FEEL SO BAD~25th Anniversary Kickoff Party
池袋って子供の頃から行く機会が本当に少ないんだよな~。
昔は中古レコード屋もライブハウスもなかったからかな?
イヤ、あったのかも知れないけど、両方とも行った経験がない。
人生のウチで一番集中して池袋を訪れたのは、楽器フェアをサンシャインシティでやってた時だな。
だから池袋は今でもかなり不案内なのね。
で、今日のレポートの現場に初めて行って「オオオ!」となった。
だって、テレビに時々出て来る激安売りのメガネ屋さんがすぐそばにあったんだもん。
もう最近ホントに細かい字がツラくてね~。
ウチのオヤジは82歳で死ぬまで、裸眼で新聞を読んでいたんだけどな。
ま、私も新聞ぐらいなら裸眼でヘッチャラで読めちゃうんだけど、チョット暗くなっただけですごく読みづらくなる。
そこで老眼鏡の出番が回って来る。
イヤ~、アレ気持ちいいよね~。
細かい文字があまりにもクッキリ見える!
名刺のメールアドレスの「i」、「l」、「1」、または「8」と「6」、「6」と「b」、「O」と「0」…全部解決。
この快感は若者にはわかるまい!
あ、イカンイカン、年寄りの身体劣化情報はなるべく書かないようにしているんだった!
よく、電話でアルファベットを確認する時に「アメリカのA」、「ブリティッシュのB」とかやるでしょ?
アレは相手に当該の文字が正確に伝わればいいので、国名、都市名、人名等、挙げるサンプルが厳格にキマっているワケではない。
でも、どうしても国か都市の名前でやっちゃうことが多いんだけど、今度アレをやる機会があったら全部バンドかミュージシャンの名前でやってやろうと思っている。
「ロックとジャズ、どっちがいいですか?」なんて最初に訊いておいてサ。
「Alice Cooper、Art Pepperの『A』」
ちょっと通ぶって「Arti & Mestieri、Anthony Braxtonの『A』」なんてのもおもしろい、
「Brand X、Booker Ervinの『B』」
「Curved Air、Charkie Parkerの『C』」
という具合。
コレでできない文字ってあるかな?
ジャズは「X」が困るな…。
なんてことばかり考えているから時間がいくらあっても足りないのね?
でも、コレすごいよ。
ガーッとなっているのは全部ホンモノのメガネのフレームだからね。
さて、デビュー25周年、すなわちSilver Jubileeを迎えたFEEL SO BAD。
今日はその記念すべき年のキックオフ・イベントなのだ。
では、早速そのレポートをば。
拍手に迎えられてステージに登場したFSBのメンバーたち。まずは上手に座った3人。
コレから歯の治療…。
歯医者の待合室でニコニコしている人って絶対いないもんね。
今ちょうど久しぶりに歯医者に通っているんだけど、ドリルを使う直前に「痛かったら左手を上げてくださいね」とか先生が言うでしょ?
アレ、メッチャ恐いよね。
痛いにキマってるもん。
もっとコワイのが「どうしてもガマンできなかったら教えてくださいね」。
昔は本当にそれぐらい痛いのが普通だった。
今はゼンゼン違うのね。
何しろ麻酔の注射のための麻酔をかけるんだから過保護にもほどがある。
そんなことをしなくたって、その麻酔の注射だって昔に比べて針が格段に細くなったのでほとんど痛みを感じない。
昔は麻酔の注射だけでイヤになったもんですよ。
今はSNSで「アソコの歯医者は痛い!」と書かれたら一発で終わりだもんね。
あ、ゴメンナサイ。
この写真がそんな風に見えておもしろかったもんですから…。
メンバーが揃ったところでスタート。
今日のプログラムは、まずみんなでDVDを鑑賞するのです。
そのDVDとはコレ。
先月リリースされた『PENTAGON.dvd』。
はじまりはじまり~。
…と言っても、DVDをそのまま観たって意味がない。
リリースされたら自分の家でユックリ何度でも観ればいいんだからね。
そうではなくて、この上映会ではDVDに収録されていない未公開シーンを中心に上映した。
未公開シーンといえば、NG特集だよね。
ジャッキー・チェンみたいなヤツ。それぞれに解説や思い出や言い訳を加えていくという趣向。
司会はARESZの瑠海狐さん。
エ~、ダイエットしているのは知ってるけど、やり過ぎじゃん?
メッチャ細くなった!
「コレじゃ普通の人じゃん!」と言ったら前はナンだったっていうことになるけど、見違えた。
「歌うMarshallの壁」どころか、「歌うMarshallのコンボ」になっちゃったじゃん!
私も見習わねば!
もちろん今日も「立て板に水」の瑠海狐トークなんだけど、ホラ。
瑠海狐さんは台本なんか無くたって何時間でも、何日でもしゃべり続けることはできるハスだ。
しかし、先輩のFSBに失礼を働いてはイカンということで、今日はこうして念入りに下調べをして本番に臨んだのだ。
そういう人なんだよね。
また字がエラくきれいだ。
「字がきれい」というだけで人間がシッカリしていると思われるからね。
大切なことだ。
右肩下がりの字を書く人には「金を貸すな」って言うの聞いたことある?
返ってこないらしいよ。
爆笑シーンの連続で会場は大盛り上がり。
このDVD、タイトルに「PENTAGON」と謳ってはいるが、再活動をスタートしてからココまでのところの「総まとめ的」な内容で、25周年に向かう発射台のような印象だ。
詳しい内容についてはFSB TURBO DREAMSのウェブサイトをご覧頂きたいが、とにかくバラエティに富んでいるこの上なし。
Marshall Blogでレポートした『FSB TURBO DREAMS発足パーティ』の模様も収録されている。
「ギター・アンプと言えばMarshall!」なんて、メンバーが使用している機材、すなわちMarshall、NATAL、EDENを紹介する場面を収録してくれてるのよ!
その中で「シゲさ~ん!」と私のことを紹介してくれて、客席の暗がりでカメラが私に向けられているんだけど、アアアアアア、何たる私の軽さ!
ヘラヘラ、ペコペコしやがってよう!
威張る必要は何もないんだけど、もっとこう、歳相応にドシっと構えてやがれ!
…と思うんだけどイザとなるとダメなんだよね~、軽くて。
でもとてもうれしいです。
このDVD以外にもFSBの皆さんには色々とブランドのPRのご協力を頂いていてホントに感謝しております。
サポートのし甲斐があるってもんです。
コレも!
私が撮ったワケではないけど、お気に入りの1枚。
だりあさん、重いところありがとうございます!
それとね、このDVD、Marshall Blog制作チームも写ってるんだよ。
客席の後ろでカメラを構えているのがワタシ。
チョットわかりにくいけど、その前で座りながら一生懸命メモを書いているのがウチのアシスタント。
このメモを元にしてMarshall Blogのテキストが作成される。
そう、つまりこのDVDは『メイキング・オブ・Marshall Blog』でもあったんですね~…そんなワケないか。
みんなで楽しくDVDを鑑賞した後はFEEl SO BADのミニ・ライブ。
Fuyukiさん、とうとうJCM800 2203を引っ張り出してきた!
キャビは1960BV。
ゴージャスなグレイ・スパークルのフィニッシュがPONさんの派手なプレイににピッタリだ。
ChrisはJVM410H。
珍しいことがココで起こってる。
ナンとならば、Chrisのスピーカー・キャビネットも1960BVなのだ。
アータ、1960AVならイザ知らず、BVが一度に並ぶってモノスゴイ低い確率ですよ。
私の記憶が確かなら、この仕事していて多分コレが初めてのことだと思う。
やっぱりFSBは規格外だわ!
翔己くんはMarshallとEDENの連合軍。
今日はMarshallのキャビは使用せず。
EDENのD410XSTを2台積み上げて両方鳴らした。
ヘッドは長年愛用しているMarshallの3530とEDENのTerra Nova TN-501。
しかし、このTN-501は評判いいよ~。小さいのに頼もしいわ~。
コレが全然「ミニ・ライブ」じゃなくて「デカ・ライブ」だったのよ!
今までイスに座ってDVDをご覧になっていたお客さんは全員総立ち。
オープニングは「オタンコナス」。
すごいタイトルだね~。
ナンセンスで楽しい歌詞を強烈な曲に乗せる…こういうの大歓迎なんだよね!
ナゼかって?Zappaだから。
例のアレよ。
Does humor belong in music?ね。
私の答えは「Should be!」
22年前にリリースした作品。
もう長いこと演奏していないというが、そんなことを全く感じさせないイキの良さ!
すごく軽いノリでこの曲の誕生秘話なんかも開陳されたんよ。
「オタンコナス」とか「スットコドッコイ」とか「ヒョーロクダマ」とか言わなくなったよね~。
ケチョンケチョンに暴れまくるPONドラミングが迫りくる!
続いては今年発表した『PENTAGON』から「未来への責任」。
今日も翔己くんのピロピロが大暴れ!
PONさんとの噛み合い方がゴツイ。
鉄粉を削り出しながら特大の鋼鉄の歯車がゴリンゴリンと回り続けているようだ。
FEEL SO BADのSilver Jubileeを祝うファンを目の前にしてノリノリのだりあさん。
いつもノリノリだけど…。
なるほどコリャ勝負だわ!
PONさんにはアッシュがバッチリだね。
アッシュの乾いた音が勝負を完全に有利に導いている。
活動を再開してからのFSBのステージは当然のごとく『PENTAGON』からのレパートリーが中心になっていたが、今日はガッツリとFSBクラシックが混ざり込んでいる。
カッコいいね~。
アタシャ、その当時のことを知らないから「なつかし感」はゼロ。
とても新鮮だわ。
新しい2人のメンバーは何の違和感もなくまるで当時から在籍していたかのように堂に入った演奏を聴かせてくれた。
そろそろ35km地点だろうか?
汗だくのだりあさん。
しかし、そのストライドはますます大きく、速くなる!
「グレチャウゾ」ではFuyukiさんはボトルネックを指にハメた。
ステージから姿を消したと思ったらナース姿で帰って来ただりあさん。
ナース姿と言えば…病気。
万病の元といえば…風邪。
そう、ここへきて最初の『PENTAGON』ナンバーの「KAZE」だ!
DVDにも収録されているコミカルな病院仕立てのMVで主役を務めているのはPONさん。
「The Mad Doctor」の役どころだ。
「Crazy Doctor」は年末に大阪あたりで?
FuyukiさんとChrisのギター・バトル!
最後はまた『In Trance』から「THEME of D.K.」。
この「D.K.」はナニ?
「第一勧銀」?
40.8kmまで来ただりあさん!
まだ走り続けると思ったら…
それも1回や2回じゃない!
だりあさんならトライアスロン連続5回やってから、その足で冬季七大陸最高峰単独登頂、3日休息を取って「千日回峰行」に取り組んでも難なく成就させることができるだろう。
コレ、連写しているワケじゃないのです。
だりあさんがジャンプしたところを1回1枚ずつ撮ったのだ。
「ミニ」と銘打っておきながら全7曲。
密度が濃いのでそれ以上演奏した感じがしたわ。
だから「デカ・ライブ」と書いたのだ。
アンコールでは翔己くんをフィーチュア。
Ozzyの曲を元にしたバースディ・ソングが翔己くんに贈られた。
この2日間後が翔己くんの誕生日だったのだ。
「やっぱりコレを演らなきゃね!」と最後は「バリバリ最強No.1」で締めくくった。
おめでとう翔己くん!
おめでとうFELL SO BAD!
コレからの活躍を楽しみにしております。
Marshall、NATAL、EDENと一緒にお願いしまっせ!
FEEL SO BADの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook
<<NATAL NEWS>>
PONさんご愛用のNATAL(ナタール)は1965年創業のMarshallのドラム・ブランドです。
この度、NATALは権威あるイギリスのドラムス雑誌、RHYTHM Magagineから賞を2つ頂戴しましたん!
ひとつは『BEST DRUM IN 2017』の栄えある「BEST drum kit」という部門。
受賞モデルはまだ日本に入って来ていない「Cafe Racer」というシリーズ。
もうひとつは同じく「BEST snare drum」部門。
対象は「Acrylic Series」。
こちらは日本の楽器店にも並んでいます。
海外ではすごい勢いでノシています、NATAL。
私もガンバらねば!
ドラム・キット他の新規購入、あるいは買い替えを考えていらっしゃる方は是非候補のひとつにNATALを!
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
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