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2018年10月

2018年10月22日 (月)

2018楽器フェア <前編>

  
先週の金曜日と土曜日、楽器フェアに行って来た。

10この青空の写真は2日目に撮ったもの。
1日目は激曇りだったのに翌日はこの通り、気持ちいいばかりの大晴天!
でも、帰りはスゲエ雨になってビックリしたね。
ったく、最近の天気ときたら…わかっちゃいるけどあんまりだ。

30前回は11月はじめの開催だったが、今回チョット早まっての日程。

40会場入り口の雰囲気は前回と同じ。

50

60エントランスホールのステージにはJVM210HのフルスタックにEDEN!
コレはゴキゲンですな~。

70となりのステージではハーモニカの熱演。
リー・オスカーみたいだナァ~、と思ったらリー・オスカーだった!

80会場内の写真のほとんどは金曜日に撮影したものです。

90土日は大混雑でシッチャカメッチャカになってしまい撮影どころではないので空いてるであろう金曜に写真を撮ってしまおうという作戦。

100ところが!
平日の夕方前だというのにこの人出。
活気が漂ってる。
120ああ、懐かしいブランドが…。
イヤ、こっちの話、こっちの話。

110会場がユッタリしていていいね~。

130池袋の頃とは大違い。
横浜もマァ広かったけど、遠かったからナァ。

150ではソロソロ、Marshall関連のブースに行ってみよう!

160Marshallの展示は輸入代理店のヤマハミュージックジャパンさんのブース内に設置されている。

170こんな感じ。

180やっぱいいね、壁は!

190こうして見るとMarshallのラインナップもずいぶん変わったし、色々あったな~。
私がこの業界に入って最初の楽器フェアではTSLのコンボとVBAシリーズ、それにミニ・スタックをフィーチュアしたんだっけかな?
JCM600が終わった時ぐらい?…って、そんなのあったな~。

185MODE FOURとかHAZEとかMAとか、色々あったナァ。
こんなグリーンのMarshallなんて当時は想像したこともなかったヨ。

210新しいMG。
正直、やっぱりこのルックスは落ち着くな。

220CODEは前回の楽器フェアでフィーチュアされたんだった。
アレからもう2年かよ!

200来年の3月にはフル・スタックを使った「爆音セッション」というのがあるんだって!

230コレは撮影スポットだそうです。

240当然EDENの展示もバッチリ!

250こんな感じ。

270ベース・アンプもドンドン小さくなっていくな~。

260ペダル類も増えて来たよ~。

2901日目の夕方、ブース内のデモンストレーション・ステージにはDSL20CとORIGIN20Cがセットされた。
このデモンストレーションの続きは<後編>ね。

300ESPさんのブースにて…。
このJVM410H。
幹大ちゃんが使っていたモノ。
インプット・ジャックのステッカーが目印。
ESPさんの昔からの仲良しが今回ワザワザ声をかけてくれて私に見せてくれた。
幹大ちゃんには何回もMarshall Roadshowをお願いして、ずいぶん一緒に各地を回ったナァ。
いつでも彼だけの最高のMarshallサウンドだった。
横浜の楽器フェアの時、ブースに寄ってくれた時、私のレベルに合わせて一緒に「Black Page」を演奏してくれたのはとてもいい思い出だ。

610マーケットのエリア。
音楽関係のいい新古本を探すのは私の楽器フェアの楽しみのひとつでしてね。
マンマと欲しかった楽譜を見つけた!
やった!「現品売り尽くし」だ!
ヘヘヘ、コイツァありがてェ!ん、チョット待てよ…。
「売り尽くし」で「定価販売」?…「定価」ってどういうことだろう。
普通「売り尽くす」には大幅な値引きをするでしょう?
そんな「売り尽くし品」を「定価」で販売できるなんてラクな商売はあるまいに。
と、お目当ての楽譜を手にしてレジの方にどういう仕組みかお尋ねすると、定価だけのお勘定で消費税がかからない。
すなわち8%引きということだった。
言葉に誤りはありませんな。
なので買うのを断念。
620ところが!
2日目に家内を連れて同じ売り場に赴き、「欲しい楽譜があったんだけど。カクカクシカジカで買うのを諦めた」と言うと、彼女は「チョット待って」と、特価で販売しているコーナーに行って大幅に値下げになっている同じ楽譜を見つけ出してきた!
でかしたワイフ!
ということで、即買い込んだのが下の楽譜。
アラム・ハチャトゥリアンの「ヴァイオリン協奏曲」。
グラズノフ、シベリウスのソレとならんで20世紀に作られたヴァイオリン協奏曲で最もカッコいいとされている曲。
最近始めたSpotifyでグラズノフとシベリウスのを聴いてみたけど、ナンノナンノ、ダントツでハチャトゥリアンよ。
ウチへ来る若いギタリストたちもこの曲はカッコいいと大絶賛しているのね。ニコロ・パガニーニもいいけど当たり前すぎちゃうでしょ。
オ~イ、みんな、譜面ゲットしたぞ!

630_2 しかし、クラシックの人たちってのはスゲェな~。
「Black Page」どころじゃないって。
協奏曲だけあって、ソロ・ヴァイオリンのパートには延々とメロディが書き込んである。
コレ、ソリストは全部覚えるワケでしょ?
もっというと指揮者は全部のバートの頭に入れてるワケでしょ?
そんなのイヤだ~!そもそも読めない。
ちなみにこの曲はオイストラフに献呈されたとあって、巻末にオイストラフのカデンツァが載っている。

640『楽器フェア』のレポートと来れば、Marshallのデモンストレーションのレポートが掲載されると思ってたでしょう?
それは<後編>で!
 

200 
(2018年10月19日&20日 東京ビッグサイトにて撮影)

2018年10月21日 (日)

【LOUD & METALLIC WEEK】Red Bull Music Festival TOKYO 2018 METAL MANIA <後編>~LOUDNESS

 

さて、早くも『Red Bull Music Festival TOKYO 2018 METAL MANIA』のトリの登場と相成る。
そして、先週の月曜日からスタートした【LOUD & METALLIC WEEK】の最終回となるのが今日の記事。

400双方の最後を締めくくるのはもちろんLOUDNESS!
オープニングのSEは『Rise to Groly』の「8118」。

10二井原実

20v高崎晃

30v山下昌良

40v西田竜一

50v高崎さんはいつものバックライン。

60客席に向けられたMarshall JMP-1を搭載したおなじみのラック・セット。
そういえばロジャー・メイヤーさん、今回の楽器フェアにも元気に参加なされていた。

70v1曲目は「Soul on Fire」。
この7日間Marshall Blogでご覧頂いた通り、1週間のウチに3回LOUDNESSのステージに接するという僥倖に恵まれた。
それに合わせて記事を編んだワケだが、一体何回「スゴイ」と書いたことか…。
コレは私の貧弱な語彙によるせいだけではない。
実際にスゴかったのだ。
スゴいものは「スゴい」と書くのが一番いいのだ。
「ゴイス~」だなんてフザけて書けたものではない。

80vそして、もう1回書く。
スゴかった!
一体この日は何だったのだろう?

90もうステージの上も下も手のつけようがないぐらいの盛り上がりと熱気だったのだ。
やっぱりこの雰囲気はLOUDNESSだけが作り出せるモノだし、「スゴい」としか書きようがない。

1002曲目も『Rise to Groly』 から「I'm Still Alive」。

110v_isaこの嵐のような雰囲気にLOUDNESSの皆さんもとても楽しそうだ。

130vそうか!
お客さんみんなRED BULLを飲んでるんだな?

300v「こんばんは!LOUDNESSです。
今日はお招き頂きましてありがとうございます!
とても短い時間ではありますが楽しんで、ハジけて帰ってください!
Say Yhah!」
「YEAH~!!」×100

ドワ~!超特大のレスポンス!

145火に油を注ぐように「Crazy Nights」。

150しかし、ギター・ソロのこの1小節ほどのアウト・フレーズはいつ聴いてもカッコいいよね。
高崎さんがこの手法を使うのはこの曲だけではないけれど、どれも大変効果的で何度聴いてもハッとさせられる。
ソロの組み立て方が秀逸なのだ。

190v続けて「Crazy Doctor」。
ドンドンいくよ~!

180今日もあの名ソロ・フレーズに歓声と喝采が浴びせかけられる。

S41a7354歴史に残る名曲を自分のモノとして演奏する姿というのは何とも言えない迫力があるものだ。
舟木一夫の「高校三年生」だってそうだ。
そういう曲が何かひとつあれば歴史に残る。
200LOUDNESSはそういうロック史に残る曲がいくつもあるんだから偉大だ。
次の曲もそう。

210高崎さんがステージ中央に歩み出て大きな歓声を浴びたのは「In the Mirror」。

220_itmホントに今日は、天ぷらとすき焼きとステーキとカツ丼とハンバーグをいっぺんに食べたようなボリューム感だ!

230vいつも演奏している曲なのだが、雰囲気が違う。
「ノリ急ごう」なんて言うと感じ悪いけど、とにかくお客さんが「ノッタもん勝ち」みたいな勢いなのね。
そしてノッテいるお客さん全員が「これ以上ない!」という位、最高にうれしそうな顔をしていた。

240高崎さんのソロにも気合いが入る。

0r4a4607 お客さんは1音としてそれを聞き逃さない。

250最後は「S.D.I.」。

260_sdi「♪S.D.I.」!

S41a7304 最後にもう1回書いちゃうけど、ヤキを入れに入れたタングステン製の6曲…「スゴかった」。
やっぱり曲だよ!音楽は!

285METAL WEEKENDの4連チャンに続いてのこのステージ。
今日はホントに楽しそうに演奏していた4人。

270v

S41a7359

290v

S41a7262もう最初から最後の最後までこの調子。
終わらせたくないけどコレで終わり!
次の機会が待ち遠しいぞ!

305高崎さんはこの後、セッションのコーナーで演奏したBlack Sabbathの「Paranoid」に参加された。
 
毎回書いているけど、LOUDNESSは年末にまだ企画が残されているそうなので、それを楽しみに待っていましょう。
そして、その時またお会いしましょう!

0r4a4525 LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒-Official Website-

320全7回にわたって連載した【LOUD & METALLIC WEEK】はこれにて終了です。
毎日ご高覧頂きました皆様、どうもありがとうございます。
そしてLOUDNESSの皆さま、ご関係の皆さまご協力ありがとうございました。

330 

<オマケ>
東京ビッグサイトにて、今日まで『楽器フェア』が開催されていんだけど、昨日と一昨日お邪魔して来た。
ESPさんのブースにて…ホラ。

90r4a0772  

200_2 
(一部敬称略 2018年9月28日 渋谷TSUTAYA O-EASTにて撮影)

2018年10月20日 (土)

【LOUD & METALLIC WEEK】RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018 METAL MANIA <前編>~HELL FREEZES OVER

 
東京の街全体を舞台にした都市型音楽イベント『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO』が去る9月22日から10月12日まで約1か月間にわたって開催された。
「RED BULL」…私は強烈な思い出があるんですよ~。

10それはココ。
渋谷からいきなりロンドンのウェンブリー・アリーナに飛ぶ。
Marshallの「50周年記念コンサート」の時の話だから2012年の9月のこと。
もう6年も経ってしまって、Marshallももう50周年より60周年の方が近くなって来た。
50周年は「ゴールド・ジュビリー」、60周年は「ダイアモンド・ジュビリー」だからね。
また楽しみだ。
この時、ただでさえ時差ボケでヘロヘロでクタクタになっているところへ持って来て、前日は朝から夜10時までビッシリとリハーサルが入っていてそれにガッツリ付き合った。
ザックだの、イングヴェイだの、ケリーだののリハーサルだからして10時間以上爆音に浸かっていたのね。
もう身体ボロボロ。
そして翌日のコンサート本番。

15カメラを3台を首からブラ下げて、大勢の屈強な外人のフォトグラファーの中にアジア人がたった1人混ざってプレスピットで4時間半。(みんなやさしかったけどね)
もう、「コレが自分の身体か?」というぐらい疲れ切ってしまって、終演後、さすがにスタッフの控室でヘタリこんでしまった。
その時、フト部屋の隅に目をやると、RED BULLが山積みになっているではないか。
私はその手のものを普段一切口にしないのだが、「コレって疲れが取れるヤツじゃん?」と思い、缶のサイズも小さかったので3本たて続けに飲んでみた。
3本の空き缶をひとっ所に集めておいたのだが、後から部屋に入って来たMarshallのスタッフがそれを見つけてやや驚き気味にこう訊いた。
「誰だ?コレ飲んだのは誰だ?」
それが勝手に手を付けてはいけないモノだったのかと思い、私は恐る恐る名乗り出た。
「シゲか?オマエ、3本いっぺんに飲んだのか?」
「そうだよ。あんまり疲れていたから」
「ダメだよ~!飲むのはいいけど、3本はダメ、ダメダメ!」
「え、ナニ?ナンなのッ?」
後で理由を聞いて驚いたけど、効果が絶大なので「過ぎたるは及ばざるがごとし」…ということなんだってね。
幸か不幸か、私の疲れの方が勝っていたらしく、全く何事も起こらなかったです。

16渋谷に戻る。
今日はそのフェスの中のプログラムのひとつ『METAL MANIA』。
LOUDNESSをヘッドライナーに迎え4つのバンドが出演した。
会場のO-EASTのロビーにはこんな写真撮影コーナーが設置されていた。

20Marshall Blogでレポートするステージは2つ。
当然ひとつはトリのLOUDNESS。
そしてもうひとつは3番手、トリ前にステージに上がったHELL FREEZES OVER。
いいね~、このドライアイス!カ~ッコいい~!
やっぱり化学薬品でモクモクと捻り出したそこら辺のスモークとはワケが違う。
昔のスモークはみんなこうだったんだよ。

40この平均年齢25歳の若きメタル・チーム、Marshall Blogには早くも2度目の登場となる。

50TREBLE "GAINER" AIDYSHO

70vRYOTO

80vHIROTOMO

90vTAKUYA MASHIKO

100vTom Leaper

110v1曲目は「OVERWHELM」。
先ごろリリースされた彼らのファーストミニ・アルバム『SPEED METAL ASSAULT』のリード・チューンだ。

120見てよ、この景色!
HIROTOMOくんの背後には1959のフルスタック。

130vああ、凛々しいナァ。
やっぱりロックはコレだよね。

140vRYOTOくんも同様。
ありがとうヘルフリ!

150vRYOTOくんの「マーシャル2台積み」。
あ、私じゃないよ!
このMarshallを指して「2台積み」と表記しているライブ・レポートを目にした…きっと若いライターさんなのだろう。
「2台積み」…ある意味、新鮮な表現だナァ。でもどこをどう数えて「2台」なんだろう?
1960のことを指しているんだろうね?
それともキャビは1960が2台が合体していて、ヘッドとキャビで「2台」ということなのかな?
そんな…ピート・タウンゼンドじゃないんだから。
ひとつ確実に言えることは、残念ながらMarshall Blogをお読み頂いていないということだろう。
ま、そんなことは構わない。
でも、音楽に関係したプロのライターさんだったら例えハードなロックを専門としていなくてもMarshallの数え方ぐらいは知っておこうよ。ロックの歴史の一部を作った楽器なんだから。
我々の世代なら笑って済ますことができるけど、若い人がその文章を読んで覚えてしまったらマズイんだよね。歴史が書き換えられてしまう。

160vヘルフリのみんなはこんなこと百も承知なので申し訳ないけど、せっかくの機会なので、ココでスタック・タイプ(積み上げ式)Marshallの数え方を勉強しておこう。
ムズカシイことはひとつもない。
ただヘッドとスピーカー・キャビネットの数を上から数えればOK。下から数えても答えは同じだ。
ちなみに、ギター・アンプに「Stack(スタック)」という言葉を使ったのはMarshallの創始者、ジム・マーシャルだと言われている…というより、実際にジムが私にそう言っていたので間違いないだろう。
「シゲ、スタックという言葉はね、私は最初に浸かったんじゃよ、フォッフォッフォッ」って。
ハイ、やってみましょうか?
下の写真は、ヘッドはJVM410H、それにスピーカー・キャビネットの1960A、それに1960B。
ヘッドで1、Aキャビネットで2、Bキャビネットで3。
だからコレで「3段積み」。
Aは前面に角度がついているのでAngled、Bは下に使うことが多いのでBaseという名前がついていて、それぞれ「A」、「B」と表記される。
この3段積みのスタイルを英語で「Full Stack(フル・スタック)」と呼んでいる。
昔は、ヘッドが今で言うビンテージ・タイプのものしかなくて、100W出力の1959のヘッドに、これまた今で言う1960AXと1960BXというキャビネットを組み合わせて「UNIT3」と呼んだ。
ヘッドがベース用の1992になると「UNIT22」とかね。
とにかく「2台積み」ではないことは私の家内でもよく知っている。

Jvm4fs_2一方、下の写真のようにヘッドとキャビネット1台ずつのパターンを「2台積み」といいます。
ウソウソ!
Marshallに「2台積み」という言葉など断じてありません。
「2段積み」です。英語では「Half Stack(ハーフ・スタック)」。
100Wヘッドと1959の2段積みは「UNIT17」。
対して50Wヘッドである1987との2段積みは「UNIT15」だった。
あ、こんなの覚えなくでもいいですからね。試験には出ません。
モデル名に使われている数字に全く意味がなくてヤヤこしいったらありゃしない。
でもこの時使ったヘルフリのMarshallが「2台積み」ではないことはもうご理解いただけたであろう。
「2台積み」を書いたライターさんには災難だったが、イヤミっぽく詳しくやらせて頂いた。
やはり言葉は正しく使わないと。
おそらく昔のロックを聴く機会などなく、仕方のないことなのかも知れない。
でも文章を書くことを生業としている以上は歴史が育んだ言葉は正しく使って頂きたい。
「ツーマン」とかおかしな言葉が跋扈している時代だ。
こういうことを看過していると、まずますロックがおかしくなってしまう気がしてならないのだ。

Jvm4hsもうこのパワーと勢い!
本当に曲の題名通り「圧倒」されるわ!

170vリフがあって…

180ギターのアンサンブルがあって…

190ソロがあって…

200v後は爆音で暴れるだけ。

220v今の巷間の若いバンドさんたちにない「ロック」の宝物がココに詰まっている。

230続けて「HAWKEYE」。

210v今日、このバンドを見るのが初めてなお客さんがほとんどだったハズ。
にもかかわらず、ものすごく盛り上がっているんですよ。
まるで昔からのファンが集まっているかのよう。

240みんなこういうロックに餓えてるんだね~。
デジタル・アンプなんかではなくて、真空管がウナリを上げるMarshallでギターを鳴らすロック。
そういえば、始めた見た時の会場でもこうして盛り上がっていたっけ。
初登場なのにも大盛り上がり…曲は知らなくてもビビビと伝わるのだ。
そう!
このバンドが作る曲は、若い割にサビのメロディが「アレ」じゃないんですよ。
だから「ロック感」に満ち溢れている。
よく「メロディアスなんとか」っていう言葉を使うでしょう?
「メロディアス」というのは、旋律が歌謡曲っぽいという意味ではありませんからね。
優れた魅力的な旋律のことを「メロディアス」という。250vMCを挟んで「BURN YOUR LIFE」。

260前回見た時にはオープナーを務めていたこの曲。
つまりインパクトが最大級ということだ。

270そしてこのアクション!
今日の会場は広いので心おきなく暴れろ!

280チョットしたドラムスのソロがあって…

S41a7078 「WRITING ON THE WALL」につなげて…

300さらに「END THE BREATH OF THE NIGHT」と、大熱演が続く。

310v「サンキュー!
どうだい?最高かい?
オレたちのファンになっちゃったか?」
この自信がまたいいじゃないの。コレぐらいでなきゃ!
お客さん間違いなく全員年上だぜ。
「あと1曲になっちまった!力尽きるまでたのしんでくれよ!」

290最後は「HELLRAISER」。
ね、どう見てもお客さんが初めてこのバンドに接している光景には見えないでしょ?

320最後の1曲…ステージの上も必死!

330v

S41a7005

340v

350v

370v大歓声に包まれながら持ち時間イッパイに6曲を披露した。

360演奏した曲はすべて先ごろリリースされたミニ・アルバム『SPEED METAL ASSAULT』から。
HELL FREEZES OVERのエネルギーでガラガラと崩れ落ちる1960のジャケットが目印だ!

30cd 演奏が終了してプレスピットから出る時、「コレ、いいネェ!」なんて声が客席から聞こえて来た。
そのお客さんだけでなく、もう会場全体の雰囲気がHELL FREEZES OVERの登場を歓迎しているようだった。
うれしかったね。
近頃この他にも本来のロック・テイストを持った骨のある音楽を演る若いチームが出て来ていてね。
最近の若いバンドは他と同じことをやることに一生懸命になってるでしょ?
タオルを回したり、「ホイッ、ホイッ」ってお客さんに叫ばしたり、歌い方がミスチルとソックリだったり、歌詞が「ありがとう」と「ごめんね」と「がんばろう」だったり…。
そういう時代にソロソロお別れをする時が来たのではないか?と淡い期待を持ってはいるけど、現実はそうではないことも知っている。
若いお客さんがいないんだよ。
コレじゃダメなの。
次の世代への伝承ができず、いずれ絶滅してしまう。
エンタテインメントの主役はステージの上の人たちではなくて、客席にいる人たちだからね。
ナントカこの手の音楽に若い人たちを取り込む方策はないものか…。
アニメの主題歌にガンガン採用してもらうというのはどうだろう。無理か…。
とにかく、まずは続けなければなるまい。
がんばれHELL FREEZES OVER、地獄が凍りつくまで!

380HELL FREEZES OVERの詳しい情報はコチラ⇒Official website

390<【LOUD & METALLIC WEEK】最終回につづく>

 

200_2 
(一部敬称略 2018年9月28日 渋谷TSUTAYA O-EASTにて撮影)

2018年10月19日 (金)

【LOUD & METALLIC WEEK】METAL WEEKEND 第3弾~LOUDNESS <後編>

 

『METAL WEEKEND』の3日目の後半。
「Ares' Lament」の大合唱で感動した後は…

10_2♪ダカダカダカダカ…

20v_df♪ダカダカダカダカ…

30v_2♪ダカダカダカダカ…

40v♪ダカダカダカダカ…

50v_2「Dream Fantasy」!

66目の覚めるようなスピード・チューン!
コーラスの最後の「♪世界、Fantasy」のところが大スキ。

60_2「すさまじい」としか形容のしようがないギター・ソロ!
汗が!

65v続けても究極のスピード・チューン。
Go ahead,竜さん!

70v_es「Esper」久しぶり!

75圧倒的な「♪Esper」の絶叫!
3日連チャンでもビクともしない二井原さんのメタル・スロート。

95ベストの前身頃には「東北魂」のワッペン。

96とにかくホレボレするような高崎さんのギター・ソロがココでも大爆発!
90v_2高崎さんが全身全霊を傾けて弾いていると…

100ああ~!
二井原さんダメよ、ダメダメ!
アンプを勝手にイジっちゃマズイってば!
ちゃんと左手でマイクを背中に持って来ている。
二井原さんのマイクが1960の音を拾っちゃったらマズイからね。
ナンチャッテ…。

110v_2ココでメンバー紹介があって新しいアルバムに触れ、「ボクの大好きな曲です」と次のセクションへとコマを進めた。
すなわちココから数曲は『Rise to Groly』コーナーとなる。

130v当たって砕けて「Go for Btoke」。
「Go for Broke」といえば、数日前に『ベスト・キッド』のことを書いたでしょう?
一昨日、事務所に若い連中が来て、その辺りのことを話してビックリ。
4人とも全員が『ベスト・キッド』といえばジャッキー・チェンなのだそうだ。
だから当然「ダニエルさん」のことも「ミヤギさん」のことも知らない。
こうして古いモノがドンドン忘れ去れていくんですな~。
かといって若い人たちに古いモノすべてを吸収してもらうことも不可能だし…。
時の流れは残酷だ…どんなにいいモノでも容赦なく抹殺してしまう。
だからLOUDNESSには一日でも長く元気に活動を続けて頂きたいのだ。

120_gfb第1日目にも披露したアコースティックのシーンがそれに続いた。

140_uisl曲は「Until I See the Light」。
デューク・エリントンに「I'll Beginning to see the Light」という曲があるんですよ。
「光を見はじめて」→「光を見るまで」…名曲どうしでストーリーがつながりそうだ。

150v高崎さんの美しいアコースティック・ギター・プレイから…

160v_2後半のヘヴィ・パートへ。
やはりグリーンのPrime Signature。
ココから最後までこのギターとMarshallのコンビネーションで極上のギター・サウンドを炸裂させた。

170v梵鐘が2つ。
「The Sun will Rise Again」だ!

180_swra今日も「♪The sun will rise again」の絶叫が会場の隅々にまで響き渡る。

190v誰にも止められることのできない、まさに灼熱の太陽のようなパフォーマンス!

210そして4人がひとつになって本編を締めくくったのは「S.D.I.」。

240v

200v

260v

S41a6682この盛り上がり方は「クライマックスの権化」!230その様子をステージそでから見守るRiotのMike。

280こうして3日目の本編のプログラム全14曲を完走したのであった。
スゴい歓声だったナ~。

300_2そして、アンコールにはさっきとは反対にRiotのメンバーがLOUDNESSに合流した。
曲は「Crazy Nights」。

310さっきステージそでからLOUDNESSの演奏を観ていたMikeがはじめはステージ下手に陣取っていたのだが、高崎さんの横に移動して来た!
370_2まずはMikeのソロ。

340v「Akira!」

350_2高崎さんがそれを受けてバッチリとギター・ソロをキメてくれた!360vコチラは山下さんとDonのベース・チーム。

330ボーカル・パートは二井原さんとToddで分け合った。

380固い握手を交わすボーカルズ・チーム。

390こうして3日目のRiotとのダブル・ヘッドライナー・ショウも大歓声に包まれて終了した。
イベントはもう1日あったのだが、残念ながら私は先約があって不参加。
あんぱんさんが登壇し、元気な姿を見せてくれたと後に聞いてうれしくなった。
LOUDNESSは年末にまだお楽しみが残っているそうなので、それまで皆で楽しみに待つことにしよう!

410LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒-Official Website-

420<オマケ>
見て!
終演後の高崎さんのギター。
汗がしたたり落ちている!

430v <『METAL WEEKEND』のレポートはコレでおしまい。RED BULL主催『METAL MANIA』につづく>

 

200
(一部敬称略 2018年9月23日 ZEPP DIVERCITYにて撮影)

2018年10月18日 (木)

【LOUD & METALLIC WEEK】METAL WEEKEND 第3弾~LOUDNESS <前編>

 
ホラ、見てごらん…下のサインボード。
さすが世界のLOUDNESS。
「LOUDNESS/RIOT ダブル・ヘッドライナー・ショウ」って書いてあるしょ。
どんなことがあったって「ツーマン」なんてみっともない言葉を使ったりしない。
しつこいか…。
それにしても一体誰が「ツーマン」だなんてキテレツな言葉を最初に使い出したのだろうか?
きっと冗談のつもりで口にしたのがナニかの拍子で広まっちゃったんだろうね。

10私はこの日が『METAL WEEKEND』の最終日だったので、記念にメタっておいた。
どうだい、ジジインスタ映えするだろ?
30v会場のロビーには全日程を通してRock Beats Cancerでおなじみの「樋口宗孝がん研究基金」のブースが設置され多くの人が立ち寄っていた。

20さて、『METAL WEEKEND』第3日のダブル・ヘッドライナー・ショウもRIOTの熱演が終わりLOUDNESSの出番となる。
ステージ上手にはMarshall。

40そしてアンプはおなじみのJMP-1セット。

50vそして、高崎さんの今日の愛器たち。

55v実は、LOUDNESSはこの夏にドイツで開催された『Headbangers Open Air』において、昨日レポートしたRiotとヘッドライナーの座をシェアしている。
その共演を東京で再現したのが『METAL WEEKEND』の3日目のステージ。
LOUDNESSのステージは、『Headbangers Open Air』と同じ内容を演じた。
つまり『THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章』と『DISILLUSION~撃剣霊化』の初期のアルバムからの曲を中心としたセットリストだ。
…と来れば、デビルのバックドロップの出番だ。

60目ツブシが炸裂し、いよいよスタート!

70イヤ~、今日もいきなりアクセルとスロットルが全開した演者と観客!

80二井原実

90v高崎晃

100v山下昌良

110v西田竜一

120v1曲目は「In the Mirror」!

130_itm二井原さんは、チョット前にステージに上がったテンションをそのまま持ち込んだ。

140v3日目でも高崎さんのギター・ソロが容赦なく切り込んでくる!
ああ、今日もこの音、このプレイ!
シアワセだ~。

160vガンガン観客をアオる二井原さん。
もうRiotが温めておいてくれたからね~、客席は導火線のない爆弾のようだ。

165タイトル・チューン、「The Law of Devil's Land」。

170_lod「Black Wall」へと続く。

190_bwドクロを背にして弾きまくる高崎さん。
すべてのソロが真剣での斬り合いのようだ。
でも実際には映画やテレビのようにつばぜり合いをしたり、刀を振り回して派手にチャンチャンバラバラやるようなことはなかったらしいね。
刀は重いし、極度に緊張するしで、チョット動くとみんな疲れてヘロヘロになっちゃったとか…。
でも吉村昭の『桜田門外の変』なんかを読むと、あの事件の後、現場には鼻や耳や指の先がたくさん落ちていたらしい。
水戸藩士の士気は映画以上だったのだろう。
ちなみにその後始末は町民がしたらしい。
ヤダね、落ちている人の鼻をつまんでゴミ袋に入れる作業なんて…。地面の血を洗い去るのも相当大変だったようだ。

195v高崎さん、今日は珍しく何回もお立ち台に乗ってのプレイ。
普段あまり乗らないからね。
225コレも珍しいショット。
私は過去幾度となくLOUDNESSさんのステージの写真撮影をお任せ頂き、これまで万単位の写真を撮ってきた。
そのことを大きな誇りに思っているのだが、私の記憶ではこのフォーメーションで4人をフレームに収めた記憶がない。
もちろん何枚もこのシーンを撮ったんだけど、どれも気に入っている。200「凄まじい演奏と歌声で楽屋で凍り付いていました!」
Riotのことね。
「でもみんなの歓声に勇気を頂いて出てきました!
ドイツのフェス3日間の2日目に出たんですが、3枚目と4枚目を中心に演ってくれ…というリクエストが具体的にありました。
今日はそのなつかしい曲を中心に演ります。
その時代に青春を過ごした人は存分に楽しんで行ってください!そして、そうでない人もそれなりに楽しんで行ってください!」
という二井原さんのMCに続けて…
220『THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章』から「Sleepless Night」。

210v_snもうスゴイ汗!
熱演ぶりが伝わることと思う。

230vもうイッチョ『魔界典章』から「Speed」!

240_spこの曲のリフが何とも好きでしてね~。

150猛然とドライブするLOUDNESS!

250竜さん、今日も大熱演!
竜さんは今年3月の『Rise to Glory』のレコ発ツアーの時からだけど、考えてみるとスゴいレパートリーの数だよな~。
長い歴史と大きな実績のあるバンドをサポートするっていうのは大変ことだ。
フランク・ザッパのところなんかも、メンバーはツアーに出る前の半年間のリハーサルで200曲以上完全に暗譜させられたとか。

260今日は1日目に使用しなかったギターを使用している高崎さん。
どれを弾いても「世界の高崎サウンド」なんだけどね。

270ウワッ!こんな高崎さん、初めて見た!
白衣。

275当然、曲は「Crazy Doctor」。

276vココからは『DISILLUSION~撃剣霊化』のコーナーだ。

280v例の名ソロ・フレーズが3日目の『METAL WEEKEND』の空間に響き渡る。
一音一音に魂がこもっているようだ。

290vこんな鬼気迫ったお医者さんがいたらコワイって!

300竜さんのドラムスから「Milky Way」。

310v_mw白衣を脱いだ高崎さん。
またこの汗!
相当暑かったことでしょう。

320v「Ares' Lament」では照明が落とされ2つのミラー・ボールが幻想的な空間を演出。

330_alやっぱり名曲ですな。
どんなにハードな曲を演奏するバンドでも、いいチームのレパートリーには必ずバラードの名曲があるものだ。

340お客さんの大合唱を浴びながら前半が終了した。

360LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒-Official Website-

370 <3日目のレポートはつづく>

 

200
(一部敬称略 2018年9月23日 ZEPP DIVERCITYにて撮影)

2018年10月17日 (水)

【LOUD & METALLIC WEEK】METAL WEEKEND 第3弾~RIOT

 

Marshall Blogの【LOUD & METALLIC WEEK】はまだまだ続くよ~!
今日は『METAL WEEKEND』の3日目。
LOUDNESSとRIOTの出番だ。
ホラ、見てごらん、下のサインボード。
さすが世界のLOUDNESS。
「LOUDNESS/RIOT ダブル・ヘッドライナー・ショウ」って書いてあるしょ。
どんなことがあったって「ツーマン」なんてみっともない言葉を使ったりしない。
想像してもごらんなさいよ。
「METAL WEEKEND 第3弾 LOUDNESS/RIOT ツーマン」…ガクっと来ない?
LOUDNESSとRIOTの「ツーマン」だってサ!
いつも書いてるけどあんまりヒドイよ、この「ツーマン」とか「スリーマン」とかってのは。
いつかD_Driveが出演するイベントで9バンドが登場するということで「キューマン」ってのがあったけど、それは面白いじゃねーか。
そんなの「9バンド」って言えばいいんですよ。本当は「9バンズ」だけど、それはマァいいことにしよう。
「ハチマン」とかね…神社じゃん、それじゃ。
出演バンドがもっと増えるとどうなるか…「ジュウゴマン」、「ジュウロクマン」…ニューヨークまでの飛行機のエコノミー席料金かッ!?つーの!

10_2そう、RIOTはこの日のためだけに、はるばるニューヨークからやって来てくれたのだ。
それだけに気合いの入ったステージの造作がうれしい。
下手のMarshallの壁。40_2上手のMarshallの壁。
まるで神社の狛犬のようにステージの両側を陣取っている。
30_2知ってるでしょ?
神社の狛犬って左右で口の形が違うんだよ。
向かって右は口を開いて「あ」。
左が口を結んで「ん」。
五十音の始まりと終わりの文字を表しているのね。
つまり、ココにはすべて詰まっているというワケ…的な?
阿形(あぎょう)&吽形(うんぎょう)といって合わせて「阿吽(あうん)」…いずれにしても宇宙のすべてを包含しているという意味なのです。
Ki何が言いたいのかというと、「阿Marshall」と「吽Marshall」で、ココにロック・ギターのすべてが詰まっているということよ。

20_2Sunday I watched the riot…ホントはWednesdayなんだけどね。
ザッパ・ファンならニヤっとしてくれたことでしょう。
Riotのショウの始まりだ。
開演時間となり、場内に流れるSEに乗って表れたのは5体の着ぐるみの皆さん。

60_2手に物騒なモノを持って音楽に合わせて観客をアオるフクロウたち。

80_2フクロウじゃない?
エ、アザラシ?
ゴメンなさい!
調べてみるに「Johnny」という名前のマスコット・アザラシなのね?
正直に言いますが、私、Riotって全く存じ上げないのです。
でも、この着ぐるみの中には存じ上げている人がお2人入っています!ご苦労様です。
見てますか~?Marshall Blogに出て頂いていますよ~!

70_3そして、バンドが登場!

90_2ブォォォォォォっとCO2をカマす景気のいいオープニング!

100_2Todd Michael Hall

100vMike Flyntz

110v_2Nick Lee

120vDon Van Stavern

130vFrank Gilchriest

140v1曲目は「Victory」。
もう一度言っておきますが、私、Riotさんを全く存じ上げないので、以下はセットリストに毛が生えたようなレポートになってしまうこと、予めご容赦頂きたい。
写真は気に入ったのが撮れた。
全部ココに載せたいぐらい。
ということで、ファンの方には申し訳ないが、写真集をご覧になるつもりで画面をスクロールしてくだされ。

150_2「Fight of the Warrior」
スゲエ声!
何もココまで高い声を出す必要ななかろうに!と驚いちゃう。
でも驚いたのは声だけでなく、その若い頃のTodd Rundgrenのようなマスク。
さらに驚いたのは、この方、ファースト・ネームがToddだったのね⁈

160v「On Your Needs」

170vやっぱりこの光景だよね、ロックは!
使用しているヘッドはJCM800 2203。

180「Ride Hard Live Free」

190vNickも2203だった。

200スゴイ歓声!

210「Johnny's Back」

220_2「Outlaw」

230「Road Racin'」

240「ニュー・アルバムから」…と紹介したのは「Caught in the Witch's Eye」。

250vところどころに挟まれるツインリードが素晴らしい!
何でもこの2人は師弟関係だとか…。
一糸乱れぬアンサンブルの源はそこかな?

260「Angel Eyes」
Nickのアクションがあまりにも激しい!
最初から最後まで一時としてジッとしていない…コレは私の小学校の時の通信簿の先生のお言葉だ!

270vコーラスがまたスゴイのよ。
主にMikeがToddの歌にハモりをつけるんだけど、とても2人だけで歌っているようには聞こえない。
向こうのバンドはどんなタイプのロックでもハーモニーを取り入れるよね。
そこが日本のロックとの大きな違いだ。
こういうところにもロックのルーツが異なることが感じ取れる。

280竿チーム、3人揃い踏みも壮観だった。
430「Tokyo Rose」から…
420v…「Rock City」のメドレー。
私が中学の時分にリリースされたファースト・アルバムからのチョイス。
その頃私はプログレッシブ・ロックに興味が移っていたせいで残念ながら聴かなかったんだよね。
でもジャケットは知っていて、その時からJohnnyはフクロウだと思っていた。
290v「Angel's Thunder, Devil's Reign」もニューアルバムから。

300vコワモテのFrank。
終演後、少しおしゃべりをしたんだけど、実は物静かな人で、真剣にアメリカの楽器店の話をしていた。
ところでバスドラムが小さすぎね?
20インチ?まさかの18?

310「Bloodstreets」

320いよいよショウも後半!
「Take me Back」

340vまたニュー・アルバムから「Heart of Lion」。

350vToddが「次はニュー・アルバムから」と紹介する曲がどれもすごくいいんだよね~。
全曲初めての私には、多様性に富んだテイストの新曲の方が面白かった。
コレがそのニュー・アルバム『Armor of Light』。

Aor 終盤になっても暴れまくるNick。
終演後、Nickとも話をした。
こんな激しいステージでのアクションとは縁も所縁も感じられないおとなしい人だった。
当然Marshallの話になって、「今流行っているデジタル・アンプは使わないの?」とイジワルで尋ねたところ、「オイオイ、悪い冗談は止めてくれよ!」みたいな表情をして「オレは2203があれば他に何もいらないよ!」って!
加えて「Mikeも同じだよ」と言ってくれた。
このバンドは大丈夫だ!

360v本編最後の曲の前にDonからご挨拶。
手にしているのはテキーラだ。

370Don自ら説明したのはこのバックドロップ。

380ハハハ!
Donは右手に剣(sword)、左手にテキーラのボトルを持ってる!
トレード・マークなのね?

390vそして曲は「Swords and Tequila」!
「sword」は発音注意ね。
「スウォード」みたいに「w」を発音してはダメよ。
「サード」と「ソード」の中間みたいに読む。
「Throw Down the Sword」なんて名曲を知っている人は、年配かよっぽど熱心にロックを勉強している若い人。

400最後の最後まで緻密なギター・アンサンブルは見応え満点だった。

410アンコールはまず「Land of the Rising Sun」。
「日出る国」…

330ということで次の曲にLOUDNESS合流!

440さすがにスゴイ歓声だったな~。

450LOUDNESSからの参加は二井原さんと…

460山下さん!

465v曲は「Warrior」。

470LOUDNESSとRIOTは海外のフェスでも度々一緒になる仲良しバンド。
冒頭に書いたように、このLOUDNESSのイベントのためだけに来日してくれたのだ!

480そして最後にブッたまげた!
だってお客さんが大合唱なんだもん!
50_2曲は「Thundersteel」。
メンバー5人のテンションの高さがそのまま伝わってくるような熱演!

500v

510v

520v

530

540Donはまたテキーラでカンパイ!
Mikeも演奏中同じボトルを手に取ってグイっとやっていたけど、よくこんな強い酒をそのままグビグビできるな~。
やっぱり白人の臓器の強さは尋常ではない。

570一方、NickはYONA YONA。
おいしいもんね。
次回はMarshall Beerかな?
 
Marshall Beerの詳しい情報はコチラ⇒THE ROCK 'N' ROLL CRAFT BEER~Marshallのビール!

560爽快感あふれる充実したパフォーマンスだった!
やっぱりMarshallで奏でるロックはホンモノだ。

580RIOTの詳しい情報はコチラ⇒Official Web Site(英語版)

590<3日目のレポートはつづく>

 

200
(一部敬称略 2018年9月23日 ZEPP DIVERCITYにて撮影)

2018年10月16日 (火)

【LOUD & METALLIC WEEK】METAL WEEKEND~LOUDNESS World Tour 2018 RISE TO GLORY 凱旋公演 <後編>

  
『METAL WEEKEND』のイベントTシャツ。
やっぱり「METAL」と来ればこういうデザインになるってことよ。実績が作るイメージというのはとてつもなく強力なモノですな。
ヘッドの部分には「Metalheadz」と入っている。

92jmwf背面には参加バンドのロゴ・マークがあしらわれている。

92jmwr開演前の高崎さんの楽屋をパパラッチ!
はしたなくてスミマセン。
でも、見えちゃったんだもん…CODEが!
高崎さん、CODE25でウオーミングアップされているのです。

9img_7463 さて、『METAL WEEKEND』の初日、『LOUDNESS World Tour 2018 RISE TO GLORY 凱旋公演 』も後半に入る。
ステージにはアコギを提げた二井原さん。
「誰が長渕やねん。『乾杯』演ろうかと思ったけど、時間がなかったわ。明後日演ろうかな?」370要するにアコースティック・セットだわね。

375v高崎さんもアコギで加わって、曲は『Rise to Groly』から「Until I see the lIght」。

380アコースティック・パートからヘヴィ・パートへ。

390ココでもメロディを重視したギター・ソロがタップリ味わえる。
二井原さんの歌をそのままギターが引き継いでいるかのようだ。

0r4a9136 好きなんだ~「Kama Sutra」。
3+3+2のパートから…

400v_ksヘヴィなリフ・パートに入るところがトリハダものなのだ。

410タップリと盛り込まれたキメのひとつひとつが最高にカッコいい!

420vそして、そのままドラム・ソロへ!

430「竜」というよりドラムスの「鬼」と化す竜さん!
いつも通り普通にシェルを使ったソロから…

450vシンバルのソロへ。

460そして、スティックを投げ出し、拳で美しいブリリアント仕上げのシンバルたちをボッコボコにしちゃう。

S41a4691 お客さんとのコール&レスポンスもバッチリ!
竜さんの大熱演に大きな歓声が飛び交った!

470v竜さん以外のメンバーがステージに戻り、また『Rise to Groly』から強烈な一発をお見舞い!
490v「Massive Tornado」だ!
この二井原さんの「♪Massive tornado」のシャウトはスゴイな~。
殺人的だわ!
今からこんなに叫んでしまって向こう3日間大丈夫なのだろうか?…大丈夫なのだ!

480v_mtマッシヴなのは二井原さんのシャウトだけじゃないからね。
LOUDNESSが一丸となったマッシヴだから相当マッシヴだ。
この「massive」という言葉、初めて耳にしたのはダムのコンクリートについて勉強した時だったナァ。「RCD工法」って言ってね。

485場内が暗転してミラー・ボールが灯される。

500_raこのイントロ!
このメロディをCDで初めて聴いた時はチョット驚いたね。
一体ココからどう展開するんだ?って。
高崎さんの音楽的な柔軟性ってスゴイよ。

515ヘビーなスロー・チューン。
この曲も「So Lonely」と並んでLOUDNESSの叙情面をアッピールする代表曲になるのではなかろうか?

510vミラー・ボールが2つになり演出効果も抜群。
お客さん、ジ~ックリ聴いちゃってるもん。
コレいい曲だな~。
そして、あのイントロのメロディが効果的であることを確信する。

520最後のMCをはさんでいよいよ『METAL WEEKEND』の初日も最後のセクションに差しかかった。
イヤ~、それにしても皆さんよくノッていらっしゃる!

530_tlhココからは『Rise to Groly』から離れて、LOUDNESSスタンダードが連続する。
550まずは『Hurricane Eyes』から「This Lonely Heart」。

540このセクション、ヨーロッパの人たちの反応はどうだったのだろうか?
さぞかし盛り上がったんだろうな~。

590_cd_2続いて「Crazy Doctor」。

555定番中の定番。
何度接しても飽きないモノが定番だ。
つまり名曲中の名曲ということ。

595vおなじみのギター・ソロでも大きな歓声が上がった。
そんな、弾き始めに歓声が上がるギター・ソロなんてのは、日本には他にないんじゃないの?
名フレーズの証だ。

600そんな魅力的なフレーズはコレを使って練習しよう!
ちなみに表紙の高崎さんのお姿は私がお撮りしていおります。

92book さらに「In the Mirror」だ!

610v_itmコレもLOUDNESSスタンダードの人気上位をマークする曲。

620vZEPP DIVERCITYは興奮のるつぼ。熱気でお客さんが溶けちゃってる。
ヨーロッパでも客席はきっと同じ光景だったに違いない。
チェコの60℃の中でコレはタマらないぞ~!630_sdiそして、最後は「S.D.I.」!

680完全燃焼間近の4人!
まさに「ラウド」の宴!

670v

675v

650v

660v「8118」ロゴが刻印された緑のPrime Signature。
高崎さんはコレを15曲中、10曲で使用した。
いい音だった~。
どんなに爆音でもうるさくない。
640vエンディングではその爆音を出し続けたMarshallと格闘!

676そして、終了!
終わっちゃった~。

690アンコールはなし。
カッコいい。絶対カッコいい。
LOUDNESSが徹底的に演ってくれたんだもん、アンコールなんてなくていい。
ファンの皆さんもその辺りをよくわかっていて「アンコ~ル、アンコ~ル」なんてやらない。
そんなお客さんもカッコいいよ。
昔はそんなことしなかったよ。
まるでタチの悪いヨッパライが、看板後の飲み屋で「もうイッパイ飲ませろ!」とクダを巻いているようだ。
最近は客電が点いて、BGMが流れているのにいつまでも「アンコ~ル、アンコ~ル」ってやってるライブがあるでしょ。
よしゃいいのに、バンドもそれに応えて、予定外に追加で演奏したりするからみっともない。
アンコールが悪いって言っているんじゃありませんよ。
ヤッパリ演る方にステージマナーというモノがあるように、観る側にもエチケットというモノがあるんですよ。
もう少し観たかったらお友達を誘って次回のコンサートに行けばいい。
バンドもお客さんに「もう少し観たかった!」と思わせるように「寸止め」するべきだ。
いいコンサートはね、例え上演時間が短くても「楽しかったね、また来ようね」となるモノです。
そもそも最近のライブ・コンサートはどう考えても長すぎだって!
ツェッペリンやスプリングスティーンじゃないんだから…。
やっぱりブライアン・エプスタインは正しかったのだ。

700ってんで、またすぐ観たくなっちゃうLOUDNESS、まだ詳細は秘密だけど、年末にもナニかありそうなので乞うご期待!
 
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒-Official Website-

720明日も『METAL WEEKEND』だよ。
 

200
(一部敬称略 2018年9月21日 ZEPP DIVERCITYにて撮影)

2018年10月15日 (月)

【LOUD & METALLIC WEEK】METAL WEEKEND~LOUDNESS World Tour 2018 RISE TO GLORY 凱旋公演 <前編>

 
ラウドに行こうよ!ロックじゃないか!
9月の後半はLOUDNESSづくしだった。
下旬に開催されたLOUDNESSのイベント『METAL WEEKEND』が4日間!
そしてその翌週にはエナジー・ドリンクのRED BULLが主催した『METAL MANIA』というイベントに出演したのだ。
Marshall Blogでは『METAL WEEKEND』に2回と『METAL MANIA』の取材にお邪魔させて頂いた。
ってんで、Marshall Blogも負けじと、今日から『LOUD & METALLIC WEEK』と題してブっ続けでこのあたりのレポートを掲載する。
向こう1週間とチョット…Marshall Blogのラウドでメタルなウィークをお楽しみあれ!
 
まずは『METAL WEEKEND』。
先を急ぎたいのはヤマヤマだけど、いい機会なのでチョット「週末」について調べてみた。
よく外人とメールのやり取りとしていると、金曜日の最後の通信には「Have a great weekend!」とか「Enjoy your weekend!」なんて書いてその週の仕事を締めくくるんだけど…そもそも「週末」とはいつぞや?
金曜日と土曜日?
土曜と日曜?
でも、1週間の初めは日曜日なんだぜ。それで「週末は」おがしくね?
あ、昨日、山形の人と一緒だったのでうつっちゃった。山形弁は実にチャーミングである。
そもそも、明治に入るまで、日本にはこの「曜日」という感覚はなくて、文明開化によって西洋から輸入されたモノなのね。
するとそういうモノには宗教が絡んできて話が長くなるし、ボロが出るのでカット。
ただひとつとてもオモシロい話を発見したので、それについて触れておくことにするね。
この「weekend」という言葉。
日本では何の抵抗も疑いもなく「週末」という風に訳されるけど、コレは誤訳なんだそうですよ。
確かに「end」は「おしまい」という意味だけど、「ハジッコ」という意味もあるでしょ?
ギタリストには「ボールエンド」とか「エンドピン」なんて言葉でおなじみのアレね。
それで「週末」ということを忘れて考えてみると、週の始まりは日曜日、そして終わりは土曜日…コレ両方とも週のハジッコにでしょ?
だから「weekend」は「週端」と訳すべきであって、「週の終わりがいつ」ということには関係なく、結果的に「日曜と土曜」が「weekend」だというワケ。
でも、コレは伝統的な話。
現在ではヨーロッパは月曜日を週の始まりとしているので、この解釈で「weekend」というと「月曜日と日曜日」がお休みになっちゃう。
「情けは人のためならず」みたいに、言葉の意味というモノはこうして変わっていくんですな。
 
4日間にわたって開催された『METAL WEEKEND』…初日はLOUDNESSの単独公演となった。

10今年1月に発表したアルバム『RISE TO GLORY』を引っ提げての夏のヨーロッパ・ツアーの凱旋コンサートだ。

20cdステージにはMarshallフルスタックの壁!

40アンプ陣はMarshallのプリアンプJMP-1を組み込んだいつものラック・システム。
世界がうらやむ「高崎サウンド」の製造元。

50v今回の足元のようす。

60そしてステージのそでにセットされた出番を待つ愛器たち。
コレでロックの準備は万端!

70『RISE TO GLORY』の冒頭に収録されている「8118」が場内に流れる中、メンバーが登場した。

80高崎晃

90v二井原実

110v山下昌良

120v西田竜一

130v「8118」からアルバム通りそのままリード・チューンの「Soul on Fire」に突入。
モノスゴイ歓声!
お客さんがみんなうれしそうにニコニコしてるんだよね。
え?ファインダーを覗きながら私もニコニコしてるって?
そりゃそうよ、LOUDNESSだもの!
この音、曲、雰囲気に囲まれてゴキゲンじゃないロック好きなんてこの世にいなかろうて。

140高崎さんの背後にはMarshallの壁。
やっぱりMarshallがよく似合う!
今日は珍しくサングラスをかけての登場だ。

100今日も冒頭からハイ・テンションの二井原さん。

150v二井原さんの背面には竜。後にはホンモノの竜さんがいるんだけどね。
そして「SOUL ON FIRE」!

115v燃えたぎるソロをタップリと盛り込んで、これから4日間にわたる『METAL WEEKEND』の1曲目が終了した。

160そして、ココもアルバム通りに「I'm Still Alive」をつなげた。

287 まずは新しいレパートリーに会場は大盛り上がりだ。

170「ラウドネスです!どーも!
『METAL WEEKEND』という乱暴な企画です…4連チャンです!」
4連チャンはスゴイ。
しかも、そこら辺のJ-POPみたいな軟弱な歌じゃないからね~。
二井原さんは鉄人だ。
「今日はヨーロッパでやったライブをそのまま皆さんにお届けするという企画です。いいですか~、トーキョー!」
おお~、東京にいながらにしてヨーロピアン・ラウドネス!
コレはタマりませんな。
このLOUDNESSの激演がどういう風にヨーロッパの人たちに響いたのか想像しながら聴くのが楽しい。
そういう時って絶対に自慢している気分になるんだよね。
だってLOUDNESSなんだもん!

180二井原さんのご挨拶の後は…

190_cnいきなり「Crazy Nights」!

200vさっそく…ヨーロッパの人たちもこの展開に興奮しただろうナァ~。

210v続けてもLOUDNESSスタンダード「Like Hell」。

230vこの重厚なリズム・セクション!
鋼鉄なんて形容では追いつかない。
まるでタングステンだ。

240vタングステンは全元素の中で最も比重が大きいと言われるオスミウム級の金属で、その比重は19.3!
一般的な鉄の比重が8なのでその倍をはるかに超える。
水の重さの約20倍ですからね。
タングステンはたった3.8cmの立法体で1kgもあるんだって!
ホンモノのヘヴィ・メタルだ。
その重さを利用してF1マシンのバランスを取るための重りに使われるのだそうだ。
まさにそんなタングステンのようなベースとドラムのアンサンブルだ。

250vお客さんの「♪Like Hell」の大合唱に呼応するかような炎のギター・ソロ。
そう、クリスチャンにとっての「地獄」は「炎」なのだ。

255vもう1曲、スタンダード・ナンバー。
久しぶりじゃない?
「Heavy Chains」、大好きな曲。

260_hc多分日本で最も重く激しく美しいトリプレット・チューン。
私はこういう曲にLOUDNESSの「日本人離れテイスト」を感じるんだよね。
280v最もカッコよかった時代の西洋のロックに薫陶を受けたことの賜物だ。
今の若いバンドさんたちはいいお手本がなくて気の毒だ。

270鐘の音が2つ…「The Sun Will Rise Again」だ!
コレね~、カリヨンなんかではなく、梵鐘の音色っていうのがいいんですよ。
でも、すごく曲にマッチしていると思わない?
この曲を知らないヨーロッパ人がこの梵鐘の音を耳にしてこんなドハードな曲が始まったらどう印象を受けるんだろう?
興奮していてそれどころじゃないか?

290_swr前アルバムからのタイトル&リード・チューン。

300v時折Marshallの壁に背中を寄せる高崎さん。
そんなシャッター・チャンスは逃しません。
コレがロック・ギタリストの正しい風景だ。
それにしてもこのギターの音!
フォトグラファー特権でナマの「高崎音」をタップリ頂戴しております。

310水を打ったような静かな客席に向かって放つ「♪The Sun Will~」…もうこんなスゴいカデンツァは日本人では二井原さん以外には不可能でしょう。
350「こんなもんでカンベンしといたろか?」って感じ?
二井原さんの声に負けないぐらいの大きな歓声!

320v_2今回のツアーは3週間で10本というツアーで移動が大変だったとか。
陸路で一日800kmの移動なんてのがあったらしい。
日本換算で東京から広島までの距離…それを聞いただけで腰が痛い。
移動して次の日が演奏ということもあるが、移動したその日に演奏などということもあるのだそう。
ステージでは疲れた顔なんて絶対に見せられないからね~。
大変な仕事ですよ。
「療養中のアンパンさんに代わってそのツアーに参加してくれたドラマー」と、改めて竜さんを紹介。
竜さんは初めてのヨーロッパ・ツアーでチェコでデビューされたそうだ。
20,000人ぐらいの会場で気温が60℃ぐらいあったとか…60℃は冗談だけど、相当暑かったんでしょうね。
日本もヒドかったけど、今年のヨーロッパの気候はメチャクチャだったらしい。
イギリスのMarshallの連中も暑さにヒーヒー言っていた。
だって、事務所にエアコンが付いていないのよ。

Z3 『Rise to Groly』に戻って「Go for Broke」。

330_gfbハードロックのお手本のようなリフ・チューン。
展開部が実にゴージャスだ。

340vサビの「♪We can break out, break out and go for broke」がメッチャ印象的なんだ。
どんなに間違えても、今風メタルのサビのような惨事にはならない。
 
ところで、この「go for break」という表現。
「当たって砕けろ!」という意味。
第二次世界大戦中、士官を除き、日系人だけで編成されてドイツ軍と戦った第442連隊戦闘団(442nd Regimental Combat Team)のスローガンが「Go for broke!」だった。
この部隊の死傷率は314%だったという。
第二次世界大戦のアメリカ兵の死傷率は1.8%。100人のうち2人弱が命を落としたことになる。
対して日本兵はケタ違いの26%。
死傷率が314%とはどういうことか…。
例えば100人の部隊が全滅して兵の補充をしなければ死傷率は100%となる。コレが314%ということは、442部隊の兵隊が全員死んで兵を補充して、3回以上入れ替わっているということ。
敵性国民としてアメリカ人に散々イジめられた日系人が見返してやろうと「大和魂」を見せた結果だろう。
この442部隊は結果、アメリカ合衆国史上最も多くの勲章を受けた部隊として知られていて、1951年に「Go for Break(邦題:二世舞台)」というタイトルで映画化もされている。
『ベストキッド』の「ミヤギさん」もこの第442連隊戦闘団の出身という設定だというので、DVDを観て実際に調べてみた。
在米日系人の強制収容所で医者が面倒を看なかったことによって奥さんと生まれてくるお腹の赤ちゃんを失くしたミヤギさんが偲んで酒を飲み、ヘベレケになっているシーン。
ちょうどダニエルさんがミヤギさんを訪ねてくると、上官に戦果を報告する追想の芝居をしてこういう。
「I kill many Jerry German, Sir!」
「Jerry」というのはイギリス英語で「ドイツ兵」のこと。
「442nd」という言葉自体は出て来ないが、多分コレがその「442部隊出身」ということを仄めかしているのだろう。
コレを確認するのに映画1本を観てしまった!だからマーブロ書きは時間がかかるのだ。
せっかくなので、脱線ついでにひとつ気が付いたことを書いておくと、ダニエルさんが引っ越して来て盆栽に初めて触るシーン。
お母さんが「コレはナニ?」とダニエルさんに訊くと「Baby tree」と答える。
するとミヤギさんは「ボンサイ」と正しい名称を教える。
ダニエルさんは初めて耳にする単語なので「バンザイ」と言い直すが、ミヤギさんはそれを聞いてイヤな顔をして「ボンサイ」ともう一度教える。
ミヤギさんは「バンザイ」という言葉がキライなのだ。
もちろんサイパンの「Banzai Cliff」のように犬死した日本人を慮ってのことだ。
不思議でしょ?
戦争が大好きな国がこういう映画にそういうシーンを盛り込んでくるんだから。
また、こういう緻密なシーケンスが盛り込んであるのでこの映画は面白いんです。
要するに脚本がよく書けているということ。
余計なことだけど、「go broke」だと「一文無しになる」という意味なので気を付けて!

295このギター・ソロ!
まるでよい脚本の映画のようにドラマチックだ。
「Crazy Doctor」なんかもそうだけど、一度聞けば口ずさめるようなメロディから泣く子もダマるハードなプレイへとつなげる…このコントラストが高崎さんならではなんだよね。
プレイに良質な「歌」があるの。

355濃密なパフォーマンスで前半の最後に到達。

356右手を高々と上げて当たって砕けた二井原さん。
おお~!竜と竜さんのユニゾン!

365vLOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒-Official Website-

730<後編>につづく 

200
(一部敬称略 2018年9月21日 ZEPP DIVERCITYにて撮影)

2018年10月11日 (木)

THE GOOD-BYE ANNIVERSARY CONCERT~35周年はじめちゃいます~

 
お客さんが長い入場の列を作っているのは中野サンプラザ。
2024年前後には解体することがとうとうキマったんだってね。
築45年だって。
一体何回外タレのコンサートに来たかナァ。
今は無き新宿厚生年金会館と合わせれば私の青春の30ページ以上になっていると思う。

10まだまだ全然キレイじゃない?
地震が皆無とは言え、19世紀につくられた劇場を今でも大切に使っているロンドンあたりの事情を見て知っているコッチとしては、「ナンだって何でもブッ壊しちゃうのよ!」とハラ立たしく思ったりもするが、中野サンプラザは大赤字なんだって。
何でも借入金が44億円あって、現在の純利益は2.2億円。で、コレをあと15年継続させるには32億円の費用がかかるそうだ。
このホールのキャパは2,200席。
今となってはZeppやBLITZのような大型のライブハウスが林立して、それ以上になると万単位のアリーナかフェス。
コンサートの在り方も45年のウチにだいぶ変わっちゃったからね。
色々と複合的な事情があるんでしょう。

20開場の時間となり、自分の席へと向かうお客さん。
「どんな席かナァ?」なんてね、心ときめかせたものですよ。
私はこの業界に入ってこの感激を完全に失った。
いつも楽屋口から入れてもらうからね。
Marshall Blogの取材なんかだと、そもそも席もないのが普通だし、カメラを提げて動き回るので、席をご用意頂いても意味がない。

30スゲエ人!
そんなワクワク感でお越し頂いたのはTHE GOOD-BYEのコンサ―ト。
1983年デビューだからして、今年で35周年となるのだ。
その記念すべき年のキックオフがこのコンサート。
いいね~、ファンの皆さん。今年1年楽しみで!

40The Beach Boysの「Good Vibrations」に乗ってステージに現れたのは…
 
曾我泰久

50v衛藤浩一

60vそして、野村義男さんの3人に加えて…
当時のTHE GOOD-BYEのサポート・キーボーズ・プレイヤー、小野澤篤。

70v和佐田達彦80v 和佐田さんはEDEN。
WT-800とD410XSTが2台というお気に入りの組み合わせ。

90ステージ下手を固めるsourcesの面々。

100野津永恒

110v加賀谷綾太郎

120v日髙隼人

130v鍬田修一
…という35周年イヤーの冒頭を飾る豪華な布陣。

140v ヤッチンの背後に控えしは…

150Marshall~!
JVM410Hと1960Aのハーフ・スタック。

160v 今日もゴキゲンなギター・サウンドで始まったのは「You惑 May惑」。

170「にくめないのがニクいのサ」、「1999」…180v 「Midnght Train」、「涙のティーンエイジブルース」。

190ナント、アタマ5曲ブっ続け!
しかも人気曲で固めちゃった…密度濃し!
ステージに向かってスゴイ歓声が浴びせられる。

200v冒頭から5曲も連続して演ることなどなかったそうで…
「往年の曲をすごくたくさん連れて来ました。最初の5曲ぐらい演らないと演りきれません。
最後まで目一杯楽しんで帰ってください」
270v「ペパーミント・パティ― Telephone」…

220「TWO NIGHTS」

230v「8月31日、月末の金曜日のお忙しい時間にありがとうございます!ワザワザお休みを取って来てくださった方々はあらゆる手段を使って頂いたことと思います。
明日から35周年目に入ります。
デビューした時は35周年を迎えられるだなんて思ってもいませんでした」
「明日から35周年」…じゃ、翌日にコンサートを開けばヨカッタのに!と思うのが人情でしょう?
すると…
「実は明日の9月1日はベンチャーズにこの会場を取られちゃっていたんですよ!」
残念!
ま、ベンチャーズなら仕方ない。
72回目のご来日だったそうです。

240vココでバンド・メンバーを紹介。
「どうにもナマにこだわりたい。ナマでTHE GOOD-BYEを再生したい」という希望で。ヤッチンのソロ活動でご一緒されている和佐田さんにご出演を依頼したのだが、一旦は断られたのだそうだ。
最終的にはこうしてステージに立った和佐田さんだが、この日、加賀さんの墓参をし、残っていた最後の加賀さんの弦を張って臨んだそうだ。

S41a02041984年のファースト・アルバム『HELLO THE GOOD-BYE』から3曲。
「イマジネーション・ブルー」、「Shock Me」…

250vそして「想い出のロングバケーション」。

260v_10B面の曲順通りに演奏。
このアルバム、amazonでスゴイ値段になってます。

9hgTHE GOOD-BYEの「秘密兵器」とか「隠し玉」とか紹介されて衛藤さんのコーナーに突入。
衛藤さん目立ってて別に秘密でも隠れているワケでもないような気がしますが、とにかく「花のお江戸は花盛り」!

S41a0306 イヨ~、風流だったわ~!
290v「新しいアルバムには必ず収録されるだろう」という自信作「LOVE」。

280v実は「LOVE」は3年前のコンサートでも披露していた。
そして次は誰にも聞かせたことがないという「宇宙初公開」の曲「今を生きよう」。
大人のラブソングということだが、新しいアルバムの断片が着々と作られているようだ。
ファンの皆さん、楽しみですね~!

S41a0419 舞台は様子を変えてアコースティックのコーナーに。
「Don't Make Me Blue」…

300v「僕色に染めて」から「Hey, Girl!」。

320vそして「Going Home」へとつなげた。

330ショウはいよいよ後半に移る。

340vお揃いのジャケットに着替えたTHE GOOD-BYEの面々。

350v「Another World」からの~!

360ヤッチンのアコギ・ソロ!

370丸っきりアコギ1本!

380v力強いストラミングで満員の会場を魅了した!
カッコよかった!

390次回はMarshallのアコースティックギター・アンプAS100Dを使って是非!
音のパンチ力がラインとはゼンゼン違いますから!

9as2後半はスゴかったね~。
冒頭の5曲連続に呼応するかのように、本編の最後を9曲ほぼつなげて演奏した!
「Presentにはハムスター」、「白夜のREVOLUTION」…

400「浪漫幻夢」、「アカン Be Love」…

410vお客さんへの質問コーナーも盛り上がったよ~!
「女性の方、自分を女性だと思ってる方?」
「今日はチラチラお見かけしますね~、男性の方?」
「35周年になるTHE GOOD-BYEを今日初めて観た方?」
「何十年かぶりに駆けつけてくれた方?」
「THE GOOD-BYEと再会してから5割以上の確率でライブに来てるぞ!という方?」
「人には言えない理由をつけて私はココにやって来たという方?」
「親戚に不幸ができた、ママ友の集まりがあると理由をつけて来た方?」
細かいな~。
「海外から来てくれた方?」
コレがいらっしゃったのよ。
「ドラム、うるさいな~。もうチョット大人しくしてて!」
そんな!
「デビュー・コンサートのよみうりランドEASTに来てくれた方?」
「京都の円山公園のコンサートに来てくれた方?」
「やっぱりギター・アンプはMarshallに限ると思っている方?」
コレはウソです。ヤッチン、言ってない。
「毎日Marshall Blogを読んでいる方?」
ココの反応が一番大きかったな…ウソこけ!
「35周年とは言わず、私は死ぬまでTHE GOOD-BYEを応援するという方」

440vイヤ~、盛り上がりましたね~!

420まだ曲は続く。
「Go to the ぱらだいす」、「祭り気分でTake a Chance」…

450「悲しきRadio Girl」から…

460本編の最後を締めくくったのはヤッチンのソロ・コンサートでもおなじみ「YES! YES!! YES!!!」
タオルの準備はいいかな~?

470ホイッ!

480ホイッ!

490ホイッ!
3カ所で撮った!

500もう後は突っ走るだけ!

510v大歓声に包まれて本編を終了したのであった!

520アンコールは2回。
まずは「Forever friends」と「昨日まではFunky boy」。

530v2回目は「Hong Kong Blues」と「赤いポルシェ」から…

540vヤッチンの「♪It's my life」の声が耳に残る「TAKE OFF」ですべてのプログラムを終了した。
3時間半という長丁場だけど、曲がいいから飽きないね。
とても素晴らしいショウだった!
35周年おめでとうございます!

ヤッチン、またお正月楽しみにしています!
 
曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com

560v

200
(一部敬称略 2018年8月31日 中野サンプラザホールにて撮影)

2018年10月10日 (水)

Yuki Plays ORIGIN


今日はD_DriveのYukiちゃんのソロ活動のレポート。
「ソロ活動」ったって、D_Driveと並行して何かやってるワケじゃないけどね。
いわゆる「ショクナイ」っていうヤツ。
D_Driveあってのyukiちゃんだし、D_Driveは4人でD_Driveだからして。
そして、その傍らにはいつでもMarshall!

10v場所は汐留のコンラッド・ホテル東京。
このホテルって確か受付がスゲエ上の階なんだよね。
大分前にアメリカから来た取引先の人と受付で待ち合わせしようとしてビックリした記憶がある。
調べて見たら正解。
28階だった。
しかし、この辺りも築地市場がなくなっちゃって様子が変わったろうね。
まだそうでもないか?
近くには浜離宮恩賜庭園があるわね。
アソコって元は甲府藩の下屋敷の庭だったというのだから驚く。
アレで下屋敷?そしたら上屋敷はどうなっちゃうの?
ま、甲斐甲府藩は三代将軍家光の三男である綱重が藩主を務めた有力チームだったからね。
綱重が正室を娶る直前に身分の低い女中に産ませた子供が、紆余曲折を経て徳川宗家に入り、六代将軍となった。徳川家宣である。

Chtさて、今日のYukiちゃんの舞台は1階の大きなバンケット・ルーム。

20お手伝いするのはコイツ…ORIGIN50C。
ORIGINシリーズの50Wコンボね。

30おかげさまでORIGINが大好評ですよ。
人様のアンプの音を出すこともできない、いまだに真空管で稼働させる「起源」という名前の通りの原始的なモデルだけど、「こういうモノが『ギター・アンプ』ってヤツなんじゃないスか?」というMarshallからの改めての問いかけに賛同の答えを頂いたかのような反応なのだ。
ありがとうございます、ありがとうございます…と新小岩の名トンカツ店、「竹家」の女将さんのように感謝の心を込めて「ありがとうございます」を2回言いたくなるような気持なのです。

10今日はYukiちゃんがそのORIGINとタッグを組んでくれた。
実はYukiちゃん、この日がORIGIN初体験!

90r4a1112 現場のようす。
研究会というか、研修会というか、その後の会食の場ですね。
お客様は日本を代表する一流企業のIT部門のトップの方々。
Yukiちゃんが主催社の方に「どういうお客様がお見えになるのですか?」と問うた答えが「極めてエクゼキュティブな方々です」。
「極めてエクゼキュティブな方々」…何ともヘヴィな表現。緊張するじゃんね~。
私が緊張する必要はナニもないんだけど。
かつては「マグロの解体ショウ」なんかも企画されたことがあったらしいが、今日は「Yukiちゃん+Marshall」でお楽しみ頂きます。
要するに「余興」というヤツ。
ビックリしたのは、主催スタッフのボスが20年ぐらい前に仕事でご一緒させて頂いた方だったのよ!
ズッ~とお会いしていなくて、昔話しに花が咲きましたわ。
やっぱり同じことを長年やっていると、こんな私でも少しは顔が広くなるってもんです。

40バッキングトラックを使っての演奏。

50v1曲目は例のXperiaの「Voices」。
コレはリクエストによるチョイス。

60さすがYukiちゃん!
ORIGIN初体験ながらバッチリ使いこなしてる!

70この曲はクリーン・トーンも多用するからね。ORIGINの太いクリーン・トーンがベスト・マッチするわい。

80v「皆さん、こんばんは!D_DriveのYukiで~す!」
MCもお手のモノなことは先刻承知。

90「次の曲はジェフ・ベックの『Led Boots』という曲です」
とアナウンスすると、客席からは「オオ~!」という歓声が上がった。
「フッフッフッ⤵…世代ですか⤴?」というYukiちゃんのクールなコメントが妙に面白かった。

100v…ってんで「Led Boots」。
このバッキング・トラックは私が用意したモノ。
昔、Marshallのクリニックでよく使ったんだ。

110v皆さん喜んでいらっしゃいます。

120本人も事前に少し心配していたんだけど、サビのところで少しはリズムが突っかかるかと思ったけどゼンゼン問題なし。
立て板に水の「Led Boots」でした。
だからこのドヤ顔!
Yukiちゃんのメガデスは見たことあるけど、ジェフ・ベックは初めて見た。

130v「最後の曲です」
「エエ~!」
YukiちゃんはD_Driveの説明をした上で次の曲を紹介した。

140vD_Driveのキラー・チューン「Cassis Orange」。

160v地球7周半分移動して弾き慣れた曲だけに鬼気迫る演奏だ!

170客席の雰囲気を見て取って即座にお客様をアオるYukiちゃん。

150vご本人も存外にノリノリでございます。

180v「皆さん、ありがとうございました!」
スゲエ拍手と歓声!
Yukiちゃんもいい仕事だったけどORIGINもヨカッタ!
ハイ、それでは今日のお仕事終わり~…ではない。

190舞台にズラリと並べられた豪華景品。
そうね、こういう会合はやはりクジ引きがないと寂しい。
ビンゴじゃ時間もかかるし、一発勝負のクジ引きがいいね。

200当然、クジ弾きガールはYukiちゃん。
残業ごくろうさまです。

220「コレ当たりましたよ~!」

230まず最初の景品はYukiちゃんの実家で採れたシャイン・マスカット!
私、時々家内から「バカじゃないの?」とあきれ返られてしまうことがあるんだけど、コレもそう。
恥ずかしながら「社員マスカット」かと思っていたの。
社員の皆さんが手塩にかけて育てたブドウだと思うじゃんよ!
そしたら「Shine」だって!
ジョージ・デュークか?ピンク・フロイドか?
はたまたジャック・トランスか?…「All work and no play makes Jack a dull boy」ってね。
コレがわからない人はキューブリックの映画を観てください。
 
アレ?「長野県産」って書いてある。
Yukiちゃんのウチのブドウではありませんでした!
何だよ~!と怒りながらジョン・スタインベックが言ったとか、言わないとか…。

210ご当選者に目録をプレゼント。

240そして記念撮影。
モザイクかけて記念撮影もヘンだけど…一応。
「極めてエクゼキュティブ」な方に失礼があってはならないからね。
社員マスカットご獲得、おめでとうございます!

250「バイバ~イ!」
任務完了。

260v今日もMarshallの魅力をバッチリ引き出してくれたYukiちゃんでした。

270vさて、D_Drive。
今週末の末のご予定;
12日(金):居酒屋でぃ~どらいぶ @本八幡 Route14
13日(土):月夜の演奏旅客団2018 @厚木 Thunder Snake
です。
そして翌週;
19日(金):楽器フェア @東京ビッグサイト⇒18:00からヤマハミュージックジャパンのブースにてMarshallのデモ他。
さらに…
24日(水):単独公演 @十三 GABU⇒先日の台風によるナミダナミダの振替公演。
 
相変わらず忙しいD_Drive…みんな、応援してね!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEBSITE

90r4a9626

 

200_2 
(一部敬称略 2018年9月5日 汐留コンラッド・ホテル東京にて撮影)

2018年10月 9日 (火)

座・犬神サアカス團~鬼畜暗黒編&悲哀叙情編

 
今年もやってきました、南青山のおしゃれな犬神サアカス團、『座・犬神サアカス團』。
座ってユックリ犬神さんを鑑賞しようてぇ企画。
しかし、あの青山ベルコモンズの跡地はなかなか建物ができないネェ。
遺跡でも出ちゃったのかね?
あの遺跡というのは、出て来ちゃったら発掘する義務があり、その費用はお施主さんが負担しなければならないという話を聞いたことがある。
そんな、工事は遅れるは、金はかかるわで、タマったもんじゃないから、縄文土器だろうが、徳川家康の遺骨だろうが、出て来ると即座に埋め戻して無かったことにしちゃうとか…。
ま、世の中ってのはそんなもんだ。
学問ではハラが膨れない。

10_2今回もこの日だけの特別メニューが用意された。

30v物販も新しいアイテムが仲間入り。
こういうビニールのバッグ、プールや海は必ずコレだったよね。ナンでだったんだろう?
あと、デパートの店員さんはこういう透明のビニール・バッグに財布とかを入れさせられてお昼休憩に出かけるよね。
やっぱりお店の物を持ち出しちゃう不道徳な輩がいるのかね?
自分の勤め先の売り物を盗んでいて会社が潰れでもしたら元も子もないジャンね。

40ステージは上手にMarshall ASTORIA CUSTOM。
去年は緑のASTORIA CLASSICだった…私が間違えて持って行っちゃったんだけど…。50下手のベース・アンプはEDENのTerra Nova TN501とスピーカー・キャビネットD410XST。

60v今日のNATALはウォルナット。

70クルミね。
すんばらしい音だわ。

80昨年の『座』はマチネーとソワレに分けた2回興行だったが、今回はヘヴィな曲中心の「鬼畜暗黒編」とバラードをフィーチュアした「悲哀叙情編」の2部制となった。
スクリーミング・ジェイ・ホーキンスの「I Put a Spell on You」に導かれて登場。
オープ二ングは2000年の『蛇神姫』から「鬼畜」。

90犬神凶子

90v犬神情次2号

100v犬神ジン
370v_kh犬神明120v「こんばんは。犬神サアカス團です。
今回は2部に分けて、第1部が『鬼畜暗黒編』なので『鬼畜』から演ってみた次第です。
みんないつもよりオシャレして来ていると聞きました。ココはご飯もおいしいので食べたり、飲んだり最後まで楽しんで行ってください!」
そう、浴衣姿の犬っ子さんが多かった。

130v_mc『形而上のエロス』から「海の底」。

140_us犬っ子さんたちにはおなじみなのかも知れないが、私はコレが初めてかな~?

150v続けて「大地に死す」。

160_ds♪ドンドンパッ、ドンドンパッって…こんな曲あったのッ?
2001年の『暗黒残酷物語』からか…コレも初めて聴いた。

170ジョニーちゃんのギター・ソロにも気合いが入る!

180v『暗黒残酷物語』で思い出した。
昔さ、ヤコペッティというイタリアの映画監督がいて、『世界残酷物語』とか『残酷大陸』とか『大残酷』とか、「残酷」シリーズみたいな映画が流行った時期があったんだよね。
「モア」という曲(Earthshakerじゃないよ)の美しいことこの上ないメロディをを知っている人は多いと思うけど、この曲は『世界残酷物語』の主題歌だから。
マァ、「残酷」ったって、今ならYouTubeにアップしても誰も興味を示さないような、世界の野蛮な奇習を集めた陳腐なドキュメンタリー映画なワケ。
中学生の時に『ヤコペッティの大残酷』なんてのを実際に観に行ったけど面白くも何ともなかったナァ。
下のチラシにある通り日比谷映画でかかっていたんだよね。懐かしいナ、このチラシ。
日比谷映画といえば、有楽座やスカラ座等、有名な映画館が立ち並ぶ日本の映画文化のメッカ、有楽町(日比谷)の中にあって、一番話題となる作品がロードショウ公開させる一流の映画館だったからね…
「残酷」の人気のほどがうかがえるってもんだ。

Dz でコレ…今になって原題を調べるてみると「Monde cane」とか「Mondo candido」とか「La Donna nel mondo」とか、「mondo」という単語が使われている。
いわゆる「モンド映画」っていうヤツね。
「猟奇系ドキュメンタリー映画」と形容されるらしいんだけど、そもそもこの「mondo」というのはイタリア語で「世界」という意味だから。
一体どうして「残酷」になっちゃったのかというと、このシリーズの最初の作品『世界残酷物語』が公開されるチョット前に大島渚の『青春残酷物語』がヒットしたので、映画会社の宣伝マンがそれをそのまま頂いちゃったんだって!
私が中学生ぐらいの時は「愛と青春の〇×」だった。それと同じ。
ヒドイ話だよナァ。
本当に日本人ってのはこういうことに関しては、先進国の中で最も民度が低いと思うわ。
でも、この映画の方も「ドキュメンタリー」を謳っておきながら内容はかなりヤラセといういい加減なシロモノだったらしい。
だからその程度の邦題でちょうどいいのかも知れない。
 
この曲、こんなフリつきなんだもん!楽しいじゃんね、コレ。
いつも演ればいいのに!

190_2「今日の第一部は『鬼畜暗黒編』なんですけど、意外に選曲が難しかった。入れたい曲がイッパイあったんです。明兄さんが選んでくれたんです」
「そうだねぇ。
確かに演りたい曲がイッパイあったんだけど、もう『コレだ~!』ってキメちゃったね。今日演らない曲は来年に持ち越そう!」

200_mc次の曲はビザール。

210_bzコレも普段演らない曲だよね。

220v「ビザール」か…。
「Bizarre」と言えば、犬神さんには申し訳ないけど、もう私にはコレしかない。
1967年にフランク・ザッパがVerveレコード傘下で興したレコード・レーベル。

Bizarre初期のフランク・ザッパのアルバムはBIZARREレーベルからリリースされているので、ウチにはBIZZAREの名盤がたくさんあるんだけど、その中でこの1枚はチョットした思い出がある。
といってもごく単純な話で、このアルバムはそのBIZZAREのサンプラー、今で言うコンピレーション・アルバムで、40年近く前はなかなか中古レコード店に出て来なかった。
ものすごくマニアックな店でタマに見かけても、たいてい10,000円の値段がついていて、貧乏な学生にはとても手が出るシロモノではなかった。
しかも、収録されているお目当てのザッパの音源はすでに持っているモノだったしね。
でもジャケットがカッコよくてどうしても欲しかった。
結局、何年も経ってからジャケットの汚れで安くなっている盤を発見して、即買ったのが下のヤツ。
うれしかったな~。
いくらで買ったのかは覚えていないが、1万円にはほど遠い値札が付いていたように思う。
ジャケット違いの盤があるのも知っているけど、コレがあれば別に欲しくはない。
しかしですね~、今またLPレコードの値段が上がって、CDが益々ダメになってるんだってね~。
コレには言いたいことがたくさんあるんだけど今日のところはヤメておく。

922zappedj 次いで2003年の『神の犬』から「早死にするのはスターの運命」。

240vあなたを愛しています…
月が真っ赤な光を放ち
むせかえるような混沌が私を支配しようとひっそりと潜んでいる
そんな夜に気づきました
鼻から脳味噌が溶け出してかんでもかんでも止まりません
涙がかれた後
あなたを想うあまり目から白いネバネバが止まりません
全てが、あなた以外全てのものが歪んで見えます
「基準停止装置」からのモノローグ。

230v_hsu曲は「常世の蟲」。
「日本書紀」か…よく勉強してるナァ。

260_tm644年、富士川近辺の大生部多(おおうべのおお)という呪術師が「コレは常世神(とこよのかみ)である。この神を祀れば富と長寿が手に入る」と言って一大ブームを巻き起こした。
その「コレ」というのがイモ虫。
アゲハ蝶の幼虫と言われているらしいが、そのイモ虫を「常世の虫」として大衆が崇め奉ったという。
人間って昔からこうなのね。
「冨と長寿」とまではいかなくても、紅茶キノコとかさ、ノストラダムスとかさ…民衆というモノのはナント単純にできているものよ。
私は死んだ父が強力な「アンチ流行りモノ」のアマノジャクだったので、人が夢中になっているものをいつも避けてきたのね。QueenもKISSですらそう。
安室ちゃんに夢中になっているご夫婦とかさ、高校野球のヒーローに会いに行ったりとかさ、ああいう人たちをうらやましく思う時があるんですよ。
だってラクじゃん。
みんなと同じことをやっていればいいんだもん。
でも、そういう人たちが経済を形成していて、そういうモノを作り出すことこそが「本当の仕事」ということも知っているのサ。
今の世の中、よっぽどの研究者以外は、「マニアック」が「仕事」になることはそうないでしょう。

270v灼熱のギター・ソロで真っ赤に燃え上がるジョニーちゃん。
この日、ナゼかギター・ソロになると照明が真っ赤になった。
赤い照明はSNSの写真に不向きなのです。

280v「壁に頭をブチ当てろ!
壁に頭をブチ当てろ!
壁に頭をブチ当てろ!
壁に頭をブチ当てろ!
壁に頭をブチ当てろ!
壁に頭をブチ当てろ!
壁に頭をブチ当てろ!」
 
イヤです!
「基準停止線の網目」から…

290_kta「地獄の子守唄」へ。
 3曲続けてアルバム『地獄の子守唄』からのチョイスになった。

300『地獄の子守唄』といえば…。
Shige Blogでもレポートしたんだけど、先週、藤田嗣治を観て来たんよ。
前から観たかったので、もう素晴らしくてサ。
あんなに混んでいなければまた観に行きたいぐらい。
昨日で終わっちゃったけど。

10_2_2 それで、初期の作品を見て驚いた。
自分のスタイルを確立するまではピカソのキュビズムを模してみたり、親友のモジリアニの作風を取り入れたりしてるんだけど、この下の写真もその時代の作品のひとつ。
「二人の少女」というタイトルが付けられていて、私は思ったね…日野日出志さんは絶対に藤田を勉強しているって!

Fk 聴きなじみのある曲が出てホッとしたところで第1部の『鬼畜暗黒編』は終了。

310v「1部はコレで終了です。
20分ぐらい休憩します。
その間、飲んだり、食べたり、タバコを吸ったり(タバコは止めよう!)、トイレに行ったりしてください。
20分ぐらいしたらヌル~っと出てきます」

320_mc休憩の間にCM。
犬神サアカス團は9月26日にニューアルバム『東京2060』をリリース。
スゴイね~。
1年に1枚。
アルバムを出して、ツアーをしているウチに次のアルバムの制作に入って…そして、またニューアルバム。
曲を作って、アルバムを出す…これこそが音楽家の仕事なのだ。
ライブはその次。
先日音楽業界のベテランの旧友と話をしていたんだけど、近い将来、ライブもなくなるのではないか?とおっしゃっていた。
それはVR。
もうコンサート会場やライブハウスへ行かなくても、アレをポコッとハメて家でヘドバンする。
いいぞ~、楽で。
エンタテインメントに関わる科学技術はドンドン進歩していくけど、中身はドンドン酷くなっていきますね~!…と話が盛り上がった。
イヤ、盛り上がっちゃイケないんだ。
そもそもロック・コンサートで真空管のアンプを使わないでギターを鳴らすなんてこと自体おかしいと思う…というか、ホンモノから遠ざかっていると思うよ。
ホントに何とかしてほしいよ。
こんな時こそ犬神様に頼むしかない!

330cdさて、近未来をテーマにした今回のアルバムも犬神節炸裂のゴキゲン盤だ。
リード・チューンの「ロックロールを唄いきれ」のビデオが公開されているので見てチョーダイ。
明兄さんのドラム・キットに注目してね!

「また逢う日まで」に乗ってヌル~っと出て来て第2部の『悲哀叙情編』がスタート。
この「また逢う日まで」って私の中では「歌謡曲No.1」なんだよね。
一番いい曲という意味ではなくて、「もっとも歌謡曲らしい曲」という位置づけなの。
「さっきとは違うことを演ります。こっちの方が久々の曲が多いと思います」

340_kk1曲目は「神の子」。
初めて聴いた。
ピカーディ・ケーデンス(短調の曲において強引にメジャー・コードで締めくくる手法)が効いてるね。

350「何のアルバムに入ってるんですかね?去年ココでリクエストが入ってできなかったフリをしたんですもんね」
そんな久しぶりなのッ?
するとジョニーちゃん、「知らない曲だもんね」だって!
「今回も選曲に苦労しました。『悲哀叙情編』ということで、そういう曲を選びました」
ちなみに「神の子」は『セタカムイ』に入っていました。

360「僕たちの曲の9割方はそれに入るんじゃないですかね~」
まったくだ!

S41a9772「屈辱の悲哀歌」…

380v_org「オルゴール」…

110vこのあたりの曲は知らないお客さんもチラホラのようす。
凶子姉さんが作者の明兄さんにそれぞれの曲に思い出があるかと尋ねると「そりゃあるよ!ひとつひとつがいい思い出でイッパイだよ!」
ん~、そう来なくちゃ!
400v_mc続いたのは明兄さんのいい思い出がイッパイ詰まっているという「レクイエム」。
0r4a8573「去年来た人は知ってるかもしれませんが、ココからは前回好評だったセクションです。
犬神サアカス團の曲をアレンジしてお届けするっていうヤツ!
知らない曲はアレンジしても皆目わからないのでよく知っている曲を題材に選びました。
今回はジャズ・ロック風のアレンジです!
ジャズ・ロックってどんな感じ?」

410_mc「そうだね、はずんだ感じだね~」

420vあ~、やっちゃったか…。
「ジャズ・ロック」なんて聞いたらダマってらんないじゃん、オレ。
こんな本も読んでるし。
当然ココでガツンと大型脱線!…しようと思ったんだけど、他の脱線で結構エネルギーを使ってしまったので大人しくやっておきます。
さて、凶子姉さんは「ジャズ・ロックってどんなの?」と明兄さんに訊いていたが、その名の通り、ジャズとロックがくっついた音楽が「ジャズ・ロック」ということになります。
ところが、この言葉ってすごく変で、「ジャズ・ロック」というからには「ロック」ということになるワケでしょう。
でも、このタイプの音楽をおっぱじめたのはジャズ・ミュージシャンなのね。

430v_bkその元祖はジャズ史的には1962年のリー・モーガンの「The Sindewinder」ということになっている。
時折テレビなんかでも使われている有名な曲なので、きっと皆さんも聴けば「あ、コレね」となると思う。
ジャズも長年色々とイジくっているウチにアイデアが枯渇してきて、「今、流行ってるロックってのとくっつけてみようか?」ってな具合に8ビートのリズムを取り入れたんだね。
「ウワ!コイツァおもしろい!」ってんで一気に流行り出したんだけど、私が思うにコレはロックではなくて完全にジャズなんだよね。
ナゼかというと、リズムはどうあれジャズの言葉(メロディ)でおしゃべりをしているから。
だから、「ロック・ジャズ」であるべきなのです。
ジャズはこのようにして、色んな音楽を吸収して発展したきたワケで、他にもソウル・ジャズとかファンキー・ジャズとかいう種類もあるんだけど、ナゼかこのジャズ・ロックだけは「ロック・ジャズ」と言わない。
コレが不思議なんだよね。

9swその2年後、ラムゼイ・ルイスというピアニストの『The In Crowd』というアルバムが大ヒットして「ジャズ・ロック」の人気が定着する。
Earth, Wind & Fireってあるでしょ?あのバンドの創始者のモーリス・ホワイトはラムゼイ・ルイスのところでドラムを叩いていたんだよ。
この「The In Crowd」というタイトル・チューン、コレとて「ファンキーなジャズ」ぐらいでとてもロックには聴こえない。

9ticこのムーブメント、ジャズの人たちは長年ストレスがタマっていたんだか、「ロックで暴れようぜ!」とばかりに、その後も「ジャズ・ロック」の名盤と呼ばれることになるアルバムをドバ―っと繰り出してくる。
スティーブ・マーカスの『Count's Rock Band』なんてのは定番だよね。

Crbゲイリー・バートンの『Duster』もジャズ・ロックと言えば必ず出て来る。
ラリー・コリエルのファズファズのギターなんて今聴けたもんじゃないけど、アルバム全体としては、なるほど名盤と言われる所以が伝わってくる。
でも、こういうヤツはみ~んなジャズだよ。
もう一度書くけど、ジャズの言葉と思想で音楽を演っているからなのね。

9dustar一方、今度はロック・サイドから「ジャズ・ロックの名盤」と言われているアルバムを聴くと、この反対のことが起こっているからおもしろい。
バラカンさんも上の本の中で挙げているが、フランク・ザッパの「Hot Rats」。
もちろん私も大スキなアルバムだけど、全くジャズには聞こえない。

9hr

もう1枚、グレイトフル・デッドの名盤の誉れ高い『Live Dead』。
バラカンさんはコレも挙げているのだが、全くジャズには聞こえない。
どこを切ってもロックそのもの。

Ldイギリスもジョン・サーマンとイアン・カーとかマイク・ウエストブルックとか、ジャズ・ロックを志向したジャズミュージシャンが多いが、それに近い存在としてプログレッシブ・ロックにもくくられる「カンタベリー派」なんて音楽がある。
ソフト・マシーンというバンドなんかはその代表なんだけど、やっぱりジャズには全く聞こえないんだよね。
ナゼか…「ジャズの言葉」がほとんどと言っていいほど見つからないからなの。
しからばジャズの言葉ってナニかと言うと、チャーリー・パーカーらが作ったビ・バップのフレーズに他ならない…と、私は思っているのです。
ロックの人はこのバップ・フレーズを知らないのでどんなに4ビートで演奏しようと絶対にジャズにならない。
反対にジャズの人がどんなに「ロケンロー」と叫んだり、メロイック・サインを掲げてみたりしても、ロックにはならない。「キー」という大問題もあって、土台管楽器にロックはムリだ。
要するに、音楽の融合というのは最終的にはムリだということなんよ。

9sm3ココで凶子姉さんの質問に答えて「ジャズ・ロックとは何ぞや」を強引にまとめると、ジャズでもなくロックでもなく、はたまたジャズでありロックでもあり…そういう中途半端なジャズ、あるいはロックは「ジャズ・ロック」。
そして、バラカンさんのチョイスに見られるように、人それぞれによって捉え方があまりにも違う音楽…ということも言えるのではないかしら?
私は好きです。
ひとつ言えるのは、音楽の種類をキメるのは、音楽の言葉である「メロディ」だということ。
 
ところでナニをジャズ・ロック風に演ったのかというと「新宿ゴーゴー」。440_sg(コレが「ジャズロック」ってヤツか…)
という表情かどうかは知らない。

460vナニはともあれ、元の曲自体がいいのでどうやっても結果オーライとなる。

450vこのコーナーではもう1曲、「平成デモクラシー」をR&Bアレンジで披露した。

480_hd「平成デモクラシーは若干ダサさがあっていいんだよね。今のアレンジだとオシャレっぽくなっちゃう。チョイ、ダサさがないとダメだね。
ギリギリですよ、我々の曲は。
一歩間違えるとオシャレになっちゃう!」
ウソおっしゃい!

490v_mc…と「もしもあの曲がこんな風だったら」を楽しく締めくくった後は本編最後の曲。
バラードで「陽炎」。

500vアンコールも珍しい曲。
「おやすみ」。

510_krやっぱり「おやすみなさい」では終われず、もう一度アンコール。
ココはデーハにいこうではないかということになったが、イスで「白痴」もないもので、「栄光の日々」を取り上げた。

520_eh

530v

540v

550v最後の最後にこの凶子さんのボックスが見れて犬っ子さんたちも大喜び。

560犬神様ご一行は10月20日の札幌を皮切りにチョコチョコとイベントへの出演を挟み込みながら『東京2060』のレコ発ツアーに出かけるが、その前にコレ。
10月10日、下北沢の「東京バカエクスポ」。
もうアレから1年だよ。このイベントはホントにすぐやってくる。
私はね、最早正月よりこのイベントの方が「1年」を感じるわ。
バカスポがあって1年が終わり、また1年始まるワケ。
今回の単毒公演は『ケルベロスの狂宴』と銘打たれた。
タイトルと中身は関係ないと思うけど。
明日、下北沢でお会いしましょう。

580犬神サアカス團の詳しい情報はコチラ⇒公式家頁

570『私のディープ浅草』はまたいつかやります。
ネタは「赤線時代」まで揃ってるんだけど、書いてる時間がない! 

200_2 
(一部敬称略 2018年8月26日 南青山Mandalaにて撮影)

2018年10月 7日 (日)

TOKYO HIGH SCHOOL ROCK 2018

  

10月1日の都民の日…この日は年中行事の『TOKYO HIGH SCHOOL ROCK』が開催される。
本当に「1年」が早いことよ!
イヤイヤ、1年どころじゃないんだよ。
このイベント、今年で10回目だって!
途中避けられない他の用事があって欠席したことが何回かあったけど、第1回目からサポートさせて頂いている私にとって愛着のあるイベントなのよ。
あのO-EASTから10年かよ~。
だから私も10歳も年取ったっつーことね。
第1回目のステージに立った子たちも最年長で28歳か…フフフ、30前か…ザマア見ろ!
20代なんて瞬間で終わっちゃうんだぜ!

10開場前に出演者が全員集合してミーティングね。

20ステージには今年も…

30Marshall、EDEN…

40vそして、NATAL。

50コレはCafe Racer(カフェ・レーサー)というシリーズ。
チョコミントみたいなフィニッシュはシー・フォーム・グリーン。
Cafe Racerが日本で姿を現したのはこの日が初めてのことだった。
本邦初公開ってことね。

60開演時間になり、司会者がステージに上がる。
このイベントは高校生のバンドたち。
コンテストというワケではない。
厳しい審査を勝ち抜いて来たバンドが自分たちの音楽とその腕前をお披露目する純然たるコンサート・イベントなのだ。

70司会はO-WESTの深野叶子さん。
「いいですか、演奏をするだけがイベントではありません。家に帰るまでがイベントです。
先生、最後までチャンと見ていますからね。
キチっとした態度で悔いのない演奏をして、高校生活のよき思い出となる一日にしてください」
と言ったとか、言わないとか。
言いません。
しかし、このイベントは実にサッパリしていましてね。
最初に司会者が段取りを説明した後はほったらかし。
10周年を自慢するワケでも、祝うワケでもない。
このサッパリ加減がいいんですよ。

80vさて、今回のトップバッターはオープニング・アクトとして登場した「磨耶」。
調布市の都立神代高等学校からのエントリー。

90磨耶ちゃんは力強い歌声とストラミングでマイナーな曲を2つ披露。

100「♪あの子が死んだ夜にナンと言えばよいのだろう」
STARMARIEじゃないけど、最近はこういう不幸な歌が流行ってるのかしらん?
ま、それも自己表現のひとつだから何ら問題ない。
「がんばれ」、「ありがとう」の歌より格段に惹きつけられるってもんよ。

110v続いては「knowledge」。
江戸川高校からのエントリー。
江戸高か!
船堀街道沿いにあるすぐ近くの自家焙煎のコーヒー屋があるでしょ?
アソコの豆おいしいよ。
それと裏のオリジナルのドーナツ屋。アソコもおいしい。

120長山虎太郎

130v杉本駿平

150v福冨友太

140v早川和樹

160v安田幸太郎

170v1曲目は「アラビアンナイト」。そしてパンキッシュな「情景飛行」へと続いた。

180このチームはボーカルズの虎太郎くんの個性でグイグイ迫ってきたね~。
MCもとっても上手だった。

190v虎太郎くんを支えるバック陣との息もバッチリでダンサブルな「Dancing Dreamer」で盛り上げ、「てぃーじー愛えふ」を演奏してステージを後にした。

200続いては府中の明星高等学校からのガール・バンド、「せのびしたいお年頃」。

210伊東美慧

220v武藤世莉

230土居小梅

240v花房結城乃

250vこのチームも「はじめての失恋ソング」、「花粉症」、「告白」、「好き勝手」と4曲を披露。
「告白」という曲はMy Hair is Badという曲のコピー。

260「♪好きなことをしたらすべて失う。あの時どうすればよかったんですか?」なんて深刻な唄を歌っていたな~。
6/8拍子の曲なんかかなり目立っていたよ。

2704番手…珍しくまた弾き語り。
港区は芝公園にある正則高等学校からひとりで乗り込んで来た「ミウ」。

280感情直入型のフォークとでもいうのか、すごい迫力。
この人は相当慣れているんじゃないかしら?
歌はウマいし、ギターのアルペジオなんかもすごく巧みに組み立てていた。
ある程度の時間ギターに触っていないとできない芸当だ。

290v演奏したのは「ノンフィクション」、「姿見に歌姫」、「ヒーロー」、「涙雨」。
間違えているかも知れないけど、「♪アナタの中のキライが私の中のスキに変換される(反対だったかな?)」なんて絶叫するシーンがあってとても印象的だった。
こういうタイプの音楽もずいぶん変わったな~。

300続いてもガール・バンド。
法政大学高等学校の「iris」。

310榎戸彩乃

320v関口梨乃

330v塚本果音

340v川瀬みなみ

350v見た目のイメージ通りのポップサウンド。
1曲目の「You See?」なんてすごくヨカッタな。

360「my hero」、やっぱり法政だからかな?3曲目は「orange」、そしてギターのイントロが「Surffin' USA」みたいでおもしろかった「鳴らない花」の4曲を演奏した。

370この日、トリを務めたのは中野区の都立武蔵丘高等学校から「クジラ夜の街」。

380宮崎一晴

390v山本薫

400v佐伯隼也

410秦愛翔

420v 「風のもくてきち」、「R and J」、「Sugar」、そして「平成」をエキサイティングに披露。

430vこのチームも滅法ライブ慣れしている感じで、応援団の声援もあってメッチャ盛り上がった。
昔の高校生は、恥ずかしくてたた舞台でつっ立って弾いているだけだったんだよ。

440しかし、ナンだね~。
私が高校の頃は…いつもどうしてもこういうことを書いちゃうんだけど…バンド・コンテストなんかでオリジナル曲を演奏するチームなんてまずなかったんよ。
ほとんどが洋楽のコピー。
まだロックが一般的な文化ではない時代で日本のロック・バンドをコピーしている子もまずいなかった。
雲の上の洋楽のコピーをするのが精一杯で、オリジナル曲を作るなんて恐れ多くてとてもできなかった。海外に比べて優に10年遅れている日本のロックの事情にあって、例え素人がオリジナル曲を作ったにしても誰も聴いてくれなかっただろう。
そしてライブハウスにはコピー・バンドは出演することができなかった。
要するに、聴衆の心をつかむオリジナル曲を作って演奏するプロのようなバンドしかライブハウスに出演することができなかったので、おのずから曲のクォリティも演奏力もズバ抜けて高かった。
ところが、今やアマチュアの若い子たちがこうしてオリジナル曲を作って演奏して、ロックの酸いも甘いも知り尽くしたベテランのオジサンたちが「トリビュート」と称してコピーをやってるんだから皮肉なものだ。
あの時…40年近く前、こんな時代が来るだなんて一体誰が想像しただろうか?
ステージを観ていてそんなことを思っちゃったよ。
とにかく皆さん、いろんな音楽を聴いて勉強してください。
Marshall Blogを読んで、とびっきりいい音楽をたくさん聴いて、自分たちだけの魅力的な音楽をクリエイトしてください。
 
ハイ、じゃ最後はいつも通り記念撮影。
私が撮っております。

450せ~の、ワン、ツー、スリー!
この日のゲストMOSHIMOと思い出の1枚。
また来年!

460_2TOKYO HIGH SCHOOL ROCKの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ウェブサイト

10_2 

200_2 
(一部敬称略 2018年10月1日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて撮影)

2018年10月 6日 (土)

Day Of Salvation Tour 2018 ツアーファイナル~THOUSAND EYES

 
ステージの上下に2台ずつのMarshallハーフ・スタック…いい光景だ。
もうコレだけでロック極まりない。
今日はMarshall Blog初登場のTHOUSAND EYES。

10開演を待つお客さんを楽しませるのは…

13エキサイティングなDJ。

16vTHOUSANAD EYES…「千の眼」。

20ココで「千の眼」で思いっきり脱線させて頂きます。
またしてもジャズ・ネタで恐縮なんスけど…。
  
「よるせん」って知ってる?
「夜専門に遊び歩く人」のことではないよ。
ちょっとジャズを聴きこんでいる人なら間違いなく知っていると思うけど、コレは「夜は千の眼を持つ」というジャズのスタンダード曲のタイトルを略したモノ
「夜は千の眼を持つ」を略して「よるせん」。
とってもいい曲なのにリスペクト感ゼロだな。
そんな略称が存在するぐらいなので、たくさんのミュージシャンが取り上げてきた。
コレを挙げる人はほとんどいないと思うけど、私は案外このフレディ・ハバードの演奏が好き。1983年の『Sweet Return』というアルバム。女流ピア二ストのジョアン・ブラッキーンのプレイもいい。

Sr マーブロらしくギターで攻めるなら断然コレ。
ジョー・パスの『Joy Spring』。
今、ジャケットが変わってジョーの写真になったけど、私はこの変な鳥のジャケットのバージョンでよく聴いた。もちろんレコードの時代ね。あ、上のフレディもレコードだった。

J2p2 しかし、素直なジャズ・ファンにとっての「よるせん」はナント言ってもコルトレーンだろう。
『Coltrane's Sound』という1964年の発表音源アルバムには『夜は千の眼を持つ』という邦題まで付けられちゃってるぐらいだから。
「夜」のついでに「昼」もやっておくと、このアルバムには「Equinox(イクイノックス)」とうオリジナルのマイナー・ブルースが収録されているんだけど、この「Equinox」というのは、日本でいう「春分の日」と「秋分の日」みたいなもの。
つまり昼と夜の長さが同じ状態を指す。

30cdで、この「よるせん」は原題を「The Night Has a Thousand Eyes」という。
出てきました、THOUSAND EYES!
でもどういう意味なのか長年不思議に思っていた。
まず、このタイトル…少しアレ?っと思ってしまうのは、「a thousand eyes」と「眼が千個」で複数形なのに「ひとつ」を意味する不定冠詞の「a」がつく。
おかしいと思わない?
理由は簡単。
この「a」は今日の記事の一番最後に出て来るけど、「one」を意味している。要するに「一千個の眼」ということ。
曲の出自は同名の映画の主題歌。でも映画の中でこの曲は使われていないとか…。
それにしても変じゃない?…何で夜が眼を千個も持ってるの?
そこで、いい機会なので調べてみた。私もこの曲が好きだでね。
この曲の歌詞は;
心にもないことを囁かないで…
心の奥底にある言葉なんて夜にはお見通しよ
夜は千の目を持っているの
そして夜は本当の心か嘘なのかをわかっているのよ
…ってなところ。
だから「千里眼」ということだね。やっぱり「1,000」だ。
ところが!
この歌詞も引用だということがわかった。
オリジナルはイギリスの詩人のフランシス・ウィリアム・ボーディロンという人による1873年の「Light」という一編。
内容は;
夜は千の目を持つ
そして昼はたったひとつ
太陽が死にかけて、今なお世界の明かりが死んでいる
…何やら天照大神みたいな感じ?
コレで「thousand eyes」の身元がわかった。
あ、コレは私が勝手に調べたことで、今日の主役のTHOUSAND EYESがコレにちなんでいるかどうかは全く存じ上げません。
でも長い間抱えていた謎を解く機会になってヨカッタ…興味のない人にはゴメンナサイ。

Nhteところで、上掲のコルトレーンの『Coltrane's Sound』ね。
同じようなジャケットがあるので要注意だ。
このデザインはAtlanticレコードのアートワークを担当していたマーヴィン・イスラエルという人の仕事。
その似ているジャケットのひとつがコレ。
ソニー・スティットの『Stitt Plays Bird』。
私の愛聴盤。
スティットの華麗なソロも爽快だが、ギンギンにスイングするバックのジム・ホールのギターがゾクゾクするほどにカッコいい。超絶だ。

40cdチャールズ・ミンガスの『Tonight at Noon』。
大好きなラサーン・ローランド・カークが参加しているんだけど、どうも面白くない苦手な1枚。

50cdそれとミルト・ジャクソンの『Vibrations』というアルバム。
コレは聴いたことがない。
この時代のAtlanticのジャズ系のアルバム・ジャケットはメッチャかっこいい。

60cdそして、このジャケットもカッコいいぞ!
今年2月にTHOUSAND EYESがリリースした『Days of Salvation』。

125cd_280今日の記事はそのニューアルバム『Days of Salvation』の発売を記念したツアーの千秋楽のレポートだ。

70DOUGEN

80vAKIRA

85vFUMIYA

86vKOUTA

90v今晩のKOUTAさんのサポーター。

100TORU

110vTORUくんはこんな感じ。
やっぱりいいね、Marshallは。
問答無用でカッコいいってば!

1201曲目はそのニュー・アルバム『Days of Salvation』のオープナー「Dawn of Despair」。
「絶望の夜明け」かよ~、そんな日はヤダな~。
確かに「salvation」してもらいたい。
でも、あるよね~。「あ~、とうとう今日になっちゃった!」みたいの。
そしてアルバムの曲順通りにタイトル・チューンの「Days of Salvation」、「Dead Again」とつなげた。130ステージから飛び出してくるのは「絶望」など軽く吹き飛んでしまうような超過激サウンド!

140vKOUTAさんと…

150vTORUくんのギターがくっついたり離れたり、縦横無尽に空間を駆け巡る!

160vこの手のサウンドは「メロディック・デスメタル」というそうな…。
でも、聴いている限り、「メロディック」と呼べるような歌の旋律は出て来ないんだな。
で、後で教えてもらったんだけど、「メロディック」というのは、ギターのプレイのことを指すんだってね。

170そんな強力なギター・チームをドライブさせるリズム隊も超重量級でなければならない。

180vイヤ~とにかくスゴイわ!

190vこの手のロックが出て来たのはいつぐらいからなんだろう?
私が子供のころから慣れ親しんで来たロックと地続きなのはよくわかるし、若い子の草食系バンドよりは絶対にロックの王道に位置していることも感じ取れる。
でも、申し訳ないんだけど、鑑賞の仕方が皆目わからない!
考えてみると、こうしたデスメタルのような音楽を身上としているバンドのソロ・コンサートにお邪魔したのはコレが初めてかも。
200_2鑑賞の仕方がわからないのは多分に年齢のせいであろうが、たとえ世代が違ってもMarshallのサウンドがキモになっていることは間違いなく理解できる。
どんなに激しい局面でもバッチリ音が抜けて来る。
このサウンドが、そしてこの音圧がロックを作り、THOUSAND EYESまでつながっている。
275ニューアルバムの曲がジャンジャン続く。
お、トルーマン・カポーティ?「Cold Blood」。カポーティの「冷血」の原題は「In Cold Blood」か。

230「Lost Forever」からMCを挟んで「Dread my Brain」と「Astral Skies」。
「astral」というのは「星空の」とか「星型の」という意味。
我々世代にはヴァン・モリソンの超名盤『Astral Weeks』が思い浮かぶ。
240vで、ビックリしたのは、ショウの途中でステージから誰もいなくなっちゃったの。
何の説明もないので、ヘタをすると終わっちゃったのかと思うわね。

210で、また何の前触れも解説もなく、ステージに現れ、あたかも何事もなかったかのようにガンガン演っちゃう。
こんなの初めて見た!

220セットリストはニューアルバムの曲を交えながら、既存の人気曲が中心となっていく。

250「Black Son」、「Suicide Machine」…

260v「Endless Nightmare」、「Final Reign」。

270vもう客席はスゴイ騒ぎよ!

280「Sign」…

290v「Dead Night, Moonlight」…

300v「Dead Sorrow of Me」…
320このDOUGENさんの右手のマイク・ケーブルの巻き付け方が気になっちゃった。

310TORUくんはTears of Tragedyの時と弾いている姿が同じワリには、あまりにも演ってる音楽が違うのでエラく不思議な感じがした。
330vそして本編はアルバムと同じく「Rampage Tyrant」と「Devastated Moment」で締めくくられた。

340『Day of Salvation』から「Death Illusion」を除く全曲を演奏するセット・リストだった。

125cd_280アンコールで取り上げられたのは「Eternal Flame」、「Last Rebellion」。

350さらに「Bloody Empire」と「One Thousand Eyes」を演奏した。
 
しかし、このバンドの曲のタイトルって「D」始まりが多いナァ。
今日のセットリストを見渡しても、「Dead」が3曲。
他に「Dawn」、「Day」、「Dread」、「Devastated」等々。
「devastate」なんて単語、知ってはいるけど使ったことないわ。

360vアンコールを含めて全21曲。
はじめてのメロディック・デスメタルのワンマン…ナンカ不思議な爽快感が残ったわ!
 
THOUSAND EYESの詳しい情報はコチラ⇒-Official web site-

370

200_3 
(一部敬称略 2018年8月16日 TSUTAYA O-WESTにて撮影)

2018年10月 5日 (金)

THE ROCK 'N' ROLL CRAFT BEER~Marshallのビール!

 
日本のことが好きな外人は少しでも日本の文化を吸収しようとしてか、簡単な日本語を覚えようとする。
ま、我々も海外へ行くとよくそんなことをするよね。
そういうシーンによく出くわすのが、食べ物屋さんだったりする。
その目的は、食べ物の名前を現地の言葉で覚えようとするのがひとつ。
もうひとつは、自分でオーダーをしたがるんだよね。
で、男性の場合に必ず必要な表現として「Can I have a beer?」がある。
つまり「すみません、ビールください」ね。
この時肝要なのは、「beer」を「ビヤ」とは発音させずに「ビール」と言わせる。
コレが結構おもしろい。
どうなるかというと、必ず「スミマセ~ン、ビールウくらっさい!」となる。
英語を話す連中は、最後の母音をハッキリ発音する単語がないので「ビール」の「ル」をハッキリ発音しようとすると「ルウ」と長母音になってしまう。
そういえば、レッチリのチャド・スミスには音楽出版社に勤めるブラッドというお兄さんがいて、よくふたりで食事をしたり、飲みに行ったりした。
そのブラッドが勤める会社は、日本語の勉強に熱心な人が何人かいて、東京に来るとブラッドも必ずコレをやっていた。
歩み寄るウェイトレスを捕まえて、「シゲ、聞いてて、聞いてて!『スミマセ~ン、ビールウくらっさい!』」って。
それとブラッドはトンカツが大好きで、「いもや」でもやってたな。
「スミマセ~ン、トンキャチュくらっさい!」
「ウィーッス」
ってな具合。
 
で、この日本語の「ビール」という言葉。
元はオランダ語の「bier」で、その元は「飲む」を意味するラテン語の「bibere」なのだそうだ。
でも「ビヤホール」とか「ビヤガーデン」って言うじゃない?
この「ビヤ」は英語なのよ。
ここでも外来語が変なことになってる。
コレは明治時代にはビールを英語の「ビヤ」で呼ぶことがあったからなのだそうだ。
その名残りが「ビヤホール」とか「ビヤガーデン」という言葉なんだって。
ところで、明治元年に「商品」として初めて日本に入って来たビールはイギリス製だったそうだよ。
「日本最初のビールはイギリス」とつなげたところで…。
 
オイ、ちょっと待てよ!
 
…と、キムタク風にそうも言いたくなるのが今日の話題。
イングリッシュ・エールの大ファンの私としてはそうも言いたくなる情報なのだ。
あ、ちなみにイギリスの人たちは「ビール」のことを「ビヤ」というより「エール」って呼ぶんよ。
イヤ、そうじゃないな…それよりも、いきなりビールの種類を名指しすることが多いということか。
「ラガー」とか「ビター」とか「スタウト」とか「IPA」とか…さすが!
イギリスはビールの国なのだ。
だからこないだのNAMMの時に、入ったレストランに瓶ビールしか置いていないのを知ったウチの社長がいつもの冷静さを失い、あからさまにイヤな顔をして、「コレはないのか?コレはッ?」とハンドパンプのバーを押し下げる仕草を数回して見せたのもうなずける。
アレは実に面白かった。
イカン!前置きが必要以上に長くなってしまった。
 
エエイ!
ハッキリ言って、Marshallがビールを始めちゃったのよ!
ま、冷蔵庫があるんで中に入れるモノも作っちゃいました…ってなところか?
イヤ、そんなことはない。
以前にもMarshallビールがあって紹介したことがあった。
あの時はフランスのビール業者の製品だったが、今回は違う。
GenuineなMarshallのビールなのだ!

10 以下は公式ウェブサイトから訳者註を交えて…
 
 
THE ROCK 'N' ROLL CRAFT BEER

優れたギタリストが舞台の中央に立つことができるようにしたギター・アンプを作り出し、1962年に音楽の世界を変えたMarshall。
ロックの誕生です。
それからというもの、ミュージシャンたちは観客を楽しませるために自らの血と汗と涙を流し続けて来ました。
ソロソロその努力に感謝の意を表す時が来たのでは?
そこで生み出されたのが音楽とともに楽しむ我々のクラフト・ビールです。
ライブの最中でも、爆音の演奏中でも、はたまた仲のよい友達とお気に入りの音楽を聴いている時でも…Marshallクラフト・ビールは我々のアンプのようにラウドでどんなシーンにもマッチします。
 
Marshall Rock'n'Roll ビールが音楽好きの皆さんのことを念頭に置いて作られているのは、私たちのアンプと同じです。
強力な3種類を用意しました。
AMPED UP LAGER、FULL STACK IPA、そしてJIM'S TREBLEの3種類です。
すべてシグネチャー級のスグレモノです。
(訳者註:ココの原文は「signature attitude」という表現が使われているんだけど、向こうの人はサインが命でしょ?我々の実印みたいなもので、他に2つとないことを示す証なワケ。そんな大切なサインを入れるぐらい他とは違ったモノですよ!ということを言っています。
判子の文化の日本では、ホイホイと簡単にミュージシャンのシグネチャー・モデルを作っちゃうけど、向こうではトンデモナイ話なんです)

音楽と飲み、友達と飲み、責任を持って飲み、そしてラウドに飲もうじゃないか!

80 そして、その3種類のビールが紹介されている。
まずはラガーの「AMPED UP LAGER」。 

9rrc クラシック、クリスプ、そしてクリーン。
4種類のホップがステージ・フロント、そしてステージ・センターにあなたを押し出すのを待っています。
それらと天翔けるシトラスのリフとのコンビネーションがひと口でアナタをROCKします。
 
完璧なバランスのラガー。ピリっとしたアメリカとドイツのホップ、シトラスのデリケートなフィニッシュで唯一無二のリズム・セクションを形成します。
これぞラガーのロック・スター!
20<醸造に関するデータ>
★原材料
 ●内容物:水、麦芽、ホップ、イースト菌
 ●モルト:ラガー・モルト
 ●ホップ:マグナム、シトラ、イクアノット、カスケイド
 ●アルコール度数:4.6%
 
<お味>
 ●色:金麦色(訳者註:=Golden straw。そうか、日本の「アレ」はココから来ているのか…)
 ●香り:フルーティでフレッシュ。シトラス(柑橘系)・ホップの香り。
 ●風味:クリスプ(切れ味よし)、ドライな仕上がりでフレッシュな柑橘系。
 ●IBU:33 (訳者註:「IBU」は「International Bitterness Units」の略で「国際苦み単位」という、「そのビールがどれだけ苦いか」を表す数値。 ASAHIのスーパードライは16だそうだ。だからアレより倍が苦いということ。コレが苦いビールの代名詞の「IPA」になるとどれだけの数値になるか楽しみだ)
------------------------------------------------------------------- 
  
スゴイね。ホップのことまで詳しく表記されている。
また、こういうチャートでビールの味を可視化しているとことろがあまりにもアッパレだ。それだけ消費者がビールに関する共通項を持っているということ。
ただ飲んでオシッコをしてればいい…というのとはワケが違う。
日本と比べるとビール文化においては雲泥差だね。
あの昼間っからパブでたむろしているおジイさんたちもこのあたりのことを知ったうえでチビチビやってるんだな~。
 
イギリスのパブに行くと、必ずエール毎にアルコール度数が表示されているのね。コレは法律でキマっているらしい。
それと同様に、「ビール」と名の付くモノの商品の成分表示はココまで明記することがキマっているのかも知れない。
それだけ彼らにとって大切な飲み物なのよ。
だから、発泡酒とか第三のビールなんてのは、連中には奇形にしか見えないと思う。
あ、ちなみに私はド平民だけど、そういう「ビールもどき」は一切止めた。
昔は「ビールより安い!」と喜んでいたけどね。自発的には絶対に飲まないようにしている。
また、彼らの食品に対する意識の高さね。オーガニックの本場のひとつであるイギリスは、アミノ酸がどうのというレベルではなくて(日本のスーパーやコンビニに置いてある食品のほぼすべてに盛大に使われているグルタミン酸ナトリウムの使用は国で厳禁している)、土から健全にしなければならないという意識を持っている。
でも、そうした完全なオーガニック食品は高価なので、結局は平民には手が届かない局面が多いみたい)
 
ハイ、2番目。
「FULL STACK IPA」…出た!
IPAは「Indian Pale Ale」の略ね。 

50お味のほうはこれ以上ラウドになりません。爆音をスタックしたフルーティなダブルIPAのパワーを感じでください。
完璧な自己主張の強さ、3種類のモルトと5種類のホップが完璧な苦みのシンフォニーを奏で、トッフィのような後味を残します。(訳者註:「トッフィ」はあの食べたら一発で虫歯になりそうな硬いキャラメルみたいなお菓子)
思い切りボリュームを上げてオバードライブさせてください。そして、リラックスしてホップの苦みがフィーシュアされたIPAの三段積みを楽しむのです。

40
 
<醸造に関するデータ>
★原材料
 ●内容物:水、麦芽、ホップ、イースト菌
 ●モルト:ペール、ヴィエナ、ライト・クリスタル
 ●ホップ:センティニアル、シトラ、モザイク、ギャラクシー
 ●アルコール度数:6.8%
 
<お味>
 ●色:金銅色
 ●香り:桃と柑橘系に若干のキャラメルの風味
 ●風味:フルーツサラダ、中庸の苦さにトッフィの風味
 ●IBU:52
-------------------------------------------------------------------

ん~、ECフレットのラベル!
カッコいいな~。
IBUが52か…それほど苦くないのかな?
よなよなの姉妹品の「インドの青鬼」というIPAのIBUが56だって。飲んだことがあるけど、大した苦さではなかったので、52ならマァそれほどではない…ということか?
大好きな浅草のCAMPOINという地ビール屋で飲んだIPAは強力だったナァ~。IBUが2000ぐらいあったんじゃないの?
アルコール度数も高く、最後まで飲むのは完全に「苦行」だったわ。
でもIPA好きです。
 
そして最後はJIM'S TREBLE。

9guv ガヴァナー(ジム・マーシャルのニックネーム=オヤっさん)だけの一品。このトリプル・ブロンド・ビター(ビールの種類のひとつ)は、あなたの味蕾をジラすMarshallの特有のトーンで醸造する、究極の強打者の組み合わせでできています。
並外れた醸造技法が深い金色を演出します。
JIM'S TREBLEは、臆面もないほど大胆で、そしてこの上なく満足な風味を生み出す新しいホップのバリエーションを使用しています。
オーツ麦と小麦の調和…パンチの効いたシトラスとウォームなスパイスの音色をあなたに。
コレはコワがり屋さんのためのモノではありません。
コレは強く、ジム・マーシャルのような唯一無二で創造性に富んだトリプル・ブロンドなのです。
この上なく「Rock 'n' Roll」なのです!

60<醸造に関するデータ>
★原材料
 ●内容物:水、麦芽、砂糖、オーツ麦、小麦、パクチー(やめて!)、陳皮、イースト菌
 ●モルト:ペール、オーツ麦、小麦
 ●ホップ:マグナム、シチリアン・ウルフ、ヒュール・メロン、ハラタウ・ブラン
 ●アルコール度数:8.6%
 
<お味>
 ●色:深みのある金色
 ●香り:キャンディ、スパイス風味、シトラスが見え隠れ。
 ●風味:モルトの甘さ、オレンジ、スパイスの隠し味。
 ●IBU:25

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どうして「Treble」なのか…。
我々、音楽に携わっていると「treble」と聞くと即座に「高音域」のことを連想してしまうが、「treble」は「3重の」とか「3倍の」とかいう意味。「triple」といっしょ。
で、「Triple Blonde」とというビールの名前の「triple」と、音楽の「高音域」を意味する「treble」を引っ掛けてあるんだね。


以上。
今、晩酌を止めてるんだけど、これならただひたすら飲んでみたい。
ラガーはだけ缶なんだね。
やっぱりエールってのは瓶詰めに向いていないのかな?
イギリスのビールってあまりお店でみかけないでしょ?
あってもすごく高い。イギリスでの値段を知っているこっちとしてはやっぱり躊躇しちゃう。
ドンドン入れて安くして欲しんだけど、なかなか入ってこないよね?
不思議に思って輸入ビールを扱っている店のスタッフに尋ねてみた。
どうもワインとの兼ね合いらしい。
ワインの輸出が盛んな国は、単価の高いワインを中心に、荷物の隙間にビールを突っ込んで送り出してくる。
「イギリス・ワイン」なんて聞いたことないでしょ?
あそこは寒すぎてブドウが植生しないのかな?
それでイギリスからはワインの輸出がないため、それにつられてビールも入ってこないんだとか…。
ホントかどうかは知らないよ。
でもそう聞いた。
だったらスコッチと抱き合わせで、あるいはジンでもいいわ、イングリッシュ・エールをドンドン入れて欲しんだよな~。
賞味期限の問題もあるんだろうな。
 
さて、この3種類のMarshallのビールを味わえる日が来るかな?
今のところ情報はありません。
Marshallの冷蔵庫で冷やしてさ、おいしいヤツを頂きましょうよ!
 

200




2018年10月 3日 (水)

私のフランクフルト <vol.4:2009年>

 

2009年のMusik Messe。
いつ来ても変わらないフランクフルト中央駅。
「帰って来た~!」という気持ちにさせてくれる。

210この年は駅前のホテルに投宿した。
駅前だけあってとても便利なんだけど建物が古く設備も貧相だ。
見て、このベッド!

220ちっさ~!
私が寝てもこのザマだからして、ジャイアント馬場だったら一体どうなるんだろう。

660_2img_6878それでもMesseの会場に歩いて通うことができる駅前のホテルがいい。
かつてはMesse会場から遠く離れた新しくキレイなホテルに泊まったことも何度かあったが、電車の便など全くなく、ホテルの乗り合いバスを逃したりすると、後はタクシーを使うしかホテルに帰る手段がない。
で、フランクフルトのタクシーの運転手って圧倒的にトルコ人が多いんだよね。
ドイツ人やイラン人のタクシーに乗ったこともあるにはあったが、ほとんどがトルコ人。
最近は移民問題で揺れに揺れているドイツだけど、きっとトルコ人移民がフランクフルトに来て最初に就く職業のひとつがタクシーの運転手なのだろう。
それは構わないんだけど、この人たち自国の言葉と片言のドイツ語しかしゃべることができない。
英語での会話はほとんど絶望的。
すなわちせいぜい下手な英語しか話せない我々にとっては、行き先であるホテルの名前を告げるだけであとはコミュニケーションを取る方法がない。
「バザールでゴザール」も日本にいる分には笑っていられるが、両方の眉毛がガッチリつながった見知らぬトルコ人と密室で全くの無言…というのも実に気マズイものだ。
気マズイぐらいならまだいい。20分も我慢すれば解放されるのだから。
一番イヤなのは、車の外の環境だ。
フランクフルトの市街地から離れると、すぐに下の写真のような森が広がっていて、夜間はホテルに着くまで車の外は漆黒の闇になる。
シュバルツバルトかなんか知らないけど、コワイよ~。
だって、仲間が待っているこの森の中へ連れて行かれて、スブリ!あるはズドン!とやられて地面に埋められても絶対にわからないじゃん?
「そんなバカな!」と思うでしょうけど、実際に経験してごらん。実にコワイもんですよ。
だからどんなに施設が古くても、ベッドが小さくても、Messeの会場に歩いて通えるホテルの方が気がラクなのだ。

230_2ホテルの部屋にあったドイツのPCのキーボード。
若干配置が違う。
「Y」と「Z」が入れ替わっている他、「;」や「:」がドイツ語らしくウムラウト付きの文字、「Ö」や「Ä」に替わっている。

660_img_6880街でみかけたZappa Plays Zappaのポスター。
ドゥイージルは2008年、2009年と連続して日本にもやって来た。
両方観に行って2回目の公演では、開演前にバンド・メンバーのみんなとO-EASTの坂の下のラーメン屋に食事をしに行ったのはとても良い思い出だ。
リハーサルの時、ドゥイージルのデジタル・アンプの調子が悪くなってしまい、Marshallを用意する?と申し出たがガンとして使わなかった。
でもね、知ってたの。
お父さんが全幅の信頼を置いていたギター・テクの方によると、ドゥイージルは家のスタジオに父親譲りのものすごく程度の良いMarshallを何台も持っているとか…。
さらに2010年にはフジロックで再々来日。
その丁度一週間前、私はロンドンで開催されたHIGH VOLTAGEでドゥイージルに会っていたものだから、フジロックで舞台裏を訪れた際に彼は「エ~!キミは一体どこに住んでいるんだ?!」と仰天していた。

240この円形の広告塔は一体何のご利益があるんだろう?街灯になってるのかしらん?
日本では見かけないよね。
『Rocky Horror Show』のポスターが掲げられている。
ココはいつ来てもコレを上演してるんだよね。

250さて、Messe会場。
この年、ナゼか知らないけどMarshallのスタッフにはラミパスが配布された。
以前はこんなこと一回もなかったのよ。

255_2ブースは同じ造作。
この年はHazeをフィーチュアをしていたのか…。
なつかしいな…Haze。

260ブースの内部はほとんど前回と同じ。

270
320このカタログやポスターを収納するハコもずいぶん進化した。
ITの普及によりこの「カタログ」の文化もすたれてしまったナァ。
私にはカタログ集めの趣味はないが、今持っているモノぐらいは保管しておこう。

275vこの年もアーティストを強調したディスプレイだった。

280ま、この頃の「例年通り」と表現するべきか…。

295_2Megadethのデイヴ・ムスティンはMarshall初のシグネチャー・キャビネットだった。
SHOW-YAのsun-go☆さんが愛用しているヤツね。

290_2サイン会やデモンストレーション等、ブース内でのイベントの予定表。
ずっと以前はジムのサイン会とMarshallバンドのデモ演奏を毎日数回ずつやるだけだったのよ。
信じられないぐらいにぎやかになった。

300_2デモンストレーション・ルーム。
この年はダグが担当してくれたんだネェ。Vintage Modern使ってたからね。

310_3この年はジムも復活。
病み上がりとだけあってさすがに動きは緩慢だったが、毎回ファンが長い列を作るサイン会では元気な姿を見せた。

330デイヴ・ムスティンもサイン会を開催。

340v_2恒例のMarshallパーティ。
コレは珍しかった。
いつもは巨大なボール・ルームにごく普通のステージとに円卓を並べるだけの造作なのだが、この年はステージの壁面にダグとデイヴの大きなイラストがあしらわれ、それぞれに関連したモデルが並べられた。
もちろん、本人が登場して演奏した。
先にダグ・アルドリッチが出演して華麗なソロを聴かせてくれて、その後の歓談タイムを経てデイヴ・ムスティンがステージに現れた。
「オレはダグみたいには弾けないから…」とひと言発して、アレはMegadethの曲だったんだろうね、猛烈な爆音で1曲披露してくれた。

355Marshallのハウス・バンドも登場し、フランス人ドラマーのファリドが客席に降りてジムにスティックを渡した。
ジムはもう左手が自由にならなかったので、右手だけにスティックを持ち、テーブルの上の目の前のグラスをチンチンと叩いて見せた。

356vパーティも時間が大分経った頃だった。
司会者が参列者に静粛を促し、会場にいた200人以上の紳士淑女の耳目を集めた。
私もしこたまワインを飲んでいて、いい加減眠いし、何となく司会者の話に耳を傾けていると、何やら私の名前が何回か出て来るではないの。
「ヤベ!ナンカやらかしちゃったかな?」と思って心配していると、会場の前の方に出て来るように言われた。
何のことやら様子がサッパリわからないでいると、私に「Shige Award」と銘打った賞を与えてくれるというのだ。
「Marshallへの貢献度が著しく高い人に与えられる賞」だという。
下のトロフィがその証。
トロフィは司会者からジムに渡り、ジムから手渡してもらった。
猛烈にうれしかったネェ~。
子供のころからあこがれていたMarshallから賞をもらうなんて…。
ところが残念なことに誰もこのシーンの写真を撮ってないんだよ!
でも、この時の感動はヘタなピンボケ写真よりよっぽどクリアに胸に刻まれているし、きっとそれは一生消え去らないと思う。
ホントに何も聞かされていない、あまりにも完璧なサプライズだった。

360v_2自分で言うのもナンだけど、一生懸命やったからな~…仕事にやり甲斐を感じていたし、自分のしていることを誇りに思っていた。
ツライこともたくさんあったにせよ、とにかく仕事がメチャクチャ面白かった。
でも、そんな仕事も家内の我慢や協力なしにはとても実現できなかった。
そこで、パーティが終了してホテルの部屋に戻るなり、東京の家内に電話をしてShige Awardこのことを興奮交じりに伝えた。
そしてm心を込めてからお礼を伝えた。
家内は電話口で静かに泣いていた。
ま、一生懸命やり過ぎちゃって、この後の人生がガラリと変わっちゃったんだけど、前に勤めていた会社にも心から感謝している。
 
台座に刻まれている「INAUGURAL」というのは「初開催の」という意味。

370そこで、それを頂いたのがMarshall GALAのTシャツ。
第1回目だから「THE INAUGURAL Marshall GALA」と入れた。
残念ながらShige Awardの方は、私が前の会社を退職し、Marshallから一時離れたことにより2回目が開催されなかったが、Marshall GALAは来年の秋に「ThE SECOND」がありますからね。
皆さん、お楽しみに!

2e_img_1894 コレは最終日の最後。
あと数分で2009年のFrankfurt Musik Messeも幕を閉じようとしていた時のこと。
突然ブースの中央にJVMのフルスタックがセットされた。 

660_img_9180そこへ当時デモンストレーターだったクリス・ジョージが登場し、爆音でギターを弾き始めた。
曲は「God Save the Queen」だった。
何だってこんなことを急にしたのか、そして誰の発案か知らないけど、この時は私もイギリス人になったね。
私は歌詞はわからないのでハミングで一緒に歌った。

390vこの時も夜は夜で楽しかったな。
Marshallの定宿のPark Hotelのバー「King of Casablanca」でルークと「Your Song」を歌っているところ。
フランクフルトは「♪It's a little bit funny」どころか、いつでも「enormously funny」だった。

350<まだつづく>
 

200 
(一部敬称略 2009年 Frankfurt Musik Messeにて撮影)

2018年10月 2日 (火)

HIGH VOLTAGE of sun-go☆

 
みんな大好きsun-go☆さん。
問答無用でカッコいいもんね~。
プレイよし、音よし、そしてアクションよし…考えてみるに、五十嵐さんは世界の女性ギタリストの中で一番カッコいいと言っても過言ではないんじゃん?
そんなカッコいいギタリストの姿を我が手で写真に収めることができるのは無上のよろこびなのだ。
しかし考えてみると、根っからのsun-go☆さんファンやSHOW-YAファンが聞いたら噴飯モノなんだろうけど、実はsun-go☆さんとのお付き合いは、それほど古いモノではないんだよね。
それも仕方ない、その前まではMarshallじゃなかったんだから!
2009年のmintmintsから始まったんだよね…それでも9年か…。
初めてお会いしたのは、沼袋のライブハウスでmintmintsがリハーサルをしている時だった。
SHARAさんのご紹介だった。
sun-go☆さんは初対面にもかかわらず、驚くほど気さくに、まるで竹馬の友のように接してくれた。
後でわかったんだけど、どうもsun-go☆さんはこの時、すでに以前に何度もお互いに顔を合わせていたと勘違いされていたそうだ。
そんな勘違いする人滅多にいるもんじゃない!
まったくダイナミックな人だ。
しかし、この時のことが転じてSHOW-YAのステージを撮影させて頂くようになったんだから人生ナニが起こるかわからない。
SHOW-YAのステージをズッ~と撮らせて頂いていることは私にとって大きな誇りであり自慢のタネなのであ~る。
しかし、 あの頃、我々は今より確実に9つも若かったんだナァ。
何せ、私がひとつ歳を取ったすぐ翌日にはsun-go☆さんもひとつ齢を重ねるからネェ。お互いサソリちゃんだから。
今日はそんなsun-go☆さんのプチ特集。
別の言い方をすると、かーくんのバースデー・ライブ『Volt-age 48』で撮影したsun-go☆さんの未発表写真集。
かーくんのステージの時は、SHOW-YAの時とは異なり、sun-go☆さんはサポートに徹するのでなかなか写真が撮りづらい。
つまりsun-go☆さんにスポットが当たる時間が短い。
私なんぞは「夏の夜の蛾」と同じでしてね…カメラのファインダーを覗くとどうしても明るいところに寄ってしまう。
だからかーくんのステージでは、そうしたsun-go☆さんにスポットライトが当たる貴重な時間を細大漏らさず利用してシャッターを切る。
そうして撮った写真の中から頭の中にあるライブ・レポートにマッチする写真を後に選ぶワケなんだけど、この作業が一番ツライ。
いい写真が極端に少ない時は当然シンドイんだけど、いいのがイッパイ撮れた時がこれまたツライ。
「コレもいいナァ、アラ~、こっちもみんな喜ぶだろうナァ。グワァァぁ、どうしたらいいんだ~!」という具合ね。
特にSHOW-YAファンの皆さんはライブ会場で「写真楽しみにしています!」なんて私に声をかけてくださる方が多いもんだから、みんなの顔がアタマに思い浮かんでしまって尚更悩むことが多い。
一方では、記事の構成との兼ね合いもあって、主役を差し置いてサポートの人ばかりフィーチュアするワケにもいかないのです。
自分ちの子供の運動会やおゆうぎ会じゃないんだから。
そんな事情があって、かーくんの『Volt-age 48』から今回の「プチsun-go☆特集」を編んでみた。
要するに、本編以外にも皆さんに見せたいsun-go☆さんの写真があるってことよ!
そして、sun-go☆さんの傍らにはMarshall。
コレを忘れてはイケません。
それではどうぞ!570vSHOW-YAの撮影の時は曲がほぼアタマに入っているので、イントロやソロなど、どこでsun-go☆さんがガツンと来るかわかってる。

20かーくんの時はそうもいかない。

25v急に舞台の前に出て来てドバ~っと演るもんだからいつも慌てちゃう。
もちろん事前にフィーチュア箇所を教えてもらっておくんだけど、夢中になってシャッターを切っているウチに忘れちゃうんだよね。

ステージの前に出て来ようが、後に引っ込んでいようが、ドップリとsun-go☆さんをサポートしているのがMarshall。
ステージの前(私のこと)と後ろでMarshallのハサミ打ちだ~、ナンチャッテ。

70vおなじみのsun-go☆さんのMarshallね。
JVM410Hと1960BDM。

30v「Volt-age」は毎回照明の趣向に変化があっておもしろい。

10vただ、スモークを多用するので、照明によっては時折撮影が実にシンドイのです。

60
480vこういう照明は気をつけないとマズイのだ。

90v「Volt-age」ではコーラスのシーンも少なくない。
sun-go☆さんが担当するハモリ・パートがよ~く聞こえてくる。

80今回は「おみ足ショット」が少なかったかな?

50vソロに集中するsun-go☆さん。
その集中具合はなおみちゃんに勝るとも劣らない。

100「オリャ~!」

110vここで今日のハイライト!
サオ回し。
「Volt-age 48」レポートにも掲載したが、こちらは完全版。
コレも「アララ、そこでやっちゃうのッ?!」って、実は焦ったんだよね~。
そこでいつもとはゼンゼン違う場所で無我夢中でシャッターを切ることになった。
SHOW-YAの時はさとみさんとユニゾンでサオを回すので必ず正面から撮るようにしているが、コレはそんな事情で結果的にそれとは違う構図になった。
コレもいいよね?
いくよ~、セ~ノ~!

500vこの眼光鋭いsun-go☆さんの眼差しに注目!

510vその視線の先はナンだッ?

520vクルッ…

530vリンッ…

540vパッ…と!

550vキマった~!
最近、よくfacebookにこのサオ回しの失敗の動画が上がっているけどアレおもしろいよね~。
このサオ回しも右回しと左回しがあるって西山毅さんから教わってビックリ。
全く気にしていなかった。
sun-go☆さんによると、男性は力があるのでギターのボディを掴んでグイッっと左側(お客さんが見て右側)に向けて飛ばして回すことが容易だが、女性は一般的に非力なので、ネックを握って、右の方に送り出す。
そうしてギターの重さが生み出す遠心力で回しきるのがラクなのだそうだ。
なんかその女性式の方がアクションで派手でカッコいいよね。

560v今回もカッコよかった~!
40v
sun-go☆の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ

580vハイ、ココで話題はガラリと変わるよ。
引っ張り出してきたのはヤケに額の広いオジちゃんのジャケットのCD。
コレはいくら熱心なSHOW-YAファンでも知る人はいまい。
デイヴ・マーディというカリフォルニアのジャズ・ギタリスト。
別に聴きたくて聴くワケでもなく、ランダムに棚から取り出したCDがコレだったので超久しぶりに聴いてみた。
ウェスの「The Thumb」、パーカー・スタンダードの「Confirmation」、ショーターの「Yes or No」、コルトレーンの「Giant Steps」等の合間にオリジナル曲を散りばめた、ま、趣味のアルバムみたいなイメージ。
ギターの音が細いのとオリジナル曲があまりにもツマらない以外には可も不可もない凡庸な1枚。
救いと言えばチック・コリアのところのアルト、エリック・マリエンサルが全編に参加していてサスガ立派なソロを聴かせることぐらいか。
イヤイヤ、そんなことでココに紹介なんかするワケない。
1990年のこのアルバム、一体いつどこで買ったのか微塵も覚えていなくて、今回引っ張り出してタイトルを見て驚いた!
「That Goes to Show Ya!」という。
「Show Ya」ですよ。
 
コレは残念ながら我らがSHOW-YAのことを指しているワケではなくて、「Ya」は「you」のことね。
「goes to show~」で「~だということがよくわかる」とか「~だということを証明する」という意味。
例えば「It goes to show you can play guitar」なんていうと「アナタがギターを弾けることがわかったよ」なんて風に使うようだ。
でも、この場合は「ya」は目的格で、「このアルバムがオジちゃんがスゴイということをアナタに証明してまっせ」ぐらいの意味なんでしょう。知らんけど。9dm2そして、我々は「We'll go to Show-YA」なのだ!
来る10月21日、有楽町のヒューリックホール東京における『REVENGE TOUR』の千秋楽。
「REVENGE」か…ナニがrevengeなのかはファンの皆さんなら百も二百も承知のことでしょう。
調べてみて驚いた。
さとみさんが手に大ケガをする前、SHOW-YAの5人が揃って単独公演をしたのは、2017年7月30日のCLUB CITTAにおける『GET YOUR SHOW-YA』なんだよね。
この後、アコースティック・ミニ・ライブや『NAONのYAON』はあったにせよ、東京では1年以上ぶりの5人揃っての単独公演となる。
コレは見逃せませんな~!
 
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト

440 

200_2 

(一部敬称略 2018年8月12日 ZEPP Divercityにて撮影)

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2018年10月 1日 (月)

諸星和己 BIRTHDAY LIVE Volt-age 48

 

おかげさまでこのMarshall Blogもずいぶんと長いことやらせて頂いていて、「シリーズ」でというか、「レギュラー」というか、「アニュアル(annual=年1回の、例年の)」でレポートしているコンサートがいくつかある。
そのウチのひとつが今日お送りする諸星和己、かーくんのバースデイ・コンサートだ。
今年で6回目…すなわち6年目!
そんなもんだから、「Marshall ブログ」名義で控室までご用意頂き恐縮千万!
ありがとうございます。

92hm オープニングSEとともに客席が暗転。
そして、いつも通りの華やかな照明の中、かーくんが下手から登場した。
1曲目は「B.C.物語」。

10_2諸星和己

20v今回かーくんをサポートするバンドは…

30_2五十嵐sun-go☆美貴

40v_2下手のギターに土屋 浩一。

50vキーボーズに佐藤真吾。

60v_2ベースは中村泰造。
時折メンバーが替わるバック・バンド。ギターの土屋さんと中村さんは私は初めて。

70cパーカッションの中村順一。

80vドラムスは吉田太郎

90vsun-go☆さんは当然Marshall。

100_2SHOW-YAの時と同じJVM410Hと1960BDMのコンビだ。

110v足元のようす。

120_2スルリとつなげた2曲目は「VibesXXX」。

130v「パラダイス銀河」や「スターライト」等のヒット曲のメドレーに客席は大爆発。

S41a7977 sun-go☆さんもノリノリだよ。

155ギターを手にして「Take off」。

140v_toかーくんはステージ下手に移動してベースの中村さんと背中合わせのフォーメーション。

160_2さらに続けて「I am SAMURAI」。

170v_2sun-go☆さんはアコースティックにギターを持ち替えた。

170v_iasギターを置いたかーくん。

180vマイク・スタンド・アクションがバッチリとキマったゼ!

190v「どうも、こんちは!ナンダ、お前たちのこの盛り下がりは!」
いきなりコレ!
「せっかくスタッフがGENJIの曲を用意してくれたのに…かかったらそういう気持ちになるでしょ?
お前たちはそういう気持ちがなくなったのですか?」
ハハハ、始まった、始まった!
やっぱりかーくんのMCはこうじゃないとね。
「EXILEにも行かず(となりで野外イベントが開催されていた)、アニソンにも行かず、間違わずZepp Divercityに来てくれてありがとう」

200v_2「2階もすごい満員なんですよ!」

210_2「光GENJI30周年の最後のライブなんですが、特別なモノはありません…私の誕生日ですから。
めでたく48歳。
気づけば48歳。
48グループに入れます」
「30周年イヤー最後のライブ…新たに飛び立つ日でもあります。
皆さまの大好きな曲、皆さまがどうでもいいと思っている曲、色々織り交ぜて用意しておりますので楽しんで行ってください!」

S41a8113 CO2が派手に噴き出してスぺクタキュラー感満点!

210_cb曲は「Can-na-bis」。

220vお立ち台に座るかーくん。
250_2sun-go☆さんはガツンとステージ前方へ歩み出る。

230vそしてかーくんと背中合わせ!

240_2ん?コレは初めて見た。
かーくんがヘッドホンを付けてる。

260v_nguそのまま歌うのは「Never give up」。

270v今度はキャップをかぶって「Back off」。
かーくんのステージは小道具をウマく使うからね。
一時も目を離すことができない。

280v_bo黒いカーディガンを脱いで「Photograph」。

290_pgもう汗ビッショリの大熱唱!

300v「どうでもいい曲が続いただろう?オレはオマエ達を見ていられなかった!
よしわかった!
ココからは皆さんが好きであろう曲を演りますよ…ユル~い曲を!」

330_2カバサを手にした太郎さんとやり取りがあって…

370_2「Walk away」をプレイ。

320この曲は東京公演だけで演奏された。

350_2なるほど、ユル~い、イヤ、リラックスした雰囲気でsun-go☆さんもイスに座ってプレイ。

340_waそして、佐藤さんは鍵盤ハーモニカを披露した。
この楽器の音色っていいんだよね~。

360v「ブ~ブ~!」
タンバリンをハンドルに見立ててドライブ。
ウケる客席。
「ナンダ、お前ら!こんなの好きなのか!?」
このあたりの長尺MCは会場でお楽しみアレ。

380v_2次に歌ったのは「adios」。

380アコギに持ち替えたsun-go☆さん。
ショウの中盤のホッコリ・タイム。

390_adホッコリはいいけど、かーくん、お立ち台の上で横になっちゃたよ!

400「2017年8月19日…光GENJIの30周年イヤーが始まって何かしようと取り組んで来ましたけど、結果できないことが色々ありました。
ウチのメンバーも残念がっています。
先日、大雨の日、我々の歌の師匠でありプロデューサーでもあるASKAさんの家に行ったんですよ。
ある曲を作って頂く打ち合わせをした。
家に以前プロモーション・ビデオで使ったローラー・スケートが片方だけ飾ってあるんですよ。
もう片方はボクが持ってる。
いつかこのスケート靴が合体できるようにもう少しガンバって行け…というお言葉を頂戴しました」

410v_2ということで次に選んだバラードはASKAさんの「はじまりはいつも雨」。

S41a8340 更にかーくんはハーモニカを手にして自分で「♪Happy birthday」のメロディをプレイ!

430v_2トレードマークの白いモサモサつきのマイクスタンドでもう1曲続けたのは「Sometimes Love Hurts…like now」。

440_slh次の曲はsun-go☆さんのギターでスタート。

450v_2「Loving'you」!

460vガラリと雰囲気が変わってイケイケ状態!

470v_lyかーくんとsun-go☆さんの呼吸はピッタリ。

485そのシーンのひとつがコレ。
2人が右手を高々と上げて…

490さぁ、行きますよ~!

500v_2クルッ…

540vリンパッ…と!
大成功!
そう、sun-go☆さんが右回し。
反対側に回すのはすごく力が要るそうだ。

560v_2いよいよかーくんもHigh Voltageに差しかかった!
見てよ、ステージの右ハジ…水の入ったペットボトル。
このあたりから少し後ろに下がっておかないと、私の商売道具がアブナイ。

570_wr曲は「Whiskly's Rock」。

580v_2自らペットボトルの水を頭にかけた後…

590客席に水分補給!

600_2ノリの良いエキサイティングな曲だけにそちらに気を取られているとビショビショになる。

610vもちろんファンの皆さんはそれでバッチリ!

620以前は口に含んだ水を吹いていたんだけど、今回はペットボトルが大量に用意された。
この分だと記念すべきVolt-age 50の時には巨大なタライでやるかも知れないな…。

630v_2会場に投げ込まれたペットボトルから漏れた水滴に照明が当たる様が美しい。
かーくんのショウのハイライト・シーンのひとつ。

630もう本編も終盤。
またサングラスをかけたかーくん。

640_hg曲は「HIKARU現実」。

650v_3sun-go☆さんもセンターで大フィーチュアされたのは本編を締めくくった「CountDown」。

670v_2本編全16曲の大熱唱!

660v_cdアンコールで登場したかーくんの手にはバースデーケーキが。
そして、みんなで「♪Happy birthday to you」を歌ったんだよね。
かーくんのバースデー・セレモニーはサッパリしていて実に気持ちがいい。

680_2「ありがとう!この気持ちは歌で返していきます。
今日の私はこんな気持ち…」

690v…と、大ジャンプ!

S41a8550 そしてギターを手にして歌のコーナーに移った。

700vsun-go☆さんもアコギ。
そして、この手拍子。

710v…となると曲は「Try Again」。

720vココもかーくんのショウの大きな見せどころ。

730サオのメンバー全員が揃い踏むシーンが圧巻なのだ。
このシーンを撮り逃すまいと、正面でカメラを構えていたのだが、このシーンになっていきなり大スモーク+ピンクのLED照明攻撃!
これじゃ全く撮れん!…と大急ぎで上手側に移動して夢中でシャッターを切った!
コレでも結構考えて撮ってるんですよ~!

740もう一度バンドのメンバーを紹介。
「お待たせしました!ギター、sun-go☆!
その衣装はナニをイメージしたんですか?」

750「誕生日を祝うお店のお姉さんです!」
sun-go☆さんと私は生年が同じで、誕生日が1日違いなの。
我々はあと2ヶ月弱で「Volt-age〇〇」!「

760v「捨てきれない自分のプライドがあります。2018年のツアーのテーマでもあります。聴いてください

770ジックリ歌い込んだ「It's my PRIDE」。

780_impさらに「俺の手にSay Goodbye」でプログラムを終了した。

780vこの後、大阪公演を開催した。

800メンバー全員がステージから降りたが、アンコールが鳴りやまず、かーくんがひとりで再登場。
「普段ダブル・アンコールなんてないんですけどね…。ライブが終わるとチョット寂しい気持ちになるんです。
そんな気持ちを歌にしました。変なシャベリよりも皆さんに伝えたい曲です。
ステージを去る時はこんな曲を歌うんだろうな…と思ったらこんな曲になりました」
感動的なMCを加えて「Last Song」を歌って『Volt-age 48』の幕を降ろした。

810諸星和己の詳しい情報はコチラ⇒KAZUMI MOROHOSHI Official Website

0r4a7711 sun-go☆の詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ

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200_2 

(一部敬称略 2018年8月12日 ZEPP Divercityにて撮影)