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2017年12月 7日 (木)

MR.PG PLAYS 1959

  
またもやって来ましたブードカン。

10今日はMR.BIGの東京公演。

207月にリリースした『Defying Gravity』を引っ提げての来日公演だ。
いつぞやはブタちゃんが飛んでいたけど、今回はゾウさん。
「defy」とは「無視する」とか、「ものともしない」とかいう意味。
するとタイトルは「重力関係なし!」みたいな意味だからゾウが逆さになってる?

30リハーサル後の楽器雑誌向け取材タイム。
ナンカ久しぶりにこの光景を見た気がするな。

70伝統と例によって皆さん、サオものの撮影にご執心。
ま、アンプはおもしろくないからね。
四角くて黒いだけだから。
でも、音を出しているのはアンプだからね。

T_0r4a3537 ということでウチはもっぱらコレ。
アンプ屋ですので。
今回のポールのチョイスは1959のフル・スタック。
つまり、1959SLP、1960Aそれに1960Bのセット。
ナ~ンの手も施していない市中に出回っているのと同じモノ。
何で知っているかというとウチから持って行ってるMarshallだから。

40vアンプの取材はおもしろくないかもしれないけど、よく見てみると色んな発見があるんよ。
例えば、今回ポールは「INPUT IIのHi」を使っていること。
それにボリュームは「2弱」…「less than 2!」とポールは笑ってた。
MIDDLEを「1以下」にしてPRESENCEは「7近く」まで上げている。BASSは「4」。
こんなんだと音がペランペランになりそうなイメージだけど、ゼンゼンそうはならない。
キャビネットは上下鳴らしている。
ギターばっかりマネして、こういうところに目を向けないのはナンセンスだよね。

50足元のようす。

60武道館でMR.BIGを拝見するのは何回目かな?
今回も大入り満員!
開演前には愛息のマーロンくんをお連れになったポールの奥様と再会。
2013年のポールのソロ・バンドの東京公演以来。
マーロンくんは生まれた時の姿を写真で拝見しただけだったので、その成長ぶりにビックリ!

35大歓声に包まれてショウはスタート!

90ニュー・アルバムを引っ提げての来日とだけあって、セットリストはアルバムの収録曲が中心となった。

100相変わらずのショウマンシップに長けたエンターテインメント性の高いステージ。
いかにもアメリカのバンドって感じだよね。

100v曲を引きたてるツボを押さえたソロが素晴らしいね。
決してギター・ソロを聴かせる曲ではなくて、曲を聴かせるためのギター・ソロ。
でも、ジックリ聴いちゃうソロ!

120vステージの後には大型のスクリーンが備え付けてあって、色々なイメージ画像やポールが描いたイラストが映し出される。
さすが、ポール!
ギター・アンプのイラストがMarshallになってる!
「Marshall」とは書いていないけど、どう見てもMarshall。
コレで判別できちゃうMarshallもスゴイ。
そう、オリジナルだからね。
そして、エリックがポールに向かって手を差し出しているのは…

130ドリル~!

140v当然下手側ではビリーもやってる。
やっぱりコレがなくちゃね!

150ポールとは彼がMarshallに戻って来てくれてからのお付き合いなので、カレコレもう結構長くなった。
その間、ずいぶん色んなモデルを使ってもらった。
最初はVintage Modernのコンボ、2266Cだったかな?
JMDのコンボを使ってもらったこともあったし、JVM410HやDSL40Cの時もあった。

160大分前、ポールは私に「シングルコイル・ピックアップの音の特性を強調したいんだ」みたいなことを言っていたことがあった。
今まではそれを考えてのアンプのチョイスということもあったハズなのだが、ナニを使おうといつもそれぞれのモデルの良いところを引き出してくれた。

170そして今回のギターのピックアップはハムバッキング。
1959SLPはそれゆえのチョイスだったのかもしれない。
でもね、今までで一番好きな音だったな、私は。
もう音の輪郭がハッキリしていて、何せヌケる。
それよりもナニよりも、出て来るのが限りなく美しいMarshallの音なのだ!
やっぱりギターアンプは真空管に限る。

190v知り合いも何人か観に来ていて後で話を聞いてみると、皆クチを揃えてポールのギターの音の良さをホメ称えていた。
ま、Marshallですから?!
それとショウの楽しさだよね。
アニメで語られた「パット・トーピー物語」にはやはり涙を流した人たちが多かったようだ。
そのパットがアンコールで「We're an American Band」を元気よく歌ったのにはビックリ!
メッチャ歌うまし。
外人ってのはホントに歌のうまい人が多い。
ポールもそうだけど。
そんな連中が集まってるんだもん、コーラスがキレイにキマってるわい。
「Vocals」と歌のパートが常に複数で表現されることからもわかるように、海外では複数の人間が同時に歌を歌う行為は、古来からごく当たり前のことなんだろう。
そして、海外のロックと日本のロックを決定的に異にしている要素のひとつは「コーラスの多寡」なんだよね。
ホント、素晴らしいショウでした。

180タマにはこんな一枚も。
しかし、背が高い!
マーロンくんもデカくなるんだろうな~。

200vMR.BIGの詳しい情報はコチラ⇒WOWOW ENTERTAINMENT公式サイト

T_0r4a3648(敬称略 2017年9月26日 日本武道館にて撮影)