NAMM 2018 MISCELLANEOUS ~ つれづれNAMMままに <その4>
下の写真は会場とホテルを結ぶ近道を歩いている時にみつけたバス。
「ELVIS Monroe」だって。
いまだにプレスリーとマリリン・モンローなんだな~、アメリカって。
私はリアルタイムではないけれど、エルヴィスやモンローに夢中になっていた方々の直下の世代なので何の違和感もない。
日本で言えば「石原裕次郎」や「美空ひばり」みたいなものか?
アメリカの若い人たちはこういうのどうなんだろう?
伝承されているのかな?
「2017年のアメリカの音楽市場は、ストリーミングの売り上げにおいては、ヒップホップが優勢で、ロックは最も人気のある音楽ではなくなった」というニュース記事を今年の初めに紹介した。
ストリーミングの統計ということなので、このデータが若者の嗜好を強く反映しているやや偏った結果であることは明かなのだが、私はこのことがすごく引っ掛かっているのね。
その結果、今回のNAMMはそのことをかなり意識して観察してしまった感があるな~。
NAMMの初日を翌日に控えた夜、ドイツのディストリビューターとの会食に出席させてもらったことを数日前の記事に書いた。
かつてMarshallの会議でいつも一緒になった古くからの友人であるマークの隣りに座り、お互いの国の仕事や音楽の状況について情報を交換した。
かつてドイツと日本はMarshallの売り上げにおいてはとてもいいライバルだった。
また、以前からマークとは意見の波長が合うのでとても話しやすい。
早速、アメリカのヒップホップ人気のことを話題に出すと、彼はチャンとそのことを知っていた。
そして、こう言った。
「Rock can't rule the world any more」
「rule」というのは、「規則」を意味する「ルール」のこと。
よく新商品のPRなんかに使われる単語だが日本語にしにくい。
ま、「思いのままにする」ぐらいの意味か?
つまり、「世の中の音楽はもうロックの思い通りにならない」という意味で、ロックの斜陽感をうまく表現したと思う。
日本では絶対にでて来ない意見だと思う。
そして、私がアニソンやゲーム音楽、そしてJ-POPのことを引き合いに出して日本の音楽シーンについて語ると、大きく頷きながら私の話を聞いていたマークは、ドイツの音楽シーンについて教えてくれた。
やはり、70年代に隆盛を極めた従来型のロックは完全に死に体で、ロックの軟弱化に歯止めがかからないという。
「スコーピオンズなんてトンデモナイ!」という状況だ。
ドイツには「Schlager(シュラガー)」という人気の高い音楽のスタイルがあるのだそうだ。
「Schlager」というのは英訳すると「hitter」という意味になるらしい。
野球のスラッガー(slugger)に近い言葉だね。「slug」というのは「強く打つ」という意味の英単語。
どういう音楽かというと、「シンプルでキャッチーなメロディー。甘く、非常に感傷的なバラード。歌詞は恋愛関係もの」…要するに、我々の感覚で言えば「歌謡曲」ということになるか?
で、このシュラガーがガッチリとロックに入り込んで、「ロック」という音楽の「ロック」っぽさがドンドン希薄になってきている…というのだ。
コレ、どこかの国と同じだわね?
やはり、ドイツでも気骨のあるロックは衰退の一途をたどっているようだ。
マークは「Helene Fischer(ヘレーネ・フィッシャー)」というシュラガー界のスーパースターの名前を教えてくれた。
早速、YouTubeで調べてみると…コレが結構いいんですよ。
たまたまこのヘレーネの声があまりにも素晴らしいので、魅力的に聞こえるのかも知れないが、マァ、少なくとも私なんかが知っている「ロック」という音楽には及びもつかないわナァ。
一方、ヒップホップ。
私がココにヒップホップのことを書く資格はないが、どちらかと言うとプロテスト的な音楽なんでしょう?
つい最近もヒップホップがギンギンに盛り上がっているという中国で、反体制的なことをテーマにしたラップを演じていた子がこっぴどく怒られて謝っていたもんね?
それって、つまり50、60年前のロックの黎明期と同じじゃん?ロックもかつてはそういう音楽だった。
時代が大きく変わっても、やっぱり若い人たちはそういう反抗的なモノに刺激を感じ、そして求めるということよ。
日本のロックもそうだった。でも今は「ありがとう」と「がんばろう」だから。
つまり、「Hip Hop rules the world」になっちゃうのは仕方のないことなのよ。
それだけに今の日本なんかロックにこそチャンスがあると思うんだけどね~。
さて、今日は土曜日。
NAMMは通常木曜日から始まって日曜日に終了する。
会期中人出はズッと多いが、木&金曜日はまだ大丈夫。
まだまだスカスカ。
土曜日がピークなのかな?
笑っちゃうほど混み合っちゃうんだぜ。
そんだけ大勢の人が集まるだけあって、マァ、色んな人がいるわね。
ドワッ!
この人、毎日見かけたけどサスガにどこでも目立っていたナァ。
鳥?
蛾?
コレ地毛やってるのかしら?
こんなことしてるんなら毛を分けてくれ!
そ~ら、段々人が増えて来たよ~。
遠くの方…まるでマラブンタが押し寄せて来るようだ!
やっぱりアーティストが来て何かをやっているところのブースは人だかりが多いね。
ホラ、やっぱりいた、Tony Levin!
NAMMへ来てTonyを見かけなかったことはただの一度もない。
近所に住んでるのかナァ?
しかし、何気に進歩してるよナァ。
ブース内のイベントとなるとサスガにバカでかい音は出せない。
かと言って音が小さかったらデモにならない…ってんで、デジタル関連の商品なんかはよくヘッドホンをお客さんに渡して聴いてもらう手法を取っていた。
この原理は変わらないんだけど、Wi-FiだかBluetoothだか知らんが、今ではこうしてワイアレスだもんね。
コレは便利でしょう。
反対に不便だったのがWi-Fiなし。
こんなところこそWi-Fiを飛ばせばいいのに…ない。
ホテルは無料のWi-Fiが完備しているので、せめてNAMMの会場にいる間は携帯をほったらかしておこうと思っていたんだけど、なかなかそうもいかず困っていた。
すると、昨日紹介した新しい棟の中でココを発見。
このエリアだけはWi-Fiで携帯が使える。
会場の中心からは結構歩くんだけど、陽当たりはいいし、静かだし、日本人はナゼか全く通りかからない。
発見後はココが食堂兼、日に何度かの休憩のための場所となった。
お、こんなモノを展示しているブースが!
右下の青い解説を大ザッパに訳すと…
「フランク・ザッパの作品は途方に暮れるほど多く、それぞれの内容が大きくの異なっている。そこで我々は、初心者そのどこから手を付ければよいのかをドゥィージル・ザッパに尋ね、指導してもらうことにした。
ドゥィージルによれば…
「初めてのリスナーは『Apostrophe(')』か『Over-Nite Sensation』から手を付けるといいと思うよ。それらのアルバムはあなたを何もかもが揃った旅に連れ出してくれるんだ。
それらが気に入ったら、色々と手を伸ばす前に、1966年から始まったザッパ・ワールドの出発点である『Freak Out!』を聴く。
フランクのクラシックっぽい作風が好きなら『Yellow Shark』から始めることをおススメするよ」
そうかナァ…。
『Apostrophe(')』や『Over-Nite Sensation』はいいけど、私だったら出し惜しみしないで、『One Size Fits All』、『Roxy and Elsewhere』、『Shiek Yerbouti』、『Bongo Fury』、『You Are What You Is』の5枚を問答無用で買え!って言うけど…。
息子と意見が合わないのは私がZappaをわかっていないということか…。
このブースはシカゴの通販会社なんだって。
中古の楽器屋やレコードも扱っているのだそうだ。
私が中学生の頃はこんなのいくらでも売ってたけどな~。
日本製のギターのコーナーも。
「日本の楽器メーカーは100年の長きにわたって、その素晴らしい品質により世界中の信頼を得て来た」って言ってるよ。
やっぱ日本人は素晴らしい!
しかし、ナンでBarney Kesselのコピー?
ブランドはVentura。
マツモクが作っていたのね…。
南松本の駅の側にある公園って、マツモクの工場の跡地なの?
ナンだよ~、知らなかった!行けばヨカッタ。南松駅へは軽く200回以上は行ってるのに!
今度行ってみよう。
さて、宴もたけなわ。
土曜日の午後ともなると、来場者でゴッタ返してくるよ。
でも、新しい棟ができて、展示スペースの面積が広がったせいか、昔よりは混んでいない感じがするな。
それでも今年のNAMMは来場者数が11万5千人で前年比107.6%。
出展社数は2,000社で、コチラも前年の1,779社を大きく上回ったそうだ。
段々年末のアメ横みたいになってきたゾ!
それでも、以前より何となく寂しい感じがするんだよな~。
それは今日の記事の冒頭に書いたようなことが影響している気がしてならない。
つまり、NAMMに元気がないのではなくて、音楽に、もっと言うとロックに元気がないように見える。
私はどんなに楽器が売れたって、「楽器のブーム」というのは基本的に存在しないと思っていて、60年代にエレキギターがバカ売れしたのは「ギター・ブーム」ではなくて「テケテケという音楽」のブームだったと見るべきだと思うワケ。
楽器は音楽がなければ意味がないじゃん。
その点、楽器を使わないヒップホップがもっともっと台頭してきたら一体楽器業界はどうしたらいいの?
そして、演奏する方も聴く方も、60~70年代のロックを愛する世代がいなくなった時、ロックはどうなっちゃうの?
そういうことをモノスゴク考えたNAMMだったナ。
それともうひとつ。
下はNAMM開催期間中の情報日刊誌。
3日目号なんだけど、来場したアーティストの写真を添えて「WHAT A PARTY!」なんて景気のいいことが書いてある。
そうかナァ…。何となくむなしく見えるナァ…。
来場しているアーティストの数が激減したイメージがあるのだ。
チョット前はStevie WonderとかHerbie Hancockとかがフツーに遊びに来ていたし、私の好みで言えば、Joe BeckだとかEd ThigpenとかLarry Coryellとか、偉大なミュージシャンがそこら中を歩いていたし、デモをしていたよ。
「ナニ言ってんの、おとっつぁん!アレも来ていたし、コレも来ていたじゃんか!」なんて怒られるかも知れない。
最後の1日を残して会場を離れたのと、私がコマメにブースを見て回らなかったせいもあるからね。
もっともLarry Coryellはもう2度とNAMMには来れないんだわ。
そう、ここ最近の物故者の多さは尋常ではないので、そういうことも関係しているのかも知れない。
もうひとつは、期間中に開催されるイベントの数が減ったような気がするのですよ。
「ナントカ Presents カントカ」系の冠イベントだよね。
大分前、「Tribute to Django Reinhardt」みたいなのがあって、「John Jorgensonが出る!」なんて興奮したりしたことがあったよ。メンドくさくなって結局観に行かなかったけど。
メーカーにもそういうイベントの経費を負担する体力がないんだろうね。
何しろ、アメリカの2大ギター・ブランドのひとつが今回欠席したんだから!
あ、私は決して文句を言っているワケではありませんからね。
何となく盛り上がり方が違う感じがして心配しているのよ。
それでは、2018年のNAMMとの別れを惜しんで、会場をもうひと回りしましょう!
「家に帰るまでがNAMMですよ!」と言われるかもしれないけど、コレで会場からのレポートはすべて完了!
おわり!
次にNAMMに来るのはいつのことかな?
実際にはNAMMはもう一日残っているんだけど、私にとっては最後の晩。
カナダのディストリビューターとの会食を楽しんだ。
写真は撮らなかったんだけど、とても仲良しのピーターとずいぶん久しぶりに会った。
以前にも書いたことがあったけど、Marshallの会議で一緒になると、ピーターの部屋でラム酒を飲みながら、彼が持って来たギターを交代で弾くのが恒例になっていた。
ピーターは1970年代の初頭にカナダでプロのバンドで活動し、レコードも出していた。
音源を聴かせてもらうと、メッチャかっこよくて、そのことを以前のMarshall Blogに書いてあげた。
ピーターはそれを大層よろこんで、マーブロの記事をプリントアウトして額に入れて家の壁に飾ってあるらしい。
今回もそのことを口にして、それを知らない人たちに説明してくれるワケ。
うれしいやら、恥ずかしいやら…でも、Marshallの中でもMarshall Blogの認知度や評価が私が思っていたよりはるかに高いことに驚いたよ。
結構、自動翻訳で読まれているんだけど、あの吉原の脱線のところとか一体どう思うんだろうね?
下はその会食の時のメニュー。
ナゼこれを載せたのかと言うと…「EAT」はいいよね。「DRINK」もいい。
「MINGLE」ってナニよ?
「mingle(ミングル)」とは「混じる」とか「混ぜる」という意味で、「入り混じる」、「まぎれ込む」という意味も持つことから「〈知らない人と〉話をする」ということになるらしい。
だから、コレは「食べて、飲んで、知らない人とも気さくにおしゃべりしよう!」ということ。
ちなみに、「mingle」はスラングで「彼氏募集中」という意味もあるんだって。
さて、アナハイムを離れる朝。
2日前に来るときに利用した例のシャトルを予約しておいた。
飛行機は11:30なんだけど、余裕を持って7:40にホテルに迎えに来る車に乗ることにした。
20年近く前、空港からさほど遠くないフリーウェイで車が炎上するという事故が起きて、一度だけ大渋滞に巻き込まれたことがあった。
向こうの高速道路の車線数は日本の何倍もあるからね。渋滞の光景もスケールがデカい。
この事件はテレビでも盛んに報じられていた。
そんなことがあるとマズイ。
飛行機に乗り遅れたら大変だからね。
でも、6年前、夜中の12時と昼の12時を取り違えて自分が搭乗するハズの飛行機を逃したことがあった。
空港の受付の女性が「あの~、お客さま?お客様の飛行機はもうすでに東京に向けて飛び立っているんですが…」
「ああ、そうですか、ハハハ、じゃお昼の便に乗れませんかね?席はどこでもいいです」
なんか、さほど慌てなかった記憶があるな。
で、やはり真ん中の席に空きがあり、そこにネジ込んでもらって成田に帰って来た。
とにかく、空港までの道中にナニかがあって予定していた飛行機に乗れないようなことがあると、それだけアジの開きが遠のいてしまうので余裕を持って空港に向かうのだ。
そして、肝心のシャトルに乗り遅れるともっとマズイので、予定の15分前にロビーに降りてイスに座ってシャトルが来るのを待ってた。
するとひとりの黒人が「キミ、Marshallの人?そこでナニやってるの?」と私に話しかけて来た。
「空港行きのシャトルを待ってるんだよ」と答えると、「チョット、ナニそれ?そんなのあんの?いくらよ?」とかなり驚いた調子で訊いてくる。
どうやらシャトルの存在を知らないらしい。
「17ドルだよ」と教えると「メッチャ安いやんけ!どうすれば乗れるんだい?」と言うので、「一昨日アソコで予約したんだよ」とコンシェルジュの方を指さすと、彼は慌ててシャトルのことを尋ねに行った。
すると、「席に余裕があれば予約がなくても乗れる」という情報を得て、彼はその空席に期待をかけることになった。
9:30の飛行機に乗るというのに、空港まで行く手段すらおぼつかないなんてなんてノンキな人だろう!
そして、「タクシーだとロサンゼルス空港まで100ドル以上かかるんだよ!」…なんてことをやっているウチにスッカリ仲良くなっちゃった。
彼はSteveといって、某ドラムス(ブランド名は忘れた)のデモンストレーターとしてNAMMに来ていて、アトランタに帰るところだと言う。
「Hot 'Lanta?(ハッランラ?)」と私が言うと、「Yeah!!」とうれしそうにSteveが答える。
もちろんThe Allman Brothersが好きなのだろう。
ところが話をしているウチに彼が大プログレ好きだということがわかった。「King Crimson」が大スキだと言うのだ。黒人で珍しいよね?
ナニせGongの名前まで出て来たのには驚いたよ!
彼もストリーミングの売り上げでロックがヒップホップに負けたことを知っていた。
そして、「ラップはイカンよ」と黒人のワリにはヒップホップもストリーミングも否定していた。
ドラマーの話になって、Lenny Whiteの名前を出すと、キッパリと「A legend!」と言ったのが印象的だったな。
それと私が大のZappaファンであることを告げると以前「Wino Man」を演奏したことがあると言っていた。
やっぱ感覚が違うナァ。
専門はフュージョンで、日本にも来たことがあって室蘭と東京で演奏したそうで、「ヤキソーバ」が最高においしかったんだと。
そんなおしゃべりをしていたもんだからアッという間に空港についてしまった。
下はSteveがシャトルの情報のお礼にとプレゼントしてくれたサンプラーCD。
なるほど確かにフュージョンだった。
無事搭乗したのはいいんだけど、空港の免税店の中国人がスゴイ!
ナニが?って、爆買いよ、爆買い!
マリリン・モンローやサンタモニカビーチのパッケージのチョコレートをカゴの中に山ほど積み上げた人で免税店の中がゴッタ返している。そして長い長いレジの行列!
私もどうしても義理でいくつかその手のお土産を買う必要があったんだけど、断念。
だってあんな列に並んでいたら飛行機に乗り遅れちゃうもん!
チョット前まで日本人もああだったんだろうけど…なんて言っている本人も30年チョット前の新婚旅行でやってました、ハイ。
その頃って、飛行機の中でまだタバコが吸えたんだよ。
後ろの方が喫煙席になっていて、禁煙席との間にはナニもないからいいように煙が行ったり来たりしていた。
それと思い出したのは映画。
今では前の座席の背もたれの後についている小さなモニターでいつでも自分の好きな映画を見たり止めたり、あるいは見逃した部分に戻ったりできるけど、昔は席の切れ目の壁に掛かっている大きなスクリーンをみんなで見たものだった。
見たくなくても上映しちゃうし、もちろん好みなんて関係ない。
でも最新の映画が見れるというので得した気分にはなれたけどね。
しかし!
ますますヒドイね、最近の映画は!
一体アメリカ映画ってどうなっちゃったんだろう?
ネタは完全に枯渇しているし、チャンとした映画を作れる人がいなくなっちゃったんだろうな。
今回はナニひとつ観なかった。
それとアメリカに文句をもうひとつ。
ビールがツライ!
そうそう、冒頭にも出て来たドイツとの会食の時にマーブロでもおなじみのジョン社長の隣に座ったのね。
彼がIPAをオーダーすると、ウェイトレスが「ビンになりま~す!」と言った。
やっぱりイギリス人は、そうしたレストランなどではビールはビンや缶で飲むものではないと思っているようで、ジョンはあからさまに困ったような表情をして「コレはコないのか?コレは?」とウェイトレスに言いながら、ビール・サーバーのレバーを押し下げるジェスチャーを何度もしていた。
ああ、イギリスのビールが飲みたいナ。
ドイツのヴァイツェンでもいいや…。
帰りはラッキーなことに3人掛けのシートが全部空いていたのでガッツリと横になって帰って来た!
昔は結構こういうことがあったんだけど最近では相当珍しい。
空港の受付の人にその理由を尋ねると、LA行きが増便になったかららしい。
だからアッという間に成田に着いちゃった。
「寒波、寒波」と騒いでいたので、かなり日本の気温との落差にビビっていたが、それほどでもなかった。
まぁ、音楽業界の心配事を色々とつづったけど、気持ちは下の写真ですわ。
Every cloud has a silver lining. (どの雲にも銀の裏地がついている)
つまり、「どんなに困難な状況や悪いことにも何かしらの良いことがある」ということよ。
それほど心配なの…ロックのことが。
私はやっぱりロックを支持するよ!
できれば60&70年代風でお願いします。
ただいま~!
アジの開きじゃなくて、シャケでももちろんOKです!
この歳になっても、色んなことに興味深々。
今回も色々なことを学ばさせて頂きました!
これからもMarshall Blogでは、ことあるごとに触れていくことになると思うけど、「新しいMarshall」…みなさんよろしくお願いします。