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2014年4月16日 (水)

飛べ、BLIND BIRD!

勉強不足ってのは損をする。世の中には知らない方がいいこともあったりするが、知らないよりは知っている方がよい場合が圧倒的に多い。
いいバンドと来れば知っておいた方がいいにキマッテル。
で、知ってヨカッタのがこのバンド…BLIND BIRD。
つまり、「いいバンド」ということだ。

10_9桐嶋直志

20v_2小松優也

30v_9河野充生

40v_6山口"PON"昌人

50v_5優也くんは筋金入りのMarshall使いだ。

60_6ヘッドはVintageModern2466。キャビは1960A。
「こういうアンプを待っていたんですよ!」と2466がリリースされてすぐに購入してくれた。今でも大切に使ってくれている。やっぱいいよナァ~、VintageModern!間違いなしの名機だった。

70v_4PONさんはNATAL。

80_5素材はアッシュ。12"と13"のタム、14"と16"のフロア、22"のバスと14"×5.5"のスネアというコンフィギュレーション。フィニッシュはお気に入りのグレイ・スパークル。

90_8気合の入ったプレイを完璧にサポートするNATAL!PONさんにピッタリだ!

100v_3ロック魂全開のこのバンド、胸のすくような演奏だ。
桐嶋さん…

110v_3PONさん…

160_7そして河野さんの3人が集まり2010年に結成された。

150_5そこへ優也くんが加わって現在の編成となった。
4人それぞれのキャラが明確だ。いいバンドってそういうものだ。

120v_4何しろ腕利きの4人である。演奏がショボいワケがない!
やっぱり楽器を知り尽くした名手たちのパフォーマンスはエキサイティングだ。

130_5Marshallから発される野太いトーンによるリフとギター・ソロ。

200v_5超ド級のへヴィなリズム隊。
170v_4アップテンポの曲での河野さんのランニング・ベースのカッコよさといったら!

190v_4そこへ乗っかるのが桐嶋さんのキラー・ボイス!

140_4これがロックってもんよ。
「日本のロック感」丸出しなところも実によろしい。
それにこのバンド、曲の端々に変拍子が混ざっているのがおもしろい。それがボーっと聴いていると聴き逃してしまうような自然な流れなのだ。

180_8「BLIND BIRD」「BAD FLOWER」といった旧作の他、新曲も取り交ぜ10曲をプレイ。

210_6そう、現在ニューアルバム制作の追い込みに入っているBLIND BIRD。
初夏に発売される予定のそのアルバムのタイトルは『仮想粒子』。
キャッチ・コピーが「在と無のはざまで生きる髭(ヒゲ)」だって。マジにやっているのか、フザケているのか…そこがまたこのバンドの魅力のひとつだ。ロックはコレでいいのだ。
マジかどうかはCDやライブで確かめればいい。

Bb現在のところ予定されているのは名古屋(5月24日)、大阪(23日)、東京(31日)の3か所。
240v_4そして、ライブに行ったらPONさんのドラム・サウンドに注目してね。

250v_4PONさんのキットは元WhitesnakeのBraian Tichyも愛用しているアッシュ製。ギターでは時折使われる木材がドラムに使用されるのは珍しく、やはりそのサウンドも独特だ。

220_4「バシッ!」、「ビシッ!」とリズムの流れに楔を打ち込んでいくようなダイナミックな鋭いトーンが実に気持ちイイ!
もちろんそれはPONさんのパワーとテクニックによるところも大きい。名手の手にかかると楽器本来の持ち味が何100%も引き出され、音楽のクリエイティビティが格段にグレード・アップすることがこの「PON&NATAL」のコンビネーションでよくわかる。
「PONATAL(ポナタール)サウンド」とでも呼ぼうか…。

230_3そして、BLIND BIRDのロック・テイスト…また楽しみがひとつ増えたわい!

260_6BLIND BIRDの詳しい情報はコチラ⇒official web site

270_4Marshall Blogをご覧のギタリストの皆さん!
バンドのドラマーさんに↓↓↓を教えてあげてくださ~い!
NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。
おかげさまでNATALが設置されている部屋のご指定もたくさん頂き、高い評価を頂戴ております。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2014年2月28日 目黒鹿鳴館にて撮影)