2018楽器フェア <後編>
『楽器フェア2018』レポートの後半。
今日はMarshallブースのデモンストレーションの様子をお届けします。
初日、19日の夕方6時にステージに上がったのはD_Drive。
SeijiさんはORIGIN20Cのサウンドを聴かせてくれた。
これまた熱気のこもったパフォーマンスはまるでD_Driveのライブ会場に来ているよう。
Seijiさんは以前からORIGINに興味を持って頂いていたので商品説明もバッチリ。
シッカリご期待に沿えたようだ。
YukiちゃんはMarshall Blogでもレポートした通りすでにORIGINは経験済み。
そこで今日はDSL20Cを担当して頂いた。
Yukiちゃんの足元。
エフェクターが見当たらない。
そう、完全アンプ直でD_Driveのナンバーを弾き切った。
男だね~、チガウカ…。
続いて「Cassis Orange」に「Mr.RAT Boots」。
そして、最後は「The Last Revenge」で締めくくった。
写真コーナーで記念撮影。
Yukiちゃん、MarshallロゴTシャツありがとうございました。
その後場所を移動してCD即売&サイン会。
ココではChiikoちゃんとToshiくんも合流した。
災害に強いD_Drive。
先日の台風でお流れになった十三GABUでの単独公演が明日に迫ったよ~!
関西の方々、うまい具合に大阪方面に出張が当たった方、是非お寄りくださいまし。
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE
会場の各地では様々な楽器の体験コーナーが設けられ、ただ楽器を見て歩く以外の楽しみもタップリ!
そして第2日目。
Marshallのデモンストレーションを担当したのは…
今、Chojiくんは1987Xと1936を愛用してくれているが、今回デモをお願いしたのはORIGIN20C。
ん~、コレはいい音だ。
歪み系のペダルをカマして奏でる図太いトーンはORIGINならではですよ!
2曲目はI Don't Like Monday.が去る9月8日にデジタル・リリースしたEP「A GIRL IN THE CITY」。
いかにもI DON'T LIKE MONDAYS.らしいナンバー。
Chojiくんはレスポールでガンガン16のカッティングをやっちゃうからね。
そんなプレイにもORIGINはバッチリと付いて来てくれる。
Chojiくんも商品説明。
ORIGINだけに搭載されている音量制御機能、Powerstemについて解説してくれた。
トークうまいな~。
3曲目はこの日にために書き下ろしてくれたという「The Lakeside」。
湖畔の四季をイメージしたチャーミングな曲。
さらにもう1曲は、これまた書き下ろしの「Goodbye, Metoropolice」でORIGINの魅力を存分に引き出してくれた。
I Don't Like Mondays.は『A Girl in the City』を引っ提げて全国ツアー中だ。
東京公演は残念ながら他の用事と重なってしまいお邪魔することができなかった。
会場は品川のステラボールというのだからその人気が窺えるというモノだ。
次は11月3日の横浜ランドマークホール。
もうチケットはソールドアウトなんだけど押しかけちゃおうかな?
その後も12月16日の札幌までツアーは続くのでチャンスがあれば是非コンサート会場にお出かけ頂きたい。
さらにChojiくんは『December Club Session '18』と題して12月6日にバースデイ・ソロでコンサートを開催する。
コチラはIDLMとはガラリと変わってのギタータップリの内容となるようだ。
会場は渋谷のCHELSEA HOTEL。
「Chelsea Bridge」はビリー・ストレイホーンね…関係ないか。
I Don't Like Mondays.の詳しい情報は⇒Official Site
皆、口々に「今回はいつもより来場者が多い」と言っていたが、私もそういう印象を受けた。
とてもいいことだ。
ただひとつ気になったのは、私がお邪魔したのが金曜と土曜だったせいなのかも知れないが、以前に比べて若い来場者の比率が低くなったように感じた。
加えて、各ブースで展開しているイベントのデモンストレーターにも若い人がほとんどいないと思った。
もちろん商品の優位性をアッピールするためなのだから、演奏技術に長けた老練なプレイヤーの起用は必須のことだ。
しかし、来場者のソレに呼応するように、あまりにも若いプレイヤーがいないようにお見受けしたのだ。
何でも若けりゃいいってものではないけれど、やっぱりロックは若い人の間から生まれ出て来て然るべきものだし、若い世代にこの器楽演奏の文化を伝承しなかったらホントにロックもろとも滅びてしまう。
このあたりのことを結構マジで心配しているのだ。
アニメ関係のイベントと共同で開催したらどうなんだろう?今やロックはアニメに寄り添っていなければ単独で立ってられないでしょう?
他にもニコニコと共同歩調を取るとか、YouTubeとタッグを組むとか…。
「ロック池」に魚がいなければ、ウジャウジャ魚が住んでいる「アニメ池」行って釣をせざるを得ない。
繰り返すが、私がお邪魔した日と時間の状況がタマタマそうであったのかも知れない。
「バカ言っちゃイカン!日曜日は若い人たちでゴッタ返していたよ!」ということであれば素直にお詫び申し上げますし、その調子で益々のご発展を願って止みません。
是非そうであって欲しいと思う。
2日目の帰りがけ、例のMarshallの「2台積み」ではなくて3段積みが置いてあるエントランスのステージで元気のいいガール・バンドが演奏していた。
「おお~!いいね~!」と思ってギターの女性に目をやると…アレ?
Natsumiちゃん?
そう、演奏していたのはNatsumiちゃんが参加しているCASPAだったのよ!
Natsumiちゃんは以前に「若手ギタリストの座談会」でMarshall Blogにご登場頂いている。
残念ながらやはり他の予定が重なって数か月前のライブには行けなかったので、コレが私の初CASPAとなった。
あの座談会の時のイメージとはゼンゼン違って、ワイルドで実にカッコいい!
Marshallがよく似合ってるぞ~!
今度ライブを取材させてね!
CASPAの詳しい情報はコチラ⇒CASPA Official Website
<前編>に書いたように2日目の夜はザンザン降りで寒かった!
下の写真は当日の朝の様子。
ホントにね~、もうこの歳になると、結婚式に出る機会もなく、誰かと何年振りかでバッタリなんていうのは葬式と楽器フェアだけなんだよね。
この2日間も業界の方やミュージシャン、さらにMarshall Blogをご愛読頂いているたくさんの方々に声をかけて頂き、おしゃべりをしてとても楽しかった。
また2年後を楽しみにしています。
(2018年10月19日&20日 東京ビッグサイトにて撮影 ※協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン 松尾くん、ありがとう!)