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2018年10月22日 (月)

2018楽器フェア <前編>

  
先週の金曜日と土曜日、楽器フェアに行って来た。

10この青空の写真は2日目に撮ったもの。
1日目は激曇りだったのに翌日はこの通り、気持ちいいばかりの大晴天!
でも、帰りはスゲエ雨になってビックリしたね。
ったく、最近の天気ときたら…わかっちゃいるけどあんまりだ。

30前回は11月はじめの開催だったが、今回チョット早まっての日程。

40会場入り口の雰囲気は前回と同じ。

50

60エントランスホールのステージにはJVM210HのフルスタックにEDEN!
コレはゴキゲンですな~。

70となりのステージではハーモニカの熱演。
リー・オスカーみたいだナァ~、と思ったらリー・オスカーだった!

80会場内の写真のほとんどは金曜日に撮影したものです。

90土日は大混雑でシッチャカメッチャカになってしまい撮影どころではないので空いてるであろう金曜に写真を撮ってしまおうという作戦。

100ところが!
平日の夕方前だというのにこの人出。
活気が漂ってる。
120ああ、懐かしいブランドが…。
イヤ、こっちの話、こっちの話。

110会場がユッタリしていていいね~。

130池袋の頃とは大違い。
横浜もマァ広かったけど、遠かったからナァ。

150ではソロソロ、Marshall関連のブースに行ってみよう!

160Marshallの展示は輸入代理店のヤマハミュージックジャパンさんのブース内に設置されている。

170こんな感じ。

180やっぱいいね、壁は!

190こうして見るとMarshallのラインナップもずいぶん変わったし、色々あったな~。
私がこの業界に入って最初の楽器フェアではTSLのコンボとVBAシリーズ、それにミニ・スタックをフィーチュアしたんだっけかな?
JCM600が終わった時ぐらい?…って、そんなのあったな~。

185MODE FOURとかHAZEとかMAとか、色々あったナァ。
こんなグリーンのMarshallなんて当時は想像したこともなかったヨ。

210新しいMG。
正直、やっぱりこのルックスは落ち着くな。

220CODEは前回の楽器フェアでフィーチュアされたんだった。
アレからもう2年かよ!

200来年の3月にはフル・スタックを使った「爆音セッション」というのがあるんだって!

230コレは撮影スポットだそうです。

240当然EDENの展示もバッチリ!

250こんな感じ。

270ベース・アンプもドンドン小さくなっていくな~。

260ペダル類も増えて来たよ~。

2901日目の夕方、ブース内のデモンストレーション・ステージにはDSL20CとORIGIN20Cがセットされた。
このデモンストレーションの続きは<後編>ね。

300ESPさんのブースにて…。
このJVM410H。
幹大ちゃんが使っていたモノ。
インプット・ジャックのステッカーが目印。
ESPさんの昔からの仲良しが今回ワザワザ声をかけてくれて私に見せてくれた。
幹大ちゃんには何回もMarshall Roadshowをお願いして、ずいぶん一緒に各地を回ったナァ。
いつでも彼だけの最高のMarshallサウンドだった。
横浜の楽器フェアの時、ブースに寄ってくれた時、私のレベルに合わせて一緒に「Black Page」を演奏してくれたのはとてもいい思い出だ。

610マーケットのエリア。
音楽関係のいい新古本を探すのは私の楽器フェアの楽しみのひとつでしてね。
マンマと欲しかった楽譜を見つけた!
やった!「現品売り尽くし」だ!
ヘヘヘ、コイツァありがてェ!ん、チョット待てよ…。
「売り尽くし」で「定価販売」?…「定価」ってどういうことだろう。
普通「売り尽くす」には大幅な値引きをするでしょう?
そんな「売り尽くし品」を「定価」で販売できるなんてラクな商売はあるまいに。
と、お目当ての楽譜を手にしてレジの方にどういう仕組みかお尋ねすると、定価だけのお勘定で消費税がかからない。
すなわち8%引きということだった。
言葉に誤りはありませんな。
なので買うのを断念。
620ところが!
2日目に家内を連れて同じ売り場に赴き、「欲しい楽譜があったんだけど。カクカクシカジカで買うのを諦めた」と言うと、彼女は「チョット待って」と、特価で販売しているコーナーに行って大幅に値下げになっている同じ楽譜を見つけ出してきた!
でかしたワイフ!
ということで、即買い込んだのが下の楽譜。
アラム・ハチャトゥリアンの「ヴァイオリン協奏曲」。
グラズノフ、シベリウスのソレとならんで20世紀に作られたヴァイオリン協奏曲で最もカッコいいとされている曲。
最近始めたSpotifyでグラズノフとシベリウスのを聴いてみたけど、ナンノナンノ、ダントツでハチャトゥリアンよ。
田川ヒロアキさんが毎年出演してる『Sportd of Heart』というイベントでヴァイオリニストの古澤巌さんとご一緒させて頂いた時、ちょうどニュー・アルバムの内容の企画中ということで、私からこの曲について触れると、「ああ~!ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲がありましたね~!あの曲はカッコいいですからね~」とご賛同くださった。
ウチへ来る若いギタリストたちもこの曲はカッコいいと大絶賛しているのね。ニコロ・パガニーニもいいけど当たり前すぎちゃうでしょ。
オ~イ、みんな、譜面ゲットしたぞ!

630_2 しかし、クラシックの人たちってのはスゲェな~。
「Black Page」どころじゃないって。
協奏曲だけあって、ソロ・ヴァイオリンのパートには延々とメロディが書き込んである。
コレ、ソリストは全部覚えるワケでしょ?
もっというと指揮者は全部のバートの頭に入れてるワケでしょ?
そんなのイヤだ~!そもそも読めない。
ちなみにこの曲はオイストラフに献呈されたとあって、巻末にオイストラフのカデンツァが載っている。

640『楽器フェア』のレポートと来れば、Marshallのデモンストレーションのレポートが掲載されると思ってたでしょう?
それは<後編>で!
 

200 
(2018年10月19日&20日 東京ビッグサイトにて撮影)