vistlip~Umi & Yuh Birthday ONEMAN LIVE
今日のライブ・レポートは時間が経ってしまったが新宿BLAZEから。
ウ、ウワ~!
なんじゃコリャ~!
景色が変わってる!
ココは「シネシティ広場」っていうの?
昔はね、元あったコマ劇場を背中にこの方向に目を向けると、ボーリングのピンと共に総合娯楽ビルがドーンと目に入ったもんですよ。
アラ~………なくなっちゃったね~。
中学から高校を卒業するまで毎日電車で通っていたものの、若い頃からどちらかと言うと新宿は苦手だった。
だってコエ~んだもん。
今でもMarshall Blogの取材でライブハウスに行く時はほとんどと言っていいぐらい寄りつかないのね。
家内も同様で、仕事以外で新宿に行くことはまずありえない。
その2人が37年前に初めて会った場所が新宿だっていうんだから人生ナニが起こるかわからない。
私にとって、そのほとんど愛着を感じない街の「原風景」でしてね。
ココにあったその娯楽ビルには「ミラノ座」という1956年開業の座席数1,500の大きな映画館があった。
1,500席だよ!
昔は1,500人の人が同じ映画を一度に観ていたんだからね。
私は小学生の頃から外国映画に夢中で、1974年、そのミラノ座でかかっていたクリント・イーストウッドの『ダーティハリー2』に親戚のオバさんが連れて行ってくれたことがあった。
『ダーティー・ハリー』のハリー・キャラハン刑事といえば「44マグナム」でしょう?
それに絡ませて、映画館のロビーには「MGC」というモデル・ガンのメーカーが即売所を設けていて、オバさんが6インチの44マグナムを私に買ってくれたんですわ…誕生日でもないのに!
それがうれしくて、うれしくて、昔のココの景色がアタマにこびりついているのです。
前回BLAZEに来た時はまだあったんだよね。
私に何の断りもなしに壊しちゃうんだもん!そりゃ驚くわ!
広場のBLAZEの対角線上にあるこのビル。
ここには今恵比寿で営業しているLiquid Roomがあったんだよね。
移転してもうどれぐらい経つんだろう?
Tohyaさんはこの日NATALを使用。
あるライブハウスで初めて体験してお気に召して頂いた。
キットはアッシュのホワイト・スワール。
12"、13"、16"、22"のコンフィギュレーション。
YuhさんのラックにはMarshallのステレオ・パワーアンプ、EL34 100/100がセットされていた。
このパワーアンプってすごくよくできていてね、オーディオで使用している人がいるほどの音質の良さなのよ。
オープニングは「偽善MASTER」。
智さんの「ブチかませ、トーキョー!」の叫びとともに、ぶっ続けで5曲がブチかまされた!
圧倒的な激演でアッという間に5曲を終了。
「楽しんでますか?
最初に言っちゃいます…お誕生日おめでとう!」
そう、実はこの日はYuhさんと海さんのバースディ・コンサート。
vistlipの10年の歴史の中で初めての企画なのだそうだ。
失敬ながら、私はこの日初めてvistlipのサウンドを耳にしたが、起伏に富んだハードな曲調がどれも気持ちいいですな。
そんなエキサイティングな曲にTohyaさんが叩くNATALアッシュの乾いたサウンドが実によくマッチする。
アッシュは他のドラム・ブランドでは見かけない素材で、多くのドラマーさんに興味を持って頂くが、ヒッジョーに評判がよろしくて、私も鼻タカダカなのだ。
オープニングに5曲、次のセクションで4曲、そしてMCを挟んでまた4曲…と、ガツ~ン、ガツ~ンとまとめて爆弾を落としてくるような構成がヘヴィでいいね。
仕事柄、色々なタイプのバンドさんのライブに出かけ、ファンの皆さんのノリ方を観察しているんだけど、このヴィジュアル系バンドのファンの皆さんがやるこの手の動き…なかなか覚えられない。
広げた指の手のひらをクネクネと回す独特の動きが魅力的だ。
ヘヴィな曲ばかりでなく、シットリ系の曲も交えてジックリと自分たちのパフォーマンスを積み上げていく。
そして最後のセクション。
「あり得ない数のお客さんとバースデイ・ライブがやれてシアワセです!
ココからは盛り上がっていくゾ~!」 …と最後のセクションでまた5曲を立て続けにプレイ。
アンコールではTohyaさんのスペシャルなかくし芸が大いにウケてたね~!
そして、濃いナンバーを3曲立て続けに演奏した。このバースデイ・ライブ、実にサッパリしててね、いいんですよ。
ケーキすら出て来ないんだから!
まさか、用意するのを忘れちゃったのかな?
当然モデルガンのプレゼントもない。
でも最後は主役の2人からメッセージが送られた。
「(メッセージは)特にない。
ありがとうございます。来年はやらない。
でも、チケットが完売したと聞いたからまた考えてもいいかな?」
…と海さん。
やっぱりサッパリしてる!Yuhさんは…「誕生日が7月28日なの。
幼稚園、小学校、中学校、高校…ずーっと誕生日は夏休み中だから友達に祝ってもらえなかった」
いたいたそういう子!
「しかも、越境していたから地元の友達がいなくてみんなでワ~っとやったこがなかった。
だから今日はみんなが集まってくれてうれしい思いした!
ありがとうございます!」「最後、みんなでジャンプしようぜ!
さぁみんな手をつないでくれますか?最後まで2人を幸せにしてあげましょう!」
…とお客さんと一緒にジャンプしてvistlipの5人がステージを降りた。
vistlipはCDとDVDが合体した19番目のシングル『It』を先週リリースしたばかり。
コレは<初回生産限定盤>の『It 【LIMETED EDITION】』。
コチラは通常盤の『It 【vister】』。
他にCDのみバージョンの『It 【lipper】』がラインナップされている。
vistlipの詳しい情報はコチラ⇒vistlip official website
<<NATAL NEWS>>
この度、NATALは権威あるイギリスのドラムス雑誌、RHYTHM Magagineから賞を2つ頂戴しました!
ひとつは『BEST DRUM IN 2017』の栄えある「BEST drum kit」という部門。
受賞モデルはまだ日本に入って来ていない「Cafe Racer」というシリーズ。
もうひとつは同じく「BEST snare drum」部門。
対象は「Acrylic Series」。
こちらは日本の楽器店にも並んでいます。
海外ではすごい勢いでノシています、NATAL。
私もガンバらねば!
ドラム・キット他の新規購入、あるいは買い替えを考えていらっしゃる方は是非候補のひとつにNATALを!
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