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2019年2月

2019年2月16日 (土)

【Rock Beats Cancer Fes vol.6<DAY4:最終回>】~高崎セッション&感動のフィナーレ!

 
さて、6回目の『Rock Beats Cancer Fes』もいよいよ最後のセクションに差しかかる。
今回トリを飾ったのは「高崎セッション」と銘打った高崎晃を中心にしたジャム・セッションだ。
ココでしか見ることができない異色の顔合わせがバカスカ実現しちゃうというワケ。
最初のセットは…

270_whenボーカルズにJAM Projectから遠藤正明。

280vギターはMR.JIMMYの、そして世界のジミー桜井。

290_2そしてドラムスは…え?…高崎晃!

300vベースは桜井さんの盟友、MR.JIMMYからジョンジー大塚。

310_4Led Zeppelinだからね、ブリッティッシュ・ハードだからね、そして最高のロック・ミュージックだからね…当然Marshallの出番となるワケよ。
何時間も前から出ずっぱりだけど…。

320v_3さて、ナニを演るんだろう?
気合いの入った高崎さんのヘヴィなドラムで始まったのは…

390「When the Levee Breaks」。
超久しぶりに聴いた~。
この曲ってLed Zeppelinの純粋なオリジナル曲ではなくて、カバーなんだよね。
アルバム・クレジットにあるメンバーの4人以外の名前がその元の作者で、Menphis Minnieという女性黒人ブルース奏者。
作者といっても、もうこの曲はPD(パブリック・ドメイン)になっているぐらい古い曲。
どれぐらい古いのかというと1929年…昭和4年。
「levee」というのは「堤防」のことね…アメリカの英語。
で、この曲は「もしこのまま雨が降り続いたら堤防が壊れてしまう…堤防が壊れてしまったら私たちには行くところがない」という悲惨な歌。
最初のコーラスが終わったところでロバート・プラントが何度か「Oh well」と言うんだけど、この曲が最後に収められているアルバム『(通称)Led Zeppelin IV』の一番最初の曲は大人気曲の「Black Dog」。「♪ヘヘイマ~マ」ね。
この「Black Dog」の元になっているのはFleetwood Macの「Oh Well」だと云われているんだよね。
勝手な想像をすれば、アルバムの最後でプラントが一番最初の曲のタネ明かしをしたのでは…なんてね。
イギリスでは「堤防」のことを普通「bank」って言うハズ。「bank」と言っても「銀行」じゃないよ。競輪なんかで出て来る「バンク」ね。
ロンドンの地下鉄でテムズ川沿いに「Enbankment(土手)」っていう名前の駅があるぐらい。

330v_3しかし、ロバート・プラントがこんな古い(当時で約40年前)ブルースを聴いていて、それを題材に選んでいる…というのがスゴいと思う。
ちゃ~んと過去の偉大な音楽を熱心に聴いて勉強しているということよ。
ロックにおいては、こういうところに欧米のミュージシャンと日本人のミュージシャンのルーツの違いを感じるね。
音楽のスタート・ラインがゼンゼン違うのよ。
とにかく今、音楽は先祖返りするしか生き残る術はないと思っているのです。

10r4a0041 ところでこの曲、オリジナルを聴いて、Led Zeppelinが演った「When the Levee Breaks」だって気が付く人はいないんじゃないかな?
ハーモニカとボトルネックが大きなアクセントとなっているこの曲。
遠藤さんのハーモニカも桜井さんのボトルネックも完璧だった!
0r4a0051それと、この曲を今回のレパートリーに選らんだ人もスゴいな。
高崎さんかな?
桜井さんかな?
340_2ちなみにイギリス人が『Four Stickers』と呼んでいるその4枚目のLed Zeppelinのアルバムは、数年前イギリスの『Classic Rock』誌で有識者が選ぶ「Best British Rock Album」の第1位に選ばれていた。
さらにちなみに、それのプログレッシブ・ロック部門ではGenesisの『Selling England by the Pound』が一等賞だった。
こういうイギリス人の感覚もまた、日本人とのロックの文化や歴史の違いを感じさせる。0r4a0034高崎さんからご挨拶。
「『Rock Beats Cancer Fes』にたくさんご来場頂きありがとうございます。
引き続き『樋口宗孝がん研究基金』へのご支援をよろしくお願いします」
そして、セッションのメンバーを紹介した。
「ソックリでしょう、ジミー・ペイジに~。
桜井くんとは80年代からよく顔を合わせていたんやけど、4年半前に渡米したんよね。勇気あるよね。
それで本家のジミーさんにも認められたんやから!」

S41a1242私は桜井さんと知り合ってから20年弱になるかしら?
実は、桜井さんに初めてお目にかかったのって、池袋の楽器店で開催された高崎さんのイベントの時だったんだよね。
何たる偶然!
「レッド・ツェッペリンを追求しているんですよ」と、桜井さん自らご丁寧に挨拶をして頂いたのをよく覚えている。
その後、何度もMR.JIMMYのステージにお邪魔したり、Led Zeppagainではオフィシャルで写真を撮らせて頂いたりもした。
下の写真は最近のモノです。

1jimmy おもしろかったのは、2010年に桜井さんとほぼ1週間違いで同じ舞台に上がったことだ。
場所は福島の郡山美術館。
『スウィンギン・ロンドン50's-60's』という特別展で、私は鮎川誠さんとシーナさんとの鼎談にご招待頂き、桜井さんはその翌週に同じ会場でギターをお弾きになられたのだ。
アレから9年かよ!
その時の様子はコチラ

1london さて、高崎さんの紹介でステージに姿を現したのは2番目のシンガー、福山芳樹。
「ジミー・ペイジってホンモノはこんなに痩せてるんですね!」
そう、その郡山の時にジミー・ペイジの衣装の実物が展示されていたんだけど、「子供のズボンか?!」というぐらい細いのよ!
桜井さんはそこまでコピーしてるからね。
「イエイエ、でも日本へ帰って来て10日で3kg増えました」
以前桜井さん、アメリカぐらしは「食べ物がツライ…」っておっしゃってた。
そうだと思うよ~。若い時ならまだしも、齢を重ねてからのアメリカの食事はさぞかしツライと思う。
私なんざ2、3日で音を上げちゃう。
桜井さんの場合、恋しくなるのは「へぎそば」だとか。
「へぎそば」といえば十日町!「へぎそば」はアメリカじゃ無理でしょうからね~。
コレはまた後で。

350_2「メジャーな曲じゃないけど」と前置きして演奏したのは『Led Zeppelin III』から「Ont on the Tiles」。

360v「Black Dog」のイントロとしてはおなじみだけど、この曲自体を選ぶ人って見たことなかった。
さすが高崎セッション!

370_2プラントばりの福山さんの歌声があまりにもエキサイティング!

380_2高崎さんのドラムスがまた絶好調と来てる!
430v_fb「Immigrant Song」とか「Whole Lotta Love」とか「Stairway to Heaven」とか「Heartbreaker」などを演らずしてスッカリLed Zeppelin色の染めた桜井さん…サスガ!
そして、私はいつかノン・スモークのステージの桜井さんを撮らせて頂きたいのであった。
 
ジミー桜井の詳しい情報はコチラ⇒MR.JIMMY OFFICIAL WEBSITE

410v_2ココで新しく加わるゲストを紹介して、猛然とドラムスを叩き出す高崎さん。
私たち世代には一聴してそれとわかるドラミング・フレーズ。
コレが後で大変なことに…。

295メンバーは…影山さんにe-ZUKAさん。

440_3そしてANTHEMから柴田直人。

450v沖縄から駆けつけて頂いたジョージ紫!

460_3もうココでLed Zeppelinから一気にDeep Purpleに空気が変わった!
曲は「Fireball」!

470vそれにしてもこの鬼のような高崎さんのドラミング一体なんだ!?
あまりにも激しい!

475v「Fireball」といえばベース・ソロ。
柴田さんのダイナミックなプレイが圧巻。

480ve-ZUKAさんもは絶妙のバッキングでバンドをドライブさせる。
ココでも変則的に高崎さんとの共演となった。

490v_3影山さんの完璧な激唱が気持ちよい!
600まさに客席に突っ込む「火の玉」のような演奏だった!

500_2大きな歓声に応えるドラマー高崎晃!

510v_3高崎さんがドラム席を離れ、Marshallを背後にギターを手にする。
奏でるのは名リフ…「Burn」だ。

520_2そして…コレは写真の配置ミスではない。
チューニングが安定せずギターを交換したのだ。珍しい。
しかし、この時の高崎さんにはチューニングよりも大変なことが起こっていたそうだ。
翌日、開演前の楽屋でお聞きした話…
「昨日、ドラムスすごかったですね~!」と私。
「せやろ」と高崎さん。
「特にFireball!バリバリでしたね!」
「ガハハハハ!死ぬかとかと思たわ。チョットやりすぎたな…。やりすぎて手がおかしなってしもたな。Burnがエラく弾きにくかったわ」
「高崎さんでもそんなことがあるんですか?」
「あるある~!やっぱりドラムスとギターでは使っている筋肉が違うんやナァ。ガハハハハ!」
いやいや、ギターはトラブっちゃったけど、プレイはいつも通り完璧でございました。

530_2ドラムスは西田竜一。

560v影山さんの歌でしょ…

540_2高崎さんのギター…

580v柴田さんのベースじゃん?

550vそれにLOUDNESSと海外を回って来た竜さんでしょ?

610加えて「紫」からジョージさんだからね~…コレ、今考えられる日本一の「Burn」じゃないの?

570_2こんな光景が見れたお客さん超ラッキ~!

590そんなこと言われなくてもわかっていらっしゃるお客様の皆さん、いいように盛り上がっております。
4時間以上立ちっぱなし!

620そしていよいよフィナーレ!
630高崎さんからお客様へご来場の御礼と『樋口宗孝がん研究基金』への支援のお願いが述べられた。

640出演者の皆さんも口々にご挨拶。
二井原さん「お疲れさまでした!ちなみに"あんぱん"くんは療養で先に帰りました。"あんぱん"にも拍手してやってください!
タッカン、お疲れさまです!」
増子さん「呼んで頂いてありがとうございます!かなり勉強させて頂きました。スゴイですね~、ハイ・トーン!」

650影山さん「どうでした?今日は?」
KISHOWさん「今日、ボク、ギャラ要らないです!仕事納めがこのステージでヨカッタと思います!」

660オールスター・キャストの1曲は…

670Led Zeppelinで「Rock 'n' Roll」。

680マイクに徹する高崎さん。
歌がとても上手だからね。いつかナニかのイベントで高崎さんがBoz Scaggsの「We Are All Alone」を聴いたことがあったけどすごくヨカッタ。

690大活躍だったJAM Project!

700この手のオールスター・セッションのお楽しみ、同じパートの共演。
キーボーズ・チームは双方大ベテランのツーショット。

710ベース・パートも同様。
日本を代表する2大ハード・ロック・ベーシスト!720vギター・パートは…

150_2あ、コレ、十日町のへぎそばだ!
ちょっとヌルヌルしていて、すごくおいしいの。
 
ギター・チームは新潟県は十日町の奇跡。イヤ、日本ギター界の奇跡!
十日町が生んだ2大ギタリストの共演だ!
ふたりともデカい!
「e-ZUKAさん、桜井さんを語る」はコチラのGANRODEOのライブ・レポートをご覧くだされ。
そして、e-ZUKAさんのお兄さんと同じ年で仲良しだった桜井さんから今回お聞きした話…

730v「飯塚くんの家に遊びに行きますでしょ?
で、e-ZUKAさんの家に遊びに行くと、弟の昌明くんがギターを弾いているワケですよ。
それが、まだ小学生なのに、バリバリ弾けていて、もうウマいのなんのって!」
なんだ、子供の頃からウマかったんじゃん、e-ZUKAさん。
しかし、世界のジミー桜井とGRANRODEOのe-ZUKAさんがこの「飯塚テレビ電化」で同じ時間を過ごしていたなんて…やっぱり「十日町の奇跡」だね~。

40_2 ステージへ戻って…
センターではKISHOWさんんも「♪ロンリ、ロンリ」と大盛り上がり!

740イケイケ~、竜さんのピックアップ・ソロ!

750終了~!
「よいお年を!」
高崎さん、お疲れさまでした!

760最後はみんなで記念撮影。

7704時間半の大イベント。
お客さんもお疲れさまでした~!
また次回、楽しみにしております!

790樋口宗孝がん研究基金(MHF)の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

800

200

(一部敬称略 2018年12月29日 六本木EXシアターにて撮影)

2019年2月15日 (金)

【号外的に】D_Driveからのお知らせ…というか、マーレコからのお知らせ

 
Marshall RECORDSと契約を果たしたD_Drive。

10r4a3540 2月3日の夜8時にそのニュースを流した(もうこの瞬間までの2日間はハラホロヒレハラだったのよ!)途端、D_Driveサイドに「どこでD_Driveの音楽が聴けるのか?」という問い合わせが殺到し、その後も「聴かせろ~、聴かせろ~!」とパニック状態に陥っていると聞いた。
ま、さすがにそこまで言うと「オーバー」のそしりは免れないけど、でも、世界中からかなりの反響があって今日まで続いているそうだ。
Yukiちゃんも英語の練習の甲斐があったというモノです。
で、そんなD_Driveの音源を聴きたい方々にはご迷惑をおかけしてしまっているんだけど、レーベルとの契約の関係で今一時的にインターネットでは聴けなくなっているのね。
そんな状況を鑑み、Marshall RECORDSのプロデューサーからこんなメッセージが届いた。


そうなのです。
タネさんが「もうすぐ!」って言っているのは、今現在D_DriveはMarshall RECORDSからのデビュー・アルバムを制作中ということなのです。
あ~、どんなんか言いたいな~、ダメよダメダメ!
Yukiちゃんもビデオの中で言っているように、近いうちにスゴイ一撃をカマしますので少しの間待っててくださいね~!
お小遣い貯めておいてね~!
ラブリッ!

【Rock Beats Cancer Fes vol.6<DAY3>】~怒髪天、JAM Project、LAZY、GRANRODEO

 
怒髪天のステージの続きから…。
2曲を演奏し終わったところでステージが一気ににぎやかになる。
JAM Projectの面々が怒髪天にジョイントしたのだ。

360影山ヒロノブ

370v遠藤正明

380奥井雅美

390v_2きただにひろし

400v福山芳樹

410曲はド派手に「限界バトル」。

440_2『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』のエンディング・テーマ。

430_2さっきまでの怒髪天単独のステージと曲調がガラリと変わり異色感満点!
そのまま『激闘!クラッシュギアTURBO』から「Crush Gear Fight!!」へ。

420歌のうまい方々がいっぺんに4人も加わって熱唱するなんてのはモノすごい迫力ですな~。
興奮の2曲だった!

450増子さん、「JAM Projectの曲で試練を受けたので、次はボクたちの曲で試練をうけてもらいます。
大丈夫です。酔っ払っても歌える曲ですから!」
…とステージに居残った”きただに”さんと「酒燃料爆進曲」を演奏。
コレまたにぎやかな曲だナァ~。

460_2最後はまたプレーンの怒髪天に戻って「オトナノススメ」と「雪割り桜」を演奏して4人はステージを降りた。
Img_0072シンプルでストレート。そして何よりも楽しい!ロックの原点を見たような気がしたわ。
35周年おめでとうございます!

470_2

480_2

490

500怒髪天の詳しい情報はコチラ⇒怒髪天オフィシャルウェブサイト

510v_24番手はLAZY。
このステージを楽しみに会場へ足を運んだお客さんも多かったハズ。

10_3影山ヒロノブ

20_2高崎晃

30_2井上俊次

40vリズム隊のサポートは山本直哉と…

50v村石雅行

60_31曲目は「Wandering Soul」。

70_19772017年の12月にリリースされたシングル『Slow and Steady』のオープナー。

Ldv_2 印象的なサビのメロディが耳に残る。

80v作曲を担当したのは井上さん。
120もちろん高崎さんのギター・ソロもバッチリとフィーチュア。

90v素晴らしいギター・サウンドはもちろんMarshallから!
97LAZYのステージの高崎さんは、影山さんと微笑みあったり…

95井上さんに歩み寄ったり…とホッコリ・ムード。
コレがまたいいんだな~。

96この曲でも極上のギター・ソロで観客の耳を惹きつけた。
1352曲目も同シングルから。
高崎さんの作曲による「1977」。
1977年はLAZYが最初のシングル盤をリリースした年だ。

130v「『Rock Beats Cancer Fes』にお越し頂きありがとうございます!
LAZYは年に1度、この12月に演奏するのがイッパイイッパイっていう感じなんですが、樋口さんの命日も過ぎて、こうしてまた12月にLAZYが出来てとてもうれしいです!
毎年12月になると思うのは、肉体がなくなったとしても、オレたちの魂はシッカリと音楽の中に生きているということです」

100_mc「もう過ぎてしまいましたが、皆さんにクリスマスの歌をお送りします」
と影山さんがギターを手にした歌ったのは「Happiness」。
同じくシングルに収録された影山さんの作品。
こうしてメンバー各自が1曲ずつ作曲を手がけたシングル収録曲をすべて演奏した。

110v_2続いては1978年のシングル「地獄の天使」。

S41a1032影山さんがMCでおっしゃっていたが、歌詞がホントにスゴい!
「♪白い女のまぼろし抱いて ぼくはケモノになるよ」
「♪嘘でかためた吐息の中で ぼくは腐っていくよ」
「♪糸をひくよなくちづけかわし チーズみたいに溶けていく」
作詞はなかにし礼さん。
この頃はテレビで放映されるような曲もこうして限りなく濃密だったんだね。
今の「草食ロック」の何とサラっとしたことよ!

0r4a0908 「LAZYもコラボを演ります!」と影山さんのMCに導かれてステージに姿を現したのは…

140この日、2度目の登場となる奥井雅美。
曲は1979年のシングル、「BABY I MAKE A MOTION」。

150_2「♪I make a motion」の振り付けもバッチリ!
楽しいね~。

160_2再びギターを手にした影山さんが次の曲を説明する。
「LAZYの曲って、あまりハモらないじゃないですか。今日はこの曲をハモったらキレイなんじゃないかと思って…」と、JAM Projectの中間を迎え入れた。

170_2ベースの故田中宏幸さんの作品でリード・ボーカルズも担当した、名盤の誉れ高い『宇宙船地球号』からの1曲…「ロンリースター」。
今日は影山さんのリードに…

180JAM Projectの4人のコーラスが合体して感動的な演奏を聴かせてくれた。

190_3LAZYのコラボは続く。
今度はGRANRODEOだ!
影山さん「GRANRODEOさん、今日のイベントで最年少ですよ!」
KISHOWさん「緊張してます!先輩たちが元気すぎて腰が痛いなんて言っていられませんね!」

250e-ZUKAさん「大好きなんです!これからもよろしくお願いします!」
高崎さんがe-ZUKAさんの誕生日が自分と同じであることに触れると…
「そうなんです!母ちゃんにあの人と同じ日に産んでくれ!ってお願いしていたんです!」
だから同じ誕生日だったのか~。

260_2演奏したのは前曲に引き続いて『宇宙船地球号』から「DREAMER」。

200_4前回はフィナーレで全員参加したセッションの「Crazy Nights」で高崎さんと共演したe-ZUKAさん。
今回はKISHOWさんと2人きりでLAZYにジョイントし、ファンをよろこばせた。

210e-ZUKAさん、ニコニコでとてもうれしそう!

220_2そうそう、その前回の「Crazy Nights」でも影山さん+KISHOWさんのデュット・シーンがあったんだよね。

230ギター・チームも当然こういうシーンになる。
大きな歓声が2人に浴びせかけられた。
ココも今回のLAZYのステージの大きな見せどころだった。

240_2演奏後、e-ZUKAさんは高崎さんと固い握手を交わした。
『Rock Beats Cancer Fes vol.6』はまだまだ見どころを残して続きます。

0r4a0009さて、LAZYでもうひとつ…2017年12月に開催された『LAZY 40th Anniversary Special Live "Slow and Steady"』がDVD化された。
LAZYの40年分の思い詰め込まれた1枚。
そのDVDがこの日数量限定で販売されたことを申し添えておく。
 
詳しい情報はコチラ⇒LAZY 40th Anniversary Site

Ldv_1 <つづく>
 

200

(一部敬称略 2018年12月29日 六本木EXシアターにて撮影)

2019年2月14日 (木)

【Rock Beats Cancer Fes vol.6<DAY2>】~GRANRODEO&怒髪天


第6回目の『Rock Beats Cancer Fes』…2番目にステージに上がったのはGRANRODEO。

10_2KISHOW(谷山紀章)

20ve-ZUKA(飯塚昌明)

30vそしてリズム隊はベースの瀧田イサムと…

40_2ドラムスのSHIN。

50_2「Pierrot Dancin'」で幕を開けたGRANRODEOのステージ。
2曲目は「ROSE HIP-BULLET」。
今日もイントロドンで客席は大爆発だ!
ロデオボーイズやロデオガールズに「イントロドン」は古すぎるか?

70v_rhb普段のコンサートでも人気のこの曲、今日もイントロの最初の音コンマ数秒で大盛り上がりということよ!

80_2e-ZUKAさんがMarshallのDSLにプラグ・インするところから始まるMVには感動したよね。
あのカッコよさは相変わらずだ。

90非の打ちどころがないギター・ソロ!
マイクをe-ZUKAさんのギターに向けるKISHOWさん、お定まりのポーズ。

60_2「こんばんは!2年ぶり3回目のGRANRODEOです!戻ってまいりました~!
いつもは最年長なんですが、ココでは最年少ということで、14年目となるGRANRODEO…ゼヒ名前だけでも覚えて帰ってください。
今日が今年の歌い納めです!最後までお付き合いください」とKISHOWさんからまずはご挨拶。

100v_mcそしてe-ZUKAさん。
「『Rock Beats Cancer』ベイベー!ありがとうございます!
今日はですね、ジミー桜井さん…ボクの田舎の先輩と一緒ですからね~。
38年前に隠し録りしたモノを見せて『この時からずっと憧れていました!』と伝えました。
…というワケで桜井さんに恥ずかしくない演奏したいのですが…すでに限界ですッ!」

0r4a01503曲目も景気よく「BEASTFUL」。

120v_2ステージ中央で寄り添う2人に大きな歓声が上がる!

130_27弦のVから繰り出される極上のフレーズたち。

110v_bf力唱に次ぐ力唱はいつもの通り。
KISHOWさんのほとばしる汗がステージの熱気の証!

0r4a0145続いては昨年10月にリリースしたミニ・アルバム『M・S COWBOYの逆襲』から「Imaginary Song」。

140_isコレまたKISHOWさんのハイテンションな歌声がタップリ味わえるハード・チューン。
ああ、やっぱり「ハードロック」はいいナァ。
ね、ロデオ・ボーイやロデオ・ガールの皆さん、いいでしょう?
こういう肉汁がしたたるような、熱のある激しい音楽を「ロック」っていうんだよ。

150v「ココでスペシャル・ゲスト…一緒にGRANRODEOの曲を歌ってくれるという先輩…」

170_cd…と紹介されたのは、JAM Projectから、きただにひろし。
選んだ曲は「Can Do」。180v_2"きただに"さんもどうにもならないぐらいテンション高し!
猛烈に元気のよい「Can Do」でキャンドゥしちゃった!(ココ、「感動」のダシャレになってます)

190_2この曲でもツボを得た中身の濃いギター・ソロをサラリと聴かせてくれる。
「もっと弾いて!」と思わせるソロ。
音楽優先でギターを弾く人のソロはこうなる。
聴いててゲップが出るような長いギター・ソロはイカンよ。

200_3「ここら辺で盛り上がるヤツを演りたいと思います!」と「NO PLACE LIKE A STAGE」!
エ~、盛り上がり過ぎちゃうんじゃないスか!?
220v7弦の特長を活かしたリフが暴れまくる!
「Can Do」のソロなんかもそうなんだけど、e-ZUKAさんのピッキングって手首を軸にして精密機械のように正確に手の甲を動かすサマがとても美しい。
今月発売のYOUNG GUITARのコラムに「1996年にピッキングのスランプに陥った」と書いていらっしゃる。信じられん。
ギターを始めて数年というのなら話はわかるが、1996年って結構最近じゃない?
やっぱり「名手」と言われる人たちは「悩み」から解放されることはないのか?

210vnplsそのe-ZUKAさんのコラムにPaul GilbertからJoe Passまで教則ビデオをよく見て勉強した…という話が書いてある。
一時期、その辺の教則ビデオの仕事をしていたのが私なんですわ。
e-ZUKAさんご愛用ありがとうございます。
そして、布川さんのビデオの話まで出て来て思わず笑ってしまった…結果は全く異なれど、私と同じことをされていたことを知ったから。
布川さんのビデオもおもしろかったけど、この本もおもしろかった。
e-ZUKAさんがコラムで書いていらっしゃることの他に「ジャズを演りたければ理論を覚えるよりフレーズをそのまま覚えちゃえ」という破天荒なやり方が痛快だった。
後に矢堀孝一さんのご紹介で一度だけ布川さんにお会いしたことがあるんだけど、もうビデオや本からそのまま出てきたような気さくな方だった。
この本、つい最近上梓されたような感じがするんだけど、本屋で買ってからもう26年も経ってた!
考えてみりゃ、この出版社自体がなくなっちゃったもんね。

10r4a1105 「NO PLACE LIKE A STAGE」に戻って…この曲のソロは絶品ですな。
アタマの開放弦を使ったフレーズが最高にカッコいい。
そこからクロマチックを含んだペンタトニック・フレーズを通過してチョットしたバップ・フレーズが組み合わされている。
ロックだけを勉強しているギタリストにはどう逆立ちしても出て来ないフレーズの組み立てだ。
エヘン!ココで例のジャズの教則ビデオの効果が出てるってもんよ。
私なんかはReturn to Foreverの「No Mystery」のChick Coreaを連想しちゃう。
思わず巻き戻して繰り返して聴いちゃうね。
あ、今は「巻き戻す」なんて言葉を使わないか?ナンて言うんだ?「引き返す」?
それとCDだと2:58のフレーズは高崎さんへのオマージでしょ…「Crazy Nights」。
問答無用でカッコいいわ。
そして、お2人の共通項は…そうMarshall!

S41a0535出番の最後を飾ったのは『Pierrot Dancin'』から「ナミダバナ」。

230_nbパワー全開!
全7曲でGRANRODEOの魅力を爆発させた4人だった!240

250v_2

260v

50_27月には全国ツアー『GRANRODEO LIVE TOUR 2019 "FAB LOVE"』も決定していて楽しみだね!
 
ところで、今回会場内を歩いていると、たくさんのロデオ・ガールに声をかけて頂いた。
「ブログ楽しみにしています!」とか「Marshall Blogいつも読んでいますよ!」とか…。
それにMarshall GALAのTシャツを着て来てくれたお嬢さんも2人いらっしゃった。
うれしいもんです。
本当にありがたいし、励みになります。
会場で私を見かけたらジャンジャン声をかけてください。そして、おだててください。
バカだからドンドンがんばっちゃいますんで!

270_2GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEo Official Website

2803番目に登場したのはガラリと雰囲気が変わって怒髪天。

290増子直純

300_2上原子友康

310_3清水泰次

320v_2坂詰克彦

330v_2私は怒髪天はコレが初体験。
「怒髪天」なんていい名前だ。
もうこっちはどんなに怒ったところで天を衝く髪の毛なんてありゃしないがな…。
オープニングは「セイノワ」。
いい曲だな。

340v若い人は知らないだろうけど、私が小学校5年生の時、少年マガジンに『愛と誠』というマンガの掲載が始まった。
今にして思うとナンだってあんな純愛物語が少年漫画誌に掲載されたのかすごく不思議なんだけど、その中に岩清水という秀才タイプの男の子がヒロインの早乙女愛に向かってこう告白する場面があった。
「早乙女愛…ボクはキミのためなら死ねる…」
子供心にこのセリフはショックだったね。
世の中には「こういうのがあるのか…」と思ってサ。
でもマンガの設定は高校生だぜ。そんなこと言うか?
でもね、50年近く経ってその時よりはるかに墓場が近くなった昨今思うのは、「人間死んだらおしまい」ということよ。
350好きな人のために死ぬよりも、増子さんが歌う通り「愛のために共に生きる」ほうがはるかにいい。
ああ、オレも枯れてきたナァ。
 
続けて昨年7月リリースの『夷曲一揆(ひなぶりいっき)』から「HONKAI」。
言ってくれましたね、歌ってくれましたね!
草食ロックの若者にゼヒ聴いてもらいたい1曲!

0r4a0809怒髪天の詳しい情報はコチラ⇒怒髪天オフィシャルウェブサイト

0r4a0813この続きは<DAY3>で!
 

200

(一部敬称略 2018年12月29日 六本木EXシアターにて撮影)

2019年2月13日 (水)

【Rock Beats Cancer Fes vol.6<DAY1>】~オープニング&LOUDNESS

 
昨年の末を締めくくったのもLOUDNESSだった。
2日間にわたっての一大イベント。

10まずはおなじみ『Rock Beats Cancer』。
前回は2016年…今度で6度目の開催となった。

20開場時、ロビーは会場へ少しでも早く入らんとするファンの皆さんでスゴイ熱気。

30ズラリ並んだ物販コーナーも…35アッという間の大行列。

40もちろん『樋口宗孝がん研究基金』のブースも設置。

50多くの人の注目を集めた。

60客席は超満員!70開演前には『樋口宗孝がん研究基金』や『Rock Beats Cancer Fes』の主旨説明や活動内容スクリーンに投影された。

80開演時間になり、まずステージに上がったのはカラーボールのKazuna。

100「よろしくお願いします。歌う前に自己紹介をさせてください。
私は、23歳の大学生の時に胃がんになり、手術で胃の2/3を摘出しました。
再発予防のため、抗がん剤治療を受けました。
ナンで自分だけ?と思っていましたが、若年性がんになった『スタンドアップ』のメンバーと出会い、支えられて、辛いのは自分だけでなないと思いました。今度は自分ががんで苦しんでいる人たちを支えたいと思い、カラーボールを立ち上げました…
140vがんを経験した私たちだからこそ伝えられることがあるのではないかと思いました。
自分たちががんになった時、全く情報がなかったのです。
がんを経験した仲間たちに感謝の気持ちを込めて演奏します」
160こうしてKazunaちゃんが歌ったのは「for my」という曲。

125伴奏のギターを務めるのはタクミマサノリ。120vタクミさんの爪弾くギターの音色に乗って…

150澄んだKazunaちゃんの歌声が、満員の会場に響き渡る。

110v「心を込めた歌唱」とはまさにこういうことを指すのであろう。
1曲だけのステージではあったが、飾り気のない素直な歌が聴く者の心を揺さぶった。

130続いて…。
一礼をしてからドラム・キットの向こうに姿を現したのは…。

S41a0039 おお~、鈴木"あんぱん"政行!
380v少しドラムスを叩いて…

S41a0044 LOUDNESSのメンバー登場!
え、もう?

190しかも、高崎さんが奏でるこのリフでスタート。
「Crazy Nights」だ!

200観客をアオる二井原さん!

210v前回はトリでの登場だった…それが今回はトップバッターだ!
そこへ「Crazy Nights」だもん、盛り上がるにキマってるわね。

220怒涛の歓声を浴びてウネりまくるリズム隊。
絶好調な山下さんのベースと絡み合う…

230vダイナミックなドラムス!
"あんぱん"さんが帰って来たのだ!

240v9月に開催されたイベント『METAL WEEKEND』で既に”あんぱん”さんはプレイを披露しているが、私はお邪魔できなかったので、復帰後の"あんぱん"さんを目にするのはコレが初めて。
4人が揃った時の特別なパワーに接した感じがしてとてもうれしかった!

250v必殺のギター・ソロはいつもの「世界がうらやむ高崎トーン」で!

260高崎さんの背後はこんな感じ。
今日のMarshallは低層構造だ…ジミー・ペイジ風建築?

270ク~、やっぱこの音、このプレイですよ!
今日は持ち時間が少ないので1曲ずつ大切に聴かなきゃ!

270v「Say yeah~!
どうもLOUDNESSです!
今日はとっても短い時間です。でもこのイベントはタップリと続きますからね、最後まで楽しんで行ってください!」

280_mcもの悲しいアルペジオから、あのメロディに導かれて…

290v_hc二井原さんの歌が絡む。
0r4a0126そして、荒れ狂う三連のビート。

310曲はもちろん「Heavy Chains」。

320vついつい"あんぱん"さんに目が行ってしまうが、何の心配も必要としない完璧なドラミングだ。

330vビートがエイトに変わり炸裂するギター・ソロ。

340最後のアーム・ダウンの咆哮まで無駄な音がひとつもない!

350v加えて二井原さんの熱唱!
イカンイカン、つい力が入ってしまった。だってこの曲大好きなんだもん!
最近はこういうビートのロックを耳にしなくなった。
今、日本のロックからシャッフルやブギのような3連のビートが消えようとしているんですよ。
少なくとも若いバンドさんでブギを演っているところなんて見たことないでしょう?
ベテランのロックンローラーが引退したら、間違いなく日本のブギやシャッフルは絶滅するよ。
ナゼかというと、それらは日本人のルーツにないビートだから外国のロックをお手本にしないと出来ないリズムなんですよ。
その点、エイト・ビートはそうでもない。お経や祝詞はエイト・ビートだからね。
そういう意味でも私はこの曲を支持するのだ。

300「"あんぱん"が1年ぶりにステージに帰って来てくれました。1曲以上ステージでドラムスが叩けるまでに回復しました!」

360v_mc「あんぱ~ん!」
客席からの大きな声援に応える。

370「彼の様子を見ながら演っています。
大丈夫?」…と二井原さんの保護の下でのドラミング。
1月末発売の『Burrn!』誌のインタビューにも登場し、さっそく大忙しだ!390v続いては「Let It Go」。

400v_lig当然ココで一段と盛り上がる!

410v「♪Leit it go, let it go!」
会場は「レリゴ」の大合唱。

420v元気イッパイの"あんぱん"さん!完全にLet him go!440そしてコレ!

450_itm「In the Mirror」行くぞ~!

460完全にヒットパレード状態!
こういう出し惜しみをしない、LOUDNESSの気前のいいところが好き。
持ち時間が長くないのにマニアックな曲をワザと並べてイジワルするバンドって時々いるんだよ。
ダメダメ、そんなのドカ~ン!といかなきゃ!
ライブなんだから…フェスなんだから!

470しかし、この曲のベースって何度聴いてもメッチャかっこいい。

430ココでもドッカーンといったのは高崎さんのソロ。

480でも、どんなに盛り上がっていても絶対に乱暴なプレイはしない。
どんな時でも高崎さんのギター・ソロは美しい。

490v_2「次で最後の曲です」→「エ~!」…二井原さんがやらないので、自分でやっておいた。
そうなんですよ「エ~!」なんです。

「さて、次はイベントならではの曲です。ゲストが来てくれます。
怒髪天の上原子くん!」

495vステージに姿を見せた上原子友康。
まずは高崎さんと握手。
スゴイ緊張の表情!
上原子さんは留萌のご出身か…"あんぱん"さんとは北海道つながりだ。

500_cdヒット・パレードでまだ演っていない曲といえばまずはコレ…当然「Crazy Doctor」となる。

510vギターのゲストが入ってこの曲と来れば、見どころは当然アソコ。

520中間部のキメ!
寸分の狂いもなくハモった!

530緊張はされていたようではあったが、危なげないプレイで憧れの高崎さんとの共演を果たした上原子さん! 0r4a0313クライマックスに向けて猛然とドライブするリズム隊。

S41a0361

570さすがに5曲となると「モノ足りない感」は否めないけど、明日の単独公演もあるからね!

580いきなりLOUDNESSが出てくればそりゃ盛り上がるにキマっているけど、もう出て来ない…という寂しさもあるな。
でも、この日は後半で高崎さんが八面六臂の大活躍で観客を大いに喜ばせてくれたのだ。
その辺りは数日後のこのレポートで!

590v昨年末にリリースされた『JEALOUSY』の30周年記念限定アルバムが注目されている中、同アルバムと『HURRICANE EYES』収録の曲を中心とした日本のファンのための特別なライブが決定している。
この2019年最初となる国内ツアーは5月15日の名古屋を皮切りに、5月31日の東京までの7本。
見逃せないね~!
LOUDNESSファンは企画がテンコ盛りでうらやましいね…それこと「Jealousy」じゃない?
でも、それだけの財産と足跡を作って来たということなのだ。
 
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

2cds

 

200_2 
(一部敬称略 2018年12月29日 六本木EXシアターにて撮影)

2019年2月12日 (火)

D_Driveからの重大発表! その2

 
9日前にMarshall RECORDSと契約したことを発表したD_Driveからもうイッチョ重大なお知らせ…。
今日もツベコベ言うのは後にして、まずはコレをご覧くだされ。

もうひとつ、こっちは英語版。
D_Driveには海外のファンもたくさんいるからね。
Yukiちゃんだけでなく、Seijiさんの流暢な英語にご注目!

…ということで、6月1日に開催されるMarshall LIVEにD_Driveがお呼ばれしちゃったのです!
ブライミ~!
ああ、本当に世界に行っちゃうのね…D_Drive。
さようなら…チガウチガウ!
とにかく、おめでとう!

1d_drive_social_image さて、気になるのはYukiちゃんがビデオの中で言っていた、Marshall LIVEの会場となるMarshall ARENA。

90s以前にMarshall Blogでゴチャゴチャと説明したことがあったけど、もう1回おさらいしておこう。
まずはMarshallのビデオから…。


Marahall ARENAがあるStadium MKの紹介ビデオもなかなかにスゴイ…大ゲサで!
ビデオの中にある「Arena MK」というのがMarshall ARENAのこと。
あのね~、この辺りってMarshallの工場から歩いて10分ぐらいのロケーションなんだけど、15年ぐらい前まではホントに何もなかったんよ。
昔からあった古いサッカー場がポコンとあるだけで、後はただの野ッパラだった。

ん~、「ロンドンから電車で30分」にはムリがあるような気もするが…。
コレが外観。

20_2車の展示会から国際レベルのスポーツの試合等、色々な用途に供されるアリーナ。
コンサートとなるとこんな感じになるようだ。
50_2このステージにD_Driveの4人が立つことになるのだ。
キャパは4,000人。

40_2ステージから客席を見るとこんな感じ。
60_2お客さんが入っていないとこんな感じ。
やっぱ広いわ~。

70_3こんな感じでチョット大掛かりな「居酒屋でぃ~どらいぶ」もできる。
コレはダーツの選手権のようす。
クリケットは当然のこととして、イギリスではテレビでダーツや「スヌーカー」と呼ばれるビリヤードにアニキみたいなゲームの試合を中継するからね。
こんなに遠くからダーツなんか見てておもしろいのかね?
長くて寒いイギリスの冬を少しでも楽しく過ごそうと、読書の他にこういう屋内ゲームが発達したんだろうね。

Darts ロビーはこんな感じらしい…って、オイちょっと、待てよ!
コレ、東京キネマ倶楽部のマネッコじゃねーか!
BETVICTORというのはイギリスの大手ブックメーカー。
ブックメーカーというのは、「賭け屋」のこと。
BETVICTORは私営なので、日本風に言うと仕組みとしては「ノミ屋」ということになろうか?
Ladbrokesなんてブックメーカーはロンドンを歩いてるとそこら中で見かける。
中に入るとよく犬のレースの中継をやってるよね。
ロイヤル・ファミリーの赤ちゃんの名前までを対象にしちゃう賭け事好きのイギリスだけど、戦争だけは賭けの対象にはしないルールになっているそうだ。
不謹慎だからか?それとも常勝国ゆえ賭けが成り立たないのか?…さすがにそれはないか。

80_4それでは、6月1日に開催される新しい1日限りのフェスティバル、Marshall Liveでお会いしましょう。Marshall.comでフル・ラインナップをチェックしてチケットをゲットしてね!
 
チケットはコチラ⇒Marshall本国ウェブサイト内Marshall Live特設ページ10_2

200_2

2019年2月11日 (月)

マーシャル現場主義。

 
明後日、2月13日発売のギターマガジン3月号。
『マーシャル現場主義。』と題してついにMarshall特集がやって来た!
表紙はCream時代のEric Clapton。
1959とSuper TREMOLOを背にレスポールを弾く有名な写真。

10r4a0397 「歴史的なお勉強はほどほどに…」
そう!もうそれでいいの。
時代は変わったのだ。若い人は歴史などに興味なないのよ。
いいの、いいの。
Marshallが音楽の現場で愛され続けてくれれば、それでいいのだ!

20でもやっぱり欠かせないのは「Marshallの歴史」を作ったレジェンドたち。

30商品の時系列に沿ってレジェンドたちがシッカリ紹介されている。

40そして、Marshallで音楽を作っている皆さんのインタビューや音作りのお話。
もちろん高崎さんもガッツリご登場して頂いている。

50Marshall BlogではもうすぐLOUDNESS特集をやるからね!
もうチョット待ってて!

51先日のNAMMで発表されたSTUDIOシリーズの生ちゃんによる試奏も掲載。

55おかげさまでメッチャ前評判がよいSTUDIOシリーズ。
イギリス製とあって皆さん、お値段をずいぶん気にしているようだけど…誌面にはお値段も載ってるよ。

56「新提案!家マーシャル」と題した小型コンボを紹介したページもあるよ。
「家マーシャル」か…。
大学の時の私の「家マーシャル」なんて1959と1960AXだったからね。
部屋に入れるとMarshallってメッチャでかいんだよね。
しかし、今から50年前は「いかにデカい音を出すか」に腐心していたのに、今ではPAの発達かなんか知らんけど、「いかに小さい音で鳴らすか」みたいなことになっちゃったもんね。
でもね、どんなにスゴいPAシステムが用意されていても、ステージの中音が大きくないとサマにならない音楽ってあることを知っておいてもらいたいね。
それはやっぱりMarshallがなければ実現しなかったであろう、カッコいいギター・リフやソロを盛り込んだ黄金時代のロックのことだ。
もちろん家では「家マーシャル」でいいんですよ。
この特集を読んで家でもステージでもMarahallでギターを楽しんでくださいまし。
 
ハイ、書店へGO!…イヤ、「カートに入れる」をクリック!…か。
輸入販売元のヤマハミュージックジャパンさん、リットーミュージックさん、どうもありがとうございました。

60 はじめに「歴史はもういい」みたいなことを書いたけど、もちろん興味のある人は遠慮なくMarshallの57年をさかのぼって欲しい。
その時の手引きになるのが、他社の書籍で恐縮なんだけど、コレ…『アンプ大名鑑[Marshall編](株式会社スペースシャワーネットワーク社刊)』。

70_2 そして、もう1冊がMarshall社の創立50周年を記念して刊行されたこの『Marshall Chronicle』。
この本では、Marshallの歴史を「The History of "The Father of LOUD"」と題して私が書き下ろさせて頂いたが…メッチャ気に入っているし、自信作なの。
工場やロンドンで撮った写真を散りばめてサ…。不明なところはMarshallに連絡して教えてもらったり。
また文章がいいんだ~、我ながら「愛」を感じるね。
大変だったけど、取り組んでいてすごく楽しかった。

80_3   

200

 

2019年2月 4日 (月)

実録!D_DriveがMarshall RECORDSと契約!


この洗いざらしでクタクタのTシャツ。
思い起こすと、このTシャツこそがD_Driveとの出会いになった。
90r4a0871コレはイギリスからホンの数枚だけ日本に送られて来たHANDWIREDシリーズのTシャツだから……2004年のことになる。
そのウチの1枚を、商品のデモンストレーションをして頂いた大阪のギタリストに差し上げた。
それからしばらくして、大阪の楽器店が主催する高校生のバンド・コンテストに私が審査員としてお呼ばれした時のことだ。
会場に着くと「審査員の先生(私のことね)はコチラの控室でしばらくお待ち頂いております」と主催のスタッフの女性が案内してくれた。
「ご親切にありがとうございます」とお礼を伝えて控室に入り、イスに腰かけて正面に座っていた人の姿を見てビックリ!
このTシャツを着ていたのだ。
上で触れた通り、このTシャツは数枚しか日本に入って来ていなかったので、私のルート以外には国内には出回っていないハズだった。
驚いた私はその人の名前を伺う前に「チョチョチョ、チョットすみません!そのTシャツ一体どうしたんですか?」と尋ねた。
早くもパチモンが出回っているのか、はたまたその人が私の知らないマーシャルの関係者かと思ったのだ。
「ハァ?…ギタリストの〇〇さんにもろたんですワ」
「〇〇さん?それ私のところから出したTシャツなんですよ!」
「あ、ホンマですか~」
このTシャツを着ていた人こそD_DriveのSeijiさんだったのだ。
イヤ、この時はまだD_Driveは結成されていなかった。
細身の〇〇さんにはサイズが大きすぎたため、Seijiさんに譲ったのだそうだ。
そうして、会話の口火が切られ、聞けばSeijiさんもギタリストでMarshallが大好きだとおっしゃってくれた…それならいい人にキマっている。
 
その後、毎年開催されるそのコンテストで数回顔を合わせているウチにとても近しくなった。
そしてある時、「こんなバンドを始めたんですわ…ディードライブっていいますねん」。
「エ?イードライブ」
「ちゃいますがな。ディードライブ!」
「あ、シードライブですか?」
「耳、悪いんとちゃいますか?シーとイーの間のディーですがな!」
「そうか、失礼しました!きードライブですね?」
「それ、ひらがなでっしゃろ!そう言われてみると、確かに’きィ’はイ段では’いィ’と’しィ’の間やナァ…」
お後がよろしいようで…。
ま、コレは冗談だけどね。
ちなみに噺家がやるこの「お後がよろしいようで…」の本当の意味を知っていますか?
コレはまた別の機会にやることにして、D_Driveの話を進めよう。
そうしてSeijiさんから頂いたアルバム『Something to Drink?』の1曲目の「Runaway Boy」を聴いてビックリ仰天!
「ナンやコレ?!…あ、関西弁がウツっちゃった。あの人、こんなことやってたの?!」
 
その後はD_Driveが東京に来る度に頻繁にライブにお邪魔させてもらうようになったんだね~。
このMarshall Blogを始めた時にも、一番最初の時から積極的に協力してくれた。
Seijiさんと出会って15年。
D_Driveが今年で結成10年。
思い返すと結構色んなことがあったし、やったな。
しかし、D_DriveとMarshallの間の10年で最大の出来事と言えば、ナントいっても昨日の夜8時に発表したMarshall RECORDSとの正式契約であろう。
ま、正直に言うと私もこんなことになるだろうなんて数年前までは想像すらしなかったし、プロジェクトが始まった時も、果たしてココまでたどり着けるかどうか半信半疑だったんですよ。
海外へ行って演奏して帰ってくるのではなく、レコード業界では新参者とはいえ、世界の音楽業界で50年以上のキャリアを持つ会社が運営するレーベルのアーティストとして世界にデビューするワケだから…。
だから今、とりあえず大きな重荷がようやくひとつ下りたような感覚でもあるです。
マーレコ・ロス?
今日はそんな契約まわりのお話を…。

05コレは契約書にサインをする時のようす。
「コレが契約書で~す!これからサインしちゃいま~す!」

10まずはリーダーのSeijiさんから。

20vSeijiさん「ただ今、サインの真っ最中で~す!」
Chiikoちゃん「シッカリやりなはれや!」

30実はこの契約の発端はナンだったかと言うと、Marshall Blogだったのです。
書いているのは私でも、Marshall BlogはMarshall社が運営しているブログだからして、イギリスでも見ている人が多く、ある時D_Driveの記事がMarshall RECORDSのプロデューサーの目に留まったのだ。
そして、彼はYouTubeでD_Driveのライブ動画をチェックしてビックリ!
「Blimey!(ブライミー!:'コイツぁ驚いた!'という意味のイギリス英語)この人たち、こんなことやってんのッ?ラブリーじゃない?」…ということで、すぐに私のところに連絡が来たワケ。
私が売り込んだワケではないのだ。
連絡を受けた私も驚いたよ~!
いつもマーブロに書いている通り、私は子供のころからレコード一本槍だったでしょ?
一生のうちで一度でいいからレコードに関する仕事がしてみたかったの。
だから、Marshall RECORDSが発足した時「自分だったら誰をプロデュースするかナァ」なんて、夢想にふけっていたのですよ。
もしそんなチャンスがあったとしたら、他のバンドがやっていないことに取り組んでいる、替えのきかないオリジナリティ豊かなバンドにするゾ!とキメていた。
そうして頭の中に思い浮かべたバンドのウチのひとつがD_Driveだった。
そしたらアータ、向こうから話が来たじゃないの!
 
ハイ、サインした?

40じゃ、次はYukiちゃん。
70v_2「今、2部目にサインしていま~す」
 
数日前の記事に記した通り、Marshall RECORDS所属のアーティストはイギリスの歌モノのバンドばかりだったので、東洋の…インストの…そしてバリバリと激しく楽器を弾きまくるD_Driveというチームが彼らには途轍もなく新鮮に映ったようだ。
とにかく欧米人は何よりもアーティストの個性を重んじるので「コレだ!」と思ったらしい。
やっぱり、プロの音楽家たるもの、人を同じことをやっていては絶対ダメなんだね。

60「コレでよし!…と」

90r4a3487 ハイ、次はToshiくん。
「オラオラ、借用書にチャッチャとサインせんかい!」…Marshallの取り立てはキツイぞ~。ウソウソ!

90大分前にレコード会社の友達から聞いた話では、日本はクラシックやジャズ、はたまたヒーリング系の音楽を除いてはインスト・バンド、つまり「歌なし」の音楽はとにかく当たらない…と相場がキマっているのだそうだ。
それを聞いて思ったのは、しからばクラシックの故郷であり、器楽演奏の長い受容史を持つヨーロッパだったらD_Driveの音楽にはどういう反応が来るのかしらん?
でもね、日本にも「歌なしポピュラー音楽」のブームってあったんだよ。
ひとつはポール・モーリア系のイージー・リスニング。
そして何と言ってもベンチャーズだよね。
コレも別のレコード会社の年配の方からお聞きした話なんだけど、当時のレコード会社ので洋楽部門で利益が出せていたバンドってベンチャーズだけだったんだって。
ビートルズですら、はじめのうちはベンチャーズの足元にも及ばなかったとか。
ちなみにストーンズは今でこそあんなだけど、日本でようやく利益が出せるようになったのはワーナーに移籍した後からで、LONDONレーベルの頃は事業的にはどうにもならなかったのだそうだ。
日本のリスナーにロックを聴く力がなかったんだよね。今またそうなっちゃったように見えるけどね。
で、ベンチャーズのブームは「エレキギターのブーム」という側面ももちろんあるけれど、間違いなくエレキギターを使った「音楽のブーム」だったんだよね。
楽器単体でブームが起こるってのはほとんどあり得ないと思う。
なぜならコンピューターがソフトなしでは動かないのと同じで、楽器には音楽が必要なの。
当時最高のソフトとそれを活かすハードがうまい具合に組み合わさったのがベンチャーズのブームだったワケですよ。
その証拠にベンチャーズのやった音楽っていまだに残ってるでしょ?「音楽」にこそ力があったのだ。
だからD_Driveには「21世紀のベンチャーズを目指せ!」って言ってるの。
器楽演奏がウマいのはよくわかったから、とにかくいい曲を作ることに情熱を傾けるべき…とSeijiさんと時折話をしているのね。
100v_2ハイ、最後の契約書にサインしてToshiくん契約完了。
Seijiさん「サインしよったで、コイツ。返済は来月の10日からやぞ!」…ウソですよ~。

105最後はChiikoちゃん。
しかし、みんなうれしそうだ。
そりゃそうだよね~、10年だもん。
その間、地球7周半ほどの距離を機材車で走り回って、800回を優に超すライブをこなして来たんだから。
こういう人たちはただ演奏してるだけじゃないからね。
自分たちで(Seijiさん)車を運転して移動して、機材を下ろして、セットして、サウンドチェックして、リハーサルして、本番やって、片づけて、次の場所に移動して…。
移動するにも晴れの日ばかりじゃないからね。
大雪で国道に2日間足止めをくらったこともあったし、避難勧告が出そうな大雨のエリアにも向かわなければならない。
ライブがない時は新しいネタを仕込んで、リハーサルをして、楽器の練習や手入れもしなければならないし、今となっては数々のSNSの更新は不可避だもんね。
しかも、D_Driveのような音楽は、「詞を書いてメロディを付けてイッチョ上がり!」なんてことが一切できないからね。
1曲作り上げるのが生半可な苦労ではない。
アマデウスじゃないんだから、人を感動させる「いいメロディ」なんてそう簡単に作れるモノじゃない…となると聴いている人を飽きさせないようにするスリリングな「仕掛け」を考えることになる。
コレがまた破天荒に大変なことなのだ。
いくら好きでやっていることとはいえ、「将来の保証が全くない」と言ってもよい労働環境下で10年の月日を費やすのは並大抵の努力と度胸がなくては乗り切れんよ。
普通、大学を卒業して就職して10年も経てば、会社の規模にもよるけど主任以上の何がしかの役職にもついて、給料もかなり上がる頃だ。
私だったらムリだわ…サラリーマンもムリだっただけど。
でも、10年ならまだ短い方かも知れない。
苦節25年なんていうバンドだっているからね。
とにかく日本は音楽の種類を問わず、音楽家が音楽で喰って行こうとする時の環境があまりにも厳しすぎるんではなかろうか?
とにかく10年諦めずによく頑張ったと思う。
若干の課外活動があったにせよ、メンバー全員が「D_Drive」という夢を追い続けて来たから続いたのだろう。
そして、その「夢」がひとつの大きな形になったのがこの瞬間だった。
結成しては1年も経たないで解散しちゃうような若いバンドはD_Driveを見習うべきだよ。

110_2Marshall RECORDSには先日紹介したようにREWSという女子ギター+女子ドラムスというデュオ・チームがすでにいて評判を呼んでいるのね。
そして、また奇しくも女子ギター&女子ドラムス!
イギリスは日本のようにガール・バンドが盛んではない。
だからD_Driveの女子チームのテクニカルな演奏にBlimey!だった…というのもお声がかかった理由のひとつだろう。
そして、Chiikoちゃんはコレにて正式にNATALエンドーサーになった。

120vコレにて4人のサインが完了。
お疲れさまでした!

130この後、私はコレらの書類をイギリスに送って、Marshall RECORDSサイドがそれにサインをして、D_Driveは正式に「Marshall RECORDSアーティスト」になった。
 
おめでとう、D_Drive!

140現在Marshall RECORDSからリリースされるファースト・アルバムを制作中。
これからD_Driveに関連する色んなニュースがジャンジャン飛び出してくることでしょう。
D_DriveメンバーのSNSやMarshall Blogをチェックしてね!
 
最後はプロデューサー気取りのオッサンと記念に1枚。
イヤ~、正直ココまで大変だったわ。
でもコレがゴールじゃない…ココからがスタートだから!
皆さん、D_Driveの応援をよろしくお願いします!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEBSITE

160_2お!イギリスのメタル系ウェブ・マガジン、METALTALKで取り上げられている! 
詳しくはコチラ⇒METALTAL

9mt

200_2

2019年2月 3日 (日)

D_Driveからの重大発表!

 
2019年2月3日午後8時…とうとうこの時がやって来た~!
  
結成10周年を迎えたD_Drive…

9s41a0128_2

9s41a0190

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今日はツベコベ言いません。
とにかくコレをご覧くだされ!

そう、Yukiちゃんが発表した通り、D_Driveが…

D_drive_negaイギリスのMarshall RECORDSと契約をして世界に向けてデビューすることになったのです!9mr…というワケで、英語でもごあいさつ。

今日はもうコレだけで十分。

おめでとうD_Drive!
自慢の「Driving Rock」で世界中の音楽ファンの心を揺さぶってやれ…Marshall、NATAL、EDENと一緒にね!
何だってこうなったのかは明日のMarshall Blogをお楽しみに!

Group 

200

2019年2月 2日 (土)

BLINDMAN~新作『REACH FOR THE SKY』リリース記念ライブ

 
久しぶりのBLINDMAN。

20中村達也

30vRay

40v戸田達也

50v松井博樹

60v實成峻

70v達也さんはもちろんMarshall。

80JCM800 2203と1960Aのハーフスタック。

100v足元のようす。

110今日のレポートするライブに先立つとこと約ひと月。
BLINDMANはニューアルバムをリリースした。
コレがそのニューアルバム『REACH FOR THE SKY』。
ゴキゲンの仕上がりである。

120cdアートワークを手がけたのはFATE GEARのドラマー、森はるか。
はるかちゃんはもちろんFATE GEARのアルバムのアートワークを手がけていて、大好評の最新作『Headless Goddess』のアートワークもはるかちゃんの作品だ。
アレ、MVの写真もヨカッタでしょ?
そして、はるかちゃんはNATALドラマー。

130vBLINDMANの新譜はいつも楽しみだ。
よってこのレコ発ライブもとても楽しみにしていた。
で、注目のオープニングは「Now or Never」。

140_バンド全体がガッチリひとつになったイントロ。

150オルガンの音が効果的なんだ~。

160いいようにドライブしまくるリズム隊!

180v
190そして、この大サビのメロディ!
はじめて聴いた時、「ドワ~!そう来たか!」って思ったね。
そして、うれしいのはこの曲をアルバムの2曲目に持って来たこと。
さすが達也さん!
意識されてのことなのか、Marshall Blogをいつも読んでくれているのか…アルバムでもコンサートでも2曲目が重要なんですよ。
でもサ、この曲、もっと後で演って欲しかったナ…ニューアルバムの中で一番好きな曲なんだもん。
もうチョット取っておいてもらいたかった。
ま、ゼイタクは言うまい。170続けて前作『To the Light』のオープナー「Rising Sun」。

200_rs「ワンマン・ライブへようこそ!
東京でやるのは半年ぶりですかね?
今日のレコ発ライブ、我々も楽しみにしていました。最後までユックリとお楽しみください!
じゃ、新しいヤツいってみようか!」
おう!

210v_mc達也さんのズ太いギター・リフからスタートしたのは新作のオープナー「Strangers in the Night」。

220v_sitn私みたいなヤツだと、このタイトルを聞けばすぐフランク・シナトラを思い出しちゃうんだけど、当然違う。
一度聴いたら忘れないようなステキなメロディのサビを持った曲。

230『Evergreen』から「The Way to the Hill」。

240_wthまたニューアルバムから「The End of my Dream」。

250_eomd作曲したかのような実に密度の濃いギター・ソロ!

260続けても新作から「Roll the Dice」。

270_rtdこうしたミディアム・テンポのヘヴィ・ナンバーにもRayさんの声がピッタリだ。

280vココでも充実のギター・ソロ!
一段と大きな歓声が上がる。

285オラオラオラオラ~!
打って変わって目も覚めるようなドライビング・チューン「Survive」。
まずイントロのキメがカッコいい!

290_svこの「♪ゾンゾゾンゾゾン、ゾンゾゾンゾゾン」が気持ちいいぞ!

300MCをはさんでいよいよアレ。
チョット小耳にはさんだ話では、この「Da Doo Ron Ron」が賛否両論だったとか…。
私は断然「賛」ですよ。「賛」×∞。
コピーバンドではない、こういうベテランのバンドが自慢のオリジナル曲の合間にこうした名曲を取り込んで、その魅力を伝えることはとてもいいことだと思う。
CDを初めて聴いた時、曲名を見ないで1曲目、2曲目とゴキゲンに聴き進んで、コレが出て来た時は正直ヒックリ返って驚いたけどね。

310_drrそんなだから、どうしても気になって、達也さんにこの曲を取り上げたいきさつを尋ねてみた。
すると…
この曲に出会ったのはそれほど昔のことではなくて、フィル・スペクターのトリビュート盤で知ったそうだ。
自分が作る曲はどうしても凝ってしまいがちなので、以前のアルバムを作る時に何かシンプルなモノを収録したいと考え、カバー曲の候補を2つ選んだ。
そのうちの1曲がこの「Da Doo Ron Ron」。
そして、当時のバンド・メンバーに諮ったところ意見が合わず断念。
それから時が経って、再度取り組もうとしたが、前作はメンバーが替わったばかりだったので控えておいた。
そして、今回見事にご開帳と相成った…とのこと。
原曲のイメージをまったく損なうことなくBLINDMANタッチで仕上げたのはサスガ!
私は大好きです。
ちなみにThe Carpentersの『Now &Then』が好きです。320vこの辺りも盛り上がったよ~!
みんなで歌った「Why Did You Come Back」。

330wdcbそして、そのまま峻くんのドラム・ソロへ。

350v_ds全く気をてらうことのないベーシックかつストレートなソロ。
いかにも「ドラム~!」という感じのプレイがすがすがしい。

360メンバーがステージに戻り「Blazing Crisis」。

370_bc松井さんは白いシャツにお召替えだ。

380_alその松井さんのキーボーズに乗ってRayさんが感情を込めて歌い上げるバラード「Angels Ladder」。
この曲はニューアルバムのクローザー。

390v達也さんのMC。
「ライブハウスでロックバンドを観る…という文化を絶やしてはいけないと思います。だからBLINDMANはこれからもガンガンやっていきますのでよろしくお願いします!」
いいこと言うわ~!

S41a0459ショウはまだやっと前半が終わったところ!
ドンドン盛り上がって来る!

400_tbコレも『Evergreen』から「Turning Back」。

410vそして、今度は達也さんのソロ・コーナー。

420gsすごく短かったけど、言いたいことは言い切った。
説得力のあるいい音!
最近はPAが発達したからとか言って、ロック・バンドのステージの中音がドンドン小さくなっていってるけど、アレはダメだね。
中音がある程度大きくないと、こっちで聴いていて迫力が伝わって来ない。
やっぱり100Wのギター・アンプってのがロックには必要なんだ。
やっぱりロックは肉食がいいでしょ?
Marshallは最上ランクの肉なんだぜ!

S41a0508お、Rayさんも着替えて来た。
スゴイ汗だったからね!
『Blazing Crisis』のオープナー「The Tears of God」。

470togそして、ニューアルバムからボサノバの「Blue Moon」。
コレも最初聴いた時はビックリしたナァ。タイトルも驚いたけど。
イヤ、「Blue Moon」というジャズのスタンダード曲があるんですよ。480v_bmまたガラっと替わってニューアルバムのタイトル・チューン「Reach for the Sky」。
UFOの「Lights OUt」を思い出させてくれる極上のハードロック・ナンバー!

490_rfsそして、MCをはさんで最後のセクション。
会場はスゴい熱気よ!
それに応えるようにドド~っと行ったよ!

500_tog「The Touch of Gray」…

510v_bh「Being Human」…

520v_itd「…in the Dark」…

520v_rwそして「Running Wild」。

530v4曲ブッ続けでドライブしまくって本編の幕を下ろした。

540vスゴイ歓声!
5人のこの熱演に歓声を惜しむ客は1人としてあるまい。

550アンコール。
「待たせてゴメンね。オッサンだから楽屋でひと息ついて来ちゃった。
今日はまだまだガンバらないといけない…と思わせてくれてありがとう!」
メンバーを紹介。
「このメンバーでアルバムを2枚出したことになります。
新しい歴史はココから始まりますので!」

555お揃いのTシャツに着替えた5人はアンコールで「To the Light」、「Waiting for the Day」、そして「Living a Lie」の3曲を演奏した。

560_en

570v

580v

590v

600v

610vイヤ~、ほんと充実のハードロック・ショウだった!

決してカッコつけるわけじゃないんだけど、最近ストラヴィンスキーとかショスタコーヴィチみたいな現代クラシックをやたらとよく聴くようになったでしょう?
すると、あんなに好きだったプログレッシブ・ロックがウソみたいにツマらなくなっちゃって…。
私、ロックの中でプログレが一番好きだったのに~!
反面、こうしたBLINDMANみたいな70年代のハードロック・サウンドってのはナンダカンダ言って無敵で唯一無二の音楽なんじゃないかな?…なんて思ってるんですよ。
すなわち、カッコいいリフとギターソロ、野太い声のボーカルズ、重くて頑丈なリズム隊、コレが「ロックの定義」なのではないか…と。
とりもなおさず「Marshallで演るロック」だよね。
ま、考えや感じ方は人それぞれですけど。
これからも、ガンバレBLINDMAN!
 
BLINDMANの詳しい情報はコチラ⇒BLINDMAN OFFICIAL SITE

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200_2 
(一部敬称略 2018年12月23日 目黒鹿鳴館にて撮影)

レコードだ!CDだ!やっぱりモノだよ、モノ!


今日のタイトルにある「モノ」はステレオとかモノラルとかの「モノ」ではなくて、「物」ということね。
昨秋に導入したSpotifyが「便利」だの、「ラク」だの言ってきたけど、その感想に変わりはない。
でも、やっぱりダメだね。
最初はヨカッタんだけど、私のような古い人間には「音楽」を聴いているような感じが段々しなくなってきて、ナント言うか…ウ~ン、一種の「事務機器」に接しているみたいな感じ?
「アレを聴いてみようか?」とか、「コレはどうなんだろう?」と未知の音源に興味を持ってアクセスしていたのは初めのウチだけで、今現在、音楽的な活用法といえば何のことはない、昔から愛聴しているレコードやCDを引っ張り出すのが面倒だからSpotifyを使って聴いている…みたいな?
イヤ、「引っ張り出す」より「片づけなくていい」の方がありがたいかな。
未経験のアルバムを聴いた時にしても、チョット聴いて波長が合わないと「あ、ダメだコリャ…」ともう1分も経たないうちに打ち切っちゃう。
昔はサ、大枚2,500円も払って買ったレコードでコレは絶対にできなかったよね。
ウチのレコード棚には1回しか聴いたことのないアイテムが山ほどあるけど、1分聴いて止めた…なんてのはさすがに1枚もない。
中学生の頃は、不幸にして好みではなさそうなレコードにブチ当たった時でも好きになるまで意地で聴いたもんだったし。
とにかくタダ同然の音楽って頭に入って来てくれないんだよね。
何かインターネットで調べごとをする時に似ている。
ウェブサイトで何か調べるのはものすごく便利なんだけど、すぐ忘れちゃう。
反対に本を読んで、付箋を貼って得た知識の方がはるかに頭に残る。
ま、この年なので1回でナニかを覚えることが若い頃に比べで難しくなってしまったけど、本からの知識の方がどこか有機的で価値のあるように感じる…そりゃ本を買っているからね。
やっぱり音楽と同じだ。
でもコレも年寄りの古い感覚なんだろうね。
では、若い人はどうか…。
実際に尋ねてみた。
CD等の音楽商品を買ったり集めたりすることに魅力を感じない世代の子だ。
「ストリーミングやってるでしょ?」
「はい、音楽はストリーミングで聴いています」
「フフフン、オジさんも最近そうしているんだよ。でもさ、もし自分の聴きたいヤツがストリーミングで見つからなかったどうするの?お金を出してCDを買うの?」
「いいえ、CDは買いません。もしストリーミングで聴けなかったら、もう聴きません」
「え…」
このことである。
素人&年寄り考えで、タダ聴けちゃうそういうシステムにどうして手塩にかけた自分の大切な音楽をタダ同然で公開しちゃうのか不思議に思っていたけど、こういうことなのね。
そういう媒体に顔を出しておかないと、一生誰の耳にも止まらない可能性が高いんですよ。
とどのつまりはほぼ音楽でお金で取れない…ということじゃんね。
「オッサン、今頃ナニ言ってんだ?」と呆れられそうだけど、コレも実際にSpotifyを導入しなかったら最後まで理解できないことだったよ。
だって音楽ってそういうもんじゃないもん。
でもひとつ…Spotifyのカタを持つワケではないけど、こんな仕事をしていると「チョコっと聴いて調べたい音源」が必要な時なんかには途轍もなく便利だね。
コレには助かっています。
あ、更にもうひとつ。
数か月前に知り合った若いバンドさん。
ビデオの撮影でMarshallやEDENを使ってもらったんだけど、彼らビデオを作ってもCDを作らないのよ。
「それで大丈夫なの?ミュージシャンなのにCDなくていいの?」と訊くと、こういう答えが返ってきた。
「あ、いいんス。あの、いきなりCDを作っても1枚も売れないんッスよ。それよりビデオを作ってまずYouTubeにアップするんスよ。
それに引っ掛かってきて、ライブの動員が増えてくればCDを作るかも知れないス」
…だそうです。
世の中、そういうことになっています。
皮肉なもんでしてね、ロックが一般的になればなるほど、ロックで喰うのが難しくなる…という。
 
もうだいぶ前のことだけど、アメリカ人と話をしていて、「Physical Products」という言葉を初めて耳にした時はかなりショックだった。
寝ても覚めてもレコードだった青春時代を過ごした私には、その言葉が「悪魔の呪文」もしくは「この世の終わり」みたいに聞こえたもんだよ。
「やがてレコードやCDがこの世からなくなってしまうのか?」…けどマァ、なるようにしかならないね。
芸術よりも経済活動が優先だから…。
で、なるようにしてなったのが、レコードのリバイバルだっていうんだからこれまたフシギ極まりない。
さらに自分でもフシギに思っているのは、私がコレをあんまり快く思わないんだな。
だってそうでしょ?
1984年、CDが一般化し出した時、みんなどう言ったよ。
「最高の音質」って泣いて喜んで、座りションベンしたでしょうが…失敬。
「あ、そのアルバム持ってるよ。レコードじゃなくて、エヘン!CDで持ってるよ」なんてことを言ってたヤツがたくさんいたハズだ。
そんなヤツをうらやましく思うことなどなく、もちろん私は「レコードの貞操」を守っていたよ。
CDを凍らせるともっと音が良くなるなんて話もあった。
ところが、以前に何度か書いたように当時は転勤族でね、度重なる引っ越しの労苦に耐えかねて3,000枚以上のレコードを売ってCDに買い替えてしまったんだね。
音質に関してはどっちでもヨカッタ。
それから25年ぐらいは経ったか?
今度はレコード・ブームだってよ。ざけんなよ!…となるワケ。
もうね、Spotifyも経験したことだし…何でもいいわ。
とにかく死ぬまでに少しでも多くのいい音楽を聴きたいわ。
 
ハイ、結論!
とにかく、「音楽はモノで持っとけ」ということ。 
例の仏壇屋のキャチコピーこですよ。
「形は心をすすめ、心は形をもとめる」
ついでに言うと「性格は顔に出る。生活は身体に出る」…コレは関係ないか。とあるお寺の掲示板に書いてあった。
今日の話題はその「モノ」。
Marshall RECORDSのモノがしばらく前に届きましてね。
ようやくイジくる時間ができたので紹介させて頂く。

10まずは、BAD TOUCH。
現在Marshall RECORDSと契約しているアーティストはレコードとCDの両方をリリースしている。
収録曲数はレコードもCDも同じ。
あ、あの日本人が「ヴァイナル」っていう呼ぶのはイヤだな~。「レコード」って呼んで欲しいな~。
20コレがレコード・ジャケット。
いいね、デザインが!
コレをデザインしたのはこのバンドのギタリスト、Daniel 'Seeks' Seekings。ヤケに「求める」人だな~。

30裏はこんな感じ。

40そ~ら、「Marshall RECORDS」のロゴ。
70ダスト・ジャケットも付いてる。

60レコードのレーベルはこう。
ああ、いいニオイ。
輸入盤のニオイだよ。
こうして久しぶりに新しいレコードを手にしてみると…やっぱりレコードはいいな~。
考えて見ると、最後にレコードで新譜を買ったのはいつのことだろう?
Frank Zappaであることは間違いない。
そもそもレコードもCDもZappa以外は新品なんてまず買わなかったからね。

80こっちはCD。
デジパック仕様…悪いけど、小さくて頼りない感じがするナァ。
でも中身はいいよ~。
私がいつも言っている、古き良き伝統のハードロックを踏襲しつつ、今の世代のエキスが詰め込まれている感じ。
どうして日本の若いバンドってこういうのが出て来ないんだろう…それはロックのルーツが違うからなんだね。
イギリスの連中はブルース、もしくはブルース/ロック。
我々の国のロックのルーツはグループ・サウンズなんだよ。要するに歌謡曲だ。

90続いてはマーレコでは古株のコーンウェル出身、KING CREATUREの『VOLUME ONE』。
レコードはコレ。
ああ、コレもいいニオイ。
かつてウチの居間はディスクユニオンと同じニオイがするのが自慢だったんだよ。
だから便通がいいのなんのって!

100ク~「SIDE A」!タマらんね。
その下にMarshall RECORDSロゴ。

110コチラはCD。
コレもデジパック仕様。
KING CREATUREはシュレッド・ギターもふんだんに盛り込まれたマーレコの中では最もメタル寄りのバンド。
私あたりでも何の抵抗もなく聴ける。
先日のNAMMで演奏して来たようだ。

120コレはロンドンやベルファストをベースに活動を展開しているギター女子とドラム女子のデュオ・チーム、REWSの『PYRO』。
コレはCD。
REWSもNAMMで演奏して大きな反響を呼んだようだ。今度はニューヨークへお呼ばれだとか…。
いかにも「海外の女子ロック」という感じ。
不思議なんだよナァ。
イギリスは日本ほどガール・バンドが盛んではないんだけど、「英語で歌っている」とかいうことではなしに、女子でもチャンとこうして「イギリス風女子ロック・サウンド」になる。
やっぱり聴いている音楽が日本人と違うということなんだろうね。
そんな典型的な「海外の女子ロック」なんだけど、チョイとヒネった曲作りがとても魅力的だ。

140こっちがLP。
キャ~!カラー・レコード!
うれしいなったら、うれしいなッと!
1曲目のタイトルが「Let it Roll」っていうんだよ。
もちろん我々世代のアレとは違いますのであしからず。

130 REIGNING DAYSもマーレコでは古株だ。
ヘヴィだよ。
典型的な今の人のハード・ロックとでもいいましょうかね。
でも3曲目の「Chemical」という静かめの曲なんかおもしろいな。
短調の曲が多く日本の若いバンドなんかとはやっぱりゼンゼン雰囲気が違うね…Rockだ。

150今の西洋のロックと日本のロックの一番大きな音楽的な違いって、メロディのワザとらしさの違いだと思うんだよね。
こういうところにルーツの違いが出るね。
私なんかには、日本の若いバンドさんは無理してメロディを作り込んでいるように聞こえるんだよね。
そういうのは「歌謡曲」がやっていたことで、少なくとも「ロック」のやることではない。
でもね、奇妙なことにこの傾向が一番顕著に表れているのは、メロディのキャッチーさよりもパワーで押し切るはずのヘヴィメタル・バンドさんたちなんだよね。
あのサビ…一体誰があんな風にしちゃったの?
正直マーレコの中で一番印象が薄い感じだったんだけど、このバンド、一度見てみたいナァ。

1601989年に結成した北アイルランドのオルタネイティブ・ロックバンドのTherapy?のモノ。
アルバムは『CLEAVE』。
何となくHipgnosisを連想させるジャケット?
このアルバムがリリースされて初めて聴いた時、私にとってはちょっとパンキッシュで苦手な印象があったんだけど、聴き直してみると…いいね。

165「cleave」というのは「突き進む」とか「切り裂く」とかいう意味…まさにそんな感じ。
このバンドはドラムスがカッコいいな。

166最後のモノはコレ。
コレもまずジャケットがすこぶるよい。
Press to MECOの『Here's to the Fatigue』。
「fatigue」か…「出る単」に出てくるよね。「疲労」という意味。
このジャケットの絵はバンドのお友達かなんかが描いたらしいんだけど、Zappaの『Grand Wazoo』あたりのCal Schenkelの影響を受けているんじゃないかしら…なんて思ってしまう。
『Chunga's Revenge』の内ジャケにもイメージが似ている感じがする。

180若バンドなので「若い音」がするのは当然なんだけど、このチームはひと味違うな…と、大分前に初めて聴いた時に思った。
日本の若いバンドには絶対に出せないサウンド。
ハードだのヘヴィだの、とかいうことではなくて、メッチャ若い割には音楽が熟しているという感じがする。
そのカギはコーラスの多用と高度な演奏技術。
やっぱりそれなりの音楽を聴いていないとこうはならないワケで…Marshall RECORDSのプロデューサーに訊いてみたら大当たり。
3人ともFrank Zappaの大ファンなのだそうだ。
やっぱりね…「コーラスと高度な演奏技術」はZappaの影響を受けているに違いない。
それにCal Schenkelだって符合する。
でも音楽は『Freak Out』でもなければ『One Size Fits All』でも『Shiel Yerbouti』でも『Jazz from Hell』でもない。
Press to MECOの音楽なのだ。
コチラはCD。

190ガーンと見開くとThe Carpentersの『Now & Then』みたいになってるよ。
コレ、レコードでやればヨカッタのに!

200以上が現在のところのMarshall RECORDSのモノたち。
よろしくね!

今、音楽商材の和洋の売れ行きの比率はもう、9:1なんだって。
まぁ仕方ないよ、時代だから。
聞いた話によると、今の若い人にとっての「ロック」って「恋」の人なんだって?
松山千春じゃないよ!
まぁ仕方ないよ、時代に合わせて言葉の意味が変わることもある。
でも、このまんまの「ありがとロック」や「草食ロック」でいいのかね?
「仕方ない」じゃ済まされないんじゃないの~?
このまま放っておくと、日本のロックってこの後どうなって行くんだろう?
私が生きている間に顕著な変化が見られるかしら?チョット覗いてみたい気もするナ。
今日紹介したバンドは自分のところのバンドとあって正直ヒイキ目な聴き方をしちゃうんだけど、どのチームも、やっぱり「ロックのルーツ感」というものをシッカリ感じるんだよね。
ナント言ってもビートルズの国だからネェ。
そして、コレらのバンドには日本の「草食ロック」にはない、そしてロックには不可欠な強烈な「肉食」を感じるワケです。
そういえば、どなただったか忘れちゃったけど、Marshall Blogで以前から唱えていた、若い人のロックを指す「草食ロック」という言葉をごく自然に使っていた人がいらしてビックリしたよ。
私だけじゃなくて、やっぱり70年代あたりのロックを経験しているとそういう表現がごく自然に浮かぶんですな?
Marshall RECORDSのように我々も少しでいいから「肉食ロック」を取り戻して次の世代に「ロックはかくあるべき」を伝承したいものです。
え、「肉食ロックってどういうの?」かって?
Marshallをガツンとならす音楽のことよ。

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