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2017年6月

2017年6月30日 (金)

【シゲさんといっしょ】 Marshallの爆音でガラスを割ることができるかな?

 

「罰だ…罰が当たったんだ…」
  
『赤ひげ』って観たことある?
黒澤明が山本周五郎の原作を映画化。
映画を観た周五郎が「ナンダよ、オレの原作よりおもしろいじゃないか…」と唸ってしまったという。
話の中に桑野みゆき扮する薄幸の若い女性「おなか」が、山崎努が演じるまじめでやさしい車大工の「佐八」に見初められ、幸せに暮らすというシーンがある。
私は、おなかが佐八に傘を貸して二人が出会う雪のシーンが大スキでしてね。
黒澤映画にはやたらと雨は降るが、雪は珍しい。モノクロ・フィルムながら私にはこのシーンがナゼかカラー・フィルムより色鮮やかに美しく映るのだ。
さて、その若い二人の幸せも突如として起こる大地震によって崩壊してしまう。
おなかは、「罰だ…罰が当たったんだ…。私が幸せになったがために地震が起きてしまったんだ。私は幸せになってはいけないんだ…」と佐八に出会ったことを後悔し、忽然と姿を消してしまう。
ま、台詞は正確ではないけれど、おとといの朝の私の心境はコレに近いモノがあったな。
イヤ、私はやさしい家族とステキな友達に囲まれて十分にシアワセでして…私が言っているのは「罰」の部分ね。

Ah2 ここのところあまりにも忙しくて、Marshall Blogの記事を書く時間が十分に取れなかった。
「オセオセ」ってヤツ。
それでも何とか休まず更新を続けようと、火曜日も夜中までかかって資料を集め、おとといの朝も5時に起きてコツコツと文章を書き始めた。
記事は『Marshall Blog Archive』の一編。要するに今日の記事。元となるのは7年も前に書いた記事なので、飛び切りヒドい内容だ。
それを一から構成し直して、すべての文章を書き直したのだ。
そしたら、アータ、コレがまた実にうまくできちゃったんよ!
「こりゃいいぞ!」とひとり悦に浸りながら公開しようとしたら、どうもコンピュータの画面のようすがおかしい。
「マズイ!」と思った瞬間、苦心して書いた名文が瞬時にして消え去ってしまった!
このブログ屋のソフト、時々こうなるんよ。
「バックアップしておかなかったアンタが悪い!」というそしりは免れないんだけど、ココのところすごく順調に動いていたので、つい作業途中の保存を怠ってしまったんだね。
「うまく書けた!」と思っていただけにショックがあまりにも大きかったし、盛大にハラが立った。
前回、同様のことが起こった時は辛抱たまらずマウスを床にたたきつけて粉々にしてやった。
今度もそれやっちゃうとまたマウスを買ってこなければならないので、思いとどまってグッと我慢。
ガマン、ガマン、ガマン、ガマン…。
ところが、どうしても堪えきれず机を両手で思い切り叩いてやった。
バ~ン!
「グワァァァァァァァァァァ~!」…しまった!右ヒジが重度の腱鞘炎だったことを忘れていた!
ただでさえ痛くてヒーヒー言っているのに、その机を叩いたすべての衝撃が患部に集中したのだ。
信じられないほどの激痛!
その後47分ぐらい右手全体が痺れてたわ。
そこで冒頭の『赤ひげ』のシーンに戻る。
「罰だ…罰が当たったんだ…月曜日の記事であんなイタズラを二度もするからTORNADO-GRENADEとFury of Fearと…何よりも読者のみなさんの罰が当たったんだ…」
    
もうそれからしばらくはヤル気が全く起こらず。
も~、ヤダ。
ゼッタイヤダ!
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!
だってどんなに頑張って書いたところで元のよりいいのができるワケないもん。ヒジも痛いし~。
…ということで昨日、一昨日と更新を休ませて頂いた。
今はもう気が収まった。
まぁね、結局失ったデータってナンダカンダ言って大したことないんだよね、私の場合。
新しく書いた方が案外いいのができたりするもんよ。
コレが更新お休みの理由のほぼ半分。
残りの理由は単に時間がなかったのです。
も~ここのところ予定がパンパンで、想定外の仕事が発生してしまうと対応しきれないのだ。
え、「自業自得」だろって?まったくおっしゃる通り!
…ってんで、お休みを頂いて何とか書き直し&作り直しの時間を捻出したというワケ。
オッと!ココで一回保存、保存…っと。
話は戻るけど、『赤ひげ』についてはまた別の機会に触れたいと思っている。
それはウチの父が2年前にこの世を去る時、まさに『赤ひげ』のワンシーンを見たからで、黒澤明のリアリズムに仰天したのだ。
  
今日のアーカイヴ記事の初出は2010年6月4日のこと。
だからちょうど7年前だね。
恐らく古くからMarshall Blogをご覧頂いている方の記憶に残っている記事だと思う。
当時それほど反響が大きかったネタだ。
新しいMarshall Blogの読者も増えたので再掲することにした。
で、今回この元ネタを探すために昔の記事を見ていて気が付いたのだが、初代Marshall Blogは2008年の4月21日にスタートして、2011年末に終了。
途中私がMarshallから離れている間に約10ヶ月の空白期間があって、2012年の10月に復活して現在に至っている。
だから来年の4月で10周年を迎えるんよ。
ホントに10年なんてアッという間だね。
で、当該の昔の記事を読んでみる。
既に上に書いたが、文章がヘタで赤面しちゃったよ!
そもそも「ですます」調なんだもん。
こんなんで皆さんよく読んでくれたナァ。ホントに皆さんのあたたかい心に感謝しますわ。
  
さて、本題。
以前、私がMarshallのディストリビューターに勤めていた時の話。
ある時、机の上の電話が鳴った。
受話器を取ると、電話の主は初めて耳にする声で「テレビ番組の制作会社のモノ」と名乗った。
要件を聞くと、「スミマセ~ン!ギターの爆音でガラスを割ろうとしてるんスけど、どうスかね~?できますかね~!」というどちらかというと軽いノリ。
ナニ~?「ガラスを割ることができますか?」だと~?
オイオイ、こっちを誰だと思ってるんだ?Marshallさんだぞ!…と、今なら切り返すところだが、まずはMarshallに相談してきたところに感心。
何しろロンドンの二代目Marqueeが入っていたビルは、長年の爆音で建物自体が数ミリズレたというではないか。
その原因は間違いなくMarshallですよ。
爆音でガラスを割ることぐらい屁でもあるまい。
しかも実験でうまくガラスが割れれば「全国ネットのテレビ番組になる」というのだから張り切らざるを得ない。
この話を聞いた時、咄嗟に頭に浮かんだのは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオープニング・タイトル・シークエンス。
巨大なスピーカーが据え付けられたアンプにギターをつないで、OVERDRIVEをフルテンにセットし、先端が金属コーティングされたディア・ドロップ型のピックで弦をハジくと、スピーカーから発された爆音でマーティ・マクフライがスッ飛んでしまう…というヤツ。
まさにアレよ。
あのギター・アンプ「GA-5T」って型番なんだよね。
「GA」は「Guitar Amp」の頭文字なんだろうけど、「5T」って何だろうな?あの映画のことだから何か意味が込められているに違いない。
で、とにかく、アレを再現すればいいんでしょ?ってなもんで二つ返事で引き受けた。
となると、生来の悪乗り癖が出て、「もし実験がうまく行ったら本番の収録にはジミヘンのソックリさんにギターを弾いてもらってガラスを割りましょうよ!」なんて気の早いアイデアまで出してやった。
もちろん中野のシゲさんのことだ。
    
実はそれよりかなり前に、オペラ歌手が手にしたブランデーグラスを声で割るシーンをテレビで見たことがあった。
その番組の解説によると、グラスに加える衝撃は音量よりも音の周波数の方が大事であるということだった。
つまり、もっともガラスを振動させる音域の周波数帯がわかれば、音に変わりのあるでなし、ギターの音でもガラスを割ることができるだろうと素人ながらに思ったのだ。
しかも、こちとらMarshallよ。
音量に何の不足や不満があろうか!
  
…ということで、次はMarshall選び。
どのモデルが一番破壊力のある音を発するか…コレには結構悩まされた。
よく「爆音、爆音」というけど、人間の耳が感じるギターの音の大きさは歪んでいる音よりクリーンな音の方がはるかにデカい。
私の経験から言うと、今まで最もデカいと思われる音を出すギタリストはブルース・セットの時のGary Mooreだった。
高校一年の時に観た武道館のTed Nugentは、その当時最もラウドなギタリストと言われていたが、会場の差による音の聴こえ方や自分の経験値の高低にもよろうが、Garyの比ではなかったように思う。
そのGaryの音の大きさのカギは、歪みが浅く、クリーンに近いということだろう。
実際にJimi Hendrixを二度観たことのあるUli Jon Rothから聞いた話では、Jimiの音は猛烈に大きく、そしてクリーンだったそうだ。
こんなことを考えるとやはりココはGaryに倣って1959SLPか?

51959slpfront 「クリーン」を追求するのであれば、驚異的なヘッドルームを誇るJVM410Hか?
CLEAN/GREENでフルテンにして、高域を上げてやればかなりの破壊力を発揮するハズだ。
待てよ、それだとガラスが割れる前にこっちの耳が割れてしまうかもしれないな…なんてことも思ったっけ。

5jvm410h イヤイヤ、やはりココはKT88を搭載した2203KKで真空管アンプのパワーを見せつけてやれ!…と、当時の一番の暴れん坊を起用しようかと思ったが、ボリュームを上げると歪んでしまうので、案外この実験には向いていないかも…。

2203kk 待てよ…Static-Xの例にあることだし、「暴力的」という観点であれば、MGの100Wヘッドもおもしろいかもしれないな…でもコレはないか。
コレもかなり身体に悪そうだからな。

Mg100hdfx 
そして、もうひとつ。
1959RR。
1959系統で音もデカいし、宣伝にもなる…ということで、最終的に実験には1959RRとJVM410Hを持っていくことにした。

1959rr 肝心なのはスピーカー・キャビネット。
コレははじめから1960に決めていた。
後はAngledにするかBaseにするかの選択だ。
AキャビよりBキャビの方がより単一指向性が強く、ガラスに当てる音のまとまりがよいだろうという考えからBを選んだ。

21960b

コレで準備は万端整った。
実験は文京区役所のところの坂の上にある某有名大学の理工学部精密機械工学科の音響スタジオで、ご担当の工学博士のご指導のもとで行われた。
それでは実験開始!

5img_0104_2 まずは1959RRを1960Bにつないで爆音の元をセットする。
一方、その対面には供試体となるフレームに収められた板ガラスが設置される。
「一体、どれぐらい大きい音なんですか?」なんて制作スタッフの方たちがかなりビビってる。
冗談じゃないよ、こっちは毎晩コレだよ。
そういえば昨晩のギタリストも1959RRだった。
「殺人兵器じゃあるまいし、大したことないですよ!」と答えて置いたが、今なら、「戦艦大和の大砲を打つ時、乗組員は全員頑丈な遮蔽壁の陰に隠れたんですってよ。そうしないと砲丸を発射のする時の音のショックで内臓がつぶれてしまうんだそうですよ」ぐらい言って脅かしてやったんだか…。
結局、スタジオにひとり残った私は私物のレスポールを1959RRにつなぎ、ボリュームを目イッパイ上げ、最も振動を与えやすいと思われる6弦のローフレットからひとつずつ音を出していった。

5img_0087

板ガラスについているマイクのようなモノは振動を測定するセンサーだ。

5img_0088

防音室の外ではそのセンサーから送られてきた信号を元に、どの周波数の音が最もガラスを振動させるかが測定される。
前述のオペラ歌手のブランデーグラスと同じ原理を利用するのだ。
そして測定の結果、140Hzあたりが一番振動を与えやすいということがわかった。
これがどの程度の音程かというと、平均律の音階で言えば、どうもDbが最も近い。
ギターやベースをたしなむ皆さんであれば経験がおありだろうが、この音が生み出す振動ってスゴイもので、ほんのチョット周波数が異なるだけで信じられぐらいの大きな差が生じる。
あのベースのデッド・ポイントなんて本当に不思議だもんね。
この日残された私の仕事は6弦を全音半下げて、日がな一日Dbの音を弾くだけ。
明けても暮れても「Db」、「C#」、「Des」、「Cisis」、「変ロ」、「嬰ハ」、「レのフラット」、「ドのシャープ」…コレばっか。

5img_0092

確かにガラスは盛大に振動している。
そこで、手っ取り早く、ガラスを1960に近づけて音を出してみる。
ダ~メ…割れる雰囲気すらなし。
後ろには持参したJVM410Hが見えているが、結局一度も使わなかった。

5img_0095 とにかく!
確かにガラスは大きく振動している、
そこで、ガラスのどの部分が一番振動しているのかを調べてみることになった。
下の写真は1960を寝かせて、その上にアクリル板をかぶせ、そこに球状の小さな発泡スチロールをバラ撒いたところ。
こうしてギターの音を出してガラスを振動させると、どのあたりが一番振動しているかがわかる。
出す音程によって球の動きが派手に変わり、おもしろかったな。

5img_0098

そうこうしているウチに大分ポイントが絞られてきた。
ガラスを最も大きく振動させる音の周波数帯はもう判明しているので、後はその音のエネルギーをいかに分散させずにガラス板に当てるか…ということが課題になった。

5img_0099 そこで、予め用意してきたアクリル製の箱を1960に被せて音の散逸を防いでみることにした。
さすがテレビ!金がかかってます!
さらに運搬時の事故を考慮してアルミ製のフレームに入れていた試供体のガラス板を裸の状態にした。
フレームの四辺についていたクッションがいいようにガラスの振動を吸収してしまっていたからだ。
そして私は「Db」!

5img_0101_2部屋にブルーシートが敷き詰められた。
そう、ガラスが割れた時に破片が飛び散る恐れがあるからだ。
そして、カメラが回される。
…と、いうことは~!

5img_0103

割れんわ。
ダメよ、ダメダメ。
結局、ゼンゼン割れませんでした~!
もっともコレぐらいでそう簡単に割れているようじゃAC/DCあたりのコンサートでは死人が出ちゃうかもしれないもんね。
ご期待に沿えずスミマセン。
ナンダ、コレだけかって?
コレだけよ。
割れんのよ。

5img_0102

で!
チャンスが巡って来るかどうかはわからないけど、次回に備えてわかったことを記しておく。
いずれも大学の先生による分析だ。
まず、試験に供したガラス板が厚すぎる!
私もそう思ったんだよね~。
厚さ2mmのガラス板を使用したのだが、丈夫すぎるって。しかも、最初はそれをクッションの付いたフレームに入れていた。そんなもん割れっこないって。
もっと薄いスリガラスのようなものだったらイケたかも…とのこと。
先生ヨォ、ナンだってそれを先に言ってくれなかったんだよ~…『飛び出せ!青春』の片桐風に言いたくもなってしまうような気もしたよ。
ちなみに『飛び出せ!青春』の柴田の役を演じたのは、冒頭の『赤ひげ』に子役でありながら天才的な演技で準主役を務めた頭師佳孝。また、この人は『どですかでん』で主役を演じた。
しかし、この頃日本ではサッカーは日本ではまだポピュラーなスポーツではなかった。今のサッカー人気に太陽学園のサッカー部OBはさぞかし驚いていることだろうナァ。

Glass 次に、オペラ歌手の場合の円状のブランデーグラスは外から与えられた力が分散しにくく、歪率が高くなりやすい。
つまり、ガラスは剛性が低いので、ひとたび供試体が歪めばパキッといきやすいのだ。
その点、普通の板硝子は与えられたエネルギーが四方に発散しやすいので不利。

Bg_2 まだある。
今回使用したスタジオのようなデッドな空間は音が壁に吸音されてしまい、音エネルギーがパワーダウンしてしまう。
よって、四方をコンクリートに囲まれたような反響が豊かな環境が望ましい。
戦車の中などが最も実験場に適しているのではないか…って、戦車の中でMarshallを鳴らしたらガラスが割れる前にこっちのアタマが割れるわ!
そもそも1960を戦車のハッチから入れることはできませんから。

It 最後に…
音量的にはガラスを割ることができるレベルに十分に達している(ヤッタ!)。
しかし、スピーカー・キャビネットの特性として、音が四方に散逸してしまい、どうしてもパワー不足に陥ってしまう。
その点、オペラ歌手の場合のように人の声の場合は、口を丸めることによって音エネルギーを一点に集中させることができる。
したがって、巨大な漏斗のような器具で1960の4つのスピーカーから出てくる音を一箇所にまとめ、それをガラスに当てることができれば割れるのではないか…。

5tiltま、結論としては、普通の環境でギターの爆音を用いてガラスを割ることができないということがよくわかった。
そりゃそうだよね。
それと実験のやり方がマズかったね。
ま、手前ミソながら、チャンとしていたのはMarshallの音量だけということか?
だから言ったでしょ?「こっちを誰だと思ってんだ?Marshallさんだぞ!」って。
デジタル・アンプじゃここまでできなかったろうナァ。
実際の私の任務はDbを弾くことだけだったが、メッチャおもしろかったナ。
もうひとつ興味深かったのは、テレビ関係の方々の動向。
今の人たちは知らないだろうけど、もう本当に『シャボン玉ホリデー』の「キントト映画」のなべおさみと安田伸の状態。
「ヤスダ~!」てのあったでしょ。アレと同じ。
社会勉強になりましたわ。
ちなみにクレイジーキャッツでテナー・サックスを吹いていた安田さんは高校時代に東大か一橋大を目指していたが、音楽に夢中になり東京藝術大学に入学し、キチンとした音楽教育を受けた。
昔のお笑いはこうしたインテリが混ざっていたのでとても面白かった。
イギリス流に言えば、「モンティ・パイソン」、「フォルティ・タワーズ」、「Mr.ビーン」と言ったところか…。
今みたいに裸になって笑いを取ろうとするヤツなんていなかった。

   
…ってなことを書いたところで全部消えちゃったワケよ。
ハラを立てても仕方ないでしょ?
オッと!保存、保存…っと。

2017年6月27日 (火)

ATOMIC TORNADOのA story behiNd a Decade <後編>~ATOMIC TORNADO 

  
さて、<後編>はこの日のメイン、ATOMIC TORNADOの登場だ。
場内にはCDやTシャツ等、見慣れた物販の風景…アレ?左端にこういう場所では見慣れないアイテムが…。

10_3そう野菜。
ゲストで出店されていた「奄美くらふとファーム」の作品。
島らっきょうやら色とりどりの細いニンジンやらあまり馴染みのないアイテムが並び大人気!

20ウチは「野菜セット」というのを頂いたが、目玉はコレ。
トマト・ソースに使うサン・マルツァーノ種というトマト。こんなのそこいらのスーパーで売ってないじゃん?
私ね、トマト・ソース作るの大好きなの。
家族の夕食に作るだけでなく、お昼に缶詰のトマトでトマト・ソースを作ってパスタにかけてひとりで食べてる。
さっそくこのトマトでソースを作ってみたが、おいしかった。缶詰のホール・トマトより甘味がある。

30で、ですね、このトマトもすごくおいしかったんだけど、その「野菜セット」に入っていたコレ!
化学肥料を一切使わない「さとうきび」だけで作った黒糖。
私は元より黒糖の味が好きなんだけど、アータ、コレね、殺人的においしいのよ!
チョット小ぶりに割ってあって、適度な大きさのヤツを舌の上に乗せて少し転がしてやる。
いい香りが鼻から抜ける。
黒糖は舌の上ですぐに柔らかくなって、それを舌と上アゴで優しく潰してやるんだよ。
で、そのまま舌を左右に動かしてやると、上品で優しい甘味が口の中に広がるんだな。それも控えめに…。
コレがおいしいのなんのって!
洋菓子のように舌にいつまでも残ることのない、さわやかな甘味。
問題はいくらでも食べれちゃうことなんだよな~。一旦食べだすととまらなくなっちゃう!
もちろん、すぐに食べてしまってお取り寄せしたさ。

40それともうひとつ。
コレはパッション・フルーツの皮で作ったオリジナル製法のジャム。
やっぱりバカみたいに甘いことがなくて、素材の風味がググイと引き立った上品なお味。
ウチはヨーグルトにかけて頂いたが、バカうまだった。
何でも鴨肉のソテーなんかに使ってもおいしいとのこと。

5pj2 丹精を込めてコレらを作ったのがこの方。
「奄美くらふとファーム」の土屋さん。
こういう熱心なお百姓さんがいるからこんなに美味しいものが食べられるというワケ。
聞くところによると、元は音楽関係のお仕事をされていたとか…それで今日こんなところで物販やってるのね?
一念発起して奄美に移住し、一年間ミッチリと農業の勉強をして起業された。
つまり作る側もパッションのカタマリなのだ。
  
奄美くらふとファームの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

50さて、ATOMIC TORNADO。
なつかしいな~。

60小松優也

70v_2
大舘義直

90v_2大舘寛幸

110v_2大内優
このバンドって、ココまでみんな苗字に「大」か「小」が付いてるんだよ。
しかも誰が「大」で、誰が「小」かがとてもわかりやすくなっている。

120v_2ボーカルズはエキストラで北海道から参加したDummy。
130v
優也くんは愛用のJCM800 2203を持ち込んだ。
その前はVintage Modern 2466と425Bを使っていた。「こういうのを待っていたんです!」と発売してすぐに買ってくれたんだよね。
10年前の話。

80_3
ダッチ―もMarshall。
同じく約10年前、JVMが出てすぐにJVM410Hを導入してくれた。
つまりダッチ―は日本で最も早い時期からJVMを使用したプレイヤーのひとりだった。

100v_2
10年前に沼袋のサンクチュアリでリハーサルをしていたところにお邪魔したのが最初だった。
優也くんがギターを肩にかけ、白い紙袋を手にして遅刻して現れ、「今、北海道から出てきました!」って言っていたように記憶している。

150_21曲目は「DyNAmite」。
「♪ダ~イナ~マイト!」って、イヤ~、なつかしいな~。

160vそうだそうだ、優也くんのギターがこんなだった。

170vダッチ―も昔のままじゃん!

180v勉強不足で恐縮なんだけど、このバンドは何だって「デオキシリボ核酸」に拘っていたのかしらん?
それと、最初のデビューが1992年だとか…。25周年だよ。
2001年に再結成し、2008年に活動を停止したというのだから、私がお付き合いさせて頂いたのは最晩年だったのね?
アルバム『TORNADO EYE』を2007年にリリースした時は、顔にメイクを施して、「レインボーマン」みたいにメンバーが「水の精」とか「火の精」とかに扮していたんだよね。

190_22曲目は「Reach for the Star」。
この日のステージはアルバムを発表から10周年という企画なのだそうだ。

200_2ATOMIC TORNADOは2007年にアルバムをリリースしたものの、オリジナル・メンバーであり、ボーカルズの土屋陽輔が難聴を罹患し、2008年に活動を停止。
アルバムを発表してから10年を経過した現在も再結成を望む声が絶えなかったが、肝心のシンガーが不在とあって実現が阻まれていた。

210_2そうした中、北海道のメタル・シーンで活躍するDummyを得、一回限りの特別公演として再結成と相成った。

220vステージは「DestiNAtion」、「Secret Society」、「Swallow Fly Eternity」と続き、首を長くしてこの日待っていたファンを狂喜させる。
会場はいつの間にかパンパンだ!

250_2

ステージは中盤に差し掛かり、雰囲気を変える。
起承転結の「転」のコーナーで「Follow the Light」。

1img_0561 「深海」…

1img_0332 「Power Game」。
ナンダカンダで色々なライブで出くわすダッチ―弟。
優也くんはBLIND BIRDなんかでしょっちゅうMarshall Blogに出てもらっていたが、メンバーの中で優也くんの次にMarshall Blogに出てくれているのは寛幸くんなんだな。

1img_0500 スーパー・ハードなドライビング・チューン「Breaking the Law」。

1img_0305「Spiral Illusion」から大内くんのドラムソロへ。

230_2「チャリ~!」の歓声が飛び交う中パワフルでテクニカルなソロを披露した。

240vエキサイティングなドラム・ソロが終わると、どこからともなくカレーのいい香りが…と思ったDummyくんがドンブリを片手に登場。

260そして、そのままドンブリを手にして「みよしのカレー」を熱唱。
寡聞にして私は知らなかったのだが、北海道内で店舗展開している餃子とカレーのチェーン店なのだそうだ。
…ッと、チョット待った!
今、調べてわかったのだが、コレ「みよし」の「カレー」じゃくて。カレーの「みよしの」なのね?
何だよ、誰も教えてくれねーよ!
しかし、私も70年代から長いことライブ・コンサートを観て来たがカレーのドンブリ片手に歌う人は初めて見たな。
というのも、Dummyくんは熱狂的な「みよしの」のファンで大使を務めているのだそうだ。
そして、札幌市民であれば誰もが知っているこのテーマ・ソングを作ったのだそう。

270v_2さて、ココでステージは大きな展開を見せる。
1img_0313

アレ?マイクを握って絶叫しているのは物販で野菜を売っていた「奄美くらふとファーム」の土屋さんじゃないか!
シラジラしいか…。
ATOMIC TORNADOのシンガー、土屋陽輔。
曲は「地球~The Planet Earth~」。
久しぶりの陽輔さんの歌声!

1img_0570 ナント、ステージに立って歌うのは9年ぶりのことなのだそうだ。
何ら問題なし。
受粉業務の合間を縫っての凱旋だ!

300_2ココでDummyくんが合流。
「ゴメンね、『Breaking the Law』みたいなハードな曲を作ちゃって!」
「イエイエ、素晴らしい曲です!」
なんて会話があって本編最後の曲。

350_2
「One Life to Live」だ!
380
あ~、なつかしいな~。

1img_0659

このジェスチャーで思い出した。
290v
ATOMIC TORNADOは、ありがちな「美学系」のへヴィ・メタルとチョット毛色が違っているところがおもしろかった。
まさにこの曲なんかを聴いて、重苦しくない「さわやかなメタル」という印象を受けたのを覚えている。

1img_0647 そして、アンコール。

1img_0343 演奏を始める前にメンバーから今日のイベントに対するコメントが述べられた。
「この日を迎えることができて幸せです!」
340_2

「チョット寂しいけど、こんだけ楽しめたんだからいいや!気の利いたことを言いたかったけどダメだわ!」
ダッチ―弟はこの後しばらく音楽活動を休止してしばらくの間、育休に入るのだそうだ。
また元気に帰って来てくれよ!

320_2

「9年前にやり残したことがあるので今日やろうと思います」
今頃ナンだ、ナンだ?

330
「シンミリするのもナンですが…10年前に上京して来て、物事の重みがわかる年齢になってきた。
10年前と同じメンバーでこうして演奏することで東京にいた時の区切りができた、と思っています。
みんなに『ありがとう』と言いたいです。」
優也くんは5月末をもって故郷の札幌へ帰っていったのだった。
今ごろ北の大地でどうしてるかな~。
みよしのカレーを食ってるのか。
私も北海道はまんざら縁がないワケじゃないんだぜ。
平成19年に亡くなった私と同じ姓の北海道大学の名誉教授はウチの親戚だ。

310「本当のラスト、行くぞ!」…とコールされたタイトルは「D.N.A.」!

360v

コレもなつかしい!
結構覚えているもんだな~。
もちろんATOMIC TORNADOのキラー・チューンだけに客席の熱気も最高潮に達する!

370_2陽輔さんは南に、優也くんは北に…いくら交通の便が発達したといえども、昔の仲間がキッチリと集まるということはなかなかに難しいものだ。
齢を重ねれば尚更のこと。
この5人+1が集まるのはコレが本当に最後かも知れないな。

401v

402v

403v

404v

1img_0367

1img_0623 お客さんもステージの上の6人の姿をシッカリと脳裏に焼き付けたことと思う。
ちなみに大内くんが9年前にやり残したこととは、ドラムスをプレイしながらのお客さんとの掛け合いだった。

1img_0354 お疲れさまでした!
陽輔さん、次の収穫時の黒糖もよろしくです。
注文したいので作ったら教えて!

410_2(一部敬称略 2017年5月12日 川崎セルビアン・ナイトにて撮影)

2017年6月26日 (月)

ATOMIC TORNADOのA story behiNd a Decade <前編>~TORNADO-GRENADE & Fury of Fear 

  
最近、ひとつ気が付いたことがある。
それはMarshallのモデル名の呼び方について。
ま、私は仕事でやっているので余計にそうなのかもしれないが、Marshallの商品名を口にする時、シリーズ名ではなくて、そのモデル固有の名前を言うクセがついている。
また、この傾向は一般に年配層に多く見られ、比較的ベテラン勢のギタリストやコアな若手ギタリストには特に当てハマると言える。
一方、若い人はシリーズ名しか口にしない傾向が強い。スタジオにお勤めの方なども同じ。
どういうことかと言うと、例えばJCM800 2203を例に取れば、年配層は「2203」と呼び、若い人は「八百」とだけ呼ぶ。
また、JCM2000 DSL100の呼び方も同様に「DSL100」と「二千」と別れる。
JCM900 4100も同じ。「4100」と「九百」だ。
コレは至極当然のことで、JCM800をリアル・タイムで経験したベテランは、シリーズには他に「2204」や「2210」があったことをご存知であろうし、JCM2000であれば、若い人が「2000がスキ」と言えば、「TSL?それともDSL?」と訊いてみたくなるのがベテランのMarshall好きの人情というものであろう。
いずれにしても、こうして商品の固有名詞がマーケットの中で連綿と生き続けているというのはスゴイことだと思う。
このことは、今CODEがヒットしている理由のひとつになっているのではなかろうか?
じゃ、JVMは?
10年以上前にJVMシリーズが発売された時、海外では「JVM4」と「JVM2」という呼び名があった。
ディストリビューターを務めていたその頃、私もこの呼び方を日本で定着させようと躍起になった時期があったが、うまくいかなかったな。
時代の変化とネーミングの重要性を痛感しますな。
あ、コレは「JVM」という名前が良くない、と言っているのではありませんよ。
とかく人でもモノでも名前というのは大切だ…ということが言いたいねん。
ちなみに以上のことは以下の本文と何ら関係はない。
  
さて、今日は若手のバンドから。
なつかしのATOMIC TORNADOのワンオフの復活ライブに出演したTORNADO-GRENADE。
「TORNADO対決」ってか?

10_2塚本JOE旭

20v松浦カズマ

30v真壁雄太

40v寺沢リョータ

50vドラゴンシャドウ村田

60v新譜もリリースし、奮闘努力の甲斐あってバンド活動もいよいよ軌道になってきた!…と言いたいところだけど、解散だってよ、解散。
先日正式に発表した。
来る7月30日の西川口Heartsがさよならコンサートだ。
このステージのMarshall Blogのレポートはないので、億劫がらずにHeartsカレーを食べるついでに西川口まで足を伸ばして、彼らの最後の雄姿を見届けて頂きたい。
さてと…「さよならコンサート」の情報も告知したことだし、今日のレポートはコレでおしま~い!

70v<後編>につづく

(一部敬称略 2017年5月12日 川崎セルビアン・ナイトにて撮影)
  
  
  
  

  
  

  
  
    


  
  
  


  
  
  

  
  
  
  
  

  
  

  
  
    


  
  
  



  
  
    


  
  
  

  
  
  

  
  

  
  
    


  
  

  
  
  

  
  

  
  
    


  
  
  

  

  
  
  

  
  

  
  
    


  
  
  

  
  
  

  
  

  
  
  

  
  

  
  
    


  
  

  
  
  

  
  

  
  
  
  


  
  
    


  
  
  

  
  

  
  
    


  

  
  

  
  
  

  
  

  
  
    
  
  
  

…と思ったけど、若い割にはメタル的に骨のあるバンドでMarshall Blogとしても応援していたので、やっぱりレポートしておこう。
へへへ、ダマされた?
『Sgt. Peppers』みたいでしょ?
前回、コレに引っかかって頂いた方もたくさんいたようだが、このスリリングなトラップを見抜いた方も少なくないようだった。
なので、今回はブランクの幅を思いきり長くしてみたよ。
「こんなに空白の部分を長くして本当にこのまま画面を閉じられたらどうしよう…」と少し心配にもなったが、PCでご覧になっている方はスクロール・ゲージでわかっちゃうんだよね、「まだ先があるぞ!」って。
もうやらないから!
  
さて、TORNADO-GRENADOのステージは「Love Never Dies」からスタート。

80_2JOEくんがいつも通りのハイテンションで叫びまくる!

90vフロントのギター・チームも押したり引いたり完璧なコンビネーションだ。

100vなのに解散とはね~。
少し前、facebookに「若いバンドがすぐ解散してしまうのは一体どういうこったい!」的な投稿をしたところ、フレンズさんから予想以上に多くの反応を頂戴した。
ココでそのことについて書く気はない。
ただ、今回のTORNADO-GRENADOの解散を指してその投稿をしたワケではなないということは記しておきたい。
飽くまでも若いバンド全般の話だ。
とりわけこのバンドはモッタイなかったな。
TORNADO-GRENADEは、70年代のハードロック・スタイルから最近のへヴィメタルを俯瞰しているような曲づくりに、アニメ等の現代の若者になくてはならない必須科目やコミカルなセンスを加えたスタイルを確立しようとしていると思ったんだよね。
つまり、いつも書いているロックの伝統を今の世代に伝えることができるバンドだと信じていたのですよ。
そして、こういう若者を観るために若者が集い、CDを買ったりすることによって「伝承作業」ができやしないかと期待していたのだ。
せっかくいいのが出て来たと思っていたので、モッタイないというより悔しいな。

110v2曲目は新作の『Mighty Flugel』から「Wings of Steel」。

120v

いつも2曲目のエンディングには例の儀式がある。
解散までにライブの取材ができるかどうかも定かではないし、もう見れなくなるかも知れないので、今日はこのシーンをパラパラマンガ風に克明に記録しておこう。
まずは雄太くんがステージの中央に歩み出て…

130

JOEくんが雄太くんの又ぐらに頭を突っ込む。

140「せ~のッ!」でJOEくんが肩に載せた雄太くんを天高く持ち上げる。

150

ステージの中で一番の重労働だ。
もちろん雄太くんはJOEくんの肩の上でギターを弾き続ける。

160

オリャ~!第一体型完成!

170

そして、Joeくんがヒザの下をつかんで、雄太くんが前傾姿勢を取る。

180

オッシャ~!第二体型完成!
ココまでで見落としてはならないのは、左右で陣形を整えているカズマくんとリョータくんの動きだ。
この二人のポジションは通常「コーナー・バック」と呼ばれており、相手のレシーバーをブロックする役割を担っている。
勝敗に大きく関わる相手方のパスを食い止める重要なポジションだ。

190そしてトゥッティでキメのポーズ。
まずは上手から…

200そして、下手までパン。

210カズマくんがマイクを握り、中央の二人のアクションを実況する。

220そして、雄太くんがエビ反り!
コレ、最初の頃はやってなかったんだよね。
ギターはズッと弾きっぱなし。

230逆さに見るとこんな感じ。

235ついでにタテもやっておくか。

236そして、Vサインで終了。
さぁ、コレでMarshall Blogが続く限り、このあってもなくてもいいアクションの記録がMarshall公文書として残されることになった。
ウソウソ、もうすぐでコレが見れなくなるなんて寂しいナァ。

240新作からのナンバーが続く。
タイトル・チューンの「Mighty Flugel」。

250このバンドはへヴィにしてフレキシブルなリズム隊も魅力的だった。

260v五人のキャラクターも明確になっていたしね。

270vさらに新作から「Dive into the Ocean」。
「ocean」は不加算名詞なんだよね。「the ocean」と冠詞を付けて使うのが普通とされているので、失敬ながら勝手にタイトルの「ocean」に「the」を加えさせて頂いた。
290

ギター・チームは二人ともMarshall。
この日も鉄壁のギター・アンサンブルを披露してくれた。

300ああ、この二人のギター・アンサンブルももうすぐバイバイなんだナァ。

310v出番を締めくくったのはバンドのテーマ・ソング「Sex, Spice, Rock'n Roll」だぁ!

320EXILEのグルグルもバッチリきまったぜ!

280

そして、最後。いつも通りのサングラスのシーケンス。
こういう目のデザインを「しじみ目」っていうらしいね。
私はズッと「スイカの種」と表現してきた。

330vサングラスを雄太くんが預かって…

334オーナーに返還。

335キマった~!
ああ、コレももう見れなくなるんだナァ。

340フィニ~ッシュ!

350もちろん「ワル」のMCも滞りなく差し込まれ、コンパクトながらもTORNADO-GRENADEの魅力を爆発させたいいステージだった。
冒頭に書いたように残念ながら「さよならコンサート」にお邪魔することはできないが、まだMarshall Blogに登場してもらう機会は残っていると思うのでお楽しみに!
  
TORNADO-GRENADEの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

360お待たせ、まもちゃん!
二番目に登場したのはFury of Fear。

370西村直人

380v西村守

390vサポート・ベースの岡村勇太。

400vドラムスは石川達也。

410v今日はイベントなのでドラム・キットを持ち込んでいないが、達也くんの普段はこんな感じ。
NATALドラマーだ。

420おかげさまでNATALは実際に試したドラマーの皆さんから相変わらず高い評価をお受しておりまする。
一昨日は知らぬ者がまずいない日本を代表するトップ・ロック・ドラマーの方にご使用頂き、この上ないおホメの言葉を頂戴した。
うれしいね~。
若いドラマーさんたちの間でもメッチャ評判がよろしい。自分でも半信半疑だわ。
ドラム・キットのご購入を予定しているドラマーの皆さん、今、NATALが狙い目でっせ!

430vさて、前半のブランクで紙幅を割いて長くなってしまったので、今日はココまで。

<後編>につづく

(一部敬称略 2017年5月12日 川崎セルビアン・ナイトにて撮影)


  
  

  
  

  
  
    


  
  
  


  
  
  

  
  
  
  
  

  
  

  
  
    


  
  
  



  
  
    


 
  
  
  
  
  



  
  
    


  

  
  

  
  
     
  
  
  
  
  
 
  
  

  
 
  
 
  
  

 
     
  
  
  
   

  
  

  
  
  
ウソウソ!ゴメンなさい!
「もうやらない」って言ってたのにね~。
こういうことがしたいんですよ。ギャグの基本は「繰り返し」だから。
もう本当にやりませんから!…今回は。
  
オープニングは「Lost Innocence」。

440いかにもFuryらしいストレートなメタル・チューン。
例の「♪ココには帰る場所がない」のヤツ。

450v「皆さん、コブシを上げていきましょう!」
二曲目は「Till the End of Time」。
コレまたFuryらしい若さあふれるイケイケ・チューン。

460v今日は借り物だけど、もちろんまもちゃんはMarshall。
すさまじい高速ピッキングで会場の空気を切り裂いた!
やっぱMarshallじゃないとダメね、こういうギターは。

510

多摩川を渡って「神奈川県初進出」だという今回のステージ。
次は帷子川を渡って横浜に進入かな?
 
日本橋を出て最初の宿場が「品川宿」。
「川崎宿」、「神奈川宿」と続き、東海道五十三次の四番目の宿場が「程ケ谷(保土ヶ谷)宿」。
私の家内はこの程ケ谷の本陣の末裔だ。
「本陣」とは 江戸時代以降の宿場で、大名や旗本、幕府役人、勅使、などおエライ人たちの宿泊所として指定された家。
昔、横溝正史に『本陣殺人事件』なんてのがあったね。ATGが映画化した。
今でいう民泊だが、原則として一般の者を泊めることは許されなかった。つまり「宿屋」ではない。
そういうった高級官吏たちの宿泊所だからして、当然一介の地域の民家では本陣に指定されることはない。それなりの社会的な地位がある家が本陣を務めた。
生麦事件って知ってるでしょ?
1862年、薩摩藩が生麦村を通過しているところ、馬がいうことを聞かず、その行列に割り込んでしまったイギリス人を供回りの藩士が斬り殺してしまった有名な事件。
これが原因で薩摩藩とイギリスがタイマンを張って「薩英戦争」に発展した。
で、その事件の日、薩摩藩の一行は「程ケ谷宿」に投宿した。
おそらく家内の祖先が給仕をしたことだろう。
そして、一方のイギリス人。
斬殺されたイギリス人が所属していたグループのリーダーの名前は「Marshall」さんといった。
この事件が起こったのはMarshallアンプや私がうまれるちょうど100年前のことだった。
このことは例によって吉村昭の『生麦事件』を読んで知ったんだけど、さすがに驚いたな。ゾクゾクっときたよ。

480「ずっとFuryを追いかけて来てくれている人にはなつかしいナンバー」と紹介されたのは「Savior Never Die」。

490前の二曲に比べグッとテンポを落としジックリ歌い上げる直人くん。

530vそれを受けてドラマチックなソロを展開する守くん。

470v

守くんって色々なことにエネルギッシュに取り組んでいてね~。
彼のfacebookへの投稿なんかを見ているとホントにエライと思うよ。
ある時はイベントのアイデアを提案してみたり、ある時はへヴィメタルの衰退を憂いてみたり…。
若いのに危機感を持っているというか、意思を持ってギターを弾いているということが言えるだろう。
まもちゃんたちのようなメタル系ギター弾きにとっては、今の音楽の環境はあまりにも気の毒だけど、考えてみると50年ぐらい前はロック自体が冷遇されていたワケだから…「歴史は繰り返す」ということを信じれば、とにかく続けていくより道はない。
ただね、やっぱり人と違うことをやらないと!
イングヴェイから離れて、他の音楽をジックリ勉強してまたイングヴェイに戻ったらどうかしら?…なんて思うワケよ。
せっかくのテクニックがあるんだから、人とは違う活用の仕方を考えることこそアーティストとしての使命であり、宿命であり、仕事なのではないかしらん?

560vその守くん、また新しいことを始めた。
ま、手法は珍しくないにしても、「FOF団」なるFury of Fearのファン・クラブ的なモノを立ち上げたのです。
「フォフ団」と読むのかと思ったら「エフオーエフ団」だそうです。

5fof 早くもステージは後半に入る。
達也くんのドラムスからスタートするのは…

1img_0208_1

Furyのステージは必ず取り上げられるキラー・チューン「Hunger Never Filled」。

520
しかし、よく弾くな~。
腱鞘炎だけは気をつけてね~。皆さんの宿命の職業病だ。
やっぱりギタリストは誰でも一度は苦しむようで、その話を聞いただけでビビっちゃう…と思ったらテメエがなっちまった!
ギターなんかもうほとんど弾かないクセにだよ!
原因はカメラとパソコン。
パソコンをイジるのもだいたい一日六時間ぐらいが限度なんだって。
それなのにMarshall Blogや他のことをやっていると、ガッツリ連続ではないにしても一日16時間ぐらいパソコンをイジる時も珍しくないのよ。
そのように私だけでなく、パソコンのやりすぎで腱鞘炎に罹っている人が今ものすごく多いんだって。
あとスマホもかなり危ないらしい。
おもしろいのは、最近はコンピュータで音楽を作るでしょ?
そのせいで楽器の弾き過ぎではなくて、パソコンの使い過ぎで腱鞘炎になっちゃうミュージシャンも少なくないらしい。
マジで痛いっスよ。朝、激痛で目が覚めたぐらい。
今はおかげさまで大分ラクになったけど、ピーク時には、腕全体がシビれて、ホント、涙が出たわ。
一回かかってしまうと完治が難しいので、皆さんお気をつけあそばせ!

540v
若者よ、続けなさい。
大いに勉強なさい。
そして、ナニがあっても自分の思う道を往きなさい。
まずは、とにかく続けるのです。
       
                              ―マーシャル・ブログ

550最後を締めくくったのは「Tales of the End of the World」。

570Fury of Fearも持ち時間イッパイに自分たちの思いのたけをブッ放したのであった。

580vまもちゃん、先日の『Generation Axe』にすっかり触発されて、7月の中旬にFury of Fearの主催で『Generation Shred』なるイベントを開催する。
TORNADO-GRENADEも出演するのでメタル好き、Marshall好きの諸兄は吉祥寺に集合だ!

FofcFury of Fearの詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear Official Website

590<後編>につづく

今度は本当に終わりです。

(一部敬称略 2017年5月12日 川崎セルビアン・ナイトにて撮影)

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2017年6月23日 (金)

EXCITERS MEETING <後編>~CONCERTO MOONの巻

  
D_Driveに続いてCONCERTO MOONがステージに上がった。

10_2島紀史

20v久世敦史

30v中易繁治

40v河塚篤史

50vそしてサポート参加の遠藤均。

60v再びドカンとMarshallサウンド。
うれしいね。

70Marshall MAJOR 1967が2台と年季の入った1960B。

80vいつもの長~いオープニングSEに導かれ、ステージに上がった5人がまず演奏したのは「Savior Never Cry」。

90いきなりの人気ナンバーに会場が一気に燃え上がる!
なんつーか、「お客さん」という乾いたスポンジが水ではなく、ものすごい勢いでCONCERTO MOONを吸収しているようなのだ。

100キタキタキタ~!
この音、このフレーズ!
そう、コレが島紀史だ。

110v続いて「It's not Over」。

120ノンちゃんと久世ちゃんの挨拶に続いて「Angel of Chaos」。

130v皆さんはダムの放水って見たことある?
湛水が規定量を超えた時、重力式ダムのてっぺんから思い切り水を放出するあのシーンがノンちゃんの今のソロのイメージ。
アレ、放たれた水が落ちるところを「水打ち」っていうんだけど、時間が経つとあの硬いコンクリートが水流で削られ、摩耗されてツルッツルのスベッスベになっちゃうんだゼ。
その「水打ち」の滑らかさがノンちゃんのギター・ソロだ。

15099年のアルバム、『RAIN FOREST』から2曲。
「Lonely Lat Journey」と「Victim of Desire」。

160vこうしたクラシカル・ナンバーも完全に自家薬籠中のモノとしているリズム隊。

170v今日もへヴィに快走中!

180v「楽しんでますか?今、レコーディングをしています。ビックリするくらいのモノが出来上がるかと思います」と近況を報告かたがた新作への期待をあおった。
すごい自信!
自らハードルを上げた久世ちゃん。
しかし、そこは百戦錬磨で海千山千のCONCERTO MOONのこと、ファンの期待を裏切るようなことは万が一ないだろう。(久世ちゃん、ハードルをもう一段階上げといたぜ!)

185vギターを持ち替えて「From Father to Son」。

260v

「Black Flame」…もちろん、フォーメーションもバッチリキマってた。

210

さらに「Take you to the Moon」とづなげた。
しかし、いい音色だな。
太く、伸びやかで、カシカシとピッキングの音も力強く高らかに、まるで歌を歌っているようだ。
Stanly Jordanって知ってる?
80年代の初頭にタッピング・ギターでジャズを演った黒人のギタリスト。
当時は大層話題になり、再生Blue Noteからのリリースとあって話題性も高まり、アルバムもずいぶん売れたハズだ。
人気が上がると同時に「果たしてギターの音がコレでいいのか?」という評論家の意見も台頭した。
要するにピッキングを全くしないので、両手で指板上の弦を叩くサウンドが従来のギターの音と大きな隔たりを見せていたのだ。
このことはね、この人が出て来た時にすぐに私も気が付いた。
フレーズ自体はギンギンにバッピッシュでカッコいいんだけど、別にコレならピアノやサックスでもいいじゃん…ということ。
ギターの音色をもってしてそういうフレーズを弾くからカッコいいワケ。
ギターという楽器の一番の魅力はビブラート(海外では「ヴァイブラートォ」)と昔から言われているが、ことロック・ギターに関してはピッキングのノイズも大きな魅力だということよ。

S41a0594早くも最終セクション。
「エ~!」
最近作から「Between Life and Death」。

190遠藤さん、お久しぶり!
以前からおなじみのサポート・メンバーだ。

200島田勘兵衛がお百姓さんから受け取った米のように、一音たりともおろそかにしないソロ。
すさまじい集中力だ。

220vそして、出番の最後を締めくくったのは「Change my Heart」。

230しかし、久世ちゃんの歌。
ヤケクソにカッコいいわ。
CONCERTO MOONに入った頃は、正直、ただ声が出る…という感じだったけど、今はそのどこまでも野太い声に磨きがかかり、言葉の発し方とか歌い回しが異常なまでにカッコよくなった。
この人の歌は日本のメタル・ボーカルズを背負っていく実力と魅力があると思うんだよね。
やっぱり、環境が人の才能を伸ばすということか。

240そして、この2人のコンビネーションもすごく自然に映るようになった。
以前は久世ちゃんがチョットおっかなビックリみたいなところがあったが、今はもうゼンゼン平気。
日本の名門メタル・バンドのフロント・マンの自身があふれ出ている。

250新作が楽しみだゼイ!
  
CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

270「せっかくなので…」とアンコールはD_Driveとのセッションとなった。
「セッションはイヤなんですよ…グダグダになるでしょ?それがイヤなの。でもD_Driveとだったらグダグダにならないと思うので…やります!」
そう、ノンちゃんの言う通り。
永久に続くかと思われるペンタトニックづくしの速弾きギター合戦に付き合わされるのは結構キツイ。
たいていそういうギター・バトルって、静かに掛け合いを始めるじゃない?
最終的には盛り上がらないと気が済まないワケで、そうするとクライマックスに達するまで時間がかかるワケ。
コレをひとつのショウで三回も演られるとさすがに悲鳴を上げちゃう。
私が演出するなら、ノンちゃんが言うように絶対にグダグダ演って欲しくない。
ソロを回すならワンコーラスを一回ずつにするな…「そのワンコーラスだけのソロで思い切り腕を見せて盛り上げてくれ!」とお願いする。
もう今はギターのテクニックが出尽くしてしまったからね。40年ぐらい前に比べると、速く弾くことの希少性が格段に低くなり、その意味も薄れてしまった。
速く弾くよりも、いかに密度の濃い魅力的なフレーズ、あるいはオリジナリティあふれるメロディを弾くことを目指す局面が今だと思う。
若いバンドにギター・ソロがないのは間違いなくこのあたりが遠因のひとつだろう。
練習するのもシンドイし、速弾きを体得しても皆同じに聴こえるし…。
ところが、反対にギター・ソロやアドリブ・パートがないロックもまたツマらないもんでしてね。音楽の楽しみの一部を削り取ってしまったのと同じだから。
だからVan Halenはスゴかった。
何とかして新旧のロックの融合ってものが図れないものだろうか…。
290

さて、ナニを演るか…。
ノンちゃんだからナニを演るのかはだいたいわかるけど。

280やっぱり「♪スッピ~~~ドキッ!」。

300当然ギター・バトルとなるが、ノンちゃんがMCで口にした通り、グダグダはやらない密度の濃い展開となった。

310

320v

330v

340vこの曲を聴くと「♪宵越しの金は持たないオレだ」とか「♪米食べろ、豆つまめ」とかいう歌詞がすぐに思い浮かんじゃうんだけど、コレ、原曲の最初のコーラスは「Good Golly Miss Molly」とか「Tutti Frutti」とか「Lucille」とか、Little Richardの代表曲のタイトルで固められているんだね。
知らなかった。
実際Deep Purpleは「Lucille」をレパートリーにしてたし、Little Richardへのリスペクトということ?
今度、ノンちゃんに会ったら訊いてみよう。
そもそも「Speed」というのは薬物を意味していて、「米」も「豆」も薬物。
「豆(beans)」はその後に出て来るNew Orleansに韻を踏ませている。
歌詞をパッと読んで気が付いたことはコレぐらいなんだけど、やっぱり向こうの人がうらやましいよね。
こういうフックを自然に楽しむことができるんだから。
いつも書いているけど、私も含めて、日本人は洋楽の半分も味わっていないと思う。
映画の字幕も読まないような若い人たちが言葉のわかるJ-POPに取り込まれちゃうのも無理ないことなんだよね。
どっかでこういうトリヴィアルなことの講義をやらせてくれないかナァ。誰も聴きたがらないか…。

S41a0578 途中で他のDeep Purpleの曲も織り交ぜ、グダグダにならないガッチリとしまったセッション・コーナーとなり、お客さんを喜ばせた。
私といえば、脚立の天端が尻肉に食い込んで痛いのなんのって!ショウの中盤から地獄の苦しみを味わってしまった。尻に深紫のアザができるかと思った。
次回あの脚立を使うときは絶対にクッションを持参せねばなるまい。
あ、ちなみに「Deep Purple」は1930年代のジャズ曲のタイトルですからね。

350_2(一部敬称略 2017年4月16日 新宿WILD SIDE TOKYOにて撮影)

 

2017年6月22日 (木)

EXCITERS MEETING <前編>~D_Driveの巻

   

もうクセでね…どうしても「West Side」という言葉が先に出てしまう。
『ウエストサイド物語』をひとりで観に行ったのは、忘れもしない…アレはいつのことだったっけな~。
なんや、忘れとるやんけ!…イヤ、昨日一昨日とLOUDNESSさんにご登場頂いていたものだから少しばかり二井原さんのギャグを拝借してみた。
映画『ウエストサイド物語』は、中学校一年生の時に日比谷のスカラ座にひとりで観に行ったのが最初。
それからテレビで観て、今でも時々DVDで観て、サントラ盤やバーンスタインのCDを聴いて、Dave LiebmanやRichi Coleのジャズのカバー・アルバムを聴いて…かれこれ42年の付き合いなるのでコレもやむを得まい。
間違えずにユックリ言うと…新宿の…ライブハウス…WILD(無事通過!)…SIDE…TOKYO。
復唱すると、新宿のライブハウス、WILD SIDE TOKYOの開店8周年を迎えるイベントにD_DriveとCONCERTO MOONが出演した。
要するにCONCERTO MOONとD_Driveの「ダブル・ヘッドライナー」だ。「ツーマン」ではない。
今日&明日はそのレポート。
まずは「D_Drive編」。
10
余計なお世話なんだけど…驚いたことにアメリカに「Ddrive」っていうバンドがあるんだね~。
インターネットをやっていて偶然出くわしたんだけど、Don MancusoなるLou Grammのバンドのギタリストがやってるんだとか…。
Lou GrammはForeignorが初来日した時に武道館に観に行ったが、やっぱり「ディー・ドライブ」と来れば、「Dは大文字、アンダーバーに小文字でdrive」のD_Driveだよ。

すなわち…  
Seiji

20vYuki

30vShimataro

40vChiikoのおなじみの面々。
ちなみに「D-Rive」というアイドル・グループもいるようだ。

50vD_Driveは今年で8年目だからWILD SIDE TOKYOとほぼ同級生。
CONCERTO MOONとはすでに昨年3月のMarshall GALAで同じステージに立っている。
120
オープニングは「Advance and Attack」から…

70「Attraction 4D」。
そして…

80「M16」と、立て続けに3曲ブチかました。
もうこの3人の表情で演奏への入れ込み具合が容易に想像できるでしょ?

90v「8周年おめでとうございます!今日は普段あまりやらない曲を演ったりします!」とYukiちゃんの挨拶が入り、次の曲を紹介した。

S41a0166 Seijiさんが『トムとジェリー』をイメージして作ったという曲、「Mr. Rat Boots」。
110v
『上には上がある』というトムとジェリーのデビュー作の原題は「Puss Gets the Boot」という。
「puss」というのは「ネコちゃん」という意味。
この曲とは関係なしに、皆さんネコがお好きだよね~。
確かこのShimaちゃんもネコ好きのハズだ。
今週、とある「猫の町」に行ってきた。谷中じゃないよ。
近々レポートをアップするので乞うご期待。
100

さて、今日もD_Driveのドライブ機器をチェックしておこうか。
まずはSeijiさんから。

130ご存知の通り、向かって右がSeijiさん愛用のJCM2000 DSL100ECと1960AX。

140足元のようす。

150YukiちゃんもMarshall。

S41a0170現在発売中のWeROCK誌のYukiちゃんのコラム、『Yuki姐さんの…「ツーマンと言うんじゃない!」』に…あ、コラムのタイトルが違うわ!
Take2。
Yukiちゃんのコラム、『Rock Guitar Cafe』にナゼYukiちゃんがMarshallを使うのかが詳しく書いてある。
タイトルは「私はマーシャル・サウンド!」…コレは本当です。
いいことがた~くさん書いてあるので是非ご覧あれ。
結論を急げば、やっぱりホンモノの真空管のアンプが一番!ということよ。

5wr059 YukiちゃんはJCM2000 TSLと1960A。

170v足元のようす。

180ShimaちゃんはMarshallファミリーのEDENを愛用。

190この日はWT-800ヘッドとD410XSTキャビネットを2台積み上げ8x10"仕様でステージに臨んだ。
実は、コレはCONCERTO MOON対策だったのね。
運搬手間の都合上、普段はキャビネットについてはEDEN以外のモノを使用することが多いのだが、この日は特別。
CONCERTO MOONのド迫力サウンドに負けまいとどうしてもキャビネットもEDENにしたい!とShinaちゃんからリクエストがあったのだ。
EDENのキャビ、メッチャ破壊力あるからね。重すぎて腰への攻撃力もハンパじゃないけど。
やっぱり電気楽器というのはムダに大きかったり、重かったりすることはないのね。全部音と関係している。
楽器もオーディオも電気で音を出す装置は「小さいことはいいことだ」より「大きいことはいいことだ」が根本だよ。
「小さいパラゴン」なんてどんなに科学が進歩しても実現できっこない。

200v曲は続々と繰り出してくる。
「Runaway Boy」から…

220v一変してYukiちゃん作のバラードの「Unkind Rain」。
久しぶりだったので緊張したとか…。
コレを書いている今、すなわち昨日の午後、東京はスゴイ雨よ。
関西でも記録的な豪雨だとか…まったくUnkindだ。

280v

好評の「Seijiさんケガシリーズ」は新ネタを披露。
捻挫が治って来たかと思ったら今度はアバラをやっちゃったとか…。
私も5~6年ぐらい前にやったんだけど、Seijiさんに話を聞いてみたら状況はまったく同じ。わき腹を強打してアバラ骨にヒビが入った。
コレがものすごく痛いんだよね~。
厄介なのは治療法がないことで、何しろ放っておくより治療のしようがない。痛み止めを飲むほどでもないし、クスリはできるだけ飲みたくない。
だから、セキやクシャミが出るときなんざ地獄の苦しみよ。
Seijiさんはステージでは脳内でアドレナリンを出して痛みを和らげているとか…。

290v
続いてもYukiちゃんの作品で「Shape of Your Life」。

T 季節限定演目「どこかに春が」。
W そして、最近作からSeijiさん作の「Last revenge」でブッとばす!

S41a0163 リズム隊のいつも通りの激演が気持ちいい!

230

240そして最終セクション。
このYukiちゃんのポーズは「Russian Roulette」。
今回の会場はステージ前にプレスピットがないため、170cmぐらいの高さの脚立を持参して客席の一番後ろに設置。そして、終始その上から撮影した。
いつも間近でD_Driveを見ることが多いのだが、こうしてヒキで見ていると、ステージ上のメンバーの所作が見渡せておもしろい。
するとあることに気付いた。
Yukiちゃんって、この「Russian Roulette」のタイトルコールだけではなくて、ずいぶん色んなポーズを取ってるんだな~。

210
コレは曲中のハンドクラッピングのパート。二拍三連で手を打つとこ。

250ひとりしかいないのにナゼか「前へならえ」も!
我々が小学生の時って、やたら「前へならえ」をやらされたな。
腕が疲れちゃってサ。朝礼が大ッキライだった。
一番前のチッコイ奴がうらやましかった。だってホラ、両手を腰に当てるだけじゃん?
それと「小さく前へならえ」は意味がないと思う。

260こんな勝利のポーズまで!
Yukiちゃんは忙しい…ということを再認識した。

270vとかなんとか言ってるウチに早くも最後の曲。
「エエ~!」

300最後はDスタンダードの「Screw Driver」。

310熱狂的な演奏で自分とお客さんのアドレナリンを思い切り分泌させたSeijiさん。
興奮が冷めた時のアバラの痛さは想像を絶するものだろうよ。
お大事に!

320D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

330<つづく>

(一部敬称略 2017年4月16日 新宿WILD SIDE TOKYOにて撮影)

2017年6月21日 (水)

LOUDNESS~“LIGHTNING STRIKES” 30th Anniversary 8117 <後編>

 

子供の頃、テレビで『タイガーマスク』を見ていてすごく不思議に思ったことがあって、父にこう尋ねたのを覚えている。
「『タイガーマスク』ってどうしてこんなに早く終わっちゃうの?」
父の答えは「楽しい時間は過ぎるのが早いんだよ」。
最近のコンサートの終盤の常套句だ。
もちろん私の父は音楽家ではない。「第九」ならぬ「大工」だったが、そんな説明でもあの時は「なるほど…」と納得したような記憶がある。
  
楽しい時間は過ぎるのが早いもので、『LOUDNESS~“LIGHTNING STRIKES” 30th Anniversary 8117』も本編の最終セクションに入る。
まさに「タイガーマスク」状態。
草も木もない舞台にあったのは極上のロックだった!
  
照明がガラリと変わり、ミラーボールが幽玄な世界を醸し出す。

10_2曲は「ARES' LAMENT」。

20いいハードロック・バンドには必ずバラードの名曲がある。
LOUDNESSには「ARES」がある。

30_2本編の最後に向かって突っ走るための区切りのようなポジションだが、効果は抜群。
曲がいいからね。
満席のすべての観客がステージの演奏をジックリと聴き入り、そして二井原さんと一緒に歌った。

40舞台は一変。
堰を切ったように爆走するのは「IN THE MIRROR」!

50v_itm轟音で「待ってました!」の掛け声はかき消されてしまうが、まさに「待ってました!」の人気曲。
終盤に入っても集中力とテンションが全く衰えることのない4人。

二井原実

60v山下昌良

80v鈴木政行

90v_2高崎晃

ギターソロ炸裂。
やっぱり問答無用でカッコいいわ~。

100v_2曲が終わり…ひとりステージに残る高崎さん。

110_gsそう、ココは高崎さんのア・カペラのギター・ソロ・パート。

120v_2幻想的で深遠な世界。

130vそして、目も覚めるようなハードなプレイ。

140vソロの間中「タッカン!」の呼び声が止むことはなかった!

150vメンバーが舞台に戻り演奏したのは「WHO KNOWS」。
コレが『LIGHTNING STRIKES』から最後に取り上げたナンバー。

170v_wk軽快に飛ばすややポップなチューン。
こういう曲にLOUDNESSのスケールの大きさを感じるんだよね。
外国のバンドのテイストというか…。

10r4a1736 こうしてリリースから30周年を迎えたアルバム『LIGHTNING STRIKES』から「Black Star Oblivion」と「Complication」の2曲を除く7曲が再現された。

08

本編は残すところあと2曲!
「エ~!」
だからタイガーマスクだって言ったでしょ!

190双方、LOUDNESSのコンサートでは毎回演奏される人気曲が取り上げられた。

200vまずは「CRAZY NIGHTS」。

210v_2おお~、とうとう高崎さんんもお立ち台に上がった~!

220vソロ!
ステージ下手のお立ち台の上の高崎さんに観客の目と耳が集まる。

230_2「CRAZY DOCTOR」と双璧をなすLOUDNESSの大人気曲で爆発的なクライマックスを迎え、そのまま本編最後の曲へ!

250v本編を締めくくったのは「SPEED」!

260音速で走り抜けるLOUDNESS!

240_sp

ステージを何度も横断して観客をあおる山下さん。

270もはや光の速さで高崎さんのギターが会場を飛び交う!

280v本編の最後に「SPEED」を持ってくるなんざ…いいな~。
最初のMCで二井原さんが「今日は長いですよ!」なんておっしゃっていたが、ゼ~ンゼン。
アッという間に終わってしまった!

284アンコールでは高崎さんがドラム・スティックを携えて登場。
現在形のルックスにお色直し済だ!

285vナント、高崎さんのドラム・ソロ。

290_2高崎さんのドラム・ソロは樋口さんの追悼イベントなどで何度か拝見したことがあるが、相変わらずの見事な腕前!

300キメの「♪ジャカジャーン」では二井原さんのギターが活躍した。

310v思いっきり叩きまくって気分爽快!
大きな歓声に応える高崎さん。

320v_2アンコールを演らない時もあるLOUDNESSだが…アレがまたカッコいい…今日は高崎さんのドラム・ソロに導かれて数曲を演奏した。
アンコールでも新旧を織り交ぜたバラエティ豊かな選曲となった。

330vまずは2001年の『SPIRITUAL CANOE~輪廻転生~』から「THE END OF EARTH」と「STAY WILD」。
(私は)初めて目にするレスポールを提げた高崎さんの艶姿!

340v_2続けて2008年の『METAL MAD』からタイトル曲を。

350v_2ギターが変わってもやっぱり高崎さんの音。
若干甘めに響くが、耳に入ってくるのは間違いなく高崎さんの音だ。

360v鐘の音ふたつ。
ブラジルのホアン・ペルナンブーコという人が作った「鐘の音(Sons de Carrilhões)」というショーロの名曲があるが、日本のメタル・ファンにとっての「鐘の響き」といえばはコレだろう。

370「THE SUN WILL RISE AGAIN」!

380vすさまじいまでのメタル魂が爆発する2014年のアルバムのタイトル曲。
もう会場は熱気で燃え上がりそうだ!

390_2そこに追い打ちをかけたのが「S.D.I」!
キタキタキタ~!

400日本が世界に誇るLOUDNESSの激ドライビング・チューンのひとつ。
やっぱりカッコいい曲だよな~。

410v最後の演目とだけあって燃え上がり感もハンパじゃない!
どんなに激しく、どんなに荒々しく弾いても高崎さんのギターは型崩れすることが絶対にないんだな。
「完成した獰猛さ」とでも言おうか。

420_2髪を振り乱しながらのお客さんの「♪S.D.I」の合唱もスゴイ迫力だった!

430ソロのパートも含めて全22曲。
『LIGHTNING STRIKES』の収録曲を中心に新旧のレパートリーを取り交ぜたゴージャスなセットリストはLOUDNESSの長い歴史と偉大な業績の証だ。440現在新作のレコーディングに取り組んでいるLOUDNESS。
これほど新作が楽しみな日本のバンドも他にそうあるまい。
早く聴きたいナァ~。

450『LIGHTNING STRIKES』の30周年を記念した『30th ANNIVERSARY Limited Edition』も好評発売中だ!

Ls30LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

460(一部敬称略 2017年4月13日 ZEPP TOKYOにて撮影)

2017年6月20日 (火)

LOUDNESS~“LIGHTNING STRIKES” 30th Anniversary 8117 <前編>

 

2016年はバンドの結成35周年を迎え、バラエティに富んだ立体的な企画でファンを狂喜させたLOUDNESS。
年が明ければ当然バンドは36周年ということになり、干支が3周したことになるが、2017年はアルバム『LIGHTNING STRIKES(国内盤タイトル:SHADOWS OF WAR)』の発売30周年にあたる。
『LIGHTNING STRIKES』は、LOUDNESSが世界的にブレイクするキッカケとなった名盤『THUNDER IN THE EAST』を超え、ビルボードのチャートで64位をマーク。
バンドの歴史上、アメリカでのセールスの最高位を獲得した。
その記念すべき作品の発売30周年を記念してLOUDNESSは4月に全国6か所を巡るツアーを実施した。
今日と明日はZEPP TOKYOで開催したそのツアーの千秋楽のもようをレポートする。
ツアーのタイトルの「8117」は当然「8186」のアレ。36年の歴史を物語る日本で最もへヴィな4桁の数字だ。

Ls今回のステージセット。
『LIGHTNING STRIKES 2017 30TH ANNIVERSARY』のバックドロップが誇らしい。

10今回の高崎さんのバックライン。

20v安定の「世界がうらやむ」高崎セットだ。

30ステージ袖に控える愛器たち。

40vお、一番奥に見慣れないシェイプの竿が!

50vオープニング。
激音一発!

60高崎さんがステージ中央に進み出てソロをカマしてくれた。
そして、おなじみのリフが飛び出すと…

70ステージ上下にセットされたお立ち台にメンバーが颯爽と現れた!

80二井原実

90v山下昌良

100v鈴木政行

110vそして、高崎晃。

120vリフ一発、歌声一発で会場を煮えたぎらせた曲は「LOUDNESS」。

130観客のテンションの高さに応えて密度の濃いソロを爆発させた高崎さん!

4140続けて演奏したのは「Rock Shock」。
「♪ロックショ~」の雄たけびが響き渡る。

150_rsやっぱり2曲目にこういうテンションの高い曲が飛び出すと盛り上がりますな~!

165
そして、ココでも天衣無縫に暴れまくる高崎さんのソロ。
絶対に観客に息をつかさせない!

160vMCをはさんで早速『LIGHTNING STRIKES』からのナンバーを披露する。
190_sld
アルバムの7曲目に収録されている「Dark Desire」。
シングル「Let It Go」にカップリングされた曲だ。

200

ギター・ソロでは高崎さんがドラム・ライザーに腰をかけて華麗なタッピングを見せてくれた。
こうしたシーンは高崎さんには珍しい。

180v続けても『LIGHTNING STRIKES』から。
シャープなギターリフから始まったのは「STREETLIFE DREAMS」。
しかし…わかっちゃいるけど、素晴らしいギターの音色だナァ。

210vここで『LIGHTNING STRIKES』から離れて「CRAZY DOCTOR」。

220_cdやっぱ盛り上がるよね~!
こうして『LIGHTNING STRIKES』のレパートリーに人気曲がちばめられてショウは展開する。

230みんな大好き、「CRAZY DOCTOR」のギター・ソロ。

240vもちろん盛大な歓声が高崎さんに浴びせられた!
280
リズム隊も絶好調。

245v規格外にへヴィにウネるのは、LOUDNESSならではの独特なグルーヴだ。

246v短いMCの後に演奏したのは「GERALDINE」。
1983年のシングル曲。

260v_grコレ、珍しいよね?
いい曲だ。
シングル曲らしく、適度にハードで適度にポップ。このサジ加減がとてもいい感じ!

270v山下さんをフィーチュアするパートが続く。
スケールの大きいベース・ソロ。

290LOUDNESSの低音域をハードに鳴らすだけではない山下さんの幅広い音楽性がにじみ出た演奏だ。

300v続けてあんぱんさんのドラム・ソロ。

310毎回披露されるドラム・ソロはお客さんも勝手知ったるところで、客席と息のあったド迫力のプレイが見ものだった。

320v高崎さんが登場し、再びドラム・ライザーに座りタッピングで美しいイントロを奏でる。

330v_swイントロの静謐さから一転しへヴィに突き進むのは「SHADOW OF WAR」。

340vカッコいいな~、このソロ!
高崎さんのギターのエッセンスがタップリ詰め込まれていると言えやしまいか。

350vここは『LIGHTNING STRIKES』と同じ曲順で「Let It Go」を続けた。

360v_ligファンの人気投票で13位をマークしたナンバー。
6枚目のシングル。
通常のステージでもよく取り上げられるLOUDNESSスタンダードだ。

370v続いても『LIGHTNING STRIKES』から「ONE THOUSAND EYES」。
285
ハードロックのお手本のようなソリッドなリフ!
400v
お立ち台に上がって観客をあおる二井原さん!

380_ote次々と出て来る『LIGHTNING STRIKES』のナンバー。
今回のコンサートのハイライトだ。
ドラムのキッカケから疾駆するナンバーは「FACE TO FACE」!

390コレもカッコいい曲だナァ。
こうした曲が集まっているからこそアメリカでのセールスが伸びたんだネェ。
当たり前のことだけど、音楽の種類を問わず、やっぱり曲のクォリティこそがモノを言うね。

410ナント密度の濃いソロ!
「メロディ、テクニック、音色」が三位一体となったソロが高崎晃のギター・ソロだ。

3img_0198_2LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

420<つづく>
 
(一部敬称略 2017年4月13日 ZEPP TOKYOにて撮影)

2017年6月16日 (金)

【NAONのYAON 2017】 vol.9 最終回 : SHOW-YA<後編>&グランド・フィナーレ

 

さぁて、さてさて!
『NAONのYAON 2017』のレポートも今日で最終回。
小出しに進めたせいもあるけど、過去最長の9本立て。
皆さんいかがでしたか?
いつもMarshall Blogが『ライブ・レポート』で目指しているのは「音楽の絵本」…プラス脱線。
私的には今回のレポート…デヘヘ…なかなかうまくできたかな?と。
さ、「終わり良ければすべてよし」で最後までシッカリとレポートしますので今日もよろしく~!
  
『ぱちんこ北斗の拳』とタイアップのブッ早い新曲をバッチリ決めて見せたSHOW-YA。
「次の曲も同じく…」と『北斗の拳』つながり。
「『北斗の拳』といえばこの曲。この曲をSILENT SIRENのすぅと一緒に演ろうと思います」
コレが最後のコラボ・コーナー。
「でもさ、この曲ってクリスタル・キングさんだから男の声なんだよね。どうしよかね~…あ、男?そうだ、今日は男がいるじゃん!」
「おおにし~、けんじ~」と愛ちゃんをステージに呼び込んだ。

10vダーク・ブラウン・ヴォイスで「お~、呼んだ~?」
「あ~!その声が必要!じゃ行くよ!」
愛ちゃん、4回目の登場。
今日はも~『NAONのYAON 愛がある限り』みたいな感じやね。でも、可愛いし、盛り上がるし、大歓迎!
40v

この濃さ1000%のふたりにすぅちゃんがスッポリはさまれて演奏したのは「愛をとりもどせ!」。

20こういう勇ましい曲は恵子さんの独壇場でしょう。

30vこれまた盛り上がりに盛り上がって男女混合競技が終了。
「You are shock!」が耳に残るわ~。

50「次はいよいよ最後の曲!この曲はこの人と歌います!」…で登場したのは荻野目ちゃん。
「思いっきりアタマ振って帰れよ~!」…コレは荻野目ちゃんじゃなくて恵子さんのセリフですからね。

60この6時間近くにわたる大舞台の最後を締めくくっているバンドはSHOW-YA。
五十嵐sun-go美貴

70v仙波さとみ

80v中村美紀

90v角田mittan美喜

100v後半から出ずっぱりだったsun-goさんを支えたのはMarshall。

110vハイ、最後の紹介いきます。
sun-goさんのMarshallはヘッドがJVM410H。

120スピーカー・キャビネットはMegadethのDave Mustineのシグネチャー・モデル、1960BDM。

130vsun-goさんはコイツらの轟音で日比谷の街を震わせた。

140v本編を締めくくったのは「限界LOVERS」。
おなじみの代表曲に荻野目ちゃんが参加するという意外な組み合わせに場内は大興奮。

150客席の熱気もスゴイけど、ステージ上のエキサイトメントもスゴイ!

160恵子さんのテンションはいつも通りの「限界」の極み!

190v「♪限界まで、限界まで」…荻野目ちゃんも大熱唱。

200vすさまじい熱気に包まれながら曲はクライマックスへ!

140r4a4738

サオ回しの儀。

240クルリンパッ!
速くて見えなかったかも知れないけどバッチリ成功!

250エンディングも完璧!
最高にハイテンションな「限界LOVERS」だった。
 
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

260そして、アンコールはいつも通り全員集合…なんだけど、Li-sa-Xちゃんはまだ12歳なので時間の制限があり残念ながら参加できず。

270もう1曲。
NAONのYAONのテーマ・ソング「Rock Love」!

280スゴイな~。全員女性だぜ。
あ、ひとり違うか。
こんなコンサート、世界広しといえども絶対にコレだけだよ。

285アンコール名物のギター・ソロ回し。
YASHIROちゃん。

290SILENT SIRENのすぅちゃん。

300ちゃっきー!

310ЯEALのYurikaちゃん。

320Gacharic SpinのTOMO-ZOちゃん。

330ChelsyのKAHOちゃん。

340CyntiaのYUIちゃん。

350そして、sun-goさん!

360激しいパフォーマンスで強風に立ち向かったアドレセンスちゃん。

370八面六臂の活躍だった愛ちゃんと素晴らしい歌声で観客を魅了したかほるさん!

390
みんな楽しそう~!

380「Rocl Love」!!!

400

410ん~、このシーンは何回撮っても緊張するわ。
絶対にしくじれないじゃん?
05

430最後はみんなでジャ~ンプ!

440ありがとうございました~!

450全員がステージから姿を消し、ひとり残る恵子さん。

460「今年はどうもありがとう!
みんな…愛してるよ~!!」
また来年!

470楽しかった。
本当に素晴らしいイベントだった。
今、こうして全体を見返してみて思うことはただひとつ。
今、日本が急速に、そして劇的にそのあり方を変えようとしているが、「音楽家が自分の音楽を自由に創造し、一般市民がそれをいつでも気軽に楽しむことができる国」でありつづけて欲しい…と切に願う次第だ。

480<おわり>


19日(月)のMarshall Blogはお休みします。


(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

【NAONのYAON 2017】 vol.8 : 荻野目洋子&SHOW-YA<前編>

 

「次の方も初登場ですね!」とかほるさんに紹介されて登場したのは荻野目洋子。
「こんばんは~!荻野目洋子です。初上陸です!楽しみに来ました。
実は私、ロック大好きです。ロックに染まっていきます!」

10vナント、白いエクスプローラー・モデルを提げて現れた!
20
曲は驚きの「Rock and Roll」!
Led Zeppelinね、レッド・ツェッペリン。
外人風に言うと「レッゼペリン」。

30v_2荻野目ちゃんをバックアップするのは、そのまま前のセットに引き続いてSHOW-YAの皆さん。

40v_2いつもコンサートのオープニングSEに「Immigrant Song」を使っているぐらいだからね。

50v_2長い間慣れ親しんできた黄金時代のロック。

60v_2さすがに演奏は堂に入ったモノだ!

70_2荻野目ちゃんの歌もエネルギッシュそのもの!

100_2

パワフルなパフォーマンスにSHOW-YAのメンバーもノリに拍車がかかる!
110_2
楽しそう~!
ところで、Marshall Blogでは時折珍名さんを話題にすることがあるが、「荻野目さん」もかなり珍しい苗字だろう。
荻野目ちゃんご自身のブログによると、お父様が栃木のご出身とか。
調べてみると、なるほど大田原市に「荻野目」という地名がある。
日本人の苗字の7割は地名に由来しているゆえ、間違いなく出自はこれであろう。
ちなみに「荻野目」というのは「萩が生えている小さな空間」を意味するらしい。
日頃からこんなことばかりしているものだから、「名前」というモノ全般にすごく興味を持つようになった。
人名はもちろん、芸名、バンド名、商品名、地名…。
で、「荻野目さん」という苗字をそのまま使ったプロデュースのセンスがスゴイと思うんだよね。
やっぱりプロはスゴイよ。

90_2「次の曲は若い子たちと一緒に歌おうかな」
荻野目ちゃんが「ダンシング・ヒーロー」を大ヒットさせた年には私は就職してたでナァ。
「若い子たち」なんて荻野目ちゃんが言うのは不思議な感じがするわ。

120「盛り上がっていこう~!」と選んだ曲はこれまたナントナントの「Lovin' You Baby」。KISSね。
140
ステージに上がったのは中野ミホちゃん、モリユイちゃん…

130CyntiaのSAKIちゃんとEYEちゃん。
150
当然盛り上がるにキマってるよね~。

160v…と思っていたら愛ちゃんが恵子さんとともに三たび登場!

170「今日だけの最強コラボで~す!」
DVDを送ってもらって恵子さんがフリを覚えたという次の曲は…

180_2「ダンシング・ヒーロー」!

190_3流行歌を一切聴かない私でもバッチリ知ってる大ヒット曲。
この曲が街中に流れていた年、私は就職して、雷鳥に乗って、4時間かけて富山に赴任したのだった。
やっぱりいい曲だよね。

200v恵子さん、予習の甲斐あって、振り付けもバッチリ!
アドレセンスのダンスに比べれば楽勝か?
220v_2

愛ちゃんもスッカリお楽しみムードで会場を思いっきり盛り上げる!

210完璧にキマりましたな~!

230「踊れましたね~!」と荻野目ちゃん。
そして、短いトークの後、荻野目ちゃんと愛ちゃんがステージを後にした。
  
荻野目洋子の詳しい情報はコチラ⇒Yoko Oginome Official Website

240_2「ココに残ってるの…SHOW-YAさんじゃないの?」
大歓声。
「次はSHOW-YAだぁ~!」

250今回の1曲目は「私は嵐」。

260何回目のメンバー紹介になろうか…でもやっちゃう!
五十嵐sun-go美貴

270vsun-goさんのMarshall
ヘッドが「……(皆さんで正しいモデル名を入れてください)」。

280スピーカー・キャビネットが「……(皆さんで正しいモデル名を入れてください)」。
その通り!
覚えて頂いてありがとう!

290v仙波さとみ

300v中村美紀

310v角田mittan美喜

320vそして、歌に、踊りに、進行に、一分の狂いもスキも見せずにコンサートを切り回した寺田恵子!

330v時の番人のおかげで今回も野音の「嵐」をジックリと堪能することができる。
いつか、やたらとテンポが早い時があったからね~。

140r4a4432 sun-goさんのギター・ソロから…

350vさとみさんのピック・アップ・ソロ!
ココは私が上手から下手へダッシュするところ!

360vそして、今度は上手にダッシュ!
「嵐」ポーズだ。
この流れがシャッターを切っていて最もエキサイティングなシーンだ。

370今日もキマった!

380ものすごい歓声!
みんなコレを待っていたんだゼイ!

390v「嵐」は定番だからして欠かせないとすると次の曲は?
「LOOK AT ME!」だ~。

400vキャプテンのコーラスが日比谷の夜空にこだまする!

430

遠慮会釈なくバンドをプッシュするmittan!

440

「女だけのRock'n'Roll Day」のクライマックス展開中~。

420「雷雨に当たらなくてヨカッタね~。コレなら持ちそうだね」
数回、ほんのチョットお湿りはあったものの、まったくノー・プロブレム。
いつだったか、天気予報は雨だったのに本番ではほとんど降らず、終演後、駐車場から出た途端に猛烈なドシャ降りっていうのがあったからね。
恵子さんのおかげです。
「次に演る曲はSHOW-YAの新曲です。早い曲演りま~す。スゲェ早いから!
新曲はサ、歌とかわからないじゃないか~。そういう時は適当にアタマとか手を振っとけ!」
50r4a4434sun-goさんのシャープなリフから始まるこの曲は…

 470v

 「NO REGRETS」!

460v今回のレポートのvol.5で紹介した『北斗の拳』のパチンコのアレだ。

Pachi2

なるほどコレは早いわ~。ブッ早い!

480vタイアップとかそういうのを抜きにして、これからSHOW-YAの重要な1曲になりそう!

500

気分爽快、愉快痛快な1曲を楽しんで次回はいよいよ『NAONのYAON 2017』レポートの最終回だよ~!

50r4a4540 SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

450v

<つづく>

明日は土曜日ですがこのまま続けてMarshall Blogを更新し、『NAONのYAON 2017』の最終回をお届けします。是非ご覧くださいますようご案内申し上げます。
 
(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月15日 (木)

【NAONのYAON 2017】 vol.7 : 久宝留理子&小比類巻かほる

 
2時から始まったコンサートも7時近くになっていよいよ最終コーナーに入った。
台本には「ACT11」と謳ってあるが、実際には12番目の演目となる。
七瀬ちゃんからのコールを受けてステージに上がったのは久宝留理子!
2回目の『NAONのYAON』…27年ぶりの登場だ!

10バックを務めるのはSHOW-YAの4人。
『The Last Waltz』のThe Bandみたいでカッコいいな。
  
五十嵐sun-go美貴

20v仙波さとみ

30v中村美紀

40v角田mittan美喜

50vそして、Mary's BloodサポートのYASHIRO…ではなくて、ギタリスト、YASHIRO!

60vタイトルコールに続いて軽快に飛び出してきたのは「早くしてよ」。
そうか、待ち合わせのタイミングを弄するなんてのも恋人同士ならではだよな~。
私はいつでもpunctualを心がけていました。
この留理子さんの歌で思い出した。
よく外人は「時間にルーズ」というけど、私はそう思わないんだよな。
もちろん相手にもよるんだろうけど、私が付き合ってきた人は概してみんな時間にシビアだった。
ビジネスの付き合いだからかな?
その中で飛びっきりキチっとしているのがウチの社長。
必ず5分前には待ち合わせ場所に来てる。絶対に人を待たせない。
そんなもんだから、一度Marshallの工場の近くで待ち合わせした時、約束の時間になっても姿を現さないことがあって、アレにはかなりビビった。
何かのっぴきならない事件が発生したか、待ち合わせの場所や時間を私が間違えているか、私の時計が狂っているか、このどれかに違いない…。
このことをジョンに伝えると、「ア、ごめん。ちょっと家を出るのが遅れた」ということだったが、絶対に自分のミスだと思った。
「先々の時計となれや小商人」なんていう川柳があるけど、信用ってのは本当に大切だ。

70sun-goさんは黒いFairyに持ち替えてのサポート。

75vアンプはMarshall JVM410Hと…

601960BDMだ。

70v「次の曲はこの人と一緒に演りたいな、と思って!」
と呼び込まれたのは、はるな愛。
「他の人の時に出てきていい?」と言っていた愛ちゃん、さっそくの再登場だ。
「昔からすごく顔が似てるって言われるの。26年ぐらい前の曲をまさか愛ちゃんと一緒に歌うなんてね~」と留理子さん。
「この曲が大スキで、私のテーマソングだと思って歌っています。タイトルも好きだよね~」という愛ちゃんのコメントで演奏したのは…

80「男」!

90留理子さんの張りのある声と愛ちゃんのダーク・ブラウン・ヴォイス(この言葉の意味が知りたい人はThe Kinksの「Lola」という曲を聴いてみて!まさにこの場にふさわしい表現!我ながら冴えてるゥ~)が絶妙にミックスされる「♪あいあいあいあい…」のパートで盛り上がりが最高潮に達するよね~。

100あまりにもバッチリのパフォーマンスで思わずハグハグ!

110今度は留理子さんが次のステージを紹介する。
「初登場…小比類巻かほる!」

120vこのステージではYASHIROちゃんが抜けて、ギターにはGacharic SpinからTOMO-ZOがジョイン。

130v同じくGacharic Spinからオレオレオナと、

140v今日2回目の登場となるむらたたむが加わる。

150vまずはこの曲で会場を沸かす…おなじみの「Hold on me」!

160自信に満ちた優雅な所作で歌う姿が何ともカッコいい!
音楽に入り込んで一体になっているのだ。

170vTOMO-ZOちゃんのソロ。

180しかし、『NAONのYAON』初登場だとは…。
かほるさんのステージがコンサートの音楽性の幅をガバっと広げたね。

190_2「次の曲はMary's BloodのEYEちゃんと一緒に歌います!」…と紹介されてEYEちゃん登場。

200選んだ曲は「Together」。

210vコレもかほるさんのソウルフルな声とEYEちゃんのパンチーな声がうまく混ざりあって実にいい感じ!

220vそもそも曲がいいもんね~。
コレとか「Dreamer」とか、クォリティの高い曲が目白押しだ。

225

バックのSHOW-YAの演奏もこのコーナーではシティ・ポップス・バンドに早変わり。
完璧!

230v

240

250v

260vロック色が濃い『NAONのYAON』のプログラムにあってかほるさんのソフィスティケイトされた熱唱は大きなアクセントとなった。
コンサートが始まってから5時間以上が経過したが、飽きてるヒマなんてゼンゼンないぞ、『NAONのYAON』!

280v小比類巻かほるの詳しい情報はコチラ⇒Kohhy's Official Website

290<まだ結構つづく>
 
(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月14日 (水)

【NAONのYAON 2017】 vol.6 : はるな愛&相川七瀬

 

『NAONのYAON』がサクサクと進んでいく。
時間に厳しいからね。
イヤ~、アドレセンスちゃんの時は風がスゴかったね~。
この後も風は続いたけど、何ら問題なし。
天気の神様は雨を降らしたいんだけど、恵子さんの雨止めのパワーにかなわないもんだから風を送り込んで来た…と言いたいところだけど、実は何回かチビッと降っちゃったのね。
「あ~ダメか。ポンチョか…」と覚悟をキメると、何とか持ちこたえちゃう。
やっぱり恵子さんパワーなんだな。
こんな雨、晴れのうちだわ。
ありがたや~。
   
「あの方の登場です…はるな愛!」

10v愛ちゃん、颯爽と登場!

20v「来たよね~。女性ばかりのイベントに来れたよね~」

40「さぁ~、皆さん!せっかくなので会場を松浦亜弥ちゃんのコンサート会場にします。ここからあややでお願いします!」
…とサスガ、ものすごい切り回しよう。
「せ~の、あやや~!」

50vそして、おなじみのあの芸を!
「Yea!めっちゃホリディ」…ナマで見れてうれしいわ~!

60「もっともっとさらけ出して…」
スゲエ~、テレビと同じだ~!

70vしかし、キャワいいな~、愛ちゃん。
120v
テレビで見るより肌がツルッツルでカワイイの!

80もうこの芸については何ら説明を必要としないでしょう。
そういえば「エアあやや」なんて言ってたけど、最近、この「エア〇〇〇」っていう言葉は全く使われなくなったね。
「エア・ギター・ブーム」もスッカリ去ってヨカッタ、ヨカッタ。
どんなにアレが流行ってもMarshallは1台も売れないからね。

110

また衣装がとてもヨカッタ。
千代紙というか、着物風のガラでとてもよく似合ってる。
後ろ向きの写真がなくて残念なんだけど、帯?ベルト?もスーパー・ゴージャスなの。

S41a0133 あ~、スキな芸だったので満足、満足。
愛ちゃんがギターやってたらMarshall GALAに出てもらいたいところなんだけどね~。
「スゴイよね~。コレがMarshallだよね~。やっぱり三段だよね~」なんつって、一緒に司会やりたいナァ。

90r4a3680 「終わりました~!」

S41a0145_2 愛ちゃんだけがステージに残ってしまったので、SHOW-YAの皆さんをステージに呼び込む。

130「うれしい~!夢みたい。SHOW-YAのお姉さんたち、私の青春ですよ!
せっかくなので地声で歌いた~い!」
「地声」というところがスゴイ。
「私、去年演歌歌手でデビューしたんです。私のオリジナルでやりたいよね~。恵子姐さんも一緒に歌って!」
「私も歌って'ええの'?」と恵子さん。

140曲は「えぇねんで」。

150恵子さんもフリまで覚えて大変だよナァ。

160バックはSHOW-YAの皆さま。

S41a0469

S41a0571

14s41a0195

S41a0588私の方はといえば、このコーナーはマスコミ用の速報写真で愛ちゃんと恵子さんのツーショット写真をキメ込まなければならないところ。
緊張するんだよね、コレが!

170ということをヨソに、団扇を片手にステージを右へ左へと華麗に飛び回る愛ちゃん。

180v「演歌」といっても、イキのいい鯔背(イナセ)なシャッフル。
「ママサンタ」みたいな大サビの展開がメッチャ意表をつくよね~!
200v
恵子さんとのイキもバッチリだった!

210

「きれいにメイクしてきたけどゼンゼン落ちないよね~」

250

「テレビだとちっとも歌わせてもらえないからココで歌いたい~!
他の人の時にも出て来ていい?」

230「イエーイ!」
みんなすごくキャワイイな~!
コレ、すごく好きな1枚。
 
はるな愛の詳しい情報はコチラ⇒AI am a girl

240…と思っていたら!
「はいはい、ガールズトークは終了、終了!」

260と、時の番人の強制連行されてしまった。

270続いてステージに上がったのは相川七瀬。
やっぱり七瀬ちゃんが出て来ないと『NAONのYAON』感が出ないね。
1曲目は昨年10月にリリースしたアルバムのタイトル曲「NOW or NEVER」。

280今年七瀬ちゃんのバックを務めるのは…
Gacharic SpinからHANA。

290v富田京子の強力ドラム・チーム!

300vベースは渡辺敦子。

310vギターはYUI。
CyntiaからはAYANOがキーボーズで参加した。

320vそして、Li-sa-X。
出番、多いね~!

330v「雨は止んでいます!このままロックします!」
2曲目は「世界中の誰よりきっと」。

340このセットの組み合わせもかなりダイナミック・レンジが広かったよね~。あ、イカン、うつっちまった。

420v

YUIちゃんのギターもフィーチュアされた。

410v
「次の曲はこの2人も呼んで一緒に歌います!」
と呼びこまれたのは…

370中野ミホ

380vモリユイ
この3人が一丸となって歌ったのは「夢みる少女じゃいられない」。

390v「待ってました!」の人気曲で盛り上がる客席に密度の濃いリズムをねじ込むリズム隊。

350v

360v

400v

やはり盛り上がりますな~。
でも、まだまだ続く『NAONのYAON 2017』!
  
相川七瀬の詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE

430<つづく>
 
(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月13日 (火)

【NAONのYAON 2017】 vol.5 : スペシャルユニット&夢みるアドレセンス(+SHOW-YA)

 

皆さまのお楽しみを少しでも長く持続させて頂こうという殊勝な気持ちで、今年は例年よりもやや小出しにお送りしている『NAONのYAON』のレポート。
今日で第5回目を迎えてコンサートも後半に突入する。
休憩中にはSHOW-YAがタイアップした「ぱちんこ『北斗の拳7転生』」の「NO REGRETS」&「愛をとりもどせ!」が4月26日に配信限定シングルとしてリリースされたことがアナウンスされた。

Pachi2 休憩を終えるとステージ下手から恵子さんが登場。

10 「みんな、後半戦の準備はできてる?」と、次の演者が紹介された。

20今回だけの組み合わせによるスペシャル・ユニット!

30このユニットで歌声を聴かせてくれるのは…稚菜

40そして、石田ミホコ

50バンドにはおなじみ、ドラムに富田京子とベースに渡辺敦子
そしてギターは今日大活躍のSAKIが入った。

60曲はタイマーズの「デイドリームビリーバー」。

70元はもちろんThe Monkeesの1967年のヒット曲。
1967年は『サージェント・ペパーズ』が出た年。他にも永久に朽ち果てることはないであろうロックの名盤がゾロゾロと発表されたとした。
今から50年前…私5歳。
この年を境に若者文化のすべてがガラリと変わってしまったという。
このあたりから69年までが。ロックの最もクリエイティブだった時代。
そんな時代の名曲中の名曲だ。
80
チョット脱線しますね。
今回、この曲のことを調べていて驚いた。
ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』なんかもそうなんだけど、この時代、有名なジャズ・ミュージシャンがこうしたポピュラー・ソングのレコーディングに参加しているケースがよくあって、この曲もそう。
何しろ、アレンジを担当したのがショーティ・ロジャースだっていうんだから驚きよ。
ロジャースはトランぺッターで、「ウエスト・コースト・ジャズ」というジャズの一流派の立役者なのだ。
ロックの隆盛により下火になってしまったジャズじゃ食えないもんだから、こういう仕事で生計を立てていたんだろうネェ。
そして、もうひとつ…そのトランペットでこの曲に参加しているのはこのお方…カンドリさん。

V …というのはもちろん冗談だけど、間違いではない。
やはりウエスト・コースト・ジャズのトランぺッターでピートとコンテのカンドリ兄弟という人たちがいたのだ。
「Daydream Believer」の録音に参加しているのはお兄さんのピートの方。この人、1923年生まれ(大正12年:関東大震災があった年でジム・マーシャルと同じ生まれ年)だというから生きていれば94歳だ。だからレコーディングした時は44歳。ジャズ・ミュージシャンとしては最も脂の乗り切っていた時期だ。
でも、どちらかというとジャズ界では4歳年下のコンテの方が名前の通りがいいかな?
一時はザ・カンドリ・ブラザース(The Candli Brothers)という兄弟コンボをやっていた。
私も1957年の下写真のアルバムを持っているけど、珍しいツイン・トランペットがなかなかに快感なのであります。古き良きジャズが実にいいモノです。
うれしいのはギターでハワード・ロバーツとバーニー・ケッセルが参加していること。
ロバーツはテレビの仕事をしていたし、バーニーは上で触れた『Pet Sounds』にも参加している。
こういうのって、どっかで見たことない?
そう。今のアニソン。
ロックじゃ食えない腕利きのミュージシャンがアニメの音楽をサポートしているのとまったく同じ。
だから、早いところロックはアニメと手を組んで助けてもらうべきだと私は思っている。だって演ってる音楽は同じなんだもん。ココはファンを共有して共存を図るべき局面だ。

5518jhaw4zl_ss500 …という脱線とは全く関係なしに、このスペシャル・ユニット、ゴキゲンな演奏!

90稚菜ちゃんの心のこもった歌と…

100パンチをきかせたミホ子ちゃんの声が実にうまくマッチして上質の「ビリーバー」を聴かせてくれた。

7s41a0011稚菜ちゃんは後輩だし、みんな恵子さんの仲良しとあって、ホッコリしたインタビュー・コーナーでスペシャル・ユニットのコーナーを締めくくった。

110『NAONのYAON』にはきっとあるアイドルのコーナー。
今年は「夢みるアドレセンス」。120志田友美

130京佳

140荻野可鈴

150曲は「アイドルレース」。
1960年代のイギリスにMoveやELOのJeff Lynneが在籍していたことで知られるThe Idol Raceというバンドがあったんだよ。
ルックスや曲名からして、安泰なアイドル・ソングかと思ったら大間違い。それじゃ『NAONのYAON』にゃ出れません。
コレがハードなサウンドに超早口の歌詞を乗せた痛快なナンバーなのよ!

80r4a3537 この時、風がものすごく強くなっちゃってチョットかわいそうだったの。

夢みるアドレセンスの詳しい情報はコチラ⇒夢みるアドレセンス公式ウェブサイト

160「次の曲はぜひSHOW-YAの皆さんといっしょに演りたいんです!」…とSHOW-YAの登場を乞う。

170「え、やるの?いいの?」

180「じゃ、やろうか!」
恵子さん、うれしそうだな~。こういうの好きだからな~。
「センターで踊ってくださ~い!」…曲は「ファンタスティックパレード」。

190開演してから6時間近く。
ココではじめてSHOW-YAの5人が姿を現したワケ。
ウマいな~、この演出!
思わず手を叩いてしまった…と言いたいところだが両手はカメラでふさがっているので、「ウマい!」と小声で口に出しておいた。

200五十嵐sun-go美貴

210仙波さとみ

220中村美紀

230角田mittan美喜

240「『夢みるSHOW-YA』で~す!」
イヤ~、この5人の皆さんがようやく出て来てくれた。
このホーム感!
ホッとするわ~。

250「アドレセンス(adolescence)」というのは「青春期」という意味。
10代の若者を指す言葉には「teenager」という言葉もあるが、コレは13歳から19歳までを指す。
ナゼ13歳かというと「-teen」という言葉は「13」からだから。
同様に「〇〇ティーン」と呼ばれている数字は「19」まででしょ?
同じ10代でも11歳と12歳はそれぞれelevenとtwelveだから「teenager」には入らない…らしい。
一方、「adolescence」は通常「13~16歳」を指すのだそうだ。
いわゆる「ロー・ティーン」と言われているヤツだが、「ロー・ティーン」という表現は「ツーマン」と同じ日本語英語で、正式な英語には存在しない。「ツーマン」などという変テコリンな言葉を使わず、「ダブル・ヘッドライナー」という正しい英語を使おう!
形容詞の「adolescent」が大人になると「adult」になる。

260これまたド派手なアップ・テンポ・ナンバー。

270ココでようやくsun-goさんのMarshallサウンドが聴けた。

280ヘッドは愛用のJVM410H。

290スピーカー・キャビネットは1960BDM。

300この「アイドル系+SHOW-YA」っていつも猛烈に盛り上がるんだよね~。

305元気イッパイのアドレセンスの3人!

310

320

330…とチョット前までアドレセンスの素晴らしいコラボ!
イヤイヤ、現役のアドレセンス。
SHOW-YAの5人はロックがある限り永遠に「青春期」なのだ!

340全力投球の恵子さん!
見ていて実にすがすがしいし、とても楽しい!

350「シンドかった~!」と恵子さん。
370
「口も早いし、踊りも早いし、スゴイね~!」

360「口が回らないし、手足も回らない!」とmittan。

380sun-goさんは「加入希望!」だって。
見たい!sun-goさんが入ったとこ!

390あ~、盛り上がったところで…<つづく>
  
(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月12日 (月)

【NAONのYAON 2017】 vol.4 : Mary's Blood & GUITAR GIRLS COLLECTION

 

6番目にステージに上がったのはMary's Blood。

410EYE

420SAKI

430RIO

440MARI

450そして、サポートのYASHIRO。
570

手を広げたEYEちゃんの絶唱で始まるのは「Wings」。

470それを受けてSAKIちゃんのギターが泣き叫ぶ。
この曲、サビのバッキングのギターがカッコいいんだよね。

490Maryが最初にこのステージに立った時はオープ二ング・アクトとしてだったんよね。
思い返してみると、2014年のお正月にSAKIちゃんに誘われて私は初めてMaryのステージを見た。
その後、単独コンサートも何回もお邪魔してきたんだけど…スゴイね。
その勢いたるやスゴイ!
こないだのLIQUID ROOMでも壮絶なパフォーマンスを見せてくれた。
だから、こうして大観衆の前で野音の空に向けてMarshallの爆音を轟かせているMaryの姿を見るのがとてもうれしいんだ、オジさんは!
510

2曲目はタオル曲の「Ready to Go」。
この曲なんかMaryの魅力がすごく詰まっていると思うんだよね。
タオルは我々の世代にはピンと来ないけど、このAメロの展開がすごくシックリくる。
要するにトラディショナルなロックのフィーリングが垣間見れるのだ。
だからMaryがスキ。

500ストレートなドライビング・チューン。

520リズム隊の2人が叩きだすビートが実に気分爽快!

530そしてSAKIちゃんのソロ。
イケイケ、ちゃっきー!

480

ものスゴイ歓声の中、3曲目に移る…つまり最後の曲。
「エ~!」
「お前らうるせえんだよ!」とは言わない。
コレを痛快にキメて見せるのはMary's Bloodのお姉さんバンドのシンガーだ。

540メジャー第3弾アルバム『FATE』から「Counter Strike」。

545これまたアホほどハードなナンバー!
休日出勤している厚労省や環境省のオッサンは今頃ブったまげてるハズだ!
事務所でヘドバンしてたりして…ポマードのアタマで。
「♪あ~、文科省じゃなくてヨカッタ!」なんっつってね。

550ステージ下手でモクモクとギターを弾いているYASHIROちゃんだけど、ギターだけでなくコーラスでも大活躍している。
SAKIちゃんとのツイン・リードもスリリング。
先ごろリリースしたソロ・アルバムも好評だ。
460
熱唱・激唱・絶唱のEYEちゃん。
たった3曲で20曲を歌ったかのような濃さがスゴイ!

560ライブDVD『LIVE at LIQUIDROOM ~Change the Fate Tour 2016-2017 Final~』もヒット!
7月14日にはクラブチッタで『WORLD GUITAR GIRLS COLLECTION vol.0』と銘打つゲストを迎えたCyntiaとのダブルヘッドライナー・ショウが決まっている。(「ツーマン」ではない。ダブルヘッドライナーだ)
コレ楽しみなのよ~。
Marshall Blog的には5月13日のLIQUID ROOMでのレポートを近日掲載する予定にしているのでそちらの方もお楽しみに!

580Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

590「今年もありがとうございます!こんなハードな曲を演っていいんですかね?」とEYEちゃんからお礼の言葉が述べられた。
「このまま己の道を歩んでいきなさい。ただ、首と腰を大事にしてね!」と恵子姐さん…でもあり、恵子姉さんでもあり。
そう、Mary's Bloodは本当にSHOW-YAの妹バンドになったのだ。

600「アレ、SAKIは?」
そう、SAKIちゃんの姿が見えないと思ったら、まだステージ中央に残ってる。

610イエ~イ!
いつものヤツ…Marshall JVM410Hと1960AのTattooシリーズとのツーショット。
SAKIちゃんは次の出し物にもこのまま出演しちゃうのだ。

620v次の出し物とはコレ。
「GUITARGIRLS COLLECTION」というオールスター・セッション・バンド。

830

ステージに上がっているのは下手から順に…。
Cyntiaのベース、AZU。

650vMary's Blood班からYASHIRO。

660vLi-sa-X再び!

670vSAKI

640v

ドラムはむらたたむ。

680vメエタリック・スピンのカワイ・トモーゾ。

690vCyntiaからYUI。

700v同じくCyntiaからAYANO。
AYANOちゃんって毎回後半はひっぱりダコで忙しいんだよね。

705vSAKIちゃんが一番背が高いからセンターなんだって!
さて、『NAONのYAON』が2013年に復活してから今回で6回目。
ありがたくも全部の公演にオフィシャル・フォトグラファーとして参加させて頂いている…ということは全部観てるワケ。ほとんどファインダー越しだけど。
で、観ていて「本当に大変だろうな~」といつも思うのが台本づくりなのね。
自分でも時折やるのでその苦労がよくわかる。
出演者の選定はもちろん、時間の配分、転換の段取りや楽器の取り回し等々…ものすごくアタマを使っているハズ。
でも、おそらく一番重要視していることは「お客さんを飽きさせない」ということなんじゃないかしらん?
何しろベテランのお客さんも多い。
同じことを繰り返していたら、いくら心優しいお客さんだって次回来てくれなくなっちゃうかも知れないじゃん?
そこでアノ手、コノ手で企画を練りまわしているに違いない。ご苦労さまです。
で、今回のコレ、以前にやったことがあったのかどうかは寡聞にして存じ上げないが、私は過去5回の中では見たことがなかった。
まさに出るべくして出た『NAONのYAON』ならではの企画だと思った。
こういうのはやっぱり楽しいよね。
他にもジワリジワリと過去5回とは異なる演出が散りばめられていておもしろかった。
私はといえば、「さあ、次のMarshall GALA、どうしよう~」とシャッターを切りながら冷や汗をタラしたのであった…と言いつつ、いくつかおもしろいと思われるアイデアが浮かんでいる私なのであった。

710で、ナニを演ったのかというと、ロックの名曲、すなわち「Great Riff」のオンパレード!
以下、演奏した曲名と写真は必ずしもマッチはしてないけど…こんな感じ!

720「Burn」から始まって(今日は「Burn」許す!)…

730v

「Smoke on the Water」…

740

B'zの「ultra soul」…こういうところに世代の大きな違いを感じますな~。

750「Don't Tell me You Love me」…Night Ranger

760Santanaの「Europa」。
「エウロパ」か「ヨーロッパ」かの結論はまだ知らず…。

770「One」…Metallica。

780もっかい「Smoke on the Water」に戻る。
なかなかに複雑な構成。
リズム隊もコレを頭に叩き込むの大変だったと思うよ。

790v

たむちゃんはSORAMIMIというバンドで2015年のオープニングアクトで出演しているね。
今回は本編での登場!おめでとう!

800v

ハードロックだけじゃない、「Hotel California」なんかも出て来た!

810

そして、最後はまた「Burn」に戻って完結。
やっぱり70年代のロックの生命力ってのはスゴイね。オリジナルだからなんだよ。
7分30秒!
圧倒的なパーフォーマンスは『NAONのYAON 2017』前半のハイライトだった。
コレ、次もやるな…多分。

775

はい、お疲れさまでした~。
恵子さん「スゲ~、圧巻じゃん!」
SAKIちゃん:この企画、ドキドキでした~!
YASHIROちゃん:初めての経験で、こんなギタリストの皆さんの中に入ってヨカッタんでしょうか?
トモーゾさん:グルジアからメタルの素晴らしさを伝えに来ました。
YUIちゃん:楽しかったです!
恵子さんからLi-sa-Xちゃんに…「タメがヨカッタね~。末おそろしいわ~」
  
イヤ、役者ぞろいでとってもおもしろかったね!
『NAONのYAON 2017』も前半を終了し、この後10分間の休憩に入った。

840<つづく>

(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月11日 (日)

【号外】 Masha-Marshaller-Marshalist~CODEデモンストレーション動画

  
Marshall Blogを書く時に、いいタイトルが思いつく時はだいたい記事がスラスラ書ける。
イヤ、どうしても記事が書けない!なんて困ったことは今までほとんどないんだけど、気に入ったタイトルを付けることができた記事は尚一層筆が進むんだな。
今日のなんかメッチャよくない?
「Masha-Marshaller-Marshalist」だよ。
こんなの出て来るなんて天才だよ。
「自分で言うか?」と、呆れられてもいいわ。
明日のイベントで使うNATALを車に積み込んでいて急に思いついた。
「Masha」くんは、Marshallを途方もなく愛するギタリストだからして、原級では収まらない。
そこで、よく巷間でよく見かける「~ラー」に引っ掛けて比較級として「Marshaller」にするワケね。
「マーシャラー」…ホラ、これだけで「Marshall好きの人」という意味になるし、Mashaの比較級っぽくなる。
ま、そもそも「Masha」は固有名詞で形容詞じゃないんだけどね。
だったら最上級も欲しいじゃない?
最上級なら語尾に「-est」でしょう?
ま、シャレでやってるんだからココは「-ist」にしてしまって「Marshallist」にする。
「マーシャリスト」…ウワ~!もうMarshallと一心同体じゃ~ん?
そして、「Masha-Marshaller-Marshalist」となるワケだ。
え?アタマおかしいじゃないかって?
そう思う?
イヤ~、最近自分でもおかしんじゃないかと思ってるのよ。
あんまりいつもMarshallのことばっかり考えてるからアタマがおかしくなっちゃったんじゃ!
  
さて、私のアタマがおかしいということがわかったところで本題。
去る4月18日にそのMashaくんがヤングギター誌でCODEのデモ動画を撮ってくれた…という記事をMarshall Blogに掲載した。
まず、ココでお詫び。
その記事内で「付録のDVD」という表現をしたが、DVDは付いていない。
もうそういうのは時代遅れなんだって。
で、よろこんでいいんだか悪いんだか知らないけど、誰でも見れちゃう仕様だった。
「誌面連動動画」みたいなヤツ。
なので、今日はそれを紹介する。
この企画は、歴代のMarshallのサウンドを詰め込んだCODEで、古今東西のギタリストのサウンドをMashaくんが再現しちゃおう!というもの。
時代順に前後編に分かれての連載となった。
まず<前編>が掲載されたのはYoung Guitar誌の6月号。

June ナンカ、このGENERATION AXEってのもずいぶん前のことのようだね。
で、この6月号と連動しているのがこの動画。

そして、<後編>が一昨日発売されたYoung Guitar誌7月号に登場している。
ポールもスッカリお父さんだな~。マーロンくん、大きくなったろうな~。

July その動画がコレ。

前にも書いた通り、このデモは歴史順に構成されているので、Mashaくんからしたらはるか昔のサウンドを網羅している<前編>よりも、コンテンポラリーな<後編>の方がシックリいっているかもしれない。
しかし、いずれにしても、CODEをよく研究して練り上げ、弾ききってくれた。
さすが注目の若手ナンバーワン・ギタリストの所業だ。
Young Guitar誌面にはMashaくんが作ったセッティングや「My Marshall」などの情報が丁寧に掲載されている。
  
ヤングギターの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

50_2 動画の最後にはシッカリとSilexの新しいシングル『Everlasting Symphony』を紹介しているところがおもしろい。
真剣な話、他の若手メタル・バンドとはひと味違ったサウンドを皆さんにも是非楽しんで頂きたい。

55cd ところで!
おかげさまで、世界中でCODEが大ヒットしました!
お買い上げいただきました違いのわかるギタリストの皆さま、どうもありがとうございます。
そして、これからご購入を検討されている耳のよいギタリストの皆さま是非よろしくお願いします。
Marshallの歴代のサウンドが詰まっている…という魅力もさることながら、それらのサウンドがすべてMarshallが自分で作り出したオリジナル・サウンドであるということをご理解いただいてのヒットだと信じている。
JTM45、Bluesbreaker、1959、JCM800、JCM2000、JVM、それに1960、1936等のいくかのキャビネット…すべてMarshallが作ったオリジナルのサウンドなのだ!
CODEもモデリング・アンプではあるが、人様が苦心惨憺して作ったサウンドをパクッ!なんてやるのとは意味も次元も違う。
そもそも「モデリング」なんて言葉がおかしい。
ナニが言いたいのかはMarshallerやMarshalistの皆さんにはよくお分かりだと思う。

20

この人もそれをよ~くわかってる。
だからステージでは真空管のアンプしか使わない。
Mashaくんありがとう!
お疲れさまでした。
  
Silexの詳しい情報はコチラ⇒Silex official website

130v私はMarshall Blogにご登場頂いているたくさんの素晴らしいMarshallerやMarshalistに囲まれて本当にシアワセなのだ!

2017年6月 9日 (金)

【NAONのYAON 2017】 vol.3 : Gacharic Spin & Cyntia

  
お待たせしました~。
今日から『NAONのYAON 2017』のレポートを再開します。
ジラしちゃってゴメンね、ゴメンね~。
ではでは、さっそく。  

本編4番目の出演者はGacharic Spinだ~!

10ベースはF チョッパー KOGA。
KOGAちゃんの怒涛のアオリでステージがスタート。
70v

ドラムスとボーカルズのはな。

50v_2

ギターはTOMO-ZO、キーボーズとボーカルズがオレオレオナ。

140
そして、パフォーマーの1号 まい。

60v_2「ダンガンビート」から立て続けに「Lock On!」。

30v

すさまじいまでのパワ~!
最低音域から最高音域まですべての音を使って攻め寄せて来る感じ?

90

タオルを振り回してお客さんも一瞬にしてクライマックスに到達する。

80もうこうなると止まらないまさに弾丸状態。Lock onされているから逃げることもできない!

40v_2

曲のエンディングにはお定まりのまいちゃんの「けん玉パーフォーマンス」。

100v難なく成功!
今、相方の3号 ねんねちゃんが休養中なのでチト寂しいね。
2人分のパフォーマンスをひとりでこなしたまいちゃんの気迫は「スゴい」のひと言に尽きる。

110v「『NAONのYAON』のステージに立てること、ありがとうございます!」とあいさつをした後、この日比谷野外大音楽堂で単独コンサートを開催することがアナウンスされた。
6月24日なのでもうすぐだ。「梅雨の真っ最中だ~!」なんて言ってたけど、大丈夫、大丈夫!
「シャキシャキ踊りますか?!」と次に「シャキシャキして!」を持ってきた。

120「♪シャキシャキしって~、シャキシャキしって~」のパートは一度聴いたら忘れられない。
コレね、口にするとスゴク気持ちがいいんだ。無意識のウチに口ずさんでいたりして…。
何せ「メガシャキ」というドリンク剤のテレビCMにも使われていたからね。
それとね、またこの曲の振付がいいのよ。

130そして、ココで『NAONのYAON』名物のコラボ・シーン。
Gacharic Spinと共同作業をするのはダレだ?!

150久宝留理子!

160v曲は「学園天国」。
定番というか、反則というか、コリャ~盛り上がる以外にやることないじゃんね~!

170v2つの個性が激突。
Gacharic Spinのパワーと留里子さんのエンチャント・・ヴォイスのブレンドは最強。
こりゃ大変な「学園」だわね!

180vこのイベントならではの取り合わせにお客さんも興奮が隠せないようだった!
  

Gacharic Spinの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

190しかし、天気がバッチリですな~。
やっぱり恵子さんの神通力は強力だ。
ポンチョを着る必要がなくてとホッとしているところへ登場したのはCyntia。

200SAKI

210vYUI

210AYANO

220vAZU

230vサポート参加の夏芽。

240v「Return to Myself 〜しない、しない、ナツ。」を1曲目に。
1989年の浜田麻里のシングル曲。
大槻さんの作曲なのね。

250Gacharic SpinやCyntiaあたりは、2013年に復活して以降の『近代NAONのYAON』の常連だ。

260vそれだけにもうスッカリ堂に入ったステージはお見事!

280vAZUちゃんのスピーカー・キャビネットは今はなき名器VBC412。
毎回言っているけど、コレいいキャビだったんだよね。ベース用4x12"スピーカー・キャビネットの最高峰。今、探している人結構いるんじゃないかな。
コレのヘッド、VBA400もとてもヨカッタ。
エントリー・レベルのベース・アンプ・シリーズ、MBも今は小型コンボしか生産していないが、このシリーズの上位機種もスゴクよかったんですよ。
それなのに皆さん「Marshallはギター・アンプ」という先入観にとらわれすぎちゃうんだよね。だからMarshallのベース・アンプ・レンジはいつも早く終わっちゃう。で、無くなってから探し出す。
VBC412をゲットしたAZUちゃん、ナイス・チョイス!

520r4a3281「次は夜の曲を歌います…メッチャ明るいけど!」と昨年末にリリースした最近作『Urban Night』からタイトル曲をプレイ。

270v

ちょっぴりハードで都会的な曲調がオシャレ!
チャーミングなCyntiaにベストマッチの曲だ。

290vCyntiaの詳しい情報はコチラ⇒Cyntia Official Website

  

ハイ、またコラボレーション・コーナー。
今度は12歳のガール・ギタリスト、Li-sa-Xちゃんの登場だ!
オワ~、テレビのコマーシャルの女の子!
中学に上がったばっかり。

300vそして、待ってましたの小比類巻かほる!

310v「Kohhyさんといえばこの曲!」とSAKIちゃんが曲を紹介する…「City Hunter」。

330

「♪愛よ消えないで…」とかほるさんが歌い出した途端、客席からは大きな歓声が沸き上がった!
「かほるさんとMarshall」の図。いいね~。

320Li-saちゃんは完璧なカッティング!
そうか!
「Li-sa-X(リーサーX)」ちゃんて「Racer X」をモジッているのね?
ウマいことやるナァ。
オジちゃんね、ポールと友達なんだよ。ナンダカンダでポールはMarshallだから。
ナニせ、このMarshall Blogが再開した時に一番最初に登場してくれたアーティストがポール。前のMarshall Blogの一回目もポールだったのよ。
他にもポールの記事はたくさんあるので「Marshall Blog Paul Gilbert」で検索してみて!
Bruce Bouilletのファンだったりして…この人も腱鞘炎に苦しんだのか…。

340vSAKIちゃんも大先輩とのデュエットをガッチリ楽しんだ!

360

かほるさんが登場してステージを切り回した途端、舞台の雰囲気がガラリと変わった。
やっぱりベテランってそういうものだよね。
今年の『NAONのYAON』はいつもとはひと味違う気がした。
 
小比類巻かほるの詳しい情報はコチラ⇒Kohhy's Official Website

350ココのインタビューコーナーの主役はやっぱりLi-sa-ちゃんでしょう。「こんなにたくさんの方の前で演奏できてうれしいです」…なんて話をしていたら時間が来て…

370あ~、時の番人に連れていかれちゃった!
この後、かほるさんもLi-sa-ちゃんもまた登場してくれます。
ひとまずバイバ~イ!
  
Li-sa-Xの詳しい情報はコチラ⇒ソニーミュージックオフィシャルサイト

380v<つづく>


(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月 7日 (水)

電波は飛ぶ、飛ぶどこまでも~Marshall HEADPHONESの新商品 <ヘッドホン編>

今日はある事情により『NAONのYAON 2017』のレポートはお休み。またすぐに再開するのでお楽しみに!
  
さて、恵比寿のおしゃれなバーへ行ってきた。
「バー」なんていうと私なんかのイメージでは…
年季の入った重厚な扉を開けると薄暗い中に高椅子のカウンターがあって、太宰かなんかがタバコの煙をくゆらしながらウヰスキーをダブルで、そしてストレートでチビチビ舐めている。
当然BGMはジャズ。
そうだナァ、ここはMilesにするか…。『Cookin'』の最後、それこそ「When Lights Are Low(灯りほのかに)」かなんかがかかってる。
今日はチョットだけいいことがあったから、このBenny Carterの愛らしいメロディが実に心地よいのだ。
間違っても『Bitches Blew』はかからないし、ましてや『On the Corner』など置いているワケがない。
バーテンダーも結構ジャズに詳しくて、Milesがかかったところで、Thelonious Monkとのケンカ・セッションの話になる。
「イヤ、お客さん、アレ実は作り話で、大先輩のモンクに向かって『オレのバックでピアノを弾くな!』なんてこと、マイルスは絶対に言えなかったらしいですよ。実際には『弾かないでください』とお願いしたらしいんです」…声が小さくてよく聞こえない。Milesのソロが流れているからだ。Milesのミュート・トランペットは恐ろしく音がヌケるのだ。
そもそも、そんな話は昔から知ってる。
…とマァ、こんなイメージが私の「バー」ですな。
実際には私はひとりでバーに行くことなんてことはほとんどないんだけどね。
若い頃から夜間に外で出歩くのは好きではないのだ。
もう家が一番!
ジャズのレコードなら売るほどある。
酒が飲みたくなったら、好きなジャズを聴きながら、あるいはお気に入りの古い映画を観ながら、チビチビと頂きモノのウイスキーで唇を湿らせるぐらいでちょうどいい。
読みかけの吉村昭など読みだしたら一発で眠くなる。そして、眠くなったチャッチャと寝ればいい。
外へ出てしまうと、帰るのが億劫で仕方ない。
たまに誰かとおしゃべりがしたければ、とにかく家に来てもらう。
子供の頃からデブ性…なんだこの変換ミスは!目立って太ったのは最近じゃい!
何しろ出かけるのが面倒な「出無精」なんですわ。
ところが今日はバー。
こんな機会は滅多にないので、せっかくだからバーで少し脱線してみるか…。

10場所は変わって、ココは浅草。
雷門通りと江戸通りの交差点。
写真の向かって右が浅草松屋。左が神谷バー。
この「松屋」のことを「つ」にアクセントを乗せて呼んでいる人にタマに出くわすけど、それじゃ牛丼だ。この松屋はやや語尾を上げ気味にフラットに発音する。
浅草松屋は1931年の開業。日本最古の屋上遊園地がかつてあった。

11そして、神谷バーも最古。
日本で一番古いバーなのだそうだ。
創業が明治13年というから1880年。
コレは相当古い。
イギリスはヴィクトリア女王の時代。総理大臣が『フレッシュ・クリーム』でおなじみのディスラエリの頃だ。
日本の総理大臣は誰だったか?
いなかった。
伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任するのは1885年のことだから、神谷バーは日本に内閣ができる前から飲み屋をやっていることになる。
ビルの中ほどに付いている看板が「ーバ谷神」になってる。
14

この建物も「国民的財産」ってなことになってる。
でも、当然創業当時のモノではない。
それでも竣工は1921年だそうだ。
もうソロソロで100年。東京ではまず珍しい。

13浅草もアメリカによる1945年の東京大空襲で焼け野原にされてしまったが、この建物は損壊を免れた歴史の証人なのだ。
昔の鉄筋コンクリートの建物というのはホントに頑丈にできている。何でか知ってる?
今みたいにポンプで生コンを流し込んだりすることなどができなかったので、人海戦術でコンクリートを締め固めたハンドメイド製品だったからだ。
ようするに丁寧に作ってあるということ。だからこうして手を入れながら大事に使えば100年は軽くもつ。
良質な骨材の枯渇など、工法の変化以外にも要因はあるが、現在の鉄筋コンクリートの建物の耐用年数はたった50年といわれている。
この建物は清水建設の作品らしい。

12

入り口看板の下に景気よく書かれた番地。
「浅草一丁目一番一号」…コレとよく似た有名な番地で「千代田区千代田1丁目1番地」というのがあるんだけど、コレはど~こだ?
そう、皇居。
この神谷バーの番地、ナンだってこんな風にフィーチュアしてると思う?

15コレは私の推測だけど、浅草は昔、日本はおろか、東洋で一番の繁華街だった。(それ以前は神田の須田町だったというから驚く)
その当時の番地がどうなっていたのかはわからないが、その大繁華街の地名の付いた一番最初の番地を持っているのを誇りとしているのはなかろうか。

16vもちろん名物は「デンキブラン」。
飲むとビリビリしびれちゃうような酒かと思っていたらさにあらず。
昔は「デンキ」という言葉をつけて新しいものを表現したらしい。
「ブラン」はブランデーから。
要するにブランデー・ベースのカクテルなのだが、コレが滅法甘い!
大正時代は浅草六区で活動写真を見て、一杯十銭のデンキブランを引っ掛けるのが当時の一般庶民のナウい楽しみだったという。
いい時代だナァ。
その東洋一の繁華街だった浅草も、今じゃ夜はゴーストタウンだぜ。

17v雷門通りに面したスペースではデンキブランのボトルの販売コーナーも設置されていて、看板の文字が右から読むようになっている。コレは意地か。

19

今ではレギュラーのボトルだけではなく、こうしたお土産用の小さなボトルも発売されている。
一度コレをお土産でMarshallの連中に持って行ったことがあるんだけど…そういえば誰もナニも感想を言ってなかったな…。
彼ら甘いものが好きなので口には合うハズなんだけど…。

18vそしてデンキ・ブランからいきなり話はバーボンに飛ぶ。
脱線が終わったのだ。
アメリカの老舗ブランド、Maker's Mark。

 30
「原料にライ麦ではなく冬小麦を使用しているため独特の柔らかい口当たりがある」…って、チョット!
バーボンの原材料ってトウモロコシなんじゃないの?
…と思っていたら、ケンタッキーを中心に作られているウイスキーのことを「バーボン」って呼ぶんだって?
知らなかった。
夜飲み歩かないから。
「bourbon」ってのはアメリカ式にやると発音が難しい単語だ。「ブアブン」みたいな。

20vさて、バーの店内に入ると、いきなり1959が!
あ、バーといっても、冒頭に書いた「太宰系のバー」とは全く違うからね。
若い人たちが集ってガヤガヤやるスペース。
奥にはホールもあるような大きな空間だ。
壁のメタルっぽい飾りつけはお店の方がこの日のために特別にしつらえたそうだ。

40「この日」が何の日かというと、Marshall HEADPHONESの新商品をお披露目する日。
海外ではすでに発売されていたのだが、それがいよいよ日本に上陸したのだ。
それで、その発表会をMaker's Markさんからご後援を頂き、こうしてイベントに仕立てたというワケ。

50コレがその新商品。
写真ではケーブルが付いているけど、コレは着脱可能。
すなわち、Bluetoothヘッドホン。
Marshall HEADPHONESでは予てからBluetoothヘッドホンを取り扱っていたが、よりソフィスティケイトされたルックスを持つモデルがラインナップに加わった。
名前を「MID BLUETOOTH」という。
音質が一段と向上。
一回の充電で30時間使用可能。
携帯でコントロール可能なノイズリダクション搭載…等々、機能がますます充実した。
何よりルックスがいいね。

詳しい情報はコチラに出ていないけど、そのうちにアップされると思います⇒NAVYS
英語版でゴメンね、ゴメンね~はコチラ⇒Marshall HEADPHONES Official Web Site

60さて、もう少しイベントを紹介しましょうね。
ラウンジの壁には人気デザイナーの作品が展示されていた。
テーブルには「MID」のパネル。

70コチラはホール。
ね、「バー」なんて感じじゃないでしょ?

80奥の小部屋には壁一面にレコードが。
コレがすごい雑多な趣味。
Marvin GayeからThe Beatles、Boz Scaggsまで。
お~、なんでCharles Lloydの『Love-In』まであるの?!
1967年のFillmore Westでのライブ盤。(『HELP』の向かって左斜め下の赤っぽいヤツ。
この時期のCharles Lloydの作品はKeith JarrettのピアノとJack DeJohnetteのドラムスを聴くためのようなモノだけど、コレもそう。まぁ、DeJohnetteのカッコいいことよ!

90こっちの壁にはColtraneも。
Steve Millerの『Fly Like an Eagle』まで飾ってある。

100ホールの壁にも様々なイラストが…。

110もちろん「MID BLUETOOTH」も。

120vちょっとスケジュールが合わなくて観ては来れなかったんだけど、ライブ演奏も催された。

130お~、ステージのDJテーブルにもMarshallのロゴが!
ナニ、「ただバナーをくっつけただけじゃないか」って?
冗談言っちゃイケませんぜ。
さてはMarshallとDJの古い関係をご存知ありませんな?

140コレコレ。
1970年代の初めにMarshallが作っていたDJのターンテーブルセット。
ご丁寧にアンプとスピーカーもセットで販売していた。
写真はMarshall Museum Japan収蔵のモノ。実際にはコレとは異なるスピーカーが組みになっていた。

141ね~。
あったのですよ、こういうのが。
どうやらJim Marshallのアイデアだったらしい。
ところが、1970年代初頭、時はブリティッシュ・ハードロックの全盛期。
ギター・アンプを作るのに忙しくて、ターンテーブルなんかやってる場合じゃない!ってんで、このアイデアはアメリカの電気機器メーカーに売ってしまったらしい。
そんな状況だったので、生産台数も極端に少ないようで、Marshallの工場にも実物は置いていない。
先日、このターンテーブルの詳細が知りたいとのことで、写真の提出の協力を求められた。
あのね、困るとすぐ「シゲ、シゲ」って言ってくるんだよ…ナンチャッテ!
ちなみにこのターンテーブルの所有者であるMarshall Museum Japanの竹谷館長にはJTM45/ 100のリイシューの時にも写真でご協力を頂いた。
リイシューの際、やはりMarshallは実物を保有しておらず、細部の仕様がわからなかったためホンモノを所有していた竹谷氏に写真の提供を依頼してきたのだ。同品の取扱説明書に氏の名前が掲載されているのはそのため。
JTM45/100の取説には私の名前も載っているが、そのお手伝いをしただけなのさ。
Marshallは「コレじゃイカン」ということで、過去の商品のコレクションの充実を図り、JTM45/100に関して言えば、今は工場の博物館に実物が収まっている。

142ね、「Marshall Disco」って書いてある。
ターンテーブルは左右で仕様が異なるところを見るとどちらかを載せ換えたのだろう。
つまり、どこかで相当活躍していたということだ。
銀色の方はイギリスはスウィンドンの有名なターンテーブル・メーカーGARRARD製だ。

143話を戻して…
そして、ステージにはJVM210Hと1960Aのハーフスタックが!
気ィ遣ってくれたんじゃないの~。

150コレはライブのコーナーで出演した「Otogivanashi」のアルバム。
どっかでみたような…どころじゃなくて、実はこの翌日のMarshall Blogの記事に使うので、当日の昼間にホンモノの写真を撮ったばっかりだったのですよ!
こういう「虫の知らせ」みたいなことがやたら起こることは時々書いている通り。

160これがその昼間に撮っていた写真。
ま、偶然には違いないんだけど、普通『Earthbound』でダブるか?
『宮殿』だったらまだわかるけど。
気味悪いでしょ。
昨日も飛び切りスゴイ「虫」が飛んできたんだよ。コレはまた別の機会に書かせて!

170Marshall HEADPHONESはライセンス商品であり、本業のギター・アンプの方とはビジネス的には全く交流がないのね。
生産しているところも違うし、輸入販売元もまったく別。
ところがですね、このMarshall HEADPHONESを配給して頂いているNAVYSさんの「Marshallブランド」の普及に関する熱意は生半可ではなく、本当に頼もしく、アタマの下がる思いだ。

180先日の髙島屋さんもそう。
伊勢丹さんの時もそう。
今回もそう。
いつもありがとうございます!
やっぱりそういう熱心な方々と仕事をするのは楽しいものです。
Marshallブランドはこの他にもEYEWEARがありますからね。
そちら共々ご愛顧のほど、引き続きどうぞよろしくおねがい申し上げます!

270v_2
(一部敬称略 2017年5月30日 恵比寿NOSにて撮影 ※写真協力:Marshall Museum Japan)

2017年6月 6日 (火)

【NAONのYAON 2017】 vol.2 : SILENT SIREN、ЯeaL & Chelsy

「寺田だ~!今年もこの季節がやってきました~。NAONのYAONにようこそ!」
オープニング・アクトが終了し、ステージ下手から元気よく恵子さんが飛び出してきた!
ああ~、『NAONのYAON』だ~!
すごくホッとする。ナンカ家に帰ってきた感じ?
光栄なことに2013年の復活以来、今回で6回目。世界でも他に類を見ないロック・イベントのすべての回でオフィシャル・フォトグラファーを拝命頂いているのだ。ナント光栄なことか!
今日もガンバルぞ~!

10v「天気が良くてよかったね~!『天気予報で雨マークつけたとこは死ね!』って思ったよ!大丈夫。雨なんか私が吹き飛ばしてやるから!」
この「頼りになる」感、ハンパなし。ヘタな政治家の公約の100万倍は信頼できる。
さっそく事務連絡。
「このイベントは終わりがキマっているんです。8:30以降は音出しダメなの。サッサとやらないとSHOW-YAの時間が短くなるからね!時間との闘いです!」

20そして、今年もゴングの音も高らかに「時の番人」が登場!

30あ~、この場面にもホッとさせられるな~。
恵子さんといつものお三方…

40神取忍

50v井上貴子

60v遠藤美月
At0r4a2799

「時間厳守でいきますよ、姐さん!」
Oas41a0139
「今年は若い子たちがイッパイなので、アンコールに出したいの!」
80
「厳守の厳守でいきます!」…神取さんが言うと「厳守っぷり」に拍車がかかる!

V 「姐さん、15秒前です!」
さっそく厳守爆発!

70v

「それじゃ、みんな、準備はいいか!カウントダウンいくぞ~!

90v「5、4、3、2、1!まずはSILENT SIRENだ~!」

100場内から大きな歓声が上がり、『NAONのYAON 2017』がSILENT SIRENとともに時間厳守で始まった~!

105ボーカルズとギターのすぅ。

120vキーボーズのゆかるん。

130vベースはあいにゃん

140vドラムスはひなんちゅ。

150vSILENT SIRENは2015年の夏に続いて2回目の登場。

160「1曲目から踊っていきたいと思います!」
240v

曲は昨年3月にリリースしたメジャー4枚目のアルバム『S』から「チェリボム」。
200
場内は「♪チェリ、チェリ、ボム」と大騒ぎ!

180v懐かしいな「Cherry Bomb」って。
私が中学2年生のときだったっけかナァ…The Runawaysにはビックリしたわ。
260
まさかあの時、女性バンドがこんなにポピュラーになるとは思わなんだ。
今や日本のロックは女性なしでは成り立たないだろうね。

155
続いて「八月の夜」。
1s41a0194

この曲も同様に『S』からのチョイスだ。

210vドストレートなエイト・ビートが小気味よい。

220軽快な曲調にガール・バンドならではの歌詞とパーフォーマンス!
「八月の夜」かぁ、寝苦しくてイヤだな~。今年はまた猛暑らしいよ。

1s41a0156 「毎日天気予報を見ていました。恵子姐さんと同じで『雨なら死ね!』と思っていました!」
そうだそうだ!
この晴天はすぅちゃんの協力もあったのね?
「次の曲はジュリ扇を振りたいと思います。懐かしいでしょ?皆さん、思いっきりNAONのYAONを盛り上げていきましょう!」
ギターを持ち替えて…
170v

曲は「フジヤマ・ディスコ」!

250vこの曲ね~「♪フジヤマ・ディスコ」っていうフレーズがおっそろしく耳に残るんだよね。
とても大切なことだ。

190

続いてもノリノリの「ぐるぐるワンダーランド」。
230
ココはタオルね。ぐるぐる回す。
この曲、かわいカッコいいな。

270v「次はコラボレーションしたいと思います!」と恵子さんをステージに迎え入れる。
「イヤ~、お呼び頂きありがとうございます!」

280一番最初のバンドから恵子さんがマイクを握るのは珍しい。

290曲は「リンダリンダ」。

300「一緒に歌って!」で場内は大合唱!

310前回登場時のSILENT SIRENの持ち時間は3曲で、うち1曲は相川七瀬ちゃんとのコラボだった。
今回は全部で5曲!
スゴイ。その勢いがうかがえるというものだ。
SILENT SIRENは6月から全国ツアーを開始し、11月には日本武道館で2公演を開催するそうだ。

320トップ・バッターでこの盛り上がりよう!
今年の『NAONのYAON』もにぎやかになりそうだ~!
   
SILENT SIRENの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEB SITE

330本番二番手はЯEAL。
今回が初登場となる大阪出身のグループ。

340この野音から11日後にリリースされたファースト・アルバム『19.』から「秒速エモーション」とシングルカットされていた「カゲロウ」を演奏。

3501997年と1998年生まれのお嬢ちゃん方。
え、1998年っていつよ?
こないだの1998年か?!
ああ、1月6日に東京で大雪が降った年ね…って覚えているぐらい最近じゃんか!
へへへ、私がコレを覚えているのにはワケがあるんだけどココには書かない。
それぐらいの若さあふれるピチピチのパフォーマンスだった!
  
ЯeaLの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

360続いては2年ぶりの登場となるChelsy。

370ボーカルズとギターのMIO。
  
あ、今回初めての人もいるかもしれないのでチョット注記しておくと、正式な英語では「vocal」は必ず「vocals」と複数形で表わすのね。
ひとりでも普通は必ず複数形。キーボードも「キーボーズ」と常に複数形。
…なので、最近のことだけど、Marshall Blogでは「ボーカルズ」と正しい英語を使うようにしているの。
え、「ココは日本だからどうでもいい?」って?そういう人は海外に行った時に大いに恥をかいてください!
ついでに「ツーマン」とか言って笑われて来てくだされ!
「ツーマン」はイカン。お里が知れる。あまりにもヒドイ和製英語表現だ。
Marshall Blogは「ダブル・ヘッドライナー」、「ダブル・ヘッダー」、あるいは「ダブル・フィーチュア」という正しい英語を使うようおススメしています。

380vベースはSHIZUKA

390vドラムスはさっきオープニングでカホンをプレイしていたAMI。

400ギターのKAHO。

410v2年前に初めて『NAONのYAON』のステージに上がった時は2番目の登場だった。
今回は3番目。

420前回同様、MIOちゃんはまずアコースティック・ギターを下げて歌った。
曲は「Restart」。
今から10日前に発表したミニ・アルバム『WILL BE FINE TOMORROW』のリード・チューン。
そう!「Always Look on the Bright of Life!!」でいこう!(モンティ・パイソンより)

430v印象的なメロディがところどころにちりばめられたチャーミングな曲。

440「私が今から叫びます!一緒に叫んでください!」
MIOちゃんが前回も使用した赤いテリーに持ち替えて歌った次の曲は「Kite」。
「では大きな声で、オ~、イエ~イ!」

450昨年の9月にリリースしたシングル。
さっきとはうって変わったアップテンポ・ナンバー。

460vでも、このバンドはそうしたスピード・チューンでも「元気一発!」みたいなガムシャラ感がない。女性らしいやさしい雰囲気に満ち溢れているところが素敵だ。

470v考えてみると、この手の音楽は「ガール・ロック」のひとつの到達点なのではなかろうか?
文学で言えば紀貫之の「土佐日記」の最終巻ということになろう。480vこの曲もディミニッシュをうまく使ったメロディに胸がキュンとしちゃうのね。
人はクロマチックに弱いんだ。

490_2「AMIちゃんは笑顔がステキだよね~」と恵子さん。
AMIちゃんもすかさず「お姐さんにホメられました。うれしい~!」
「千葉はいい人が多いんだよ!」…恵子さんのおっしゃる通り。あ、私は千葉の出身ではないけど、親近感メッチャ大。
最近テレビCMでよくロケ地に使われている千葉の佐原(さわら)という所に先日行ってきたけど、すごくヨカッタよ。戦災を免れたため、古い町並みが残っていて、それを観光資源にしているんだけど、私にとっては伊能忠敬の出身地ということで一度行ってみたかった場所だったのだ。

Chelsyの詳しい情報はコチラ⇒Chelsy Official Site

500<つづく>


(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月 5日 (月)

【NAONのYAON 2017】 vol.1 : オープニング・アクト

 

"Is that a real poncho? Is that a Mexican poncho or is that a Shears poncho?"
1973年のFrank Zappaのヒット曲、「Camerillo Brillo」の一節。
「アレはホンモノのポンチョ?それともメキシコ製の?イヤ、それともシアーズで売っているポンチョ?」
06_1「いいえ、コレはMarshallのポンチョ型雨合羽です」…前日の天気予報を見て、今年ばかりはマジで雨を覚悟した。
「いよいよコイツの出番がきたか…」と、前の日にカメラの機材バッグの中にしっかりとこのポンチョを押し込んだ。
今まで使ったことがなかったのだ。
もちろん、雨の野音ほどツライものはないので、何とかこのポンチョを着ないで済むように祈りはしたが、チョット着るのが楽しみだったりもしたりして…イヤイヤ、そんなこと考えちゃイカン。

07そして、『NAONのYAON 2017』当日。
天気予報通り、早い時間は晴れ。いい感じ!
でもこの後、ドンドン天候が悪くなるというのだ。
コレで?ウッソだろ~?
そこで、現場に着き次第楽屋へお参りにお邪魔した。
お参り?ナニに?
もちろん恵子姐さんにキマってる。
「天気予報を見ると今日はさすがにマズイっすね?」
「ダイジョブ、ダイジョブ!雨なんか私が吹き飛ばしてやる!」
この恵子さんのひと言が聞きたかったのだ。
恵子さんが「降らない」と言えば雨は降らないのだ!
そして、今日もMarshallのポンチョを着る機会がないであろうことを確信した。

10場内では順調にリハーサルが進行していく。

30コレが今年のステージ。

40いつもよりMarshall率高し。
そうなるとやっぱりカッコいいね~。ナゼかって?コレがロックの舞台の正式な形だからよ。
伝統的にそういうことになってる。
そして、中央にはオープニング・アクト用のNATALのドラム・キット。
コレは私が一番好きな景色のひとつ。
上高地と同じぐらい美しい。

50sun-goさんのMarshallはいつも通りステージの袖のにセットされている。

60キャビネットの1960BDMはステージ一番上手に配置。コレもいつも通り。

70v場外には会場を待つお客さんの長蛇の列。
コレもいつも通り!
この列を見るとグンと興奮度が増してくる。

80会場入り口にはたくさんの祝い花。

90物販も準備完了。

100

1102時になった!
『NAONのYAON 2017』がいよいよ開場する。

120お客さんの入場開始から2分ほどズラしてオープニング・アクトがスタートする。

130恵子さんの影アナ。
「寺田恵子だぁ~!みんな今日は来てくれてありがとう!天気もよくてヨカッタね~!
『Cute Girls Live~ROAD TO NAONのYAON』でオープニング・アクト出場権を獲得したバンドの演奏が始まります!
みんな楽しんでくれ~!」と、最初のバンドが紹介された。

140まずは軽音部追加枠で愛知から参加した「ポタリ」。
曲は「Are You Ready?」

150鈴木 奈津美

160v中西 詠美

170v内田 愛子

180v茄子川

190v強烈なフェイントで始まった元気イッパイのパフォーマンス。
一番最初の出番はメッチャ緊張するだろうな~…なんてことはみじんも感じさせない堂に入ったトップパッターぶりだった!
  
ポタリの詳しい情報はコチラ⇒ポタリOFFICIAL WEBSITE

200二番手は「軽音楽部枠」でグランプリを獲得した佐藤ゆき。

210「高校2年生です(!)。このようなステージで歌えるのはとてもうれしいです。」とゆきちゃん。

220vソロ名義での出演。
パーマネントなバンドと思うほどバック陣とのイキはピッタリ。

230v

240v

250v

260v演奏したのは「let me dream」…「癒される~」と恵子さん。
緊張が解けたのか、終演後やっと笑顔を見せてくれたゆきちゃんだった。

275v三番手はインディーズ枠でグランプリを獲得したチロル。

Oa0r4a2713出身は神奈川」。
曲は「last words~いつでも空は青く澄んでいる」。
300
大竹智紗

280v中村恵美

290v西村有里香

310v 2010年に高校の軽音楽部の仲間で結成したというのだからイキは長い。
それだけにこなれたパフォーマンスが気持ちいい!
  
チロルの詳しい情報はコチラ⇒チロル official web page

340「現場の寺田です~!」
アレ!あんなところに恵子さんが!
下手側の階段。
よく関係者が座って観てるエリア。
ところで何で恵子さんメガネをかけているんだろう?女子アナ風ってこと?

350「次はCute Girlsスペシャル・ユニット!名付けてCute Girls!」

360…と紹介されてステージに上がったのは…

370フロントにDrop'sの中野ミホ、しなまゆのモリユイ、そしてLily's BlowのNANA。

380まずはミホちゃんの歌で「コール・ミー」。昨年リリースしたDrop'sのアルバム『IN LIVE SOMEWHERE』からのチョイス。

400v
バックを務めるのは…
キーボーズにヨーコ。

420v下手ギターがさはら。

430vカホンを叩くのはAmi。

440v上手のギターにAyumiという布陣。

450v曲が変わってモリユイちゃんにマイクが渡される。
しなまゆの「好きな人」。

390v

さらにNANAちゃんが今年2月リリースしたメジャー・デビュー・シングル『NAI NAI NAI』にリレーされてスペシャルなパフォーマンスが終了した。

410v

やっぱりこういうのは『NAONのYAON』ならでは企画だからね。
オープニング・アクトとは思えない充実のプログラムだった。

460さぁて、お客さんもそろったことだし…ソロソロ『NAONのYAON 2017』が始まるぞ~!

470<つづく>

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2017年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2017年6月 3日 (土)

NATALと祝う石川達也のバースディ <その3> ~REDRUMとグランド・フィナーレ

  
今日は6月3日。
「Rock Meの日」ということで、土曜日だけど変則的にMarshall Blogを更新しちゃいます。
というより、三本立てのクロージングを週またぎにしたくないもんね。
  
『Tatsuya Ishikawa’s 27tth Birthday Live Event』も最後の出演者がステージに上がった。
しかし、ナンだね。
このイベントは、各バンドの持ち時間が30分というほぼちょうどいい長さであることに加え、完全に機材を使い回したことにより、大幅に転換の時間を短縮できたところがすごくヨカッタね。
ドラマーがひとりだったので、最も時間を要するドラムス周りの転換や調整の必要がなかったのだ。
こういうイベントの成否は、演奏の中身もさることながら、いかに転換の時間を短くできるかにかかっていると私は思う。
どんなに素晴らしい演奏を目の当たりにしても、幕間の待ち時間のイライラでそんなの吹っ飛んじゃう。
データが残っているのかどうかは知らないけど、ウッドストックなんてどうだったんだろうね?
「演奏している時間」と「転換に費やした時間」の割合はどれぐらいだったんだろう?
映画なんかを観ているとサクサク進んでいるような感じがしなくもないけど、トラブルは多かったようだし、転換に膨大な時間を使っているハズだ。
だからJefferson Airplaneの出番が明け方になったり、日曜日にトリで出演する予定だったJimi Hendrixの出番が月曜日の朝になって、50万人いた観客がたったの3万人になってしまった。
だから、私なんかもコミ入ったイベントの現場に行った時、最初に目を通すのはタイムテーブルに載っている転換の時間。「転換20分」とか書いてあると、もうその日は覚悟を決めなければならない。
ミュージシャンも大変だよ。
お客さんである皆さんがステージに接するのは本番だけだけど、日中から始まるイベントなんか、トップバッターは朝8時頃現場に入らなければならない。
一番最後に全員参加のフィナーレなんてのがあると、12時間以上現場にいなければならない。一日の仕事の大半が「待ち」ということになる。
「待ち」ってのはミュージシャンに限らず、ショウビジネスでは避けられない仕事の一部なんだけどね。
それでみんな手持無沙汰なもんだからタバコを吸っちゃう。
見てるとゲームをやって時間をつぶしている人もやたら多いね。
読書をしている人はあまり見かけない。ましてや心を落ち着けるために写経をしている人なんかはいないナァ。
  
「entertainment」には「娯楽」という訳がよく当てられるが、「もてなし」という意味もあって、お客さんを「もてなす」には飽きさせないことを考えるのが肝要なのね。
ところがね、あんまり矢継ぎ早に次から次へと出し物をステージに上げちゃうと、それはそれで観ている方もゲンナリしちゃうものなのよ。
このあたりのサジ加減が難しい。
さすがに14歳の時から40年以上古今東西のコンサートを観てきているので、自分なりのこだわりの進行ってものがあって、イベントの台本を書いていていつもこのあたりにすごく神経を使うのね。
昨年のMarshall GALAの台本を書いていて最も時間をかけて考えたのは実際にこの部分だった。
その点、この達也くんのイベントは飽きずに比較的アッという間に最後まで来ちゃった。
  
最後に達也くんの誕生日を祝ったのはREDRUM。

10_3QUORUMから北川遊太。

20v_3同じくQUORUMから盆子原幸人。

30_2そして、石川達也。
泣いても笑っても本編最後の出し物!

40_2REDRUMは達也くんが参加していたQUORUMの前身バンド。
REDRUMは「murder(殺人)」のバックワード(逆さ読み)。
しかし…一体何回観たかな~『シャイニング』。
大学の時か?封切り時に映画館へ観に行ったけど、ダニーが書いた「REDRUM」の文字が鏡に逆さに映るシークエンスにはゾッとした。
ワタシ、好きでコロラドにあるこの映画のモデルになったホテルへ泊まりに行ったから。
そして、劇中で使われている音楽の一部がバルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」の第三楽章であることを数年前に発見してすごくうれしかった。
あのダニーが幽霊を見ちゃう時のコワい音楽ね。
でも、この曲、コワいのは第三楽章だけなのよ…第一楽章も結構コワいか?
イヤ、その第三楽章がやたらとコワく聴こえるのもキューブリックがコワいシーンに使ったからなのです。
第二楽章も第四楽章もメッチャかっこよくて、もし、『シャイニング』を観ていなかったら第三楽章も「ヘンな曲だな~」で終わっていたハズ。
スゴいな~、キューブリックは。
キューブリック映画の音楽というと、『2001年』のツァラトゥストラとかシュトラウスばっかり有名だけど、『アイズ・ワイド・シャット』のショスタコーヴィチなんて感動的ですらある。
ま、キューブリックも感動させようとしてやってんだろうけど。
『博士』の「We'll Meet Again」、『オレンジ』の「雨に唄えば」のコントラプンクト、すなわち「対位法」も強烈すぎるぐらい強烈だった。
コレは音楽の「対位法」とは異なり、凄惨なシーンに美しい音楽や陽気な曲を故意にかぶせて印象を強くする演出技法ね。
映画を観ているとよく出て来るやり方なんだけど、ものすごくショッキングにコレが使われていると思うのは黒澤明の『生きる』だね。
それはブランコに乗って志村喬が口ずさむ「ゴンドラの唄」ではなくて、「逢引きをやめる」と切り出す小田切みきにすがる志村喬の憐れなふるまいのすぐ後ろで、裕福な私立学校の女学生たちが楽し気に誕生パーティをしているシーン。
コレは強烈だった。
もうちょっとキューブリックで脱線ね。
私が初めてキューブリックの映画を観たのは1975年に公開された『バリー・リンドン』だった。
ビデオがない時代、もちろん映画館へ赴いた。
それが長いばっかりで退屈でね~。こっちは13、14歳だったから西ヨーロッパの歴史的背景なんてサッパリわからないから。
でも、映画の中で使われていたクラシック音楽の数々がすごく気に入って、映画を観た数日後に御茶ノ水の駅前にあった小さなレコード店でミュージック・テープを買った。
収録されていたのはおとなしい曲ばかりであったが、好きで一時期結構聴き込んだ。
題名がもうわからないのだが、特にモーツァルトの一曲と、メインのテーマ曲として使用されたシューベルトの「ピアノ三重奏曲第二番」が気に入っていた。
キューブリックは、この作品で18世紀の様子をリアルに再現しようと、最新の機材を導入し、ローソクのほのかな明かりだけで夜間の室内のシーンを撮影した。
そればかりでなく、音楽もすべて原作の時代に合わせ、18世紀の曲だけを採用しようと努め、その当時使われていた楽器、すなわち実際に1700年代に製作された楽器を使用して録音しようとしていたらしい。
こういうところ、『赤ひげ』で内部が絶対に見えないにもかかわらず、大量の薬の引き出しの中すべてに実際に薬を入れさせて撮影に臨んだという黒澤明と同じですな。
さて、この『バリー・リンドン』、あれから40年近く経って、イギリスが身近になった今観るとメッチャクチャいいんだよね。大スキ!
ストーリーも役者の演技も映像も音楽も、どれも素晴らしい。
『時計じかけのオレンジ』の撮影の時、マルコム・マクダウェルが「どうやって作品を監督するんですか?」と巨匠の監督手法について尋ねた時、キューブリック本人がこう答えたという。
「I don't know what I want but I do know what I don't want」
カッコよくね?
達也くん、ゴメン!大幅に脱線しちまった!「REDRUM」なんて言うもんだから!
50_2遊太くんも幸人くんも久しぶりのMarshall Blog登場。
昔はQUORUMにもしょっちゅう出てもらっていたんだけどね。

60曲はQUORUMの「3J」とJimi Hendrixで「Voodoo Chile」。

7026曲目まで来た!

80その三人にRosebud Twinsが加わる。
Rosebud!「バラのつぼみ」やね?
私が中学の時、『ローズバッド』という映画が封切られた。

90コレコレ!
私は観ていないんだけど、チラシを持ってる。
ピーター・オトゥールにリチャード・アッテンボロー、ピーター・ローフォードも出てる。名優ぞろいだ。アッテンボローは『ジュラシック・パーク』の琥珀のおじいちゃん。著名な映画監督でもある。
名前を挙げたこの3人、すべてイギリス人。アメリカ映画なんだけどね。なんでなんだろう?
監督はオットー・プレミンジャー。
原作はヘミングウェイの孫娘のひとり、ジョーン・ヘミングウェイの共著。ヘミングウェイにはマーゴという女優のお孫さんもいて一時日本でもずいぶん話題になったが、自殺したんだってね。
下のチラシに「シネラマ」ってあるでしょ?
今の若い人はこんなの知らないよね?
要するに超大画面の映像システム。3台のカメラで同時に撮影して、それを同じく3台の映写機でスクリーンに画像を映し出すシステム。
当然、この手法で撮影された作品は上映できる映画館が限られており、私が何回か経験したのは銀座一丁目にあったテアトル東京だけ。
『七人の侍』はシネラマではないけど、小学生の時、父に連れられてこの映画館で観たな。
シネラマは制作にアホほどコストがかかるためそれほどは普及しなかったらしい。
「大きいことはいいことだ」のいい時代の産物だ。
今、何でも小さくなっちゃったもんね。
小さいギター・アンプなんてあまりに悲しいわ。
ひとつ、映画の規格について話が出たところでおもしろい曲をひとつ紹介しておく。
それは1957年のミュージカル映画『絹の靴下(Silk Stockings)』。夏木マリじゃござんせんよ。
音楽はCole Porter。音楽監督は、今はクラシックでブイブイいわせているけど、元はジャズ・ピアニストのAndre Previn。
元はもちろんブロードウェイ・ミュージカルで「All of You」という大スタンダードを生み出した作品として知られる。
コレに出てくる「Stereophonic Sound」というフレッド・アステアとジャニス・ペイジがデュエットする挿入歌がおもしろい。
「広告なんか出さなくても、スターが出ていなくても、Glorious Technicolor、Breathtaking Cinema Scope、それにStereophonic Soundがあれば心配ない」と歌詞に色々な映画の専門用語が出て来る。
歌のテーマが映画でなくても、こういう類の曲って日本はまったく出て来ないね。
こういうところにアメリカの文化を感じ取るんですよ、私は。
この映画、あの破天荒に美しい、私の父の世代のあこがれ、シド・チャリシがコミカルなロシアのスパイ役で登場するのもうれしい。
昔の美人は本当に美しかった。
そして、昔のアメリカのエンターテインメントは本当にスゴかった。

そして、「Rosebud」といえば『市民ケーン』。
「映画好き」として恥をさらすことになるけど、私、この映画史上ナンバーワンの名作といわれる『市民ケーン』を観ていないのです。
PDの映画のDVDって、今すごく安く買えるじゃない?
「やっぱり『市民ケーン』は観ておかないとマズイだろう」と思い、数年前に意を決してDVDを買ってきたら不良品で見事再生できず。
結果、観ずじまい。
ココでまた映画の話題で脱線したいところだけどヤメとく。
脱線の〆にひとこと。
こういう脱線の箇所を飛ばして読んでいる方も多いと思うんだけど、あるいは古い話ばかりでウンザリしている方もたくさんいらっしゃることでしょう。
アノね、私は脱線で古いモノとか懐かしいモノを紹介しているつもりは毛頭ないんですよ。
ただただ「いいモノ」を紹介しているつもりなの。
中には完全に騙されたつもりで、脱線で紹介した映画なり音楽なりを体験されて「すごくヨカッタ!」とお礼を言ってくださる方もいらっしゃる。
こういう時はうれしよね。
だから脱線はやめられません!

50r4a5840 The Rosebud MouthからSEKUとTAKA!

100_2それぞれのオリジナル曲を演奏。
いいぞ、いいぞ!
QUORUMナンバーは「Limousine」と「Danger」。久しぶりに聴いた~!
The Rosebud Mouthから「Rock’N'Roll Chauffeur」と「Life In The In Groove」を演奏した。
「chauffeur」なんてフランス語だからなかなか綴りが覚えづらいよね。「お抱え運転手」という意味。
昔、ジム・マーシャルのショウファーを長年務めたジョン・ケントっていうおジイちゃんがいてね。私はずいぶん可愛がってもらった。
ある時、「今日は孫の誕生日なんだよ!」なんて話をしてくれて、「何をプレゼントするの?」と訊くと、「『ナニを』だって?Marshallにキマっているじゃないか!」って誇らしげに言ってたな。
お孫さんはギターをやっているらしく、当時出たばかりのミニ・スタック(今でいうMGシリーズ)をプレゼントしたらしい。
なつかしいな~。
ジョンがMarshallを離れて以来一度も会ってないけど元気にしてるかナァ?
私ね、工員さんを除いての話、ディストリビューターまで含めて、多分世界のMarshall関係者のOldest10に入ってると思う。
向こうの人は簡単に職を変えちゃうからね。続けているだけで自動的にドンドン古くなっていっちゃうの。

110_2こうして本編が終了。
31曲でドラムを叩いた達也くんが何かを手にして奥から出て来た。

120プレゼント・コーナー!
KANちゃんがクジを引く役。
「♪ナニがでるかな?」と、ここでも大活躍!
Marshallからも1959の三段積みを賞品に提供したんだけど、達也くんが楽屋に忘れてきてしまったので写真には写っていない…というのはウソで、ささやかにMarshallバッグとNATALティーシャツを提供させて頂きました。

130_2そして、アンコール!

140全員参加しての最後の一曲はKISSの「Rock & Roll All Night」。

150_2ハダカ祭!
「安心してください、はいてますよ!」ってのゼンゼン見かけなくなったな。

160_2アラ?リョータくんもいつの間にか加わってる!

170v_2ボーカル陣大ハッスル~!

190_2最後は達也くんからひとことご挨拶。
「アンコールを入れて32曲叩かせて頂きました!来年は無いわ」だって!

200v_3で、肩車。
結局みんなコレをやりたい。

S41a0120 「ありがとうございました~!」

210で、終わり。
すぐに30歳になっちゃうよ。
そして、30代なんてアッという間だよ。
40代はもっと早い。
すぐに50歳になってアレよアレよという間に還暦だ!
還暦の時またやろうぜ!NATALがあれば楽に叩けるよ、32曲。
…って、オレ、生きてればその時「米寿」だわ!
あ~、めでたいなったら、めでたいな!

230ココで今回のレポートの一番最初の達也くんの言葉に戻る。

240「全32曲…もしNATALじゃなかったらとても最後まで叩けなかったと思います!」
達也くん、ありがとう!
そしてお誕生日おめでとう!

60 <おわり>

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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(一部敬称略 2017年4月8日 大塚Hearts+にて撮影)

2017年6月 2日 (金)

NATALと祝う石川達也のバースディ <その2>~BLACKCOFFEEとNAKED MACHINE

『Tatsuya Ishikawa’s 27tth Birthday Live Event』の三番手はBLACKCOFFEE。

10

澤田天岳(まさたか)

20v

岡田暁彦

30v石川達也
まだまだ元気!

40vBLACKCOFFEEは以上の三人によるトリオ。
約二年前に一度Marshall Blogにご登場頂いたことがある。

この時の記事にも書いたけど、私は砂糖もミルクも入れないで飲むコーヒーが好き…というか、もう30年前からブラック派なの。
で、先日Marshallの社長が事務所に来たのね。
イギリス人というとすごく「紅茶」というイメージが強いよね?
もちろん彼らは紅茶もよく飲むけど(レモンティは飲まない)、コーヒーの方が飲む回数が多い。
Marshallの工場に行って周囲を見ていると、かえって私の方が紅茶を飲むぐらい。私は紅茶も大好きだし。
述の通り私は「ブラック」でしかコーヒーを飲まないので、事務所には砂糖もミルクも置いていないワケ。
で、社長に「コーヒーか紅茶か」どちらを飲むかを尋ねると、案の定「コーヒーが飲みたい」という。
私はイギリス人がコーヒーを飲む時大量の砂糖を使うことを知っていたし、社長もそのタイプであることがわかっていたので、コーヒーを淹れる前に砂糖もミルクも置いていないことを告げて不自由をお詫びした。
すると、「ノーノー!心配しなくていいよ!ブラックで飲むからゼ~ンゼン大丈夫だよ!」
ウチの社長はメッチャデカくて、一見少しオッカナイ雰囲気があるけど、ものすごく優しくて、何でもよく気が付く人なのね。
こっちも「砂糖&ミルクなしでOK」と言ってくれることを期待していなかったと言えばウソになるけど…。
私は一日一杯しか飲まないんだけど、コーヒーがすごく好きで、ストレート・コーヒーを毎回飲むたびにミルで挽いて淹れてるのね。
当然おいしいワケよ。
社長はその挽きたて&淹れたてのコーヒーを口にすると、親指を立てながら、「シゲ!このコーヒーはメッチャおいしいね!」…と大喜び。
そりゃそうだ、連中が飲んでいるのはいつも大抵インスタントだからね。
アッという間にそのコーヒーを飲み干したので、「Care for another?(もうひとついかが?)」なんて訊いてみると、「Of course!!」と喜んではいるのだが、何やら様子がおかしい。
変だなと思っていたら、社長はすまなそうに「シゲ…、やっぱり…砂糖探して来てくれない?」だって!
家訓その1…「イギリス人はブラックコーヒーが苦手」
ま、社長命令だから…住まいへ戻って探したけど、どうしても見つからなかったので諦めていただいた。
それでも二杯目もおいしそうに飲んでたわ。
コレがMarshallとブラックコーヒーの最近の関係。
50

天岳くんと岡田くんは他にLinxというバンドをやっている。
もうだいぶ前の話…渋谷の地下にあるライブハウスに行った時のこと。
そこは地下から四階だか五階まで各階がライブハウスになっていて、「Linx」が出演するという表示を見かけたので天岳くんと岡田くんを訪ねて行った。
窓口の女性に事情を話して楽屋に通してもらおうと思ったのだが、「ハァ?澤田さん?Linxに澤田さんなんてメンバーはいやしませんよ!」とキッパリ。
名前を間違えているのかな?…と不思議に思ったが、「Linxというバンドはひとつじゃない」と聞いたことをその場で思い出して諦めた。
エラく恥ずかしかった。
そういえば、そのビルの階上に入っているライブハウスに脚立を忘れてきてしまったことがあった。
すぐに電話を入れたんだけど、「ありません」の一点張りでロクに探してくれもしなかったナァ。
ライブハウスもそれぞれで、これだけ長いこと色々な店に行っていると様々なことに出くわす。
今日は二人に会えてヨカッタ!

60v天岳くんもいつもMarshallだ。

25
達也くんはNATALのTシャツにお召替え。
気を遣ってもらっちゃってワルイね~!

70v一曲目はFab Fourの「Come Together」。
コレが12曲目だという達也くんに向かって「ココで休憩してくださいね。ボクらは箸休めみたいなモノだから」と天岳くん。
BLACKCOFFEE流の大胆なアレンジが施してある。

80v続けて「Born to be Wild」。
コレをヒットさせたカナダのSteppenwolfってのは、日本ではこの曲しか知られていないけど、世界的にはスゴイ人気だったんだよ。

100

三曲目はインストで「Isn't she Lovery」。
アレ?今日初のインストかな?

110

岡田くんがベース・ソロを披露。
S41a0663
いつもニコニコの天岳くん。
私もこういう笑顔の絶えない人になりたかったよ。
そんな天岳くんにピッタリの曲だ。

120vせっかくの機会だからこのStevie Wonderの名曲をギター・インストで取り上げているとても出来のいいジャズのアルバムを紹介しておこう。誰もよろこばないとは思うけど。
一枚はイギリスのChicagoと言われたIfというバンドに在籍したギタリスト、Terry Smithの『Terry Smith with the Tony Lee Trio』というアルバム。
コレがいいんだ~。

Tsもう一枚はJoe Beckの『Relaxin'』というギター・トリオ盤。
Jeff Beckじゃないよ、Joe Beck。
ロックしか知らない若い頃、この名前を聞いてギョっとしたが、Joe BeckはMiles Davisのレコーディングに参加したこともある腕利きギタリストなんよ(「Circle in the Round」という曲で延々とウードみたいなフレーズを弾かされている)。2008年逝去。
双方、おとなしくて実に趣味のよい作品だ。
「Isn't She Lovely」が両方とも一曲目に収録されているので、よく似たアルバムという印象がある。

Jb ハイ、達也に戻る。
続けてRichie Kotzenの「High」という曲をプレイ。
180
ココでスペシャル・ゲスト!
この後に登場するNAKED MACHINEからKANちゃんがステージに上がった!

130

曲は「丸の内サディスティック」。東京事変の曲。

140v「普段絶対にKANちゃんがやらない曲」ということで天岳くんが選んだそう。

150

芸達者なKANちゃんのこと、たとえ普段やらない曲でも屈託のないパフォーマンスでステージの雰囲気をガラリと変えちゃいますな。

160

KANちゃんは、この後に登場するNAKED MACHINEはもちろん、抽選会のアシスタント等々大活躍だった。

170

またBLACKCOFFEEに戻って、いつも演奏しているという「Story」という曲。

190

達也くんが二年にわたり「どうしてもやりたい!」と言い続けた結果、新曲を演ることになった。

200v未完成でまだタイトルも決まっていないという作品だったが、新しいモノに取り組む時の独特の初々しさが率直に感じられた。

210vそして、「最後はみんなで歌える曲を!」とWinery Dogsの「SHINE」。

230vコレで17曲終了。
早いものでもう後半に入った。

240vさてステージ転換の間、NATALコマーシャル!

250
今日、達也くんが使っているドラム・キットはNATALのブビンガで~す!
コンフィギュレーションは10"、12"、16"、22"。
バスドラムにはミュートを入れていませ~ん。

260
残念ながらNATALはもうブビンガのキットの生産を終了してしまったので、現在は代わりにウォルナットをプッシュしています。

50
今日のベース・アンプはEDEN。
ヘッドは先代のフラッグ・シップ・モデルWT-800。現在のフラッグ・シップ機はWTP-900
キャビネットはD410XSTが二台。

280v_2さて、四番手の登場!
NAKED MACHINEだ!

290

KAN

300v里村 源多朗

310v杉浦智和

320v峯村武憲

330v石川達也
三枚目のベロだしショット。こうして見ると達也くん、舌長いね~。
火さえ吹ければいつでもベースに転向できるだろう。340vオープニングは「Evil Eyes」。

350

イキのいいNAKED MACHINEのオープニング定番曲だ。

360v源ちゃんはMarshall。
今日は持ち込んでいないが、愛器は1959だ。

370

二曲目も質実剛健に「To The Top」。

380v今日も威厳のあるギター・ソロが素晴らしい。
源ちゃんは寡黙だが、ギターは雄弁だ。そして決して饒舌には陥らない。

390v段々苦しくなってきた?
ココにこんなにパワーの要るセットを持ってくるなんて!でもNAKED MACHINEを最初に出すワケにはいかないもんね~。
がんばれ~、自分で立てた企画だということを忘れんな~!

560v

三曲目に「Chained Mystery」。

410

今回もこの曲への歓声多し。
KANちゃんの歌声もさらに張りが増すというものだ。

420

ココでも源ちゃんのツボを得たソロ。
ナンカさ、私はプロ野球のことはサッパリわからないんだけど、代打でバッター・ボックスに入って、初級でホームランを打っちゃう選手って感じがするんだよね。うまく言えないな。
もちろん源ちゃんは代打じゃないんだけど…要するに「職人」のイメージ?

430

そんなプレイを尚も元気よくプッシュする達也くん。

445vNAKED名物、源ちゃんのア・カペラ・ギター・ソロ。

450

縦横無尽にフレット・ボードの上を滑っていく四本の左指。

455vひとつのミス・タッチもなく滑らかに弦の上を行き交うピック。
見ていて安心と緊張が交錯する!

S41a1018 そして、このサウンド!

460v弾き手のエモーションを極限まで表現するのが真空管アンプの最大の魅力だ。
人間の耳はアナログだ。
やはりアナログにはアナログのサウンドを与えてやらないと!
最近、ベースアンプのマネをしてか、やたら小さいギター・アンプが出回り出しているが、Marshallのアンプ・ヘッドがナゼ愚直なまでに大きいままでいるかを考えてもらいたいものだ。

470vココでサプライズ・コーナー。

480

KANちゃんから達也くんへバースデイ・プレゼントが渡された。

490vハコの中身はペンダント。

500vさっそく付けてみる。
よく似合うぞ~!
誕生日おめでとう!

510vさて、いよいよNAKED MACHINEのステージも後半に突入する。

520

四曲目に「Standing Alone」。

530v続いては名曲「Eternal moon」!
いい曲なのよ~。

440

最後を締めくくったのは「Fight to survive」。

580vこの曲ではドラム・ソロもフィーチュアされた。
とてもラクはできません。

620v達也くんの汗みどろの激演に大歓声~!

630

全六曲、ハードなロックが何たるかを教示するかのパフォーマンス!
実は今日のセットリストは三月の鹿鳴館とまったく同一のもの。
すなわち、ベスト・セレクションということだ。

590v

やっぱりこういうロックはよろしいな。

600v

私ぐらいの世代だと、「ロック」という言葉を使う時、無意識に頭の中でイメージするロックがこの手のモノである人は多いのではなかろうか?

610v

残念ながらスケジュールが重なりお邪魔できなかったが、先日の『源太朗生誕祭』も大盛況だったと聞く。
NAKED MACHINEの快進撃を期待するばかりである。

640

NAKED NACHINEの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIALWEBSITE

650

※明日は土曜日ですが、Marshall Blogは更新されます!


<つづく>

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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(一部敬称略 2017年4月8日 大塚hearts+にて撮影)