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2017年12月

2017年12月15日 (金)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】SPORTS of HEART 2017の田川ヒロアキ

 
さて、「Will you marry me?」で始まった田川ヒロアキの『結婚スペシャル』も今日が最終回。
シンガリは今年も開催された大イベントでの田川ヒロアキをレポートしよう。
そのイベントとは、今年で3回目の出演となる『SPORTS of HEART』だ。

10   
 
前回までは代々木第一体育館での開催であったが、今回は外へ飛び出した。
代々木公園の野外音楽堂だ。
しかし、よりによって雨…。
下は開催前日のリハーサルのようす。
去年はあんなにいい天気だったのにナァ。コレが反対だったらどれだけヨカッタことか…。
翌日の本番が晴れることを祈った。
20_2この日は10月の中旬にしてはひどく寒かった。

30ステージにはJVM210Hのハーフ・スタックを2台用意。

60今回も鼓の大倉先生との共演だ。

40もう3回目だからね、先生とはスッカリ気心も知れていい感じだ。
おかげさまで私も近しくして頂いている。

50前回同様、三味線チームの「疾風」も合流だ。

100演目も一部は定番曲なので安心、安心。

70v_2完全に手慣れた感じでリハーサルは順調に進んだ。

80v寒かろうが、暑かろうが、後は翌日晴れてもらえば万事OK!

90「晴れろ~!」
85晴れない…。
ダ、ダメだ。
残念ながら翌日は今にも泣き出しそうな曇り空だった。
でも代々木公園の中は何やら大にぎわい。

110「泣ぐ子はいで~が~」とナマハゲが動員されている。
人間椅子も出るのか?

120_2と思ったら(本当は思っていない)…道理で。
『あきた納豆発酵フェス』なんてのをやっていた。

130タイトル通り、秋田産の発酵食品の展示即売会ですな。

140コレは「秋子さん」かな?
それとも「いぶりがっ子」ちゃんかな?

150v_2色んな秋田の食品が展示されていた。
秋田ってのは行ったことがないな~。
NATALを愛用してくれている秋田出身のいいドラマーなら知ってるけど…ショボンちゃんのことね。

160ゾロゾロと並ぶ出店。

170_2今度はナンダ?雰囲気が変わったぞ。

180_2奥の方ではインドネシアの物産展が開かれていた。

190虫?

200vそう、インドネシアの虫の実物を閉じ込めたキーホルダー。
他にも洋品や食品など盛りだくさんだった。
ウチはニンニク味とか生姜味のカシューナッツのお菓子を買ったんだけどおいしかったな。
ビールにピッタリ系のヤツ。

210_2チョットしたステージも設営されていて、バリ舞踏のグループなんかも出演した。
観たかったのだが、時間が合わず断念。
ガムラン、好きなんだ~。

220_2そして、一番奥に陣取っていたのが『SPORTS of HEART』の会場。

230野外会場の利点を活かして色々なアトラクションが用意されていた。

240登るヤツとか…。
よくテレビでやってるけど、コレおもしろいの?わからんな~。

260他にもハネるヤツとか…。
子供さんが来ても楽しめるようになってる。

270昼間からバラエティに富んだプログラムが組まれており、ステージ前にはもう既にたくさんの人が集まっている。
ヒロアキくんの出番は夜だ。

280_2はい、夜になりました。
やっぱり降っちゃったな~。

290_2今日はギターに専念する田川ヒロアキ。
新婚さんだ。
演目は「Seascape」と「君が代」を合体させた「Seaが代」。「君がScape」ではダメ。
あ、「Seaが代」と呼んでいるのは私だけですからヨソでは言わないように。

300v_2鼓は大倉正之助。
先生は今回、袴姿ではなく洋装で臨んだ。
いいね、こういうのも。

2_img_0329 もう1曲はヒロアキくんのオリジナル曲、『Over Drive』収録の「Driving Jam」。

320よくヒロアキくんがライブで取り上げる曲だけど、今日は三味線の激演のおかげでまたいつもとは違う雰囲気。
合うね~、三味線!
ナイス選曲!

3_img_0083 ステージの前方では車イスを使ったパフォーマンスが繰り広げられる。
340v_2スリリングな演奏とパフォーマンスの融合で…

350_2寒さなんていっぺんにスッ飛んだ!

330_2ココで場面が変わり、ヒロアキくんだけがステージ残り、変わりにヴァイオリニストの穴澤雄介が登場。
そして、下手のギターは…

310林文部科学大臣。

365v曲は「見上げてごらん夜の星を」。

370v_2大臣はソロも担当してその腕前を披露した。

380v_2はじめて合わせたとは思えないスムースなコンビネーション!

390_2代々木の雨の夜空に三人囃子(ココ、シャレになってます)が奏でるやさしいメロディが響き渡った。
しかし、ヒロアキくんの音は美しいのう。

360もう1曲。
ピアノに向かった林大臣は「Let It Be」を弾き語った。

410vヒロアキくん、村岡山口県知事に続く「政治家シリーズ」第2弾ですな。
新しい政党を率いて政界に進出するのもそう遠くないかも。
政党名はもちろん「日本マーシャル党」。
比例区の投票用紙には「ニチマ党」で大丈夫。
「アンプは真空管に限る!アンプはMarshall!」ってのが党是。
アタシャよろこんで演説の原稿書きますよ。

420vフィナーレは全員集合!
チーターと一緒に「365歩のマーチ」を歌ったよ。

430SPORTS of HEARTの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

440…というワケで、【田川ヒロアキ結婚スペシャル】はコレにて完結。
書いた~!疲れた~!もうしばらくないよ、ヒロアキくんは!
でもおめでとう!
これからも2人仲良く、そしていい音楽を世に送り出してください。
  

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

50v (一部敬称略 2017年10月14日 代々木公園にて撮影)




2017年12月14日 (木)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】『THEME PARK -テーマ・パーク-』発売記念ライブ

    
Marshallギタリスト、田川ヒロアキの結婚を記念するご祝儀企画【田川ヒロアキ結婚スペシャル】も残すところあと2回。
今日と明日は結婚式から離れて、ライブのレポートをお送りする。
涙はなし。
既報の通り、田川ヒロアキは10月に委嘱作品のコンピレーション・アルバム『THEME PARK -テーマパーク-』を発表した。

10cd今日は10月初旬に開催したそのレコ発ライブのレポートだ。
バックというか演奏はナントTAGAWA!
『THEME PARK』の収録曲をTAGAWAが再現する…「コリャおもしろくなりそうだぞ!」と誰しもが思わざるを得ない企画だ。
  
オープニングは「Victory!」。
下関のボクシングジムのテーマ・ソングだ。
ココから先、演奏する曲が「誰のために、どんな経緯で作られたのか」

興味がある読者は次に2編をご参照頂きたい。
  
『THEME PARK-テーマ・パーク-』を100倍、イヤ10倍、イヤイヤ1.5倍ぐらい楽しむ <前編>
『THEME PARK-テーマ・パーク-』を100倍、イヤ10倍、イヤイヤ1.5倍ぐらい楽しむ <後編>

  
20田川ヒロアキ

30v寺沢功一

40v長谷川浩二

50vメンバーは以上の3人。
バンドの名前は、田川の「TA」、田川の「GA」、田川の「WA」を組み合わせて「TAGAWA」としている。
ヒロアキくんはお気に入りのいつものMarshall。

60vヘッドはJVM210H、スピーカー・キャビネットは1936V。

70v足元のようす。
歪みは100%アンプで作る。
エフェクターは空間系のみでJVMのセンド・リターンに接続。
JVMのフットスイッチはチャンネルの切り替えとセンド・リターンのオン/オフがアサインされている。
シンプルだが、JVMのサウンドと機能をフルに活用した合理的かつ理想的なシステムだ。

80ベース・アンプはEDEN。
ヘッドはWTP-600。
キャビネットはD410XSTが2台の8 x10"バージョンのフル・スタック。

90v「皆さん、こんばんは!2年ぶりのアルバム『THEME PARK』…色々なパターンの曲を選んで、許可を取り付けてようやくリリースすることができました!
今日はほとんど初めてこのメンバーで演ります。
珍しがって頂けたら…と思います。
最後までお楽しみください!」

190v_mcご挨拶の後に演奏したのは「府中に夢中」。

110_fmコレは以前にもTAGAWAで演奏したことがあるナンバー。

120続く「カラムーチョZ」も以前にもTAGAWAで取り上げたかな?
この曲は他のメンバーでの演奏も聴いてきたけど、今日はいかにもTAGAWAらしいドライブ感が気持ちいい。

130v_kmMCをはさんで「酎High KING!」。

140v_chk呉のライブハウス、「ケラウスランブラ」の20周年を記念して作った曲。
お酒とMarshallが大好きなマスターがどんな人か興味のある人は一昨日の『Will You Marry Me? <披露宴:前編>』をご覧あれ。

150v次は『THEME PARK』からチョット離れてTAGAWAのアルバム『Flying Carpet』からのチョイスで「That's Over」。

160_toココはもうリズム隊のお二方の至芸を楽しむ。
まずはてらちんのベース・ソロ。

2_img_0416低音暴力団組長の面目躍如たる暴れよう!

1_img_0135 替わって浩二さん。

180相変わらずのすさまじい狂打!
痛快そのもの!

2_img_0187 早逝した渡辺英樹さんの紹介して演奏したのはもちろん…

100v「遅い春越後」だ。
パチスロ三部作の一角。

200第1部はコレで終了。
  
この日のライブは正式な発売日より数日早かったが、当日は先行発売を実施。
休憩時間の間にもよく売れていた。
実際、正式発売されてからも、かなり高い評価を受け、『THEME PARK』はヒロアキくんのマスター・ピースのひとつになった。

210第2部はまずソロで登場。

220実物を手にしてCDを紹介。
ジャケットの説明も加えられた。
タイトルが私のアイデアだったということにも言及してくれた。

230v第2部のオープナーはバッキング・トラックを流して「ハンバーグのうた」。
可愛い曲だ。

240_hココでカホンの浩二さんを呼び込む。
「直前にこんなことを思いつきましてね~」
「ナンでそんなことを思いつくんだよ~」…といつもの浩二さん節。

250曲は「たんぽぽと風」。
レストラン企業「株式会社 無洲」から委嘱された同社の社歌だ…ということは昨日&一昨日のマーブロを読んで頂いた方はお詳しいわね。

260v浩二さんのカホン姿って初めて見た。
背が高いからかがむのが大変だ。

1_img_0248 ホンワカしたあたたかい曲が、ホンワカした演奏で会場をとてもあたたかくした。

280おお~っと!
ココでホンモノ登場。

290株式会社 無洲の浅野社長が花束をプレゼントしてくれた。

300v次にてらちんを呼び込んでTAGAWAを完成させる。
何とそのTAGAWA、当初のもくろみであった世界進出を果たすことがキマったというのだ。
1月27日、タイでの公演が決定。
そこでタイへの渡航経験があるてらちんから即席「タイ講座」が…。
「タイは蒸し暑いです。でも音楽祭はすごく楽しかったですよ。食事もおいしいし!」
「暑い」のは察しがつくけど、「食事がおいしい」っていうのは未体験者にとってはかなり有力な情報だよね。
反対に「イギリスの食事がマズイ、マズイ」ってみんなあんまり言うもんだから、行ったことのない人まで「イギリスって食事がマズイんでしょ?」っておもしろがってるじゃんね?
行ったこともないのにそんなことを言っている人は実際に行ってみなって、イギリスへ!
マズイなんてもんじゃないぞ!…というのは冗談で、ちゃんとお金を出すモノはおしいですよ。
日本みたいに食べ物がアミノ酸にまみれていないので、安いモノはゴマカシがきかずマズさが強調されるということか?
そういう意味では日本の食べ物のほうがよっぽど「マズイ」。
この「マズイ」は「不味い」のではなく身体に良くないという意味だ。
コンビニで売っている食べ物がいい例だけど、あの値段であの味っておかしいでしょ?
日本の食品事情を知った英米独の友人は口をそろえて日本のアミノ酸地獄(連中は「MSG」と呼ぶ)にビックリ仰天していたからね。
特にイギリスは土からオーガニックにこだわる国だから余計だよね。
イギリスの食べ物に話を戻すと、私の感覚でキツイと思うのは、冷たいモノを平気で食べたりするんだよね。
アイスクリームみたいに最初から冷たいモノはもちろん一向に構わないんだけど、例えばチョットでいいからオーブンで温めれば格段に美味しくなるであろうオープンサンドみたいのも歯が浮いちゃうぐらい冷たいまま食べちゃう。だから味なんかしない。
口の中で温まったころようやく味が出て来る感じ?
そのクセ、ナゼか食器だけはやたらと熱くするんだよね。
ウェイターが「お皿が熱いので注意してください」なんて言いながら運んでくる皿を素手で受け取った日には手にヤケドをしてしまう。
  
さて、タイの話が出たところで『底抜け脱線クイズ!』
下はアジアの国々の名前を漢字で表記したもの。日本式の表記ね。
この習慣は中国から伝わったものだけど、中国とは表記法が違う。
問題…この中で「タイ」はどれでしょう?

印度尼西亜
柬埔寨
孟加拉国
新嘉坡

比律賓
越南
馬来西亜
緬甸
老檛
 
クイズとしては簡単だよね。
一発で「泰」だってわかる。
印度尼西亜(インドネシア)や越南(ベトナム)なんてのはわかりやすい。
比律賓(フィリピン)や馬来西亜(マレーシア)や新嘉坡(シンガポール)あたりも書けないにしても、マァ読める。
しかし、残ったヤツがなかなかに手ごわい。
答えは…
柬埔寨(カンボジア)
孟加拉国(バングラデシュ)
緬甸(ミャンマー)
老檛(ラオス)
 
こんなモン読めるか!知らなきゃ無理だよ。
昔の人はスゴイね。
ラオスで思い出したけど、「羅宇屋(らうや)」って聞いたことある?
昔、そういう商売があった。
この話はまた別の機会に…。
  
このクイズを導入したのは実は理由がある。
以前、ヒロアキくんにインターネットの画面やメールを一体どうやって読んでいるのか尋ねたことがあった。
何でも「読み上げソフト」というものがある…というので試させてもらった。
なるほど、画面の文字をコンピュータがスラスラと読み上げてくれるのよ。
読み上げの速度の指定ができて、ヒロアキくんは慣れているので最速のバージョンで聞いているとのこと。
それを聞かせてもらったのだが、ほとんどカセット・テープのあの早回し状態(「キュー&プレイ」だっけ?)で、一般人には即座に聞き取ることはまず不可能。
さて、このクイズの目的は、これらの複雑な漢字の国名をそのソフトに読んでもらいましょう!という企画。
結果はヒロアキくんが発表してくれるだろう。

310vてらちんを迎えて演奏したのは投書の宛先の住所を読み上げるジングル4連発。
「シンジケート・アドレス」だ!
コレおもしろかったな~。
恐らくコレはこの先滅多に演らないだろうから、観たお客さんラッキー。

330ゲストが登場。
太鼓の壱太郎だ。

2_img_0281実は私、ヒロアキくんと壱太郎さんの共演を目にするのはコレが2回目なんですわ。
前回拝見したのは2013年3月のこと。
その時の様子がコレ。

350他流試合よろしくヒロアキくんのギターと壱太郎さんの白熱の太鼓演奏が絡み合う迫力のパフォーマンスだった。

360v今回はTAGAWAに混ざっての演奏。
曲は「Lofty Tree」。

365「Lofty Tree」は府中名物のタンス太鼓を使った曲だからね、
もちろん壱太郎さんはトレードマークである「フトンタタキ」を使用したプレイも披露。

400v壱太郎さんを得て臨場感あふれる「Lofty Tree」となった。

380v「フトンタタキは、自分としては『日本の生活の音』を出せると思っているんです。
島忠ホームズで普通に売ってるフトンタタキです」
壱太郎さんは太鼓の演奏でカレコレ30か国以上を回って来たそうだ。しかも、極端に費用をかけずに旅行する特技をお持ちなのだそうだ。
「最近は日本の方が変わっている国だと思うようになって来ました」と言う。
日本はですね、変わっている国かもしれないけど、日本だけで自己完結すれば何ら問題のない、とてもいい国なんですよ。
それを海外の価値観に照らし合わせてみんなで寄ってタカっておかしくしてるだけだと思う。
  
壱太郎さん曰く、おかしいことの例として…
「誰もいない駅のホームで『扉が閉まりま~す!』と駅員が言ったりしますもんね」
それを聞いたヒロアキくん…「目の見えない私のような者に言っているんだと思いますよ」
壱太郎さん、ガックシ…!「な~に~、やっちまったな~」状態で会場は大爆笑!
ウマいな~壱太郎さん。
私は駅員の経験はないけど、それは「マニュアルにそうしろ」と書いてあるからだけの話でしょ。
そこが日本人のいいところなのです。
反対に良くないことがマニュアルに書いてあったら平気でそれに従っちゃうのも日本人。
今、その傾向が大企業で露見しまくってるじゃんね。
「マジメなのにおもしろいのは変わってないな~。壱太郎くんは海外の方が合っている感じがするナァ」とは4年ぶりに共演したヒロアキくんの感想。

340v壱太郎さんともう1曲。
『THEME PARK』の収録曲の中でもひと際目立っている「維新の言葉」。
「民謡メタル」だって!

3902曲ともまさに壱太郎さんを迎えるに超ふさわしい迫力のパフォーマンスだったね。

370vものすごく雰囲気を変えて「平和の風」。

410_hkこの曲はTAGAWAのセカンド・アルバム『Wind』に2バージョン収録されているヒロアキくんの愛唱歌だ。
それだけに力のこもった歌声が会場の隅々まで行きわたった。

420本編最後はヒロアキくんのテーマ・ソング「My Eternal Dream」。

430_medもうコレはTAGAWAでも頻出の曲だからね。
3人とも「水を得た金魚」あるいは「水を得ないポイ」のような演奏で本編を締めくくった。

440v

450v

460v「楽しいリリース記念ライブになったと思います!この曲はCDの1曲目に入っています」と
アンコール曲の「キミを乗せて」を紹介。

470『TAGAWA PARK』じゃない、『THEME PARK』のリードチューン。

490お待ちかねの1曲で会場の盛り上がりが最高潮に達した!
そして、アンコールは1回、1曲。
いいね~。
コレでいいんだよ、アンコールなんだから。

480v_2 最後はみんなで記念撮影。
コレは客席側のようす。
そうか、こうなってんのか。

500ハイ、パチリ!

510ちなみに「TAGAWA PARK」、すなわち「田川公園」っていうのが実際にあるのだろうか?
ゴマンとあると思ったんだけど、サラっと調べた限りでは大阪市淀川区に「田川公園」というのが見つかったきりで、どうも他には見当たらない。
そのかわり、西田川、尾田川、村田川、深田川、柿田川、三田川、春田川…と「Son of 田川」はゴマンと出て来たよ。
ご参考までに…。
  
浩二さんに手を引かれてステージを降りたヒロアキくん。
お疲れさまでした!
  
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano
1_img_0383(一部敬称略 2017年10月7日 町田まほろ座にて撮影)

2017年12月13日 (水)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <ウェディング・ライブ・パーティ編>

  
爆音と感動の披露宴も終わり、ヒロアキくんと美瑞穂さんの祝言の場所は芝浦のレストラン「ピアシス」へと移動した。
10ここから先は一般の方々も参加できるライブを主体としたパーティとなる。
入り口の階段に飾ってあったモズライトのウェルカム・ボード。
もうコレだけで盛り上がっちゃう感じ?

20vライブ・パーティの舞台。
まだMarshallは2人を祝い続けてるぜ!
ココではベース・アンプ3510のスタックも助っ人に加わってくれた。

30ヒロアキくんが使うMarshallは披露宴の時と同じヘッドJVN210Hとスピーカー・キャビネットは替わって1936となる。

40v披露宴からのテンションをそのまま持ち込むご来賓の方々。

50竹内藍ちゃんも駆けつけてくれた。

60アレ、Kenちゃんまた写ってる!

70皆さん、まだまだ祝いしきれていない感じで盛り上がり感が生半可じゃない!

80開宴の時間となり『ウェディング・ライブ・パーティ』の司会がステージに上がる。

90司会にはMarshall Blog久しぶりの登場となる三井雅弘と…100v和佐田達彦。
しかし、この2人…わかっちゃいるけど、人間、ココまでおもしろくなれるもんかね~っていうぐらいおもしろい。
「ヘタな漫才よりおもしろい」なんて言ったらこのお2人に失礼だ。
「ウマい漫才よりゼンゼンおもしろい」が適切な表現だ。
110v会場はL字形になっていて、パーティからご参加の方はステージの前の、L字で言えばタテの線のポジションの席に…そして、披露宴から出席している方はステージが直接見えない席、すなわちL字のヨコの線のポジションに席が定められていた。
三井さんは披露宴からのご参加なので、ステージが見えない席にお座りだったのだが、開演前、ステージ側のスペースにガンガン出ていらっしゃる。
そして「こっちの水に慣れとかなアカンな…」としきりに独り言をおっしゃっている。
それを耳にした和佐田さんが「『水』?ナンやねん?『水』って?」と三井さんに訊いている。
「こっち側の『水』や」
「『水』ッ?」
「せや、こっちの『水』に慣れとかなあかんで!」
「『水に慣れる』ってナンやねん?」
「こっち席の『水』に慣れとかんとアカン言うとんのや!」
「だからナンやねん?『水』て?」
要するにステージの見えない奥側の席に引っ込んでいると、ステージ側の席の様子がわからないでしょ?
それでは司会者としてマズイから「こっち側のスペースの雰囲気に慣れておこう」ということなのね。
プロである。
ところが、コレを2人でズッとやっているのがも~横で聞いていておかしくて、おかしくて!
フザけているワケでもウケを狙っているワケでもなく、ごく普通に仕事に取り組んでいるだけなのに殺人的におもしろい。
…と、そうこうしているうちに新郎新婦が会場に到着した。
「新婚さん、いらっしゃ~い!」

3_0r4a7593_2 ヒロアキくん、パワフルに花嫁の手を引いて登場!

120こりゃまたスゲエ拍手だな~!
スタンディング・オベーションをしているのは広島県府中市からお越しの切原さん。
『THEME PARK』に収録されている「府中に夢中」の作曲を委嘱されたご本人。
Marshall Blogの強力な愛読者でもあらせられる。

1302人がステージに上がり歓声がクレッシェンドする。

135さっそくヒロアキくんと美瑞穂さんからご挨拶。

140続いて奥島さんからもおひと言。

165奥島さんは『Ave Maria』のプロデューサーだ。

166cdさらにピアシスを経営するレストラン企業「株式会社 無洲」の社長、浅野正義さんからもご挨拶があった。
この数日後、あるコンサート会場で浅野さんとバッタリ出くわしてビックリした。
もっとビックリしたのは、聞けば浅野さんは私の元いた会社の部下と同級生だっていうのよ~。
最早こういうのは「広い」とか「狭い」じゃないね。
「縁」ってヤツだよ。

166vヒロアキくんたちがパーティの会場をココに決めたのには実は深~いワケがある。
「株式会社 無洲」はヒロアキくんの音楽活動をズッと親身になって応援して来てくれた。
で、昨年7月に会長の浅野勝義や他のご関係の方々に入籍の報告をした際、「チョット話があるんだけど…」と浅野会長が切り出した。
「キミ、ギターの弾き方がおかしいよ」…なんてことは百も承知なのでおっしゃるワケがない。
何のお話かと思い2人が身構えていると…「ココ(芝浦)のピアシスをキミたちにプレゼントするから、キミたちのやりたいような結婚パーティをやりましょう!」とおっしゃってくださったのだそうだ。
ク~!
はいココ、昨日に引き続いて泣くところです。
なんていい人なのかしら。そしてスマートな言い渡し方!
下は披露宴でご挨拶をされる浅野会長。
『THEME PARK』に収録されている「たんぽぽと風」は無州さんがヒロアキくんに委嘱した社歌だ。
ご挨拶をされている背後の可愛いイラストも会長の手によるもの。
3_s41a0025ヒロアキくんがパーティの席上で開陳していたが、2人が身に付けているスーツとドレス、さらにこの食事も無洲さんからのプレゼントだったのだそうだ。
そう、プレゼントは会場だけではなかったのだ。
そのおかげで、皆様から頂いたライブへの参加料は、全額パーティへの運営費に充当することができたとのこと。
このノシ紙っていうのかな?
ココに記されている言葉もあたたかいことこの上ない。
ちなみに「ノシ」って漢字で「熨斗」って書くんだよね。
その内Marshall Blogにまた出て来るので覚えといて。
それと、コレは違うけど、祝儀袋なんかに着いている赤白のヒモね…あの「水引」は国内生産の70%を長野県の飯田市で作ってるんだよね。
アレのことの始まりって知ってる?
室町時代、当時の中国である明から贈られた物品に赤と白のヒモが付いてたんだと。
日本サイドは「フムフム、贈り物にはこういう赤白のヒモを付けるモノなのか…」と勝手に思い込んで、日本国内でも贈答品にその習慣を適用することになった。
ところがさにあらず、明ではただ単に輸出する物品を他と区別するだけのためにその赤白のヒモを付けてたんだって。「贈り物」関係なし!
でもこの勘違いのおかげで飯田市の経済が成り立っているのだからおもしろい。
…という説があることを紹介してショート脱線を終了する。
3_0r4a7648このお重がまたスゴイ。
引き出し式になっている。
司会の和佐田さん曰く「食べ終わった後は机としてご使用になれます!」

3_0r4a7813乾杯の音頭は三井さん。
しかし、何度でも書くけど、なんだってこんなに愉快なんだろうね~。
テクを盗みたいところだけど絶対ムリ!

150「カンパ~イ!」
ココで長渕剛の「乾杯」がBGMに流れ…ない。

160新郎新婦はステージから降りて…

145VIP席に収まった。

170さて、もうココからは狂熱のライブ・コーナー!
最初にご登場願ったのは…

3_0r4a7640竹内藍

190v和佐田達彦

200vはんだすなお

210vドラムレスのトリオで「はじまりの朝」。
何と藍ちゃんの今日の2人のために書き下ろしてくれた曲だ!
イイ感じの滑り出し~。

3_0r4a7646 次に登場したのは新郎。
休んでライブを楽しんでいりゃいいのに、もう出て来た!

215…というのも、出番がTAGAWAだから。
田川なしのTAGAWAじゃしまらない。
浩二さんが見えないけどTAGAWAです。

220寺沢功一230v長谷川浩二

240v曲は披露宴と同じ「Seascape」と「キミを乗せて」。
盛り上がったね~!

3_0r4a7669 盛り上がりすぎてヒロアキくんの髪の毛がこんなんなっちゃった!

260続いては清野明子がステージに上がる。

270曲は『THEME PARK』に収録されている「維新の言霊」の再現だ。
日本は言霊の国だでね~。
言葉が魂を持ってるんですよ。
「口にしたことが本当起こる」という信仰。
だから間違ってもコンサートに行くことを「参戦」だなんて言ってはいけないの!

275cdコレはね、私的にスペシャルだったんですよ。
まずは清野さんの声。
民謡の声ってすごくいいんだ。
理由は至極日本的だということ。ス~っと声を出すでしょ?コレが実に気持ちいい。
よく黒人のマネをして歌っている日本人の若い歌手がいるけど、アレはマジで勘弁して欲しい。
日本人の歌はやっぱりコレだよ。
相変わらず私はジャズもロックも聴いているけど、プライベートでは「和」のものに強い刺激を感じてるんだよね。
民謡にはまだ手を伸ばしていないけど、最近は雅楽や長唄なんかも聴いているのね。
浪曲なんか最高!
280vこのセットのもうひとつの見どころは曲
「よさこい」だ。
別の機会にも書いたけど、この「よさこい」の仕事はヒロアキくんのマスターワークのひとつだと思っていて、ズッと以前から生のバンド演奏で聴きたいと願っていた。
それが今日実現した。
しかもてらちんと浩二さんという最高の布陣で!
290ね?
美瑞穂さんもよろこんでいるでしょ?

285vバンド演奏の合間には共同作業。

300パチパチと2人の愛が火花を散らしております。

310浅野社長の出番!
愛器コアのT5を持ってのご登場。

330曲は株式会社 無洲の社歌「たんぽぽと風」。
350も~社員の皆さんのノリもいいこと!
あたたかな風が会場を吹き抜けたよ!

340ますます油に乗る三井さんの司会!
楽しいな~。

360ココでガラリと雰囲気が変わって沖縄チームの登場となる。

370Lino.

380vRAY

390vChris

400vLEON

410vAKIRA
あ、石黒さんだった!
石黒さんは沖縄からお見えになったワケではござらんよ。

420曲はシンディ・ローパーの「Time After Time」。

3_s41a0563 彼の地の仲間とヒロアキくんの関係の緊密さがうかがえるステージだった。

430おまちどうさまでした。
DioKenの出番。
今日はロニーでなくマー坊さんだよ。
当然曲はクリスタル・キングの「大都会」。

440「♪あ~あ~はってしな~い~」

450v「♪うらぎ~りのこと~ばに~」

3_s41a0585 んん~、絶妙なコンビネーション!
名曲を名演で…めでたいなったらめでたいな!
もちろん大ウケ。

460今度は司会の三井さんがマイクを握った!
あ、さっきから握ってはるか。
歌のマイクね。

471リズム隊が入れ替わる。
キーボーズにはんだすなお。
474ドラムスが高インボム。

475vベースは再び和佐田さんだ。
473v曲は「お前今日絶対」。
この演奏もスゴかったな~。

472まるでスズメ蜂の巣をつついたような火の玉ファンク!

476お客さんだってジッと見てなんかいられないよね。
手拍子です。

470ココで世界の二井原実登場!

480ベースは仮谷克之。

510vナニを演るのかと思っていたら、アータ、LOUDNESSの「Let It Go」ですよ!

490v「♪レリゴ!レリゴ!」
おなじみのLOUDNESSナンバーだけあってお客さんも大合唱。
525大恩人、二井原さんとの最高の共演だったね!

520あ~、楽しかったし、おいしかった。
そして、ずいぶん飲んだ~!
何しろ皆さんの熱気で室温が上がり、すぐノドが乾いちゃうのよ。
皆さんも同様でドリンクのコーナーは大盛況だったが、ちっとも待たされることもがなく、ピアシスのおもてなしのスキルの高さにも感動した。
何しろ店員さんも最高に感じのよい方々なんだ!
そういえば、写真を撮っていることを気遣って私の前をかがんで通過してくれた店員さん。
私はそれを知らないでカメラを提げたところ、70-200mのレンズでその方の頭部を強打してしまった。
痛かったでしょう~?ゴメンなさい!
この場をお借りして心からお詫び申し上げます。
  
最後も2人の御礼の挨拶で締めくくった。
コレで終わり…と、思ったんだけど私のアイデアで全員で記念撮影をすることにしたよ。

530せ~の!
パチリ。

540矢継ぎ早にお客さんの送り出し。
パーティにお越し頂いた皆様にも缶バッジをお渡ししなきゃ。

550最後の最後にウチも記念撮影。
家内は披露宴とパーティを通じて受け付けを担当した。
マーブロ仕事を通じてミュージシャンの方々を全員存知上げているからね?(←この文章、謙譲になってるかな?)
しかし、人間って本当にたくさんの人に支えられて生きているんだな~…なんて思ったよ。
感謝、感謝、感謝あるのみ。
さぁ、また今日もがんばろう!

ヒロアキくん、美瑞穂さん…おめでとうございました!

560日頃Marshall Blogにご登場頂く方が一堂に会する珍しい機会でもあったので、祝言全部を「ライブ」と見立てて、3日間に渡り詳細にレポートをさせて頂きました。
披露宴とパーティ、双方にわたってMarshallも活躍したしね!
やっぱりMarshallでヨカッタ!
  

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

570(一部敬称略 2017年11月23日 ピアシス芝浦店にて撮影
ピアシス芝浦店の情報はコチラ⇒Piasisオフィシャルサイト

2017年12月12日 (火)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <披露宴:後編>

   
主役の2人がお色直しをしている間は歓談&お食事タイムだよね。
ミュージシャンの披露宴でもコレは同じ。
この間に新郎新婦のご両親が来客の皆さんにご挨拶して回り、さしつさされつするのはおなじみの光景だ。
「今日はありがとうございます。セガレがいつもお世話になりまして…」
「あ、本日はおめでとうございます!イエイエ、お世話になっているのはコチラの方でして…」
「どうぞどうぞ、イッパイ。イケるクチなんでしょ?」
「イヤ、そんなでも…。ありがとうざいます…」
「あ、ビールじゃなくて。日本酒?」
「どーもすいません。ビール飲むとトイレが近くなっちゃって…」
「イヤ~、一緒ですな~、ガッハッハ。じゃご一献…」
「ウワァットットット…こいつぁ、お口が迎えに行くてぇヤツですな」
「イヤ~、めでたい、めでたい」
…なんてね。
そのうちらくだの馬さんが『かんかんのう』を踊り出ししたりしてね…それはないか。
私もそのウチやるのかな、コレ?

10新郎新婦のプロフィール紹介は欠かせませんわな。
美瑞穂さんのアナウンサー時代の動画も映しだされ、2人の出会いのストーリーがこと細かに綴られた。
美瑞穂さんって、こういうアナウンス仕事になるとメチャクチャしゃべるの上手なんだよね。
プロだから当たり前なんだけど、普段のフンワカしたムードとはゼンゼン違うので、こういうアナウンサー時代の記録を知らない人が目にするとビックリしちゃう。
20ところで、結婚式のスピーチって、どうして「私が新郎の〇〇さんと初めてお会いしたのは~」ってやるんだろうね。
誰かが「出会った時のことを教えてくれ」と頼んだワケでもないのにどうしてもコレになっちゃう。
スピーチをしているのが誰かわからなくてはラチが明かないことはわかるんだけど、1人がそれをやると、続く人もみんなその話題になっちゃう。
ということで、私もやってみると…
「私が新郎のヒロアキくんと初めてお会いしたのは忘れもしない…アレはいつのことだったかいな~。
忘れとるやんけ!」
…とやっておいて、アレは2008年に池袋で開催された楽器の展示会でのことだった。
会ったというよりも、各メーカーのブースでコレみよがしにピラピラとギターを弾き倒している姿を見かけたという程度なんだけど。
ヒロアキくん、金髪のロングヘアだったんだよね。
「ウマいな~。弾き方が完全に間違ってるけど」…なんて思ったが、テクニックなんかよりも弾いているフレーズとその歌わせ方がすごくヨカッタのを覚えている。
音は普通だった。
ナゼならその時に使っていたギター・アンプがMarshallじゃなかったから。
この時の写真を探したんだけど、サスガになかった。その時はまだ「知らない人」だったからね。
翌年の5月、『NAONのYAON』が復活する前、日比谷の野音で『HARDなYAON』というイベントがあって、Marshallで機材のお手伝いをさせて頂いた。
そこにヒロアキくんが出演していたのだ。
「あ、あの池袋の時の変な弾き方の人だ!」
話かけてみると「Marshallが大好き」だと言うではないの。
この頃はもうMarshall Blogをやっていたので、写真撮影の許可をマネージャーにお願いした。
そのマネージャーは「Marshall Blog」という聞き慣れない言葉を耳にして不思議そうな顔をしていたがすぐに快諾してくれた。
そのマネージャーこそ今日の新婦さんだ。

3_2img_1075二井原さんとの共演ですさまじいプレイを聴かせてくれた。
この時のヒロアキくんのサウンドはスゴかったよ。
上の写真の通りMarshallだったから!
で、この時私が撮った写真を気に入って頂いて、ファースト・ソロ・アルバム『FLY AWAY』に使って頂いた。

3_2img_1065この時のことが最近作の『THEME PARK』にまでつながっているというワケ。
だから、あの時勇気を振り絞ってあのおっかないマネージャーに撮影の許可を取ってヨカッタ。
人生、ナニが起こるかわからない。

J10_cd そんな感じでお付き合いが始まりすぐに仲良くなった。
野音の翌年にはヒロアキくんが今でも時折使ってくれているMarshall初のデジタル回路搭載のモデル「JMD:1」のデモ動画の撮影をお願いしたりした。
そうそう!この時、短いデモ曲を3つヒロアキくんに書き下ろしてもらって、私がそれぞれに「J」と「M」「D」で始まる曲名を付けたんだった。
なつかしいな~。
それから、フォトグラファーとして宮古島へ連れて行ってもらったり、昨日触れたボーイスカウトの世界大会に呼んでもらったり、ずいぶん色んな仕事をさせて頂いた。
恐怖の「3時間半押しのイベント」なんてのもあった。
どれも楽しかったナ。
そして、今日!

3_img_0071お色直しを済ませた2人が会場に戻って来た!

30v美瑞穂さんは鮮やかな赤いドレスに身をくるんでいる。
ヒロアキくんはネクタイとベストを替えてリフレッシュ。

40_3たくさんの拍手に包まれて何とも幸せそうな2人。

50vご来客の皆さんの間をユックリと縫って歩き、新郎新婦席に着座。

55普通の会社員でもないし、年齢が年齢ゆえ同世代の友人は所帯を持ってしまい、私はもう滅多に結婚式に出ることなどないので、最近の傾向なんてモノはサッパリわからないが、キャンドル・サービスなんてのは古いのかしらん?
今回のコレは初めて見たんだけど、各テープルには予め何やら液体の入った背の高いグラスが置いてあって、各テーブルごとに決めた代表者が手元の液体をそのグラスに注ぐ。
すると、グラスの中に最初から入っていた薬液と化学反応が発生して大爆発!…となるところが、ウチのテーブルはグラスが美しい緑色に輝いた。3_0r4a7110 お隣のテーブルも爆発を免れ、グラスは赤く輝いた。
あのコンサートの時に頭上で振り回すサイリウムっていうヤツと同じだね。
何でもこのグラスの色は新婦のチョイスで、それぞれのテーブルのイメージを表しているのだそうだ。

3_0r4a7112 なるほど…それで美瑞穂さん、私の髪が生えるようにワカメ色にしてくれたんだな?
やさしいな~。

3_0r4a7111 今度は新郎新婦の番。
ハートの形をした我々のテーブルのグラスの親玉みたいなヤツに2人が液体を注ぐと…。
ピンクのハートになった!

3_20318さて、宴もたけなわ。
披露宴のハイライトでもある「爆音の部」の始まりだ!

100_2ハナっからTAGAWAが登場!
まずはヒロアキくんのライブでおなじみの「Seascape」でスタート。

110_2さっきはスピーチでマイクを握った寺沢功一。

120_2この日、早めにいらっしゃってバッチリと下準備をして臨んだ長谷川浩二。サスガである。130v曲はそのまま「キミを乗せて」。

150vとうとう美瑞穂さんを「ヒロアキ号」に乗せたね~!

155新郎、エラくノッてます!
てらちんもノリノリ!

160結婚披露宴だからといって何の遠慮もない爆音での演奏。
Marshallも背後からお祝いしております。

170_2続いてシットリと「やっと、ずっと」。
久しぶりだな、この曲。

190_2キーボーズは石黒彰。
石黒さんはヒロアキくんのライブでの重要なサポート・プレイヤーであるだけでなく、重要なレパートリーの「Ave Maria」のアレンジャーでもある。
そして、私の「マニアック音楽友達」。
今度どっちが「音楽変態」かを勝負することになっている。200vリズム隊はヒロアキくんには欠かせない重要な音楽仲間、イヤ仕事仲間。
ベースに仮谷克之。

210_2宮古島に一緒にいった高インボム。

220vひとり両手を上げている人がいますが…ココはヒロアキくんの染み入るような歌を堪能。

180_2そして、二井原さんが加わる。

240_2「ヒロアキくんとの出会いは忘れもしない…え~、いつのことやったかな?忘れとるやんけ!」…コチラがご本家。
先回も書いたように、「田川ヒロアキ」をインターネットで発掘し、世間に引っ張り出したのが二井原さん。
それが縁で美瑞穂さんとも出会った。
人生ってスゴイな~。
“Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get until you open it up.”ってヤツ。
こういうことは後から考えるからこそ「スゴい」と思えるんだけどね。
やってるときはみんな無我夢中でしてね。
「将来どうなるか…」なんて考え要るヒマなんかありゃしない。
そして、無我夢中に頑張った人だけがいい思いをするってことよ。
あ、コレは二井原さんのご挨拶とは関係ありませんからね。
二井原さんからはヒロアキくんとの「出会い物語」が披露された。

250_2二井原さんのソロ・アルバム『Ashes to Glory』への全面参加のストーリーだ。

Atg そして1曲。
二井原さんの『歌うたい祭り 寿』からその「寿」。

260_2キーボーズは半田すなおにスイッチ。

3_s41a0234 この曲でヒロアキくんが二井原さんと共演するのを見るのは初めてだ。

270v「♪鶴は千年、亀は万年、ナニ言うてまんねん」

280_2日本のロック界のお宝ヴォイスとヒロアキくんの美しいギターの音が絶妙に絡み合ったね。
やっぱりギター・アンプは真空管に限るね。
「高砂」にデジタルのアンプは似合わねぇ。
人間はアナログでできてるんだから。

290v素晴らしいミュージシャンの熱演に大きな拍手が沸き上がった。

300_2こうして披露宴も最終セクションに移っていった。
アレよ…恐怖の「涙コーナー」よ。

310ご両親への感謝の気持ちを認めた手紙を美瑞穂さんが読み上げる。
プロだからウマい!
結婚式に弱い人はもうここでナミダナミダね。

330v_2そして、お互いのご両親の元へ…。

335披露宴のクライマックス。
いいシーンだ。
でも私は泣かないよ。

340_2両家のご家族が揃ったところでヒロアキくんからご挨拶。

350_2「皆様、ホントにもう何度お礼を言っても言い足りないぐらいです。
私は、よく『見えてる疑惑』とか言われたりして、ヒョイと普通にギター・ケーブルを跨いだり、 ビデオカメラ持って走ったりとか、そんなこともあるので『ホントに見えてないのか?』と言われることもあるんです」
360_2「見えてないのかと言われながらも……今日は……見たかったな~!!で
ひとつ自慢できることがあって…私は一回も両親を恨んだことがないんですよね。 コレが最高の自慢だと思います。
そうでなかったら、多分ココの皆さんとも出会ってないでしょうね。
全然違う人生だったと思うんで…。
そうでなかったら美瑞穂とも出会ってないし、今日の皆さんとも出会っていないから…『ヤヤッ、この人生、最高だな!』と思って。
両親から最高のプレゼントをもらったな…と。
『見えてる疑惑』とみんなにネタにされたりするのもおもしろいし」

370vガサガサガサガサガサ。
涙を拭くハンカチを取り出す音が響く。
会場は全員Marshall!
「1959」、すなわち「号泣」ということね。
そんなこと聞いたら泣くにキマってるわナァ。
恥ずかしながら、ワタクシ、声を出して泣いてしまいました。
せっかくここまでこらえていたのに~!
アタマ痛え~!

380_2そして、披露宴に協力をしてくださった方々への「感謝の言葉」が綴られた。
意外にも今日のようにバンド演奏ができるホテルが少なくて、会場探しにはかなり苦労を強いられたのだそうだ。
まさかMarshallのせいじゃないよね?
最後にようやくコートヤードッ・マリオットにめぐりあったとか。
  
「今日CDを皆さんの引き出物の中にお入れしました…

3_cd2 …全部私が作らせてもらったんですが、1曲目に入っている『二人のMelody』という曲は、実は美瑞穂の誕生日に私がプレゼントした曲なんです。
 今日の曲は、『結婚式ミックス』ということで急遽仕上げました。
オーケストラの音を使って入れたんですけど、本当はピアノの弾き語りの曲なんですね。 夏が誕生日だし、2人の出会いも夏だったので、それを歌詞にしたという…まだ完成していないので、いつか完成したら今度は有料で販売したいと思います!」
コレで今日出席した人は全員買うな。
最後にマイクをハズして…
「今日はありがとうございました!超幸せです!!」

390v_2さてさて、今度はお客様の送り出し。
忙しい、忙しい…ライブの後の物販みたいだね。
あ~アタマ痛ェ。

400お帰りの皆さんにオリジナルの缶バッチをプレゼント。

410_2上に書いたように私はそれほど結婚式に出た経験はないんだけれど、とにかく最高に楽しくて感動的な披露宴だった…と思う。
とてもいいコンサートを見た時の「エ、もう終わっちゃうの?」みたいな。
おかげでメッチャたくさん写真撮っちゃったよ。
  
ヒロアキくん、美瑞穂さん、末永くお幸せに…。
そして、お2人の益々のご活躍をお祈り申し上げています。
さあ、次の会場へGo!

420_2<ウエディング・ライブ・パーティ編>につづく
 
(一部敬称略 2017年11月23日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて撮影)

2017年12月11日 (月)

【田川ヒロアキ結婚スペシャル】Will You Marry Me? <披露宴:前編>

    
Will you marry me?  
  
求婚の際、王様から家来までが口にする英語圏におけるプロポーズの決まり文句。
もちろん意味は「ボクと結婚してくださいませんか?」
「marry」というのはとってもカワイイ響きの単語だよね。
名詞の「marriage」の語源はラテン語の「maritare」。
女神アフロディーテの庇護の下に結合する…という意味なのだそうだ。
「Will you marry me?」は、最後の最後にケジメとして登場させる儀礼的な成句とする向きもあるらしいが、それだけに「彼ったら、ちっともプロポーズしてくれないの…」とその瞬間をクビを長くして待っているような彼女がこの決まり文句を告げられると「涙ドバ~」となる。
つまり、求婚相手から「Yes」という言葉が帰って来ることがキマっている時だけに使われる最後通牒というワケ。
で、「Will you~」は、「相手の意思を尋ねる表現」と学校で教わるけど、私の経験で外人と会話をしていて「Will you~?」なんて言われた記憶はほとんどないな。
でも、この決まり文句はいつでも「Will」なんだって。
  
コレが付き合い出して間もないけど、どうにも彼女のことが好きになってしまい、とりあえず「結婚したいニャ~」と自分の意思を伝えておこうという時に「Will you marry me?」ってやっちゃうと相手が「ハァァァァ?」ってなことになる。
こういう時は「Will」をシフトバックさせて過去形にして「Would you marry me?」と言うのだそうだ。
そうすると「もしかしたらでいいから結婚してくれない?」みたいなイメージになる。
どっちも言ったことがないから、アタシャよくはわからないけどね。
でも、The Beach Boysの『Pet Sounds』の1曲目、必殺の名曲「Wouln't It Be Nice」にコレが出て来る。
この「It」は「彼女と結婚すること」。
「もしキミと結婚出来たらどんなにNiceなことか!」という将来の彼女との愛の夢を一方的に歌っているとてもカワイイ曲なのだ。
  
さて、今日の主役のふたり、田川ヒロアキとマネージャーの美瑞穂さん…。
アタシャね、以前からどうも2人の仲が怪しいんじゃなかとニラんでたんだよ。
そしたらホ~ラ!
結婚したっていうじゃないか。図星だったでしょ!
…って、誰しもがいつ2人が結婚するのかヤキムキしてたっつーの!
ヒロアキくんが「Will you marry me?」と美瑞穂さんに言ったかどうかは知らないけど、めでたくゴールイン!
  
ご結婚おめでとうございます!
  
Marshall Blogもそれこそ好き勝手に色んなネタをやらせてもらってきたけど、結婚式のレポートって初めてなんじゃないかな?
タマ~にブライダルの撮影のお仕事を頂戴するけど、それらはMarshalとl関係がないからね。
あの、ブライダルの撮影ってイヤなんだよね~。
失敗したら取り返しがつかないのでものスゴく緊張するのよ。
今回は披露宴にお招き頂きつつの撮影だからまだ気がラク。
その分、私も心からお祝いをさせて頂いた!
「今、Marshallを最も美しく鳴らすギタリスト」のひとりとして、日ごろからMarshall Blogに多大なるご協力を頂戴しているヒロアキくんへのお礼の意味も込めて今週のMarshall Blogはヒロアキへの結婚ご祝儀週間にすることとした。
  
話はやっぱりMarshallから。
2人が披露宴の会場に選んだのはココ、「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」。
新橋寄りの昭和通り沿いにあるポッシュなホテル。
70ココで登場するのがMarshallのJCM2000 TSL100というモデル。

40_21998年の発売で、5月に『Marshall Night in TOKYO』と称したこのモデルの発表会を銀座のライブハウスで開催した。
約20年前…なつかしいな~。
その時に来日したジム・マーシャルが宿泊したのがこのホテルなのだ。
当時は単に「銀座東武ホテル」という名前だったように記憶している。

50コレがその時の様子。
左端の外人がジム・マーシャル。
こうして見ると、ガヴァナーもずいぶん若かったな。
この時、初めてジムにお会いしたのだが、まさかそれから14年経ってMarshall社に勤めるようになるとは当時夢にも思わなんだ。

60そんな思い出があるこのホテル。
この日、ヒロアキくんと美瑞穂さんのご結婚披露宴という強力な思い出が新たに刻まれることになった。
受付ロビーの様子。
開かれたのは11月の23日だというのに早くももうクリスマスツリーが…。

80とにかくみんな祝福の気持ちが抑えられないようで、ずっとヒロアキくんを応援してくれている貴子さんのイラストや沖縄の華ちゃん作のグッズをはじめとした、ファンや友達から寄せられた様々なお祝いアイテムが受付に飾られた。

90その隣にはヒロアキくんのこれまでの作品がズラリと展示された。
ずいぶん色々やって来たね~。

100開宴前、まだ誰もいない会場にチラリと忍び込ませてもらったよ。

110ああ、私がこの席に座らせて頂いたのはいつのことやら…31年も前のことだ~!

120何やら見慣れない装置も…。

130ケーキでかし!
いつか自分たちの結婚披露宴の写真をカナダから来た若い女の子に見せたところ、ケーキの写真を見て「one, two, three, four, five…」と段を数え出した。
すると、私たち夫婦をチョットからかうように「お子さん、3人足りませんね?!」と言った。
コッチは意味がわからずポカンとしていると、「ケーキの段数は、結婚してから設ける予定の子供の数を表しているんですよ!」と教えてくれた。

140v会場内にセットされた特設ステージ。

150Marshallのハーフスタックがセットされた結婚披露宴会場なんてメッタにないでしょう。
ヒロアキくん愛用のJVM210Hと1960A。
ま、言ってみりゃMarshallはいつもと同じ。

155vいつもと違うのはこの2人…

170今日はこんな感じ!

180着替えを済ませ、2人は開演前に記念撮影を済ませた。
ウェディング・ドレスを着飾った美しい花嫁さん。
今日の主役は完全に美瑞穂さんだよ~。

185v受付が開始され、続々とお客さんが集まり始めた。

190浩二さん。
後ろは音楽室DXの賀山さん。

200SUPER BLOODの亮さん。210石黒さん。

220てらちん。

240お~、NAOさん!
久しぶり~。
20周年を迎える広島は呉のライブハウス、「ケラウスランブラ」の親分。

245和佐田さんも到着。

250控室もにぎやかになってきた!
いつもMarshall Blogにご登場頂く方がズラリ。
二井原さんももうお見えになってる。

270「滅多にしない格好」ということで記念撮影。

280いよいよ開宴の時間となった。

290披露宴会場へ移動~。

3002人も会場へと向かうよ。

310v会場の中は賑やかなイルミネーションが雰囲気を盛り上げている。
ヤベッ!ココで私はトイレに行きたくなっちゃってサ…。

320アラま!
「♪ロビーでバッタリ~」
ちょうど新郎新婦がスタンバっいるところだった。

330vこの姿は今ココでしか撮れないのでトイレを我慢してシャッターを切る。

340そしていよいよ…

350新郎新婦のご入場~!
BGMは二井原さんの「Here We Go」。
美瑞穂さんはもうこの時点で胸がイッパイになってしまい涙が出そう~!
それを見たヒロアキくん(実は見えている)ももらい泣き。
また、それを見たホテルのスタッフももらい泣き。
何のこたぁない、ハナっからどころか、ドアが開く前からみんなで泣いてやがる。
しっかりしろ!

360それもそのハズ、この2人を結びつけた当人こそが二井原さんだったのだから!
 
ちなみに私は自分の結婚式の時、まったく泣きませんでした。
それより、うれしくてうれしくて…。

370盛大な祝福の歓声に包まれながら着座。

380新郎新婦からごあいさつ。
「オ~イエ~、オオオイエ~」…と来るかと期待したけどサスガにやらなかった。

390v純白のドレスに白い花のブーケ…花嫁さんってのは本当に美しいですな。
いつもステージの上でギター・ケーブルをクルクル巻いてヒロアキくんの機材を片付けている敏腕マネージャーさんにはとても見えません。

400vハイ、カンパ~イ!
ここで長淵剛の「乾杯」が流れ…ない!

410「やっと、ずっと」だね~。

420ココからご来賓の方々の祝辞やビデオによるお祝いメッセージのコーナーに突入。

425村岡山口県知事もビデオ・メッセージを送ってくれた。

430_1知事とヒロアキくんは一昨年に山口市で開催されたボーイ・スカウトの世界大会で共演していることはマーブロ読者ならご存知の通り。

440私の人生で一番暑かった日。
後で知ったことだが、実際に当日の彼の地は日本で一番高温だったと聞いた。
演奏のことは忘れても、あの暑さは一生忘れんわ。

450ヤッチンからもメッセージが届いた!
心温まる~。
ヒロアキくんは年明け早々の恒例のヤッチンのバースデイ・ライブに出演することになっているからね。
楽しみだ!

460メッセージは海外からも届けられた。
美瑞穂さんがアメリカに留学していた時のホスト・ファミリーから。
スゴイね!大変だよ、コレだけ仕込むの!

470さらに!
「ああ、田川くん!ワシや!今日は行かれんでスマン!」
会場から大爆笑が沸き起こったファンキーさんのメッセージ!
ファンキーさんもヒロアキくんのキャリアに欠かせない重要人物だが、例によって海外に出ていらして残念ながら披露宴には出席できなかった。
ファンキーさん得意の360度画像でイヤがオウにも盛り上がってしまう!

480おふたりさんも大爆笑!
しかし、笑いの絶えない披露宴だ。

485

ご挨拶の実物編では、ミュージシャン仲間代表でてらちん…

490沖縄チーム代表でLinoちゃんがご挨拶。

495vそして地元下関の朋輩、濱崎さん。
濱崎さん、メチャクチャご挨拶が上手でビックリしちゃったよ。
笑いと感動を絡めた内容といい、早口の割には発音がやたらとクリアなしゃべり方といい、「良いスピーチ」の完璧な例以外のナニモノでもない。

500コレもボーイスカウトの時のひと幕。
濱崎さんは「馬関奇兵隊」というよさこいチームを率いていて、このイベントのクライマックスで登場した。
地元の郷土史に造詣が深く、先日、下関で開催されているある行事の興味深い写真を見せて頂いた。
さらに数週間前、五代目古今亭志ん生が昭和31年に芸術祭文部大臣賞を受賞したことで知られる「お直し」を久しぶりに聴いていたら、そのマクラで濱崎さんが見せてくれたその下関の写真に関することに触れていた。
こういうのが重なると俄然現地に行きたくなって来ちゃうんだよね~。
いつか行ってみたい下関なのだ。

510あ…そういえば、シリモンコン・ルーパスパットさんは披露宴に来てなかったな~。
ヒロアキくんの隣のお方。
こんなに仲がヨカッタのに。

520新郎新婦、ご結婚後初めての共同作業でございます…

530ケーキ入刀!

540歓談タイムを挟みながら宴は進行する。
そして、2人はココでお色直し。
私もやったよ、31年前!

550v写真タ~イム!
小野原さんも、KENちゃんも、亮さんも、塩湯さんも、府川さんもニッコニコ!
こんなにみんなが楽しそうに新郎新婦の写真を撮る披露宴なんてないんじゃない?
今回の撮影で最も気に入っている写真のひとつなの。

555ヒロアキくんも実にうれしそうだ。
しかし、美しいドレス姿ですな。
美瑞穂さんは上背があるので、こうした洋装がよく似合う。
ちなみにさっきのケーキの段数もそうだけど、この結婚式の装束にもチャンと意味がある。
やっぱり一番目を惹くのは花嫁さんの長いヴェールとドレスの裾だよね。
もちろん、ドレスの裾が長いのは、床の掃除を省くためのアイデアなんだけど…ウソですよ~。
Marshall Blogは冗談は書くけど、ウソは書かないようにしてますからね~。
このヴェールもドレスもビローンと伸びている部分を「トレーン(train)」というんだけど、決してJohn Coltraneのアダ名ではなくて、電車のように「長~く伸びているサマ」を表わす言葉。
古来、コレは家柄を示しているのだそうだ。
つまり、格式が高い家ほど、長くなる。
だから美瑞穂さんはこの長めのトレーンのドレスがよく似合うのだ。
ダイアナ妃だってスゴかったでしょ?ナニせ「Princess of Wales」だから。
ウチは娘がいなくて助かってるけど、我が家は「無トレーン」よ。
また手袋は、キリスト教では肌の露出をしないのが正装とされているため、必ず花嫁は手袋を着用する。コレも長い方が家の格式が高いことを示す。
さらに手袋をつけて「無垢で清い存在」を守るという意味もあるんだって。
そして、結婚指輪をハメる時は手袋をハズすでしょ?
アレは手袋をハズして「私は今からアナタのモノになります」ということなんだと。
また、ヒロアキくんはやらなかったけど、新郎はよく手袋を手に持ってるでしょ?
アレは新婦を守る「剣」の象徴なのだそうだ。
もうひとつ…今、ヒロアキくんが美瑞穂さんの右側に立っているけど、このポジションにも理由があって逆はマズイ。
この状態は新郎が右手に剣、左手に盾を持って、その盾でお嫁さんを守る…という意味が込められているそうだ。
ハイ、ギッチョの人は文句言わない!

560盛大な拍手で送り出される2人。
お色直しの後、披露宴は爆音と感動の後半に突入する。

570v<披露宴:後編>につづく
  
(一部敬称略 2017年11月23日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて撮影 ※一部を除く)

2017年12月 9日 (土)

2017はSHOW-YA、2018もSHOW-YA

  
「年末か~…」。
この数年この時分になると、私にはうれしい季節の風物詩が届く。
それは、翌年のSHOW-YAのカレンダー!
今回の2018年分も私が撮った写真をたくさん載せて頂いた。
こうして苦心して録った自分の写真や文章が形になるのは、いつになってもとてもうれしいものです。
今年も「ロックの女王様」たちをイッパイ撮らせて頂いた。
それにしてもスタッフの方々、選ぶの大変だろうナァ。
私の感覚では、写真ってモノは撮るより、選んだり、キチッと保管したりする方がよっぽど大変だと思っている。

20去年は30周年記念ということで、色んな企画が目白押しだったが、今年はややユッタリ・ムードだった。
チョット今年のSHOW-YAを振り返ってみると…
スタートは4月の『NAONのYAON』。
コレはSHOW-YAのファンの方々とも話をしたんだけど、昨年の最後のコンサートが六本木で終了した時、「ああ、次は4月野音か…。まだ大分先のことだナァ」…なんて寂しがっていると、アッという間に年が明けて、年度が変わって『NAONのYAON』がやって来ちゃう。
ホント、早いよ。

057月には『GET YOUR SHOW-YA 2017』と題した夏のツアーで大阪、名古屋、川崎でコンサートを開催。
「今年は鹿鳴館がないんですかね~」とザンネンがっていたファンがいらしたが、チョット待てよ…
私なんか「エ~?! 鹿鳴館で演ったのって去年だっけ?今年じゃなかったっけ?」というアリサマ!
筒井康隆の小説で時間の経過がやたらと早くなってしまう男の話があったが、私はアレになっちゃってんのかね?

440そして、9月になると2年ぶりとなる待望のオリジナル・アルバム『AURORA』を発表。
コレはヨカッタ!
私なんか聴いた瞬間「そうこなくちゃ!」と快哉の声を上げたよ!
そして、2か月後のレコ発をメッチャ楽しみにしていた。
しか~し、「さとみさんが大ケガを負ってしまった」という衝撃のバッド・ニュース!

15cdレコ発ライブの直前に開催されたミニ・ライブと握手会ではさとみさん抜きで敢行。

120鹿鳴館が今年のことだったと勘違いしている私のことだからして、2ヶ月なんてアッという間にやって来る。
初めてお邪魔した品川のインターシティ・ホール。

10寺田恵子

30v_2五十嵐☆sun-go☆美貴

40v中村美紀

50v角田mittan美喜

60v やっぱりさとさんは欠席。
残念だったけど、その穴を埋めるべく趣向を凝らした内容がとてもステキだった。
今回はコレをもってインターシティのライブ・レポートに代えさせて頂く。

80エ?チャンとやれ!って?
もうMarshall Blog飽きたでしょうに~。
…なんてことはツユほども思っていないので、いつも通りドップリやりますので乞うご期待!
  
すでに次の『NAONのYAON』も4月29日に開催されることだし、来年もSHOW-YAと決め込みましょうや!
野音まで丸4ヶ月…またアッという間だぞ、コリャ。
  

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

70

 

2017年12月 7日 (木)

MR.PG PLAYS 1959

  
またもやって来ましたブードカン。

10今日はMR.BIGの東京公演。

207月にリリースした『Defying Gravity』を引っ提げての来日公演だ。
いつぞやはブタちゃんが飛んでいたけど、今回はゾウさん。
「defy」とは「無視する」とか、「ものともしない」とかいう意味。
するとタイトルは「重力関係なし!」みたいな意味だからゾウが逆さになってる?

30リハーサル後の楽器雑誌向け取材タイム。
ナンカ久しぶりにこの光景を見た気がするな。

70伝統と例によって皆さん、サオものの撮影にご執心。
ま、アンプはおもしろくないからね。
四角くて黒いだけだから。
でも、音を出しているのはアンプだからね。

T_0r4a3537 ということでウチはもっぱらコレ。
アンプ屋ですので。
今回のポールのチョイスは1959のフル・スタック。
つまり、1959SLP、1960Aそれに1960Bのセット。
ナ~ンの手も施していない市中に出回っているのと同じモノ。
何で知っているかというとウチから持って行ってるMarshallだから。

40vアンプの取材はおもしろくないかもしれないけど、よく見てみると色んな発見があるんよ。
例えば、今回ポールは「INPUT IIのHi」を使っていること。
それにボリュームは「2弱」…「less than 2!」とポールは笑ってた。
MIDDLEを「1以下」にしてPRESENCEは「7近く」まで上げている。BASSは「4」。
こんなんだと音がペランペランになりそうなイメージだけど、ゼンゼンそうはならない。
キャビネットは上下鳴らしている。
ギターばっかりマネして、こういうところに目を向けないのはナンセンスだよね。

50足元のようす。

60武道館でMR.BIGを拝見するのは何回目かな?
今回も大入り満員!
開演前には愛息のマーロンくんをお連れになったポールの奥様と再会。
2013年のポールのソロ・バンドの東京公演以来。
マーロンくんは生まれた時の姿を写真で拝見しただけだったので、その成長ぶりにビックリ!

35大歓声に包まれてショウはスタート!

90ニュー・アルバムを引っ提げての来日とだけあって、セットリストはアルバムの収録曲が中心となった。

100相変わらずのショウマンシップに長けたエンターテインメント性の高いステージ。
いかにもアメリカのバンドって感じだよね。

100v曲を引きたてるツボを押さえたソロが素晴らしいね。
決してギター・ソロを聴かせる曲ではなくて、曲を聴かせるためのギター・ソロ。
でも、ジックリ聴いちゃうソロ!

120vステージの後には大型のスクリーンが備え付けてあって、色々なイメージ画像やポールが描いたイラストが映し出される。
さすが、ポール!
ギター・アンプのイラストがMarshallになってる!
「Marshall」とは書いていないけど、どう見てもMarshall。
コレで判別できちゃうMarshallもスゴイ。
そう、オリジナルだからね。
そして、エリックがポールに向かって手を差し出しているのは…

130ドリル~!

140v当然下手側ではビリーもやってる。
やっぱりコレがなくちゃね!

150ポールとは彼がMarshallに戻って来てくれてからのお付き合いなので、カレコレもう結構長くなった。
その間、ずいぶん色んなモデルを使ってもらった。
最初はVintage Modernのコンボ、2266Cだったかな?
JMDのコンボを使ってもらったこともあったし、JVM410HやDSL40Cの時もあった。

160大分前、ポールは私に「シングルコイル・ピックアップの音の特性を強調したいんだ」みたいなことを言っていたことがあった。
今まではそれを考えてのアンプのチョイスということもあったハズなのだが、ナニを使おうといつもそれぞれのモデルの良いところを引き出してくれた。

170そして今回のギターのピックアップはハムバッキング。
1959SLPはそれゆえのチョイスだったのかもしれない。
でもね、今までで一番好きな音だったな、私は。
もう音の輪郭がハッキリしていて、何せヌケる。
それよりもナニよりも、出て来るのが限りなく美しいMarshallの音なのだ!
やっぱりギターアンプは真空管に限る。

190v知り合いも何人か観に来ていて後で話を聞いてみると、皆クチを揃えてポールのギターの音の良さをホメ称えていた。
ま、Marshallですから?!
それとショウの楽しさだよね。
アニメで語られた「パット・トーピー物語」にはやはり涙を流した人たちが多かったようだ。
そのパットがアンコールで「We're an American Band」を元気よく歌ったのにはビックリ!
メッチャ歌うまし。
外人ってのはホントに歌のうまい人が多い。
ポールもそうだけど。
そんな連中が集まってるんだもん、コーラスがキレイにキマってるわい。
「Vocals」と歌のパートが常に複数で表現されることからもわかるように、海外では複数の人間が同時に歌を歌う行為は、古来からごく当たり前のことなんだろう。
そして、海外のロックと日本のロックを決定的に異にしている要素のひとつは「コーラスの多寡」なんだよね。
ホント、素晴らしいショウでした。

180タマにはこんな一枚も。
しかし、背が高い!
マーロンくんもデカくなるんだろうな~。

200vMR.BIGの詳しい情報はコチラ⇒WOWOW ENTERTAINMENT公式サイト

T_0r4a3648(敬称略 2017年9月26日 日本武道館にて撮影)

2017年12月 6日 (水)

クリスマスがやってくるぞ!(ケリー・サイモンCODEへ飛ぶ)

 

先日、CODEシリーズの100Wのヘッドとコンボが発売されたことをレポートした。

10そして、それに伴って渋谷のアンプステーションでKelly SIMONZによるCODE100のセミナーが開催された。

20実はKellyさんのCODEのデモンストレーションはコレが初めてではなくて、昨年の楽器フェアでもご担当頂いている。

30この時はCODE50までしか発表されていなかった。

40_2 それが今日は100W。
実は私も100WのCODEは未体験だったのでどんなことになるやらとても楽しみだった。
何せ「爆音」はMarshallの大事な商品だでね!

50v会場内には100WコンボのCODE100も展示。

55_3既発のCODEやフットスイッチまで取り揃えて頂いて、そのサマはさながら「コード天国」。
さすがイケベさん、高度な行動力!
後はフィッシュ&チップがあればな~。(註:Marshallの故郷、イギリスの代表的な食べ物のフィッシュ&チップスのネタはタラ。「タラ」を英語にすると~。「コッド」ですな。チト苦しいか。)90特設ステージにセットされたCODE100Hと同時発売のスピーカー・キャビネットCODE412。

45このヘッド、今回の正式発売に際し、一番最初に姿を現した時よりホンの少し小さくリサイズした。
パネルのレイアウトにも少し変更が加えられ、反対にディスプレイは若干大きくなり、フットスイッチのジャックとヘッドホンやMP3のジャックの位置が入れ替わった。

60キャビネットのアングルのデザインにも変更が加えられた。

T_img_0014 「Kellyさんは、Xperia」かどうかわからないが、ヘッドの上にはCODEの専用アプリ、「GATEWAY」がインストールされているKellyさんの携帯をセット。

70その画面を傍らのディスプレイに表示した。

80セミナーは時間通りにスタート。
会場の都合で定員は20名で打ち止め。
予約の段階でアッという間に定員に達してしまった。
参加できなかった皆さん、ゴメンナサイ!

95司会はアンプステーションの本田さん。
本田さんとMarshallへ行ったのはもう何年前だ?
ジムは倒れた後だったけど、まだゼンゼン元気な頃だったよね。

100v_2そして、Kellyさん登場!
ギターを下げる前にまずは衣装の解説から。
手ごろな値段でアメリカでゲットした皮の上着。
手を入れたら元の値段の何倍にもなってしまったとか…。
そういうえばこういうロック衣装って見なくなりましたナァ~。

110_2結局、冒頭からその自慢の皮の上着を脱いじゃった。
そして、さっそくデモンストレーションに入る。

120v曲はKellyさんのライブではおなじみの「Future Destination」。
いつも通りギンギンに弾き倒してくれた。

130本田さんからCODEについての質問が寄せられ…

135Kellyさんがひとつひとつ丁寧に答える。
数え切れないぐらいこうしたセミナーをこなしているkellyさんのこと、説明はバッチリ。
どんな質問に対しても、お客さんが知りたいであろうと思われることを絡めて理路整然とキチッとわかりやすく話してくれる。

140v基本的にはいつも使っている1959を想定したKellyさんのてプリセットを使用。
もちろんそれだけでなく、他のプリセットやその場でGATEWAYを操作して音質や機能を説明。

150「47」っぽい設定は自分の年齢だって!
Kellyさんもおっしゃっていたけど、ノイズ・ゲートはできるだけ浅くセットするのがCODEをうまく使うコツ。
Kellyさんは通常はノイズ・ゲートに頼らず、ギターのボリュームの光速(ママ)コントロールでノイズを殺している。
耳障りなノイズはもちろんご免被るが、「ノイズもMarshallのうち」という考え方もあって、ある著名なギタリストは、レコーディング・エンジニアが気を効かせて取り除いたノイズが全く気にくわず、後からノイズだけ足し直した…という話もあるぐらいなのだ。
要するに不自然なノン・ノイズはかえって「エレクトリック・ギター特有」の音質を悪化させてしまうということ。

160音色を変えてGary Mooreの「Sunset」。

170v100Wということや4x12"キャビネットということもあろうが、楽器フェアの時に比べてサウンドは格段にグレードアップ。
Kellyさんがいつも使っている1959と同じ…ということは口が裂けても言えないし、思わないが、かなりの完成度。
やはり大出力のCODEの方がよりMarshallらしさが出るように聴こえた。

180サウンド・メイキングのコツを懇切丁寧に解説するKellyさん。

190もちろんQ&Aにも積極的に取り組んでくれた。

200v演奏の方も「Far Beyond the Sun」や「Opus #1」等の人気曲をタップリと演奏し、CODEの魅力をジックリとデモンストレーション。
そう、Kellyさんっていつもホントにサービス満点なんだよね~。
ありがとうございました。
 
Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website

210vさて、毎回書いているけど、CODEのもうひとつの魅力は「MY MARSHALL」というコミュニティ。
コレを活用してもらいたいんだよね~。
ということでKellyさんも色々仕掛けてくれているよ。
  
詳しくはコチラ⇒CODEをフル活用するなら、MYMARSHALLへ登録!

220vもうすぐクリスマスだからね~。
どうでしょう、ギタリストの皆さん。
CODEシリーズもアンプ系がすべて出そろったところで、自分へのクリスマス・プレゼントにCODEを贈るってのはいかが?
しかし、このコスト・パフォーマンスはスゴイよ。
今回の100W系も「Marshallさん、大丈夫なの?無理しないでよ!」と言いたくなるのではないか?と思われる価格だと思われると思うのです。
クリスマスがダメならお年玉!
冬の夜長をMarshallの歴代の名器を自分で好き勝手イジって楽しもうではあ~りませんか!
 
CODEに関する情報はコチラ ↓  ↓  ↓
Marshall日本語版オフィシャル・ウェブサイト
Marshall BlogのCODEウンチク大全集『その暗号を解け!』

230(一部敬称略 2017年12月3日 渋谷アンプステーションにて撮影 ※協力:ヤマハミュージックジャパン)

2017年12月 5日 (火)

KRUBERABLINKA ~ 秋の大演奏会

 

「イヒヒ…」
今日はいきなりCazさんの笑い声から。
ステージに立つのがとてもうれしそう!

10v11月のはじめにヘヴィメタルの重鎮が大阪の野音に集結した『Burn Up The Castle』なる強力なイベントでひと暴れしたKRUBERABLINKA。
早々に和重さんから当該のイベントへの取材のお誘いを頂戴し、私もお邪魔したかったのだが、なかなか大阪までは行かれないのよ~。
東京でもやってくれればいいのに…と思うところだが、東京にお城はないからナァ。
もし、ドクが私のそばにいてプルトニウムが手に入ったら江戸時代にタイム・スリップしてまず吉原を見に行く。
それから江戸城。江戸城見てみたかったナァ。
それでもうサッサと現在に帰って来る。
何やらステキだったと書かれることが多い江戸時代だが、モノの本を読むと、現代に比べて不便は仕方ないにしても、不衛生で危険で残酷で、とても今の人たちが暮らせるシロモノではなかったらしいから…。
ということで、東京のKRUBERABLINKAを楽しもう!
9月末に開催した4か月ぶりの東京公演だ。
今回も新曲を携えてのステージ。
とても楽しみにしていた!

20赤尾和重

30v鈴木広美

35v広美さんはJVM210Hと1936。

40足元のようす。

50鎌田学

60鎌田さんはEDEN。
Terra Nova TN501とD410XLT。

70おかげさまでこのTN-501、いつでもどこでも大好評なのです。

80泉谷賢

90NATALのアッシュ。
フィニッシュはホワイト・スワール。

100和重さんの「イヒヒ」に続いての1曲はいきなり「宇宙は滾れ」。

110セカンド・アルバム『KAIZU』のリード・チューンをいきなり出してくるなんて。
気合いが入ってるようすがうかがえる。
「大富豪」で言ったら一巡目の一1目が「2」か「A」の3枚組を出すようなモノだぞ。
ま、いつものことだけどね。

120続けて最近作『Conicarify』から「場所」。
270v広美さんのソロもジョーカー級の切れ味。
やっぱりこういうロックは真空管アンプのギター・サウンドに限りますナァ。
お望みとあらば、レコーディングではデジタル系の製品をいくら使っても一向に構わないが、やっぱりお客様からお金を頂戴して音を聴かせる生のステージでは真空管のアンプでギターを弾いてもらいたいよね。
だって、「ロック」ってそういう音楽なんだもん。
いくらテクノロジーが進歩しても「自然の法則」をネジ曲げることはできないんよ。

130v「リハの時、ハシゴ車が3台ぐらい走って行ったんです。カッコよかった~」
え、和重さんって「はたらくくるま」マニア?
そう、すぐ近くに四谷消防署があるのです。
アソコ、消防博物館みたいのが入ってるんだよね。いつか見てみようと思ってる。
そして、前回の「メロン」に続くKRUBERABLINKAのこの日だけのスペシャル・カクテルが紹介された。
140今回は「キウイ」。
KRUBERABLINKAのキウイは「変なヤツ」…すなわち鳥のキウイね。
鳥のカクテルだとオロナミンCに生卵を入れて「オロナミン・セーキ」ということになってしまって誰も手を出さないだろう。
だから、ココは当然果物のキウイを使ったカクテルね。
あの「オロナミン・セーキ」…本当に試した人っているのだろうか?
私の周囲でそういう人にめぐりあったことはついぞない。

150「『キウイ』のお味はどうですか~」
テーブルのフチに置いてある黄色いのがソレ。
サッパリしていてとてもおいしかったそうだ。

155v「久しぶりに演ります」と紹介したのは「ZULU SUIT」。
コレも『KAIZU』からのチョイス。

160_zl鎌田さんのソロ。
今日はノッケからフレットレスだよ、
「ニュイーン、ニュイーン」という独特のサウンドがタマらんね。
その音を送り出しているのがEDENちゃん。
このTN-501ってのは成りは小さいクセに本当にスゴイ。
音に深みがあるんだよね。

170和重さんもカシシをフルっての熱唱!

180v続けては『CYPRESS』。
ココまで『KAIZU』と『Conicarify』の収録曲だけで固めてある。

190_cpKRUBERABLINKAの独特な曲調にベストマッチする独特のギター・ソロ。
うまくできてますな。

1_img_0209ココで5月に披露した新曲「CELL DIVISION」を再演した。
この時でまだ4回ぐらいしか演奏したことがなかったとか。

210v_cd変拍子をごく自然に取り入れた複雑な曲調。
転調もゴチャゴチャとからまって実にゴキゲン!
NATALの音がまた気持ちいいこと!

220こういう曲は好きだナァ。
「作るのも演奏するのも苦労のカタマリ」みたいな曲は大歓迎だ。
そも代わり、聴く時は真剣に聴きまっせ!
この曲、次のCDに入れてくれるんでしょうね~?

230MCを挟んで次に持って来た曲も久しぶりだとか…「サイコロ」。
そうかナァ…曲ひとつひとつの存在感が大きくて印象が強いせいか、ナニを演っても久しぶりに聞こえないのよ!

240v_skココで休憩。
第2部に移る前にみんなで「キウイ」を補給。

3_img_0005 そして、第2部。
ここのところ第2部の初めは広美さんのギターをバックにアンプラグドで和重さんと「KIWI」を演るパターンが続いていたいたが、今回はバンド・バージョンで…。

250チョットこの写真ではわかりにくいけど、和重さんが「KIWI」にちなんでお腹のあたりがグリーンの衣装をまとっているの。

260_agこんな感じ。
照明も緑になっちゃってるけど。
ちょっとゴシック調なところがKRUBERABLINKAのレパートリーにマッチしてるね。290v「お待たせしました~!新曲コーナー!
グチャグチャ言わんと聴いてもらいまひょか。気に入って頂けたら我々も続けていけますんで…」
KRUBERABLINKAの新曲はいつも楽しみだ。
このバンドでしか聴くことができない音楽が飛び出してくるからだ。
人のことかと思って簡単に言わせてもらうけど、やっぱりジャンジャン作っていかないと!
そしてそれを続けていかないと!
ファンはいつでも好きなミュージシャンの新しいモノを待っているんだから。

300_mtしかし、やってしまいましたね~、和重さん。
「ナンやねん?」ってタイトルやねん。
あれほどセメント関連は危険だ…と言っておいたにもかかわらず、今回の新曲のタイトルは「モルタル」。
ということで、ここで「モルタル」で大脱線!…しようと思ったけど最小限に止めておくことにしましょう。しかも、以前にもどこかで書いたことだ。
ハイ、「モルタル」とはナンでしょう?
そう、セメントと砂と水を混ぜたモノですな。
そこにジャリを入れるとどうなりますか?
答えは「コンクリート」。
モルタルと砂利が混ざるとコンクリートという材料に呼び名が変わる。
そうした時、砂のことを「細骨材」、砂利のことを「粗骨材」と呼ぶのね。
日本工業規格(JIS)では粗骨材には最大寸法というのが定められていて、土木は40mm、建築は20mmなの。
要するにそれ以上大きな砂利をコンクリートに入れてしまうとJIS製品として生コンクリートを出荷しちゃいけない。
そして、「モルタル」はそれらの粗骨材をつなげる役目をしている…というのがコンクリートの仕組み。
砂利にも色々な仕訳があって、「栗石」とか「籠石」とかデッカイ石も用意されている。一般的に大きければ大きいほど値段も高い。
もうね、石だの砂だのも話し出すとキリがないのでココで止めておこう。
「表面乾燥飽和状態」とか「アルカリ骨材反応」とかなつかしいな。
私も結構勉強したぜ。
モルタルは他にも積みレンガや空洞ブロックのつなぎ、外壁材として使われますな。
ちなみに水とセメントだけの「十割そば」みたいなヤツはセメント・ペーストと呼びます。
以上、大きなマイクでお騒がせしました!

310v_piKURUBARABLINKAらしいファスト・チューン。
しっかりギター・ソロもフィーチュアされて期待通りいい感じに仕上がった!

320「ありがとう!OK!ではもう1曲。コレも新曲です!」
おお~!
大サービス!
370…と、いきなり和重さんから歌い出したのは「PARADISE INFERNO」という曲。

340_ycこれまたゴキゲンのスピード・ナンバー!

360この和重さんの自信ありげの姿を見よ!
演奏し慣れない曲を初めて聴く人たちの前で演奏するってのはやっぱりドキドキもんなんだろうけど、それだけにドカっとウケた時の快感はスゴイものなんでしょうね。

350_sd「ありがとう!楽しい曲やね。楽しいけど大変やわ!」
もちろん2曲とも大ウケ。
「コレだけでも来た甲斐があったわ~!」

330v「チョット大人になってもらおうか…お酒飲みながら聴いてね」
新曲を無事演奏し終わってジックリ演ったのは『Blanko』から「夜光虫」。

2_img_0444 次もライブではあまり取り上げて来なかったという「スゴイダンス」。
このセクションは『Blanko』特集だ。
バラードの次に演ると余計にヤカマしいというけど、コレもKRUBERABLINKAらしい曲だ。

380_drmそして、いよいよ最終セクション。
大人のマイナー・シャッフル「だれも」。
なつかしのファースト・アルバムから。
2011年の11月のリリースか…もう丸6年経ったのですね。
まだ私は40歳台だったのか…。
Tempus fugit!

2_img_0405各メンバーのソロもタップリとフィーチュアされた一大巨編!

390鎌田さんのフレットレス・ベース・サウンドが宙を舞い…

400vボンちゃんの汗が飛び散る!

410vもう1曲。
ファースト・アルバムから「業火」を演奏して本編を終了した。
もんのスゴくキメ細かい気遣いのセットリスト!
和重さんがいかに自分たちの曲を愛でているのが伝わって来る。

1_img_0182 アンコールではおなじみの広美さんのア・カペラのギター・ソロでスタート。

420_tbrそのまま「帳」になだれ込み…

430最後は期待通りのキラー・チューン「Don't be so mad」ですべてのプログラムを終了した。

440

450v

460vそうか…KRUBERABLINKAは2016年はアルバムを出さなかったのか…。
『Conicarify』がつい最近だったような気がしてたもんだから、和重さんにそういわれて初めて気がついた。
和重さん、「来年はスゴイの作りますよ!」とおっしゃっていますぞ!
「CELL DIVISION」入れてくれるかな?
新作が楽しみだ~!

470vKRUBERABLINKAの詳しい情報はコチラ⇒KRUBERABLINKA Facebook

480

<NATAL>について
時は1965年、場所はロンドン。
伝説のパーカッショニスト、アラン・シャープは理想の楽器を編み出すことに没頭していた。 
そして、ついにそれを手に入れた。 
やがてその楽器は多くの人の知れるところとなり、
レッド・ツェッペリン
ディープ・パープル
ザ・ローリング・ストーンズ
ブラック・サバス
UB40
ボブ・マーレー
…らに重用された。
アランは「*ロー・プロファイル・フープ」の開発者。
彼はいつもナニかを作り出そうとしていた。
そして今、我々がそれを引き継いだ。
アラン・シャープのレガシーは生きている。

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。

(一部敬称略 2017年9月30日 四谷Sokehs Rockにて撮影)

2017年12月 4日 (月)

さよならマット・ユマノフ!~私とニューヨーク

 
実際には既に金曜日の時点で12月に入っちゃってるんだけど、改めて時の早さに驚きますナァ。
2017年ももう終わりだもん。
モダン・ジャズ・ピアノの開祖として知られるバド・パウエルに『Jazz Giant』というアルバムがある。
『ジャズの名盤』に数え上げられることもあって、私も20台の頃はよく聴いた。
このアルバムの1曲目を「Tempus Fugue-It」という。
凄まじくドライブするマイナーのバップ・チューン。録音は1949年。
穐吉敏子もソロ・アルバムで取り上げているが、ピアニストの他にもマイルス・デイヴィスなんかも録音している。
それだけカッコいい曲…マイルスはカッコいいこと以外は絶対やらないから。
で、そのタイトル。
コレはチョットしたシャレになってる。
クラシックが好きな人は「Fugue」が「フーガ」であることはすぐ読み解けると思う。
元は「Tempus Fugit(テンパス・フュージット)」というラテン語。
意味は「光陰矢の如し」。
英語で言えば「Time flies like an arrow」…と教えるのは日本の学校。
ネイティブの人はこんなこと言わない。
「Time flies!」だ。
そんな「Tempus Gugue-It」のテンポのようにブッ早い時の流れの中で世の中がガンガン変わり、それによって色んなことが起こるネェ。
良いことももちろんあるけれど、音楽業界に目をやると、ITテクノロジーの進化でソフトもハードもズタズタにされているように見える。
CDの開発までで止めておけばヨカッタんですよ。
そして…。  
コレはちょっとショックだったナァ…。

T_3img_5346 マンハッタンはグリニッジ・ヴィレッジにある老舗の楽器店、Matt Umanov(マット・ユマノフ、「ウーマノヴ」が正しい発音かな?)が昨日閉店した。
リペア部門は今後も継続するらしいが、かつてはボブ・ディランも通ったという1965年開店のニューヨークの名物楽器店のひとつがなくなってしまうのはとても寂しいことだ。
いつも「ロンドン、ロンドン」と騒いでいるのは、色んなことを知るにつれて、若い時あれほど憧れていたアメリカが「チョット、チョットチョット」の国であると思うようになった背景もあるんだけど、ニューヨークだけは別。
今でも、いつでも行きたい街であることに変わりはない。
この楽器店のことをからめてたまにはニューヨークの思い出なぞを…。

10私が初めてニューヨークに行ったのは1995年のことだから、22年も前のことになる。
ナニをしに行ったのかというと、デヘヘ、遊びに…。
ジャズとミュージカルと美術館の旅だ。

15まだ、前の前の会社に勤めていた時のことで、その会社のニューヨーク支店の方々に大層お世話になった。
コレは3rdアヴェニューにあるその会社の事務所で撮った一枚。
ね~、窓からクライスラー・ビルが見えるんだよ。
東京じゃどうガンバってもスカイツリーが関の山だもんな~。
以前はパーク・アヴェニューにあるあの有名なパンナム・ビル(現メットライフ・ビル)に事務所を構えていたが、アホほど家賃が高いとかで何年か前にこの3rdアヴェニューに引っ越してきていた。
残念!
この頃のマンハッタンは、128丁目以北や8thアヴェニュー以西、そしてアルファベット・アヴェニュー以外であれば安全と聞いていたが、駐在の方から「先週も1stアヴェニューで追いはぎがあったんだよ」という話を聞されてビックリした。
その方は、移動の際にはどんなに近距離でもタクシーを使うとのこと。
「だって、相手は銃を持ってるんですよ。ズドンで終わりですから」と言っていたのがとても印象的だった。
そんなことを聞かされてはいたものの、着いたその日の晩にひとりでグリニッジ・ヴィレッジのブルーノートに繰り出し、パット・マルティーノとジョー・ロヴァーノのダブルヘッドライナーを観た。
久しぶりの海外旅行で興奮していたのか、身体はクタクタのハズなのに全く眠くならなかった。
次の日も、またその次の日も夜になると目が冴えて、寝付いたかと思うとすぐに目が覚めてしまう。
この時、人生で初めて時差ボケのツラさを知った
しかし、この頃は毛があったな~。
今は「お怪我(毛が)なくてヨカッタ」ってか?「大山」じゃねぇ「ミューヨーク」詣りしてんだよ。

17vちょうどこの時、フランク・ザッパのベスト盤がリリースされた時で、HMVの店頭にザッパの顔がズラリと並んでいてうれしかった。
昼は美術館や名所めぐり、夜はミュージカルやコンサートを観て、それからヴィレッジのライブハウスにジャズを聴きに行くということを繰り返した。
そう、丸っきり『踊るニューヨーク』のフランク・シナトラ状態だった。
楽しかったな~。
でも、このために1年近く前から、ニューヨークに関する本や映画に目を通し、丹念に下調べをした。
行く頃には郵便配達ができるぐらいの知識を蓄えていたんよ。
ところが!
英語にはかなり難渋した。
ナメていたのね。
向こうに行ってすぐに気がついたのは、現地の連中は「英語ができないヤツは相手にしない」ということだった。
とにかく現地の皆さんの態度が冷たい。
ホームの連中は日本に来ている外人と違ってやたらと愛想が悪い。
こっちは完全アウェイで、まったくのオマケなし。
反対に気がついたことは、「コレ、英語ができたらこの何倍も楽しいんじゃないの?」ということだった。
そして、その場で英語を勉強し直そうと決心したのであった。

16とにかくガッカリしたのは楽器屋だった。
ニューヨークにはロンドンのデンマーク・ストリートやお茶ノ水のようなところが西48丁目にあって、サム・アッシュやマニーズのような店がズラリと軒を連ねていた。
この頃はまだギターに夢中で、希望に胸を膨らませてイの一番に訪れたのだが、ゼンゼン期待はずれだった。
チョット程度のいいストラトキャスターを見つけると日本製だったり、汚い割には値段が破天荒に高かったり…。
「ダメだ、コリャ…」と諦め、事前に調べて置いたグリニッジ・ヴィレッジにある楽器店に期待をかけた。
その店がマット・ユマノフだった。
 
グリニッジ・ヴィレッジに行った時、11時の開店を待って店に飛び込んだ。
その時のことが「旅日記」に記してある。
アタシャ、元来こういうことをするのが好きでしてね。
昔からマーシャル・ブログをやっているようなもんでさ。
でも、こうして書いておくと絶対に忘れてしまうような些細なことも後に思い出すことができてすごく楽しいね。
ナニナニ…フムフム…なるほど、この頃はホントに一生懸命ギターをやっていたんだな~。
長野市のパブでハコバンをやってたからね。
ギョエ!途中でヤバいことが書いてある!
ま、この時はマーシャルに勤めるなんてことは夢にも思っていなかったのでご愛敬ね。

50上のメモにあるように、お店ではウィットという日本人の奥さんがいる若い店員が相手をしてくれた。
日本語なんてゼンゼンできないのよ。
にもかかわらずアンケートに答えてくれっていうワケ。
質問は「どうしてこの店に来たのか」ということなんだけど、もちろんこっちは英語で説明なんてできるワケがない。
何とか知っている単語で「日本にいる時に、前もって調べて来た」と伝えたいのだが、どうもうまくいかない。
すると彼は「Come across?  Come acorss?」ってしきりに訊いてくるんだよね。
何とかして私の答えを「I came acorss your store」にしたいようなのだが、何しろコッチは「come across」の意味がわからない。
面倒だから「ハイハイ、『かむあくろす』って答えればいいんでしょ」と心で思い、最終的に「Yes」と答えた。
彼は「ほおらね!」と言わんばかりにニコリとしてくれたが、コレは「タマタマ出くわした」という意味で、私の本意ではなかった…ということが大分後になってわかった。
おかげで「come across」は一生忘れない英語表現のひとつに昇格した。
  
ところでマクドナルドをはじめとした海外のファストフード店って有色人種の店員ばかりでやたら不愛想じゃない?
ロンドンなんかはそうでもないけど、ニューヨークなんかはヒドイというか、もはやコワイというか。
小声で注文などしようもんなら「ハアアアア?」と、まるでテレビドラマに出てくる殺人事件の取調べの刑事のような迫力で攻めて来やがる。
で、「Here or to go?」なんて眼光鋭くドスのきいた声で聴かれると完全にビビってしまって、そこで食べて行くつもりだったのに、つい「トトト、トゥ、ゴウ」と答えてしまったりして。
それでワザワザ袋に入れてくれたハンバーガーを店内で食べる時の後めたさと恐ろしさね。
その店員の死角の席に座って隠れて食べたりして…。
さすがに今はこんなことはないけど、以前は「コーヒー」を頼んで普通に「コーラ」が出て来たこともあった。
「コー」しか聞いていない。確認もしない。
もちろん何の文句も言わずにそのコーラをおいしく頂戴しました…とさ。
やっぱり日本が一番いいわ。

40で、その時買ったレス・ポールがコレ。
セス・ラバーが巻いたピックアップが乗ってるんだって。
翌年、イリジウムに行った時、レス・ポールご本人にこのギターの写真を見せたところ、「ああ、キレイなギターだね~」と言ってくれた。

20vね、「MATT UMANOV GUITARS」というステッカーが貼ってあるでしょ?
私がこのギターを買ったようすを見ていて他の店員がやたらと「いい買い物だ!」みたいなことをうれしそうに言っている。
私も実際気に入って買ったものなのでそう言ってもらえると悪い気がしない。
しかし、よくよく聞いてみると、このレスポールはその店員の委託品だったの。
道理でホメるワケだわ。
コレに立派なリユニオン・ブルースのケースが付いていた。
 
結局、48丁目の楽器店よりは魅力的な品ぞろえではあったが、それでもヒックリ返って驚くようなモノがズラリと並んでいるようなことはなかった。
ところが…。
途中でトイレに行きたくなって貸してもらうように頼んだ。
「ああ、どうぞ。アッチだよ」と店に裏に連れて行ってもらった。
すると、そこには大きなガラスのショウ・ケースが置いてあって、あるわあるわ!
中に収まっていたのは、ビンテージのL5、L7、L6S、ピッカピカのTal FarlowやJohnny SmithやBarney Kessel…この時はフルアコしか興味がなかったのでフェンダー系のギターは記憶にないが、きっとスゴイものがあったのだろう。
そういうことです。

30翌年、リターンマッチをやった。
再度ニューヨークを訪れたのだ。
この時に備えて1年間、ミッチリ英語の勉強をした。
朝から晩までやった。
まず「出る単」の内容を1冊頭に入れて、NHKの英会話のプログラムは初級からビジネス英語まですべて録音。買って来た教本と首っ引きで取り組んだ。
ブックオフで良さそうな英語関連の書籍を見つけると片っ端から買い込んだ。
営業でひとりで車に乗っている時はズ~っと英語のテープをかけて耳を鍛えた。
英字新聞のスクラップもやった。
当時は長野に住んでいたのだが、家内が近くに住んでいる外人を探して来て個人レッスンをしてもらった。
ま、コレだけやっても所詮は付け焼刃。
とても完璧というワケにはいかなかったが、それでも英語の勉強が楽しくなったし、さほど英語がコワくなくなった。
ポイントは語彙と文法ということもわかった。
そして、もうひとつ。
よく「アタシって~、外人の言ってることは~、だいたいわかるんだけど~、しゃべれないんだよね~、ウケる~」みたな話を耳にするが、コレは絶対ウソ。
「わかっている」ような気になっているだけ。
相手の英語が聴き取れる能力がある人は、その前にしゃべることができるって!
ナゼかというと、しゃべる時に適切な単語が見つからないことはあるにしても、「ナニを相手に伝えたいか」を見失うことはない。自分のことなんだから。
それに相手は世界中のヘタクソな英語に慣れているので、何とかそのヘタな英語を理解してくれようと歩み寄ってくれるのが普通だ。
つまり助け船を出してくれる。
中にはものすごく勘のいいのがいて、60%ぐらいしか英語で説明できていないのに120%以上理解するヤツがいるんだよね。
一方、外国語を聞きとるのは本当に大変なことだ。
ナゼなら、ナニが出て来るかわからないし、頼れるのは自分の聴き取り能力だけだから。
聞くことのない単語が出てきたら、もう理解のしようがないでしょ?
「辞書を引かなくても単語の意味がわかるようになる」なんて言うけど、コレもウソ。
「意味が分からなくでもごまかせるようになる」だけの話。
もちろん何度も聞き返すことも構わないのだが、人によっては3回目はNGになることもある。
だからまず気を付けるべきは、少なくとも肯定文か疑問文の区別をつけられないとかなり恥をかくことになる。
「What....」と訊かれて「Yes」と答えたところ、「'What'に'Yes'の答えはない!」と注意されている人を目の前で見たこともある。
  
「『聞く』は『言う』よりムズカシイ」、すなわち、「攻撃は最大の防御なり」…ということもわかって意気揚々と再度ニューヨークに乗り込んだのであった。
その結果…恥ずかしがらずに色々な局面でこちらから積極的に話をすると、なるほど前回とは大違い。
どこでもみんなニコニコしてとても親身になって応対してくれるではないか!
とてもうれしかったね~。
そして、再度マット・ユマノフを訪れた。
今回はオーナーのマットに会うことを前提にお土産を持参した。
海苔だ。
首尾よくマットに会ってそのお土産を渡したところ大いによろこんでくれて、お店の黒いオリジナルTシャツをお返しにとプレゼントしてくれた。
さっそく昨年私の面倒をみてくれたウィットに面会を申し入れると既に辞めてしまったという。
代わりに私の応対をしてくれたのは…アレッ?!
去年もお店で会った私のレスポールの前の持ち主じゃないの!
彼の名前をズィークといった。
向こうも私のことを覚えてくれていて「ヨォ!どうだい、オレのレスポールの調子は?」ってなもん。
「オレのレスポール」だっての。キミのじゃない。
「今回はどうするんだい?」と訊かれて、「安いSGかテレキャスターがあれば買って行こうかと思っているんだ」…コレぐらいのことはもう英語でラクラク言える。
予算を告げると、さすがにSGはムリだという。
じゃ、ということで下のテレキャスターのアメリカン・スタンダードを買うことにした。
約60,000円だった。

60vおしゃべりをしている時に当時私が大好きだったピックをズィークに見せた。
「ジョン・スコフィールドだね?」と、すぐさま言い当てた。
「でもね、本物はこのサインが金色なんだよ」と付け加え、「彼はこの店に来るの?」と私が尋ねると、「ウン、時々来るよ」と答えた。
本場やな~。
そうしている合間も店内の電話がジャンジャン鳴る。
すると、電話を取り次いだ店員が呼び出された人に受話器を渡しながら「ジョン!ギブソンから!」とか「フェンダーからだぞ、ポール!」とか言うワケよ。
MarshallからSkypeがかかってくる今なら何とも思わないけど、当時はコレがメッチャカッコよくてね~。
本場ならではの光景でしょう。
日本だと「〇×楽器さんから」とか「△□商会からお電話です」ということになる。

70その後、数年して私は楽器業界に転職し、楽器の輸入販売の仕事に就いた。
さっそく何か最新の海外のヒット商品を輸入できないものか?と考えた私はズィークに連絡を取ってみた。
メールなんてまだ普及していない時代だったのでファックスだ。
自分が楽器業界に転職したことと、彼が持っていたレスポールを愛用していることを伝え、「今、ニューヨークで最も流行しているグッズを教えてくれ」と頼んでみた。
すると、すぐに返事が来た。
「It makes me happy that my Les Paul is being enjoyed by a fine guitar player」だって。
もちろん社交辞令である。
そして、1998年当時、ニューヨークで猛烈に流行しているアイテムとして…

T_img_5319このホンモノのタバコの空き箱で作ったアンプを紹介してくれた。
すぐに買って送ってもらったが、その会社で取り扱うことはなかった。
コレ、どこ行っちゃったかな?
  
コレが最後のマット・ユマノフとの交流だった。
この後、一度だけNAMMの直前にニューヨークに行ったが、マット・ユマノフを訪ねることはなかった。
代わりにすごい光景を目にした。
その日は信じられないほどの大雪で、人っ子ひとりいないタイムズスクエアを目撃したのだ!
写真を撮っておけばヨカッタな~。
後で知ったことなのだが、実はそれは雪のせいだけではなくて、スーパー・ボウルの試合が重なっていたからだったらしい。
冬季にニューヨークを訪れたのは初めてのことだったので、『真夜中のカウボーイ』のあの道路から吹き出る湯気を見て興奮したっけ。

80vそれから数年して、ギターセンターがニューヨークに進出したことにより48丁目の楽器店街は壊滅状態に陥ったと聞いた。
その情報を耳にした時、マット・ユマノフがヴィレッジにあってヨカッタと思った。
そして、そのギターセンターも経営が苦しいという話を最近耳にした。
通販の隆盛である。
「実際に弾いて試さないでギターを買うのかね~」なんて台詞をもう日本でもスッカリ聞かなくなった。
アメリカはシアーズをはじめとして元々通販の盛んな国なので、ひとたびギターが通販で普通に流通し出せば小売店はひとたまりもないのであろう。
そして、とうとうマット・ユマノフも斃れた。
少し前にスタテン島のマンドリン・ブラザーズも終わったとか…。
さらに世界でも一、二を争うギター・メーカーも今や苦しい経営を強いられているとウェブサイトのニュースが報じていた。
あと数年したらギターを楽しむ人がこの世からいなくなってしまうのではなかろうか?
冒頭でも触れたが、この原因はもちろん流通の変化によるものではなく、ITの普及により音楽が無料になってしまったことが根本的な原因だろう。
おかげで音楽の質が低下して、ギター・ヒーローもいなくなってしまった。
一体どこまで変わっていくのやら…。
日本でこの現象を歓迎しているのはTシャツ屋とチェキ屋、それに今治の方々か…。
そういえば、私がニューヨークに行った時にはワールド・トレード・センターがあったんだよな~。
  
最後に得意の「三大」でこの記事を〆てみると…。
「自分の人生を変えた三大出来事」は…まず、家内に出会ったこと。
それからジャズを知ったこと。ココから音楽の愉しみが飛躍的に広がった。
そして、英語を覚えたこと…と言っても、まだまだゼンゼン使い物にはならないが、結論としてこうしてMarshallで働き、毎日のように英語を使っているのは驚き以外の何物でもない。
それもこれも、この2度のニューヨークの旅があったからなのだ。
Tempus Fugit…今日はちょっとセンチな気分でマット・ユマノフの個人的な思い出をつづらせて頂いた。
   
ちなみに、1回目の渡航にはカメラだけ。
そして2回目の時はビデオを持って行った。
もちろん私のことなので、微に入り細に穿ちテープを回したが、帰って来て1度はそのビデオを見たが以降2度と見ることはなかった。
ビデオはテレビなりパソコンの前で構える必要があるし、どうしても一定の時間がかかってしまう。規格もすぐに変わっちゃうし。
動きもしなければ音も出ないけど、写真はこうして気軽に引っ張り出して好きなところだけ見れるのがいいし、思い出を書き込んでおくこともできる。
2回目も写真にしておけばヨカッタ…と少々後悔している。
やっぱり私は写真派だ。

90

2017年12月 2日 (土)

レガシーは生きている

  

時は1965年、場所はロンドン。
 
伝説のパーカッショニスト、アラン・シャープは理想の楽器を編み出すことに没頭していた。
 
そして、ついにそれを手に入れた。
  
 
やがてその楽器は多くの人の知れるところとなり、
 
レッド・ツェッペリン
 
ディープ・パープル
 
ザ・ローリング・ストーンズ
 
ブラック・サバス
 
UB40
 
ボブ・マーレー
 
…らに重用された。
 
 
アランは「*ロー・プロファイル・フープ」の開発者。
 
彼はいつもナニかを作り出そうとしていた。
 
そして今、我々がそれを引き継いだ。
  
アラン・シャープのレガシーは生きている。

*ロー・プロファイル・フープ(Low Profile Hoop)とは写真のようなパーカッションに用いられる手に優しいカーブがついた金属製のフープのこと。
世界で初めてアラン・シャープがこのパーツをパーカッションに採用した。
演奏性を高めることを目的に、今では多数のパーカッションがこの方式を採用している。

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2017年12月 1日 (金)

【号外】 メランコリック写楽解散

ももすチャンが脱退したため、本日紹介したメランコリック写楽は解散しました。
おしまい。

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サイケポップメンヘラビーム Vol.6~メランコリック写楽登場!

  
「やっぱり人と同じことをやっていてはダメだな」…ということを実感した出来事が最近ありましてね。
あ…サラリーマンの方は人と違うことをやっちゃダメですよ。
人と同じことをロングランで完璧にやり遂げるのがサラリーマンの最大の任務だから。
エライ人からは「常識をブチ破れ」とか「変化を恐れるな」とかご指導して頂けますが、常識を取り払って、今までやってきた当たり前のことに変化を加えた瞬間………終わりです。
改革をもたらして大幅に社業を発展なんかさせてしまったら先輩の立つ瀬がないでしょう?
もしそういうが浮かんだら先輩なり上司なりに譲らなきゃ。
下っ端のウチは先輩より目立ってしまうのはご法度で、先輩が敷いてくれたレールから電車が脱線しないようにジ~っと監視しているのが一番。
これが組織サラリーマン人生最良の処世術。
溜まったストレスは休みの日にスタジオにでも行って大爆音でマーシャルを爆音で鳴らしてくださいな。
気が済むまでドラムを打擲するのもよし。
それにしても仕事ってのは何でも大変ですよ。
決して楽してお金をもらうことはできません。
  
その中でも最も大変な職業のひとつは芸術家ですな。
「人と違ったこと」をしてナンボの仕事だから。
違ってりゃいいってもんでもないしね。
「オレが、オレが」と人より目立つための「生みの苦しみ」たるや、組織の中で滅私奉公する苦労より何倍も大きいことだろう。
とても「好き」というだけでは務まらない商売だ。
  
さて、我々が育った時代は、「ロック」という新しい文化がまだまだ成長していく途中で、まさにその多様性たるや百花繚乱。
玉石混交、「何でもあり」のクリエイティブな様相を示していた。
それが80年代に入って「売らんかな」のロックが台頭し出した途端に、世の中のロックが全部同じになっちゃった。
時代は下り、その商業的な流れの中で育まれたいわゆる「J-POP」という「ロックもどき」のジャンルに至っては、それを「音楽」として聴いた時、ロックがクリエイティブだったことを知る世代にとっては、どれも同じに聞こえて「苦痛」以外の何物でもないだろう。
「J-POP」の「P」と「P」の間にもうひとつ「O」を入れた方がいいのでは?なんてことを思っていすベテランのリスナーも多いハズだ。(意味は自分で調べてね!)
毎回こんなこと書いてますが…でも、今日はちょっとストーリーがいつもと違う。
 
というのは…最近は若い人たちの音楽の様相が少し変わってきたように見えるのだ。
つまり、色んなのモノが出て来ておもしろくなっているんですよ…と私は感じているのね。
口の悪い連中は私が「慣れただけ」とか、「マヒしてきた」とか、「観念したんでしょう?」とか、「本気で言ってない」とか指摘するけど…それもマァないワケではない。
でもチョット乱暴な言い方をすれば、「ロックがまた少しアクティブになって来た」というイメージがあるのよ。
期待していたところにロックが戻ってきたワケでは決してないのだが、要するに凡百のバンドが出尽くして、その反動で「個性」が追求されるようになって来ているように見える。
マァ、私も上げたり下げたり忙しいこったが、それだけシリアスに、そしてスクエアの若い人の音楽に接しているという風にとらえて頂きたい。
     
今日登場するバンドはそんな強烈な「個性」を持ったチーム。
以前「NATALプレイヤー」というくくりでドラマーを紹介した。
その時はまだCDを聴いただけで、ナマの演奏を耳にしたことがなく、「その機会が楽しみだ」と書いた。
9月末にようやくその機会が訪れ、期待を胸にライブハウスに向かった。
メランコリック写楽の登場だ。
30この日は4枚目のシングル『月夜の超特急』のレコ発ライブ。
シングルといってもメラシャラの「個性」が6曲詰まってる。
ジャケットは1枚目から一貫して米沢チャイナさんが手掛けている。
かぐや姫がベッドに入ってサンショウウオの絵を描いているところか。

20cdメンバーはボーカルス&ギターのももす。

40v甘酒

50v家が甘酒横丁なのかどうかは知らないが…

90_3 アンプはMarshallということは知ってる。

60vベースはノモトクン。

70vドラムはヨコピーTHEブルーヴマスター。

80vヨコピーは「THE NATALマスター」でもある。
この日使ったのはブビンガのキット。

90オープニングはさっそく『月夜の超特急』から「夏の陰口」。

100ギターを力強くストラミングしながら歌い出すももすチャン。
そうそう、この声!
CDで聴いた声…メラシャラの声だ!

110vしかしですね~、ロックに関しては子供の頃から根っから硬派だった自分が、こういう音楽をおもしろいと感じるようになるとは思わなんだな~。
時代のロックを一切聴かないできた私にとっては、このサウンドが「新しい」のかどうかはサッパリわからない。
「イエイエ、シゲさん、コレは〇〇と同じですよ」なんて見方があるのかも知れない。
例えそうであったとしても、私はコレで楽しめちゃうんだから素直に「おもしろい」って書いちゃう。
聴いて素直に楽しめればそれでいい。
オリヴィエ・メシアンやアントン・ヴェーベルンの研究をしているワケではないんだから。
だから「楽曲」なんて言葉を使うのはヤメた方がいい。
だれが持ち込んだ言葉か知らないが、ロックは「曲」という言葉で十分だ。

N_img_0135 2曲目も同じく『月夜』から「マルコ・ポーロ」。
ナンダ、コレ?
「♪マルコ・ポーロの腹いせに 君は這いつくばって血だらけさ…」
こういう言葉を連ねることができる人を尊敬するね。
メラシャラのレパートリーは、詞も曲もももすチャンの作だ。
曲の方も細かいところまで作り込んであって実によろしいな。
 
以前にも触れたことがあるが、瀧口修造という美術評論家、詩人がいたが、この人は朝起きて最初に思い浮かんだ言葉やランダムに開いた辞書のページの右上の言葉をつないで詩を作ったりした。
これがスゴイ。
同じことをやっても、凡人では詩作になるものではない。

115前作の『地球でねむらせて』。
私はコレのリード・チューン「成仏できない」でやられたのだが、3曲目がソレ。

10cdノモトクンの「成仏できない!」のアオリで会場の盛り上がりに拍車がかかる!

130ももすチャンの作る摩訶不思議な曲のイメージを独特な方向に広げているバンドさんもいいんだよ。

120そのバンド・サウンドのカギを握っているのがグルーヴマスター。
若い割には腎臓の働きが人一倍活発だ。

140ご学友ということで、ヨコピーは元TORNADO-GRENADEのギターの真壁六郎太に紹介してもらった。
それは大分前のことなんだけど、ナマの演奏を聴くのはこの時が初めてだった。

2img_4698 メラシャラの皆さんはとてもいい子でね。
何せウチの下の子より若いんだけど、出番前の楽屋でももすチャンを筆頭にキチッと初対面の挨拶をしてくれた。
でも、いつも快活なヨコピーがどうも元気がない。ヤケにおとなしい。
身体の具合でも悪いのかと思い、心配してどうしたのかと尋ねると、本番前はいつもそうだという。
さらに訊けば、「テンションを下げている」というのだ。
ステージの前に「テンションを上げる」ミュージシャンはそう珍しくないが、「テンションを下げる」人とは初めてお目にかかった。

150v演奏が始まってすぐに納得。
コリャ、少しテンション下げた方がいいわ…というぐらいの暴れん坊ドラミング!
「ホメ過ぎ」のそしりは免れないが「平成のキース・ムーン」って感じ?
あんまりスゴイので見てて笑っちゃったよ。

160vそれでいて他のメンバーはお構いなしにシレっと演奏している。
そうだな、The Whoで言えばキース・ムーンの他のメンバーが全員ジョン・エントウィッスルみたいな…それがメラシャラ。

175『月夜』に戻って「四家同風」。
「スーチャトンフォ」か…。
四家同風とは、麻雀のルールのひとつで、第1巡目で全てのプレイヤーが同じ風牌(フォンハイ:「東」、「西」、「南」、「北」の牌のことね)を捨てると流局となること。
と言っても私は麻雀ゼンゼン知らないけどね。
だからナゼ流局になるのかがわからない。
ももちゃん麻雀やってんのかな?

170続けて少し前の作品で「ヨーロッパ返して」。
コレもいいんだ。
しかし、PAシステムの進化ってのは恐るべきものがあるよね。
ライブ会場のテクノロジーが進歩してナニが起こったか…。
激しいロックにおけるシンガーの声がガラリと変わっちゃった。
つまり、昔はボーカルズの声が太くて大きくないと、歌なんか聞こえなかった。
でも今は独特の抑揚で耳元で囁くようなももすチャンの歌もシッカリと客席に届けられるようになった。
つまり、PAシステムの進化がなければライブハウスのステージで聴くことのできなかったかも知れない声なのだ。
テクノロジーの進化が音楽を変えたわかりやすい一例だと思う。
180v新作から「山椒魚」。
コレもスゴイなぁ。
「♪井伏んちは荻窪」って、「井伏」って誰よ?しかもココだがワルツになってるところがカッコいい。
ジャケットの「サンショウウオ」はこの曲に引っ掛けてあったのね?

215そして、新作のリード・チューン「ムーンレフト伝説」。
コレは耳に残るんだよ。
ももチャンが歌うとどれもそうなんだけど、「♪渋っているのよ 月に帰るのを 止めて、止めて」というかぐや姫のセリフのパートね…知らない間に歌っちゃうんだよね。
曲のパワーが生半可じゃない。
最後にややゆったりと「9月と君の墓」。
コレで『月夜の超特急』の収録曲をすべて演奏したことになる。
そして、4人はステージを降りた。

N_img_0030_1

190v

200v

210vあ、『月夜の超特急』には6曲収録されていることになっているが、実は6曲目が終わった後にシークレット・チューンが入ってんだよね。
「♪メメメ、メランコリック写楽」って歌うバンドのテーマソングで、コレがまたカッコいいんですわ。
イカン!今度は「メメメ」が耳にコビりついた!
「メメメ」なんて書くとつげ義春を思い出すな…。

220ステージを降りたかと思ったら降りない。
「いつも同じところにしかいないから…みんなボクのこと知らないでしょ?」とヨコピーが勝手にMC。
知ってるよ!あんだけ派手にドラム叩いてりゃ、誰よりも目立つわ!

230ももすチャンのデザインによるTシャツの紹介があって1曲アンコールに応えた。
一瞬体操服で出て来たのかと思った。

240v結局、最後の最後までテンションが上がりぱなしのヨコピーだった。

250とにかく強烈な「個性」を堪能したステキなロック・イブニングだった。
  
センチメンタル北斎…じゃない、メランコリック写楽の詳しい情報はコチラ⇒メランコリック写楽-official-

260v
ところで、この日はいくつかの若いバンドが出演した。
ひとつビックリしたんだけど、完全にGSを演っているバンドがあったんだよね。
何のひねりも、今風のアレンジもない、我々が幼稚園の時に大流行したあのグループ・サウンズなの。
キャプテンズみたいにモロなのとはまた違って、普通の若い人のルックスなのに音はGS。
それがメジャー・デビューするっていうんだよ。
その話を聞いて何とも複雑な気分になっちゃった。
 
さて、ヨコピー。
何しろNATALにゾッコンで今はこんなキットを使っている。
世間では「浅胴、浅胴」と鈴之助みたいなことを言っているけど、ヨコピーは「個性」丸出しの大口径にド深胴。
やっぱこれぐらいのオリジナリティがなければ日本のキース・ムーンは務まらんて。
頼んだぞ、THEグルーヴマスター!

Nk
※明日もMarshall Blog更新します!

    

<<NATAL NEWS>>

11月上旬に開催されたイギリス最大のドラム展示会、「ザ・ロンドン・ドラム・ショウ」でもNATALは大きな注目を浴びました。

05新しいアイテムを豊富に展示して、連日大勢のお客さんで大忙しだったとか。

20詳しい情報はコチラ⇒LONDON DRUM SHOW 2017のNATAL

106 海外ではすごい勢いでノシています、NATAL。
私もガンバらねば!
ドラム・キット他の新規購入、あるいは買い替えを考えていらっしゃる方は是非候補のひとつにNATALを!

  
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
ドラマーの皆さん「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。

M_natal_square
(一部敬称略 2017年9月29日 新代田FEVERにて撮影)