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2017年12月17日 (日)

ポタフェス2017 -WINTER AKIHABARA-

   
スゴイね~。
どこかの企業の差し金の投稿かナンか知らないけど、巷間では生活空間でCDを再生する装置がないのが当たり前で、最早CDから音楽を聴くってことがないのが普通なんだって?
すなわち、「CDが売れない」とか騒いでいるレベルではなくて、「CDを売っていること」が不思議な時代なんだってさ。
マァ、以前から耳にしてはいたけど、私はダメ。
音楽のダウンロードということは一切したことがないし、ストリーミングとかいうのにも興味のカケラすらない。
ところが、先日とうとう「やっちまったな~!」だったのがUSBってやつ。
しかもよりによってフランク・ザッパだよ。
1977年のニューヨークでのハロウィンの公演をすべて収録しているてぇヤツ。
CD版も同時に発売しているけどUSBの方が圧倒的に内容が濃い。
そうなると、買いたくないけどUSBで買わざるを得ない。
で、買った。
そして聴いた。
どういう風にして聴いているのかというと、PCからBluetoothを使ってMarshall HEADPHONESのWOBURNを鳴らしているのね。つまりいつもCDを聴いている状態といっしょ。
音質にはさほどうるさくない方だし、WOBURNは素晴らしい音で鳴ってくれるので、耳に入って来る音自体は何ら気にならない。
しかし、気になるんだよね。
川上が…。
コレが!しかも地球上で最もカッコいいザッパのこのロックが!LPやCDではなくてUSBってェもんから出て来ていることがどうにも気になってしまう。
ありがたみがないんだよナァ。
それにコレクションのし甲斐ないよ、こんなチューインガムみたいの。
「慣れ」とかそういうことではなしに、あまりに味気ないじゃん?
   
私は知っている。
ナゼこういうものを受け付けたくないのかを…。
それはね、我々世代はレコードであの素晴らしいロックを体験したからなんだよ。「ヴァイナル」なんて言葉がない時代。
それがCDに変わったまではヨカッタ。小さくはなったが、ジャケットもあるし。
ナニよりも盤が回ってるから。
我々はトーマス・エジソンの子でしてね。
カセットテープにしてもそうだけど、音楽を聴く時は何かが回ってないとダメなのよ。
だから「このUSBなるものからはいい音楽が流れ出て来ない」という一種の刷り込みがあるんだな。
こんなこと考えてるのは私だけかもしれないけど、この「CD古し」の話は、何か、こう、音楽が破滅に向かう道を発見してしまったような不吉な印象を覚えるんだよね。
ちなみに日本で最初に蓄音機を出した場所って知ってる?
それはね、「鹿鳴館」だったんだよ。目黒ではなくて、今の内幸町にあった明治時代の社交場ね。
1889年だったというから明治22年のこと。
音が悪すぎてみんなドン引きだったらしい。
それから約130年。
音楽は内容も装置も、進化どころか退化しているように思えてならないのだ。
この「CD絶滅」の話がフェイク・ニュースであって欲しい。
チョット今日の話題にはふさわしくないオープニング・トークになっちゃたな…。
  
先日、夏の回をレポートしたと思ったらもう冬のポタフェスがやって来ちゃった。
開催は昨日と今日。

10場所はいつものベルサール秋葉原。

20今回も1階、2階、地階と3フロアを独占しての開催だ。

50マァ、最初に「ポタフェス」と聞いて、一体何のことだ?と思ったが、3回目めともなればもうヘッチャラ。

60展示の内容もますます濃くにぎやかに、そしてバラエティに富んできている感じ。
もうね、昔のオーディの話なんかしてられんよ。

70訪れるタイミングもあるのだろうが、来場者も毎回増えて行ってる感じだよ。
コレは昨日、つまり初日の2時ぐらいだったんだけど、マァ、すごい人出だった。
Marshall Blogの効果ってスゴイね…ウソこけ!

751階のエントランスのドデカいヘッドホンもバッチリ人目を惹いていた。

30アラ?
その隣にはおなじみのロゴ・サインが!

80そう、Marshall HEADPHONESのスタンド。
前回あまりにも大きな音でデモンストレーションをしたもんだから、今回は「もう外でやってくれ!」ということになったんだって。
コチとらMarshalldデェ、やっぱりそう来なくちゃイケねぇよ!

90…というのは残念ながら冗談でもあり、本気でもあり…Marshallの轟音で道行く人をポタフェスに呼び込んで欲しいということなんだって。
昨日は晴れてたからいいけど、曇りや雨だったら寒いぞ~!
今日も完璧な晴天でいい感じだね。

R_img_0215 お時間のある方は是非ポタフェスにお出かけくだされ。
今日の夕方5:30まで入場を受け付けてるから。
入場無料。

R_img_0194…というのは、今回Marshall HEADPHONESで商品を体験された方には特製Marshallマグネットか缶バッチがもらえるから!
色は2種類。

180コレは今回初めて紹介するモデル、「Major」。
Majorは以前からあったモデルだが、コレはBluetoothバージョン。
デザインも一新されてカッコ良くなった。
音質はもちろん極上なのでご心配なく。

130Bluetoothスピーカーもちろんゾロリと展示されている。
先頃、「マルチ・ルーム・ワイアレスWi-Fiシステム」というWi-Fiを使用するスピーカーを発表したが、アレはまだチョット先になる。

110しかし、いつの間にかディスプレイの台が全部1960になっちゃったね。
そのうち1960サイズのスピーカーも出て来るんじゃないの?

120ASカバリングのSTANMORE。
ウチのSTANMMOREは夜間に大活躍している。
いつもはWOBURNなんだけど、周囲が寝静まった時間に使うと、どんなにボリュームを下げても音が大きすぎるのよ。
そんな時はSTANMORE。
小さな音量でも豊かな低音で実に伸びやかに鳴ってくれる。

150ヘッドホン類も勢ぞろい。

160イヤホンも…。
その横はMarshallのスマートホン、LONDON。

170オサレなカタログを2種類用意してお待ちしております。

175Marshall HEADPHONES製品の詳しい情報はコチラ⇒NAVYS
 
英語版はコチラ⇒Marshall HEADPHONES Official Web Site

190※明日のMarshall Blogの更新はお休みです。記事の仕込みをしなきゃ!
 
(2017年12月16日 ベルサール秋葉原にて撮影)