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2019年1月

2019年1月17日 (木)

田川ヒロアキLAプロジェクト


今お邪魔しているのは渋谷の「CAMPFIRE」というクラウド・ファンディング・プラットフォームを営む会社さん。
今、もうどこもかしこもこの「クラウド・ファンディング」だね~。
今日もクイズやってみようか?

質問:日本で最初にクラウド・ファウンディングをやったのはダ~レだ?
答え:坂本龍馬!
 
違うかな?
この聴き慣れなかった言葉、はじめはナニかと思ったけど、コレってシステムとしては「株式会社」だもんね。
見ず知らずの人がみんなで出資して、利潤を分け合うんだから。
よって元治2年、もしくは慶応元年(1865年)に龍馬が作った「亀山社中」が日本で最初のクラウド・ファウンディングということになるんじゃん?
だから今はインターネットという時代の利器を導入しているものの、大変古いシステムということが言えるのではなかろうか。
使い方と規模によってはとても合理的なシステムだと思う。
10そうした時代の先端の事業に取り組む会社だけあって、事務所がオサレ!
ネズミ色の事務机とイスでサラリーマン時代を過ごした私なんかは一体どうしていいのかわからない雰囲気よ。
おもしろいのは下の写真のように、個室のそれぞれのドアにスローガンのような自己啓発の言葉が記してあるのね。
奥には「CURIOSITY」つまり「好奇心」だね。
ネコで言えば「The Rum Tum Tugger」←コレ、わかる人いますか?
その「CURIOSITY」に「問い続けろ。」と標語が振ってある。
なるほど。
コレは私のことだ。問い続けて「脱線」する。
そして、写真の中の向かって右のドアには「LOUDNESS」だよ。
残念ながら当てられた標語は「狂った医者」でも「狂った夜」でも、はたまた「鏡の中」でもない。
「声をあげろ。」となっている。

20そのLOUDNESSルームにMarshallが持ち込まれた。
壁面に投影されたスライドは「田川ヒロアキアメリカレコーディングに向けて」。
…そういうことなのである。

30「田川ヒロアキLAプロジェクト」は、来年開催されるオリンピック/パラリンピックの際に日本に渡航して来る人たちを迎えるための曲を、ヒロアキくんがLAに渡り現地のミュージシャンと制作するプロジェクト。
そのための資金はクラウド・ファンディングのシステムを活用するというワケ。
マスコミや一部のファンを招き、そのプロジェクトを正式に発表する記者会見のレポートが今日のMarshall Blog。

50v_2冒頭、このプロジェクトの仕掛人であり、「Sports of Heart」でおなじみの演出家、門田頼枚さんからご挨拶。

70v_2出番を待つヒロアキくん。
まさに「LOUDNESS」に入る直前。
彼自身が挨拶の中でも触れていたが、ヒロアキくんが世に出ることになったキッカケも二井原さんからの突然のラブコールだったからねェ。
この符合はおもしろい。

80vそして、マネージャーでありパートナーである美瑞穂さんに導かれて登場した。
 
2人の結婚式のようすはコチラ ↓  ↓  ↓
【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <披露宴:前編>
【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <披露宴:後編>
【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <ウェディング・ライブ・パーティ編>

コレからもう1年以上経ったのか…。
しかし、今にしてみると我ながらこんな記事よ~書いたと思うわ。書いていてとても楽しかったけどね。

90席について早速ごあいさつ。

100ヒロアキくんの来歴とこのプロジェクトについての想いが語られる。

110アレ?
珍しい。

120vアタマのいいヒロアキくんのこと。
いつもは話す内容をすべて完璧に記憶して来るんだけど、今日は点字のカンペを用意している。
「点字は苦手」と言っていたのに…それだけ真剣に取り組んでいるということだ。
あ、カンペがない時はどうでもいい…というワケでは決してありませんからね。

130ちなみに、缶ビールの上面に打たれている点字があるでしょう?
どっちから読むのかはわからないけど、コレは「おさけ」って言ってるんだって。
大分前にヒロアキくんに教えてもらった。
ヒロアキくんと知り合ってカレコレ10年になるけど、普段我々が全く思いもよらなかったことをたくさん教わってきた。

9img_4216 「田川くん、少ししゃべろうか…」
門田さんとの会話形式でも意気込みが語られた。

140プロジェクトに関わるスタッフの紹介。
クラウド・ファンディングのエリアを担当するCAMPFIREの奥村郁耶さん。

150v現地のプロデューサーを務める國井大河さん。

160v國井さんからは、現地サイドの制作チームや起用ミュージシャンに関する現在の構想について説明があった。

170やっぱり違うよね~。
ヒロアキくんでしょう?ギターでしょう?Marshallでしょう?ロスでしょう?
私だったら、「よし、まずポールとダグに連絡だな」とやっちゃうところだけど、それじゃダメなんだよね~。
もうそういうのはあまりにも前時代的なんだな。要するに古い。
いつまでたっても私はそういう「ロック」しか頭の中にない「グラミーの極北男」なのです。
だからヒロアキくんには思いっきり時代の音楽に浸かってもらって……後で色々教えてもらう。
行ってこい、LA!

180もちろんリターンについても丁寧な説明がなされた。

185そして美瑞穂さんからはこのプロジェクトへの協力者の発表があった。
美瑞穂さんは元テレビ局のアナウンサーだから話すのが上手なのだ。

190vしっかりMarshallも入り込ませて頂いております。
200そして…お待ちかねのデモ演奏コーナー。

220演奏する曲名を告げて…

230まずはお得意のア・カペラのギター・ソロ。

240vお供は愛用のJVM210Hと1960A。
CAMPFIREさんにMarshallが持ち込まれたのはコレが初めてのことだそうです。
ま、普通そうだわな。
ご存知の通り、ヒロアキくんの演奏場所は普通のミュージシャンよりバラエティに富んでいるため、現場にはじめてMarshallが設置される機会が多い。
だからヒロアキくんは「ギター・アンプの三浦按針」という異名を取っている。ウソこけ!
でも、先日の毎日新聞社のホールもMarshallはじめてだったもんナァ?
三浦按針(みうらあんじん)はウィリアム・アダムスという江戸時代初期に日本にやって来た初めてのイギリス人とされる人。
英語や数学の学問から造船技術の伝授まで、色々なことで徳川家に貢献したということで「旗本」にまでになった。
60v_2部屋の名前が「LOUDNESS」でもさすがにガツンとはできないので、音量的にはこぢんまりした感じで弾いてもらった。

250でもその分、絶対いつもより弾いていたゾ。

260その流れでバッキング・トラックを伴った「My Eternal Dreams」へ!
270vノリノリの演奏で、あ~、スライドの光の中にまで入り込んで来た!

280「よろしくお願いします!」と言っているワケではないんだけど、そんな熱意が伝わって来るというもの。

290vコレにて演奏は終了。
アメリカに行くのが夢だったというヒロアキくん。
演奏は終了したが、ヒロアキくんの「Eternal Dream」は始まったばかりだ。

300そして、最後にもう一度ごあいさつ。

320vそして、入って来た時と同様、美瑞穂さんに導かれて会場を後にした。

330記者会見終了後もテレビ局のカコミや個々の取材で大忙し。

340メッチャ真剣なヒロアキくん!
心意気がバッチリ伝わったハズだ。

350プロジェクトのクラウド・ファンディングに関する詳しい情報はコチラ⇒全盲のギタリスト田川ヒロアキ 2020年に向けてロサンジェルスレコーディングへ!
ファウンディングの期間は1月21日正午から3月30日まで。
今日のこの記事には故意に書かなかったんだけど、記者会見でヒロアキくんがしゃべったことをこのサイトで詳述しているのでゼヒご覧あれ。
また、「田川ヒロアキ FretPiano」というオフィシャル・アカウントをfacebookでオープンしたのでこちらもどうぞよろしく!
オフィシャルfacebookアカウントはコチラ⇒田川ヒロアキ FretPiano
 
昨日、本件をイギリスのMarshallへ報告したところ、「ガンバレ!成功を祈る!」との激励のメッセージが送られて来た。
去年Marshallがヒロアキくんの動画をSNSに投稿したところ、予想をはるかに上回るレスポンスが世界中からあった。
それでMarshall社の中でも「Hiroaki Tagawa」の名前はよく知られているのだ。
だからガンバってちょーだい!

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200_2 
(一部敬称略 2019年1月15日 渋谷CAMPFIRE社にて撮影)

2019年1月16日 (水)

D_Drive~4つの「D」


今日は久しぶりにクイズから…。

問題:「一口坂」と書いて何と読むでしょう?
答え:「いもあらいざか」と読みます。
 
もうなくなっちゃったど、市ヶ谷駅と靖国神社の中間ぐらいに「一口坂スタジオ」という有名なレコーディング・スタジオがあったでしょ?
このスタジオは「ひとくちざか」って呼ばれていたけど、この「一口」は正しくは「いもあらい」と読む…なんて言うといかにも以前から知っていたようだけど、知らなかった。
 
今の若い人は知らないだろうけど、我々が幼い頃は「ほうそう」とか「しゅとう」とか呼ばれるワクチン接種をさせられた。
「疱瘡(ほうそう)」というのは「天然痘」のことで、昔は「イモ」と言われていた。
罹患したらまず命が助からない恐ろしい伝染病と恐れられていたが、当時の治療法といえば、神仏に願をかけて水で洗い流すのが一般的だった。
この疱瘡という死の病は、「疱瘡伸」という文字通りの疫病神がいて、それを祀った神社のそばにある坂を「芋洗坂」と呼んだ。
六本木のアマンドの裏にも「芋洗坂」ってあるでしょ。アレも同じ。
まずコレが「いもあらい」の由来。
しからば、ナゼ「一口」を「いもあらい」と読むか…。
オリジナルは京都。
諸説あるらしいが、三方を川に囲まれていた地区があって、出入り口は西側に一箇所しかなかった。それで「一口」という地名が当てられるようになった。
そして、病気が村に入り込まないように、そのひとつしかない村の出入り口に神様が祀られた。
コレはよくある話。
ところで、神社でお参りをする前に口をゆすいで手を洗うでしょう?あの水は飲んじゃダメなのよ。
あの「洗う」という行為は「祈る」という意味なんだって。
それで、病気、すなわち「イモ」の村への侵入を防ぐために「あらう=祈る」というところから「いもあらい」という読みが当てられるようになった…。
コレが「一口=いもあらい」の由来。
さて、ココからが脱線。
牛から採取した病原菌で天然痘のワクチンを開発したのはイギリスのジェンナーという人。
コレ、昔は学校で教わったよね?
だから私はこの「ジェンナー」という名前を小学生の時から知っていた。
子供を膝の上に乗せて、オジさんがその子に注射をしている挿絵があって、「我が子に天然痘ワクチンを注射するジェンナー」というキャプションが付いていたハズ。ヒデエことをするオヤジだな…と思ったものだ。
要するに逆『華岡青洲の妻』みたいなもんですな。
いわゆる「種痘」。
このジェンナーの開発した原理を利用したワクチンを我々も接種していたワケですよ。
日本にこのワクチンが入って来たのは江戸時代の話。
誰がその痘苗を持って来たかと言うと、漂流してロシアに抑留していた漁師だったっていうんだよね。
もちろん、「芋洗い」で治癒を望む江戸時代の民衆に牛が持っていた病原菌を摂取させるなんてことが受け入れられるワケない。
「モロコ」と言って、牛乳すら飲むことが異常だった時代だからね。
さて、この種痘というキテレツな医療行為がどうやって当時の日本人の生活に入り込んで行ったのか…。
その辺りの物語を吉村昭(出た!)が『花渡る海』と『雪の花』という2編に著しているので、興味のある人は読んでみるがいい。
私はメッチャおもしろかった。

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Fh_2 
その後、1980年にWHOが絶滅宣言をして、天然痘は地球上からなくなったことになっている。
疱瘡の「瘡」とは「かさ」ということね。
「瘡かきの病」なんていうと、昔は「梅毒」のこと指した。江戸時代は梅毒が当たり前の病気だった。
コレはまた別のところでやります…犬神さんのところね。
「瘡」に似た字で「瘧(ぎゃく)」というのがある。
「瘧」というのは、マラリアのこと。
マラリアを治す医者のことを江戸の昔には「瘧師(ぎゃくし)」と言った。
以前入った大戸屋のウエイトレスさんの胸に付けていた名札に「瘧師」さんとあって、こっちはビックリ仰天!
その女性は富山の方だそう…珍名好きの私としては、尋ねずにはおけなかったのだ。
 
一体ナンの話だ?
神田だ、神田。
ココからが今日のお話のスタートです。
Marshall Blogに幾度となく書いてきたが、私は昔の町名を改訂することは本当に悪行だと思っているのね。
たとえば「吉原」を「千束四丁目」にするとか、「東なんとか」とか「西なんとか」とか…ああいうヤツ。
で、神田というエリアは、昔からの町の名前がたくさん残っていてカッコいいのよ。
紺屋町、練塀町、多町(たちょう)、猿楽町、司町、鍛冶町…なんてね。
でも「神田」という単独の地名がないんだよね。コレがまたおもしろいじゃないか。
そのかわり、1947年に神田区と麹町区が合併した時に、旧神田区の地名すべてのアタマに「神田」とつけた。
神田紺屋町、神田練塀町ってな具合ね。
きっと江戸の中の江戸である「神田」という名前が誇りだったんだろうね。
いつか『私の秋葉原』でやったけど、江戸時代までさかのぼらなくたって、神田須田町なんてのはかつては東洋でも一、二を争う賑やかな街だったワケだからね。
一番はどこかって?
そりゃ「浅草」にキマってるじゃねーか!ヤボなことは訊くない、ベラボーめ!
そして、神田淡路町。
淡路町は、江戸時代は武家地で近くに鈴木淡路守の屋敷があったことから名づけられた「淡路坂」が名前の由来になっている。
その淡路坂の別名が「一口坂(いもあらいざか)」なんだね~。
ココで話がアタマにもどる。
この構成力がMarshall Blogの魅力よ。まるで『生きる』みたいな黒澤映画を観ているみたいでしょ?
下はその淡路町にある「Studio Bpm Kanda」というスタジオ。
このビルには地ビールのお店が入っているようだね。
ナゼかは知らないけど、この辺りってブリュワリーを擁して地ビールを飲ませるお店が多いんだよね。10スゴイよ~、今のスタジオってオシャレだよね~。
楽器屋さんに付属しているスタジオはまだしも、昔は強烈なスタジオ屋さんってのがゴロゴロしていたからね。
駅から遠くて機材は最低限、壁は落書きだらけ、なんてのはザラだった。
こっちも血気盛んな高校生だったので、アンサンブルもへったくれもなくて、とにかく爆音で楽器を鳴らしたい。
そんなだからボーカルズの歌声がシッカリ聞こえてくるスタジオなんてまずなかった。
でも、ギターを長いことやっていて、あの頃が一番楽しかったような気もするな。
1970年代後半の話。
それから40年経つとこうなる。
見てよ!このスタジオさん。

20オサレなレストランと見紛うような待合室の雰囲気!
まずはワインとチーズから…みたいな?

30淡路町という土地柄、学生の集客を期待されていたらしいが、会社帰りのサラリーマンがフラっと寄って楽器の練習をしていくことが多いのだそう。
それも従来型の「ギターやドラムの爆音練習」ということではなくて、ピアノやサックスの練習に利用される方が多いと聞いた。

40うれしかったのはコレ。
ORIGIN50Hがレンタル機材で常備されているの。
音の評判がすごくいいのだそうだ。

50そんなオシャレなスタジオにナニをしに来たのかと言うと…動画撮影の取材。
背中は昔よくお世話になったカメラマンの方。
Marshallの販促品を身に付けたIn FlamesのBjörn Gelotteの写真を撮りに、赤坂のホテルのBjörnの部屋に2人でお邪魔したこともあったっけ。
超久しぶりの再会でうれしかった。

60vそして、レンズの向こうにはこの2人。

70D_DriveのSeijiと…

80vYuki。

90v今日はD_Driveのギター・チームが愛用するESP社のハイエンド・モデルを試奏する動画の撮影なのだ。

100見事な装飾を施した美しいギター。

110v「ホレ、Yukiちゃん、見てみぃ。ココこんなんなっとるやんけ」
「ホンマや!ごっつぅキッレイやナァ~」

120「ホレ、Seijiはん、コレかてせやがな。木ィや、木ィ」。
※実際のYukiちゃんはこんなに関西弁がキツぅあらへんで。
関西弁って一文字の単語を伸ばして発音するでしょ?
「木」は「き」でいいのに「きィ」って。
「絵」は「えェ」。
「蚊」は「かァ」。
「子」は「こォ」…みたいな。
コレは一体どうした音便変化なんだろう?「長母音化」とでもいうのかしらん?
やっぱりリズムなんだろうね。
標準語より関西弁の方がはるかに英語っぽいのだ。

130お、撮影が始まった!
今時の携帯電話の内蔵ビデオカメラの性能はバツグンだからね。
もう動画撮影はコレでバッチリ!…ウソですよ~!

135ハイ、スチールの仕上がりをチェック。

136vさて、ココからがホントの本番。

140機材をガッチリとキメこんでのデモンストレーション。

145当然SeijiさんはMarshall。

150vいつものJCM2000 DSL100ECと1960AX。

160vYukiちゃんも同様。
結局、最終的に音を出しているのはギター・アンプだからね。いつもの安定した機材じゃないと、ギターのサウンドの違いがハッキリわからないし、良さも評価しにくい。

170vYukiちゃんもいつものJCM2000 TSL100と1960A。

180vデモ曲に選ばれたのは「Attraction 4D」だった。

190監督さんの指示に聴き入る2人。

220さすが超ハイエンド・ギターとD_Driveはん!

2002人ともさっそく自家薬籠中のギターにしてしまったよ!

210その動画がコレ。

デジマートの記事はコチラ

9dm「D_Drive」と「Digimart」…「D」が3つも入ったこの企画。
でもね、「D_Drive」には更にもうひとつの「D」があるの。
それは「Decade」の「D」。
「decade」というのは「10年間」という意味。
この年明けから、すでにその記念ライブを開催し始めているが、2019年はD_Driveの「10周年イヤー」なのだ!
最近ココへ来て、実力も知名度も評判もグイグイ上げて来たD_Drive。
「ギターの上にも10年」…今年は大きな飛躍を期待している。

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(一部敬称略 2018年12月 神田淡路町Bpm Studio Kandaにて撮影)

2019年1月15日 (火)

NK. VALVE MANIAC <前編>~マカキンカルテット&HEAVEN'S CROW


心臓ってスゴイと思わない?
「ハ~、新年会が続いて胃がもたれるから今日の夕食はやめておこう」
「ア~、疲れた。パソコンのやりすぎだわ。こんなことなら思い切ってハズキルーぺを買っておけばヨカッタ。目を冷やして休ませてやろう」
「ゲ~、腰がイテエ!ここのところ立ちっ放しの仕事が多かったからな~。明日は休みだし横になって腰に負担をかけないようにしよう」
ココまではいい。
じゃ、こういうのはどうよ?
「ヒ~、もう緊張して心臓がバクバクだわ!疲れた~。少し心臓を止めて休ませてやろう」
コレが出来る人は既にこの世にいないことになっている。
つまり、生まれて「オギャー!」と泣いた瞬間(実際にはそれ以前)から、「あ…あ…後のことは、秀頼のことだけはよろしく頼む…(ガクッ!コレは豊臣秀吉ですな)」と息絶えるまで、人によって稼働時間は異なるが心臓は一度も休まず、文句を言わず、ビートを刻み続けるワケですよ。
コレを考えると怖くなっちゃってさ。
1回も休んでないんだぜ!
20年以上前にプッチーニの『ラ・ボエーム』を元ネタにした『RENT』という大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルがあった。
そのリード・チューンが「Seasons of Love」という曲で、こういう歌い出しだった;
「♪Five hundred twntyfive thousand six hundred minutes」
つまり「525,600分」と歌っている…こんな歌詞スゴイよね。
525,600分、すなわち1年の長さを分で表しているところね。
この『RENT』式にやると私の心臓は概算29,433,600分の間、1回も休まずドックンドックン血液を身体中に送り続けてくれている。
あ、ウソ。
どうも私の心臓は少しサボっていたフシがあって、どうも頭皮方面にはあまり送り出さなかったようなんだよね。
それでも感謝していますから。
そんな立派な仕事をするから「ハツ」ってのは美味しんだよね。
私はホルモンを食べないんだけど、ハツだけ別…大好きなの。
「ハツ」っていうのは心臓だから「Herat」がナマったのがその語源って言われているでしょ?
それは正しくないらしい。
コレはドイツ語で「心臓」を表す「Hertz」から来ているらしいッスよ。
つまり「ヘルツ」。
昭和の初期に九州の偉大性が焼き鳥屋で「ヘルツ3本、塩で!」とやったのがことの起こりなんだって。
で、言っておきますが、私が知っている限り、普通の外人はレバー以外のホルモンを絶対に食べないからね…どころか、ものすごくイヤがる。
そりゃ連中はフィレだの、サーロインだの、いくらでも肉が食べられるのに好き好んで臓物なんか食べるワケないわね。
でも焼肉は好んで食べるね。
それでも、見てると絶対にミノとか口にしないよ。
そして、私がもうひとつ好きなのは西川口の「ハーツ」。

10ナゼかといえば…こんなブッキングだから!
まずタイトルがいいじゃんね。
「NK.」とは「西川口」。
省略を意味する「.」までチャンと打ってある。
そして「Valve」よ、ヴァルブ!
イギリス英語で「真空管」のことね。
もうコレだけでMarshall臭が漂ってくるじゃない?

20vまずステージに上がったのはマカキンカルテット。
カルテットなのに5人。
5人は「クインテット」、6人は「セクステット」、7人は「セプテット」、8人は「オクテット」、9人は「ノネット」、10人は「デクテット」。
ジャズのコンボだと9人から上は「ナイン・ピース」とか「テン・ピース」とか言っているような気がするけど、正しくは「ピーセズ」だろうね。

30リーダーの真壁雄太。

40v川満"アトランティス"恵一郎

50v長谷尾颯(はせおはやて)

60v弓田秀明

70v雄太くんはMarshall。

80愛用の、そして自慢の2555 Silver Jubileeのハーフ・スタック。

90vもうひとりのギターは公平憲吾。
彼がサポートで参加してくれているのクインテット編成になっている。
クレイジーキャッツの石橋エータローと桜井センリのような関係ではない。
ちなみに筆者は大学時代に谷啓と共演したことがある。

100v憲ちゃんのMarshallは1959サイズの1987。
110vリアパネルにガッツリ「CRYING MACHINE」と記された1975年製。

120ドラム・キットはNATALのメイプル。

130弓ちゃんはこの日スネアもNATALを使用。
14"x5.5"のアルミニウム・シェル。

140マカキンは歌なしの器楽演奏チーム。
マカキンの「マカ」はもちろん真壁の「マカ」。
「じゃ、『キン』は何なの?」と尋ねたところ「イヤ、『HIKAKIN』のパクリなんスよ」…と言われてもわからん。
「HIKAKIN」ってのは人気YouTuberの名前だそうで…。
オジさんが若い頃は「YouTuber」なんてお仕事はなかったんですよ。
みんな額に汗して働いていたの。
180バリバリとソロをこなす雄太くん。
1曲目は「名探偵コナンのテーマ」…コレもわかりません。
「コナン」は知っているけどね。観たことはない。
イヤ、コレでいいんですよ。
世代世代のに音楽があっていい。

150恵一郎くんがくわえているのはEWIというシンセ・サックス。正しくは「ウインド・シンセ」と言うらしい。
「アトランティス」なんて言っているところを見るとWayne Shorterのファンなのかしらん?
160v恵一郎くんの機材。
この日はアルトサックスとそのEWI。
EWIってのは1970年代の終わりぐらいに出て来たのかな?
当時は「リリコン」とか何とか呼ばれていたような…。
あの頃のフュージョン・ブームってのはスゴかったよナァ。
170「オイ、座れ!お前、全然メタルじゃないんだよ!出てけ~!」…颯くんは見事な小芝居を披露。
「披露」というより「強制」と言った方がよさそうか?
着ているモノといい、勇気あるパフォーマンスだ。
そして、恵一郎くんは言われた通りステージを降りた。

190雄太くんからメンバー紹介。
そして、次のオリジナル曲の解説を加えた。

200v次の曲はドラキュラの映画を観ながら作ったという「Vlad」というマイナー・ナンバー。

210_v比較的ロング・トーンを多用したメロディと細かいパルスを刻むリズム隊の対比が面白い曲。

220コレね、原形を壊さないようにしてチョット手の込んだアレンジを施すといち段とスケールが大きくなる曲だよ。

230v2曲目もオリジナルで「Apocalypse」。
コチラはシュレッダー真壁の面目躍如たる1曲。

240v_ap憲ちゃんのサポートを得て一層ハードにドライブしまくった!

250vそしてステージは一変!

260_f1颯くんに叱られてメタル仕様になってステージに戻って来た恵一郎くん。
ん?コレってメタルか?
まあいい。
今日はF1の「Truth」。

270v「Truthに」続いて…曲は「ああ、とうとう出てしまったか!」…の「Spain」。
ゴメンね、雄太くん。
もう「Spain」と「Burn」は耳に巨大なタコができて、そのタコが破れて血が噴き出してるのよ~。
もちろんモノの例えですよ。
でもね、ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の「第二楽章」が始まると私は「青菜に塩」になってしまうのだ…「またスペインか…」って。
あのね、この「アランフェス協奏曲」ってMiles Davisのせいで「第二楽章」ばかりが有名になっちゃったけど、一番カッコいいのは「第一楽章」ですから!
この第二楽章だけ聴いて「アランフェス」を聴いた気になってんじゃねーぞ!
で、ナゼにこれほどまで「Spain恐怖症」になっているのかというと、やっぱりあのテーマなんだよね。
繰り返し繰り返し出て来るあの特徴的なメロディ。
そりゃ18歳ぐらいで初めて聴いた時は「ああ、なんていい曲だろう!」と思いましたよ。
でも、さすがに飽きるってば。
他の記事でDeep Purpleの「Burn」がナゼ飽きるかということについて研究した。
原因はあのカッコいいリフにあって、数えてみるとアレが1曲の間に20回出て来る。
その長さたるや時間にして120秒、すなわち2分。
すなわち6分数秒の曲の1/3があのリフでできるんだね。
そりゃ耳に付きますよ。
同じように「Spain」もやってみた。
こっちはさすがに「昔巨匠」のチック・コリアだけあって、テーマの組み立てが複雑で簡単に計算はできないんだけど、ザっと計測してみた。
曲全体の長さは『Light as a Feather』のオリジナル・バージョンで9:48。
そのうち、イントロを除いて何がしかテーマに関連しているパートの時間が4:04。
実に1曲の41%がテーマ関連のメロディで作られているのが「Spain」という曲なんですよ。
しかもそのメロディが、砂糖多めの割り下で頂くすき焼きのようで、たくさん食べることがムズカシイ。
Joe FarrelやChickのソロは実にカッコいいんだけどね。
だから曲中のテーマをすべて排除していればこんなことにならなかった。
そして、誰を手本にしてロック・ギタリストが時折この曲を取り上げるのかを私も知っているけど、やはりこのコード進行でロックフレーズを並べられるのはツラいんだよね。
コレが私の「Spain」感。
280vでも…と来る。こっちも仕事だからね。相手は若いんだし、ホメてあげなきゃ!
 
でも、この2人のバトルをふんだんに盛り込んだ演奏はかなりエネルギッシュだった。

290まぁ、ナント速く指が動くことよ!

300v恵一郎くんが何だかサンボーンに見えて来たぞ!

310vココでもリズム隊が怒涛の快進撃!

320v若手2人も頑張った!330v

340vさすがに肩車の逆さ吊りは期待できなかったが、こんな余裕な表情も。
ひとつ提案。
折角演奏がうまいんだから、Chick Coreaだったら、もう「La Fiesta」も「Armando's Rhumba(「Armando」はChickの本名。「Chick」は「ひよこ」という意味ですから)」もヤバいので、思い切って「第七銀河」とか「Captain Senor Mouse」とか「Nite Sprite」とか演ったらどうスかね?
「Sicily」とか「Samba Song」とかもいいんじゃない?
オジさんが言っているのは、人と同じことをするのではなく、とにかく色んな音楽を聴いて他の人のやらないことをしたらどうですか?ということね。

350最後もオリジナル曲で「マカキン・ファンタジー」。
5人ともパワフルでスキルフルな素晴らしいパフォーマンスだった。

360v

370v

380

390v

400v雄太くんは自分のバンドIOSISのメンバーを入れ替えてこの週末にお披露目したばかり。
現在絶賛巻き返し中なので乞う応援!410v2番目に登場したのはHEAVEN'S CROWというバンド。

420HINA

430vSHUN

440vGAKU

450vkusama

460vkaito

470vオイオイオイオイオイオイオイ、全員1997年生まれだってよ!
1997年って一体いつだよ!
つい最近じゃねーか!

480まだ学生さんの5年組。
若いけど、サウンドは結構オールド・スクールで「基礎ができています!」という感じで見ていて大変気持ちがいい。

490何しろギターのSHUNの持て余し気味にしか見えないエネルギッシュな動きが圧倒的だ。
コレ、出番の後半ではありませんからね。
最初からハダカ。
ハナっからダック・ウォークでステージを往来していたからね。
Marshallづかいというのがうれしいじゃないの!

500元気に歌もこなしちゃう!

510そして、そんなSHUNくんに一歩もヒケを取らないのがHINAちゃん。

520徹底的にシャウトしまくる生粋のロック・シンガーだ。

580vこの2人が燃え上がりながらステージが展開する。

590_2 もちろんそんな2人を支えるリズム隊もパワフルだ!

600実は偶然、この週末にもHEAVEN'S CROWを観たんだけど、この時よりもスケールアップしていたね。

610いろんな音楽を聴いて、いい曲をイッパイ作って、たくさんのロック・ファンを楽しませてやれ!
若いんだもん、ガンバレ!
Marshall、NATAL、EDENを使ってくれるウチは応援します…ナンチャッテ!

620vしかし、最近「Heaven」が付くバンド名が多くてオジさんチョット困ってますよ~!
 
HEAVEN'S CROWの詳しい情報はコチラ⇒official website

630

200_2
(一部敬称略 2018年12月8日 西川口HEARTSにて撮影)

2019年1月12日 (土)

ai Tube Presents Ultra Bowl <後編>


『ai Tube Presents Ultra Bowl』も早くも中盤に突入。
田川ヒロアキの登場だ。
エ?もう中盤?早くないかって?
そうなのです。
05実はこの日、和佐田さんからお話を頂戴する前、すでに取材の先約があったの。
でも現場が同じ渋谷だったので、途中「Ultra Bowl」を抜け出して、元から決まっていたライブと掛け持ち取材を敢行したのです。
こういうの、過去に3か所掛け持ちまでやったことがある。その時は死ぬほど忙しかった。
この日、DUOでカメラを片付けて/次の現場に移動して/またカメラを組み立てて/撮影して/片づけて/移動して/またカメラを組み立てて…とやろうと思ったんだけど、エエイ、メンドくせえ!
ココは渋谷じゃ!
カメラをブラ提げて街中を歩いていても誰も気にはしないだろう…と思って、下の写真のような出で立ちで3台のカメラを丸出しにして渋谷の街を歩いてみた。
そしたら!
見事に誰ひとり私の姿に目をやる人はいなかったわ!
コレ、長野の権藤や富山の総曲輪でやったらジロジロすごかったろうな。

9th ということで、『Ultra Bowl』に戻って来た。
私が留守をしていた間に釈灯歌さんと竹内藍ちゃん、ササキオサムさんがご出演された。
そしてヒロアキくんのステージ。

10_2田川ヒロアキ

20vもちろんMarshall。

30_2美しい田川ギター・サウンドを作り出す愛用のJVM210Hと1960A。

40vドラムスはそうる透。50vキーボーズははんだすなお。

60vそして和佐田達彦。

70v_2曲はおなじみ「My Eternal Dream」。

80_2田川ヒロアキのテーマソングともいうべきインストのドライビング・ナンバー。

90_2リズム隊は和佐田さんと…

100v透さん!…となると思い出すナァ、SPICE FIVE
SPICE FIVEでこの曲を演っていたワケではないけどなつかしい。
おもしろかったからナァ…演奏もバツグンだったし。

110v自身のキラー・チューンをキメた後はア・カペラでギター・ソロを披露。

130v「♪ギュイーン、ギュイーン」と陳腐な表現で恐縮だが、でも「♪ギュイーン、ギュイーン」とMarshallタッグを組んで思う存分暴れてくれた。

135「ありがとうございます!ノッケから私の代表曲『My Eternal Dream』をお聴き頂きました。
今日はこんなに楽しい空間で過ごさせて頂いています。
呼んで頂いてありがとうございます」とご挨拶。
続けて…「実は(当時)来年の3月にアメリカはLAレコーディングをすることになりました!
2020年にオリンピックやパラリンピックで世界の人たちをお迎えする曲を録音して来ようと思っています」と重大発表。
このことは来週に正式な記者会見を開いて発表することになっている。

9s41a0323 続いての曲も代表曲のひとつMAZDAファン・フェスタのテーマソング「キミを乗せて」。
え~!「キミを乗せて」も発表して4年が経ったの?
テンパス・フュージット!

150v_2すなおさんのキーボーズがサウンドに大きな色付けとなった。

120_2和佐田さんのハイテンションは続くのだ!

160vヒロアキくんはこの2曲+ギター・ソロでステージを降りた。

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano170v_2司会はベースで出ずっぱりの和佐田さんに代わって衛藤さんと藍ちゃんが担当。

180vパフォーマンスの方はACEさんの弾き語りを経て曾我泰久が合流。

190ACEさんとのデュエットでビートルズの「If I Fell」や共作したオリジナル曲を熱唱した。

200v_2「シッカリやれよ!」なんてヤッチンに言われる衛藤さん。ゼンゼンへっちゃら。
このホーム感がいいんですよ!
「今回はフルメンバーで曾我泰久さんです!」

210_2トリ前でステージに上がった5人は…

220曾我泰久

230vそうる透

260v_2はんだすなお

270_2和佐田達彦
みんなお揃いで赤いイベントTシャツに着替えて来たよ~!

0r4a0818 アラ?違う…田川ヒロアキ。
ま、ギターが赤ですから。

280ヤッチンもいつも通りでMarshall。

240_2JCM900 4100と1960A。

250v_2ヤッチンのチームもライブで大人気のお得意のナンバーで固めて来た。

290_2まずは「UP BEAT」。

300v和佐田さんとのコレはヤッチンのライブではおなじみのシーン。

310上手を向けばヒロアキくん。
このツーショットもヤッチン・ファンにはおなじみだよね~。
330_2それこそギンギンのアップ・ビートで会場の熱気が一段と上がる!3202曲目は「約束の場所で」。

370ヒロアキくんのコンパクトなギター・ソロが小気味よし。
よく聴くとこの曲でヒロアキくんが付けているコーラス・パートってスゴイ。

335「最後もソロの曲にしようと思いましたが、35周年イヤーなのでTHE GOOD-BYEの曲を演ります」と、「Yes! Yes!! Yes!!!」を演奏した。

350もう和佐田さんはヤッチンの音楽については勝手知ったるところ。

340_2でも透さんのヤッチンは今回初めてお聴きした。
どうだったかって?
そりゃもう…

360v「ナイス!」380当然のごとく盛り上がりが最高潮以上にまで達してヤッチンの出番が終了。

390vMCでチョット触れていたけど、先週の6日、和佐田さんとヒロアキくんがサポートを務める恒例のヤッチンのバースデイ・コンサートが渋谷で開催された。
もちろん大いに盛り上がった。
去年のバースデイ・コンサートを収録したDVDも好評発売中ですからね。
私が撮った写真をジャケットにご採用頂いております。
もちろん和佐田さんとヒロアキくんが登場しているよ。
あ、私もチラチラと写っちゃってます。ゴメンね。

Dvd衛藤さん「いいね~。透さんがドラムスを叩いてくれてとても光栄です! しかし、こういう立ち位置は照れるね!」
なんて言いながらいよいよUltra Bowlも最後のコーナーに突入した。

410最後はサンプラザ中野くんさんとパッパラー河合さんによるセット。
「大きなたまねぎの下で」や「Runner」を演奏。

395アンコールには出演者が全員勢ぞろいして「YMCA」をプレイした。
よ~盛り上がってるでしょう?

420出演者の皆さんも最高に楽しそう!

430v

435
440v
436v和佐田さんの思惑通り、とても楽しいイベントになった。
なんていうのかな?…バラエティに富んだ内容がうまくまとまって、イベント全体がひとつのバンド演奏になっているみたいな…。

450最後は和佐田さんからご挨拶。
ご盛会おめでとうございます!
 
和佐田達彦の詳しい情報はコチラ⇒和佐田達彦ウェブサイト
竹内藍の詳しい情報はコチラ⇒竹内藍Official Site

460 

200_2 
(一部敬称略 2018年12月6日 渋谷MUSIC EXCHANGE DUOにて撮影)

2019年1月11日 (金)

ai Tube Presents Ultra Bowl <前編>


テンパス・フュージット!
「Tempus Fugit」というのは、モダン・ジャズ・ピアノの巨匠Bud Powellの名バップ・チューン。
Miles DavisのBle Note盤も有名だよね。
このラテン語の「Tempus Fugit」という表現は、英語で言えば「Time flies」。
つまり「光陰矢の如し」という意味。
新年が明けてもう10日も経ってしまった!…というより、正月があった感じすらしない。
もちろん年末には年賀状も書いたし、年越しそばも食べた。
明けてからは、氏神様に初詣して、お雑煮も食べた…にもかかわらず「正月感」はほとんどなし。
ウチは「紅白歌合戦」を付きっきりで観ることは絶対にあり得ないし、他に楽しみにしている年末年始の特別なテレビ番組も全くない、ということも時節感の無さに拍車をかけているのかも知れない。
大昔は、元旦を迎えると親戚一同が父の実家に集まって、にぎやかに新年を祝ったものだったけどね。
結局、お年玉がもらえないから「お正月」という感じがしないんだわ、コレ(ずいぶん長いこと頂戴いしておりませんが…)!
さて、今日はお正月どころかクリスマスよりも前のイベントの話題。
も~ひと月チョット経ったのか…ホントに「テンパス・フュージット」だ!

10イベントのタイトルは『ai Tube Presents Ultra Bowl』、場所は渋谷のMUSIC EXCHANGE DUO。

93flシンガーソングライターの竹内藍とベーシスト和佐田達彦が企画したイベントだ。

30和佐田さん、開催の数日前に機材の打ち合わせでMarshallの事務所へお越し頂きましてね、このイベントに賭ける情熱を聞かせて頂いた。
そうなんだね、複数のバンドが出演するイベントって、いつの間にか「動員がムズカシイ」ということになっちゃったよね。
ファンの人たちに言わせれば、好きなバンドは単独公演でジックリ観たい…ということらしいんだけど、フェスティバルには行くのはどういうワケか?
イベントの時こそ行ってあげなさいよ。
私はプロ野球を全く見ないのだが、コレには熱烈な巨人ファンだった昔の会社の同僚が言っていたのを思い出す。
「巨人ファンって、負けだすと『ダメだ、ダメだ』と応援しなくなっちゃうんだよね。そこへ行くと阪神ファンは反対に猛烈に気合いを入れるんだよね。負けている時こそ応援してあげるべきなんだよ」
ってな具合。
そもそもライブハウスの夜の部のコンサートなんて、昔はほとんど単独だったよ。
渋谷の屋根裏にしたって、昼の部こそゴチャゴチャと対バンがある日が多かったけど、夜はたいていバンドがひとつしか出ていなかった。
だからタマに好きなバンドが対バン形式でいくつか出演するような企画の時は得した気分だったよね。
新宿ロフトのBAD SCENEと子供ばんどと三文役者のトリプル・ヘッドライナーなんて企画はすごくうれしかった。
ちなみに当時は「トリプル・ヘッドライナー」なんて立派な英単語は使わなかったけど、「スリーマン」なんてマヌケな言葉もなかった。
で、和佐田さんは「そういうイベントの状況を変えたい」とこのイベントの主旨をご説明されていた。
「ボクはイベントが好きなんです。色んなバンドがたくさん集まって、熱気があって…楽しいじゃないですか?そんなイベントの楽しさを伝えたいんです」
今年は秋にMarshall GALAを控えているが、私もイベントを企画するのが大スキでしてね。
この「Ultra Bowl」も微力ながら喜んでご協力させて頂いたいう次第。

40和佐田さんの張り切りようも尋常ではなかった。
このTシャツ!
まず、この色のチョイスに並々ならぬ気合いを感じるでしょ?
普通、こういうのは無難に白とか黒とかサ…。

50タオルも紫だからね!
「That's the way life goes on」…「人生ってのはそういうもんだ」ぐらいの意味かな?
「Ultra Bowl」というタイトルはアメリカンフットボールの本場での雌雄を決するゲーム「Super Bowl」から。
「Super」の上を行く「Ultra」なのだ。
スーパー・ボウルといえば、20年近く前、ニューヨーク経由でNAMMショウへ行ったことがあった。
大寒波が押し寄せていて、マンハッタンに大雪が降った。
それがちょうどスーパー・ボウル開催の日に重なったのね。
スゴかったよ。
私は3度しかニューヨークに行ったことがないんだけど、過去にあんなの見たことは当然ないし、多分生きている間にもう見ることがないでしょうな。
あのね、タイムズ・スクエアに誰もいなくなったの。車は別よ。
世界から来た観光客でいつもゴッタ返しているあのタイムズ・スクエアに、本当に人っ子ひとりいなくなったのよ。
歩いているのは自分ひとりだけ!
そういう映画があったでしょ?
まさにアレ。
今年のスーパー・ボウルは「フィラデルフィア・イーグルス vs.ニューイングランド・ペイトリオッツ」か…。

60会場の物販コーナー。
Tシャツやタオルだけじゃなく、色々なオリジナル・グッズがズラリと並んだ。

80もちろんTシャツも大好評!

90そして、ステージには2台のMarshallハーフスタック。

100定刻通りにショウがスタート。
舞台に上がったのは最初に司会を務めた和佐田さんと藍ちゃん。
「こんばんは!『ai Tube Presents Ultra Bowl』にお越し頂きましてありがとうございます!あ、Tシャツを着て頂いている方もチラホラ…うれしいですね~!」とまずは藍ちゃんからご挨拶。

110何せ「ai Tube Presents」だからね。
「ai Tube」というのは毎週火曜日の14:00~14:50に渋谷クロスFM 88.5MHzで放送している
1年2ヶ月ほど前にスタートした、藍ちゃんがパーソナリティを務めているラジオ番組ね。

95s「この位置おかしいでしょう!」と和佐田さんが指をさしているのは…

90r4a0109 コレ!
おかしいわ!
わかるかな?…ドラム・キットの真ん前にもう1台のドラム・キットがセットしてあるの。
こうして見ると、鏡が置いてあるみたい。
ジンジャー・ベイカーだってココまではやりませんぜ。もうチョット後ろでしょう。

130そして藍ちゃんからトップ・バッターのバンドが紹介された。

120ステージに現れたのは…「丸ちゃん和佐やん&エトー!」。

140衛藤浩一

150vこのドラム・キット、衛藤さんだったのか!
「55年の人生の中で初めて真ん前のド真ん中!」なんて感慨深いご発言。

160丸山正剛

170v丸山さんはMarshallを使用。
Jeff Beckがおスキということであればマストですな!

180JCM900 4100と1960A。

190vそして、和佐田達彦。

200vまずはインストで大爆発。

210ステージ一番前、ド真ん中の衛藤さん…始終ニコニコ!
きっといつもと景色がゼンゼン違うんだろうね。

220v和佐田さんも楽しそう!

230「衛藤さんがこんなにドラムが叩けるとは…。
足元がお悪い平日にもかかわらずお越し頂きましたからには最後まで楽しんで行って頂きたいと思います。
ココにボーカルズを入れます。
八王子から呼んでまいりました!」

90r4a0154 登場したのはDioKen!

250vそして、キーボーズにはんだすなお!

260vクインテットになって一気に賑やかさが増したステージ。

240Kenちゃんがまた盛り上げるのなんのって!

270和佐田さんもつられてノリノリ~!

280vステージの中央が定位置と相場がキマっているシンガーのKenちゃんとしては、何が何でも衛藤さんのドラム・キットの前に立って歌うという算段!
セマイ!

290Journeyナンバーをガツンとカマしてノッケからイベントを盛り上げまくった5人なのであった!

300

310v

320v

330和佐田達彦の詳しい情報はコチラ⇒和佐田達彦ウェブサイト
竹内藍の詳しい情報はコチラ⇒竹内藍Official Site

340<後編>につづく
 

200_2 
(一部敬称略 2018年12月6日 渋谷MUSIC EXCHANGE DUOにて撮影)

2019年1月10日 (木)

HFOとMarshallとNATALと~私の川越

 
川越へ行ってきた。
どうだろう…20年近く前に1回だけ行ったことがあるぐらいかな?
その時は昔の街並みなんてモノにまったく興味がなかったので、用を足してすぐ帰ってきちゃったけど、今回はその反対?
古い街並みを見に行くために仕事を探した…みたいな。
 
さて、「川越街道」なんてのをよく耳にするので、川越というのは宿場町かと思っていた。
そうではなくて、中山道の最初の宿場である「板橋」で分岐して川越に至るのが川越街道で、城下町なんですな。
ちなみに東海道の品川、中山道の板橋、日光&水戸街道の千住、甲州街道の内藤新宿(今の新宿)等、主要街道の最初の4つの宿場を「四宿(ししゅく)」と言うが、それぞれに女郎屋があって、江戸時代大変に栄えた。
その四宿の中で板橋は最もガラが悪く、博打、盗賊は当然、朝から晩までケンカが絶えなかったらしい。
ちなみに三遊亭圓生の演目に「四宿の屁」なんて話がありますな。
この辺りはまた別のところで詳しくやりましょう。
今日は川越。
「仕事の部」も含めて、盛りだくさんですごく楽しい秋の1日になった。

10日曜日だったので町中の駐車場が混雑するであろうことを予想して、チョット外れの駐車場に車を入れる。
駐車場の隣が川越城本丸御殿。
川越城は室町時代にこの地方を治めていた上杉氏の家臣の太田道真と道灌の親子の指揮によって1457年に建てられた。
太田道灌といえば、「江戸城を造った人」じゃんね。
「江戸城って誰が造ったか知ってる?」
「太田道灌だろ?」
「ブ~、大工さんでした!」
って昔やらなかった?
コレ、いまだにやっている人がいるからね?
「ごはん食べた?」
「イヤ、食べてない。パンなら食べた」ってヤツ。
これ以上は書かない。
現存しているこの本丸御殿は江戸時代に再建されたものだけど、その江戸時代のオリジナルが残っているのは全国でこの川越城と高知城の2つだけなんだって。20_2有料でも中に入る。100円で安い。
フーム、コレが本丸御殿か…。
普通「お城」というと、姫路城とか、名古屋城みたいなバカでかい建造物を想像しがちだけど、実際にはこうした普通の建物っぽい「平城」がほとんどだったらしい。
エヘン!…ウチの祖先をさかのぼると、里見家の関係の群馬の太田の殿様だということがわかったんだけど、やっぱり城は平屋建ての「平城」だったらしい。
跡形はまったくないけど、一国一城の主だったんだぜ。
ちゃんと地名や交差点にその名を残しているんよ。

30ワビサビか…質素だな。
川越は江戸近郊の要所で、ココに徳川家康、秀忠、家光が何度も泊まったらしい。

40_2釘隠しもこの通り。

50廊下も派手さがゼンゼンなくて落ち着いている。
ハイ、それでは折角ですので、同じ本丸御殿でも400年前の姿を忠実に再現して昨年から公開している名古屋城の本丸御殿を見てみましょうか?

60ザっとこんな感じ?
やはり家光が泊まりに見えたという。
ナ~ニ、川越城と少し違って見えるのは気のせいだよ。

70釘隠しもホラ、大して変わらない。

80廊下だって変わらない。チョット金ピカな気がするだけだよ。
どっちに住みたいか?と言われたらアタシャ川越スタイルの方でいいわ。
古さで言ったら今の住まいと大差ない。そっちの方が落ち着くわ。

90「郭町(くるわまち)」とあるけど、昔は遊郭でもあったのかな?
それとも城壁の関係か?

100こんなノスタルジックなバスが走ってる。
でも、私が本当に小さい頃はこういう形のバスがまだ普通に走っていたよ、前が出っ張ってるヤツ。

110川越城のお堀の跡。
江戸時代(1639年)に川越藩主となった松平信綱が大拡張工事を実施し、城の規模は約2倍となった。
その時、防御を目的に造られたのがこの中ノ門堀。
よく埋めて宅地にしなかったね~。
大戦中、ゼロ戦のエンジンを作っていた中島飛行機のパーツの製造拠点があったために猛烈な空襲を受けた熊谷とは異なり、川越はほとんど被害がなかった。
だからこうした土木的な史跡が残されたんじゃないかしら?
もし周囲が焼け野原になっていたら絶対に埋め戻されていたことでしょう。
120市役所の前に立っている太田道灌の像。
メッチャなで肩。
これじゃギター提げられんぞ。

130vその向かいにあったのがコレ。
そば屋になってるんだけど、見事な銅板!

140vコレはスゴイよ。
こんな木造3階の銅板建築なんてほとんど見たことない。150この意匠がいいね~。
こういうのはコリント式支柱っていうのかな?
出来た時は赤銅色でさぞかし立派だったことだろう。

160側面にも惜しみなく銅板が張り巡らされている。
元々はつり具屋さんだったんだね。

170街の中心に向かって歩く。
ん~、いい雰囲気。

180_2こういう路地はいいですよ。
まるでコッツウォルズのようだ。
だいぶ違うか?

190「札の辻」という交差点。
「札の辻」というのは、高札が掲げられた場所のこと。
だからこの地名はどこにでもある。
高札というのは、よく時代劇でやってるでしょ?
例えば黒澤明の『隠し砦の三悪人』。
「告 次の者を生きて捕らえた者には金三枚をつかわす」みたいな…。
要するに街の掲示板ですな。
今で言えばfacebookか?
昔は、農民をはじめ一般の人は字が読めなかったので、お坊さんや侍に読んでもらった。

200_3エ?スカラ座?!

210_2ウワ~、こういうモノには猛烈に郷愁をそそられるな~。
昔はこうやって、普通の住宅街の中に平気で映画館があったんだよ。
しかも「スカラ座」だもんな~。

0r4a0422 これがミラノのスカラ座。

235中はこんな感じらしい。
ま、川越のスカラ座も大差ないだろう。

236『武蔵野』という作品がかかっていた。
国木田独歩の『武蔵野』から引いた、武蔵野に残る循環農業に関するドキュメンタリー映画らしい。
循環農業というのは葉っぱが落ちて堆肥になり、それがまた草木を育てて、育った草木が落葉してまた堆肥になる。
要するに自然の摂理に従った農法のこと。
作品のキャッチコピーは「どんなに時代が変わっても変えてはならないものがある」…全く同感だね。
私の場合は「ロック」かな?

240v監督が舞台挨拶に来るそうだ。
でもチョット観てみたいな。
私なんか『ボヘラ』よりよっぽど感動しちゃうかも!

250ココにも映画館を発見。
こっちは廃業して取り壊すことになっているみたいだったけど。

255スゲエ行列!
ナニかと思ったら、「おさつチップ」とかいうサツマイモのスナック屋さんだった。

260_2「蔵の町」っぽくなって来たヨ。

280_2スターバックスもこの通り。

270_2いいね~、こういう感じ。

290川越市の教育委員会が「伝統的建造物」にしているよ。
こういうのはイギリスの「Grade」みたいに保存の規定などあるのだろうか?

300よくポスターで見かける「時の鐘」。

310_2蔵がゾロゾロ出て来た!

0r4a0451どれも手を入れてあってオリジナルのままではないことは先刻承知。
そんなことはどうでもいいの。
こういう雰囲気が好きなのだ。

335順路不同で写真を上げますよ。

340vこの屋根!
相当な重量だろうにナァ。

350どれも立派な蔵だ。

360空襲がなければ、日本にはこういう町並みがたくさん残っていたハズなのだ。
ゼンゼン「♪カ~モン、ベイビー」じゃない。

370私的にはこの家が優勝かな?

380この雨どいの支えは古いモノなんだろうか?
カッコよくね?

390コレは立派ですよ。

400西洋勢も負けていないよ。
埼玉最初の不銀行、元第八十五銀行本店。現りそな銀行川越支店。
大正7年の建造だそうだ。
ナンバー銀行についてはいつかやったね…『私のお伊勢さま』の時だ。

405こっちも元銀行の建物で現在は川越商工会議所になっている。

410昭和2年の建造。
こういう意匠はやっぱりカッコいい。

420v蔵に混ざってこのいでたち。
470コレも見事。

430v入り口のガラス装飾が目を惹く。

440この辺りの看板建築もなかなかに素晴らしいよ。

450昭和20年代中半から30年代前半の建築ってとこか?

455イヤ、もっと古いのかな?

460この新旧のコントラストも素晴らしい!

480v川越の「うまいもの」はお芋と鰻だとか…。

490奮発してタマには鰻でも…と思ったけど、どこもスゴイ行列だよ!
結局、トンカツを食べたわ。
去年はガマンして数回しかお店のトンカツを食べなっかったせいもあって殺人的に美味しかった。

500vまぁね、蔵の町も洋館もスゴイんだけど、何が一番スゴイって…

510この人出だわ!

520どこもかしこもスゴイのなんのって!
しかもこの一番人気の目抜き通りにはガンガン車が走ってるもんだから、歩道は観光客でパンパン!
日祭日は歩行者天国にできないもんかしらん…もう行かないと思うけど。

540トドメはココ。
「お菓子横丁」とかいうエリア。
お菓子屋さんや駄菓子屋が並んでいるらしんだけど、これじゃ何も見れないって!

550「お菓子横丁」どころか、コリャまるで年末の「アメ屋横丁」だわ!
あ、アメはお菓子か…我ながらうまくまとまったな。

560寛政4年に建てられたという大沢さんの家。
1792年だからね、古いよ。

570こっちは寛政元年創業の作り醤油屋、「笛木醤油」さん。
「金笛(きんぶえ)」という銘柄の醤油を作り続けている。

580この醤油がいいんですよ。
90r4a0008_2ナニがいいかというと、ココの醤油は下のカタログにあるような関連商品も含めて化学調味料を全く使っていない。
ウチは「調味料(アミノ酸等)」の入った食品を出来る限り摂らないようにしているのね。
アタマおかしくなっちゃうっていうから。
イギリスやアメリカやドイツでは国家レベルで使用を禁止しているヤツね。
それでも今の世の中、そういう化学薬品を完全に排除することはできないので、家の食事だけはそうするように努めているのです。
おかげでスーパーやコンビニでの食品の買い物が大変困難になりました。
だからこういうお店を見つけるとすごくハッピーな気分になるのです。
チョット名前は出せないけど、先日仕方なくチェーン店の中華料理屋で炒め物の定食を食べた。
もうね、化学調味料の味しかしなかった。
化学調味料をキッパリ断っていると、こういうことがすぐにわかるんだけど、チョット食べ続けてしまうと味覚がマヒしてしまってすぐにわからなくなっちゃう。
コレが化学調味料の恐ろしいところ…ってことがわかった。

90r4a0007さて、夕方になってきたので、仕事モードに入らねば…。
でもその前に…。
この川越市立美術館に入ってみた。

590するとこんなイベントをやっていた。
「Still Life」なんていうので、チョット観てみることにした。

600v「Still Life」はPat Methenyじゃんね。

12sl 金沢健一さんと浦裕幸さんによる「演奏会」ということなんだけど…コレが楽器らしい。

610お、始まった。
1曲目は「共振域-Untitled Original 20181125」。

620演奏中。

630コレね、テーブルにヴァイブレーターが付いていて、天板に振動を与えているのね。
そこへ針金だのワイングラスだの、色んなモノを乗っける。

640vすると乗せられたモノが振動してノイズを出すワケ。
ジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジとか…。
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザとか…。
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガとか…。

650それを鑑賞するワケ…ナンでじゃい!
「ミュージック・コンクレート」ってヤツ?
要するにジョン・ケージみたいなの。
私はフリー・ジャズまでは聴くようになったけど、こういうのはサスガにナァ。
席に座りながら少しだけ休ませて頂きました。

660美術館に入ったのはコレが観たかったの。
「大正イマジュリィ」ってヤツ。

670「イマジュリ」というのはフランス語で「イメージ画像」という意味だそう。
印刷の技術が発達した大正時代は。美術が一般の民衆にみ身近となり、こうした様々なデザイン文化が栄えた。
アールヌーヴォーの橋口五葉、アールデコの杉浦非水とかいうデザイナーの挿絵、ポスター、広告、本の装丁などが展示されていた。
竹久夢二なんかもそうだね。
どれもこれもシャレていてね~。
オシャレなだけじゃなくて、デザインが上品で可憐なんだな~。

0r4a0002展示は一切撮影禁止だし、図録は貧弱な上に高価だったので買ってこなかったが見応えは十分だった。
映画の広告なんかも飾ってあったんだけど、スゴイのがあったな…メモしてきた。
『娘十八運動狂』、『三悪人の特徴に就いて』、『ペンキ塗りたて』の3本立て。
調べてみると、『娘十八運動狂』というのは1926年(大正15年=昭和元年)のアメリカ映画で、どうも「娘十八」というシリーズになっていたようだ。
「浅草水族館」の広告なんてのもあったな。
今の「木馬亭」の隣だったらしんだけど、その水族館の2階が有名な榎本健一の「カジノ・フォーリー」の本拠地だった…この辺りのことはまた勉強しておきます。
イヤ、エノケンに関する相倉久人さんの記述を最近読んだもので…。

0r4a0004以上で「私の川越」は終わり。
ココからがMarshallのお仕事で春日部へ移動したのです。
「草加越谷、千住の先よ オレんち春日部 もっと先」なんて歌がありましたな。
川越からもエラく遠かった。
春日部には家内の友達が住んでいて、大学時代に一度だけ来たことがあった。
39年前か?…しんちゃんが引っ越してくるズッと前のことだ。
向かった先はこの公民館。
講堂にかなりシッカリしたPAスピーカーが備え付けられている。

680リハーサルをしているのはあのHELL FREEZES OVER(以下「HFO」)。

690TREBLE "GAINER" AIDYSHO

700vRYOTO

710vHIROTOMO

720vTAKUYA MASHIKO

730vTom Leaper

740vアクションを交えた本番さながらのリハーサル。

840もちろんギター・チームは愛用のMarshall持ち込みだ。

750RYOTOくんの1959と1935キャビ。
760vHIROTOMOくんもヘッドを2台持ち込んだ。

770こっちは1959とJMP時代の2203か。
キャビネットはJCM800の1960B。
2人ともBキャビというところが泣かせるな。

780vそして、Tomくんが叩いているドラム・キットはNATAL。

7908"、10"、12"のトリプル・タム。
NATALのトリプルタム・キットは日本初。
今ならまだ「日本初の〇〇のNATAL」が狙いやすいぞ!

810Tomくんはコレで「日本で初めてトリプル・タムのNATALを使ったドラマー」として、NATAL史に永遠にその名前が残る。
もちろん本国イギリスにもこの情報が伝わっている。
そういうことなのよ!
「鶏口となるも牛後となるなかれ」って言ってね。
もっとも、またドラム・キットが変わりそうだけど…。

830NATALの音をひとつひとつ確かめるようにして叩くTomくん。
そう、今日はNATALのドラム・キットがHFOのバンド・サウンドにマッチするかどうかをタップリと時間をかけて実験するリハーサルなのだ。

800vさっそくギンギンに騒ぎまくるHFO!

850vアータ、Marshallがやってるドラムスですよ!
NATALがこういうサウンドに合わないワケがない。
880もちろんメンバーもそんなことは先刻わかりきっているんだけど、一応ね。
結果は超バッチリなのはこの写真を見ればわかる。

860休憩時間にTAKUYAくんが弾いたフレーズには驚いたよ。
あんまり突飛すぎてすぐにわからなかったんだけど、Mike Oldfieldの「Tubluar Bells」のベースのソロ・メロディ!

870v着ているモノのガラだって、David BowieにQueenに新しいところでJudas Priestだもん。
この公民館の出で立ちも相まって、タイムマシンで70年代に戻ったような感覚になったよ。

890以前レポートした通り、彼はらLOUDNESSに混ざって出演したRED BULLのイベントでも耳の肥えたお客さんから大絶賛された。
サビのメロディが「アレ」じゃないからね、ベテランのリスナーはよろこぶよ。
そういうトラディショナルにすぎるぐらいのハードロックあるいはヘヴィメタルなんだけど、5人がひとつの目標に向かって一丸となっているように見えるところがすごくいいんだよね。
昔のロック・バンドってのはみんなこんな感じだったハズ。
誰が何と言おうとオレたちはコレをやるんだ!…という気迫が伝わってくる。
でも決して態度が悪いワケではない
今の世の中、いくら筋金入りのロックンローラーだって先輩や周囲の人から可愛がられなきゃ損だよ。
もうロックはそういう音楽ではなくなってしまったんだから。
学校では正式なクラブ活動なんだぜ!
 
それと…。
RYOTOくんなんかと話をしていると、出て来る出て来る、70年代のハードロック・バンドの名前が!
やっぱり音楽を演奏するうえでで何よりもまず重要なのは、楽器を弾く技術ではなくて「インプット」だということを実感するね。
とにかく色んな音楽を聴く…ですよ。
それと、簡単に止めちゃわないこと!
「サポート」とか言って色んなバンドをやったりせずに、息の長い活動を展開して欲しいと思います、オジちゃんは。

900ファースト・ミニ・アルバム『SPEED METAL ASSAULT』絶賛発売中。
生粋のMarshallサウンドにオーバーウェルムされてください。

910cd 

200 
(一部敬称略)

2019年1月 9日 (水)

長崎兆志~Choji birthday live "December club session"

 
そうか、兆志くんも12月、つまり冬の生まれか…じゃ夏がキライだな?よしよし。
私は11月生まれなんだけど、結構11~12月生まれのミュージシャンっているんじゃない?
今日はそんなI Don't Like Mondays.のChojiくんのソロ・コンサート。
あ、また「ツーマン」話なんだけど、「ソロ・コンサート」という言葉は英語的にはこういう時に使うのが一番ふさわしいらしい。
というのは、「対バンがいない単独公演」というワケではなくて、I Don't Like Mondays.の一員であるChojiくんが、ひとりでチームから離れてコンサートをする状態を「ソロ・コンサート」という。
コレが英語のネイティブ・スピーカーさんの感覚らしい。
コレは以前にも書いているけど、じゃ、出演者がひとつしかないコンサートはどういうか?
ネイティブさんに訊いて確かめたところ、特に専用の言葉がないようだ。
だったら日本語で「単独公演」と言えばいい。
我々は自分たちの言葉があるんだから、誤用してまで外国の言葉を使う必要も義理も全くない。
言語に関してはアメリカと地位協定を結んでいるワケではない。
我々は世界で最も複雑で美しい言葉を母国語にしていることをもっと誇りに思うべきだ。
Chojiくん、ゴメン!つい、変な話になっちゃった!

10vそれでは「長崎兆志の師走のお誕生日公演」いってみよう!

20メンバーは「本日の主役」、長崎兆志。

30vもちろん今日もMarshall。

0r4a0356 1987Xと1922の組み合わせ。
この1922の小ぢんまりとした鳴りがいいんですよ。
うまいこと使ってる。

50vもうひとりのギターは芳賀義彦。

60vコチラはJCM900 4100と1960Aのハーフ・スタック。

65v満園庄太郎
庄太郎ちゃんとは9月に名古屋で会ったっきりだったっけかな?
一番付き合いが古くて、多分最もMarshall Blogに登場してくれているベーシスト。

70v黒瀬蛙一

80v1曲目はJohn Sykesの「Badboys」。

100_bbインストで豪快にブッちぎる!
背が高いからこういう格好がよく似合うんだよナァ。
カッコいいわ、ウン。

110vイントロの「♪ティラリラティラリラ」を乗り切って…

130Gary Mooreの「Back on the Street」。
ナニよ、歌ゼンゼンいいじゃないの!

120_bs庄太郎ちゃんもアゲアゲ~!

140ゲェアリー・モー(「Gary Moore」のことね。イギリス人はこんな感じで発音します)といえば、忘れもしない。
アレはいつのことだったっけかな~…忘れとるやないけ!(LOUDNESS二井原さんから借用。許可は得ていません)
2016年4月のお台場。
Chojiくんに初めて会ったのは『Chimera Games』というイベントだった。

35そのイベントにI Don't Like Mondays.が出演していて、Marshall、NATAL、EDENと、ウチの機材を使って頂いたので終演後に楽屋に挨拶にお邪魔した。
するとChojiくんが「こういう音楽を演っていますけど、ホントはゲイリー・ムーアが大好きなんですよ。だからMarshall」と言ってくれた。
「ああいい人だナァ」とうれしくなった。
そもそもMarshallが好きで使っている人に悪人はいないからね。
36v
それからしばらく没交渉だったんだけど、昨年の3月に開催された福島を応援するイベントで再会。
ちょっとコワかったんだけど(Chojiくんデカいからね)、「あのお台場の時のMarshallの…」と接近すると「おお~、アノ時の!」と盛り上がっちゃったんだね。
それから楽器フェアでMarshallの新商品のデモンストレーションをお願いしたりととても仲良くしてもらっているのです。
やっぱりMarshall好きに悪い人はいない!340_2 そのゲェアリー・モーだったから、私的には感慨もひとしお。
しかし、この曲が収録されている『Back on the Streets』ってアルバムね、1978年のリリースなんだけど、高校1年の時、発売になってすぐに買いに行ったな~。
「on the street」というのは「放り出す」という意味があるんだよ。

0r4a0351 「みなさん、ありがとうございます!
本当に今日は死んでもいいぐらい!…と、言いつつ2曲飛ばしたんで、ここからはシットリとした曲を演ります。
揺れていてください」
このソロ・コンサートの開催にとても感激しているChojiくん。
次はナニかな?

150vあ、またGary MooreというかThin Lizzyというか…令文さんもよく取り上げていたけど、人気があるね。
「Don't Believe a Word」…この「a word」というのは「love」ということ?

160_db当然、後半のパートではハードに盛り上がる。

0r4a0475 さらに、え?…「Hotel California」。
イメージが違うな~。

S41a0203 名ソロの再現から…

X芳賀さんと華麗に「♪ティララティララティラ、ティララティララティラティ~」
この曲が収録されたアルバムが出た時のことは忘れもしない。
アレはいつのことだったっけかな~…忘れとるやないけ!
中学2年の時でね、Led ZeppelinとかDeep Purpleに夢中だった私にはEaglesの良さがサッパリわからなかった。
実は今もわからないの。

179「セッション・タイムみたいな感じで演りたいと思います。
手拍子しながら聴いてくれたらうれしいな!」

210ドラムスからスタ―ト。

220_fwj今度はJeff Beckで、「Freeway Jam」。
この曲が収録されたアルバムが出た時のことは忘れもしない。
アレはいつのことだったっけかな~…忘れとるやないけ!…もういいか。

230vコレもMax Middletonの作品。
ゴキゲンなシャッフルに曲を知らないであろうお客さんもノリノリ!

240続けて「Into the Arena」。
出るとは思っていたが、出たか!

250_itaChojiくんって私より20歳ぐらい若いのかな?もっとかな?
世代を超えて若い人がこういうロックを演奏してくれるのはうれしいね。
種類やスタイルを問わず、「ロック」という名のつく音楽を演る以上は、絶対に60年代後半~70年代中盤ぐらいの洋楽をひと通り勉強しておくべきですよ。
Chojiくんなんかはとてもいい例だと思う。
今日、Chojiくんが取り上げている曲とIDLMの曲は似ても似つかないけど、IDLMでのChojiくんのギター・プレイは大変にシッカリしているでしょ。
そういうことなんですよ。

260可愛がっているChojiくんのサポートとだけあって、本当アゲアゲだった庄太郎ちゃん。

270ところどころで充実したソロを聴かせてくれた芳賀さん。
こんな私でも、生涯に30本以上のギターを売っちゃ買い、買っちゃ売りしてきたけど、SGだけは1回も所有したことがなくてね。
で、もうギターが欲しいなんて思わないんだけど、最近SGだけは欲しいような気がしていましてね。
地方へ行った時になんかハードオフを見て歩いてるんだ。

280「ボーカルズの限界に挑みます」と第1部の最後に演奏したのはThin Lizzyの「Thunder and Lightning」。

290_tlコレを歌うのは大変ですよ!
よくぞこの曲を選んだ!
バッチリです。

S41a0294 ストレートでドライブしまくった黒瀬さんのドラムス!
Thin Lizzyナンバーにピッタリ。

300vちなみにThin Lizzyのトリビュート・バンドとしてNo.1の呼び声が高い「ALIVE and DANGEROUS」を率いるThin Lizzyのオリジナル・ドラマーのBrian DowneyはNATALを愛用していますからね。
そこんとこよろしくです。

Bd2歌だけでなくもちろんギターでも大爆発!

330vみんなとても楽しそうだったのよ!

310ところが、他の現場が重なっていたので残念ながら私はこの第1部のみで失礼をさせて頂いた。
第2部ではシンガーのTAKASHIさんを交えて更に盛り上がったと聞いた。
一応セットリストだけ掲載しておくね。

1. Overnight Sensation / Firehouse (Zappaじゃないのね?)
2. Rising Force / Yngwei Malmsteen (そうか、ChojiくんもYngwieを弾くのか)
3. Mr.Crowley / Ozzy osbourne (大学1年の時、生まれて初めてMarshallを買ってコレをコピーしたわ)
4. Is This Love / Whitesnake (白蛇はわかりません)
5. Kill the King / Rainbow (中学2年の時、生まれて初めて行った外タレのコンサートで一番最初に聴いた曲)
6. Tropper / Iron Maiden (ドラマーのNicko McBrainとは知合いです)
7. Sweet Child O'Mmine / Guns and Roses (Gunsが流行っていた頃、マジメにサラリーマンをやっていました)
<アンコール>
Guitar solo〜Parisienne Walkways / Gary Moore (ホントにゲェアリー・モーが好きなのね?)
Burn / Deep Purple (そうか、コレで〆たか。
この曲ってあの4小節のリフが20回出て来るんだよね。すなわち総計80小節がこのリフに費やされてる。
で、この4小節のリフの長さが6秒だから20回出てくればその時間は120秒。つまり2分。
すると曲の長さが6:04なので、この「Burn」という曲はナント!…1/3があのリフで出来ているということなんだよね。
いくら名リフでも耳にタコができて当然なのだ。でも名リフなのだ)
 
…とまぁ、私と同世代の人が選曲したかのような内容。
やっぱり音楽は世代を超えることができるのだ!

320Chojiくん、お誕生日おめでとう!
 
Chojiの詳しい情報はコチラ⇒I Don't Like Mondays.Official site

90v

200_2 
(一部敬称略 2018年12月6日 渋谷CHELSEA HOTELにて撮影)

2019年1月 8日 (火)

BARAKA~2018年11月の単独公演


Marshall Blog、1,501回目の記事にして今年最初のライブ・レポート。
しばらくの間は例によって年が明けても旧年中に開催された公演のレポートが続くよ。
今日はBARAKA。

10久しぶりの登場となるBARAKAの渋谷Mt.Rainerホールでの単独公演。
いつ以来のご登場かと思って調べて驚いた!
ナント!前回の記事は2年前の1月10日に掲載されていて、この時も2017年の最初のライブ・レポートだったのだ。
2年前にはナニを書いたかな?
チョット読んでみると…。
ギャハハ!
タイトルが『BARAKA 単独公演』となっていることに引っ掛けて、『「ツーマン」や「スリーマン」はみっともないからヤメましょう』とやってる。
そして、これからも「このことを訴え続ける」と宣言しているわ。
で、実際にことあるごとにガミガミ言い続けている。
進歩がないというか、ガンコと言うか…ま、Marshall Blogってのはこんなもんです。

20高見一生

30v依知川伸一

40v平石正樹

50v一生さんはMarshall。

60vおお~、白い~!
1997年にMarshallの創業35周年を記念してリリースされた1959のハーフ・スタック、通称「White Special」。

70vMarshallは、一昨年の2017年に迎えた創業55周年を特に喧伝しなかったが、この35周年記念からもう20年以上も絶ったのね。
このWhite Specialは他にも1962とPB100をリリースした。もちろん全部真っ白だった。

80スピーカー・キャビネットの左下とヘッドのリアパネルには「Limited Edition 1997」の表記とおなじみのJim Marshallのサインが入ったプラークが取り付けられた。
なんかジムのサインもなつかしいな…。
まだこの頃はピンピンしていて、翌1998年の春過ぎにはJCM2000 TSLシリーズのプロモーションで日本にやって来た。

90足元のようす。

100依知川さんはEDEN。
EDENの発音は、本当は「イードゥン」みたいな感じなのです。

110ヘッドはWT-800、4x12"のスピーカー・キャビネットはD410XLT。

120v依知川さんの足元のようす。

130そして、会場ではこの日の公演に合わせてBARAKAの1枚目から6枚目までのアルバムの中から選んだ歌モノ19曲を2枚のCDに収めた『THE BEST OF BARAKA SONGS』が発売された。140cdオープニングからいきなり壮大なメドレー。

150まずは『Five Rings』から「Ground Book」。
依知川さんと…

170MAXさんのドライブ感あふれる4ビートに乗って…

180一生さんのワイルドなギターが炸裂!

160そして、BARAKAのキラー・チューン「Butterfly」。
コレは14/8になるんですかね?

190蝶がどうして「butter+fly」になるのかはいつか書いたことがありましたな。

210vメドレーを締めくくったのは市川さんのボーカルズによる「Let me in」。

220vもうドップリとBARAKAの世界になっちゃった!

200v「年末のお忙しい中、たくさんの方にお越し頂き誠にありがとうございます!
21年目のワンマンです。
今年も色々とライブをやってきました。本年も最後までガンバリます!」
とご挨拶。
そして、次の曲を紹介した。

230何と「Led Boots」。

240_lb依知川さんが「BARAKAはタダでは転びません」と説明していたがその通り。
このバンドのカバー・アレンジは「コレでもか!」というところまで切り刻んで、組み立て直すんだな。

250一体どうやって、またどういう雰囲気の中でこの手のアレンジ作業をやっているのかわからないが、何しろ痛快な仕上がりなのだ。

260vJeff Beck(作曲はMax Middleton)の曲だからね、もちろんギター・ソロもタップリ。270続けての曲もメドレー。

280_wvat怪しげなワルツでスタートする「Reflected Waves」…

290v…って、YouTubeに上がっている「A38 ROCKS」というクラブでのこの動画。
チョット、チョットチョット!
これドラム・キットがNATALではありませんか~。
ウチのドラム・ブランドなんですよ。
やっぱりNATAL来てるな~。
コレはブダペストか…ハンガリーは行ってみたいナァ。
バルトークの国だもんね~。

曲調がコロコロ変わって行くウチに本当に曲が変わって「Atlantic」。
ココも聴きごたえのあるセクションだったよ。
BARAKAは1曲が長いので、メドレーが組まれるとそこら辺のバンドのライブの1ブロックぐらいの尺になっちゃう。
プログレッシブ・ロックとはそういうもんですよ。

300v「1年、1年、早いですね~。
BARAKAは結成21年、現実に目を背けてまだまだ夢を見て行こうと思っています。前向きに頑張っていきますので応援よろしくお願いします!」

9s41a3915そして、昨年に引き続いてフロリダを発着する、2月4日から6日間のプログレッシブ・ロックの船旅『Cruise to the Edge』に今回もBARAKAが参加することが発表された。
出演するバンドをココへ書き込もうと思ったけど、それこそキリがなくて『危機』に陥りそうだったのでウェブサイトをご参照アレ。

9cte歌モノのベスト・アルバムをこの日にリリースしたとだけあって、ボーカルズ・ナンバーが続く。

310_swコレもBARAKAの代表曲「Strawberry Wine」。

330v「Strawberry Wine」という名前のオタマジャクシの歌。
また言うけど、オタマジャクシは英語で「tadpole」という。
そういえばBARAKAの曲もなかなかに「The March of tadpoles」ですな。
「The March of Tadpoles」はJerome Kernのスタンダード「All the Things You Are」のコード進行を使った穐吉敏子の超絶技巧ナンバー。

320さて、お待ちかねのコーナー…イヤ、この頃はまだそれほどでもなかったか?
でも、BARAKAは正しかった!

340_qQueenのメドレーだ!

350cd「Tie Your Mother Down」から始まって…

360v出て来る出て来るQueenの名曲。

370vでもさっきも「Led Boots」のところで書いた通り、BARAKA式カバーはそんじょそこらのアレンジとは違うでね。

380vかなり長大な一編だけど、驚いているウチに終わっちゃう。

390vしかしね~、BARAKAの皆さんも3人で観にいらっしゃったと聞いたけど、ゴールデングローブ賞を獲ったんだってね~、『ボヘラ』。
そんなにアメリカからいい映画がなくなったか?
もっとも、マンガと怪獣ばっかりだもんな。
音楽も映画もアメリカがシッカリしないから面白くないんだよね。
あ、スイマセン、独り言です。

400vそして、本編最後の曲。
6曲目なんだけど、もう2時間近く経ってるからね。

410_rinm「虚無との戦い」をテーマにしたという「The River is no More」で締めくくった。

S41a4002アンコールは組曲。
イヤ、今日はメドレーが多かったので全曲が組曲のように聴こえた…イヤイヤ、コンサート全体がひとつの組曲になっているようだった。

450曲は「Bharmad」。

460vココでMAXさん、大フィーチャー!

S41a3754変拍子の連続ご苦労さまです。
そのストレスを晴らすかのようなダイナミックなプレイ!

490すると今度は一生さんが!
ニコニコしながら客席から登場。

90r4a0148この曲も複雑な構成を持った超大作だよね~。

495今日は依知川さんだけでなく、一生さんもよくボーカルズを務められた。
ん?…でも、視線がナンか変だぞ。

470グワッ!
2階席の前面にカンペが!
ま~、一生さんはナニからナニまでワイルドだわ~。

480とにかくいいね、1959の音って。
一生さんとMarshallの個性がBARAKAという釜の中で完璧に溶けあった素晴らしいサウンドだった。
500今日もベースにボーカルズにMCに大活躍の依知川さんなのであった。
EDENがサポートさせて頂きました。
やっぱり音抜けは一級品ですね。
依知川さん、また近いうちにどこかでバッタリ出くわしましょう!

510vBARAKAの詳しい情報はコチラ⇒BARAKA offcial website

520 

200 

(一部敬称略 2018年11月22日 渋谷 Mt. RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて撮影)

2019年1月 7日 (月)

明けましておめでとうございます

Marshall Blogの読者の皆様におかれましては幸多き新春をお迎えになられましたこととお慶び申し上げます。

Marshall、NATAL、EDEN、並びにMarshall Blogを本年も相変わらずご支援を賜り度くよろしくお願い申し上げます。

Marshall_logo_square

M_natal_square

M_eden_square

9marshallblognega_3 さて、昨年も何度書いたかわからないけど、やっぱり時の経つのが早すぎますな。
チョット前にMarshall Blogが1,000回目の更新を迎え、常日頃からご登場頂いているアーティストの皆様からの祝辞を交えて記念記事を掲載したばかりだと思っていたんだけどね~。
そうなんです。
今日のこの投稿が1,500本目の記事なのです。
早い~!
実はこの2019年最初の記事がちょうど1,500回目になるように、年末に記事の投稿頻度をチョット調節したんだけどね。
相も変わらず同じようなことを書いて、脱線しまくりのMarshall Blogですが、これからもお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
 
新年のご挨拶はおわり…。
今日はこの後、エッセイ風に文章だけでお送りします。
ロクなことが書いてありません。
時間の無駄になるので絶対に読まない方がいいでしょう。
 
ココで2018年を、自分の周辺のことでチョット振り返ってみたいと思うのです。
こんなこと旧年中にやるべきことなんだけど、年末はあの紙芝居動画の制作に夢中になってしまって書けなかったのです。
 
ナニからやろうかな?
まず触れるべきは…Spotifyでしょうな?
Marshall Blogで数え切れないほど何度もガミガミ書いて反対して来た音楽配信の類。
Spotifyってのを9月の末にとうとう始めてしまったよ。
「『ダウンロード』と『ストリーミング』は違うゼよ、オッサン」と言われるかも知れないけど、んなことはどうでもよい。
40年以上にわたってレコードやらCDやらに少ない財産と時間をつぎ込んで来たオッサンにとっては「目クソ」と「鼻クソ」ほどの違いもない。
Spotifyを導入したのは、Marshall RECORDSでの仕事でやがて必要になるであろうということがひとつ。
そして、もうひとつは田川ヒロアキ。
彼が出演する9月のチャリティ・イベントにお邪魔した時に「イヤ~、もう時代はストリーミングですよ!」と諭すように口にした彼の言葉が私の背中を強く押した。
日頃はこっちがダマしているので、タマにはヒロアキくんにダマされたと思ってSpotifyに加入してみた。
それでも最初は「チッ、ナンだいこんなの…結局は若者がハヤリの曲を追いかけるだけのツールじゃないの。モノによってはオレのコレクションの方がよっぽどマッシブじゃねーか」などとケチをつけてもみたが、Bluetoothのレシーバーという装置が存在することを知り、早速買って来てステレオに接続して試した瞬間にプカプカと「黒船」がやって来たよ。
ま、それでナニをやっているかというと、CD棚から聴きたいアルバムを探して引っ張り出すのが面倒なので、代わりにSpotifyで聴いている程度のことだったりもするんだけどね。
でもひとつ、私の生活に大きな変化をもたらしたことがあった。
それは「CDを買わなくなったこと」だ。
「CDが欲しくなくなった」と言い換えても差し支えない。
私はジャズのアルバムを中心に、長年にわたって月に20~40枚の中古CDを買う生活を続けて来た。
ところが、行きつけのお店が月1回のバーゲンを止めてしまい、去年の前半からCDをほとんど買わなくなっていたこともあったのだが、Spotifyが完全にそれにトドメを刺したのだ。
もう音楽のジャンルを問わず、楽しみとして聴くCDを欲することがなくなってしまった。
例えばこういうことだ…。
昨日の晩、テレビでラヴェルの「ピアノ協奏曲」を放送していた。
イヤ、コレがまたちょっとジャズがかっていてエラくカッコいい。
以前だったら翌日は中古レコード屋に足を運んでいるところ。
しかし今は違う。
マルタ・アルゲリッチの録音がSpotifyにあったので、それを聴きながらこの原稿を書いているとこと。
CDは要らない。ジャケットもなくても何の不自由もない。
元々そういうモノだもんね、コレは。
だって、Spotifyがあればいつでも聴けるじゃん。もうウォークマンもほとんど使わなくなったし。
私は事務所で仕事をしている間にしか自発的に音楽を聴かないので、ステレオからある程度の音質で聴ければもうコレで十分。
『ホワイト・アルバム』もSpotifyで聴いたよ。
レニーの『Candide』なんかはこの3か月で100回近くは聴いた。
それでもCDは欲しくならなかった。
その結果、2018年に買ったCDの数は、ダントツで「五代目古今亭志ん生」が一番だったわ。
志ん生の音源はSpotifyで検索しても出て来ないから。
私ですらこうだもん…そりゃCDなんか売れなくなるにキマってるわ。
それとね、Spotifyのおかげで「音の調べごと」がすごくラクになった。
Marshall Blogの記事を書いていると、色々と音源を確認しなければならないケースが多いのね。
そういう時に圧倒的に便利なの。
欲を言えば、アルバムの情報が付随していないので、こうなりゃWikipediaにリンクしちゃえばどうかね?どうせタダ同然同士なんだから。
『隠し砦の三悪人』の田所兵衛(たどころひょうえ)ではないが、「裏切りゴメン!」と攘夷はもう諦めるが、それでもミュージシャンの本来の仕事は「音楽を作って、CD(あるいは音の出る何がしかの物体)を発売する」ことだと信ずる佐幕派ではいるつもり。
しかし、我々だって生まれた時からこういうのがあったら「音楽ってタダで聴けるもの」って思うにキマってるわな。
クワバラ、クワバラ。
 
次…「レコード大賞」。
今回は「怖いもの見たさ」でトライしようとしたんだけど、撮影の仕事と重なって結局観ることができなかった。 
大賞が「シンクロニシティ」…おお~Policeか!ま、私は頭脳警察はバッチリだけど、Policeは全く知りませんが。
え?違う?
もうチョット受賞結果を見てみましょう。
最優秀新人賞は「辰巳ゆうと」。どちらさま?…演歌の方だそうです。
優秀作品賞として、「アンビバレント」、「いごっそ魂」、「Wake Me Up」、「サザンカ」、「勝負の花道」、「Teacher Teacher」、「Be Myself」、「Bedtime Story」、「U.S.A.」…。
やっぱり予想通りだったね~!
ウソコケ!
「U.S.A.」を除いてはどの曲も1小節もわからんわ。
「Bedtime Story」なんてHerbie Hancockかと思うわ。
元より私は世の中の流行からかなり距離を置いた人生を送って来ているので、ほとんどコレについて言う資格はないんだけれど、かつてはこんな私でもレコード大賞受賞曲ぐらいは口ずさめるのが普通だったわ。
今、あまりにも普遍性の高い曲、つまり「流行歌」がなさすぎるでしょう?
私が言う「流行歌」というのは、「幼稚園生からオッサンオバサンまでが歌える曲」のことね。
私が子供の頃はそういう曲がいくらでもあった。
だいたい「♪森(とんかつ)、泉(にんにく)、囲(んにゃく)まれ(天丼)」なんて、二次使用作品まで流行したからね。
それじゃいつから世の中の歌がわからなくなったのか?
ウィキペディアで大賞受賞曲をさかのぼってみる。
私が生まれる前、1959年の第1回目の水原弘の「黒い花びら」から始まって、「こんにちは赤ちゃん」から「天使の誘惑」から「また逢う日まで」。
「勝手にしやがれ」から「北の宿から」を経て「ルビーの指環」、「長良川艶歌」、「パラダイス銀河」、「おどるポンポコリン」、「愛は勝つ」、「キミがいるだけで」…今1992年ね。
完璧に歌えないまでも、ココまでは全曲わかった。
次の「無言坂」ってのは知らないな…演歌か?
そして、1994年からアルファベットのタイトルの曲が出始める。
「innocent world」…この辺りから全くわからない。
「Overnight Sensation」…お!「Camarillo Brillo」に「Montana」か?まさかね…。
「Don't Wanna Cry」、「CAN YOU CELBRATE?」、「wanna Be A Dreammaker」、「Winter ,again」、「TSYNAMI(コレは知ってる)」、「Dearest」、「Voyage」、「No way to say」…ココまでで2003年。
ココはどこだ?!公用語は英語か?
イヤチガウ!
先進国で英語力最貧国のウチのひとつがやっていることとは到底思えない。
まぁいい。
ハイ、じゃそこのオジサン、「wanna Be A Dreammaker」歌ってみようか~?
真理ちゃん自転車がなつかしい。
  
次、そのウィキペディア。
Marshall Blogを書く時に多くの場面でお世話になっているのがウィキペディア。
でも日本の事柄を調べる時以外は、まず日本語のウィキペディアをチェックしない。
つまり、海外のことを調べる時にはすべて英語版に当たっている。
だって情報の量が雲泥の差なんだもん。
アレどうして全部翻訳しないんだろう?
まぁ、「作り」の情報も多いといわれているWikipediaだけど、音楽に関することなんかは、ロマンがあっていいんじゃないの?…と私は思っている。
そしてもうひとつ、いつも思っていることがある。
それはね、中国語版のウィキペディアなの。
少しマイナーな海外の事柄や人物に関する記事には日本語版がないことが多いでしょ。
だから結果的に英語版を読まざるを得ないんだけど、そんな記事でもたいてい用意されているのが中国語版なんですよ。
どんなマイナーな記事でもかなり高い確率で「中文」っていう表記が出てる。
端的な見方ではあるけど、「一事が万事」…つまり、中国語を話す人たちに供給されている情報の量は何事も日本人へのそれより圧倒的に多いのではないか?ということ。
こういう所にも国の力の勢いの差を感じて怖くなっちゃうんだよね。
 
次、ガールパワー。
ウチの社長が「日本はゴーバンズが盛んだろ?」って言うので一体何のことかと思ったら「Girl Bands」のことだった。
Marshallの連中も日本のガール・バンドの隆盛には驚きを隠せないようでしてね。
他の国の連中に訊いてみると、コレはどうも日本特有の現象のようだ。
そしたら今、エレキ・ギターを中心としたロック楽器のお客さんというのは9割が女の子だっていうじゃんね。
amazon等の通販の普及により、コワくて行かれなかった楽器屋さんに行かずしてギターをゲットできるようになったことが大きな理由のひとつらしい。
顧客の年齢層が圧倒的に高校生で、学校の軽音楽部のおかげらしい。
Marshallも楽器メーカー…ビジネス的にはとても喜ばしいことなんだけど、「エレキ禁止令」が出た時代を知っている、70年代のロックで育った私なんかにはとても複雑な心境だ。
彼女たちは高校を卒業して、つまり、軽音楽部から離れるともうギターなんかほったらかしになっちゃうらしい。
そんなの当たり前じゃん。
ナゼかというと、「音楽」が先に来ていないからなんだよ。
若いバンドが簡単に解散しちゃうのも同じ。
昔は音楽が好きで、ロックがカッコよくて、どうしようもなくてギターを手にしたもんですよ。
「音楽」はファッションじゃない。
ギターは洋服ではなくて、人を感動させる美しい音楽だったり、時には人に涙を流させる音楽を奏でて楽しむための「道具」だから。
とにかくジャンルを問わず若い人たちに色々な音楽を聴かせてあげるべきだと思うんだけどな~。
Spotifyのようなツールが出て来た割には、聴かれている音楽の幅が昔と比べて極端に狭くなっているように見えるのがとても不思議だ。
 
次、それにちなんでQueen。
どういう風の吹き回しか、「ボヘラ」ブームがスゴイね。
若い人たちも盛んに映画を観に行っているようで、このブームを機に「ロックの先祖返り」を期待している音楽関係者もいるようだけど、残念ながら無理でしょう。
若い人が「感動しました。それにQueenの音楽があんなに素晴らしいものだって知りませんでした」なんて感想を漏らしているテレビのワイドショウのインタビューを見かけるけど、それで終わりでしょう。
あの後に「あの時代の音楽…70年代って言うんですか?その時代のロックをもっともっと聴いてみたいと思います」という発言を期待したいところだけど、そんな若い子は私がテレビを見た限りではひとりもいなかった。
そりゃそうですよ。時代が違うんだもん。
Deep PurpleやLed Zeppelinに夢中になっていた若者とポケモンだのニコニコだのスマホに夢中になっている若者は食べ物も違えば言葉も違う。
もっと言うと気候も違う…コレ、外国人と同じだから。
相容れ合うワケがない。
「イヤ、今の若い人は知らないだけでPuepleやZeppelinを聴かせてあげると必ず『カッコいい!』って言うんだよ」という話を時折耳にするけど、その場ではそう言うし、実際にカッコいいとも思うんだろうけど、家に帰れば全く忘れちゃう。
自分の時代に流布している音楽がいいにキマってる。
私だってプレスリーよりDeep Purpleの方がヨカッタもん。
で、そうしたトラディショナルなロックの将来を考えた時に、ひとつ思い当たった。
若い人たちが60年代や70年代のロックに興味を示さず、この先聴き手(演り手ではない)が全くいなくなってしまったら、その時代のロックはかつての「琵琶語り」や「ドドンパ」のように絶滅するのではないかと考えていたが、そうはならないね。
クラシックやジャズのように、トラディショナルなロックは「古典芸能」として子々孫々細々と生き永らえていくのではないだろうか…ということだ。
そして、そういう歴的な遺産から良質なエキスをうまいこと抽出して時代時代の感性とミックスして、自分たちだけの音楽を作る若いバンドがだけが最後は生き残っていくのではなかろうか…イヤ、それを期待している。
今はまだその前の段階であり、次のジャンプに備えてしゃがんでいるところだと思いたい。
あまりしゃがみ続けて、足がシビれてジャンプできないような気もするが…。

ハイ、ひとりごとは以上で終わり。
あ~、書いた書いた。気が済んだ。
ココまでご高覧頂きまして誠にありがとうございます。
1,501回目からは、以前の通り写真と脱線を交えた内容でお送りします。
まだ詳細は発表できませんが、今年は秋に2回目のMarshall GALAを予定しています。
ゼヒご期待ください。
 
それでは今年もよろしくお願い申し上げます。
 

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(一部敬称略)