TOKYO ROCK DOWN~NAKED MACHINE
THE BLUE SCREAMがヘッドライナーを務めるイベント『TOKYO ROCK DOWN』にNAKED MACHINEがゲスト出演した。会場の鹿鳴館は満員。
バツグンにノリのいいロックで場内を盛り上げるDJの増田さん!NAKED MACHINE登場!KAN
里村源多朗岡本啓祐本間大嗣1曲目は「Evil Eyes」。
イベントのオープニングにふさわしいどこまでもスッ飛んでいくドライビング・チューン!もちろん客席はイントロから大爆発!そして源ちゃんのソロが炸裂…と。
もうノッケからNAKEDテイスト満点!矢継ぎ早に本間さんのドラム・フィルから2曲目の「Go to the Top」へ。本間さんのドラムスと啓祐さんのベースが絡んで極上のハードロック・グルーヴを生み出す。
「燃えろ!(Burn!)」KANちゃん!(実音)GbmからAbmに全音転調して切り込んで来る源ちゃんのソロ。
ソロの途中でBbに再び転調。
ところが今度はマイナーではなくBbメジャーに移行する。
コレはとてもいいアイデアだと思う。「NAKED MACHINEです!
はじめましての方も…NEKED MACHINEです!
名前を覚えて帰って頂ければとてもうれしいです。
そうですね、ブルスクとの思い出と言えばナニから話せばいいんだろう?
彼らとは思い出がいっぱいありすぎるんですよ」「私は大分前から新宿のあるビルの7階の住人なんです。
そこに宮城から東京にLAメタルを求めて出て来た少年たちが『新宿の歌舞伎町のロックバーを荒らしてやろーぜ!』と飲み歩いてたんですって。
それであるお店に行ったら『ここはお前たちが来る店じゃない』と言われて私が住んでいる『Pepe Trick』を紹介されたそうです。
それで翌日に来たんだよね。
ドアがガチャンって開いて、長髪の連中がゾロゾロ入って来て、『あ~本当だ!ココにはオレたちのLAがある!』って言ったの。
私的にはさ、もうツカミはOKなワケですよ!
『まぁ、座って座って!』って言って。
すぐに意気投合しちゃいました。
とりあえずそんな感じで私は長いお付き合いさせて頂いております」3曲目は「Walk Don't Run」。コレも歌い出しでの転調でドッキリ。
そして大サビでもまた転調。
コレが世に云う「NAKEDの転調マジック」だ…イヤ、私がそう言っているだけなんですけどね。 普通、「転調」は「最後の手段」的に稀に用いる作曲テクニックなんだけど、NAKED MACHINEはあたかも普通のコードチェンジのように多用する。
2拍ずつ転調するコルトレーンの「Giant Steps」とまではいかないまでも、「ハードロックのSteely Dan」ぐらいの域には達しているのではないか?
私なんかはこういうワザが好きなのでドンドンやってもらいたいと思う。
それにつけても源ちゃんのソロはカッコいいのう。
奇を衒うことのない味わい深いフレーズをシッカリしたピッキングで聴かせてくれる。
こういういいギターはMarshallで弾かなきゃウソだ。だから今日もMarshallだってばよ。
鹿鳴館の時はJCM900 4100を使うことが多い源ちゃんだけど、今日はJCM2000 DSL100と1960A。源ちゃんがギターで大騒ぎしている一方、ステージ下手もにぎやかにやってる! チョット雰囲気を変えて「Wing of Tomorrow」。
ハードなミディアム・バウンスに乗ってたたみかけるように歌うKANちゃん。
源ちゃんと啓祐さんのコーラスがサウンドを厚くして…源ちゃんのソロがココでも楽しめる。
ピック・アップソロのなんとカッコいいことよ!「ありがとうございます!
初めて見た方も応援してくださってありがとうございます。
励みになります…ホメられて伸びるタイプのミュージシャンなんで!
すぐに盛り上がって、後で音源を聞いて反省してまたゼロに戻る。
そういうミュージシャンの生活なんですけど…。
ウチのバンドは果敢にもコロナ禍の8月に3曲入りの『VANITY OF THE WORLD』というマキシシングルを出しました。
物販の方に置いてありますので、もし気に入って頂いた方がいらっしゃいましたら是非よろしくお願いします。
と言うよりも今日はBLUE SCREAMのアイテムいっぱい買ってください。それが1番よね」
いつも通り対バンへの気遣いを欠かさないKANちゃん。コレが2022年8月にリリースしたマキシシングル『Vanity of the World』。 前にも書いたけど、今でもこの「vanity」という単語を耳にすると瞬時にして『試験に出る英単語(青春出版社版刊)』を思い出す…NAKEDにはナンの関係もないけど。
コレをやったことが今でもMarshallとの仕事の中で大いに役立っているの。
言葉は単語だ。
そのマキシシングルのタイトル・チューンを一発…「Vanity of the World」!これまたタイトル・チューンだけあって切れ味の鋭いドライビング・ナンバー。
曲だけでも十分に盛り上がるところへ、KANちゃんがそれをアオる、アオる!
「源公、チョット、一発カマしておやり!」とは言っていないと思うが…源ちゃんがシャープなソロをブっ込んで来た!
そのまま源ちゃんの弾くハード・リフなリフでスタートするのは同じく『Vanity of the World』から「Glory Days」。ハードにメロディアスに展開するゴキゲンな1曲。リズム隊とバッチリ息の合った…スリリングなキメから…ギターソロへ!
このソロの終わりから… またKANちゃんの歌に戻る所の処理の仕方が素晴らしい!「そ…今の2曲がそのマキシシングルに入っています。
次の曲もそのマキシシングルから演るんですけれども、以前その曲の歌詞について地方公演の時に触れたら止めた方がいいって言われたので内緒にします。
じゃあ言うなって話なんだけど。今、言いそうになっちゃったからさ!」
そのナイショの歌詞の曲は「Trust Me」。
源ちゃんが弾くギターのアルペジオに…静かに、かつ情感を込めてKANちゃんが歌を乗せる。そしてその静寂を切り裂くギター・リフ!
キタキタキタキタキタ~!ライブハウスの守護神の見守る中、壮絶なソロをキメて見せた源ちゃん。あ、イカン!
色んな所に気を取られていたら歌詞のナニがナイショだったのか聞き逃した!
ココでメンバー紹介。
3人を紹介したあと「KANちゃん」と自己紹介。
「自分で『ちゃん』って付けてるのはバカみたいと思ったんだけどね、大人になってきたら『ちゃん』って付けて良かったと思ってるの。
後輩のミュージシャンも先輩のミュージシャンも『KANちゃん』って気遣いなく呼んでくれるから。
この『KANちゃん制度』は結果的にヨカッタと思っている今日この頃でございます」
「この後、3曲続けていくんですけれども、最後に演る『Fight to Survive』だけは撮影OKです!
むしろ撮影してください。
そしてSNSに良いことを書いてください。
そして私はチョット光らせる。
いいですね。わかりましたか?
そう、お肌がキレイに見えるように撮ってくださいね。
基本的には、私は目つぶってる写真でも全然OKなんで!NGないの。
『コレだよ~!』みたいな感じの写真を撮って行ってください!」
NAKED MACHINEの出番を締めくくる3曲は2019年のフル・アルバム『Turn on the Ignition』から。まずはタイトル・チューン「Turn on the Ignition」。
本間さんのドラムスが鮮やかなスティックさばきでスタート。「ウッ!」もうね、この曲は「ワン・オン・ワン」なの。
ナゼかこのパートがどうにも印象的で、個人的には「One on One」をタイトルにしてもらいたいぐらいなのだ!
歌詞とKANちゃんの歌い方なんだろうね。
音楽って本当に不思議だ。ギター・ソロ点火!
ココでも「NAKEDの転調マジック」。
もう「お見事!」としか言いようのなソロ。 続けて「Don't Say Anything」。
いかにもNAKEDっぽいリフ
転調してKANちゃんが歌うソフトなメロディとそのリフとの対比がオモシロい。 凄まじい疾走感!終始無駄な音がひとつもないソロで観客を圧倒した源ちゃん。
すごい集中力だ。最後は撮影OKの「Fight to Survive」。やってる、やってる!ポジションを変えて最後まで突っ走りまくる!「♪Fight!」…
「♪Survive!」…
「♪Alive!」…この人たちはSurviveしてくれるでしょう。
そうでなければ日本のハードロックはいよいよダメだよ。全10曲…
1時間という短い時間の中で思いっきりNAKED MACHINEの音楽をアッピールした4人。最後はこの日が最後となったローディの茜ちゃんを交えてご挨拶!
NAKED MACHINEの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE
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イギリス南西部のコーニッシュ出身のキング・クリーチャー。
本場のブリティッシュ・ハードロックを存分にお楽しみあれ!
<Desolation>
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このアルバム、すごくいいよ~!
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