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2018年10月 7日 (日)

TOKYO HIGH SCHOOL ROCK 2018

  

10月1日の都民の日…この日は年中行事の『TOKYO HIGH SCHOOL ROCK』が開催される。
本当に「1年」が早いことよ!
イヤイヤ、1年どころじゃないんだよ。
このイベント、今年で10回目だって!
途中避けられない他の用事があって欠席したことが何回かあったけど、第1回目からサポートさせて頂いている私にとって愛着のあるイベントなのよ。
あのO-EASTから10年かよ~。
だから私も10歳も年取ったっつーことね。
第1回目のステージに立った子たちも最年長で28歳か…フフフ、30前か…ザマア見ろ!
20代なんて瞬間で終わっちゃうんだぜ!

10開場前に出演者が全員集合してミーティングね。

20ステージには今年も…

30Marshall、EDEN…

40vそして、NATAL。

50コレはCafe Racer(カフェ・レーサー)というシリーズ。
チョコミントみたいなフィニッシュはシー・フォーム・グリーン。
Cafe Racerが日本で姿を現したのはこの日が初めてのことだった。
本邦初公開ってことね。

60開演時間になり、司会者がステージに上がる。
このイベントは高校生のバンドたち。
コンテストというワケではない。
厳しい審査を勝ち抜いて来たバンドが自分たちの音楽とその腕前をお披露目する純然たるコンサート・イベントなのだ。

70司会はO-WESTの深野叶子さん。
「いいですか、演奏をするだけがイベントではありません。家に帰るまでがイベントです。
先生、最後までチャンと見ていますからね。
キチっとした態度で悔いのない演奏をして、高校生活のよき思い出となる一日にしてください」
と言ったとか、言わないとか。
言いません。
しかし、このイベントは実にサッパリしていましてね。
最初に司会者が段取りを説明した後はほったらかし。
10周年を自慢するワケでも、祝うワケでもない。
このサッパリ加減がいいんですよ。

80vさて、今回のトップバッターはオープニング・アクトとして登場した「磨耶」。
調布市の都立神代高等学校からのエントリー。

90磨耶ちゃんは力強い歌声とストラミングでマイナーな曲を2つ披露。

100「♪あの子が死んだ夜にナンと言えばよいのだろう」
STARMARIEじゃないけど、最近はこういう不幸な歌が流行ってるのかしらん?
ま、それも自己表現のひとつだから何ら問題ない。
「がんばれ」、「ありがとう」の歌より格段に惹きつけられるってもんよ。

110v続いては「knowledge」。
江戸川高校からのエントリー。
江戸高か!
船堀街道沿いにあるすぐ近くの自家焙煎のコーヒー屋があるでしょ?
アソコの豆おいしいよ。
それと裏のオリジナルのドーナツ屋。アソコもおいしい。

120長山虎太郎

130v杉本駿平

150v福冨友太

140v早川和樹

160v安田幸太郎

170v1曲目は「アラビアンナイト」。そしてパンキッシュな「情景飛行」へと続いた。

180このチームはボーカルズの虎太郎くんの個性でグイグイ迫ってきたね~。
MCもとっても上手だった。

190v虎太郎くんを支えるバック陣との息もバッチリでダンサブルな「Dancing Dreamer」で盛り上げ、「てぃーじー愛えふ」を演奏してステージを後にした。

200続いては府中の明星高等学校からのガール・バンド、「せのびしたいお年頃」。

210伊東美慧

220v武藤世莉

230土居小梅

240v花房結城乃

250vこのチームも「はじめての失恋ソング」、「花粉症」、「告白」、「好き勝手」と4曲を披露。
「告白」という曲はMy Hair is Badという曲のコピー。

260「♪好きなことをしたらすべて失う。あの時どうすればよかったんですか?」なんて深刻な唄を歌っていたな~。
6/8拍子の曲なんかかなり目立っていたよ。

2704番手…珍しくまた弾き語り。
港区は芝公園にある正則高等学校からひとりで乗り込んで来た「ミウ」。

280感情直入型のフォークとでもいうのか、すごい迫力。
この人は相当慣れているんじゃないかしら?
歌はウマいし、ギターのアルペジオなんかもすごく巧みに組み立てていた。
ある程度の時間ギターに触っていないとできない芸当だ。

290v演奏したのは「ノンフィクション」、「姿見に歌姫」、「ヒーロー」、「涙雨」。
間違えているかも知れないけど、「♪アナタの中のキライが私の中のスキに変換される(反対だったかな?)」なんて絶叫するシーンがあってとても印象的だった。
こういうタイプの音楽もずいぶん変わったな~。

300続いてもガール・バンド。
法政大学高等学校の「iris」。

310榎戸彩乃

320v関口梨乃

330v塚本果音

340v川瀬みなみ

350v見た目のイメージ通りのポップサウンド。
1曲目の「You See?」なんてすごくヨカッタな。

360「my hero」、やっぱり法政だからかな?3曲目は「orange」、そしてギターのイントロが「Surffin' USA」みたいでおもしろかった「鳴らない花」の4曲を演奏した。

370この日、トリを務めたのは中野区の都立武蔵丘高等学校から「クジラ夜の街」。

380宮崎一晴

390v山本薫

400v佐伯隼也

410秦愛翔

420v 「風のもくてきち」、「R and J」、「Sugar」、そして「平成」をエキサイティングに披露。

430vこのチームも滅法ライブ慣れしている感じで、応援団の声援もあってメッチャ盛り上がった。
昔の高校生は、恥ずかしくてたた舞台でつっ立って弾いているだけだったんだよ。

440しかし、ナンだね~。
私が高校の頃は…いつもどうしてもこういうことを書いちゃうんだけど…バンド・コンテストなんかでオリジナル曲を演奏するチームなんてまずなかったんよ。
ほとんどが洋楽のコピー。
まだロックが一般的な文化ではない時代で日本のロック・バンドをコピーしている子もまずいなかった。
雲の上の洋楽のコピーをするのが精一杯で、オリジナル曲を作るなんて恐れ多くてとてもできなかった。海外に比べて優に10年遅れている日本のロックの事情にあって、例え素人がオリジナル曲を作ったにしても誰も聴いてくれなかっただろう。
そしてライブハウスにはコピー・バンドは出演することができなかった。
要するに、聴衆の心をつかむオリジナル曲を作って演奏するプロのようなバンドしかライブハウスに出演することができなかったので、おのずから曲のクォリティも演奏力もズバ抜けて高かった。
ところが、今やアマチュアの若い子たちがこうしてオリジナル曲を作って演奏して、ロックの酸いも甘いも知り尽くしたベテランのオジサンたちが「トリビュート」と称してコピーをやってるんだから皮肉なものだ。
あの時…40年近く前、こんな時代が来るだなんて一体誰が想像しただろうか?
ステージを観ていてそんなことを思っちゃったよ。
とにかく皆さん、いろんな音楽を聴いて勉強してください。
Marshall Blogを読んで、とびっきりいい音楽をたくさん聴いて、自分たちだけの魅力的な音楽をクリエイトしてください。
 
ハイ、じゃ最後はいつも通り記念撮影。
私が撮っております。

450せ~の、ワン、ツー、スリー!
この日のゲストMOSHIMOと思い出の1枚。
また来年!

460_2TOKYO HIGH SCHOOL ROCKの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ウェブサイト

10_2 

200_2 
(一部敬称略 2018年10月1日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて撮影)