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2015年1月

2015年1月30日 (金)

SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト vol.5 <後編>

7組のエントリーを終了し、結果発表までの間はお待ちかね、SCANDALのステージ!

10HARUNA

20vMAMI

30vTOMOMI

40vRINA

50v1曲目は「夜明けの流星群」。

60MAMIちゃんはもちろん今日もMarshall。

70ヘッドはJCM2000 DSL50、キャビネットは1960AX(右)と1960AV(左)だ。

80リードにバッキングにと今日もいい音!

902曲目はSCANDALスタンダードの「DOLL」。

100お客さんはタオルを振り回し、観る方も演る方もスゴイ盛り上がりようだ!

110「(コンテストの演奏を)2階から観ていて興奮しちゃった!最高の演奏にみんなにお返しします!」
ドーンと大反響!

120v3曲目は『HELLO WORLD』から「Image」。

130v「5回目のコピー・バンド・コンテスト…年々グレード・アップしていくね!」
ホント。昨日書いたように私は第2回目から拝見させて頂いているが、HARUNAちゃんの言う通り、そのグレードアップの幅たるや尋常ではない。
出演者の演奏のレベルやコンテストのスケールがアップし、平均年齢が下がってる。これまた昨日書いたけど、「人類の進化」を見る思いだわ。
150v
4曲目は「お願いナビゲーション」。

140v「今日参加してくれたコピー・バンド、残念ながらこのステージには立てなかったコピー・バンドに捧げます」と演奏したのは「Your Song」。
185v
そして、最後の曲に突入。
全7曲。いやはや短いステージと知ってかお客さんの入れ込みようはすさまじいものだった。

160v最後は「SCANDAL BABY」。
お客さんとの大合唱。コレがまたいいんだ。

180

お決まりのアクション。今回は左右のふたりの寄り添う時間が長くて思わず笑いそうになっていたのが面白かったネ。

170

4月25日のパリ公演を皮切りにワールド・ツアーに出るSCANDAL。
今年は世界中でSCANDAL旋風が巻き起こる!

200

SCANDALの詳しい情報はコチラ⇒SCANDAl Official website

190

楽しいSCANDALのステージの後は緊張の結果発表!

210まず司会の山本さんがSCANDAL各賞を発表!

220またね、この号泣が楽しみなんだ~。

230MAMI賞はLimit.の吉澤萌ちゃん!

240「会わないつもりの、元気でね」を演奏。
泣くよね~。

250vMAMI賞の賞品がMAMIちゃん本人からプレゼントされる。

260Marshall MG10CFだよ~。いいナァ~!(提供:株式会社ヤマハミュージックジャパン)

265v記念撮影。

270審査員特別賞は「かげろう」を演奏したwinry'sに!

290キャン太ギターをゲット!

300そしていよいよグランプリの発表!
♪ダララララララララララララ…
第5回目の栄冠は「ひかほりっく」の頭上に!

320おめでとう!

330やっぱり号泣!こうでなきゃイカン。

335そしてニンマリ。
中学2年生と3年生だからね。あんな立派にギター・ソロやベース・ソロまでキメちゃって…将来が楽しみだ!

340…ということで今回も大成功&大興奮の内に終了した「SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト」。
楽しかったな。
こうして楽器を手にして、音楽を奏でる楽しさをひとりでも多くの人に知ってもらえることを願っている。

350おめでとう「ひかほりっく」!

360(一部敬称略 2014年12月14日 品川ステラ・ボールにて撮影)

2015年1月29日 (木)

SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト vol.5 <前編>

今回で5回目を迎えた『SCANDALコピーバンド/ヴォーカリストコンテスト』。
前回までの数回は渋谷のAXで開催されていたが、なくなってしまったので今回は品川のステラ・ボールでの開催となった。
応募バンド数600超。
ひとつのバンドの音楽を愛でるフォロワーが集い、そのコピー演奏の腕前を競うコンペティションとしては空前絶後のバンド・コンテストであることは間違いない。
そして、こんなコンテストは世界中どこを探しても他にあるまい。
私は1回目こそ出席していないが、2回目からは審査員、またはフォトグラファーとしてこのイベントに直接か関わらせて頂いてとても光栄に思っている。
イヤ、何よりも楽しい!
「目指すはSCANDAL」という趣旨から出場者は女性(かつてバンド・メンバーとして男の子も出場したことがあった)ばかりだが、性別を問わず若い人たちがひたむきに何かに熱中している姿は実に感動的だ。
今年はどんな展開になるのやら…楽しみ!

10開場と同時にゴッタ返すロビーには昨年優勝したKANIKAPILAの物販コーナーが設けられていた。

20満席の会場。

30コンテストは定刻通りにスタート。
メインの司会はGUITAR☆MANでもおなじみの山本昇さん。

50ステージにはMarshall。JCM2000 DSL100と1960Aのハーフスタックがこのコンテストのお手伝いをしている。

60vオープニング・アクトとして最初に登場したのは先ほどの物販コーナーで紹介したKANIKAPILA。

70福岡は久留米出身の中学生と高校生の混成バンド。
中学生だよ、中学生!

80ボーカル&ギターのYOSHIKA。

90v同じくボーカル&ギターでLEONA。

100vギターとボーカルのMIZUHO。

110キーボードとボーカルのNATSUKO。

130vベースはKANA。

140vパーカッション&ボーカルのAOI。

145vドラムはPIPPIだ。

150vギターのMIZUHOちゃんは、「コマミ」ちゃんなんて呼ばれて昨年見事MAMI賞に選出されMarshall MG10CFをゲットしている。確か一昨年もだったかな?
ナンカ、MarshallもGretchもデカく見えるけど、プレイはバッチリ!何しろMAMI賞受賞者だからね!

120v
YOSHIKAちゃんはウクレレも披露。

160vSCANDALのメンバーに「カニちゃん」なんて呼ばれていたけど、「KANIKAPILA」というのはハワイの言葉で「Let's Play Music」という意味なのだそうだ。
その名前ににふさわしく愛らしく、溌剌とした演奏は魅力満点。
メンバーひとりひとりのキャラクターがハッキリしているこの初々しくも堂々とした雰囲気は他にない感じ。
いいのよ。曲もすごくいい。

170来月には藤井フミヤと藤井尚之のペンによる『イっちゃえ!I LOVE YOU!』でメジャー・デビューを果たす。
いいんじゃないの~、KANIKAPILA!

180KANIKAPILAの詳しい情報はコチラ⇒KANIKAPILA OFFICIAL WEB SITE

190そして、いよいよコンテストの開始。
トップバッターはN-pop project。

200聞いて驚け!全員中一だぜ。ちゅうがくいちねんせい!

210福島から来たこのグループはバンド活動を始めて1年半ぐらい。震災で外で遊べなくてバンドを始めたという。

220v演奏曲目は「瞬間センチメンタル」。

230vそれにしても堂々たる演奏!

240vああ、私が中一の時はそろそろThe Beatlesを聴き始める頃だった。「バンド」なんて言葉を使ったことすらなかったな。

250v私が中一だった1975年は、Led Zeppelinの『Physical Graffiti』やQueenの『A Night at the Opera』、Pink Floydの『Wish You Were Here』がリリースされた年。ロックの黄金時代がそろそろ末期に入って来た頃。
それから40年…時代は変わったのう。

260続いては京都出身の6人組。R-glay(アール・グレイ)。

270これはイギリスのニューキャッスルにあるEarl Grey(グレイ伯爵)のモニュメント。紅茶の名前になった人ね。

6a0163044657d3970d016768386f3097_2 このバンドの特徴はツイン・ボーカルだ。

280v出場者たちのこうした独特のインストゥルメンタリゼーション・アレンジもこのコンテストの楽しみのひとつ。

290v曲は「Rock'n Roll」。

300vステージに登場するなり、「立ってくださ~い!」。

310昔のじゃ考えられない成り切り感!コレでいいのだ。
だいたい昔は立ってコンサートを見るという慣習がほとんどなかったからね。

320_2ここも実に堂々たる演奏っぷりが立派だった

330vこのグループは高校2年生。なんかホッとするわ。

340将来の夢に「脳科学の研究者」なんて子がいたな。
「専業主婦」なんて夢はやっぱりガール・バンドならでは。男の子のバンドだったらそんな将来の夢はまず出て来ないと思うけど、最近はわからないね。「僕の将来の夢は『専業主夫』です」なんてこともあり得そうだ。
あのね~、チョット脱線するけど、「主婦業」ってアホほど大変で頭を使うへヴィな仕事だぜ。世の男連中もやってみりゃすぐにわかる。炊事、洗濯、掃除、買い物衣類の管理…まだまだ主婦がやらなければならないことはある。コレに最大の難関、育児が加わる。
頭を使って無駄なく時間の配分をし、これらの業務を完璧にこなすその技術と労働量は生半可なものではない。
会社で、部下が持ってくる書類にロクに目を通さずにハンコを押している仕事よりよっぽど大変だ。あ、イカン、この話しはまた別の機会に。
とにかく主婦業というものは、本当は外で仕事をしながら…なんてことが絶対に不可能な大変な仕事なのよ。ホント、奥さんに感謝。
専業主婦志望の人、がんばれ!

3503番手はRANK。

360神戸から参加の4人組。

370曲は「Shining Sun」。

380カラフルな衣装はお母さんが染粉を使って鍋で煮込んでくれた。

385スカートも手作りだそうだ。お母さんってありがたいね~。

390vこのグループは月に3回練習をしているそう。少ない方かな?

400vそれにしては危なげのないシッカリとした演奏で会場を沸かせていた。

410v道理で…このグループ、ファイナルが2回目だという。
落ち着いた、そしてカッチリとしたパフォーマンスだった。

420「Welcome Home」を演奏したのは大阪のHi-Dear。

430センターの子はSGか…。

440vギターの子は赤のストラト。

450そしてジャズ・ベース。
女の子のバンドってみんな案外渋い楽器を好むんだよね~。

460このグループは高校1年生。バンドを組んで半年で予選グランプリを獲得したという。

470v毎日練習してるんだそうだ。楽しいだろうな~。夢はメジャー・デビューで武道館!がんばれ!武道館にはMarshallの壁がピッタリだよ!

480群馬出身、白い衣装がカッコいいLimit。

490選曲は「会わないつもりの元気でね」。

500群馬でのSCANDALのコンサートにとても感動してこの曲を選んだとか。

510vここは高校2年生の軽音楽部員さんたち。

520我々の時代には高校で軽音楽部がある学校なんてそう多くなかったんじゃないかな?

530それだけロックの一般大衆への浸透度が上がったということだ。もっとも彼女たちのご両親や先生たちが「ロック大衆化」の世代なんだろうね。

540v練習は週2回。若いっていいナァ。私もバンドやりたいナァ。

560早くも6番手。今度はトリオで「ひかほりっく」。

570ここも中学生!

580v中2と中3の混成。

620v

曲は「Hi-Hi-Hi」。お、ポール?SCANDAlだってば!

600v

このバンドはビックリしたね。
ブルージーなギター・ソロをバッチリこなして…

610vスラップのソロも披露してくれた!コレぞロック・バンド!
590v

去年のコンテストで知り合って結成したのだそうだ、オールスター・バンドやね。

639驚いたのは彼女たちの演奏だけじゃなかった。ギターのお嬢ちゃんは私の友人の知り合いの娘さんだったのよ!

640トリは神奈川から来たwinry's。

650ナンカ出場者の年齢に関しては完全にマヒしてきたな。驚かんよ。

660このグループは中学校3年生だそうですよ。
人類って進化するナァ。

670v聞けばもう3年もバンドをやっているのだそう。

680つまり中1からやってたってことね?もう驚かないよ~だ!

690v演奏はもちろんバッチリ!

700v曲は「かげろう」。

710元気いっぱいのステージで全7組の演奏を締めくくってくれた。

720衣装は前々回に出場した先輩のお下がりなのだそうだ。

730これで全7組のエントリーが終了。
栄冠は誰の手に?!

740<後編>につづく

(一部敬称略 2014年12月14日 品川ステラ・ボールにて撮影)

2015年1月28日 (水)

JTM45とレス・ポールで弾くブルース・ロック~松浦善博のDVD

現実的に「エレクトリック・ギター」と来れば、今でも東はストラトキャスター、西はレス・ポールが横綱の地位に君臨していることは誰も否定できまい。
それこそ優勝した場所の数は、白鵬や大鵬のそれはストラトやレス・ポールの足元にも及ばないだろう。
その点アンプはずいぶん波乱含みだナァ。最近は「デジタル」と言う外国の力士がハバをきかせちゃったりしてね…。

ギターに話しを戻すと、よく「ギターは完成されていない楽器」と言われる…イヤ、よく言われていた。
一方、完成された楽器としては、ピアノとジャズにおけるアルト・サックスが挙げられていた。
ピアノは悠久の歴史の中で音楽も種類も出尽くし、キーを押せば誰でもひと通りの音が出て、何の拘束もなく自由に和音が出て、独奏にも協奏にも向いている。つまり、何ら進化する必要がないことからそう言われるのであろう。
もうちょっと言えば、音楽の三要素である「メロディ、リズム、ハーモニー」の全部が得意でこれ以上楽器に望むことがない…すなわち「完成している」ということと見た。
アルト・サックスは"Bird"ことCharlie Parkerが現れ、テクニック的に頂点に達してしまい、こちらももう楽器として変化しても意味がないところまで一気にやりつくしてしまったからだと思う。
Parkerが活躍したのは1940年代。それから70年経った今でも、アルトサックス界は音楽的・技術的にBirdを超えることができないでいる。

そこへ行くと、百花繚乱、エレクトリック・ギター界はにぎやかだよね~。やれスイープだのライトハンドだの、次から次へと魅力的な奏法が出て来て活性化を図って来た。そして、流行の音楽に合わせて積極的に姿や機能を変えてきた。
このスィープもライトハンドもジャズの世界では、ロックより20年ぐらい前に用いられていた手法だけど、それらをガッチリと吸収してビジネスの域にまで持っていってしまう「ロック」という音楽の貪欲さはたくましいとしか言いようがない。

しかし!ナニが起こっても、ナニがあってもギターはストラトかレス・ポール。
輝くことを太陽が拒んでも、山が海に落っこちても、はたまた「6」が「9」になったとしても…ね。
別項の冒頭でLeo Fender氏がボヤいたという話しを書いたことがあった。Leoには気の毒だが、もうこの2大名器の勢力図は人類とロックがこの世にある限り誰も描き変えることはできないだろう。
ロックを作って来た楽器という驚異的に豊富な実績だけでなく、やっぱりカッコいいもんね。音がどうの前に問答無用でまずカッコいい。
当然、それらに関する文物も豊富に流通して人気を博しているようだ。私は買ったことないけど。
最近では三宅庸介によるストラトキャスターの完全解剖DVDが大好評だった。

そして、今度はレス・ポールに関するDVD。
Marshall BlogではShrimpheadsでおなじみ、稀代のレス・ポール弾き、松浦善博が案内してくれる。

10vShrimpheadsでは何種類かのギターを使われているが、確かに松浦さんといえばレス・ポール。実にシックリくるコンビネーションだ。
オガンちゃんの影響なんかもあるんだろうけど、フト気が付くと、何となく関西系の人の方が南部っぽい感じがして、レス・ポール度が高いような印象があるな。
もちろん例外はたくさんあるのはわかっている。
でも、レス・ポールの太く、粘っこく、濃い音色が私にはお好み焼きやたこ焼きを連想させるのである。
ストラトキャスターなんかだと「生そば」とか「江戸前寿司」っていう感じがしない?ネタは「こはだ」とか「サバ」とか「アジ」みたいな光物のイメージを持っているのは私だけであろうか?

20vコレは私のレス・ポール。
約20年前にニューヨークのグリニッチ・ヴィレッジはブリーカー・ストリートにある「Matt Umanov」という楽器店で買った中古品。
このお店はBob Dylanが通ったことでも有名。
まだ、私も若かったんだな…試奏を勧められて店員の前でバリバリ弾いて見せた。
店員があんまり私の腕をホメるもんだから、いい気になって買っちゃった!雰囲気にも完全に飲まれてたな。
その店員、ヤケにホメるなと思ったら、このギター、そいつの委託品でやがんの!
でも、ものすごく軽くて鳴りがよく、とても気に入っていて、「掴まされた」という感覚はまったくない。
その店員に言わせると、ココでしか手に入らないメチャクチャ珍しい仕様で、何しろピックアップはSeth Loverが本当に手巻きしたピックアップが搭載しているということだった。
フレットが減りまくってしまって、今は静養中。

で、このギターの写真(下のものとは異なる)を撮ってLes Paul本人に見せたことがある。
やはり約20年前、その時はもうFat Tuesdayが閉店していて、Lesがレギュラーで出演していたリンカーン・センターの向かいのIridiumでのこと。
彼はもうかなり耳が遠くなっていたが、私が言っていることを解すると、「ありがとう!ものすごくきれいなギターだね!」と言ってくれた。
そして、裏面にサインを入れてもらった写真はどこへ行っちゃったかナァ~。ここでお見せしたくてずいぶん探したんだけど出て来なかった。
また忘れた頃どっかからポロっと出てくるはず。

40vさて本題。
コレがその松浦さんのDVD。
すごく面白かった。
歴史や裏話、関連ミュージシャンの興味深いエピソードを交えてレス・ポールにまつわる情報がふんだんに盛り込まれている。
ちなみにジャケットやブックレットには私が撮った松浦さんの写真を採用していただいた。

50dvd_2もちろん模範演奏もタンマリ。
サブタイトルにあるように、ゴキゲンなヴィンテージ・トーンで、渋いブルース・ロック・フレーズをバリバリ弾いている。
やっぱりヴィンテージ・トーンってのはいいね。コレハ音がいいだけでなく、その時代の音楽自体がいいということでもある…ということを忘れてはなりません。
だって、今テレビに出ているようなバンドさんがビンテージ・トーンでフォークまがいの音楽をやっていてもヴィンテージ・トーンの魅力は伝わらないでしょ?

そうそう、日本では判を押したようにブルースやブルース・ロックというとキマってアルファベットの6番目の文字から始まるアメリカの有名ブランドのコンボを使うけどね、言っときますけど60年代後半にイギリスでブルース・ロックが猛威を振るった時、Marshallはスタンダードなギター・アンプのチョイスだったんよ!
もちろんその理由の一番はEric Claptonの影響。そしてMarshallの方が安いということもあった。
170v
今、58年のレス・ポール・スタンダードって2,800万円とかするんだって?
私が若い頃は1,000万円ぐらいで、それでもビックリ仰天したもんだけどね。
でもね、そんなお宝ギターも、ちゃんとしたアンプがなければ意味がないんよ。
もちろん素敵なヴィンテージ・トーンを出すなんてことも無理。
今はデジタル技術が進んで、ギター・アンプの類がどうにもヘンテコリンな方向に進んじゃっているけど、どんなにデジタル技術が進化しても、さっきのBirdみたいに、ホンモノのいいギターとアンプの組み合わせが出すいい音を超えることは絶対にできないだろうし、またトレンドも変わることだろう。
そんなことを熟知しているかのように、DVDの中で使った松浦さんの選んだアンプは…

30

Marshall JTM45 Offsetのリイシューだった。
以下の写真はMarshall Museum Japan蔵のアイテム。

50いわずと知れた1962年に誕生したMarshallの第一号機がJTM45。そのリイシューだ。

55世界でアメリカで250台、日本で50台のみ販売された超レア・アイテム。
なぜそのレアぶりを強調するのかというと、Marshallは「二度と作らない」と決めこんでいるので、世に出回った300台かオリジナルを手に入れる以外、将来ゲットする方法がないからだ。
いうまでもなくオリジナルのOffsetなんて言ったらアータ、58年のレス・ポールまではいかないにしても、その値段たるや目の玉が飛び出すことは間違いない。

60マァ、とにかく素晴らしい。これぞ「いいギター・アンプ!」としかいいようがない。
音だけでなく弾き心地も夢心地。
どういう感じかと問うばらば、「あ~、ギターをやっていて本当にヨカッタ!この世に生まれて来てヨカッタ!」と思わせてくれるほど。
でも、ギターがなければただの箱。重い箱。ギターとギター・アンプは最も仲のいい夫婦なのだ。

70最近のギターをやっている若い人たちはアンプを持たないことが多いと聞く。
やっぱりギターを志したからには、こうした優れた真空管のギター・アンプでお気に入りのギターをかきならす快感を知って欲しいものだ。

80利便性や流行を追いかけるのもよいし、楽器を嗜むうえで道具に凝ることがひとつの大きな楽しみであることもよく理解している。大いにやればいい。新しもの好きはごく自然な人間の性だ。
ただし、それをやるのは、本当にいい道具を味わってからでも遅くあるまい。
ナニをやるにもオリジナルのスゴさを知っておくことは大変重要なことだと思う。
このJTM45 Offsetのリイシューはそんな体験をさせてくれる稀有な製品だった。

90そんじゃ私がコレをゲットしたかって?答えはノー。
そりゃ欲しかったよ。価値を考えればそれほど高い買い物でもなかったし、お金のことならナントカなる。誰かに借りてもいいし、分割払いで買うこともできた。
でもね、問題は置き場所なんですよ。
1960ほどでないにしても、やはり4x12"キャビとなれば大きいからね。
昔、1959と1960AXを自分の部屋に入れていた時期があったけど、デカい、デカい。ライブハウスなんかでは小さく見えるMarshallもイザ民家に入れてみると実に巨大なのだ。
でもさ、この松浦さんのDVDを見ていたら、後悔の念が湧き上がって来ちゃたよ!
♪もしかしてだけど…場所だってナントカなったんじゃないの?…って!

100せっかくだからもうすこしJTM45を…。
これは1962年製のオリジナルJTM45 Offset。

110世間では目の玉が飛び出すような値段がついている。

120こちらは1964年製のPA用アンプ。

130裏面には電源ケーブルやスピーカー・ケーブルを収納するためのキャビティがついていた…というかスキ間があった。
シャーシが端っこに設置されてたからね。だから「Offset」。

140シャーシを取り出したところ。

160回路の状態。

170さらに、ついでに、もうチョットJTM45をさかのぼろう。

180Marshall社のミュージアムに展示されているシリアルナンバー1番のJTM45。

190見ただけでヴィンテージ・サウンドが聞えてきそう。完動品だ。

200回路はこんな感じ。

210JTM45についてはここではこれ以上詳しく触れない。
興味のある人は是非下の拙著をご覧頂きたい。

Marshall Chronicle (シンコーミュージック・エンタテイメント刊)

Mc_2アンプ大名鑑[Marshall編](スペースシャワーブックス刊)

220book本当はDVDの内容ももっと詳しく書きたいんだけど…ガマン、ガマン。
ひとつだけ…DVDの中で松浦さんはJTM45のセッティングを変えて実際に演奏し、音色について語ってくれたりしている。
おススメです。
あ~、弾きたくなってきた!早くレス・ポールのリフレットしてもらわなきゃ!

50dvd_2

松浦善博の詳しい情報はコチラ⇒松浦善博オフィシャルサイト

DVDの詳しい情報はコチラ⇒アトスインターナショナル公式ウェブサイト

230v(一部敬称略 ※協力:Marshall Museum Japan)

2015年1月27日 (火)

EARTHSHAKER GO GO SHAKER’S PARTY FINAL!!

昨年末に敢行されたEARTHSHAKERの年末のツアーのレポート。
一昨年デビュー30周年を迎え、、ますます血気盛んなEARTHSHAKERのロック・ショウは「さすが」以外の何物でもない!

10_2こうしたベテランだけが出しえる確固たるバンドのサウンドというものがある。
「MORE」のオーケストラ・バージョンのオープニングSEに乗って登場した4人が音を出した瞬間からロックの感動が湧き上がる。

1_img_0029 西田MARCY昌史

30v_3石原SHARA慎一郎

40v甲斐KAI貴之

50v工藤KUDO義弘

60vオーケストラ・バージョンからオリジナル・バージョンの「MORE」へ!
この「MORE」、『CR 燃える闘魂アントニオ猪木~格闘技世界一決定戦~』というパチンコの新機種とのタイアップでも活躍している。
その心は、どうも「♪もっと~、もっと~」玉よ出ろ!…ということだとか。ん~ナイス・センス!こういうのスキ。

70_2ノッケからMARCYさんの熱唱。そうでなきゃSHAKERは始まらない!

80vSHARAさんのギター・サウンドもいつも通り。爆音が心地よい。
いいギター・サウンドはいくらデカくてもうるさくない。イヤ、さすがにうるさい時もある。
でもSHARAさんのサウンドは大丈夫。耳思いのいい爆音だ。

1_img_0234 リズム隊の二人も絶好調!

100vゴリゴリに突き進む安定したドライブ感がこれまた快感!

110v_2まずは3曲ブッとばす。
「記憶の中に」。そして「ざわめく時へと」。

120v_2MCを挟んで「WHISKY AND WOMAN」。
コレを聴くと、ナゼか今年の横田基地のイベントを思い出す。雷が鳴って途中で終わっちゃったヤツね。
この曲を演った後ぐらいから雷が鳴り出したんだ。

130v今日はココでSHARAさんの機材を紹介。

140_2安定したサウンドは安定した機材から。
ヘッドはJVM410H。

150_2キャビネットはMF400B。

160足元のようす。

170SHARAさんの足元のようすをもうひとつ。
それはこのブーツ。何となくロビン・フッドみたいじゃない?会ったことないけど。
SHARAさんにピッタリだ。普通こんなのなかなか似合わないよ。
私がはいたら完全にただの長靴になっちゃうね。

175v続いて「MIDNIGHT FLIGHT」。

180おなじみの「FUGITIVE」。

190vノリのいいお客さんとおなじみのレパートリーで会場はギンギンに盛り上がる。

200そして、SHAKER名物。

210名代『四輪駆動屋のドラム・ソロ』!
230
EARTHSHAKER30年以上の歴史を貫く定番コーナー。
今日もいつもより多く叩いてる!
ところで、この上に書いた「名代」ってなんて読むか知ってる?
「名代 富士そば」とか。
この言葉なんと「みょうだい」、「なだい」、「なしろ」と三通りの読み方とそれぞれ別の意味があ~る。
工藤さんのドラム・ソロは「なだい」だ。
すなわち「広く知れ渡っている」ということ。
「富士そば」といっしょ。
他方、「みょうだい」は何かの代理ということですな。
コレは使われているけど、「なしろ」は「大化改新前の天皇、皇后、皇子の名をつけた皇室の私有民」だから覚えなくていい。
ま、どこかの国の財務大臣には…♪わかるかな~?わっからねーだろうなァ…。

220大歓声を浴びる工藤さん!
何度も観ているが、奇を衒うことのないスタンダードなドラム・ソロの見本のようなプレイは飽きることがない。コレでいいのだ。

240v30周年記念アルバム『THE EARTHSHAKER』から「約束」と「僕の詩、その証を君へ」。

1_img_0038同じく『THE EARTHSHAKER』から「放熱」。

250それとは対照的して1984年のアルバム『Midnight 』からSHAKERクラシックで「失われた7224」。

260vSHARAさんはVが最もよく似合うギタリストのひとりだと思う。
しかし、Vってのはなかなかにいい音だ。Marshallとのコンビネーションもとてもよい…イヤ、Marshallで鳴らすからいいのだろう。それはあのドイツ人ギタリストがイヤというほど証明してくれた。

270vMCではMARCYさんの「SHAKERズッと続ける宣言」で盛り上がった。
ショウは最終コーナーへ。
「EARTHSHAKERは30年以上前にこの曲で始まった~!」

280vで、「EARTHSHAKER」。

290v続けて「WALL」。

310v

本編最後は待ってましたの楽しい「RADIO MAGIC」!

320「♪Wonder radio!」
やっぱり第一級の名曲だ~!

330v圧倒的かつ完璧なパフォーマンスとショウ運びで本編14曲を終了した。
やっぱいいワァ~、EARTHSHAKER!

340vそして、アンコール。
まずは「ありがとうを君に」。

350さらに「COME ON」。
コレで終わりかとおもったらさにあらず!この日はダブルでアンコールに応えた。

360v選ばれた2曲は「T-O-K-Y-O」と…

370最新版「MORE」の「MORE2015」。
この2曲を演奏してすべてのプログラムを終了した。

380vMARCYさんのMC通り、ホント、EARTHSHAKERにはズッとズッと活動してもらわなければ困る。
ファンのためだけじゃなく、「日本のロック」の権化のひとつとして、ロック界の重鎮として存在し続けなければならないという最早宿命を背負っているのだから!
Marshallとともにね!
あ、そうそう、SHARAさんがご自分のブログであの『アンプ大名鑑[Marshall編]』に触れているので是非コチラを見てみて!

390vEARTHSHAKERの詳しい情報はコチラ⇒EARTHSHAKER OFFICIAl SITE

400(一部敬称略 2014年12月13日 横浜7th Avenueにて撮影)

2015年1月26日 (月)

NAMM 2015速報 <Sunday Marshall~Good-bye Anaheim!>

さあ、いよいよNAMM 2015も最終日を迎える。
もうこの頃になると、頭の中はアジの開き、納豆、味噌汁、炊き立ての白いご飯のことしか考えなくなる。
いつも思うのだが、海外に行ってまず恋しくなるのはまず朝食のメニューなのだ、私の場合。
しゃぶしゃぶや天ぷらやトンカツなんてのはどうでもいい。
魚の干物、納豆、海苔、生卵…コレに尽きる。

10それでも、忙しくなるとそんなことも忘れてきて、次に脳裏をよぎるのが撤収の苦労。
前々回、膨大な数のMarshallを片付けるのは腰にマズいな…と考えたのと、商品になるべく触れておこういうのもあって、NATALの片づけをしたのが運の尽き。何しろアイテム数が多くて死ぬほど大変だった。
Marshallチームはサッサと終わらせちゃってサ、NATALチームの片づけが終了した頃にはもう会場にほとんど誰もいなかったよ。

また書く。
もう10年以上前のフランクフルトのこと。
撤収作業の重要なポイントのひとつは、いかに空き箱をゲットするかということ。何しろ入れ物が手元になければ展示品のバラしようがない。
フランクフルトでは、Marshallの隣がF社なんだけど、その時ギターをしまうケースがどういうワケか全然届かなかった。つまり作業が何もできないということ。
Marshallもその前年に同じようなことがあって、作業が終了したのが夜中の12時になったことがあった。
その不運がその年はF社に巡ってしまったようで、我々が片づけを終る頃でもまだ、作業がほとんど始まらないでいた。
疲れは頂点に達しているし、腹は減るしで、普通だったらカリカリ来るのが当たり前。
ところが、F社の方々はそのケースが来るまで、スタッフ全員が車座になって、ギターをかき鳴らし(ギターは売るほどある)、みんなでビートルズやロックの名曲を楽しそうに大合唱していたのだ。
そんな彼らを横目に会場を去る時、チョットうらやましい感じもあったが、驚いたのはそのおおらかさだった。
日本人だったらどうしていただろう?
あるいは、日本人だったら一体何を歌うのかね?まさか「友よ」?それとも「岬めぐり」?あ、「翼をください」か?
その点、連中はビートルズの曲を言語でスラスラ歌えるんだからね。その点も素敵だと思ったと同時に、やはり生活の中での音楽の在り方が日本人とまったく違うことを痛感した。

N6__nf1 もちろん最終日までMarshallスタンドは大盛況!

20コレはスタッフの背中かな?
「#LIVEFORMUSIC」はMarshallのスローガン。

30v_2もちろんNATALのスタンドも充実した展示を用意している。

40ヒゲのお兄ちゃんはアメリカのJosh。ベテランのドラム・エキスパートだ。
70

手前は日本でもPONさんの仕様でおなじみのBlack Swirlのキット。

60EDENのスタンドも最後まで盛況だったようだ。

80最上位機種のWT-800のさらに上位のWorld Tour Proを発表。

100写真向かって左で商品の説明をしているのはEDENのボスのLuke。お父さんが『スターウォーズ』の大ファンでこういう名前になったとか…。

110vMarshallバッグを背に新製品の試奏に没頭する…これがNAMMビジターの正装。

120vMarshallスタンドの英米混合スタッフ。
ど真ん中の大きい人が社長のJonathan Ellery。もう何度もMarshall Blogにご登場頂いているのでご存知の方も多かろう。
右から三番目はこれまたおなじみのNick Bowcott。元Grim Reaper。『アンプ大名鑑[Marshall編]』の共同執筆者。

さぁ、それじゃそろそろ撤収作業に入ってもらいましょうか?
フランクフルトだと作業前の気付にスコッチウイスキーをみんなでイッパイ引っ掛けるのが習わし。
ま、ナニをやっても「重労働」には変わりない。お疲れさまです!

130…ということでまた来年!

1405回にわたってNAMM 2015のMarshallをレポートした。
写真を撮ってくれたのはMatt York。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
Thank you very much, Matt-san!  I can't make it without your generous cooperation!  I wish I could be with you in Anaheim.  See you soon!

Matt Yorkの詳しい情報はコチラ⇒York Imaging

110さらばアナハイム!
あ、オレ行ってないんだった!

150(一部敬称略)

2015年1月25日 (日)

【号外】NAMM 2015速報 <Saturday Marshall>

だから~、アメリカには行ってないんだってば~!
ちゃんと記事に書いたでしょう!
これでわかった。いかに文章を読んでくれていない人が多いってことが…っていうぐらい、ここ数日間会う人会う人、みんな「アレ、どうしたの?なんでここにいるの?」とか「NAMM行ってたんでしょ?」とか真顔で訊いてくる。
それだけレポートが迫真ってことなのかしらん?!
昨日はDYNAGONに撮影を頼まれて名古屋に行ってきた。
シゲさんなんかノンビリしてるよ~。会った途端、「お、アメリカ帰りやな?!」だって!
そんなシゲさんがスキ。

N5__img_5290 …ということでNAMMも週末になり、いよいよクライマックスを迎える。
開場前の静けさ…。

10今日もMarshall Wallの前のロック野郎どもを紹介して雰囲気を楽しんで頂きましょう!

20もうここまで来ると何もコメントはありませんな。

30ただ、Marshallの前でみんなが楽しそうにしているのがうれしい限り。

40

50

60vオマエなぁ、だから商品に乗るなっての!

70お前らもだ!ったくしょーがねーなー。

80v

90v初日から入場制限が発令されたとか…。
すでに書いたけど、コレは楽器ビジネス関係者のための展示会で、一般の人は入れないことになっている。
それで「入場制限」なんてなるか?それとも楽器をやっている人はみんな関係ってことかな?

120

それだったらもう「Trade's Show」なんて触れ込みはサッサとやめればいいのに。
ソレ相応の入場料を堂々と徴収して一般人にも完全に開放した方がいい。
少なくとも10 年ぐらい前は「入場制限」なんてことはあり得なかった。
にぎやかなのは大いに結構だけどNAMMがドンドン陳腐化しているように見えるのが残念。

95

100珍しく女性。

110やっぱり人気の2555X。

130真剣。

140残すところあと一日!

150(一部敬称略 Thank you very much for the great photos. Matt-san!)

2015年1月24日 (土)

【号外】NAMM 2015速報 <Friday Marshall>

まだまだ続くNAMMレポート。
Marshallスタンドの金曜日のようす。ま、雰囲気だけでも楽しんでください。
タイトルはMiles Davisの『At Fillmore』からいただいた。

10壁の前は記念撮影する人たちが引きも切らない。

20なんかごっついオッサンの写真ばっかりだナァ。
40
でも、Marshallの前ではちょっとポーズをつけたくなるのが人情でしょ。これは洋の東西の問わないね。
60
あ、ビックリした…Frank Gambaleかと思った…。

30「男はMarshall!!」と言いたいところだけど、Mattもナンだってこんなオッサンの写真ばっかり送ってくるんだろうな~…カワイコちゃんだってたくさん記念撮影してるだろうに!

45やっぱり壮観!

50おネエさんは自撮り。

70もちろん丁寧に商品を撮影していく人もたくさん。

75コレは昨日紹介したスタック生誕50周年記念キャビネットのプラーク。

95

ヘッドホンや関連の音響商品も堂々と展示されている。

80冷蔵庫は「MOTLEY CRUE FINAL TOUR 」バージョン!

90試奏ルームにはHandwiredシリーズや2555がセットされている。

100やっぱり2555Xは試奏希望者が多いようだ。

110

120EDENのスタンドも大賑わいだ。

130試奏コーナーも大盛況。

140すっかりおなじみになったMarshallイベント・バック。(←勝手にそう呼んでいるので正式名称でもなんでもない)
ものスゴイ売れ行きなんよ。
だから販売担当者はず~っと忙しい。

150…っと思ったら、ナント、社長みずから販売してる!
そう、JimもそうだったけどMarshallってこうなんだよね。威張っている人がいない。すごくファミリー感が強いのだ!

160vオ、ファミリーの一員がやって来た!
Nickもこの写真を送ってくれた、「Marshall Blogにもってこいだろ!」って!みんな見てるMarshall Blog!

170v(一部敬称略 Thank you very much for the great photos. Matt-san!)

2015年1月23日 (金)

NAMM速報!<Marshall新商品>

いよいよ22日から始まった2015年のNAMM Show。
あったかそーだなー、アナハイムは。

 最近は海外出張もなかなかタフな仕事でしてな…。
あの長時間のフライトと時差ボケから来る極度の疲労が年々辛くなるばかり。何よりもシンドイのは食べ物だよね。
新婚旅行の時なんか、朝から晩まで毎日肉を食べていてもゼンゼン平気だったんだけど、今はホントにキツイ。
NAMMの会場の片隅に立ち食いソバ屋でもあればいいのにナァ。
ところが、facebookなんかで現地に赴いている人が楽しそうにやっているのを見るとチョット寂しいような気にもなるね。
今年NAMMに行かない人はコレで私といっしょにアナハイム気分に浸りましょ!
N3_1
Marshallのスタンド。これが完成形。そう、並べりゃいいってものがMarshall。

N3_8 しかし、私も40年近くこの形を見てきたけど、やっぱりダントツでカッコいいね。全く飽きることがない。
ヘッドホン等、「Lifestyle」と呼ばれている製品も展示されている。

N3_9 もちろんEDENや…
N3_16
NATALの展示もバッチリ!
あの屋根に乗っかってるドラム・キットを降ろすの大変なんだゼ!

N3_17アッと言う間の人だかり!
初日でこんな様子なら来客数は今年も多そうだ。

N3_2

NAMM Showは木曜日から日曜日までの4日間が開催されるんだけど、コレは本当はTrader's Showで楽器のビジネスの関係者以外の人、つまり一般のお客さんって入れないことになってるんだけど、どう見てもそうは思えない。
もう土日と言ったら子供も大勢やって来ちゃって阿鼻叫喚の人混み&雑音地獄になる。トイレがまたクセェんだ…。
昔は木&金曜日は比較的スキスキだったんだけどね、今は初日から土日みたいな騒ぎになってる。

N3_10 キッズ・ミュージシャンの増加は世界的な傾向なのかな?

N3_14このリュックを背負って試奏する姿が「いかにも」でよろしいな。

N3_15もちろんMarshallの壁の前で記念撮影をする人たちが途絶えることがない。
平気で商品の上に座るなっつーの!
Marshallの壁の前に来るとたいていみんなコワイ顔するよね。

N3_12この人はニコニコだ。
オイオイ足はヤメろ!足は!

N3_13みんな楽しそうですな。考えてみると商品を背景に記念撮影楽器なんてMarshallぐらいだもんね。それでいいのだ。

N3_5Handwiredシリーズも高い人気が続いている。

N3_6私も昔はずいぶんこういう写真を撮ったっけな。
でも、この壁の真ん中にはマジック・ペンを持ったJim Marshallがいたんだよ。
やっぱり寂しいね。

N3_11試奏ブースも設置されている。
中で弾いているのはMarshallのデモンストレーターのSteve Smith。ドラマーじゃないよ!
N3_4
お、見慣れない色のキャビが!

N3_7ヘッドも!
…ということで、今回のNAMMで発表されたMarshallの新商品を紹介する。

N3_3 まずはド~ンと古式ゆかしい4x12"のスピーカー・キャビネット。
え?何で今頃キャビネットかって?
今からちょうど50年前の1965年というのはMarshallスタックが誕生した記念すべき年なんだね。
Pete Townshendがらみのそのあたりの詳しいことは『アンプ大名鑑[Marshall編]』に譲ることとして、とにかく「Full Stack」、日本では「三段積み」が誕生して半世紀が経ったのだ。

40v

今回発表されたのは「812」のモデル・ナンバーを冠した2種類。
Marshallファンの方なら「812」の意味するところはすでにご存知のことと思う。

Aキャビネットが「812A50」。

50Bキャビネットは「812B50」。
ともにCelestionのG12Mを4個ずつ搭載。スピーカーはソケット式ではなくハンダで結線されている。要するにハンドワイアードだ。

60当然、当時の仕様をできる限り忠実にしていて、双方とも側面のハンドルは付いていない。
変わりにAキャビには上面に革製のストラップが付いている。

70Bキャビネットは側面に同様の革製のストラップが付いている。
私は実物を見たワケではないので不案内で恐縮だが、キャスターは装着できないハズだ。

80 …とココまで紹介すると、「なんだい、Jimi HendrixのSUPER100JHと同じじゃんよ」と思われる方もいるかもしれない。
確かに…パッと見ではね。
異なる点はなんといってもBキャビのサイズ。それと搭載されているスピーカーも別のものだ。イギリス製。
限定発売。
日本における発売時期も価格もまだ未定だが、AとBは別売になるだろう。
やっぱりロック・ギターを弾く最大の喜び、楽しみ、快感はお気に入りのギターをフル・ヴァルブのアンプと優秀なスピーカー・キャビネットでかき鳴らすことだろう。
このキャビネットはその期待に十分応えてくれる。

90「スタック誕生50周年」を記念して発表する意味合いはもちろん大きいのだが、三段積み至上主義の時代に育った私なんかには、大型アンプで空気を揺るがして奏でるロック・ギターの魅力を見直すようギタリストたちに訴えかけているようにも見えるのだ。
そんなガンコなMarshallがやっぱり好きだ。

次のもガンコだぜ!

30v

なんとSilver Jubleeの完全復刻!
コレは狙ってた人が多いのではないかしら?
かつてJohn Frucianteがレッチリにいた頃、ものすごく再注目されて、当時Marshall社へリクエストをしたことがあった。
それがようやく実現したのね!

100v今回発売されるのはヘッドの2555XとAとBタイプのマッチング・キャビネットだ。

110オリジナルの2555は1987年の発売だ。
1987年はJim Marshallが音楽業界に足を踏み入れてから50年目の年にあたり、Marshall社は創立25周年を迎えていた。
それを記念して発売されたモデルが2555だった。
2555は100W/50Wというスペックのヘッドだが、当時は50W/25W仕様の2550やそのコンボの2554や2558、キャビネットもG12もしくはVintage30を搭載したモデルがABそれぞれ同時発売された。
まさに百花繚乱。いかにSilver Jubileeが鳴り物入りで発表されたかが想像できる。
120
実際、このシリーズは発売と同時に大ヒットを記録し、数えきれないほどのギタリストが使用し、世界のロック・ステージを銀色に染め上げた。
また、『アンプ大名鑑[Marshall編]』でも独立した一項目として取り上げられ、4ページの紙幅を割いていることからもこのモデルがMarshallの歴史で重要な位置にあるかが計り知れる。
130
もちろんトーンも機能もオリジナルを忠実に再現。ルックスに関しては、ストラップ・ハンドル・カバーやインプット・ジャックのナット、電源とスタンバイ・スイッチの使用がオリジナルと異なっている。30年近い時を経て、それらのパーツが入手不可となったためだ。
また利便性を考慮して若干リアパネルの構造に変化がみられるが、トーンには問題ない。

今回の復刻ではキャビネットはVintage30が搭載されているモデルが採用された。
したがって型番は2551AVと2551BVとなる。イギリス製。
日本における発売時期と価格はまだ未定だが、発売を持ち望んでいる人はかなりの数に上るだろう。
140v
参考までに…こちらはMarshall Museum Japanに収蔵されているオリジナルの2555。
160

随分時間が経ってしまっているのでかなり年季の入った色合いだが、これもまたよき哉。

150v28年前にはこんなのも発売された。1987年の25周年の間だけ発売されたSilver Jubileeのミニ・スタック。キャビは1x10"だ。

190v_2今回はリイシュー系の新商品の発表となったが、まだまだ面白そうな新商品が控えていそうなMarshall。
しばらく50周年記念商品が続いたので、今年はまた心機一転、にぎやかな年になるかもしれない!

200(一部敬称略 Thank you very much for the great photos. Matt-san!
※協力:Marshall Museum Japan)

 

2015年1月22日 (木)

【号外】 NAMM 2015速報!<仕込み中!~その2>

今日も東京は寒いですな~!
昨日NAMM速報をアップしたところ、勘違いされているのか、最後まで読んでいないのか、私がアナハイムに行っているとお思いになられ、「楽しんで!」的なメッセージをいくつか頂戴しました。
ありがとうございます!
でもね、東京にいるんですよ~!


現地から写真を送っているのは私ではなくてこの人。
アメリカ人のフォトグラファー、Matt Yorkだ。
Marshallの50周年イベントの時、イギリスで一緒になって以来の知り合い。
先日発売された『アンプ大名鑑[Marshall編]』のフォト・クレジットでやたらと見かける「MATT YORK」とはこの人のこと。
腕利きのフォトグラファーで、この人のライブ写真なんかを見ると「あ~!この手があったか!」的な刺激を受けたりする。
その写真はリスペクト感溢れるアーティスト主体の写真で、最近よく見かける観客が主体の日本のライブ写真とは一線を画するものだ。だから、私は彼の写真がスキ。考え方やライブ・パフォーマンスの受け取り方が似通っているからであろう。そう、私はミュージック・ライフ誌のグラビア写真を穴の空く程ほど見て育ったのだ。
したがってMattは仲良くしてもらっている友人にして、私の写真のグルのうちのひとりということになる。
興味のある人は彼のウェブサイトを見てみて!⇒York Imaging
Thanks for your generous cooperation, Matt-san!
110_2
着々と進むブースの設営。
え、行っていなくてもわかるのかって?
わかるわかる、NAMMでの経験は少ないけど、コレより展示品の多いフランクフルトの展示会で散々やったからね~。
搬入はまだいいのよ。
まだ疲れていないし、お構いなしに展示品をケースや段ボールから引っ張り出して設計図通り並べればいいんだから。それに何と言ってもみんな元気でお祭り気分だ。雰囲気が明るい。
その代り、撤収は地獄よ。
数日間、昼間立ちっぱなしだったのと雑音で疲れ切ったところへ、この重い展示品をいちいちシリアル・ナンバーを確認して元入っていた箱に戻すんだからヤケクソにめんどくさい。
数時間前まで大勢の人でゴッタ返していた会場の雰囲気はスッカリ「祭りの後」で活気がないし、作業が終わったよそのスタンドはトットと帰ってしまってやたら殺風景で寂しいし…。

10次から次へと遠慮なく送り込まれてくる展示アイテム。

20あ~、こんなん見ただけで腰が痛くなっちゃうね。コンボは辛い。

30_2展示品のセットだけが仕事じゃないからね。専門の業者が入ってみんなそれぞれの仕事に没頭している。

40v_2そういえば、昔、フランクフルトでこうした造作の製作を担当している人たちをMarshallの連中が「carpenter」と呼んでいるのを知って何だかおかしかった。海外でも「大工さ~ん」とやってるワケ。

80_2
それと、よくアイテムを同じ仲間でひとかたまりにして、バラバラに独立して展示させているのを見かけるでしょう?わかるかな?
我々はああいう状態を「島」って呼ぶでしょ。「JVMの島」とか「Vintageの島」とか…。
アレ、英語でも「island」って言うんだよね。同じなの。
こういうのは実際に向こうの連中に混ぜてもらわないと知ることのない単語なんだよね。

50v一生懸命積んでます!
コンボを持ち上げているのはRyan。手前はTommy。
ふたりともアメリカの担当者だ。

60_2サァ、形になって来たゾ!

90_2準備万端。細工は流々。後は仕上げを御覧じろ…ッてか?
NAMM2015、スタートまであとチョット!

100_2<多分つづく>

東京ネイルキャッツ~10th anniversary live~@東京キネマ倶楽部 <後編>

くわし~く書くチャンスを狙っているのだが、先週ヒョンなことから私が学生時代に一緒にバンドをやっていた人と30年以上ぶりに会うことになった。
何しろ出会った時には高校生だった私を深遠なロックの世界のどん底へと誘ってくれた恩人だ。当時私は学校一ロックに詳しいという自信があったが、4歳年上のこの方からは、まだ知る由もないロックから、ギターのことから、ずいぶん色んなことを教わった。
当然、「昔は色んなバンドがいたね~」なんて話しから始まって、普段耳にすることのない古いバンドの名前や懐かしい話が次から次へと出て来て最高に楽しかった。

2度ほど関西へのツアーに出かけたりもしたっけ。
その当時、全国どこのライブハウスに行っても壁に落書きしてあったバンド名があった。
コレは私の印象なので、「イヤ違う!」という人もMarshall Blogをご覧の方々の中には大勢いらっしゃるかも知れないが、本当によく見かけたことは確かだ。
そのバンドとはEARTHSHAKERとBOØWY。
「あ~、そうだったな~」なんて話しで盛り上がった。

時代は30年下って…。
私は仕事がら恐らく都内の90%以上のライブハウスにお邪魔したことがあると思っているのだが(実際には後から後からライブハウスができるものだから、その比率は下がる一方だ。どうもロックなどとは程遠い「建設業界の資本」が入り込んで新しいお店が乱立しているという噂を聞いた)、どのライブハウスに行っても必ず楽屋の壁に貼ってあるステッカーがある。
そのステッカーは黒字に白抜きでこう書いてある…「東京ネイルキャッツ」。

勝手に楽屋の壁にステッカーを貼ってよいかどうかということは別にして、ホントにどこでも見かけるのだ。あと「浅草ジンタ」もやたらよく見るな。
驚いたのは渋谷のはずれのお笑い芸人向けの小さなライブハウス。こんなところにもライブハウスがあったのかと仰天した。そしてまさか…とは思ったが、いたのだ…「東京ネイルキャッツ」が!壁に!
昔、子供ばんどが「全国のライブハウス踏破」みたいなことに挑戦していたように記憶しているが、まさにそんな感じでコマメにライブハウス行脚を励行している。
それだけ演奏の回数を重ね、研鑽を積んで来たワケ。要するに下積みだ。下積みをナメてはイカン。しっかりした下積み期間がホンモノの「ロック魂」を育てるのだから。

そして10周年を記念するコンサートをここ東京キネマ倶楽部で迎えた。
今日の出番は主役の東京ネイルキャッツ!

10ボーカル/ギターの高橋諄至。

10vギターを弾く時のアンプはもちろんMarshall。JVMの2x12"、50Wコンボ、JVM205Cだ。

20ベースは黒井伸明。

30ベース・アンプはEDEN WT-800とD410XSTが2台。(写真は別途撮影)

40vドラムはDr.袴田敏孝。

50v当日使用したドラム・キットはNATALのアッシュ。フィニッシュはグレイ・スパークルだ。

60そしてギターは徳留羊亮。

70v使用しているMarshallは1959HWとJCM2000 DSL100。演奏パートによって使い分けている。

80足元のようす。

90いつかはMarshallの壁を背負ってみたかったという徳さん。Marshallウォールにレフティが映える!

100さすが10年選手。堂々としたステージングで自分たちの思いを込めた音楽を存分に発散する。

110実は、ギターの徳さんとは結構古い付き合いになる。
ネタをバラせば、「私売る人、アナタ買う人」の関係だったのだが、彼の深いMarshall愛と温かいハートにホレて、歳はかなり離れているものの知らない間にスッカリ仲良くしてもらう間柄になったのだ。
私がMarshallから離れる時は大いに残念がってくれ、復帰した時には大層よろこんでくれた。

2_img_0213 ドラムの袴田さんともずいぶん前にお会いしている。それは徳さんの誘いでお邪魔した、テレビ朝日が主催したThe Rolling Stonesの映画のイベントでのことだった。
そのイベントにはトータス松本をはじめ、いくつかのバンドが登場したのだが、その中にはデビュー前のSCANDALがいたのをよく覚えている。

170…とそんな関係なのだが、残念ながら今まで何となくMarshall Blogに登場して頂く機会にがなく、今回が初登場となった。

180自らの音楽を「Peace Rock」と標榜しているだけあって、激しく力強い音の中に温かさや優しさを感じさせるところがこのバンドのカラーだろう。

190v徳さんのソリッドなカッティングはネイルキャッツ・サウンドの要。1959のいいところをウマい具合に引き出していた。

200vEDENがクリエイトするクリアなトーンでバンド・サウンドを分厚くする黒井さん。コーラスでも大活躍だった。

210
先述した初めてお会いした時には、「ウワ!すごいパワフルそう!」と思ったが、イヤ、そのルックスからの印象では誰しもそう思うハズなんだけど、袴田さんのドラミングは至ってセンシティブで音楽的だ。まるで歌うようにしてプレイする。
NATALアッシュの歯切れのよいサウンドが実にうまくマッチしていた。

220v
デビュー8年後の2012年、東京ネイルキャッツは念願のメジャーデビューを果たした。
3_img_0248
これは昨年リリースした第2弾シングルの『Brand New Day』。
このジャケット、すごくいいね!

115cd

もちろん、この曲もプレイし、大きな歓声を浴びていた。
230

 アツシさん、熱狂的なパフォーマンスだけでなく、実にうれしいことをしてくれた。
MCで、「もう大人なんだから」と若いファンの人たちに次週に控えていた衆議院議員選挙に行くように声をかけたのだ。
落ち着いた雰囲気は、これからの音楽界をリードしていくようなスケールの大きさを感じた。

175v やっとの10年、もう10年…きっと悲喜こもごもの1decadeだったに違いない。
これからも全国のライブハウスの壁にステッカーを貼りながら、根強く演奏活動を続けてもらいたい。
継続こそがパワーの源なのだから!10周年おめでとう、東京ネイルキャッツ!

240東京ネイルキャッツの詳しい情報はコチラ⇒公式webサイト

250vNATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2014年12月8日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2015年1月21日 (水)

【号外】 NAMM 2015速報!<仕込み中!>

Hi Marshall Blog lovers!  How's it going?  Thanks for visiting the blog everyday!  Now I'm in Anaheim, California!

イケね!つい英語になっちまった!
さぁ、今年もやってまいりましたNAMMの季節。
こちらは夜はチョット涼しいけれど、昼間はジャケット要らずの快適シーズン!
今年もにぎやかなショウになること間違いなし!

ただいま明日からのオープンに備えて仕込みのラスト・スパート!

N1_5造作の設置もほとんど終わり、残すは細かい装飾の設置と製品のディスプレイ。

N1_3通路にズラっと並ぶのは、山ほどの展示用のMarshallが入った木箱たち。
N1_12
向こうまでぜ~んぶMarshall!

N1_2中はこうなってる。
上段にAキャビネット、下段にBキャビネットが収められている。
キャスターなんかついていないのですべてフォークリストでの運搬となる。

N1_7造作もだいぶ完成に近づいてきた。

N1_6今度は製品の展示。
出すだけ出してシッチャカメッチャカ!ま、いつもこうなるね。向こうで開梱しているのはアメリカのTommyかな?

N1_8ディスプレイのグッズも続々と開梱される。

N1_1ハンドワイアードの回路が見れるカット・モデル。

N1_9これは1974Xだね。

N1_10…と言いたいところだけど、今日の東京は寒かったね~!
少し雪も舞ってたもんね~。
ハイハイ、アナハイムってのは真っ赤なうっそピョーン。家でシッカリとマーブロ書いてます!
でも写真はホンモノだよ。アメリカから速報で送ってもらったもの。
日本で一番早いNAMMレポートになったかな?
新商品も発表される予定だ。
初日の22日(現地時間)を待って随時レポートしたいと思っている。
Stay in tune!!

N1_4(2014年1月21日現地時間 アナハイムNAMM2015にて撮影)

東京ネイルキャッツ~10th anniversary live~@東京キネマ倶楽部 <前編>

最近は30~40年前と異なり、ロック・ミュージシャンの人口分布もすっかり変わり、50~60歳台のミュージシャンが相対的に増えてきた。
いつもいつも書いていることだが、「ロックがロックだった黄金時代」の音楽の薫陶を受けた人たちが活動を続け、その息吹を後世に継承することは誠に素晴らしいことだ。「隠居なんかしてらんネェ!」ということだ。
その結果、結成35年とか30年というバンドもそう珍しくなくなった。
35年前と言うと1980年。30年前で1985年。
パンク/ニュー・ウェイヴやMTVのムーブメントを経て、急速に日本でもロックが一般大衆化した時代に結成されたグループということになろうか?「時代に勢いがあった」ということになるのだろう。その勢いに乗ったパワーが今でも温存されているとしか思えない。

頭脳警察…Frank Zappaの「Who Are the Brain Police?」という曲から名付けられたこのバンドを、いつかMarshall Blogで詳しく触れたくて、そのチャンスが訪れるのをおとなしく待っている。
頭脳警察の結成は1969年…とPANTAが直々におっしゃっていた。途中、活動休止の期間が大分あったにせよ結成46年!あと4年で50年。是非とも実現させてもらいたい。

…とロック界の大先輩たちの話しで切り出してしまい多少筆が進めにくくなったのは自業自得。
ま、んなことは関係ない。今日明日と紹介するグループは結成10年!
最近はホレたハレたで一緒になった夫婦だって10年はとても長いモノ(ウチはもう銀婚も終わっちゃったけどネ)。
見知らぬ同士が「音楽」で結ばれて10年も同じ方向を向いている…なんてとても素敵なことだ。
そのバンドは「東京ネイルキャッツ」。

10その10周年を記念するコンサートが年末に開催され3つのバンドが駆け付けた。
東京ネイルキャッツが実際にここに登場するのは明日の記事になるが、ギタリストが大のMarshall好きということもあって、Marshallの壁がセットされた。
やはりロックの祭典は紅白の幕ではなく、Marshallの壁がもっともふさわしい。

20最初に登場したのは茨城は日立出身のTHE SALA。

30ボーカルのEmiko Otaka。

40vギター、Sou Inoue。

50もうひとりのギターはKouhei Tsutsumi。

60vベースのYoshihito Nakamura。

70vそして、ドラムはHiroki Yurugi。

80v私も若いバンドに接するのは特段珍しいことではないので、若いひとたちのパワーを目の当たりにすることには慣れているが…

90このバンドはすごかったナァ~。

100有り余るパワーをすべてステージにブチまけている感じ…とでも言えばよかろうか?

110ポップでわかりやすい急速調な曲で会場をグングン盛り上げる。

120vかと思うと、メンバー全員が右手を挙げてドラムを囲み、ゴスペル風にア・カペラで歌うシーンもあったりする。

130このベースのYoshihitoさんのアクションがすさまじく、飛ぶわはねるわ、走るわ、客席に降りるわの超ハイテンションで暴れまくっていたのも見どころのひとつだった。
150
THE SALAの詳しい情報はコチラ⇒official mobile site

140物販に飾られていた可愛いイラスト。

1602番手は2010年に結成された東京のバンド、camp。

170ボーカルとギターの細谷晃人。

260v

ベースは中谷。

200v鍵盤ハーモニカにエア子。
240
ドラムはHIRO-4。
250v

冒頭は以上の正式メンバーだけで演奏。
大半はそこへ加わったサポート・メンバーとの演奏。

190

サポート・メンバーの楽器はキーボードと…

210vトランペット。オーケストラやバンドの楽器の編成を決めることを英語では「instrumentalisation(インストゥルメンタリゼーション)」というが、このバンドのソレは実にユニーク。
鍵盤ハーモニカにトランペットが入っているバンドなんて初めて見た!

230しかし、サウンドの方はスイートなロック。やさしくかつ情熱的に歌い上げる細谷さんをみんなでサポートしている感じ?
180

かと思うとベースの中谷さんはTシャツを脱ぎ半裸に!いい身体しちょる…兄ちゃん、拳闘やってみないか、拳闘…って感じ。
ステージが進むにつれてこのルックスにふさわしいアツアツの展開となった。
280v

エア子さんはソプラノ・リコーダーも演奏。これまた珍しい!

270vしかし、鍵盤ハーモニカってのはなかなかいいもんでしてね。Donald Fagen、中村哲、小川文明、みんなすごく効果的に使ってカッコいい音楽をクリエイトしていた。哲さんなんか平気でジャズ・フレーズを弾くもんね。
エア子さんのプレイもcampサウンドの要になっているようだった。

290vcampの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

3003番目に登場したのは麒麟。

310ボーカル、上村雅史。

320vベース、角田陽栄。

330vドラム、丸山猛。

340vギターは昨年加入したばかりだという藤掛重人。

430v
「スタイリッシュなロックンロール」を標榜する麒麟。
昔、渡辺香津美さんもKYLYNというフュージョンのオールスター・バンドがあって私も一時ずいぶん聴き込んだが、麒麟はもちろんゼンゼン違う、まさに「スタイリッシュなロックンロール」。

350徹底的に「スカした」メンバーがクールにロックンロールをキメる。
昔はこの手のバンドが時々いたんだけどね…今はゼンゼン見なくなった。それだけにメッチャ新鮮!
チョット年配の方々だったら彼らのいでたちを見ただけでバンドのサウンドが聞えてくるんじゃないかな?
考えてみるとこの手のロックも日本独特のものと言えよう。
「スカす」なんて言葉も使わなくなった。

370
ま、正直言ってさすがにMarshallの壁はちょっとシックリ来ないな…。
新加入とは思えない藤掛さんのギター・プレイ。

360モヒカンに…

380vポマードで決めた短髪…もう両方できない。
ポマードつけるところもなくなって来ちゃった。
Sonny Rollinsみたいなモヒカンも毛があるうちに一回ぐらいやっておけばヨカッタ。
「ポマード」って言葉も聞かなくなったな~。

390vこの2人よるものすごくサッパリした塩味感のリズム隊がまたいいのだ!

440
全編を通じて一寸のスキもなくキメまくる上村さん。
MCでは「東京ネイルキャッツ、10周年おめでとう!でもさ、オレたち今年15周年なんだよね」と笑いを取っていた。

400vだってこの靴!
元来白い革靴を履くなんてのはスタイリッシュな証拠なのだ。
白い革靴を見ると映画『お熱いのがお好き(Some Like It Hot)』に出て来る悪役スパッツのことを思い出す。
英語のスパッツは日本のスパッツとは異なり、靴の中に小石や雪が入らないようにする覆いのようなもので、映画の中ではオシャレの象徴の小道具として使われている。
このスパッツ、ギャングの親分なんだけど、部下がコーヒーかなんかをそのスパッツにこぼしただけで殺しちゃうような超オシャレなワケ。
私はこのビリー・ワイルダー監督の作品をコメディ映画ベスト3にランクインしている。超おススメ。
変態だから音楽のおススメはアテにならないけど、私がおススメする映画は絶対に面白いよ。
映画の最後のセリフ知ってる?
流れはこれから観る人のために書かないが、「Nobody's perfect!」…「完璧な人はいないさ~!」。

410イヤイヤ、この上村さん、何でも完璧じゃないと気が済まない雰囲気が横溢している。やっぱこうでなきゃイカン!
そんなカミソリのようなロックンロールもまたよき哉。

420麒麟の詳しい情報はコチラ⇒麒麟official website

450<後編>につづく

NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2014年12月8日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2015年1月20日 (火)

犬神家結集!「約束のあの場所で」~玉椿姫先行発売興行~

20周年のバックドロップに赤い幟、そしてMarshall、NATAL、EDEN…ここ最近の犬神サアカス團のフォーマルなステージのようすだ。
しかし、犬神凶子が手術のため音楽活動から遠ざかっていることは以前にもMarshall Blogでレポートした通り。
するとコレは前回同様犬神サアカス團Zのコンサートか…。

10_3その通り。
客電が落ちる…

30_3観客の前にメンバー全員が姿を現した。
3人だ。

40_2犬神の頭脳、ボーカルとドラムの犬神明。

50v_2メイプルのNATALが轟音を響かせる。
今日は12"と13"のツー・タム仕様。

60ボーカルとギターの犬神情次2号。

70v_4Marshall。ヘッドはJCM800 2203。キャビネットは1960A。

80v_3足元のようす。

90_22203のソリッドな歪みが犬神の曲調にピッタリ。

95_2ボーカルとベースの犬神ジン。

100v_2EDEN。ヘッドはWT-800。キャビネットはD410XSTが2台。

120v_3足元のようす。

130_2オープニングは犬神サアカス團Z(以下、単に「Z」)のオリジナル「陰謀論PART2」。
客席は満員!大ウケだ!

140_3続いてもZのオリジナルで「未来はない」。

150v_2ジン兄さんのよく練られたベース・ラインが手に取るようによく聞こえる。EDENの面目躍如たるところ!

160v_23曲目は犬神サアカス團の「鬼畜」だ。

170_2情次兄さんを中心に、代わる代わるボーカルを持ち回る。

180「共同体」、「Passion」とZのオリジナル曲が繰り出されてくる。

190ジン兄さんのボーカルで「こんなのロックじゃねえ」。
いつの間にか「ロック」が子供のものになってしまったことに対するZの叫び。

200v明兄さんもボーカルを担当。

210v「気ままな旅を」、「危険なハーブ」、「青い鳥」とこの後もZのオリジナルで固めた。
前回は犬神サアカス團のレパートリーが少々混ざっていたが、今回はほとんがオリジナル曲。
それも、凶子姉さんがいない間に演奏するための曲としてチャッチャと形を取り繕うなどということはまったくない。犬神家らしさがよく出た、パーマネントなレパートリーになり得るクォリティが高い曲ばかりなのだ。
恐るべきすごい創作意欲と能力!

220犬神サアカス團Zの詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

3_img_0426 ここで第一部が終了。
休憩の間に気になるグッズを紹介しておくと…よだれ手帳。
手帳はシリーズになっているそうだが、今年は食べ物をテーマにしたデザインになっている。
このジン兄さんのイラストも明兄さんの作品。

230そして、第二部がスタート。対バンの犬神サアカス團の登場だ。
いきなりモノスゴイ盛り上がりよう!

240そりゃそうだ、凶子姉さんがステージに上がったのだ!

250事前にアナウンスされてはいたので観る方もわかってはいたものの、うれしいもんだ。
見て!ホラ、凶子姉さんに羽がはえてる!

255犬神サアカス團のメンバーは…
ギターとコーラスに犬神情次2号。

260ベースとコーラスで犬神ジン。

270そしてドラムとコーラスは犬神明。

280v皆さんもウスウスお気づきのこととは思うが、バンドはZと同じである。
しかし、衣装の細部と…何よりも気持ちが違う!

285凶子さんがステージいてくれるこの安心感!そして凶子さんの存在感!

286さらに「歌う」という重要な仕事から逃れられる開放感と楽器に専念できるうれしさ!
これが犬神サアカス團だ!
久しぶりにステージに上がる凶子姉さんもうれしそうだが、バンドの3人も実にノビノビと演奏している感じがする!

290実は凶子さんはまだ静養中なのだが、この日はスペシャルで登場してくれた。
…というのも、このコンサートは2014年12月17日にリリースされたニューアルバム『玉椿姫』のレコ発記念だったのだ。

このニュー・アルバム、テーマは「命」。思いっきり犬神色の濃い仕上がりとなっている。
今回は詳しく触れないが、まず冒頭の啖呵売にやられる。バックに使われている曲は「ジンタ」っていうのかな?
私が子供の頃は本当に「見世物小屋」ってのがあったな~。
親に頼んで何回か見せてもらった。何と言って印象に残っているのは「タコ女」だった。「人魚」もいた。
この話しはまた今度ユックリすることにしよう。
とにかくこの『玉椿姫』、筋金入りの犬っこや犬っさんだけでなく、これから犬神を聴こうという人にもバッチリ。
しかも、Marshall Blogでもレポ―トした2014年7月の『祝20周年!犬神祭り千秋楽』でのライブDVDが付いているのだからうれしいなったらうれしいな!

300cd凶子姉さん、元気そうだ。そしてファンの前に立てて(実際には車イスに座っての歌唱)何よりもうれしそうだ!

310vオープニングは「絆」。

320v「運命のカルマ」、「花嫁」、「太陽を待ってる」と従来のナンバーを立て続けに演奏。

330vZはZ、本家は本家…まったく別々のバンドだということがよくわかる。この辺り、明兄さんの頭脳プレイが奏功しているのだろう。

340vそして、いよいよ『玉椿姫』からの曲を披露する。

350vOzzyが歌ってもおかしくないようなスローでへヴィな「血の下僕」、犬神節炸裂の「虚像の誓い」を演奏。

355vやっぱりいいね!バック陣の演奏もドンドン熱を帯びてくる。

360_2さらに13分にも及ぶ大作、アルバム・タイトル・チューンの「玉椿姫」。めまぐるしく変わる光景…コレも犬神の持ち味だ。また新たなキラー・チューンが誕生した。

1_img_0148 立った、凶子姉さんが立った!…って凶子姉さんはクララじゃないっつーの!

370v爆発的なお客さんの反応に凶子姉さんも感極まったのであろう、松葉杖を手に無理を押して立ち上がってしまった!
一際大きな歓声が上がったが、犬っこも犬っさんも心配していたに違いない。

380曲は「恐山」。

390vこれで本編を終了。

400vバンド・メンバーというよりも、家族の一員が戻って来た…という心温まるムードがステージに横溢していたように思う。

410vそれだけでなく、家族同様の仲間と音楽ができるというメンバーの喜びがお客さんにも伝わった感動的なステージだった。
こんなルックスでも犬神のステージは「♪あったかいんだから~」。

420アンコールには「天変地異」を演奏してこの日のすべてのプログラムを終了した。

430しばらくはZとしての活動が続き、凶子姉さんの本格復活は5月になるとのこと。
また、元気に4人で活動する團が楽しみだ。

440犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

450犬神家に繁栄あれ!
20_2
NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2014年12月7日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて撮影)

2015年1月17日 (土)

BRASH☆BEAT in "WITHIN"

前回も書いたが、ものスゴイ勢いでライブ活動を繰り広げるKOJI率いるBRASH☆BEAT。
1月20日、来週の火曜日、ゲストの格好でKOJIさんが目黒の鹿鳴館に再登場する。
その告知を兼ねて1月6日のライブのレポートをお送りする。

冒頭、緞帳に動画を投影して海外での活動がマネージャーの岩崎氏から報じられた。
これはロンドンのアビー・ロード・スタジオで現地のエンジニアとプレイバックを聴いているところ。コーラスを入れるとか入れないとかで論じ合っている。

10チリのバンド、La LeyのボーカルBeto CuevasとLAにて。
La Leyとはスペイン語で「The Law」という意味で、2001年にグラミー賞を、2000年と2003年の2度にわたりラテン・グラミー賞を受賞している。
KOJIさんはこのLa Leyと共演する予定。楽しみだ。

20今回はメンバーが1人ずつステージに上がった。
まずは山口PON昌人。

30ベースのSHOGO。

40ギターはHIDEだ。

50そしてメンバーが揃った。

60ボーカル/ギターのKOJI。

70v当たり前のことだが今回も誰も止めることのできない火の玉のようなパフォーマンス!

901曲目から代表曲「Are You Satisfied」。

100続けてアップテンポの「Crying for the Moon」。「♪涙を流す」のパートのメロディがすごく印象的。
140v
「心に銃を持つ少年」ではさらにテンポを上げる。この曲は歌いだしのメロディがカッコいいんだよ。
190
PONさんの暴れようが半端じゃない!
160v
簡単なMCを挟んでジャンジャン演奏が続いていく。
「Last Resistance」…コレがいい。

110この曲はスゴイ。4ビートなの。ギターもベースもドラムも4つ切り!ロック・バンドこんなの聴いたことない。
演奏はムズカシイはず。気をゆるめるといいように走っちゃうもんね。

N_img_0003歌詞もカッコいい。チョット、昔のPANTAさんみたいだ。
…と思ったら海外でもすごく評判がよく、どこでやっても大ウケなのだそうだ。

130「Tomorrow Never Knows」。ワンコードで有名なビートルズのそれとはまったく違う激しいナンバー。
かなり硬派なラブソング。

150MCをはさんで「Set Me Free」。
今日のエレクトリック・ギターはThinline。毎回変わるギターも楽しみのひとつ。

170v汗ダクのアクションもすさまじい。

180疾走感あふれるリズム隊も魅力的だ。はじけるような若きベーシスト…。
200v
そしてバンド・サウンドの要の腕利きベテラン・ドラマー。

225このバンドでのPONさんおはじけようがまたスゴイ。

230そして、NATAL(ナタール)の鋭利なサウンドが実にシックリくる。

240v派手なモノ同士、最高にお似合いのコンビネーションだ!

260そして「Searching for Truth」、「Let's Get Through the Night」をブッこんで終了。
M_img_0178
なんかメッチャ走った感じがするわ!
80

さて20日…目黒鹿鳴館には以下のバンドが出演する。
●以前Marshall Blogに登場してくれた話題のガール・バンド、「Moth in Lilac」
●PONさんがサポートする大阪のOUTPUT INFINITY。これまた話題のギタリスト、竹田京右クンが楽しみ。
●そしておなじみLinkerNationS。KOJIさんはココにゲスト出演する。
またしてもチョットしたMarshallまつり+NATALになりそうで楽しみ!
是非お出かけくだされ!

270火曜日、遊びに来いよ!

280BRASHBEATの詳しい情報はコチラ⇒KOJI☆STYLES

290NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
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(一部敬称略 2015年1月6日 目黒 鹿鳴館にて撮影)

2015年1月16日 (金)

黒沢健一 Live at the Globe vol.VI~大二 Plays NATAL

先月はいいコンサートが目白押しだったからね、去年のレポートはまだまだ続くよ。
このコンサートも本当に素晴らしかった。
場所は新大久保の東京グローブ座。
もちろんこの劇場の出自はロンドンのグローブ座(Globe Theatre:Theatreの綴りに注意。イギリス式だよん)。
オリジナルのグローブ座は1598年に建てられ、数多くのシェイクスピアの戯曲が初演された。
有名なタワー・ブリッジを背にウエストミンスター方面に向かってテムズ川沿いを歩いて行くと左側に現在もそのレプリカが姿を現す。
ココは高田馬場を背に新宿方面に向かって山手線に乗れば右側に姿を現す。

10黒沢健一の東京グローブ座での6回目のコンサート。
開演時間が迫り、続々とお客さんが自分の席に向かう。

30このコンサートは去年も同じ時期に開催された。すごく観たくてお邪魔したものの、あいにく当日はダブル・ヘッダーとなっていたため、リハーサルのみで本番を拝見することができず臍を噛む思いをした。

10_2今年もステージに上がるNATAL(ナタール)。

40もちろん叩き手は昨年同様、岡井大二。

50大二さんのキットはバーチ。グロス・バーガンディというフィニッシュ。
「バーガンディ」は英語名。フランス語では「ブルゴーニュ(bourgogne)」。ブルゴーニュ地方のワインの色に由来しているが、ワイン・レッドとは異なる色とされている31のアイスクリームに「」バーガンディ・チェリー」ってのがあるが、アレはおいしい。しかし、色のことなんか考えたこともなかったな。
他に「栗色」を意味する「マルーン(maroon:要するにマロンね)」という色あるが、これはフランス語ではボルドー・ワインの色に由来していて、「ボルドー」と呼ぶ。
ワイン・レッドとバーガンディは紫色が強い赤。マルーンは茶色が強い赤なんだそうだ。
確かにこの大二さんが使っているキットのフィニッシュはほとんど「紫」という感じ。ほどよくバーチの木目が浮き出ていて実に美しい。
NATALのフィニッシュはどれもすごくきれいだ。

60NATALロゴの下に貼ってあるのは「Marshall」のステッカー。
大二さんは前々からMarshallのステッカーをフロント・ヘッドに貼りたがっていたが、イザ貼るとなると案外控えめなヤツだったのが意外だった!

70コンフィギュレーションは12"、16"、22"、14"x5.5"。スローンもハイハット・スタンドもNATALだ。

80いよいよショウがスタート!

90極上の会場でジックリと黒沢さんの音楽を楽しもうと、立ち上がるお客さんはひとりもいない。満員のお客さんの目と耳が黒沢さんに集中する。

100黒沢健一

110vギターは菊池真義。

120vキーボードは遠山裕。
140v
ベースは山口寛雄。

130vドラムは大二さん。
すなわち昨年とほぼ同じメンバー。昨年はバンドにヴァイオリンが入ってたが、今回は違う形でヴァイオリンが後に登場する。

150v

オープニングは「TELEPHONE CRAZE」という曲。

160vコレコレ、この声!
チョット失礼かもしれないが、黒沢さんの声はしゃべるためではなく、まるで歌を歌うためのものかのようだ。「楽器」なのだ。
いつかも書いたが、クラシックの声楽の人たちは「声」のことを「楽器」と呼んでいるらしいが。まさにそれ。

2_img_0441 そして、大二さんのお言葉をそのままお借りすると、「黒沢くんは、大瀧栄一さん、山下達郎くん直系のポップ・ロック・マニアだからね。詳しいよ~」

170大二さんも音楽には際限なく造詣が深い。その大二さんがシャッポを脱ぐように(←コレは古い表現だ!)評する黒沢さん像にまずやられる。
大二さんも黒沢さんの音楽を緻密に真剣に演出することを楽しんでいるに違いない。

175v続いて「POP SONG」。

180vそれにしても大二さんのドラム!いい音だニャ~。黒沢さんの声と絶妙に溶け合って、聴いててウットリしてしまうわ。

190v「A Summer Song」、「Scene39」。「Carry On」を続けて演奏。

200どの曲も柔らかくやさしく、それでいてどこか力強いメロディが実に耳に心地よい。

210身動きひとつせず、ほんの一瞬たりとも聞き逃すまいという感じのお客さん。昔のロック・コンサートはみんなこうだった。
だって、音楽を聴きに来ているんだもん。「音楽を聴くだけならレコードでいいじゃん」という意見も当時あるにあったが、それを支持すつ人たちでも今みたいに客席で輪になって騒ぐなんてことはしなかった。やっぱりジックリ聴き入ってしまうような音楽がステージにあったからだ。
ところがですね、こういう座って聴き入るタイプのコンサート…実に撮影が大変なのだ。ひとつは腰。アホほど重いカメラをブラ下げて始終屈んでいないとお客さんの迷惑になってしまうからね。コレが辛い。
それとシャッター音。これにも気を使っているつもり。

220vここでヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロの弦カルがバンドに加わる。あ、「弦カル」というのは弦楽四重奏ね。
こんな編成誰が考えたのかね。チョット脱線。
昔はこんなのついぞ聴かなかったけど、モノによってはスゲエかっこいいよ。シューベルトの弦楽四重奏曲第14番なんてロック好きの人でもピンとくるものがあるんじゃないかな?「死と乙女」という曲。
それからショスタコーヴィチの弦カルはどれもメッチャかっこいい。King Crimsonを聴いているような気になる。
ストリングスが加わってステージが一段とゴージャスに!

230「イザやってみたらすごく大変だった」とMCでおっしゃっていたが、そのご苦労が報われるほどの完成度!
でもさ、やっぱりコレだけは見目麗しゅう女性がいいですな。
ゴツゴツのオッサンに後ろでヴァイオリン弾かれた日にゃ黒沢さんだって歌いにくかろうて。

240そんなゴージャスな伴奏を得て、黒沢さんの熱唱がさらに感動的に響く。
この編成で4曲を披露。
柔らかくも熱狂的な拍手を交えた大喝采を浴びた。

250バンドがそのまま再び加わってショウも後半に突入。

260v「君と夏と僕のブルージーン」、「Hello , It's Me」、「Day by Day」…。
前回も書いたけど「Mad Man Across the Water」だとか「Hello, It's Me」とか、タイトルが「またうれしい。

2_img_0365山口さんはウッドベースもプレイ。

280ものすごく幅の広いダイナミック・レンジをカバーする大二さんのドラミング。今にも溶けてしまいそうな繊細なプレイから、歯をむき出して喰いついてくるような獰猛なドラミングまで、本当に聴いていてどのプレイも美しい。
すべてNATALのおかげ…と言いたいところだが、すべて大二さんのテクニックと音楽性がそれを実現させていることは先刻承知。イヤ、やっぱりちょっとだけNATALの要素も入れさせて!

255
音は大きんだけど、ちっともうるさく感じない。目の前で叩いているのに遠くにいるような…遠くで叩いているのに目の前で叩いているような…コレが大二さんのドラミング。
こういうドラミングの代表選手としてElvin Jonesが挙げられる。
私も2度ほど実物を見たが、まさにそうだったな。
John Coltrane全盛の60年代、Elvinのドラムの音はそれこそ破天荒にバカでかかったらしい。あの身体だからね。
コンサートの時はColtraneのサックスとElvinのドラムの音しか聞こえず、Jimmy Garrisonのベースの音が全く聞こえなかったなんてことはザラだったという。それでも、ゼンゼンうるさくなかったという記述を読んだことがある。
やたらめったら複雑な手順と手の速さを誇示する若いドラマーを時々見かけるけど、どんなにシャカリキになっても大二さんのスネアの一発にはかなうまい。

ちなみに…当日黒沢さんがストリングスと演奏した「EQUINOX」。「春分」になるのかな?昼と夜の時間が同じことをさすが、Coltraneにも同名のオリジナルのマイナー・ブルースがある。
340
ストリングスがステージを降り、バンドだけになった最後半はゴキゲンな曲を立て続けにプレイ。

310v「Feel It」、「So What?」…おう、コレもいいタイトル!「Chinese Surfin'」…。

320_2このバンド、みなさんホントに楽しそうで、菊池さんや大二さんを中心にして楽屋でもとてもにぎやか。

330そんな勝手知ったる気の合った仲間だけに、「完璧の中の余裕」みたいなものが感じられて観ていて楽しいなったら楽しいな!
350v
本編最後はギターを降ろし「Wondering」と「Dreams」を歌い込んだ。
290v

アンコールは2回。1回目はバンドのみで「遠くまで」と「Rock 'n' Roll Band」、そして2回目は再びストリングを交えて「PALE ALE」…ああ、イングリッシュ・エールが飲みたくなってきた!

あのね、圧倒的にスゴイと思ったのは、エレクトリック・ギターに持ち替えて熱唱した黒沢さんのロックンロール。前回観れなかったじゃない?マジで感動しちゃった。
もうヤケクソにすごいロックンロール感なんだよね、「ロック」じゃなくて「ロックンロール」なの。
飛び出しナイフのような鋭い声も魅力的なんだけど、あの空気感は今の他のミュージシャンにゼッタイないな。
50年代の人たちが、Fats DominoとかLittle RichardとかElvisを初めて見た時もこんな感じだったんじゃないかしら…って思うほど。鳥肌が出まくったわ!
300v
期待通り!こんな素晴らしいショウでNATALが活躍していてうれしいわ~!
やっぱり死ぬほど音楽を聴き込んでいる人達の作る音楽は素晴らしい。
「いいミュージシャンは貪欲ないいリスナーたれ!」これは鉄則なのだ。

最後に…NATALは「ナタール」と「タ」にアクセントをつけて読みます。1965年創業のイギリスの老舗パーカッション・ブランドで、現在はMarshall傘下でドラム・キットとパーカッションを生産しています。
初めてMarshall Blogをご覧になられた方、今日は名前だけでも憶えて帰ってください!… 新人バンドじゃないっつーの!

360黒沢健一の詳しい情報はコチラ⇒kenichi kurosawa official website

2_img_0103NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2014年12月6日 東京グローブ座にて撮影)


2015年1月15日 (木)

【号外】 Happy Birthday Zakk!!

アメリカのアーティスト担当、ADMF、イヤ、Mick Bowcottからこんな写真が届けられた。アメリカ時間の今日、1月14日はZakk Wyldeの誕生日なのだ。
Zakkへのバースディ・メッセージが転送されてきたというわけ。

『アンプ大名鑑[Marshall編]』のNickの前書きにも記してあるように、NickはADMF。私はTDMF。
これらのオリジナルは向かって左のヒゲのオジちゃん、SDMFだ。
JimはさしずめBDMFかな?

それにしても…どうしても目が行ってしまうのはJim。
もう晩年の姿なのだが、スゴイと思わない?
普通のおじいさんだったら、趣味の盆栽かなんかをバックにした写真が相場というところだろう。
88歳にもなられてZakk Wylde本人とZakkのSignature Marshallの壁、それに元Grim Reaperのギタリストと記念撮影だよ。Jimにとっては1959が自慢の盆栽だったんだろうナァ。
ロックを変えた男は死ぬまでロックと一緒だったのだ!

イカンイカン、ついJimの話しになっちまった!

Happy Birthday Zakk!!

ゲ、私より5つも年下かよ!

Zw

「ありのままで~♪」いたら・・・あらっ、もう年末だ。 子供ばんど年忘れツアー「来年こそガツンといくぜ!」2014<後編>

「ラプソディ・イン・ブルー」や「ポギーとべス」、ジャズのスタンダードとなった数えきれないぐらいの名曲を残したGeroege Gershineの有名な作品に「Strike up the Band」という曲がある。
「strike up」というのは「歌い始める」とか「演奏し始める」という意味なのだが、この「Strike up the Band」の邦題は「バンドよ張り切れ」ということになっている。
子供バンドのレパートリーに「がんばれ子供バンド」っていう曲があるでしょ?
コンサートは冒頭からブっちぎりのロック・パフォーマンスだったのだが、中盤に入るとそれはますます熱気を帯び、その様はまさに「Strike up Kodomo Band」だ!がんばれ子供ばんど!

1_img_0060中盤に入って8曲目は「朝」。ジックリと歌い込むうじきさん。
2_img_0025

つづいてもシットリと「から回り」。
以上の2曲はライブ・ステージ初披露だとか。
齢を重ねて尚チャレンジ!素晴らしい!
200v

最近、コレを口にするミュージシャンが多くなった…「ストーンズを見てみぃ!70になってもロックしてるゼイ!」…って。
昨日の話しじゃないけど、40年近く前は「30歳を過ぎてもバンドなんかやってるヤツはバカだ」ぐらいことがごく普通に言われていた。当時現役の20代のミュージシャンがコレを言っていたんだよ。
男子30までに結婚するのが、マァ、当たり前の時代だからね。
でも世の中は変わった。
幸か不幸かロックは、だいぶ遠いところへ行ってしまって、元あったところに戻る気配がないようだ。
よく私はMarshall Blogで「若い人が昔のロックを聴くべき」と温故知新を強調しているが、実はこの反対は絶対に成り立たない。
つまり、若い人が昔のロックを聴くことができても、黄金時代のロックを経験していた人が今のロックを聴くことは「不可能」に近いと言っても過言ではないということ。
周囲を見てみるに、音楽の仕事に携わっている人以外の同年配の純粋なリスナーがテレビにでているようなバンドに夢中になっているのをまず見たことがない。
ベテランのリスナーはそうしたロックに飢えている。よって、いいロックが聴ける「ロック・ミュージシャンの高齢化」は大歓迎なのだ。
ベテランのロック・ミュージシャンは、それこそ「♪ありのままに」、ジャンジャンこのまま突き進んで欲しいと思う。60歳を過ぎてプレイしている人はそう珍しくなくなってきたが、80歳まで演奏したロック・ミュージシャンはまだいない。
ホント先輩方、みんな頑張って欲しいと思う。私も頑張って写真と文章で皆さんのご活躍ぶりをレポートしていきたいのだ!

もう少しだけ…。
今の若い人たちって、歳を取っても今夢中になって聴いているような音楽を聴くのかな?商売に差し障るのであまり具体的なことは書けないけど、我々の世代だと子供の頃に夢中になったLed ZeppelinやKing Crimson、頭脳警察や外道、それにオールディーズやブルース・ロックをこの歳になって聴いていても、マァ、おかしくはないような気がするんだけど、そういう音楽を知らない若い人たちは将来どうなるんだろう。大きなお世話か…。こんなことばっかり言ってスミマセンな。

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現在制作中のニュー・アルバムでのチャレンジがタニヘイさんのアイデアによるインストルメンタル。これもチャレンジ!
「タニーズ・クリスマス・ワルツ」というタイトルで美しいインスト・ナンバーが披露された。

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続けて新曲「君こそスターだ」。トーベンさんの曲。

1_img_0223 そして「風来坊」。

2_img_0143 ここでもギター・チーム2人のイキの合ったプレイがフィーチュアされた。

1_img_0298 トーベンさんコーナーがやってきた!
「オレを起こすな!」

220v

ママママ、「マンモスの唄」。
コレ、永久凍土解凍の時、ものすごく印象に残ったナァ。
「マ、マ、マ、マ」のところは会場大合唱!
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 「イライラするゼ~」

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はっぴいえんどの「いらいら」。トーベンさんの歌も素晴らしい。ロックの味わいを感じさせてくれる。6日前もスゴかった!

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「ロックンロールトゥナイト」。
私にとってこの曲が一番「子供ばんど」かな…。

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一時も力を緩めずパワフルにバンドをドライブしまくるやまとさん。
そうそう、楽屋でトーベンさんとNATAL(ナタール)の話しをしていたら、タニヘイさんがすかさず「ソレ大二が使ってるドラムだろ!すごい気に入ってたゼ!」っておっしゃってくれた。
するとすかさず、マルベリーズのドラマー、英太郎さんとお知り合いのやまとさんは携帯のディスプレイを私に見せてくれた。そこにはNATALを叩く英太郎さんの姿が!ちゃんとNATALをご認識なのだ。
今日はNATALは登場しないけど、皆さん、本当にありがとうございます。NATAL、恐ろしいまでのスピードで知名度をアップさせております!

230v

「のら猫」、「アル中ロックンローラー」とたたみ込んでくる!
うじきさんも渾身のギター・ソロを連発!

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そして「サマータイムブルース」!
「♪アンタはまだまだ子供だよ」…やっぱり自然に一緒に歌っちゃうよね。

1_img_0209 そして、フロントの3人が重なって…

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ジリジリとステージ・フロントに出て来た!

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ネックを上げ下げ、上げ下げ、この派手なアクション、ちょっとシンドそうに見えなくもないが、あまりに楽しい!これが子供ばんどなんだよね~。

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後ろのトーベンさんに注目!心霊写真ではないよ!

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本編最後は「ロックンロールシンガー」。
しめて19曲!怒涛のロックンロール大会!Marshallも大活躍!

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アンコールに突入。
お揃いのツアーTシャツで登場。曲は「踊ろじゃないか」。

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途中で「やまとさんコーナー」が挿入される。やまとさんはウクレレを手に「君といつまでも」を独唱。
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コレがまた実にいい声で素敵な雰囲気なのだ!
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そして、また「踊ろじゃないか」へ。
客席には風船が送り送り出され、盛り上がりは留まるところを知らないかのよう。

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最後の最後まで全力でロックしまくる4人に感動!36年前と何も変わっちゃいなかった!

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360v

370v

2_img_0285_3 最後はモップスの「たどりついたらいつも雨降り」。モップスは子供の頃、「月光仮面」のシングル買ったな~。

それこそ自分が「子供」の時からの印象なんだけど、子供ばんどってブリティッシュ・ロックでも、さりとてドップリとアメリカン・ロックでもない。すごく不思議な雰囲気を持っているんだよね。
ましてや気を衒ったロックをやっているワケではなくて、やっていることは、ごくごくスタンダードな楽しいロックンロールなんだけど、「子供ばんどロック」というか、この4人だけにしか漂っていない替えのきかない空気みたいなものがあるように思う。
子供の時に見た印象がこびりついているんだろうけど、今もその空気が少しも抜けていなかったのがうれしかった。

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ああ~、おもしろかった。ナンカ思いっきり「ロック」という音楽を聴いた感じがしたよ。
そしてそこにはMarshallがある。コレ、ロックの方程式。答えはひとつしかないのだ!
次回も楽しみにしています!


子供ばんどの詳しい情報はコチラ⇒【We Love 子供ばんど】

400v

4人がアンコールの時に着ていた今回のツアーTシャツ。
それにしてもこのイラストよく描けてるな~。完璧。
しかも、実物とイラストの衣装が同じという凝りよう!

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もひとつ。
なんじゃコリャ?!メチャクチャいいッ!
トーベンさんから頂戴したフォークロックス、2010年リリースのファースト・アルバム。
ファースト・アルバムといってもこのバンド、今年で結成25年を迎える老舗バンド。
Marshall Blog的にメンバーを紹介すれば、トーベンさん、mintmintsの向山テツさん、そして元Shigeo Rolloverで何回もマーブロに登場してくれた本多taco-bow正典さん。
そして、ROLLY&GlimRockersでも活躍中の永井ルイさん、センチメンタル・シティ・ロマンスや完熟トリオの中野督夫さんが参加している。
ビートルズへのリスペクト感溢れる曲のクォリティの高さが生半可じゃない。
メロディとコード進行と歌詞とオフザケの絡み合いがあまりにも素晴らしい。曲調もハワイアンやらセカンド・ラインまでゴッチャ混ぜで楽しいことこの上なし。
音楽を知り尽くしたベテランだけが到達し得る境地といえるアルバム。もう何回も聴いちまった!

フォークロックスの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

Fr(一部敬称略 2014年12月5日 新宿BLAZEにて撮影)



2015年1月14日 (水)

「ありのままで~♪」いたら・・・あらっ、もう年末だ。 子供ばんど年忘れツアー「来年こそガツンといくぜ!」2014<前編>

今日は前置きが長いよ。
それだけ今日の主役の歴史も長いっってこと。
以前のMarshall Blogに書いたことがあったけど、たぶんもう誰も覚えていないだろうからまた書く…思う存分書く。
愚にもつかないロック・ジジイの思い出話しだ。 

高校1年の時かな?
ある朝、ロック好きのクラスメイトが大きな声で騒いでいた。(←「思い出話し」となるとこのパターンが案外多い)
「昨日サ、スゴイの見ちゃったよ!ギターの人がサ、知っちゃいアンプのついたヘルメットをかぶってバリバリ弾いちゃうんだゼ!それで植木等の曲を歌っちゃうんだよ!」
「へ~、おもしろそうだネェ!何てバンド?」
「子供ばんどっていうんだよ」
「変な名前~!コミック・バンドなの?」
とにかくこれが生まれて初めて「子供ばんど」という名前を耳にした瞬間だった。

そういえば!と思い出して、長い間押入れの奥に入れてあった箱から取り出したのがこのカセット・テープ。
新宿ロフトで客席から録音したものだ。残念ながら家にはもうカセット・テープを再生する機械がないので中身は聴いていないが、おそらくまだ聴けるのではあるまいか?
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新宿ロフトといってももちろん今の歌舞伎町にあるロフトではない。西新宿にあった頃のロフト。
パンク・ムーブメントやジャパメタの隆盛でスッカリ有名になり、新宿ロフトはMarshall Blog読者の大勢の方も訪れたことがあると思うが、コレはまだ改装する前の頃のお店で録ったもの。
改装する前のロフトの店内は、レンガづくりになっていて、上手側の客席がバルコニーよろしく一段小高くなっていた。
こういうところこそ写真を撮っておけばヨカッタよネェ。今と違って写メなんてのはまだSFの世界のモノだったから…。


ロフトの創始者、平野悠さんの『ライブハウス「ロフト」青春期(講談社刊)』という本で調べてみると、どうやらコレは1979年8月26日の録音と思われる。
この日は『EXCITING NITE vol.2』というイベントで、子供ばんどの他にBAD SCENEと三文役者というバンドが出演していた。この本によると、他に2バンド出たことになっているが、名前を知らないばかりか、まったく見た記憶がない。
とにかく覚えているのは子供ばんど、BAD SCENE、三文役者の3バンドが出たということだけ。
なので、もしかしたら別の日のイベントの録音なのかもしれない。

当時高校生の私はこの三文役者のお手伝い、すなわちボーヤをしていたため、楽屋への出入りが自由だった。コカコーラのロゴがいっぱい入った派手なズボンを履いて、 ベースを肩にかけてノッシノッシとマンモスのように階段を下りてくるトーベンさんがすごい迫力で、ちょっとコワかった記憶がある。

この頃は、ライブハウスに入り浸っている高校生なんてほとんどいなかった。私はどこへ行っても最年少だった。今ではどこへ行っても最年長だワ、ハハ。何しろ出演者のご両親とほぼ同年配なんてことが珍しくないんだから!
で、最近ある記述でこんなフレーズを見かけた。
「ロックがまだ大人のものだった頃」
…そうなんだよね。コレですよ。昔はロックは大人が聴く音楽だった。
今は「商売最優先」の香りが強く、子供を喜ばすようなバンドばかりになっちゃった。ロックと歌謡曲の境が無くなったという方も言えるんだけど、両方のいいところを死滅させてしまったという言い方の方が一層適切だろう。
日本において「ロックの大衆化がもたらしたもの」は皮肉にも「ロックの幼稚化」だった。物事なんでもそうなんだろうけど。

ちなみに、「ライブハウス」という言葉は日本語だからね。外人はこの言葉を聞いて「生きた家」とまでは思わないし、すぐに意味は分かるようだけどけど、外人はこうは言わない。海外にこの言葉を使っても通じない。
海外では単に「club」という。「クラブ↗」じゃないよ。「ラ」にアクセントが来る。
下はロフトがあったあたりの西新宿。今は周囲のビルごとガラっと変わっちゃって、もうどこにあったか正確にはわからない。
0010
話しは変わって、今度は渋谷の屋根裏。
ある日、屋根裏を訪れると階段の壁に白黒のコピーの簡単なライブ告知のチラシが貼ってあった。そのチラシには、屋外のステージで「(確か)Scorpio」とかいうギターを、苦悶の表情を浮かべながらド迫力で弾いている人の写真が使われていて、見るからにすごいギターを聴かせてくれるバンドに思えた。
こっちは高校生で朝から晩までギターのことしか考えてなかったからね。私にもそんな時期があった。その写真が妙に魅力的だった。
そのバンドは静岡のトリオで「ソリッドスライダー」といった。一種のひとめぼれなのだろう、どうしてもそのライブに行きたくなった。チラシを見ると、それは子供ばんどとのダブル・ヘッドライナーだったので、お得感も倍増した。
で、行ってみた。
会場は原宿のクロコダイルで、お世辞にもお客さんの入りは良いとは言えなかった。今にして思えば、無名のバンドの集客を助けるために子供ばんどが友情出演的にステージに上がったのかもしれない。
ところが、最初に登場したこのソリッド・スライダーというバンドの演奏が、予想以上にすさまじく度肝を抜かれた。
ギターの人が「僕らは静岡からやってきました。ベースの○○くんとは兄弟で、家がお茶屋をやっているもんですから、機材のケースがお茶の箱なんですよ!」なんてMCをされていた。
Ted Nugentのコピーなんかを演奏していたが、ギターもさることながら、「歌」というか、「声」が尋常でなく、何しろその叫びっぷりに腰を抜かした。
このギター/ボーカルが後にLOOKで「シャイン・オン君が哀しい」の大ヒットを放った鈴木トオルさんである。
一方、ソリッド・スライダーに触発されたのか、子供ばんども破天荒の大熱演で、この日は狙い通り素晴らしいライブになった。
あまりにもお客さんの数が少なく、ステージ上のうじきさんと目が合っちゃいそうで、何かこう身体を動かしていないと申し訳ないように思えた。演奏に合わせてかかとを上げてリズムを刻んでいたら、うじきさんが私を指して「♪そこのヒザでとってるオニイさ~ん」と歌ってくれたっけ。

実はこの日のライブ、後日譚というか翌日譚があって、次の日、渋谷の明治通りの裏にあったPACOという楽器店にフラっと寄ったら、なんとそこにうじきさんがいらしてギターの試奏をしているではないの!何たる偶然!
店内はうじきさんと私しかお客さんはいないし、数時間前に会ってるし…で、恐る恐る話しかけてみた。
「昨日、クロコダイルで拝見しました…」
するとうじきさんは開口一番、
「ありがとう!あのギター、スゴかったね~!Scorpioっていうんだっけ、あのギター。スゴイ演奏だったよね~」とソリッド・スライダーの演奏をほめちぎっていらっしゃったのがすごく印象的だった。

まだある。
私は、前述の三文役者のボウヤから出世してバンドのメンバーに加わらせて頂いた。(一時期は違うバンド名だった)、埼玉大学の学際に出た時、子供バンドも出演していた。
この時教室が楽屋に割り当てられていて、黒板に大きな文字でこう書いてあった…
「うじき以下ガキばんど、しっかりやっておけよ!-大二」
「大二」とはもちろん岡井大二さんのことだ。
大二さんにこのことを話したら「エ~、俺、そんなエラそうなことしてた~?」と驚いていらっしゃったが確かであ~る。昔のことはバッチリ覚えているのである。
アレ?ところでさっき晩ゴハン何食べたっけ?

それから時代は大幅に下り、2011年。子供ばんどが再始動し、永久凍土解凍を宣言。その際、ある人の紹介でうじきさんから直々にコンタクトがあり、Marshallを使って頂いた。
そして今回…突然うじきさんから連絡を頂戴し、Marshall Blogの取材のお誘いを受けた。もちろんお言葉に甘えて喜んで新宿BLAZEにお邪魔した…というワケ。

トーベンさんはずいぶん前にはなるが、名古屋で開催された『Marshall Mania』というイベントや、大二さんとの「ダイベン」というバンド(ギターは中野のシゲさんだった)等、時々ご一緒させて頂いていたがやっぱりずいぶん久しぶりだったのでお会いするのがとても楽しみだった。

子供ばんどは「2000回ライブ達成」という偉業を過去に成し遂げているが、あの時代全国津々浦々、出ていない日本のライブハウスはないというぐらい精力的に活動を展開した。
今ではそんなバンドはそう珍しくないだろうが、子供ばんどの時代は、もちろんインターネットなんてあるワケないし、道路事情も今より格段に劣っていた。宣伝も移動も相当なご苦労だったハズだ。
それでも「ロック」という音楽の魅力がそうした苦労を吹っ飛ばしていたに違いない。
演る方も観る方も「ロック」が「ロック」だった素敵な時代を共有していたのだ。

以上…ジジイの思い出話し終わり。
今となっては、大二さんやうじきさんやトーベンさんらと一緒に仕事をさせて頂いているが、こんなこと高校生の時にどうして想像できようか…。楽しくてしょうがないわ!

さて、今回の子供ばんどは5月5日以来、7か月ぶりのステージ。
ツアーとは銘打っているが、東京と大阪1回ずつの公演という希少なもの。見逃すまいと会場はファンで埋め尽くされた。

10クリスマスも近いということでオープニングSEはMariahのアレ。「マライア」といっても笹路さんや土方さんのアレじゃないよ。

20うじきつよし

2_img_0022谷平こういち

40v湯川トーベン

50vやまとゆう

60v今回も、うじきさんはMarshall。

70v白のヘッドは1986年製のJCM800 2203。キャビネットも当然その当時に生産されたもの。
茶色いフレットクロスは元々は普通に黒かった。
この日、実際に使用したのはJVM210Hだ。

80vうじきさんの足元のようす。

90トーベンさんもMarshall。

1001992 SUPER BASSと言いたいところだが、さにあらず。

110v1976年製の1959。すなわちギター・アンプだ。キャビネットも普通の70年代の1960B。
トーベンさんはMarshallのベース・アンプがお好きなのだが、ご自分で所有していない。
キャビに貼られたテープからわかるように、この1959のハーフ・スタックはタニヘイさんの所有物。
コレがまたいい音なんだ!

120ステージの左はこうしてMarshallで固められたというワケ。うれしいな…と。

130オープニングは「ジャンピンジャックフラッシュ~サティスファクション」。

140この子供ばんどの「サティスファクション」を聴くと思い出すんだよナァ。ナニをかというと「ニュー・イヤー・ロック・フェスティバル」。
まだ浅草の国際劇場でやってた頃の話し。
当時モジャモジャ頭をされていたうじきさんがこの曲で、「満足できない!」と叫びながら、PAスピーカーによじ登って大暴れしていた。
それを見ていた内田裕也さんが「コレでいいんだ、ロケンローは!」とでも言いたげに、しきりに首をタテに振りながらうじきさんに拍手を送っていたシーン。
ま、実際には、コレはテレビで見た光景なのだが、ウチは国際劇場に近くで、このフェスティバルが始まるといつも楽屋口に様子を見に行ったりしていた。
1982年に国際劇場が取り壊されてからもう33年も経つ。King Crimsonの初来日もココで観た。
あんまり何度も言いたくはないんだけど…ロックがロックでいられたいい時代だった。
でも、いまだにこうして子供ばんどが元気よくステージで暴れてくれているのは本当にうれしい限りではないか!

150続いてファースト・アルバムから「キャプテンキッド」。

160v3曲目は「ギターマン」。
そうだそうだ、うじきさんには「GUITAR☆MAN」のディスコ特集の時にお会いしたんだった。あの時も疾風のごとくステージに現れて大暴れされていた。

170続いて「コメット・ハンター」。現役時代、後期の曲。

180この曲をはじめ、随所にうじきさんとタニヘイさんのギター・バトルがちりばめられた。

190v続けて「55」。トーベンさん絶妙のプレイ。
実は、5日前にもトーベンさんのステージを拝見したのだが、やっぱりスゴイね。「音楽の塊」という感じがする。

2_img_0100 そして、「Na.Na.Na」と「東京ダイナマイト」を矢継ぎ早に繰り出す。

195チョット前半書きすぎた。疲れたでしょ?ってんで、ここで切り上げます。
本当は1本で構成しようと思っていたんだけど、書き出したら止まらなくなっちゃった。2本に分けま~す。
後は<後編>につづく。


子供ばんどの詳しい情報はコチラ⇒【We Love 子供ばんど】

1_img_0045 (一部敬称略 2014年12月5日 新宿BLAZEにて撮影)

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2015年1月13日 (火)

NOT DEAD YET!~BRASH☆BEAT

演奏する音楽同様、猛烈な疾走感で活躍の幅を広げるKOJI率いるBRASH☆BEAT。
早くもMarshall Blog再登場!

10ボーカル&ギターのKOJI。

20vギターのHIDE。

30ベースはSHOGO。

40vそして、ドラムはおなじみ山口PON昌人。

50v今回もロンドンはAbbey Road Studioで録音されたKOJIさんのアルバム『NW8』からの選曲が中心。

2_nw8 オープニングは「Let's Get Through the Night」。

60v続いて「Rebel Street」。

70v一般的にBRASH☆BEATのサウンドは「パンキッシュ」ということになるのであろうが、私はそういう聴き方をしていない。もちろんそういう形容の仕方が正しいことは認るが…。

80私だったらBRASH☆BEATのサウンドをこう表現する…規格外の個性を持ったKOJIが率いる日本のロックの純粋なDNAを持つバンド…どうだろうか?
私には「パンク」という言葉より「日本のロック」という形容の方が聴いていてシックリくるのだ。

90それでいてブリティッシュの芳香を漂わせているところが多分にあるところがよろしい。
この「Rebel Street」という曲名にしても、「rebel」なんて単語が私にはDavid Bowieを連想させてとても好ましく思えるのだ。
実際にイギリスで演奏もしてるしね。
また、Firebirdがよく似合う、KOJIさん、デカいからね。

100vバック陣もKOJIさんのパワーを真っ向から受け止め、ガッツの入ったプレイを見せてくれる。

110v随所に出てくるHIDEくんのギター・ソロも聴きどころ満載!もちろんMarshallだ。

120vそしてPONさん!「え、そんなことやっていいの?!」という、これまた規格外のプレイがうれしい。派手なKOJIさんには派手なPONさんのドラミングがベスト・マッチする。

130vこの日もイベントの出演だったため、8曲という短時間ではあったがBRASH☆BEATらしさを十分にアッピールしたステージであった。

140vそしてこの日、BRASH☆BEATより先に舞台に上がったLinkerNationSのリサちゃんが登場。

150LinkerNationSはこの日が復活のステージ。
ボーカルの白希リサ。

160v小柄な体躯からはKOJIさんに勝るとも劣らないパワーで、圧倒的な歌声が飛び出してくる!
BRASH☆BEATのステージの最後を飾るにぎやかなパフォーマンスだった。

180vBRASH☆BEATの詳しい情報はコチラ⇒KOJI☆STYLES
LinkerNationSの詳しい情報はコチラ⇒白希リサの日常

190(一部敬称略 2014年11月  目黒鹿鳴館にて撮影)

2015年1月 9日 (金)

SHOW-YA~GLAMOROUS SHOW <後編>

『GLOMORPUS SHOW <後編>』に入る前に…物販コ~ナ~!
イヤ、ここで販売しているワケではないので、正しくはグッズ紹介コ~ナ~!
年に一度のお楽しみ。一度買えば一年楽しめるSHOW-YAカレンダーが今年も発売された!
そう、今年はSHOW-YAの30周年イヤー。今年だけの特別なカレンダーなのだ。

03え、何でそんなに勧めるのかって?
へへへ、1年かけて撮り貯めた私の写真が今回もテンコ盛りなのさ!
ありがたや、ありがたや。
ファンの皆様にお気に召して頂ければ大変うれしゅうございます!

05さて、<後編>。
335
ショウはニュー・アルバムのレパートリーの真最中!
かまっちゃいられない/今ゴキゲンなんだ/ロックンロールやってるんだよ/ロックンロールの真最中!(←コレ、わかる人いるかな?)

10_22人目のゲストが登場。

30サンプラザ中野くん

3_img_0143 曲はニュー・アルバムで採り上げられている「Runner」。

1_img_0386 やっぱり盛り上がりますな~!

1_img_0360 「まだ誰か出て来ると思ってる?もう出て来ないよ!」なんて恵子さんのMCを挟んでショウは後半戦。

70_2SHOW-YA名物(?)の個人MCは今回も最高の出来栄え!

寺田恵子

470v

五十嵐sun-go美貴
sun-goさんはこの後、すごいシーンを見せてくれた。写真も撮ったけど載せない。コンサートに来た人たちだけの素敵な思い出。

90仙波さとみ

100v中村美紀

110角田mittan美喜
120v
続くカバー曲はTHE YELLOW MONKEYの「JAM」。

130_2これまたあたかもSHOW-YAのオリジナル曲であるかのシックリ感。

140v_2演奏している方も完璧な入れ込みようだ。

150_2とってもいい雰囲気!さすが!
205v
ビックリするほどの大声で紹介された曲はX JAPANの「紅」。

160v_2これは演る方も観てる方も、皆さん燃えてたね~!

170v火の玉のような急速調に乗ってドライブしまくる5人!

180vやっぱりこうしたロック魂あふれる曲はSHOW-YAにピッタリだ。

4_img_0318 ニュー・アルバムのコーナーを閉じるにふさわしいド派手な瞬間だった。

200v_2ニュー・アルバム『Glamorous Show』のプロデュースは笹路正徳。道理で!
私はKazumi Bandの『頭狂奸児唐眼』に収録されている「Kang-Foo」という曲の笹路さんのピアノ・ソロが大好きで、今でも時々聴いている。
お会いする度にこの曲や笹路さんが著したChick Coreaのトランスクリプション・ブックの話しをしてしまうのだが、いつも自然と話題が「真空管」になってしまう。笹路さんはもちろんキーボードが本職だが、ギター・アンプへの造詣が大変深く、真空管の知識も実に豊富なのだ。
例のMarshallの本も出たことだし、またユックリお話しがしたいナァ。
210cd

サァ!残すところはすべてSHOW-YAのオリジナル・レパートリー。

210まずは「私は嵐」。

220v_2いいナァ~、やっぱり「嵐」が巻き起こるね。

230v_2このシーンは決して逃さない。毎回とらえているこのシーンの写真は私の「嵐」コレクションなのだ!

250v_2終盤に入ってますます凄みを増すsun-goさんのプレイとMarshallサウンド!
大胆にトリルを使ったリフは…

260v_2…「BATTLE EXPRESS」!
「♪Show me the power」って、誰もSHOW-YAのパワーにはかないません。熟女ナメてません!

270v本編最後は「限界LOVERS」。

330

コレで終わっちゃうのか~…と誰しもが思うすさまじい演奏。
240v

でもね、この「もうチョット聴きたい」感がSHOW-YAのコンサートの魅力でもあるのだ。

300_2「エ、もう終わり?」という感じもまったくないし、実にいい配分なのね。昔のコンサートはみんなこんな感じだった。
外タレの中には「エ、もう終わり?」ってのが時々いたけどね。

310_2最上の素材と渾身の演奏…

320v本編の最後を締めくくるに怒涛のパフォーマンスだった。

280

♪アンコール、アンコール!

340演奏の前にケーキがステージに登場し、バースデイ・セレモニーがセットされた。

350今日のお誕生会の主役はsun-goさんとmittan。

360sun-goさんは11月(私と同じ年の一日違い!私の方が一日アニキなの)、mittanは12月。
それぞれ何日がお誕生日なのかはSHOW-YAカレンダーをゲットすればわかるよ。

370オオ~、メッチャ可愛いケーキだよ~!食べるのがもったいないね!おめでとうございます!

380さて、アンコール。

400曲はこのポーズでおわかりの通りお待ちかね「FAIRY」。

410これもおなじみ恵子さんの「FAIRY」ポーズ。腰の弱い私にはとてもできません。
235v
さぁ、いよいよクライマックス!

420サオ回しもキマった!
コレ、昔の映像を見ると曲の途中でやってたんだね。

430イヤ~、今日も非の打ちどころがない完璧なステージ!
やっぱりもうチョット見たいな~…コレでいいのだ。

440SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAl SITE

<おまけ>
今日はチョット帰りに寄り道…中央通りの三井ホールの並びの居酒屋「庄や」でイッパイ。
ドワ!いきなり表に看板が出てる!うれしいね…というのもコレは私が撮った恵子さんの写真。もちろん撮影した時は恵子さん、飲み物は持ってなかったけどね。

居酒屋庄やとSHOW-YAの共同企画が開催されているのだ。期間限定で全国庄やでSHOW-YAにちなんだ料理がメニューに加わる。
10月の21日には目黒店で恵子さんが一日店長を務めたことも話題になった。

450vで、SHOW-YAにちなんだコラボ・メニューとは;
★カクテルで…
●限界LOVERS天使(アルコール分ソフト)
●限界LOVERS悪魔 (「私、濃いめの酒が好みなのよ」という恵子さんの好みにより、麦焼酎の割合が通常のものより大変多い)
★お料理で…
●SHOW-GA鍋
●復活!SHOW-YA豆腐
●骨のある肉いやつ
●ノリノリでピッツァ!
の6種類。
ファンの方のおススメで、お料理は全部頂いた。
どれもとてもおいしかったが、白眉だったのは「SHOW-GA鍋」。
かつおだしのスープで豚バラ肉とタップリの白髪ネギ、それに生姜を煮込んだシンプルなものだが、これは実にマイウ~!
ファンの方々もおっしゃっていたが、みんなが家で再現したという大ヒット鍋!さっそく次の晩の我が家の食卓にも並んだことは言うまでもない。
この逸品を考えた人はこの人…

460恵子さんだったのだ!さすが「一日おかみ」!
このコラボ・キャンペーン、今月末まで開催しているので是非お試しあれ!

80v

(一部敬称略 2014年11月30日 日本橋三井ホールにて撮影)