マーシャル現場主義。
明後日、2月13日発売のギターマガジン3月号。
『マーシャル現場主義。』と題してついにMarshall特集がやって来た!
表紙はCream時代のEric Clapton。
1959とSuper TREMOLOを背にレスポールを弾く有名な写真。
「歴史的なお勉強はほどほどに…」
そう!もうそれでいいの。
時代は変わったのだ。若い人は歴史などに興味なないのよ。
いいの、いいの。
Marshallが音楽の現場で愛され続けてくれれば、それでいいのだ!
でもやっぱり欠かせないのは「Marshallの歴史」を作ったレジェンドたち。
商品の時系列に沿ってレジェンドたちがシッカリ紹介されている。
そして、Marshallで音楽を作っている皆さんのインタビューや音作りのお話。
もちろん高崎さんもガッツリご登場して頂いている。
Marshall BlogではもうすぐLOUDNESS特集をやるからね!
もうチョット待ってて!
先日のNAMMで発表されたSTUDIOシリーズの生ちゃんによる試奏も掲載。
おかげさまでメッチャ前評判がよいSTUDIOシリーズ。
イギリス製とあって皆さん、お値段をずいぶん気にしているようだけど…誌面にはお値段も載ってるよ。
「新提案!家マーシャル」と題した小型コンボを紹介したページもあるよ。
「家マーシャル」か…。
大学の時の私の「家マーシャル」なんて1959と1960AXだったからね。
部屋に入れるとMarshallってメッチャでかいんだよね。
しかし、今から50年前は「いかにデカい音を出すか」に腐心していたのに、今ではPAの発達かなんか知らんけど、「いかに小さい音で鳴らすか」みたいなことになっちゃったもんね。
でもね、どんなにスゴいPAシステムが用意されていても、ステージの中音が大きくないとサマにならない音楽ってあることを知っておいてもらいたいね。
それはやっぱりMarshallがなければ実現しなかったであろう、カッコいいギター・リフやソロを盛り込んだ黄金時代のロックのことだ。
もちろん家では「家マーシャル」でいいんですよ。
この特集を読んで家でもステージでもMarahallでギターを楽しんでくださいまし。
ハイ、書店へGO!…イヤ、「カートに入れる」をクリック!…か。
輸入販売元のヤマハミュージックジャパンさん、リットーミュージックさん、どうもありがとうございました。
はじめに「歴史はもういい」みたいなことを書いたけど、もちろん興味のある人は遠慮なくMarshallの57年をさかのぼって欲しい。
その時の手引きになるのが、他社の書籍で恐縮なんだけど、コレ…『アンプ大名鑑[Marshall編](株式会社スペースシャワーネットワーク社刊)』。
そして、もう1冊がMarshall社の創立50周年を記念して刊行されたこの『Marshall Chronicle』。
この本では、Marshallの歴史を「The History of "The Father of LOUD"」と題して私が書き下ろさせて頂いたが…メッチャ気に入っているし、自信作なの。
工場やロンドンで撮った写真を散りばめてサ…。不明なところはMarshallに連絡して教えてもらったり。
また文章がいいんだ~、我ながら「愛」を感じるね。
大変だったけど、取り組んでいてすごく楽しかった。