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2020年2月

2020年2月19日 (水)

NAMM2020レポート vol.7~THE 2020 SHE ROCKS AWARDS <オープニング・アクト編>

 
前回は『SHE ROCKS AWARDS 2020』の開演時間が迫り、ゾクゾクとお客さんが会場に入って来た…ところまでレポートした。

440Marshallの皆さんもほぼ揃った…かな?

480レッドカーペットも無事に終了して、楽屋ではパフォーマンスの最終チェック。
ビデオでは見れないよ~、こんなとこ。450おお~っと!
またしてもタネさん乱入~!
舞台に上がる前の景気づけ。

470ほぼ時間通りのスタート。
司会の方が…アラ、楽屋でご一緒させて頂いたこの方、司会者だったのね?…D_Driveを紹介。30_2「From Japan, D_Drive!」
 
イケイケ~!

40_2Seiji

50vYuki

60vToshi

70vChiiko

80v黒づくめの衣装に身を包んだ4人のパフォーマンスは「Attraction 4D」で滑り出した!90_4d今年で8年目となるこのイベント。
(多分)初の日本人による演奏。
感動的ではあるまいか!105会場が大きかろうが、小さかろうが、外人だろうが、日本人だろうが、いつもと変わらぬ安定した演奏を繰り広げる4人。

110v_2

120_2

0r4a0985

130_2客席の皆さんは口アングリ。
こんなの今まで見たことなかったんでしょうな~。
みなさ~ん、これがD_Driveの「Driving Rock」ですよ~!

135_22曲目もSeijiさんからスタート。
JVMの美しいクリーン・トーンだ。

0r4a0958 Yukiちゃん作の「Unkind Rain」。
この曲はタネさんの提案でセットリストに組み込まれた。
イベントの性質としてイケイケの若い人たちばかりが集まっているワケではないので、一般の人が普通に聴いていられる曲も演奏するべき…というアドバイスがあり、「そうだ、『Unkind Rain』を演るといい!」ということになったのだ。
実際この曲はイギリスでも評判がヨカッタ。

150v_2Yukiちゃん、入魂の演奏。

160vToshiくんのフレットレス・ベースによるソロも美しく会場に響き渡る。

170vそして後半のドラマチックなパートを劇的に演出したChiikoちゃん。

S41a0666 Marshallのスタッフと相談した結果、今回はMCはまったくなしということにした。
とにかく演奏に集中しようというのがその目的。
そうして矢継ぎ早に演奏した3曲目は「Cassis Orange」。

190_coD_Driveのキラー・チューン。
ドライビング・ロックの魅力を満開させる!

S41a0636

210

220_2

230_2親しみやすいメロディはやっぱりこういう場にふさわしい。

250_2でもポップさに流されないハードな側面もバッチリとアッピールできた。

240_2そして、2人のギター・プレイには、やっぱり皆さんJaw-droppingでしたな。

260_2大喝采!…以上。

270_2お疲れさまでした!
Well done, D_Drive!!
 
この後、私とタネさんはステージに残されたペダル類の撤収で大忙しでございました。
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

280_2<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月17日 アナハイム HOUSE of BLUESにて撮影)

 

2020年2月18日 (火)

NAMM2020レポート vol.6~THE 2020 SHE ROCKS AWARDS <レッドカーペット編>

 
NAMM2020、2日目。
ナンダカンダでコレが今回のハイライトだったかな~。
ロック界に貢献した女性を称える賞、『SHE ROCKS AWARDS』の授賞式。
以前よりMarshall Blogで騒いでいた通り、とうとうD_Driveがそのイベントのオープニング・アクトとしてステージに上がったのだ。10しっかしね~、今は何でもビデオじゃん?
イベントが終わると、もうすぐにYouTubeに動画が上がっちゃう。
ナント便利な世の中になったことよ…と思う反面、なんてロマンのない世の中になったことかと思うことも少なくない。
こちとらブログだ。
「写真と文章」で勝負してるでしょ?
インパクトとしては、やっぱりどうしても「音と動画」のビデオにはかなわん。
負け惜しみもチョットあるけど、でも、このビデオって「両刃の剣」という側面も否めないのではなかろうか?
理由のひとつは、ライブ・ビデオの場合、どうしても全編を伝えることはできないでしょう?
もちろん皆さん、一番いいところをピックアップしてお見せすることが多いんだろうけど、取り敢えず公開された部分が全てになってしまうじゃん?
他にもいいところがあったかもしれないし、他の部分に興味を示す人も多いかも知れない。
「動画撮影はご遠慮ください」としているライブが多いことは知っているが、ヘタに不本意なモノがアップされて広まってしまったら、その動画がミュージシャンの命取りにならないとも限らない。
最早、「人のビデオに戸は立てられない」からね。
そして、なまじっかインパクトが強いだけに、ビデオで観た部分しか人の記憶に残らないんだよね。
子供のビデオなんかがいい例で、子供が小さい時の記憶って、ビデオで見ているシーンそのままなんだよね。
本当はそのビデオの前後が一番楽しかったのかも知れないのに、ビデオ以外の部分だけが残って、他の部分は片っ端から忘れちゃう。
その点、写真は点で記録せざるを得ず、結果ビデオに比べて情報量が圧倒的に少ないので、その点と点の間のことも記憶に残りやすい。
そこに写真を適切に説明する魅力的な文章があれば言うことない。
簡単にスキップすることもできて時間の節約にも有利だし、長い期間を記録に残すことができるのも写真の特長のひとつだろう。
でも、最終的に一番重要な情報媒体は「文章」だろう。
しかも、日本はイギリスと並ぶ世界一の文学大国だからね。我々には文章を愛するDNAがあるのだ。
そして、本当に優秀な文章は写真にもビデオにも勝るのだ。
 
さて、この『SHE ROCKS AWARDS』も前日のThe House of Machinesでの『SHOWCASE LIVE』も既に動画が上がっちゃってるんだよね~。
なので、Marshall Blogはそうした動画では絶対に見れないシーンをタップリお届けしようかと思ってる。
「見たか、ビデオ!ココまで見せることはアンタにはできまい!」っていう感じね。
さっそく…こっちは会場に向かうところからやるよ!
 
この日、午前中に2回目のデモンストレーションを済ませたD_Driveは、午後になって『SHE ROCKS AWARDS 2020』の会場のHOUSE of BLUESに向かった。
歩いて…。
私はこのホールは初めてだったんだけど、地図で見るとNAMMの会場の前の大通りから1.5ブロック。
この辺りの1ブロックのサイズがやたらとデカいことはもちろん知っていたけど、(過去にコレでヒドイ目に遭ったことがあった。トイレ関係ね)タクシーやらUberを使うほどの距離でもないので歩いて向かった。
結果、D_Driveの皆さんには悪いコトをしたよ。
手ブラで歩く分には何でもない距離なんだけど、ギターやベース、エフェクターに着替えでしょ?
私も重いカメラを背中にしょって…。
コレはシンドかった!
20同行してくれたMarshall RecordsのタネさんもYukiちゃんのギターを運んだりして手伝ってくれたんだけど、着く頃にはみんなをヘロヘロになってしまった。

30コレがHOUSE of BLUESの外観。
なんかボウリング場に来た感じ。

40『Anaheim Garden Walk』という複合施設の中の一角だ。

50入り口の階段を上がった右がHOUSE of BLUES。

60『SHE ROCKS AWARDS』は「Celebrating Women in Music」なのだ!
一応またやっておきますが、「award」は「アワード」ではなくて「アウォード」ですから。
70入り口でパスを交付してもらう。
スタッフは全員女性。
初めての方々だったのであろうか、手順が結構バタバタになっていたけど、感じのいいことこの上なし。

80裏面はスポンサーのロゴがゾロリ。
Marshall、いいポジションだ!
デカくて目立つし。

90コレはプログラム。

100ココにも錚々たるスポンサー・ブランドがゾロリ!

110vMarshallの広告ページ。
リジー・ヘイル曰く「Marshallは私にとってロックンロールのアルファとオメガなの」。
「alpha and omega」というのは「最初から最後まで」という意味。
つまり、リジーのロックンロールはMarshallで出来ているということだ。120その対抗ページには、おお!我らがD_Drive。
「開いた口がふさがらないギターと火の玉リズム・セクションによるユニークなサウンドが織りなすハイ・エナジーのインスト・ロックバンドが日本の4人組D_Driveだ。ギターはSeijiとYuki、べースはToshi。そしてドラムスはChiiko。日本では数枚のアルバムをインディーズでリリース。Marshall Recordsと契約後、世界デビューアルバムである『Maximum Impact』を発表した」
ん~、ちょっと照れ臭い。
というのはD_Driveの音楽を説明しているところには、私が一番最初に書いたD_Driveの英文のプロフィールがほぼそのまま使われているのよ。いいのかね、ワタシなんかの英語で…。
上野で撮った写真も実に思い出深いのだ。

130楽屋エリアのようす。
壁にかかっているのはナニ?スケート・ボード?
写真の下に見えるこの日のホットミールのメインは、グリルド・チキンと、珍しく鮭だった。
あんなところにレスポールが飾ってあるけど、特に珍しいものではなかったようだ。

135我々の楽屋。
ラスベガスで活躍しているNATALの女性ドラマー、misaiちゃん(現在来日中)から教わったんだけど、楽屋のことをホントに「Green Room」って言うのね。
イギリスでは聞かなかった。
フツーに「Dressing Room」と呼んでいたよ。
コレ、気になって調べてみると、本来「green room」というのは楽屋や控室のことではなくて、楽屋とステージの間のスペースを意味していた。
ホット・ミールなんかがセットされている廊下みたいなスペースね。
出演者たちの目を休めるためにこのスペースがかつては緑色だったことが多いからこの名が付いたとされているようだ。
それがいつしかゴッチャになって今では「楽屋」を意味するようになったとか。
 
この楽屋のトイレのカギの調子が悪くて、D_Driveのメンバーにスゴイ事件が起こったんだけど、マァ、ココに書くのは遠慮しておこうか。
こういう事件こそはビデオに撮っておいて欲しかったな…。

140イベントに参加したアーティストのサイン入りギター。

150vスージー・クアトロやベースのTALちゃんのサインはわかりやすいな。
D_Driveのサインはどれだ?160店内を見て回ってみる。

170何しろデカい店だ。
200_2こんな壁画が飾ってある。

180鬼太郎の「妖怪ポスト」でしょう、コレ?
手紙を入れるとどこかで鬼太郎のゲタの音がするヤツ。

185ロビーの壁一面にもスケートボードがズラリ。

190トイレの中にレミーがいた。
先日Marshallの人から聞いた話。
Motorheadが出演したどこかのコンサート会場での話。
その会場は完全に禁煙で、それを無視して施設内でタバコを吸おうものなら1,000ポンド(もっとだったかもしれない)の罰金が科せられるという厳しい取り締まり体制が敷かれていた。
そして、スタッフがレミーの楽屋に行って飛び上がった。
そこでレミーは悠然と紫煙をくゆらせていたのだ。
それを見たスタッフはビックリ仰天して「レミー!ダメだよ、ココでタバコを吸っちゃ!1,000ポンドの罰金を払わされるよ!」
それを聞いたレミー、全く動じず、そしてタバコを吸い続けながら平然とこう言った「ああ~?1,000ポンドォ?高ェタバコだナァ」
スゴい、スケールが違う。
215vまさに『浦安鉄筋家族』の大沢木大鉄である。

Daitetu 店内にはこんな立派なショップも併設されている。

220オリジナルTシャツ他のグッズが所せましと展示されていた。230ステージではリハ―サルが進行中。
女性のためのアウォードとだけあって、受付同様ステージ回りのスタッフもほとんどが女性。
D_Driveが挨拶すると、「ビデオ見たわよ~!」とか「カッコよかったわよ!」なんて気さくに声をかけてくれる人が何人もいた。
でもね、リハーサルは結構大変だった。
というのは、バンド機材を丸抱えで転換するのはオープニング・アクトのD_Driveだけなワケ。
まずは必要な機材が昨日のHouse of the Machinesから運ばれて来ているのを確認しておいて、指示と同時にソデからMarshall、NATAL、EDENを舞台に押し込んだ…のはいいんだけど、バミリがゼンゼン考慮されていなくて、ヘタをするとSeijiさんのポジションが司会者のプロンプターの後になったりしちゃう。
「どうしたらいんだろう?」という局面もあったが、コチラが「こうして欲しい」と言うと「イエッ!」と答えて打てば響くような対応をしてくれる。
で、フト気が付いたらアンプのケーブル類が一切見当たらない!
結構ビビった。
走り回って探したところ、ステージソデの棚にそのケーブル一切合財を入れた大きなバッグがしまってあるのを発見!…事なきを得た。
見たか、ビデオ。
こんなことまでレポートできまい?250D_Driveリハーサル中。
最初は例によって「Too loud」の指示が出たけど、今回は音量については比較的フリーだった。
モニター卓も女性のスタッフが担当していて(美人)、適切な対応でバッチリ中音をコントロールしてくれた。

260さぁて、リハも無事に終わって、日も暮れて来て…開演時間が迫って来た。

270楽屋で待機していたD_Driveにお声がかかった。
長い長い廊下を歩いて指示されたポイントに向かう。
「シゲ、コレって『Spinal Tap』みたいじゃんよ!」とタネさん。490タネさんが言っているのはもちろんコレね。
クリーブランドのコンサート会場で迷ってしまい、出番の時間になってもバンドが舞台にたどり着くことができないシーン。

11_st4「ハッロ~、クリーブランド!」と大声を上げながら陽気にD_Driveをエスコートしたタネさんであった。

10v目的地はココ。
お店の入り口。

280D_Driveが姿を現すと早速サインを求めるファンの方々が!290ワザワザピックガードを持って来てる人もいるわ。

3054人ともバッチリとサインをカマしたった。

300さて、コレはナニかというと「レッドカーペット」と呼ばれる記者会見。

285色んなメディアの人が来て写真を撮ったり、インタビューをしたり。

330コレ、事前に段取りをナ~ンにも聞かされてなかった。
ただ「レッドカーペットがあるよ」ということぐらい。

340でも、4人は堂々とした面持ちで対応していた。
380Toshiくんの隣にいる女性スタッフが手にしている紙には「D_Drive」って書いてある。
このままズリズリと左の方向に移動して行くワケ。
例えオープニング・アクトでも完全に対等な扱い。

350「コッチ向いて下さ~い」
アッチを向いたり、コッチを見たりで結構忙しい。

360後から「ディ~ドゥラ~イヴ!」という声が聞こえて来た。
その声の方面を見ると、ジョンやゲイリーたちMarshallの面々のご到着!

370現地在住の日本人女性のメディアの方もいらっしゃった。

390インタビューに答えるYukiちゃん。

400…ったく、最後の方の男性のインタビュアー、少しは遠慮すればいいのにオッソロシク速い英語でマイッタ!

410D_Driveの4人には初めてのレッドカーペットをお楽しみ頂けたようだ。

420最後はスポンサーのひとつである「HIPPEAS」というお菓子を手にパチリ。
「HIPPEAS」なんていい名前だね。
もちろん「Hippies(ヒッピーズ)」のシャレ。

430「Organic Chickpeas Puffs」というスナック菓子。
「Chickpea」というのは「ひよこ豆」のこと。
HippeasコレはHIPPEASの広告。
ハハハ!「Give Peas a Chance」だって!ウマいね。
ジョン・レノンだね。
他の広告には「Vegan」、「Certified Gulten-Free」と謳ってあった。
ひと袋頂いて食べてみたけど、「Puff」というのは日本で言うところの「カール」みたいなヤツ。
でも、決定的に違うのは「Organic」とあるように、成分をチェックしてところ、やっぱり「調味料(アミノ酸等)」が使われていなかった…ということで安心して頂きました。

Hp2お客さんがゾクゾクと会場に入って来た。
さぁ、『SHE ROCKS AWARD 2020』もうすぐ始まるよ~。

440<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月17日 アナハイム HOUSE of BLUESにて撮影)

2020年2月17日 (月)

Choji Birthday Live "December Club Session vol.2"

 
♪マーブル、マーブル、マーブル、マーブル、マーブル・チョコレート…なんてCMソング知ってる?
今でもやってるのかな?
コレは古いよ~。
調べてみると、私が生まれる前からテレビでやっていたようで、ソロソロ60年近く経つことになる。
作詞も作曲も'いずみたく'さんだそうだ。
 
最近はペースが落ちたものの、毎晩のようにライブハウスへ出かける生活を長いことしてきたが、行ったことがない都内のライブハウスがまだまだ沢山あるんだよね。
例えば今日のレポートの舞台となるの新宿の「Marble」というお店。
聞けば今年で16年目になるという。
恥ずかしながら、お店の名前すら存じ上げなかった。
やっぱり仲良くして頂いているミュージシャン、あるいはMarshall関連の楽器を使って頂いていないミュージシャンが出演しているお店にいくことは基本的にないからね…縁がないところには縁は生まれないもんです。
今日はMarshallアーティストが出演するということで初めてコチラにお邪魔した。10v昨年に引き続いてお邪魔したI don't Like Mondays.のChojiくんのバースデイ・ライブ。
メンバーは前回同様…

20長崎兆志

30ChojiくんのMarshall。
1987Xと1936の組み合わせ。

40v足元のようす。

50もうひとりのギターは芳賀義彦、ヨティ。

60vヨティもMarshall。
JCM2000 DSL100と1960Aを使用した。

70vベースはおなじみ満園庄太郎。

80vドラムスは黒瀬蛙一。

90v1曲目はインストで「Django」。
「Django」とくればまず頭に思い浮かぶのはジョン・ルイスの「Django」…かと思ったらさにあらず、ジョー・ボナマッサだそう。

S41a0158ボナマッサは何度かMarshall Blogにご登場頂いた。

Jbロンドンでも2度ほど拝見した。
1回はVictoria Parkで開催された『High Voltage』というロック・フェス。
もう1回は有名なジャズ・クラブ「Ronnie Scott's」でClass5の発表会だった。
ジョーには失礼なんだけど、このクラブに入れたことがすごくうれしかったのをよく覚えていマッサ。Rsjb続けてビートルズの「Helter Skelter」。

100_hsChojiくんは歌が歌えるからいいよナァ。
ギタリストの余技の枠をはるかに超えた見事な歌いっぷりなのだ。

110v「今年もシアワセです。最後まで楽しんでいってください!2曲続けて演ります」

120_mcまず1曲目は1971年のJeff Beck Groupのアルバム『Rough and Ready』からの1曲。
私はこの時期のジェフ・ベックが苦手でしてね。
せっかくChojiくんが選んでくれた古いナンバーだったんだけどピンと来なかった。
でも「Rough and ready」の意味は知ってる。
「間に合わせだけど、それで十分」みたいな意味。

130_sitジェフ・ベックのアルバム・タイトルって英語が苦手な日本人に「?」と思わせるヤツがあるよね。
「Blow by blow」はボクシングの実況中継から生まれた「具(つぶさ)に」という意味の慣用表現。間違えても「ギター殺人者の凱旋」という意味ではない。
コレはこのアルバムのアメリカでの広告のキャッチコピーの直訳。
「Wired」は「興奮状態」とか「覚醒状態」とかいう意味だ。
お!…もうひとつよく知ってるヤツが目に入った!

140ありがとうございます!
『Marshall GALA2』のTHE GUV'NORSの時のChojiくんも最高にカッコよかった
この日、キネマ倶楽部にお越し頂いた方々も多く、たくさんの人に「シゲさん」と声をかけて頂き、その上、GALA2に対するおホメの言葉と「次回も必ず行きます!」なんておっしゃって頂いたのはとてもうれしかった!150vThin Lizzyの「Waiting for an Alibi」。160_alb「ゲイリー・ムーアがThin Lizzyに戻った!」と、鳴り物入りでリリースされた1979年の『Black Rose』から。
この時は私もまだ高校生だった。
学校でThin Lizzyを聴いているヤツなんてほとんどいなかったが、私がそのずっと以前からColosseumIIもThin Lizzyも好きだったので、このことに喜んだのを覚えている。
Thin Lizzyのピークだったネェ。
でも、このアルバムは「Black Rose」の後半以外はあんまり聴かなかったナァ。
その後、その後半のアイリッシュのパートもFairport Conventionが何年も前に演っていたのを知ってちょっとガッカリしたっけ。
あ、ツマらないことを書いてゴメンナサイ。
コレ、私が好んで書いているんじゃなくて、Chojiくんの選曲が書かせているんですよ!
 
Chojiくんの演奏はといえば、さすがゲイリー・ムーア好きとだけあって、歌もギターも完璧!170ヨティとのツイン・リードも美しくキマった!

180「チョット危険なタイトル」と紹介した次の曲はレジの「Benny and Jets」。
ナンで危険なんだろう?…今度教えてもらおう。

190v_mcコレが、やりたい放題の破天荒なアレンジ!

200でもすごくヨカッタ!
ただひとつ…個人的には「♪ベベベベニアンジェッツ」の「ツ」はスタッカートではなく、「ツス~~~~~~~~~~~~」と思いっきりやってもらいたかったかな?
ワザとそうしなかったんだろうけど。
でもすごくオモシロかった!

210v「やりたいようにやってます!」
ココでは選曲が二転三転して苦労したという話。
わ~か~る~!
基本的に年に1回のことだから「アレも演りたい」、「コレも聴かせたい」ってなっちゃうよね。
「2019年12月6日の誕生日に作った歌を聴いてもらおうかな」220…とオリジナル曲「ヒバリ」を披露。

240GALA2に出演した時にも「Sanctuary」という自作曲を持って来てくれたChojiくん。
アレもとてもヨカッタ。
今回はバラード。
Chojiくんの書く曲は深みがあって聴きごたえがあるのだ。233第1部最後のセクション。250_agまずは「American Girl」…って知らんけど、と思ったらトム・ペティの曲。
知らないワケだ。
「American Woman」なら知ってるけど。Guess Whoね。
トム・ペティは数年前に亡くなったねェ。

260vシンプルでゴキゲンなポップ・ドライビング・チューン!270庄太郎ちゃんと…

280黒瀬さんの鉄壁のリズム隊のプレイが最高に気持ちいい!

290最後はジョン・サイクスの「Bad Boys」。
スイマセン。コレも知りませんでした。
ナンにも知らないワタシ…面目ない。
クラシックな演目を選んでくれるChojiくんだけど、やっぱり世代の違いを感じるわ。
もっとも私は1980年以降のロックを自分からすすんで聴くことはなかったからナァ。

300バリッバリ弾いちゃうChojiくん!
また音がいいんだ!
320vドッカンと盛り上がって第1部の幕を降ろした。310第2部~。
ドメタルのツインリード。コリャ曲を知らない私でもわかる。
Iron Maidenだ!

340_ah曲は知らなくてもIron Maidenとすぐにわかるところにメイデンのスゴさがある。
それに私、ドラムスのニコ・マクブレインとは知合いですから。
ニコはジム・マーシャルと仲良しだったんだよ。
曲は「Aces High」。

350歌うはTAKASHI。

360v「たかし~!」、「タカシ~!」、「TAKASHI~!」…ものスゴイ歓声!
TAKASHIくんもGALA2に来てくれたそう。どうもありがとう!370続いてAC/DCの「Back in Black」。

380_wtj盛り上がること必至の大メジャー・チューン。

390「ゴキゲンなロック・ナンバーをお送りするお祭り気分の企画」と称して「Welcome to Jungle」を。

400ギター・チーム炎の大活躍!
さらにWhitesnakeの「Crying in the Rain」を取り上げた。

420v「今日一番の目玉曲…みんな大好きYesです!」

430_ra「聴くのは楽しいけど、演るのは大変!」とこの大作に取り組んだが、よどみない演奏はサスガ!

470v_ta避けて通れない重要なキーボーズのフレーズをヨティがギターでうまく再現していたのが感動的だった!
ヨティはハンドワイアード・アンプの大ファンでMarshallだと1974Xを愛用してくれている。
そうそう、それと私の知り合いに「中村ピアノ」ちゃんという昭和歌謡のシンガーソングライターがいるんだけど、彼女の『東京ディスコティック!!』というCDのレコーディングにヨティが参加していることを知って驚いた!440「去年も同じことを思っていたんですけど、昔からの友達と色々な人との縁がつながって、重なって今日があります。
これからもこうして続けてやっていきたいと思います。
1曲バラードを聴いて頂きます。」
TAKASHIくんとは中学校1年生の時に初めてバンドをやったそうな。
演奏したのは「Let It Be」とルナシーの曲。

450_mc_2そんなTAKASHIくんとこの日演奏したバラードはEuropeの「Carie」という曲。

450v_cr第2部もコレでいよいよクライマックス!460Asiaの「Time Again」…480そしてG-Forceの「Hiroshima」を演奏して本編を締めくくった。500しかし、Chojiくんはカッコいいね。
久しぶりに出て来た「ホンモノのロック・ミュージシャン」という感じだ。
今日演奏した曲の数々は普段アイドラで演っている音楽とはお呼びも付かないが、Chojiくんはテレビに出ているようなバンドの子たちとは「ロック度」がゼンゼン違う。
ギターの腕については触れるまでもなく、歌が歌えて、背が高くて、包容力があって、カッコを付けていないのにカッコいい。
男の私から見てもそう思う。
私のような年寄りから見ると、今の時代、カッコつけていることが一番カッコ悪い。
こんな帽子をかぶって、スカーフを巻いて…コレが似合う人はそうはいまい。
Chojiくんのように自然にロック・ミュージシャンのカッコよさを醸し出せる人が滅多にいなくなった。
この日のChojiくんのステージを観ていて改めてそんなことを思った次第であります。510vアンコール。
「どうもありがとう!本当に完全なる生バンドってどうですか?男の汗が飛んで行くでしょ?
ギターの曲を作って来ました。
『Phoenix』といいます。
『ヒバリ』とか鳥系が多いですね」
そういえばGALA2に持って来てくれたオリジナル曲も『Sanctuary(禁猟区)』だった。「聖地」という意味もあるけどね。

520_en_mcジックリとギターを聴かせるChojiくん。
プレイは当然のこととして、Marshallとレスポールの組み合わせによるサウンドの妙をタップリ味併せてくれた。

530v「シンミリして終わるのはナンなんで、TAKASHIを呼んでドカンといきますかッ!」
TAKASHIくんも「お祭り!お祭り!いきますか!」なんていいながら飛び出したのは…

540Deep Purpleの「Highway Star」。

570怒涛のリズム隊に…

550v

560v絶叫するTAKASHIくん!580お定まりのギター・ソロもバッチリ決めて「お祭り」…四人囃子じゃない!っつーの!
Chojiくんのバースデイ・ライブがにぎにぎしく終了した。
 
Chojiの詳しい情報はコチラ⇒I Don't Like Mondays.Official site

590最後はみんなで記念撮影。

600「どうもありがとう!本当にありがとう!
今年も最高でした!」

610終演後、応援に来ていたGALA2のTHE GUV'NORSのメンバーたちと。

Group2_2そしてChojiくんも加わってパチリ!
お疲れさまでした!
また来年。

Group2_1 

200 
(一部敬称略 2019年12月6日 新宿Marbleにて撮影)

2020年2月14日 (金)

NAMM2020レポート vol.5~NATALとD_Driveデモンストレーションの2回目

NAMM2020の2日目。

10今日のレポートはまず1階から。

15メインの展示場となる1階ホールの入り口。
今回のセキュリティは建物の外でIDを見せて、手荷物検査を受けるシステムだったが、以前はこの入り口でIDを厳しくチェックしていたこともあった。
とりわけ2001年9月の「同時多発テロ」の翌年はセキュリティが死ぬほど厳しかったっけ…。
昔は携行するIDとしてパスポートのコピーもOKだったが、今はもうホンモノでないとNGになった。
パスポートの現物を持って歩くのはイヤだよね~。ホント、イヤ。201階の打楽器コーナーにNATALのブースがある。
ドラムス、シンバル、パーカッションの展示が集中するこのエリアは、かつては工事現場にも似た阿鼻叫喚の雑音地獄だったが、最近はそうでもなくなった。
それでも耳栓をしたけどね。

30NATALのブースでまず目に飛び込んでくるのはこのツーバスのキット。

40どこかで見たことがある感じでしょう?
そう、Marshall仕様なの。

50フロント・ヘッドはソルト&ペッパーのフレット・クロスにプレキシの「NATAL」のロゴ・プレート。

60ゴールドとブラックのコーディネーションはMarshallカラーそのもの。

70

80プレイヤー側からの眺めはこんな感じ。

90

100ま、実際にこんなセッティングはないだろうけど。110色だけでブランドのイメージを表現できるなんて実にありがたいことだ。
これもMarshall(もうすぐ)60年の歴史の賜物!

120他にもドラム・キットを展示。
 
イメージ・キャラクターのひとりジェイミー・モリソン。
Stereophonicsが渋谷のO-EASTに出演した時にジェイミーに会ったけど、すごく感じの良い若者だった。

140v展示のキットは7プライ、チューリップ・ウッドの人気のシリーズ、Cafe Racer。

130NATALのラメのフィニッシュは大変美しゅうございますからね…こんなスローンもありでしょう。

150Ray HearneはHakenというバンドのドラマー。
「Haken」って「ハケン」?それとも「ヘイケン」?
まさか「派遣」の「Haken」じゃないだろうな~?
2007年に結成したロンドンのプログレ・メタルのバンド。
気になったので調べてみると、なかなかにカッコよかった。
来日したら喜んでサポートさせて頂きますよ~。

160上位機種の「Originals」のキット。

170ショーン・ムーアはManic Street Preachersのドラマー。
去年の来日公演は私が用意したNATALをプレイしてもらった。

180vコレはお求めやすい価格帯のシリーズ、ARCADIA(アルカディア)。
そして、よく売れているというNATALのカホン。

190スネアいろいろ。
真ん中の茶色いのはチューリップ・ウッドのスネア。
その隣はARCADIAのメタルの14"x8"スネア。

200ビギナー向けモデルDNAのキットと…210スネア・ドラム。

215NATALブースを守るためにイギリスからやってきたゲイリー(左)とジョージ(右)。

2201階をひと通り見て回った後、2階のベース・キャンプに戻る。

230Marshallが支給してくれた名前入りの水筒。
ペットボトルのまま水を飲んでいるのはみっともないということね。
Ryan、Stephen、Joel、Thomas、Philippaと来て…Shigeだよ、シゲ。
カッコ悪ぃナ~。
コレ、今気がついたんだけど、Steveの水筒が「Stephen」だし、Tomのヤツが「Thomas」になってるじゃんね。
すると私のはShigeじゃなくて「Shigeyuki」になってもいいハズなんだよけどな…ま、ワケもわからずに長いだけの日本人の名前なんかどうでもいいか…。
ってんで「譲二」さんとか、「健」さんなんてお名前がうらやましかったりする時がありますな。

240さて、ブースのステージはというと、2回目のD_Driveのデモンストレーション。

250Seiji

260vYuki

270vToshi280vChiiko290v今日もノリノリ!

300…というのは、やたらとお客さんが多いのよ!
正直、完全に想像以上。
ま、私が言うのもナンだけど、ブースがにぎわうのはせいぜい土曜日ぐらいかと思っていたのです。
コレ…開催2日目、金曜日の朝っぱらだよ!

0r4a0707以前の回に書いた通り、Marshallのブースは2階にあって、下の大ホールでのデモと違って、通りがかりの人が寄っていく…ということが起こりにくい。
2階までワザワザ上がって来てくれるのはMarshallの展示かデモ演奏を目当てにしているお客さんが多いことは間違いない。
もちろんMarshallを見に来て偶然D_Driveのデモに出くわすというケースが少なくないことはあろうが、熱心にD_Driveの演奏に見入るお客さんの姿を見ていると、どうもそうでもないようなのだ。
つまりD_Driveの演奏を目当てに来てくれているということ。
♪な~んでか………知ってる?、「なんでかフラメンコ」の堺すすむ。

90もちろんインターネットを通じて、D_Driveのアメリカでの認知度がある程度確立されていることがある。
もうひとつはコレだったのではなかろうか?
NAMMに関する速報がテンコ盛りに掲載されている『UpBeat』という会期中に日刊で発行されるフリーペーパー。
近隣のホテルの部屋には毎朝コレが差し込まれる。0r4a0009_2その中の1ページ。
Marshallのブースの宣伝。

0r4a0010_2_2その右下に毎日Press to MECOとD_Driveのデモンストレーションの情報が掲載されたのだ。
コレを見て来た人も多かったんじゃないかと思う。
だって、ナンの情報もなしに時間通りに2階のMarshallのブースに大挙してお客さんが押しかけて来るなんてあり得ないもん。
3、4日目にはリピーターさんも結構いたしね。
D_Driveがどうしょうかいされているかと言うと…
「『ドライビング・ロック』いう独自のスタイルを持つ日本のインスト・バンドがD_Drive。ハードロックとメタルをミックスした複雑なメロディによって生まれるスリリングなパフォーマンスは見逃せません」
コレ、誰が書いたのかな?私ではないけど、よくわかってらっしゃる!
で、見逃したくないお客さんがドドっと集まって来たというワケなの。

0r4a0014_2 今日の1曲目はYukiちゃん作の「GEKIRIN-逆鱗-」。310v朝っぱらからMarshallのブースにはおおよそカリフォルニアらしくないヘヴィなサウンドが鳴り響く!
コレでいいのだ!

320続いては「Russian Roulette」。
またヘヴィ・チューン。
そう、2人のギターを見ればわかるように、この回はドロップDチューニングのナンバーを並べて演奏したのだ。
330_rrいつもならショウの後半の激しいパートで演奏する曲ばかり。

340リズム隊の2人も遠慮なくヘヴィに演じてくれた…まだ朝の10:40なんだけどね。350でもココでガラリと雰囲気を変える。10:46ぐらいかな?
Seijiさんのギターでスタートしたのは…

360vD_Driveのポップ・チューン「Gradation」。
皆さん「ホホウ…こんな曲も演っているのか~」と思ったのかどうかは知らない。
とにかく『Maximum Impact』を聴いて欲しい。
この曲が入っているから!
370_gdコレがD_Driveの世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』。

MiYukiちゃんとのツイン・ギターで奏でる美しいメロディはカリフォルニアっぽいではないか!
「カリフォルニアっぽい」といえば、こんなこともやったっけな~⇒マーブロ聖林に行く

390奇抜なエンディングもバッチリキマった。
このパートこそみんな聴いててどう思ったかな?

380vオラオラオラオラ~!
景気よく「1,000,000 hp」でも行ってみるか~!
今、まだ朝の10:50。

4102人のアクロバチックなギターの掛け合いにみんなビックリ。

420こんなにお客さんが入ってるんだからと、Seijiさんに「ミリ音頭をやったら?」と合図を出したんだけど、「イヤ」だって。

0r4a0793暴れまくるToshiくん。

430v「Crazy Bassist」の名に恥じないハジケっぷり!440今回、Chiikoちゃんのドラミングへの評価は生半可じゃなかった。

450また別の機会に書くつもりだけど、どこで演っても聴衆の度肝を抜いたよ。460最後もヘヴィに「Screw Driver」。

470_sdこのデモンストレーションも盛大にウケまくった!
お昼を挟んで、この日は現場を変えてもうひと仕事!
Work hard D_Drive!480v_2

490v

500v

510vD_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

530_2<つづく>
 

200 
(一部敬称略 2020年1月17日 アナハイム・コンベンション・センターNAMM会場にて撮影)

2020年2月13日 (木)

MUTANT MONSTER 『今年の嫌な事、360°大掃除ワンマンライブ ~春がきて、夏がきて、冬の頃には忘れるわ~』

  
昨年末のMUTANT MONSTERのワンマン・ライブ。
ロゴ・タオルを手に「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ!」と元気に飛び出してきた3人。

10位置について~、いよいよスタート!

11_0r4a0010BE

30vMEANA

40vCHAD

60vMEANAちゃんのMarshall JCM900 4100と1960A。
そして、MUTANT MONSTERロゴのフロント・ヘッドをまとったCHADちゃんのNATAL。

50NATALはアッシュのブラック・スワール。
タムは13"だ。

70スネアは前回Marshall Blogでもレポートした渋谷で使った14"×5.5"のメイプル。

80 オープニングは「ABNORMAL」。
100vMEANAちゃんからBEちゃんとボーカルズをリレーして…90_abノッケからミュータント節炸裂!

0r4a0125BEちゃんとMEANAちゃんがCHADちゃんの背後のステージに上がって「最後までよろしく!」…とツカミはバッチリ!

20そう、前回に弾き続いての企画だそうで、タイトルにある通り360°ファンに囲まれてのステージ。
有名なビートルズのワシントンD.C.のコンサート・フィルムを思い出しますな。
リンゴがグラッグラのドラムスのライザーを自分でクルリと回すヤツね。

120_kw2曲目は「可愛いだけじゃいられない」。
ステージの上のお客さんはこんな眺め。

130ひとりぼっちでステージの下に残されたCHADちゃんが強烈なエイトビートを叩き出す。

140vまた下へ降りて来て2018年のフルアルバム『突然変異』のオープナー「パラレルワールド」。
160_haこの曲もツイン・ボーカルズの魅力満点!

150_pw続いて「離してあげる」。
前回も書いたが、私が初めてMUTANT MONSTERを観た時に最も印象に残った曲。

180_yr「ワンマンへようこそ!
去年も言ったけど…近いね!照れる~!
最後まで楽しんでいきましょう!」170v_mc「踊りましょう!」と「有料恋愛」から「Orion」へ。
「Orion」はいいね。
「♪オリオン、オリオン、オリオン、リオン、リオン」の「リオン」がすごくいい。
The Kinksの「Victoria」の「-toria」を思い出しちゃう。
それとココのパート、メロディの最後を2回下げて、3回目に上げるでしょ?
コレが実に気持ちい。
それとまさかのピカルディ・ケイデンス!
190v_or
「そっちはどうですか~?」

210ステージ下で孤軍奮闘していたCHADちゃんのドラムスに…

0r4a0106 BEちゃんのベースがかぶさって…

0r4a0076 「♪オッオッオ~オオ」で盛り上がる「猫かぶり」。

200MEANAちゃんのギター・ソロ。

0r4a0192 コレはMEANAちゃんの足元。
ギターとアンプの間に挟んでいるのはディレイとチューナーとワイアレスの受信機のみ。
歪系のエフェクターは一切使わず、クランチーなトーンはMarshallで作っている。
ディレイの使い方も独特で、なかなかの個性派なのだ。205ココでメンバー各々がライブのタイトルにある「今年の嫌な事」を発表。
まずはBEちゃん。
「コンビニで買う甘いものが好きで、カステラが大好きなの。
フワフワでおいしそう…と思ってパッケージ買いしたのね。
で、下のピロピロをハズすじゃん?
そしたらナント、ザラメがないの!ザラメを食べるために買ったのに!
それが今年一番イヤなことだった。
後はハッピーでした…皆さんのおかげです」
フーム、チョット周りの人に訊いてみたところ、BEちゃんだけじゃなく、皆さんあのザラメがすごく好きなのね。
「ザラメ糖」っての売ってるから、それを買って来て食べれば「ハッピーの極み」ではなかろうか?と思うのはザラメ素人か?
230vそんなカステラ好きのBEちゃんにはこの曲をどうぞ。
「世間胸算用」という曲。
「カステラ」がバンバン出て来るブキミーな1曲。
カステラの語源はポルトガル語であることはよく知られているよね。
他にも、合羽、金平糖、襦袢、天婦羅等々、ポルトガル語を語源とする日本語がある。
いつかMarshallのパーティでポルトガル人と同じテーブルになったことがありましてね。
向こうは「沈黙は悪」という文化なので、同じテーブルに座ったからには何かしら会話をしないとマズイ。
そこで、この辺りの話をしたんだけど…全くウケなかったナァ。
Smz「イヤなこと…考えたらあった!」
2番手はCHADちゃん。
「中國に行った時にBEがお腹をコワして何本か演って、4時間ぐらいかけて杭州に向かっている時、今度は私のお腹が痛くなっちゃったんですよ。
で、その時ズッと車の中でマイケル・ジャクソンが大音量で流れていて、こっちはトイレに行きたくて行きたくて…でも英語も日本語も通じない。
MEANAが『便所』って書いて現地の人に見せてもゼンゼン通じない。
1時間苦しんだ後、車のショウルームの社員用のトイレを借りたのね。
そのおかげで日本に帰って来て、お腹が痛くなると頭の中にマイケル・ジャクソンが流れて来るんですよ!
コレが私のイヤなこと」
ホント、中国に人ってテコでも英語を話そうとしないんだよね。
他の記事にも書いたけど、簡体字が当たり前なので、筆談しようにも我々が使っている漢字はまず通用しない。
でもね、実際に試したワケじゃないけどトイレは「厠」と書けば絶対通じるよ。
「厠所」と書けば尚バッチリ。
ちなみに、また書くけど「机上・枕上・厠上」…コレ、勉強する時に最も集中できる三大て適所。240「満員電車が大ッキライ!
女性専用車両に乗ろうと思ったんです。空いてると思ったし、みんなより背が高いのでいい空気が吸えると思ったワケ。
そしたら隣の女性がハイヒールで私の足をグリグリしてきたの…それがイヤなこと」
満員電車、イヤだよね~。
松戸のバンド、ウシャコダに「♪また明日もイヤな満員電電車、ギューギュー・ラッシュアワー」っていう楽しい曲があった。

250v「いざまいらん」と「Sparkling」。

0r4a0061「去年もこうして12月の中旬ごろにワンマンをやりました。
ここまでの道のりは険しくて大変でした。
ここまで来れたのは皆さんのおかげです。
私たちは三重県伊勢市の小さな小さな町から出て来ました。
次はその時の気持ちと東京の冷たさと、戦って生きていくという歌です」

11_0r4a0073 BEちゃん熱唱の「東京」。270v_tyoそのBEちゃんの熱唱に呼応するCHADちゃんのセンシティブなドラミング。

275v続けて「最終電車」。

280_sdこの辺りはジックリと聴かせるショウの中盤。

280vステージへ上がって「走り出せ」。

290_hdタイトル通りのドライビング・チューン。
290vコレいい曲だな。
やっぱりサビのメロディがとても印象的だ。

Img_0091 またフロアに戻って「煙火」。
写真を撮るのも大変だよ~!
そのまま「日本が死ぬ日」。

310_nrs_nshショウはクライマックスに差しかかる。

320妖しいリフが耳に残る「黒に染めろ」。

330v_knコレはサビの前の「♪必死に守る それはホントに必要なモノか」の「か」のAbのところが何とも気持ちいい。
|Bb|Bb|C|と来て、次の|C⇒Caug⇒A7|のキメでドミナントモーションしてDmにつなげるところ。
実にカッコいい。

340v「リセットボタン」から…

350_rb「バババブル」!

360「バババブル」好き~!

365コール&レスポンスで盛り上がる!
そうだ、大抵のことはナントカなる!
400_nwそして、3人は「LAZY GUY」、「NO WAY!」、「Girl's FIGHT」の3曲でハジけ飛んで本編を終了した。

370v_bb

380

390v「OK!OK!」のアンコール。
お客さんから寄せられた「イヤなこと」コンテスト。
CHADちゃんがクジ引き式で選んで…
410読み上げる。
●車庫入れで車をブツけた人
●毎年起こる自然災害
●仕事をしたのに料金を取りっぱぐれた人…等々。
読まれた皆さんに記念品がプレゼントされた。420そしてもうひと暴れ!
「全部忘れてコッパミジンになりましょう!」と「木っ端微塵ロケット」。
コレもいい曲なのだ。

450「MUTANT MOSTERのみがカワイイ」!

460v360°で盛り上がっております!

465アンコールのもう1曲は「バラバラ」。475楽しくて、カッコよくて、カワイイ3人!…

450v

470v

480vアンコールを含めて全22曲。
360°、まさに「全方位」のファンに向けたMUTANT MONSTERからの特大の年末プレゼントだった!

490MUTANT MONSTERの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE

11_3ft 

200 
(一部敬称略 2019年12月1日 下北沢MOSAICにて撮影)

2020年2月12日 (水)

NAMM2020レポート vol.4~Marshall Records Special Showcase <後編>

 
前回からお届けしているMarshall RecordsのSHOWCASEライブのレポート。

Scl 会場となったイースト・ロサンゼルスのTHE HOUSE OF MACHINESの店内の様子を紹介しておきましょう。10_2ステージが組み上げられる前の店内の様子。
30_2ステージ側から見た店内。
結構広い。20_2天井からは無数のバイク・ヘルメットが吊るされている。40_2お店のロゴサイン。
「THOM」はもちろん「THE HOUSE OF MACHINES」の頭文字。50_2ドカンと掲げられた「DON'T BE A DICK」のサイン。
「Dick」なんて言葉が使われているので変な意味かと思うけど、コレで「イヤなヤツになるなよ」という意味。70_2「マシンの家」というぐらいなので、もちろんバイクも展示されている。
展示というよりガレージかな?

80_2ステージの背後がそのガレージになっている。

100…という感じのお店。

90_2今日のレポートはD_Driveの次にステージに上がったPress to MECOの出番。

110_2外はスッカリ暗くなっていい感じ。

115またタネさんがマイクを握ってPress to MECOを紹介した。 

120vPress to MECOを観るのは昨年6月の『Marshall Live』以来。

130_2Luke Caley

140vAdam Roffey

150vLewis Williams

160v_2オープニングは「Familiar Ground」。170まずはルイスのリード・ボーカルズから。
このバンドは3人とも歌うことができるからね。
ルイスは歌だけじゃなくてシャープなドラミングも素晴らしいの。
S41a0350ルイスにピッタリと寄り添うルークのコーラス。

210vそしてヘヴィなアダムのベース。
もちろん他の曲ではリード・ボーカルズを聴かせてくれた。

200vそんな3人だけあって、とにかく分厚くて美しいコーラス・ワークが素晴らしい。
もうね、CDを聴いているみたいに3人とも音程が完璧なの。
英米と日本のロックの決定的違いのひとつはコーラス・パートだよね。
まさに音楽的ルーツの違いを感じるポイントのひとつだ。
この「音楽的ルーツの違い」ね…コレについては別のPress to MECOのレポートの時にまた書かせて頂く。
0r4a0606ステージはMarshall Recordsからリリースされたアルバム『Here's to the Fatigue』からのレパートリーを中心に進行する。

Htf外からは丸見え!

215_2骨太なシャッフル「Here's to the Fatigue」。
私が知る限り、こういうサウンドは日本の若いバンドさんからは絶対に出て来ない。240_2ルークの耳に目をやると栓をしてるでしょ?
本人に理由を確かめたところ、コレ、うるさいからではなくて自分の声をモニターしやすくしているんだって。
方式は違えど目的は鶴田浩二の手と同じだね。
ああ、私はなんて古いヤツなんだろう。
でも新しいモノはあんまり欲しがらない。

230_3「If All Your Parts Don't Make a Whole」もコーラスが最高。

0r4a0569 イヤイヤ、この曲、すごくいいナァ。
時折出て来る5/4拍子でハッとさせられ、サビのサブ・ドミナントマイナーでホロっとさせられる。
アレンジもすごく凝っていてMECOの魅力がテンコ盛りだ。250他にもアルバムから「A Quick Fix」や「White Knuckling」をプレイ。260_2とにもかくにも演奏がウマい。
サウンド自体は今の若いバンドのそれに相違ないが、やっぱり「イギリスのチーム」だけあって、かぐわしきブリティッシュ・ロックの香りが感じられ、日本の若いバンドとは根っこが全く違うことを感じさせられる。

S41a0366

280v_2  290vPress to MECOの詳しい情報はコチラ⇒Press to MECO Official Site220締めもタネさん!

300v「ショウケース」の主旨通り、2バンドともそれぞれの音楽の魅力を十分にアッピールしたライブとなった。290_2帰りは大型バスでみんなでアナハイムへ。
後にジョンが写ってる。
あの人たち、こういう帰りのバスの中って必ず歌合戦になるんだよ。
アレ、ナンなんだろうな。
次から次へと曲をかけて、それに合わせてみんなで歌う。
イッパイ引っ掛けて気分良くなって「歌でも歌うか!」ってなところなんだろう。
そういう気分に洋の東西の違いは関係ないようだ。
でもイギリス人と一緒にいると『時計じかけのオレンジ』の冒頭のシーンを思い出さなくもないが…(ソロソロShige Blogで『キューブリック特集』やります!)。
当然、全編英語だからほとんど加わることができない…どころか、知らない曲ばっかりなの。
でもみんな楽しそうに歌っている。
こういうところでも日本と西欧諸国の間で「音楽」の存在缶や価値観が大きく異なることを実感するね。
 
ちなみにコレはUberではなくてチャンとしたバス。
数日前の新聞に出ていたけど、Uberって7四半期連続で赤字なんだってね。
今回のレポートの最初で「アメリカではUberが大活躍」なんて書いたけど、実情は厳しいらしい。
そこへもって来て今「個人事業主扱い」となっている運転手を近い将来「従業員」扱いにしなければならず、そうなると社会保障費の負担がそのまま会社の財政を圧迫して会社はますます苦境に立たされることになるのだとか。
タクシー業界とか例のシャトルバスだとかの業界がロビイストを使って政治家を動かし、逆襲したのかな?…なんて思っちゃうね。
こんなところでも従来型の事業形態とIT革命後の事業形態の摩擦が見て取れますな。

320_2<つづく>  

200_3

(一部敬称略 2020年1月17日 ロサンゼルス The House of Machinesにて撮影)

2020年2月10日 (月)

NAMM2020レポート vol.3~Marshall Records Special Showcase <前編>

  
NAMM初日の午前中のブースでのデモンストレーションがうまくいって胸をなでおろしていると、すぐにお出かけの時間になった。
NAMMの会場があるアナハイムからイースト・ロサンゼルスへ向かうのだ。
用向きはコレ。
レーベル・メイトのPress to MECOとのダブル・ヘッドライナーでMarshall Recordsのショウケース・ライブに出演するという寸法。
ロンドンでも演ったいわゆる「顔見世興行」。

11_11_records_showcase_combined_pagアナハイムから40分ぐらいかけてやって来たのはこんなところ。

10お世辞にも「品が良い」とは言い難い雰囲気じゃない?

20そこら中にこうした壁画が描かれている。

60すぐ近くにワーナー・ブラザーズの施設がある。
今は他の会社に吸収合併されちゃったけど、昔、ワーナー系の音楽出版社とはよく一緒に仕事をしたものでしてね。
その時の先方の担当者の女生徒とはいまだに時々連絡を取り合っている。

50こういうのキックボードって言うんだっけ?
コレに乗っている人をこの辺りでよく見かけると思ったら、「貸しキックボード」なんてのがあるんだね。
ロンドンなら「ボリス・バイク」か。70夜の部の現場はココ。

40「The House of Machines」というライブ・レストラン。

30

80ホラ、入り口にこの日のライブ告知がしてある。
D_Driveの写真は上海のホテルの入り口で私が撮ったモノ。

90店内に飾ってあったロサンゼルスの地図。
赤い部分が今我々がいるところ。
どうやらハリウッドあたりからは大分東にいるようだ。
東京でいうと葛西ぐらいのイメージか?
チガウカ?ロサンゼルスはアホみたいに広いでネェ…と言っても広さは東京23区の2倍程度なんだって。
ゼンゼンたいしたことないのに、実際に行ってみるとエラク広く感じるな。

100vお店のお兄さんに「今晩出演するバンドです。機材を搬入してもいいですか?」と尋ねると、すごく親切に対応してくれて、このホールに案内してくれた。
左に見える大きな木の扉は必ず閉めておいてください…と言う。
隣の事務所にいる大きな犬が入って来ちゃうんだって。
自分たちの機材を搬入してひと休みしているD_Drive。

110予め舞台にセットされていたのが、ナゼかSTUDIOシリーズとOriginのコンボ。

11_img_2518何でだろう?
このレストランの所有物なのかな?
さすがSTUDIOシリーズ。
アメリカでもスゲエ人気なんだな、きっと。

Img_2517 我々の機材はコッチ。
1202日後に『She Rocks Award』で使う機材が届いていた。

130NATALもバッチリ。
で、テッキリこのホールで演奏するのかと思っていたら大間違い。

140時間になるとステージ屋(っていうのかな?)がやって来て、表のレストランに簡易ステージを作ってPAをセットしてくれた。
今晩のステージはコチラ。

150Seijiさんが使用するJVM410Hと1960BV。

160vコチラはYukiちゃんのJVM410Hと1960A。

170vToshiくんのEDEN一式。
Toshiくん、このセットに大感激。
何でも初めてEDENを所有した時のヘッドと同じ機種だったとか。

180vNATALはメイプル・オリジナルズ。

190順調にリハ終了。
この日、PAを担当してくれたお兄さんがまたスゴクいい人だった…名前は忘れちゃったけど。
ロスにやって来て演奏する日本のバンドの音響を何度も担当したことがあるって言ってた。
その彼、D_Driveの演奏にブったまげていたよ。200_2開演まではリラックス・タイム。
日本に来た時のアレックスの写真て談笑するメンバー。

215この毛むくじゃらとその隣の人…現地のD_Driveファンで、わざわざイラストを描いて持って来てくれたの。
うれしいね~。
この人たち、本番中にモッシュしてた。
Seijiさん曰く、後にも先にもD_Driveの音楽でモッシュしてる人を初めて見たとか。
220_2 そして定刻になってショウがスタートした!

210冒頭、ステージでマイクを握ったのはMarshall Recordsの親分、スティーブ・タネット。
我々は親しみを込めて気安く「Tane-san、Tane-san」なんて呼んでるけど、タネさん、こう見えても70年代中盤のロンドン・パンク・ムーブメントの時流に乗って、Menaceというバンドでギターを弾いてブイブイいわせてた。
MenaceはWardour StreetのMarqueeに出演していたんよ。
 
ロンドンのMarqueeについてはコチラをどうぞ。
   ↓    ↓    ↓
①【イギリス-ロック名所めぐり】vol.19~Marquee物語 <前編>
②【イギリス-ロック名所めぐり】vol.20~Marquee物語 <後編>

230「フロム・オッサ~カ~、ジャッパ~ン……ディ~ドゥライヴ!!!!!!!」240ド迫力のタネさんの紹介に続いてのオープナーは「M16」。260よかよか、この曲のD_Driveならではの「和風メロディ」がまさに「ショウケース」に持って来いだ。

270v弾き慣れた曲で滑り出しは好調!

280vSeijiさんとYukiちゃんが掛け合いで表現する「銃撃戦」のシーン。
外はいつ銃撃戦が起こっても不思議はなさそうな物騒っぽいエリアでの演奏だけに迫力も増すゼ。290「物騒」といえば…ココからそう遠くない南カリフォルニア大学の向かいに「Shrine Auditorium(シュライン・オーディトリアム)」というキャパ6,300人の大ホールがある。
1926年に再建され、かつてはアカデミー賞やグラミー賞の授賞式に使われていた由緒正しい施設。
ハイハイ、ボケてないですよ~。
以前にも書いたことは覚えています。
せっかく近くまで来たのでまた書いておこうと思ってサ。
エキゾチックなルックスなので「Shrine(神社)」というのかと思っていたら、コレ、フリーメイソンの内部の組織の名前なんだってね。
Shrine 内装も荘厳でそれはそれは素晴らしい。
というのは、20年近く前、NAMMの時に一度入ったことがあったの。
そりゃカリフォルニアの冬はとても温暖だけれど、会場内はギンギンに冷房をきかせてあって、とても居られる状態ではなかった。
出し物もマイケル・マクドナルドで私の好みからかなり遠くかけ離れていたので、暖を取りに会場の外へ出た。
周囲は特に賑やかなワケでも、閑散としているワケでもなく、ま、黒人が多いかな?程度で何の気なしにブラブラと歩いてシュラインに戻った。
後で聞いて青くなった。
その辺りは黒人の大暴動があって、数年経った当時でも「夜間のひとり歩きは危険」と言われているエリアだったのだ。
今はどうか知らないけどね。
一応、私、海外では「君子、絶対に危うきに近寄らず」を標榜しているもんですから。Inside 脱線ついでに…。
このシュラインでライブ録音されたアルバムをご紹介。
まずはテナー・サックスのスタン・ゲッツの『Shtan Gets at the Shrine』。
ゲッツも若い頃は滅多に聴かなかったけど、今はよく聴くようになった。

Getsz ロック・リスナーにはコレ。
みんな大好きGenesisの1974年の超名盤『The Lamb Lies Down on Broadway』ではなくて…

Lambコレ。
1998年にリリースされた未発表音源を集めた4枚組のボックスセット『Genesis Archive 1967-75』。
このセットに1975年1月の『The Lamb Lies Down on Broadway』を全曲完全再現したライブ音源が収録されている。
うれしいなったら、うれしいな!
そして、この音源を録音したのがこの「シュライン・オーディトリアム」なのよ。
どうだ!驚いたか?
驚かないか…こんなことで喜んでるのはいつだって私だけなのね?Arc_2 ウン、マーブロらしいいい脱線だった。
 
銃撃戦に勝利したかのような自信に満ちたSeijiさんの表情!
実は旅の疲れが出てさっきまであんまり調子がよくなかった。
ところがひとたびネックを握ればこの通り!
どんだけギターが好きなのよ?
でもね、D_Drieの良いところのひとつは、これだけのギター・バカ…失敬!マーブロで使う「ギター・バカ」という表現はギタリストに対する畏敬の念を込めたホメ言葉です…がやっているバンドの割には「ギター・ギター」していないところなんだよね。
「ああ、またギター・ソロか…」というところがひとつもない。
そういうところが海外の人に認められた要因のひとつだと思う。
だってコレだけ「速弾き」が氾濫し、成熟した今、これ以上シュレッダーは必要ないでしょう。
肝心なのはシュレッディングの技術を使って、いかに自分だけしかできない独創的な音楽を作るということでしょう。
295v続けてD_Driveの最古のレパートリーのひとつ「Cassis Orange」。300これまた演りなれた曲だけあって、演奏は「立て板に水」の如し。

310_2ギター・チームの完璧なコンビネーションに初めて見る人はジョウ・ドロッピング!

320「We are D_Drive from Japan!」
Yukiちゃんの英語のMCも板についてきた!

330vそのままYukiちゃんフィーチュアで「Unkind Rain」。340_urToshiくんの哀しみのベース・ソロ。350vこの曲もすごく評判がいいのよ。S41a0241ココで新曲「Livingston's Thumbs Up」。360_ltuギター・チームが奏でる印象的なテーマ。

370v

380vそして、トリッキーなギター・ソリ。
毎回書いてるけどヤッパリ素晴らしい。

390そしてベース・ソロ。
右に写っているのは例のモッシュの人たち。

395目の前で暴れまくる連中を鼓舞する激しいプレイだ!

400軽快なバッキングと…

410ところどころに挟み込まれたピックアップ・ソロがスリリングなChiikoちゃんのドラムス。

415vもちろんジョンは両手の親指を立てていた…に違いない!?
最後は「Attraction 4D」で締めくくった4人。
もうこの曲はMarshallの連中にもおなじみで、Seijiさんがイントロを弾くと「コレコレ~」みたいな感じになるのです。

420_4d

430

440v

450vロサンゼルスでのShowcaseライブ無事終了!

460そして、再びタネさんのMCがあって、D_Driveは大歓声に包まれつつ出番を終えた。
あのPAのお兄さんもヤンヤヤンヤの拍手だった!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE470<後編>につづく
 

200_3

(一部敬称略 2020年1月17日 ロサンゼルス The House of Machinesにて撮影)

2020年2月 7日 (金)

Marshallで中国語を学ぼう!

  
全くどうでもいいことなんだけど、こういうことがオモシロくて仕方ない。
イヤね、上海のMusic CHINAでD_Driveがデモ演奏をしたブースを運営している中国のMarshallのディストリビューターである「algam」の総合カタログを見ていたんだけど、「なるほど~」と思わされる漢字の表記がたくさんありましてね。
読み方はゼンゼンわからないけど字面を追っていると大変に興味深い。
ということで、今日はalgamのカタログのMarshallのページを教材にして「中国語つづり方教室」を開講してみたいと思う。
 
♪ギタリストたちが言うことにゃ、言うことにゃ
Marshallアンプはいいアンプ
てなことを言われてみたい、言わせたい
…Marshallつづり方狂室
  
こんなの知ってる人いる?
まずいないだろうね。
「笑う門にはハッピーカムカム」…なんてね。
私もリアルタイムでは柳亭痴楽を見たことがないもんな。
 
さて、分厚い総合カタログのMarshallのページ。
CODEがまずフィーチュアされている。

10その扉のキャッチコピー「淋漓尽致演奏」。
ウ~ム、「淋漓尽致」か…。
なじみのない字は「漓」ってヤツだけだな。
調べてみると「リ」と呼んで「薄い」とか「したたる」とかいう意味らしい。
すると「淋しくしたたって」、「尽くして地に至る」…一体ナンノこっちゃ?
こういうのを考えるのがオモシロイいんだけどサッパリわからんな…「リィンリィーヂィンヂィ」ぐらいの発音。
コレ、「徹底して余すところなくさらけ出す」ことらしい。
Marshallを使えばそういう演奏ができる…ということよ!

20ココで謳っているCODEの特長は3つ。
 
1.  外部链接
イヤ~、苦労したゼ、この「链(リエン)」という字を探すのは!
コレ、「鎖」という意味。
つくりの方だけで「連」という意味なので、「外部機器」すなわち「手机(携帯電話)」とつないで操作することができます…ということ。
2. 软件操作
ハイ、「軟件」ってなんでしょう?
「软」は「軟」の簡体字。
そして、「軟」は「ソフト」でしょ?
そう!すなわち「軟件」で「ソフトウェア」ということ。
専用ソフトの「GATEWAY」で操作してチョーダイね~、とか言ってる。
3. 创建音色
「创建」は「創建」。「作成する」という意味。
「色々な音色を作ることができますよ」ということね。

30「吉他音箱」のコーナーにいってみよう!
「吉他」はギターだね。
中国語は我々の言葉みたいにひらがなやカタカナがないものだから、音もすべて漢字で表す。
「的士」なんてのもいい例だよね。
コレは「タクシー」のこと。でも発音は「ティーシー」ってするみたい。
「吉他」は「チーー」と「タ」にアクセントを置いて発音する。
残念でしたね、「六弦」じゃなくて。
「音箱」は「インシャン」と読んで、「アンプ」というより「スピーカー」を意味するようだ。
しかし、「音箱」なんていいね。
戦時中の外来語禁止を思い浮かべなくもないが、ロマンチックじゃない?
その下にあるのは「晶体管吉他音箱系列」。
MGシリーズのページなので「チンフィクァン」みたいに発音する「晶体管」が「トランジスタ」を意味することがわかる。
「系列」は「シリーズ」だよね。
日本人なら一発で想像がつく。「シィリィ」みたいな発音。

40JVMのページ。
JVMはフル・ヴァルブのモデル。
だからJVMシリーズは「电子管吉他音箱系列」だ。
「电」は「電」の簡体字ということを既に知っているから「真空管」のことを中国では「电子管」と呼ぶことがわかる。
発音は「ディエンツークァン」みたいな。
コレ、今から発音を覚えるのは無理だね。
なまじ字面で意味と我々流の音がわかっているもんだから、根こそぎ異なる本家の発音を叩き込むのは最早不可能だろう。
アメリカ英語の発音よりはるかにムズカシイ。
でもイギリス英語の発音は本当にムズカシイ。

50「吉他箱体」…もうコレは簡単。
スピーカー・キャビネットってすぐにわかる。
「1960系列」か…残念だナァ。
ここは「壱玖陸零系列」ぐらいしてもらいたい。
だいたいMarshallだって「麻亜謝琉」とかやってもらいたかったんだよナァ。

60アコースティック楽器用のモデルのASのページ。
「原声吉他音箱」と来たもんだ。
「原声」というのは「原音」という意味らしいのだが、それに「吉他」がくっつくと「アコースティック・ギター」になる。「イェンシェンジィタ」みたいな発音。

70ミニ・アンプのMS-2のページ。
「微型音箱」だって。
「微型」なんてのも実にいい表現ではなかろうか?

0r4a0002_2 その下にあるのは「效果器&踏板」。
もうコレは一発でわかるよね。
エフェクターとペダル。
コレが実にオモシロイ。
カタログに出ているエフェクターの種類は次の6種類。
下の写真のオレンジ色のところをひとつひとつ見ていくと…
0r4a0004

まずは、「圧縮(ー)」。
これは簡単だね。すぐにコンプレッサーということがわかる。
Marshallで言うと「ED-1」、すなわち「Edward the Compressor」。
今頃ナンですが…コレってどうして「エドワード」なのか知ってる?
Marshall Blogに書くのは多分初めてだと思うんだけど、コレってシャレなの。
11世紀のイングランドにエドワードという王がいて、この人、「聖人」だった。
いつかどこかに書いたことがあったけど、「聖人(Saint)」ってのはキリスト教の社会においてはベラボーに地位が高い聖職なのね。
そう簡単に「聖人」になることは難しく、死後何百年経ってからようやく聖人になれたなんて人もいるぐらい。
敬虔なキリスト教信者だったジョン・コルトレーンは自分の死を前にして「私は聖人になりたい」と言った…なんて話をナニかの本で読んだことがある…ような気がする。
で、このエドワード王、呼び名を「懺悔王」と言った。
「懺悔王」というのは聖人への称号のひとつらしんだけど、英語では「Confessor」という。
『私は告白する(I Confess)』なんてドンズバなタイトルのヒッチコックの映画にある通り「confess」というのは「告白する」という意味。
今風に言えば「コクる」ですな。
そして、この懺悔王エドワードを英語で言うと「Edward the Confessor」となるワケ。
そう、「Confessor」と「Compressor」を引っかけた、ただのダジャレ。
お後がよろし…くないようなのでサッサと中国語に戻りましょうか?

Ed1 

次は「 失真(シューチュン)」。
コレ、な~んだ?…「真」を「失う」って。
つまり物事がイビツになること。「イビツ」を漢字で書くと「歪」。
そう!つまり「歪み系」のエフェクターなの。
ココではGuv'norIIとJackhammerがそれに当たるらしい。

Gv2

Jh1  

オモシロかったのはコレ…「过載(ーツァイ)」。
「过載」というのは「過負荷」のことなんだって。
過負荷?
「変身」?それはフランツ・カフカだ。
何だろう「過負荷」って…少し考えた。
残りのエフェクターは空間系とBluesbreakerIIだけだ…。
そうか!過負荷、つまり「オーバードライブ」だ!
オモシロいな~。

Bb2

次の「延迟(ェンー)」もわかりやすい。
我々日本人なら「延迟」という字面を見て「尺」が「延びる」ことが容易に類推できる。
…ということは…ディレイしかない。
Marshallのデジタル・ディレイ、「Echohead」のことね。

Eh1

一方、「混响(ンシャン)」は全くわからなかった。
「响」という漢字は見たことがないので、ヒントは「混」しかない。
「ナニかを混ぜる」にしても一体なんだろう?
ピッチシフター?
イヤイヤ、Marshallはピッチシフターをやっていない。
降参して調べてみると、「混响」というのは「残響」、すなわちリバーブのことなの。
Marshallでは「Reflector」という。

Rf1

最後は「模块(モーイ)」。
もう皆目見当がつかん!(←ここシャレになってます)
「模块」というのは「modulation」という意味。
トレモロのVibratremとコーラス系のRegeneratorが「模块」だ。

Vt1

Rg1

( )の中は私のバカ耳でとらえた発音のカタカナ表記。
ちゃんと中国語を学んでいらっしゃる皆さんから「ゼンゼンなっとらん!」と叱られそうだが、とにかく「私にはこう聞こえる」程度に受け止めておいて頂きたい。
上がったり下がったり…アクセントがメッチャクチャ複雑だし、日本語にない音がたくさんあるので、何とも聞き取りにくく、たとえ正確に聞き取れたとしても、それを仮名で書き表すことが非常に困難だ。
 
もうひとつ、「踏板」というのもいい表現だ。
読んで字のごとく、コレは「ペダル」という意味。
要するにココではフットスイッチのことを指している。

100Lifestyle商品もチャンと載っている。
「耳机」はヘッドホン、もしくはイヤホンのことを指す。
「入耳式」は読みの通りで、耳の中に入れて使う「インイヤー」タイプ。
チョットわからないのは、後に出て来るヘッドホンも「入耳式耳机」にカテゴライズされていること。
一方、このイヤホン・タイプのモデルには「耳道式耳机」という説明が付いている。
「耳道式」!
コレもいい表現だな~。どういうことかが一目瞭然で理解できる。
英語の「bellybutton」とか「armpit」とか「eyelid」みたいな感じだね。

110一方ヘッドホン。
「头戴式耳机」という言葉があるようだが、ココには「耳挂式耳机」という説明が付いている。
「挂」というのは「掛」ということね。要するに「耳掛け式」。
しかし、この「机」という字の活躍がスゴイね。
「手机」がいい例でしょう。
「手机」というのは携帯電話のこと。
しからば「机」とはどういう意味か…。
調べてみると「機械」ということなのだそうだ。
「手机(ショウジー)」…言い得て妙だな。

11_0r4a0043一方、Bluetoothスピーカーの方はいとも簡単。
「音箱」だもん。
発音は「シャン」。

120ドラムス関連はどうか。
NATALのページを見てみる。
「原声套鼓」と来たもんだ。
「原声」はASのところで出て来たね。「アコースティック」ということ。
ドラムのことは中国語で「鼓」だけど、コレに「覆いかぶさる」という意味の「套」がつくと「ドラムキット」という意味になるようだ。

130スネア・ドラムは「军鼓(チンクー…に聞こえる)」という。
この「军」というのは「軍隊」という意味。

140最後はEDEN。
ベースは中国語でどう言うか…。
「低音吉他」で来るかと思ったらさにあらず。
カタログのEDENのページを見るとまず「贝斯箱头」とある。
この「贝斯」。
「斯」ってのは「瓦斯(ガス)」の「ス」だ。
するとこの「ス」は、まさか「ベース」の「ス」かァ?
「贝」は「貝」の簡体字。だんだん慣れて来たゾ。
これで「べー」って読むのか?
どうもそうらしい。
「贝斯」は「ベース」。まさかの表音表記だった!
ま、「吉他」と同じか。
一方、「箱头」は「アンプヘッド」のこと。
「头」は「頭」という意味なんだって。150もうひとつ気になったのはコレ。
他のブランドのページにも盛んに出て来る「配件」。
コレは「付属品」という意味。「イチン」と読む感じ。
アクセサリーというところか。

160オモシロ半分で書き始めたこの記事…書き上げるのにかなり時間がかかっちゃった。
何しろ簡体字の元を突き止めるのが大変で!
もう二度とやらんぞ。
 
しかし、思い返して見るに私が大学に入ったのはカレコレ40年前のこと。
私の学んだ(ウソ、ほとんど学んでいない)学部では、第二外国語にドイツ語、フランス語、ロシア語のコースがあって、私の記憶が正しければ、中国語のコースが新設されてそれほど時間が経っていなかったように思う。
我々の時代はドイツ語の人気が最も高かった。
コレはドイツ語が同じゲルマン語系の英語と似ているから勉強がラクで単位が取りやすい…という理由からだった。
私もそれを聞いて迷わずドイツ語コースを選択した。
もっともコレはちゃんと勉強する人の話で、勉強する気がない上にそもそも英語すらロクにできなかった私のような人間には「英語に似てる」もヘッタクレもなかったんだけどね。
反対に中国語を選択する友人は少なかったように思う。
しかし、簡体字を覚えれば、今日の記事じゃないけれど結構意味を類推できる中国語は学習にとても有利だったように思う。
それでも当時は人気のある科目のようには見えなかった。
アレから40年。
それがどうだ!
今となっては良くも悪しくも中国は世界の主役国のひとつとなって、今や日本の経済は中国人の爆買い頼みとなってしまったではないか!
おまけに自分も上海まで行くようになって…。
こんなことならやっぱり中国語を専攻しておけばヨカッタと少しだけ臍を噛む思いをしているのである。
 

200

2020年2月 4日 (火)

Hearts presents Sex Concerto Drive~D_Driveの巻

 
2番手でステージに上がったのは…

12hbD_Drive!
 
オープニングは「Attraction 4D」。
ん~、安定のドライビング・ロック・サウンド!

10Seiji

20vYuki

30vToshi

40vChiiko

50vこの日もバツグンのD_Driveサウンドをブッ放してくれていたのは…
SeijiさんのJVM410と1960Aのハーフ・スタック。

60vYukiちゃんのJVM410Hと1960B。
あ、Chiikoちゃんが移り込んでる。

70vToshiくんのEDEN WT-800。

80そしてChiikoちゃんのNATAL。

902曲目は「The Last Revenge」。

100人気曲のリレーで会場は一気にヒートアップ!

110「今日は強烈なイベントに参加させて頂いてありがとうございます!
D_Driveは10周年を迎えて、今『感謝の47都道府県ツアー』を展開しておりまして、今日は埼玉県を踏破ということになります。
色んな所へ行きます。
長いツアーになりますがよろしくお願いします。
さて、Seijiさん作のちょっと変わった感じの新曲を演りたいと思います。
まだタイトルは決まっていません」

120vこの後、タイトルが決まった。
タイトルは「Livingston's Thums Up(リビングストンズ・サムズ・アップ)」。
 
ココから<読み物>。
この曲は『Marshall GALA2』が初演で、客席にいたMarshall社々長のジョナサン・エラリーに直に捧げられたことはGALA2のレポートに記した通り。
その時も当然仮題だった。
その後、Seijiさんと「新曲のタイトルどうします?」なんて話をしていて「やっぱりジョン社長にちなんだ名前がいいですよね?」ということになって2人で色々考えた。
曲調が曲調だけにナニか明るいヤツがいい。
すると2人で気が付いたのが、よくやるジョンの仕草。
「いいよ!」とか「グー!」という意味でジョンはよく両手の親指を立てて見せるのだ。
いわゆるサム・アップね。
コレ。
122tuキタない手で悪かったな…オレの手だ!
ジョンはよく両手でコレをやるので複数形にして、「サムズ・アップ」を使ってナニか考えることにした。
この辺りは私の得意とするところ。
そもそも、このジェスチャーがどこから来ているかを考える。
コレ、その歴史はローマ時代にさかのぼるらしい。
グラディエーターから来てるのね。
ラッセル・クロウの映画にも出て来るけど、戦士が決闘をして、敗者を生かしておく時には親指を立てる「thumb up」。
トドメをさして息の根を止めるときは親指を下に向けて「thumb down」。
ん~、コレを知ったところで曲名には使えないな…。
待てよ…映画でのラッセル・クロウの役名は「マキシマス」。
D_Driveの世界デビュー・アルバムのタイトルは『マキシマム・インパクト』。
コレでナニか作れないか…とも思ったんだけど、ジョンとゼンゼン関係ないもんね。

Gt単刀直入に「Jonathan's Thumbs Up」とすればいいんだけど、それじゃオモシロくない。
どうしてもひとヒネリ加えたい。
「ジョナサン、ジョナサン…」と数日間考えてアイデアが降りてくるのを待った。
 
ハンバーグか? そりゃレストランの「Jonathan's」だ…まさか!
 
そこで思いついたのが「カモメ」!
今の若い人は知らないだろうけど、アメリカで1970年に出版された『カモメのジョナサン』という世界的なベストセラー小説があったのを思い出した。
1973年には映画化されてコレも大ヒット。
私も映画館に観に行ったけど、ピンと来なかったな。
とにかく、この小説の原題は『Jonathan Livingston Seagull — a story.』という。
コレだ!と思い、カモメのジョナサンの名字である「Livingston」を「Thumbs Up」にくっ付けたというワケ。
恐る恐るSeijiさんにこのアイデアを伝えると一発でお気に召して頂いて決定。
そして、先日のNAMMで当のジョナサンにこのことを説明すると…さっそく両手の親指を立ててくれた!
Bookどうせだから<脱線>。
最近は「サム・アップ」が浸透して「OKサイン」をする人が以前に比べて少なくなったような気がするが、この「OKサイン」、場所によっては危険なジェスチャーとなることはよく知られているでしょ?
危険ではないんだけど、こんな話を思い出した。
ベテランのロック・シンガーから昔々直接お聞きした話。
レコーディングで熱唱していて、ディレクターがミキサー室のガラス越しに「OKサイン」を盛んに出して来る。
それに気が付いたベテランのシンガー、ナニを思ったのか「ナンダ!ナンだってこんな時に小銭を出せなんて言ってくるんだ!」と考えた。
その曲が終わると、そのシンガーは半ば怒り気味にミキサー室に足を踏み入れ「ホラよ!」とポケットから数枚の100円玉を取り出してそのディレクターに突き出した。
それを見てポカンとしているディレクター。
それもそのハズ、ディレクターの「OKサイン」は「バッチグー!」を表していたのだった。
…と文字にしてしまうとオモシロくも何ともないが、現場では相当ウケただろうな~。
122okjそして、コレは本当にオモシロくない話。
このOKサイン。
向きを変えるとこうなる。
このサイン、今では「白人至上主義」を表すんだってね。
122wpj中指、薬指、小指で「W」、すなわち「White」を意味し、人差し指と親指で作った輪は「P」の輪を示す。
「P」は「Power」の「P」なのだそうだ。
合わせて「White Power」。
世の中、加速度的におかしくなってる。

Wpilさて、「Livingston's Thums Up」。

130_lt以前にも書いたがホールトーン・スケールやディミッシュ・スケールを駆使してメロディをつないだ息もつかせない「ローラー・コースター・ソング」。

140v次々に出て来る魅力的なメロディ、トリッキーなプレイを組み込んだ息もつかせぬギター・ソリ。
コリャ、ジャズで言ったらまさしくToshiko Akiyoshi & Lew Tabackin Big Bandのサックス・セクションですな。150最近のアレンジではベース・ソロも追加。

160ドラムスのピックアップ・ソロも鮮やかだ。

170Marshall Recordsのヘッドのタネさんも一発で気に入ってくれて、NAMMで生演奏を聴いて大喜び。
もちろんこの曲を捧げられたジョンも最高にお気に召してくれた。

175しかし…コレばかりはSeijiさんの作曲能力を賞賛しないワケにはいかないでしょう。
昨年の6月のロンドンのショウケース・ライブの時にチラチラと弾いていたフレーズの断片がこんな名曲になるとは!
間違いなくSeijiさんのマスターワークのひとつになったと思う。
この調子でジャンジャン曲を作りなさ~い!

200v続いて2番目に新しい「Begin Again」はYukiちゃんの作品。220vYukiちゃんらしいハードでドラマチックな展開がこれまた大きな魅力の1曲。
250ur続けてバラード「Unkind Rain」。
この曲はことのほか海外でウケが良い。S41a0770中盤でフィーチュアされるToshiくんのソロ。
フレットレスに持ち替えて雰囲気倍増。260「あと3曲…ココから飛ばしていきます!」

270ギター陣は竿を持ち替え。
ここからドロップDゾーン。

280_gr壮絶なドラム・イントロは…

290_gr「GEKIRIN-逆鱗-」だ!
コレもYukiちゃんの作品。
3曲続けてYukiちゃんの曲を続けた「Yukiちゃんコーナー」でした。
先日の細川たかしとの共演も無事に終わってヨカッタヨカッタ!300「1,000,000 hp」でたたみ込む。

300v_hpこの「一体ナニが起こったんだ?」と思わせるバカ騒ぎぶりがいい。

310_2竿の関係で頻繁には演らなかったが、NAMMでもウケがヨカッタ。320vToshiくんも大暴れ!

360最後は「Screw Driver」。
340長年弾きこんだD_Driveの愛奏曲のひとつ。
そのエキサイトぶりは4人とも尋常ではなかった!
コレがMCでYukiちゃんが言っていた「強烈なイベント」の所以?
330_sd

340v

S41a1016

350ToshiくんへのSeijiさんのヘッドロックもキマっていた。

S41a1052次回のD_DriveはまたNAMMレポートで!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

05_2 <おしまい>
 

200_3
(一部敬称略 2019年11月29日 西川口Heartsにて撮影)

2020年2月 3日 (月)

Hearts presents Sex Concerto Drive~CONCERTO MOONの巻

 
今日は西川口Heartsから。
CONCERTO MOONとD_Driveの組み合わせはありそうで…ある。
『Edge of Strings』というイベント。
インスト版CONCERTO MOONという体裁ではあったが、以前に顔合わせは経験している。

10v最初にステージに上がったのはCONCERTO MOON。

10島 紀史

20v芳賀 亘

30v三宅 亮

40v中易繁治

50v河塚篤史

60v1曲目は「Concerto Moon」。

70すっごい久しぶりじゃない?
全ての公演を見ているワケではないけれど、シンガーが芳賀ちゃんになって初めて聴いたような気がする。

80vナント言ってもこの曲の魅力はノンちゃんのギター・ソロ。

90リストの美しい旋律が島式に炸裂した!

100その美しい旋律を美しい音色で聴かせてくれるのがノンちゃん愛用のMarshall MAJOR1967。
先日の『Marshall GALA2』でも最もMarshallらしいサウンドを響かせてくれた。

110v続けて「Struggle to the Death」。

130聴く者にツベコベ言わせないひたすらストレートなハード・ロック・チューンで加速度的に会場は盛り上がる!

120もちろんこの曲でもシャープなギター・ソロをタップリお見舞いしてくれたノンちゃん。

S41a0056「こんばんは!川口で演らせて頂くのは初めてなのです」
そうだよね、私もノンちゃんとは15年以上の付き合いいなるけど、川口でCONCERTO MOONを観た記憶はない。
「皆さん豊洲にもいかないでようこそ川口Heartsにお越しくださいました…オレが豊洲に行きたいよ!」
この日、豊洲PITで『Generation Axe』演ってたんだよ。アタシャ、西川口の方がいいわ。
280v3曲目は「Noah's Ark」。

160ドラマチックなこの曲はサビのメロディがいいんだよね~。

S41a0001 「そう来たか!」、イヤ「そう来たくなるよね~」と思わせてくれる中近東フレーズ。
曲のイメージにベストマッチだ。

190vステージ中央でコンビネーションの良さをバッチリと見せつけてくれる2人。

180亮くんのシンフォニックなキーボーズが会場を包み込む。
2304曲目は雰囲気を変えて『Rain Forest』から「Lonely Last Journey」だった。

180vそして、ガツンと「Savior Never Cry」を!
290
キラー・チューンのひとつとだけあって飛ばす、飛ばす!

260豪放磊落にして微妙玄通なリズム隊。

250そのプレイは綱紀粛正ながら自由闊達だ。

315ギター・ソロのたびに上がる歓声とコブシ。
人気曲だけあって客席からのレスポンスがひと際目立つ。

240v「来年(2020年のこと)は春先まで皆様の前で演奏はしません。
ナゼ春先までライブをしないのかと言うと…このメンバーで真新しい作品を作ろうと思ってるんですよ。
2月ぐらいからレコーディングを初めて5~6月、最悪でも夏休みの頃にはリリースしたいと考えています。
作品が出来上がった暁には皆さんのところへ行きたいと思っていますし、この西川口も今回関係ができましたのでまた舞台に上がらせて頂きたいと思っております」
そう、ミュージシャンの仕事は音楽を作ることなのだ。イコール、アルバムを出すことなのだ。
「古い!」とか「前時代的!」とか笑わば笑え。
時代の趨勢には抗えないけど、やっぱり「配信」は音楽に対する「背信」だと思う。
人間、モノを作らなきゃ!
そして、「自分たちだけの音楽作る人」のことを「アーティスト」というのだ。
今の音楽界にあって、こうしたハードロックやヘヴィメタルの分野でCONCERTO MOONのようにほぼ定期的にアルバムをリリースするバンドがいることは奇跡に近いような気がするよ。
とにかくノンちゃんにはガンバってもらいたいのだ!

310CONCERTO MOONのステージは早くもクライマックス。

0r4a0098 まずは「Black Flame]。

300vギターを持ち替えたノンちゃん。
ますますさえる指さばき!
330v河塚さんの完全燃焼間近の激演がまたスゴイ!

345もうイッチョ!

S41a0439 「From Father to Son」だ~!

340vそして、出番の締めくくりに「Take You to the Moon」をプレイ。
350初めての西川口Heartsをメタル色に塗りつぶした5人なのであった!

380v

390v

S41a0128

410v

420v初の西川口、大成功!
新曲を引っ提げての次回のステージが楽しみだ!

430このいつもノンちゃんが最後にやるジェスチャー、コレがナニかようやくわかった!
 
CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

440 <つづく>
 

200_3
(一部敬称略 2019年11月29日 西川口Heartsにて撮影)

2020年2月 1日 (土)

【Marshall GALA2】vol.1:仕込み&リハーサル

6_marshall_gala_2_logo2_2 『Marshall GALA2』を開催してからもう1週間が経ってしまった!
鶯谷にお越しくださいましたお客さま、ご出演頂きましたアーティストの皆さま、お手伝い頂きましたスタッフの皆さま、そして東京キネマ倶楽部の皆さま…誠にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
 
    ★    ★    ★
 
前回、『Marshall GALA2』の日程をキメるためにMarshallの社長が来日したのは1年半前のこと。
この時は「まだまだ100万年ぐらい先のことじゃん」と思っていたけど、アッと言う間に年が明けて、「ソロソロ内容を考えて、アーティストさんのスケジュールを押さえなくてはマズイ!」とビビり出したのがもうかなりの昔のことのよう。
薄っすらとは言え、始終GALAのことを考えていたので、一旦プランを組み立て出したら作業は案外早かった。
1回目のGALAで出来なかったこと、2回目でやってみたかったこと、おなじみのMarshallファミリーの顔、新しいMarshallの仲間のサウンド…などを頭の中でグルグルかき回してお目当てのアーティストの連絡を取った。
前回もそうだったんだけど、「アッチの人がもしダメだったらコッチの人」なんてことはほとんどなくて、凡そ初めからショウの中身は頭の中でキマっていた…かな?
1年近く先の予定がガッチリ入っている方もいらっしゃったし、そんなに早くから予定を入れるとレギュラーの仕事に差し障りがあるかも知れない等の理由で出演依頼を断念せざるを得ない方々もいらっしゃった。
でも、概ね皆さん一発でOKして下さった。
中には「Marshallのためなら!」と、スケジュールを変更してまでオファーを受けて頂いた方もいらっしゃった。
最高にうれしかった。
そして、6月の中旬にイギリスへの出張から戻って内容を最終的にまとめ、7月5日にMarshall Blogにその内容を発表。
さらに1週間後の12日にチケットを発売。
発売直後はスタート・ダッシュでかなりの枚数が出、コリャ楽勝でソールド・アウトだな…とタカをくくっていたらトンデモナイ!
途中で停滞し出した時は正直ビビったゼ。
そして、このあたりから時間の経つのが早いのなんのって!
10月には上海へ出張したりしてジックリGALAの準備に取り組んでいる時間がない。もちろんGALAの準備以外もやらなければならないことは山ほどある。
結局細かい仕事は開催が押し迫った時分になってしまい、関係者の皆様にはご迷惑をおかけしてしまったことは否めまい。
準備の面で助かったのは物販やケータリングの分野を家内が全て引き受けてくれて無難にこなしてくれたこと。
家内はほとんど全てのアーティストの皆さんと顔見知りでもあるし、色々な面で助けてもらった。
本当に沢山の方々のサポートを得て乗り切ることができたけど、家内が手伝ってくれなかったら実現できなかったと言っても過言ではあるまい。
冒頭からナンですけど、この場をお借りして改めて家内にはお礼の気持ちを伝えたい。
とにかく燃えに燃えて燃え尽きた『Marshall GALA2』なのであった。
 
   ★    ★    ★ 
 
さて、GALAロスも大分薄まって来たところで今日からしばらくの間、『Marshall GALA2』レポートをお送りします。
ま、「GALAロス」と言っても私の場合、精神的なモノではなくて、ひたすら「体力のロス」なんだけどね。
会場内を約25,000歩、1日で3kg近く痩せたわ。
 
第1回目の今日はマーブロらしく開演前の様子から。

10それにしてもアッという間にやって来た『Marshall GALA2』本番当日。
チョットした目的があって早めに家を出て、キネマさんに到着したのは朝8時。

20さすがキネマさん。
すでに私が作ったMarshallの壁のプラン通りにキャビネットを並べてくれていた。

30まずは照明のセットから。

40この日使用するNATALもバッチリ。

50今Marshallのキャビが乗っている黒い部分はエキストラ・ステージ(いわゆる出ベソ)になっていて、準備ができたところでこのステージをセリ上げ、一気に機材を舞台に乗せる。

60機材を舞台に乗せ終わってエキストラ・ステージを下げたとこと。
これから舞台の直前までイスが設置される。

80コレが今日のステージのデフォルト。
中央にNATAL。
その両脇をEDENで挟み、その左右にはMarshallのフルスタックが4セットずつ。
コレがロック・コンサートの舞台の正式なルックス。
ハイハイ、「昔の人間」と笑わば笑え…ギター・アンプが置いていないロック・コンサートのステージなんて私は認めない。
そんなの「奇形」だとすら思っている。
だって、「ロック」という音楽はギターとギター・アンプがあったからできた音楽なんじゃないの?
重かろうが、邪魔だろうが、ロック・ギターなんてものはチャンとアンプで鳴らして、空気を揺らして人様に感動を与えるモノだよ。
音は当然いまだに真空管アンプの方がいいワケで、そもそもコッチの方が問答無用でカッコいい。
どんなに時代が変わってもテクノロジーが進化してもこのMarshallがゾロリと並んだ光景は「ロック」という音楽の一部なんだ。
そして、この光景が見たかったらいつでも『Marshall GALA』に来てください。

70リハーサルに向けての準備が粛々と進む。

90一方、コチラは物販コーナー。

95Marshall GALA2のオリジナルTシャツに…
100トート・バッグ。

110名物、マーガラ・スナック。
お買い上げ頂きました皆さん、ありがとうございました!

96オリジナル・グッズの販売を手伝ってくれた「ザ・ブッパン・スリー」の皆さん。
愛称は「ブッピー」。
左から…いつもおしとやかなタラちゃん、いつもダイナミックな茉央ちゃん(1人だけ台に乗っているワケではありません)、いつもプラズマな明日香ちゃん。

120パスの準備もバッチリ。
コレも作るの大変だった!…って、100%家内がやってくれたんだけど。
私は中身を作ってコピーしただけ。
裏面にはこの日のタイムテーブルが載ってる。
このアイデアは2010年にロンドンで開催された『High Voltage』というロック・フェスのパクリ。

130照明のチェックもスムーズに進行。

140イスも並べ終わったよ。
こうして見るとなかなか壮観ですな。
「いい音楽を鑑賞する場所」って雰囲気が出とる。

150そしてリハーサルがスタート。
まずはHELL FREEZES OVERから。
チョット朝早かったんだけど、快く一番手を引き受けてくれました。
でも、一番若くて新しいチームだから…。

160後ろ姿は私。
厳しく演奏をチェックをしている…ワケではなくて、ジッとして体力を温存しているのです。

170


リハーサルは本番時の転換の時の練習でもあるのね。
ステージ周りのスタッフさんにもこの時ほぼ初めて段取りを体験して頂く。
このあたりは1回目の時も完璧に切り回してくれた私のアシスタントのTazzyちゃんが勝手知ったるところ。
今回もバッチリとスタッフさんをリードしてくれた。
さてリハはまた若い順で、2番手はTHE GUV'NORS。
イヤ、決して年齢でリハの順番をキメたワケではありませんよ~。
さもないと「最後のチームはどうなんだ?」ってことになっちゃうじゃんね?
190セッセとペダルのセットをする雄太くん。

200今回も面倒なステージプランに付き合ってどんなムリでも受け入れて頂き、完璧な音響を仕上げてくれたPAの白水さん。
終演後「すごくオモシロかったです!」とおっしゃって頂いた時は、それがたとえお世辞だとしてもすごくうれしかった。
だってこういうのを毎日ご覧になっているプロ中のプロの人からのお言葉だからね。
モニターさんやステージ上の音響スタッフさんにも大感謝!

220「お昼の準備が出来ましたので手の空いている方からドンドン召し上がってくださ~い」とアナウンスしているのかな?

180 今回もお昼はカレーライス。

230文京区は春日の名店、「スーラジ」からのホットミール。
このお店はTHE GUV'NORSの真壁雄太くんに教わったんだけど、Marshallの社長も行ったことがあるんよ。
ちなみにイギリスの方々は、歴史が歴史だけにナンの違和感もなくカレーライスを召し上がる。
日本人だけじゃなくてイギリス人もカレーが大好きなのにはインド人もビックリだろう。
Marshallの工場があるミルトン・キーンズにもメチャクチャおいしいカレーを出すインド料理店があるし、ロンドンのインド料理店のカレーはどれもおいしい。
もちろん、社長はスーラジのカレーを美味しそうに召し上がっていた。
そういえば、アメリカ人はカレーライスのことを「Rice and curry」って言うけど、そういえばMarshallの連中は「Curry」としか言わないな…。

240わざわざスーラジのママさんが出張してくれた。

250給仕の仕方をブッピーの3人に伝授。

270この日のメニューはキーマカレー。
写真はPONさんの撮影…「宙に浮くカレー」らしい。

12cr カレーの盛り付け方もマスターしたし…

12currry後はお客さん(?)が来るのを待つだけ!
いらっしゃ~い!

12curry2 こんな人いた?
3階にこもって開演前のビデオを操作してくれた。

275アーティストさんが到着するにつれて物販コーナーがにぎやかになって来る。
KellyさんのCD各種。

280MASHAくんのSilexのst&2ndアルバムと雄太くんの新作『乾為天(けんいてん)』。

290コチラはHELL FREEZES OVERの『Speed Metal Assault』と池尻喜子さんの発売されたばかりの『池尻家×SHOKO solo project “Sonicscape”×深井麻梨恵』。

300おなじみMarshall RecordsからD_Driveの『Maximum Impact』。

320クルベラブリンカの直近2作とファースト・アルバム。
数作を飛び越して遡ってファースト・アルバムを持参したのは、この日一緒に演奏するオガンちゃんがレコーディングに参加しているから。

330まきちゃんの諸作。
最近作の『絶対領域』(左)のジャケットはNATALプレイヤーであるFATE GEARの森はるかちゃんのデザイン。

340sun-goさんが参加しているdead branch brothersの作品。

350LAZY guns BRISKYも最新作『Riot Bulb』等々、とてもにぎやか!

360それらを完璧にさばいてくれたのが「ザ・ブッパン・オールスターズ」!
向かって左は馬場さん。
物販のプロフェッショナルの博美さんから数えきれないほどのアドバイスを頂戴した。
右端は今回も物販部長を務めさせて頂いた私の家内。
馬場さんやブッピーの皆さんには、マーガラ・スナックやTシャツ・セットの収め込み等、事前にも大変お世話になってしまい、本当に感謝している。
そして、巻き添えを食ってしまって事前準備を手伝うハメになってしまったミュージシャンの中村ピアノちゃんにもココでお礼を申し上げておく。

365前回同様Marshall Lifestyle商品も展示された。

370リハーサルがサクサクと進む。

380Kellyさんだ!

390vチョット思うところがあって、皆さんのリハーサルのようすを録画させて頂いた。

400D_Driveは大掛かりな転換があってリハの段階で心配していたんだけど、素晴らしいスタッフのおかげで難なくクリア。
本番に向けての心配を簡単に払拭してくれた。
続いての犬神さんのリハも順調。
ちゃんと幟をセットしたところがスゴイ。

420スタッフの皆さんも会場の整備に余念がない。

440SPIN OFF四人囃子 #1!450プロ・スタッフのおかげでキーボーズのセッティングもスンナリ。
左下は坂下さんにキーボードを1台貸与頂いたTHE CORAL CANDIESの喜子さん…付きっ切りでサポートして頂いた。
どうもありがとうございました。

460このチームのリハも見ごたえ満点。

470大二さんも念入りにドラム・キットをセット。

490演奏が始まるとみんなヤッパリ食い入るように見ちゃいますな。

480リハの最後からひとつ前のGOTWEE3 with KAZUE AKAO。

510vノンちゃんの遠慮なしのMarshallサウンドがスゴイ!そしてデカい!
若いギタリストたちが集まって来ちゃった。

520vCazさん、PONさん、ノンちゃん…ん~、シッカリとひとり足りませんな~。
そう、オガンちゃんがチョットした交通のトラブルでリハ時間に間に合わなかったのだ。
でもゼンゼン心配しなかった!
ナゼならオガンちゃんだったから。プレイになんの心配があろうものか!
Dsc_2989さあ、リハーサルも次で最後。

505sun-goさん率いるTHECORAL CANDIES。

530大阪から前乗りして前日のリハに参加してくれたまきちゃん。

540vsun-goさんのやさしいリードがメンバーの緊張を和らげる。

550vお、この2人のポーズは⁈

590ほぼ予定時刻通りにリハーサルは完了。
皆さん、ご協力ありがとうございました。
リハ終わりの時間にキネマ倶楽部に来るように頼んでおいたMarshall一行も自力で無事到着。
社長はオッソロしくpunctualな人なのです。
 
今日の役者と裏方が全員揃ったところで恒例の記念撮影…と言いたいところなんだけど、GOTWEE3の4人は欠席。
ナント、プライベート・リハーサルをするためにオガンちゃんが到着し次第キネマ倶楽部から近くのスタジオに向かったのであった。
やっぱりコレだけの人を集めるってのは大変なことよ。
しかし、ココまでアッと言う間だった。
もうイザ本番になってしまうともっとアッと言う間なのはわかっている…結構寂しいんだよね。

600照明の手直しをした後は定刻の4時に開場。
今回の客入れBGM…Alice Cooper、Roy Wood、Robin Trower、Blue Oyster Cult、The Who、Sparks、Sweet、Steve Miller Band、Status Quo、Sailor、Paris、The Sensational Alex Harvey Band、Nazareth、UFO、Led Zeppelin…ってなとこだったかな?

開演の20分間にはMarshallが制作したビデオを上映。 
1. サザエさんとMarshallの工場を見学しよう!
2. 波平と思い出のMarshall
3. アーティスト・スポットライト~ロビン・トロワー&タラちゃん
4. 磯野家のMarshall 2019
の4本で~す!…ンガクク。
 
本当は私、『サザエさん』が苦手で、幼い頃に見た記憶しかないのです。でも「ンガクク」は知ってる。
コレらの4本は別の記事でそれぞれ紹介させて頂きます。

610
そして開演時間の5時になった!

500

<つづく>
  

200_3  
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.2:オープニング & THE CORAL CANDIES

6_marshall_gala_2_logo2 5時…定刻通りに客電が落ちて会場に鳴り響くのはアリス・クーパーの「Cold Ethyl」。
かつて、かのSlashに「この世で一番カッコいいギター・リフ」と言わせしめた『Welcome to my Nightmare』のB面の2曲目に収録されたアリスとボブ・エズリンのペンによる名曲。
第1回目の時にもこの曲をオープニングSEに選んだ。
イヤ、Slashが「カッコいい」と言ったから使ったんじゃ決してないよ。
Slashがそういう風に言う以前から私は「アホほどカッコいい曲」だと思っていたから!

1 そして舞台に現れたのがコイツ!

2 私です。
GALAの経緯と趣旨、そしてお定まりの上演中の注意事項についておしゃべりさせて頂いた。
30vそして、今回もはるばる地球の裏側から飛んできてくれたMarhshallの皆さんを紹介した。
社長のジョナサン・エラリー。
もうおなじみですな?

40奥様のエリー。
エリーとはもう長いよ~。
初めてMarshallの工場に行った時からずいぶん面倒をみてもらった。
そして我々、10ccの大ファンなのだ。
やっぱりブリティッシュ・ロックのいい時をリアルタイムで、しかも本場で経験されているのでエリーとロックの話をするのはすごく楽しいね。

50マーケティングの担当重役アレックス・クームズ。
アレックスも奥さん同伴だ。

60そして、いよいよ『Marshall GALA2』スターティン!(←コレ言うの忘れた!)
最初のチームのメンバーを紹介する。

70大山まき

80池尻喜子

90Azu

100Mayo

110そして、最後に呼びこまれたのは五十嵐☆sun-go☆美貴!

「THE CORAL CANDIES」というのは私が勝手に付けさせて頂いたチーム名でしてね。
「coral」というのは「珊瑚」でしょ。
始めは「珊瑚とくれば人魚」ということで「THE CORAL MERMAIDS」としたんだけど、待てよ…sun-goさんってよく自分のこと「キャンディ」とか言ってるな…ということを思い出して「THE CORAL CANDIES」とさせて頂いたのです。

120スゴイ歓声の中、ドヘヴィなギター・ソロをブチかます!
そして、おなじみのあのリフ。

130さぁ始まるよ~!
1曲目は「私は嵐」!
説明は不要だと思うけど一応書いておけば、SHOW-YAのキラー・チューンのひとつね。
3Mayoちゃん、イケ~!

150ノッケからスロットル全開のまきちゃん。
期待通りの…イヤ、期待以上のパフォーマンス!

160v喜子さんは他のメンバーとはチョット異なるフィールドからの参加だったんだけど、んナァことは関係ない。
猛烈にノリノリだ~。
それこそ音楽にジャンルに垣根はないのだ!(ホントはあるのよ)

170sun-goさんのソロか~ら~の~…

180vベース・ソ~ロ~!

Dsc_3403 最初のリハーサルの時は試行錯誤していたけど、バッチリじゃないの~!Dsc_3126 そして、そして…

210「嵐」ポーズ!

57 スゴイでしょ、「嵐」ポーズの3元中継!
SHOW-YAの時は必ず上手から狙っているので、このポーズを下手から見たのはココ10年の間で初めてかも知れない。
ナンダカンダでSHOW-YAさんのステージをカレコレ10年撮らせて頂いております、ハイ。
ソレは私の勲章なのです。
 
この日、スチールをお願いしたのは前回同様に吾妻仁果ちゃん。
ビデオは山田智久さん。

220やっぱりウケたナァ。
当たり前のことだけど、ウケたわ。
前回のMashaくんの時もそうだったんだけど、最初のチームのパフォーマンスがウケると、ま、大体全部ウマく行くね。
精神的にすごくラクになるの。
今回もバッチリ!
でもね、実はこのTHE CORAL CANDIESをオープナーにするアイデアは私じゃないのよ。
チョット、電話で押したり引いたりしたんだけど、コレはsun-goさんのアイデアだったのです。
だって、アータ、普通はこんなメンツでこんな内容のパフォーマンスは最後の方にキープしておくのがイベントの定石ってもんでしょう?
1日年上なだけぐらいではsun-goさんには逆らえないのでリクエストを聞き入れさせて頂いた。
結果大オーライ!…sun-goさん、どうもありがとうございました!

230矢継ぎ早に2曲目に突入。
喜子さんの壮大で勇猛なキーボードの音色から…

240_be 「BATTLE EXPRESS」!

250♪Show me the…

260v♪Power!

270凄まじいドライブ感!

280Mayoちゃん必死です。
赤いスネアドラムがお似合いだね。
このスネアは今夏の布袋寅泰さんのツアーでドラムスを担当したイギリス人ドラマー、スティーブ・バーニーが絶賛していたモノ。
「日本で一番ラウドなガール・ドラマー」の呼び声高いMayoちゃんにあって最高のパフォーマンスを引き出してくれた。
やっぱりNATALっていいな。

290_2そして、この曲の見どころ、聴きどころはナント言ってもキーボーズと…

300ギターのバトル。

310_2「はい、キーボーズどうぞ!」
 
あ、気が付いた?
ココまで「キーボード」と「キーボーズ」と2種類の言葉を使い分けているでしょ?
一応、私の中では「キーボード」は楽器、「キーボーズ」はパートを指すように当てハメているのです。
そういう意味で「歌のパート」は「ボ―カルズ」、歌い手さんのことは…「シンガー」かな?「ボーカリスト」って海外ではあんまり耳にしないような気がするので。

320さすがドリムシ仕込みのキーボーズ!
キャプテンの常用フレーズにテクニカルなヤツをタップリと加えちゃう!

330対するはロック・スピリット全開の轟音ソロ!

S41a0013 そこへ持って来て1959フルテンみたいな声のまきちゃんボーカルズと来たもんだ!
ナンカ、ドアタマからスゲエもん見ちゃってる感じだぞ!
今日のお客さん、ヨカッタね~。チケット早く買って正解でしたね~。

340v「祭りだ、祭りだ~!」とまきちゃん。
イヤイヤ、特に「お祭り」ではないんですよ、サブちゃんじゃないんですから。
でもすごいテンション。
何よりもみんな楽しそう!

350v_mc「MCをする時間があるなら、その持ち時間を演奏に費やしてください」と全出演者にお願いしておいた。
MCは幕間でタップリ聞けるでしょ?
ってなことですぐに3曲目。

360_fairy「Fairy」ですよ。

370vベストヒットSHOW-YAの体だぜ!

380ひとりだけ、Azuちゃんは『NAONのYAON』でsun-goさんと共演済。

390v「Fairy」ポーズもキメてくれた。

400ステージ狭しと練り歩くsun-goさん。

410ココでもギター・ソロと…

420キーボード・ソロ。

430vしかし、バッチリなのよ、まきちゃんのフリが。
確かにひと月ぐらい前に「嵐」と「Fairy」の振り付けのことは電話で伝えたんだけどね。
YouTube見て研究してきてくれたのかな?
うれしいわ。

440そして、サオ回し!
やってくれました。
Mayoちゃん、ジッと見てるわ。

5 今回のMarshall GALAの各チームの持ち時間は20分。
だからもう最後の曲。
締めくくりは「限界LOVERS」。

470_glまきちゃんは来れなかったけど、初めてリハーサルで顔を合わせたのが10月末のこと。
もう本番が終わっちゃうよ。
こういうセッション・バンドって終わりがすぐ来ちゃうから寂しいね。
でも、GALAを通じて新しい出会いがあってその後の活動を共にしたりするケースもあるワケ。
やっぱりそういうのを目の当たりにするのは企画したモノとしてはとてもうれしいよね。
 
まずはTHE CORAL CANDIESの皆さんは最後の1曲の演奏をお楽しみアレ!

480v

500v

510v

Dsc_3214

490vまきちゃん、ジャ~ンプ!

8_dsc_3326 「私は嵐」⇒「BATTLES EXPRESS」⇒「Fairy」⇒「限界LOVERS」…スゴいセットリスト。
私が普段SHOW-YAさんのライブ写真を撮っていて最も気合いが入る4曲だぜ。
「とんかつ」⇒「すき焼き」⇒「天ぷら」⇒「火鍋」のようなフルコース。
「いきなりステーキ」⇒「天や」⇒「天下一品(コッテリ)」⇒「和幸」のハシゴと言ってもよいかもしれない。
それが終わっちゃった~!

530間髪入れずインタビュー・コ~ナ~。

540前回のGALAは3年前の2016年。また3年後にGALAを開催するとすれば2022年。
それはMarshallの創業60周年に当たるのです。Marshallの還暦。
そして、私はMarshallと同じ年。1962年だからBluesbreaker年の生まれ。
sun-goさんは私と生まれ年が同じで誕生日が1日違い…ということは?
もうキャプテンのことは言っていられなくなる…というお話。
私なんかは男も「Fading Beauty」で年を取ることはそう悪いことではないと思っているし、若い時分に戻りたい…なんてこともそうは思わない。
でもね、とにかく身体が疲れやすく、疲れが取れにくくなってきたのだけは何とかして欲しわ~。
そこへ行くと「慣れ」とはいえ、sun-goさんなんかスゴイ体力だよな~。

550「Marshall GALAにでることができて死ねる」とまで言ったMayoちゃん…生きろ!
そして感動の涙?!
一番好きなギタリストのsun-goさんとの演奏にナニかあってはイケないと、猛練習を重ねてくれたMayoちゃん。
どうもありがとう!
NATAL使っててヨカッタね~。
NATALを使っていなかったら出れませんでしたよ~。
とにかく最高のドライビング・ドラムスでした!

550v「高校の時にガールバンドをやっていて、SHOW-YAを見て『こんなにカッコいいバンドがいるのか!』と憧れました。
今日こうしてsun-goさんと一緒に演奏できて感無量です!」

8_dsc_3530 GALA2にご出演頂くに当たってsun-goさんはチームの人選を私に任せてくれた。
でも、シンガーについてはリクエストをお持ちだった。
私もシンガーについては腹案があった。
sun-goさんとその「シンガー案」を出し合ったところ、見事「まきちゃん!」と意見が一致した。
で、すぐにまきちゃんに電話。
そしてスケジュールを調整した上でご快諾頂いた…というワケ。
sun-goさんは秋田で開催されたイベントで既にまきちゃんと共演済みだった。
一方、私がまきちゃんとお近づきになったのは山口PON昌人さんの紹介だった。
やっぱりまきちゃんにお願いしてヨカッタ!
555v喜子さんとは今回初めてご一緒させて頂いた。
sun-goさんからメンバーの人選を任され、Azuちゃんは元よりsun-goさんの知り合いだし、ドラムスはMayoちゃんに決まっていたし…でも、キーボーズは困っちゃったのね。
こっちはMarshall屋ですからキーボード・プレイヤーのカードは少ないじゃん?
どうしようかと迷った挙句、1回目のGALAにNEO ZONKというグループで登場して頂いた長崎祥子ちゃんにお願いしてみた。
すると祥子ちゃん自身はスケジュールが入っていてNGだったんだけど、責任を感じて代わりに紹介してくれたのが喜子さん。
最初はまったく存じ上げなかったんだけど、聞いてみたらそのNEO ZONKで1回目のGALAに出てくれた、NATALドラマーの伊藤ショボン太一と大の仲良しで、ベーシストのご主人と一緒に活動しているっていうじゃないの!
後はトントン拍子でした、ハイ。

560vsun-goさんの活動状況報告。
日本中回って相変わらずお忙しい!
そんなお忙しい中本当にありがとうございました!

556そして、前回の記事で触れたように皆さん、CDを持ち寄ってくれたのでご紹介させて頂いた。
CD売りましょうよ、CD買いましょうよ。
形になっていないモノで音楽を聴くってのはやっぱりおかしいよ。
そんなの絶対に頭や心に残らないってばよ。

557…ということで、この日、皆さんが物販コーナーに展示した作品をご紹介。
sun-goさんは昭和歌謡アコースティック・ロック・バンドdead branch brothersの2作。 
なんか両方ともスゴイ迫力のジャケット・デザインだな…。
ちなみにコチラのバンドではsun-goさんは「ミーコ」と呼ばれているので要注意。はじめ誰のことかサッパリわからなかった。

Dbb1_2

Dbb2_2 まきちゃんはフル・アルバムと最近作のシングル。
今回はSHOW-YAのコピーだったけど、まきちゃんはオリジナル曲もすごく良くて、チャンスがあればそれらの曲でまたGALAに出てもらいたいナァ。
右のシングルのジャケット・デザインはNATALドラマーのFATE GEARの森はるかちゃんの手によるモノ。

Mo1

Mo2 喜子さん関連の作品。出たばっかり。
ご主人とのチーム「池尻家」と上で触れた祥子ちゃん、さらにRie a.k.a SuzakuちゃんのイベントGG3なんかでキーボードを弾いている深井麻梨恵ちゃんらによるコンピレーション・アルバム。
まだ私は聴けていなくて残念!
このアルバムのレコ発ライブが今月の26日に吉祥寺のシルバーエレファントで開催されるのが楽しみ。ドラムスはNATALのショボンちゃん。

IjそしてAzuちゃんが参加しているLAZY guns BRISKYの『Riot Bulb』。
先日ミュータントモンスターとのダブルヘッドライナー・ショウがあったので取材に行ってきたんだけど、相変わらずのLAZYの世界は展開していてオモシロかった。

Headerあ~、カッコよかった。
こんなに盛り上がっちゃって…次に出て来るチームは大変だぞ!

6 <つづく>
 

200_3   
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

 

【Marshall GALA2】vol.3:HELL FREEZES OVER

 

6_marshall_gala_2_logo2 『Marshall GALA』を制作していて一番大変なこと…でも一番楽しいことは、その内容をキメること。すなわちどなたにご出演を依頼するかということなのね。
土台、Marshall/NATAL/EDENという楽器ブランドを宣伝するためのイベントなので、当然それらの楽器をご愛用されている方にご出演頂くのが望ましいことは言うまでもない。
動員のことを考えると当然知名度が高い方、あるいはバンドがありがたい。
巷間のイベントでは「ダレダレが出るのでチケットが即完!」なんてことを耳にするが、正直「いいナァ」なんて思うこともありますよ。
「Marshall」の名に便乗してそういうバンドさんにお願いすることも色んなツテを通じてできないこともない。
でもね~、ソレをやったら意味がないのよ。『Marshall GALA』は「ロック・フェスティバル」ではないし、それならどこでもやっていることだからね。
「Marshall GALA」は、他では観れないことをやりたい。
例え他で観ることができるバンドでも違う環境で演奏してもらいたい。
とどのつまりは、「動くMarshall Blog」でありたいんだよな~。
どなたかが『Marshall GALA』のことを「シゲさんの、シゲさんによる、シゲさんのためのコンサート」と形容してくれたが、まさにドンズバですよ。
英語で言うと「Hit the mark!」
でも「Almost hit the mark!」かな?
「ための」のところがチョット違う。
「コンサートが成功して社内の評価が上がる」ということを考えれば確かに「ための」はあり得るかも知れない。
でも、失敗したらヤバいじゃん?日本の会社と違うからね。
おかげさまで結果オーライでここまで来て「次回もまた」ということにはなっているのは大きな幸いなんだけどね。
その「ための」は「シゲのため」ではなくて、「お客さんのため」なんですな。
それも普通のお客さんじゃない。
「いい音楽をユックリ聴いて、観て、楽しみたいお客さん」のためなの。
騒ぐだけがロック・コンサートじゃないでしょ?
「ロック」だって音楽のひとつなんだから、「チャンと聴いてもらいたい」と思っているハズだし、実際我々の世代は「音楽を聴くために、動くホンモノを観るために」武道館や厚生年金会館や渋谷公会堂に行ったのですよ。
レコードは高かったし、YouTubeどころかビデオすらなかった時代だからね。
ま、そんなことを考えながら3年間出演者を考えているワケ。
 
やり方には2つあって、昨日レポートしたTHE CORAL CANDIESのように『Marshall GALA』でしか観ることができないセッション・バンドを組んで頂くのがひとつ。
コレが忙しい皆さんのスケジュールを合わせるのが大変!でも、自分のドリーム・バンドだからして思いをめぐらせるのはとても楽しい。
「自分だけの夢のバンド」なんて、中学生の頃考えたりしなかった?
「まず、ギターはリッチー・ブラックモアだな…。ボーカルズはカバーデイルじゃなくてイアン・ギランの声がいいな。ドラムは…やっぱりイアン・ペイスだろうな。キーボードとベースはよくわからないからジョン・ロードとロジャー・グローヴァ―でいいや…アレ?コレって結局Deep Purpleじゃねーか!」
…なんてね。私だってDeep Purpleに夢中だった時期があった。
GALAにおいてのこういうセッション・バンドさんにはやっぱりよく知られた曲をコピーしてもらうのが常道だし、それがまた楽しい。
クセのあるミュージシャンが集まって既存の曲がどう料理されるのかを楽しむ。
それと、もうひとつはパーマネントのチームに出て頂いて、シッカリ自分たちの音楽を演奏して頂く。
コレにも2つの意味合いがあって、ベテランのバンドさんの妙技や確固たる音楽性を楽しんで頂くということがひとつ。
もうひとつは、頑なに自分たちだけの音楽を演っている若めのバンドさんを紹介するということ。
今、「音楽の良し悪し」というモノがコンサート会場の規模やフェスティバル参加の可否でキマっているように見受けられるでしょ?
そんなんじゃイカン。
音楽が最初に来ないと!
そこで自分たちしかできない音楽を貫き通しているミュージシャンに少しでも世に出るチャンスを与えることができれば、イヤ、チャンスとなるキッカケだけでも与えることができればいいナァ…と思って「コレは!」と思う若いチームを出してあげたいと思ってるんだ。
ハヤリスタリではない音楽をやってガンバっている若い人たちを何とかしてあげないと!ということ。
でも、もちろんMarshallを使ってなきゃダメよ。
だっていい音楽を作るにはMarshallが必要でしょう?
そんなMarshallの家族を紹介する場が『Marshall GALA』なのです。
まぁ、世間的、規模的には全く大したコンサートではないけれど、こうして色々と考えてやってるワケです。
あ~、イカン!チョット書きだしたらこんなに長くなってしまった!
 
さて、『Marshall GALA2』のステージに2番目に上がったのはHELL FREEZES OVER(以下「HFO」)。
私との付き合いはまだそう長くはないが、どうしても今回のGALAで紹介しておきたかった平均年齢25.6歳のチーム。
トップバッターのTHE CORAL CANDIESとは対照的に、男、男、男~!

05TREBLE "GAINER" AIDYSHO

10vRYOTO

20vHIROTOMO

30vTAKUYA

40vTOM LEAPER

50vTOMくんが叩くNATALの高速フィルでステージはスタート!
ヘビメタだ~!

60こういうヤツね。

7

 RYOTOくんの弾く高速リフは「BURN YOUR LIFE」。
80「イエェェェェェェェェェェェェェェ!
オマエら座ってたって声ぐらい出せるだろォォォォォォォォォ!!!!!」
親の敵にでも出くわしたかのような大絶叫。
やっぱりコレはロックにあってしかるべきモノだな。

70そして、まずはHIROTOMOくんのソロ。

S41a0083 それを引き継いでのRYOTOくんのソロ。

90_2どこまでも疾駆するTOMくん。

100vそれにピッタリと寄り添うTAKUYAくんのベース。
コリャ若くなきゃできんわナァ~。
25.6歳か…その頃アタシャもう「お父さん」だったよ。毛はキミたちに負けなかったゾ!

110最初のTHE CORAL CANDIESがバカ受けすることはわかりきっていた。
その次に出るチームはチョット気の毒にも思った。
修行をしてもらうなんてつもりは毛頭なかったけど、とにかく若さと激しさでつないでもらおう…と思い、HFOに2番手での出演をお願いした。
もちろん心配なんかナニもしていなかったよ。
そして、1曲目が終わった後のこの大きな歓声!
やっぱり私の構想は間違っていなかったと思ったね。
この日、間違いなくHFOはこの1曲目で新しいHELL RAISERS(HFOのファンのこと)を獲得したのであった。

Dsc_3599 2曲目はミディアム・ファストの「GRANT YOU METAL」。

120v中間部のキメからRYOTOくんのソロ。

130vTAKUYAくんのピック・アップもバッチリ!
リッケン、いいね~。
EDENの音ってのはやっぱりヌケがよろしいな~。

Dsc_3470 曲の後半ではHIROTOMOくんのソロも炸裂した。

140v「『Marshall GALA2』に呼んでくれて本当にありがとう!」
イエイエ、こちらこそ参加してくれてありがとう。
HFOの皆さんも気合いをタップリ入れてくださいましてね。
事前の準備はRYOTOくんとズットやり取りをしていたんだけど、その気合いが形になって色んなことをリクエストしてくれるワケ。
スモークを炊いてどうこう…とか、緞帳が開いたらどうこう…とか。
うれしいんだけどね~。
RYOTOくんは『Marshall GALA』を見たことがないので仕方ない。
すると…「待てよ、GALAが初めてなのは何もRYOTOくんだけじゃないな」…と思い、出演者の皆さんに「GALAのステージはこういうモノです」ということを慌ててアナウンスした。
答えイッパ~ツ!
私はこう説明した…「高校の文化祭を想像してください」…と。
スモークもない、緞帳ももない(←コレ、Zappaの『Does Humor Belong in Music?』みたいで却ってカッコいいな)…飾り気のない舞台にとにかく次から次へとバンドが出て演奏をして頂きます。
…てな具合。
RYOTOくんにもイッパツでご納得頂いたようだった。
 
そしてGAINERくんのMC…「Marshallってのは、さっきビデオでも流れていたんだけど、ロックというジャンルにおいてスゴク大きな貢献を残したひとつの…あの~…なんて言うか…『会社』だよね」
いい!
まさか「会社」という言葉が出てこようとは!ここはせめて「ブランド」とか「楽器」とかでしょう!
 
HFOの皆さんは1993年あたりの生まれだ。
つまり70年代のハードロックも80年代のヘヴィメタルも、リアルタイムで全く経験できなかった。
でも、こんなに若い人たちがMarshallの意味合いを咀嚼して、Marahallがなければできない音楽を演奏してくれている。
スゴくうれしいことですよ。
コピーではなくて若い彼らの音楽でロックやMarshallの魅力を伝えてくれている。
コレこそが本当の『伝承』だと思うワケ。
だからHFOに出てもらった。

150_mc「Marshallの壁…ホント素晴らしいよね!今時こんなの観れないよね、マジで。チョースゴいよ!」
GAINERくん、ありがとう!
オジちゃんが高校生ぐらいの頃はどこへ行ってもこうだったんだよ。
そして、最高の『ロック』を聴くことができたんだ!
ステージにギター・アンプが置いてない…なんて考えられるかい?
おかしいだろ?
ロックってギターで演るもんだろ?
そんなギター・アンプがないような地獄のステージなんかHFOのパワーで凍らしてしまえ!

155「オマエらMarshall好きなんだろ?ということはデカい音が好きなんだろ?
デカい声が好きということはデカい声だせるよナァ!イケるよナァ!」
今日、こういう場面はココだけです。
すごく目立ってヨカッタと思います。

150v3曲目は「END THE BREATH OF THE NIGHT」。

150_3コレまた目の覚めるようなドライビング・チューン!160GAINERくんの声がまたいいんだわ。
「野太い声」というワケではないんだけど、よく抜けて迫力がある。
ただただ素っ頓狂に高い声を出せばいいワケではないのだ。
210vココでも徹底的にバンドをドライブさせるTOMくんのドラム!

175中間部で弾くRYOTOくんのピックアップ・フレーズがいかにもHFOらしくて気持ちいいぞ!

1802人のソロから…ツイン・リードのパートへ。
さりげないこういうアレンジを挟み込むところがニクイ。

200最後を締めくくったのはメロディアスなHIROTOMOくんのソロ。

190vHFOのステージの最後を飾ったのはキラー・チューンの「OVERWHELM」。

220_4イケイケ~!

230やっぱり私にとってはHFOはこの曲の印象が一番強いかな?
初めて彼らを見た時のことをまるで昨日のことのように思い出すゼ…って、まだ1年チョット前のことだったわ。

230v

240v

250v

260v

Dsc_3589_2 キックのフォーメーションもバッチリとキマった!

8  20分にわたって文字通り「Speed Metal Assault(高速鋼鉄攻撃)」しつくしてくれたHFO…最高!

270インタビューのコーナー。
HFOのCDを手にしてバンドとの馴れ初めについて語る私。

290コレがそのCD『Speed Metal Assault』。
このMarshallが描かれているジャケットの使用許可をめぐってHFOと近しくなったのだった。
その前にも一度、ある人を通じて紹介してもらったことがあたのだが、フェイドアウトしてしまった。
だからこのCDが今回のGALA出演の架け橋になってくれたというワケ。

340cdHFOがイス席の会場で演奏したのは今回が初めて。
「緊張した」というRYOTOくん。
それでも手を上げてくれている人がいたので、「自分たちの音楽が届いているんだ。それなら立っていようが、座っていようが関係ない」と思ったという。ココで拍手が沸き上がった。
もちろん立ち上がって楽しんでいるお客さんもいらっしゃったけどね。

320「売れようと思ってやっているワケではなくて、好きだからやっているんです!」

300v長髪に細いジーンズ、そしてドラマーはハダカ。
ステレオタイプと笑わば笑え。
コレがロックの正装なのだ。

310RYOTOくんにHFOの野望を尋ねると「100年後にも残る音楽を作りたい」と答えてくれた。
大きな会場で演奏することだけを成功と考えるようになってしまった双六のような現在のロック界からは、100年どころか1年持ちこたえる音楽すら出て来ることはほとんどないだろう。
そんな野望を抱く5人のメンバーが同じ方法を向いて頑張っているHELL FREEZES OVERの姿に期待と感動を覚えるのだ。
とにかく続けろ!止めちゃダメだぞ!
 
HELL FREEZES OVERの詳しい情報はコチラ⇒Official website

285<つづく>
 

200_2  
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.4:Kelly SIMONZ Co. with GENKI

 

6_marshall_gala_2_logo2_2 『Marshall GALA2』の3番手はKellyさん。
後でビデオを見て思い出したんだけど、Kellyさんのお名前を呼びあげる時、私ずいぶんフェルマータしていたのね?
イヤ、確かココはそういう風にしよう…と予めキメていたんだ。
リズム隊の2人を紹介した後、こうやった。
「死ぬほど弾いて頂きましょう!ケリ~~~~~~~~~~~~~~~~~~、サイモン!」

9 ココも元々キメてあった。
「Kellyさん、GALAのステージではまずドアタマにア・カペラで煙が出るほど弾きまくちゃってください」
「了解です」
なんのためらいも迷いもなく引き受けたKellyさんが愉快で頼もしい。

20vそして約束通り「煙」どころか「炎」が出るほど弾きまくってくれた。

10 Marshallのイベントととなると腕自慢のギタリストがゾロゾロ出て来てゲップが出るほどギターを聴かされてしまう…どうしてもこういう内容になりがちなのね。
Marshallだからそれもおかしくないし、それこそが本分であったりもするんだけど、いくらギター好きでも4時間半もそれをやられた日にはゲンナリしちゃうよね。
『Marshall GALA』の台本を書く時に大いに注意していることのひとつはこの部分なのです。
Marshallはギター・アンプだけど楽器ジャン?
楽器は音楽を作るための道具ジャン?
それならいくらギター・アンプ・ブランのコンサートでも「音楽ファースト」にしたいジャン?
それを実践しているつもりなんだけど、ココだけは一本槍でやろうとキメていた。

30それを見事に演じてくれたのが…Kelly SIMONZ!

40vまずはトリオで演奏。

50ベースはBLIND FAITHの盟友、KAZ。

60vそして、ドラムスはNATALドラマーである石川達也にお願いした。

70v「Kellyさん、バンドの名前をどうしますか?」
今回はドラマーが達也くんということで普段とは異なるチーム名をKellyさんに考えて頂いた。
キチンとしているKellyさんのこと、数日後にチャンと連絡があって、「Kelly SIMONZ Co.(ケリー・サイモン・カンパニー)にしましょう」ということに相成った。
80そのKelly SIMONZ Co.の1曲目はKellyさんの人気曲「Future Destination」。

90vア・カペラの炎のソロのテンションをそのままトリオ演奏に盛り込んだ!

100vどこかにも書いたけど、実はキネマ倶楽部さんをご紹介頂いたのはKellyさんでしてね。
またKellyさんには私が撮るライブ写真をお気に召して頂いて、もう長いこと撮影させて頂いているのね。
そんな関係もあって、東京キネマ倶楽部のステージに立つKellyさんは私にはとってもおなじみなんだけど、この時はMarshallのコンサートということで、やっぱりチョット雰囲気が違うね。
KellyさんのMarshallへの愛情が込められた演奏…私にはそう見えたよ。

11 演奏の内容自体はいつも通り。
イヤ、持ち時間が長くない分、完全試合を達成せんとする9回裏に直球だけで勝負に臨むピッチャーのような気迫がスゴかった。
ホントはそんなピッチャーに会ったことはないけど。
でも絶対スゴイ迫力じゃん?

12 KAZさんのテクニカルなベース・ソロ!

110そのKelly剛速球を受け止める2人の演奏も希薄に満ち溢れたモノだった。

120vそしてエンディングでは…オオっと!Kellyさんもサオ回しダァァァ!
ね、気合いが入ってるでしょ?…いつもそうだけど。
スゴイ歓声だった!

13 「ありがとうございます!いつもはMCが長いんですけど、今日は時間がないのですぐ演ります!」
ゴメンなさいね~。
Marshall GALAのモットーのひとつは「しゃべりより演奏」ですので…Kellyさんはチャンとその辺りを理解してくださった。
そこで、すぐにスペシャル・ゲストをご紹介。
Kelly SIMONS Co, with GENKIのGENKIさんだ!

130vKellyさんとGENKIさんはこの日が初共演。
キネマ倶楽部さんのはからいで実現したのだが、やっぱり大きな話題になりましたナァ。
Marshall=イギリスということでLed Zeppelinナンバーを演奏して頂いた。

140まずは「Since I've Been Loving You」。

180_wllMarshall GALA史上…といってもまだ2回しかやっていないが…はじめてのZeppelinナンバー。
165事前に「ストラトキャスターで演っちゃうもんね」的な宣言もあったKellyさん。
全然OK!
190v前回のGALAではルーク篁さんと共演。
そして今回はGENKIさんとKellyさんの初共演にジョン・ボーナム役で参加。
売れっ子です。
ヨカッタね~、NATALを使ってて!
イエイエ、いつもムリをお願いしてスミマセン!

160vMarshall GALA唯一のバラード。
コレってMoby Grapeの「Never」が元曲だって言われているんですってネェ?
こっちの方がケタ違いにカッコいいんですけど。
イヤ、私はMoby Grapeが苦手なもんですから。
Jefferson AirplaneとかDeadとか…どうにも近寄りがたい。
やっぱりイギリスなんだナァ、私は。

170名曲の名フレーズをジックリ弾きこむKellyさん。

200そして、GENKIさんの歌声に触発されて爆発!

150vそしてもう1曲は「Whole Lotta Love」。

210Led Zeppelinをコピーしたことがほとんどない、というKellyさん。
やはり、この日この曲を始めて人前で演奏したのだそうだ。

S41a0092そのKellyさんを完璧にバックアップしたリズム隊も最高にゴキゲンだった!

220v

230vそういえば、ステージから2階の客席を見ると、社長夫人のEllieは、頭を揺らして一緒に歌いながら演奏を楽しんでいたナァ。
そうだよナァ、コレはEllieたちの国の音楽だもんね~。
コレをリアルタイムで、しかもLed Zeppelinの現場で体験しているんだもん、羨ましいよナァ。

240
そしてKellyさんはレスポールだろうが、ストラトだろうが…はたまたツェッペリンだろうがパープルだろうが…でもそんなのカンケーねェ!
生粋のKelly節で思いっきりやってくれた!

Dsc_3714 GENKIさんの素晴らしい熱唱とKelly SIMONZ Co.のド迫力の演奏。
コレまたGALA史に残る名演だった!
キネマ倶楽部さん、ありがとうございました!

245GENKIさんはこの後に他のお仕事があったので早々にキネマ倶楽部を離れた。
「GENKI has just left the building」ってヤツ。
そこでひっさしぶりにKellyさんと舞台でトーク。
…というのは、カレコレもう8年ぐらいになるのかな?
私が前の会社を辞める直前ぐらいに渋谷の楽器店でKellyさんにMarshallのクリニックのデモンストレーターをお願いしたことがありましてね。
2人でしゃべりまくったな~。
今回はそれ以来のこと。

250しっかし、よくしゃべるな~。
何かこのインタビューの文字お越しをしようと思ったんだけど、しゃべりすぎ!
しかも、ほとんど内容なし!
最高だぜ!…と思っていたら、Kellyさんスイマセン。
ビデオを見て実にイヤな気分になったのは…ハイ、完全にわたしがしゃべりすぎてますな。
でもサ、久しぶりで楽しかったんだもん!

260こんな時はいつも冷静なKAZさんに逃げよう。
EDENについてコメントを頂戴した。
「EDENのサウンドはとてもクリアでロックにとてもよくマッチします。Kellyさんのギター・サウンドはとてもヌケがいいので普通のベース・アンプだと負けてしまって聞こえなくなっちゃうんですよ。でも皆さん…今日は聞こえましたでしょうか?」
「超バッチリ聞こえました!」代わりの大きな拍手頂きました!
KAZさんありがとう!

270音楽活動20周年を迎え、数か月前に同じステージで演奏したマーク・ボールズとの活動も決まって周辺がますますにぎやかなKellyさん。
今月もこういう企画で盛り上がってます。
「来年の抱負を大いに語る」か…コリャ徹底的にしゃべりそうだな。
オモシロそうだ。

Fc_2そして、今年も『船上のフェリークリスマス』。
上は私が撮った写真。
Kellyさん、このポーズがお気に入りなのね?

Fc_1  
Marshallをお供にいつでもどこでもガツンと弾きまくり続けてくださ~い!
 
Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ official website

280<つづく>
 

200   
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.5:THE GUV'NORS

『Marshall GALA2』も早くも前半最後。
あんなに準備が大変だったのにもうコレで半分終わっちゃうなんて…。
幸いここまで順調でお客さんにもお楽しみ頂けているようだし、ナニよりなんだけどね。
GALA2の4番手はTHE GUV'NORS。
コレもおススメだったんですよ。
一刻も早く皆さんにお見せしたかったチームのひとつ。
もうチーム名の由来は前回のGALAに登場したMASHAくん率いる「THE SHRED MASTERS」の流れで「Marshallのエフェクト・ペダルの名前シリーズ」だということは既にこのMarshall Blogでお知らせしてきた通り。
Marshall GALA名物の「他では決して観ることのできない(であろう)ワンオフ・パフォーマンス」のひとつ。
「ワンオフ(One off)」というのは「1回限り」ということね。

15 前回のGALAではトップバッターで登場して一発で会場を沸かしてくれたMASHA。

30忙しいI Don't Like Mondays.のスケジュールを何とかやり繰りして参加してくれたChoji。

40ヒマそうにブラブラしていたので出てもらった真壁雄太。
ウソです、ウソです。
さすがに「ヒマ」なぐらいではMarshall GALAには出れません。

50ベースには笠原藍。ライブ・レポートではMarshall Blog初登場!

60ドラムスは石川達也。
達也くんは前回のTHE SHRED MASTERSのドラマーでもあり、今回はKellyさんのチームから連続でステージに上がってもらった。

701曲目はゲイリー・ムーアの「Back on the Streets」。

20イントロの♪ティラリラティラリラ…を華麗にこなすChojiくん。

80それに5度をかぶせる雄太くん。

90バッチリとハモってハイタッチ!
いいね~。
コレよコレ、コレ…コレがやりたかったの。
本当はコレに3度を加えて三声でハモらせたかったんだけど、私のアレンジがマズイせいで、どうも和声がおかしくなってしまう上に、3度のメロディの運指がこの速さだととてもややこしいので断念。
でもリハーサルで聞かせてもらって大満足。オモシロかった。

16 そしてChojiくんの歌。
コレがまたいい。
チョット鼻にかかった声がとても魅力的。
去年の暮れのChojiくんのバースデイ・コンサートでこの曲を演っているのを見て「コレだ!」と思った。
この曲が収録されているゲイリー・ムーアの同名のアルバム、『Back on the Streets』は私が高校生の時にリリースされて、夢中になって聴いたものだった。
「このイントロの♪ティラリラをハモリでやったらオモシロイのにな…」と何となく長年思っていて、Chojiくんが演奏しているのを見て閃いたのだ。
そして、リクエストしたというワケ。110v当然、ギター・ソロもタップリとブチ込んだ。
まずはChojiくんから。
130MASHAくんを見て!
雄太くんに「おいでおいで」をしているの。

17 それにすぐ気付いた雄太くん。
MASHAくんの所に急いで駆け寄った。

18 そして2人でバッキングのハモり。
MASHAくんの気転の利いたステージさばきでした。

145今度はMASHAくんとChojiくんがバッキングに回る。

19 雄太くんのソロ。
前回のGALAにはスタッフで参加してくれた雄太くん。
今回は華々しくステージで弾きまくってくれた。

160vそして、最後はMASHAくんのソロ。

170Chojiくんと雄太くんがバッキングに回って美しいハーモニーを奏でてくれた。

20 どうよ、いいアイデアでしょう~?

180フロントのギター・バカ3人(←ホメ言葉ですから)を容赦なくプッシュするリズム隊の2人。

190v藍くんはEDENに直結。
メッチャいい音を出すのよ!
もちろん音だけじゃなくてプレイも完璧。

200v 革ジャンで統一した衣装もバッチリじゃん!
ものスゴイ歓声で1曲目を演奏し終わったTHE GUV'NORS。

205「THE GUV'NORSです。ありがとう!」
Chojiくんはカッコいいのう。
真っ赤なシャツにマフラー、ギターの位置は低いし、背が高いからこんな帽子を被っても実によく似合う。
「『Sanctuary(サンクチュアリ=神聖な場所)』というオリジナル曲を持って来ました!」
おお~、うれしいね~!

210「コレだけのMarshallがあれば、ある意味ココは『聖地』です!『ロックの聖地』と言っても過言ではないと思います。

21 そういう気持ちで作ってきました!『Sanctuary』です!」

S41a0197
達也くんの♪ドンドンパンに合わせてみんなで手拍子。
そういえば達也くんは前回も「♪ドンドンパン」演ったね。

230vそういう曲ノリのいい曲だからして…
240皆さん、初めて耳にする曲なのに大盛り上がり!250そこへMASHAくんが弾くメイン・リフが斬り込んで来る!

260_sc雄太くんがそのリフをオクターブ上で重ねる。

270vそしてChojiくんがテーマを弾き出す。
雄太くん、MASHAくんとハモリの相手を交代させながら曲は進む。

280vん~、よくできた曲だな~。

295展開部ではガラリとファンク調に…ベース・ソロも交えて藍くん大活躍!

290MASHAくんのソロはいつも通り美味しいフレーズの大連発!
クライングしております!

300そして雄太くんのソロ。
この辺りのソロ回しをダラダラやっちゃうと飽きられちゃうんだね。
ソロ回しは長いことやっちゃダメね。ソニー・ロリンズじゃないんだから、普通、ソロなんてのは長ければ長いほど内容が薄くなるモノだから。
ところが「Sanctuary」はそれを知ってか実にコンパクトにまとめたね。

310vそしてトリプル・ギターのハーモニー。
ソロあり、キメありの構成の妙ですな。

22 数回合わせただけとは到底思えない鉄壁のアンサンブル。

320このままパーマネントで活動してもらいたい感じじゃん?

330v最後は作者のChojiくんのソロで締めくくった。
お客さんもジ~ックリ鑑賞いたよ。
そう、コレでいいのだ!

335メンバー紹介に続いて3曲目に移る前にMASHAくんのMC。
「続いて演奏する曲はボクがこの日のために作った曲です」
またまたうれしいね~。
ロックの世界では「初演」を認識することってほとんどないでしょ?
クラシックは「『春の祭典』の初演はパリのシャンゼリゼ劇場」なんてすごく「初演」を大切にしている。
だって200年ぐらい前の記録がバッチリ残っていたりするからね。
ナゼかと言うと、初めて人前で演奏した曲が、どのように受け入れられるかでその曲の運命が決まってしまったり、作曲者や演奏者の評価も大きく左右されるからなんだな。
上の「春の祭典」なんかはあまりにもセンセーショナルでシャンゼリゼ劇場が上へ下への大騒ぎになってしまったなんてのは有名な話。
だからね、Marshall GALAもそんな場所になればうれしいな~…なんて思うワケ。
後になって「この曲は10年前、2019年11月9日のMarshall GALA2で初めて演奏した曲です。すごくウケて評判になりました!」…という風になればいいな。

360「我々ギタリストはMarshallに育てられて来ました。このMarshallのバカでかい音を世界に届ける…という大志や使命を授かっているんですね。
今から演る曲には、そのMarshallに対して敬意と決意の意味を込めて『Got A Large Ambition(大志あり)』というタイトルを付けました」
いいタイトルだ!
「そして、この『Got A Large Ambition』という4つの単語の頭文字をつなげてみてください。G-A-L-A…GALAなんですよ!
みんなに楽しんで頂くために作って来た曲なんです!」
おお~!ありがとう!

350「ちょっとココで…今日はイギリスからMarshallの社長がお見えになているということで…ボクもカッコつけたいと思ってスピーチの原稿を持って来たんですよ!
読んでいいですか?…緊張するナァ!」
大拍手の反応があり、MASHAくんがMarshall一行に向けてスピーチを送った。
「緊張するナァ~…Hello,  Jon, Ellie, Alex and Megan!」
お、まるで示し合わせたかのようにキレイに手を振る5人。練習したのかしらん?

23  「I hope you are having a good time in Marshall GALA2.  Please let me introduce the song we are going to play from now.  I composed this song for Marshal GALA2.
We were brought up by Marshall.  And Marshall gave us the ambition to become big names and deliver the loud sound of Marshall to the world.
So I named this song ‘Got a Large Ambition’ with resolution and gratitude to Marshall.
I think you get aware, when you put the initial of words in the song title, we get ‘G-A-L-A’. This is our GALA song!  I hope you like it!」
ぐらいのことを言っていたね~。

380v「緊張する!」の連発だったけど、ナンノナンノ、スラスラと流暢なスピーチを聞かせてくれた。
さすがMASHAくん、英語でもクライング!(←いい意味での「泣き」です)
しかし、今回のMarshall GALAはスゴいね。こんなシーンまで出て来ちゃったんだから!

370さて、その「Got a Large Ambition」、コレがまたヨカッタ!
シンプルなリフと身体が思わず動き出してしまうような軽快なリズム!

390_galaまずはMASHAくんがテーマを弾き…
400v雄太くんがハモリを乗せる。
チョットもの悲しいメロディ。

400それがChojiくんがパワフルに弾くリフにづながる。
このコントラストが快感!
そのままChojiくんのソロへ…おお!ハッとするようなフレーズをさりげなく出してくるところがニクイ!

410Chojiくんが指をさしているのは下手のサブステージ。
そしてMASAHAくんの視線の先には…

420真壁雄太!
誰かやるだろうとは思っていたけど…やっぱりやりやがったな~!
もう、雄太くん、スゴい張り切りようだったからな~。
GALAのステージがよっぽどうれしかったし、楽しかったんだろうね。
ありがたいことです。

430vMASHAくんのソロを経て怒涛のエンディングへ!

24 達也くんが後で大暴れしております!

Img_0074 GALA2前半のクライマックスだァ~!

450ハイ、終わり。

25 インタビュー・コーナー。

470「ボク、2回目なんですよ!メチャクチャ光栄です!」
上に書いたようにMASHAくんは前回も大いに盛り上げてくれて、お世話になりっぱなしなのだ!
今回が英語もペラペラとやってくれちゃって。
こんなMASHAくん、GALA以外では見れないよ!

490v「ボク、前回と合わせて4ステージ演らせて頂いているんです。多分過去最高だと思います」
そりゃそうだ!
「でもギャラ同じなんですよ
ゴメンね~。
「こういうイベントに呼んで頂けて仲間たちや大先輩と一緒に演奏出来てうれしく思っています!」
達也くんは年明けからMASHAくんのSilexで活動を始めるということで私も大変楽しみにしているのです。
いよいよSilexにNATALサウンド…うれしいね。絶対いいにキマってる。

500v「普段はメジャー7thの音楽を演っています」
そのメジャー7thのバンドI Don't Like Mondays.の過密なスケジュールを縫ってご出演頂いたChojiくん。
Chojiくんとは比較的新しいお付き合いなんだけど、本当に出てもらってヨカッタと思っています。
「そうスか!」、「そうスか?」と言うだけで、うるさいことや細かいことは一切言わない男らしいヤツ。
曲まで作ってきてくれて…。
しかも「シゲさんに出会えてヨカッタ!」なんて言われてごらんなさいよ。
感謝感激です!

480v前回はスタッフ、今回はパフォーマーとしてステージに上がった雄太くん。
「いつもお世話になっています!アッという間に終わってしまって…もう1回演ってもいいですか?」
いいワケねーだろ!
「でも本当に気持ちヨカッタです!」
よかったよかった!
ナンダカンダ言って雄太くんにも色々とお世話になっちゃっててね~。

520vこの藍くんも同様。
元々キマっていたベーシストが不幸にして左手に大ケガを負ってしまい、出演を断念せざるを得なくなってしまった。
そこで雄太くんが連れて来てくれたのが藍くんだった。
「ムチャクチャ気持ちヨカッタです!」

510v下の写真は「顔合わせ会」の時のようす。
左端がその元々キマっていたベーシストの颯(はやて)くん。
本番は残念だったけど、写真登場してもらおう。
しかし…こんな冬の格好をしていた頃から準備していたんだぜ。
コレでいいモノが出来ないワケがない!

0r4a0169「60周年に『Marshall GALA3』があれば是非また出たいです!」とMASHAくん。
なるほどコレがホントの「Got a Large Ambition」!
 
みなさん私のツマらないワガママに付き合ってくれてどうもありがとう!

530<つづく>
 

200   
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.6:GOTWEE3 with KAZUE AKAO

 

「Take it away, PON!(まかせたぞ、PON!)」
PONさんのドラム・ソロでスタートした5番手、GOTWEE3 with KAZUE AKAO。
ココいらへんでNATALサウンドをフィーチュアしておこうと思ってPONちゃんにドラム・ソロをお願いした。

10ドラムスの山口PON昌人。

30vPONちゃんのハデで豪快なドラミングは絶対にその目的を果たしてくれることを確信していたが、果たして結果はその通りとなった!
もうね~、この遠慮のない暴れようが大好きなのです。

35島紀史のギター・リフに…

40小笠原義弘のベースが加わる。

50vそして赤尾和重。

60vコレが『Marshall GALA2』後半一発目のGOTWEE3 with KAZUE AKAO。
『Marshall GALA』でしか観れない豪華組み合わせ!

70ノンちゃん、オガンちゃん、PONちゃんの3人が「Gotwee3」の名の元、タッグを組むと聞いて色めき立ったのは1年チョット前のこと。
「渋谷のライブハウスに出る」というのでさっそくカメラを持って観に行った。
しかし…アレからもう1年かよ。
ま、最近は1年ぐらいの「時の流れの早さ」にはそう驚かなくなったけどね。
80vま~、その時もスゴイ演奏だった。
小さいお店だったので完全に生Marshall、生NATAL、生EDEN(「生エデン」なんていうとナンカ食えそうだな)。
音もすさまじかった。
Van Halenやゲイリー・ムーア、「Madrake Root」や「Wring That Neck」等の古いDeep Purple等のレパートリーもヨカッタ。
そして、すぐに頭に浮かんだのが『GALA2』のこと。

90vその時より6か月前には『GALA2』の開催日が既に決まっていて、出演者の構想を毎日練っていたからね。
メンバーはみんな仲良しだし、言うことなし。
何しろオガンちゃんはHandwiredシリーズの発表会の時からのお付き合いなのでカレコレ15年になるし、ノンちゃんは1959HWの発売の時だから2006年からことあるごとにご一緒させて頂いて来た。
そんな2人にNATALのトップエンドーサーの1人であるPONちゃんが加わっているんだから、もう一種の私のドリーム・チームだったワケ。
ただ、やっぱり専門のシンガーに歌ってもらいたいな…という希望があった。
『Marshall GALA』って放っておくと、やたらインストゥルメンタルになっちゃうんですよ。
器楽演奏の名人芸と楽しい歌モノをいい具合に混ぜているつもりなのが『Marshall GALA』のプログラムなんです。

190v_sgゴッツイ3人と渡り合えるシンガーのアイデアは瞬時にして浮かんだ。
問題はその人が受けてくれるか否か。
GOTWEE3の皆さんの了解を取った上、すぐに連絡をしたのがクルベラブリンカのCazさん。
「私なんかでよければ」…と殊勝なお言葉を頂き、即決定。
後は演奏を楽しみにしていればよし…と。

100vそして、当日…。
1曲目はRitchie Blackmore's Raibowの『虹を翔ける覇者』から「Do You Close Your Eyes」。
125コレはうれしかったね~。
実はこの曲は私のリクエストだったのです。
イヤ、「リクエスト」したという意識が私にあったワケではなくて、Cazさんやノンちゃんが集まれば当然Deep Purple系のレパートリーになることが容易に予想されるので…「他のコピー・バンドがあまり取り上げていない曲を選んで頂けたらうれしいですね~。例えばパープルなら『Mary Long』とかレインボーなら『Do You Close Your Eyes』とか」…なんてことはお伝えした。
もうひとつ、「少なくとももう『Burn』だけは止めて欲しいです」…コレはハッキリ言った。
やっぱり基本的には「他では観れないこと、聴けないこと」を演るのがMarshall GALAとしているもんスから。
そういう意味ではガーシュインの「Fascinating Rhythm」をCazさんの歌で…なんてのはメッチャ聴いてみたいな~。
そしたら、Cazさんがこの曲を選んで歌ってくれた…というワケなのです。
240ノンちゃんのソロ。
使用したMarshallは愛用のMAJOR1967。
スゲエ音よ…ハッキリ言ってデカいわ!
でもちっともうるさくない。
リハの時には若いギタリストがMarshallの前に集まって来てノンちゃんの出す音をジックリ聴いていたからね。

110ノンちゃんもGALAは2回目。
今回はリッチー役で実に楽しそう!

130vノンちゃんだけじゃない。
PONちゃんも…

150オガンちゃんも楽しそう。
ナ~ニ、方向が違うバスに乗ってしまってリハの時間に間に合わなかったなんて、言わなきゃ誰にもわからないって!

Dsc_4149 もちろんCazさんも!
胸のすくような熱唱が最高に気持ちいい!

160やっぱりこういう演奏はイスに座ってジックリ味わいたいよ。
1曲目が終わった後の大きな拍手や歓声がそれを物語っていたね…間違いない。

170昔はこうやって「音楽を聴くために」コンサートへ行ったもんです。
しかし、いつから今みたいになっちゃったんだろうね~。
2000年だったかな~?ジェフ・ベックが来日した時、DSLでサポートをしてショウを拝見させてもらったんだけど、演奏が始まった瞬間にみんな立ち上がったのには驚いたね。
ハァァァ?…ジェフ・ベックの音楽で、一体何の必要があって立ち上がるのかがわからない…いまだにわからない。
数年後のクラプトンとのスーパーアリーナやJCBホールの時にはみんな座っていたけどね。

1802曲目は同じくRainbowの『虹を翔ける覇者』から「Stargazer」。
しかし…単なる『Rising』という原題からよく『虹を翔ける覇者』なんて大仰な邦題を導き出したよな~。
ま、前作の『銀嶺の覇者』つながりなんだろうけど。
「銀嶺の覇者」なんていうと、我々世代ではトニー・ザイラーとか、ジャン・クロード・キリーとか、ロジ・ミッターマイヤーとか、そんなイメージもあるぜ。古いな~。
 
チョット脱線しますが、来年オリンピックじゃない?
我々が小学校4年生の時に、札幌に冬季オリンピックが来たのね。
開催の前の数か月間、毎日毎日、来る日も来る日も、学校でトワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」ってのを歌わされたんだよ。
ウンザリするぐらい。
言っておきますが私が通っていたのは東京の学校で、札幌なんでラーメンの他には何の関係もないのに…ですよ。
アレは子供時代の「Burn」だったナァ。「耳にタコ」どころじゃなかった。イボも魚の目も出来たわ。
今聴くとヤケクソにいい曲なんだけどね。私と同世代の人ってほぼ全員今でも歌えるんじゃない?
そして今、来年のオリンピックに備えてのそういうみんなが歌える曲なんてのがあるのかしらん?
今、世間では音楽が盛んなようなフリをしているけど、この国における「音楽の力」っていうのはその頃に比べてどうしようもないぐらい脆弱になったな。

140PONちゃんのフィルに…

290vノンちゃんの長い長いピック・ポルタメントがかぶさる。
210vやがて、オガンちゃんのヘビー級の重低音が加わる。
なんてGOTWEEんだ~!
250vCazさんもいい加減スゴイ!
このパワー!

Dsc_4218 この迫力!

200v「Cazさんが歌う『Stargazer』を聴きたい」と誰かが言っていたのを覚えているんだけど、なるほど、逸品ですわ。

220v今頃ナンですが、曲もすこぶるカッコいい。

255スゴイ迫力なんだけど、丁寧に丁寧に情感を込めて激唱するCazさん。

260vボトルネックでのソロ。

310_2そしてエキゾチックなフレーズを連発。

270とにもかくにも筆舌しがたい熱演だった!

300vアッという間に最後の曲。
PONちゃんが導き出す3連のリズムに合わせてノンちゃんが「Long Live Rock'n'Roll」を弾き出すと、Cazさんが「ウン、それでもエエけどね!」なんていう場面があって…

360「Black Night」!

340_bn♪デデデデデデ…

350♪デデデデデデ…

370♪デデデデデデ…

280v♪デデデデデデ…

400そして、おなじみのリフに会場は大興奮。

380最後はやっぱりDeep Purpleで〆る。

390v2つ前にGENKIさんとKellyさんがLed Zeppelinの曲を演奏したでしょ?
我々は何てことなしにLed ZeppelinもDeep Purple等のハードロックを聴いているけど、コレ、Marshallがなかったらこの世に存在しなかったであろう音楽なんだよね。
あるいは似ていて非なる音楽になっていたかも知れない。
一説によるとハードロックのアイデアはジェフ・ベックによるもので、それをパクったジミー・ペイジにジェフが激怒したとか…。
こうしたハード・ロックはMarahallが生み出す大音量と魅力的なディストーション・ギター・サウンドなくしてはあり得ない音楽だから。
ま、その前にThe WhoとかSmall Facesとかの音楽が伏線があったことは言うまでもないんだけど、それもまたMarshallがあってこそ実現した音楽なワケだからね。
でも、そうしたクリエイティブなアーティストがいたからこそ、Marshallが役に立ったこともまた事実。
いい音楽がなければ、また弾き手がいなければ、Marahallなんて黒くてい重いただのデカいハコなんだから。
そうしたすごいオリジナリティ同士が化学反応を起こしてできた音楽がハードロックなんだねェ。
そこへいくとデジタル機器は楽器ではなく機械なので、スタートが「モノマネ」でしょう?
「Marshallにソックリな音が出る」とか「よそのアンプの音を保管しちゃう」…みたいなね。
便利かもしれないけど、それじゃ悲しくない?寂しくない?
オリジナリティをもっとも表現しやすい音楽が「ロック」なんじゃないの?
 この世にデジタル機器しかなかったら「Stargazer」も「Black Night」も聴くことができなかったハズ。
ところで、あの『イエスタディ』って映画観た?
ビートルズがいない世の中になっちゃうヤツ。
アレのMarshall版を誰か作ってくれないか?
私にとってあの映画の中で最も感動的なのは、ビートルズのことを知っている夫婦が主人公を訪ねて来るシーン。
怒られて真実をバラされるのかと思って主人公がビビっていると、「ドンドン演ってくれ」と頼まれる。
そして訪ねて来た夫婦がこう言う「ビートルズのいない世の中なんてツマらない」。
「Marshallがない世の中」がどんなだか考えたことがありますか?
え?静かでいいって?…そ、そんな。
私は少なくとも職を失うナァ。
イヤ、そういうことではなくて…PurpleもZeppelinもない世界へ行ってみろってんだ!
『イエスタディ』についてはまた別の機会に取り上げさせてくださいまし。

410ココでもノンちゃん大爆発!

420vアクションも軽やかに徹底的にリッチーを演じ切る!
私はね、地球温暖化も心配なんだけど、もしリッチー・ブラックモアに何かあった時のノンちゃんが心配なのだ!

430タンバリンを振って更に雰囲気を盛り上げるCazさん。
やっぱりNATALコンガが必要ね?
もうチョット待ってて!

4403連はオガンちゃんの得意パターンだ!
スゴいグルーヴ感!
これが世界のオガン・ベース。
またクリス観たいな~。

450vPONちゃんのスネア・サウンドも聴きものだった。
NATALんのMETAというシリーズのアルミシェル。
サイズが14"×8”!

D ノンちゃんもオガンちゃんもステージ狭しと暴れまくったよ~。
こんなん、他では絶対に見れません!

26 イヤ~、スゴかった。
ま、こうなることは想像に難くなかったけど素晴らしい演奏だった!
拍手や歓声も予想以上の大きさだった。
「あ~、いい湯だった!」みたいなお客さんの満足感が十二分に伝わって来たな。
皆さん、私のワガママにお付き合いくださって本当にありがとうございました。

480v

483v

Dsc_4125

500vココのインタビュー・コーナーは転換の都合でチョット長めに時間を取らせて頂いたよ。
GOTWEEの4人もバッチリそれに対応してくれた。
 
オガンちゃんは前回、イの一番にオファーをしたのだが、クリス・デュアルテのグループの全米ツアーに参加することがキマっていて断念。
今回、初登場と相成ったが、バスに乗り間違えてリハ遅刻。
「イヤ~、東京わからへんのですわ~」
ナニ言ってんの!月の半分ぐらいは東京で過ごしているでしょうに!
…と思ったけどいつも車だから公共の交通機関には弱いのかな?

510今回、物販コーナーには出ていなかったけど、オガンちゃんの最近作。
元クリスタル・キングのキーボード・プレイヤー、今給黎博美(いまきゅうれいひろみ)さんとドラムスの常松満蔵さんのトリオのアルバム『LOCK LEAD』がよい。
プログレッシブ・ロック風味からパット・メセニーの世界を思わせる心地よい音まで、オガンちゃんのボーカルズまで楽しむことができる。
ちなみにジャケットのイラストはオガンちゃんのお嬢ちゃんの作品だ。
また、今給黎さんはCMソングの作曲でも活躍されていて、「♪ハッピー・ライフ、ハッピー・ホーム、タマホーム」は氏の作品。
『北斗の拳』の「ユリア・・・永遠に」なども手掛けている。

8_lh「音が大きかったでショ?あのね、真ん前の人が耳をふさいでいた。日頃からそれを狙ってるんです。座席にお客さんをノメリ込ましたいんです。だから今日は大成功です。
でも、今日は少しボリュームを下げたんですよ!
赤尾さんが歌うから…赤尾さんの声がMarshallですから!」
そう、同じMarshallでもノンちゃん同様MAJORね…200W。

540_2ノンちゃんは新しいシンガーを加えてレコーディングしたセルフ・カバーアルバム『OUROBOROS』を持参。
このアルバム、勝手ながら「バンドの声が変わると音楽がこうも変わるのか!の好例」と紹介させて頂いたが、大評判なのだ。

8_cmPONちゃんはココのところBLIND BIRDの直志さんとFEEL SO BADの冬樹さんという2人の盟友を失ったという話。
残った我々で盛り上げていきましょう!
例のNATALのスネアも紹介してくれた。530_2最初に登場したTHE CORAL CANDIESのシンガー、大山まきちゃんが持って来た『MONSTER』というフル・アルバムのドラムスはPONさんが叩いている。
オリジナル曲のまきちゃんもとってもいいからね。
このコンビでいつかMarshall系のイベントのステージに立ってもらいたいナァ。

8_mpそして浮世のウサをすべて吹き飛ばすかのような熱唱を聞かせてくれたCazさんのクルベラブリンカは『The Deepest Place』が最新作。

560ジャケットは赤尾画伯によるもの。
いいんだぜ~、コレ。
こういうね、ギターのリフがあって、野太い声の歌があって、ギター・ソロがあって、リズム隊がヘヴィな音楽を「ロック」っていうのよ。
こういう音楽をシッカリ残していくのがMarshallの使命だと思ってましてね。
コピーじゃダメなの。
こうしたオリジナル曲をもってしてこそ「伝承」ができると私は考えている。
だってコピーは絶対にオリジナルを超えられないんだもの。それならオリジナルを聞いていた方がいいにキマってる。

8_k2そして、クルベラブリンカのファースト・アルバムも持って来てくれた。
今でも頻繁に実際のステージで取り上げられている収録曲のベースをこのアルバムで弾いているのはオガンちゃんだからだ。

8_k1そして、Ritchie Blackmore's Rainbowのお話。
私は中学2年生の時に武道館に観に行った。コレが生まれて初めての外タレのコンサートだった。
Cazさんも大阪でその時の来日公演をご覧になっている。
小学生の時だったそうだ…知らんけど。
なんでもCazさん、Sweetも観てるっていうじゃない…それでRainbowが小学生?
そんなの計算がおかしくないかしら?…知らんけど。
Sweet観たかったナァ。

8_0r4a0343チョット脱線で…このコンサートプログラムの中ね。
年明けにLynyrd Skynyrdにロビン・トロワ―が来るってよ!
チッ、両方見逃したゼ!
いい時代だったナァ。
1976年、今から43年も前の話だ。
「安全バンド」の新作が宣伝されているのは、この時Rainbowの前座を務めたから。

8_0r4a0347楽しそうに演奏している皆さんを見ているのがまた楽しかった!
ご協力どうもありがとうございました。

520<つづく>
 

200   
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.7:D_Drive

 

『Marshall GALA2』の6番手はD_Drive。
GALA2で最大の転換。
…というのは、SeijiさんとYukiちゃんのオリジナルMarshall3段積みをステージに運びこんでセットするというシーンだから。
この3段積みはMarshallがこの日のために用意してくれたんだけど、本当は黒い布をかぶせておいて、そのままステージに運び込んで「テッテレ~」と布を取りハズす…こんな演出を考えてその大きな黒い布まで用意していた。
ところが、ステージのソデに太いケーブルが這わせてあって、3段積みを組んだままの状態でそのケーブルを乗り切るのはいかがなモノか…ということになった。
もっと私が若かったら問答無用でチャレンジしていたところなんだけど、この年になると「考える」ということを知りますな。

27 ジョンも見ていることだし、どうしても「黒い布作戦」をやりたいことはやりたい…でも、満員のお客さんの前でドンガラガッシャ~ン!なんてやらかしたら一大事だ。
アシスタントのTazzyちゃんに相談しても「ココは安全策を採りましょう」という答え。
私はTazzyちゃんに100%の信頼を置いているので、「アナタがそう言うなら…」とスッパリ諦めることにした。
そして、3段積みを分解してステージにセットした…というワケ。
 
こうしてスペシャルMarshallを紹介し、Marshall Recordsレコーディング・アーティストとしてのD_Driveの最近の活動を総括して演奏に突入した。124cg2『Marshall GALA』2回目のD_Driveのはじまり、はじまり~!

100Seiji

110vYuki

120v_2Toshi

130v_2Chiiko

140v1曲目はYukiちゃんのペンによる「Begin Again」。

150v_ba以前から時々演奏してはいたが、この日、この時点では最も新しいD_Driveのレパートリー。
190v激しいイントロから332の第一主題につなぎ、スケールのデカい大サビへと至るドラマは圧巻だ。

160_2前回この曲を聴いたのはいつかな?
上海か?あるいはもっと前のことか?
何か知らんけど、ものすごく演奏がこなれて良くなったナァ~。
各パーツを接着する薬剤が完全に乾いてひとつの個体に仕上がった感じ?
Marshall Recordsの上層部に正式にプレゼンするのが楽しみじゃん?

165vステージにたたずむSeijiさんのJVM410HSVSとYukiちゃんのJVM410HYBRのフルスタック。
ん~、やっぱり三段積みってカッコいいな~。
そういえば、一番最初のチーム、THE CORAL CANDIESでドラムスを叩いてくれたAZAZELのMayoちゃんが…
「Marshallの三段積みって今まで雑誌に出ている外人バンドの写真でしか見たことがありませんでしたぁぁぁぁ((((;゚Д゚))))
そして、今日生まれて初めてMarshallの三段積みの実物を見ましたぁぁぁぁ!\( ˙▿˙ )/」
…なんて言ってたけど、そういう時代なのよね(>_<)。
このMarshallの三段積みこそが「ロックの正式な七つ道具」のひとつなんだからして( ̄^ ̄)
イカン、Mayoちゃんの顔文字がウツっちゃった。
しかし、この顔文字って、一体何を表現しているのかが即座にわからないヤツがたくさんあるな…コレも「年」か?それとも「慣れ」か?
マーブロの文章ってこういうのを使わないでしょう?
そうなの…私は文末に(笑)とか(泣)とか加えるのですら恥ずかしいのです。

170_2しかもYukiちゃんのフルスタックは白いから目立つ、目立つ!
白い塗装の車が多いのは、白は目に付きやすく、事故を予防する効果があるっていうんでしょ?
こんなに白くてデカいもんが目立たないワケがないわね。
一方Seijiさんのフルスタックは、こういうシチュエーションだとともすれば後ろの壁に同化しそうだが、ECフレットやブロック・ロゴ等のビンテージ・テイストがとても味わい深い。
やっぱりMarshallのデザインってギター・アンプの世界ではダントツでカッコいいな。
あんな音を出すのに品があってとても知的に見える。
そして、使う人を尚更うまそうに見せる効果があるのだ。

28 Toshiくんは3年前にはまだD_Driveに在籍していなかったので今回が初GALA。
凄まじくパワフルかつテクニカルなパフォーマンスで大きな注目を浴びていた。

180v「Begin Again」は結成10年目の節目に「また新たな歩みを始めよう!」という意味が込められている。
まさにタイトルのイメージにふさわしい曲に仕上がった。

200v_2「私たちは3年前にGALAにも出演させて頂いて、今回も出ることができてとても光栄です!
今回もマーシャル、ナタール、エデン…イヤ、イードゥンのサウンドをタップリ楽しんでいってくださいね!」
エライ、Yukiちゃん。
EDENは英語圏では「イードゥン」と発音します。「エデン」って言っているのは日本人だけです。
「Harley Davidson」は正しくは「ハーレー・デイヴィッドソン」。
「Cath Kidston」は「キャス・キッドソン」ではなくて「キャス・キッドストン」。
「COSTCO」は「コスコゥ」。「T」は黙字。
こういうの大好き。
あのね、このウチ「COSTCO」を英語圏の人の前で「コストコ」と発音すると笑いを取れる可能性があります。
つまりコレを「コストコ」と読むのは世界レベルでは恥ずかしいことらしい。
でも、コレって日本に既に「コスコ」という企業があったので、混同を避けるために故意に「コストコ」としたらしいね…知らんけど。

8_dsc_4359 「私たち…今日この日のために…ナント…新曲を用意して来ました~(◎_◎;)」
顔文字が適当ではないか?…コレはどう?( *´艸`)
「タイトルは…コレはSeijiさんの作品なんですが、タイトルは『I.O.S.R.』…言いにくいな!」
大丈夫、仮題だから!
「演奏する前に…シゲさんからMarshallの人たちにシッカリ挨拶をするように…と言われましたのでチョットお時間を頂戴します。
その後で新曲を演奏します。
それまで皆さんはチョッとボ~っとしておいてください!」
ええ?そんなエラそうには言ってませんよ!…イヤ、言ったか?…イヤ、言ってない…イヤ言ったわ。
「せっかくなのでキチンと曲の説明をした方がいいんじゃない?」ってアドバイスさせてもらったのね。
230「Jon, Ellie, Alex, Megan, are you having a good time?」
こっちでジョンとエリーが「OK!」とか「We are!」とかチャンと答えてる。

29  「Thank you very much for coming today.  And Jon, thank you very much for everything in Shanghai!  We had a great time with you.」
あ、またジョンが「Yes, it was a great time! Thank you!」って答えてる。いい人だ~。
「The title of the first song is 'Begin Again' that I composed.  And we are going to play a new song that we've never played before.  It was composed by Seiji.  We dedicate this song to you, Jon!」
するとジョンが「Thank you!」とうれしそうに答えていた。
ナンで、それがわかるのかと言うと、ビデオの音声にシッカリと入っていたのです。

225「The title is…………’S'…………チヤウな?(迷)」
客席(爆)。
「It's called 'I.O.S.R.'!(叫)」
ハイ、早いところ正式なタイトルをつけましょう!これじゃタネさん(Marshall Recordsのオヤブン)も困っちゃう!(困)

8_dsc_4365でもね、タイトルはどうでも曲はとにかくスゴかった!
まずは出だしのBbaug(かな?)から、ホール・トーン・スケールのリフのインパクトがマキシマム!

240_2ホールトーン・スケールは音の配列がすべて全音(ビアノの白鍵1個分)間隔でできているスケール。
Seijiさんはこのスケールを使って印象的なリフを作って来たけど、ジャズなんかではドミナント・モーション(元の和音に戻るホッとするコードの動き)をする時によく使われる。
ギターのウェス・モンゴメリーなんかを聴いているとしょっちゅう出て来る。もちろんトリハダ級のカッコよさです。
下はヨーロッパでは比較的盛ん(知らんけど)なハンマー・ダルシマーという打弦楽器。
琴のように張られた弦を先が曲がった軽い棒で叩いて音を出すんだけど、確かコレってホールトーンでチューニングされているんじゃなかったかな?
それぞれの弦をそのまま順番に叩いて行くと、すべての音の感覚が全音になっていて、気分は『鉄腕アトム』のイントロのヴィブラフォン状態。
この楽器って、東ヨーロッパの方でも盛んで、信じられないぐらいのスピードで弦を叩いで演奏するんよ。
これこそ「超絶」。
数年前にそのホンモノを見てJaw dropping & Breathtaking!
ちなみにSHOW-YAの「MONSTER」という曲のエンディングでもホールトーン・スケールが使われていたね。

Hd 実はこの曲というか、新曲については結構前からSeijiさんと色々とやり取りをしていて、何とかしてGALAで発表できるようにギュウギュウ押し込んでいたのだ。
そしたらSeijiさん、直前で高熱を出したりして大変だったんだけど、シッカリと仕上げて来てくれた。
この人たち、曲を作って後はチョチョチョというワケにはいきませんからね。
作ってから人前で演奏ができるレベルまでパフォーマンスを磨かなければならないので1曲仕上げるのに途方もなく時間がかかる。
そして、もっと大変なのはそれをレパートリーのひとつとして、細部まで頭の中にズッとキープしておかなければならないことだ。

250v_2思い返せば今年の6月4日。
西ロンドンのラティマ―・ロードというところにある「Pirate Studio」で、メディアの人たち向けに演奏したショウケース・ライブの時のこと。8_img_9060この時ね。
真ん中のオジちゃんがMarshall Recordsのオヤブン、スティーブ・タネット。
我々は全員「Tane-san(タネさん)」と呼んでいる。いつかMarahall GALAのステージに引っ張り上げたいと思っている。
タネさんがそのメディアの人たちにD_Driveの紹介をしているところ。
この時の空き時間にSeijiさんがピロリピロリと何やら弾いているのが耳についた。
ナゼならそれがホールトーン・スケールだったから。
「アレ。ホールトーンですね?」と私が言うとSeijiさんが「ハイ、コレで何かできないか考えているんですよ」と答えた。
私はもうこういう普通とは違うモノが大好きなので、「ドンドンやっちゃって!」と叱咤激励したのね。
それが私とこの曲の出会いだった。
後はタイトルか~(; ・`д・´)
しかし、半年前のことなのにかなり懐かしいね、コレ。
あ~あ~、ロンドン行きたいな~。

8_0r4a0041P-MODELというテクノ・ポップ全盛なりし頃のバンドに「美術館で会った人だろ」という曲があって、それもチョッとホールトーンっぽい音使いをしているんだけど、私なんかは一瞬ソレを思い出したりする。
それは、個性の強い音列を使えばサウンドのイメージが似通って来るのは当たり前のことで、スケールってのはそうやって使う一面をある。
「アラビア音階」なんてのは、誰がナニをどうやってもアラビア風になっちゃうでしょ?
でも、Seijiさんのはそこからスゴイ!
ミクソリディアン(これもドミナント・モーションする時に使うスケール)やイングヴェイ御用達のディミニッシュ…テクニカルな作曲技法でグイグイ押してくる!

260Yukiちゃんとハモるスリリングかつポップなテーマのメロディ。

270vD_Drive名物のピックアップ・ソロ回し。

280v_2ハハハ!ホールトーンのハモリをライトハンドで!
また今回もギター・ソリがスゴイ!

300ジョンから「Crazy bassist」と呼ばれているToshiくん。
対抗してライトハンドでディミニッシュ・スケールを用いた圧倒的なソロを聞かせてくれた。

290Chiikoちゃんも海外での評判が高い。
こんなドラマーそう簡単に出くわさないよね。
向こうの人たちはとにかく「他にはないもの」を尊重するから。
この曲でのドライブ感も最高に胸のすくモノだ。

320

興奮して色々書いたけど、一番スゴいのはナニかというと、曲に「奇を衒った」感がないことなの。
一番カッコいい変拍子は「変拍子に聴こえない」こと…みたいなことを音列でSeijiさんはやって見せた。
日本人ウケするかどうかはチョットわからないけど、海外ではウケるんじゃないかな~。
私は大好き。
それをこの『Marshall GALA2』で初演してくれたことは光栄なことです。
未来永劫「2019年11月9日、この曲は『Marshall GALA2』で初演された」と語り継がれていくワケだ。
Wikipediaにもそう記されることであろう。
なんか…来年は世界的にドカっと来るんじゃないの?…そんなこと予感させてくれたゾ。
 
ちなみにこの曲の演奏の後、ジョンとエリーはスタンディング・オヴェイションでSeijiさんとD_Driveに感謝の念を表していました。

330「最後の曲、イキます…」

340_lrディレイ・トリックを使ったSeijiさんのギターから始まる曲。
このパートって打ち込みだと思っている人がいるらしいね。
D_Driveは人力、ギターアンプは真空管駆動です。
だからいいサウンドなのだ。

350v曲は人気曲「The Last Revenge」。

355この曲は前回のGALAでも演奏したし、海外でも人気の高い曲だ。
ギャハハ!新しい曲を始めて演奏する緊張感から解き放たれたせいか、4人とも暴れ具合が尋常じゃなかったゾ!

370v

380v

390v_2

400_22回目の『Marshall GALA』もD成功~!

410_2新曲についてのお話。

420今年イギリスと中国で演奏したD_Driveの海外での反応のお話。

430_2世界デビュー・アルバム『Maximum Impact』のお話。
0r4a0063ゴメンなさい…私、この時しゃべりすぎましたね、ハイ。
イヤ~、昨年の夏あたりのMarshall Recordsとの契約から始まって、今年はもうDづくし。
海外に行けば頼りないロード・マネージャーと怪しい通訳を演じ、帰って来れば海外からのインタビューの翻訳やライブの取材にマーブロ書き、GALAの準備でヘロヘロ…コレだもん、少しぐらいしゃべらせてもらわなきゃ合わんぜ!
というワケではありませんが、皆さんにお聞き頂きたいことが山ほどあったワケですよ。

435ひとりGALA初体験のToshiくんに感想を伺ってみた。
「今まで色んなライブに出て来ましたけど、今のところこの『Marshall GALA2』は一番楽しいです!
でも、『3』があったらそっちの方が楽しくなっちゃうかも知れません!」
ん~いいこと言うわ~、このCrazy Bassist!

440_2「楽しかったで~す!」
Chiikoちゃんの「小さなドラム巨人」ぶりが海外でウ~ケ~る~…という話。
ホントなのよ。
みんなビックリしちゃうの。
ってなところで、転換が心配だった6番手のD_Driveも無事終了。
面倒なプランに付き合ってくださいましたスタッフの皆さん、どうもありがとうございました!

450さて、GALAの翌日からスタートした『D_Drive感謝の47都道府県Drivingツアー』。
狭い、狭いといいながら47個の都道府県を巡るなんてのは大変なことだよね。
海外のスケジュールが入れば中断しなければならないし…。
とにかくガンバレ!

247また、私がMCでお伝えしました通り、D_Driveは年明けのNAMMショウで『SHE ROCKS AWARD』というロックの発展に貢献した女性ミュージシャンに捧げられる賞のオープニングアクトで演奏し、会期中Marshallのブースでデモンストレーションをすることがキマっている。

N2020その前に!
NAMMの直前ね。
D_Driveの音楽とダンスとマルチメディアの舞台作品『チェリーを3つ入れてください』が神戸で上演される。
コレもとても楽しみにしている。
しかし、我々はコレが終わって中一日でロサンゼルスだからな~、老体が持ちこたえてくれるかどうか心配っちゃ心配だ~。
 
『チェリーを三ついれてください。』の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

8_flyer1copy2まだ来年は色々と海外からのお呼びがかかりそうなので楽しみ…というより身体だけは気を付けていましょう!…そんなの私だけか。
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE
 

<つづく>
 

200   
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.8:犬神サアカス團

 
『Marshall GALA2』の演目もあと2つ!
 
客席の一部が赤く染まる…犬神サアカス團のサポーター「犬っ子」さん達がトレードマークの赤い法被をまとったからだ。
そして、ステージには「女殺火箸地獄」と書かれた幟…犬神サアカス團が『Marshall GALA』のステージに上がったのだ!

10_3犬神凶子20v犬神情次2号

30v_2犬神ジン

40v犬神明

50v_2「今日はMarshallの祭りだ~!だから一緒に歌いたいと思いま~す!」
この曲はいつもこの客席とのコール&レスポンスでスタートする。
「ロックンロール!」

60「ロックンロール!」

Dsc_4250「暗黒礼賛ロックンロール!」
90今日も鮮やかなクイでバンド演奏がスタート。
25年の歴史を刻む犬神サアカス團の最近のスタンダード・ナンバーがこの「暗黒礼賛ロックンロール」。

280シンプルでわかりやすいハードロック。
犬神サアカス團の魅力を詰め込んだミディアム・テンポの純粋エイト・ビート・ナンバー。

Dsc_4348 「どうせこの世は生き地獄
されど死んだら地獄行き
どっちを向いても地獄なら
いっそ狂ってロックンロール!」…てか?

Dsc_4286 情次兄さんのギター・ソロももちろん炸裂!

100_2おお~っと、今日2人目のサブステージ!
狙ってたな~?

190v_2ジン兄さんも加わった!
ハイ、このチームもノリノリ~!

200「改めまして、犬神サアカス團です!
我々のことを今日初めて知る人もいらっしゃいますか…ね~?
私たち、どうですか?…」

Dsc_4577 「今日、ズッとリハーサルから他の出演者を見てるんですよ…演奏とか。
ナンで呼ばれたのかわかんないだよね。
そりゃ、Marshallだよ。
そりゃ、ドラムもNATALだよ。
でもサ、島さんとかとは違うよね?
アソコ(サブステージ)に上がった人っていたのかな?」
210_2「Kelly SIMONZさん出たでしょ?
島さん出たでしょ?
D_Driveさんとかが出て…その後でウチら出すかね~?
(同じギタリストとして)オレの負担を考えろ!っていうんだよ!
もうアソコ(サブステージ)へ上がるぐらいしかやることねーだろ!」

220v_2「さっき司会やってたMarshallのシゲさんがウチらのことが好きなんだよ。多分『好きだ』っていうだけで今日呼ばれたんだよ」
どこからともなく「そうだ!」の声…私です。
「『お金がなくてゴハンが食べれない』って言うと、家に呼んでゴハンを食べさせてくれるんだよ。
ホント、これマジで!
シゲさん、いつもご馳走してくれる…いい人だよ!
奥さんが作ってくれて…おいしいの!」
イヤ、それは違う!私は「いい人」だけど、マザーテレサではないので、困った人や貧しい人を助けているというワケではありません。
どちらかというと助けて欲しい側ですから。
ナ~ニ、遊びに来てもらって、ただ一緒にゴハンを食べるだけでしょうが!
やっぱり犬神さんのような25年ものキャリアを持っているバンドさんから色んな話を聞くのはとても楽しいですからね。
何か高級なモノを取り寄せるわけでもなし、そんなオモシロい話を聞かせて頂いたお礼に家内の手料理ぐらいはご馳走させてくださいな。

Dsc_4582でもね、好きだから出てもらったのは確か。
犬神さんは『Marshall GALA2』の日程が決まった時、多分一番最初にこの日のスケジュールを空けておいてもらうようにお伝えしたと思う。
やっぱり今となっては他のバンドが演っていないことを貫き通している、ワンアンドオンリーの魅力があるからね。
絶対に出てもらいたいと思ったワケ。
ただね、情次兄さんが触れたように、台本を書く時に犬神さんの出番をどこへ持って来るかについては結構悩んで二転三転した。
どこへ出て頂いても演奏についてはもちろん問題はないんだけど、何回か前の記事に書いたように、あんまり「ギターギター」させたくないというショウの構成上のポリシーがあって、歌モノである犬神さんにどこで出て頂くかは知恵の絞りどころだったのです。
とにかく「お客さんを飽きさせない」のが「GALA是」でございますので。
結果、トリ前でお願いしました。
そして、こんな深い出番でも大ベテランの犬神さんなら何の問題もあるまい。

1202曲は「運命のカルマ」。

140_2泣く子もダマる必殺のドライビング・チューン。

150_2そして、犬神スタンダードの1曲。

110v_2選曲も楽しみだったナ。
「白痴」とか「ドグマの呪い」とかブっ速い曲は必ず入れてもらいたかった。
ココは「カルマ」でよし。
その他、「VIVAアメリカ!」もやって欲しかったし、「花嫁」もいいし、最近のレパートリーでは「黒い花が嗤う」なんてガチガチのリフ曲はいかにもMarshall向けじゃん?
大好きな犬神だけど、考えがまとまらなかったので選曲のリクエストは一切せずに「おまかせコース」をお願いした。

0r4a0337しかし、3人による7/8と4/4拍子の中間部のキメはいつ聴いてもカッコいいな。
犬神さんって聴けば聴くほどカッコいいんだよ。
このサウンドは70年代のブリティッシュ・ハードロックそのものじゃないか!
だから好きだったの。

170v

180_2

Dsc_4277 そして、凶子さんの熱唱!
このコンビネーションが好きだった。

135vそして、『Marshall GALA2』、トリ前の最後を飾ったのは「団」時代の「團」の代表曲「命みぢかし恋せよ人類!」。

30 「♪ウォ~ウォウォ~ウォ~ウォ~ウォ~」。
80v_2この3人のコーラスも今年いっぱいで聴けなくなってしまうのか…。

70vナント寂しいことよ…。

8_dsc_4634 既報の通り、犬神情次2号さんと犬神ジンさんは今年末を持ってバンドを離れることになった。
GALAの開催が押し迫った時分に入って来たニュースにビックリ仰天して、また愕然として…本当はこの日、もう1曲ぐらい演奏して欲しかったんだけど時間の兼ね合いでそれも出来ませんでした。
何か急に事務的になってしまって恐縮なんだけど、Marshall Blogは12月27日に開催される現メンバーによる最後の単独公演に残念ながらお邪魔することができません。
年末のこの時期は毎年ガッツリと予定を頂戴しているイベントがあるもんですから…。
となると、この曲をこのメンバーとこの歌声で聴くのはコレが最後かも知れないナァ…なんて考えながら聴いていたらホロっと来ちゃったよ。

160v思い返せば7年(ぐらい)前…私がまだMarshallに入る前に浪人していた頃、ある方のご紹介でじょにちゃんから連絡をもらい、Marshallの世話をさせてもらったのがキッカケだった。
そこから彼らの音楽にハマってずいぶんと追っかけ回させて頂いた。
とても楽しかった!

0r4a0333とにかく25年も続いたこのメンバーで『Marshall GALA』に出演して頂くことができてヨカッタ!
最後までバッチリ盛り上がって出番を終わらせてくれた。

240_3

250

260_2

270_2インタビュー・コーナーも楽しみにしていた。

290_2「年末まであと5本ライブがあります。全力投球で行きたいと思いまでよろしくお願いします!」
この時点であと5本。
ひとつ終了したのであと4本です。
皆さん、お見逃しなきよう!

8_dsc_4711 「先輩、ナニを言えばいいんスか、ナニを…」
今日はそういうキャラか!
実は、高校&大学の後輩とはいえ、じょにちゃんとMCをするのはチト怖かったのね。
普段のステージのMCを観ていていつも思っていたんだけど、この人アタマの回転がモノスゴク速い。
さすが私の後輩である。
この日、私はいいMC相手ではなかったな…もうね、実はこの頃、ジーさん、疲れ切っていてじょにちゃんと渡り合えるほどアタマが回ってなかったんよ。
でも、GALAのステージで後輩とこんなことができて幸せだったわ。
じょにちゃん、どうもありがとう!
ジン兄とともに益々のご活躍をお祈り申し上げます。
あ、Marshallのことは頼みますよ!

310_3「まさか本当に呼ばれるとは思わなかったんですよ!」
既に書いたように犬神さんに出演を依頼したのはかなり早い段階でのことだったんだけど、後に声をおかけしたバンドさんたちに犬神さんの出演が決定していることを伝えると、何人もの人が「ヤッタ!一度見てみたかったんですよ!」という反応を見せてくれたのよ。
GALAはどうでしたか?と尋ねると「ヤッベ~と思いましたよ!」という答え。
他のシンガーさんとスタイルが全く違うことを心配した、というのだ。
何でやねん!
全部同じでどうすんの?
それじゃ今の日本のロック界になっちゃうでしょ!
個性、個性。
ウチは個性とオリジナリティ第一なんです。
そうでなきゃ日本のロックは本当に死滅してしまうよ。

300_2メンバー2人が脱退することになってコレからどうなって行くのかをリーダーである明兄さんに尋ねると…「成り行きに任せようかと…」。
今までも「成り行きでやってきたから」…と。
そ、そんな!
結果としては成り行き任せになってしまうことは仕方がないけど、25年間、色々なことがあったんでしょうな~。
 
凶子姉さんからMarshall Blogの犬神さんの回の内容の濃さに関しておホメの言葉を頂戴した。
イエイエ、それは犬神さんが色々なネタをお持ちで、それにインスパイアされているだけなんです。
そこで例を引いたのは柳田国男の「一つ目小僧」。
そういう曲が犬神さんにあるのね。
その由来を解説して頂いた。
ひどい話ヨ…昔は残酷だった。
明兄さんがMarshallの事務所にお見えになると、そういう変な話ばっかりでしてね。
それが楽しい。

320_2犬神サアカス團は解散するワケではないからね。
2人脱退するだけ。
それでもやっぱり寂しいことは寂しいね。
ショウが終わって帰りがけの犬神ファンの方と少しそんなお話をしたんだけど、彼女はこう言った「でも、犬神サアカス團が2つになるんだから、楽しみが倍になるんですよ!私は両方応援しますから!」
こうでなきゃイカンね。
私ももちろん両方応援しますよ。
でもMarshallやNATALでなきゃダメよ!

情次さん、ジンさん、お疲れさまでした!
明兄さん、凶子姉さん、これからもよろしく!お腹が空いたらいつでも遊びにいらっしゃい!
これからもがんばって毒痔、じゃない独自の音楽を作り続けてください!
 
犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

R<つづく>
 

200   
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.9:SPIN OFF四人囃子#1


「いよいよ『Marshall GALA2』もアッという間に最後のバンドの登場です!」と言ってる私。
ホントに始まったと思ったらすぐにココまで来ちゃったナァ。
わかりきってはいたんだけど、本当にアッという間だった。
『Marshall GALA2』を締めくくって頂いたのはSPIN OFF四人囃子#1。
 
前回も全く同じお顔ぶれで「稲葉囃子」としてトリを飾って頂いた。
他のところにも何度か書いたが、他のアーティストを目当てに前回のGALAに来てくれた当時20歳のお嬢さんがあるライブ会場で私を見つけてこう声をかけてくれた。
「Marshall GALAのシゲさんですよね?最高に楽しかったです!特にあの最後に出た稲葉囃子…一番ヨカッタです」
「アレ?お目当ての〇〇さんじゃなくて?」
「はい。稲葉囃子が一番よかったです。世の中にあんな音楽があるなんてあの時まで全く知りませんでした」
コレは心底うれしかった。
我が意を得たり!人をひとり救った気持ちになったよ。
いいですか?私と同世代のオッサンがそう言ったんじゃない。
そんなオッサンには「もっとロックの勉強をし直して来い!」ということにならーな。

10今回も大二さんにご出演を願ったのは、この20歳のお嬢さんのことがあったから…というワケではなくて、Marshall Blogでもチラホラとレポートしている通り、前回から3年の間に四人囃子周辺の動きがあって、「やっぱりコレですよ!」という結果に落ち着いた…という感じ。
そして、今回は『SPIN OFF四人囃子#1』という名義で、チーム名に「四人囃子」の4文字を入れて頂いた。
コレがまたうれしいね。
そしてもうひとつは…

20今年はアルバム『一触即発』が1974年のリリースから45年周年を迎えたのだ。
だから今回も自分の宝物のオリジナル盤を持ち込んで、自分が作ったワケでもないのに偉そうにアルバムを紹介させて頂いた。

30vもうひとつ紹介させて頂いたのが…その45周年を記念して10月23日にビクターエンタテインメントからリリースされた『一触即発 デラックスエディション』として3枚組のボックスセット。
スゴイですよ。
当日も会場でお配りしたチラシに「今世紀最大の事件!」と謳っちゃっている。
スゴイ自信だ!
今世紀の終わりまでまだ81年もあるのに「今世紀最大」としたのだから。
ま、ジミヘンやジョン・レノンあたりが生き返ったりしなければこの宣伝惹句もウソではないだろう。

25実際にスゴイのよ。
チラシには「これが'一触即発'の最終形だ!」とも謳われているんだけど、私もLP、CDと時の流れに合わせてこのアルバムを聴いてきたが、今までのモノとは別物と言っていいでしょう。
このデジタル・テクノロジーにはシャッポを脱がざるを得まい(←古い表現ですな)。
すべての楽器の音がクリアになって、森さんの歌声とかトシさんのパーカッションなどは録り直したんじゃないか?と思わせるほどリアルなの。
他にも『ミラージュ・オブ・四人囃子』と銘打って未発表音源もタップリ収録されてうれしいなったらうれしいな!
チョット思うところがあって、また別の回でもこのボックスセットを取り上げましょう。

26そして、10月23日の発売から17日後に開催されたのが『Marshall GALA2』。
もうコレはGALAが「レコ発ライブ」となっても良いでしょう?
だってその間に「四人囃子」としてのギグがないんだもん。
誰がナンと言おうと勝手に私の心の中でそう思い込ませて頂きましたから、ハイ。
 
ココはショウの一番最後なので舞台転換の必要がないため、演奏の前にインタビューをさせて頂く段取りなのね。
大二さんにお話を伺って驚いたのは…
「この一連の企画は元々は稲葉くんが『一緒にバヤシ(四人囃子のこと)の曲を演っちゃいませんか?』と誘ってくれたのがキッカケで始まってるんですよ。
で、バヤシの曲を演ると喜んでくれる人がいるんだ~…じゃ演れる時は演ろうか~?…から始まったんです」
そりゃ知ってる人はみんな喜ぶにキマってる。(←「一触即発」の歌詞風にしてみた)

45 発起人の稲葉さん。
稲葉さんはMarshall三段積みのオーナーだったのだ。
「イヤイヤ、今でも持ってますよ。三段積みを2つと半分、九州に置いてあります。三段積みのファンなんですよ」
スゴイ!
保管させられている方は大変ですよ。
使わないMarshallほど、デカくて重いモノはありませんからね。

35 その三段積みのウチのひとつはお母さんに買ってもらった…なんて話を以前されていたことがありましてね。
それについて伺うと
「ウン、『ママ、買って』って言ったの」
いいナァ~…今は要らないけど。

43 名古屋のライブの打ち上げで「味仙」では山崎さんの隣に座らせて頂きました。

56そして、『Marshall GALA2』最後のパフォーマンスが始まった。

31 岡井大二

70v坂下秀実

80v稲葉政裕

44 山崎洋

100v大二さんの超ダイナミックなドラムスからスタート。
ク~、スゲ~!
タマらんわ~。

110今日大二さんがお使いになっているスネア・ドラムはNATALのビーデッド・ハンマード・スティールというモデル。
見た目のいかつさより、ウォームで深い鳴りのサウンドが特徴。

120曲は「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」。

130稲葉さんが奏でるあのフレーズ。
いい音だナァ。
稲葉さんがお使いになっているのは1959SLP。
1965年生まれのMarshallのアイコン的モデル。
計算してみると、『一触即発』が発表になったのは、そのたった9年後のことだったのね?

46 完璧なアレンジと…

150鉄壁のアンサンブル!

160vそして末松康生さんの歌詞が素晴らしい。
なんてクリエイティブで魅力的なロックなんだろう。

170「空飛ぶ円盤」を英語で言うと「Flying Saucer」。
Frank Zappaの代表的作品で「Inca Roads」というFlying Saucerをテーマにした曲がある。
四人囃子は今はなき浅草国際劇場で開催された『ユウヤ・ウチダプレゼンツ浅草最大のロック・ショウ』でフランク・ザッパの前座を務めている。
1974年、「円盤」。
1975年、「Inca Roads」。
1976年、浅草国際
…ナンノ関係もないにキマってるけど、歳を取って色んなことを知るようになると、こういう妄想や想像が楽しいモノなのよ。

47 「今日は我々の前にメタルの方々がたくさん出ていらっしゃいますよね?時間にキッチリしていますのよね?
このイベント、全然押してないんですよ!
フレーズが速いから時間にキッチリしているんですかね?
チャカチャカチャカって弾いて、ココまで7分55秒とか。
『メタルは押さない』…という新しい格言ができたぐらいでございまして…」
稲葉さん、ほぼオンタイムで進行しているのはメタルだからありませんって!
私がちゃんと隅々まで段取りを考えた細かい台本を書いて、それをイヤがらずに台本に従ってスタッフさんとパフォーマーさんが動いてくださっているからなんですよ~!

私はダラダラと野放図に押しまくっても平気な顔をしているだらしないイベントが大嫌いなんす。
200「私は岡井さんと坂下さんのファンなだけでしてね。四人囃子とは何の関係もない…森園さんの『なりすまし』ですから!」
稲葉さんからもボックスセットの紹介があって、「今、この場でポチってやっちゃってください」なんておっしゃっていたけど、そうか~、ホント、そういうことができるんですな。
初めて観るバンドに感動して、その感動が冷めないウチにその場でCDをオーダーしちゃう…という。
昔から大きなコンサート会場にはレコード屋さんが出張して来て販売している光景をよく見かけるけど、会場のロビーへ買いに行くより素早くオーダーができちゃうんだもんね。
ま、届くのは次の日かも知れないけど…レコード屋さん、タマったもんじゃありませんよ。
特典がいくらあっても足りやしない。1902曲は「なすのちゃわんやき」。

32 大二さんからセットリストをお聞きした時、「他のバンドさんもバリバリと演奏をキメてくるだろうから、ウチは『なすちゃ』で対抗します」なんておっしゃっていた。
前回のGALAのすぐ後に大二さんからお礼をメールを頂いた。
「さすがウシさん(大二さんは私のことをこうお呼びになる)が選んだバンドだけあって、どのバンドもスゴイね。ウマいし!」
…と書いてあった。
イエイエ、私が選んだからスゴかったワケではありませんで、ただ皆さんスゴイんです。
ま、そんな1回目の雰囲気を鑑みてのご選曲だったようで、コレはコレでまたうれしいな。
そもそも大好きな曲だし。

48 今回フェイクを加えて佐久間さんのソプラノ・リコーダーのフレーズを弾いた坂下さん。

220あ、稲葉さんがおっしゃっていたけど、前の「円盤」のスタジオ録音バージョンもこの「なすちゃ」も今回リリースされたボックスセットには収録されていません。
この曲は『一触即発』の2年後に発表した『ゴールデン・ピクニックス』のA面の3曲目に収録されていいて、私は高校生の時にほんの数年後追いで聴いたんだけど、ビックリしたっけナァ。
2曲目の「カーニバルがやってくるそ」から、こんなにスゴい曲なのに何にもモッタイぶらずツラっと始まっちゃうところがスリリングだった。

49 それがこうして目の前で生で聴けちゃうんだからうれしいにキマってる。(また!)

240この曲を吹き込んだ時、四人囃子の皆さんは23歳ぐらいだったワケよ。
天才と芸術は生まれるべくして生まれるので、創作時の年齢ってのはそう関係ないと思うんだけど、スゴイよね。
やっぱり聴いていた音楽が違うことが大きいんだろうな。
そういう意味では今の若い人はどう頑張ってもよくてドリムシ止まりだろう。
我々年配は、死ぬ前にもっと若い人たちにいい音楽を教えてあげないとイカン。

270まるで交響曲を聴いているようだもんね。

260ただ複雑なことをするのではなくて、チャンと「歌心」があるから「いい曲」なんですな。

280大二さんの選曲作戦はマンマと成功したワケ。

290最後はやっぱり「一触即発」。
稲葉さん曰く、あまりにも曲が長いので練習する時は、休憩時間もそれなりに長く、一日2回しかできない…という。

33 日本のロック史にその名を残す名大作。

50 大二さんや坂下さんが20歳の時の作品だからね。
やっぱスゴイわ。

51 オリジナルのフレーズを挟みながらの稲葉さんの最初のソロ。

52 コレも歌詞がスゴいんだな。
「ボタンの穴」から何かを覗いたことなんてある?

370「♪あ~あ~空が破ける 声も聞こえない」
やっぱりココは一緒に歌ってしまうよね。
そういう人、会場に沢山いたんじゃないかしら?
「キマってる」のところも含めて私は全部一緒に歌いました。

360次々と展開を重ねる場面。

53 完璧に演奏で見る者をクギ付けにする。

54 そういえば、Marshallの社長夫人のエリーが何度も拍手する場面を間違えたって。
曲が終わりそうで終わらないからね。
でもそこはさすがイギリス人にしてロンドンっ子。
本場のプログレッシブ・ロックをリアルタイムで経験しているからね。
2人で口を揃えたのは「That's the prog rock!!」。

380曲は澱むことなくまっしぐらにクライマックスへ向かう。

55 激しいキメの連続!
見せ場はまだまだ続く。

390v_2そういえば、今回のスタッフの若い女性も四人囃子の演奏を「聴いたことがない音楽」と表現していた。

420そして「型に囚われない音楽」とも。
そうだろうね~、今のテレビなんかから流れてくるロックは全て同じに聞こえるもんね。
若い人だってわかってるんだよ。
ビートルズすら知らない若い人たちが知るべきは、色んな音楽を聴けば、人生がもっともっと楽しくなる…ということだな。
コレからビートルズを聴くなんて何て羨ましいことだろう!
こんなに若い私ですら45年以上は聴いてるからね、それでもまだ聴いてる。
少しでも若いウチに聴いておいた方がいいよ。

440vそして稲葉さんのソロを経て…

56 いよいよエンディング!

45513分18秒の大熱演で『Marshall GALA2』の演奏を締めくくった。
480v

460v

470v

490_2コレで『Marshal GALA2』は8つのすべてのパフォーマンスを終えた。
終わっちゃった。
後は感動のフィナーレへ…。

34_2 というワケで最後に演奏した「一触即発」と「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」のライブ・バージョンが収録されているリリース45周年記念のCD3枚組ボックスセット『一触即発 デラックスエディション』…おススメです。

520cdそしてもうひとつ!
コチラは1989年に再結成した時のライブ映像のDVD。
これすらもう30年前やんけ!
そんな時代ゆえ、レーザーディスクでしか流通していなかったが、今回この機にDVDが出来した!
「レーザーディスクはナニモンだ?」ってか?
どうすんだよアレ、ウチに盤がイッパイあるわ。
でもこの『FULL-HOUSE MATINEE』のレーザーディスクは持っていなくて観たことがなかった。
そして今回拝見した!
みんな若い!
そして、解説は以前Marshall Blogの記事をサポートしてくれた灘井敏彦さんが寄せていらっしゃる。
灘井さんは今回のGALAでもお手伝い頂いたのです。
もちろん、この1989年9月の現場にもいらっしゃってる。
私なんか仕事で地方にいたので会場の「MZA有明」ってのを見たことすらないからね。
コチラもおススメです。

530dvdそして特報!
来る12月13日、稲葉囃子やります!
場所は二子玉川の「GEMINI Theater」。
スペシャルゲストに秦万里子さん、『FULL-HOUSE MATINEE』の上映会、そして稲葉囃子の生演奏という盛りだくさんの内容。
GALAにお越し頂いた方に何人お会いできるかな?
楽しみ~!


GEMINI Theaterの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

8_3_2 <つづく>
 

200   
(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

【Marshall GALA2】vol.10:フィナーレ

  

8つのすべてのパフォーマンスも無事終了。
何回も書くけどホントにアッという間だった。
コレにかかりっきりではなかったにせよ、1年半かけて準備してきたのね。
来る日も来る日もGALAのことを考えていた。
それが終わっちゃった。
もう昼に食べた「スーラジ」のキーマカレーがはるか昔のことのようだ。
 
…ということで前回同様、最後に出演者全員に舞台に上がって頂いた。
そして、もうひとりのGALAメンバーをステージに呼び込んだ。

10_2 Marshal Amplification plcの社長、ジョナサン・エラリー!
今回もサブステージからの登場だ~!(ジョンはこの演出が気に入っている)

20社長の登場のBGMは「God Save the Queen」!
コレがやりかたかったんだ~。簡単なアレンジby私。
イギリスの国歌ね。

30v演奏はGUV'NORS社中の皆さん。
MASHAくんが主旋律を弾いて…

37 雄太くんと藍くんに副旋律を弾いてもらった。

38 そして、ロール+劇的なアクセントで曲を盛り上げてくれた達也くん。
達也くんは今日3回目の登板。
ホントにどうもありがとう!

39 コレ、テンポにかなり悩んだんだけど、THE GUV'NORSの皆さんが実にウマいことジョンの歩みに合わせてくれた。
ジョンもノッてる~!
こんなビデオなんかを見れば想像に難くないようにホントはシャイな人なのよ。
私のようにベラベラ人前でしゃべったりするようなことを好んではしない人。
でもGALAは違う!
数々の素晴らしい演奏と良い音楽を真剣に鑑賞するお客さんのマナーに感動してノッてしまうのです。

40 ジョンがあまりにもデカいので、チョット脚立に乗ってみた。
尊敬してやまない私のボスでございます。
90まずは出演者の皆さんへ、惜しみないご協力への感謝と素晴らしい演奏に対する賞賛の拍手。
100GENKIさんはもう次の現場へいらっしゃったので、コレで全員集合。
お約束の撮影タ~イム!

80めいめいにポーズを取ってくれた出演者の皆さん。
こうやって、今日までは会ったことがなかったミュージシャン同士が入り混じって楽しそうにしている光景というのは実にいいもんですな。
これもGALAの醍醐味。

120D_Driveの皆さんは先月上海でジョンと一緒になったばかり。
その前は6月のイギリス。
今年3回目の邂逅だ。
次は1月のアメリカか。

130犬神さんはメイクを落とさないでステージに上がってくれた。
HFOのみんなもありがとう!

140YukiちゃんはXperiaを使っている人をチェック中。
「おったおった!アイツXperiaつことるで!…知らんけど」と言ったかどうかは知らんけど。
しかし、こっちから見た携帯が林立する客席の光景はなかなかのスぺクタキュラーでしたよ。

150イヤ~、私もようやく肩の荷が下りた感じでした。

160そして、ジョンからひとことご挨拶。
私が英語を聞き取れないことがないようにと予め用意した原稿を読んでくれた。
そういう人なんです。
常に相手の立場に立って物事を考えてくれる人。

170「みなさん『Marshall GALA2』をお楽しみ頂けましたでしょうか?
この2回目の『Marshall GALA』にお越し頂きましたことに感謝申し上げます。そして今回もショウを通じて素晴らしい才能を目の当たりにするこをができました。
もちろん、今夜、最高の演奏で私たちを楽しませてくれたミュージシャンの皆さんにもお礼を言わなければなりません。
どうぞ私と一緒に大きな賞賛をミュージシャンに捧げてください」
ヒューヒュー!
「そしてこのショウを成功に導いてくれたキネマ倶楽部の長屋さん、スタッフの皆さんに深く御礼申し上げます」

180実際こんなにうまくは通訳ができなかったんだけどね。
もう、疲れてアタマが全く回転していなくてサ。
イヤ、コレがかなりのイギリス英語でしてね。
発音のことではなくて、私にとっては文章が高尚で、高尚で…。
この場で初めてこのジョンのスピーチを聴いていたらかなりヤバいことになっていたかも…。
アメリカ英語だったら絶対にもっと簡単にやってるハズ。
だからイギリス英語の方がスキ!200ココは原稿になかったパートなんだけど、私にもおホメの言葉をかけてくれた。
向こうの人って、例え社内であろうが、自分の部下であろうが、はたまた自分の家族であろうが、一生懸命やった人には盛大に賛辞を贈って人前でその人に対する評価を表すんだよね。
日本人はこういうことを絶対にしないもんね。
うれしいことです。
コレもすべてGALAをご支援いただいたお客様と関係者の皆さんのおかけです。
翌日熱が出るかと思うぐらい身体はヘロヘロだったけど、気持ち的には疲れがいっぺんに吹き飛んだ!
210そして、コレもサプライズ!
ジョンがもうひとり感謝の念を示してステージに上げたのが…

215私の家内でやんの!
家内は私と正反対で、恥ずかしがって絶対にこういう場に姿を現さない。
この時も初めはかなり遠慮していたが、歓声が鳴りやまないし、ジョンの呼びかけとあってはさすがに引っ込んでいるワケにはいかない!と観念して舞台に上がって来てくれた。

220実際ですね、物販からケータリングから、要するにステージまわりのこと以外はすべて家内がやってくれたのです。
また、普段からMarshall Blogの取材でライブ会場に出入りさせて頂いているので、出演者の皆さんは全員顔見知りなもんだから、その他の細かいアーティストさんまわりことまで全部引き受けて進んで処理をしてくれた。
それと、私とは違って家内は完全に音楽を外から見聞きしているので、プログラムの内容についても世間一般の観方としてたくさんアドバイスをもらった。

240イヤ、ホントはよ、ココは私が最後の最後に「家内に感謝の気持ちを送りたい」と締めくくってナミダナミダにする台本だったのよ。
それをジョンが先にやっちゃうもんだから…とんだ番狂わせになったけど、うれしかったね。
とても仲良くして頂いているジョンの奥さんのエリーに手を振っているところ。
ちなみにジョンは日本に来ると家内のことを「My boss」と呼んでいる。
イギリスに帰るとエリーが「Boss」になるそうだ。
だから「今回はTwo bossesだ~!」なんてやってたな。

250そして、Marshallの創業60周年に当たる2022年に『Marshall GALA3』を開催することがジョンの口から発表された。
Marshallも還暦だよ。私も。そして今回の出演者の中の女性おひとりも。
この時は還暦のMarshall系のミュージシャンかき集めて「The Kanrekeys」でもやるか?
曲は「Happy Birthday, Sweet Sixty」か?「Sixty Candles」か?「Heartaches at Sweet Sixty」か?

260ゴメンなさい!
ココで私が大きな段取りミスをしてしまったんだけど、ジョンから各チームの代表者の記念品を贈呈した。

270贈られたアイテムは前回同様Marshallのマイクロ・アンプMS-2。
今回はゴールドバージョンだよ。

8_0r4a0126側面にはジョンのサインが入ってる。
日付の入れ方はどうする?と訊かれたので「日⇒月⇒年」のイギリス式にしてもらった。
「9月11日」じゃないからね。

8_0r4a0131 THE CORAL CANDIESはsun-goさんが代表して。

280KellyさんはまたこのMS-2で何かやってくれるかな?

41 THE GUV'NORSはMASHAくんが代表。
例の件アレ、頼みましたよ!

290D_Driveはレディ・ファーストでYukiちゃんが。
「See you in America」ってジョンが言ってるところ。

300Cazさん、どうもありがとうございました!

310そして大二さん。
色々とご相談に乗って頂いて、本当にお世話になりました。

320「これで今日のプログラムは全て終了です」
Marshall GALAのエンディング・テーマ、エルガーの「威風堂々」が流れる中、閉会宣言が発せられた、と思ったら…330「チョット~!アタシもらってないわよ~!」
会場(爆)!

42 イケね!
しかし、無事に犬神サアカス團にもMS-2がジョンから手渡された。
凶子さん、ありがとうございました!
コレが私の台本によるところか、ミスによるところかは皆さんのご想像にお任せします。

370「終わり!」
 
たくさんのお帰りのお客さんから握手を求められ、「楽しかった!次回も必ず来ます!」というお約束を頂戴した。
皆さんのお顔は覚えていますから。
ステージに上がるとお客さんのお顔って後の方までよ~く見えるんですよ~。
『Marshall GALA3』は出欠の確認から始めようかな?

380ご来場の皆さん、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして東京キネマ倶楽部n皆さん、本当にどうもありがとうございました。
また『Marshall GALA3』でお会いしましょう!

Marshall_gala_2_logo<一旦おわり>
この後<番外編>をお届けします。

Mblogo 

(一部敬称略 2019年11月9日 東京キネマ倶楽部にて撮影)