SHOW-YA in WOMEN’S POWER SPECIAL~ONE NIGHT DREAM!
マァ、何度も書いてきたことなので、Marshall Blogをご愛読いただいている方々には「耳にタコ」…イヤ、読んでるんだから「目にイボ」か?…かもしれない。
しかし、ガール・バンドが登場する時には一種の枕詞だと思って頂ければよい。一種のリズムだ。
人間、何でもリズムなんですよ。いい職人になると大工やブリキ屋のおじさん、焼き鳥屋やすし屋のおじちゃんでも作業をしている時、身体全体を動かしてるでしょう?アレでリズムを取ってる。動きを止めるといい仕事ができなくなる。
実はこのMarshall Blogもそう。
例外もたくさんあるけど、オープニングの文章でリズムを作ってるんのよ。この「脱線」もそう。
そりゃ、ひとりで1600回もやってりゃ息詰まることも珍しくない。そういう時は、たいていこのオープニングがうまく書けない時なんですよ。
どんな変てこりんな持って行き方でも、スラっと記事を書き出せる時は、たいていツルっと書き上げることができる。そうしてうまく書ければ気分爽快!これが私のリズムなのだ。
例によっていきなり変拍子になってしまったが、リズムを4/4に戻すと、それはガール・バンドのこと。
かつてMarshallの社長が奥方と来日し、ミュージシャンにご参集頂いてパーティを催したことがあった。sun-goさん他、女性ミュージシャンも多数お越し頂いた。
その様を社長の奥さんがすごく驚いたのだ。
「イギリスには女性の歌手はいくらでもいるけど、ギターを弾いたり、ドラムを叩いたりすることができる娘はいないのよ!日本の女性ミュージシャンはすごい!これがガール・パワーね!」…と女性陣だけで記念撮影をした。
このことである。(池波正太郎調)
日本の女性ミュージシャンはスゴイのである。
しかも最近は、男の子のバンドといえば、甲高い歌声で、ナヨっとした「私小説的電気フォーク」とも呼べそうな骨抜きの音楽ばかりを演奏するようになってしまった。反面、ガッツのあるハードなガール・バンドがジャンジャン出てきた。実にうれしいことだ。
ホント、今ならアニメやらゲーム抜きで日本のガール・バンドは世界進出できるのではなかろうか?
昔は「♪チチチチチチチチ、チェリーボ~ム」だけでビックリしてたのに!
そういえば、当時あの曲を「チェリー・ボンブ」なんて表記していたのを見かけたけど、「都こんぶ」じゃあるまいし…。
ガール・バンドのレベルとは反対に日本人の英語力はアップしていないような印象を受けるナァ。
で、「WOMEN'S POWER」と銘打って、このガール・バンドにスポット・ライトを当て、数えきれないぐらいのイベントや催しでシーンを盛り上げてきたのが「FLYING CAT」というオフィス。
スゴイよ、30年以上だもん。
そのFLYING CATが去る1月31日、渋谷のTSUTAYA O-EASTとO-WEST、そしてO-CRESTを陣取って一大イベントを開催した。
名付けて『FLYING CAT 30th+1 Anniversary~WOMEN’S POWER SPECIAL~ONE NIGHT DREAM!』
イキのいいガールバンドが結集し、シーンを象徴する宴を繰り広げられたのである。
ここでお詫び。
Marshallも大活躍したイベント、もちろん仔細にレポートしたかったのだが、オリ悪く先日レポートした『CLASSIC ROCK JAM』とカチ合ってしまった!
そこで断腸の思いでダブル・ヘッダーすることを決意。前半川崎で、大急ぎで電車で移動して渋谷に駆け付けた。
『WOMEN'S POWER』のアイコニックな存在であるSHOW-YAのステージだけは逃すまいと…。
もちろんMarshallといっしょ。ヘッドはJVM410H。
マァ、ふたりとも疲れの片鱗などまったく見せない、まさに「嵐」のようなパフォーマンス!
sun-goさんも別の現場から駆け付けた。みんな大忙しなのだが『WOMEN'S POWER』だけはハズせない!
さとさんのベース・ピック・アップ!
持ち時間が長かろうが短かかろうが、火の玉のように演奏するのがSHOW-YA流。
今日はナンカすごい!Jerry Lee Lewisもビックリの特大の火の玉だ!
ちなみにデニス・クエイドが主演したJerry Lee Lewisの半生記『Great Balls of Fire!』ってのはなかなかに面白かったよ。
ウワ!恵子さん、もろ肌をお見せになったのかと思ったのは「Look at Me」。もちろんWill do!
そしてこのホーム感がタマらん!SHOW-YAを撮るのは最高に幸せだ~!
オラオラ~、回せ~!
ホント、曲はガッチリとSHOW-YAスタンダードに一角に組み込まれたね。
もうここまで来るとエキサイトを通り越した、何かその上にある段階やね。
キャプテンもノリノリ!
しかし、mittanって、なんてパワフルなんだろう!今日一日まったく休む暇がない!
最後の最後までまったく手を抜かず、コレでもか、コレでもかと攻めまくる姿は美しい!
全部で9曲。あまりにも激しいステージはまさにSHOW-YAだけのもの。ケタが違うわ!
ナンカ、私も当時を思い出してSHOW-YAのリズムに乗せられ、興奮しながら書いてしまった!
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAl SITE
世界に誇れる『WOMEN'S POWER』。益々の発展を祈るばかりである。
WOMEN'S POWERの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site
P.S. このイベント、「ウーマンズ・パワー」かと思い込んでいたら、正確には「ウィミンズ・パワー」なのよ。
(一部敬称略 2015年1月31日 渋谷TSUTAYA O-EASTにて撮影)