ライブ・レポート Feed

2015年10月26日 (月)

SHOW-YA~Return to 鹿鳴館 <前編>

デビュー30周年を迎え、パワフルな企画が目白押しのSHOW-YA。
春と夏、二回の『NAONのYAON』、連作カバー・アルバム『Glamorous Show』のリリースとそれに伴うツアー。
そして、満を持して発表したオリジナル・アルバム『PROGRESS』。
「限界LOVERS」のセルフ・カバーや安室奈美恵との共演等、話題に事欠かない作品だが、何よりも収録されている曲のひとつひとつのみずみずしさたるや筆舌し難いものがある。
また同時に30年もの間、日本のロック界を走り抜けた、ロックの酸いも甘いも知り尽くしたベテラン・バンドの枯淡の境地を見たような気がする。
みずみずしいやら、枯れているやら…一体どっちなんだ?と訊かれならば、「両方」と答えるしかない。
そして、「最高の日本のロックがここに詰まっている」と付け加えて差し支えないだろう。
さらにSHOW-YAは「Work in progress」…進み続けるのだ。

ひとつ商売っ気のあることを言わせてもらうならば、sun-goさんのギターの音。
すべてギンギンにMarshallを鳴らして録ってくれたそうだ。
最高のロックには最高のギター・サウンド。またしてもMarshallが名盤の誕生の瞬間に立ち会うことができて光栄である。

Uicz4334_edi_extralarge私もお手伝いさせて頂いた。とても光栄なことだ。
このCD、パッケージを開けるとトレイの部分に写真がゾロ~リ!熱心なSHOW-YAファンの皆さんの顔写真だ。
日頃の応援に対するSHOW-YAの感謝の気持ちだ。
この皆さんの写真の一部を撮らせて頂いたのだ。

Sr_img_5419_3それらの写真はSHOW-YAの東京公演の際、赤坂BLITZのロビーで撮ったものだ。
コレ、大変だったんだゼ~。
もちろん希望する方がワンサカで、撮っても撮っても終わらない。迫りくる開演時間を気にしつつシャッターを切っていると、アララ、聞こえてきたのは「♪ドンドコドドンコ、ドンドコドドンコ」の「移民の歌」。
ハラホロヒレハラ、残りは終演後ということで走ってホール内の定位置に向かったのよ!
安心してください。間に合いましたよ。
あの苦労がこうして形になって感無量でござる!
老眼でとても肉眼でひとりひとりのお顔を確認することができないので虫メガネを使ってチェックすると…いるわいるわおなじみの皆さん!いつも応援ありがとう!
ウワッ!ウチのカミさんまで写ってる…って私が撮ったのね。ま、彼女もSHOW-YAの大ファンには違いありませんから…。
チ、自分も撮っておけばよかったよ…失敗した。

Sr_img_5419_2そして、もうイッチョ記念企画。
30年前にデビューした舞台に帰ろう!ということで二日間目黒の鹿鳴館でコンサートを開いたのだ。
鹿鳴館といえばMarshall Blogにも頻出する私にとってもホーム・グランドのような勝手知ったるライブハウスだ。
鹿鳴館にSHOW-YA…、一体どうなっちゃうんだ…。パンパンなんてもんじゃ済まないことはわかり切っている。
小規模な会場ゆえ、熱のこもったスゴイ演奏になることもわかっている。
残念ながら一日目は先約があってお邪魔できなかったので、期待と不安の入り混じる気持ちで二日目に臨んだ。

おお~、見慣れた五人のバックラインをここ鹿鳴館で拝めるとは…なんかスゲエ新鮮な感じ。
もちろんsun-goさんは場所がどこであろうとJVM410Hと1960BDMだ。

10ファンの方からのおすそ分け。
SHOW-YA三十周年記念「熟女なめんなよ饅頭」!

20メンバーのサイン入りの整理番号「1番」のチケットを見せて頂きましたよ。30年に一回のことだからね。
右手首にはシッカリと「6番目メンバー」のリストバンドが…。

Sr_ticket3 いよいよ開場。
イケ~!
真っ先にステージへ走り寄る整理番号1番のお客さんとそのお友達。

30そして開演。
わかっちゃいたけど、パンパンで~す!
デビュー・アルバムの一曲「TOUCH DOWN」のイントロからLed Zeppelinのサード・アルバムの一曲目へ…。
さぁ、これからしばらくは脚立の上だけが私の世界だ!熱気が上がって来てなおさら暑い!サウナの上段状態。40出た~!
ち、近い…でも、私はいつもより遠い!

50ボーカル、寺田恵子

60vギター、五十嵐sun-go美貴

70vキーボード、中村美紀

80vベース、仙波さとみ

90vドラム…アレッ、また?

100vこっち、こっち、ドラムは角田mittan美喜

110v二日間ほとんどダブりがないセットリストが用意され…

110二日目は「限界LOVERS」からスタートした。

120最新版がニュー・アルバムにも収められた30年の長い歴史の中でも重要な位置を占める曲だ。

130その意味をわかりすぎるぐらいわかっているファンの皆さん。
大合唱は当たり前。そして朝飯前!
それにしてもスゴイ熱気!暑い!

140まずは恵子さんから30年分のご挨拶。

150vドカドカとアップテンポで攻めまくる二曲目は…

Sr_s41a8001 1985年のファースト・アルバムThe Masquerade Show」から「Au Revoir」。

160vまずは原点回帰。
320

いわゆる典型的な「ジャパメタ」スタイルの曲だが、今のSHOW-YAが演奏するとそうは聴こえない。「SHOW-YAミュージック」だ!

180続いては「Fire」。
ステージの間口が狭いと皆さんいっぺんに撮れてうれしいけど、mittanが撮れないの…。

1901986年のセカンド・アルバム「Queendom」から。

210

しかし、今となっては「Kingdom」も「Queendom」もありませんな。SHOW-YAは現存する日本のロックの最高峰ですよ。
とにかくカッコいいわ。

220v

サード・アルバム『Ways』から「One Way Heart」。
安心してください!さかのぼってますよ!

230

「One Way Heart」は今でも時折演奏される人気曲だからしてますます盛り上がっちゃう!

240
いつになくコマメに入る恵子さんのMC。
暑いし、酸素薄いし、休み休みやらないと身体がマイっちゃうからね。

200vまた『Queendom』に戻って「Mr. J」。
260
サビのメロディがキュートなこの曲は恵子さんとmittanの作品。
280v
六曲目「Hurry up」。
これまた1985年のファースト・アルバムから。

270ちょ~ッと、ナニ、これ?
メチャクチャかっこいい!
ガール・バンド全盛の現在でもこんなハード・ブギを演るバンドは皆無だよ。

250

以前にも何回か書いているけど、今の若い人は「3」の感覚のロックを演奏しない、というかできない…というのは日本を代表するベテラン・ロック・ギタリストのご指摘。まったくその通りだと思う。
「3」とはシャッフルやブギ等の3連を基調としたリズムのことを指している。
仕事柄、私も色々な若いバンドの演奏に立ち会っているが、男気一本で(SHOW-YAさんゴメンナサイ!)ザッカザッカとハードにドライブするバンドは私が見る限り、皆無だ。シンプルなブッ速いエイト・ビートばかり。
これは、若い人たちにシャッフルやブギを演奏できる能力がないというワケでは決してなく、どこかの時点で完全に伝承作業に失敗していると思うのだ。つまり若い人たちはそういう「3」のリズムの魅力に触れたことがないだけなのだと思う。
Status Quoのようなキレッキレのブギをカッコいいと思わない人間がこの世にいるワケがない。
そこへ行くとね、外人は「3」好きだよ。そこがロックに関する洋の東西の分かれ目なのかも…。

330
だから若い人達だってこうしたカッコいい曲に巡り合うことさえできれば、その魅力を知り、自分たちなりに工夫して、自分たちだけの音楽を作り出すことが出来る可能性もあるのだ。
これまた別の超有名なギタリストとこのような今の音楽シーンについて話し合う機会があったんだけど、もちろん私は「否定」の立場。その方は、「支持派」だった。理由を「今は何でも好きな音楽が出そろっていておもしろい」とおっしゃった。
「そうですかねぇ~」と私はそのご意見に与しなかった。
一枚2,500円だか2,800円も出してLPレコードを買わなくても、今はYou Tubeやら配信やらで手軽に聴きたい音楽が手に入る。私はコレすら支持しない。正直、時折You Tubeはレコード棚から音源を探すのが面倒な時や、どうしても手に入らない音源をチェックせざるを得ない時にお世話になってるけど、ダラダラとアレコレ見るようなことはしない。
ずーっと大枚はたいて音楽を手に入れてきたクチなもんだから、そういうものは音楽に対して失礼な気がしてしまうのだ。
310
そんな何でも手軽に手に入る時代でも、こうして失われていくいいものが実はたくさんあって、何でもそろっているように見えても、実は同じモノしかなく、音楽の状況は危機的に軽佻浮薄極まりないと私は観ている。
ユニクロ以降の「ファスト音楽」って感じ?
とても支持層に杭が達しているとは思えない。
もしくはキチッとしたレストランでする食事ではない。だからSHOW-YAのように熱い鉄板の上でジュウジュウ音を立てている分厚いステーキな演奏を聴くと色々な意味でうれしく感じてしまうのだ。つまりは肉食系ロック!
もっと高校生ぐらいの若い人にもSHOW-YAを聴いてもらいたいよ。

290vところで、これらファースト・アルバムに収録された曲はロンドンはセント・ジョンズ・ウッドのアビィ・ロード・スタジオでミックスされたワケでしょ?
Hayden BedallというCamelやAlan Parsons Project、KateBushらを手がけた人が担当したと聞いている。
だいたいAlan Parsonsは後にミュージシャンとして成功を収めることになるワケだけど、元々はレコ―ディン・エンジニアで、The Beatlesの『Abby Road』や『Let it Be』の制作に携わった人なワケ。
そんな人の作品に関わったエンジニアの耳には一体SHOW-YAの音楽がどう聴こえたんだろう?
ああ、Marshall Blogでその場にいて色々とそのオジちゃんにインタビューしたかったナァ。

340_2
セカンド・アルバムから、ジックリと聞かせる「時を越えて」。

170

イヤ~、それにしても曲のクォリティが高いこと、高いこと。
Marshall Blog読者の皆様はもうよくご存知の通り、私は今日演奏されている曲を出していた時分のSHOW-YAを知りません。
1985年といえば大学を卒業して就職し、富山へ赴任させられた年だった。ひとりで寂しかったナァ。その寂しい気持ちを癒してくれたのはジャズでしてね…その頃はもう全くロックを聴いていなかったんよ。
何せ社内旅行の余興で浴衣を着て「枯葉」やら「モーニン」を弾いて見せていた頃だから…。
社内旅行ってキライだったナァ~。ま、行けば行ったで楽しんだけど、観念するまでが地獄の苦しみだった。
イヤ、そんな話はもちろんどうでもいい。
とにかく粒ぞろいの曲たちだ。出て来る曲、出て来る曲に汗ダクダクでシャッター切りながら大興奮!

360vそして、このこなれた演奏!
sun-goさんのギターの音!
もうタマりませんわ。
今レギュラーで演奏している曲も大スキだけど、この頃のレパートリーも積極的に取り入れてもいいのではないだろうか?
イヤ、今こそこれらの曲も引っ提げて「ホンモノの日本のロック」をブチまけてやるべきなのではなかろうか?

300
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

370

汗ダラダラで<後編>につづく。

380(一部敬称略 2015年8月30日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2015年10月21日 (水)

スポーツ・オブ・ハートの田川ヒロアキ

スポーツの秋か…。
スポーツはダメだナァ…。
これでも水泳とスキーは得意なんだけどね…。
この二つの種目にしたって小さい頃から親がやらせてくれていたからナントカなっているだけの話しで、スポーツ全般、見るのもやるのも消極的だ。
部屋で音楽を聴きながら本を読むか、Marshall Blogの『イギリス-ロック名所めぐり』や『ミュージック・ジャケット・ギャラリー』の記事を書いている方がいいな。
昔は中古レコード屋でLPをガサガサめくる速さは誰にも負けなかったけどな。そんな機会もなくなっちゃった。だいたい「中古レコード探し」はスポーツじゃないか…。

そんな運動に縁遠いヤツが来ているのは代々木の第一体育館。
ここで10月17~18日の二日間にかけて『SPORTS OF HEART 2015』というイベントが開催された。
プログラムから主旨をそのまま引く…「障がい者スポーツ、アスリート達とふれあい、応援し、感動を共に分かち合う。健常者と障がい者の枠を超え、豊かな未来の日本を創造するためにスポーツ選手、アーティスト、文化人たちと一緒に応援しよう」。
ストレートに言えば、「障がい者スポーツの普及」を目的とした国レベルのイベントだ。

A10体育館の中では色んなミュージシャンや芸能人が登場するステージが展開した。
若い人は昔ここがプールで、オリンピックを開催したということを知らない人も多いらしい。
私は小学校6年生の時に、ここの「高飛び込みの教室」に通っていたし、夏になるとよく今の家内と泳ぎに来ていたものだよ。
このステージに田川ヒロアキが登場するのだ。

120ウワッ!お客さんがいない!日にち間違えたか?

130…なんてことはなくてコレは本番前日のリハーサル。

140ヒロアキくんのお供はもちろんMarshall。
185

最近完全導入したヘッド、JVM210Hと1936V。それに1960Bを付け加えてすべてのスピーカーを鳴らした。複合インピーダンスってヤツやね。
どうよ、Marshallのワンハーフ。なかなかカッコいいべ?モノスゴイ音圧!

160v横から見るとこんな感じ。1936の方が1960よりチョット奥行きが浅い。
ヒロアキくんは今のところJVMの四連のフットスイッチに三種類のトーンをメモリーさせて、残りのひとつにループのオン/オフをアサインしている。
ループはディレイをパラレルに接続…という超シンプルなセッティング。

170vリハーサルが始まった。

170共演するのは大鼓(おおづつみ)の大倉正之助
能楽囃子大倉流大鼓 重要無形文化財総合認定保持者にして日本能楽会会員、能楽ユネスコ世界無形文化遺産だ。

180v方や、山口県下関出身、山口ふるさと大使にしてビールが大スキな田川ヒロアキ!それとMarshall!
150

大倉先生、とにかくスゴイ!
能楽囃子というのは例の「イヨ~、ポン!」だ。その声と音のヌケが尋常じゃない。
スゲエ迫力!
とにかくこの乾ききった大鼓の音のハイが凄まじい。もはや1959のトレブルとプレゼンスをフルテンにしてもまだ足りない位のハイの出ようなのだ。しかも完全クリーンなので、おっそろしく音が抜けまくる。ヘタするとMarshallより音がデカいのでは?って感じ。
伝統芸能恐るべし。
しかしさ、このMarshall Blogで「四人囃子」以外に「囃子」という字を使う時が来るなんて夢にも思わなかった。
ヒロアキくんの他流試合ぶりにはまったく脱帽だ!

190出番はオープニング・セレモニーの一曲。

200リハーサルはバッチリうまくいった!

205後は仕上げを御覧じろというワケでツーショット。

210そして本番当日。
10

会場は大いに盛り上がってる。

05スゴイよ、こんなに協賛がついてる。
主賓には国会議員も列席するぐらいの大イベントなのだ。

30会場内には様々な出店が設置されている。
コレは足湯だって。

40外のスペースにもステージが設けられアイドルグループが出演して大騒ぎになっていた。

50
70
もちろんバラエティに富んだ食べ物の売店も数多く出店されていた。

60アメリカン・フットボールをやっているウチの子たちが以前から騒いでいたので名前は知っていたけど、このアンダー・アーマーってのは躍進が著しいね。
私もアウトレットでバッグを二つほど買って使っているけど実にいい感じ。

80会場入り口にはイベント出演者を紹介するパネルがズラリ。

90おお!ヒロアキくんのパネルも!

 100v
ハイ、この写真は私が撮りました。宣伝、宣伝…と!
何ともうれしいもんですな、大勢の人に自分の作品を見てもらえるのは。
ヒロアキくんのアルバム『Ave Maria』のジャケットを撮影する時に写したものね。

Cd_img_3247

体育館の入り口には有名運動選手の「商売道具」、イヤイヤ、何ていうの?靴とかバットとかの愛用グッズ…も飾ってある。
好きな人にはタマらんのでしょうな。

105いよいよ本場だよ~!
ヒロアキくんたちの出番は一番最初のオープニング・セレモニーだ。

510_2大イベントの開会セレモニーとあって「君が代」を演奏するのだ。

520_2田川ヒロアキ…もうわかってるか。

530大倉正之助…先生もバッチリ着替えてカッコいい!

540バッキング・トラックが流れ出す。
おお、何とヒロアキくん作の「Seascape」!
よくコンサートのオープニングに演ってるヤツね。もうおなじみの曲だ。コレが君が代?

550と思ったら、絶妙に「君が代」のメロディを突っ込んで来た!「♪千代に、八千代に」だ!
ウマい、ウマいぞ、田川!
…って昨日リハで聴いたどころか、事前に音源送ってもらってるじゃねーかってか?

560先生がまた絶妙な間で合いの手を入れる。実にスリリング!

570ほとんどルパートのようなスローテンポなので合わせるのが難しそうだが、そこは阿吽の呼吸だ。
音楽に洋の東西の別がないことを示しているかのようだ。ホントはあるが。

575それにしてもこのギターの音!タマらんわ~!
程よい中域感が聴く者をウットリさせる。コレが「いいギターの音」だ。
音色もグレードアップしたが、JMDの時よりも押し出しが強く、ピッキングのニュアンスがより一層鮮明に出るようになった。

Cd_s41a4755 やはりJVMと1936Vの組み合わせは抜群だ。
クッソ~、やっぱり真空管のアンプの音っていいナァ~。

610

国歌だろうが、オリジナルだろうが、弾くところはシッカリ弾きまくる!
初めてヒロアキくんを見た会場の人たちは完全にジョウ・ドロッピング!

585誰が考えたか知らないけど、大倉先生の大鼓とのコンビネーションも音楽的に実に素晴らしいものであった。

580

こないだのボーイ・スカウトは暑くて死ぬかと思ったけど、ヒロアキくんにくっついてるとホント面白い仕事に関ることができる。Marshallもいろんなところで活躍できるというものです。

Cd_img_3183 世界広しといえども鼓と共演しているMarshallが他にあるかッ?!
イヤ~、今回もいいものを見せて頂きました!
ありがとうヒロアキくん、美瑞穂さん!

590田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒fretpiano

515

終演後、私の写真と記念撮影。イヤ、ヒロアキくんの写真だ。
会場内を歩いていても「すごかったです!」、「感動しました!」と多くの人から激励のお言葉を頂戴したヒロアキくんなのであった。

600(一部敬称略 2015年10月17日 国立代々木第一体育館にて撮影)

2015年10月20日 (火)

MEJIBRAY at 日比谷野音~盲目の猫を殺した猛毒

「今年の野音もコレが最後かな…?」と思いつつ日比谷公園に向かう。
Marshall Blogには早くも二度目の登場となるMEJIBRAYのコンサートだ。
タイトルがまたスゴイ…『盲目の猫を殺した猛毒』。

10開場前。
見慣れた野音の風景。

20ステージにはMarshallのフル・スタックがズラリ。
これも「見慣れた光景」と言いたいところだが、最近はロックの衰退とともに見かける機会が減少してしまった。
昔のロック・コンサートのステージはいつもこうだった。

30これが正しいロック・コンサートのステージの景色だ。
小学生の背中にランドセルがあるように、ギタリストの背中にはMarshallの壁があった。
イヤイヤ、「あった」だなんて…今でもナンバーワンのロック・アイコンとして世界のロック・ミュージシャンに愛され続けている。
日本のロック・シーンはJ-POPが席巻し、草食系一辺倒になっちゃったからね。
コッテリとした脂っこい肉食系ロックがハジッコに追いやられちゃった。
何しろAC/DCのコンサートのチケットが売り切れない先進国は世界で日本だけらしいから。
そんな環境だからMEJIBRAYのステージがひときわ映えるわな~。

40いよいよ開演。
メンバーが上下に分かれて登場し、ショウはスタート。

50ボーカルの綴。

60v_2ギターのMiA。

70v_2ベースの恋一。

80v_2ドラムのメト。

90v_2コレがですね~、独特の世界なんだわ~。
オープニングは「VENOMS」。3枚目のミニ・アルバム『VENOMS.app』のタイトル・チューン。

1002曲目は「伽と知能-それってとても人間らしいって神様は笑ってるの-」。

110_2もういきなり銀テープ炸裂!
コレ、普通コンサートでは最後にやるのに!これがMEJIBRAY流!

120スピード・チューンの「マダリ」から「SUICIDAL WORD GAME」へとつなぐ。

130vもう会場は完全に興奮のるつぼね。
210_2
親しみやすいマイナーなヘヴィ・チューン、「BI"name”JIKA」。何て読むのかは知らない。

140vマァ、ものスゴイ人気のMiAくん。
ステージ上手の客席からは「ミア~、ミア~」とひっきりなしに歓声が…ネコじゃないっつーの。

150vダウン・チューニングを活かしたドヘヴィな「Mr.レインは死んだふり」。
こういう曲はいかにもMEJIBRAYらしい。

Img_0341 少し間をあけて中盤戦に突入だ。

160_2『VENOMOS.app』からの「Until...」。

170_2ミディアム・テンポの「Spice」はジックリと…。

175vミニ・アルバム『盈虧』から「人間」。
ちょっとクラシックなロックのイメージがあってカッコいいな。
「盈虧」ってのは「月が満ち欠けすること」だったよね。

180vウツボカズラの「ネペンテス」。
今年4月にリリースされた12枚目のシングル曲だ。

190v激情ほとばしるドハード・ナンバー!
270_2

ここで再び間があって後半に入るワケだが、このバンド、特にMCらしいMCがない。
「ハロー、トーキョー」でもなければ「ノッテルか?」でも「楽しんでるか?」でも「グッズ買え」でもない。
もうただひたすらモクモクと演奏するだけ。
その美学がまたいいね。
230
そしてMiAくんはギターを弾いている間、ほとんど客席を向いてる。
ソロの時にチョット指板を見るぐらい。
コレも大変なことだよ。
やれったって、チョットやソットじゃできない。
「美学」の塊りなのだ。

220v後半は「蜈蚣」でスタート。「ムカデ」ね。
ちなみに!
こんなに難読漢字が出されるので対抗させてもらおうじゃないか…英語で。
「ムカデ」は「百足」って書くでしょう。
「百足」は英語で「centipede(センチピード)」といいます。
「cent-」は「百」を表すのね。だから「一世紀」を「century」というし、100個集めてメートルになるから「センチメートル」でしょ。
また、「ped-」というのはラテン語で「足」を意味する。
「ペダル(Pedal)」の「ped-」がそれ。また、足の爪のマニキュアのことを「ペディキュア(pedicure)」っていうじゃない?あの「pedi-」が「足」っていう意味なのね。
だから、「百足」というのは、「cent-」と「-pede」で英単語の直訳というか、直当て字だったんですね~。
脱線の脱線…「man」というのはラテン語で「手」を表す。それを「cure」、すなわち「治療、手入れ」するからマニキュア(manicure)というんですね~。
もうイッチョ…「ヤスデ」というのは英語で「millipede」という。「milli-」というのは「millenium」の「milli-」…つまり「千」のこと。
ムカデとヤスデ、どっちの足が多いかは知らない。
あ~、マーブロはためになるナァ。
野音に戻ろう。

240v_2ショウはますますヒートアップ。
255
凄まじい勢いで「BOWWOW」をプレイ。

250続いて「ACME」。
280v_3

メトくんのバスドラムがバッチンバッチン大暴れだ!

200v
ギターのリフがクールな「servant」。

260_2綴くんのデスボイス炸裂!ナニを歌っているのかはサッパリ聞きとれないが、何しろスゴイ迫力なのよ!

260v

一旦落として「kairi」。コレは自殺をテーマにした歌なんだね。スゲエな。「kairi」は「乖離」?
またまたちなみに「自殺」は「suicide」、「殺人」は「homicide」、「集団自殺」は「genocide」「殺虫剤」は「insectcide」、「除草剤」は「herbcide」…まだまだたくさんある。
「殺す」関係の英単語は大抵「-cide」がつく。「cide」はラテン語で「殺す」という意味だ。
またまたもひとつ。
「suicide」は純然たる名詞で動詞を持たない。だから「自殺をする」と言いたい場合、「commit」という動詞を取るのが正しい英語。
「♪ジーッ、ジーッ」の「結果にコミットする」のコミット。「約束する」という意味だ。

290_2いよいよ本編も最終パートに差し掛かる。
「孤毒のカタコンベ」、派手にブチかませ!
イチイチうるさいけど、「カタコンベ」はイタリア語で「地下のお墓」のこと。よく聖堂にあるヤツだ。英語では「crypt(クリプト)」という。イギリスでいえば、カンタベリーにもウェストミンスターにもヨークにももちろんあって、大抵は撮影禁止のエリアだ。

300_2本編最後は「DECADANCE-Counting Goats…if I can't be yours-」。
コレも「死」をテーマの中心に置いた「負」のナンバー。
この「退廃」の世界観こそMEJIBRAY。
本編17曲。退廃しまくって終了!

310_2コレは今月7日にリリースされた14枚目のシングル『パラダイム・パラドックス』。10~11月にかけて二か月連続シングル発売の第一弾。
三種類のバージョンでの発売だ。

Cd1_2

Cd2オオっと、ホワイト・アウト!真っ白でどこまでがジャケットがわからん!

Cd3そしてアンコール。

315皆さん、華やかに衣装替えしての登場だ!

320v_2

綴くんのこのスーツ!カッコいい!

330v

まずは上で紹介したシングル「パラダイム・パラドックス」。

340_3これまたMEJIBRAYらしいドロッドロのヘヴィ・ナンバーだ!
370
ところで、このオスカル風の白い衣装、MiAくんにピッタリだね!っていっても若い人は「オスカル」わかんないだろうな~。

350v旨のすくようなスピード・チューン、「原罪の林檎」。

360_2さらに、そしてさらにハードに「月食」。

400_2

そして、最後の曲。
2013年の「メサイア」。

390イヤま~、タップリとMEJIBRAYの独特の世界を堪能させてもらいましたわん。
MiAくん、ありがとう!

410_2さて、MEJIBRAYは先に挙げた『パラダイム・パラドックス』に連続して11月に『SECRET No.03』をリリースする。
ノリにノッてるのだ!
今回も3バージョンが用意されている。

Cd4

Cd5

Cd6そして、11月上旬から『NEXT MAJORITY VENOMS』と銘打った全国ワンマン・ツアーを敢行する。
千秋楽は六本木のEXシアターだ。
MEJIBRAYの快進撃は止まらない。

MEJIBRAYの詳しい情報はコチラ⇒MEJIBRAY Official Website

Img_0808

やっぱりいいな~。Marshallの壁。

Cd_img_0854 (一部敬称略 2015年9月5日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月19日 (月)

俺たちのルーツロックな夜

コレはね~、ホントにおもしろかった。最高よ、最高!
腕利きが集まってのライブだからして、演奏はもちろん言うことなし。
題材は「ルーツロック」と来てる。
ま、どちらかといえば、演奏する人たちのルーツとなったロックを演奏するというよりも、日本のロックのルーツのような人達によるライブという感じだわね。
とにもかくにも「最高の夜」だった。

10f松川純一郎

20v谷川史郎

30v伊藤広規

40v岡井大二

50v大阪からゲスト参加の奥村レスリー和也

60v松川さんはMarshall。

70v1962Bluesbreaker。

80v史郎さんも当然Marshall。

90vJVM410Hと1936の組み合わせだ。

100v史郎さんの足元のようす。「Leslie」ってのがこの日新しく導入された。

110 大二さんはNATAL。

120v大二さんはバーチがお好み。フィニッシュはサンバーストフェイド。

130オープニングはThe Metersの1969年のヒット・インスト、「Cissy Strut」。人気のある曲だね~。
R&B系統の音楽を聴かない私が初めてこの曲を耳にしたのはJohn Scofieldバージョンだった。

150ソロは史郎さん…

160松川さん…

170広規さん…「Somoke on the Water」つき…

180…大二さんと来る。

190オオ~、早くもトリッキーなワザ、もとい、クラシックなワザ!譜面台で見事に見えないけど、大二さんがスティックでベースの弦を叩いているところ。こんなのThe Ventures世代じゃなきゃやらないわね。
でも大二さんってThe Shadows派なんだよね。

195二曲目はFreeの「Rode on a Pony」。1970年の『Highway』から。
松川さん、マイクをスタンドを握りしめての熱唱!すべてのリード・ボーカル・パートは松川さんが担当した。

200Freeなんつったら史郎さんの独壇場だわね。全曲、いつでも弾けるでしょ。

210一曲はさんで…スローなブルース。ナニ演ったんだっけかな?見るからにブルースっぽい出で立ちのレスリーさん、ところが、プレイは一番コンテンポラリーだ。
ココでもペンタとニックに頼らないクロマチックを多用したモダンなソロを聴かせてくれた。

250v
ソロが史郎さんから…
240v
松川さんに回される。
二人ともいい音だニャ~。
230v
出た!広規さん、ココでトイレ休憩!まだ始まって四曲目だ!みんな笑っちゃってる!
広規さんじゃなきゃこんなことできない。

2601970年、CSN&Yの「Ohio」。Neil Youngの曲。
私、Neil Youngって全く通ってなくて、名盤の誉れ高い『After the Gold Rush』すら持っていても聴くことがない。だからゼンゼン知らない。
で、この「Ohio」のことを調べていてビックリ!この人、『Live at Massey Hall』なんてライブ・アルバム出してるのね。
私にとっての『Massey Hall』は何といってもコレ。Charlie Parkerの『Jazz at Massey Hall』t…生まれてはじめて買ったジャズのレコードなのだ!

Index でも、この曲は知ってる。いい曲だよね。このバンドコーラスもバッチリ。

270大二さんもちゃんと歌う…なんて言ったら失礼だ。大二さんコーラスについてもすごく詳しいんよ。
370v
史郎さん、先に紹介した、この日初めて導入したエフェクターをここで使う。シュワワ~ンといい感じ。
これで第一部が終了。

280v_2 いつもは、休憩にはRooster名物のマスターの手品が披露されるのだが、今日は趣を異にしている。
バンド・メンバーさんが客席から見ているのは…

290広規さんとマスターの対談。
コレがまたおもしろかった!

300メンバーも大爆笑!

310 その後、レスリーさんが単独で登場してバッキング・トラックを使用してJ-POP曲を二曲披露。

320vレスリーさんの名の由来はLeslie Westからとお聞きしたが、ゼンゼンのこっちのレスリーさんの方がソフィスティケイトされたギターを弾かれる。
ものすごく丁寧に一音一音を紡ぎ出すプレイが印象的だった。

330 もうひとりのゲストはドラムの小野秀夫。

340小野さんは松川さんとThe Allman Brothers Bandのトリビュート・バンドで一緒に演奏している。
モントルー・ジャズ・フェスにも出演している超ベテランだ。
この日はEric Claptonの「Let It Rain」と…

355v
The Bandの「The Weight」をプレイ。写真は「♪あ~、put the load right on me」のところ。

350 松川さんが客席に向かってひと言、「純枝、おまえも歌え!」と飛び入りでさんかした平山純枝
そのシーン、何気にカッコよかったんだよね。
で、純枝さん、熱唱。

360 「Rocky Mountain Way」…またしても苦手なJoe Walsh。この曲も人気あるよね~。新オウルでカッコいい曲だ。
Joe Walshといえば映画『ブルース・ブラザーズ』の囚人役のイメージがやたら強くて…。

380 史郎さんはボトルネックでギュイーン!
史郎さんとのお付き合いは長いからね~。バレリーナというバンドをやっていらした頃からその名前は知っていたが、初めて会ったのは…コレももはや古い話しで、JCM2000 TSLシリーズの発表会の時だった。
歩くロックのウィキペディアみたいな人だからね。史郎さんとのロック談義はいつも勉強になる。
いつかPattoのことで盛り上がったことがあったけな。

390v歌の比重が高い松川さんだが、いぶし銀のギター・ソロもタップリ。

400Tommy Bolinの「Teaser」。

410広規さん、絶好調のまま…

420ベース・ソロへ!

425 やっぱりやる時はやる!

430v本編の最後は「Littel Wing」だった。

440 大二さん、音デケェ~!

450v大二さんがドラムを叩くところを見るのは実に気持ちがいい。
ほんのチョットしか手を動かさないのに信じられないぐらい音がデカいのだ。
そして大二さんの専売特許、「Smoke on the Water」のエンディングが数度にわたり炸裂!
「♪タタンタタンタタンタタンドゥクルドゥン」ってヤツね。
この時代の人たちはこのオカズを耳にすれば「パブロフの犬」状態でBbとGを弾くことになっている。
ところが…

460vあんまり大二さんがコレをやるので、広規さんが反旗を翻した。
大二さんがそのオカズを入れると広規さんが演奏拒否。つまり無視しようというワケ。
これがそのシーン。もうコレがおもしろくて、おもしろくて!
レスリーさんも笑ってる!

470 コレもそのシーンのひとつ!

480vコレもそう。
広規さんも広規で、ついウッカリ弾いてしまいそうなるのだが、ハッとしてベースを弾く手を止めてしまう。
大二さんのこのオカズを数えきれないほど聞いてるこっちは、もう死ぬほど笑ったわ~。
とうとう最後の最後まで一回も「♪ジャジャン」をあわせなかった皆さん。
大二さんボッソリと…「最後ぐらい合わせてくれてもいいジャン」…。

490vアンコールはDave Masonの「Feelin' Alright」。

500イヤァ、大いに笑いもしたけど、演奏が実にヨカッタな。
やっぱり、ロックが日本に入って来たての頃に感性豊かな時代を過ごした人たちの演奏だ。
「ロックの黄金時代」の空気が横溢していて何ともよい気分に浸った最高の一夜だった。

510 今回もNATALドラム、お褒めの言葉を頂戴しました!やっぱ楽器やロックを知り尽くしたベテランの方々からいい評価を頂戴するとうれしいわん。
そのご評価の共通項は「音のよいドラム」ということだ。ありがたいことです。
ま、叩き手が岡井大二だからね~。
何割もクォリティが上がっちゃうのも確かなんよ~。

515v このバンドは誰がリーダーということもなく、ワイワイ楽しく半レギュラーでやっているようだ。
皆さんも機会があればゼヒご覧あれ!

520 1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
M_natal_square
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!不慣れな作業でもうヘロヘロ!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年9月9日 荻窪ルースター本店にて撮影)

2015年10月16日 (金)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.7(最終回):SHOW-YA with ALL STARS <後編>、そしてフィナーレ!

このままズッ~と続けられそうなレポート。それも「NAONのYAON 2015~SUMMER~」の熱狂ぶりゆえのこと…でもいよいよコレで最終回なのだ。
ああ、コレで終わっちゃうのか~。寂しいナ~。

さて、35曲目は杏子さんフィーチュアで「Flamingo Rose」という曲。
杏子さんの紹介で恵子さんひと言「エロいねえさんが出て来るかもよ!」だって!
確かに…セクシーなダンスとヴォイスで観客を魅了していた。

10_2まだ替わるバンドメンバー!
ドラムにSatoちゃん。

20v直子さんがベースを弾いて…

30v_2さとみさんがタンバリンとダンスを担当!

40v_2豪快なタンバリンのふりっぷりは実にお見事!

S41a6225 こんなシーンは他では絶対に見れないでしょうに。

50中村あゆみ!
あゆみさんのフィーチュア・コーナー。

60vなんかメチャクチャうれしそうなふたり!

70_2曲は「BROTHER」。

80_2久美さんとsun-goさんのツイン・ギター。

85恵子さんとあゆみさん、ナンカ仲良し感がものすごく出たパフォーマンスで、見ているこっちもたのしくなったよ。
こんな終盤に入っても次々と出て来る見所の数々!

90_2中村あゆみの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャルサイト

100vゲストがほぼ全員登場しての「ああ無情」でさらにボルテージを上げてSHOW-YA単独のステージにもどる。
そして、ココは電圧(V)だけじゃない、電流値(A)も上がって電力(W)も最高にアップさせてしまった!
だって「限界LOVERS 2015」なんだもん!

110今日も数々の名演を演出してきたSHOW-YAの5人。今や世界に誇る5人のロック・ヒロインたち。

寺田恵子

120v_2五十嵐sun-go美貴

130_2仙波さとみ

140v中村美紀

150_2角田mittan美喜

9_img_0035ニュー・アルバム『PROGRESS』にも収められた最新の「限界LOVERS」。

170v1989年の「限界LOVERS」より圧倒的にヘヴィになっている最近の「限界LOVERS」。

180_2その姿をキチッとした音源で残したいということでニュー・アルバムで再演された。

190vすべてやり直すのではなく、昔の姿を残しつつ作り変えたという。レコーディングでは最もアレンジに時間を要したらしい。

200v_2そんな意識がすべてすべて込められた演奏…ひたすらヘヴィ!
やっぱsun-goさんのMarshallサウンドは気持ちいい!

210v_2もちろんサオ回しもきれいにキマった!226
全38曲!
実はコレが本編最後の曲になる。
220v_2
30周年、初の夏の野音、オリジナル・アルバム、新しい「限界LOVERS」…熱唱中の恵子さんの脳裏をよぎったものは何だったのだろう?

215v凝りに凝った構成で10曲を演奏したSHOW-YAとオールスター・キャスト。
初の夏の「NAONのYAON」の終盤を飾る充実のステージだった!

230そして全員参加のアンコール。

240_2曲のカウントとともにテープが打ち上げられる。

250_2

9_img_0105

270曲は前回と同じ、シーナさんに捧げる「レモンティー」。

S41a5886 お待ちかねのソロ回し。
LoVendoЯの有希ちゃんと…

290_2茉凜ちゃん。

300_2Mary's Bloodのちゃっきー!

310_2Gacharic SpinのTOMO-ZO

320_2そしてsun-goさん!

330_2歌にMCにと長丁場を最高のパフォーマンスで切り回した恵子さん!さすがのグレート・ジョブ!

340v_2最後はみんなでジャ~ンプ!

350出演者全員がステージを降り、ひとり残る恵子さん。

360場内に流れるのは「The Rose」。
短い挨拶の後、ノンマイクで…

370v「みんな愛してるよ~!」

380vSHOW-YAのコンサートでは毎回目にする感動的な光景だが、今夜のそれはひとしおであった!

390コレで『NAONのYAON 2015~SUMMER~』のレポートを終了する。
今回のコンサートはいつもとは異なる構成で、なぞるようにレポートした結果、7本立てという長丁場になってしまった。
それでも、写真の関係で割愛に近くなったコーナーもあり、もしこの調子ですべてを網羅していたら9本立て…そこまで行けば、悪ノリが好きな私のこと、10回目の野音を記念して10本立てにしていたかもしれない。
いずれにしても単体のイベントのレポートで7本立てはMarshall Blog史上最長である。
もう最初の方に書いたので覚えていない方もいらっしゃるかもしれないが、この『NAONのYAON』は「女性だけの野外ロックフェスティバルの企画運営回数」という記録でギネスに認定の申請をしている。
うれしいことに認定される可能性も高いという。その認定に先立ってMarshall Blogでの記録を作らせてもらっちゃった。

400g

デビュー30周年を迎えたSHOW-YA。
オリジナル・ニュー・アルバム『PROGRESS』のリリースも果たし、年末の東京フォーラムでの大コンサートに向けてまだまだ盛りだくさんの企画が用意されているので要チェック!
さしあたっては今月末に『30th Anniversary CLUB CIRCUIT 『PROGRESS』Release Tour』と銘打った東京・大阪・名古屋をめぐるツアーが敢行される。
「club」とはライブハウスのこと。「ライブハウス」は日本語だ。
絶好調のSHOW-YAをライブハウスで至近に観る絶好のチャンスだ。お見逃しなく!

410cd

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

長い間ご覧頂きありがとうございました!

420(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月15日 (木)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.6:SHOW-YA with ALL STARS <前編>!

SHOW-YAがゲストを迎え入れるコーナー、「SHOW-YA WITH ALL STARS」。
恵子さんによれば「SHOW-YAと遊ぼう!」のセクション。
いよいよクライマックスだ。
まずは「私は嵐」をSHOW-YA単独で演奏して気炎を上げた。

10寺田恵子

20五十嵐sun-go美貴

30v仙波さとみ

40v中村美紀

50v角田mittan美喜

60sun-goさん、ここでは新しくお目見えした白いFairyを使用。

70もちろんアンプはMarshall。
ヘッドはJVM410H。

80キャビネットは1960BDM。
今やSHOW-YAのギター・サウンドそのものだ!

90まず迎え入れたゲストはGO-BANG'Sの森若さん。

100そして、ギターにちゃっきー
135v
ちゃきーのMarshall。
ヘッドはsun-goさんと同じJVM410H。イラストは人気タトゥー・アーティスト、Emily Woodの作品。限定で生産された「Tattoo」シリーズの逸品。

120v曲は「LOOK AT ME」。
ノリノリの塊りみたいな曲だからして、野音は一段とヒートアップしていく!

130ちゃっきーももうひと暴れ!

110v
ふたりのMarshallの轟音が日比谷の夜に響き渡る。
1971年、雷鳴の中、後楽園球場で演奏したGrand Funk Railroadの音は池袋まで聞こえたというが、そのエピソードを思い出させるギター・プレイ。
やっぱりMarshallがいいね~。

140森若さんの溶け込みようもスゴイ!GO-BANG'Sとゼンゼン違う音楽なのに!こういうシーンに出くわすのが「NAONのYAON」のおもしろいところ。

150恵子さんもあおる、あおる!

160意外(?)にイキがピッタリのふたり。

170それこそ「嵐」のような勢いの「LOOK AT ME」!
やっぱいいね、好きな曲のひとつ。シアワセ、シアワセ!

180次はドド~っと団体さんを迎え入れての「流星少女」。

190しょこたんと…

200vSatoちゃん

300

Gacharic Spinご一行さま。

235v

210v

220v

230vガチャピンのパフォーマーふたりとがっぷり四つに組んで激しく踊るしょこたんと恵子さん。

240

観客席ではタオル回し。

Img_0075 トリプル・ドラム、ツイン・キーボード、ツイン・ギター、ツイン・ベース、ツイン・ボーカル、ツイン・ダンサーというOrnette Coleman*もビックリのゴージャスな構成の「流星少女」。

Ornette Coleman : 先ごろ亡くなったフリージャズの巨人。この人は1960年、『Free Jazz』という作品で、腕利きのミュージシャンを集め、ふたつのバンドに同時に好き勝手に演奏させるとどうなるか?いう実験を行った。King Crimsonも似たようなことをやってたけどOrnetteの方がずっと先。)

205
キマった!そして大ウケ~!

245次に演奏したのは新曲。ナント、「NAONのYAON」のテーマ・ソング。

250更にドドッとゲストが合流する。
あゆみさんの他、七瀬ちゃん、杏子さん…

350v

稚菜ちゃんミホコちゃんもステージに上がった。

255vsun-goさんの図太いギター・サウンドから導かれるストレートなエイト・ビート・チューン。

260作詞は秋元康。作曲は恵子さん。
「ROCKに魅せられ、ブレずに生きている女性の魂の叫び」がテーマという、SHOW-YAのロック愛をそのまま歌にしたような一曲だ。

330

うれしいのは、コーラスに杏子、相川七瀬、中村あゆみ、土屋アンナ、Gacharic Spin(はな、オレオレオナ)、石田ミホコ、稚菜といった仲間たちが参加している。

310

だからこのステージがその再現となったワケ。

280テーマ・ソングもできてめでたし、めでたし!これからも「NAONのYAON」が発展していくことは間違いない!
ここで感動のラストを迎えた…なんてことはゼンゼンなくて、まだまだ続くよ~!

305七瀬ちゃんをフィーチュアして「BOMBER GIRL」を演奏。

315ボーカルは七瀬ちゃん&恵子さんの他、あゆみさんと杏子さん。
七瀬ちゃんがデビュー20周年を記念して今月末にリリースする初のカバー・アルバム『Treasure Box -Tetsuro Oda Songs-』の再現だ。

ギターにはYUIちゃんが加わった。
続いて七瀬ちゃんと恵子さんで歌ったのはやはりデビュー20周年を記念したシングル「満月にSHOUT!」。

320鉄壁のコンビネーションで野音を律動させるSHOW-YAのリズム隊。

270v

さとみったんがいなければこの最上のステージは成り立たない!

340vさて、デビュー30周年を迎えたSHOW-YA。
この夏の野音もその記念事業のうちのひとつだが、オリジナル・ニュー・アルバム、『PROGRESS』のリリースもこのめでたい年を忘れがたいものにする記念碑となるであろう。
今日豪華キャストで演奏した「ROCK LOVE」も収録されている。
アルバム中、sun-goさんの激太ギター・サウンドはすべてMarshallによるものよ。

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

360cd(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月14日 (水)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.5:八神純子、SHOW-YA登場!

永遠に続くと思われそうな今回の『NAONのYAON』もいよいよ佳境だってばょ。
でも、まだまだレポートは続くよ。
あ~あ~、客席はこんなに盛り上がっちゃってるってばょ。
つぎはJILLさんの登場だ。
まず演奏したのは杏子さんを迎えての「DEAR FRIENDS」。
バンド・メンバーががまたここでガラリと替わる。

Img_0075まずはアコギを手にしたsun-go!

10vキーボードはCyntiaからAYANO。

20vギターは引き続き久美さん

30vベースに入ったのは山田直子

40vドラムはmittan。

50二曲目で電気ギターに持ち替えたsun-goさん。

60ああ、ここでようやくsun-goさんのMarshallが紹介できる。
ここまで長かった~!
…といっても、いつもと同じの安定のバックライン。
ヘッドはJVM410H。

70キャビネットは1960BDM。

80実はワタシ、イギリスつながりで直子さんとは仲良しなのだ~。
だから、今回久しぶりに「NAONのYAON」に直子さんが出演したのはよろこびのひとつ。

S41a5613 そんな関係なもんだから、数年前に直子さんが渡英した際、Marshallの工場に遊びに行ってもらったんよ。
130v
杏子さんが退場しての二曲目は「Maybe Crazee」。
2013年以来の出演となった久美さん、今回も存在感にあふれたギター・プレイで名シーンを演出してくれた。
110
AYANOさんはこの後のセットでも活躍。

120v

そして、リズム隊。
直子さんとmittanはかつてeha!というグループのバンド・メイト…

90vそれだけにイキのあったこのセットのリズム隊は聴きごたえ満点だった!

100v10番目のステージは八神純子!

140vここでもバンド・メンバーが入れ替える。最後の最後まで緻密な演出だ!…まだ全然最後じゃないけど。
ギターにYUIちゃん。

150vYUIちゃんのバンド・メイトのAYANOちゃんはそのまま。
250v
ベースは渡辺敦子
170v
そのパートナーの富田京子
ウマいことラインナップするな~。

160vこのセットはツイン・ドラムで香織さんが再びドラム・スローンに座る。

175vさらにシンガーがふたり。
石田ミホコと…

180v稚菜

190v曲は1981年にリリースされた「I'm a woman」。

200稚菜ちゃんはかつてオープニング・アクトでピアノの弾き語りを披露した。
今日は大先輩との共演!

210さすがの存在感。伸びやかで美しい声は健在!

220vココも盛り上がったよ~!

225曲は「パープルタウン」。
この曲が大ヒットしたのは1980年。私はプロ・ギタリストになりたくて三文役者に混ぜてもらっていた頃だった。すなわちドロッドロのロック・バカだった。
でも、この曲が大スキで超珍しくロック以外のシングル盤を買った。
「トーホー堂」のビニール袋がなつかしい。
今は無き「トーホー堂」は新小岩びあった小さなレコード屋さんだ。滅多にそこで買ったことはなかったが、チャクラのファーストアルバムとYMOの『パブリック・プレッシャー』を買ったのを覚えてるナ。
このトーホー堂、後で知って驚いたのだが、演歌歌手の聖地だったらしい。間口二間ほどの小さなレコード屋さんの店先に立って歌ってプロモーションをしないと売れない…というジンクスが演歌界にあったんだってサ。
で、それとは関係なしに「パープルタウン」。
この曲はRay KennedyやらDavid Fosterの「You Oughta know by Now」という曲が元曲で、それに八神さんが「♪パープルタウン」のサビを付け足してできている。
私は原曲の部分より、八神さんが作ったパートが断然好きだった。
その時から15年ぐらい経って初めてニューヨークへ行った。
ブロードウェイもフィフス・アヴェニューもレキシントン・アヴェニューも、歩く時に口ずさんだのは「パープルタウン」のサビだった。コロンバス・サークルからバッテリー・パークまでブロードウェイを歩いてみたけど、メッチャおもしろかったナ。足は死んだけど。
そんなだから今回はシャッターを切りながら八神さんと一緒に歌わせて頂きました!
(ちなみに「oughta」というのは「ought to」の短縮形で意味は「=should」。でも、私はこの「ought to」という表現をネイティブ・スピーカーから聞いたことは今までただの一度もない)

230_2
バック・バンドの演奏も非の打ち所のない素晴らしさ!

240_2♪もしかしてだけど(もしかしてだけど)、もしかしてだけど(もしかしてだけど)、みんなこの曲大好きなんじゃないの?

260v…というぐらいの充実したパフォーマンス。

270vツイン・ドラムで迫力満点だしね!

280vYUIちゃんが生まれる前の曲だもんね。
スゴイなNAONのYAONの出演者の幅は!

290v八神純子の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャルウェブサイト

300チョット順序が後先になってしまって申し訳ないんだけど、当日の暑さ対策にこんな企画もお目見えした。
神取さん井上さん遠藤さんの女子プロ・チームが登場。

310水分補給も大切だけど、塩分の摂取もお忘れなく…ということで三人から塩アメのプレゼント!

320さて!
ゲストのステージをすべて終了し、いよいよSHOW-YAが登場だ!

330もうお気づきだとは思うが、いつもはゲストのステージにSHOW-YAのメンバーが合流して演奏を繰り広げたが、今回はその反対の企画となった。
つまりSHOW-YAのステージにゲストを迎え入れるというスタイルだ。

340でも、その前にSHOW-YA単体で一曲。
「私は嵐」!

350

360v

365v

370v

390やっぱ最高のホーム感。シャッターを切る人差し指が実に軽やか!

410「待ってました!」とばかりに客席も盛り上がってますな~。

9_img_0081 ん~、ダイナミック!さとさんのピックアップ・ソロ!

420「嵐」ポーズもバッチリきまった!

Img_0804 You ain't heard nothing yet!(お楽しみはこれからだ!) by Al Jolson

440vSHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャル・サイト

S41a6307 (一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月13日 (火)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.4:中川翔子、渡瀬マキ登場!

まだまだ続くよ『NAONのYAON 2015~SUMMER~』レポート。
後半、二番目に登場したのは…

10中川翔子!

20vココから先はソロ・アーティストが登場する。
バック・バンド陣も豪華!

130v
Gacharic SpinからTOMO-ZO
60v
CyntiaからYUI。

50vオオ!ドラムにはSatoko

70LoVendoЯから宮澤茉凜。

80vKiLLKiLLSのERY。

90vそして、我らがキャプテン。
カメラのファインダー越しから浴びるこのホーム感。わっかるかな~?わっかんねーだろうな~?
「ようやく会えた~!」みたいな。

100vさっきの浴衣コーナーのシットリ感をすべて拭い去る嵐のようなステージ。

110v歌に入る前のに怒涛のようなしょこたんのアオリが素晴らしい!こんなにアオられてはノッちゃわないとモッタイナイ!

120曲はスマホ・アプリ『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』と『白猫プロジェクト』のコラボレーション企画としてテーマ曲に使用された「LUCKY DIP」。
急速調のドライビング・チューンで一気に最高潮。

150v

二曲目は「ドリドリ」。
『ポケットモンスターXY』のエンディング・テーマに起用されたしょこたんの18枚目のシングルだ。

140コレもアップ・テンポのエナジェティック・チューン。
サビの「♪ドリドリドリームパワー」のくだりが可愛いらしくてしょこたんにピッタリ!
ドラムはホンモノの「ドリ」だし。

160vココで恵子登場!

175v

「どうしたんですか、そのお胸のトゲトゲは?!」としょこたん。
そのしょこたんのアタマにはセミの抜け殻がッ!ホンモノだそうです。恵子さん、虫は苦手。
ちなみにセミは英語で「死刑だ!」といいます。つまり「cicada」と書いて「シケイダ」と読む。

170さ~て、恵子さんが加わってパワー倍増!

1802007年の「空色DAYS」。

190恵子さんもトゲトゲで熱唱!

195

しかし、ココのコーナーは出し物といい、パフォーマンスといい、本公演でももっと激しいハードなパートになった。
バック・バンドの激演がまたスゴかった!

200vERYちゃんのアタマにもシケイダが!

210vSatoちゃん、久しぶり~。相変わらず凄まじいお手前で…。昔はよく仕事に付き合ってもらったんよ~、Satoちゃん。
渋谷のタワレコの地下でのMarshallのイベントなんか懐かしい。
そして、浴衣姿のドラミングが可愛らしい!

220vギター陣も立て続けのハード・ナンバーに熱が入る!

230v

240v波長もテンションもガッツも近いおふたり。「さすがッ!」のパフォーマンス!

250中川翔子の詳しい情報はコチラ⇒しょこたんねっと

260vハイ、マーシャル・コマーシャル。
今日はMarshallブランド製品を二種類。
ひとつはMarshallのスマートホン、LONDON。

163_2もう各所で細かいことまでレビューされているが、それでも先日Marshall Blogでご紹介したところドエライ反響だった。
「いつどこで買えますか?」よいうご質問も頂戴したが、まだ今のところハッキリした情報はなし。

235ゴメンね。
ま、こういうものがある…ということで。

175そして、コチラは先日のあるギグ・レポートでシレっとふれたMarshall Eyewear。

E2要するにメガネの類。

E1サングラス各種。
以前にも触れたけど、コレね、スウェーデンの高級メガネ・フレームだけあって、ものすごくかけ心地がいいのですよ。
もちろん自分に合ったサイズを選ぶ必要はあるけど、我々「平たい顔族」の骨格にもピタッ~とハマる。
そして、フレームにさりげなく刻まれたMarshallスクリプト・ロゴ。
ク~カッケェ~!
車に乗る時はもちろん、いつも愛用してます。
N_me

E3

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E5

E6

 

メガネ用のフレームも用意されている。
サングラス同様、各モデルにはインスピレーションを得たミュージシャンの名前が付けられている。

E8

E9

E10

E11コチラもこれからの発売。
もっと商品について細かいことを書きたいんだけど、発売になったところでコレを話題に一本記事を仕立てようと思っているので寸止めしておくわ。
メガネに関しては検眼やレンズ製作の都合があるので、その辺りを含めてただいま輸入代理店の方で現在鋭意発売準備中。
詳細が決まり次第Marshall Blogでもお知らせします。
Marshall Eyewear(マーシャル・アイウェア)…よろしくお願いします。

E7

さて、野音の大ステージに次に上がったのは、渡瀬マキ。
275

最近は、マキさんをテレビで見ない日はもうないぐらいの活躍ぶりだ。
当日はノリノリのステージングで本職のロック・シンガーぶりをタップリ見せてくれた。

270バンドもガラリと替わっちゃうよ~!
Gacharic Spinからオレオレオナ。

280vギターに安達久美が入る。

290vドラムは小林香織。着用のサングラスはMarshall Eyewearではない。香織さん、出たらよろしく!

300vもうひとりのギターはLoVendoЯの魚住有希。

310vああ~またホーム感。さとみさん!

320v一曲目はLINDBERG時代の曲、「Believe in Love」。明るく可愛い失恋の歌。
お~、コレは本当の偶然。書いた時はまったく気が付かなかったけど、本シリーズのVol.1(オープニング・アクト編)でAniie Haslamの超名曲、「I Never Believed in Love」について触れたばかり!
ビックリしたわ~。
でもAnnieの方は正反対に恋に目覚めた幸せを歌ったものだ。

330vこういうのこそ「溌剌」というんだろうな~。
マキさんのそんな雰囲気を盛り立てるバンド陣。しょこたんの時と同じようなこと書いてるけど、
今回のこのバンドがガラリと替わっていくシステムもおもしろい。

335v

336v

337キャプテン、さとさん…とジワリ、ジワリとSHOW-YAのメンバーがステージに上がり出してきた。
クライマックスが近づいてきているという感じ?

370v二曲目は「Over the Top」。

380コチラも元気あふれるストレートなナンバー。

390そして、最後はSilent Sirenのすぅちゃんを呼び込んでの~…

410「今すぐKISS ME」!
やっぱいい曲だね~。大ヒット・ナンバーってのは作る側も演る側も、すべてにおいてよくできてる。
そして、背後にはMarshall。ロック・フィ―リング満点のステージだ!
400v
ウワッ!テレビ見ているみたい。もちろん恵子さんとのトークもバッチリ!

430渡瀬マキの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ

420v
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャル・サイト

まだまだつづく。今回は長いよ!

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 9日 (金)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.3:GO-BANG'S、Gacharic Spin、アコースティック・コーナー登場!

続いての出演はGO-BANG'S。
Mary's Bloodとガラッと変わって舞台はメルヘンチックな雰囲気。
バラエティに富んだ内容のNAONのYAONは楽しい!

10森若香織

20vステージ上手から…
CHIKA

30Sanae

40vHEMO

50REIKO

60IZUMI

70vWIKA

80v一曲目は「サンキュー・パンキュー」。今年20年ぶりにリリースしたアルバムのリード・チューン。

90ヴァイオリンの効いたブルーグラス調の軽快なナンバー。いい曲だな~。
自然に身体が動いちゃう?

100続けては大ヒット曲、「あいにきて I・NEED・YOU」。一時期、この曲がテレビから流れて来ない日はなかったもんね。
サビのメロディの可愛さもさることながら、ちょっと「メケメケ」を連想させるコーラスも実にいい。

110ここでもヴァイオリンが大活躍。
こういうヴァイオリンが入ったグループというと、アメリカではカントリー系でChrlie Daniels BandとかDixie Dregsとかの名前が挙がる。一時期Jefferson StarshipにはPapa John Creachという名手がいたし、ヨーロッパではヴァイオリニストをフィーチュアしたたくさんのプログレ・グループがいる(いた)。日本でももっと出て来てもいいと思うんだけどネェ。ウマい人はいくらでもいるでしょうに…。
そんなことも考えさせてくれるGO-BANG'Sのステキなステージなのであった。

120誰でも知ってる「I・NEED・YOU」からまた「サンキュー・パンキュー」に戻って、やたらにぎやかに持ち時間を消化した。

130v演奏した後は恵子さんとのトーク。
コレがまた大笑い!
森若さん、ものすごい個性なんだもん。150
恵子さんもタジタジのすさまじく熱っぽい物販告知!
今春リリースしたニュー・アルバム『FAIRY BRAIN』を紹介。そして、森若さんが手にしているのは同じく今春に上梓した処女小説『妖精頭脳』。エライおもしろいらしい。タイトルだけ見るとCDと本が対になってるのね?

140カン、カン、カン、カンカン!
今日初のゴング!
神取さんが現れて森若さんを軽々と担ぎ上げ強制退場!森若さんまだしゃべってる!

GO-BANG'Sの詳しい情報はコチラ⇒official web site

160 前半最後の出演はGacharic Spin!

170F チョッパー KOGA

190v
はな

180vTOMO-ZO

200vオレオレオナ

210vパフォーマーの1号 まい(下手)と3号 ねんね。

2209月末にメジャー・デビュー・アルバム『MUSIC BATTLER』をリリースしたガチャピンはもう絶好調中の絶好調!
このバンドもNAONのYAONに欠かせない存在だ。

250

一曲目はそのアルバムから「赤裸ライアー」。

240相変わらずの剛速球ぶりで、わかっていても圧倒されるわ!

S41a4909 二曲目は旧作から「ハンティングサマー」。

230
お定まりのまいちゃんのケンダマも…

Img_0366キマった~!

S41a4841


最後は「ウィナー」。
ここでも主役は何といってもふたりのパフォーマーだろう。
いつも書いているように、私も子供の頃からずいぶんと色んなステージを見て来たけど、こんなの見たことない。
コレは演者にとってもっとも過酷で辛いステージアクションなのではなかろうか?
一曲の間サイド・ギタリストが三転倒立をするというドイツのハード・ロック・バンドがいた(いる?)けど…高校の時、生でも見たけど、今考えてみるとアレナンだったんだろうな…。
こっちはスゴイよ。何しろ曲を演奏している約5分の間、パフォーマーのふたりは腿を高く挙げてずっとその場でランニングし続けるのだ。ギャラの配分は同じなのかッ?!

260それに呼応するかのようなすさまじく気合の入った演奏!
レオナちゃん(みんな「オレオ」って呼んでいるけどどっちがいいんだろう?)の奮闘ぶりには感動させられるわ!このやりたい放題ぶりがタマらん。どうせやるならコレぐらいやるべし!

280v

バリバリとソロを弾いて大喝采を浴びたKOGAちゃん。

290vはなちゃんはいつも才気にあふれてるね。ハッキリ言っても言わなくてもカッコいい!

295vさぁ、そろそろゴールだ!

300ゴォォォォォルッ!
誰だァ、こんなの考えたの?!
感動しちゃうじゃないの!

310とにもかくにも、このハチャメチャぶり、お客さんを楽しませようとするコッテリぶりが素晴らしい。厚切りのとんかつをおかずに天丼を食べ、味噌汁の代わりに大盛の担々麺を食べているようだ。それでいてクールにカロリー計算されているのだ。実際に走ってたし…。
ウチの楽器を使ってもらっていないのが正直残念なのだが、どういう形にせよガール・ロックの歴史に残るバンドだと思う…ッてんで仔細にレポートさせてもらった。

Gacharic Spinの詳しい情報はコチラ⇒Gacharic Spin web site

320Gacharic Spinのステージの後は15分間の休憩。
はい、ココでマーシャル・コマーシャル。
The Whoの『Sell Out』みたいでしょ?
 この年末ぐらいに出て来るであろう新商品をご紹介。

9_img_5980
春ごろ一度Marshall Blogにも登場しているんだけど、名前はASTORIA(アストリア)シリーズ。
いわゆるハイエンド・コンボ・アンプね。
巷間のブティック・アンプに対するMarshallの回答だ。
比較的詳しいことはコチラをご覧頂きたいんだけど、ここで軽く紹介しますね。

シリーズには3種類が用意されていて、クリーン・サウンドのASTORIA CLASSIC(AST1)。
目印はグリーンね。

20_2

歪みのASTORIA CUSTOM(AST2)。
赤いボディが印象的。

30_3

そして2チャンネルのASTORIA DUAL(AST3)。
それぞれにヘッド&キャビネット・バージョンも用意されている。

このシリーズ、とにかく素晴らしい。言うことないわ。
5月にイギリスの工場に行って実際に弾いてきたけど、どれもヨダレが出た。ダラダラよ。
「シゲちゃん、ヨダレ垂れちゃってるわよ!」って横で見ていた家内がハンカチで拭いてくれた。
アシストしてくれたMarshallの友人に言ってやった。
「Hey, why didn't you launch this range ealier?!(アータ、何でもっと早くコレ出さないの?)」と。
それを言わなきゃ気が済まないほどのギター・アンプの最高峰。
ASTORIAがあればずっとギターを弾いていられるワイ…って感じ。
近いうちにマーブロで試奏レポートをアップするつもりなんだけど、チョットした裏ばなしがそこで披露できればいいな~と思ってる。
お楽しみに…。

40

ガチャピンで騒ぎに騒いだ後は浴衣姿のお姉さまがたのシットリ・ステージ。
今回のハイライトのひとつだ。
ステージに上がっているのは上手から、安達久美、寺田恵子、相川七瀬、富田京子、渡辺敦子、杏子、中村あゆみ。

330まずは渡辺さん、富田さん抜きで「夏祭り」と「ふたりの愛ランド」を4人で演奏した。
それから、ふたりが加わって「世界でいちばん熱い夏」をプレイ。

340ギター一本でバックを務めた久美さん。貫録のギター・プレイだけでなく、甚兵衛姿も完璧!

350vそして、この浴衣コーナーの〆は「勝手にシンドバッド」。

360汗混じりの日比谷は大盛り上がりだゼ!
380v
もちろんコレは「今何時?」。

370「NAONのYAON 2015 ~Summer~」ももう半分ぐらい来ちゃったよ!
楽しい時間は本当に過ぎるのが早い!

390つづく

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 8日 (木)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.2:Silent Siren、相川七瀬、Chelsy、Mary's Blood登場!

Be punctual…野音が時間にシビアなのもいつも通り。記念すべき10回目とはいえ延長はできない。
…ということで今回もスムースな進行に目をひからせる「時の番人」が紹介された。
前回は時間切れのゴングがほんの数回しか鳴らなかったからね。今回はどうかな?

10遠藤美月

20井上貴子

30そして、神取忍とともに『NAONのYAON 2015~SUMMER~』開会宣言!

40最初にステージに上がったのはSilent Siren。

50すぅ

60ゆかるん

70vあいにゃん

80vひなんちゅ

90v一曲目は「ラッキー・ガール」。
テレビアニメ『マイリトルポニー』の主題歌。女の子らしい、イヤ、女の子じゃなきゃとてもできない愛らしい一品。
続けて「ビーサン」という曲。
タイトル通り、夏真っ盛りの歌!
以前、販促品でMarshallのビーサンを作ったことがあったけど、エライよろこばれたっけナァ。

100vSilent Sirenは「NAONのYAON」初登場。
「Siren」といえば、私なんかまずRoxy Music。
ギリシャ神話に出て来る、上半身が人間で下半身が鳥の姿をしている想像上の生き物、「セイレーン」、英語名で「サイレン」。もちろんパトカーなんかに付いている「ウーウー」いうサイレンはコレが語源。
美しい歌声で航行中の人たちを惑わして岩礁におびき寄せて難破させたという。
Roxy Musicの5枚目のアルバム、『Siren』のジャケットは人魚風の姿のサイレンが岩礁に横たわっているデザイン。その人魚に扮ているのがスーパー・モデルで当時Bryan Ferryの恋人だった、ジェリー・ホール。
その後、Mick Jaggerの奥さんになった人だ。
Silent Sirenの「Siren」がこのサイレンがどうかは寡聞にして存じ上げないが、ミニ知識をお送りした。

会場は立て続けに演奏されるウキウキ・ナンバーで早くも盛り上がる!

105ここで相川七瀬が合流!え、もう?なんとゴージャスな夏のNAONのYAON!

110v曲は「夢見る少女じゃいられない」。七瀬ちゃんもこのイベントに欠かせない存在だ。
当然思いっきり盛り上がっちゃう!最初らこんなに盛り上がって大丈夫なのか?まだ4時間以上優に残ってるんだぞ!

120舞台転換時の恵子さんのインタビュー・コーナーもこのイベントの大きな魅力だ。

相川七瀬の詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE
Silent Sirenの詳しい情報はコチラ⇒Silent Siren OFFICIAL web SITE

130二番手も初登場のChelsy。

140MIO

150vSHIZUKA

160vAMI

170vサポート・ギターのひぐちけい。

180v一曲目の「Blue Moon」ではアコギをプレイしたMIOちゃん。
続いての曲はこれまたアニメ『アオハライド』の挿入歌「Yes」。

190vキャッチ―なポップ・チューン。200「SOS」と「Yesを」を引っ掛けるところなんざ、ウマいね~!

210昨年9月にメジャー・デビューを果たしたガール・バンドの注目株。

220ちなみに彼女たちは予選会の『Cute Girl Live』にゲストとして登場してくれた。

Chelsyの詳しい情報はコチラ⇒Chelsy OFFICIAl SITE

230Chelsyのインタビュー中にスタンバイがOKになってポーズを取ってくれたちゃっき―。

240vそう、Mary's Bloodの登場だ!

260何だか知らんが、ものすごいホーム感!外国で親戚にバッタリ出くわしたような…。

270EYE

280vSAKI

290vRIO

300vMARI

310vサポート・ギターの社 -yashiro-。

320vココがNAONのYAONのスゴイところ。
ナニが?って、前の2バンドは実にガーリーなポップ・ロックを聴かせてくれたけど、Maryが登場してガラリと世界が変わる。
フィメイル・ロックのすべてを見せてくれるところがスゴイのだ!

330Mary's Bloodはコレが初めの出演ではない。オープニング・アクトとして登場した経験がある。

406
そして、ちゃっきーは過去2回にわたってギタリストとして色々なミュージシャンと共演し、名シーンを演出してきた。

365v

もちろんどんな時でもお供はMarshall!

420v

コレがちゃっきーのとトレードマークのJVMのタトゥーシリーズ。
目立つわ~。ちゃっき―にベスト・マッチ!

250v

一曲目はバンド名を冠したメジャー・デビュー・アルバムから「Marionette」。

350真夏の日比谷を切り裂く超ド級のヘヴィ・サウンド!

360

切れ味鋭いちゃっきーのギター・プレイ。ツブ立ちのよいピッキングをドラマチックに演出するのはMarshall。真空管アンプ・サウンドの真骨頂だ!

340

身を焦がすように熱唱するEYE。

370vフレキシブルで重く深いRIOのベースがヘヴィ・サウンドをパワー・アップさせる。

380vそして、閃光のようなMARIのドラミング!

3902曲目は今週リリースされたばかりのニュー・アルバム『Bloody Palace』から「Bite the Bullet」。
『弾丸を噛め』ね。
ジーン・ハックマン主演でそういう映画が昔あった。中学生の時に、ここ野音からすぐ近くにあった日比谷映画に観に行った。
あまり覚えていないんだけど、歯痛で七転八倒する登場人物が、治療のために火薬を抜いた薬莢をその虫歯にかぶせて噛み込むシーンがあった。
そこで「Bite the bullet!」とか言うんじゃなかったかな?コレ、正確にはbulletじゃなくてcartridgeだと思うんだけど。
そう、「bite the bullet」というのは「ジッと苦痛をこらえる」とか「イヤなことに立ち向かう」という意味があるのね。
それをこの映画の中でシャレて実演してみた…というワケ。

400これまたMary's Bloodの面目躍如たる強烈なドライビング・チューン。

405v

フラッグも持ち出して来て、もはや野音を征服したかの感アリだ!コレでいいのだ!

410コレがニュー・アルバム『Bloody Palace』。
もちろん「bloody」は「血まみれの」という意味だが、イギリス人は何かいいことを強調する時にこの形容詞をつける。
よく耳にするのが「bloody lovely」。
私はまだ聴いていないが、メタル・ファンにとっては相当Bloodyな内容のハズだ。メタルファンにとって最高の居場所が「Bloody Place」!

9_mbcd Mary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

430Mary's Bloodのインタビュー・コーナー。期せずして感動の名シーンになっちゃったよ!
先に書いた通り、Maryはかつてオープニング・アクトで「NAONのYAON」に出演したことがあった。
それが、今回本編に登場することになり、感激のあまりちゃっきーの目から大きな涙がこぼれ落ちてしまったんだな。
MARIちゃんも泣いてる。
コレがさっきまで耳をつんざくヘヴィ・メタルを演っていた淑女たちかッ?
野郎のロックじゃ決してお目にかかることのできない光景でしょ?
コレがNAONのYAON!

440SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

つづく

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 7日 (水)

【NAONのYAON 2015~SUMMER~】 vol.1:オープニング・アクト

だいたい年に4回か5回かな?…野音に取材で来るのは…。
でも今年はそのうちの2回が『NAONのYAON』になるとは想像しなかった。
夏のNAONのYAON。
この世界でも稀に見る女性だけのイベント…イヤ、世界で唯一か…日本が誇る大コンサートが春の開催から間を開けずして開催されたのはとてもうれしいことだ。
SHOW-YAデビュー30周年にして10回目の『NAONのYAON』…めでたい!

10開演前の大行列はおなじみの光景。

20たくさんの花が贈られてくるのも春と同じ。

30春と違うのは…気温!
開催は8月の23日。
今年の夏は暑かったでね~。
夏の野音なんてのは高校の時から何回も経験しているけど、昔はこんなに暑くなかったからね。
今はかなり厳しいよね。
2010年に四人囃子、Steve Hackett、Renaissanceを招いて開催された『PROGRESSIVE ROCK FES 2010』というイベントがここ野音で開催された。
アレも8月22日のことだった。
四人囃子とMarshallアーティストのSteve Hackettの取材でお邪魔したのだが、大のプログレ・ファンの私としてはどのバンドもとても楽しみにしていた。
ところが、とても観ていられないのである…激アツで!
特に暑い盛りに登板したRenaissance。
Roy Woodの奥方であり、プログレ界の名女性ボーカリスト、Annie Haslamの美しい歌声をナマで聴けると喜んだワケだが、ムリムリ、暑くてとても客席にいられなかった。
結局、仕方なしに冷房の効いた四人囃子の楽屋で森さんや大二さんと一緒にモニターテレビでRenaissanceの演奏を味わった。
それがまた大二さんの解説付きですごく面白かったんだけどね。
チョット脱線するけど、Annieのソロ・アルバム、『Annie in Wonderland』ってのは名盤ですよ。特にご主人と共演している「I Never Believed in Love」は必殺・必聴の名曲だ。

40で、そんな経験があったので、今回は用意周到、暑さ対策に万全の体制で臨んだワケ。
何しろこの世界に誇る名イベントのオフィシャル・フォトグラファーという名誉職だからね…途中でブっ倒れたりするワケには絶対にいかないのだ!
どうしたか…。
本番の数日前にホームセンターに行ってアイスボックスを買って来て、そこに保冷材、前日からカチンカチンに凍らせたタオルを十枚、同じく鉄の塊のように凍らせたお茶やら水の類のペットボトルをパンパンに詰め込んで野音のプレスピットに持ち込んだのだ。
コレが大正解!…といいたいところだが、普段の行いが最高によろしいせいか、ギンギンに暑くなることのないうす曇りの天気で、アイスボックスの出番はそうなかった。
かといって、ホンノ少しお湿りがあったぐらいで雨模様にもならず、コンサートを楽しむには最高の夏の野音となった。
ね、そんなに暑くなさそうでしょ?
当然満員よ。

50まずはオープニング・アクト。
客入れの時から始まるパターンは今回も同じ。

60vステージには数々のMarshallと…

70今回で三回目の登場となるNATAL。
前回に引き続きバーチのキット。フィニッシュはサンバースト・フェイド。夏には持って来いの色。

80そして、予選『Cute Girl Live~Road to NAONのYAON』を勝ち抜いたガール・バンドが次々と野音のステージに上がった。

90トップ・バッターは「ヒラガナ路線」。
2010年結成の関西出身のバンドで今年から東京に拠点を移したそうだ。

100イヒラ

110vシイナ

120カツラ

130アンナ
140v
アンナちゃんを除いてこのカタカナ路線のお名前はみなさん苗字かな?
元気いっぱいの演奏で大いに野音のステージを景気づけてくれた。

ヒラガナ路線の詳しい情報はコチラ⇒-official web site-

Img_0038_2 続いては漢字路線の「上昇稀琉」。
白とブルーのボトムでバッチリとキメた衣装同様にカチッとアンサンブルで立派な演奏を聴かせてくれた。

150

160

170v

180v

190vゴメンね、ウェブサイトがないようなので、メンバーさんの名前の表記ができず、かつリンクも貼れませんでした。

Img_0056 ここまでは影アナだけで登場している恵子さん。
ステージ脇からちゃんとみんなの演奏を見守ってる。

200v以降に登場したのは『Cute Girl Live~Road to NAONのYAON』でグランプリを獲得した2バンド。
まず軽音楽部枠の「DARARA」。
9_img_0070

日菜子

220真央

230v果穂

240v聖香

S41a4298真琳

250vバンドを結成してまだ1年。軽音楽部員の高校三年生だって。ああ、私にもそういう時があったっけナァ。文化祭で三文役者のコピーと誰がカバやねんロックンロールショーの「何処かでオオカミが哭いている」を演ったわ。
そんなんとはまったく違う艶やかな演奏でグランプリ・バンドのワザを見せつけてくれた。

DAKARAの詳しい情報はコチラ⇒Twitter

210

 ずっとステージ脇で観ている恵子さん。

255vオープニング・アクトのトリを務めたのはインディーズ部門グランプリの「SEKIRARA」。
お~、グランプリ・バンドは「ララ」で揃えて来たな?「ラ」と「ラ」を足せば880。末広がりでめでたいな…と。(周波数の話しです)

演奏が始まるなり、もう自分たちの世界!

260大波ユリカ

270vミーア・クボコ

280v嬉ナナミ

290v梅灸院マドカ

300vもうココは見ての通りのハッピー・ロック!十分にステージを温めてオープニング・アクトのトリの大役を完璧にこなしたのであった!

SEKIRARAの詳しい情報はコチラ⇒SEKIRARA OFFICIAl SITE

9_img_0097 「みんな楽しんでる~?」とここで恵子さん登場!

310恵子さんから暑さ対策の注意事項が伝えられる。
夏の野外コンサートは命がけだぜ、しかし…。
「今日もハッキリ言って長丁場です!」

320v…といよいよ夏の『NAONのYAON』の火ぶたが切って落とされたのである!
ところでこの『NAONのYAON』、スポーツ新聞などでドカッと報じられたのでご存知の方も多いと思うが、「女性だけの野外ロックフェスティバルの企画運営回数」という記録でギネスに認定の申請をしたのだ!
何回も書いているように世界でも他に類を見ない特殊な…イヤ、珍しいイベントなので、認定される可能性も高いという。
そうなったらうれしいなったらうれしいな!コレいつ決まるのかな?その時には出すぜ、号外!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

330vところで、現在、私が担当しているアジア&オセアニア地区のMarshallファンの皆さんにMarshall Blogの英語版の準備をしている。
もちろん、この世界に誇る一大イベントもそこで紹介するつもりだ。ギネスがらみだしね。
大丈夫かッ?そんな時間あんのか?できんのか、オレ?
皆さん、引き続いてのご支援何卒よろしくお願い申し上げます!

Last1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
M_natal_square
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年8月23日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)

2015年10月 6日 (火)

サイバーニュウニュウ~20世紀→21世紀 新世紀復活祭

『勝ち抜きエレキ合戦』の時、私はまだ3,4歳だったのでさすがにナマの記憶はないけれど、映画『エレキの若大将』なんかを観ればその人気と熱気が十二分に伝わってくる。
調べてみると、この番組は夜の7時とか、7時半に放映されていたんだネェ。信じられん。
成毛滋、ザ・サベージ、ゴールデン・カップスなんかもこの番組の出身だったんだね。
こういったバンド合戦の類の番組は最近でこそ見かけなくなったが、昔から時折編まれては人気を博していた。
私の世代では高校の時に日曜日の昼間に東京12チャンネル(今のテレビ東京)で放映していた『ロックおもしロック』という30分枠の番組かナァ。司会は近田春夫で、1978年のスタート。毎週楽しみにしていたんだけど、短期間で終わっちゃったような印象がある。
番組のすべてが「バンド合戦」で構成されていたワケではなかったハズなのだが、その部分しか覚えていない。
他に覚えているとしたら、(和田)アキラさんが出ていた国産ギター・メーカーのCMだ。
アレは本当にビックリした。
「プリズム」と「和田アキラ」の名前は一気にロック好きの高校生の間に広まり、一時期は「和田アキラは和田アキ子の弟」なんてムチャな噂がまことしやかに囁かれていた。
ベースの方のCMのスティーヴ・フォックスもカッコよかった。
ギター・メーカーがテレビ番組のスポンサーを務めるいい時代だった。
で、Marshall Blogで以前にも触れているが、そのバンド合戦にBAD SCENEが出場したことがあって、マァ、アレも驚いたナァ。もうその頃はライブハウスにBAD SCENEを観に行ってたからね。
「アンタらどこかで演ってんでしょう?」とか「演奏がこなれすぎている」とかいう評価で、素人のバンドに敗北していた。
今考えてみるとおかしいでしょ。初めから「プロお断り」というルールにしておけばヨカッタじゃんね。
Charさんやナルチョさん、牧野元昭さんがいたバンドだよ、審査員がBAD SCENEの名前を知らないワケがない。しかも審査員長を務めていたのは牧野さんがコラムを寄稿している音楽誌の編集長だったんだから。
そう、当時はプロとアマの技術の差は歴然としていたのだ。
「かうんたっく」というバンドの私と同じぐらいの年齢のギタリストにも度肝を抜かれた。
寺内タケシの「津軽じょんがら節」を完璧に弾いて審査員から大喝采を浴びたのだ。左手を大きく広げて1弦をトリルする姿がカッコよくて、翌朝学校でそのギタリストの左手をマネながら「昨日、コレ見た?」と話題になったのを覚えている。
そのギタリストが今の西山毅だ。

そして『イカ天』。
マァ、マーブロ読者にこの番組の説明は要らないだろう。
この番組が始まった時、私はもう「若手のホープ」として、ネクタイを締めて、スーツを着て、一生懸命サラリーマンを務めていたな。
もうその頃、新しいロックは聴いていなかったけど、この番組は結構楽しみにしていた。オネムになっちゃうのでビデオに録って毎回見てたわ。
スゴイ人気だったよね~。
先の『ロックおもしロック』から11年…ガラっと変わったのはビデオを見ての審査という手法だった。演奏がマズイと非情にもワイプが入ってしまって途中で演奏が強制終了となるアイデアが面白かったナ。
でも、それ以前のコンテスト番組と明らかに違っていたのは、出場者たち自身だった。
以前のコンテストは「技術的な優劣」を競っていたが、イカ天の頃になると、「どれだけ個性的であるか」の戦いになっていた。
80年代に入り、日本でもロックが普遍性を獲得したことのひとつの証左であったのではなかろうか?パンク/ニューウェイブのムーブメント以降、「誰でもロックができる!」という考えが源流にあったのだろう。
そんなこともあって「個性的」ということが危険極まりないことをも証明してしまったのが「イカ天」だったような気もするナァ。


「ヘタウマ」という言葉がハヤったのはこれよりもっと前か?
最近はとんと聞かなくなったけど、この言葉がすごくイヤだった。
ヘタでウマいということはあり得ない。ウマいからウマいワケ。「ヘタヘタ」は十分あり得る。
ピカソだって熊谷守一だってデッサンとなればモノスゴイ技術を持っているワケだし、Ornette Coleman自身が吹いているメロディはキチンとしたジャズ・イディオムに則ったものだ。John Coltraneは、最後は無調の世界に入り、一聴すれば誰でもできそうなメチャクチャぶりを呈したが、その器楽演奏のテクニックは超人的だったことは誰もが知っている。
ヘタウマ・ギターと騒がれたJames Blood Ulmerなんかは昔、バリバリにビバップを弾いてたらしいよ。私が思うに、どんなに速く弾くよりも、ビ・バップをギターで弾きこなす方がはるかに超絶だと思う。だってビ・バップという音楽はギターのことなんか何も考えてくれていないもん。
私はOrnetteやAylerは好きでもThe Shaggsが苦手だ。どこまで行ってもZappaのような「ウマウマ」が好き。
話は戻って…
しかし!このイカ天、素晴らしいバンドを生み出したことも事実で、Marshall Blog的に見れば何とも言ってもその最高峰は人間椅子だろう。
何人も侵すことのできない個性を保ち、しっかりとした技術をもってして自分たちだけの世界をブレることなく長年にわたって作り続けていることこそ賞賛に値すると思う。
他にもBeginをはじめとした現在でも活躍するスター・バンドを生み出したこの番組の功績はやはり大きい。
そして、今日の主人公もすさまじい個性と音楽性を兼ね備えたバンドである。
第13代イカ天キング、サイバーニュウニュウの登場だ。

しかしですよ…今、この手の番組をやったらどうなるんだろうね…。
見たい?それともコワイ?
出てくるバンド、全部草食系の「ありがとう」と「がんばれ」だよ。
イヤ、審査員も困るだろうな…。
前置きが長くなってしまったが、一度「イカ天」について書きたかったので触れさせてもらった。

10_art_223年ぶりに再集結したサイバーニュウニュウ。そのお披露目公演の模様をレポートする。

20_2ボーカル&ベースのレプリ・シン。
40v_2
ボーカル&ギターのメカ・エルビス。

30v_2ドラムがセミメタルA太郎。

50vMarshall BlogではNATALプレイヤーおなじみの諸藤英太郎だ。

60v_2愛用のアッシュのキットで大暴れ。
最近は20”バスのブルー・スパークルのメイプル・キットも入手して、ますますナタラーになったA太郎さんなのだ。

70会場は長い間この日を待ち望んでいたファンの熱気でムンムン。

80正直に言っておこう。
失礼ながら私はサイバーニュウニュウを存じ上げていなかった。よって知ったかぶりはしません。ココがMarshall Blogのいいところだ。
したがってメカさんの存在を知ったのもA太郎さんからバンド加入の知らせを受けてからのことだった。
まず、名前にヤラれた…「メカ・エルビス」。いいよネェ。いいアイデアだよネェ。私も『人造人間キカイダー』大好きだった。

9_s41a8288 オープニングはイカ天でサイバーニュウニュウ知られるところになった「ひねりつぶせ!」。
9_s41a8203_2

もちろん客席の熱気は倍増!

9_s41a8218 この日以前にもメカさんにはお会いしていたが、当日ステージをビックリ。
ナニが?ってこのスモークと電飾よ。どうせやるならコレぐらいやってくれなきゃウソだ。

90_2

それと、レプリさんのテクニック。歌いながらあれだけ複雑なベース・ラインを弾くのは並大抵のことじゃない。まるでPaul。

120v_2そして、グイグイとばんどをプッシュしていくA太郎さんのドラミング。乾いたNATALアッシュの音が実に気持ちいい!

130v_2第一部では1989年にカセットテープ(89年はまだカセット?)でリリースした『未開派野郎』からの曲を演奏。
「鎮痛剤でポン」…コレって「ヒロポン」?ちなみに「ヒロポン」という名前の由来は「疲労がポンっと取れるから」とされているが、そうではないらしいよ。「フィロポノス」というギリシャ語の合成語がナマって「ヒロポン」になった説が有力らしい。意味は「労働を愛する」だそうだ。
「べガスのエルビスになりたい」~「恋してクルパー」~「アナーキー・イン・ザ・ブルーハワイ」と曲は続いた。
110

ここで最初のゲストが登場。
新曲の「絶対安全ハンドシェイキン」と…

140v_2「雨にヌレテモいーや」を演奏した。
「♪ヘンな日だナァ~」ね。

150_2同じく『未開派野郎』から「アドレナリン・ブルース」、シングルのみでリリースされた「すいか割り」をプレイした。

9_img_0077 イカ天OBによるトークショウも盛り上がった!

160カブキロックスの氏神一番を迎えての「お江戸」。

170_2コレ、テレビで見た時笑ったっけな~。

180_2蜘蛛の巣(っていうの?昔、そういう名前で駄菓子屋さんで売ってた)もバッチリきまった!

190_2つづいてのゲスト・ステージはたまの石川浩司

200v「学校にまにあわない」
石川さんの絶叫がコダマする凄まじく個性的な曲だ。

210_2第二部は「うしろゆびさされ組」なんてカバー曲もプレイ。コレは「おニャン子クラブ」かな?
「夕やけニャンニャン」なんてのやってたね。
我々世代は「ぎんざNOW」だよ。まだ銀座の時代だよ。
でも、こういう若い子向けの夕方のバラエティ番組ってなくなったね?見る子がいなくなっちゃったんだろうね。

215_2その後は1990年の『秘密のバス』からの曲で固めた。

220_2それにしてもすごいスモーク!
写真が撮りにくい!

230v「秘密のバス」、「ピノキオ」…

240v「キリコ」、「恋のダイナマイトガイ」…

250v「次のはコワイよ」というレプリさんの言葉通り、コワいのが出て来た!

260v_2コレはジェイソンか…『The Texas Chain Saw Massacre』ね。
子供たちはおおよろこび!

270「シューシューシュー」、「昆虫クラブ」…

280_2と本編18曲を熱演し客席を大いに沸かせた。
この日、サイバーニュウニュウの復活を待って沖縄からお越しのお客さんもいらっしゃった!

290_2今回の復活に時期を合わせて、旧作もリマスタリングされて復活を遂げた。
1989年の『未開派野郎』と…

9_cd11990年の『秘密のバス』。

9_cd2さらに!
メカ・エルビスのフィギュアも発売された。コレは「ファン垂涎」ってヤツでしょう!

Cyber_mechaelvis300x300 そしてアンコール。

9_img_0220 「Death Death Death」…

300_2「アシッドキングに捧げるうた」…

310vナ、ナント2曲とも新曲。
私も随分いろんなコンサートを観てきた。オープニングに新曲を持ってくるバンドはそんなに珍しくないが、アンコールに新曲だけ演るバンドは初めて見た!

320v紹介が遅れたけど、ステージの上手で踊り狂いながらメカさんのスモークと電飾を操ったのが忍者ボーイヒデ。グッジョブだ!

330v

最後は当日の出演者が全員ステージに集合!

340_2これでもか、これでもか!とエンタテインメント精神に横溢した中身の濃いショウだった。

350アンコールというものは「もうちょっと聴きたい!」というお客さんのリクエストに応えるものだ。
普通は誰もが知っている曲を演奏してニギニギしく最後を締めくくると相場がキマっている。
そこに誰もまだ知らない新しい曲を持って来たのは、未来のサイバーニュウニュウへの自信とファンの期待を膨らませるための大切なメッセージだったのかもしれない。

最後はメンバーからのご挨拶。

サイバーニュウニュウの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl SITE

360_2 1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
M_natal_square
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!不慣れな作業でもうヘロヘロ!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年8月30日 初台DOORSにて撮影)

2015年10月 5日 (月)

三文役者 LIVE at クロコダイル

「魅せてやるぜ!! 最後の悪あがき」で絶好調の三文役者。
今回のライブは原宿クロコダイルから。

10三文役者がクロコダイルに登場したのはこれが二回目。
前回三文役者がクロコダイルのステージに上がったのは35~36年前のこと。
ナ、ナント、私がメンバーにいた頃で、対バンは大阪のキャバレーというバンドだった。
当時、今もか…原宿クロコダイルはおしゃれなライブハウスというイメージがあって、渋谷屋根裏や新宿ロフトをホームにしていた三文役者とはチョット合いいれない印象があったな…。
しっかし、クロコでまた三文役者を見ることになるなんて考えてみたこともなかった。

20花之木哲

30vちぇり~、大竹亨。

40v 大竹さんはJVM210Hと1960B。

50石井正夫

60vこのキャビネットは1980年代中頃に発売された1520。入力600Wの4x12"。IBS(Integrated Bass System)というベース・アンプ・シリーズにラインナップされていた。

70vさとっちょ

80v さとっちょはバーチのNATAL。

90オープニングは当然「三文役者」。

100生まれてこの方もう何回聴いたことか…一生忘れることがないであろう心の名曲。

110v間髪入れず、大竹さんのAmのアルペジオからスタートするのは…

120v「あやつり人形」。
哲さんが詞を書き、PANTAさんが曲をつけた、これまた名曲中の名曲。PANTAさんはソロ作『走れ熱いなら』に収録した。

130v普通、熱くて走るのは若いうちだけだけど、哲さんは今も熱く走り続けてる~!

140v ロッカバラード、「聖羅(せいら)」。
コレもね、高校の時に聴いて「なんていい曲なんだ!」と思った。あの頃は私も若く、そして熱かった。
かつては「おまえ」とかいうタイトルだったらしい。演歌じゃあるまいし、「聖羅」の方がずっといい。

150かつて大竹さんと例のゲームセンターで「せいら」ってどう書くか?なんて話したことがあった。「聖裸」じゃないかという説もあったが、「聖羅」が正しいようだ。ま、当て字だろうけど「せいら」という女性の名前をタイトルにした曲だ。
大竹さんのソロがバコンとフィーチュアされる。

155vまた思い出した…。
その頃屋根裏で録音した三文役者のテープに、開演前に「せいら~!せいら~!」とおそらく一緒に来ていたであろう友人を呼びかける若い女性の声が入っていることにある日気づいた。
その「せいら」が哲さんが歌うところの「聖羅」かどうかわからないが、その屋根裏の「せいら」ちゃんがこの曲の歌詞にダブってしまってものすごく気になった時期があったっけ。
美人だったんだろうな~…と想像するのも無理はない。私にも若い頃はあった。「せいら」は心の恋人なのだ。

でも今、「せいら」と聞くと「セーラ妃」が真っ先に頭に浮かぶな。会ったことないけど。
セーラ妃はアンドリュー王子の元夫人。アンドリュー王子はエリザベス女王の第三子で次男坊、要するにアン王女とチャールズ皇太子の弟だ。
Marshallとイギリス王室の話題はコチラ⇒Her Royal Highnessがお見えになりました!

S41a6530 このメンツになって初めて作ったという曲「Hold On My Way」。
MCで最近の世情にクギを指す哲さんの言葉も印象的だった。

170ステージ下手で寡黙に低音を刻み続ける正夫さん。その安定感は抜群だ。
『悪たれ小僧』や友川かずきさんとの活動はダテじゃない。

180ギターを手にして「Tonight」。

190コレもコンテンポラリーなレパートリー、「My Blues」。
あ、スミマセン…ナニをもってして三文役者のレパートリーを「コンテンポラリー」か「クラシック」かにカテゴライズしているかというと、私が演奏したことがある曲まではクラシック扱いになってます、ハイ。
すなわち私が日本語のロックにのめり込むキッカケとなった曲たちだ。

200これはクラシックの名曲中の名曲、「コルト64」。前にも触れたが、数字の部分はその時の西暦二ケタが代入されていたが、今は哲さんの年齢だが組み入れられている…って、哲さんあと6年で70かよ!スゲエな、このパワー!

210もう曲は大スキだった。
コレも以前書いたかな?今も第一線で活躍しているある超人気有名ギタリストも「いい曲!」と言っていた。自分の曲でもないのにそれを聞いてとてもうれしかった。

215こうしたストレートなドライビング・チューンでは抜群のノリを発揮するさとっちょのドラミング。またNATALの音が素晴らしい!と来てる。
チョットあんまり大きな声で言うのは恥ずかしいので控えめに小声で報告しよう…
皆さんのおかげでNATALはもはや誰も知らない「謎のブランド」ではなくなってまいりました!それも「Marshallのドラム」というくくりではなくて、「音のいいドラム」というご評価で浸透して来ています!うれしいなったらうれしいな!


皆さん、あたたかいご支援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
…って、カメラ目線なもんだからナンカさとっちょのセリフみたいになっちゃったね。
でも、事実さとっちょもNATALが大のお気に入りなの。

220キメのフレーズで盛り上がる~!

235…と陽気に「壱の部」が終了。

240そして、「弐の部」。
皆さんお召し換えしての登場。

250第二部はほとんどコンテンポラリーなレパートリーで固められた。

260v続いて「Dream Crush」。

270vココでジックリとメンバー紹介。
正夫さんはもう40年のお付き合い。
さとっちょはベースで三文役者に参加したが、ドラムに落ち着いたという話し。さとっちょはドラマーだからね。「是夢」というバンドの出身。
随分年下だと思っていたが、最近は同じ年と思うようになってきたと紹介されたのは大竹さん。
お互いに押したり引っ込めたり…それだけふたりの仲がシックリいっているということだろう。

275v 第二部に入ってますますパワー・アップしてくる哲さん。

280最近哲さんが最も気に入っているという「Hello Dear Friend」…
300

哲さんのやさしさと厳しさが同居しているようなコンテンポラリーな曲もまたいいんもんだ。
やさしさといえば、哲さん、ウチの父が死んだ時に訃報を聞いて真っ先に弔意の電話をしてきてくれた。
哲さんは私の結婚式に参列してくれたいたので、父のことをよく覚えていてくれたのだ。
ありがたいもんです。

290哲さんの曲はとにかくシンプルでわかりやすい。
ある日、スタジオの中でギターをストラミングしながらフガフガと何やらメロディらしきものを口ずさみ出す。
それに合わせて適当にみんなが合わせる。
その時はそれで終わってしまうのだが、次にみんなが集まった時に、「オイ、こないだの…」と言って、前回何となく合わせたそのフガフガの曲を歌い出す。
すると前回とは丸っきり別の世界が広がる。
曲は哲さんから言葉を与えられ、別の生き物として我々の前に姿を現すのだ。
そんなことが何回もあったな。

310またね、哲さんのギターの存在感がスゴいんだよね。
よく「とにかくノリ、ノリ」と寿司屋みたいなことを言っていた。

320「Oh! Oh! Yeah」。
「日本のロック」感にあふれたストレートなナンバー。

340vそして締めくくりは代表作をふたつ。

350v 「怒雨降り」。
コレは自然に歌っちゃうよな~。

340そして「回転木馬」。

360本編全14曲。最後までパワー全開で新旧取り混ぜたレパートリーを聴かせてくれた。

370アンコールはナント新曲を披露。

S41a6794 そして、「Good Bye My Town」で幕を下ろした。

380

三文役者は11月18日にもクロコダイルに登場する。一度だけ昔みたいに化粧をするらしいよ。見逃さないでね!
その他にも公演が決まっているので、ドストレートな「日本のロック」を堪能したい人はコチラをチェック!⇒三文役者Official Site

390 1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!不慣れな作業でもうヘロヘロ!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年8月26日 原宿クロコダイルにて撮影)

2015年9月30日 (水)

GENKI SESSION 2015

今年もやって来ましたこのシーズン。Summer of LoveのGENKI SESSION!
またまた主役不在でお送りします。
とはいえ、第一級のミュージシャンが集うこのバンド…バック・バンドだけでも実に味わい深い。
あ、主役不在といっても写真に写っていないだけで、実際にはステージに登場し、日本を代表するロック・ヴォイスを聴かせてくれた。
最近はこういうホンモノのロック・ヴォイスで本格的なロックを聴かせてくれるバンドがメッキリ少なくなってしまったからね。
ヘヴィ・メタル界隈ではガッツのある歌声を聴かせてくれるバンドもあるにはあるが、草食系の若いバンドではついぞ聴くことのできない声なんだから。


コレも何度も書いているけど、音楽は何といっても「歌」なんよ。
それが、「オペラこそ人類が作り出す音楽の最高峰である」ということになってくる。
「歌」、すなわち「声」。
つまらない曲でも声が魅力的だと十分に楽しむことができる。その反対はツライよ。どんなにいいメロディでも声質が合わなきゃ台無しだ。
60年代の中頃からロックは爆音を手に入れた。爆音とマッチする声があってこそ「ロック」という音楽が生きて来る。
その爆音の中心となったのはMarshallだ。
そして、図太い声のボーカリスト…まず、このコンビネーションがなければロックの醍醐味を味わうことはムズカシイ。
今日のコンサートにはその両方が揃っているばかりでなく、それらを完璧にプッシュする素晴らしい楽団が付いている。
昨今の日本でマレにしか見ることができないロック・ショウの開幕だ。

10ギターは大谷令文。

20vキーボードは難波弘之

N_s41a4181 ベースは水野雅章。

Zドラムは高橋ロジャー和久

50vもちろん令文さんはMarshall。

60今回は向かって左側の「MARINO」ステッカーが張ってある方を使用した。

70足元のようす。

90最近はかつて愛用していたテープ・エコーを使っていないようだ。また、ペダルボードからはバッファ・アンプも結局姿を消した。
変わらないのはMarshallと愛用のギターたち。それこそが大谷令文のエキスなのだ。

100vオープニングはRay Charlesの「Hallelujah I Love Her So」。
ちょっとヘヴィでイキな「ハレルヤ」だ。

110メンバーは気心の知れたいつもの顔触れ。

120vこの次にOtisの「Try a Little Tenderness」が来るのだが、選曲もおなじみのものばかり。

130このホーム極まりない条件が最高のパフォーマンスを届けてくれる。

140vところで、この「ハレルヤ」、オリジナル・レコーディングではDon Wilkersonがサックス・ソロを吹いているのね?
…と聞いた風な口をきいても知ってるのはBlue Noteの『Preach Brother!』ぐらいなんだけどね。もっとも、この人はBlue Noteに三枚のリーダー・アルバムを残しているが、ジャズの人ではなく、「Ray Charlesバンドの人」なのね。

張りのある素晴らしいトーン。令文さんの堂々たるソロに一曲目からヤラれる。その雄弁さこそPreacher!

150「Try a Little Tenderness」。
高校の時、上田正樹の演奏でこの曲を知った。
すっかり「Otis Reddingの曲」の感があるが、そうではない。またOtisの「ガガガガ節」により、R&B、すなわち黒人音楽の代表曲のようなたたずまいを見せているが、実はコレ、ナント白人の曲。
しかも、アメリカ産ではなく、James CampbellとReg Connellyというイギリス人のコンビのペンによるものだ。
オリジナル録音はThe Ray Noble OrchestraをバックにVal Rosingという歌手が歌ったもの。すべてイギリスだ。
1933年にはBing Crosbyも吹き込んでいる。分厚いストリングスをバックに聞かせるBingのとろけるような美声はまるで違う曲。ヴァ―スまで付いちゃって…。Frank Sinatraバージョンも同様。
でも名曲は名曲。雰囲気は違ってもいいナァ。
この名バラードを「ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!」とガナリ立てたOtisも偉大だ。

160もちろんこちらは猛烈なOtisバージョン!
何といっても見どころは、ボーカリストがキネマ自慢のサブ・ステージへの階段を上り下りしながら、最後のリフレインを何回繰り返すか?…というところ。
今年は三回。去年は四回だった。

170ガラっと変わってMontrose。「I Got the Fire」。Sammy Hager。
このアメリカン・ハード・ロックの塊りみたいなバンドはほとんど聴かなかったナァ。やっぱりどうもアメリカン・ロックの明るさが性に合わないんだよね。
GFRもMontroseもVan Halenもカラとした湿気の少ない屋外で強い日差しを浴びながらグビグビとビールでノドを潤しながら友達とワイワイ楽しむ感じじゃん?
イヤイヤ、それよりも外はドンヨリ曇っているから、冷え切った屋内で舐めるようにして二時間かけて飲む1パイントのエールを片手に楽しむ、暗く重いロックの方が私には断然シックリくるのだ。
でも『Jump on It』は比較的好きだった。ジャケットがヨカッタ。ヘンな意味じゃないよ。Hipgnosisだから。
でも、Sammy Hagerの声はスゴイね。こんなのこうして完璧に歌える日本人はそういないよ。

180v続いてはJanisコーナー。
前回は「ジャニスの祈り」…誰だ?こんな邦題つけたのは?!…「Move Over」だけだったけど、今回は「Half Moon」も導入。
あの声で「Half Moon」を歌われてごらん…タマらんよ、ジッサイ。
で、ここは水野さん。
二曲ともあまりにも素晴らしいプレイ!

190ドッシリ構えて音楽に集中しているので派手さはないが、やってることはかなりヤバい。
止めども流れ出て来るランニング・フレーズ。
これぞベースの醍醐味!ベースだけで一曲聴ける。
とにかくバンドがいいようにウネリまくる!

N_s41a3968 聞けば水野さんはEDENプレイヤーとのこと。次回はEDENの激ヌケサウンドでこのランニング・ベースが聴きたい!

200v渋く…「Since I've Been Loving You」。
元ネタがMoby Grapeの「Never」だと言われているようだが、真じるか信じないかはアナタしだいだ。
ひとつだけ確実に言えるのはZeppelinの方がカッコいいということじゃないの?(難波さんMobyお好きなハズだからあまり多くは書かない)
「Since~」を録音したエンジニアに言わせると「古今東西もっともカッコいいギター・ソロ」ということになるそうだが、真じるか信じないかはアナタしだいだ。
ある人にとっては「一番」かもしれない。私にとっては違う。でも、それぐらいカッコいいことは確かだ。

N_img_0253 令文さんのソロもすごかった!
あの音だからね~。
令文さんのギターはあの音とともにあの時代の空気を運んで来てくれる。だからスゴイ。

210v一部の最後二曲はボーカリストが以前在籍していたバンドのレパートリーを披露。
これも前回通り。

205v
「樹のうた」というシットリナンバーと…

220そして、「いつものように」というゴキゲンな曲。

230ココで第一部が終了。

235v休憩をはさんで第二部。
令文さんはバンダナをお召し換えての登場。
よく似合う。
曲は「Separate Way」と見せかけて…「Communication Breakdown」。
後半、「Train Kept a Rollin'」になるところがまた滅法カッコよかった!

240v毎回演奏されるザ・カーナビーツの「好きさ好きさ好きさ」。コレはZombiesね。原題は「I Love You」という。

250vそして、ロジャーさんコーナー。
曲はもちろん「難聴」。

260「飽きて来たな…」なんてボソッとおっしゃっていたが、特製似顔絵ステッカーまで作っちゃって絶好調!

270この日はトークの新しいネタも組み入れられた。
Trio the Collagens他でもうずいぶん何度もこの曲を聴いているが、ゼンゼン飽きませんぜ!

280ホラ、大ウケ!
お客さんから「なんて?」が出たには会場全員大爆笑!

そうそう、ロジャーさんは覚えてないかもしれないけど、そういえばどこかの現場でこんなことがあった。
この「難聴」のトークには「みんな!頼むからアンプの音下げてくれよ!」というくだりがあって、その日は「みんな頼むからアンプの音、Marshallの音下げてくれよ!」というセリフになっていた。
もちろんロジャーさんは私が来ていることを知っての仕業だったのだが、そのセリフの時、ロジャーさんはシッカリ私の方を見てそのセリフをおっしゃったのには笑った。
もっともロジャーさんだけじゃなく、そこにいた私を知る人は全員コチラを見てたけど…。
Marshallは悪くありませんからね~。
爆音中毒の皆さん、自分の耳は自分で守りましょう!

290v難波さんコーナー。
今回も1971年のPYGのデビュー・シングルを弾き語りで披露。

300v難波さんのソフトな歌声がベスト・マッチのほんわかムード。これなら難聴にはならない。

310v「川一本泣いて」の「Cry Me a River」。
コレはほんとジックリと聴き込んでしまう。

320本編最後は、Humble Pieの「30 Days in a Hall」、Spencer Davis Groupというか、Steve Winwoodというのか「Gimmie Some Lovin'」、さらにThe Small Facesの「All or Nothing」という流れ。
選曲は前回通りだが、いいね、名曲はいつ何回聴いても。
もちろんこうした名唱・名演があっての話しだけどね…。
Steve MarriottとかSteve Winwoodなんかのソウルフルな曲はまさに声がピッタリなんだよね。
今度チョットひねってNoddy HolderとかDan McCaffertyなんてどうだろう。
このバンドで「Razamanaz」なんかやったらメッチャかっこいいだろうな~。令文さんのギターも絶対ピッタリだ。

330アンコールは「Imagine」。
John Lennonといえば、令文さんはインストで「Jealous Guy」をレパートリーに入れているけど、このバンドでFacesバージョンをされたらいかがなものだろうか?Rodはチョット違う気もするか…。

350v「Sweet Sweet Surrender」。
そういえば先週のJeff Beckの東京公演では「Morning Dew」演ってたよ。

360さらにオハコのアッコちゃん。「すきすき」ね。
さっきのカーナビーツ、ミカ・バンドの「塀までひとっとび」、そしてこのアッコちゃんが三大「好き」曲。時点が「上を向いて歩こう」だ。
この「すきすきソング」、曲自体はブルースで、作曲は小林亜生。
歌詞がスゴイ。作詞は井上ひさし。
ところが、この曲の歌詞には原曲があるんだって。それは山形の「庄内おばこ」という民謡。歌詞を読むと、登場人物は異なれど設定は完全に同じ。
井上先生もやまがだだでね。
難波さんの写真の上で小説についてガタガタいうのも気が引けるが、SFではないのでお許し頂くとして…井上ひさしの『江戸の夕立』という作品を是非読んでもらいたいナァ。
直木賞を獲った『手鎖心中』と一緒になっているので陽を浴びることがないようだが、ヤケクソに面白い。まさにジェットコースター小説。もし私が好きに映画を一本撮っていいといわれたら迷わず原作にコレを選ぶ。そして『隠し砦の三悪人』の黒澤気分でメガホンを取る。

370vそして、今回は二度のアンコールに答えて「Summer Time Blues」をプレイした。

380vああ、それにしてもこのギターの音!
大谷令文+Marshallの完璧なる組み合わせ…やっぱり真空管のアンプでないとコレはこの音はどうアガいてもムリです。
このギターの音を聴いて私はしばし、あの頃に戻った気分になれるのだ…一番カッコよかったロックの時代に…。ナンダカンダ言って、それはギターの音が一番ヨカッタ時代でもあるのではなかろうか。

390vそれにしても主役がいないのはチト寂しいね。でもこの企画、もっと頻繁に観たいものですな。
いつか写真が解禁になる日が来たら、許可を頂戴してアーカイブ的に今までの写真もドバ~っと公開したいと望んでいる。いいのがたくさんあるんよ!

340

大谷令文の詳しい情報はコチラ⇒大谷令文ホームページ

400(一部敬称略 2015年8月22日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2015年9月29日 (火)

スーパーカレー大戦ぽんぽこ~TORNADO-GRENADE編

さて、早いもの『スーパーカレー対戦ぽんぽこ』もいよいよ佳境に入る。
カレー界からの出演はSURAJI、フロム・ハクサン、ブンキョー!

25vそして、イベントのトリはTORNADO-GRENADE。
しかし、書きにくい…というかタイプしにくいバンド名だ!「-ネイド、-ネイド」と韻を踏んでいるのに綴りの構造が前半と後半で異なるからだ。
私ぐらいの英語の達人になってくると、タイプする度にものすごく頭を使ってしまう…ナンチャッテ、「英語の達人」は真っ赤なウソだけど、頭を使うのはホント。

20以前にもMarshall Blogで紹介したが、スーラジはTORNADO-GRENADEのホーム。
それでこの企画が実現したというワケね。
写真はスーラジの店内。TORNADO-GRENADEのサイン入りポスターがガツンと貼ってある。

220v

中心となったのはボーカルのこの人、塚本"JOE"旭。
このイベント、正式には頭に「塚本"JOE"旭 presents」が付いているのだ。

30v松浦カズマ

40v真壁雄太

50v寺沢リョータ

60vドラゴンシャドウ村田
ひとりだけ写真が違う。すまん、シャドウ!他のメンバーの写真は転換の時にMarshallの前で撮ったんだけど、アナタ、ドラムのセッティングでとてもそれどころじゃなかったから!

70v一曲目の「Waht's Up!? Crazy Grill!」から早速大暴れ。

80JOEくんの爆発的なボーカルとアクションに観客の耳と目はクギ付けだ。

90vギター・チームはこのバンドのウリのひとつ。
二人とも容赦なくバリバリ弾いちゃう。

100vソロを弾きまくるだけじゃなくて二人のアンサンブルが絶妙なんだよね。
ふたりともJVM210Hを使用。

110v二曲目は「Cause in Midnight」。

120ド派手なフロント陣をバックアップするリズム隊。

130vナンノナンノ、こちらもド派手!
つまり全員ギンギラなのがTORNADO-GRENADO(←それにしてもタイプしにくい。全然慣れない!)なのだ!

140vお得意の「悪」のMCも絶好調。

240

今回もメンバーの日頃の悪党ぶりを白状した。本当に悪いヤツらだ。

250v

MCから「Ride on Fire」。

150この曲、カッコいいのよ~。カズマくんの作品。

270

曲のカッコよさもさることながら、最初の見せ場がセットされている。
ここはパラパラ漫画風に…。

160JOEくんの肩車で雄太くんがソロを弾いて…

170後ろを向く。

180後ろを向いたら…ココが新しいワザだよ!

190ガバッ!
チャンとソロは続いている!

200キマった~!
このワザ、引き立て役で両脇を固めるリョータくんとカズマくんも実はおもしろい!そっちも見逃せない!

220
大技で大喝采を浴びた後は「My Sweet Little Lover」。

N_s41a3855 猛然とドライブする五人!
その様はまさに竜巻だ。

260以前にも記したけど、彼らの曲は70年代ハードロックのエキスが詰まっていて、それでいて新しい空気感が漂っているところがいい。
いつもMarshall Blogに書いている「若い感性でトラディショナルなものを料理する」を具現化していると思うのだ。

280v先日レポートした、NATALを使ってレコーディングした「Rise uo to the Win」。

290初めて聴くナマ・バージョン。
レコーディング内容を忠実に再現しつつ、さらにドライブ感が増したゴキゲンな演奏。

300v出番の最後を締めくくるのもハードに迫りくるナンバー、「Storm is Blowin'」。

305今日もエネルギーとテクニックに満ちたエキサイティングなステージだった!

310vアンコールは全員バンドTシャツに着替えて登場。
バンドのテーマ・ソングともいうべき「Sex, Spice, Rock'n' Roll」。

320これもTORNADO名物。
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル…

330…グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル。

340写真ではわかりにくいけど、EXILEやってったの!

350演奏とアクションのバランスがウマく取れている…というか、次から次へとお客さんをトコトン楽しませようとするそのショウマンシップがうれしいではないか!

360とにかく魅せるのがTORNADO流なのだ!

365vそれに加えて、「コレが最後の演奏!」なんてことを思わせるという気迫がスゴイ!

370ここがクライマックス!
一度だけ見せるJOEくんのつぶらな瞳!

380雄太くんがサングラスを預かる。

390ところで、MarshallからもEyewearというサングラスとメガネ・フレームのシリーズが発売されるんだぜ!
Joeくん、コレなんかいいんじゃない?
詳しいことはまた別途Marshall Blogでレポートする。
実は私、役得ですでにひとつお預かりしてるんだ~。
コレ、メッチャいいんだぜ~。かけるとビシッと顔に収まって大変ズレにくい。
特段締め付けがキツイということはないのにピ~ッタリとハマるの。そして、かけていることが自然でゼンゼン気にならない。さすが高級品だわ。

N_me

そして返却。

400最後は前柵からの大ジャ~ンプ!
アタマ気をつけろ!ア、ちゃんと気をつけてる。さすがプロ!

410TORNADO-GRENADEの詳しい情報はコチラ⇒official site

420(一部敬称略 2015年8月21日 大塚Hearts+にて撮影)

2015年9月28日 (月)

スーパーカレー大戦ぽんぽこ~QUORUM編

カレーライスとラーメンはもはや「日本の料理」と言われているけど、まったくその通りだよね。
カレー通、ラーメン通の多さと言ったらそれはスゴイものがあるハズだ…とういか、このふたつの料理に関してはどんな人でも一家言あるのではなかろうか?
イギリス人もかなりカレー好きだよ。
インド料理は外食の選択肢に必ず入ってくる。
イギリスに行けばどこにでもインド料理店があるしね。中華料理店も負けずにゴロゴロしている。同じ海外の料理とはいえ、イギリスではインド料理の方が高級とされているそうだ。
それでは、カレーとかラーメンがキライって人に会ったことある?
家内のイトコのせいちゃんがカレー嫌いなんだけど、他に聞いたことがない。ちなみにせいちゃんはラーメンは好物だ。
カレー好きとラーメン好きってどっちが多いのかな?
無人島に持って行くとしたらカレー?それともラーメン?
あるいは、カレーとラーメン、どっちが連続して食べることができるか…なんてのも興味があるな。
今日オープニングでこんなに書くつもりはなかったんだけど、ちょっとラーメンに言いたいことがあるのを思い出した。
最近、やたらめったらラーメンがブティック化してしまって、いわゆる「中華そば」的なラーメン屋が少なくなった。
とにかく豚骨ばっかり。あるいは「家系」とかいうヤツ。私はどちらかと言うと両方苦手なもんだから困ってしまうことが時々ある。
餃子やらニラレバやら野菜炒めやらの一品料理に餃子。それにナルトとほうれん草とペラッペラのチャーシューが乗った醤油味のアッサリしたラーメン(私はシナチクは食べない)を出す古式ゆかしい中華そば屋がありそうでなくなってるんですよ。
イヤイヤ、今日の主役はラーメンではなくてカレーだった!。
ま、いずれにしても日本人の二大好物であることは間違いないということで…。

かつての第一次漫才ブームの時、1980年前後かな?「漫才とロックの融合」なんてのがあったけど、今日は『スーパーカレー対戦ぽんぽこ』と銘打った「カレーとロックの融合」のイベントお話し。
下の写真はライブハウスに設けられたカレー・コーナーの写真。
おいしいカレーライスを食べて、エキサイティングな演奏を楽しもう!…という企画ね。

10カレーを提供したのは以前Marshall Blogでも紹介した「SURAJI(スーラジ)」は、文京区は白山にあるインド料理の名店。

210v_2ミートボール入りのカレー。コレが美味~!

20来場した多くのお客さんが、演奏の合間にスーラジのカレーに舌鼓を打った。

30さて、このイベントには5バンドが登場したんだけど、Marshall Blogではそのうちの2バンドをレポートする。
まずはQUORUM。

40浪岡真太郎

50v北川遊太

60v盆子原幸人 

70v浪岡健司郎

80vMarshall Blogにはものすごい久しぶりの登場となる。
その間にドラムが交替。
前任の石川達也が脱退したのが確か去年の暮だったから、カレコレ8か月ぶりだ。
この体制になってから一度アーティスト写真を撮らせて頂いたが、演奏を見るのは初めてのことだった。

90一曲目は「Chicken」。

100v以前から演奏している曲。
ん~、相変わらずのQUORUMサウンドが心地よい!

110v二曲目は「Fuse」。
これ以降は最近のレパートリーだ。どの曲もQUORUMのエキスがふんだんに詰め込まれた王道ロック・サウンド!

120新しくメンバーに加わった健司郎くん。
苗字を見ればわかるようにボーカルの真太郎くんの実弟ね。
17歳とは思えぬ成熟したヘヴィな叩きっぷりがQUORUMのサウンド・コンセプトにベスト・マッチしている。
140v
新しい相棒を得てベース・プレイの幅をますます広げる幸人くん。

130vボーカルにも磨きがかかった遊太くん。
もちろんブルースを基本に据えた流麗なギター・プレイは健在だ。

150v「Live Lonly」。
コレは初めて聴いた。

160今年はアメリカでのツアーも経験し、余裕どころか貫録さえ出て来た感のある真太郎くんの歌いっぷり。

170v「This Morning」…

180「Before Losing」…この辺りの曲は建司郎くん加入後のレパートリーなのかな?
私にとっては新曲だ。
どれもQUORUMらしさに横溢する耳なじみの良い曲たちだ。それでいてテンションも高く、トラディッショナルなロックの芳香がいいように漂っている。

190QUORUMの出番を締めくくるのはおなじみ「Danger」。

200vやっぱり昔から知っている曲を聴くとホッとしますな…。はじめてQUORUMを聴いた時の衝撃を思い出す!
240v

ギターとベースの対決はQUORUMのステージの名物のひとつ!

210幸人くんが持っているビール瓶は飲むためのもんじゃないよ。
スライドに使おうというワケ。
元々はこれがボトル・ネックの元祖だからして…。

220双方一歩も譲らない「オレが、オレが」の弾き比べ!
彼らの同世代の草食系ロック・バンドではどう逆立ちしても見ることのできない光景だ。

230その対決をグイグイと遠慮なくプッシュしまくる健司郎くん!

250vこの曲二つ目のクライマックスは遊太くんのカッティング!
やっぱりこういうロックはMarshallなしでは成り立たんでしょう?
がんばれQUORUM!
205v
QUORUMの詳しい情報はコチラ⇒QUORUM Official Site

260v<後編>につづく

270v(一部敬称略 2015年8月21日 大塚Hearts+にて撮影)

2015年9月25日 (金)

CONCERTO MOON TOUR 2015~NEW MOON RISING <後編>

さて、<後編>イキます。


「こうへん」といえば、「甲片」って知ってる?
これは鉄道貨物の専門用語のひとつで、荷受人が控え用に受け取る明細書のこと。
他に「乙片(発駅控え用)」と「丙辺(着駅控え用)」という三種類がある。
明細書といっても貨物車両の端っこに付いているホルダーに挟まれてくるただの段ボール紙だ。
何でこんな言葉を知っているかというと、私はかなりヘヴィな鉄道オタクなのである…なんて話しは聞いたことないでしょ?
そう、鉄道にはほとんど興味がない。
実は昔の仕事でこの辺り、つまり鉄道貨物に携わっていたことがあるのだ。
<後編>って書いたら、何か急に思い出しちゃった。
金沢鉄道管理局や東京駅の隣の国鉄本社なんてのは何回も行ったナァ。
ゴメンね、ヘンな脱線の仕方しちゃって…。

で、<後編>!
曲は「Over and Over」。

10新生CONCERTO MOON。
今一度5人のメンバーをおさらいしておこう。

島紀史

20久世敦史

30vAki

40v中易繁治

50河塚篤史

50vノンちゃんはもちろんMarshall。

60v1967MAJORのフル・スタック。

70v中易さんもMarshall。

80VBA400とVBC412だ。

90v9月18日にリリースされたニュー・アルバム『BETWEEN LIFE AND DEATH』から2曲を演奏したCONCERTO MOON。
この時点ではまだそのアルバムがリリースされていなかったからね。ド迫力の「予告編」になったワケだ。もちろん大ウケ!

100続いては『Savior Never Cry』からの選曲で「The Shinning Light of the Moon」。

120v『Savior Never Cry』は久世ちゃんが参加した最初のアルバム。2011年のことだ。

130vアレからちょうど4年!早いナ~!
CONCERTO MOONでの久世ちゃんの一番最初のステージは2011月8月21日の柏PALOOZAだった。
もちろん、時のMarshall Blogでレポートしたが、もう見れなくなってしまったので私のPhoto Vaultからその時の写真を引っ張り出してきた。
コレがその時の久世ちゃん。
エラく緊張していたっけ。

N_img_0221ちなみにその時のノンちゃん。

N_img_0264_22人ともゼンゼン変わらんな、コリャ。つまんねーな。
4年ぐらいじゃそう変わらないか…イヤ、コレがこの人たちのスタイルなのだ。変わってもらっちゃ困るのだ。

N_img_0230 「ね?!」
あ、コレは今回の写真だよ。
フロント・マン2人の関係はより信頼度が高まり、自分たちの音楽を作ることを楽しんでいるようだ。

140そして、CONCERTO MOONのコンサートの人気コーナー。
島紀史のギター・ソロだ。
初めはア・カペラで…

150vそして、曲に突入し、猛烈な勢いで弾きまくる!
曲は「To Die for」。

170v

最近、ノンちゃんのようなシュレッダーの右手に興味がありましてね。
速く弾くために、無駄のない運動をしているのを見るのが実に面白い。
ノンちゃんの場合は、親指の第一関節を微妙に動かしてピックを前後運動させるようにして弦を弾いている。手首はほとんど動かない。
この動きが繊細で美しく、そこから生み出される爆発的なサウンドとは似ても似つかないところが興味深い。
我々の世代が学んだ教則本は、とにかく「手首から先を動かしてピッキングする」というメソッドが定番であったが、今、若い人でそういうピッキングをしている人はついぞ見かけないナァ。
高崎さんなんかはその伝統的なスタイルに近いといってよいだろう。
驚異的なスピードで手首を軸に手の甲を動かし、ピックで押し込むようにして弦をはじく。そうしないとあの音は出ないのだろう。伝統的なメソッドが有効であることの証明だ。


左手の方が大切で難しそうに見えるが、ギターという楽器は断じて右手の楽器だ。
みなさん、ピアノはちょっと別にして、左右の別がある楽器とそうでない楽器の違いってどこから来ていると思いますか?
もう答えは言っちゃっているようなもんだけど、極端に左右の手の仕事の重要度が異なる楽器にはギッチョ用が用意されているんだって。
ドラムなんか完全にそうだよね。スポーツ感覚で左右の別がある。同じ打楽器でもマリンバやヴァイブラフォンのような鍵盤打楽器とは正反対だ。このことからも鍵盤打楽器が打楽器というよりも鍵盤楽器に近いということがわかる。
左右の別がない代表的な楽器は何といっても管楽器族だ。
友人のジャズ・サックス奏者は実際に重度のギッチョだが、普通の楽器を使っている。
すると、ココで疑問が出て来るのがヴァイオリン族のことだ。
ギッチョのヴァイオリニストって見たことないでしょ?
あんなに左右の手の仕事の内容が違うのにギッチョのヴァイオリニストっていない。
まるでオスの三毛猫のようだ。
クラシックのヴァイオリン系の人たちは生まれつき重度のギッチョでも右用の楽器を使うのだそうだ。(チャップリンは左用のヴァイオリンを弾いていたらしい)
理由はオーケストラでの演奏を考慮してのこと。一人だけ勝手に反対側に弓を引くことはできない。
それと、あの楽器はシンメトリックっぽく見えるけど、中の構造がオフセットになっていて、高価な楽器にそんな改造をする人がいないし、元からギッチョでは弾かない楽器と相場がキマっているので作る人もいないんだって。
ちなみに千住真理子や古澤巌は左利きだそうだ。
コレがクラシック以外のヴァイオリン弾き、例えばボディを腰に当てて弾く、いわゆるフィドラー系になるとギッチョがゴマンと出て来るらしい。そりゃそうだ、オケでは弾かないからね。

160演者が替わったワケではないし、ノンちゃんがここだけ特別なことを演っているワケでもないのに、「島紀史のソロ」というだけで雰囲気がガラリと変わる。
これがパーマネント・グループの面白いところだと思うんだよね。
そう、この曲だけはCONCERTO MOONではなく「NORIFUMI SHIMA with CONCERTO MOON」のパフォーマンスなのだ。
180v
そして、今回のステージの大きな見所となったひとつ。
ノンちゃんと河塚さんとのデュオ!

190
河塚さんの打ち出すシンプルなビートだけをバックにノンちゃんが弾き狂うという演出!
ココは観ているモノ全員が手に汗を握ったことだろう。

200そして、そのままドラム・ソロに突入。

220ドバーっと勢いに乗って見せるようなタイプのドラム・ソロではなく、几帳面にソロを折りたたんで全体を構築していくような丁寧なワザを披露してくれた。

225割れんばかりの歓声を浴びる河塚さん。

230vメンバーがステージに戻って、「Angel of Chaos」。
「Chaos」は英語では「カオス」ではなく「ケイオス」だからね~。形容詞は「ケイオティック」だから間違えないように。

240vもうこのアタリからは手が付けられないぐらいの盛り上がりになるね。

250まだまだいくらでも攻めるノンちゃんのギター・ソロ。
「しま~」、「しま~」の掛け声に男女の別なし。

260「Black Flame」。
メンバー一丸となった演奏に一部のスキもない。

270昨日のノンちゃんからのメッセージにあるように、新しいメンバーのセレクトが完璧であったということがよ~くわかった!

280v

290v

295vそして本編の最後には新しい5人の名刺がわりという意味も含めてか、「Concerto Moon」を持ってきた。
「ご挨拶が遅くなっちゃってスミマセン、私CONCERTO MOONと申します」みたいな…よく現場で見かけるヤツだ。

300vノンちゃんもこの新しいシチュエーションにあって、会心の演奏ができた感があったのでは?「立て板に水」のプレイがそれを如実に物語っている。

310久世ちゃんの「♪コンチェルト・ム~ン」の雄叫びが今日はひときわ感動的ではあるまいか?

320そして、見せ所、聞かせ所の「ラ・カンパネラ」。久しぶりだ!

330本編14曲。「怒涛の演奏」とはまさにこのこと。
「アンコール!」の掛け声も一段と大きい。

340v

昨日も紹介したが、コレが9月18日にリリースされたCONCERTO MOONのニュー・アルバム『BETWEEN LIFE AND DEATH』。
曲のよさもさることながら、Marshallをフルで鳴らして録ったギター・サウンドにもよ~く耳を傾けて欲しい。
コレが真空管アンプを超爆音で鳴らしたホンモノのギター・サウンドだ。
レコーディングのもようはコチラ

350cdさて、アンコール。
ノンちゃん以外のメンバーはバンド・ロゴTシャツにお召し換えだ。

355まずは「It's not Over」。まさにその通り。
CONCERTO MOONはココからもスゴイ。

360「Savior Never Cry」。
久世ちゃん絶好調!
そうそう、MCも大変滑らかになって、ノンちゃんからピックを投げつけられることもゼンゼンなくなっちゃった。
しかし、この声!どうなってんだ、ノドは?!

370vまだまだ弾き足らなさそうな3人!

380v

150729_cm_groundkimg_0223_1_2

400vあ、この人も!
まだまだ2/3以上のパワーが余ってる!

410v最後の最後までアグレッシブにMarshallを鳴らすノンちゃんにCONCENRTO MOONの基本と進化を確認した。

420v2回目のアンコール。

440曲は「Change my Heart」。
お客さんにストラトキャスターを差し出すノンちゃん。ナンカ、みんなおっかなビックリ触ってる?

450満場の拍手を浴びるメンバーたち。

460さらにアンコールをもう1回!

4701998年の『Fragments of the Moon』から「Alone in the Paradise」。

480v原点回帰で締めくくった!

490v今回は2曲しか演奏されなかったニュー・アルバムのレパートリーだったが、安心してください!
ツアーやりますから。
10月の松山サロンキティを皮切りに全国10か所をめぐる『BETWEEN LIFE AND DEATH TOUR 2015』がそれだ。
東京は12月5日のココ、表参道だ。
松山といえば…またフルポシェのライブも見たいぞ!

500不屈の闘志でCONCERTO MOONに新しい血と魂を注ぎ込んだ島紀史。
いつまでもこの変わらぬテンションでメタル界隈をににぎわかして欲しい。

510vCONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒Official Site

520(一部敬称略 2015年8月29日 表参道GROUNDにて撮影)

2015年9月24日 (木)

CONCERTO MOON TOUR 2015~NEW MOON RISING <前編>

今まで誰かに訊かれたことがあるワケではないのだが、もし「島紀史ってどんな人」と尋ねられたらこう答えようと思った。
それは…「星一徹と星飛雄馬」、「丹下段平と矢吹丈」、「ヒロシとピョン吉」…それぞれを混ぜたような人。
要するに並みならぬ情熱と不屈の闘志を持った「音楽の鉄人」ということだ。
実際、精神的にも肉体的にもその根性たるや生半可ではなく、かつてこんなことがあった。
今から7~8年前のことだ。
神戸の楽器店でMarshallのクリニックを開催した時、デモンストレーターであるノンちゃんは当日の朝早くに東京を出て、車で来ることになっていたのだが、運悪く前日から高熱を出してしまった。
朝になっても熱が下がらなかったが、そこは根性の人、企画に穴をあけるワケにはいかないと、ひとまず東京を出発した。
さすがのノンちゃんも相当ツラかったハズで、「申し訳ないがチョット遅れそう」と名古屋から連絡をしてきた。
そんな状態だったから、その連絡を受けた時、申し訳ないがお客さんに謝って中止にさせてもらい、ノンちゃんには東京へ引き返してもらいたいと思った。
しかし、本人は「必ず行くから!リハーサルだけは省略させて!」と言い張って電話を切った。
それから…ホントにアっという間だった。
再度、私の携帯が鳴って「今、着きました」という連絡が来たのだ。
「お客さんを待たせてはならない」の一念で、恐らく一度も休憩を取らなかったのだろう。信じられない早さだった。
マジでスゴイと思ったね~。ヘタすりゃ人間じゃない…みたいな。
星親子が運転免許証を持っているかどうかは知らないが、一徹にも飛雄馬にもできないであろう、島紀史が持つ根性だけが成し得る荒行だと感動した。
もちろん、ギターを弾きさえすりゃこっちのもの。熱があろうかなかろうか、ギターにトークにと、いつもの島節が炸裂し、クリニックは大成功に終わった。
昔はノンちゃんとよくMarshallのクリニックをやったナァ。Zeno Rothが観に来れくれたこともあったっけ。
こっちもしゃべり出したら止まらないけんね…毎回とても楽しかった。

今日は、5人のうち2.5人のメンバーが交替した新生CONCERTO MOONのファースト・ツアーの千秋楽のレポートだ。
新しいメンバーと一から組み直したチームの炎の剛速球のようなステージに、島紀史のロックに対する愛情と情熱とが織り成す鋼のような根性を見た!

10ステージ上手にはおなじみのシマーシャル。

20vヘッドは200Wの1967MAJORが2台。
Marshallの200Wヘッドの歴史は古く、記録では1967年の発売ということになっている。
型番はPA用が1966、ギター用(LEAD)が1967、ベース用が1978だった。
このノンちゃんのMAJORは二代目のデザインで、初代のモデルは今では「Pig」という愛称で知られている。(当時から「Pig」と呼ばれていたワケではない)
Ritchie BlackmoreやMick Ronsonが愛用していたことは有名だ。
それで、例の『アンプ大名鑑[Marshall編]』の監修をしていた時に初めて見た写真に驚いた。
というのは、この200WのモデルはPete Townshendの手にも渡っていたのだ。つまり、The Whoのステージに用意されている写真が載っていたのだ。
ご存知の通り、PeteはMarshallを使わないことで有名なMarshall開発者のうちのひとりだが、彼がMarshallから離れたのは1966年。MAJORは発売される1年前だ。
もし、PeteがJimの店で息子のTerryとケンカをせずに、そのままMarshallを使い続けていたら、PeteはMAJORを使っていたかもしれない。何しろ、とにかく爆音が欲しかったのだから…。
とするとですよ…Peteが使っていたらRitchie Blackmoreはどうしていたかしら?
もしかしたらMAJORを使っていなかったかもしれない。
となると、Deep Purpleのサウンドも今とは異なるものになっていたかも知れない。
…なんてことを想像するのは実に楽しい。
コレも50年の歴史を有し、ロックの歴史を彩って来たブランドだからこそできる妄想なのよ。

30足元のようす。

40ベース・アンプもMarshall。
CONCERTO MOONの伝統だ。前任者の三谷耕作は1959を使って個性的なサウンドを作っていたが、今回加入した中易繁治はVBA400とVBC412。
コレ、いいベース・アンプだったんだよね~。ヘッドは泣きたくなるほど重かったけど…。

50v耕作さんといえば、会場の物販コーナーで販売していた限定品の手作りポーチが人気を呼んでいた。

55そして、新生CONCERTO MOON!

60総帥・島紀史。

70v久世敦史

80v以前からサポートで参加していたキーボードのAkiが正式加入。

90vベースは中易繁治。

100vそしてドラムも新加入の河塚篤史。
このバンド、5人のうち「アツシ」が2人、3人の名前に「史」がつくという編成。いかにもメンバー間の波長が合いそうだ。

200vいつものオープニングSEが流れ、メンバーがステージに登場する。
今では上の5人によるニュー・アルバムが発表されているが、他の公演を見た人を除いては、この時はまだ誰も新生CONCERTO MOONの音を聴いていない。
不安は何もなかった。
しかし、緊張感みなぎるオープニングとなった。ナゼなら会場にははちきれんばかりのファンの期待が充満していたからだ。

2101曲目はおなじみのスタンダード・ナンバー「Dream Chaser」。

220聴き慣れた声と聴き慣れた曲でまずは幕を開けた。

230v相変わらずの疾走感!

2402曲目は前作『Black Flame』のオープナー「The Vail of Mystery」を持ってきた。
そう、今、新しいCONCERTO MOONのヴェールがハズされ、新体制の謎が解かれたのだ。

150729_cm_groundkimg_0007_1 切れ味鋭いソロが遠慮なく繰り出される。
ん~、MAJORいい音だナァ~。

260vいかにもCONCERTO MOONらしい新しい低音域も快調!

270vMCをはさんで時計の針を16年前にもどす。
1999年の『Rain Forest』から「Victim of Desire」。

280しかし、こうした歴史を持つグループに加入する新しいメンバーは大変だよね。いっぺんにたくさんのレパートリーを身に付けなければならないから。
かつてThe Manhattan TransferのCheryl BentyneがLaurel Masseに替わって加入した時、「昔のレパートリーを覚えるのが一番大変」と言っていた。
なにしろ分厚いコーラスをウリにしているチームだからして、それぞれのパートが複雑怪奇でとても簡単に記憶できるようなない。また、歌だから楽器を頼りできないので、すべての音符を頭に叩き込まなければならないからだ。
その点、Akiちゃんはこれまでの活動で大分下地ができているので頼もしい。

290v続いては『Rise from Ashes』から2曲。
「Almight Wings」と「Not by Chance」だ。
ノンちゃんはいいね、ズッと弾いているし、何しろ作曲者だから!
「Not by Chance」好き。

300河塚さんは以前他のバンドで何回かプレイを拝見したことがある。
まさか、その時にはCONCERTO MOONにこんなにハマるなんて誰が想像できよう…。

310v…とここまでの第一コーナーはみんなが知っている曲を取り上げ、「オラオラ、新しいCONCERTO MOONはこんな感じだぜ!」と、元気に離陸したところをお披露目した感じかな…。

150729_cm_groundkimg_0024 CONCERTO MOONならではの相変わらずの圧倒感が実に気持ちよい!

330v「待ってました」感満点のお客さんの歓迎ぶりにもすさまじく、満員の会場には尋常ではない熱気が充満した。
ところで、ニュー・アルバムはどうなった?
ここまで5曲、ニュー・アルバムからの曲が出て来ない。

340…ということで、コンサートの途中ではあるけど、ココでニュー・アルバムの話題に移る。
コレが18日に発表されたCONCERTO MOONのニュー・アルバム『BETWEEN LIFE AND DEATH』。
何となくノンちゃんのソロ・アルバム、『From the Womb to the Tomb』を連想させるタイトルではあるまいか?

350cdスリーブの表4に使われている写真は私が撮らせて頂いた。
結構、押せ押せの撮影だったけど楽しかった!撮影前にはスタジオの向かいのラーメン屋でニラソバを食べたな。ニラソバが好きだ。

このアルバム、いいんだゼェ。
根っからのCONCERTO MOONファンが聞いたらどう思うか知らないけど、私なんかには70年代のハード・ロックの香りがプンプン感じ取れちゃって、すごく面白かった。
既存のメンバーと新しいメンバーとのコンビネーションもバツグンで、全体の雰囲気としては「繊細」になったような感じがする。
ノンちゃんのギターの爆発ぶりは相変わらずなんだけど、驚いたのは久世ちゃんのボーカル。
久世ちゃんは外人じゃないけど、あのね、発音がメチャクチャかっこよくなったの。
特に日本語の曲で「マ行」の発音がすごくカッコいいのだ!

360で、ですね、特別にノンちゃんからMarshall Blog読者の方々にニュー・アルバムに関するメッセージをもらったの。
是非ご覧あれ!

<Marshall Blog読者のみなさんへ - 島紀史>
★ニューアルバムの聴きどころ
今まで以上に充実させることができた曲と各メンバーのプレイですね。
久世の歌唱も、彼の加入以来最高の出来だと思うし、僕が思う彼の声の良さをストレートに感じて頂けるのではと思います。
彼の歌唱が曲の良さをプッシュしてくれている部分は大きいですね。
個人的には、Marshall MAJORを使い始めて、理想とするサウンドに限りなく近いサウンドをやっと録音できたところです。
そのサウンドに引き出されたプレイも多いし、構築した部分とアドリブの部分のバランスも、手前ミソですが良いバランスなんじゃないかと…。

370v★新メンバーについて
河塚はキャリアも長いし、本当に様々なスタイルでプレイできる男ですが、本来持っているハードなロック・ドラマーの部分を強く感じさせてくれます。人柄も素晴らしい!彼が加入してくれたことはバンドにとって非常に大きいと思います。


中易は以前セッションで一緒に演奏した時から、こんなベーシストがメンバーになったら良いのに…と思っていたりしたので、イの一番に声を掛けました。今回は彼以外のベースは考えてなかったです。
その期待に見事に応えてくれていますし、河塚とのコンビネーションも日に日に良くなっていて、今のリズム隊のヘヴィさは、彼がプッシュしている割合が大きいと思います。男らしいロックベーシストです。


Akiは長らくサポートで弾いてもらっていましたが、自分が持っていない素養を沢山持っているし、何より長くツアーをしていて楽しい男です。今回のアルバムにも、彼ならではの彩りを曲に与えて加えてくれたのは期待以上でした。

150729_cm_groundkimg_0093 ★マーシャルについて
Marshallなしにプレイすることなんてあり得ない!
Marshall以上のギター・アンプなんて全宇宙を探したってあるワケない!Marshallを使わないなんて、ギタープレイヤーとして損していると思う。(ありがとうございます!from Shige)

385v★今後の展望・希望と告知

このアルバムが、聴いてくれた皆さんのお気に入りの1枚になってくれたら嬉しいです。
それで、コンチェルトを気に入ってくれたなら、是非ライブ会場に来て頂きたい。
今のコンチェルトはアルバムとはまた違うテンションを感じさせる演奏ができていると思います。
ゼヒお近くの会場にお越し頂いて、非日常の空間を共有したいです。

…以上が島紀史自身の言葉によるメッセージ。脚色一切なし。
ホント、その言葉にウソいつわりのない完成度の高いアルバムなのよ。
そして、録音されたギターの音がスゴイ!
やっぱり真空管のアンプをアホほどクランク・アップさせて録った音は素晴らしい。
そのレコーディングの様子もレポートしているのでコチラをご覧頂きたい。

150729_cm_groundkimg_0796…ということで、コンサートに戻る。
いよいよニュー・アルバムからの曲を披露だよ!まずはタイトル・チューンの「Between Life and Death」。

410いかにもコンチェルトらしいロマンチックなスピード・チューン。
新しいリズム隊ならではのバッキングと多用されるとキーボード。「らしく」はあって元のCONCERTO MOONではない。

420もう1曲は「Struggle to Death」。
ヘヴィなリフに乗ってストレートアヘッドに曲は進むが以外にポップな展開がおもしろい。

430行った~!
縦横無尽に炸裂する島フレーズ!
ニュー・アルバム好きの私には、今回2曲しか演らなかったのがチト寂しいが、楽しみは次回のツアーにキープしておくことにしよう!

440vCONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒Official Site

460<後編>につづく

(一部敬称略 2015年8月29日 表参道GROUNDにて撮影)

2015年9月18日 (金)

(楠田敏之+近藤佳奈子)×(清水保光+金光健司)=Marshall+NATAL

『楠田敏之×近藤佳奈子』というイベントがあった。人気声優さんの激突だ。
タイトルはMarshall Blog的に式を換えておいた。
…と、「式」が出てきたところで今日のオープニング・トークは数学っぽいことにチョット触れたいと思う。


私は自身がアホなクセに、数学とか棋道に興味があって、その手の本を好んで読むことがある。正確には、「数学」や「将棋」自体に興味があるワケではなく、生涯をかけてそれらに取り組んだ天才達の所業に惹かれるのだ。
タイトルについて今は触れることができないが、最近Marshall関連の調べごとをするためにある本を読んだところ、それがもう猛烈におもしろくて、同じ人が著した数学についての本を読んだ。コレがまたものすごくヨカッタ。
その中にこんな話しが出ていた。

中学の数学で「素数」とか「約数」っての習ったでしょう?
数学者はこういうものに芸術的価値を見出しているようだね。土台、感覚が違う。
今、話題にするのは「約数」の方。
ある数字を割り切ることができる数字ね。やったでしょ、学校で?
例えば、「6」なら1と2と3だ。
「8」なら1と2と4だ。
このふたつを比較すると似ているけどものすごい違いがあるんだって。
それは…6の場合、約数を合計すると6になるでしょ?一方、8はならない。
こういう6のように約数の和が元の数と等しくなる数字のことを「完全数」っていうんだって。
この完全数が数学者にとってはどうにも美しいらしい。
そこで、6はこの世で最小の完全数だ。ウ~ン、美しい…か?
じゃ、6の次に出てくる完全数はな~んだ?
あ、ワザワザ計算しなくていいですよ。
答えは「28」。
1+2+4+7+14という約数で合計すると28になる。
三番目の完全数は496。
四番目は8,128。
ここからがスゴイ。
次に現れる完全数はナント、33,550,336。その差、33,542,208。その間に完全数はひとつもない。
続いては、8,589,869,056になるそうだ。
さらに!
この完全数と言うのは、1+2+3…と連続した自然数の合計になるんだって!
つまり、1+2+3で6。
1+2+3+4+5+6+7で28。
同じように1から127まで足していくとその合計は四番目の完全数8,128になるっていうのよ。
こういうのメッチャおもしろくない?!
で、こういうことはクイズ的につい最近始まった話しではなくて、ピタゴラスの時代、すなわち2000年前から数学オタクはこんなことばっかりやってるのだ。ステキだ…。
EXCELなんかありゃしない時代に手で計算していたワケよ、こういうの。
一体コレが何の役に立つのかね?
でも、今ある科学技術の基は、物理とか電気とかではなくすべて数学にあるんだそうだよ。
たとえ高校の時の数学の成績がいくら悪かったとしてもロマンを感じちゃうんだよね。私の場合、特に「数IIB」は最悪だった。
また、そんなワケのわからなさそうな「数」に魅力を感じて人生をささげる人たちに音楽家や画家を重ね合わせてしまうのだ。
真の芸術家と学者は似ているもんね。どういうところが似ているかはココには書かないけど…。

…いうこととはまったく関係なくレポートに突入する。

10人気声優・歌手の楠田敏之。

20vギターは清水保光。

30v_2キーボード、高濱祐輔。

40vベースは大舘寛幸。

50vコーラスのきゃらめるまん。

7_s41a2129 ドラムはおなじみ金光KK健司だ。

60vKKはNATAL。

70そして清水さんは当然Marshall。
その長いキャリアを通してずっとMarshallだ。最近のMarshallに目をやると、JCM2000 DSL100やVintageModern2466、JMD100等々の名機を操っている。

80そして今回はJVM210H。キャビネットは1960Aだ。

90vそして、右手首にはMarshallスクリプト・ロゴ!今日も付けている清水さんのトレードマーク、Marshallリストバンド。

95足元のようす。

100しかし、このMarshallとNATALのコンビネーション、日本でもメッチャ自然になってきたな~。

110ヘッドセットをつけて歌にアクションにとエンターティナーぶりをアッピールする楠田さん。

120楠田さんは「テニスの王子様」の宍戸亮役をはじめ、人気テレビアニメの声優として、またゲームの声優、舞台、ラジオ等々で大活躍されている。
そして、こうしてライブ・コンサートも盛んに開催している。

130かたや根っからのブリティッシュ・ロック派ギタリストの共演がこのステージ。

25

実は、この日の清水さん、いつもとは全く異なるアプローチでJVMを鳴らしていた。
すなわち、スムースでソフトなMarshallサウンドだ。
これがまた実にキメ細やかで弾いてて気持ちよさそうなサウンドなのだ。こういうMarshallの音も私はキライではない。

140vそして、このバンドでは「ケンケン」の愛称で親しまれている金光さんのプレイ。

150v普段は三宅庸介のStrange, Beautiful & Loudや山本征史のSTANDといった重力感あふれる音楽をクリエイトしている金光さん。

160vこのバンドでは楠田さんのヴォーカルをフィーチュアするドラミングに徹する。
その場合でもNATALは抜群のパフォーマンスを示してくれる。

170やさしい歌声でファンを魅了するその楠田さん。

190腕利きぞろいのサポート・メンバーの好演で雰囲気も抜群!

180_2ダッチー(弟)とは古いんだよ。昔から知ってる。着実なプレイが身上だ。

200そしてビックリしたのは楠田さん!
トロンボーンを吹き出すではありませんか!
230v
シティ・ポップス風の柔らかな曲。
ケンケンのドラムもかろやか~&さわやか~。

235v

コレはテナー・バス・トロンボーンですな?
正確なピッチでメロディアスなソロをつむぐ楠田さん!お見事!

S41a2007

清水さんもソロに気合が入る!

220v

持ち時間も後半に入ると一層の盛り上がりを見せる!お客さんとの一体感もハンパじゃない!
260
楠田さんの熱唱!

250それをシャープな演奏で完璧にサポートするバック陣!

270バラエティに富んだレパートリーでスッカリ観客を魅了した楠田さんなのであった。

楠田敏之の詳しい情報はコチラ⇒レーベル公式WEB

240

続いての登場は…

280近藤佳奈子

290vバンド・メンバーも入れ替わって、キーボードが滝口恵太。

300vベースに相澤喜信。

310vドラムは堀江さん。堀江睦男。久々のMarshall Blog登場!

320v清水さんだけが残る。
420
清水さん、この第二部ではお召し換えしてMarshall装束。

330v背景のJVMとアンサンブルがバッチリなのだ。コレでいいのだ。

340v佳奈子ちゃんもテレビアニメやゲーム、ラジオ等で活躍する声優さんだ。

350vもちろんこうしたミュージシャンとしての活動も活発に展開している。

360しかも自身のアルバムでは作詞作曲も行うというマルチっぷり!

370vこちらのバンドでもソフトめなギターでテクニシャンぶりを発揮する清水さん。

380堀江さんも岡垣さんのバンドの時とは異なる側面を見せる。
さすがベテランたち。演奏する音楽のテイストがいつもと違っても自分のスタイルは崩さずして与えられたタスクを完璧に全うする。

390v曲がですね、またいいんですよ。

400声優さんだけあって、鈴を鳴らすような可愛らしい声。
その声で気の利いたメロディを歌い上げる。

410vメタル・ギターの大ベテラン!弾くところはガンガン弾くぞ!

430v可憐なアクションもファンの目を惹くところ。

450v佳奈子ちゃんの熱唱につぐ熱唱で第二部も実にエキサイティングな内容に仕上がった!

460近藤佳奈子の詳しい情報はコチラ⇒お気楽ぱんだ

465感動のフィナーレ~!

470そしてアンコール。

480アンコールには楠田さんも登場。

490元気よく最後まで暴れまくった!

500清水保光の詳しい情報はコチラ⇒Cyclone's Eye

510v1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
M_natal_square
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます!不慣れな作業でもうヘロヘロ!)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年8月8日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2015年9月17日 (木)

諸星和己 with sun-go!~BIRTHDAY LIVE Volt-age45

「43」からレポートしている諸星和己、カークンのVolt-ageは今「45」。
今年もバースデイ・ライブにお邪魔させて頂いた。

ピアノのドラマチックなカデンツァから「終わりのない夢」でショウはスタート。

10諸星和己

20vヴォルテージとともにグイグイとグレードアップするショウの内容。

Img_0025 曲は、「Shake It」…

S41a2486 「Doll」とヘヴィでクールなムードが続く。

S41a2653 歌に、踊りに、おしゃべりに…

40時にハードに、時にロマンチックに…第一級のエンタテインメントを見せてくれるのよ!
絶対にショウのボルテージも年々アップしてる!
何せ私も3年続けて拝見してるでね。

45v私は舌鋒鋭いかーくんのトークが好きでしてね~。愉快痛快、今回も切れ味鋭いMCが炸裂。

S41a2677 他でも使うネタかもしれないので、ここでバラしてしまうようなヤボなことはしないが、「お坊さん」のくだりはオチがわかっちゃいたけど笑ったな。
かーくんのあのモノスゴイ「べらんめぇ調」でやられると面白さが一層増してしまうんだ。
しかし、あの話し…ホントかな?
かつて木魚をウラで叩く坊さんは実際に見たことあるけど…。

N_s41a2686 「Kiss」、「Back off」、「Never give up」と曲は続いていく。

S41a2862 激しい曲でもハードな歌い方も、バラードでのシットリした歌い方も完璧!その表現力もさることながら、ものすごい安定の歌唱力なのだ。

S41a2756 今年4月には『4BLOCKS』というミュージカルで主演だけでなく音楽を担当したかーくん。
今回はゲストを迎えることなく、ジックリと自分の音楽をステージで編み上げているような丁寧な印象を受けた。

70そして、後半は「夜明けのブレス」~「Lovin' You」~「Jackpot」他…本編の約半数にあたる5曲を立て続けに演奏して圧巻の見せ場を作った。

80ビックリしたのはナ、ナント!「限界LOVERS」を演奏したんだぜ!

Img_0253しかも!
かーくんがマイクを向けるもんだから、半分ぐらいリード・ボーカルがsun-goさん。私も色々なフォーマットでsun-goさんのステージに接してきたけど、こんなの初めて聞いた!sun-goファンもビックリしてた。
ここでもカークンのファイン・プレイが光る!

90最後は「JUNK BEAT」。
全11曲、最高に充実した内容で本編を締めくくった。

100 そのノリにノッてるかーくんをガッチリとサポートする信頼のバンド・メンバー。
左からドラムの吉田太郎、ベースの梅田潤、ひとり飛ばして、キーボードの野崎洋一、そしてもうおおひと方は後述。
レギュラーなメンバーだけにかーくんとのイキはピッタリ!

140ギターは我らがsun-go!

150vもう一人のギターは田中”TAK”拓也。
トリッキーなフレーズをつなげて縦横無尽にソロを弾きまくる!
160
新しいMarshallのお友達になりそうな予感?

N_s41a2895 sun-goさんはデビューしたての白い「Fairy(PE-DC ☆sun-go☆)」をメインに使用。

170vもちろんアンプはMarshall。

175おなじみのバックライン。
ヘッドはJVM410H。

180キャビネットはMarshall初のシグネチャー・キャビネット、Dave Mustineモデルの1960BDMだ。

190足元のようす。

200ステージ上手(時々下手へ出張)で華やかに暴れまくるsun-goさんはこのバンドになくてはならない存在だ。

210もちろんアクションばかりではなく、そのサウンドも重要。

270

sun-goさんが奏でる分厚いMarshallサウンドは何物にも替え難いのだ!

Img_0275 「火花散るプレイ」とはまさにこのこと!

220サオ回しもバッチリキマったよ!

240vクルリンパっと!

250v五十嵐sun-go美貴の詳しい情報はコチラ⇒sun-go☆ブログ

260vアンコールでは、まず6月に発売したばかりのシングル「あさきゆめみし」を披露。

110v もちろんバースデイ・ケーキも登場。
120
お祝いに駆け付けこのコンサートではおなじみの鶴久政治さんと氣志團の綾小路翔さんも加わってひと盛り上がり!

Img_0314 光GENJIの熱狂的ファンだという綾小路さん。
メッチャおもしろかった~。

Img_0311 「スターライト」…
Img_0316
「COUNT DOWN」

S41a2918 「Try Again」の3曲をプレイした後…

S41a2931 ギターを携えたかーくん。

S41a2988 曲は「15th Anniversary」というサブタイトルを冠した「ありがとう」。
アンコールを含めて全16曲。
尺もバッチリ。
キチ~っと計算して作り込まれたコンサート。とても幸せな気分になったのであった!
かーくん、お誕生日おめでとう!

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諸星和己の詳しい情報はコチラ⇒Official Website

280(一部敬称略 2015年8月12日 Zepp Tokyoにて撮影)