D_Drive Special Live【DYNAMOTIVE】 in 横浜 <前編>
お見事!
いつも見惚れてしまうのが新横浜『NEW SIDE BEACH』の当日の出演者を知らせる告知ボード。
ホント、器用に描くよな~。
今回のモチーフはYukiちゃんの青いバラですな?
D_Driveの単独公演。
今回もD_DriveRさんからゴージャスな祝い花が贈られた。「素晴らしいアルバムをありがとう!」だなんて…とてもうれしいお言葉!
こちらこそありがとうございます。おかげさまで『DYNAMOTIVE』は好評を頂戴しておりますが、しかし最近このジャケットね。
完成するまで紆余曲折があったけど、見れば見るほどいいナァ…と思っているんですよ。
雑誌の新譜紹介のページにズラっと並んでいるCDジャケットの中あってもバツグンに目を惹くね。
海外のテイストっていうのかな~。
やっぱりカッコいい内容にはカッコいい衣を着せてやらないと!
今日は緞帳にイメージ・ビデオを投影しての登場。オープニングは「Red Light, Green Light」。Seiji YukiToshi ChiikoSeijiさんが奏でる必殺のテーマ・メロディで滑り出し大好調!そのまま続けて「Begin Again」。 『DYNAMOTIVE』と同じ幕開け。
このリレーは何度聴いてもゾクゾクする。
あのCDの曲間の処理は結構スッタモンダあったんだよ。
ま、それも今となってはいい思い出だ。 Chiikoちゃんが叩き出す小気味よいマーチ風のドラミング・パターン。
この魅力的なドラム・サウンドはもちろんいつも通りのNATAL。今日は単独の公演だからね、フルセット!バスドラム・ペダルもNATALだ。そのドラムスにToshiくんのベースがブイブイいいながら重なり…
Yukiちゃんが親指を立てるのは… 「Thumbs Up」!次から次へと場面転換していくサマは今日もスリル満点!もちろんアンサンブルは1歩の狂いもない。「みんな親指立ててるかな~?」 やってる、やってる~!この曲は本当に楽しいナァ。
私は聴くたびにあのロンドンのノッティング・ヒルのスタジオでのSeijiさんの姿を思い出すのですよ。
あのスタジオ、猛烈に暑かったナァ。 「『D_Drive Special Live【DYNAMOTIVE】in 横浜」にお越しくださいましてありがとうございます!
ご存じの通り8月にMarshall Recordsからセカンド・アルバム『DYNAMOTIVE』をリリース致しました。
今年はアルバムを携えて色々なところを回って来ました。
こうして大阪と新横浜のコチラでこの『Special Live』を開催して今年の集大成としようではないかという企画です」
「ファンクラブの方は開場の1時間ぐらい前から並んでくださってありがとうございます。
今日もタップリ『DYNAMOTIVE』の中の曲をお届けしますし、それ以外の曲も散りばめてみなさんと楽しい時間を過ごしたいと思います。
どうぞ最後までよろしくお願いします」ココから向こう3曲は『Maximum Impact』から。
SeijiさんがMarshallサウンドで決めるシンプルなリフは「Attraction 4D」。もちろんいつものMarshall。
ビンテージ仕様のJVM410Hと1960Bだ。
何と色気のある音よ!
D_Driveのキラー・チューンのひとつ。人気のある曲だけに客席の熱気もグングン上がって行く。そして、「M16」。Seijiさんとシノギを削るYukiちゃんのMarshallは…
いつものブルー・ローズのJVM410Hと1960B。
よくもまぁヌケヌケとしたサウンドを出すもんだ!
今日も手に汗握る銃撃戦のシーンが再現された。 世界デビューアルバム『Maximum Impact』からの3曲目は「Cassis Orange」。D_Drive14年の歴史の中でも最古参のナンバー。メンバーひとりひとりがフィーチュアされるこの曲…こうして改めて聴いてみるとナンカ初々しい感じがしてくるな。そして全然古くならないところがスゴイ。
歌詞がないというのが大きな利点だぜ。「ありがとうございます!
『Maximum Impact』から3曲お聴き頂きました。
私たち本当にやっとセカンド・アルバムを出せた…という感じだったんですが、皆さんも長い間お待ち頂いたと思うんです。
『Maximum Impact』はMarshall Recordsからデビューするまでのベスト・アルバムみたいな内容でしたので、本当に1から新しい曲で構成するアルバムとなりますと7年ぶりになるんです。
『そんなに経ってたのか~!』という感じなんですが、その間にチョコチョコとシングルという形で新しい曲をリリースして来ました。
そういう活動が何年か続いたので、なかなかアルバムという形のモノが出来上がらなかったんですね。
そして、今年出すことができて我々もホッとしております」「今回のアルバムは色んなタイプの曲が入っております。
ポップなヤツとか、7弦のヘヴィなヤツとか、かと思ったらちょっとシットリした曲とか…。
今日はその中から全曲演る予定にしております」
そして、次に演奏する「Wings」のコンセプトを説明。
皆さん、「Wings」のビデオはご覧頂いていますか?
巻末のMarshall Music Store Japanのお知らせにリンクしておいたので、まだご覧になっていない方は是非ともチェックをお願いします! 「Wings」はYukiちゃんのファンク・ストラミングからのスタート。そして、すぐに「いかにもD_Drive!」のヘヴィ・パートに。そのヘヴィな重低音を好き放題にブッ放すToshiくんは…
EDEN(イードゥン)のアンプを愛用。Yukiちゃんの華やかなプレイング・テクニックもタップリと詰め込まれて…大盛り上がり!「Wings」がキマったところで「Runaway Boy」を続けようとしたが。Toshiくんの楽器にトラブル発生。
状態を整えるまでYukiちゃんとSeijiさんのトークでその場をつないだ。
ま、よくある話よ。
「『Runway Boy』は皆さんもう昔からご存知の曲ですよね?
なんとて言ってもD_Driveの国内だけでリリースしたファースト・アルバムの1曲目が『Runway Boy』ですからね。
コレは『DAYNAMOTIVE』の国内盤のライナーノーツに書いてあることなんですが、アルバムを制作するにあたって1曲足りないということになり、既存の曲をひとつ入れようということになりました。
候補となった曲は『Runway Boy』か『Peach Fizz』だったんです。
で、最終的にタネさん?っていう…スティーブ・タネットっていう方なんですけど…Marshall Recordsのドンが「Runway Boy」を選んだんですね。
もちろん100%レコーディングし直しているので全く新たな『Runway Boy』になりました。
コレ、最初にリリースしたのは2009年…そして、また2022年にもう一度リリースするというのは、演っている身としてはとても感慨深いですよね」
「両方聴いた人は違いがわかると思うんですが、やっぱり長年演ってると違いは出てますよね」
とSeijiさん。
「そうですね。
もちろんベースがToshiくんに替わっているのでガラリと変わりましたよね
他にもココ全然ちゃうなとか、ココのニュアンスが変わってるな~とか、そういうのを発見して頂くと尚一層お楽しみ頂けるのではないかと思います」
そうこうしているウチにToshiくん復活!
おお、楽器が替わった!気を取り直して「Runaway Boy」。イキの長いレパートリー。
まさに「水を得た魚」のような演奏を聴かせてくれた4人!
「ステージには魔物がいるって言いますよね。
D_Driveは来年で14年になるんですよ。
さすがにこれだけ長いことやっているとトラブルがイッパイありました。
最悪だったのはジャーンって弾いた瞬間にブリッジが落ちた時。え~?!みたいな!
あれにはビックリしましたね…ブリッジが落ちるなんて!」
SHOW-YAのsun-goさんも経験したとおっしゃっていたけど、コレ、アコギでは時々耳にする事故なんだけど、エレキではあり得ないと思うんだけどナァ。
恒例の「U-Me」トークで曲の説明をした後に…
「ところで『DAYNAMOTIVE』のジャケットのデザインを担当してくれたのは梅村さんという方なんですが、今日会場にいらっしゃるんです。
梅村さんとこの『U-Me』の『梅』をかけて、梅村さんのために気持ちを込めて弾きたいなぁ~と思います。
梅村さんどこにいるかわからないですけど、聴いてください!」
「梅村さんに捧げましょう」とスタートした「U_Me」。
あのセンチメンタルなイントロのメロディから…和旋法を作った独特なリフ。この曲がレコーディングの時に一番苦労したというChiikoちゃんのセンシティヴなドラミング。 そして、極太の「和低音」。
聴きどころの多い曲だ。実は私もそうだったんだけど、「聴いているウチにドンドン好きになって来る」という反応が多いらしい。
「Thumbs Up」やこの曲は、「Attraction 4D」や「The Last Revenge」や「Red Light, Green Light」とは異次元のSeijiさんのマスターピースだ。
青いライトの中でSeijiさんがつまびく美しいクリーン・トーンのイントロ。そしてYukliちゃんが情感を込めて奏でる哀愁の旋律。
これだけで「Unkind Rain」の世界となる。深遠なるベース・ソロ。
青い照明が幻想的な効果をもたらす。 曲の後半ではいよいよ盛り上がって「非情の雨」が吹きすさぶ。D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website
☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
日本が世界に誇るインストゥルメンタル・バンド、D_Drive。
<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>
コチラはSONY Xperiaとのコラボレーションで制作した最新ビデオ<Wings>。
<Thmbs Up>
<Begin Again>
Marshall Recordsが世界にリリースするセカンドアルバム『DYNAMOTIVE』絶賛発売中!
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