原田喧太バースデイ・ライブ 『GUITAR CIRCUS 2015』 <後編>
原田喧太バースデイ・ライブ 『GUITAR CIRCUS 2015』の<後編>。
<前編>でもお伝えした通りステージはちょっとしたMarshall祭り状態!
休憩がわり(失敬!でも大いに盛り上がった!)のまろさんの激演に続いては『GUITAR CIRCUS』ならではのスペシャルなシチュエーション。
ベースに鮫島さん。
ドラムにKenKenが入る!
このフォーマットで2曲ほど演奏した。
「Get out of my life woman」と「Would you like it」。Ken Kenさんのお父さん、ジョニー吉長さんの曲だ。
これまた喧ちゃんのお誘いで、マサやんのバンドのジョニーさんを何度か撮らせて頂いたことがあったが、カッコよかったナァ。
「ナニ?写真撮るの?じゃ500円ね!」なんておっしゃって。その500円というスケール感が愉快だった。
また聴きたいナァ、ジョニーさんの歌とドラム…。
…と思ったらご子息が!
父親譲りのグルーヴ感が生半可じゃない!こういうのを持って生まれた才能ってんだよね。
お父さんの曲をお父さんのパートで…とにかく楽しそう!
喧ちゃんはといえば、また違ったリズム隊を得て、新たにギンギンに弾きまくる!
ゴキゲンなパフォーマンスで、後半も滑り出しからマッハ級!
しっかし盛りだくさんだな…今度はKATAMALI!
喧ちゃんが現在力を入れているプロジェクトだけあって、ものスゴイ気迫とテンションを感じるぞ!
2曲目は「Strength」。
ソリッドにまとめたロック・サウンドと各人のテクニカルなプレイの見事なブレンド…とでも言おうか。
3曲目は「Criminal」。
喧ちゃんも切れ味鋭いソロを炸裂させてKATAMALIのステージは終了した。
しかし、色気のあるいいギター・サウンドだ。
JVMのいいところとModefourキャビの特性をうまい具合にからませている。やっぱりフル・ヴァルブと4x12"のサウンドこそがロック・ギターの真髄だということを喧ちゃんが教えてくれる。
寺田恵子登場!
恵子さんのお顔をファインダーの中でキャッチする…なんか一気にホーム感が募るワ・タ・シ!
恵子さんのアコギ・ロックはヘタなロック・バンドよりよっぽどハードでヘヴィだからね。
ん~、やっぱりヘヴィでブルージー!カッコいいことこの上なし。
続いて「Rock 'n' Roll」。Led Zeppelinよ。
アコギ・バージョンでコレを聴くのは初めてだな…。
この恵子さんのシンプルなギターがまた板についているのよ!
コレは面白かった!
おなじみの「♪Lonly, lonly~」のところをドンドンとアクセルレイト(テンポを上げる)しながら繰り返す。
かなり速いとこまでやったよ~!恵子さん決死のストラミング!
途中、「メタル・バージョン」だかなんだかで、マイクを思いっきり低くして歌う場面も!
喧ちゃん、腰辛し…でも頑張った。スゲエ真剣!
もちろん「熟女ナメんなよ!」もカマして出番終了。
イヤ~、恵子さんらしい楽しく、にぎやかでヘヴィなステージでありました!
『GUITAR CIRCUS 2015』もいよいよクライマックス!
ここで大歓声に迎えられて山本恭司が登場!
曲は「Stratus(ストラトゥス)」。
カッコいいリフ、ワン・コード、こうしたジャム・セッションには持って来いの名作。
相手にとって不足なし!容赦なくギターに魂をブチ込む喧ちゃん!
客席は鬼気迫るふたりの熱演をひと時も見逃すまいと食い入るようにステージに神経を注ぐ。
こちらでもパノラミックなギター・バトルが繰り広げられ、お客さんはその濃厚なプレイに舌鼓を打った。
冒頭に「今日は長いよ~」なんて言っていたけど、アッと言う間に本編最終セクション。
それにしても喧ちゃんは忙しい。
自分のバンドでは歌ものの曲をフィーチュアし、KATAMALIではパーマネント・グループとしてシンプルな独自のロック・サウンドを追求し、「唄い繋いでいく旅」を展開し、DAMIJAW他のサポートを務め、数々のレコーディングに参加し、作曲し…これを絶好調と言わずしてナント言う~!
身体に気を付けてこれからも第一線でバリバリとギターを弾いて欲しい。Marshallをお供にね!
Ken Kenが本職のベースでステージに上がって「Come Together」。
お~っとバースデイ・コンサートには定番のケーキのサプライズも!
フィナーレは出演者ほぼ全員がステージに上がっての「生きてるうちが花なんだぜ」。
こうして豪華なゲストに祝福され、にぎにぎしく45回目の誕生日会を過ごしたのであった。
原田喧太の詳しい情報はコチラ⇒原田喧太Official Web Site