Headless Goddess~FATE GEARの新しいMV「Headless Goddes」」
ガールズ・スチームメタル楽団、FATE GEARが新しいミュージック・ビデオを発表した。
「Headless Goddess」というMina隊長の過去の作品のセルフ・カバーだ。
「頭のない女神」か…隊長はBlack SabbatheのHeadless Crossにインスパイアされてこの曲を作ったというが、何かありそうだな?と思って調べてみたら…
…あった。
それはヒンドゥー教。
Marshall Blogには英語の語源のウンチクに関連してギリシア神話やローマ神話を引き合いに出すことが多いが、インド神話ってのは初めてだな。
チョット関連するサイトを見てみると、スゴイね。
やっぱりインドはスゴイ。
で、その頭のない女神というのが下のお方。
お名前を「チンナマスタ(Chinnamasta)」とおっしゃる。
コレ、自らの首をチョン斬ることで「自我の切断」を表しているのだそう。
ナニも首まで斬らなくても…死んでまうぞ!
両脇の人がブッチュ~と噴き出している血をゴクゴク飲んでる。
コレで他人を養っちゃう。
アンパンマンの頭と同じだ。
それから下の方を見て…男女がイチャイチャと絡み合っているところをグイと踏んづけてるでしょう?
コレは愛欲の超越をあらわしているのだそうです。
インドの神様ってのはダイナミックな方々が何柱もいらっしゃって実に面白い。
さて、FATE GEAR。
かつての固定のバンド形態を改め、適材を適所に都度採用する人事システムとなった。
以上のコア・メンバーに加え、今回アウトソーシングで参加したのが…
My Comlex of Academyの舞子。
「エ、なんでいるの?」とお互いに顔を合わせた瞬間に思わず吹き出してしまったYASHIRO。
この7人の体制で撮影がスタート。
ココ、エラい住宅地の中の元工場なんだけど、向かっている時、近くに「徳川記念財団」という施設を見つけて驚いちゃった。
今年は「維新150年」ではなくて「戊辰150年」ですからね。江戸っ子は「維新」なんて言わない。
EDENはヘッドがWT-600。スピーカー・キャビネットはD410XSTの「2台積み」。
(※「2台積み」という表現に違和感を覚える方はコチラをご覧ください)
スネア・ドラムは「ビーデッド/ハンマード・スチール・スネア」。サイズは14"×7"。
ペダルもNATAL。
こうして目に見えない所にも凝るのが黒澤流だ…ナンノこっちゃ?
知ってるでしょ?
『赤ひげ』で、絶対に写らないにもかかわらず、診療室の薬を入れる箪笥の引き出しの中すべてに実際に薬を入れさせて撮影したという話。
映画の舞台となった小石川診療所は8代将軍吉宗のキモ入りでスタートして市民に大変喜ばれたが、最後の方は汚職といい加減な運営で惨憺たるものだったらしい。
出た!
FATE GEAR名物のアクセサリーの数々。
今回も大活躍だ!
撮影はまずソロから…。
トップバッターはYASHIROちゃんだった。
見ての通り、かなり暗いでしょ?
あまりの激しい動きに絞りを開放にしてもシャッター速度が追いつかず、マジで写真が撮れないかと思った。
1回終わるごとに汗まみれのErikaさま。
どうせやるならコレぐらいやらないと!…というのをシカと拝見させて頂きました、ハイ。
Harukaちゃんもハードだった。
一体何回演技したんだろう?
一番大変なパートが一番数多く演らされるのだから大変だ。
Harukaちゃんは髪の毛がドバって前に下がっちゃうのでこれまた撮影がムズカシイ。
しかし、「ここぞ!」という場面では隊長がキリリと燃え上がるんだな。
お疲れさま~!
この「Headless Goddess」を収録したミニ・アルバムが1月にリリースされる予定。
お楽しみに!
着実のキャリアを積み続けるFATE GEAR。
Marshallも積み上げてがんばれ!
FATE GEARの詳しい情報はコチラ⇒FATE GEAR official site
<オマケ>
ところで、MarshallやNATALを使ったFATE GEARのビデオはコレばっかりじゃありませんからね。
コチラも是非お楽しみあれ!
アルバム『7 Years Ago』から…
『OZ -Rebellion-』から