今回は…。Img_4703「熱心なディープ・パープル・ファンはココまでの時点で石を投げたくなってしまうと思いますが、今回のは生卵を投げられても仕方ないかな?と!
それでは乙部さんお願いします!」Img_4665 乙部さんの叩くシャープなドラム・フィルかから…Img_4735こんな感じ。430配信をしていたのでココで隠しても意味がないけど、ナニをやったのかは実際に王様のライブに来て確かめてください。440気を取り直して「湖上の煙」。450_sow「♪オレたちゃモントルーに行った~」、コレも定番中の定番!490リョータくんのソロも炸裂!510ね、なんだかリッチーに見えてきたでしょ?
520 見せ場もタップリ用意して…530「♪タンスタタン タタンタ肉布団」540v「♪ジャジャン」550「どうもありがとうございました!」560あ~、オモシロかった!
2月1日の『レッド・ツェッペリン研究会』に乞うご期待!
 

王様の詳しい情報はコチラ⇒王様のRock 'n' Roll TOWN

Lz

☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆

今日はディープ・パープル・ネタですが、シン・リジーがお好きな方はゼヒこちらもチェック!
フィル・リノットの魂を受け継ぐGRAND SLAM。
 
<Gone Are the Days>

Marshall Recordsから『Kiss the Sky』絶賛発売中!7171766_grandslam_hittheground_615xMarshall Music Store Japanでお買い上げのお客様にはMarshall特製スクエア・ロゴ・ステッカーを3枚プレゼント!
 
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200 (一部敬称略 2023年1月18日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)

2023年1月23日 (月)

直訳ロッカー 王様『深紫研究会ライヴ 』<前編>~王様と私

 
久しぶりの吉祥寺。
せっかく来たので駅の近くの「ハーモニカ横丁」の中にある「みんみん」に寄った。
餃子とあさりチャーハンで知られる同店は敬愛する吉村昭先生の評価も高く、時間によっては長い行列ができることも珍しくないのだが、この時は3組ほどの先客があるだけだったのでその後ろに並ぶことにした。
しばらく待っていると、食事を終えた客が店から出て来、我々に次の順番が回って来た。
ところがその後、パタリと客の動きが止まってしまい、かなり待たされることになった。
イライラを募らせていると、ふと入り口のカウンターに座っている若いカップルが目に入った。
考えてみるに、我々が列に並ぶ前からそこで食べていたので、かなり長い時間その席を占有していたことになる。
テーブルの上を見てみると男は餃子定食、女はチャーハンと餃子だ。
酒類はなし。ただ喰うのみ。
男のゴハン茶碗を見ると、もうずいぶん時間が経っているハズなのに、中にはまだ並々と白飯が残っている。
しかもひとつの餃子を20回ぐらいに分けて食べている。
一方、女の方はというと、時折小鳥のひと口よりも少ない分量のチャーハンを箸でつまんでは、それを口に運んでいる。
そして、その都度箸をテーブルに置いてしまうのだ。
しかも、会話の合間にスマホをイジってやがる。
コ、コ、コ、コイツら…!
ココは一流フランス料理店じゃねーんだ!
餃子なんて噛まないで飲め!
も~、ハラが立って、ハラが立って!
これにはお店の人もイヤな顔をしていた。
そして、我々もついに入店に成功し、その若いカップルのとなりに席を陣取った。
ワンタンメン、あさりチャーハンと餃子、それぞれ一つずつをオーダー。
久しぶりでおいしかったのでアッという間に完食。
そして、支払いを済ませて店を出る時に再び隣のカップルに目をやると、ナント…男が最後の餃子に箸をつけ出したところだった。
「近頃の若いモノは…」などと言う気は毛頭ないが、空気は読んでもらいたいと思うよ。
イヤ、何が言いたかったのかと言うと…久しぶりに訪れてみると、あのにぎやかだった「ハーモニカ横丁」がスッカリ閑散としていたのだ。
定休日のせいだったのかも知れないが、通りによってはほとんの店がシャッターを下ろしていて、「テナント募集」という貼り紙をいくつか見かけた。
強力な「コロナの一撃」を目の当たりにしたような気分になった。
  
さて、こちらも久しぶりのシルバーエレファント。
そりゃ吉祥寺に来るほとんどの目的がシルエレなんだから久しぶりなのが当たり前だわな。
そして、もっと久しぶりなのが…王様。
10vどういう風の吹き回しか?…イヤイヤ、そんな「風」は全く吹いてなくて、前々からMarshall Blogで取材をしたいと思っていたのだ。
丁度、一緒に演奏するのが乙部さんとリョータくんということだったのでリョータくんにアレンジをお願いしてお邪魔させて頂くことにした。
出し物はディープ・パープルのワンマン。

20v
あんまり久しぶりなので、以前Marshall Blogにご登場頂いていた頃の記事を調べてみた。
最後は2013年12月18日の『王様+はち王子様+渡辺英KING全国行脚2013』と題したライブだった。
右端がファンキー末吉さん、真ん中が故渡辺英樹さん。
10年前…大変になつかしい。4502_2_3 「王様と私」はと言えば、さらにさかのぼること13年。
2000年、AVTシリーズ発売の際、ジム・マーシャルを招待して「新宿スペースゼロ」で『マーシャル祭り』というイベントを開催した。
この時が初めてだったように記憶している。
写真はその時に来日したプロコル・ハルムのギタリスト、ジェフ・ホワイトホーンと。
王様と私は「白角さん」なんて読んでいたっけ。
後ろの楽屋の芳名表がスゴイ。
「Mr. Marshall」…この時はまだジム・マーシャルがピンピンしていた。
この時から23年も経ったのか…。90その後、『Marshallロードショウ』と称したデモンストレーションを幾度となくお願いした。
人気者の王様のロードショウはどこで演っても毎回たくさんの人が集まった。
「テンポたもつ君」という相棒を連れて、Marshallがあったからこそ生み出されたロックの名曲に高度な直訳詞を乗せて、バツグンのギターテクを披露してくれた。
70懐かしいナァ。
王様の後ろはMODE FOURのフル・スタックだよ。
となると、コレは2003年かな?
王様も若いね…若王様だ。
80v
この「Marshall扇子」も懐かしい。
ジョン・ポール・ジョーンズが来日した時、昔のブリッツでコレを差し上げたらエラくよろこんでくれましてね。
その次にフランクフルトであった時、私はJPJから「扇子の彼」と呼ばれたものでした。
以上が「王様と私」。100そして今!
エルガーの「威風堂々」でまさに意気揚々とステージに姿を現した王様。
「皆さん、こんばんは~!
英語で歌うロックの名曲を日本に翻訳して歌い続けて27年!
伝説の直訳ロッカーの新春深紫研究会ライヴ…最後までよろしくお願いします!」110「配信ライブと言うことで世界中で400万人の人が観ているというねッ!
北は北極、南は南極の越冬隊の皆さんまでがご覧になってますからね~!
南極の皆さん、見てますか~」
私、王様は27年前にディープ・パープルの名曲を日本語に訳して歌って、勢いだけでデビュー!」
Img_4174「ラッキー・パンチ炸裂!
CDがナント…30万枚売れるヒットとなる!」Img_4098「オリコン・チャート第1位獲得!」Img_4106「日本レコード大賞企画賞受賞!」120v「『徹子の部屋』出演!」
130_2「コレぐらいやんなきゃダメだよ、リョータ」Img_4167 「ハイ…イヤ~、スゴイですね~」
リョータくん、全編を通じて完全にツッコミ役に徹しておりました。140v「ライブの時にどんなに速弾きしてもね、後にお客さんに残っているのは、王様の場合は『スゴイ笑ったな』ということだけなんですよ。
お客さんの感想というと『イヤ~王様、スゴいライブでしたよ!こんなに笑ったのは久しぶりですよ!』みたいな。
オレのテクじゃないのかよッ~!?みたいなねッ!
どんなに速弾きしてもお客さんの記憶に残んないんだよね~」
…と今日も楽しくなりそうだ!
Img_4171 さて、演奏のコーナー。
今日は「深紫研究会」ということで、サスガ王様…律儀にMK1のレパートリーでスタート。180曲はもちろん「シ~!」。190vこの日のサポートは…
 
ベース/キーボーズの寺沢リョータ。
エ?…キーボーズ?
そう、リョータくんがベースでジョン・ロードのパートを演奏するという離れワザを見せるのだ。200vドラムスはCARAVERAS、ZEP道楽、THE LOVEROCK VIOLENTの乙部ヒロ。
ボンゾ・エクスパートの乙部さん、今日のお題がディープ・パープルであるにもかかわらず、サウンドチェックではレッド・ツェッペリンばっかりだったとか!
あ、そういえばイアン・ギランのコンガがNATALだったことはよく知られていますが、ジョン・ヘンリー・ボーナムもNATALのパーカッションを使っていたんですよ!210v今日も冴えわたる王様のギター・テク!220v王様はMarshall。
この日はJCM900 4100と1960A。
王様は終始歪みのチャンネルを使っていた。230vコチラはショウを通じて使用した愛器。
1961年製。
ウン、枯れた音がしていた。
恐らくフル・オリジナルでしょう。
王様のステキなところは機材に必要以上にやかましくないところ。
コンデンサーがどうとか…なんてことは絶対におっしゃらない。
以前はMarshallを試奏する時なんかも、前に使った人のセッティングをイジらないでそのまま使っちゃったりしていたからね。
そんな王様の態度には先人へのリスペクトを感じるね。
240v「♪ナ~ナナナ~ナナナ~ナナ~ナ~」とリョータくんのコーラスも加わって完璧な日本語版「Hush」が仕上がった。250ディープ・パープル来日の話。
「スティーブ・モーズの後のギターは誰だっけ?」…王様は自分に声がかかると思っていた。
ところが、目立ちすぎてしまって不採用ということに…残念!
でもね、上の写真で紹介したジェフ・ホワイトホーンは、ポール・コゾフの後任でバック・ストリート・クロウラーに、テリー・スミスの後釜でIFに参加していた名ギタリストで、20年以上前、私に向かって真剣にこう言ったことがあった。
「ディープ・パープルが再結成する時ね、マジでオレに声がかかると思っていたんだよ。ところがあんなアメリカ野郎を採用しやがって!」
スティーブ・モースのことね。
私はこの時「何言ってんの?」とは全く思わず、「スゲエ、この人…『ブリティッシュ・ロック』というディープ・パープルと同じ土俵にいるんだ」とビビってしまった。
ジェフと王様の共通項があることをこのMCで再認識した。
Img_4167_2王様は林家三平のように頭をシモに振って話をしているが、聞き手は100%リョータくん。
とてもいいコンビである。
ベース、キーボーズ、ツッコミ…と、上演中にリョータくんに休むヒマは全くない。Img_4268 「次は『Speed King』…その曲が入っている『岩の中で』のTシャツをリョータが着てますけど…」
王様からこのラシュモア山のアメリカ歴代大統領の彫刻の話があった。
アメリカでは『深紫伝説』のTシャツはあまり着て歩かない方が良いという耳よりな情報も。Img_4176ココで物販の話。
2023年の王様カレンダーはこの日完売。
特設の「屋台村(王様談)」にはバラエティに富んだ王様グッズと…30リョータくんや乙部さんのグッズが並んだ。40グッズと言えば…昔頂いた赤い「王様ピック」は今でもキチンと保管している。
そして、王様のCDね。
お付き合いするようになってからは時折見本盤を頂戴したことがあったが、私はお近づきになる前から何枚か持っていたんだよね。
長野のレンタルCD屋「BIG SPOT」で買ったの。50その時同時に買ったCDがコレ。
アース・ウインド&ファイアの曲を日本語で演るバンドや、有名なギターの演奏を口ずさむ「俺様」とかいう人の企画盤。
『深紫伝説』が1995年、その翌年にはこうした王様のフォロワーが現れ、こんなアイテムが発売されていた。
王様ってスゴイんだよ。
「人がやらないことをやらないとダメ…ジェフ・ベックみたいにね。
ディープ・パープルの歌を日本語で歌ってギター弾いているのは世界中で多分王様だけだよ」とMCでおっしゃっていたけど…まさにその通り。
あ、そうだ…Marshall Blogはオリジナルの音楽をクリエイトしているバンドやアーティストにご登場頂くようにしているが、王様もそのウチのひとりだと考えている。
だって、こうして「直訳ロック」という誰もやらないことをやってのけたオリジネーターだから。60一方、リョータくんの『岩の中』シャツに対して王様は『天国への階段』のインチキTシャツ(王様談)。
コレ、タロットカードに出て来る「隠者(Hermit)」の図柄なんですってね。
私も最近知りました。Img_4180さて「速さの王様」、もちろんギターの独奏パートからスタート。260v_sk乙部さんのドラムスがガツンっと入ると…270vおなじみのリフと歌!280ギター・ソロから…290vリョータくんのキーボード(?)との掛け合い!Img_4721 そして「♪ナ~ナナナナ~」。
そうか!
このパート、中学生で初めて聴いた時、変なメロディだな~と思ったけど、コレは「Land of 1000 Dances(ダンス天国)」からのクォーテーションだったのか!
今、コレを書いていて気がついたわ。
300
1996年にイアン・ギランにインタビューした時の話。
下の写真はイアン・ギランに成り切っているところ。
森進一ではない。
王様が「Speed King」というのはどういう曲か尋ねたところ、イアン・ギランは「偉大なロックの先人へのオマージュだ」的な説明をしてくれたそうで、私も気になっていた「豆ツマめ」の意味も解説してくれた。
コレで「♪ナ~ナナナナ~」のパートもイアン・ギランの説明に符合でするではあるまいか!Img_4255 「次は滅多に演らない曲」と前置きした、同じく『岩の中』から「血吸い人」、ク~!
イヤ~、このリフ、久しぶりに聴いたわ。
でもCONCERTO MOONのノンちゃんが楽屋で弾いてるのを耳にするか。90r4a0066 曲はもちろん『In Rock』収録の「Bloodsucker」ね。Img_4331 「リョータ!」330ディストーション・ベースで暴れまくるリョータくん。Img_4279 王様もバリバリ弾いちゃう!340v後半のキメもバッチリとキマった!
カッコいいな、この曲…日本語だし。360v「コレはどんなことを歌っているんですか?」90r4a0002「イアン・ギランがなぁ………………………吸うんだろうナァ。
『お前の血液が欲しい』っていってるからネェ…オカルト的なのかも知れない。
隠された意味もありそうだけど。
さて、次は戦争反対の曲…コレも『岩の中』からで『時間の中の子供』。
このアルバムが出たのはベトナム戦争の頃だからね、戦争の犠牲になるのはいつも子供、という歌」
という社会的な話題も絡めて「Child in Time」。Img_4171_2イントロのオルガンはギターで再現。370v_cit十分に感情を込めて歌う王様。
400乙部さんの鮮やかなスネアから…390v「♪ア~ア~ア~」へ。420どんな曲でもピッタリと合わせてくるリョータくん。
 
ロックを聴き始めた頃、この曲は長いので苦手だったな。
コレがIt's a Beautiful Dayのパクリだと知った時はちょっとショックだった。
でもカッコよく仕上がったんだからいいじゃないか。
ただのコピーよりははるかに良いでしょう?
そもそもロックはそうやって発展した音楽なんだから。
でも今になってみると、ヴァイオリンが入っていて本家の方がカッコよく思えたりして…。410vそして、ギター・ソロ!430第1部のハイライト!
460v「ギタリスト・王様」の面目躍如たる堂々としたパフォーマンス!
450ご存知の通りMarshall Blogは家内がメモしている記録に基づいて記事を組み立てているんだけど、ディープ・パープルをほとんど知らない家内は後半のパートを指して「水戸黄門」と記していた。
ひと目見てどのパートかがわかる。
ちなみに、あの水戸黄門のオープニングに使われていた「あゝ、人生に涙あり」という曲を作ったのは木下忠司といって、『二十四の瞳』や初代『楢山節考』を作った日本を代表する映画監督、木下恵介の弟なんだよ。90r4a0034「『Machine Head』に行きますよ~。
コレもあんまり演奏しない曲です。
昔、ディープ・パープルが来日してオーケストラと共演した時ね、その時のゲストがロニー・ジェイムス・ディオだったの。
で、イアン・ギランと2人で『Smoke on the Water』を歌ったんですよ。
生きているロニーを見ることができてヨカッタんだけど、その時のコンサートでもこの曲を演ってた」
エ、どの曲だろう?90r4a0040乙部さんの凄まじいフィル!470v_pohカッチョいいドラム・フレーズを耳にしてスパッと「おお、この曲か!」と思い出したいところだったけど、全く記憶になかったのはA面3曲目の「Pictures of Home」。
「故郷の写真」か…。480Spotifyを見てみると、「Smoke on the Water」の1/292と、『Machine Head』に収録されている曲の中で再生回数が群を抜いて少ないが、ナンのナンの、わかりやすくて良い曲ではありませんか?500vギター・ソロもタップリだし!510v「さぁ、いよいよ次の曲で第1部最後です。で、その後はチョット休憩に入ります」
休憩の直前なので物販の紹介。
下は「グッズを買わなきゃ今日は帰れないゾ~」の表情。
もちろんココのMCも大爆笑だった。
Img_4253第1部の最後は「宇宙のトラック野郎」。520_st有名なリフに続いて王様の大熱唱!530v_co乙部さんのドラム・ソロも飛び出した!540vコレでもか!と音数大サービスの内容の濃いソロ。550白熱のドラミングは大きな拍手を浴びた。560vココまでが第1部。
あ~、よく笑った…イヤイヤ、正確に訳された歌詞と完璧なギター・テクも楽しませて頂きました。
第2部も楽しみ!580ところで…
Marshall Blogはいつもこと細かにMCを記録していますが、今回のレポートでは極端に内容を簡略しております。
コレは決して手を抜いているワケではなく、私がグズグズここで文字に起こしているよりも、王様のライブに足を向けて、王様の声で、王様の語り口で、ホンモノの楽しさを体験してもらいたい…というお誘いの気持ちからです。
アレ?
そんなことを言っていたら、こんなのがあった~!
今日は「ディープ・パープル研究会」だけど、来る2月1日にはレッド・ツェッペリンも研究しちゃうってよ~!
 
王様の詳しい情報はコチラ⇒王様のRock 'n' Roll TOWN

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日本が世界に誇るインストゥルメンタル・バンド、D_Drive。

<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

コチラはSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。

<Thmbs Up>

<Begin Again>

Marshall Recordsが世界にリリースするセカンドアルバム『DYNAMOTIVE』絶賛発売中!

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200 (一部敬称略 2023年1月18日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)

2023年1月20日 (金)

極東Pop Culture 3~Wanna another drink? <後編>

 
休憩終わり。
<前編>の最後に紹介した品川の「歴史散歩」はご覧頂けましたか?
見てない?…マァ、そうでしょうネェ。
でも、ご覧頂いた方には東海道五十三次の最初の宿場だった「品川」というエリアにご興味を寄せて頂けたのではないか…と。
そして、「『幕末太陽伝』ってのを観てみようかしらん?」とか、「今度近くまで行ったら『鈴ヶ森刑場跡』っての見てみようか?」な~んて思って頂ければ時間をかけて書いた甲斐があったというモノです。
さて、休憩を終えてSuperb Hop Bandによる『極東Pop Culture 3』の第2部が始まるよ。0r4a0146 第2部のオープナーは「Z・刻をこえて」。
ショボンちゃんのドラム・フィルが曲を導き出す。10v_tkノリの良いロック・ビート・ナンバー。
コレは「ガンダム」?
エ?「機動戦士Zガンダム」だって?…知らんがな!20_2ソリストはピアノのはまださん。
楽器の向きの関係でどうしてお顔を正面から撮影することができなかったけど、音は全部バッチリ聴かせて頂いた!
ガッチリとまとまった美しい旋律のソロはどれもステキだった。
30晴くんのベース…100v佐々木さんのギター…90v_2岩月さんのパーカッション…110v_2そして、ショボンちゃんのドラムスへとソロをつないだ。
皆さん、第2部もSuperb!120v_2ショボンちゃんが使用しているドラム・キットはNATAL。
ショボンちゃんには長いことご愛用頂いている。130_2シェルだけでなくペダルもNATAL。140NATALは1965年に創業したイギリスの老舗パーカッション・ブランド。
世界で初めてチューニングができるボンゴやコンガを開発したメーカー。
ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、Tレックス、サンタナ等のバンドに愛用され、イギリスの打楽器系ミュージシャンの間ではつとに有名だが、残念ながら海外進出をしなかったので日本でその名を知っている人は少ない…イヤ、少なかった。
そのブランドをMarshallが取得し、日本にも輸入され、こうしてショボンちゃんのような有能なドラマーさんたちに愛用されるようになり、今では日本でもNATALを知らないドラマーさんは少なくなった。
ココまで来るのは大変だった!
何しろ10年チョット前に始めた時は、日本でNATALに関係者しているのは私と家内の2人だけだったからね~。
この場をお借りしましてご支援頂いている皆様に心より感謝申し上げます。

NATALドラムの詳しい情報はコチラ⇒日本語版公式ウェブサイト
NATALパーカッションの詳しい情報はコチラ⇒日本語版公式ウェブサイト

9nat マーシャル・コマーシャルは以上!
 
続いては「ゆずれない願い」。
お、コレは知ってる!
直美さんですな。Img_2665 ソロを聴かせてくれたのはテナーサックスの阿部さん。170v_2コレもアニメだったんですか?
『魔法騎士レイアース』のオープニング曲…希土類元素?アレは「レアアース」か。
曲は知っていたけど、アニメの曲だったとは知らなんだ!
田村直美さんもこのMarshall Blogに何度かご登場頂いている。
例えばコチラ。
 ↓ ↓ ↓
【NAONのYAON 2021】vol.5~葛城ユキ、田村直美、小柳ゆき

で、この『NAONのYAON』にはトランペットのひろこちゃんも出演してます!
    ↓     ↓     ↓
【NAONのYAON 2015】 vol.6 : SHOW-YAが〆てグランド・フィナーレ!

Img_2536 セクション全員が普通にサキソフォンを持って演奏したのは「DADDY! DADDY! DO!」。
『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』のオープニング曲。
0r4a0108 アルトの屋嘉さんのソロが炸裂!Img_2789 ロングトーンを交えて譜面台をスッ飛ばすほどの大熱演!
客席から大きな拍手が沸き上がった。
190vそれに呼応するかのような佐々木さんのソロ。
ギター、ガンバレ!200v次の2曲は知ってた!
まずは『うる星やつら』のヤツ…ゴメンなさい、「知ってる」と言ってもアニメを見ていたワケではゼンゼンないんです。
でも、いい曲だと思う。
コレは小林泉美だったっけ?
ASOCAとかフライング・ミミ・バンドなんて知っている人はもう少ないだろうナァ。Img_2685 岩月さんのパーカッションと…220v松木さんのトランペットがフィーチュアされた。230v_2私も知っていたもう1曲は…240_mld葛飾柴又の草だんご屋、「とらや」のさくらちゃんが歌った「さよならはダンスの後に」。
1965年にリリースされて150万枚売ったという大ヒット曲。「レコード大賞作曲賞」受賞。
エ?違う?
9sda 曲は『美少女戦士セーラームーン』から「ムーンライト伝説」。
ウソ…ホントは知ってるの。
ウチの子たちが幼い時に毎週見ていたので覚えちゃった。
「♪ミラクル・ロマンス」というパートを「♪ミラクルのマウス」と歌っていたっけナァ。
今は2人もいいオッサンです。
でも、今回初めて知ったんだけど、コレは「夢はマジョリカセニョリータ」という曲の焼き直しなんですってね。
そして驚いたのが、作曲者が川島だりあさんだっていうじゃん!
FEEL SO BADのボーカルズだった川島だりあさんは何年か前まではMarshall Blogにご登場頂いていました。Img_2730 この曲でフィーチュアされたのはトロンボーンの島田さん。250vそして、再びパーカッション岩月さん…ひとりで何役もこなしてますからね。
オーケストラの打楽器奏者の宿命ね?
運搬もセッティングも大変だしね~。
そこへいくとトランペットなんかは羨ましいよね~。255vだからトランペットの松木さんもマラカスを振って加勢する。260vその松木さんも本職のトランペット・ソロを披露した。Img_2447 その隣りで「盛り上げ」を担当したひろこちゃん。
さすが名手!
我が後輩!Img_2752 ココで篠宮さんのMC。
「とうとう最後の曲になってしまいました。
ここまで無事お届けできたこと、メンバー一同うれしく思っております。
3度目のライブをこうしてお聴きくださってるアナタがいて、私達がいる。
この空間、この時間、ココで終わるはずがないのにどこか儚さを覚えてしまうのはきっと遠い星を眺めるように記憶をたどってしまうからなのかもしれません。
星々をなぞるように振り返るその時、アナタに笑顔をもたらせる記憶が今日この日であったら…。
それが私達の喜びです。
賑やかな明かりが街を彩るこの季節、最後にもう1曲お届けしてお別れです。
またいずれお会いしましょう」
ポエム~!
コレを篠宮さんのカッコいい声でヤラれるからもう最高よ!Img_2630 本編最後の曲は『TIGER & BUNNY』から「オリオンをなぞる」。
コレはUNISON SQUARE GARDENなのね?
昔、Marshall Blogに出てもらったことがあったナァ。270_onこの曲でもテナーの阿部さんをフィーチュア。280v_2そしてピアノのはまださんと…290トロンボーンの島田さんがソロを披露した。Img_2686 「どうもありがとうございました!」
コレにて本編終了。310すると木原さんがマイクを握って…
「One more time!」
ハハ~ン、コレがやりたかったのね?
コレはカウント・ベイシーの「April in Paris」。
アメリカのショウビジネスにはこうしたショウのクリシェみたいのがあって、アル・ジョルソンの「You ain't heard nothing yet!(お楽しみはこれからだ!)」とか、エルヴィス・プレスリーのショウの終演直後のMCだった「Elvis has just left the building!(エルヴィスはもういませんから!)」とか…こういうのはオモシロいね。
このベイシーの「One more time, one more once」というのも至るところで使われている。Img_2384 アンコールは2曲。
まずは『ドラゴンボール』の「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」。0r4a0108_2 コレも知ってる。
アニソン系のロック・コンサート頻出曲。330阿部さんのテナーと…330v_2幸野さんのクラリネット・ソロが飛び出した。340v_2「はい、皆さん、本日は最後までお聴きくださってありがとうございます!
このバンドなんですが、これくらいの人数になってしまうと皆さんに予定を合わせてもらうのが大変でして…。
特に若いのにすごく忙しい人もいるものですから、私がワガママを言って『何とかして予定つけてください!』って言ってお願いするようなものでして。
もうメンバーの皆さんには感謝してもしきれない感じです。
カレコレ3年やってますけれども、一旦休んでしまうと次が無いような感じがしてしまって、それがコワいので続けているようなところもあります。
ゼヒこれからも続けていきたいんですが、1回やるのも結構大変です」350v_2「皆さん、もし我々の演奏が『良かったなぁ~』と思ってくださるようでしたら、SNSとかそうしたところへご意見やご感想などをお寄せください。
それが我々にとって大きな励みになります…よろしくお願いします。
それでは、アンコールぶって予め用意してあったもうひとつの曲を最後にお聴き頂いてお別れしたいと思います。
本日は本当にありがとうございました!」Img_2745_2いいね、こういうのは。
私が普段お邪魔しているところだと「おう、オマエらまだ行けんのかァァァァ!」とかばっかりですからね。
お客さんに向かって何てクチをきくんですか!
一度でいいからお客さんが「イエ、行けませェェェェん!」とレスポンスするところを見てみたい。
さて、控えめなアナウンスからつないだアンコールの2曲目は「めざせ!ポケモンマスター」。360_mom最後の曲でソロを披露してくれたのは…
バリトンサックスの渡辺さん。380vテナーバストロンボーンの志賀さん。390vひろこちゃんは一番後ろでガンガン盛り上げてる!Img_2545 その隣りの隣、トランペットの村上さんと…400v佐々木さんもゴキゲンなソロを聴かせてくれた。410vそして最後まで最高のグルーヴをキープしていたのはショボンちゃんとNATAL!430v_bw「ありがとうございます!」
コレですべてのプログラムが終了したが、拍手が鳴りやまなかったので急遽もう1曲演奏することになった。0r4a0027ナニを演るか…。
予想外の展開の中で選んだ1曲は…今日3曲目の「ブルーウォーター」だった。0r4a0015 「もっと来いや~!」とばかりに観客をアオっての屋嘉さんのソロ!450木原さんの指揮のもと…460ド迫力のトゥッティでショウは幕を下ろした。0r4a0039 「ありがとうございました!」
 
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470 

☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
 
今日のバンドのテーマはアニメ・ミュージック。
『ルパン三世のテーマ』を華麗に弾きこなすMarshallの女性ギタリストYuki。

このYukiちゃんが所属しているのがD_Drive。
日本のアニメやゲームが世界的に浸透している昨今、海外で活躍するバンドも珍しくなくなりましたが、D_Driveはアニメともゲームとも隔絶した自分たちが作った音楽で世界デビューしたバンドです。
今日のライブもインストゥルメンタル。
D_Driveもインストルメンタル。
「インストルメンタル」に何の違いがありましょうや?
是非、D_Driveの世界をご賞味くださいませ。
 
<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

コチラはYukiちゃんがアンバサダーを務めるSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。

<Thmbs Up>

<Begin Again>

Marshall Recordsが世界にリリースするセカンドアルバム『DYNAMOTIVE』絶賛発売中!

9dynaMarshall Music Store Japanでお買い上げのお客様にはMarshall特製スクエア・ロゴ・ステッカーを3枚プレゼント!
 
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9img_9727 

200 (一部敬称略 2022年12月12日 天王洲アイルKIWAにて撮影)

2023年1月19日 (木)

極東Pop Culture 3~Wanna another drink? <前編>

 
Superb Hop Band なるオーケストラの『極東Pop Culture 3』と題したコンサートにお邪魔して来た。
アニメの音楽をジャズのビッグ・バンド・サウンドでお届けする…という趣向。
私の場合、「アニメ」といえば『ひみつのアッコちゃん』や『あしたのジョー』とかの世代ですからね。
一番新しくて『ド根性ガエル』ってとこか?
『花のピュンピュン丸』と『ジャングル黒べえ』は好きだったナァ。
だから今のアニメのことはナニひとつ知りません。
でも、Marshall Blogで何度か触れて来た通り、私は大学の時にジャズのオーケストラ、つまりビッグ・バンドに所属してギターを弾いていたのでこういうライブは大歓迎なのだ。
早くもMarshall Blog2回目の登場となる天王洲アイルの「KIWA」さんからお送りします。10vサキソフォン×4
トロンボーン×2
トランペット×3
リズム隊×5
というフルのビッグ・バンドをほんの少し縮小した編成のオーケストラ。20率いるのはアレンジと指揮を担当する木原塁。
頂戴した名刺の肩書を拝見すると「作・編曲/トランペット」とある。
トランペットで「塁さん」とくれば、ご両親はルイ・アームストロングかルイ・プリマのファンでいらっしゃるに違いない…と思ってご本人にお尋ねしたところ、どうも「アームストロング」の方らしい。
イヤ、私はルイ・プリマがとても好きでしてね。
「♪ジャスタジゴロ」なんてとてもいい調子ですからね。
他にルイ・スミスなんてトランぺッターもいたけど、普通それはないだろう。
もしくは「野球ファン」ということもあり得たかな?30vさて、このコンサートにお邪魔させて頂いたのは、ショボンちゃんがドラムスを担当すると聞いたから。40vもちろんショボンちゃんはNATAL。
「NATAL」は「ナール」と「タ」に強勢を置いて発音してくださいねッ!
今回はCafe Racerシリーズの「TJ」というジャズ向けのキットに10"のタムを追加した布陣で臨んだ。
10"、12"、14"、18"というコンフィギュレーション。50スネアはメイプルの14"×5.5"。
ツイン・ペダルもNATALだ。
ショボンちゃんによると、NATALのペダルは群を抜いて踏みやすいとのこと。60定刻となり、木原さんの指揮で演奏はスタート。Img_2731 曲は「TANK!」。
コレは『カウボーイビバップ』というアニメのオープニング曲…で合ってますか?
元々ビッグ・バンド・アレンジなのね?
コレ、我々世代だと『妖怪人間ベム』ということになるな。70_tkソリストはピアノのはまだりゅうじ。70vやっぱりショボンちゃんのドラムスはいいナァ。
今回は「なるべく軽く叩いて欲しい」というリクエストを受けての演奏。Img_2507 もちろんリクエスト通りショボンちゃんは柔らかく叩いているんだけど、グイグイとドラムス音が前に出て来る。
音は大きくないんだけど、よくヌケるのね。
我ながら「いい音」だ!90vリズム隊は…ギターが佐々木正明。Img_2366 ベースが池尻晴乃介。
晴くんはその苗字でおわかりの通り、『Marshall GALA2』にSHOW-YAのsun-goさんのバンドで出演してくれた池尻喜子さんのご主人。
2人で「池尻家」というチームを組んでいらっしゃる。Img_2365 そして、パーカッションに岩月香央梨。Img_2707 さっそく木原さんからご挨拶。
「皆さん、ようこそお出でくださいました。
Superb Hop Bandでございます。
私たちはビックバンドよりも少し小さい編成でアニメとか、ゲームとか、そうしたいわゆる『サブカルチャー』の音楽をジャズ風にアレンジしたりして演奏しております。
将来的には他のジャンルの物にも挑戦したいと思っているんですけど、今のところそうした活動をメインに取り組んでおります」
100「今日の公演はだいたい1時間半くらい。
そんなに長くないステージにはなると思いますが最後まで楽しんで頂けたらうれしいです。
よろしくお願いします。
私がしゃべりますとチョット酸欠気味になってしまいますので、進行はカッコいい声の持ち主である篠宮くんにお任せしていきたいと思います」110v…と紹介されたのは観客瀬の後方に陣取って篠宮隆太。
ショウを通じて篠宮さんがすべてのMCを担当した。210v2曲目は「ペガサス幻想」。
「♪先生ヤ~」ってヤツね。
コレは知ってる。
アニソン系のバンドのライブで間違いなく取り上げられるもん。120_pgフルートからアルト・サックスに持ち替えた…0r4a0062 屋嘉一志のソロ。120vサックス・セクションは…
テナー・サックスの幸野あかね。0r4a0071 テナー・サックス、阿部力太。0r4a0068そして、バリトン・サックスが渡辺将也。0r4a0069 続いてのトランペット・ソロは…130Marshall Blogではもうおなじみの古屋ひろこ。
私が属していたオーケストラの後輩。
つまり同窓。
140vサックス・ソリもバッチリきまった!150『ふしぎの海のナディア』から「ブルーウォーター」。Img_2731_2 トランペットからフリューゲルホーンに持ち替えた松木理三郎のソロ。160_bwトランペット・セクションは村上泰平。Img_2444 そしてこの曲では手拍子を打って盛り上げたひろこちゃん…の3人。170v佐々木さんのギター・ソロに続いて…180v再び屋嘉さんのアルト。ソロ!190ココで篠宮さんのMCでメンバー紹介。
この日、幸野さんはお誕生日~!Img_2486 ショボンちゃんのドラムスからスタートしたのは…220v_gk『涼宮ハルヒの憂鬱』から「God Knows…」。
あ、ビーチボーイズかと思った!…ってゴメンね、こんなことぐらいしか書けないの。
ビーチボーイズは「God Only Knows」です。
200クラリネットに持ち替えた幸野さんのソロ。
幸野さんのパートはやたらと持ち替えが多くて、テナーサックス、フルート、クラリネット、バスクラリネットをとっかえひっかえやってた。230vひろこちゃんはバケット・ミュートを付けてのソロ。
240v続くピアノから始まるのは「帰らざる日々」は『紅の豚』から。
正しいですか?
260メンバーの出す音をひとつたりとも聞き逃さず厳しい表情でバンドを操る木原さん。
Img_2685 幸野さんはバスクラ。
バスクラリネットの音なんて普段聞くことないもんナァ。
吹く内容にようっては結構コワい音色だけど、コレって高い楽器なんだゼ~。250v_kzh幸野さん、チータ(立って)でクラリネット・ソロ。
お誕生日なんですから思いっきりやっちゃいな!Img_2496 トロンボーンのソロは島田直道。290vトロンボーン・セクションにはもうひとり、志賀健輔がテナー・バスを担当した。Img_2442劇場版『ONE PIECE』のオープニング・テーマ「ウィーアー!」。
篠宮さんのMCによると、デビッド・マシューズがこのバンドのためにペンを執ったそうだ。
Img_2662 デビッド・マシューズといえば…ちょうど私が大学のオーケストラにいた時に『Manhattan Jazz Quintetのファースト・アルバムが出てね、みんな夢中になってたよ。
特にラッパの連中はルー・ソロフにヤラれちゃってたっけナァ。
このクインテットにはギターがいないので、私は特段気にかけなかったが、ジョージ・ヤングのサックスのストラップだけは気になったことを覚えている。
このアルバムは1984年のリリースだっていうから…アレから39年も経ったのかよ!
Mjq 岩月さんのパーカッションが大活躍!310v_wa晴くんも何度かベースを持ち替えての大熱演。
さすがの技巧派…ドリムシとかけ離れた演奏もバッチリだ!320vトランペット・セクションは今度はハーマン・ミュート、トロンボーン・セクションはバケット・ミュートを取り付けてのプレイ。
いつも思うんだけど、金管の人たちのミュートの管理もなかなかに忙しいよな。
「1音だけカップ・ミュート」とかいう時もあるもんね?
270阿部さんのテナーのソロ。330vそして、お待ちかね…ショボンちゃんのソロ!340v軽~くね…。
でも、音はメッチャ熱い!
やっぱりショボンちゃんのドラムスは素晴らしい。350v「ありがとうございました!」
第1部終了。
 
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Img_2782 ココで15分の休憩が入った。
 
#歴史好きの皆さんへ!#
ひろこちゃんのイベントのレポートに会場周辺の「歴史散歩」を掲載しています。
「品川」ってのはスゴイところです。
興味のある方はゼヒご覧あれ!
THE OMATSURIES 秋の大感謝祭 <前編>~私の品川宿
THE OMATSURIES 秋の大感謝祭 <後編>~私の品川富士と鈴ヶ森

360<後編>につづく
 

☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
 
今日のバンドのテーマはアニメ・ミュージック。
『ルパン三世のテーマ』を華麗に弾きこなすMarshallの女性ギタリストYuki。

このYukiちゃんが所属しているのがD_Drive。
日本のアニメやゲームが世界的に浸透している昨今、海外で活躍するバンドも珍しくなくなりましたが、D_Driveはアニメともゲームとも隔絶した自分たちが作った音楽だけで世界デビューしたバンドです。
今日のライブもインストゥルメンタル。
D_Driveもインストルメンタル。
「インストルメンタル」に何の違いがありましょうや?
是非、D_Driveの世界をご賞味くださいませ。
 
<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

コチラはYukiちゃんがアンバサダーを務めるSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。

<Thmbs Up>

<Begin Again>

Marshall Recordsが世界にリリースするセカンドアルバム『DYNAMOTIVE』絶賛発売中!

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200 (一部敬称略 2022年12月12日 天王洲アイルKIWAにて撮影)

2023年1月17日 (火)

田川ヒロアキ~GUITAR STATION 2022 AUTUMNツアー・ファイナル<後編>

 
休憩中。
ところで、町田ってのは私の住まいから遠くてネェ。
よ~っぽど重要な用件がある時にしか来る機会がない。
だから前回の町田も「まほろ座」を訪れるためで、ちょうど1年前のヒロアキくんのツアー・ファイナルだった。05vこれがその時のツアーの告知チラシ。
ん?…ココにはツアーファイナルの情報が載っていないな。
ってんでMarshall Blogで調べてみると、まほろ座に出演したのはナント今年と同じ12月11日だった!
イヤ、だからナンだ?ってな話なんだけどね。
コレは狙ったのであろうか?
私はこの「12月11日」に馴染みがありましてね…ウチの父の誕生日だったのです。
前回はまほろ座の前に「ナントカが丘」というところで別の取材があって大幅に遅刻しちゃったんだよね、ゴメンね。
その時のレポートはコチラ。2本立て。
 ↓   ↓   ↓
田川ヒロアキ TOUR2021~東京ファイナル!

ハイ、休憩終わり。T21 第2部もヒロアキくんの独奏でスタート。
今度はバッキング・トラックを使用しない全くのア・カペラのソロ。10チョットしたインプロヴィゼーションの後にヒロアキくんが弾き出したのは「ホワイト・クリスマス」。20_29thコードを織り交ぜた少々ブルージーな「田川アレンジ」が大変カッコよかった。
もちろんギターのサウンドも申し分なし。30v_2だってヒロアキくんが弾くMarshallだもん!
この日も愛用のJVM210Hと1936で美しい音色をタップリと聴かせてくれた。40vヒロアキくんがあんまり素晴らしい「ホワイト・クリスマス」を弾いてくれたので迷惑でしょうがココで脱線させてもらいますよ。
脱線ポイントは作曲者のアーヴィング・バーリン。
もうこの人の話題がMarshall Blogに出る時に欠かさず紹介させてもらっているのが1953年のビリー・ワイルダー監督作品『第17捕虜収容所(Stalag 17)』。
まぁ、ダマされたと思って一度ご覧になってみなさい。
若い人なんかは「昔の映画ってこんなにオモシロかったのか!」と驚くこと請け合い。
超簡単に言えば、アメリカの下士官がドイツの捕虜収容所を脱走するストーリー。
12月11日生まれの父のお気入りで、私は小学生時から何度も何度も観てきた。
映画の中で、オットー・プレミンジャー(有名な映画監督)扮する収容所長が捕虜を前にして朝礼をするシーンがある。
その演説の中で彼らの本拠地であるドイツの「ベルリン」について触れると、所長がこう言う。
「キミたちの国にも似たような名前の音楽家が確かいたような気がしますな…『ホワイト・ナントカ』とかいう曲を作った…」
もちろん「ホワイト・ナントカ」とかというのは「ホワイト・クリスマス」のこと。
そして、似たような名前の作曲家とは「アーヴィング・バーリン」のことね。
「Berlin(ベルリン)」を英語読みすると「バーリン」になるワケ。
それを聞いて捕虜たちはムカっと来るワケだ。
「ホワイト・クリスマス」はアメリカ人にとってとっても大切な曲だから。
『戦場にかける橋』や死ぬほど泣ける『クリスマス・ツリー』のウィリアム・ホールデンはこの作品でアカデミー主演男優賞を獲得した。
ああ、また観たくなって来た!
優れた映画はは間違いなく人生を豊かにしてくれます。

S17 ロシア移民のアーヴィング・バーリンはジョージ・ガーシュインをして「アメリカのシューベルト」と言わせしめたティン・パン・アレイを代表する偉大な作曲家のひとり。
ところが!
ナント、この人は譜面の読み書きができなかったんだって!
「ホワイト・クリスマス」のメロディは、雪のクリスマスではなくてどこかのプール・サイドでそのメロディを思いついたらしいんだけど、「メッチャいいのが出来たやんけ!」と大変喜んで、大急ぎでお付きの人を呼び寄せて記譜させたそうだ。
そんなことやっているより譜面の読み書きぐらいサッサとマスターした方がよっぽど早いと思うんですけどね…「ヘロホイニトハ」と「トニイホロヘハ」のシステムさえ知っていれば、後は慣れで十分イケるでしょうに。
この曲はナントいってもビング・クロスビーのオリジナル・バージョンが有名。
クリスマスを特に祝わないウチですらレコードがあるわ。
そして、映画にもなった。
主演もビング・クロスビーで共演がローズマリー・クルーニー。
ローズマリー・クルーニーのニックネームは「ロージー」。
声がメチャクチャ魅力的で大好き。
さんざん、俳優のジョージ・クルーニーのお母さんとMarshall Blogに書いちゃったんだけど、「お母さん」ではなくて、どうも「オバさん」らしい。
この場をお借りして訂正してお詫び申し上げます。
Wcjpg 『ショウほど素敵な商売はない(There No Business Like Show Business)』とか『アニーよ銃をとれ(Annie Gets Your Gun)』とかアーヴィング・バーリンが音楽を担当したミュージカル映画なんて観てみるといいと思いますよ。
とっても楽しいよ!
ベティ・ハットンの『アニーよ銃をとれ』は1950年の作品(元は舞台)だけど、今でも欧米の子供たちは「Anything You Can Do」なんて挿入歌を学校で教わるんじゃないかな?今はもうやらないか?
「♪Anything you can do, I can do better, I can do anything better than you」なんて歌詞は英語の比較級の勉強にもならあね。
ハイ、脱線終わり。
ヒロアキくん、マイクを戻しま~す!Agg「はい、後半が始まりました。
メンバーは先に帰ってしまいましたので、ココからのステージは私の独り占め…そんなことはないか。
皆さん、楽しんで頂けておりますでしょうか。
毎年の〆としてこの時期にライブをやっている感じなんですが、今回は久しぶりに長いツアーをやってみました。
そこで、ツアーのこぼれ話的なことをお話したいと思います。
16か所回って来た中ではライブハウスでの演奏が最も多かったんですが、今回のツアーで特徴的だったのは小学校や中学校で講演会もやって来たことなんですね。
そこにMarshall を持って行って、子供たちに悪い音楽を披露して参りました!」
よしよし、ドンドンやってやれ!
50vヒロアキくんとギターの馴れ初めの話からツアーのエピソードへ…
「瀬戸内市の全校生徒35人しかいない小学校にお邪魔したんです。
その時の会場はものすごく大きな体育館で、そこに生徒さんが2m間隔で座るんですよ。
すごいソーシャルディスタンス!
そんな中でマスクの内側から子供達が一生懸命声を出してくれたり、応援してくれたりしました。
『カラムーチョZ』とかやった時はものすごく盛り上がりましたね。
やっぱアニメソングってすごい人気で、『鬼滅の刃』系の曲もギター・インストで演ったんですが、やっぱりすごくウケて、演奏に合わせて一生懸命手拍子をしてくれました。
加えて校長先生も教頭先生もすごくファンキーな方で、開演前にも『今から皆さんが待ちに待ったロック・コンサートだよ~!』なんてやってくれました。
また、生徒数が100人ぐらいの中学校ではこんな話もしました…私が中学生の時にすごくコワい体育の先生がいらっしゃったんですが、その先生がエレキを嗜んでいたんですね。
ある時、『お前放課後にオレのところに来い!』と言われて、てっきり怒られるのかと思って恐る恐るその先生のところに行ったんです。
すると先生が『一緒にセッションしよう』」って!
その時初めて『セッション』っていうのを経験したワケなんですが、『練習すれば必ずうまくなるからガンバれ!』と言われたことがすごく心に響きました。
そうか、『練習しなければうまくならない』じゃなくて、『練習すればうまくなる』のか…と思った時になんかすごい将来が見えたんですね。
それが私の人生観のひとつにになった感じで、その体育の先生にはすごく感謝しているんです。
…マァ、こんな話をその中学校の生徒さんにしたワケです。
で去年、実はその体育の先生とばったり会う機会があったんですよ。
そこで先生のこの話をしたんです…完全に忘れてましたね!
そんなもんですよね~」
完全にそんなもんです。
55「あと男木島(おぎしま)という香川県高松市に属している島に行ったんです。
船で行く離れ小島で人口が160人ぐらいしかいないんですね。
だから小中学校併せても生徒が10人しかいない。
その学校の野外での文化祭のスペシャル・ゲストが私だったんです。
『スペシャルゲスト、田川ヒロアキ先生~!』とか言われて、『チョット先生は止めてください!』ってなったんですが、その時は結構な人数でした。
最後に私が『ZERO』という今回のCDに収録したアップ・テンポの曲を弾いたら、屋外だったので子供たちがそれに合わせて走り回ったりして、もう運動会みたいな状態になったんです。
私はMarshallをフル・アップしてダァ~って弾きましてね。
離れ小島でもMarshallを響かせてみたり、そんな感じで生徒さんたちからもすごく喜ばれてとても良い感じのツアーをやって帰ってきました」
デカした、デカした!
でもね、先頃ジェフ・ベックが亡くなったでしょ?
それで「ギター・ヒーローの後継者がいない」と新聞にデカデカと出ていたけど、爆音も同じなんですよ。
将来バカでかい音のライブなんてなくなるかもよ。
少なくともそんなの「ロック」じゃないからね。
60「ツアーから帰って、私の故郷である山口県の人達が集まる県人会でクリスマスの『サンタ会』というパーティにも参加しました。
その時はギターを持って行かずに挨拶の場を設けて頂きました。
ビンゴ・ゲームをやったらミッフィーちゃんグッズの詰め合わせが当たって美瑞穂が喜んでおりました。
そして今日、コチラでツアーファイナルをして盛り上がっております。
そんな感じの楽しいツアーの時を過ごしました」
ヨカッタ、ヨカッタ!
チョット気になってその「男木島」という所を調べてみたらこんなところ!
世帯数109、総人口168人だって!
でもいい感じだね~。
失恋した寅さんがフラリと訪れそうな所じゃん?
「そうかい、168人かい…国の始まりが大和の国なら泥棒の始まりは…」なんてやっちゃいそうだ。Og ココでバンドのメンバーを呼び込んで各々の告知コーナー。
ヒロアキくは2月19日に今回のバンド・メンバーと共に地元下関の大ホールで凱旋コンサートを開催することを案内した。
コレは私はお邪魔できないのでMarshall Blogに残すことができません、ザンネン!
なので皆さん、直に下関まで観に行ってくださいね!
9324882905_728934558749701_13678273
「そう言えば私…数年前に寺沢さんにサインを教えてもらったことがあって…」
90「そうなんです。
田川くんが今書いてるサインは以前にボクが考えたんです。
ちゃんと田川の『田』を、四角くこう書いて、こう書いて…ってやって書きやすいように一筆書きにしたんですよ。
それが時間が経ったらだ~いぶ変化しちゃって、かなりアーティステックなサインになってきた気がするんだよね。
前衛的なデザイン」
てらちんはマンガ家だからね、この辺りもバッチリなんですよ。
80v_2「ハハハ!
こんなご時世でから人数が多い時などなかなかCDにサインをすることができません。
そこで、大量に用意したカードに予めサインを施しておいて、ライブ会場の物販でCDをお買い上げくださったお客さんにそれを配布するという手法を採っているんです。
で、そのカードが足らなくなったので、昨晩ウチの食卓で他の作業をする美瑞穂と向かい合わせになってせっせとサインをし始めたんです。
30、40枚書いたかな?…そろそろコレでもう足りるかな?と思って作業を止めたんです。
それを見た美瑞穂が『アッ、ゴメン!ペンのキャップをハズしてなかった!』ですって。
1枚も出来上がってなかった!
私の『見える疑惑』より美瑞穂の『見えない疑惑』の方が可能性が高いような…」
するとすかさずてらちんが…
「だって田川くんはステージ上でシールドをまたぐけど、その後ろから来る美瑞穂ちゃんはそのシールドにつまずくもんね」
ね!てらちんは「ケーブル」と言わずに「シールド」という言葉を使ったでしょ!?
やっぱり『ギター・シールド疑惑』と『キーボード・ケーブル疑惑』の関係は事実だったのだ!
70v_2ところで『FACE』の表4、つまり裏ジャケットには赤い文字で『FACE』と入っている。
コレはヒロアキくんが書いた文字。
アートワークを担当した梅村さんのアイデア。
とってもいい感じだね。0r4a0148 「それでは、ここで音楽旅行をしたいと思います。みなさんと電車に乗りましょう!」
トーク・コーナーの後は「Train」。
私、この曲好きしてね。100_tr♪ガタンガタン、ガタンガタン…
今日の車輛は透さん。110vこの何ともいえない優しくレイドバックした雰囲気がいいんですよ!
コレは紛れもなく「ヒロアキ・ミュージック」のひとつだと思う。120v曲調に合わせた石黒さんのソロがまた味わい深い。130「田川ステーション」ですからね、車掌のヒロアキくんも実に楽しそうにソロを弾いてくれた。135そして列車は終点にたどり着く。
「町田~、町田~」
遠いのよ、ウチから。140vこの曲を聴くとかつてヒロアキくんがメインで使用していたMarshallのコンボ「JMD:1」を思い出す。
「JMD:1」はMarshall初のデジタル・アンプで、当時まだ比較的珍しかったウェブサイト用のデモ音源を制作することになり、ヒロアキくんに短いオリジナル曲を3つ書き下ろしてもらってその演奏をお願いした。
またココが私のメンドくさいところで、「JMD」というモデルだったので、3曲のタイトルの頭文字をそれぞれ「J」、「M」、「D」とさせてもらった。
で、「D」になったのが「Denbigh Road Run Down」というミディアムのバウンス・ナンバー。
コレの曲調が「Train」と似ているもんだからいつも思いだしちゃう。
ちなみに「Denbigh Road(デンビー・ロード)」というのはMarshallの本社の前の通りの名前。
12時になるとお昼のサンドイッチを買いに社員たちが楽しげにデンビー・ロードを足早に歩いて行く(run down)様子をこの曲のイメージに重ねたワケ。
Img_7757 デモ音源の方はヒロアキくんのおかげで大変うまく行ったんだけど、私は後に少々恥ずかしい思いをすることになった…ダマってりゃわからないんだけど。
この「Denbigh Road Run Down」というのはソニー・ロリンズのインパルス盤『East Broadway Run Down』から拝借した。
で、「Run Down」とは「走り去っていく」のような意味かと勝手に思い込んでいたワケ。
ナゼかというと有名な植草甚一さんの昔のエッセイでこのアルバムを『東ブロードウェイを駆け下る』と紹介していたからなの。
ところがこの句動詞は文字通り「流れ落ちる」というような意味の他に、「徐々に動かなくなって停止する」という意味があって、間を「-」でつないで「run-down」とすると「疲れ果てる」という意味になるらしい。
反対に2つをつなげて「rundown」とすると、今度は「調査」という名詞になる。
コレを知ったのは最早JMDシリーズの生産が終了してからのことでしてね…もう放っておいた。
この場をお借りして訂正してお詫び申し上げます。
今日はよく謝る記事だ。Ebr下の写真はJMD50を使って宮古島のイベントで演奏するヒロアキくん。
「J」も「M」も「D」もとても魅力的な曲だったのできっとまたどこかで日の目を浴びる時が来ることを期待している。390「電車から降りて車が迎えに来てくれております。ドライブしましょう!」というフリから「Driving Jam」。150_dj一変してエキサイティングなファンク・チューンをブチかます!
320_2「てらちん!」の呼び声でてらちんのベース・ソロ爆発!160v「石黒彰!」の呼び声で石黒さんのキーボード・ソロ炸裂!170「そうる透!」の呼び声で透さんのドラム・ソロ破裂!190v要するに全員がバリッバリのプレイを遠慮なくお見舞いした第2部のハイライト的瞬間だったワケさ!
コレは盛り上がるにキマってら!200「古くから演っている曲を2つお送りしました。
次も古くから演ってる曲です。
最近は世界中で色々なことが起こってしまっておりますが、コチラも色んな意味を込めてこの曲を聞いて頂きたいと思います」210v_2ヒロアキくんの記念すべきファースト・アルバム『Fly Way』から名曲「平和の風」。220_2「♪風吹け 風吹け 平和を連れて来い」
最近はその風が逆の方向に吹いてしまっているのがとても残念。
このままいけば近い将来、その風が嵐になってしまう可能性が高いのが現実だ。250_2自分で考え出したフリを交え、迫真のパフォーマンスで平和を訴えるヒロアキくん。
240コレだけはドイツでやったら絶対ダメよ。
マジでダメ。
ヘタをするとPolizei(ポリツァイ=ドイツの警察)に捕まっちゃうからね。
「ドイツでドッキリ~!」になっちゃう。
ちなみに私はPoliseiにお世話になったことが一度だけあります。
その物語はコチラ
230v_2ロマンチック・フレーズ満載の石黒さんのソロから…260ヒロアキくんがギターで歌のメロディをナゾる。
そう、この歌わせ方が「ヒロアキ・ギター」の最大の特徴なのだ。270v_2場内ではミラー・ボールが輝き…280_am石黒さんの分厚いストリングス・サウンドが鳴り響く。290v_2「Ave Maria」だ。300v_2ヒロアキくんのトレード・マークのひとつとも言えるこの曲。
何度聴いても飽きることがない。
そしてこの音色ね。
Marshallの仕事をしていて「シ・ア・ワ・セ」を感じさせてくれる瞬間だ。310「人は別れと出会いを繰り返す…そういうものかなと思います」というヒロアキくんのひと言を石黒さんのピアノが引き継ぐ。321_mdd『FACE』収録の「またどこかで」。
NHKハートネットTVの『B麺談義』の最終回のエンディングに採用された曲。
この曲、「ABBB」という変わった構成になっていて、「歌謡一部形式」のような印象を受ける。
「歌謡一部形式」というのはシューマンの「トロイメライ」のように「A」のメロディだけでサビのパートを持たない曲のスタイル。
平たく言えば、ヒロアキくんの場合はAメロ1回に対し、転調を含んでサビを3回繰り返している。
この形式の曲って結構ロックでもあって、Sparksの「This Town Ain't Big Enough For The Two Of Us」なんてのは大変素晴らしいアイデアだと思う。 322ヒロアキくんもこの曲でオモシロイことをやっている。
Bの繰り返しのパートの最後に出て来る「♪またどこかで」と歌うパンチライン。
コレを2回目だけ歌わずに、ギターでそのメロディをなぞるという仕掛けを施した。
「言いたいことは自分の指が言ってくれる」とはリッチー・ブラックモアの発言だったか?

323vそういえば『B面談義』の収録のようすもレポートしたネェ。
   ↓    ↓    ↓
田川ヒロアキのB面をチェックしよう!

やっぱりこうして「残しておく」というのは大変重要な作業だな。
残っていなければそれまでだもんね。
ヒロアキくんの記録は2009年の分から残してあるからね。
こんなブログ、世界に2つとないよ。
いつかMarshall Blogのこの価値がわかってもらえる時が来ることを期待している。
1302「ありがとうございます。
お別れの時間が近づいては来ました。
今日こうして17か所目にして『東京ファイナル』と銘打ってライブをさせて頂たんですが、今回も本当にたくさんの方々から応援を頂きました。
そして、町田までお越し頂いた皆さん…皆さんのおかげでファイナルを大団円にすることができました。
そして、配信をご覧の皆さんも本当にありがとうございました。
更にまほろ座のスタッフの皆さん、加えて楽器回りや撮影のスタッフの方もたくさんいらっしゃいますが、こうして多くの方に支えられてコンサートできたことに心から感謝しております。
またこういう機会を作りたいと思いますので、田川ヒロアキのコンサートを見つけた時にはまた是非お越しくださるとうれしく存じます。
手前味噌で恐縮ですが、ウチのマネージャーの美瑞穂もガンバってくれました。
私が言うのもアレですが、良かったら美瑞穂にも拍手して頂けたらうれしいです」
客席から美瑞穂さんに大きな拍手が送られた。
美瑞穂さん、人気あるからね。
330「最後は疾走感あふれる感じで終わりたいと思います。
高校生達が50CCのエンジンを搭載した手作りのマシンを競わせるコンペティションがあるんですが、『それにはこういう曲だろう』と、ハードロックからヘヴィメタルみたいな感じの曲にし上げました」340本編もコレでいよいよ最後!
先日のMLB Cafeでも取り上げた「Zero」。
『Face』に収録した「全日本EV&ゼロ班カーレースin広島府中市」のテーマソングだ。370_zr透さんのドラムスがウネり…460v てらちんの低音が地を這い…390v石黒さんのキーボーズがバンドサウンドを分厚くしたところで…400v_2ヒロアキくんのソロが炸裂!
充実のレコ発&ツアーファイナルの本編となった。
410vそしてアンコール。
「ありがとうございます!
お陰様でツアーも大団円になりました!
今回のツアーは毎回セットリストを変えたんですが、この曲だけは一番最後に演る形にしていました。
『約束』という曲です。
またみなさんと元気にこうしてお会い出来たらいいな…という気持ちと明日からも皆さんが素敵な日々を送れるように…という願いを込めながら演奏したいと思います」
ヒロアキくんは「大団円」という言葉が好きだな。
この言葉を使うのはヒロアキくんと江戸川乱歩ぐらいかも知らんぞ。420『FACE』を締めくくるナンバー。
まさにヒロアキくんの願いや気持ちを音にしたようなこの曲で「田川ヒロアキの音楽世界」を締めくくった。
430v
440v_2

450v

Img_2317最後は記念撮影。490はい、皆さんMarshall Blog拡散してくださいね~!500_2「ありがとうございました!
明日からまたいい日になりますように…。
またお会いしましょう!」
480v_2コレでこのコンサートも残すことができた…と。
 
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano510 

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<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

コチラはSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。

<Thmbs Up>

<Begin Again>

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200 (一部敬称略 2022年12月11日 町田まほろ座にて撮影)

2023年1月16日 (月)

田川ヒロアキ~GUITAR STATION 2022 AUTUMNツアー・ファイナル<前編>

 
昨年11月に5年ぶりに新しいアルバムをリリースした田川ヒロアキ。
本当はもっと早く出したかったんだよね~。
ところがパラリンピック以降、ハチャメチャの忙しさになってしまって、アルバム作りのための時間が思うように取れず発表がノビノビになっていた。
それがようやく出来(しゅったい)!
そのリリースを記念したツアーが行われ、過日東京町田で千秋楽を迎えた。
今回と次回のMarshall Blogはそのレポート。

10v コレがそのニュー・アルバム『FACE』。
前作の『THEME PARK』に引き続き、ヒロアキくんの委嘱作品集。
今回もカーレース関連の曲からテレビ番組の挿入歌までバラエティに富んだ作品が詰め込まれた。Face パンクチュアルなヒロアキくん、定刻通りにショウはスタート。
まずはバッキングトラックを使っての独奏。
早速その『FACE』の冒頭を飾っている「Introduction」から。20「E」…。
1弦5フレットのナチュラル・ハーモニクスからスタートする「Seascape」タイプの短いながらもスケールの大きい作品。30vMarshallを自在に操って冒頭から最高に美しいギター・トーンを聴かせてくれた。40そして、ステージの様子がガラリと変わり、バンドメンバーがヒロアキくんの演奏にジョインする。50石黒彰60v寺沢功一70vそうる透。80vヒロアキくんは今日もMarshallで絶好調!90v愛用のJVM210Hと1936。100v足元のようす。
何度も書いているけど、ヒロアキくんは歪み系のペダルを一切使用しない。
あの美しく歪んだトーンは全てMarshallから出している。
コレが一番賢いやり方。
最近、エフェクト・ペダル型のプリアンプとライブハウスにあるMarshallのパワーアンプを組み合わせて使っている現場に出くわすが、あの音はチョットね~。
モッタイないよな~。
ジェフ・ベックはそんなこと絶対にしなかったゼ。
今のDSL100Hでチャンと自分の音を出していましたよ。
1102曲目はそのニュー・アルバムの曲順通りの「White Arrows」。
勇猛なロックビートに乗って展開するこの曲は、ヒロアキくんの地元である下関にある「小月(おづき)航空基地」に拠点を置く海上自衛隊の公式アクロバット飛行隊「ホワイトアローズ」のテーマソング。130v何とも不吉なフレーズが出て来る中間部のパートがカッコいい。
いかにも「今からウルトラCを演ります!」みたいな。
このホワイトアローズは自衛隊で唯一プロペラ機を使うアクロバット飛行チームで、航空自衛隊のブルーインパルスとは異なり、訓練機をそのままオリジナルの状態で曲芸飛行をするのが大きな特徴のひとつなのだそうだ。
ヒロアキくんファンで飛行機にやたらうるさい人がいるのでコレ以上は書かん。
「オリジナルの飛行機をそのまま使う」なんて、Marshallの歪みをそのまま利用するヒロアキくんに相通ずるところがあるじゃんね?
0r4a0145…と思ったら、曲の最後でヒロアキくん、ホワイトアローズ入隊!
両手を広げて下関の空に舞い上がった。
 
ヒロアキくん、ゴメン。
自衛隊が出て来たところでチョット脱線させて。
先日、航空自衛隊の某基地にお邪魔したんよ。
MarshallとNATALを使った野外でのビデオの撮影だったんだけど、午後になると空模様が怪しくなってきてしまった。
するとお付きの自衛官の方が「2時20分あたりから雨が降りますから養生の準備をします」と雨除けのためのブルーシートの用意をし出してくれた。
そして2時20分になると、本当にポツリポツリと雨粒が落ちだした。
私が驚いたかって?
イヤ、ゼンゼン。
あのね、軍隊の天気予報って絶対に当たるんだよ。
ナゼなら戦時中、天気予報は「重要軍事機密」扱いされるほど大切で正確な情報として扱われていたから。
だから戦時をしている間は天気予報がなかった。
コレもまた不便なモノだったろうね~。
私はこの辺りのことを知っていたので驚かなかった…といいたいところだけど、あまりに見事だったので驚いた!
脱線終わり。140「ありがとうございます。
『田川ヒロアキ ギター・ステーション ニューアルバム・リリース記念ツアー』と題しまして10月の終わりから東京を皮切りに全部で16ヶ所を回りまして、今日のファイナルで17か所目です。
帰ってきました~。
このコロナ禍のご時世で16か所も回れたことは本当にありがたいな~と思っております。
今日はそんなツアーの話と新曲を盛りだくさんにしてお届けします。
どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください!」
0r4a0095「去る11月1日に私の5年ぶりとなる8枚目のオリジナルアルバム『FACE』をリリースしました!
今日はこのアルバムの制作エピソードなどにも触れたいと思っております。
今演奏した2曲目の『White Arrows』は私が作った中で1番新しい曲になります。
当初アルバムに入れる予定ではなかったのですが、CDを製作する直前に出来上がったので、皆さんに新曲としてお届けしようと思い収録しました。
チョット今までとはテイストの違う感じの曲で、現在防衛省の海上自衛隊のYouTubeチャンネルで紹介されています。
ちょっとビックリしますね。
防衛省と関わるなんてことは想像できなかったですからね」
150v「前回のアルバム『Theme Park』のリリース記念コンサートを5年前にココまほろ座で開催させて頂きました。
そのアルバムの中にも下関にまつわる曲が入ってますので次にお届けしようと思います」170vその「下関にまつわる曲」とは「Victory」。
下関のボクシング・ジムのために作った曲。
最初、スラッシュメタル風で作ったところ、そのボクシングジムの会長に「田川さん、この曲コワいです」と言われて作り直したのは田川ファンならおなじみの話。
結果、若者が夢に向かって健康的な汗を流しているかのようなさわやかな曲になった。180_vicキーボーズ・ソロ。
この石黒さんの気合の入った表情!
ボクサーよりよっぽど強そうだ。190石黒さんの気合はこの日の機材のセッティングにも表れていた。
鍵盤がゾロリ。
Marshallの壁同様、人はナゼ楽器を並べたがるのか…そこにロマンが生まれるからだ!200vヒロアキくんのソロから…210vソロリソロリと石黒さんに歩み寄るソロアキくん、あ、ヒロアキくん。
チャンスを見て石黒さんに「カミソリ・アッパー」でも入れるつもりか?
ボクシングといえば…
残念ながら先頃ジェフ・ベックが急逝してMarshall Blogでも追悼記事を公開したが、ジェフの代表作のひとつといえば『Blow by Blow』。
この「blow」は「ロー・ブロウ」とか「ボディ・ブロウ」とかの「ブロウ」ね。
「Blow by blow」はボクシングから来た慣用表現で「具に(つぶさに)」という意味。
「blow by blow」…つまり「一撃ごとに」にアナウンサーがこと細かに実況中継する、というところから来ている。
Marshall Blogもそんな「blow by blow」なライブ・レポートの制作を心がけております。220ファンク・ストラミングからスタートするのは「Swing Picking~Evolution」。
ヒロアキくんには珍しいピュアなフュージョン・サウンド。230_speリズムはスイング・ビートに変わる。
ココからが「Evolution」なのかな?
230v心地よいビートに乗っててらちんのジャジー・プレイが冴えわたる。240v石黒さんが時折放り込む奇抜なフレーズにドキっとしていると…Img_1952 ヒロアキくんのソロが飛び出した。
そして、テーマからトリッキーなキメを経て曲は幕を下ろす。260v「5年間アルバムという形ではありませんでしたが、シングルや配信という形で色々出していました。
その5年の間にコロナ禍になって、どういう感じのアルバムにしようかな~と考えました。
というのも、この2、3年で日常の過ごし方が変わったと思うんですよ。
リモートだとか、距離が離れてしまったりとかがあっても、結局『人とのつながり』というモノは変わらないな~と感じました。
より結束力が強くなることもあるし、そうではない場合もあったりします。
だからコロナ禍が教えてくれた部分もあるな~と…そんなことを感じて、その中で自分が音楽で何が出来るかということを考えたんですね。
その結果、日常にそっと寄り添えるような、皆さんに楽しんでもらえるようなアルバムを作りたいと思うようになって、アルバムに『FACE』というタイトルを付けてみました。
そのタイトルがキマってから、アレよアレあれよという間にアルバム作りに入ったワケです」
270v「タイトルも決まったし、次はジャケットの写真を撮影しようということで、今回はUSHUNさんという私と世代が近いカメラマンにお願いしました。
今日はそのカメラマンさんもお越し頂いているかも知れませんね。
その写真を使って梅村さんという方がデザインをしてくださいました。
梅村さんはこのツアーの初日に駆けつけてくださいました。
この方とのお付き合いも長くなりました…『アヴェ・マリア』の時からですからね。
もう10年くらいになるかな?
そして、ジャケットを開くとMarshallの牛澤さんが撮ってくださった写真もあったりします。
今日もMarshall Blogの取材で撮影してくださっていると思います。
また今日の様子もレポートして頂けると思います」
0r4a0031「そんな感じでアルバムづくりが始まって、今度は中身をどうしようか?…と。
作り溜めていた曲もあるし、タイアップした曲もいっぱいあったので、それらをリニューアルした上でちゃんとレコーディングすることにしました。
一昨年あたりはミュージシャンの方々と長時間スタジオに居ることが出来ないご時世だったので、どうしようかな~と考えた結果、久しぶりに全部1人でやってみようと考えたんですね。
どこまでひとりで出来るかやってみよう!と思って。
ドラムを叩いて、フレットレス・ベースを弾いて、ギターを弾いて、キーボードを弾いて、ヴォーカルズをやって…。
ミキシングとマスタリングまで全部自分でやりました。
マネージャーの美瑞穂には機材操作とかノイズのチェック、「あ、今エラーが出てるみたいだけどなんて読むの?」なんて機材のディスプレイを読んでもらったり大いに手伝ってもらいました。
『2人で作った』という思いのこもったアルバムです」
ヒロアキくん、さすがのマルチプレイヤーぶりで、『FACE』の制作に当たっては打ち込みを一切排したそうだ。
そもそも、音楽なんてものは人間様が創るもので機械が楽器を演奏する方が狂ってるんだから、絶対にそこのところを思い違えてはならない。
0r4a0091「実際に全部の楽器を自分ひとりで入れてみるとスゴ~く大変だったんですね。
もう2度とやらない!
専門のミュージシャンにお願いした方が全くラクだったな…と思ったり、反省点も多々ありました。
でも、当初作曲した時のイメージがアタマの中にあって、チャンと最後まで自分の中だけで作ることができた…という思いが詰め込まれた作品になりました。
結果的に皆さんに聴いて頂くにはすごくオモシロい物が出来たのではないかと思っております」
340vココからリレー形式でメンバーを紹介。
ヒロアキくんから紹介されたのはてらちん。
「皆さん…この感じ…チョット久しぶり。なんか妙な緊張感が!
最近は隣を見れば田川くんってことが多いね。
いつも呼んで頂いてありがとうございます。
とても刺激的なライブで、普段やりゃ~しないジャジーなフレーズを!
ジャパメタ出身ですから!ヘヴィメタルの人になんてことやらすの!
ジャズ魂なんてコレっぽっちもないからね。
田川くんのバンドは本当に修行の場なんですよ!
ありがとうございます。
オン・キーボーズ、石黒彰!」300v「どうもこんばんは、キーボーズの石黒です。
なんか久しぶりだね、こういう感じ。
チョット宣伝していい?…珍しくCDを出したの。
田川くんとの付き合いも10年以上で、その田川くんのバンドとも10年以上。
ハッキリ言って、長いこと一緒に演っている人たちって珍しいのよ。
で、そういう10年以上演ってるメンバーでアルバムを出そうかという話になって…もともと『玉川カルテット』ってフザけた名前なんですけど。
ボク以外の3人は『横浜トリオ』でボクが住んでいるのが世田谷だからその間を採って『玉川』。
内容は大きく言えばフュージョンなんですけど。自分が演るとどうもさわやかさが足りなくてフュージョンにならないんだよね。暑苦しい感じになっちゃう。
もし興味のある方がいらっしゃったら、よろしくお願いします」
320「来年の田川くんの2月の下関での凱旋ライブを前提として今日はキーボードが4台。
今まで田川くんのライブをかなりやって来たけどこんなに並べたのは初めてだよ。
むちゃくちゃセッティングで疲れちゃうのよ。
でも、元々キーボードに囲まれてるのが好きでね…秘密基地っぽいでしょ?
でも最近はモジュラーをケーブルでつないで使っているんですよ。
『キーボードでお城』と言えば日本では難波弘之大先輩ですね。
その難波弘之先輩のバンド『SENSE OF WONDER』のドラマー…そして日本を代表する70年代のロックバンド『外道』。
そして数々のスタジオワークでおなじみの…オン・ドラムス、そうる透!」
310v透さんのご挨拶に移る前にチョット。
ご本人はお気づきになられていなようだったが、今、石黒さんは驚きべきことを口にされた…というか、私はスゴイ発見をしてしまった!
それは下の写真のヤツについて。
ギターとアンプ、あるいはシンセサイザーのモジュラーを接続するいわゆる「線」のこと。
今、石黒さんは「ケーブル」とおっしゃった。
ところが、この国のギターを嗜む皆さんはこの「線」のことを「シールド」と呼んでいる。
ギターに使う線もシンセサイザーに使う線も、信号を伝達する芯線を電磁線で被覆(シールド)している構造は同じなのにナゼか石黒さんは「シールド」という言葉をお使いにならなかった。
フーム…ココで推測できることは、こうした用途の電線をギタリストは「シールド」と呼び、キーボード・プレイヤーは「ケーブル」と呼ぶということだ。
ツマらないことだとお思いかもしれないが、私は外来語はすべて世界標準の言葉を使用するべきだと思っている。
そこへ行くと、このギター用の電線を「シールド」と呼んでいるのは恐らくは世界で日本人だけではなかろうか?
要するに日本だけで流通している方言である可能性が極めて高い。
しからば、海外の連中はどうしているのかというと、「Guitar cable(ギター・ケーブル)」と呼んでいる。
イギリスではタマに「Guitar lead(ギター・リード)」という言葉も使っている。
ナゼ日本だけ「シールド」?
実は私にも身に覚えがあるんだけど、「線」と呼ぶより「シールド」と言った方がプロっぽくて「ギターがうまい人」と思われそうな気がしてそう呼んでいるだけなのではなかろうか?
最近は「シールド」という言葉が使われている現場に出くわすと恥ずかしくなっちゃって!
でも一番恥ずかしい言葉は「ツーマン、スリーマン」だ。
コレは英語圏の人も「恥ずかしい英語」と言っていた。
連中にはバカ丸出しに聞こえるんだと思う。
Gc_2「すごいね~、田川くん!ドラムまでやってね~。
話を聞いていて感心しちゃったよ!
田川くんとの付き合いもだいぶ長くなりました。
本当に自分が鬼気迫る痛い思いをした時も一緒にいましたからね。
で、『ボクは死んじゃうんじゃないか?』って言われていたんですけど…ナント死にませんでした!
ツアー中に倒れちゃったのね。
アレからもう11年…もう12年くらいになりますね。早いね。
あのツアー中に10本叩いた適度な運動がよかったんですよ。
ボクは急性アルコール胆嚢炎っていうのを発症してしまって胆嚢が曲がってしまい、肝臓に癒着しちゃったんです。
そこから肝硬変を起こしちゃって…普通だったら死ぬんですって。
すぐに敗血症に結び付く病気だったそうです。
でも、生きてますから。大丈夫だと思います。
そんな楽しい事、痛い事、全部一緒に体験して参りました。
本当に素晴らしいギタリストです。紹介いたします。田川ヒロアキ!」330v「そういう紹介のされ方は台本になかったのでちょっとビックリしました。
ありがとうございます。
いやホント、透さんとツアーさせてもらってもう随分長くなりました。
そうしたハプニングもありましたが、ステージの上での透さんのドコドコ来るようなアレはすごいな!といつも感じでいます。
『オーラ』っていうのは目に見えない…って私はそもそも見えませんけど…目には見えないオーラって本当にあるんだな~って思いますね。
本当にお腹を切らなきゃいけないって言われた人が切らなくて済むってすごい気迫だと思うんですよね。
これ新しい治療法になるんじゃないかと思いますけどね…と、こんな感じで進めて行きたいと思います」290vトーク・コーナーの後は石黒さんのキーボーズから。
『FACE』収録のバラード「ニジノート」。
MCでヒロアキくんが触れた通り、コロナ真っ只中に東京都が主催した『アートにエールを』という文化支援のサイトに採用された曲。
この企画、ヒロアキくん以外にも何人かのMarshallフレンドが応募していたけど、最後はどうなったのかしらん?
ウェブサイトに載って終わりだったのか?…というか、そういう企画だったのか。Img_2183イヤ、そんなことよりこの曲はいいですよ。
もちろん「アートにエールを」に応募した時から知っている曲だけど、私は『FACE』の中で一番好きかも知れない。
私がバラードを好むのは大変珍しいことですよ~!
「虹の音」と「虹ノート」を絡めたシャレも良いし。
ひとつ…「ニジノート」は「ニジノオト」と綴った方がもっとヨカッタかも…と私は思った。
日本語ってアルファベット言語と異なり、バツグンに視認性に富んでいるで、一文字で単語の存在感がガラリと変わってしまうんだよね。
私は日本語を本当に優秀な言葉だと思っています。360vCDでは琴のプレイを大胆に取り込んでいる大変な凝りよう。
コード進行もチョコチョコと入り組んでいてすごくステキ。
コレね、イギリスに持って行ったら「Prog Rock」って言われるかも知れないよ。
しかし、何と言ってもこの曲で一番印象深いのは「虹の七色」に引っ掛けてアイオニアン・スケールをそのまま引用していることだろう。
0r4a0045つまり「ドレミファソラシ」をそのまま突っ込んじゃった。
この手法は昔からあって、例えばジャズ界最高のトロンボニスト、J.J. ジョンソンにはスタンダードにもなった「Lament」という有名なバラードがあるし、ソニー・ロリンズの『No Problem』というアルバムに収録されている「Joyus Lake」という曲ではモロに「ドレミファソラシド」をテーマに使ったりしている。
ヒロアキくんの「ドレミファソラシド」も最高に美しい!370続いては「Spacecraft」。
ヒロアキくんにはTAGAWA時代に「Space Walker」というアクロバチックな大作があった。
「Space-」と来れば今回もギュインギュインのハードなヤツかと思うとさにあらず。380v_sc透さんの軽快なドラムスと…390てらちんが出す低音がガッツリ噛み合うポップ・チューンなのだ!400vそれもそのはず、この曲は某企業に委託されて作った社歌なのだ。
それでもソロはギュインギュインよ。
テーマ・メロディの歌わせ方はドップリとヒロアキ節。
チョットだけベンドするこの弾き方、マネをしようとしてもなかなか出来ないんだよね。
コレこそヒロアキくんの左手の奏法だからこそ出せるワザなのかも。
410「今回の『FACE』にはタイアップ曲も何曲か収録されております。
テレビ番組とかラジオ番組とかCM曲とか企業の曲とか、そういったそれぞれの『顔(face)』となるような曲を作らせてもらえてもう何年も経ちますが、とてもありがたいことだと思っています。
それで5年前に『THEME PARK』というアルバムを発表しました。
今回はそれ以降に出来た曲や新曲を収録したんですけれども、そうした『顔』となるタイアップとか『FACE』という裏テーマがあったりするワケです。
さて、次は第1部は最後の曲なんですが、ご覧頂いた方もいらっしゃると思いますが、サーキット場を貸切りにしてこの曲のミュージック・ビデオを撮影しました。
私はマツダのファン関連のイベントでのステージにも出演させて頂いておりまして、寺沢さんには岡山サーキットにもご一緒していただきましたし、透さんも筑波サーキットでご一緒頂きました」
420v石黒さん、すかさず…
「アレ…オレは?
なんでオレだけサーキットへ連れて行ってくれないの?
オレもレースクィーンに会いたい!
私も仕事柄いろんな所へ行きましたけど、サーキットは行ったことないんだよね。
結構根に持つタイプなんで今後よろしくお願いします!」
 
石黒さん、予習用の教材としてコチラをどうぞ!
★Marshall and Car Race~田川ヒロアキ in 筑波サーキット<前編>
★Marshall and Car Race~田川ヒロアキ in 筑波サーキット<後編>
★サーキットのギター狼~田川ヒロアキ in つくば <バンドの部>
★サーキットのギター狼~田川ヒロアキinつくば <ソロの部>
★サーキットのギター狼リターンズ!~筑波サーキットのTAGAWA

0r4a0184「『根に持つタイプ』?…楽屋別にしておこうかな。
でも人数が多いと楽しいですからね~…と、無理矢理話を変えたところで、そのサーキットのビデオ撮影なんですが、18台の車がガァ~ッと私のすぐ横を走って行くのは結構コワかったです。
今、石黒さんと話しててその恐怖を思い出して曲のタイトルも忘れてしまった!」440v第1部を締めくくったのは『FACE』のリード・チューン「Racing Star」。
MCでさんざっぱら話題に上がっていたヒロアキくんのカーレース・ネタ。
「マツダファン・エンデュランス(マツ耐)」の公式テーマソング。
495スリリングなキーボーズとギターの掛け合い!475イスから立ち上がってトリッキーなフレーズを繰り出す石黒さん!
「カーレースに連れて行け!」と石黒さんが弾くソロ・メロディが叫んでいるではないか!480v「連れて行くもんか!」と迎え撃つヒロアキくん!…ウソです。
460vシャープなキメがまたカッコいい!
490vてらちんのベース・ソロもタップリ!
470vそしてヒロアキくんのギター・ソロ。
コレは「第1部のハイライトだった」と言っていいでしょう。
510vまたひとつヒロアキくんのマスター・ピースが増えたね。520「それではしばしご歓談ください!」で第1部終了。530<後編>につづく
 

☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
 
コチラ、ヒロアキくんの『アヴェ・マリア』や『THEME PARK』や『Sky』のアートワークを手掛けた梅村デザイン研究所(梅デ研)の梅村昇史さん。Img_0886_2 その梅村さんが昨年制作したもうひとつのCDアートワークがこのD_Driveの『DYNAMOTIVE』。953000x3000 日本が世界に誇るインストゥルメンタル・バンド、D_Driveもよろしくお願いします!

<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

コチラはSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。

<Thmbs Up>

<Begin Again>

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200 (一部敬称略 2022年12月11日 町田まほろ座にて撮影)

2023年1月14日 (土)

BARAKA~25th Anniversary Live <後編>

 
BARAKAの『25周年記念コンサート』レポートの<後編>は平石さんのご挨拶から。
「皆さん、今日はありがとうございます。
今回は25周年ということで、この六本木EXシアターで演ることに決めました。
平日でもあり、コロナの状況もあるのでどうなるのかな?…と思いましたが、こんなにたくさんの皆さんに応援に駆け付けて頂きまして本当に我々も嬉しく、心強く思っております。
最後まで全力で演り切りたいと思いますのでよろしくお願いします!」
10v「『25周年』ということで、そういうことにまつわる話をした方がいいのかな~…と考えながらドラムを叩いていました。
『25周年』と言っても、ボク達よりもっと長く続けていらっしゃる先輩も多いと思いますし、『1つの道のり』であると言えばそれまでなんですけれども…。
やはりナンと言ってもボクらはツアー・バンドですから、アッチコッチへ行って色んな人とのつながりがたくさん出来たってことがありがたいと思います。
今日も北海道とか、四国とか、関西とか、色んな所からお客様がお見えになられています。
そういう『BARAKAを応援してやろう』という方々に出会えたことが25年の中でのナニよりの財産だと思っています。
本当に皆さん、ありがとうございます!」
30_2「25年演ってるってことは…マァそれだけ歳を取っていますよね、コレ。
それでもまだまだ色んな物を作ったり、色んなところに行って、知らない人の前で演奏したり、そういうことをやっていきたいと思います。
皆さん一緒にこれからも歩んでください。
よろしくお願いします!」20_2続いて演奏したのはビートルズのメドレー。
BARAKAは2013年に14曲入りのビートルズのカバー・アルバム『THE BARAKA』をリリースした。
そして今回のコンサートでは8つの「Fab Fourナンバー」を披露した。40まずは「Can't Buy Me Love」。
CDでは「I Feel Fine」を組み込んだ歌入りのアレンジだった。
この「25周年」の舞台ではボーカルズを取り除き全編を通じてインストゥルメンタルのライブ・アレンジ・バージョンで臨んだ。
BARAKAはCDのアレンジに捕らわれることなく、ドンドン変化を加えて行っているそうだ。B1続いて「Love Me Do」。
まさかのフュージョン・サウンド。
CTI時代のジョージ・ベンソンをチョッとハードにしたような?
ココでも一生さんが弾くストラトキャスターの音色をMarshallが美しく演出する。B2平石さんのドラミング・パターンが印象的な「Norewgian Wood」。
向こうの方で「長い列車が走っている」ような展開部のアレンジもオモシロい。
「ノルウェイの森」と邦題されているこの曲、しばらく前にこの「wood」は「森」ではなくて「材木」だ…という解説を読んで「なるほど…」とひとりごちたことがあった。B3きっと出て来るBARAKAのレゲエは「Something」に導入された。
依知川さんがパーム・ミュートして繰り出す間を重視した「締まる低音」が気持ち良い。B4アルバムの冒頭を飾っている「Day Tripper」をドカンとかます。B5BARAKAがあの有名なリフをそのまま演るワケもなく…コレは15/8拍子になるのかな?
8分音符がひとつ足りないだけでエラく雰囲気が変わるわ。
だから音楽ってオモシロい。B6vどの曲も大胆極まりないアレンジが施されているんだけど…「Get Back」も強烈だった!B7メドレーの最後を飾るのはアルバムに収録されていない「ネタ」…イヤ、「曲」。
依知川さんが弾くメロディは「Come Together」。B8_ct一生さんのファンク・ストラミングやソロ…B9i平石さんのソロ…「The Chicken」を間に挟んで3人それぞれのプレイがフィーチュアされた。B10vこのメドレーも何度かライブで拝見しているが、確かに今回もまた違った雰囲気の仕上がりで、ステージから耳と目を一時も話すことが出来ないパフォーマンスだった。B11チョットここで脱線。
BARAKAはビートルズに続いて2016年にQueenのカバー曲集をリリースしている。
音源を頂戴して初めて聴いた時、あまりの強烈なアレンジにビックリ仰天して、それこそフザけ半分に「コレってもしかしてフザけているんですか?」と依知川さんに失礼なことを言ってしまったことを思い出す。
優しい依知川さんはそれを聞いても全く怒ったりせず、大笑いしながら「イヤイヤ、真剣にやってますよ~!」と答えてくれた。
ビートルズもQueenもそれほどにスゴイ。
こうなると新しく曲を作った方がよっぽど早いのではないか?と思ったりもして…。
で、そのQueenのカバーアルバムのタイトルが『A Night at the Open』。
もちろん本家の『A Night at the Opera(オペラ座の夜)』のモジリ。50cdで、Queenはそのタイトルをマルクス兄弟の『A Night at the Opera(オペラは踊る)』からそのまま拝借した。
コレ、もう何回も書いていてゴメンね。
でも日本人はよっぽどのQueenファン以外にこんなことを知る人がいないでしょう。
物事はナンでも知っておいた方が楽しいからご存知ない方のために何度でも書いてしまいましょう。
グルーチョ、チコ、ハーポの「マルクス三兄弟」が繰り広げるドタバタは、クレイジーやドリフ等の昔の日本のお笑いの元ネタですからね…オモシロいにキマってる。
チコがピアノ、ハーポがハープの奏者で、映画の中で見せる超絶技巧があまりにもカッコよく、音楽的にも内容の濃いコメディ・シリーズだった。
昔の人はこういう芸を観ていたのでやたらと目が肥えていたんですよ。
この映画は私もずいぶん前に観たきりなのでハッキリとは覚えていないんだけど、タイトルの『A Night at the Opera』の「オペラ」は歌劇の「オペラ」であって、確かパリの「オペラ座」って映画には出て来ないんじゃなかったっけかナァ。
つまりQueenのアルバムの邦題の「オペラ座」は意訳ということになる…ように思う。Np2Queenが続いて発表したアルバムには『華麗なるレース』という邦題が付けられていたが、原題は『A Day at the Races』という。
コレも出元はマルクス兄弟の『マルクス一番乗り』という映画。
私がレコード会社の担当者だったら何の迷いもなく『クイーン一番乗り』という邦題を授けたんだけどナァ…『華麗なるレース』よりよっぽどカッコいい。
この映画からは「All Chillun Got Rhythm(神の子はみな踊る)」というスタンダード曲が生まれている。9drところで、インターネットで「BARAKA」と「Queen」というキーワードを入力して検索すると、BARAKAのCDが一番に出て来るかと思いきやさにあらず。
「BARAKA」という会社の「クィーンオブローズ」というアロマオイルが出て来るのだ!
世の中極めて広いです。
ハイ、脱線終わり。

55s壮大なビートルズのメドレーの後は2010年のアルバム『Inner Resonance』から「Atlantic」。9ir3/4拍子で一生さんが弾くクリーン・トーンのギターから曲はスタート。60v_at3/4と4/4拍子を交えながら曲はたおやかに進んでいく。
290依知川さんが「Gb→A→G」と奏でる足鍵盤の反復フレーズがホンワカしていて気持ちい~。
しかし、最後までナニも起こらずに曲は終わる。
なるほど…大西洋(Atlantic Ocean)に沈む夕日をイメージにした情景音楽なのか。
いかにもうまい具合に表現されている。
440v音数も少なく終始クリーン・トーンで弾き通した一生さん。
このサウンドは「沈む夕日」なのか静かに打ち寄せる「波の音」なのか…
まさにMarshallの出すクリーン・トーンの美しさを見せ付けてくれたようなパフォーマンスだった。100_2その美しいサウンドを送り出した一生さんのMarshallがコレ。
詳しくは<前編>をご覧あれ。105「皆さん、こんばんは!
こんなに来てくれてありがとうございます!
『25周年』ってことはBARAKAを25年やっているワケですけれども、皆様のお陰です。
ありがとうございます。
スタッフの皆さんもありがとうございます。
1番大事なのはメンバー…ありがとうございます
『25』と言えばですね、『アタック25』ぐらいしかわかんないですよね?知ってる?
アレは15周年の時ですか?
赤坂のBLITZで演りまして、20周年の時は東京フォーラムででした。
そして25周年はココ六本木EXシアターですよ!
30年目はどこでやんの?っていうことですけど…。
(客席から『武道館!』という声が上がる)
ああ?さいたまスーパーアリーナやないかッ!」
110v「そんな感じで季節も11月ということで…10月は秋ナスとかサンマとか…ボクら食うことばっかりですわ。
カキッ!
11月の最初に広島に行って鉄板焼き屋でセッションを演ったんですけどね、その時に出た牡蠣バターが非常に美味しくてですね…『カキ食えば、鐘が鳴る鳴り』…
(客席から『法隆寺!』という声が上がる)
声が小さい!
柿カキちゃうしね。
牡蠣やから…『カキ違い』ということでですね。
オン・ベース、Shin!
オン・ドラムス、Max!」
ギャハハ!
一生さんのMCを聞くといつもネプチューンのホリケンを思い出すんだよね。
いつ何がどういう形で出て来るのか皆目見当がつかん!
120「宴は佳境です。次で最後です。
(客席から『エエエ~!』という声が上がる)
じゃ、『次の曲で最後です』って言ったら『ホウ~!』って言ってみて。
え~、次の曲で最後でございます。
(客席から『ホウ~!』という声が上がる)
ナンか『エエエ~!』言うてる人がいなかったか?
ま、それはいいですけど…時間がアレなんで。
舞台監督の方、怒ってるかも知れないですわ!」130v_2ということで、BARAKAの25周年を記念するコンサートも早くも最後のセクションに突入した。
ビートルズのメドレーに続いて今度はBARAKAのセルフ・メドレー。
まずは2008年リリースの『Shade of Evolution』の収録曲からスタート。

9soe平石さんのシャープなシンバル・レガートに…140_gb大蛇のように絡みつく依知川さんのベース。
「五輪の書」に題材を借りた、5つのパートで構成した30分に及ぶ組曲、「Five Rongs」の第1曲「The Ground Book」だ。150v「五輪の書」とは宮本武蔵が著した「地の巻」、「水の巻」、「火の巻」、「風の巻」、「カルメンマキ」の5編からなる兵法の書。
あ、失礼!最後は「空の巻」だわ。
「地の巻」だから「The Ground Book」ね。
BARAKAのライブの頻出曲。
この曲にものすごくBARAKAのエキスを感じるのは私だけであろうか?160v7.The Ground book〜Flow〜Drs solo〜It〜The Book of Void〜Butterfly
続いて曲は「Flow」に移る。
「Flow」は2007年にリリースしたアルバム『BARAKA VII』収録の組曲「Bharmad」の第2曲。
アルバムでは「b) Part II」とクレジットされているナンバー。9brk7/4拍子のリフか実にクール!170_fl一生さんのソロ。
一生さんが弾くソロ・フレーズは「マーヴェリック」だね。
従来のロック・ギター・フレーズに全くとらわれることなく、自分の中から自然に出て来るフィーリングを音にして綴っているようだ。
こういうギターを聴かせてくれる若い人が出て来てくれるとギター界も少しは安心できるんだけどナァ。

180_2目まぐるしく変わる曲調。
曲をつなげて変えていくメドレーを構成する個々の曲の中で曲調が変わってしまうので、最早どこまでがどの曲なのか皆目わからん。
まさにマイルスの『On the Corner』状態!190vBARAKAのライブには不可欠の平石さんのソロ!
MCで一生さんは「40分ぐらい演りますから!」なんておっしゃっていたが、そんなに長くは演らなかった…38分ぐらいだったかしらん?210それはオーバーにしても、ショウの終盤とはとても思えないぐらいパワフルでスキルフルなソロをタップリと聴かせてくれた。220v_2大喝采に応える平石さん!230そして『BARAKA IV』から「It」。210cdCDでは依知川さんが哲学的な歌詞を大変味のある歌で聴かせてくれるが、このコンサートではやはりインストルメンタルに徹し、ガッツリと器楽演奏の魅力を引き出してくれた。240v_itメドレーの最後は「空の巻」の「The Book of Void」。
そうか「空」というのは「sky」ではなくて「empty」の方か…。
デへへ、私、コレでも吉川英治の『宮本武蔵』は読破しているんですけどね。
全く覚えていない。
ビックリして覚えているのは、戦前の朝日新聞に連載されたこの小説、みんなコレを読みたさに購読する新聞を朝日に替えたっていうんだよね。
新聞から出た名作はたくさんあるんだけどね。
日本人も昔はそうして盛んに字を読んでいたんですよ。
何せかつての日本はイギリスと肩を並べる世界一の文学国と言われていたぐらいだから。
 
平石さんのドラム・ソロを演じている間にジャケットを脱いで気合がますます入った感じの一生さん。
ましてやこれだけの遠大なメドレーだからして、最後はドッカーンと思い切り盛り上げるのかと思いきやさにあらず。
「一生さん+Marshall」の美しいクリーンから伸びやかな泣きのソロでチャイコフスキーの『悲愴』の「第4楽章」よろしく、しめやか~にメドレーの幕を下ろした。
コレがBARAKAのやり方か~!250_bov本編を締めくくったのはキラー・チューンの「Butterfly」。
堰を切ったように迫りくる7/4拍子のリフ!
260_bfまさに3人がひとつになった完璧な演奏。
見よ!コレが25年の厚みと重みだ!S41a0435_2

 

S41a0448 

S41a0216本編を終了して大喝采に応える3人。
こうしてひとまずステージを後にした。330アンコールまでの間は「バタフライ」の話をしましょう。
ナゼ「バター(butter)」と「飛ぶ(fly)」で「蝶(butterfly)」になるのか?
こんな本が出ている。
色々な英単語の語源をわかりやすく解説したその名もズバリの『「バタフライ」が蝶になったわけ(朝日出版社刊)』という1冊。
この本によると、「バター+飛ぶ=蝶」となるかは何世紀にもわたってその理由が専門家の間で議論されてきたそうで、サミュエル・ジョンソンの説によると、「蝶が姿を見せる春になると、ミルクをかき回してバターを作る作業が始まるから」らしい。
サミュエル・ジョンソンというのはイギリスの文学者で数々の名言を残した人。
「政府は我々を幸せにすることはできないが、惨めな状態にすることはできる」…なんていいこと言うじゃん?
「結婚は多くの苦悩を生むが、独身は何の喜びも生まない。」なんてのもいいね。
でも私が一番好きなジョンソンの言葉は、一番有名な「ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者だ。ロンドンには人生が与え得るもの全てがあるから」。
コレ、ホント。
行きたいナ~、ロンドン…私はまだ人生を楽しむことができるゾ!340「butterfly」の語源は他にもあって、イギリスで一般的な「ブリムストーン(brimstone)」という蝶は下の写真のように羽の色がバターのような色をしているから…とか、夜になるとバターを盗む魔女や妖精の姿が蝶だから、とか…コレはないな。
と、そうこうしているウチにBARAKAの3人がステージに戻ってきたよ~。Bs_2 「ありがとうございます。
アハハハハ!全然違う曲順になっちゃったね!
誰も予想してなかったんだけど、マァ、それも『BARAKA』ということでお許しください。
それでは最後に短めの曲を1曲演ります」350_2アンコールは「Palm Trees of the Maldive」。360_2『Inner Resonance』のオープナー。370にぎやかな曲調とエネルギッシュな演奏は…380vまるで今からコンサートが始まるかのようだ!390曲の中間部で一生さんがステージから客席に降りる。
BARAKAのライブの定番だ!410ステージ上から一生さんの様子を見守るリズム隊の2人。430_2客席中ほどの通路を歩いて…
440v_2ステージに戻った一生さん。
ギターを提げているとステージに上がれないので一旦ギターを降ろしてポーズ。
コレは土俵入りか?450_2そして、コマネチ!
この人がこんなシリアスな音楽を追求しているとは到底思えん!460そして再びギターを手にして猛烈なギター・ソロ!470「25周年記念コンサート」完走!
480「やりきった感」溢れる満足気な表情!S41a0453

S41a0457

S41a0511 25周年おめでとうございます!
これからもBARAKAだけの独自の音楽を追求してくださいまし!
 
BARAKAの詳しい情報はコチラ⇒BARAKA Official Web Site
 
「BARAKAの25周年」がMarshall Blogに記録され、半永久的に保管されることになりました。
こうしておけば、Marshall Blogが続く限りいつでもこの時の様子に接することができるのです。
記録しておかなければムリ。500_2 

☆☆☆マーシャル・コマーシャル☆☆☆
 

BARAKA同様、インストルメンタル・ミュージックで世界で勝負する4人組、D_Drive。

<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

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<Thmbs Up>

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200 (一部敬称略 2022年11月30日 六本木EXシアターにて撮影)

2023年1月13日 (金)

BARAKA~25th Anniversary Live <前編>

 
2022年はBARAKAのデビュー25周年を記念する年だった。
「25年前」というと1997年だから…平成9年。
つまり昭和が終わって9年後にBARAKAが登場した。
ところで、最近は年嵩を増した人のことを指して「昭和の人」と表現することがあるが、計算してみると昭和34年以降に生まれている人って昭和より平成の方が過ごした時間の方が長いんだよね。
私も昭和37年生まれなので、青春の一時期をドップリ昭和の文化に浸かって過ごしているが、父と同じだけ生きることができたとしても人生で最も長い元号が「平成」になる可能性が高い。
だから、「〇〇の人」の「〇〇」に一番長い時間を過ごした元号を当てハメるとすると、現在の成人は「平成の人」ばかりなんですよ。
「明治・大正」はおろか、本当に「昭和」が遠くなったように感じる。
…と、いつもであればこうした「周年記念」の記事を書く時にはその「周年」の原点に戻って、その時に何があったのかを並べて懐かしむのがMarshall Blogの常なんだけど、実は昨年に「ファーストアルバム・リリース25周年記念」を迎えたバンドがあって、25年前を振り返る企画を6月にやっちゃってるんだよね。
だから今回はスキップ。
ちなみにそのバンドとは日本のヘヴィメタル・バンドの雄、CONCERTO MOONです。
こうしてみなさんが長期間にわたってMarshallと共に音楽活動を展開してくださっていて大変うれしく思います。
BARAKA、25周年おめでとうございます!9brkf今回と次回のMarshll Blogはその25周年を記念するコンサートのレポート。
10会場は六本木のEXシアター。20開場時にお客さんに配布されたコンサートのプログラム。30ブロードウェイやウエスト・エンドのミュージカルのように、演奏する順番に曲名を並べてそれぞれに解説や思いのたけを寄せた。
コレだけでもいかにこのコンサートにかけるBARAKAの意気込みを感じようというものだ。35会場内はどこもかしこもBARAKA一色!60物販コーナーも準備に大忙し。70ズラリと並んだCD。
これぞ25年の蓄積、四半世紀の成果!71当然、最近作の『Maverick』をフィーチュアしていた。73衣類の種類も豊富。72今回の目玉は「25周年Tシャッ」かな?75前身頃のデザインはコレ。
メッチャ足長~。
チョットした60年代の雰囲気でいいね~。
ん?待てよ…このデザインをどっかで見たことがあるな~、と思っていたら…
80コレだ!
90_2コチラは非売品。
ファンの方が焼いてくれた特製「BARAKA 25th Anniversaryクッキー」!100開演前の場内にはマイルス・デイヴィスの『In a Silent Way』が静かに流れ、やがてメンバーがステージに姿を見せて1曲目を演奏した。
25周年記念コンサートの冒頭を飾ったのは「Let Me In」。1102002年にリリースした『BARAKA IV』を締めくくったBARAKAのキラー・チューンのひとつ。210cd 高見一生S41a0104 依知川伸一130v平石正樹140v一生さんはMarshall。150ステージには1959のハーフスタックが2セット配置され、白い方が使われた。
この白いMarshallは、Marshallの創立35周年を記念して限定発売されたモノで「White Special」と呼ばれていた。160リアパネルに取り付けられたジム・マーシャルのサインのプラーク。
このモデルはキャビネットとセットで250台製造され、世界に向けて発売した(50Wモデルの1987も同時にセット販売されたので1960Aは計500台製造された)。170一生さんの足元のようす。
相変わらずにぎやかだナ~。
依知川さんの足元にも設置されている左端の足鍵盤はBARAKAのシンボル。180依知川さんはEDEN。S41a0132WT-800の堂々たるセットで臨んだ。200v場内BGMでかかっていた「In a Silent Way」から連続しているかのようなユッタリしたスタート。
220v『BARAKA IV』の初出のバージョンでは依知川さんのボーカルズを聴くことができる。
名ギタリストのリック・デリンジャーにも「Let me in」というポップチューンがあったが、BARAKAの「Let Me In」の歌詞は至極哲学的だ。
みんな入りたがるね…「嵐が丘」のキャシーみたいだ。
ナゼだかはわからない、教えて欲しい…Show me the way!
「Show me the way」といえば、ピーター・フランプトンに「I'm In You」というヒット曲があった。
こっちはもう入っちゃってる。
さらにフランク・ザッパはそのヒット曲をパロった「I Have Been in You」というお下劣な曲を演っていたっけ。
「アミニュー!」と叫ぶライブ盤でのこの曲のMCがとてもオモシロかった。
 
今回はライブ・ステージでしか聴くことができないインストルメンタルのバージョンを披露した。215v_singユッタリと流れていた曲はやがて5/4拍子のパッセージを経てガラリと様子を変え、刻々と情景を変化させていく。
コレぞ「BARAKAミュージック」!240v5/4+4/4拍子、シンプルな三連…様々なリズムに乗って一生さんのギターが縦横無尽の空間を飛び回る。
ん~、いい音だ。
そう、このコンサートは一生さんがクリエイトするMarshallの音を存分に味わうコンサートでもあったね。
広い会場のすみずみまでMarshallの音がダイレクトに行き渡ったのだ。
コレね、まずステージの中の音がラウドじゃないとこうはならないんだよね。
そして、デジタル・アンプだとまず実現不可能。
不思議なことに客席の後ろの方まで音が飛んで来ない。
ジム・マーシャルがスピーカー・キャビネットに付けた傾きのおかげもあるが、やはり真空管アンプが作り出すサウンドは替えがきかないのだ。
いずれにしても耳に詰め物をして、小さな音で演るライブは聴いていてツマんないよ。
BARAKAはロック・コンサートのお手本ですな。
250次の曲も一生さんのスペイシーなギターから。
7/4、6/4、7/4、7/4、5/4、5/4と目まぐるしく変わっていく拍子。
でも不自然な感じが全くしない。
繰り返し申し上げるが、素晴らしいギターの音だ。
どういう音かと言うと「Marshall 1959が出すギターの音」…としかいいようがない。
他のギター・アンプでは絶対にマネをすることができないMarshallの原点のサウンドだ。S41a0057 曲は2021年1月に発表したBARAKA11枚目のオリジナル・アルバムのタイトル・チューンの「Maverick」。275cd外国の人と接していて、これまで一度も「maverick」という単語が使われる現場に立ち会ったことがないな…。
この単語は「サミュエル・オーギュスツ・マーヴェリック(Samuel Augustus Maverick」という19世紀の人の名前に由来しているらしい。
人名が由来の英単語はそう多くないのではないか?
不思議に思って調べてみると、テキサスの政治家/弁護士/大地主だったサミュエルは、ジュ~とやるのが可哀想なので自分の牧場の牛に焼印を押そうとしなかった。
そこで、焼印が押されていない牛のことを「maverick」と呼ぶようになった。
そこから転じて独自に自分の方針を貫く人を指して「maverick」という言葉が使われるようになったんだと。
単語としては名詞、形容詞、動詞として使われ、意味もたくさんあるようだが、BARAKAはこの単語に「孤高」という訳を充てている。
独自の音楽を創り続けているバンドの解釈としてはまさに適切な訳語ではあるまいか?
BARAKAこそがサミュエル・オーギュスツ・マーヴェリックというワケだ。280曲はもちろんマーヴェリック!290v従来の形式に全く捕らわれず自由なスタイルで曲を展開させていく。300それでもBARAKAのレパートリーにあっては比較的シンプルな部類に入るか?
S41a0055「順番間違えた~!」という一生さんの雄叫びの後に演奏したのは「SF-1(Superior Force 1)」。
胸のすくようなストレートなドライビング・ナンバー!320v_sf12022年と2023年の『全日本スーパー・フォーミュラ選手権』のテーマ・ソングはBARAKAの「Superior Force 2」。
そして、今回のコンサートで披露したのは曲名に付された数字が示す通り、その前身となった1曲。
どこまでも猛進する依知川さんの低音が気持ちいい!330vナンカあまりにもストレートすぎて本当にBARAKAの曲なのか?と思いたくもなるが心配ご無用。
チャンとアップダウンが仕込まれていて曲をドラマチックに演出する。M3「ありがとうございます!
今日はBARAKAの25周年を記念するライブにお出かけ頂きありがとうございます!」
355v「皆さん、入り口でパンフレットを受け取って頂きましたか?
クラッシックのコンサートみたいに曲順を書いて『こんな感じの曲です』って説明してるんですけど…2曲目と3曲目が逆になっちゃいました!」
コレがさっきの一生さんの「順番間違えた~!」という叫びだったのね?
ドンマイ、ドンマイ!
360「昔の手帳を見て確認したんですが、ボクたちは25年前の10月19日に初めて一緒にスタジオに入りました。
それから25年間…本当に休むことなく何とか続けて参りました。
2000年からは20年間にわたって毎年海外ツアーを行ってきました。
アルバムを17枚出して、今日のライブが688本目です!」
370v「今日は11月30日…東京ドームではKISSがコンサートをやっております。
ボクが最初に外タレのコンサートに行ったのが中学3年の時…武道館でKISSを観たんです。
KISSはボクたちにとってもアイドルですから相手がKISSならしょうがないかな?
KISSを観に行くか、BARAKAを観に行くか…皆さんは『BARAKA』を選んでくださいました!
ありがとうございます!」380続いても『Maverick』から「Meteor」。
超絶ジャズ・ギタリストのタル・ファーロウにもチャーリー・パーカーの「Confirmation」のコード進行を引用して作られた同名の曲があった。
「meteor(メテオ)」とは主に「隕石」のこと。390_mtこの曲でも地に根を生やしたかのような依知川さんの頑強なベース・プレイが素晴らしい。
コチラも何しろ音が良い。
メチャクチャ抜けるんよ。400やがて一生さんが刻むメイン・リフが登場して曲は新たな展開を見せる。
ナンだ?コレはどうなってんだ?
23/8拍子みたいな?
S41a0095
そして主題が現れ…420vキメでワンコーラスを〆る。
このパターンがエキサイティングに繰り返されて曲が幕をおろすのかと思うと…
430依知川さんのミューテッド・ベースがチョコッと顔を出す。
ココまでが「Meteor」。
依知川さんが弾いたベースのパッセージは後から着いて来た隕石の子供かな?
470v演奏はCDに収録されている曲順通りに「Tapir's Dream」へとつながった。
今度はレゲエのリズム。
480v「tapior」とはバクのこと。
コレ、「タピア」ではなく「テイパー」と発音する。
曲名の「夢を食べるバクの夢」は一種の撞着なのかな?
530v一生さんが弾くメロディはあたかもバクが歩き回っているみたい?
540v3分半ほどのこの曲、珍しくナニも起こらずに幕を下ろす。
それが「バクの夢」。 
だいたいここまでがコンサートの前半。
0r4a0023演奏した曲数としては4曲となるが、ご存知の通りBARAKAは1曲が長いから…演奏の充実度も相まって10曲ぐらい聴かせてくれた感じ。
そしてコンサートの後半に突入していく3人。M1

S41a0222

490BARAKAの詳しい情報はコチラ⇒BARAKA Official Web Site0r4a0091依知川さんがMCでお話されていた通り、BARAKAが海外でも盛んに活動を展開しているのはご存知の通り。
そのひとつがこの『CRUISE to the EDGE』というイベント。
タイトルからしてすぐにプログレッシブ・ロック関連のイベントだということがわかる。
BARAKAは2018&2019年に続き、今年もこのイベントへの出演が決定した。
スティーヴ・ハケット(紳士ですよね~)、Marillion、PFMといった大御所並んで、アニメ関連でもなし、カワイ子ちゃんバンドでもなし、BARAKAが創り出す音楽が認められてお呼ばれするなんてとてもスゴイことだ。
ところが、依知川さんはBARAKAをプログレッシブ・ロック・バンドだと思っていらっしゃらなくて、「BARAKAという音楽」を演るバンドと考える旨のご発言をされている。
まさにその通りだとは思うが、プログレッシブ・ロックの故郷であり、本場であるイギリスに行けばナニをどうしてもBARAKAはプログレッシブ・ロック…向こうでは「プロッグ・ロック」と呼ばれているんだけど…そのジャンルにカテゴライズされることは避けられない。
でも、本場における「プロッグ・ロック」という言葉は、日本に住む一般的な日本人が考える「プログレッシブ・ロック」と意味が明らかに違うんですよ。
それにキッカケを作ってくれたのがウチのMarshall RecordsアーティストのD_Driveだった。
D_Driveがニュー・アルバムを世界リリースして、彼らの音楽がイギリスをはじめとしたヨーロッパ諸国で「100%純粋なプログレッシブ・ロック」として取り扱われていることに驚き、イギリス人の力を借りて周辺の環境を調べてみたのだ。
ちなみにこのイベントに出演するHAKENというバンド、ドラムスがNATALなんだけど往年のプロッグ・ロック好きにはドストライクなサウンドだよ。50その調査論文がコレ。
BARAKAのファンの皆さんはきっとプログレッシブ・ロックがお好きでしょうから興味のある方にはご一読をオススメする。
  ↓   ↓   ↓
プログレッシブ・ロックってナンだ?~D_Driveの新作『DYNAMOTIVE』が教えてくれたこと

おまけにイギリスのメジャー・プログレッシ・ブロック専門誌にインタビューまで載っちゃった。Prog 実は…オモシロイことに、依知川さんを紹介してくれたのがそのD_DriveのSeijiさんだったのです。
コレが言いたかった。
依知川さんに初めてお会いしたのは2015年3月のこと。
でも、それは「BARAKAのベーシストの依知川伸一」さんではなくて、「書道家の依知川風人」さんだったんだけどね。
その出会いのことはココに書いておいた。
   ↓   ↓   ↓
芸術の春・依知川風人の世界~ASAKUSA COLLECTION vol.2から

この時からカレコレ7年経つので、私もBARAKAの歴史の7/25は関与させて頂いたことになるか?
いつかBARAKAとD_Driveでヨーロッパ・ツアーでも出来たらいいナァ。90 <後編>につづく


☆☆☆マーシャル・コマーシャル☆☆☆
 

BARAKA同様、自分たちの音楽で世界で勝負しているインストゥルメンタル・バンド、D_Drive。

<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

コチラはSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。

<Thmbs Up>

<Begin Again>

Marshall Recordsが世界に向けてリリースしたセカンドアルバム『DYNAMOTIVE』絶賛発売中!

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200 (一部敬称略 2022年11月30日 六本木EXシアターにて撮影)

2022年12月29日 (木)

MLB Cafe TOKYOの田川ヒロアキ~私の後楽園

 
今日は久しぶりの後楽園から。
野球はおろかスポーツに全く興味がない私のこと、東京ドームなんて入ったことありゃせんわ…と思ったらレッチリだの、社会人野球の応援だの、で何回か入ったことがあったわ。
でも、遊園地の方に来るのはかなり久しぶりだぞ。
東京の東部の人間にとっての遊園地は「後楽園遊園地」か浅草の「花やしき」だからね。
子供の頃はよく来たものだった。
ところで皆さん、昔々、今東京ドームがあるところにナニがあったかご存知?
元々は水戸藩の上屋敷があった…というか、このあたりは全部水戸藩の上屋敷の敷地だった。
よく広さを表現するのに「東京ドーム〇〇個分」なんて例えるけど、家の敷地に東京ドームが入ってしまうなんてのはスゴイじゃないか?
「上屋敷」とは大名とその家族が過ごす江戸藩邸のひとつ。
水戸藩といえば、尾張、紀州と並ぶ徳川御三家の一角だからして、その上屋敷といえばベラボーにゴージャスだったのもうなずける。
上屋敷の下が「中屋敷」。
ココでは隠居や世継ぎが起居した。
その下が「下屋敷」で、庭園を備え、火事の避難宅や藩所有の機材や食料を保管する倉庫のような役目を果たした。
桜で有名な「隅田公園」は水戸藩の下屋敷の跡だよ。
だからあんなに立派な日本庭園が残っている。
10コレは全く知らなかったんだけど、明治に入ると同地には「東京砲兵工廠」が立った。
「工廠(こうしゃ)」というのは軍の工場のことね。
来年100周年を迎える関東大震災。
その慰霊碑がある両国の横網公園は、元は「陸軍被服廠」といって軍服を作る工場だった。
そんな具合でかつて東京ドームがあった場所では昭和10年まで小銃を中心とした武器を作っていた。
「代々木公園」だって陸軍の練兵場だったワケだからね。
下の絵ハガキの写真は、お茶の水から水道橋へ向かう神田川沿いの眺め。
煙突が並んでいる辺りが「砲兵工廠」。
欧米列強に追い付け追い越せで「富国強兵」に勤しんでいた時代はこんな街中に軍の工場があったんだよ。
この鉄道は「甲武鉄道」という路線だった。
それが国鉄になり、今の中央線になった。
こんな話、東京以外の人にはオモシロくも何ともないですよね。
でも私は最高にオモシロい。
東京が大好きだから!
Hhkその後、同地には後楽園球場ができ、その横には競輪場が建設され、遊園地が併設された。
下の写真の上の方の楕円のヤツが競輪場の後。
写真ではもうプールになってしまっているナ。
遊園地の展望タワーがなつかしいね…何度も乗った。
写真の右側の白山通りの地下を走る「都営三田線」は、私が子供の頃は「都営6号線」と呼ばれていた。
また、今の「都営浅草線」は「都営1号線」だった。
50年以上前の話よ。
Kreこの「後楽園競輪場」は都が戦後の財政難を補助するために導入した競馬、競艇、オートレース等の「公営ギャンブル」のひとつだった。
後楽園の競輪場は1972年に閉鎖されたが、私は一度だけ父に連れられて行ったことがあった。
耳に赤鉛筆をはさんだ夥しい数の汚いオジさんが金網にへばり付き、「まくれ~!まくれ~!」と大量にツバを飛ばして絶叫している光景は子供だった私にとってかなりは強烈だった。
ジャンが入ると「あの鐘が鳴るとあと1周でレースがひとつ終わるんだよ」と父は教えてくれた。
この光景も私の後楽園のひとつ。
Kr 皆さんは下の写真のおジイさんをご存知?
年配の東京の人でないとわからないかな?
この人は1967年から1979年まで3期12年、東京の都知事を務めた「美濃部亮吉(みのべりょうきち)」という人。
私なんか「都知事」といえば、断じて「太陽の季節」でも「緑のタヌキ」でもなく「美濃部さん」のイメージが強い。
革新系の都知事で、「ドロッドロだった隅田川を魚が遡上できるまでにキレイにした良い人」というのが子供の頃の印象。
そして1972年、美濃部さんが公営ギャンブルを廃止し、後楽園競輪を閉鎖した。
理由は、ギャンブル依存症による生活破綻、家庭の崩壊、青少年への悪影響、八百長事件の頻発等、大きな社会問題を引き起こしていたから。
他にも東京都が絡んでいた公営ギャンブルがあったが、都が単独で運営していたのがこの「後楽園競輪」と「大井オートレース」だったので、2つが廃止の対象となった。
最近「IR」とかいうワケのわからない言葉を弄して政府はカジノの導入を企んでいるが、その是非は50年前に答えが出ているのですよ。
だから国民は歴史を勉強しないとダメなんだね。
Mnbその後、「後楽園競輪場」は「後楽園プール」となり、赤鉛筆を耳に挟んでいたオジさんたちは若者や子供へと姿を変えた。
入場料が安くなかったので小学生だった私は数えるほどしか行かなかったが、「流れるプール」がとても楽しかった。
でも、下の写真のようにいつ行ってもイモの子を洗うようで、今考えると不衛生極まりなかったな。
その後、プールで遊ぶ年齢を過ぎた頃、一度だけ後楽園プールを訪れたことがあった。
誰が考えたのか知らないが、このプールの脱衣場でオーディオ機器のセールが開催されたことがあったのだ。
私は小遣いを握りしめて激安で販売していたオルトフォンかなんかの輸入カートリッジを買いに行った。
Kp後楽園ホールへも何度か入ったナァ。
一番最初は父に連れて行ってもらった遊園地の帰り、下の写真のビルの前を通りかかった時にタマタマ見つけた『底抜け脱線ゲーム』の無料公開録画だった。
ナマ「金原二郎」よ!
父は客席でよろこんで観ていたっけナァ。
29krhそういえば、後楽園球場のバックネット裏で観た「巨人×大洋」の試合の時に前の席に座っていたのが「石井伊吉」だったことがあった。
誰のことだかわかる?…「毒蝮三太夫」です。
「ウルトラマン」のアラシ隊員の頃は「石井伊吉(いよし)」と名乗っていた。
お父さん、握手してもらってすごくよろこんでいた。
ナンカこうしてみると、私の「後楽園の思い出」は「父の思い出」だったような気になって来たナ。
写真は父ではなくて、毒蝮三太夫さんですよ。Ii 高校になってロイ・ブキャナンとフランク・マリノを後楽園ホールで観たのもとても良い思い出だ。
下のプログラムは45年前に実際に後楽園ホールで買ったモノ。
0r4a0713 大学の頃、ハンターのバーゲンをやっていたのもこのビルだったか?
「青いビル」って言っていたような気がする。
何十枚も買ったけど、下のレコードをそのバーゲンで買ったことを覚えている。
Tf ローラースケートをしに来たこともあるし、家内とアイススケートでデートしたこともあった。
こうしてみると、後楽園の思い出って結構マッシブだな。
今まで一度も考えたことがなかった。
 
そして、コレが今の後楽園。
ここからが本題です。
トイレに行かれる方は今どうぞ!20クリスマスが近いということで、盛んにイルミネーションが輝いていた。30b電気代は大丈夫なのか?40v節約した方がいいんじゃないのか?50v今日、後楽園を訪れた目的はココ。
大リーグをテーマにしたレストラン「MLB cafe TOKYO 東京ドームシティ店」。60ココのステージに田川ヒロアキが登場して数曲演奏するのだ。80入って行きなり目に飛び込んでくるのはドジャースの背番号「2」のオジちゃん。
完全スポーツ音痴の私にはコレが誰かを知る由もなく…調べてみるとトミー・ラソーダ。
顔は知ってると思ったら野茂がドジャースで活躍していた頃の監督だそうだ。90MLB Cafeといえば「田川ヒロアキ」…でもないか?
でも、『Sports of Heart』というイベントでヒロアキくんがMLB Cafeの恵比寿店に何度か出演したことはMarshall Blogでレポートした。
下はその時の写真。
恵比寿店は2020年12月で閉店したそうだ。
130_2司会者の紹介の後ステージに登場したヒロアキくん。
ココ、メッチャ大きいんよ!100満席のお客さんに届ける最初の1曲は…
150vオハコの「Ave Maria」。110vもちろんヒロアキくんといえばMarshall。
でも今日のMarshallはいつもと勝手が違う。130この日ヒロアキくんが使ったのはMarshall初のフルデジタル・モデリングアンプ「CODE50」。
Marshall60年の歴史における代表機種のサウンドをデジタル・テクノロジーを駆使して詰め込んだスグレモノ。
ヒロアキくんはレギュラーの真空管アンプとは別に現場によっては「CODE50」を使ってライブをこなしてくれている。140ところでこのイベントがナニかというと、『LIFE WAVE 大忘年会』と題した企業の忘年会。
コレが大変にゴージャスな忘年会なのだ!
やはり先述の『Sports of Heart』が縁となっての出演と相成った。120アンプのモデルは変わってもMarshallで弾く限り「ヒロアキ・ギターサウンド」は不変。
ヒロアキくんにはサウンドだけでなく、誰にもマネできない独特の歌い回し方があるからね。160vそのヒロアキ節と美しいサウンドで満員のお客さんを魅了する。170また曲もいいからね~。
曲、音、演奏が完全に三位一体と化した素晴らしいパフォーマンスだった。180v「みなさん改めまして…初めまして、ギターの田川ヒロアキと申します。
よろしくお願いします。
今回は開催、誠におめでとうございます。
私もこうして初めて参加させて頂きましたが、お招き頂きありがとうございます。
今のこのご時世、こうしたパーティを開催するのはなかなか大変だったと思います。
最初からずっと私も参加させて頂いてとても楽しんでおります!」
190ヒロアキくんの自己紹介と企画参加への経緯と感想を詳しく述べた。
200vココで司会者からギターの弾き方についての質問。
「一体ナンダってそういう弾き方になってしまったんですか?」と、はじめは誰しもが疑問に思うヤツ。
初めはギターを床に置いて琴のように弾いていたが、ロック・ギターというのは立って髪を振り乱して弾くものということを知って…215v練習して少しずつ立って弾けるようになったものの、左手はもうやり直しがきかない!という話。
我々ヒロアキ・サポーターにはおなじみの話だけど、初めてそのストーリーを耳にした当日のお客さんたちは他人のことかと思って大爆笑!
ま、実際この話はオモシロいもんね~。
丸々聞きたい方はヒロアキくんのライブへどうぞ!
210「…というわけで時間もそろそろ来たようなので、最後にもうひとつタイアップ曲をお届けします」220v今日の出番は次で終わり。23011月にリリースした待望のニュー・アルバム『FACE』からの2曲をチョイス。
105cdまずは『FACE』の冒頭を飾っている「Introduction」。240v「Seascape」を彷彿とさせるスケールの大きなサウンドから…250エキサイティングな「ZERO」へ!
260v高校生を対象に、50ccのエンジンを搭載した自作のバギーカーの性能を競い合う「全日本高等学校ゼロハンカー大会」。
2002年からスタートしたこの大会のテーマ曲をヒロアキくんが作曲した。
その曲が「ZERO」。265vダニー・ガットンが出て来そうなカントリー調のパートが印象的なイキのよい曲。
お客さんは大ノリ!S41a0150 万雷の拍手を浴びて出番を終了させた。270v田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

290ヒロアキくん自信が当日使用したCODEをデモンストレーションするビデオはコチラ。


ところでこの「MLB Cafe TOKYO 東京ドームシティ店」は移転のため、今年いっぱいで閉店するそうだ。
ヒロアキくんの一度限りのココでのライブ、しっかりとMarshall Blogが記録した!
70 

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<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

コチラはSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。

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200 (一部敬称略 2022年12月8日 MLB Cafe TOKYO 東京ドームシティ店にて撮影)

2022年12月24日 (土)

はなわ単独ライブ2022~トランペットは蔵の中

 
今日は「エンコ」から。
「エンコ」なんて言っても今は知らない人の方が多いだろうナァ。
「エンコ」というのは、そっち方面の符丁で「浅草」のこと。
「浅草公園」の「公園」を逆さにして「エンコ」。
対してお隣りの「上野」は「ノガミ」と呼ばれていた。
そのエンコ…じゃない、浅草にある日本中央競馬会の「WINS浅草」の裏手に「初音小路飲食店街」という小さな飲み屋が数軒集まったエリア。10_2 この辺りは1960年に公開された日活映画『浅草姉妹』の舞台となったところ。
映画は1959年のこまどり姉妹の同名のヒット曲を元ネタに据えた、いわゆる「歌謡映画」と呼ばれるもので、実際にこの辺りで流しをしていたこまどり姉妹も出演している。
1時間にも満たない短編作品。
観てみると、一旦は更生した元不良青年の葛藤を描く「勧善懲悪」ストーリーで、毒にも薬にもなるワケではないが存外にオモシロかった。
あまり出ては来ないのだが、60年以上前の浅草の光景を見ることができてうれしくなる。
WINSが建つ前にあった「新世界」の姿や「どぜう」で有名な「飯田屋」の2階から「合羽橋本通り」を見下ろす景色など、浅草の人間にとっては快哉の声を上げてしまうであろうシーンがいくつか挿入されている。20pコレが今の初音小路。30映画の舞台になっている居酒屋は「おくやま」という名前だが、実際にこの辺りに存在していたのかどうかは全く確かではない。
が、映画の中でしきりに「初音小路」という看板が出て来るので、この近くという設定であることはほぼ間違いがないであろう。
「奥山」というのは江戸の昔から栄えていた浅草寺裏のエリアの名称。40こんな場末感満点の飲み屋街だが、今では土日になると若い人たちが行列を作っているのを見かける。
何でも初音小路で売っている「うなぎのオニギリ」というのが大人気なのだそうだ。
下の写真がその行列の店。50その初音小路を抜けて突き当たったところにあるのが「浅草花劇場(あさくさ かげきじょう)」。60v_2裏というか、「花やしき」の敷地内。
オープンは2019年4月。
浅草はかつては、ニューヨークのブロードウェイ、ロンドンのウエスト・エンドに匹敵する東洋一の劇場街だった。
だから浅草にこういう施設ができるのは大歓迎だ。
そして、前から一度「花劇場」に入ってみたかったのだ。
そして、チャンス到来!
花やしきの敷地内に足を踏み入れるのは40年以上ぶりのこと…まだ「ビックリハウス」ってあるのかしらん?70そのチャンスを作ってくれたのは、はなわさんが4年ぶりに開催した単独ライブ『トランペットは蔵の中』。80v前説が終わってはなわさんのバンドがステージに姿を現した!
ノリの良いリズムを打ち出しているドラムスはNATAL!140今回、全公演のドラムスを担当したのは田邊ミサト!150vミサトちゃん愛器はNATALの最高機種のウォルナット。160カラーはミサトちゃんのリクエストを的確に実現した世界にひとつしかないフィニッシュだ。170vそのリクエストとは「深い海の底から太陽が上がってくる感じをグラデーションで」。
ミサト・オーダーのグラデーションとウォルナットの木目のコンビネーションが最高に美しい。
見た目だけでなく、もちろん音が素晴らしい。
ミサトちゃんのダイナミックなドラミングにベストマッチなのだ!180_2そして思いがけずうれしかったのはステージ上手に設置されたMarshall。
ナントASTORIA CLASSCのスタックじゃないの!
現在は生産していないASTORIA CLASSICは、Marshall初の「ブティック・アンプ」として発表されたクリーン・サウンド専門の30Wのハンドワイアード・モデル。
音の良さについては書く必要あるまい。
現在このモデルはマイケル・シェンカー・フリークである「マカロニえんぴつ」の田辺くんも愛用しているが、コレをゲットした日本人ギタリストはラッキーだった。190v_2はなわさんの歌をガッチリとサポートするミサトちゃん。
やっぱりダイナミック!210シークレット・ゲストを交えてのホロリとさせられるナンバーも織り交ぜてショウは進行していく。S41a0344どんな曲でもミサトちゃんはヴァ―サタイルなドラミングではなわさんの熱演を確実にサポート。240v_2ショウの後半では、はなわさんは楽器を降ろしマイクを手にして本編の最後まで歌に集中した。S41a0368ミサトちゃんも真剣な表情でドラミングに集中。300後半も緩急自在なプレイで「はなわさんの音楽」づくりを緻密にサポートした。S41a0335一番最初のステージゆえ、開演前には「とても緊張する!」と言っていたミサトちゃん。
イヤイヤ、堂に入った完璧な演奏にお見それ致しました!380アンコールでは全員が赤いTシャツに着替えて登場。
ミサトちゃんもひとこと挨拶。340vはなわさんのアオりでお客さんも総立ち!
あのヒット曲を含めてアンコールは2曲。360vこうして4年ぶりとなったはなわさんの単独公演が大盛り上がりのウチに終了した。
とても楽しいショウだった!0r4a0132そして、改めてミサトちゃんのドラミングとNATALのサウンドに感動したのであった!S41a0025ところで、「トランペットは蔵の中」とは、はなわさんの奥さんが衝動買いしたトランペットがすぐに蔵の中に収められ、そのまま眠っている…という実話から。
でも、この話は笑えないの。
30年以上前にニューヨークへ行った時に衝動的に買ったトランペットがウチの押し入れの中にも眠っているから!  390  

200 (一部敬称略 2022年11月26日 浅草花劇場にて撮影)

2022年12月23日 (金)

LOVEROCK NIGHT『2』~THE LOVEROCK VIOLENT

 
『LOVEROCK NIGHT「2」』、ショウの後半はヘッドライナーのTHE LOVEROCK VIOLENT。
Marshall Blogへは2度目のご登場だ。
前回は2018年のこと…ウワッ!アレからもう4年半以上も経ったのかよ!
101曲目は「Rage」。20木村直樹30vAtsuo40v清水賢治50v臼井"OAMA"孝文60v乙部ーオトチーヒロ
 
4年前と全く変わらない面々でうれしいな!
70vアンサンブルそのものが押し寄せて来るようなド迫力のインスト・ナンバーでショウは幕を開けた。
「新曲いくよ~!」80_skいきなりの新曲披露!
「Escalation」と直樹さんがタイトルを告げて曲が始まった。
直樹さんはREACTION以来のご登場。
しつこくて申し訳ないけど、もうアレから1年経ったんか!今年のことかとばかり思っていたわ。90v_es乙部さんのドラムスと…Img_1739 OZMAさんのベースのコンビネーションが作り出すグルーブに乗った小気味よいナンバー。0r4a0620 客席もノッケから大エキサイティング!110_2 そして、Atsuoさんのギター・ソロが炸裂。100Atsuoさんはこの日、JCM900 4100と1960Aを使用した。S41a0003 「サンキュー!改めましてTHE LOVEROCK VIORENTです。
お久しぶりでございます。
あいにくの雨ですが…まだ降ってるんでしょ?
オレらも来るとき大変でした。
風も強いし…飛ばされそうになっちゃって!
以前はこのスタイルでずっとやってきたんですけど、最近はカホンを叩いたり、ギターを持ったりと荷物が多いんですよ。
それを考えると大変ですよ…バンドをやっていくということは。
今日はMOONSHINEのデビュー・ライブということで…最高だったでしょ?
ボーカルの藤重さんから『チョット一緒に演らないか』ってお誘い頂いて『じゃあ、やろうか!』って決まったワケです」
120v「いつもそうなんですけど、新曲を演る時ってメッチャ緊張すんの。
いくつになってもですよ…どんだけ長いことやってきても新曲ってやっぱりドキドキ、ドキドキ。
どうでしたか『Escalation』?
(拍手)
まだ戦争が終わっていないじゃないですか?
本当はこんな話どうしようかと思っていたんだけど、どうしても胸が痛い。
それで『コレはいつになったら終わるんだろう?』という思いで歌詞を書いたんですよ。
今朝できました!
今日はチョット珍しいセトリでお届けします。
前半がLOVEROCK前期。
で、後半がこのメンバーになってからのLOVEROCK。
そういう風に今日はお届けしたいと思います。
LOVEROCKが始まった時、一番最初にこの曲でスタートしたね…」140v「この曲」とは2011年リリースの「面影」。
0r4a0472
シンプルなロック・ビートがグイグイくる1曲。
そうか、コレがTHE LOVEROCK VIOLENTのスタートか!
0r4a0529 10年経ってもサウンドにブレなし!
0r4a0538 心臓の音に清水さんが奏でるオルガンの音が被さる。160v_kd2012年リリースの「鼓動」。170今度は胸のすくようなドライビング・チューン!180ココでもAtsuoさんのソロをタップリと!190v「どうもありがとう!『一輪の花』!」
と直樹さんが次の曲のタイトルを口にするとすかさず…0r4a0815清水さんのオルガンと…210v_ih直樹さんの悲しく切ない歌が流れ出す。
このバラードも「面影」とともに2011年の最初のマキシシングルに収録された。
220清水さんのキーボーズの音色はピアノに代り…
240vバンド・アンサンブルがこの曲の美しいメロディを最高にドラマチックに演出する。230「♪ヘイヘイヘイヘイ!」
キタキタキタキタ~!
直樹さんがお客さんをアオり出すと雰囲気は一変!260_ssg 2012年リリースの「She's So Good」!
270v
「ギター、Atsuo!」280「オン・ドラムス、オトチーヒロ!」290v「オン・ベース、オ~ズ~マ~!」300v「オン・キーボーズ、清水賢治!」310「オン・ボーカルズ、木村直樹!」
曲の中でメンバー紹介。
盛り上がるのなんのって!0r4a0514 再びギターを手にした直樹さん。
「はい、どうも~!
今日は配信もあるんでそっちも意識しておかないとね。
最近は慣れたけど、配信は大変ですよ。
昨日のTwitterで『MCが聞こえづらい』とか言われて…。
チャンとナニを言っているかわかるよね?
配信をご覧の皆さん…見てるか~?聞こえるか~?活舌大丈夫か~?
もともとオレは活舌が悪いからね。
『直樹は声が低いから聞き取りにくいのよ』って先輩から言われて、声のピッチを上げようとするんだけどすぐに直ぐ下がっちゃうんだよね。
今日のライブは『LOVEROCK年内最後』ということで、ホントに集まってくれてありがとうございます!」
320vギターのチューニングに取り掛かる。
「この前のREACTIONの時にYuki兄が『チューニングしながらはしゃべれねぇ』って言ってたよな…ウン、確かにしゃべれねぇな。
今日来て頂いた皆さん、愛してます!
来年になってしまうと思いますが、オレたちもガンガン活動していくんでこれからもよろしくお願いしま~す!」Img_1748Atsuoさんのギターからスタートするのは「光」。
2013年の3枚目のマキシシングル。
340v_hkrこれまたストレートなロック・ビートと直樹さんの声と歌い回しが絶妙に絡み合うナンバー。350v清水さんが被せるキーボーズのサウンドがカッコいい。0r4a0564 片膝を折ってソロを弾くAStsuoさん。
カッコいい。
ひと言もしゃべらずにただひたすらギターに専念する姿があまりにクール!
誰の言葉だったっけかな~、リッチー・ブラックモアかな?
「オレが言いたいことは指が言ってくれる」
まさにこのことである。
355v直樹さんの高速ダウン・ストラミングがなお一層曲にドライブ感を与えていた。360時は下り、清水さんのピアノとともに2019年の「異邦人」が続く。
このあたりから「今のメンバー」のレパートリーかな?
ちなみに英語圏の人に「レパートリー」と言っても絶対に通じません。
フランス読みをして「レパトワ」と発音しないとダメ。370_ihj雰囲気がガラっと変わり、直樹さんの心をさらけ出すかのような情感豊かな歌声が会場に広がる。380v今度は泣きのギター!
やっぱり言いたいことは指が言っている!400vSEに続いてOZMAさんのベースと…
390vAtusoさんのギターのアンサンブルによるイントロ。0r4a0379曲は「激情」。
この曲も直樹さんのボーカルズの魅力が存分に押し出されたLOVEROCK感満点のナンバー。0r4a0778 乙部さんのドラムスが一気に雰囲気を変える。
本編最後の「目眩」だ!
Img_1713サビのメロディがカッコいい!
も~、この頃になるとお客さんが乗っちゃってスゴイんだわ。
チョット驚いたのは直樹さんの男性客からの人気ぶり。
「ナオキ、ナオキ」と掛け声が一時も止まることがなかった!460vその直樹さんを劇的にそして完璧にサポートする4人!430v

440v

450v

Img_1715 こうして本編が終了。
 
そして、間を空けずしてメンバーがステージ戻りアンコールが始まった。
「ありがとうございます!
配信の皆様もありがとうございます!
活舌が良くて配信でも声の通りが良い清水です!
自信があります。
こんばんは、ようこそいらっしゃいました!イエーイ!」
清水さんのMC爆発!
笑ったわ~。330v_2ココで物販の紹介をしてOZMAさんのトーク。
「いいですか?ボク、しゃべっても…。
こんばんは~!今日は久しぶりに上手との温度差をメチャクチャ感じています。
なんか『Atsuo~!』とか『ナオキ~!』みたいな掛け声は聞こえて来るんですけど、上手からは『OZMAさんステキ!』という声が一切聞こえて来ない!
だから上手には行かない!
上手の皆さんは今日初めて見たんじゃないですか?…この『ボク』という物体を。
『小さい妻』って書いてオズマです。
今日はTHE LOEROCK VIOLENTの今年最後のライブでございます。
こんなに集まって頂いて感謝しております。
ボクの曲は一切無いんですけども…。
ありがとうございます!」Img_1774 今回のTHE LOVEROCK VIOLENTの方の取材はOZMAさんの口利きで入らせて頂いた。
OZMAさんとは残念ながらMarshall関連のカラミは全くないんだけど、お互い大の映画好きということもあって何かと親しくさせて頂いている。
OAMAさんの方が幅広く観ていらっしゃって私はゼンゼン敵わないんだけどね。
お住まいも比較的近所なので、映画の話を肴にご一献と思っているのだがなかなか実現しないのが悔しい。
そして音楽の方といえば、OZMAさんはたくさんのプロジェクトを抱えていらして、それぞれCDを制作して留まることなく前進させているところがスゴイ。
凄まじいまでの創作意欲だ。
この日も新しいCDを会場にご持参されていた。
1枚はOZMA-Xの『OZMADNESS』。Oz もう1枚はNERVOUS BREAKDOWNの『GET NERVOUS』。
双方、伝統のハードロックに根差した飛び切りイキのいいロック。
老若を問わずこうしてハードなオリジナル曲をブチかましてくれるバンドがジャンジャン出て来くれるとうれしいんだどね~。
それにしてもすべての曲を提供している「Takafumi Usui」という人、スゴイな。
一瞬どこの人かと思ったら…OZMAさんだわ!Nb「じゃあみんな1つになりましょう。僕らの大好きな曲です!」490vアンコールは「I Surrender」。
本編の最後に引き続いて会場は興奮の嵐!0r4a0695 直樹さんに捕獲されたOAMAさん。
グイグイと首を絞めつけて…510「ダメ、苦しい!ヤメて、弾けない!」なんてことはお構いなし。
OZMAさんも必死の形相で何とか乗り切った!0r4a0872そしてして、ココがまたヨカッタ。
「I Surrender」からそのままオープニングで演ったインストゥルメンタル「Rage」をつなげたのだ。
530v

550v

560v映画のエンドロールよろしく、ライブの内容を反芻させるような演出が最高にカッコよかった。
なんかヴィクター・フレミングの『オズの魔法使い』を思い出してしまった…と思ったら、それもそのはず!
ココに「オズ」がいらっしゃった!
こちらの「オズ」さんは「小津」にもお詳しいですからね。
540v「サンキュー!」
今日は素晴らしいロック・パフォーマンスを2つも観れてマンゾク、マンゾク!
570vTHE LOVEROCK VIOLENTの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE580v 

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200 (一部敬称略 2022年11月23日 渋谷GUILTYにて撮影)

2022年12月21日 (水)

LOVEROCK NIGHT『2』~MOONSHINEデビュー!

 
アレは春先ぐらいのことだったかな?
ウチの…「ウチ」というのは「NATAL」のことなんだけど、ウチの金光さんから「近々新しいバンドを立ち上げますよ!」と聞かされた。
それが、「ベテラン・ミュージシャンが集ってオリジナル・ナンバーを演奏するバンド」だっていうんだから期待が大きいにキマってる。
最近はコピーやらカバーじゃナニも残らないからネェ。
先日、ロンドンのコンサート・プロモーターから久しぶりに連絡があった。
特に用事があったワケではなくて、「最近の日本のロック界はどうなっている?」的な探りの連絡だった。
私はこう答えた。
「コロナも大分落ち着いてきて、アリーナのような大規模なコンサートを開くビッグ・ネームは以前とあまり変わない状況になって来た。
一方、グラスルーツのフィールドはコロナが落ち着いてもお客さんがライブハウスに戻って来ず、大変な苦労を強いられていて、特に若いバンドの解散や活動休止が目立っているように見える。
一方、年配のミュージシャンはコピー・バンドに忙しいようだ」
「グラスルーツ・フィールド」というのは小ぶりのライブハウスを回って自由に自分たちの音楽を展開している活動分野のこと。
ロックは歴史的にいつもそうしたカテゴリーから新しい音楽を生み出してきた。
すると、私の説明を聞いたそのイギリス人の友達はこう言った。
「イギリスも全く同じだよ。
人気のあるバンドは絶好調だが、やはりグラスルーツのフィールドはいまだに大苦戦している。
問題は小さなライブハウスにコピー・バンドとかカバー・バンドが出る傾向が強くなってきたことなんだよ。
年配の客が集まっては酒を飲んで、バンドの演奏に合わせて古い曲を歌って騒いだりしている。
そうした年配の客は若い客に比べると酒を飲んで店に金を落とすので、ライブハウス側も自然とそういうバンドのブッキングを増やしてしまうんだ。
大変危険な状態だと思う。
だって、こんなことをやっていたら新しい音楽が出て来なくなってしまうじゃないか!」
ロックの本場がそんな有様では困りますわな~。
興味本位に「そういうコピー・バンドってどんなバンドの曲を演ってるの?」と尋ねてみた。
「オアシスとか演ってんだよ!」…エ?そんなの日本のコピー・バンドに比べたらゼンゼン新しいじゃん?!
 
で、今回その金光さんが参加している新しいバンドが、以前Marshall Blogにご登場頂いたTHE LOVEROCK VIOLENTのライブに出演するということを聞いて喜んで駆けつけた次第。10会場は渋谷のGUILTY。
先日10年ぶりかに訪れたかと思ったら、すぐにまたお邪魔することになった。
こういうのって不思議ね。
 
定刻通りにショウはスタート。
「こんばんは…『MOONSHINE』と申します」
その新しいバンドの名前は「MOONSHINE(ムーンシャイン)」。201弦の開放を利用した独特なリフ。
ギターはCharlie Tanaka。30vドラムスの金光健司と…40vベースの河野充生のStrange,Beautiful and Loudコンビのシャープなリズムが加わり…50vボーカルズの藤井重樹のスーパー・ボイスが爆発する。60vそれがMOONSHINE!
初ステージの1曲目に披露したのは「嘆きと嘘」。
ベテランが作り出すオリジナル・ロックの世界。
こういうのを待っていた!
0r4a0241 CharlieさんはMarshall。70JCM2000 DSL100と1960BV。80vヘッドは、その昔私がMarshallに発注した限定のビンテージ・バージョンのDSL100。
50台輸入して即日完売してしまったので、後に追加した(…ように記憶している)。
スモール・ホワイト・ロゴ、ECフレット、ゴールド・パイピング、ゴールド・ビーディング、ノン・コーナー・ガード、ゴールド・ハンドル…という風にオーダーするとこうなる。90金光さんはもちろんNATAL。100vこの日は現在では生産していないブビンガを使用。120金光さんはすべての素材のNATALのキットを実戦で試して頂いている。
どれも高いご評価を頂戴しているが、その中でもブビンガはとてもお気に召していらっしゃるようだ。130ところで、「Moonshine」とはナンぞや?
言葉の意味としては「moon」の「shine」だから「月の輝き」となるワケだけど、「moonshine」は「密造酒」のことを指す。
ナゼかと言うと、人目を避けるため。夜間に月明かりの下で酒を作っていたから。
ココまでは以前から私も知っていた。
「Moonshiner」なんてブルーグラスの専門誌もあるしね。
ところが、今回この記事を書くに当たって念のために「moonshine」について調べてみると、この説が後から作られた俗説だということがわかった。
Ms「moonshine」という言葉は1425年頃からイギリスで使われ出した言葉とされているそうだ。
その当時は「moonlight」と同じく「月光」という意味だったが、その時代の詩人が「moonshine」を「幻想的なモノ」とか「実体がないモノ」と意味合いを変えて良い言葉として使った。
一方、トマス・モアなどは、この言葉を宗教的に対立している相手の見解を非難するために「実体がなく、意味のないもの」という意味で否定的に使ったそうだ。
そこから「moonshine」という言葉がネガティブなイメージで使われるようになり、「闇取引」をも意味するようになった。
そんなことから「密造酒」のことも「moonshine」と呼ぶようになったらしい。
するとトマス・モアってのは一体誰なんじゃい?ということになる。
興味のある方はコチラをどうぞ!
   ↓   ↓   ↓

【イギリス-ロック名所めぐり】vol.65~ヘンリー八世と六人の妻 <その4:ジェーン・シーモアとアン・オブ・クレーヴズ>

Tm続けて演奏した2曲目は「過ぎし日の残像」。140_shz6/8拍子のヘヴィ・チューン。
藤井さんが口にする言葉がサウンドに完璧にマッチしていて気持ちいい。150河野さんのベース!
こういうのを「ウネる」という。160vそして、空間を埋め尽くす金光さんのドラミングがサウンドを分厚くする。170vトドメを刺すのはCharlieさんのギター。
既成のロック・ギター・フレーズを断ち切ったかのような独特な歌い回し。
ピロピロばかりのギターに喝を入れているかのようなプレイだ。180v「ありがとうございます、MOONSHINEです。
よろしくどうぞ!…よろしく!よろしく!
MOONSHINEとしてのライブは1度演ってるんです。
でもその時はオリジナルも4曲演りましたが、カバーも4曲演ったんです。
カバーとオリジナル半々だったんです。
ですから、それを『デビュー・ライブ』と呼ぶにはどうかなぁ~と言う感じでした。
で、今日は正真正銘、全曲オリジナルを演ります。
オレ1人で曲を書いたんだぜ!…そんなわけあるかっ!
アハハハハ!
おとなしそうな顔をしていますけど、河野くんだけ『エエエエッ!』みたいな顔をしています」
210v「今のところ、ボクの曲が多い…」
さすが河野さん、落ち着いたご反応。200v「なるほど、なるほど!
現状、『割合としては』っていう感じですね。
ところでサウンドチェックの時にですね、オズマさんから『お客さんを乗らせる気ないやろ?』って言われましてね。
エヘヘヘヘ…それではお客さんが乗れる曲を聞いてもらおうかな
いいですか!お客さんを乗らせる気の曲ですよ!」190v_2そんな紹介をして始まった3曲目は「Ride the Wind」。220_rtwなるほど、コレはストレートなドライビング・ナンバーでお客さんも乗りやすい。225でも、ただただ突っ走るだけのロック・チューンではなく、どこか他にない感じがするんだよナァ。
今のロックにありがちなキャッチ―なメロディを徹底して排除しているように聞こえるからか?
そこが私にはとてもいい感じ。
140ストレートなロック・ビートにはストレートなロック・フレーズ。
ココではトラディショナルなフレーズをくみ上げてソロを披露したCharlieさん。240そのCharlieさんが弾く奇抜なリフで始まるのは「がんじがらめ」。
スゲエ分厚い音!245v_gjg藤井さんは以前、藤岡幹大と組んだNight BuzzというチームでMarshall Blogにご登場頂いたことがあった。
この曲はそのNight Buzz時代のナンバー。260v地を這うような河野さんのベースがすこぶるカッコいい。
河野さんのベースってホントにワン・アンド・オンリーだぜ。250ハハハ!
このギター・ソロも完全にCharlieさんだけのギターだわ。
他の人はこんなことしない。
このバンドはオモシロイ!270「唐突なMCですけど…MOONSHINEです!
何度も言うようですが…MOONSHINEです。
覚えて帰れ!
乱暴か?…ゴメンなさい!覚えて帰って下さい!
今日はボクらの音楽を初めて聴く人がほとんどだと思います。
つまりみなさんにとっては全て新曲なワケですよね。
こんな感じで私たち進めてるんですけどいかがなものでしょうか?
(拍手)
ありがとうございます!
それではお客様的にも新曲、我々的にも新曲、を演りたいと思います。
カッコいいんだぜ~。他のも全部カッコいいんだけどな!」290v金光さんのカウントから始まった新曲「咆哮」。
いかにもジックリ聞かせる感満載のミディアム・テンポでのスタート。300v_hkCharlieさんが奏でるこれまた奇抜なリフ。310v「♪なり振り構わずに咆えてみろ 力の限り叫んでみろ」
テンポが倍になって藤井さんの咆哮が重なる。320Charlieさんの咆哮。
誰にもマネすることができないCharlieさんだけの叫び声だ!0r4a0204 曲は様々な顔を見せて幕を閉じる。
あのシンプルなリフのメロディが耳にこびりつくわ~。
そう、シンプルなモノこそ印象に残るのだ。330「今日は『LOVEROCK NIGHT 2』ということでTHE LOVEROCK VIOLENTさんのイベントに呼んで頂きました。
どうもありがとうございます!
ボクら日本語のタイトル、日本語で歌詞を書いて演っています。
まぁ日本語のタイトルは歌詞が日本語なんで当たり前なんですが、意図的にパート、パートで和製英語みたいなのが出てくるところもあるものの、歌詞の中はあまり英語を使わないようにしているんです。
そんな感じの詞とこういう曲を絡ませたらどうなるのかナァ…みたいなところも楽しんでもらえたらいいと思います。
そして、素直に乗って頂ければ一層うれしいです」
とってもいいことだと思います。
問答無用で応援するわ。
いつの間にか日本のロックとか歌謡曲の曲名ってほとんどがツマらない英語になっちゃったよね。
誰がこんな風にしてしまったのよ!
昔は「一触即発」とか、「指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた」とか、「ぶっこんでやれ」とか、カッコいい日本語のタイトルの曲がたくさんあって、みんな徹底的にオリジナリティを競っていたんだよ。
それがナンダ?
もうヤメようよ、英語がカッコいいとかいうのは!
どうせみんな英語しゃべれないんだからサ。
ヘタな英語なんかより音も見た目も日本語の方がはるかに上品でカッコいい。
この世界一美しい言語をもっと大切に扱わないとイカン!
考えてみると、戦時下の「敵性語の制限」が復活したら日本のロックの歌詞は一瞬にして全滅するな。
今、生き残れるのはMOONSHINEだけだ…イヤ、バンド名がダメだ。
「月光」に変えなくては!…「忍者部隊」になっちゃうけど。
340v
続いて「Cracked Memories」…360_hkイヤ、違う!「ひび割れた記憶」。
380vところどころ出て来る金光さんが叩き出すストレート・アヘッドなロック・ビートがすこぶるカッコいい!
ま、私もこうして外来語をたくさん使っておりますが、相手が外国から入った文化だからコレは仕方がない。390vココでもグルーブ感あふれる河野さんのベースが素晴らしい!
こういうベース・パートだけで音楽になっちゃう人のベースってのはタマらんね。
370クライマックスで飛び出すCharlieさんソロ。400vその後の藤井さんの凄まじい歌声。
コレぞ「咆哮」!0r4a0115 「ありがとうございます。
歌詞を見ると『今』とか『過去』とか『未来』とか『明日』とか…そういう言葉が多いね。
当たり前か?
歌詞ってのは元々そういう感じですもんね」410v「藤井さんの歌詞ってスゴイですよね。
濃いんですよ。
でもアルバムが出ていないのでまだみんな知らない」
420v「そうだね、来年は是非ともアルバムを作って皆さんに聞いて頂きたいな~と思ってます。
今日演った曲は全部入れちゃうよ。
そりゃあそうだよ…コレしかないんだから!
さあさあさあ、ドンドン聴いて頂きましょう。残り2曲しか無いよ!」
430vいよいよ最後のセクション。
まずは「明日が壊れても」。
ウン、確かにタイトルがいいね。
「ひび割れた記憶」とか、1950年代の松竹映画みたいで私なんかには実にシックリくる。440_akミディアムスローのロック・ビート曲。
あ、私は「エイト・ビート」とか「フォー・ビート」という言葉を使わないようにしているのでこうなるんだけど、禁を解いて書くなら、この曲はジックリと腰を落ち着けたエイト・ビート・ナンバー。
この曲の歌のメロディはとても印象に残った。450薄いクランチのアルペジオによるバッキングから、心地よいディストーション・サウンドの鋭いソロ。
ワーミー・バーを大胆に使ってコンパクトにまとめたプレイが小気味よい。460vギター・ソロの後転調すると、尚一層藤井さんの絶唱感が引き立つ!
いい曲だな、コレ。480vMOONSHINEの(実質)デビュー・ライブの最後を飾った曲はその名も「Moonshine」!490_ms出番最後の曲なので何やらブッ速い曲が来るのかと思ったらさにあらず。
520vこれまたジックリ聞かせる三連のロマンチック・ナンバー。
470vChralieさんと…
540v金光さんのコーラスも被さって、曲はとてもドラマチックに展開した。Img_1581 いいね~、MOONSHINE!
かつて「ロックが大人のモノだった」ことを思い出させてくれたわ!
オリジナル曲をドンドン増やしてグラスルーツ界隈を暴れまわってもらいたい!550<THE LOVEROCK VIOLENT編>につづく 
 

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200 (一部敬称略 2022年11月23日 渋谷GUILTYにて撮影)

2022年12月19日 (月)

JEKYLL★RONOVE ニューシングル『II FACE』発売記念ライブ <後編>

 
アコースティック・セットが終わり、サポートの2人がステージに戻る。
後半戦に突入だ!10_vnアコースティックの雰囲気から一転、ハードにシャウトするJEKYLL(以下「スミレちゃん」)。
曲は「Venom」。
「venom」というのはヘビとかサソリとかが持っている「毒」のこと。
歌詞に「I gave a soul to Ronove」なんて文句が出て来る。
コレはJEKYLL★RONOVE(以下「ジキロノ」)のテーマソングみたいな位置づけなのかしらん?20v今日初めて7弦ギター取り出したN★OTO(以下「NAOTOくん」)。
リフの成り立ちからして7弦丸出しのヘヴィ・ギター!
30v後半の幕開けにふさわしい1曲。
まだまだガンガン盛り上がるぞ~!40この曲には「ロミオとジュリエット」の1節が出て来たりしてスミレちゃんの教養の高さを示しているんだけど、うれしいのは「Catch-22」ね。
コレはジョセフ・ヘラーという人の小説のタイトル。
「catch」は「落とし穴」、「22」は「米軍規22項」を意味する。
「22項」というのは、「気が狂ってしまった場合、自分から申告すれば除隊することができるが、気が狂っていることを自覚できるウチは正気だから除隊できない」…一体ナンやねん?という規則。
そこから転じて「板挟み」とか「四面楚歌」を意味するスラングになった。
「I'm in a catch-22!(ニッチもサッチもいきやしねぇ~!)」みたいに使うんだけど、実際にコレを口にしているアメリカ人にもイギリス人にもお目にかかったことがない。
この小説は1970年に映画化もされて、日本では私が小学校3年の時に封切られた。
父の影響でその頃から洋画を観ていた私はこのタイトルのことをすごく不思議に思ったのを覚えているんだけど、一度も観たことがないでいた。
監督はマイク・ニコルズだし、アラン・アーキン、マーチン・バルサム、アンソニー・パーキンス、マーチン・シーン、ジョン・ヴォイト等々すごい役者がたくさん出ていることもあって数年前にDVDを買った……買ったんだけど、まだ観てないのよ!C22 達也くんのマーチ風のスネア・ドラムスに…0r4a0382 NAOTOくんの哀感漂うギターが被さってスタートするのは「Dear One」。50v_do『II Face』を締めくくっているミディアム・スローのバラード。70スミレちゃんは分厚いディストーション・ギターと起伏に富んだベースラインにのって魅惑のメロディを歌い上げる。60vその美しいディストーション・サウンドはMarshallから。Yy NAOTOくんはSilver Jubilee 2555Xと1960BVを愛用している。140 「さぁ~!みんな手を上げていきましょう~!」
しかし、カッコいい声だ。
以前にも書いたことがあるが、何年か前、ゲスト・ボーカルズとして若い女性バンドでスミレちゃんが歌った時のこと絶対に忘れない。
自習の時間で大騒ぎとなっていた教室に、いきなり先生が入って来て一喝したかのような歌いっぷりでカッコいいことこの上なかった。
男女の別を問わず、こういう声で歌を歌う音楽を「ロック」って昔は言ったんですよ。
ジキロノは「ロック」だ!80_ghh雰囲気は一転。
ソリッドなリズムを繰り出すのは満園正太郎と…90vドラムスの石川達也。
また舌を出してる。
達也くんとのお付き合いもいい加減長くてウチではこれまでに撮った夥しい数の達也くんの写真を保管している。
その写真の7割方で舌を出しているんだよね。
しかし、改めてこうして見てみると、なるほど長くて立派な舌ですな。
いつも出しているから伸びちゃったのかな?
牛角だったら結構取られるよ、コレは。
100v達也くん愛用のNATAL。
どんなベロシティ(速度)の曲にも対応する。180 お客さんと一体となって手を振るのはシングル『Oneness』から「Go Hand in hand」。110ココの場面はトリッキーだったんだよね~。
ナニが起こったのかは書かないけど…。
バンドが始まって以来の椿事だったそうです。120vNAOTOくんお得意の「背中弾き」も飛び出してとにかく大いに盛り上がった!130おおおおお?!
庄太郎ちゃんも!136達也くんはドラムスを叩きながら上のような景色を見ています。Img_1159 「ありがとうございます!
ナニごともなく完璧でしたね!」…え?
140vん…?
「♪Don't stop rock 'n' roll」…NAOTOくんが歌う「Don't Stop R N 'R」が会場内に流れ出した。
この曲をライブで演るか演らないか…というジキロノのライブではおなじみの論争が始まった!
すると庄太郎ちゃんから「今度演ったらいいよ」とプッシュが入った。
ツルの一声で「庄太郎さんに言われたら演るしかないですよ!でも他の曲と比べたら薄っぺらな曲なんもんで…」となった。
150v庄太郎ちゃんの「薄っぺらも大事だよ。なんでも重厚がいいってもんじゃないじゃん?」のひと言でNAOTOくんの運命が決定。
NAOTO発言は、この2022年12月19日公開のMarshall Blogに記録しておきます。
「♪One for the money, two for the show…」のナマの歌声が楽しみだ!160v先生方も物販を紹介。
「達也と申します。
コレ、オリジナルのタオルです…シルエットと名前が入っています。
それと、ハンドメイドのシンバル・ネックレスを持って来ました」
170vコレがその達也グッズ。
好評発売中!173『II Face』のレコ発ライブの本番も残すところあと2曲!0r4a0421 まずは前曲に引き続いて『Oneness』から「Uncover」。
達也くんのドラムスが猛進するドライビング・ナンバー。

Img_1141 トラディショナルなコード進行に乗ってスミレちゃんが熱唱する光景は、クドいようだけど「ロック」そのもの!Img_1083NAOTOくんはコンパクトな空間を徹底的にシュレッド!Img_1207 本編の最後を締めくくったのは「Guilt or Innocence」。180_goジキロノのキラー・チューンに客席は大盛り上がり!190vNAOTOくんが下手のスピーカーの上にやって来て…200向こう正面のスピーカーの上には庄太郎ちゃん!210その2人を容赦なくプッシュする達也くんのドラミングがまたスゴイ!
230vノリノリのお客さんの姿を目の当たりにしてほほ笑むスミレちゃん。
今日は思いっきり自分の好きなようにジキロノの音楽を聴かせることができた喜びがにじみでているかのようだ!220v最高に密度の濃い13曲を演奏して4人は一旦ステージを降りた。250シングル『II FACE』絶賛発売中!260cd 「今日は本当にありがとうございます!
歳を重ねるごとに感謝の気持ちでイッパイになります。
若い頃っていろんな方に出会ってもなかなかその出会いに感謝できない時ってあるじゃないですか?
なんかそういうことを当たり前に思ってしまうんですよね。
でも、年を重ねるごとに出会った人との『ご縁』っていうモノを深く感じることができるようになりました。
今日もこうして貴重な時間を使ってお越しくださった皆さんに心から感謝申し上げます」270「それとですね…『歳を重ねる』と言えば、NAOTOが愛用しているギター・アンプのMarshallは、ナント今年で創立60周年と言うことです!
そして、今日写真を撮影してくださっているMarshallの牛澤さん…ご夫妻でいらしてくださってるんですけど、ナント牛澤さんも60周年をお迎えになりました!
今日は他にもおめでたいことがいくつか重なっておりまして、そんな日にこうしてワンマンをやらせて頂いております。
本当ににありがとうございます。
と言うことで最後の最後にこの曲をお届けしたいと思います」
 
スミレちゃん、どうもありがとう!
私もいよいよ『歳を取る』ということの例に挙げられるようになって来ました!
アノね、そんじゃ言っておきますがね…私はロックの世界の入った時期が同世代の他の連中に比べるとかなり早かった。
1970年代の話ね。
当時は高校生で渋谷の屋根裏や新宿のロフトに通う高校生なんてほとんどいなかったワケ。
だからどこのライブハウスに行っても必ず最年少だった。
「え?キミ高校生?いいね~若くて!オレにもそんな頃があったよ!」と、どこでへ行っても言われた。
それがどうだ、エエッ? 今となってはどこへ行っても最年長だよ。
こうなりゃカメラのシャッターが切れなくなるまで、パソコンのキーボードが叩けなくなるまでMarshall Blogを書き続けて「世界最長Marshallジジイ」を目指すよ。
略して「マージ―」…ビートルズも驚くぞ!
こうして歳を取ってつくづく思うのは…「死んだらおしまい」ということ。
ミュージシャンが物故すると、「今頃天国で〇〇とジャムってんだろうな…」なんて投稿をよくSNSで見かけるけど、そんなことはありません。
「死」は「無」です。
こんな世の中になってしまったけど、とにかく健康で一日も長く現役で過ごしていきたいと思っていますのでジキロノもガンバれ!
Marshallが応援しています!280vアンコールで演奏したのは…もちろんこの曲「Helter Skelter」!290スミレちゃんはとても勉強熱心でロックの歌詞のクリシェ(決まり文句)をよく引用するけど、こういうのはどうかしら?
「You ain't heard nothing yet!」と叫んでから曲をスタートする。
コレは1920年代に活躍したアル・ジョルソンという歌手のセリフ。
ジョルソンは1927年に『ジャズ・シンガー』という世界で最初に成功したトーキー映画に出演した超人気歌手。
ガーシュイン兄弟がこの人に曲を書いていたんだからスゴイ。
そして、彼の口グセが「You ain't heard nothing yet!」だった。
「アナタはまだナニも聴いていない」という意味から日本では「お楽しみはこれからだ!」という訳が付けられている。
けだし名訳。
ジョルソンはユダヤ系の白人だけど、顔を黒く塗って黒人のマネをして人気を得た(ミンストレル・ショーの借用)。
だから「ain't(=are not)」と「nothing」と、黒人がよく使う二重否定という文法的な誤りを故意に入れているワケ。
1946年のアル・ジョルソンの伝記映画『ジョルソン物語』という作品はよくできていてオモシロいですよ。Ajs おなじみの「Helter Skelter」のイントロが流れると、「You ain't heard nothing yet!」とスミレちゃんが叫んだ!
そうまさにお楽しみはコレからなのだ!…とやる。
そして、すべての演奏が終わったら「Jekyll Ronove has left the building!」で〆る。
コレは自分で調べてください。
ロックに関する極めて重要な英文です。300vまさにそんな空想通りの展開!ステージ上の4人がひとつのゴールを目指して一丸となった!
310v
330v

Img_1250_4 エンディング間際…下手のスピーカーの上に移動して来た庄太郎ちゃん。360vそして…370vドラゴン・ファイヤー!380vドラゴン・ファイヤーのクリア・ファイル絶賛発売中!390タップリ楽しませて頂きました!
やっぱりこういうロックはいいね。
問答無用で素晴らしい。
さっきのスミレちゃんのMCじゃないけど、こうして歳を取ってしまったけど、私は若返ってもう一度人生を歩みたいなんてことは全く思わない。
でもロックだけは、ジキロノが取り組んでいるような1970年代のトラディショナル・テイストに回帰してもらいたいと思っている。
ロックが一番クリエイティブだった時代の「ロック」。
ま、残念なことに「戻る」どころか「絶滅」しそうなんだけどね。
だからジキロノには本当にガンバってもらいたいのだ!400コレで楽しかったJEKYLL★RONOVEのシングル『II FACE』の発売を記念するライブの記録を半永久的に残すことができました。
記録しておかなかったらナ~ンにも残らない。
でも、こうしておけば、いつでも、どこでも、行った人はこの時のことを思い出すことができるし、行かなかった人はその様子を窺い知ることができる。
そう、Marshall Blogに登場することは「残す」ということなのです。
それがMarshall Blog!
410JEKYLL★RONOVEの詳しい情報はコチラ⇒JEKYLL★RONOVE official site

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<Birdsong>

<Today We're Warriors>

<Monsters>

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200 (一部敬称略 2022年11月22日 新宿Wild Side Tokyoにて撮影)

2022年12月16日 (金)

JEKYLL★RONOVE ニューシングル『II FACE』発売記念ライブ <前編>

 
今年7月に新しいシングル『II FACE』を発表し、その直後に対バンを従えての発売記念ライブを開催したJELYLL★RONOVE。
その時のことはMarshall Blogでレポートした。
そして今回、「単独公演」という形で再びリリースを記念するライブのステージに立った。
 
ところで、私は毎月イギリスのMarshallの本社に活動報告書…いわゆる「月報」を送っているんだけど、もちろんそれは英語で書かねばならない。
一応公式な書類なので、翻訳ソフトなどはアブなっかしくて使えず自分のトロい頭で翻訳している。
その作業の中で以前から悩んでいたのが「発売記念」という言い回しだった。
最近は多いでしょ?「レコ発」とか「〇周年」とか…コレらの記念行事の開催を英語でどう表現するか?
日本人の感覚だと「memorial」みたいな言葉を使いたくなるのではないかと想像するが、この言葉は斎場のCMなどに見られるように「生死」が関わって来るので、少なくとも「レコ発記念」には使えないということはハナからわかっていた。
結局、ゴマカシゴマカシやっていたんだけど、ある時何かの英文の記事を読んでいてブチ当たったのが「mark」という言葉。
「コレだ!」と思ったね。
こんなことは英語を公用語とする国に住むことができれば即座に難なく覚えるんだろうけどね。
真の英語の文化から遠く離れた日本に住んでいる以上はこうしてひとつひとつ地道に覚えていくより他に方法がない。
だから、今回のことはMarshallへのレポートに…
"A Marshall family band, JEKYLL★RONOVE held a gig which marked releasing their new single CD.(マーシャル・ファミリーのJEKYLL★RONOVEが新しいシングルCD発売を記念するライブを開催した)"としるしていおいた。
実にスッキリしたゼ!
お退屈さま…でも、歌詞に英語のパートが少なくないJELYLL★RONOVEの記事のオープニングにふさわしいと思って書いてみた。10v会場の入り口にはファンご一同様より贈られた立派な祝い花が飾られていた。
立て札にはチャンと「2ndワンマンライブ」って謳ってあった…サスガ!20v場内に設置されたにぎやかな物販コーナー。30庄太郎ちゃんのドラゴン・ファイヤーのクリア・ファイルと…
「May Dragon Fire be with you」…「ドラゴン・ファイヤーがアナタとともにありますように…」って!
おかげさまで20年以上ご一緒させて頂いております!40Silexの達也グッズもバッチリ展示!
CDにタオル、シンバルで作ったアクセサリー。
大変好評と聞いた。50今回の目玉はやっぱりコレかね。
『II FACE』柄のTシャツ。60コレがそのシングル『II FACE』。
「Two Face」については前回のライブ・レポートに記しておいたので興味のある方はコチラをどうぞ。70cdオープニングは『E=mc2』から「Survive」。100JEKYLL(以下「スミレちゃん」)110vN★OTO(以下「NAOTO」)120vNAOTOくんはSilver Jubilee2555Xの愛用者。
先日のガンズの日本公演をタップリ楽しんで来たようだ。140足元のようす。
Marshallの「Jackhammer」が組み込まれているのがうれしい!150ベースは7月のライブに引き続いて満園庄太郎。160vドラムスはSilexの石川達也。170vもちろん達也くんは今日もNATAL。
メイプルの3タムのキットでど迫力のドラムサウンドを聴かせてくれた。180強力にして最高のリズム隊を得たJEKELL★RONOVE(以下「ジキロノ」)の2人…200今回も自慢のオリジナル・ソングで集まった観客を大いに魅了した。Img_0912 2曲目は2019年にリリースした2枚目のフルアルバム『A Dream within a Dream』から「Biblical Sence」。240達也くんが叩くこういうディスコ・ビートみたいなプレイもいいもんだナ。
コレをSikexで聴くことできないからね。
そういえばこの日、Mashaくんと颯くんが応援に来てくれていた。
210v_bsシャープにキメるNAOTOくんのソロ。
やっぱりMarshallとレスポールの組み合わせはいつの時代も無敵なのだ!230vこの曲、「♪Love is ecstasy」のメロディがメチャクチャ耳に残るのだ!220vモノすごい客席の反応。
アタマ2曲ですでにEcstasyだ!250_weare「ハイ、ありがとうございます!皆さん、こんばんは!
ビックリしました…こんなにたくさん集まってくださっているとは思ってなくて…。
本当に感謝の気持ちでイッパイです。
ワンマンをやるって決めてからというもの、ステージに上がったらお客さんがひとりもいない…みたいな夢を毎晩のように見てきました。
起きている時もそういうことしか想像できなくて…もう心配性なんですねぇ、私は。
でもそんな悪夢を打ち破ってくださる方が見事にこんなに集まってくださって…平日のお忙しい中、ありがとうございます。
お仕事を早退したり、休んだりしてくださったのかなぁ~なんて思ったりして、すごくうれしいです」

0r4a0241 「7月にレコ発ライブを厚木でやりました。
もうすっかり寒くなりましたね~。
年々時が経つのをすごく早く感じるようになっていますが、今回はレコ発の『in 東京バージョン』ということになります。
そして、こうしてまたバンド形態でステージに立てたことをうれしく思っています」
…と、「神」と崇め奉るサポート・メンバーの2人に「柱」という助数詞をつけて丁重に紹介したスミレちゃん。
Marshall Blogを読んでくれてありがとう!
ちなみにこの数を数える時にくっつける「助数詞」ってヤツね。
元々は中国から伝わったモノなんだけど、この神様や仏様を数える時に使う「柱」という助数詞は日本のオリジナルなのだそうです。
ま、神道に根差した言葉なのでそれも当然のことか。
「a bunch of grapes」とか「a clove of garlic」とか、助数詞って英語にもメチャクチャたくさんあって、チョットやソットではマスターできないようになっているんよ。
コレ、英語圏の人たちのモノの見方を知るにはすごく有意義なんだけど私は既に諦めています。260vココでいよいよ『II Face』からの曲が登場。
1曲目の「Never Let Me Go」だ!270_nlmg_2 しかしカッコいい声だな~。
Marshallでいえばハンドワイアードの1959だね。
「♪時間は一握の砂」…石川啄木まで出て来てドッキリ!
ちなみに啄木はヒドいヤツだったらしいよ。
0r4a0157ギターを持ち替えたNAOTOくんも猛ハッスル!280神々とのコンビネーションもバッチリだ!300

0r4a0344 『A Dream Within a Dream』から「All is Vanity」。
イントロのギターのメロディが不吉…スキ。315スミレちゃんがラップ調に歌う1曲。
310_aiv「ラップ調」といっても「ヨォヨォ」とは縁もゆかりもないヘヴィなナンバー。
340vそして、サビはメロディアスに…。
「vanity」とは「虚栄心」。
「試験に出る英単語」の結構前の方に出て来る受験生の習得必須の英単語のひとつ。
「All is vanity」は「すべてのことはむなしく、はかないものだ」と、旧約聖書の「コレヒトの言葉」に出て来る文句。
「般若心経」の根本的な郷里であるところの「色即是空」に当たるそうだ。
330vギターソロも大爆発だ!320「ありがとうございます!
やっぱり爆音はいいですね~。すごく楽しいです!
皆が手を振ってくれたり、頭を振ってくれたりして応援してくださるのが尚更うれしいし、楽しいです。
今回のジキロノがリリースしたシングルに収録されている曲は先日の厚木でも演奏しました。
音源の方の3曲のドラムスは五十嵐公太先生がプレイしてくださっているんですが、石川先生は今日のライブのためにその公太先生のプレイをものすごい短期間で完コピして来てくださったんです。
本当に大感謝でございます!
99.9%覚えて来て頂いて、後残りの0.1%は『あっ、そこでそう来ますか?』みたいなフレーズをいっぱい詰め込んでくださっています」
350v「テヘペロ」0r4a0360 その7月の厚木のライブがDVDになったんだけど、庄太郎ちゃんや公太さんが知らないウチに商品化されていたというので大騒ぎ!
なんとこの日、会場へ向かう車の中でその映像を実物に見て知ったという。
会場は大爆笑!
もちろん一度はチャンと許可を頂いての商品化。
360MCの後は「Change of Mind」。
350_comやはり『A Dream~』に収録されているこの曲。
アルバムを初めて聴いた時、スミレちゃんが歌う冒頭のメロディがものすごく印象に残ったのを覚えている。360vオープニングとは違うレスポールに持ち替えたNAOTOくん。
上手のフロアのスピーカーの上に繰り出してのソロ!370ドラマチックに展開するこの曲を鋭いドラミングで律動させる達也くん。
まだ脱がない。380そのまま続けて『II FACE』から「What Does It Take to Make You Love Me?」。
ややスローなテンポでのスミレちゃんの熱唱。
声の良さと歌のうまさが引き立ちますナァ。
ウットリしてまうわ。400v_wdiその歌声に呼応するかのような情感豊かなNAOTOくんのソロが曲をより一層ドラマチックに演出する。410vココでサポートの2人は一旦ステージを降りて楽屋へ戻った。420楽屋のようす。
ウェット・ティッシュやら小型扇風機やらが満園先生と石川先生のために用意されていた。
この気の使いよう!
「石川先生」でドキっとしちゃったよ!
高校の時、「石川先生」っていうコワい古文の先生がいてね~。
「魔太郎」というアダ名で『魔太郎がくる』の魔太郎にウリふたつだった。
私が高校の頃はまだ体罰フリーで、何か気に喰わないことがあると我を忘れて怒り狂い、猛烈なビンタを繰り出す先生だった。
私も1回だけやられたような記憶があるな。
私もおとなしい方ではなかったので、ずいぶんビンタされたけど「このうらみはらさでおくべきか」なんて一度も思わなかったナァ。
それどころか、こうしてとてもいい思い出になっている。
ちなみにこの「このうらみはらさでおくべきか」は入江たか子の「化け猫映画」が出典なんだよ。
そして、入江たか子というのは貴族の家系の女優さんでお父さんが子爵だった。
しかも入江たか子は原節子、山田五十鈴とともに「日本の映画史上に残る三大美人女優」のひとりと言われた。
それが「化け猫」を演ったんだネェ。
昔の映画は本当にオモシロい。
430先生方には「おやつ」も用意。
サクマの「いちごみるく」か~。
スキーに行く時は必ず持って行ったな…リフトに乗っている時に舐めるヤツ。
しかし、このアメはおっそろしく商品寿命が長いよ。
私が子供の頃からあるからね。
調べてみたら…1969年の発売だって!
まだMarshallがハンドワイアードで製造していた頃よ。
 
ステージのスミレさん、楽屋からの脱線、以上です!
マイク、そちらにお返ししま~す。
420_2「ハイ、ココからはチョットしたバー…私たちが『バーの流し』の雰囲気だと思ってください」
先生方が楽屋で「いちごみるく」を舌の上で転がしている間、ジキロノの2人はアコーステックのコーナーに突入した。440「1曲目は私が20歳の時に書いた曲です。
当時の私は氷室京介さんの事務所に所属しておりまして、『氷室さんから1ヶ月で50曲書いて来なさい』と愛のムチを頂きました。
とても厳しい環境下で鍛えて頂きまして、まだ何もわからないまま、『曲って一体どうやって書くんだろう?』みたいなところから始まりました。
その頃の厳しい経験が今も生きているんですね。
1ヶ月で50曲書くとなったら、本当にトイレ行ってる間も、ご飯を食べてる時も、普通にただ歩いている時もずーっと『曲を何か書かなきゃ!』と考えているんですよ!
それが今でも身体に染み込んでいます。
とにかく必死でした。
そんな中で生まれた、私の中では思い出の詰まった曲です」450vコレはスミレちゃんだけではなくて、みんなヤラれるらしいですよ。
「まずは100曲作って来なさい」とか。
それで昔ゴダイゴのタケカワユキヒデさんのインタビューで驚いたことがあった。
ゴダイゴの後、作曲家として生計を立てていた時期、ナント毎日4曲作っていたんだって!
毎日ですよ!
恐らくジングルのようなモノも含めての話なんだろうけど、でも「毎日4曲作る」って!?
やっぱりプロの何かを作り出す能力と集中力と執念ってスゴイと思ったわ。
曲は「Shaky Dance」。
460_sd大切に大切にひとつずつの音を出すNAOTOくん。480vそのNAOTOくんのギター1本でスミレちゃんだけの世界を創り出す。
やっぱりこういうのは元の曲がよくないとこうはならないからね。
いい曲です。
470v「これはサプライズなんですけど、この『Shaky dance」の音源を今日から販売します。
『コレずっと演ろうよ!』って言ってたんだよね。
バンドで演ってもカッコいいと思うし!」
500v「次の曲はその3年後の23歳の時に作った曲です。
その後も、勉強しなきゃと思って色んな曲を書いては色んな人に聴いてもらったりして…。
そしてこの曲が生まれたんです。
結局のところ、どんなに頑張っても今の自分の精一杯なところまでしかできない…ということに気づいた瞬間にできた曲です」
490アコースティック・セットの2曲目は『A Dream~』に収録されている「This Is Me」。510_timアルバムの方はバンド・バージョンだが、このセットではNAOTOくんのストラミングだけ。520スミレちゃんの声がより一層高らかに会場に響いた。Img_1052 お客さんたちは「一音も聴き逃がすまい」という姿勢で2人の演奏に向き合っていた。540<後編>につづく
 

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<Your Tears>

<Miss You in the Dark>


<Shake Shake>

 
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200 (一部敬称略 2022年11月22日 新宿Wild Side Tokyoにて撮影)