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2014年4月 4日 (金)

CANTA 冬CANTA'14 THE新年会 『My じぇじぇじぇGenerator! 〜とうとう言うてもうたぁ〜』 【改訂版】

4、5日前、とても仲良くして頂いているギタリストとメールのやり取りをしていてビックリ仰天した。忘年会で彼女に会ってからというもの、今年に入って一度もお会いしていないことに気が付いたのだ。もう4月!あんまり早すぎる!

今日のレポートは、その早い時の流れに抗うごとく、思い切り時間をもどしてCANTAの新年会の話題だ。遅くなっちゃってスミマセン!

この新年会のタイトルが『My じぇじぇじぇGenerator! ~とうとう言うてもうたぁ~』。もちろんCANTAが去年の7月に発表したアルバム『My Generator』にちなんでのタイトル。このレコ発ライブもレポートした。

「じぇじぇじぇ」か…。もう誰も言わなくなっちゃったね。本当に時の経つのが早い。
ということで、今日はCANTAファンのMarshall Blogへのご厚情に倍返しするつもりで、いつも通り写真もしっかり載せときました。
後はいつアップするか…今でしょ?これもスッカリ過去でしょ?

さて、イザCANTAの新年会へ!

10_3満席のキネマの観客の前に現れた3人はこんな格好。ギャルソン?またナンカのシャレなんでしょうな?

20_3ルーク篁

30v_4MASAKI

40v雷電湯澤

50_3前半は前年のNG映像やおもしろ映像を上映。
音声が不明瞭な所は字幕まで入れちゃう凝りよう!

60_3曲の構成を間違えてしまっているライブ映像や…

61高速のパーキングで食事をしているところの場面や(MASAKIさんは他にうどんの映像も)…

62雷電さんの変顔や、りりしい顔など…

63それぞれにご本人の解説やら言い訳が付け加えられる。
お客さんはうなずいたり、爆笑したりでアット・ホームな雰囲気満点。そうそう、昔お父さんが8mm映像をふすまに映して、暗闇で家族みんなでああでもない、こうでもないと言いながら見ている感覚。
楽しいね、こういうのは!

64そして、後半はお待ちかねの生演奏。

70_3オープニングは「So Alive」。

80v当然ルークさんはMarshall。愛用の1959RRがいい音してる!

90_3続いて「Fantasize」。この日は昼と夜の2回興行。私がお邪魔したのは昼の部。3 曲目には「Goo-Choki-Pah」をプレイ。

100_2ジャンケンのことを英語で一般的に"Rock-paper-scissors"というが、イギリスでは "Scissors Paper Stone" などとやることもあるらしい。
でもね、私の経験では外人がジャンケンやってるのって一度も見たことがないんよ。ま、ビジネスで付き合う連中だからジャンケンの出番も無かったんだろうけど、一度ぐらい「んじゃ、ジャンケンで値段決めようか?!」なんてやってみればよかったナ。
このジャンケン、実は日本のモノだって知ってた?江戸時代から明治にかけて日本で編み出されたモノらしい。今の形になったのが19世紀後半なのだそうだ。日本人ってホントに頭がいい。海外ではナント言ってもコイントスか?
アレも不思議でね。表(Heads)とウラ(tails)を複数形で表現するんだよね。いろんなコインでコレをやるワケで、すると様々な頭(海外の効果には大抵人物の横顔が描かれている)が存在するから…らしい。ま、どうでもいいですな、こんなこと。

110_2夜の部は『my 』「Make my Day」も演奏された。
ちょっと英語ネタ続きで言うと、「make my day」は有名な映画『ダーティ・ハリー』のセリフ。「楽しませてくれ」なんて訳が一般的ですな。我々ノン・ネイティヴにはまったくシックリこない英語表現のうちのひとつ。
こういう英語は住まないと覚えられない。
15年位前にサンフランシスコに行った時、現地で生まれ育った日系の人とサンフランシスコで撮影した映画の話しになって、まずはスティーヴ・マックィーンの『ブリット』が出た。
ちなみにこの「Bullet」という「弾丸」を意味する単語はどちらかというと「ビューレット」と発音する。新幹線のことは「Bullet Train」ね。
そして、当然『ダーティ・ハリー』に話しが及ぶ。すると驚いたことにその人はスラスラと「Go ahead, make my day」のくだりをそらんじて見せてくれたのだ。
当時、アメリカでも~んのスゴく流行ったんだって、「make my day」。どうも「じぇじぇじぇ」どころではなさそうで、ロナルド・レーガンが演説に引用したのがいい証拠だ。
主人公のハリー・キャラハンを演じたおなじみクリント・イーストがハリウッドのチャイニーズ・シアターのブロック・タイルに「You made my day」と彫り込んで感謝の意を表している。
CANTAファンの皆さん、ロサンゼルスに行ったら要チェック!

120さらに「Forgiveness」と…

130「Happy End」をプレイ。

140v_2相変わらず冴えわたるルークさんのギター!

150MASAKiさんのスーパー・プレイも正月早々に炸裂!
170v_2そのスーパー・プレイを際立たせるベースのトーンが素晴らしい!

160v_2しかし、このギャルソン姿もなかなかいいもんじゃないの?

180v雷電さんが一番似合ってるかな?なんかメチャクチャおいしいコーヒーを淹れてくれそうな…。

190v_2雷電さんはレンズが向けられているのを発見すると必ず変顔をしてくれるのだが今回はなし。終演後その理由を訊くと「だってそういうから!」 気になさってくれてたのね?失礼しました。ご自由になすっていただいて結構でございます!次回はまたいつもの調子で!

200v「春の嵐」
230v_2ドンドン盛り上がるゥ!

240_2で、最後は「Heaven's Waiting」。

220_2CANTAって音楽もさることながら他の人がやらないようなことをコマゴマとやるところが好き。
それもこれもファンを大切にするエンターテインメント魂、つまり真摯なショウマン・シップがなせるワザなのだ。
やっぱりこうでなきゃいけないよね
210_2明日から『CANTAの12周年!"二回し目のグラン・デパール ~ 春の胸キュン親父旅"』とタイトルされた東名阪をめぐるツアーが始まる。
また各地のファンを思う存分楽しませてくれることだろう!
いってらっしゃ~い!

CANTAの詳しい情報はコチラ⇒CANTA official web site

250_3(一部敬称略 2014年1月11日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2014年4月 2日 (水)

あ~、観ておいてヨカッタ!~関雅樹+岡井大二セッション

ステージに並ぶMarshall、NATAL、そしてEDENのアンプヘッド…

10_6今日の登場は関雅樹と岡井大二のセッション・グループ。

20_6ギターの関雅樹。
Marshall Blogでは珍しい部類に入るジャズ系のギタリストだ。「ジャズ・ギタリストなんて呼んでくれるのシゲさんだけですよ!」なんて言うが、まぎれもないジャズ・ギタリストだ。

30v_6愛用しているMarshallは1987のコンボ・バージョン2187。数年前に日本で50台だけ限定で復刻発売した。白いヘッドはJCM800 2204。おなじみ2203の50Wバージョン。

40_4足元のようす。これでもかなりシンプルになった。

50_4ベースはDEENのサポートなどでもおなじみ名手、宮野和也

60v_3宮野さんが使っているベースヘッドは…

70_4EDENのフラッグシップモデルWORLD TOUR 800。

80_3そしてドラムは岡井大二。説明は不要。

90_6大二さんもNATALを大変気に入ってくれている。

100v_2前回まではアッシュのキットを使用していたが、今回はバーチ・キットに切り替えた。コンフィギュレーションは12"、13"、16"、22"、14"x5.5"。「Rock」というキット。

120v_3この日はホントにモノスゴイ演奏だったんよ。
1曲目はMilesの「All Blues」。
静まりかえった空間にルパートでスペイシーな関ちゃんのギターが流れ込んでくる。
そして、有名なテーマが聴こえる瞬間はトリハダだ。

140v_5大二さんのへヴィ級の4ビートがタマラン!
関ちゃんのソロ後半が激情のアウト地獄。いくら暴れても紳士的なところがこの人のギターの魅力だ。

150_3そこへピアノの石井為人さんが加わって、2曲目からはカルテット編成となる。またこの為人さんがタマランと来てる!

170_6曲は10年前に関ちゃんが書いたという「New」という曲。ゴキゲンなファンク・ビート。またしても関ちゃんはアウト攻撃。さらにディストーションをカマしてロック・フレーズで盛り上げていく。

170v_3為人さんのソロ。まるでレコードを聴いているような安定感と深みがスゴイ。Ray Charlesとも一緒に演奏した人だからね。

160v_43曲目はビートルズの「Dear Prudence」。
フフン、知ってんだ。関ちゃんHiram Bullockが好きなことを…。で、Hiramは『Manny's Car Wash』という自身のトリオのライブ盤でこの曲を演ってる。Hiramのは熱狂的なビートルズ信者が聴いたらイヤな顔をしそうなバースを勝手にひっ付けた11分を超す熱演だが、関ちゃんも負けていない。

180v_2ドラムはどこまでもへヴィ。大二さんの叩くNATALの音のひとつひとつがバンドに楔を打ち込んでいるようだ。

190v_3関ちゃんは歌も披露。
実はさっきのHiramのバージョンはバースでは歌っているのにコーラスはインストという妙な構成になっていて、意識していなくてもまさに関ちゃんは向こうを張ったことになる。

Hiram、カッコよかったよね。Blue Note Tokyoの楽屋で一度だけ会ったことがあったが、Hiramが激太りした後で、目があって「ハイ」なんて挨拶されても本当に誰だかわからなかった。

225続いては「I Shot the Sheriff」。フフン、知ってんだ。この曲もさっきのHiramのライブに入ってるんだゼ。コレは偶然か。

8ビートで料理。
ここは為人さんのハードなオルガン・ソロが圧巻だった。

200_3それとメロディアスな宮野さんのベース・ソロ!EDENの超クリアなソロが宮野さんのていねいなプレイによくマッチしている。

210v_4一部の最後は待ってましたの「Lady Violetta」。
ん~、関ちゃんの音、いいナァ。枯れているようで元気がある。
今日の「ヴィオレッタ」えらくテンポが遅い…でもコレでよい。

210_4メンバー紹介でNATALを紹介してくれた大二さん。曰く「新しい音と古い音がいい具合に混ざっていて、余計な音が一切ない」と言ってくれた。なるほど…。この後のプレイで、その大二さんの言葉をイヤというほど実感することになる。

大二さんほどの超ベテラン・ドラマーとなると、道具なんてどうでもいい…なんてイメージがあるけどトンデモナイ!大二さん、ドラム・キットには至ってシビアで、絶対に妥協を許さない厳しいお方なのだ。
そんな人からそのようなお言葉を頂けるとはNATALも幸せだ。

それにしても、何回聴いても、ナニを言われようとも(ナニも言われてませんが…)、「Lady Violetta」は名曲だ。

エンディングを「Sleepwalk」で〆るところは森さん流。

220v_4第2部のオープニングはJoe Zawinulの「Mercy, Mercy, Mercy」。実はコレ、演る予定ではなかったが、突然演目に加えられた。

220_3元々は2曲目に演った「Red Baron」で2部はスタートするハズだった。Billy Cobhamの人気盤『Spectrum』に入ってるヤツね。

ここでは宮野さんのベース・ソロが大爆発!イヤ~それにしてもEDENは音が抜けるな~。聴いてるこっちの腰が抜けるわい!

230v_5為人さんもオルガンでガンガン攻めちゃう!

240_4関ちゃんも気合の入ったソロで応戦。聴きどころ満載の極上プレイ。

250v_2しかしね、この日の最大の聴きどころは次にあったね。
またMilesで「So What」。
これがさ、テキトーにロックっぽく演るかと思ったらゼンゼン違う!まるで『"Four" and More』のような急速調の4ビート。キャ~ッコエエ~!

260_5もうとにかくすさまじかったのが大二さん。この演奏に文句をつける者は、この世にまさかいまい。Tonyも真っ青のドラミングだ。
ロックのパワーを思いっきりスイングでねじ伏せたようなプレイ。一時も目を離せない。
そして、この音!もちろん大二さんが叩いているからなのは百も二百も承知なのだが、大二さんがおっしゃていたことがよくわかる。「余計な音がない」…音はデカイのだが、ま~ったくうるさくない。
Elvin Jonesを見た時もこんな感じだった。
大二さんの打擲を一身に受けて懸命にいい音を出そうとする健気なNATALを惚れ直してしまった。

270v_2こんなドラムじゃフロント陣もイヤでも燃えてしまう。『"Four" and More』のMilesやGeorge ColemanやHerbieもこんな感じで、Tonyのドラミングで爆発したんだろな。

280v為人さんのソロでは関ちゃんもコンピング控え、極上のピアノ・トリオに!

290v_2また宮野さんのソロも素晴らしかった!バッキングのベースラインも最高だった。

300_3このあたりで出ると思ったら出たのがJeff Beck。もうすぐですな~、東京公演。DSL100Hと1960BXをお使いになる予定ですよ~。

310_4関ちゃんの方は「Behind the Veil」。
メチャクチャ甘いトーンでセンシティヴに展開するギター・ソロ。

320_3ここでまた大二さんのソロ。ドシャメシャやるだけがドラム・ソロではない。

330_2ピアニッシモなプレイで一風変わったソロをおみまいしていただいた。

340vもういっちょJeff Beck。
今度は「Diamond Dust」。この曲も案外演る人が多いね。コレは素直なプレイ。

370_4ところがギター・ソロは燃えきっていた!ギターの鬼神と化した関ちゃん、この日一番の弾き込み。

420v_2カデンツァでも空間系のエフェクターを駆使して徹底的に弾きまくっていた。「ロック魂のジャズ」とでもいおうか、ダイナミックなところがすこぶる気持ちいい。

今日のショウが会心の出来だったのだろう、直後のMCでも、「今回の演奏は今年のベスト5になるだろう」…と2月時点で早くも言いきってしまった。
でも、本当にそれぐらいの演奏だった。

430_3最後の曲に移る前にもう一度メンバー紹介。
大二さん、またNATALの紹介をしてくれた。
すごくうれしかったのは「ドラマーが叩いていていい気持ちになるドラム・キットはゴマンとある。でも、一緒に演っているバンドのメンバーまで気持ちよくさせるドラム・キットはそう多くはない。NATALはそれができるドラムだ」って。

岡井大二といえば、キャリアも40年になんなんとする日本を代表するプロ中のプロ・ドラマーだ。今までプレイして来たドラム・キットたるや100や200では当然きくまい。リハも含めれば1,000かあるいはそれ以上か?
プレイとしても、楽器としても、本当にドラムを知り尽くした達人にそんなこといわれりゃうれしいわね。
私自身、大の大二さんファンだし…関ちゃんともにとてもい夜だった!

440v_2最後はPoliceの「Every Breath You Take」。

450v_2関ちゃんアレンジの6/8。

470vすさまじいグルーヴ。サビがまたへヴィでメッチャかっこいい!

480v各人のソロもタップリとフィーチュアされ、最後を飾るにふさわしい選曲だった。

460_2そして、アンコール。実は本当にアンコールをやる予定ではなかった。さて、ナニを演るか?
なかなか決まらない!
「んだから、さっき「マーシー」演らなきゃよかったんだよ~。予定外だったんだから~」なんて声がかすかに聴こえて来るゾ!どうする?

490っと悩んだあげく、The Metersの「Cissy Strut」。あ、そういえば「Cool Struttin'」なんていいんじゃないの?今度…料理しやすそうで…。
その前にリクエストしている「Eighty One」演ってください。

ナニはともあれ、とにかく観てよかった演奏だった!コレ見逃していたら大分損するところだったわ!

で!見逃した皆さんに朗報。
このメンバーが明後日、4月4日の金曜日、また音楽室DXに登場する!今度は見逃さないでね!
「Eighty One」演るかな?「Freedom Jazz Dance」でもいいよ、関ちゃん!

500関雅樹の詳しい情報はコチラ⇒Seki's Web
岡井大二の詳しい情報はコチラ⇒四人囃子Official Website

510_2Marshall Blogをご覧のギタリストの皆さん!
バンドのドラマーさんに↓↓↓を教えてあげてくださ~い!
NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2014年2月10日 高田馬場 音楽室DXにて撮影)

2014年3月31日 (月)

Mate Kamaras on Stage!

六本木のSTB 139。
ココもなくなっちゃうんだってね~。新宿厚生年金、渋谷BOXX、横浜BLITZ、渋谷AX…それに2017年には中野サンプラザホールも閉鎖してしまうとか。寂しくなるね。
特にこのSTB 139は思い入れがありましてね。2001年に私が脚本を書いて、大満足のいく結果となったイベントが開催された場所なのだ。

10_5ずいぶん色々なショウを見て来たし…。Marshallの登場頻度は多くなかったろうが、寂しくなるナァ。
今日はガツンとMarshall。そしてNATAL(ナタール)!

40_3基本的にロックのハコではないので、あと何回来れるかわからないウチの一回が今日のレポートということになる。そんなチャンスを与えてくれたのが…

20_5マテ・カマラス

30_4ギターは岡崎司

50v_3岡崎さんのMarshallはJVM410Hと1960AV。
以前レポートしたSKOMBサイケデリック・ペインの時と同じ。

55vキーボードは松田信男。

60v_2同じくキーボード、松崎雄一

70v_2ベースは大桃俊樹。

80v_4そしてドラムは松田翔
このバンドスゴイ。メンバー5人のウチ3人の名字に「松」が付いていて、ウチ2人が「松田さん」!

90v松田さんのキットはバーチの「ROCk」というキット。12"、13"、16"、22"、14"x5.5"というコンフィギュレーション。フィニッシュはタバコ・フェイド。

100_5「よく鳴る~!」とリハーサル後もひとりステージに残ってNATALドラムの「鳴り」を味わう松田さん。お気に召して頂いてうれしいわん!

110_5さて、マテさんはというと正式な音楽の教育を受け、ヨーロッパ各地で人気ミュージカルの重要な役をこなしてきたハンガリー出身のシンガーだ。
2003年~2005年の間にウィーン500回再演された『エリザベート』のトート役が当り大人気を得るに至った。
その後、2007年に初来日を果たし、東京と大阪で『エリザベート』のツアーを開催。さらに、ミュージカルコンサート『スーパー・ライブ』で姿月あさと、武田真治等と共演した。
一昨年には東宝版の『エリザベート』に出演し、東京、福岡、名古屋、大阪のツアーですべての曲を日本語で歌い上げた。

120_4…という人気ぶりで今回の昼夜の東京公演も満席の大盛況ぶりであった。
その数々のミュージカルの曲を集めたアルバムを発表。そのレコ発ライブというワケ。
とにかくすごい熱唱!

130v_4そして、松崎さんをはじめとしたマテの歌を際立たせる…

140v_4完璧なサポートが見事だった。

150v_4こういう時は正直に言った方がいい。残念ながら不勉強で『エリザベート』の事を私は知らない。が、俄然燃えたのはこのシーン。

160v_3『The Rocky Horror Show』の「Sweet Transvestite」を歌ってくれたのだ!
『Rocky』の中では主役のDr. Frank N. Furterが登場する時に歌われる重要な曲。それでこんなコスチュームをまとっている。

165オリジナルの歌詞では「♪A sweet ransvestite from transsexual, transylvania」と「trans-」で頭韻を踏ませるところがおもしろい。「transvestite」はよくTVに出て来る「服装倒錯者」。「transsexual」は当然「性転換者」とか「性倒錯者」。「Transylvania」はルーマニアの地名。もちろんドラキュラの故郷だ。Frank Zappaに「Transylvania Boogie(『Chunga's Revenge』収録)」というヤケクソにカッコいい曲がある。

180_5歌詞の内容は異なるが、これをマテさんは日本語でうまく料理していた。

190_3寡聞にして、他の曲にはなじみがなかったが、どれも親しみやすく味わい深い佳曲ばかりだった。
170_5ブルース・ハープも披露!

200v_4岡崎さんをはじめとするバンドのメンバーを「2007年からの僕のトモダチ」と紹介するマテさん。岡崎さんとのイキも仲もピッタリだ。

210_3マテさんを見ていて思ったのは、歌だけでなく言葉をすごく大切にしているんだな…ということ。
もちろんマテさんは、もう日本語も流暢で、MCも無難にこなすのだが、これは大変なことですよ。
よくヘタな英語に接した外国人が「ワタシノニホンゴヨリヨリゼンゼンウマイ!」と英語で言うが、おかしいでしょ?それは。
これを言う人のほぼ全員は日本語なんか勉強したことないハズなのよ。そうでなければ、そのセリフは日本語で発されるべきなんだな。
こっちはドロドロになって英語の勉強してるからね。このセリフを告げられて一緒にされた時点でもうその英語は失格なのだ…と思ってる。
では、本当に英語がウマイ時にはどう言われべきか?「How have you been in the States」とか「When did you live in London?」とか、そう言われるハズなのだ。
何かジョークを言った時には「I like your sense of humour」なんてのも最高の褒め言葉だ。英語と知性の両方を称えられたことになる。

で、外国人が日本語を勉強するのは我々が英語を勉強するのとは断じてイコールではない。何しろ彼らは「イチ、ニ、サン」から覚えなきゃならないんだからね。
我々は英語を勉強していばくてもかなり多くの英単語を知っている。またこれが変に日本人を英語から遠ざけたりもしているんだけどね。
それに漢字の前にひらがな、カタカナもやらなきゃならない。語彙も英語の倍以上必要とされている。我々日本人はかなり高度な言語を使っている優秀な民族なのよ。

イヤイヤ、そんなことを言おうとしたのではない。マテさんの言葉に対する真摯な態度。
「日本語で歌います」とか「ハンガリー語で書いた曲です」とか曲に使う言葉の情報を与えてくれる。
これは言葉を大切にしている証拠と見た。

ちなみにハンガリー語というのはこうしたポップソングにうまく乗るね。なんか哀愁があってとてもよろしい。
イタリア語もすごくいいんだよね。ロマンティックでロック・ビートにもよく乗る。だからPFMとかAreaとかBancoのような国際的なバンドが出て来れたのかもしれない。
反対なのがフランス語。AngeとかAtollあたりを聴いていると、シリアスな曲なのにズルっと来ちゃうようなところがあるもんね。好きだけど。

220v_3言語はどうあれ、歌詞に込められた想いを完全に理解してこそ歌い込むのが歌手の仕事なのだ。
マテさんは「歌」の意味を重視し、言語を超越して熱唱していた。これが言いたかった。

240v_3日本の楽器を使って音楽を作ってみたいというマテさん。その創作意欲は旺盛だ。

230_2変幻自在に様々なギター・サウンドでソロにバックに素晴らしいプレイを見せてくれた岡崎さん!

250_5ん~、やっぱり音がいいな~、NATAL。バスドラのリッチなサウンドがまずタマラン!とても音楽的なドラム・キットなのだ。ホントは叩き手がいいからなんだけどね!

260vとても「歌」のひとときでした。そんな現場でもMarshallとNATALはベスト・マッチなのだ!

マテ・カマラスの詳しい情報はコチラ⇒Mate Kamaras Official Website日本語版270_3Marshall Blogをご覧のギタリストの皆さん!
バンドのドラマーさんに↓↓↓を教えてあげてくださ~い!

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています
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(一部敬称略 2014年1月9日 六本木STB139にて撮影)

2014年3月28日 (金)

GRANRODEO LIVE 2014 G9 ROCK☆SHOW <後編>

炎あり、魔女あり、カラーガードあり、メンバー各人のソロあり、そしてもちろん胸のすくロックチューンテンコ盛りで『GRANRODEO LIVE 2014 G9 ROCK☆SHOW』もアッという間に後半に突入してしまった。
出ベソを歩くKISHOWさんとe-ZUKAさん。手ブラだ。

80_2今、ふたりが立っているのは出ベソの先端に設置されたサブ・ステージ。すなわちアリーナのほぼド真ん中だ。
「前の方の人は我々の後頭部しか見えないね。ゴメンね、すぐ終わるからね~」

90_2VALさんと瀧田さんが呼びこまれる。

100と、このアリーナのド真ん中で始まったのはアコースティック・セット。
「このメンバーで今年もやっていきます!」

110e-ZUKA

120v_2KISHOW

130v_2瀧田イサム

140v長井VAL一郎…の4人が「このメンバー」だ。

150v_2アコースティック・セットで演奏したのは「21st CENTURY LOVERS」。

160v今までの盛り上がり感とは打って変わってのホンワカ・ムード。
e-ZUKAさんの柔らかいアコギのサウンドに瀧田さんの豊かなアコべの音。それをムード満点で支えるVALさんのカホン。
170vそこに乗っかるKISHOWさんのウットリするような美声。
こんなGRANRODEOもまたよき哉…なのだ。

180_2お客さんも演奏に応えるようなあたたかい拍手を送っていた。

個人的にツボにハマったのはe-zukaさんのMC。
さいたまスーパーアリーナでは、客席の階数を「1階席」とか「2階席」とか呼ばずに「200レベル」とか「300レベル」という名で呼んでいる。
で、「200レベルのひと~」、「500レベルのひと~」なんてe-ZUKAさんが呼びかけるんだけど、笑ったのはその後、「ま、ボクらは4人中3人が『シャクレベル』なんですけどね…」なんて言うのよ!おかしくて、おかしくて…今、コレを書いていてもひとりで爆笑してる。

155アコースティック・セットの後は当然の大騒ぎ大会。
「偏愛の輪舞曲」のSEの中、ステージに戻った4人が奏でるのは…

190v「偏愛の輪舞曲」!
195Marshallだけでなくレーザー光線も背に受けてe-ZUKAさんのソロが冴えわたる!
230v出た!KISHOWさん、ジャ~ンプ!
310v「soul crazy」

200_2VALさんのヨコまで上がってソロをキメるe-ZUKAさん。
240「ベロベロにしたろか、お前ら!」…。「ベロベロ」って、どんなッ…?
260_2「Once & Forever」

210v「シャニムニ」

250_2もうこのあたりはもうみんなベロベロ!あ、ホントにベロベロになってしまった!

270_2「modern strange cowboy」

280_2ギター・フリークらしくe-ZUKAさんは今日も何本もギターを取り換えたが、このシグネチャー・モデルRODEOholicの使用頻度が一番高かったようだ。これとMarshallの組み合わせがいいのだ!

290vKISHOWさん、「このステージがあるから頑張れる」
e-ZUKAさん、「すべてファンの皆さんのおかげ。幸せであるとともに、(ファンを)誇りだと思っている」と感謝のMAがあって…

「Can Do」!

275本編最後の曲とあってすざまじい気合で臨むふたり!

330vこれで本編全19曲。何回も書くけど、アッという間だわ。

320「ぐらん!」…「ろでお!」…怒濤の呼び戻し!

340_2そして登場。
e-ZUKAさんは出ベソ先端のステージのピアノに向かう。
無数のサイリウムが美しい!

350会場にいる全員の視線がアリーナ中央の2人に集まる。

360_2「We wanna R&R SHOW」

370_2シットリトしたムード…そして、e-ZUKAさんがギターを手に取り、

380_2大爆発!
405アンコールの2曲目は2月12日に発売されたシングル「変幻自在のマジカル・スター」。

410_2あ、この時はまだ発売されてなかったんだ!人気アニメ『黒子のバスケ』の第2期のオープニング・テーマ。
色々と直近の活動予定が発表されたが、今年もGRANRODEOの周辺はにぎやかになりそうだった。楽しみ!

440vチョット真剣な話しをするね。
つい最近、欧米の楽器関係の人たちと音楽の話しをする機会があった。
「日本の音楽の状況は?」と訊かれて「日本のロックはアニメとゲーム、そしてインターネット・ミュージックをなくしては成り立たない状況にある」と答えた。
私の英語は残念ながら完璧ではないが、コレぐらいは難なくで言えるし、意味は完全に通じていた。しかし、彼らは私の言ったことがまったく理解できないらしかった。

今、日本の若い人たちは「ロック」という言葉を意識していなくても、似通った種類の音楽をアニメやゲームから吸収していることは間違いないだろう。何せレコード会社がそういう販売戦略を立てていることを見れば明らかだ。レコード会社にとっては売れさえすれば音楽の名前なんてどうでもいい。「商売」とはそういうものだ。
海外でも日本のアニメやゲームが一般化していることは私が説明するまでもない。ところが、欧米の若者にとってはロックとアニメは完全に別物であるようなのだ。

話しはそれるが、「ボカロ」もどうも馴染みがないようで、「言葉とメロディをコンピューターに入力してやるとコンピューターがそれを実際に歌ってくれる」と説明した。
ま、正確ではないかもしれないが、私の説明にそう大きな間違いはないハズだ。すると、彼らの反応はどうだったか?

大爆笑。ハッキリ言って大笑いされた。

彼らの感覚で言えば。「歌は人間だけのものであり、歌うことは人生の楽しみのひとつ。何が悲しくてコンピューターに歌をうたわせなくてはならないのよ?」ということのようだ。

こうしたロックの環境にもっとも厳しさを見せるのはイギリス人だ。最近はロクなバンドも出て来ないクセに他国のロックをなるべく認めないかのようにしている。
その寄りどころは、ビートルズを輩出し、ブリティッシュ・インヴェイションやハード・ロックでアメリカや世界を支配したからだ。繰り返して書くが、イギリスには「UK Rock」という言葉は断じて存在しない。彼らには誇り高き「British Rock」という言葉しかない。

反対に寛容なのはドイツ人のような気がするな。ものすごく「伝統を嫌う」というより「伝統を壊したがる」という方が適切かもしれない。フリージャズが人気なのもうなづける。

390vいつも通り話しは大きくスライスしているが、私もガチガチの「ロック擁護派」であるし、ブリティッシュ・ロック派であることは今でも変わりはない。
しかし、今は最近のようなロックの在り方もよかろうかと思っている。それもGRANRODEOのようなバンドであるならば…の条件付きだが…。

たとえアニメからだろうが、ゲームからだろうが、若者がGRANRODEOが奏でるようなロックを「カッコいいロック」として聞いてもらえればそれでいい。

では、GRANRODEOのロックとは何か…カッコいいギター・リフとギター・ソロ、男性的なワイルドなボーカル、へヴィなリズム隊…ロックの定義に直結している。
コレを60年代後半~70年代前半のクラシックなロックのステレオタイプと笑わば笑え。何があってもこの時代のロックが最もカッコいい。ロックは必ずここへ戻ってくる。何故なら、本当にカッコいいものを求めるのは人間の性だからだ。

それを証明しているのがこのスーパーアリーナに集まった20,000人の若者たちだ。
君らは「ロック」を聴いたんだよ!もしGRANRODEOの音楽が好きなら、話しは簡単だ。ロックの本当の楽しみはもうそこまで来ている。
Marshall Blogを参考にするのもよかろう。

GRANRODEOを見るといつも連想するのがSWEETとか、SLADEとか、復活後のAEROSMITHなどだ。
つまり、良質なハード・ロックをポップに楽しく響かせるという意味だ。そんな時代に備えてみんなもギター・ソロの練習をしておいた方がいい。
そんな意味ではGRANRODEOは次の世代の音楽の嚆矢であると思っている。
420話しは戻って…お定まりの「Go For It!」

430もちろん「IGPX」で大盛り上がり。このコーナーも大好き!
450vここでアンコールは一旦終了。
でももちろんこれじゃ終われない!
430_1もう一度登場して最後の最後に演奏したのは「Beautiful world」。

460ダンサーも勢ぞろいしてのハッピー・ムード。いい曲だな~。

470このシーンはいつもみんなリラックスしていて、見ていてとても楽しい。

480こういう曲を持っていることと、この演出がまたGRANRODEOの魅力なのだ。

490vKISHOWさん最後の大ジャンプ!

500v素晴らしい演奏を披露してくれた4人!
よくみるとジーナちゃんの名札には「ことよろ」って書いてあるのね。

510持てる力を出し切ってハグハグするふたり!

520感動のフィナーレなのであった!
あ~、今日も最高のロック・ショウを堪能した!
530GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

540(一部敬称略 2014年1月5日 さいたまスーパーアリーナにて撮影)

2014年3月27日 (木)

GRANRODEO LIVE 2014 G9 ROCK☆SHOW <前編>

ただいま…。Marshall Blog、恥ずかしながら、ようやく帰ってまいりました!

「春休み」と謳って更新から遠ざかっていたけど、ダラダラ、ゴロゴロ休んでいたワケでは決してなく、ま、「取材旅行」感覚でマーブロのネタ集めにと、しばらく西の方面に旅してたんですゥ。
そのネタはおいおい披露していくことにして、今日のこの復活の第一弾はライブ・レポート大作で行くことにした!

あ、皆さん、完全にお気づきのこととは存じますが、英Marshallのイメージ一新に合わせて、Marshall Blogのイメージも衣替えして以来、バナーのデザインを毎日差し換えています。
そのうち時間が経てば一周して、同じデザインのバナーが使い回されることになるかもしれませんが、とりあえずはその日に使われたバナーはその日のウチにしか見ることができません。記事の更新とともに新しいバナーに変わってしまうのでゼヒ毎日チェックしてやってください。
そして、記事の最後のfacebookの「いいね!」をポチることもどうぞお忘れなく!

これからもご愛読のほど、そしてMarshall、NATAL、EDENをお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

…ということで、ここらへんでおなじみGRANRODEOにご登場願おう。
場所はさいたまスーパーアリーナ。1月5日に開催された『GRANRODEO LIVE 2014 G9 ROCK☆SHOW』のもようだ。

10v会場を埋め尽くす20,000人のファンたち。
開演前から熱気ムンムン!

20SEが流れる中、客電が落ちる。
そして、GRANRODEOの2人が~、

30ドッカ~ンと壁を突き破って、ユニオン・ジャックのオープン・カーで登場した~ッ!

40なんじゃ~、この盛り上がりようはッ!
これだけの人が一斉に歓声を上げるとさすがにスゴイね。
この歓声だけでも感動。
10_2ステージ・ライトが輝き…

60おなじみの4人がステージ上に揃った。

70まずはGRANRODEOのふたり…

80KISHOW

90e-ZUKA

100v瀧田イサム

120v長井VAL一郎

130vオープニングは「The Other self」。

140今日も最高のロック・スペキュタキュラーになることはマッチガイない。

150vそして、e-ZUKAさんをしっかりとバックアップするMarshallウォール!やっぱコレがなくちゃね!
当日のリハーサル後、楽屋にご挨拶にお邪魔すると、e-ZUKAさん自らステージを案内してくれててMarshallウォールを間近に見せてくれた。
そのうれしそうな姿を見るのがうれしい。Marshallはギタリスの夢が詰まった魔法の黒い箱なのだ!
180「アウトサイダー」から3曲目の「SUPERNOVA」へと続く。
アタマ3曲ブッ続けで場内は上へ下への大騒ぎ。
170そしてここでMC。
「新年あけましておめでとうございます。KISHOWです!」で大歓声。
ハイ、すみません。お正月だったのよね~。エエイ、もうこうなりゃ行った人も行ってない人も、もう一回お正月気分を味わっちゃって!

190そしてe-ZUKAさん。
「超ことよろ!」
この後のひとことがうれしかった。
「超マーシャル!」
で、また大歓声よ!もっと言って!
2014年はじめてのライブということで2人とも「気合が入る宣言」となった。

160_24曲目は「愛のWarrior」。
KISHOWさん、上着を脱ぎ捨ててノースリーブに。

220_7 やっぱe-ZUKAさんには「超マーシャル」がピッタリだ。弾きまくる、弾きまくる!

2005曲目は「カナリヤ」。
ロック・ギターを弾く者としてMarshallを背にすることほどモチベーションを高めるものはない。
このe-ZUKAさんの表情!
「Passion」から…
210「baby bad boy」。

230まさに炎のギター!火の玉ロック!
ちなみにJerry Lee Lewisの半生を描いた『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』ってのなかなかいいよ。

240vアッツイんだゼ~、コレ。
華やかなロック・ショウにピッタリのギミックだ。

250そして、ステージは一変。何やら怪しい雰囲気に…。

260「ウィッチハンター」

280こういう演出がまた素晴らしく、一時もステージから目が離せない。もうみんな瞬きをするのも忘れて夢中になって観てる!

270ステージ脇からカラーガードが登場した!

281カラーガード(Color Guard)は日本語では「旗衛隊」。バッキンガム宮殿にいる黒く長いモコモコの帽子をかぶった兵隊さんもコレの仲間。元々は軍隊の規律を保つための存在だった。
もちろんその手にした旗にはGRANRODEOのロゴマークが鮮やかに染め抜かれている。

282ステージ中央の出べそ(これ正式名称何ていうんだろう?)を練り歩くGRANRODEO。

283そして、一斉に踊り出す。

284この「Beat it, LOVE!」から「Snow Pallet」のあたりは前半のハイライトといってもよかろう。

286

287v
215v大会場での大コンサートならではの華やかで楽しい素晴らしい演出だった。
288矢継ぎ早にリズム隊のフィーチュア・タイム。ここも人気のコーナーだ。
まずは瀧田さんのベース・ソロから。様々な技術を繰り出してテクニシャンぶりをアッピール!

290大ステージの上下を全速力で突っ走りぬける!

300つづいてVALさん。
パワフルなドラム・ソロ。入魂の叩きっぷりに大歓声が沸き起こる!

310_2壮絶なデュエットも。
ドラム台がせり上がりVALさんがあんな高さまで上がっちゃった!

320vそして、ドラム台の下から現れたるはe-ZUKAさん。

330待ってましたのギター・ソロだ!

340ア・カペラで縦横無尽に弾き倒す。
このコーナーを初めて見た時は驚いた。ベラベラと超絶シュレッディングをカマした後、e-ZUKAさんがバリバリと弾き出したのが純正バップ・フレーズだったからだ。メッチャかっこよかった。

350v今回はジャズ・プレイはなかったが、マァ、おいしいロック・フレーズをイヤってほどテンコ盛りにしちゃって!こんな大観衆の前で…気持ちいいだろうナァ~。
36それにしてもこのギター・サウンド!やっぱりMarshallだからこうなる。e-ZUKAさんが使っているのはJCM2000 DSL50。

360後半ではリズム隊との共演で盛り上げる。

370そして、お待ちかね!

380ギターを換えて出べその中央まで飛びだすe-ZUKAさん。
ギターのヘッドの先端からグリーンのレーザーが発射される!

390レーザーが左右のフラッグに当ると…

400ジーナちゃんと…

410ロジャーくんが現れるのだ!

420vああ、この大歓声、マーブロ読者の皆さんにも聞かせてあげたいな~。
50コンサートも前半の締めくくりに入る。「NOT for SALE」。

20_2e-ZUKAさんのギター・サウンドはもちろん最高だけど、KISHOWさんの声もまた素晴らしい。
前にも書いたかもしれないけど、男が聴いてもホレボレする。
MarshallでいえばオリジナルのJTM45か?

30v_2e-ZUKAさんもステージ狭しと走りまくる。
37メンバーが近くにくる箇所それぞれで大きな歓声があがる。これぞロック・コンサート!これでいいのだ。

35vアッという間に前半最後。

40_2ややミドルテンポの「恋音」で後半へつなげた。

50_2GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

75<後編に>につづく

(一部敬称略 2014年1月5日 さいたまスーパーアリーナにて撮影)

2014年3月14日 (金)

血のメアリー~Mary's Blood登場!

明けましておめでとうございます…なのだ。
何のことかと言えば、実は今日の記事から『ライブ・レポート』は2014年分に突入したのだ。遅い!

今日はその新年にふさわしいピッチピチでイキのいいガール・メタル・バンドを紹介する。
まずはメンバー紹介から…

10ボーカルのEYE

20vギターのSAKI

30vベースのRIO

40vドラムのMARI

50vバンドはMary's Blood(メアリーズ・ブラッド)。
元来は女性5人による編成であったが、3人が脱退し、オリジナル・メンバーのEYEとMARIにSAKIとRIOが加わって現在のカルテットになった。

今日の出番は2014年1月3日。Future RECORDS presents『 NEW YEAR SPECIAL LIVE atZepp Diver City TOKYO』というイベント。

60 SAKIはMarshallプレイヤー。

70v弾きまくるわ、弾きまくるわ!

80フェミニンなルックスからは想像できないほどハードなシュレッディングが心地よい。
流麗かつパワフルなギター・ソロはガール・メタル・バンドの泣き所だったが、最近はそれを克服して余りあるバンドが増えてきた。
Mary's Bloodもそのひとつといえよう。
そうしたガール・シュレッダーのMarshall率ってかなり高いように思う。ひとつには音質。そして、女性特有の美的感覚も手伝ってのチョイスなのではなかろうか?
やっぱMarshallカッコいいもん!
ロックの持つ本質的なカッコよさは女性によって伝承されていくのかもしれない。

85v余裕~!

90vところでMary's Bloodというバンド名。カッコいい。
由来はウォッカとトマト・ジュースのアレからだそう。
その「ブラディ・マリー」というカクテルは、1553~1558年にわたってイングランドを統治したメアリーI世にちなんで付けられた。

熱心なカトリック信者であるメアリー1世は、父ヘンリー8世以来の宗教改革を覆し、イングランドをローマ教皇を中心とするカトリックに復帰させた。
このメアリー1世のお母さんは、ヘンリー8世の最初の妻で、スペインからワザワザ輿を入れた「アラゴンのキャサリン」。そもそも親父のヘンリーはこのキャサリンと別れたくて、離婚を認めないカトリックから離反した。

結果、ヘンリー8世は生涯6人の妻をめとったが、キャサリンの次の奥さんは映画にもなっている有名なアン・ブーリンだ。キャサリンはその6人の妻のうちでも人気のあった人だったらしい。(映画『ブーリン家の姉妹』でも好意的に描かれていた)

そんなもんだから、メアリーは親父のことなんか好きなハズはなく(だと思う)、統治下で徹底的にプロテスタントを迫害し、女性や子供を含む約300人を処刑した。そこから、「ブラッディ・メアリー」と呼ばれた。
だからカクテル飲んでヘベレケになっている場合じゃないのよ。

ちなみにYesのLP3枚組の『Yessongs』のC 面のRick Wakemanのコーナーあるでしょ?あの面はアルバムの中でも最も人気のあるところだと思うけど、あそこでRickが弾いているのが「Catharine of Aragon」、ブラディ・マリーのお母さんの曲だ。

昔はイギリス王室なんか何の興味もなかったんだけどね、イギリスに行くようになったり、現地の人と付き合うようになってから自然と勉強するようになった。ヘンリー8世のくだりは特に面白い。Herman's Hermitsの曲も好き。『ゴースト』思い出すね!

100vさて、Mary's Blood。
多数のバンドが出演するだけに持ち時間が短い中での熱演。圧倒的な音圧で一気に会場の雰囲気をロック・フィーリングであふれかえさせた。

110ステージせましとアクションをキメるRIO。

120着実なプレイでバンド・サウンドの土台を築いていく。

130vMARIのドラミングがまた素晴らしい!
150vまさに電光石火!そしてヘヴィなドライブ感。ロック・ドラムの芯を食った目も覚めるような演奏だった。

140これは昨年7月にリリースされた6曲入りのミニ・アルバム『AZURE』。はちきれんばかりのドハードなナンバーがテンコ盛りだ。

Mbcd来週、3月21日にはワンマン・コンサートが控えている!

160vMary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

170v(一部敬称略 2014年1月3日 ZEPP DYBER CITYにて撮影)

2014年3月12日 (水)

人間椅子 『バンド生活二十五年 ~猟奇の果~』

こんなことを書くと「あまりに図々しい!」と呆れる読者もいらっしゃるかもしれないが、Marshall Blogの書き出しは朝のワイド・ショウ番組でやってるようなオープニング・トークを気取っているんですわ、ハハ…。
何かその日の内容にちなんだ話題を(半ば強引に)取り上げて、記事につなげていこうとしているワケ。
やりやすい書き出しのパターンのひとつに、「語句の解説」というのがある。その日の主役がアルバムやツアーのタイトルに使っている言葉などを頼まれもしないのに説明しちゃうという迷惑な荒業。
で、今回も「それで行こう」と思い立ったのは「猟奇」という言葉。

人間椅子がバンド生活25周年を記念した開催したコンサートのサブ・タイトルが、「猟奇の果」なのだ。江戸川乱歩だね。

そそるよね~、猟奇。猟奇事件。結局みんな興味あるんだよね。
言葉の意味は「奇怪・異常なものに強く興味をひかれ、それを捜し求めること」だ。

もしこのMarshall Blogのオープニング・トークをお好みという方がいらっしゃれば、それこそ「猟奇」ということになろう。

10和嶋慎治

20v鈴木研一

30vナカジマノブ

40vこの開演前に執り行われたのが「BEST FUNDOSHIST AWARD 2013」の授賞式。
「フンドシスト」なんていうと犬に関係するドイツのナンカの賞みたいだけど(「犬」はドイツ語で「Hund(フント)。だからダックスフント」。「ダックス(Dachs)」はアナグマ)、要するに「褌(ふんどし)」を締める人のことだ。
「その年に、ふんどし普及に貢献し、活躍された著名人」が受賞の対象となり、メンバー全員がふんどし愛用者で、鈴木さんがコンサート会場で魅せるふんどし姿が話題となった…がゆえの、おめでたい受賞!鈴木さんは長年のふんどし愛用者だそうだ。

でもね、本当にいいんだってね、ふんどし。ブリーフと異なって腿の付け根がフリーでしょ?アレがものすごく身体にいいって聴いたことがある。
この授賞式を傍で見ていて、マジで私も締めてみようかな…と思った。
黒地で、前の▼のところ、Marshallのスクリプト・ロゴを白地で染め抜いちゃってサ!
イギリスの連中にプレゼントしちゃおうかな?日本のサイズじゃ収まんなかったりして…あ、イカン、イカン、マーブロは下ネタは避けるようにしています。

そういえば、ふんどしは「はく」ではなく「しめる」が正しいコロケーションだ。
「褌を締める」…日本語ってカッコいい!

おめでとうございます!

50…とおめでたい儀式を終えたところで開演。
昨年9月に向かいのWESTを2日間超満員にしたばかり。今日のEASTも超満員!
コレ、武道館でやった方がいいんじゃないの?…的な。

60いつも通り『萬燈籠』の「此岸御詠歌」に導かれて登場する。
まず演奏したるは「新調きゅらきゅきゅ節」。

70もういきなりのハイテンションでお客さんも「♪きゅっきゅきゅ~、きゅっきゅきゅ~」の大合唱。

80v今日の和嶋さんのMarshallは2段積みの4連。使用しているのは左から2番目のお札が貼ってある愛用の1987Xと1960TV。

90この2段積みの横並びもなかなかいいね。Jimmy Pageみたいで。
照明が青でも赤でもやっぱりMarshallは映える!
並んでサマになるのはMarshallとウルトラ兄弟と仮面ライダーだけですから!

95引くとこんな感じ。

100「爆弾行進曲」から「りんごの泪」へと続く。

110客席を埋め尽くす、立錐の余地などまったくない超満員の客席を眼下にエキサイトする和嶋さん!

120堰を切ったように飛びだし来る、何ともへヴィなサウンドがタマらん!

130v『萬燈籠』から「時間からの影」。
150「怪人二十面相」。コレもカッコいいな。
小学校の時は、「黄金虫」だの「青銅の魔人」とか「サーカスの怪人」とか「電人M」とか江戸川乱歩を夢中になって読んだ時期もあったけど(もう忘れているので私に乱歩の話題を振るのはご遠慮ください)、今にして思うと、どれもスゴイ語感だよな。
「怪人二十面相」なんて言葉出ないよ、フツー。
「明智小五郎」って子供ながらにいい名前だなって思ったもん。ものすごくアタマよさそう。

140「九相図のスキャット」。
「九相図(くそうず)」というのは、外に転がった人間の死骸が朽ち果てる経過を9段階にわけて描いた仏教絵画。趣味悪いな~。
でも、昔の人は伊達や酔狂でこんなことをしたワケではなく、人間の身体がグッシャグシャになっていくサマを描いて、修行僧の煩悩を払い、現世の肉体を不浄なもの、無常なものと悟るための修行なんだそうですよ。だってチベットだかどこかでは「鳥葬」が最も尊い弔い方だとか聞いたことがある。
『猟奇の果』らしくなってきたッ!
ダム好きも一種の猟奇よの~。

160「ねぷたのもんどりこ」。ここも「♪ヤーレヤーレ、ヤーレヤー」の大合唱。
「♪ね~ぷたのもんどりこッ」って口に出してごらん。語感が気持ちいいでしょ?
一時期テレビに出ていた中国系の女の子が「日本語で一番好きな言葉は?」と訊かれ、彼女は「接着剤」と答えていた。
何でも「セッチャクザイ」という音が中国語にはないらしく、口にすると気持ちがいいのだそうだ。
言葉って実に面白い。でも、接着剤そのものを口にしてはイケませんよ、アレ辛いから。

165この曲にはそうした言葉の魅力が詰まっていると思う。
200「品川心中」。

180_2和嶋さん、ここで本格的に噺を披露。「1,000人の前で落語をやるのは大御所だけですよ」と鈴木さんに突っ込まれちゃった!

今もやってるのかな?昔は「東横落語会」とかホール落語なんていうのがあった。今はなき新宿厚生年金会館なんかでやるんだからそのキャパは軽く1,000人を超えたもんですよ。
今はそんなに人が集まるのかしらん?
私はその東横落語会で志ん朝と談志を見た。寄席に行くことはなかったし、談志さんは寄席に出なかったので好きな2人をいっぺんに観れてうれしかった。小さんも出てたな。入船亭扇橋もメッチャよかった。
志ん朝さんが「佃島」を演ったのをハッキリ覚えているのだが、談志さんはナンカ軽い話しをかけたような気がする。
もうチョット脱線しますね。だって和嶋さん落語なんか演っちゃうんだもん!

2ni_img_0091 それから何年かして、平成2年、私が長野に住んでいる時に権堂という飲み屋街で談志さんにバッタリ出くわした。彼は小坂憲次の選挙応援で信州に来ていたのだ。
私も少々酔っていて、大好きな落語家を目の前にしたもんだから興奮して談志さんのモノマネを本人の前でついやってしまった。

「地べたを掘ったって、一文たりとも出てきやしねェ!」

すると、談志さんは「お。『鼠穴』だね?今日は面白い人に会ったな!」とお付きの人に命じて私に名刺を差し出させたのだ。『鼠穴』は「わらしべ長者」に似た人情噺の大ネタだ。
下の写真がその時に頂戴した名刺。私の宝物のひとつだ。もうその談志さんもいなくなっちゃった…。
もし私が落語演る機会があったら『寝床』をやりたいナ。

Ni_danshi2 静止して立て板に水のごとく語らう和嶋さんのギターのヘッドに発見!
お守りがくくりつけてあるのだ!

190v「黒百合日記」。これも『萬燈籠』から。

170ニヤリ…鈴木さんの不敵な笑い。スゲェ迫力!

210「冥土喫茶」、「踊る一寸法師」、「相剋の家」と代表的なナンバーがゾロリと続く。
人間椅子の面目躍如たるところ!

220vここでノブさんのフィーチュア曲、「蜘蛛の糸」だ。

300vいろんな掛け声が飛び交う中、力いっぱい叫び狂うノブさん。ここもひとつのハイライトだった。

240「天国に結ぶ恋」。

250vバンド生活25年という大きな足跡を残す記念碑的なイベントもあと僅かとなった。

260本編の最後は定番「針の山」。
270この曲、人間椅子のバージョンの方がオリジナルより全然カッコいいよね!

280歌詞もいいが、何といっても鈴木さんの声がいい。間違いなくこの曲はこういう声で歌われるべきだ!

290ノブさんのラスト・スパート!渾身のドラミング!

230こうして全15曲に及ぶ猟奇の宴は終了した。
310v
アンコールには開演前に受賞した「BEST FUNDOSHIST AWARD 2013」の賞状を手にして登場!

320「どうじゃ!」
大歓声が沸き上がる!これを見て会場に来ていた多くの男子が翌日からブリーフを脱ぎ捨て、ふんどしをキリッと締めた…かどうかは定かではない。
鈴木さん、よくお似合いです!

325アンコールは「猟奇が街にやって来る」と…

330v「地獄風景」。

340v「アニキ~」だの「ダム~」だのノブさんへの声援も絶えることがなかった!
そういえばノブさん、開演前のふんどし姿の撮影の時、はじめは下だけ脱いでふんどしを見せていたんだけど、「やっぱ、これでなきゃ!」と自主的に上まで脱ぎだして文字通り「ふんどし一丁」で撮影に臨んだのであった。そのあたりの人間のデカさ(?)も人気の秘密だね。ダム好きに悪人はいない。ダムを作るほうは色々あるのかもしれないが…。
3502回目のアンコールは「どっとはらい」。

355v和嶋さん、大跳躍!
370v

360v

380v

390「25年」…四半世紀ですからね。「継続は力なり」。人間椅子にはホント、元気をもらうわ!

「I Love the Dead」だとか「Welcome to my Nightmare」とかAlice Cooperも昔は猟奇的なナンバーを携えていたが、すっかり丸くなってしまった。
後期のGraham BondだとかQuintessenceのようなドロッドロしたサウンドを出すバンドはあっても、ポーを題材に徹底的にその世界を追及している海外のバンドなど私は浅学にして知らない。
人間椅子のディスコグラフィを眺め、そこに収録されている曲のタイトルを片っ端からチェックしてみる…こんなバンド、世界にふたつとあるまい…と独りごちる。
人間椅子にはどうかこの猟奇の旅を続けて欲しい!

400そして5年経てば30周年だ。5年なんてアッという間だからね。その時は武道館だな…。
ますますの発展を大いに期待している。

まずは3月20日の「人間椅子vs. ZAZEN BOYS」!

410人間椅子の詳しい情報はコチラ⇒人間椅子オフィシャルサイト

420(一部敬称略 2014年1月18日 TSUTAYA O-EASTにて撮影)

2014年3月10日 (月)

黒沢健一 Live 2013~Rock'n Roll Band without Electricity~

東京は大久保、東京グローブ座。
恥ずかしながら、こんな素敵なホールがあるなんて今まで知らなかった。
16世紀末にロンドンのテムズ川南岸に建てられ、多くのシェイクスピア作品が上演された劇場「Globe Thetre」を模したもの。
今でもBig Benを背に、美しい景色を眺めながらテムズ川の南岸をテクテクとさかのぼると左側に現れる。オリジナルのGlobe Theatreは17世紀の半ばに取り壊されたので、現在の建物はレプリカだが、オリジナルに忠実に復元するために鋼材を一切使わない完全な木材建築となっている。
実際に行ってみると、「古さ感」はないが、なかなかいい感じ。第71回アカデミー賞を受賞した映画『恋に落ちたシェイクスピア(Shakespeare in Love)』を観てから訪れると楽しさは倍増するだろう。
ちなみに「globe」というのは「地球」という意味。「池袋地球座」なんて映画館があったが、「Globe Theatre」が出自なのだろう。

10_2そんな素敵な劇場には素敵な音楽がよく似合う。

20そのコンサートは「Rock'n Roll Band without Electricity」と題された。

30主役は黒沢健一。

40ギター、菊池真義

50vキーボード、遠山裕

60vヴァイオリン、藤縄陽子 from Lalala Strings

70vベース、山口寛雄

80v_2そして、ドラムが岡井大二!

90v大二さんはNATALのアッシュのキットを使用。

100_212"タム、16"フロア、22"バス、14"×5.5"スネアというコンフィギュレーション。ハードウェア類もNATALだ。

100v普段はニコニコしている大二さん。ひとたびドラム・キットに向き合うとニコリともせず音楽に没頭する。
力を入れず、サラッとなでるように叩くスタイルがたまならくカッコいい!
ところが、大二さんが出すドラムの音は大きい。ところがまったくうるさく感じない。芯があって、音色がトコトン美しいのだ。
110_2昔、ニューヨークのVillage Vanguardで観たPaul Motianを思い出す。まったくシャカリキになっているワケではないのに音が異常に大きいのだが、まったく不快ではなかった。ちなみにその時のメンバーはサックスはJoe LovanoでギターがBill Friselというトリオだった。
そういう意味ではElvin Jonesもそんな感じだったな…。

大二さんは打楽器の持つ「音の美しさ」をアッピールできる稀有な存在だと思う。
またその演奏にがんばって付いて行くNATALが健気で愛らしいではないか!

120_2このあたりで白状しておくが、これらの写真はすべてリハーサルの時に撮影したモノ。
実はこの日、先約があり、ドップリ時間が重なってしまって本番を観ることができなかったのだ!でも、どうしても黒沢さんを観たかったので無理をお願いしてリハーサルを取材させていただいたというワケ。

130物腰がやわらかく、とてもやさしい黒沢さん。ところがナント言うか、「音楽的迫力」とでも言おうか、オーラの強さが生半可ではない。
大二さん曰く「達郎さんに追随するポップ・ミュージック・マニア」…ん~、確かにそんな感じが醸し出されてくる。

135v大二さんとの関係は当然L⇒R。大二さんも相当なマニアだからね、メチャクチャ相通じるんだろうね。

140v「Show Must Go On」、「Soul Kitchen」、「So what?」、「SPEAK EASY」、「Mad Man Across the Water」、「I'm in Love」、「HELLO, IT'S ME」、「TO LOVE SOMEBODY」、「Goodbye」…ん~、もうHow dare you!!

150vセット・リストに挙がっている曲名を見て、私もニンマリ。こういうの好きだな~。
不勉強にして黒沢さんの音楽に接したことはなかったのだが、何より曲のクォリティが高い!
やはり、いい音楽を作る人は例外なくいい音楽を聴いている。
リハーサルとはいえ、まったく手を抜かず自分の音楽に入りこんでいる黒沢さんの姿を見て確信した。

160_2そして、それを完璧にサポートする大二さんとNATAL。

170vクッソ~、本番観たかったな~!
でも、またひとつ楽しみが増えたというものか…

180_3黒沢健一の詳しい情報はコチラ⇒黒沢健一オフィシャルサイト
岡井大二の詳しい情報はコチラ⇒四人囃子オフィシャル・ウェッブ・サイト

190Marshall Blogをご覧のギタリストの皆さん!
バンドのドラマーさんに↓↓↓を教えてあげてくださ~い!

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、今ならNAMMでフィーチュアされていたStave Snareシリーズもご用意しています。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 東京グローブ座にて撮影)

2014年3月 5日 (水)

SHOW-YA 『V.S. MYSELF~熟女なめんなよ!歳忘れ暴れ倒しGIG~』<後編>

さて、後編。
SHOW-YAの忘年会、イヤ、『歳忘れ暴れ倒しGIG』…冒頭6曲を終わったところでもう盛り上がりも最高潮!この先、一体どうなんの?!
160_2寺田恵子

280_2五十嵐sun-go美貴

30v中村美紀

40v仙波さとみ

50v角田mittan美喜

…と、メンバーは昨日と同じ。

60v7曲目は「AU REVOIR」。恵子さんとキャプテンの作品。
これは数曲前にやったSHOW-YAのデビュー曲「素敵にダンシング」のカップリング曲。

100v_2いつもコンサートの最後に演奏していた曲で、かつては「Last Scene」というタイトルだった。
「Au Revoir」とはフランス語で「さよなら」という意味。
両A面の名にふさわしい堂々とした正統派ハードロック。

135v今日もチョット触れておきましょうね。お仕事だから。
sun-goさんのバックラインはヘッドがMarshall JVM410H、キャビネットは1960BDMだ。
そして、今日3月5日はsun-goの日ね!

136さて、ドンドン行くよ~。
お次の登場は1990年3月のシングル「叫び」。カップリングが「奪いとれ」だったんだね。

200「限界」、「嵐」と速い曲が続き、趣向を変えてテンポをミディアムに落として発表されたのがこの曲。
「夜のヒットスタジオ」や「ミュージックステーション」でも演奏した。最近は演奏されることがなかったが、実は「限界」と並ぶヒット曲なのだ。

210vキャプテンのキーボードから始まる「孤独の迷路(ラビリンス)」。1987年発表。「ラビリンス」という言葉も一時流行ったよね。

360vMCをはさんで「愛さずにいられない-still be hangin' on-」。1988年のシングル。

290vこの頃、SHOW-YAは「Glamour」というアルバムのミックス・ダウンでLAに赴いており、ROXYでコンサートをやったそうな。スゲェな、ロンドンのMARQUEEだけでなくROXYまで!
最近のROXYのようすはコチラでチェックね。

305「水の中の逃亡者」が続く。1987年の発表で、テレビ番組のテーマソングにもなった。
しっかし、どうでもいいけど、いい加減SHOW-YAってスゲエな。
今、こんなバンドないでしょ?いくらガールバンド隆盛といっても土台ケタが違うと言わざるを得ないっしょ?

320「その後で殺したい」。物騒なタイトルの曲は1987年の作品。Black Widowですな。ちなみにAlice Cooperの「Black Widow」も名曲だ。
400ズラズラとヒット曲が続いた後はお待ちかねの「演芸コーナー」!あ、失礼、お楽しみMCコーナー…ってんでステージ前方にズイと現れたmittanのご講話。

220vいつものmittan節炸裂で大盛り上がり!

225もちろんキャプテンも!

230vキャプテンは冷たいおしぼりと爽健美茶が苦手とか…。

240v切れ味鋭いさとさんの「アノね、芦田愛菜だよ」!

250あ~あ~、完全に休憩状態!

260_2おなじみの…

270…ジュラクよ。
MCも最高に楽しいSHOW-YAなのだ!

140vところで2階の飲み放題席はどうなったかな?
私はプレス・ピットから出られないので、まさかどんなんなってるか見に行くワケにもいかない。そこで2階でヒキの写真を撮っていたウチのアシスタントに様子を訊いたところ、やはり生半可な盛り上がり方ではなかったらしい。
とにかくみんなガブガブ飲んじゃってお代わりをもらいに行く人が後を絶たず、「SHOW-YA見ながら飲めるなんてサイコー!!!」と叫んでいた人もいたらしい。
もう、飲みながらアタマ振っちゃうもんだから、その酔い方も強烈だったみたいよ。
10_2ここで最新シングル「V.S. MYSELF」が登場。23年ぶりだぜ!
420このセクションは最近いつもプレイしている曲が続くので「立て板に水」状態。
370vゆっくりした曲なんざ全く入り込むすき間がない大ハードロック大会だ!

1sy_img_0135 これぞSHOW-YAの醍醐味!

300v_2「ギャンブリング」 
これは1990年発表のシングル曲。

380vこのあたりのお客さんのようすを見せてあげたいな~。

390とにもかくにも「SHOW-YA大好き」感があふれ出ちゃってどうにもならない感じ。
430vそれを知って、チャンと受け止めるメンバーがまた素敵ではないの!

410v「私は嵐」 1989年の発表。

450堰を切ったように迫りくるハード・ドライビング・チューンがまだ続く!

455v何回味わってもエキサイティングなパートだ!
480さとさんのベースのピックアップもバッチリ!

1sy_img_0103 お決まりのポーズもキマった。ここはハズせませんから。

500v最後は「限界LOVERS」。これも1989年。曲は恵子さんとsun-goさん。
440v説明不要の大ヒット曲だ。
会場は大合唱だったね~。もう2階席も「限界」なんじゃないの?
460vこうして本編16曲が終了。ほとんどすべてシングル曲で構成された。

520vこの長さがまたちょうどいいの。
普段聴けない曲がゾロゾロと並んでホント、充実したコンサートだった!

ちょっとアンコールまでの間に告知。
5年ぶりに開催された昨年に引き続き、今年も『NAONのYAON』が開催される。4月29日だ。今回も豪華メンバーがゾロリと揃ってニギニギしく開催される。絶対観に来てね!
詳しくはコチラ⇒NAONのYAON 2014 OFFICIAl WEBSITE

530vそしてアンコール!
330v今日のアンコールはmittanのドラムソロから!
340いつも通りの大熱演に盛大な感性が浴びせられた。
350_2見て!この盛り上がりよう!

535「Battle Express」と…

540「Fairy」で…

560vメンバー5人が…

570v完全に…
550v最後まで…

1sy_img_0095 燃え尽きた!

580vさぁ、後は打ち上げ兼忘年会だ!
ご一緒させていただきましたが、とても楽しい忘年会でした!
しっかし、マゴマゴしてるとすぐに今年も忘年会になっちゃうな!

590SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAL SITE

600(一部敬称略 2013年12月28日 ZEPP DYBER CITYにて撮影)

2014年3月 4日 (火)

SHOW-YA 『V.S. MYSELF~熟女なめんなよ!歳忘れ暴れ倒しGIG~』<前編>

以前にも何度か書いたが、昨年Marshallの社長夫妻が来日した時、Marshallを愛用してくださっているミュージシャンにご参集いただきパーティを催した。
もちろんsun-goさんをはじめ、数人の女性ギタリストやドラマーも参加してくれた。それを見て社長夫人は、「日本にはこんなにシリアスな (「ちゃんと楽器が弾ける」という意味)ガール・ミュージシャンがいるのね。イギリスにはカワイコちゃん歌手はいるけど、ミュージシャンはいないのよ。これぞガール・パワー!」とよろこんでいた。
ロックはイギリスの主要輸出産業のひとつだ。そのロック王国が生んだMarshallの社長の奥様を驚かすほどのパワーを持っているのが日本のガール・バンド。
特に昨今のガール・バンドの隆盛と浸透ぶりは、アニメやゲームと並んで、もはや今や日本が誇るオリジナルの文化とみなしていいのではなかろうか?
そして、その先駆者のひとつであり、革新者であり、女王である存在がSHOW-YAであることに異論を唱える者はなかろう。

それなのに昨年末に開催されたコンサートのタイトルといったら…『V.S. MYSELF~熟女なめんなよ!歳忘れ暴れ倒しGIG~』…コレがいい!エエイ、最高にカッコよかったゼイ!

10会場ロビーにズラリと並んだ花たち。

30オリジナルTシャツも好評だ。「熟女ナメんなよ!!」って誰もなめませんからッ!

40豪華コンサート・プログラム。スッカリ売り切れになっちゃってたけど、コレがまた素晴らしい!

50中は私が撮らせていただいた写真がギッシリ満載なのだ!家宝、家宝。

60今回は「飲み放題席」というスペースが設けられ、グデングデンになりながら、SHOW-YAを見て暴れ倒そう!という凄まじい企画。この専用入り口から酒豪達が「元を取らん」と意気揚々と階段を上がって行った。

20いよいよショウがスタート。

70寺田恵子

80v五十嵐sun-go美貴

90v中村美紀

100v仙波さとみ

110v角田mittan美喜

120vいつもの5人。ああ、このホーム感がタマらない!
そしてこのゴージャスなステージセットが何とも素晴らしい。

170いつも通りsun-goさんの機材を紹介しておく。ゴメンね~、仕事だから許してね~。

130愛用のアンプ・ヘッドはMarshall JVM410H。

140キャビネットはMarshall初のシグネチャー・キャビネット、1960BDM。MegadethのDave Mustineのモデルだ。

150足元のようす。左はJVM4に付属している専用フットコントローラーだ。

160オープニングは「奪い取れ」。

180ドワ~、すごい音圧!

190vいきなりのスロットル全開。これぞロックの迫力だ!

200v2曲目は「流星少女~Shooting Star 196X~」。

210コレは個人的にも印象深い曲。カメラがなかったらアタシもタオル振り回すんだけどな~。

2203曲目は「Look at Me」。
80キタ、キタ~!sun-goさん、ソロ炸裂!
270v「年末だよ、全員集合!」と恵子さん。「今年(2013年)は29年目、普通は30周年にシングルを発売したりするけど、29年目にやっちゃいました!」
2013年は『NAONのYAON』の復活や23年ぶりのシングル「V.S. MYSELF」を発表するなど、にぎやかな一年だった。
全員集合してこうして年末に騒ぐなんて実に素晴らしいことだ。

240しかも、今回はただ騒ぐだけではなく、SHOW-YAが発表した古今東西のシングル曲をすべて演っちゃおうというオールド・ファンならうれしすぎて座りションベン(下品でスミマセン!寅さん観てると思って許してくだセイ)しても無理ないという超絶企画!

250vそのシングル・コーナーの最初は「ONE WAY HEART」。
1986年発表。とんねるずのテレビ番組のテーマ・ソングになった曲。
2902013年7月のBLITZの『QUEENS BIRTHDAY』でも演奏した。ポップなメロディが魅力的だ。
70v続いて「しどけなくエモーション」。
これも1986年の発表。
作詞は湯川れい子さん。作曲はキャプテンだ。

260
「しどけない」って使わない言葉だよね。私も人生いい加減長いことやってるけど、「あ~、彼女ってシドケナイよね~!」なんて言ったこともなければ、聞いたこともない。
意味を正確にとらえている人はいるかな?いない?じゃ、ここで勉強しとこう。「しどけない」とは「身なりが乱雑でしまりがない」こと。または「分別のない」という意味。
「しどけなくエモーション」…か。いいタイトルだよね。曲ももちろん最高!

300vまだまだ続くシングル・コーナー。

310v続いては「素敵にダンシング (Coke is it)」。
20v1985年のSHOW-YAのデビュー曲だ。
ロンドンはSt. John's Woodのおなじみ「Abbey Road Studio」でミックスダウンされ、12”(30cm)のシングル盤として発売された。
このあたりの話しは別の切り口でまたそのうち「名所めぐり」で紹介するつもり。

90サブタイトルに「Coke is it」とある通り、コカ・コーラのCMソングだった。SHOW-YAのメンバーもCMに登場していたらしいが、まったく覚えがないな…1985年と言うと…就職して、いきなりドサで富山にいたわ。富山ではきっと放映されてなかったんだろうな。見たいナ。

110自販機にもSHOW-YAの皆さんのポスターが貼ってあったんだって!またそういうのやって欲しいナ~。

130v…とこの曲を終了したところで、さとみさんが発見!

132 ステージそでのスタッフがコーラを手にしている!スゴイ!ナント言うか10cc的楽屋落ちの演出。歴史がなきゃこんなことできませんゼ!

Cc…と、ここまで超なつかしのナンバーを3曲プレイ。
プレス・ピットからフト、後ろの客席を見ると、熱心なファンの皆様の目がもうウルウル…。

280まだ、ショウは前半だというのにオッソロしいまでの充実感。今日もいいコンサートになること間違いない!
150v

そうそう、明日、3月5日は「sun-goの日」なのだ!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAl SITE

320v<後編>に続く

(一部敬称略 2013年12月28日 ZEPP DYBER CITyにて撮影)

2014年3月 3日 (月)

gift to you~DIRTY OLD MEN登場!

あ~、オレもスッカリDIRTY OLD MANになっちまったな~。

実はこの表現、外国人と話す時にほんの時々使ってるんだ。「No, you're really young!!」と言われるのを期待して自分のことを指して謙遜して言う。

歳の話しで言うと、映画『ガープの世界』の中でロビン・ウィリアムスが若い娘に向かって「18歳か…世界で一番セクシーな言葉だ」というイヤらしいセリフがあった。Alice Cooperの大ヒット曲は「Eighteen」だ。

「Dirty Old Man」という言葉はビートルズの歌にも出てきたような気がしていたがアレは「Mean Mister Mustard」の「Such a mean old man」だった。「mean」はイギリスでは「ケチな」とか「しみったれた」とかいう意味で使われる。

今日のマーブロの主人公は実際にはdirtyでもmeanでもないMarshall Blog 初登場のバンド。

Do_img_0063紗幕にメンバーの姿が投影される。

20そして、紗幕が落とされ演奏がスタート!

30DIRTY OLD MENだ!

40ボーカル&ギター、高津戸信幸。

50vギター、山下拓実。
150vベース、渡辺雄司。

70vドラムは岡田翔太朗。

80vステージ中央にはMarshallとNATAL(ナタール)!90今はスゴイね。
この日は、「T2D」というサービスが導入された。
え、「T2D」も知らんのかって?あ~、知りません。
「T2D」というのは「Totte(録って)-Dashi(出し) Delivery」の略なんだって。
公演内容を収録し、その日のうちに音源などのコンテンツを手に入れることができるサービスのこと。会場でシリアル番号の書かれたカード等を購入して、そのコンテンツをダウンロードするのだそうだ。
デジタル・テクノロジーというものは海賊盤まで駆逐してしまったということか…。

120v高津戸さんが2003年に高校の同級生と成したのがDIRTY OLD MEN。2013年は、ちょうど10年の節目に当っていた。
その10周年を祝うために一度だけ開かれたイベントが、今日レポートしているコンサートだ。昔の曲から最新アルバムの曲、そして新曲まで幅広く演奏された。

130「昔の曲は聴かない。毎日新しい曲を作っているから」…強烈な個性でバンドをリードする。高津戸さん。
「10周年にあたって作った曲を最初から聴いてみた。最初はへったクソだね~」とMCで言っていたが、制作意欲を失わず常に前進し続けるということは並大抵のことではない。
それだけに「10周年」というマイルストーンの重みを誰よりも感じていたに違いない。

140vその高津戸さんの思いを完璧にサポートする各メンバー。

60一部のスキもない演奏に会場は大いに盛り上がった。

熱唱、熱演の連続!

160ソリッドな拓実さんのギター!

210vそして、翔太朗くんのドラミングは実にパワフルかつコンパクトだ。

170v彼は若い割には70年代のロックにも詳しく、訊けばジャズまで勉強しているという。な~るほど、いいドラムを叩くワケだ。やはりいいプレイヤーはいいリスナーでなければならないのだ。

180vキットはアッシュのトラディッショナル・カスタム。12"ワンタム、14"と16"のフロア、22"のバスドラムに14"×5.5"のスネアで構成されたキットで、翔太朗くんは14"をハズして使用している。実にシンプルなキットだが、彼のテクニックが鮮やかな彩りを演出してくれる。
190来る3月10日、翔太朗くんはナント、あの田川ヒロアキと共演する!彼のドラミングがヒロアキ君の超絶ギターにどう絡むか楽しみじゃないの!こうした新旧(「旧」とは申し訳ないが、ヒロアキ君、「旧」役を引き受けてくれ!)の交わりはこれkらの音楽界の救いの一手になると思うよ。

ベテラン勢は若者の新しい感性とエネルギーを吸収し、若者勢はベテランの技術と経験と知識を享受する。コレができるのは今しかない。絶対にここから何かが生まれるハズだ!
場所は高円寺SHOW BOAT。しかも、対バンは三宅庸介のStrange, Beautiful & Loudだ!Marshallづくし。NATALサウンドをチェックしたい人もどうぞ!
詳しくはコチラ⇒FretPiano

100さて、DIRTY OLD MENの活躍は、とどまるところを知らず、現在テレビ東京他にて放映中の人気アニメ『弱虫ペダル』のオープニングテーマに「弱虫な炎」という曲が使用されているのだ!
ウチのセガレに訊いたんだけど、自転車競技をテーマにしたこのアニメ大人気なんだって。
我々の世代で自転車モノのマンガといったら「ひとりぼっちのリン」か「サイクル野郎」だったな。

Sissy 「手をつなごうぜ!隣の人と手をつなごう!」

220v2回のアンコールを含み全24曲がプレイされた。満員の観客もDIRTY OLD MENの10年の節目を感慨深く、そしてノリノリで見守った。
2005月には『「BALZING」TOUR  2014』と冠した大ツアーが控えている。これからの展開が楽しみなバンドだ。

230それでは最後に「弱虫な炎」のプロモーション・ビデオを見ていただこう!ドラム・キットに注目。必ず見てチョ!

DIRTY OLD MENの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEB SITE

240Marshall Blogをご覧のギタリストの皆さん!バンドのドラマーさんに↓↓↓を教えてあげてくださ~い!

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、今ならNAMMでフィーチュアされていたStave Snareシリーズもご用意しています。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2013年12月20日 赤坂BLITZにて撮影)

2014年2月28日 (金)

Buzz キネマ倶楽部!!~CRACK BANQUET登場!

ヒエ~!2月も今日で終わってしまう~!早いナ~。マーブロはまだ去年の12月をやっております。年末はいいコンサートが多かったからね。いくら時間が経ってもいいものはちゃんとレポートして残しておきたいのだ!

また言ってしまうが、何事も「初」というのはいいものだ。初々しくて、溌剌としていて…。
今日は初ワンマン・コンサートを開催したCrack Banquetの話題。
07『Buzz The World!! Tour Final ~ワンマンおいっす!全員集合!~』と題されたコンサートの会場はおなじみ東京キネマ倶楽部
初ワンマンを祝って多くの花が贈られていた。

06本番の時間と相成ってメンバーがサブ・ステージから登場!

10ヤル気満々!

20そして、演奏が始まった!

30このコンサートは昨年の6月に発売されたミニ・アルバム『BUZZ THE WORLD!!』の発売記念ツアーの千秋楽でもあった。

Cdそれだけにメンバー全員、力も入ろうというものだ!

40メンバーは…
ボーカル&ギターのカミジョウテツヤ。

50vギターはシタンダアキラ

60vサックスのユアサイクカ

70vベースにフルヤシュンスケ

80vドラムのヨシハラ"マメ"ケイタ…の5人。

90v実はこの5人…ワンマンは「初」かも知れないが、Marshall Blogは「初」ではない。

100v昨年の1月、爆風スランプのトリビュート・コンサートの前夜祭に出演し、そのレポートに登場してくれているのである。
150「えらくテンションの高いにぎやかなバンドだな…」というのがあの時の印象で、「Crack Banquet」という一風変わった名前のせいもあり気になっていた。

120CRACK BANQUETは2012年にはRED BULLが主催する『RED BULL LIVE On the ROAD』というバンド・コンテストで優勝も果たしている実力派なのだ。

130Marshallの壁を背負ったアキラさん。
こんな光景を目にすると「ヘビメタ?」と思うかもしれないが、ゼンゼン違う。
別にヘビメタでなくてもMarshallの壁はステージに最高のロック・フィーリングを醸し出す。

110アキラさんはシュレッダーではない。ブルージーでソウルフルなギターを弾く。また、今時珍しいこの白いSGもPeter "Ollie" Halsoleみたいでカッコいい!(Olllieはギッチョだけどね)
バンドの中ではドラえもん的存在なのだそうだ。「アキラくん、アキラくん、何か出して~」と言うと新曲を出してくれるのだ。
140バンドのサウンドと言えば、とにもかくにも明るくにぎやかなファンキーなロックンロールとでも言おうか、カミジョウさんを中心に、5人とお客さんが一体となって仲よく楽しんじゃおう!というスタイル。

160シュンスケさんはEDEN WT-800とD410XSTキャビを使用。

170vこれがまたスネ毛が逆立つ音のヌケようで、思いっきりバンド・サウンドを締めあげていた!なんというか耳元で鳴っているような音の存在感なのだ!

180楽しいロックンロール!

200vこのバンドは5人とも際立ったキャラを持っているところが実に楽しい。特に大きなアクセントを与えているのは、「ハイ、サックス!」

210豪快なブロウはもちろん…

220vいつもニコニコ、メッチャ明るいイクカちゃんのキャラクターが最高だ!

300v随所に現れるサックス・ソロの熱演に観客の目が釘付けになる。

230当日はウルフルズのウルフルケイスケさんや木内友軌さんもゲストで登場。

270ノリノリの演奏で大いに会場を沸かせた。


ドラムのマメさんはバンド最年少。桜井翔くんに似てるというポジション。当時はご両親もお越しになられていた。初のワンマンだからね!

190しっとりコーナーもちゃんと用意されている。カミジョウサンの弾き語り。

260v「キャンディ」という曲を熱唱。
カミジョウさん、そういえば自分で自分のこと「澤穂希」とか言ってたな。

255本編最後のクライマックスは4曲を続けてプレイ。
シュンスケさんのベースラインがいよいよ際立つ!
290vイクカちゃん猛ブロウ!
240v情感豊かなソロを決めるアキラさん!
280観客をアオった「真夜中のアジテーション」では最高の盛り上がりを見せた。
250ダイナミックかつ繊細なドラミングで最後までバンドをドライブさせたマメさん。

310v歌、MC、ダンス、澤と八面六臂のパフォーマンスでエンターティナーぶりを発揮したカミジョウさん!

315v本編全15曲。起伏に富んだ、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような騒ぎのにぎやかなパフォーマンスだった!

320アンコールはイクカちゃんが描いたイラストをあしらったTシャツを着て登場。
ウルフルズのウルフルケイスケさんや木内さんを交えての1曲と「夜明けのルースター」が演奏された。

330「やりきった」感満点の5人!
観ていてとてもすがすがしい気分になるパフォーマンスだった!
これからの展開が楽しみなバンドのひとつだ。がんばれ!

340CRACK BANQUETの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ウェブサイト

05(一部敬称略 2013年12月14日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2014年2月27日 (木)

岡井大二 Plays NATAL~Logic of Living Legend デビュー!!

こういうのを待っていたのよ!
ナ~ンの文句もありません。問答無用で最高です。
もうコレだけでチャッチャと今日のマーブロ切り上げたいぐらい。

10「Logic of Living Legend」というグループ。
大層仰々しい名前だけど、演奏の内容はもっと仰々しい。
超腕利きが集まってプログレッシブ・ロックの名曲、そして難曲を演奏しようという企画。
すいませんね、興奮しちゃって!プログレ好きなもんで勘弁してくださいね!

だってサ、King CrimsonならまだしもBrand Xとか演るっていうんだよ!プログレ好きなら興奮しない方がおかしいでしょ?!

20_2キラ星のごとく集結したミュージシャンは…

リーダーの仙波清彦
70vギターに鬼怒無月

30vヴァイオリンに高橋香織

40vキーボードは久米大作

50vそれにベースがバカボン鈴木

60vこんなメンバーでプログレ演られてごらんなさいよ、アータ。タマらんよ。
そして、肝心のドラムは…

80_2岡井大二

90_2しかもドラムはNATAL!
大二さん、大層NATALを気に入っていただきましてネェ、うれしい限りです。

100v今回のこの企画は皆さんがイッパイやっている時に「プログレやろうよ!」という話しになって、仙波さんを中心に結成された。ま、音楽達人たちの趣味の世界?だからおもしろい!

「めずらしくリハーサルを(1回だけじゃなく)2回やった。途中で演奏が止まっちゃったらアタマからやり直すので、その時はよろしく!」なんておっしゃっていたが、そんな場面がない、まったく危なげない演奏だった。

110v鬼怒さんはずいぶん久しぶり。以前、最後のFrank Zappaのバンドのギタリスト、Mike Kenallyが来日した時以来。ちなみにMikeは私のことを「Mr. Marshall」と呼んでくれていたんよ。
あの時はホッピーさんやナスノミツルさんらと「Black Page」を演奏した。開演前、Mikeと鬼怒さんがエンディング前の11連譜が連続した超絶フレーズを楽しそうに練習していたのを思い出す。
後日鬼怒さんにこの時の譜面を分けてもらったのだが、今でも宝物として『Zappa in New York』のLPといっしょにしまってある。

120vレパートリーはというと、メンバー各自が「アレやりたい」、「コレやりたい」というノリで決定された。

130それだけに何が飛び出すかがメッチャ楽しみだった。

140しかも、ドラムが大二さんであ~る!
大二さんは実は「ゲスト」という扱い。なぜなら、こ飲み屋さんでこの企画が浮かんだ時にはドラマーがまだ決まっていなかった。それで「プログレのドラムといえば…四人囃子の岡井大二!」ということで白羽の矢が立ったのだそう。

170子供の頃から大二さんのドラミングが大好きでしてね。ナンカ、大陸的な大らかさを感じるんだよね。要するに日本人離れしてる。それが我がNATALを叩いているなんて!こういう仕事をしていて一番うれしい瞬間だよね。ミョーリ、ミョーリ。
それにしもこの音!大二さんのドラムって音が大きいのにまったくうるさくない。大二さんもドラムだけ聴いていても音楽が成立するプレイだ。
名手が叩いているからなのは百も承知だけど、我ながらNATALってホントに音がいいと思う。ものすごく音楽的な音だ。

220v順不同にはなるが、全曲ではないが演奏の内容を紹介しよう。
150鬼怒さんのリクエストで「Crazy Eight」という曲。フランスのヴァイオリニスト、Didier Lockwood(デディエ・ロックウッド)の作品。
この人は70年代にはMagmaにいた人。その後、Pierre Moerlen's Gongの『Downwind』やZaoの『Kawana』や『Live!』にも参加している。
160v『Storyboard』とかいうソロ・アルバムがあってSteve GaddやJoey DeFrancescoというメンバーに魅かれて買ってみたけどあんまりおもしろくなかったな。先のGongも『Expresso II』とか『Gazeuse』に比べるとチョット…。Zaoの2枚はとってもいい。

で、この鬼怒さんの選んだ曲、めちゃくちゃカッコいい!何でもモントルーでBilly Cobham、Jack Bruce、David Sancious、Allan Holdsworthらと演奏していて鬼怒さんのベスト・フュージョン・ナンバーとのこと。

210v久米さんはDavid Sanciousの大ファンなのだそうだ。何しろファン・クラブに入っていたとか…というかDavid Sanciousのファン・クラブなんてあるのね?
この人はBruce SpringsteenのE Street Bandでキーボードを弾いていた人。Stanley ClarkやZucchero、Peter gabrielなんかとも共演している超売れっ子キーボードプレイヤーだけど、私は接点がなかったな~。

「Prelude」という曲の他もう1曲を演奏。とてもいい曲だった。

180v客席から「おお!」と声が上がったのは、「Lark's Tongue in Aspic Part2」のイントロが聴こえた時だ。「太陽と戦慄 パート2」ね。

190この曲をカバーしているバンドは他にも観たことがあるが、このバンドは演奏は他とはゼンゼン違った。

200それは仙波さんの存在だ。もう丸っきりJamie Muir!

ちなみにこの曲の原題は「肉汁ゼリーのなかのヒバリの舌」という意味だが、これもJamie Muirのアイデアだったそうだ。

230v仙波さんが何かを鳴らすだけで場の雰囲気がガラリと変わる!
370この日のショウは2部構成だったが、構わず続けて書く。曲順も実際のものとは異なることをもう一度記しておく。

ELPも出て来た。「Hoe-down」。
「プログレのお湯に浸かりたい」ぐらいプログレがお好きな香織さん。いい人だ~!私はヴァイオリンの入ったロックが大好きだ!Caravanのヴィオラ、AnekdotenのチェロもOKね。(ちなみにこの名前、現地のスウェーデンの人が発音すると「アニクドウトゥン」のような感じで「ド」にアクセントが来る)
280v一応言っておきますが「Hoe-down」はELPのオリジナルではござらんからね。アメリカのクラシックの作曲家、アーロン・コープランドの作品。後期 にレパートリーに加えた「庶民のファンファーレ」もそう。「Hoe-down」はバレエ音楽『ロデオ』の挿入曲。あの曲をこんなにカッコいいロック曲にし てしまうのはさすが。「ファンファーレ」もあんなブギにしちゃうんだからスゴイ。
前にも書いたかな?ELPには「原曲探し」の楽しみがあって、 ヒナステラやヤナーチェク、そしてKeith Emersonのピアノ・ソロなんかを聴いていると、出るわ出るわジャズの名曲。「Scraple from the Apple」は前から知っていたけど、こないだ何かのライブ盤を聴いていたらHorace Silverの「Quicksilver」がまんま出て来たのには笑った。アレ、J.J.Johnsonの「Wee Dot」だったかな?しばらく聴いていないウチにわかんなくなっちゃった!でもどっちか演ってるのは確か。
このメンバーで「Tarcus」演ってもらいたいな。

240vゲストの大二さん、インタビュー・コーナー。「実はプログレそんなでもない」という大二さん。そうなんだよね。大二さんというと四人囃子とPink Floydのイメージで即「プログレ」というイメージがあるけど、実際に大二さんと音楽の話しをするとそうでもないことがわかる。もちろんお詳しいけどね。
King Crimsonとかは縁遠い…と告白されていた。

320で、大二さんのリクエストはというと…Brand Xの「Enthanasia Waltz」。『Unorthodox Behavior』収録の「安楽死のワルツ」だ。

310Edgar Winterの「Frankenstein」。1973年、Paulの「My Love」に蹴落とされるまでの1週間、Billboardのナンバー1に在位したインスト曲。
Marshallの50周年記念コンサート『50 YEARS OF LOUD LIVE』のオープニングに選ばれた曲だ。
295サビからすごくアメリカっぽくなっちゃうところがチト性に合わないが、ロック史に残る名リフだ。
260vん~、コレは人間が実際に演奏するのを初めて見たな。King Crimsonの「Starless」。鬼怒さんのボーカルだ。
もうこの曲が嫌いになるぐらい練習されたそうだ。完璧!

250vかつて、何かのインタビューでRobert Fripが「美しいメロディ」と自画自賛していたが、確かに名曲だわね~。

仙波さんによれば、「演歌みたいなメロディがいい。耳元で歌ってもらいたい」だそうだ!

270バカボンさんによる後半のあのベースのパートのカッコよさと言ったら!タマらんわ~。

290そして、そのバカボンさんによる「21st Century Schizoid Man」。

330若かりし頃、レコード屋にJeff Beckの『Wired』を買いに行ったが、なくて代わりにKing Crimsonの『U.S.A.』を買った。それ以来のプログレ浴だそう。

これまた完璧な演奏でした!

300vそして、アンコールは大二さんリクエストで再びBrand X。2枚目の『Moroccan Roll』から「Dico Suicide」。
ナンダカンダおっしゃって自分も超ムズカシイ曲をお選びだ!

340vあ~、スゴカッタな~。
リハーサルの時からご一緒させていただいたのだが、またソレがスゴカッタ。ちょっと演奏が引っかかると、みんなで譜面を確認しながら「ソコ、四分の四(しぶんのし)に八分の一をひとつ付けて」とか「5/4に11/8でいいんだよね?」とかモノスゴイ会話が飛び交っていた。それでそのままスラスラ演奏しちゃうのである。変拍子ばかりがエライわけではないけど、やっぱりこうした演奏技術の高さを目の当たりにするとひとつの感動を覚える。
ホントに見応えのあるコンサートだった。それにやっぱNATALいいわ~。

350チャンス到来。Logic of Living Legendが再登場する。3月3日、場所は代官山の「晴れたら空に豆まいて」だ。
お見逃しなく!

360vMarshall Blogをご覧のギタリストの皆さん!バンドのドラマーさんに↓↓↓を教えてあげてくださ~い!

NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、今ならNAMMでフィーチュアされていたStave Snareシリーズもご用意しています。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 秋葉原CLUB GOODMANにて撮影)

2014年2月26日 (水)

王様+はち王子様+渡辺英KING全国行脚2013 <後編>

さて<後編>…

ご存知の通り、王様は「直訳ロック」の王様。つまり英語の歌詞を日本語に直訳して、日本語で歌う。
一方、渡辺さんはそれとは関係なしに原語のまま歌う。

Hoj_img_0675 「Come Together」。前回も書いたけど、イントロの「シュッ!」は「♪Shoot me」だ。ほとんどの人はジョンが「シュッ!」って言ってると思うんだけどな。
ビートルズの本国の人たちはコレを知っているのだろうか?今度Marshallに行った時、この事を実際に現地の人に訊いてみよう!

20v_2続いては王様。でBlack Sabbathの「Paranoid」。
それぞれの歌詞がどう直訳されているのかは、一部の曲のタイトルを除き、ここに書きません。知りたかったらコンサートに遊びに来るか、CDをゲットしてね!

30王様、座奏。
演奏するのはPoliceの「Every Breath You Take」。座らないとイントロのアルペジオがシンドイ。
スゲェ真剣な表情!

40v歌うは英KING。張りがあってよくヌケる声だ。

50MCも彼らのコンサートの大きな楽しみだ。
はち王子様は短気でせっかちで、怒りっぽいキャラ設定。容赦なく王様に突っ込んでくる!

05vもちろんMCだけじゃないよ。

60_2切れ味鋭いドラム・ソロ!

61vこのパートも大きな見どころだ!

62vそして王様、ここで激奏。Van Halenの「Eruprion」をちゃんと弾く!

70v腕のみせどころ!王様曰く「あ~、チョロイ、チョロイ!」

80vそのまま「あの娘にくびったけ」!

90v王様が愛用のエフェクター・ボードを披露。ボードに乗っているアイテムは3つ。歪み系と他ひとつ。もうひとつは時計だ。
時計で音を変化させているワケではないよ、もちろん。つねに上演時間をチェックしてショウの長さを調節しているのだ。あらゆるシチュエーションでプレイしている王様。クライアントのリクエストに完璧に応えるプロのなせるワザなのだ。
長い長い噺を何回やっても数秒しか変わらなかったという昭和の大名人、桂文楽を連想させる…とはホメすぎか?

100_2「迷信」。BBAの「Live in Japan」バージョン。トーキング・モジュレーターをやってるところ。もちろん口で!

110_2はち王子様から「直訳なのに何でこの曲を選んだ~?」とキツイつっこみをよそにプレイしたのは「Into the Arena」。インストだからね、翻訳しようがない!
でも、楽しそうにギターを弾いている王様の姿にギターの魅力を感じた。
140ガッチリとした演奏が気持ちイイ!

120v_2はち王子様の完璧ドラミング!

130_2ところで、今回も王様はMC中は固有名詞も含めて英単語は禁止。

174人形は英語OKという設定で腹話術まで披露してくれた。

175v前回は「ロックとドラッグ」のお題でご講話を頂戴した。アレもメチャクチャおもしろかったけど、この腹話術も抱腹絶倒!
ホントにこのコンサートはユカイだ!

176本編の締めは深紫2連発!
150_2まずは「燃えろ~」。

160Glenn Hughesのパートは英KINGが担当。スンゲェ声だ!
170vもう1曲は当然「高速道路の星」。
190_2王様、熱唱!
210王様、熱演!

180_2ロック史に残る名ギター・ソロを完璧に再演する。

200_2エンディングのようす。コレ大好き。
3人が下へフェイド・アウトする!

220そして、呼び戻し。すなわちアンコール。
英KINGのリードでCCBの曲を1曲披露。
そして小畑さんが加わる。
260_2王様の十八番、「湖上の煙」。
240_2ここでは、直訳⇒言語⇒同時2ヶ国語というゴージャスな構成で演奏してくれた。
ありがとう王様!(ちょうど今、テレビでオリンピックの総集編やってたもんだから、つい…)

230ギター・バトルもスリリング!

250_2あ~、おもしろかった。満足、満足。
ホント、皆さん、今度上演する時には絶対観に行った方がいいよ。ロック好きなら絶対オススメ。
情報は下記のいずれかでゲットしてチョーダイ!

王様の詳しい情報はコチラ⇒王様のRock'N'Roll TOWN
はち王子様(ファンキー末吉)の詳しい情報はコチラ⇒亜州鼓王Funky末吉的家頁
英KING(渡辺英樹)の詳しい情報はコチラ⇒Official Homepage
小畑秀光の詳しい情報はコチラ⇒JET秀光の爆走ロックンロール日記

終演後は再び写真コーナー。

270ここがもっとも肝心という…「物販タ~イム!」。しかし、メッチャ統制が取れてるな~。

280_2もちろん購入するとグッズに全員のサインを入れてくれる。王様が手にしているのは人気の特製エコバック。すぐに売り切れちゃうから要注意だ。

Cb_img_0742 これは小畑さんのグッズ。なんか他と雰囲気が違う!ホンモノの激鉄グッズだ!

300(一部敬称略 2013年12月18日 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心にて撮影)

2014年2月25日 (火)

王様+はち王子様+渡辺英KING全国行脚2013 <前編>

マーブロのデザインが新しくなって最初の『ライブ・レポート』に登場するのは誰じゃろな?外タレか?

イエイエ、今日登場するのは王様。しかも、まだ去年の12月分。
でもね、コレは詳細にレポートせずにはいられないのさ!だって最高におもしろいし、ひとりでも多くの人にコンサート会場に足を運んでもらいたいから!

Marshallのハーフスタックを背にまずステージに登場したのは、「印度の林檎」。

05印度の林檎という芸人さん。嘉門達夫氏の唯一のお弟子さんという。

10ネタを曲に乗せて笑いを取るというおなじみの芸のスタイル。
マイクにぶつけて唇から出血!というトラブルをその場でネタに押し込んだ!

20vしっかりと会場の笑いを取ってツカミはOK!

印度の林檎の詳しい情報はコチラ⇒ほんとうは蜜柑がすき

昔、ミカンって冬になると段ボール箱で買ってたよね?…とか、ミカンを食べすぎて爪だか指先だかが黄色くなってる人とかいたでしょ?アレ、なんだって昔はあんなにミカン食べたんだろうね?コタツで。
考えてみりゃ、ミカンだってかわいそうだゼ。
段ボール箱で買うほど庶民に愛されていたのにキウイだの、マンゴーだのワケのわからない外来種にヤラれちゃってさ…かく言う私もこの冬1ケしかミカン食べてないわ。
ミカンのために言っとくけど、キウイもマンゴーも1ケも食べていませんから。
長野に長いこと住んでいた関係でウチは、リンゴに関しては毎年モノスゴイ数を食しております。「リンゴ好きは医者いらず」って言うらしい。

30v続いて登場したメタルトリオ。激鉄♪MAX!!。

40激鉄♪MAX!!…これは正式には「げきてつはちぶおんぷまっくすびっくりまあくふたつ」と読む。正確には「げきてつはちぶおんぷひとつまっくすびっくりまあくふたつ」のような気もするが、さして問題ではあるまい。

50vドラムはファンキー末吉。ヘア・スタイルがメッチャかっこいい!

60ベースは渡辺英樹だ。なんつーか、突然現れて、大声でまくし立て、そして大爆音で1曲演奏。

70ナニがナンだかわからない電光石火のパフォーマンスがスリリングだった!

80次の出演は…ってほぼ同じなんだけど、小畑秀光!

90今日もひとりメタル。私はコレが好きでしてね…。95共演者もバッキング・トラックも何にもないひとりぼっちのへヴィ・メタル。
Marshallがあれば何とかなる!…なんて勝手に思ってるんだけど…。

100vひとりじゃ寂しいから、その分アクションが激しい!これがまた見物なのよ。

110金沢港のマグロの冷凍倉庫に真っ赤っかに燃えたぎった練炭を持ち込んだような無理のある熱気とでも言おうか。この雰囲気がタマらない!

120v縦横無尽に宙を舞う華麗なシュレッディング!

130異常に滑舌のよい雄叫び!(ちなみに「滑舌」と言う言葉は広辞苑に掲載していない)

140v爆風スランプへのトリビュート・アルバム『We Love BakufuSlump』にも収録されている「人間はなぜ」他を激演した。

今、急に思い出したんだけど、皆さん、生コンクリートの状態ってどういう方法で評価しているか知っていますか?
「スランプ」っていう概念があるんですよ。
アイスクリームを乗っける「コーン」ってあるでしょ?あれを逆さまにしたような「スランプ・コーン」と呼ばれる鉄の容器に出来たての生コンを詰めて、そのコーンをそのままスッと垂直に持ち上げる。
すると中に入っている生コンがグニャリとつぶれて広がる。それが元の高さからどれぐらいつぶれて(「スランプ何センチ」という呼び方をする。ちなみにプロは「センチ」とは言わず、「セン」と省略する」)、どういうふうに広がったかを目で確認して良し悪しを決定するんですよ。
土木はスランプ8センとか10セン、建築は18センとか20センという生コンが使用される。元の高さから8cmつぶれる程度の柔らかさということね。
これは高さが何百メートルもある最新のインテリジェント・ビルの建設でも生コンが使われる以上、必ずこの検査が現場で行われる。プリミティブでしょ~?
イヤね、何となく「プリミティブ」ということでは真空管のアンプを連想するナァ。
結局、昔から使われているモノは「確か」ということよ。

150演奏者の熱が、これほどそのまま伝わる演奏も珍しい。

小畑秀光の詳しい情報はコチラ⇒JET秀光の爆走ロックンロール日記

160vナントいう豪華なコンサート。ここまででオープニング・アクトが3組!
そして満を持して真打の登場だ!

170まずは写真タ~イム!

180お客さん、み~んな携帯を手に激写!

190そして演奏がスタート。あ~今回も楽しみだ!

200王様

210v渡辺英KING

220vはち王子さま…しかし似てる!

230v1曲目は「♪あぶない~、あぶない~」の「Kill the King」。

240ギター・ソロもバッチリ!
もちろん王様のMarshallの愛用者だ。

2502曲目は「Detroit Rock City」。

260おかげさまでこのMarshall BlogはイギリスのMarshallの連中の他、結構海の向こうの人たちにも見てもらっているのだが、今日みたいな記事は音や主旨に関する知識がまったくない、写真だけの情報でこの3人が一体どういう風に見えているのだろうか?!

270vそして、英KINGのボーカルで「We Are an American Band」。

280今回、ものスゴイ公演数のツアーをこなしている3人。
ところが、中一週間空いてしまったという今日のステージ。「王様、段取りが危ないゾ!」…とメンバー2人から鋭い指摘が!
この先は果たしてどうなるのか?波乱含みのこの続きはまた明日!290<後編>につづく

(一部敬称略 2013年12月18日 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心にて撮影)

2014年2月20日 (木)

CLASSIC ROCK JAM 2013 -王道回帰- ブリティッシュ・ロック・ナイト<後編>

2日間にわたって開催された2013年のCLASSIC ROCK JAMもいよいよ佳境に入る。
「ブリティッシュ・ロック・ナイト」の後半だ。
大金あ拍手で迎えられステージに登場したのは寺田恵子。

05当然会場は総立ちの興奮状態!

10_2CLASSIC ROCK JAM皆勤の恵子さん。今日はナニを演るのか?
20_3…と思ったら、Sex Pistolsの「God Save the Queen」!

110_2

このセットのメンバーは…
白田RUDEE一秀

30vK-A-Z

40v_2満園庄太郎

50v_2角田mittan美喜

60v_2石黒彰
…というラインナップ。

70v_3ものスゴイ迫力だぜィ!

80_2そして2曲はナント、「Helter Skelter」!チョ~カッコいい~!

90_3今日のRUDEEのMarshallはJVM410HJS。Joe Satrianiのシグネチャー・モデルだ。

100v_4後半のドラムはすべてmittanが受け持った。滑り出し大好調の豪快ドラミング!
120_2
「熟女なめんなよ~!」

130最後はBlack Sabbathの「Die Young」が3曲目。17歳の時にSHOW-YAに加入して最初の覚えさせられたという曲。
パンク~ビートルズ~へヴィ・メタルとイギリスのロックを俯瞰するようなレパートリーで後半を興奮のうちにスタートさせた。

25vそして小野正利。

140v_3mittanのドライブ・ドラミングに導かれしは…

190v_4Deep Purpleの「Fire Ball」!
フロント陣がデカイ!という小野さん。ウン確かに。RUDEEさんも庄太郎ちゃんもK-A-Zさんも、mittanも石黒さんも長身だもんね。

145それにしても。こんな曲が出て来るとはうれしいね!次回は『Who wo we think we are』から選曲してもらいたいな~。

150v_3余裕の庄太郎ちゃん。この曲のベースがスゴかった!

160_2小野さんのセットの2曲目は「Crying in the Rain」。Whitesnake。

170ミラー・ピックガードをウマイ具合に使っていたK-A-Zさん。

180vここも大満足の仕上がり。小野さんみたいに歌えたらどんなにいいだろかね~?!

200_3最後はデーモン閣下のセット。「♪ドンドンパッ」で登場した1曲目は「We will rock you」だった。
ここではベースが寺沢功一にスイッチ。

210_42曲目に持って来たのはなんと「21st Century Schizoid Man」。

220_4途中のパートでは閣下がいろんな笛を取り出してフリー・インプロヴィゼーションをするというパーフォーマンスが挿入された。
メンバーくんずほぐれつの大熱演。4ビートのパートのてらちんのベースがメッチャかっこよかったりして実に楽しい演奏だった。

230_4本編の最後には閣下と恵子さんで「Burn」を演奏。

240_3CRJ名物のひとつ、アンコール・セッション。
昨日は「アメリカン・ロック・ナイト」ということでKISSの「Rock and Roll All Night」を演奏したが、今日はブリティッシュ…とくれば当然「Rock and Roll」!やっぱコレでしょ!
280_2今日も次へ次へとソロが回されていく。

290ソリストを紹介する冠さんの一言がまたおもしろいんだよね~。

300ドラム合戦も当然大白熱!

270_2今回も大盛況のちに終了したCLASSIC ROCk JAM。
次回は20周年を迎えるそうで、大変楽しみにしている。
こうした「黄金時代のロック」を伝承するイベントの発展を願ってやまない。

Child Aidの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

CLASSIC ROCk JAMの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEB SITE

250_3※掲載の許可を頂戴した出演者の方々のお写真のみを用いて記事を構成しました。末筆ながらこの場をお借りしまして、ご協力をいただきましたご関係者の皆様に心から御礼申し上げます。

(一部敬称略 2013年11月23日 赤坂BLITZにて撮影)

2014年2月19日 (水)

CLASSIC ROCK JAM 2013 -王道回帰- ブリティッシュ・ロック・ナイト<前編>

2夜にわたって開催された2013年の「CLASSIC ROCK JAM」。

102日目は「ブリティッシュ・ロック・ナイト」だ!
前日の「アメリカン・ロック・ナイト」同様、基本的に2曲毎にボーカルが変わるという構成だ。

15最初のセットに登場したのは…

原田喧太

20vピート・クラッセン

30_4力石理江

40_3ボーカルは冠徹弥、ベースはSHUSE、ドラムはLEVINというラインナップ。
いきなりブリティッシュ丸出しのオジー責め!

Black Sabbathの「Paranoid」と…

50vOzzyの「Bark at the Moon」をプレイ。

60_3そして、今日もギターを降ろし、ピートさんがボーカルに回る。

70v_2ピートさんの替わりにギターでステージに上がったのはSyu。
100v_3曲は待ってましたのZeppelin。「Black Dog」!

80やっぱりいいね~、ブリティッシュは!

90_2こんなシーンが見られるのもCRJならでは!

1102曲目はIron Maidenの「The Evil That Men Do」。
ここもスカッとしたノリノリのセットだった。

120v_3ボーカル、竹内光雄のセットが続く。ドラムも宮脇JOE和史にスイッチ。

そして、喧ちゃんの後を引き継いだのは我らがSHARAさん!Vが良く似合う!

130v_3まずJudas Priest。「曲はThe Hellion~Electric Eye」。

140_2ここから前半最後までベースは石川さんが受け持つ。

150SHARAさんの弾くブリティッシュ・ロックは素晴らしい。

170v_3あの時代の香りや空気がそのままパックされているのだ。

180_32曲もJudasの「Breaking the Law」。

190v_3ここで前半最後のセットでボーカルがえいぞうさんにスイッチした。
曲はDeep Purpleで「Speed King」。

216v真ん中のキーボードとギターの掛け合いもバッチリ!

200vそのパートのギターはSyuちゃんが担当した。

210_3やっぱりパープル、ツェッペリン等のスーパー・バンドを擁するブリティッシュ・ロックは強いね。

204vSHARA vs. Syu!
前半の大きな見せ場のひとつ!

205vそして前半最後に持って来たのはUriah Heep!

215「Look at Yourself」…いわゆる「対自核」。今にして思うとスゲェ邦題だ。
そしてスゲェのはこの演奏!
「ブリティッシュ・ロック・ナイト」前半を締めくくるエキサイティングは演奏だった!

220_3ハーフタイムには昨日同様、東海林のり子さん、Child Aidの吉田理事長、デーモン閣下が壇上に上がり「児童虐待防止」をテーマにディスカッションが展開された。

Child Aidの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

230_3CRJグッズも人気を集めていた。

CLASSIC ROCk JAMの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEB SITE

240_2
<後編>につづく

※掲載の許可を頂戴した出演者の方々のお写真のみを用いて記事を構成しました。末筆ながらこの場をお借りしまして、ご協力をいただきましたご関係者の皆様に心から御礼申し上げます。

(一部敬称略 2013年11月23日 赤坂BLITZにて撮影)

2014年2月18日 (火)

CLASSIC ROCK JAM 2013 -王道回帰- アメリカン・ロック・ナイト<後編>

アメリカン・ロック・ナイトの<後編>。前半もエライ盛り上がったからね。後半も楽しみだ!

20_2後半最初のセットは冠徹弥がボーカルで…
白田Rudee一秀

30_3ピート・クラッセン

40v寺沢功一

50_2力石理江
そして、ドラムはLEVINというメンツ。

60Motley Crueの「Primal Scream」とGuns 'n' Rosesの「Paradise City」を激演した。

70そして今度はピートがボーカルにまわる。

90ギターに再びK-A-Zが入る。

110v_2Alice in Chainsの「Man in the Box」とSkid Rowの「Quicksand Jesus」…と言われてももはやわからんな。
ま、私はアメリカン・ロックをほとんど聴かない上に「Classic」を通り越して完全に「Dinosaur」ですからね。お許しあれ!そういう意味ではCRJ、とても勉強になります。

バッチリきまったRudeeさんのポーズ!

100v_2ハード・ロック・ベースの重鎮の名に恥じないてらちんの極太トーン!

120v_2ステージ上手奥でキメ細やかな仕事をこなしていた理江さん。

130v_2後半の後半に登場したのは小野正利!

140v_2そして、石原SHARA愼一郎。

150v_2Syuちゃんが戻って…

160vベースに石川俊介が入る。

170v_2このセットで演奏されたのは、まずNight Rangerの「Don't Tell me You Love me」。

180_22曲ごとに目まぐるしく代わるボーカルは何と言ってもこのイベントの花形だが、ズラリと並ぶ豪華ギタリスト人の奮迅の活躍も大きな楽しみのひとつだ。

200_2気持ちいいようにソロをビシっとキメてくれるSHARAさん!
190v_2小野さんの残り1曲は「Separate Ways」。Jouneyの大ヒット曲だ。小野さんにピッタリだ。

220_2SHARAさんの図太いMarshallサウンドがこの曲にガッチリとマッチしてる。
210_2SHARAさんは前回に引き続き2回目の出演となったが、そんな感じがゼンゼンしない。第1回目からずっとステージにいる感じがする。ようするに「ロックの風格」だ。

240v名曲に名演。このセットも最高に盛り上がった!

230_2そして、トリ。寺田恵子の登場だ!

250vこのSHARAさんから恵子さんのくだりは、私にとってホーム感満点。めっちゃホッとするわ~。

260v選曲はJanis。これもホッとするわ~。「Move Over」だ。

270Syuちゃんとのイキもピッタリ。やっぱり名曲だ~。

280締りのある低音でバンドドライブさせる石川さん。

265Janis、キマッタ~!

340「寺田恵子で~す!唯一の皆勤賞で~す!」
恵子さん、初めてこのイベントに出た時は30歳だったという。今、おいくつになったかはコチラをご覧頂くとして…。

まさにClassic Rock Jamのアイコン的な存在なのだ!

275v「椿鬼奴に似てる」と言われたので選んだという2曲目。

320Bon Joviの「You Give Love a Bad Name」。鬼奴とはゼンゼン違う!当たり前か…。
310v終盤に向けてバック陣も熱の入ったプレイを繰り広げる!

290vモクモクと弾いてるように見えるがノリノリの石川さん!

300v恵子さんの快心の笑みで「アメリカン・ロック・ナイト」の本編は終了。

330vそして、アンコールはCRJ名物のジャムセッション。

350お題はKISSの「Rock and Roll All Night」。アメリカン・ロック・ナイトだからね。

360次々とソロがパスされていく!

370これまた名物のドラム合戦。

390キーボード・チームのソロ!

2_img_0947

400vもちろんベース陣のソロも!

410日本のロック・シーンを長年支え続けて来た老練たちの完璧な演奏で名曲を楽しむよろこびはナニモノにも替えがたい。
明日は「ブリティッシュ・ロック・ナイト」。メッチャ楽しみ!

420CLASSIC ROCk JAMの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEB SITE

Child Aidの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site

ブリティッシュ・ナイト<前編>につづく

※掲載の許可を頂戴した出演者の方々のお写真のみを用いて記事を構成しました。末筆ながらこの場をお借りしまして、ご協力をいただきましたご関係者の皆様に心から御礼申し上げます。


(一部敬称略 2013年11月22日 赤坂BLITZにて撮影)

2014年2月17日 (月)

CLASSIC ROCK JAM 2013 -王道回帰- アメリカン・ロック・ナイト<前編>

ナンテコッタ!あんまりヒドイ!

私は過去、約10年を雪国で過ごしたが、雪でこんな目に遇ったことはついぞなかった。もちろん雪国ゆえに日頃から備えはしているものの、今回の東京はあまりにもヒドイぞ!
2度目の大雪で国道246号線に閉じ込められて、ライブハウスに到着できず出演をキャンセルせざるを得なかたバンド…かわいそうに。
20時間の間にたった2kmしか進まなかったとよ…。車から降りてコンビニに買い出しに行って、帰ってきても車がまったく元の位地から動いていなかったとか…。
そのバンドの友人曰く、「情報がなさすぎる!渋滞の状況なり、う回路の情報なりをガンガン発信すべきだ!」
これだけ情報ツールが普及しているんだから何とかなりそうなもんだと思うけどね~。最新の技術ほどイザという時に役立たないのはいつものことか?
私もいつもなら往復2時間のところへ行くのに10時間もかかってしまったワイ!

そんな話を聴いて真っ先に映画『ウッドストック』を思い出した。
会場へ押し掛ける群衆の多さにニューヨーク州内の道が閉鎖され、当該の地域が「災害地区」に指定されるというくだりだ。

以上、今日の記事の内容には関係ないが、こんなこと滅多にないだろうからこうして記録しておくことにした。
では本題…

Crj_img_0007 なかなか2014年のレポートに入れない…どころかまさかの逆行だよん!
昨年11月に開催された『CLASSIC ROCK JAM』のレポートだ!
出演者が多いこういうイベントは記事をまとめるのがなかなか大変でしてね。
しかし、日本を代表する一大名イベント、レポートせずにはいられないでしょ?!

20今年は「-王道回帰-というサブタイトルがつき、「アメリカン・ロック・ナイト」と「ブリティッシュ・ロック・ナイト」と2夜に分けて開催された。
また、「Child Aid Live~児童虐待防止キャンペーンライブ」としての開催でもあった。

25_2こういうイベントはやっぱりMarshall抜きには語れませんな~。
ステージにはおなじみの「M」の字がズラリと並んだ。

40_2これはSHARAさんのヘッド。

50いよいよ第一夜、アメリカン・ロック・ナイトがスタートした。
TOTOの「Girl Goodbye」だ!デビュー・アルバムのB面の1曲目ね。

30_2はじめのセットはデーモン閣下をボーカルに…
原田喧太

60vK-A-Z

70v満園庄太郎

80v石黒彰、そしてドラムは宮脇"JOE"和史という布陣。

90vCLASSIC ROCK JAM初登場の喧ちゃん。さすが百戦錬磨のつわものだけあって堂々たる弾きっぷり!

TOTOはデビューした時、「日本でトイレに行くと必ず見かける」とかいう理由でこのバンド名をつけたと話題になったが、アメリカに行ってトイレに入るたびにこの話しを思い出す。
じゃ、アメリカはどうか?私の調査によれば「American Standard」というブランドだ。誰かこの名前のバンドやれば?!

110v2 曲目はJourneyの「Don't Stop Believin'」。

100v今回は2曲毎にボーカルが変わるスタイル。
同じバック陣に竹内光雄を迎えて「Born to be Wild」。

若い人はSteppen Wolfなんてバンドは知らないだろうなァ。カナダのバンド。しかし、「♪いつものラーメン」で歌い出すこの曲は知ってるだろう。
これほどヒット曲とバンドの知名度の乖離が激しいバンドも少ないだろう。海外ではモノスゴイ人気だったんだから。ま、かく言う私もこのバンドのLPを買ったのは、後にも先にも子供の頃のベスト盤1枚だけだけどね。

1202曲目はDoobie Brothersの「China Grove」。冒頭に掲載したセットリストに「China Groove」とあるがこれは誤り。「Grove」というのは「小さな森」とか「木立ち」とかいう意味だが、ここで歌われているのはテキサスに実在する同名の街のこと。
中華街の話しなのにサムライが出てきたりして相変わらず「東洋一本」でゴッチャにされている。

「Born to be Wild」も「China Grove」もノッテ当然のチョイス。プレイヤー陣も気合が入る!当然会場は大盛り上がり!

120vここでセット・チェンジ。ボーカルにさかもとえいぞうを迎える。
ギターは白田Rudee一秀。

130vSyu

140ドラムに角田mittan美喜。

2_img_0869キーボードは石黒彰で変わらず。そしてベースにはSHUSEが登場し、KISSの「Love Gun」とVan Halenの「Ain't Talkin' 'bout Love」」が披露された。

150vそして、前半のトリはこの人。
ダイアモンド☆ユカイ。

160ユカイさん、1曲目は「It's my Life」。Bon Joviだ。

170vいつも通りの流麗なプレイ!使用しているMarshallはJVM410HJSと1960A。ヘッドはjoe Satrianiのシグネチャー・モデルだ。

180mittanのドラミング冴えわたる!

210そして、2曲目は「Hotel California」。
演奏前にはユカイさんからこの曲に関する詳しい解説というか、解釈というか、説明が付け加えられた。

220心を込めたユカイさんの熱唱!

230こちらも大きな聴きどころ。
もちろんふたりのギター・ソロでしょ!

240名曲というものはやはり名演を引き出すね~。

200おふたりはどうか存知上げないが、この曲、「もちろんよく知ってるんだけど、今回はじめてコピーした」という曲の代表に違いない。結果、弾ける人がやたらと多い。
普段Eaglesをまったく聴かない私ですらコピーしたもんね。

素晴らしい演奏だった!

190vハーフタイムには、CRJのシンボル的存在ともいうべき東海林のり子さん、Child Aidの吉田理事長、ユカイさんが壇上に上がり「児童虐待防止」をテーマにディスカッションが展開された。

250会場ロビーには募金を呼び掛ける元気な声も!

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<後編>につづく

※掲載の許可を頂戴した出演者の方々のお写真のみを用いて記事を構成しました。末筆ながらこの場をお借りしまして、ご協力をいただきましたご関係者の皆様に心から御礼申し上げます。

(一部敬称略 2013年11月22日 赤坂BLITZにて撮影)

 

2014年2月 6日 (木)

ブロッキンジャパンのグドモ

「芸人とバンドの共演」というのか「お笑いと音楽の融合」というのか、そんなイベントが開催された。
お笑い勢の方はよくテレビに出演している、トレンディエンジェル(「チェケラッチョ、ハゲラッチョ」のふたり)、どぶろっく(「もしかしてだけど」のふたり、パンサー、野生爆弾等々。

一方、バンド組の方は、でんぱ組.incとグッドモーニングアメリカ。
『ブロッキンジャパン冬』…何せにぎやかなイベントだった。

10我らがグドモ、定番のたなしんのオープニング。

20v会場のお客さんはひとり残らずグドモのファンなのだろうか?…というぐらいの一丸となった盛り上がりよう!

30金廣真悟

40v渡邉幸一

50vたなしん

60ペギ

70vこのイベントは「お笑い芸人が音楽をやる」という趣向なのだろうが、「ロックとお笑いの融合」という企画はかなり昔からあった。
以前にも書いたことを繰り返して恐縮だが、こういうイベントに出くわすとどうしても思い出してしまう。
第一次漫才ブーム(1979~1980年ぐらいか?)の時に野音でドデカイコンサートが開かれた。
私はお笑いとか演芸が好きでしてね…。
出演したお笑い勢はツービート、ザ・ぼんち、ゆうとぴあ、…他は覚えてない。もっと覚えていないのはロック勢の方で、とにかくダディ竹千代と東京おとぼけキャッツ、それと三文役者がでたことしか覚えていない。あと誰が出たんだろう…。

とにかくヘッドライナーはビートたけしとおとぼけキャッツでRod Stewartの「Hot Legs」なんかを演った。
その頃、高校生の私は出演した三文役者というバンドのお手伝い(要するに「ローディ」。当時は「ボウヤ」と呼ぶことの方が多かった)をしていて、楽屋に出入りが自由だったので漫才の方々にサインをしてもらった。
みんなものすごい人気だったからね、すごくうれしかった。
たけしさんは本当に愛想がよく、色紙の他に『わ、毒ガスだ!』という著書にも快くサインをしてもらったように記憶している。当時の野音の楽屋って木造だった。
30年以上も前の話しだ。いい時代だった。

このイベントもあの時の熱気を思い出させてくれた。

80幸一ちゃんはもちろんMarshall。

90この日、MarshallとNATALがステージに上がりっぱなして、お笑いのコーナーの時にもそのふたつのロゴがデンと舞台に鎮座ましましているのは何ともステキな光景だった。
ん~、さすがMarshall!お笑いにもよく合うわ!エンターテイナーの鏡なのさ!

100今回は出演者の数もかなり多く、グドモの持ち時間も少なかったが…

110ご覧の通り、「やるべき」ことは全部きれいにキチンとやってのけたのであった!
ま~ホントよく盛り上がるわ~。

120相変わらずのド迫力のペギのプレイ。

130「最近ますますいい感じで鳴るようになった」という彼のNATAL。もはや幸一ちゃんのMarshallと並んでグドモ・サウンドに必定の楽器となってくれたようでうれしい限りだ!

140vそれにしてもグドモの人気がスゴイ!
詳しくは次回に譲るが、今、日本で最も勢いのあるバンドであることに異論を立てる者はないだろう。
がんばれグドモ!

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150v(一部敬称略 2013年12月9日 渋谷TSUTAYA O-EASTにて撮影)