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2015年1月15日 (木)

「ありのままで~♪」いたら・・・あらっ、もう年末だ。 子供ばんど年忘れツアー「来年こそガツンといくぜ!」2014<後編>

「ラプソディ・イン・ブルー」や「ポギーとべス」、ジャズのスタンダードとなった数えきれないぐらいの名曲を残したGeroege Gershineの有名な作品に「Strike up the Band」という曲がある。
「strike up」というのは「歌い始める」とか「演奏し始める」という意味なのだが、この「Strike up the Band」の邦題は「バンドよ張り切れ」ということになっている。
子供バンドのレパートリーに「がんばれ子供バンド」っていう曲があるでしょ?
コンサートは冒頭からブっちぎりのロック・パフォーマンスだったのだが、中盤に入るとそれはますます熱気を帯び、その様はまさに「Strike up Kodomo Band」だ!がんばれ子供ばんど!

1_img_0060中盤に入って8曲目は「朝」。ジックリと歌い込むうじきさん。
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つづいてもシットリと「から回り」。
以上の2曲はライブ・ステージ初披露だとか。
齢を重ねて尚チャレンジ!素晴らしい!
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最近、コレを口にするミュージシャンが多くなった…「ストーンズを見てみぃ!70になってもロックしてるゼイ!」…って。
昨日の話しじゃないけど、40年近く前は「30歳を過ぎてもバンドなんかやってるヤツはバカだ」ぐらいことがごく普通に言われていた。当時現役の20代のミュージシャンがコレを言っていたんだよ。
男子30までに結婚するのが、マァ、当たり前の時代だからね。
でも世の中は変わった。
幸か不幸かロックは、だいぶ遠いところへ行ってしまって、元あったところに戻る気配がないようだ。
よく私はMarshall Blogで「若い人が昔のロックを聴くべき」と温故知新を強調しているが、実はこの反対は絶対に成り立たない。
つまり、若い人が昔のロックを聴くことができても、黄金時代のロックを経験していた人が今のロックを聴くことは「不可能」に近いと言っても過言ではないということ。
周囲を見てみるに、音楽の仕事に携わっている人以外の同年配の純粋なリスナーがテレビにでているようなバンドに夢中になっているのをまず見たことがない。
ベテランのリスナーはそうしたロックに飢えている。よって、いいロックが聴ける「ロック・ミュージシャンの高齢化」は大歓迎なのだ。
ベテランのロック・ミュージシャンは、それこそ「♪ありのままに」、ジャンジャンこのまま突き進んで欲しいと思う。60歳を過ぎてプレイしている人はそう珍しくなくなってきたが、80歳まで演奏したロック・ミュージシャンはまだいない。
ホント先輩方、みんな頑張って欲しいと思う。私も頑張って写真と文章で皆さんのご活躍ぶりをレポートしていきたいのだ!

もう少しだけ…。
今の若い人たちって、歳を取っても今夢中になって聴いているような音楽を聴くのかな?商売に差し障るのであまり具体的なことは書けないけど、我々の世代だと子供の頃に夢中になったLed ZeppelinやKing Crimson、頭脳警察や外道、それにオールディーズやブルース・ロックをこの歳になって聴いていても、マァ、おかしくはないような気がするんだけど、そういう音楽を知らない若い人たちは将来どうなるんだろう。大きなお世話か…。こんなことばっかり言ってスミマセンな。

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現在制作中のニュー・アルバムでのチャレンジがタニヘイさんのアイデアによるインストルメンタル。これもチャレンジ!
「タニーズ・クリスマス・ワルツ」というタイトルで美しいインスト・ナンバーが披露された。

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続けて新曲「君こそスターだ」。トーベンさんの曲。

1_img_0223 そして「風来坊」。

2_img_0143 ここでもギター・チーム2人のイキの合ったプレイがフィーチュアされた。

1_img_0298 トーベンさんコーナーがやってきた!
「オレを起こすな!」

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ママママ、「マンモスの唄」。
コレ、永久凍土解凍の時、ものすごく印象に残ったナァ。
「マ、マ、マ、マ」のところは会場大合唱!
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 「イライラするゼ~」

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はっぴいえんどの「いらいら」。トーベンさんの歌も素晴らしい。ロックの味わいを感じさせてくれる。6日前もスゴかった!

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「ロックンロールトゥナイト」。
私にとってこの曲が一番「子供ばんど」かな…。

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一時も力を緩めずパワフルにバンドをドライブしまくるやまとさん。
そうそう、楽屋でトーベンさんとNATAL(ナタール)の話しをしていたら、タニヘイさんがすかさず「ソレ大二が使ってるドラムだろ!すごい気に入ってたゼ!」っておっしゃってくれた。
するとすかさず、マルベリーズのドラマー、英太郎さんとお知り合いのやまとさんは携帯のディスプレイを私に見せてくれた。そこにはNATALを叩く英太郎さんの姿が!ちゃんとNATALをご認識なのだ。
今日はNATALは登場しないけど、皆さん、本当にありがとうございます。NATAL、恐ろしいまでのスピードで知名度をアップさせております!

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「のら猫」、「アル中ロックンローラー」とたたみ込んでくる!
うじきさんも渾身のギター・ソロを連発!

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そして「サマータイムブルース」!
「♪アンタはまだまだ子供だよ」…やっぱり自然に一緒に歌っちゃうよね。

1_img_0209 そして、フロントの3人が重なって…

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ジリジリとステージ・フロントに出て来た!

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ネックを上げ下げ、上げ下げ、この派手なアクション、ちょっとシンドそうに見えなくもないが、あまりに楽しい!これが子供ばんどなんだよね~。

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後ろのトーベンさんに注目!心霊写真ではないよ!

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本編最後は「ロックンロールシンガー」。
しめて19曲!怒涛のロックンロール大会!Marshallも大活躍!

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アンコールに突入。
お揃いのツアーTシャツで登場。曲は「踊ろじゃないか」。

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途中で「やまとさんコーナー」が挿入される。やまとさんはウクレレを手に「君といつまでも」を独唱。
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コレがまた実にいい声で素敵な雰囲気なのだ!
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そして、また「踊ろじゃないか」へ。
客席には風船が送り送り出され、盛り上がりは留まるところを知らないかのよう。

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最後の最後まで全力でロックしまくる4人に感動!36年前と何も変わっちゃいなかった!

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2_img_0285_3 最後はモップスの「たどりついたらいつも雨降り」。モップスは子供の頃、「月光仮面」のシングル買ったな~。

それこそ自分が「子供」の時からの印象なんだけど、子供ばんどってブリティッシュ・ロックでも、さりとてドップリとアメリカン・ロックでもない。すごく不思議な雰囲気を持っているんだよね。
ましてや気を衒ったロックをやっているワケではなくて、やっていることは、ごくごくスタンダードな楽しいロックンロールなんだけど、「子供ばんどロック」というか、この4人だけにしか漂っていない替えのきかない空気みたいなものがあるように思う。
子供の時に見た印象がこびりついているんだろうけど、今もその空気が少しも抜けていなかったのがうれしかった。

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ああ~、おもしろかった。ナンカ思いっきり「ロック」という音楽を聴いた感じがしたよ。
そしてそこにはMarshallがある。コレ、ロックの方程式。答えはひとつしかないのだ!
次回も楽しみにしています!


子供ばんどの詳しい情報はコチラ⇒【We Love 子供ばんど】

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4人がアンコールの時に着ていた今回のツアーTシャツ。
それにしてもこのイラストよく描けてるな~。完璧。
しかも、実物とイラストの衣装が同じという凝りよう!

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もひとつ。
なんじゃコリャ?!メチャクチャいいッ!
トーベンさんから頂戴したフォークロックス、2010年リリースのファースト・アルバム。
ファースト・アルバムといってもこのバンド、今年で結成25年を迎える老舗バンド。
Marshall Blog的にメンバーを紹介すれば、トーベンさん、mintmintsの向山テツさん、そして元Shigeo Rolloverで何回もマーブロに登場してくれた本多taco-bow正典さん。
そして、ROLLY&GlimRockersでも活躍中の永井ルイさん、センチメンタル・シティ・ロマンスや完熟トリオの中野督夫さんが参加している。
ビートルズへのリスペクト感溢れる曲のクォリティの高さが生半可じゃない。
メロディとコード進行と歌詞とオフザケの絡み合いがあまりにも素晴らしい。曲調もハワイアンやらセカンド・ラインまでゴッチャ混ぜで楽しいことこの上なし。
音楽を知り尽くしたベテランだけが到達し得る境地といえるアルバム。もう何回も聴いちまった!

フォークロックスの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

Fr(一部敬称略 2014年12月5日 新宿BLAZEにて撮影)