ライブ・レポート Feed

2020年3月24日 (火)

四人囃子 再発プロジェクト・コラボレーション "稲葉囃子" <後編>

「先月Marshall GALAに出演しましてね…他の出演はメタル系の人ばっかりで、みんな若くてカッコいいんですよ。
それで、進行がピッタリ時間通りなんですよ。
メタル系の人たちは、ああいう細かいの演ってますからね、時間に厳しいんですかね?
みんないい人たちでした」
違います、違います。
台本をキチっと書いて、皆さんがその内容に沿って忠実に時間を守ってくださるからですよ~!
メタルだから時間に正確なワケではありません。
とてもいいことですけどね。「Punk」は滅法ニガテですけど「Punctual」は好きです。
そう、Marshall/NATAL/EDENをご愛用の皆さんに悪い人はいません!
「次は『'73 四人囃子』にも入っている私の大好きな曲」

80vこれまたドラムからのスタート。
リズムはワルツ。

10_seそこにヘヴィなリフが乗っかって…

20

30おなじみのギターのメロディが入り込んで来る。

40ホラ円盤が飛んできた!
お待たせしなかったでしょ!

50「おまつり」の歌詞を指して「不思議な歌詞」と稲葉さんがおっしゃっていたが、ホント、末松さんの歌詞は独特の世界感を演出する。
変に小難しくなく、やさしい言葉の連なりで、その情景がありありと頭に浮かんでくるところがスゴイ。
「♪映画に出たことのない人は乗せてあげられないって 円盤はすまさそうにそう言ったよ」
この「なんでやねん!」の感じがタマらない。
でも、そう言ったのは「円盤」ではなくて、円盤に乗っている「宇宙人」のような気もするのだが…。
あ、私としたことが…失礼しました!

60vそしてこのポップで楽しい曲調。
いい歌詞といい曲といいアレンジといい演奏といい音のすべて合わさるとこうなる。70稲葉さんもとっても楽しそうだ!
0r4a0143大二さんからご挨拶。
「2000年を超えてボックス・セット(『From the Vaults』のこと)とかをリリースさせてもらって、デビュー・アルバムも45周年…色々なテイクを出させてもらいましたが、『納得した形でやったらどうか?』ということで今回やらせてもらっちゃいました。
懐かしいメンバーやいいスタッフに囲まれてなんてシアワセなんだろうと思います。
またガンバリ始めました。
自分たちで責任を持てるのが最後だと思って来年(2020年)1年ガンバリます!」
イヤイヤ、まだまだゼンゼン大丈夫だと思いますけど。

90v「ココからは歌のない曲をいくつか演ります」と稲葉さんが紹介したのは「Lady Violetta」。100_lvこの美しい名曲を、大二さんが叩く…

120vNATALで。

130山崎さんが低音を奏でる…

140EDENで。

150そして、稲葉さんがギターで歌う…

160vMarshall ASTORIAで聴く。0r4a0017 このシアワセ!…わっかるかナァ、わっかんねぇだろうナァ。
ああ~、役得、役得。
その感動に追い打ちをかけるのが坂下さんのピアノ・ソロ!

180「この曲は森園とのセッション以外に何人もの人と演ってるから、これまで何回演奏したかわからないね。
こんなにみんなに愛される曲を作るアイツはスゴイよ」

230vこの曲のコンピレーション・アルバムが発売される情報等、ココで大二さんと稲葉さんで「Lady Violetta」談義。
「コレはパリジェンヌの絵?…から作られたんですよね?」と稲葉さん。
「オレも森に聞いた」
「絵から曲を作るなんてあり得ないですよね~」
この辺りの詳しいコトは森さん自身にインタビューして、前のMarshall Blogに掲載したことがあった。
アーカイヴ記事として皆さんにお見せできるといいな。
ところで、フランク・ザッパは子供の頃、絵が譜面だと思っていたとか。
それでミュージシャンになった時、何人かの演奏家に共通の絵を見せて演奏させてみたらあまりにも出て来た音がマチマチでガッカリしたとか…。
稲葉さんが続ける。
「森さんね~、新宿のDUGのワッフルがすごくウマくて2人で食べに行ったもんですよ」

200DIGとかDUGとかいえば、中平穂積さん。
スゴイよね~、あの写真は。とてもマネできん。
被写体のカッコよさもあるけど、写真の中の空気がとにかく違う。
大二さん曰く「その絵の辺りのことを森に教えたのは末松さんだと思う」
320vそして、トークの間に稲葉さん、シャツを脱いで次の曲に向けて気合いを入れた!

240vさすが稲葉さん、やっぱりクラプトンか~。

12b …と思ったらチト変だ。
よく見たら違う人!
私はクラプトンにウトいもんですぐにはわからなかった!
この方は広島のクラプトン研究家、Gen 'Eric' Wadaさんというお方。
よくできてるな~。265演奏したのは「なすのちゃわんやき」。
他のモノを決して寄せ付けない難曲に集中する4人の真剣な姿を見よ!

250v_nc

260v

270v

280v「プログレッシブ・ロックがどうの」とかそんなことはホントにどうでもよくて、日本のロック・バンドってこういう曲を作って演奏するチームがあまりに少ないし、少なかったと思う。
今、Dream Theaterに影響を受けたバリッバリでドロッドロのインスト曲を演っている若いバンドさんが散見されるけど、アレとはゼンゼン違うんだよな~。
「シンフォニック・メタル」とかいうようだけど、私のようなジジイには「音楽の心」みたいなモノをアソコから感じ取ることができないんだよね。
なんかゲームみたいで。
ムズカシイことをやってるな~、というところまではいいんだけど、その「ムズカシさ」はフランク・ザッパの曲のソレとは似てもに似つかないモノなワケ。
やっぱり「ブルース感覚の有無」によるところなんだろうね。

290ココでもASTORIAはいい仕事をしてくれた。
よくやった。でかした、でかした!
295vそういえばこの日、Player誌さんが取材に見えて4人のインタビューをされていた。
そのインタビューを掲載した雑誌はとっくの昔に刊行されているんだけど、見逃してしまった方はまだバックナンバーがゲットできるのでコチラからどうぞ⇒Player ON-LINE

11_pl それと、「Player」+「稲葉政裕」+「Marshall ASTORIA」という局面では以前こんなこともしましてね。
この時の音色は忘れられん。
でもコレからもう4年も経ってるのか…。
稲葉さん、信じられます?4年前ですって!
コレとはコレです ↓  ↓  ↓

"Cafe de Player vol.1"~Inaba Plays Les Paul with ASTORIA編

Playerさん、その節は素晴らしい音の機会をありがとうございました。
アレ?稲葉さん、この時もクラプトンTシャツだったんだ?!
しかし、稲葉さんは4年の間に全く変化がないね。うらやましい。

210「なすちゃ」が無事終了し、何事もなかったかのように再びシャツを身にまとう稲葉さん。
あ、ただ暑いだけでしたのね?300そして、ショウは最後の曲を迎える。
「稲葉くんの森に対する思いとデラックス・エディションのリリースにちなんで『初期の曲を演りましょう』と言ってくれたんだけど、来年は色々やります。
ボクらで良ければ演りますので、よかったら来てください!」
「ボクらでよければ」って、ホンモノじゃないですか!コレ以上のモノはないでしょう。

340v「大二さんの曲も演るんですよね?」

310「あ~、アレはダメダメ!
ラジオの交通情報の曲だから」
演りましょうよ「ブエンディア」!
私はすごい好き。

220v最後を締めくくったのは当然アルバムのタイトル・ナンバー「一触即発」。

350_is「日本のロック史に永遠に残り続けるであろう名曲」…なんて言うと当たり前すぎてツマらんね。

360vそれなら「45年の風雪に耐えた曲」だ。
コレも演歌みたいで変か…。

370要するに「オリジナリティに富んだカッコいい曲」ということなのよ。

380で、調べてみると1974年という年は、洋楽では『Burn』、『Country Life』、『Diamond Dogs』等が発表された年(スミマセン!この年って『It's Only Rock'n'Roll』とか、『On the Beach』とか、『Planet Waves』とか、『461 Ocean Boulevard』とか、世間一般で「名作」と言われているアルバムがたくさん出ているんだけど、私が苦手なヤツばかりで、ココの部分とても書きにくいのです)。
歌謡曲では「なみだの操」、「うそ」、「くちなしの花」、「襟裳岬」…まだ演歌が強かった。他に「学園天国」、「傷だらけのローラ」、「花とみつばち」。
ニューミュージックでは「神田川」、「こら、テツヤ!」、「岬めぐり」等々。
「一触即発」はこの年より前に作られていたのかも知れないけど、とにかく世の中がこういう雰囲気だった。
そうした「音楽が盛んだった時代」に出て来た曲なんですな。
この頃は一般の人は「ロック」を聴いていなかったので、よっぽど個性が強くないバンドでないとレコードを作ってもらって世に出てくることは出来なかった。
また、レコードを出すしか自分たちの音楽を広く聴いてもらえる機会がなかったんだから大変だ。
だから45年もの間、元気に生き残って来たんだネェ。
 
この期に及んで脱線して1974年のジャズはどうだったのかスウイング・ジャーナルのジャズ・ディスク大賞を調べてみると…金賞がキース・ジャレットの『Solo Concert』…いわゆる「ブレーメン&ローザンヌ」。
銀賞が敏子さんの『Kogun』…よしよし!
だそうです。

390「♪あ~ああ~ 空が破ける」…稲葉さん熱唱!

400vアクロバチックなインスト・パートはいつ聴いてもスリル満点!

395何度か間が空いているにせよ、45年にわたって稀代の名曲を奏で続けてきた2人。

410vこの日も完璧な演奏!

420いよいよ曲はクライマックスへ!

450終演後、ステージに立った大二さんと坂下さん。
お2人から最後のご挨拶。

460「皆さんも知っての通り、人間いつまで生きるかわかりません。
私としては四人囃子と何十年か前に作った曲をいい形で皆さんにお届けできればいいと思っています。
そして、若い人にもボクらの音楽が届いてくれるといいな…と思っています」と大二さん。

11_0r4a0250坂下さん…
「ラクに『できる』と言えている間はやっていきたいと思います。
来年の春にはまたやるみたいなので皆さん、どうぞご期待ください」

11_0r4a0256 そして、ペトゥラ・クラークの「Downtown」が流れる中2人はステージを後にした。

11_0r4a0258 さて、最後のご挨拶で坂下さんが触れた「来年の春」というのがコレ。
「スピンオフ四人囃子 feat. 根本要&西山毅」。
開催は4月30日、会場は六本木EXシアター。

4ex コレは一昨年の5月に名古屋のBottom Lineで開催したコンサートの再演だ。
この時は楽しかったな~。
 
2年経った今でも「どうして名古屋だけなんだ!東京はどうなってんだ、東京は!」と、パニック状態に陥ってしまいそうなので、いよいよ東京で開催することになった…ってところか。
490_1その名古屋公演のレポートはコチラ。
毎回Marshall Blog名物のグダグダとした「私の〇〇」のオマケつき。
   ↓   ↓   ↓
スピンオフ四人囃子 #3 <前編>:The BECK's と∞Z~私の有松
スピンオフ四人囃子 #3 <中編>:スピンオフ四人囃子~私の猿田彦様
スピンオフ四人囃子 #3 <後編>:スピンオフ四人囃子~私の光太夫

500さらにこの時は『Fullhouse Matinee』のDVDの鑑賞会を兼ねて同窓会も開いた。
コレも楽しかった~。

510v詳しくはコチラ⇒スピンオフ四人囃子のスピンオフ!

510その東京公演開催の話を耳にして怒ったのが大阪!
「ナンやねん!名古屋と東京だけて…ホンマ。大阪でやらへんのかいな!しまいにゃシバくで~、知らんけど」と、パニック状態に陥りそうだったので5月8日の大阪公演も決定した。
後は双方の公演が実現するのを待つだけ。
コロナくるな!

480v四人囃子の詳しい情報はコチラ⇒①Official Web Site ②facebook

Z5  

200
(一部敬称略 2019年12月13日 二子玉川GEMINI Theaterにて撮影) 

2020年3月23日 (月)

四人囃子 再発プロジェクト・コラボレーション "稲葉囃子" <前編>

05実はまだ昨年のライブのネタがいくつも残っている。
年が明けて出張が重なった後、プライベートで天地を揺るがす大事件が勃発(今はほぼ解決)。
今年に入ってゆっくりブログを書く時間がなく、それでもその後、NAMMのレポートに取り組んでいたりしたら今度は新型コロナ。
アッという間に世界の様子が変わってしまったネェ。
恐ろしいもんだ、アッと言う間だよ。
とにかく一日も早く終息して欲しいものだ。
さもないとコロナより恐ろしいことが起きてしまいそうだからね。
またココで思い出すのは達郎さんの言葉…とにかく「平和じゃないと音楽なんかできない」ことがよくわかった。
 
さて、しばらくは「まさかこんなことが起こる」なんて想像すらしていなかった頃のライブのレポートをお送りする。
まずは四人囃子の名盤再発に関連するコンサート…「稲葉囃子」のステージのもよう。

10v昨年の10月に『一触即発』のデラックス・エディションがリリースされた。
オリジナル・マスターテープの発掘により、このアルバムで初めて明らかになった音源やコンプリートなライブ音源にファンは歓喜の涙を流したことだろう…イヤ、流したのだ!

Asd パッケージを開くとこんな感じ。
いいね~。
23そして3枚のCD。
音がゼンゼン良くなったことは以前にも書いたね。

22それにしても、ジャケットがいいよね。
いちいち名前は出さないけど、昔は日本のロックもレコード・ジャケットに秀逸なモノが多かった。
ジャケットがいいから中身がよく聴こえるのか、イヤ、もちろん中身がいいからジャケットもステキに見えるんだろうけど、まさに見た目のと音のコラボレーションだった。
21cd11月にはアナログ盤もリリース。
(写真は私が持っている46年前のオリジナル盤ですので仕様に違いがあったらゴメンナサイ)
コレが再発プロジェクトの第2弾。

11_20r4a0543第3弾が3月11日に発売となった東宝レコード時代のその他のアルバム。
まずは『二十歳の原点』。
恥ずかしながらこのアルバムだけは聴く機会がなくて最近初めて拝聴した。
実にいい!20cdjデビュー前の音源を収録したライブ盤『'73四人囃子』。

11_73そして、もう一回『一触即発』!
『デラックス・エディション』とは異なるマスタリングのスタンダード・バージョンだ。

Asd_2 …と四人囃子の周囲がにぎやかでとてもよろこばしい。
 
そして、昨年末のライブ会場に戻る。
ロビーでは第1弾&第2弾のアイテムに加えDVD(後出)を販売。
40特製Tシャツも。

50会場の客席上空には「円盤」!

60「空飛ぶ円盤」といえばやっぱりこの形だよね。

70シングル盤ジャケットの円盤を忠実に立体化。

Seでも、こっちは大二さんと坂下さんのサイン入りなのだ!

80さて、「稲葉囃子」…この時、私にとっては約1ヶ月ぶりのステージ。
この日に先立っての11月9日。
東京キネマ倶楽部で開催されたMarshallのイベント『Marshall GALA2』に「SPIN OFF 四人囃子#1」名義でトリでご登場頂いたすぐ後だったのだ。

その時の様子はコチラ ↓   ↓   ↓
【Marshall GALA2】vol.9:SPIN OFF 四人囃子#1

85定刻になり、まずステージに上がったのはピアニストの秦万里子(はたまりこ)。140とにかく言いたいことはひとつ…素晴らしい演奏だった。

150v若い頃から四人囃子を追いかけていたという秦さん。
「泳ぐなネッシー」、「ピンポン玉の嘆き」、「カーニバルがやってくるぞ」の変奏をちりばめたピアノ・ソロ。

190大二さんにお聞きしたところによると、演奏は鍵なく即興なのだそうだが、構成力に富んだ、美しくも厳しい演奏はトリハダものだった。
また聴きたい~!

170v第2部は、1989年のMZA有明のコンサートのもようを収録した『FULL HOUSE MATINEE』の鑑賞会。
今回のプロジェクトでめでたくDVD化された。
四人囃子リイシュー・プロジェクト・キュレーターの灘井敏彦さんの解説付きだ。
収録されている演奏はもちろん素晴らしいが、四人囃子の5人とホッピーさんの若いお姿がとっても凛々しい!

200v そして、いよいよ稲葉囃子の4人がステージに上がった。

210岡井大二

220大二さんのNATAL。
メイプル・オリジナルのフィニッシュはホワイト・スパークル。

100スネアドラムは同じくNATALの「ハーフ・ビーデッド・スチール」。
ゴツイ見た目に比べて音はウォームだ。

110坂下秀実

230v稲葉政裕

240v稲葉さんはMarshall ASTORIA CLASSICが2台。
ステレオで使用した。

90山崎洋250山崎さんはEDEN。
WTP-600ヘッドとD410XSTキャビネット。

120vいつも書いてしまって恐縮だけど、今回も書かずにはいられない…大二さんの魅惑のシンバル・レガートでスタートしたのは…

260v_om「おまつり」

270原曲を忠実に再現する稲葉さんのボーカルズから…

300激情のインスト・パートを経て…

310祭りは締めくくられる。
いいナァ~。
やっぱり、いいナァ!
とてもシアワセな気分になる。
しかし、今年は三社さんできるのかナァ?
私は祭りマニアではないけれど、下谷も、小野照も、鳥越も心配だネェ。

S41a0033

2曲目も大二さんのドラムスでスタート。

330v_cy楽しい楽しい「カーニバルがやって来るぞ」。
私の四人囃子初体験は『一触即発』ではなく『ゴールデン・ピクニックス』だった。
「Flying」が終わってこの曲が始まった時、ノックアウトされた。

340v特に中間部の「Paris Canaille(パリ野郎)」のパートが好きだった。
1953年のLéo Ferréのシャンソン・スタンダード。
350私は映画音楽やミュージカルからロックに入ったこともあってドラマ仕立てのシアトリカルな音楽が大好きなのです。
今でもコレを聴くと心ウキウキ!気分ワクワク!!

S41a0142そしてイケイケのギター・ソロ!

360ん~、やっぱりいい音。トロけちゃいそう!

370vこの黒のカスタム・メイドのASTORIAは日本初公開。
残念ながらMarshallはもうASTORIAは製造していない。
モッタイないよな~。
ギターを弾くことの喜びを教えてくれるモデルだった。

380クリーンしか出ないのがASTORIA CLASSIC。
稲葉さんはこの足元でサウンドに彩を添えた。

390「四人囃子の音楽を聴いてくれて、喜んで頂ける人がいらっしゃる限り演っていきたい。
そんな機会を作ってくれた稲葉くんに感謝しています」
そう、「稲葉囃子」は稲葉さんのひと言で始まったチームなのだ。

400vその稲葉さんがバンドのメンバーを紹介。
 
「キーボーズの坂下秀実と申します」
410「お年寄りたちをダマって支えてくれています。お母さんとお顔が同じです」と紹介されたのは山崎さん。
わかるような気がする~。「お母さんとお顔が同じ」だなんて素晴らしいことです。
11_s41a0225「今日はしゃべらないつもりでガマンしていたんですけどツラくて、ツラくて!」
そんなのダメダメ!
稲葉さんのトークは絶品ですからね。
ドンドン語るべし!
ココでは「おまつり」と「カーニバルがやって来るぞ」についてオモシロおかしく説明してくれた。420にぎやかなMCから一転してシリアスな雰囲気で3曲目はスタート。

430_sk「空と雲」だ。

440大二さんと坂下さんがリレー・コーラスを披露。

0r4a0164坂下さんのソロに…

S41a0430 稲葉さんのギターが絡みついていく。

470曲のすばらしさを噛んで含めるように聴く者に染み入ってくる演奏だ。

480四人囃子の詳しい情報はコチラ⇒四人囃子オフィシャル・ウェッブ・サイト

490<つづく>
 

200
(一部敬称略 2019年12月13日 二子玉川GEMINI Theaterにて撮影) 

2020年2月21日 (金)

WOMEN'S POWER SPECIAL 2019~ AZAZEL+JEKYLL

 
日本を代表する女性ロック・バンドのイベントのひとつ、『WOMEN'S POWER』に久しぶりにお邪魔して来た。

10v今回のお目当てはコレ。

20『Marshall GALA2』で暴れまくってくれたMayoの…

150 AZAZELが仲良しのJEKYLLをボーカルズに招いたパフォーマンス。
AZAZELとJEKYLLが合体して「ジキゼル」。30ステージに上がったのは…
 
空也

30vYuri

40vMayo

50vそして、JEKYLL☆RONOVEからJEKYLL。

60v「アー・ユー・レディィィィィッ?」

70出て来るなりものスゴイ迫力で観客をアオるJEKYLL。

0r4a0175この声、この迫力!
猛烈なロック・フィーリングをまき散らす!

230v空也のリフからスタートしたのは「EGOIST」。
もちろんMarshallで。
こういうスタイルの曲はMarshallでないと音も見た目もサマにならない。

90vトラディショナル風味満点のドライビング・チューン。

100ヘヴィなドラムスがグイグイ引っ張る今風のハードロックだぜ!

110vそしてJEKYLLの魅力的な歌声が炸裂!
カ~ッチョいい~!
やっぱりロック・ボーカルズは「声」じゃのう。

120v「まだまだイクぜ~!」
2曲目は「Bloom」。

130この曲も空也のギター・リフで滑り出す。
クラシックには「メヌエット」とか「ロンド」とか「ソナタ」とか曲の形式を表す言葉ってあるでしょ?
それと同じように、「ロック」というのはギター・リフとギター・ソロがある音楽の形式を指すんだよ。
そして、そういう音楽が死に絶えようとしているのだ。
ああ、何とかしてこの「ロック」の伝統を守りたい!140vyuriのデス・ボイス爆発。

0r4a0155当然Mayoのドラミングが曲をハードに演出する。
実に男っぷりのいいドラミングだ!

150v「AZAZELです!
みんな、平日でも来てくれるなんて…」170「最高でーす!!」
ソレってN★OTOくんのタオルじゃないのッ?
「Carp」って書いてあるし。

210「Women's Power、やっと出れました!30年以上も続いている伝統のイベントですからね」
第1回目が1991年だそうです。
スゴイよね。
「今日はMIYABIの代役を頼まれました。
いつもはJEKYLL☆RONOVEというバンドで汚い人たちと演っています。
この機会を頂きありがとうございます。
仲良しのAZAZELと一緒でテンションが上がっています!」
今日はJEKYLLとAZAZELで「ジキゼル」になっているけど、紗良ちゃんをボーカルズに迎える時には「サラゼル」になる。
先日、AZAZELのライブの予定を見ていて腹を抱えて笑った。
まだボーカルズがキマっていないらしく、その予定に「だれゼル?」と表記してあったのだ。
おかしくない?S41a0155 「姉さん、とっても忙しいので今日引き受けてくれるなんて思いもしませんでした!」

S41a0091…と、手に持っていたモノを頭上に掲げた。
「12月6日にJEKYLL☆RONOVEのニュー・アルバムが出ました!」
頼みもしないのにサプライズでジキロノの新作の宣伝をしたのだ。
いい人だ~!

190vコレがそのニュー・アルバム『A Dream within a Dream』。
ワタシも聴かせてもらったけど、いいのよ~。
もちろんN★OTOくんのギターはMarshallだし。
こういうロックを演っていてくれる若いバンドがいてオジちゃんとてもうれしいわ。

200cd出番は早くも後半に突入。220Mayoのバスドラムが容赦なく迫りくるのは「DISCLOSE」。

S41a0100 そして、またデス・ボイス。

S41a0090 その間を突き抜けて来るJEKYLLの歌声!

80この曲もロックの伝統に根差したゴキゲンの1曲だ。

240何周も回って、そろそろこういうハード・ロックのブームが起こってもいい頃だと思うんだけどな~。
イヤイヤ、「ブーム」はヤメとこう。
消費税増税前の駆け込み需要のように、そんな一時的な盛り上がりがあるから落ち込みが大きいんだ。
ハードロックというスタイルはクラシックでいえばモーツァルトやベートーベンのような「古典派」、絵画で言えばモネやルノワールのように、「ロック」という音楽スタイルの幹でいてさえくれればいい。

245vステップを揃えて「HELIX」。

0r4a0043 観客をアオりながら歌ってますます会場のテンションをあげるJEKYLL。

260v空也とのカラミもバッチリ!

270Mayoは後ろで叩き狂ってるし…。

280vやっぱり仲良しのバンドのコラボレーションというのはいいモノですな。

290出番の最後を締めくくったのは「Song for」。
全曲アップテンポで狂熱のステージを披露した4人だった!

300v

310v

160v

340vみなさんはMarshall Blogには後日の『MAYO FEST』のレポートにご登場頂きま~す。
360『MAYO FEST』ではMayoはNATALを叩いていますからね。
お楽しみに!
 
AZAZELの詳しい情報はコチラ⇒AZAZEL OFFICIAL WEB SITE

180vJEKYLL☆RONOVEの詳しい情報はコチラ⇒JEKYLL☆RONOVE official site

350vそれと、本日!
ジキロノの2人、JEKYLLとN★OTOは「THE GOLD DIGGERS」というチームで吉祥寺のCressendoに出演する。Ms_2 ドラムスはロサンゼルスをベースに活動するDOLLFACEのドラマー、misai。
misaiちゃんはNATALプレイヤーだ。
まさにゴールドな組み合わせが楽しみだ!Ms_1_2 「gold digger」というのは「金鉱堀り」か
でも、さすがmisaiちゃんですな。
The Golddiggersはかつてラスベガスで活躍した女性のエンターテインメント・チームの名前。
ちなみに170年以上前にカリフォルニア集まった金鉱堀りを「49ers(フォーティナイナーズ)」という。
コレは1848年に金鉱が発見され、その翌年に殺到したから。「49年組」ってところか。
もちろんNFLの「サンフランシスコ・フォーティナイナーズ」の由来はコレ。

49_2 それとついでに…「金鉱堀り」の映画をご紹介。
1948年、ジョン・ヒューストン監督、ハンフリー・ボガート主演の『黄金』がそれ。
『黄金』なんてクソみたいな邦題が付いているが、原題は「シエラ・マドレの宝物」という。
かつてスティーブン・スピルバーグが何かのインタビューで「夢中になって観た」と言っていた。
「They sold their soul for the treasure of Sierra Madre」とある通り、砂金を見つけて欲に目がくらみ、ドンドン頭がおかしくなっていく金鉱堀り達の物語。
もうアカデミー賞に意味がなくなって久しいが、コレはアメリカのエンターテインメントが世界一だった頃の作品。
ちなみに、この作品は監督賞と助演男優賞(ウォルター・ヒューストン)がオスカーを獲得している。
残念ながらボギーは主演男優賞を獲れなかった。
『ハムレット』のローレンス・オリヴィエにかなわなかったんだね。
ローレンス・オリヴィエはイギリスのシェイクスピア男優。『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ、つまりヴィヴィアン・リーの旦那様だった。
とにかく、コレは72年前の映画(黒澤明で言うと『酔いどれ天使』が公開された年)だけど、観ずに死んでいくのはあまりにもモッタイナイ!
私は父の影響で、子供の頃にこういう映画を観て育ちました。
ああ、また観たくなって来た!
Treasure_2
200 
(ほとんど敬称略 2019年12月11日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて撮影)

2020年2月17日 (月)

Choji Birthday Live "December Club Session vol.2"

 
♪マーブル、マーブル、マーブル、マーブル、マーブル・チョコレート…なんてCMソング知ってる?
今でもやってるのかな?
コレは古いよ~。
調べてみると、私が生まれる前からテレビでやっていたようで、ソロソロ60年近く経つことになる。
作詞も作曲も'いずみたく'さんだそうだ。
 
最近はペースが落ちたものの、毎晩のようにライブハウスへ出かける生活を長いことしてきたが、行ったことがない都内のライブハウスがまだまだ沢山あるんだよね。
例えば今日のレポートの舞台となるの新宿の「Marble」というお店。
聞けば今年で16年目になるという。
恥ずかしながら、お店の名前すら存じ上げなかった。
やっぱり仲良くして頂いているミュージシャン、あるいはMarshall関連の楽器を使って頂いていないミュージシャンが出演しているお店にいくことは基本的にないからね…縁がないところには縁は生まれないもんです。
今日はMarshallアーティストが出演するということで初めてコチラにお邪魔した。10v昨年に引き続いてお邪魔したI don't Like Mondays.のChojiくんのバースデイ・ライブ。
メンバーは前回同様…

20長崎兆志

30ChojiくんのMarshall。
1987Xと1936の組み合わせ。

40v足元のようす。

50もうひとりのギターは芳賀義彦、ヨティ。

60vヨティもMarshall。
JCM2000 DSL100と1960Aを使用した。

70vベースはおなじみ満園庄太郎。

80vドラムスは黒瀬蛙一。

90v1曲目はインストで「Django」。
「Django」とくればまず頭に思い浮かぶのはジョン・ルイスの「Django」…かと思ったらさにあらず、ジョー・ボナマッサだそう。

S41a0158ボナマッサは何度かMarshall Blogにご登場頂いた。

Jbロンドンでも2度ほど拝見した。
1回はVictoria Parkで開催された『High Voltage』というロック・フェス。
もう1回は有名なジャズ・クラブ「Ronnie Scott's」でClass5の発表会だった。
ジョーには失礼なんだけど、このクラブに入れたことがすごくうれしかったのをよく覚えていマッサ。Rsjb続けてビートルズの「Helter Skelter」。

100_hsChojiくんは歌が歌えるからいいよナァ。
ギタリストの余技の枠をはるかに超えた見事な歌いっぷりなのだ。

110v「今年もシアワセです。最後まで楽しんでいってください!2曲続けて演ります」

120_mcまず1曲目は1971年のJeff Beck Groupのアルバム『Rough and Ready』からの1曲。
私はこの時期のジェフ・ベックが苦手でしてね。
せっかくChojiくんが選んでくれた古いナンバーだったんだけどピンと来なかった。
でも「Rough and ready」の意味は知ってる。
「間に合わせだけど、それで十分」みたいな意味。

130_sitジェフ・ベックのアルバム・タイトルって英語が苦手な日本人に「?」と思わせるヤツがあるよね。
「Blow by blow」はボクシングの実況中継から生まれた「具(つぶさ)に」という意味の慣用表現。間違えても「ギター殺人者の凱旋」という意味ではない。
コレはこのアルバムのアメリカでの広告のキャッチコピーの直訳。
「Wired」は「興奮状態」とか「覚醒状態」とかいう意味だ。
お!…もうひとつよく知ってるヤツが目に入った!

140ありがとうございます!
『Marshall GALA2』のTHE GUV'NORSの時のChojiくんも最高にカッコよかった
この日、キネマ倶楽部にお越し頂いた方々も多く、たくさんの人に「シゲさん」と声をかけて頂き、その上、GALA2に対するおホメの言葉と「次回も必ず行きます!」なんておっしゃって頂いたのはとてもうれしかった!150vThin Lizzyの「Waiting for an Alibi」。160_alb「ゲイリー・ムーアがThin Lizzyに戻った!」と、鳴り物入りでリリースされた1979年の『Black Rose』から。
この時は私もまだ高校生だった。
学校でThin Lizzyを聴いているヤツなんてほとんどいなかったが、私がそのずっと以前からColosseumIIもThin Lizzyも好きだったので、このことに喜んだのを覚えている。
Thin Lizzyのピークだったネェ。
でも、このアルバムは「Black Rose」の後半以外はあんまり聴かなかったナァ。
その後、その後半のアイリッシュのパートもFairport Conventionが何年も前に演っていたのを知ってちょっとガッカリしたっけ。
あ、ツマらないことを書いてゴメンナサイ。
コレ、私が好んで書いているんじゃなくて、Chojiくんの選曲が書かせているんですよ!
 
Chojiくんの演奏はといえば、さすがゲイリー・ムーア好きとだけあって、歌もギターも完璧!170ヨティとのツイン・リードも美しくキマった!

180「チョット危険なタイトル」と紹介した次の曲はレジの「Benny and Jets」。
ナンで危険なんだろう?…今度教えてもらおう。

190v_mcコレが、やりたい放題の破天荒なアレンジ!

200でもすごくヨカッタ!
ただひとつ…個人的には「♪ベベベベニアンジェッツ」の「ツ」はスタッカートではなく、「ツス~~~~~~~~~~~~」と思いっきりやってもらいたかったかな?
ワザとそうしなかったんだろうけど。
でもすごくオモシロかった!

210v「やりたいようにやってます!」
ココでは選曲が二転三転して苦労したという話。
わ~か~る~!
基本的に年に1回のことだから「アレも演りたい」、「コレも聴かせたい」ってなっちゃうよね。
「2019年12月6日の誕生日に作った歌を聴いてもらおうかな」220…とオリジナル曲「ヒバリ」を披露。

240GALA2に出演した時にも「Sanctuary」という自作曲を持って来てくれたChojiくん。
アレもとてもヨカッタ。
今回はバラード。
Chojiくんの書く曲は深みがあって聴きごたえがあるのだ。233第1部最後のセクション。250_agまずは「American Girl」…って知らんけど、と思ったらトム・ペティの曲。
知らないワケだ。
「American Woman」なら知ってるけど。Guess Whoね。
トム・ペティは数年前に亡くなったねェ。

260vシンプルでゴキゲンなポップ・ドライビング・チューン!270庄太郎ちゃんと…

280黒瀬さんの鉄壁のリズム隊のプレイが最高に気持ちいい!

290最後はジョン・サイクスの「Bad Boys」。
スイマセン。コレも知りませんでした。
ナンにも知らないワタシ…面目ない。
クラシックな演目を選んでくれるChojiくんだけど、やっぱり世代の違いを感じるわ。
もっとも私は1980年以降のロックを自分からすすんで聴くことはなかったからナァ。

300バリッバリ弾いちゃうChojiくん!
また音がいいんだ!
320vドッカンと盛り上がって第1部の幕を降ろした。310第2部~。
ドメタルのツインリード。コリャ曲を知らない私でもわかる。
Iron Maidenだ!

340_ah曲は知らなくてもIron Maidenとすぐにわかるところにメイデンのスゴさがある。
それに私、ドラムスのニコ・マクブレインとは知合いですから。
ニコはジム・マーシャルと仲良しだったんだよ。
曲は「Aces High」。

350歌うはTAKASHI。

360v「たかし~!」、「タカシ~!」、「TAKASHI~!」…ものスゴイ歓声!
TAKASHIくんもGALA2に来てくれたそう。どうもありがとう!370続いてAC/DCの「Back in Black」。

380_wtj盛り上がること必至の大メジャー・チューン。

390「ゴキゲンなロック・ナンバーをお送りするお祭り気分の企画」と称して「Welcome to Jungle」を。

400ギター・チーム炎の大活躍!
さらにWhitesnakeの「Crying in the Rain」を取り上げた。

420v「今日一番の目玉曲…みんな大好きYesです!」

430_ra「聴くのは楽しいけど、演るのは大変!」とこの大作に取り組んだが、よどみない演奏はサスガ!

470v_ta避けて通れない重要なキーボーズのフレーズをヨティがギターでうまく再現していたのが感動的だった!
ヨティはハンドワイアード・アンプの大ファンでMarshallだと1974Xを愛用してくれている。
そうそう、それと私の知り合いに「中村ピアノ」ちゃんという昭和歌謡のシンガーソングライターがいるんだけど、彼女の『東京ディスコティック!!』というCDのレコーディングにヨティが参加していることを知って驚いた!440「去年も同じことを思っていたんですけど、昔からの友達と色々な人との縁がつながって、重なって今日があります。
これからもこうして続けてやっていきたいと思います。
1曲バラードを聴いて頂きます。」
TAKASHIくんとは中学校1年生の時に初めてバンドをやったそうな。
演奏したのは「Let It Be」とルナシーの曲。

450_mc_2そんなTAKASHIくんとこの日演奏したバラードはEuropeの「Carie」という曲。

450v_cr第2部もコレでいよいよクライマックス!460Asiaの「Time Again」…480そしてG-Forceの「Hiroshima」を演奏して本編を締めくくった。500しかし、Chojiくんはカッコいいね。
久しぶりに出て来た「ホンモノのロック・ミュージシャン」という感じだ。
今日演奏した曲の数々は普段アイドラで演っている音楽とはお呼びも付かないが、Chojiくんはテレビに出ているようなバンドの子たちとは「ロック度」がゼンゼン違う。
ギターの腕については触れるまでもなく、歌が歌えて、背が高くて、包容力があって、カッコを付けていないのにカッコいい。
男の私から見てもそう思う。
私のような年寄りから見ると、今の時代、カッコつけていることが一番カッコ悪い。
こんな帽子をかぶって、スカーフを巻いて…コレが似合う人はそうはいまい。
Chojiくんのように自然にロック・ミュージシャンのカッコよさを醸し出せる人が滅多にいなくなった。
この日のChojiくんのステージを観ていて改めてそんなことを思った次第であります。510vアンコール。
「どうもありがとう!本当に完全なる生バンドってどうですか?男の汗が飛んで行くでしょ?
ギターの曲を作って来ました。
『Phoenix』といいます。
『ヒバリ』とか鳥系が多いですね」
そういえばGALA2に持って来てくれたオリジナル曲も『Sanctuary(禁猟区)』だった。「聖地」という意味もあるけどね。

520_en_mcジックリとギターを聴かせるChojiくん。
プレイは当然のこととして、Marshallとレスポールの組み合わせによるサウンドの妙をタップリ味併せてくれた。

530v「シンミリして終わるのはナンなんで、TAKASHIを呼んでドカンといきますかッ!」
TAKASHIくんも「お祭り!お祭り!いきますか!」なんていいながら飛び出したのは…

540Deep Purpleの「Highway Star」。

570怒涛のリズム隊に…

550v

560v絶叫するTAKASHIくん!580お定まりのギター・ソロもバッチリ決めて「お祭り」…四人囃子じゃない!っつーの!
Chojiくんのバースデイ・ライブがにぎにぎしく終了した。
 
Chojiの詳しい情報はコチラ⇒I Don't Like Mondays.Official site

590最後はみんなで記念撮影。

600「どうもありがとう!本当にありがとう!
今年も最高でした!」

610終演後、応援に来ていたGALA2のTHE GUV'NORSのメンバーたちと。

Group2_2そしてChojiくんも加わってパチリ!
お疲れさまでした!
また来年。

Group2_1 

200 
(一部敬称略 2019年12月6日 新宿Marbleにて撮影)

2020年2月13日 (木)

MUTANT MONSTER 『今年の嫌な事、360°大掃除ワンマンライブ ~春がきて、夏がきて、冬の頃には忘れるわ~』

  
昨年末のMUTANT MONSTERのワンマン・ライブ。
ロゴ・タオルを手に「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ!」と元気に飛び出してきた3人。

10位置について~、いよいよスタート!

11_0r4a0010BE

30vMEANA

40vCHAD

60vMEANAちゃんのMarshall JCM900 4100と1960A。
そして、MUTANT MONSTERロゴのフロント・ヘッドをまとったCHADちゃんのNATAL。

50NATALはアッシュのブラック・スワール。
タムは13"だ。

70スネアは前回Marshall Blogでもレポートした渋谷で使った14"×5.5"のメイプル。

80 オープニングは「ABNORMAL」。
100vMEANAちゃんからBEちゃんとボーカルズをリレーして…90_abノッケからミュータント節炸裂!

0r4a0125BEちゃんとMEANAちゃんがCHADちゃんの背後のステージに上がって「最後までよろしく!」…とツカミはバッチリ!

20そう、前回に弾き続いての企画だそうで、タイトルにある通り360°ファンに囲まれてのステージ。
有名なビートルズのワシントンD.C.のコンサート・フィルムを思い出しますな。
リンゴがグラッグラのドラムスのライザーを自分でクルリと回すヤツね。

120_kw2曲目は「可愛いだけじゃいられない」。
ステージの上のお客さんはこんな眺め。

130ひとりぼっちでステージの下に残されたCHADちゃんが強烈なエイトビートを叩き出す。

140vまた下へ降りて来て2018年のフルアルバム『突然変異』のオープナー「パラレルワールド」。
160_haこの曲もツイン・ボーカルズの魅力満点!

150_pw続いて「離してあげる」。
前回も書いたが、私が初めてMUTANT MONSTERを観た時に最も印象に残った曲。

180_yr「ワンマンへようこそ!
去年も言ったけど…近いね!照れる~!
最後まで楽しんでいきましょう!」170v_mc「踊りましょう!」と「有料恋愛」から「Orion」へ。
「Orion」はいいね。
「♪オリオン、オリオン、オリオン、リオン、リオン」の「リオン」がすごくいい。
The Kinksの「Victoria」の「-toria」を思い出しちゃう。
それとココのパート、メロディの最後を2回下げて、3回目に上げるでしょ?
コレが実に気持ちい。
それとまさかのピカルディ・ケイデンス!
190v_or
「そっちはどうですか~?」

210ステージ下で孤軍奮闘していたCHADちゃんのドラムスに…

0r4a0106 BEちゃんのベースがかぶさって…

0r4a0076 「♪オッオッオ~オオ」で盛り上がる「猫かぶり」。

200MEANAちゃんのギター・ソロ。

0r4a0192 コレはMEANAちゃんの足元。
ギターとアンプの間に挟んでいるのはディレイとチューナーとワイアレスの受信機のみ。
歪系のエフェクターは一切使わず、クランチーなトーンはMarshallで作っている。
ディレイの使い方も独特で、なかなかの個性派なのだ。205ココでメンバー各々がライブのタイトルにある「今年の嫌な事」を発表。
まずはBEちゃん。
「コンビニで買う甘いものが好きで、カステラが大好きなの。
フワフワでおいしそう…と思ってパッケージ買いしたのね。
で、下のピロピロをハズすじゃん?
そしたらナント、ザラメがないの!ザラメを食べるために買ったのに!
それが今年一番イヤなことだった。
後はハッピーでした…皆さんのおかげです」
フーム、チョット周りの人に訊いてみたところ、BEちゃんだけじゃなく、皆さんあのザラメがすごく好きなのね。
「ザラメ糖」っての売ってるから、それを買って来て食べれば「ハッピーの極み」ではなかろうか?と思うのはザラメ素人か?
230vそんなカステラ好きのBEちゃんにはこの曲をどうぞ。
「世間胸算用」という曲。
「カステラ」がバンバン出て来るブキミーな1曲。
カステラの語源はポルトガル語であることはよく知られているよね。
他にも、合羽、金平糖、襦袢、天婦羅等々、ポルトガル語を語源とする日本語がある。
いつかMarshallのパーティでポルトガル人と同じテーブルになったことがありましてね。
向こうは「沈黙は悪」という文化なので、同じテーブルに座ったからには何かしら会話をしないとマズイ。
そこで、この辺りの話をしたんだけど…全くウケなかったナァ。
Smz「イヤなこと…考えたらあった!」
2番手はCHADちゃん。
「中國に行った時にBEがお腹をコワして何本か演って、4時間ぐらいかけて杭州に向かっている時、今度は私のお腹が痛くなっちゃったんですよ。
で、その時ズッと車の中でマイケル・ジャクソンが大音量で流れていて、こっちはトイレに行きたくて行きたくて…でも英語も日本語も通じない。
MEANAが『便所』って書いて現地の人に見せてもゼンゼン通じない。
1時間苦しんだ後、車のショウルームの社員用のトイレを借りたのね。
そのおかげで日本に帰って来て、お腹が痛くなると頭の中にマイケル・ジャクソンが流れて来るんですよ!
コレが私のイヤなこと」
ホント、中国に人ってテコでも英語を話そうとしないんだよね。
他の記事にも書いたけど、簡体字が当たり前なので、筆談しようにも我々が使っている漢字はまず通用しない。
でもね、実際に試したワケじゃないけどトイレは「厠」と書けば絶対通じるよ。
「厠所」と書けば尚バッチリ。
ちなみに、また書くけど「机上・枕上・厠上」…コレ、勉強する時に最も集中できる三大て適所。240「満員電車が大ッキライ!
女性専用車両に乗ろうと思ったんです。空いてると思ったし、みんなより背が高いのでいい空気が吸えると思ったワケ。
そしたら隣の女性がハイヒールで私の足をグリグリしてきたの…それがイヤなこと」
満員電車、イヤだよね~。
松戸のバンド、ウシャコダに「♪また明日もイヤな満員電電車、ギューギュー・ラッシュアワー」っていう楽しい曲があった。

250v「いざまいらん」と「Sparkling」。

0r4a0061「去年もこうして12月の中旬ごろにワンマンをやりました。
ここまでの道のりは険しくて大変でした。
ここまで来れたのは皆さんのおかげです。
私たちは三重県伊勢市の小さな小さな町から出て来ました。
次はその時の気持ちと東京の冷たさと、戦って生きていくという歌です」

11_0r4a0073 BEちゃん熱唱の「東京」。270v_tyoそのBEちゃんの熱唱に呼応するCHADちゃんのセンシティブなドラミング。

275v続けて「最終電車」。

280_sdこの辺りはジックリと聴かせるショウの中盤。

280vステージへ上がって「走り出せ」。

290_hdタイトル通りのドライビング・チューン。
290vコレいい曲だな。
やっぱりサビのメロディがとても印象的だ。

Img_0091 またフロアに戻って「煙火」。
写真を撮るのも大変だよ~!
そのまま「日本が死ぬ日」。

310_nrs_nshショウはクライマックスに差しかかる。

320妖しいリフが耳に残る「黒に染めろ」。

330v_knコレはサビの前の「♪必死に守る それはホントに必要なモノか」の「か」のAbのところが何とも気持ちいい。
|Bb|Bb|C|と来て、次の|C⇒Caug⇒A7|のキメでドミナントモーションしてDmにつなげるところ。
実にカッコいい。

340v「リセットボタン」から…

350_rb「バババブル」!

360「バババブル」好き~!

365コール&レスポンスで盛り上がる!
そうだ、大抵のことはナントカなる!
400_nwそして、3人は「LAZY GUY」、「NO WAY!」、「Girl's FIGHT」の3曲でハジけ飛んで本編を終了した。

370v_bb

380

390v「OK!OK!」のアンコール。
お客さんから寄せられた「イヤなこと」コンテスト。
CHADちゃんがクジ引き式で選んで…
410読み上げる。
●車庫入れで車をブツけた人
●毎年起こる自然災害
●仕事をしたのに料金を取りっぱぐれた人…等々。
読まれた皆さんに記念品がプレゼントされた。420そしてもうひと暴れ!
「全部忘れてコッパミジンになりましょう!」と「木っ端微塵ロケット」。
コレもいい曲なのだ。

450「MUTANT MOSTERのみがカワイイ」!

460v360°で盛り上がっております!

465アンコールのもう1曲は「バラバラ」。475楽しくて、カッコよくて、カワイイ3人!…

450v

470v

480vアンコールを含めて全22曲。
360°、まさに「全方位」のファンに向けたMUTANT MONSTERからの特大の年末プレゼントだった!

490MUTANT MONSTERの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE

11_3ft 

200 
(一部敬称略 2019年12月1日 下北沢MOSAICにて撮影)

2020年2月 4日 (火)

Hearts presents Sex Concerto Drive~D_Driveの巻

 
2番手でステージに上がったのは…

12hbD_Drive!
 
オープニングは「Attraction 4D」。
ん~、安定のドライビング・ロック・サウンド!

10Seiji

20vYuki

30vToshi

40vChiiko

50vこの日もバツグンのD_Driveサウンドをブッ放してくれていたのは…
SeijiさんのJVM410と1960Aのハーフ・スタック。

60vYukiちゃんのJVM410Hと1960B。
あ、Chiikoちゃんが移り込んでる。

70vToshiくんのEDEN WT-800。

80そしてChiikoちゃんのNATAL。

902曲目は「The Last Revenge」。

100人気曲のリレーで会場は一気にヒートアップ!

110「今日は強烈なイベントに参加させて頂いてありがとうございます!
D_Driveは10周年を迎えて、今『感謝の47都道府県ツアー』を展開しておりまして、今日は埼玉県を踏破ということになります。
色んな所へ行きます。
長いツアーになりますがよろしくお願いします。
さて、Seijiさん作のちょっと変わった感じの新曲を演りたいと思います。
まだタイトルは決まっていません」

120vこの後、タイトルが決まった。
タイトルは「Livingston's Thums Up(リビングストンズ・サムズ・アップ)」。
 
ココから<読み物>。
この曲は『Marshall GALA2』が初演で、客席にいたMarshall社々長のジョナサン・エラリーに直に捧げられたことはGALA2のレポートに記した通り。
その時も当然仮題だった。
その後、Seijiさんと「新曲のタイトルどうします?」なんて話をしていて「やっぱりジョン社長にちなんだ名前がいいですよね?」ということになって2人で色々考えた。
曲調が曲調だけにナニか明るいヤツがいい。
すると2人で気が付いたのが、よくやるジョンの仕草。
「いいよ!」とか「グー!」という意味でジョンはよく両手の親指を立てて見せるのだ。
いわゆるサム・アップね。
コレ。
122tuキタない手で悪かったな…オレの手だ!
ジョンはよく両手でコレをやるので複数形にして、「サムズ・アップ」を使ってナニか考えることにした。
この辺りは私の得意とするところ。
そもそも、このジェスチャーがどこから来ているかを考える。
コレ、その歴史はローマ時代にさかのぼるらしい。
グラディエーターから来てるのね。
ラッセル・クロウの映画にも出て来るけど、戦士が決闘をして、敗者を生かしておく時には親指を立てる「thumb up」。
トドメをさして息の根を止めるときは親指を下に向けて「thumb down」。
ん~、コレを知ったところで曲名には使えないな…。
待てよ…映画でのラッセル・クロウの役名は「マキシマス」。
D_Driveの世界デビュー・アルバムのタイトルは『マキシマム・インパクト』。
コレでナニか作れないか…とも思ったんだけど、ジョンとゼンゼン関係ないもんね。

Gt単刀直入に「Jonathan's Thumbs Up」とすればいいんだけど、それじゃオモシロくない。
どうしてもひとヒネリ加えたい。
「ジョナサン、ジョナサン…」と数日間考えてアイデアが降りてくるのを待った。
 
ハンバーグか? そりゃレストランの「Jonathan's」だ…まさか!
 
そこで思いついたのが「カモメ」!
今の若い人は知らないだろうけど、アメリカで1970年に出版された『カモメのジョナサン』という世界的なベストセラー小説があったのを思い出した。
1973年には映画化されてコレも大ヒット。
私も映画館に観に行ったけど、ピンと来なかったな。
とにかく、この小説の原題は『Jonathan Livingston Seagull — a story.』という。
コレだ!と思い、カモメのジョナサンの名字である「Livingston」を「Thumbs Up」にくっ付けたというワケ。
恐る恐るSeijiさんにこのアイデアを伝えると一発でお気に召して頂いて決定。
そして、先日のNAMMで当のジョナサンにこのことを説明すると…さっそく両手の親指を立ててくれた!
Bookどうせだから<脱線>。
最近は「サム・アップ」が浸透して「OKサイン」をする人が以前に比べて少なくなったような気がするが、この「OKサイン」、場所によっては危険なジェスチャーとなることはよく知られているでしょ?
危険ではないんだけど、こんな話を思い出した。
ベテランのロック・シンガーから昔々直接お聞きした話。
レコーディングで熱唱していて、ディレクターがミキサー室のガラス越しに「OKサイン」を盛んに出して来る。
それに気が付いたベテランのシンガー、ナニを思ったのか「ナンダ!ナンだってこんな時に小銭を出せなんて言ってくるんだ!」と考えた。
その曲が終わると、そのシンガーは半ば怒り気味にミキサー室に足を踏み入れ「ホラよ!」とポケットから数枚の100円玉を取り出してそのディレクターに突き出した。
それを見てポカンとしているディレクター。
それもそのハズ、ディレクターの「OKサイン」は「バッチグー!」を表していたのだった。
…と文字にしてしまうとオモシロくも何ともないが、現場では相当ウケただろうな~。
122okjそして、コレは本当にオモシロくない話。
このOKサイン。
向きを変えるとこうなる。
このサイン、今では「白人至上主義」を表すんだってね。
122wpj中指、薬指、小指で「W」、すなわち「White」を意味し、人差し指と親指で作った輪は「P」の輪を示す。
「P」は「Power」の「P」なのだそうだ。
合わせて「White Power」。
世の中、加速度的におかしくなってる。

Wpilさて、「Livingston's Thums Up」。

130_lt以前にも書いたがホールトーン・スケールやディミッシュ・スケールを駆使してメロディをつないだ息もつかせない「ローラー・コースター・ソング」。

140v次々に出て来る魅力的なメロディ、トリッキーなプレイを組み込んだ息もつかせぬギター・ソリ。
コリャ、ジャズで言ったらまさしくToshiko Akiyoshi & Lew Tabackin Big Bandのサックス・セクションですな。150最近のアレンジではベース・ソロも追加。

160ドラムスのピックアップ・ソロも鮮やかだ。

170Marshall Recordsのヘッドのタネさんも一発で気に入ってくれて、NAMMで生演奏を聴いて大喜び。
もちろんこの曲を捧げられたジョンも最高にお気に召してくれた。

175しかし…コレばかりはSeijiさんの作曲能力を賞賛しないワケにはいかないでしょう。
昨年の6月のロンドンのショウケース・ライブの時にチラチラと弾いていたフレーズの断片がこんな名曲になるとは!
間違いなくSeijiさんのマスターワークのひとつになったと思う。
この調子でジャンジャン曲を作りなさ~い!

200v続いて2番目に新しい「Begin Again」はYukiちゃんの作品。220vYukiちゃんらしいハードでドラマチックな展開がこれまた大きな魅力の1曲。
250ur続けてバラード「Unkind Rain」。
この曲はことのほか海外でウケが良い。S41a0770中盤でフィーチュアされるToshiくんのソロ。
フレットレスに持ち替えて雰囲気倍増。260「あと3曲…ココから飛ばしていきます!」

270ギター陣は竿を持ち替え。
ここからドロップDゾーン。

280_gr壮絶なドラム・イントロは…

290_gr「GEKIRIN-逆鱗-」だ!
コレもYukiちゃんの作品。
3曲続けてYukiちゃんの曲を続けた「Yukiちゃんコーナー」でした。
先日の細川たかしとの共演も無事に終わってヨカッタヨカッタ!300「1,000,000 hp」でたたみ込む。

300v_hpこの「一体ナニが起こったんだ?」と思わせるバカ騒ぎぶりがいい。

310_2竿の関係で頻繁には演らなかったが、NAMMでもウケがヨカッタ。320vToshiくんも大暴れ!

360最後は「Screw Driver」。
340長年弾きこんだD_Driveの愛奏曲のひとつ。
そのエキサイトぶりは4人とも尋常ではなかった!
コレがMCでYukiちゃんが言っていた「強烈なイベント」の所以?
330_sd

340v

S41a1016

350ToshiくんへのSeijiさんのヘッドロックもキマっていた。

S41a1052次回のD_DriveはまたNAMMレポートで!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive OFFICIAL WEB SITE

05_2 <おしまい>
 

200_3
(一部敬称略 2019年11月29日 西川口Heartsにて撮影)

2020年2月 3日 (月)

Hearts presents Sex Concerto Drive~CONCERTO MOONの巻

 
今日は西川口Heartsから。
CONCERTO MOONとD_Driveの組み合わせはありそうで…ある。
『Edge of Strings』というイベント。
インスト版CONCERTO MOONという体裁ではあったが、以前に顔合わせは経験している。

10v最初にステージに上がったのはCONCERTO MOON。

10島 紀史

20v芳賀 亘

30v三宅 亮

40v中易繁治

50v河塚篤史

60v1曲目は「Concerto Moon」。

70すっごい久しぶりじゃない?
全ての公演を見ているワケではないけれど、シンガーが芳賀ちゃんになって初めて聴いたような気がする。

80vナント言ってもこの曲の魅力はノンちゃんのギター・ソロ。

90リストの美しい旋律が島式に炸裂した!

100その美しい旋律を美しい音色で聴かせてくれるのがノンちゃん愛用のMarshall MAJOR1967。
先日の『Marshall GALA2』でも最もMarshallらしいサウンドを響かせてくれた。

110v続けて「Struggle to the Death」。

130聴く者にツベコベ言わせないひたすらストレートなハード・ロック・チューンで加速度的に会場は盛り上がる!

120もちろんこの曲でもシャープなギター・ソロをタップリお見舞いしてくれたノンちゃん。

S41a0056「こんばんは!川口で演らせて頂くのは初めてなのです」
そうだよね、私もノンちゃんとは15年以上の付き合いいなるけど、川口でCONCERTO MOONを観た記憶はない。
「皆さん豊洲にもいかないでようこそ川口Heartsにお越しくださいました…オレが豊洲に行きたいよ!」
この日、豊洲PITで『Generation Axe』演ってたんだよ。アタシャ、西川口の方がいいわ。
280v3曲目は「Noah's Ark」。

160ドラマチックなこの曲はサビのメロディがいいんだよね~。

S41a0001 「そう来たか!」、イヤ「そう来たくなるよね~」と思わせてくれる中近東フレーズ。
曲のイメージにベストマッチだ。

190vステージ中央でコンビネーションの良さをバッチリと見せつけてくれる2人。

180亮くんのシンフォニックなキーボーズが会場を包み込む。
2304曲目は雰囲気を変えて『Rain Forest』から「Lonely Last Journey」だった。

180vそして、ガツンと「Savior Never Cry」を!
290
キラー・チューンのひとつとだけあって飛ばす、飛ばす!

260豪放磊落にして微妙玄通なリズム隊。

250そのプレイは綱紀粛正ながら自由闊達だ。

315ギター・ソロのたびに上がる歓声とコブシ。
人気曲だけあって客席からのレスポンスがひと際目立つ。

240v「来年(2020年のこと)は春先まで皆様の前で演奏はしません。
ナゼ春先までライブをしないのかと言うと…このメンバーで真新しい作品を作ろうと思ってるんですよ。
2月ぐらいからレコーディングを初めて5~6月、最悪でも夏休みの頃にはリリースしたいと考えています。
作品が出来上がった暁には皆さんのところへ行きたいと思っていますし、この西川口も今回関係ができましたのでまた舞台に上がらせて頂きたいと思っております」
そう、ミュージシャンの仕事は音楽を作ることなのだ。イコール、アルバムを出すことなのだ。
「古い!」とか「前時代的!」とか笑わば笑え。
時代の趨勢には抗えないけど、やっぱり「配信」は音楽に対する「背信」だと思う。
人間、モノを作らなきゃ!
そして、「自分たちだけの音楽作る人」のことを「アーティスト」というのだ。
今の音楽界にあって、こうしたハードロックやヘヴィメタルの分野でCONCERTO MOONのようにほぼ定期的にアルバムをリリースするバンドがいることは奇跡に近いような気がするよ。
とにかくノンちゃんにはガンバってもらいたいのだ!

310CONCERTO MOONのステージは早くもクライマックス。

0r4a0098 まずは「Black Flame]。

300vギターを持ち替えたノンちゃん。
ますますさえる指さばき!
330v河塚さんの完全燃焼間近の激演がまたスゴイ!

345もうイッチョ!

S41a0439 「From Father to Son」だ~!

340vそして、出番の締めくくりに「Take You to the Moon」をプレイ。
350初めての西川口Heartsをメタル色に塗りつぶした5人なのであった!

380v

390v

S41a0128

410v

420v初の西川口、大成功!
新曲を引っ提げての次回のステージが楽しみだ!

430このいつもノンちゃんが最後にやるジェスチャー、コレがナニかようやくわかった!
 
CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

440 <つづく>
 

200_3
(一部敬称略 2019年11月29日 西川口Heartsにて撮影)

2020年1月30日 (木)

『K3』レコ発コンサート~池尻喜子×長崎祥子×深井麻梨恵

05チョット、ごめんなさいね…今日のタイトルのこと。
勝手に『K3』なんて入れさせてい頂いたけど、「Keybordsが3人」ということです。
今日レポートするアーティストやイベントに関連する表記には一切そうした表現は使われていないことをまず申し上げておきます。
ようするに「G3」のマネをしてみただけ。
だって、正式なタイトルがメッチャ長いんだもん!
イギリスのウェールズにある「LLANFAIRPWLLGWYNGYLL-GOGERYCHWYRNDROBWLL-LLANTYSILIO-GOGOGOCH(ゲルゴウゲールウクウィールンドロブウリスランダスイハオゴゴゴッ)」という駅名よりは短いか?この最後の「ゴゴゴ」ってのが気になるな。
一方、「supercalifragilisticexpialidocious(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)」よりは長いんだどね。
ナニはともあれ「キツイ、汚い、危険」の「3K」ではありませんから…「K3」です!

10vイベントの正式なタイトルは下の本公演のチラシにあるように『池尻家×SHOKO solo project "Sonicscape"×深井麻梨恵 1st Compilation Album Release LIVE!!!』という。
ね?長いでしょ?

20vつまり…
 
池尻喜子

30v深井麻梨恵

40v長崎祥子
 
…の3人の女性キーボード・プレイヤーをフィーチュアした珍しいコンサート。

50v言い換えると、この3人の音楽をコンパイルしたアルバムの発売記念ライブなのだ。
コレがそのコンピレーション・アルバム『池尻家×SHOKO solo project "Sonicscape"×深井麻梨恵』…結局長ェ!

60cdスリーヴのデザインは、先日Silexの再始動のステージでドラムをプレイしてくれた内田伸吾さん。
皆さん多才ですな~。65そして、その3人の鍵盤姫たちを終始サポートしたのが…

ギターの樋口征宏。

70v樋口さんはMarshall!

80vベースは池尻晴乃介。

90vドラムスはウチ(NATAL)の伊藤"ショボン"太一。

100vショボンちゃんはNATALのウォルナットとバーチのキットを所有しているんだけど、持ってこれないのでウチのCafe Racerを使用。
以前のライブで叩いてこのキットをスッカリ気に入ってもらったのだ。

110スネアはコレ。激深胴。

11_s41a0050NATALのMETAシリーズのアルミ・シェル。14"×8"。
ショボンちゃんが叩くそのサウンドは素晴らしいのひと言。
音はどこまでも深く、切れ味鋭し。

70冒頭、池尻家のメンバー2人がごあいさつ。
「皆さん、こんばんは!火曜日だというのにたくさんお集まり頂きありがとうございます。今日はキャッチーな曲を選んで来ましたので楽しんでいってください!」

120喜子さんは昨年の11月3日に開催された『Marshall GALA2』でSHOW-YAのsun-go☆さんのチーム「THE CORAL CANDIES」で演奏して頂いた。下の写真はその時撮影したモノ。
Marshallとはそんなご縁。
そしたらアータ、NATAL Drumsのトップ・エンドーサーであるショボンちゃんと大の仲良しだって言うじゃないの!
それで大接近。
11_dsc_3209『Marshall GALA2』でもシッカリ「池尻家」をPRされていらっしゃいました。
その節は大変お世話になりました!

11_img_0014 さて、ステージはそのまま池尻家の演奏に突入。

1301曲目はCDのオープナー「Breaking the Limit」。

140v冒頭から暴れまわるショボンちゃん。
ク~、やっぱりいいね、ショボンちゃんのドラミングは!

150v派手なアクセントでスケールの大きさを強調する。
メロディはキャッチーだ。
喜子さんは「キャッチーな曲」とフザけて言ったのかも知れないが、演っていることは複雑でも70年代のロックで育った我々世代にはものすごくキャッチーというかポップに聴こえる。
もちろんいいとか悪いとかではないよ。
そもそも私はこういう込み入った音楽が大好きだでね。
世代が違うということ。
「世代の違い」は「ブルース感覚の有無」の違いということになるのかもしれない。
この曲でもクライマックスのメロディなんかホントにキャッチーですごく魅力的だ。160一糸乱れぬアンサンブルに織り込まれ行く樋口さんのギター!
ショボンちゃんも樋口さんもレコーディング・メンバーだ。170vどんな曲でもいつも楽しそうに演奏する喜子さん。
見ているコッチも楽しくなってくる。

180v「ハイ、ありがとうございます!池尻家です!
飛ばしましたね~。大丈夫ですか?
『祥子』、『麻梨恵』の2人のキーボード・プレイヤーの名前と共にCDを発売さえて頂きました。
今年に入ってこの企画を思いついて、ココまで長かった!
感無量です!
1曲目のタイトルは「限界突破」という意味で、2曲目は「Life Size」、「等身大」という曲です。
両方ともCDに入っています。
『限界突破』したけど『身の丈』で行こう!…という曲です。」180ピアノと…

260vベースの静謐なデュエットからスタート。

11_s41a0035 アンサンブルになって鋭いギターが斬り込んで来る。
やっぱりプリもパワーもホンモノの真空管のアンプで弾くと音がいいね。
音の太さと抜けがゼンゼン違う。
シュレッディング・ソロも素晴らしかった!

200曲はいいようにハードに盛り上がってい~く~!

220この曲でも縦横無尽なショボンちゃんのドラミングが大活躍。
こういう音楽のキモはやっぱりドラムスだよな~。

S41a0390「夫婦でナニかやろうということで一昨年から活動を始めました。アルバムまで出せるようになったのは皆さんのおかげです。
今後は『池尻家』単独のアルバムを出したいと思っています。次の曲は、そのアルバムに入れたいな~と思っている曲です。
晴くんの曲で今日唯一のバラードです」
5月23日のお2人の結婚記念日にここシルバーエレファントで記念ライブをするのだそうだ。
エ~、ウチも5月23日に入籍したんだゼ。はるか昔のことだけど。

325「日野」という曲。
日野はあの東京の日野。
私は中央線の駅すら降りたことがないのでわからないが、日野をイメージして作られた曲なのだそうだ。270樋口さんはアコースティックに持ち替え。

290v喜子さんの優しいピアノに乗って…S41a0091パートナー、晴くんのテクニカルでメロディアスなベースが徹底的にフィーチュアされた。

300v6弦ベースの音域の広さを前面に打ち出した説得力のあるプレイ!
そうか、日野ってこんなところなのか…今度行ってみようかな?という感じ。310ココでハッキリとCD販売の告知。
「悩んでいるなら買ってください。買って後悔してください。
買わないで後悔するより、買って後悔してください!」
なるほど………え、それって結果的に買わない方がよくない?
大丈夫です。
この手のサウンドがお好きな方にはバッチリのアルバムですから!

320v池尻家のステージの最後を飾ったのは…

330喜子さんのキラー・チューン「Yakudoshi」。
作曲が苦手だと思っていた喜子さんがこの曲を作ったことにより開眼したというおめでたい曲。

340「これでもか!」という劇的に展開を重ねる曲を完璧なコンビネーションで聴かせてくれた4人!

350

370v

370

380v5月23日の『結婚記念日ライブ』もこの調子で盛り上がることだろう。

390続いての出番は麻梨恵ちゃん。

400サポートの面々は変わらず。
樋口さん…

420v晴くん…

430ショボンちゃん。

440麻梨恵ちゃんはRieちゃんの『GG3』という企画で過去に2度ほどMarshall Blogにご登場頂いている。
460v1曲目はアルバム収録の「Help Me」。
チョット昔のScott HendersonのTribal Techみたいなサウンド。
コレはカッコいい!

490麻梨恵ちゃんの弾くメロディが実にクール!
そして、オルガン・ソロ!

450地を這うような晴くんのベースと…

11_s41a0180 ショボンちゃんのドラミングの絡み合いがまた爽快!

500v「ありがとうございます!新鮮な気持ちで聴いてくれてありがとうございます」
パソコンが苦手という麻梨恵ちゃんはレコーディングの準備に1年かかったとか…。
「次の曲は月が光っているイメージで作りました」

470v「Super Moon」という曲。
さらにアルバム収録の「Beyond the Green」をプレイ。480最後に初めてのオリジナル曲だという「Wonder」を演奏して持ち時間を終了した。

510v最後はSHOKO solo project "Sonicscape"のステージ。

520まずはアルバム収録のナンバー「Your Tale」。
祥子ちゃんのピアノによる美しいワルツのメロディから…

530vシャープなアンサンブルに。

540v祥子ちゃんも2016年の第1回目の『Marshall GALA』にNEO-ZONKとしてご出演頂いた。
好きだったんだよな~、NEO-ZONK。
この時、確かCDの物販で最も売れ行きがヨカッタのがD_DriveとNEO-ZONKだった。
それだけ衝撃的だったのね。

280 もちろんその時もドラムスはショボンちゃん+NATAL。
『Marshall GALA2』に出演した喜子さんは祥子ちゃんのご紹介。
祥子ちゃんはショボンちゃんのご紹介だった。
ショボンちゃんはバズーカスタジオのご紹介。
バズーカスタジオはCONCERTO MOONのノンちゃんのご紹介。
ノンちゃんは某楽器店のご紹介。
これだけのつながるのに15年かかってる。

330 「次の曲は安心して聴けると思います」
2曲目は、晴れの日に出かける女の子をイメージした曲、「Sunny Day」。

550v樋口さんのソロもフィーチュア。

570v「ショボンちゃんとは結構長い付き合いなんですよ。
私、こう見えても大阪人なんです。上京してからすぐにセッションでショボンちゃんと知り合いました。
たくさんのいい仲間と知り合い、東京生活もすごく楽しいです」
次の曲はアルバム収録の「Pararira」。
「タイトルに意味がないという私には珍しい曲です。コミカルな曲で、ショボンちゃんをフィーチュアしております」
祥子ちゃんってメチャクチャしゃべりが上手なんだよな~。
声がとってもいいからね。
そのトークはまるで歌のようだ。

580サンバですな。
コレもメロディがとてもいい。
この旋律が「パラリラ」って聞こえる…とか言ってたかな?
そういう曲名って結構あるんだよね。
有名なところでは山下洋輔の「グガン」とかね。
しかし、祥子ちゃんって優れたメロディメーカーだよね。

560そしてショボンちゃんのドラム・ソロ!590もうコレは写真を見てどんなにスゴいソロだったかをご想像頂くより仕方ない。

610v

620v音がまたいいんだ。
ショボンちゃんがNATALプレイヤーでホントよかったわ。

600

630vさらにアルバム未収録の曲をもうひとつ。
「最後に道がついて光がさし、『大丈夫』と思った時にできた曲」と曲紹介し、密度の濃い演奏を披露して出番を終了した。

640アンコールは『キーボーズだよ!全員集合』状態。

650下手に長崎祥子。

660v中央にこのイベントをまとめた池尻喜子。

670そして上手には深井麻梨恵。

680以上の3人を完璧にサポートした3人。

690vチョコチョコっと歌モノのバックを演るのとはワケが違うからね。
キメと変拍子だらけの面倒なヤツを片っ端から片づけて行った。
お疲れさまでした!

700曲はLiquid Tension Experimentの「Acid Rain」。
好きだね~!

710最後は記念撮影タ~イム!
あ~、オモシロかった!

720

200_3 
(一部敬称略 2019年11月26日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)

2020年1月28日 (火)

厚真町復興LIVE in 東京~小寺聖夏ワンマンLIVE

 

052018年9月6日、『北海道胆振(いぶり)東部地震』発生。
最も高い震度は北海道で初めて観測された「7」。
その震度7を経験したのが勇払(ゆうふつ)郡の厚真(あつま)町だった。
甚大な被害を被った厚真町の復興をサポートする『厚真町復興LIVE in 東京』と銘打ったコンサートが今日のライブ・レポート。

10v今日の主役、小寺聖夏(こでらせいな)の出身地が厚真町だ。

20_2歌と三味線の小寺聖夏。

30vバックを固めるのは…
ギターにTAZZY。

40vキーボーズ/コーラスに加藤佐代子。

50v_2ベースは外道の松本慎二。
松本さんも北海道のご出身だ。

60vドラムスは辻伸介。

70v_2TAZZYちゃんはMarshall。
え?…そうなの、あの2回のMarshall GALAで私を完璧にアシストしてくれたあのTAZZYちゃん。
こっちの姿が本職ね。
思慮深く、実直な人柄ということもあったけど、こうしてミュージシャンとしてのノウハウを持っているのでGALAでの私のアシスタントをお願いしてきたのだ。
80TAZZYちゃんの愛器はSilver Jubilee 2555X。
この日のキャビネットは1960BV。

90v_21曲目は「Grasp」。
「grasp」というのは「ギュッと握る」とか「把握する」という意味。

110_2三味線の音色がアクセントの軽快なアンプ・テンポ・ナンバー。
この曲調に三味線の音はかなり新鮮ですよ。
少なくとも私は過去に聴いたことがありません。
そして、この聖夏ちゃん…とってもスゴイ方なのです。その話は追って…。

120_2曲を一段とドラマチックに仕立てるギターのメロディ。

200v_2続いてはスローなシャッフルの「深呼吸」。
そして「Even if」。
ゴメンね、こんな話ばっかりで…でも、なんかタイトルが気になるナァ…。
「even if」は「たとえ~だとしても」。「もし」の内容がNGだとしても、アーダコーダとやる譲歩の表現ですな。
似たようなヤツに「even though」があるけど、「if」は「もし」の内容が「仮定」の場合、「though」はその内容が「事実」の場合、と使い分ける。
…とどうでもいいことを書いてるけど、どうにも素晴らしいのが聖夏ちゃんの歌声。
「ミディアム・テンポのバラード」とでもいうのかしらん?とてもいい感じ!

130vその聖夏ちゃんの歌を完璧なハモリでサポートする佐代子さん。
アッラ~、チョット調べさせて頂いたら、王様のサポートでThe Whoを演奏されたりしてるのね?
王様もずいぶんご無沙汰しちゃってるナァ。
久しぶりにお会いしたいナァ。

150_2カバーも含まれていたけど、基本的に曲は聖夏ちゃんのオリジナル。
コレがどれもチョチョイとヒネってあって実にオモシロい。
最近、「~のカバー曲を演ります」っていう場面に出くわす時、そのカバーの元を曲を知っていることが極端に少なくなったな。
それと圧倒的にわからないのがテレビに出て来る若い男優さんね。
出演作に全く興味がないこともあるけど、みんな顔が似通っていて見分けがつかん!

160_2TAZZYちゃんは数曲でアコースティック・ギターも披露した。

170v続けて「Silent Blue」。

190_2お、TAZZYちゃんのペダルボードの中に「Marshall」印のピックケース発見!

210_2第1部を締めくくったのは「声が出る限り」。

S41a0074思いのたけを込めた「歌」を佐代子さんのキーボーズに乗せて聴くものに感動を運んだ。 S41a0254休憩の後の第2部は「あの約束」から。
聖夏ちゃんは白いブラウスにお召し替えをしての登場だ。

230_2「♪あの約束をホンモノにするため」…いい曲だな。

270v松本さんの円熟のプレイ。
外道のギンギンの松本さんと同一人物とは思えん!

250vTAZZYちゃんのソロ。
Jubileeサウンド炸裂!

290v「♪君を幸せにするって本気で思ったから」…んん~、今の私にはかなりグッとくるな~。理由はヒミツ。

240_2MCをはさんで「Perfect」。

300vココで再度カバー曲。
ネタは「はじめてのチュウ」…キテレツね。
コレはウチの上の子が小さい時に見ていたので知ってる。

310それを英語版で!
この曲も人気がある曲ですな。
あいらしいかしとメロディがウマい具合に絡みあって、サビのサブドミナントマイナーで感動を呼び起こす。
人の心を揺さぶる曲の多くはクロマチックをうまく使っている…というのが私の持論。
今、その最高峰だと思っているのはレナード・バーンスタインの「I'm so Assimilated」というミュージカルあるいはオペレッタの挿入歌。
興味のある人は聴いてみて!

S41a0333 「東京」という曲。
この曲もカバーなのだそうだけど、オリジナルの方のお名前を伺ったが…ごめんなさい、やはりわかりませんでした。
ひとつ言えるのは、「東京」に関する曲を作ることができるのは東京出身ではない方々の特権だ…と思う。

S41a0352ココで再び三味線を手にした聖夏ちゃん。

320「三味線メドレー」と題して聖夏ちゃんの三味線をフィーチュア。

340vところで冒頭で聖夏ちゃんのことを「スゴイ人」と書いたが、スゴイ人なのだ。
3歳から民謡、5歳から三味線とピアノを習い、現在では創設60年の歴史を持つ「日本郷土民謡協会」の全国大会で、7歳の時にグランプリを受賞。
そして、8歳でブラジルで三味線と民謡を披露したという。
さらに!10歳でニューヨークのカーネギーホールで三味線と民謡を披露したのだ!
アンドリュー・カーネギーだよ~。鉄鋼王だよ~。
私も何回か経験あるな、カーネギー・ホールは…前まで行った。

S41a0366パンチーでシャープな辻さんのドラミング。しかし、歌の邪魔は絶対にしない。
この日、辻さんとは初対面だったが、共通の友人がいたこともあって楽屋で色々と話し込んでしまった。楽しかった。
その上、NATALをご存知でいらっしゃってね、「NATALは無名じゃないですよ!」っておっしゃってくれた。うれしかった。

260_2図太いMarshallサウンドでサポートに徹するTAZZYちゃんのプレイも気持ちヨカッタ!
お供をしたのはMarshall Silver Jubilee!

330v第1部同様、しっとりと「羽」で締めくくり本編を終了した。

S41a0345 アンコール。
聖夏ちゃんは座奏で「津軽じょんがら」を披露。

360_2いいね~。
問答無用でカッコいい。

370最後の最後はにぎやかに「Life is Box of Chocolate」。
フォレスト・ガンプですな?
イヤ、先週たまたまMarshallの連中とアナハイムの「Babba Gump」に行ったばっかりだったんですよ!
みんな口々に「Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get」ってやってた。
ところが!
ナント、聖夏ちゃん、ガンプを知らないでこの曲を作っていたんだって!
きっとフォレストのように心が美しい方なのだ!

450バラエティに富んだ聖夏ちゃんの音楽を完璧にサポートした4人!
とてもいいライブだった!

380v

390

400v

410v最後はみんんで記念撮影!
厚真町の完全なる早期復興をお祈り申し上げております。

460TAZZYちゃんは終演後楽屋で愛器とパチリ!

470v

200_3_3 
(一部敬称略 2019年11月15日 新中野 弁天にて撮影)

2020年1月27日 (月)

高梨康治~FAIRY TAIL Music Live~竜王音楽祭

 

「fairy tail」というのは「おとぎ話」とか「童話」とかいう意味の英語の正式な名詞の連語のひとつ。当然このことは知っていたけど、コレに形容詞があるとは知らなんだ。
間に「-」を入れて「fairy-tale」とすると「おとぎ話のような」とか「信じられないぐらい美しい」という形容詞に早変わりする。
そんなFairy-tailなコンサートのレポート。
 
テレビ東京系6局ネットで放送中のアニメ『FAIRY TAIL』の第1期より音楽を手掛けてきた高梨康治によるライブイベントが『高梨康治~FAIRY TAIL Music Live~竜王音楽祭』。
昨年9月末の開催から時間が大分経過してしまったが、今日のMarshall Blogはそのレポート。

20 
会場のロビーにぎやかに彩る祝い花の数々。
高梨さんと何度もココのステージに立っている田野アサミさんのお名前が目を惹く。

30メンバーを紹介するビデオが終わり、緞帳が上がる。

40音楽とキーボーズの高梨康治。

250ギターは藤澤健至。

60ヴァイオリンに水谷美月。

70v満園庄太郎のベース。

90v2人歌姫。
ますだみき と…

110Remi。
以上はMarshall Blogでは『Cure Metal』のレポートを通じておなじみの高梨一家の面々。

100さらにシンセサイザーのFunta7。

80vそして、ドラムスは實成峻。
まさかココで峻くんと一緒になるとは!
イヤ、facebookで事前に知ってたけどね。

120「皆さん、ようこそ『竜王音楽祭』へようこそ!心をひとつにして楽しんでいきましょう!」
オープニングの「ドラゴンフォース」と「3人のドラゴンスレイヤー」。
高梨さんのソフトなMCを挟んで「ドラゴンスレイヤー(ナツの怒りのテーマ2)」、「鉄竜~くろがね~」、「ナッツvs未来ローグ」…次々と飛び出してくる『Fairy Tail』サウンド!

125同時に飛び出して来るのは健至さんの極上Marshallサウンド。

130JVM410のハーフスタックが2セット。

140健至さんのJVMはJVMでも…

150強力なノイズ・ゲートを搭載したジョー・サトリアーニのシグネチャー・モデル、「JVM410HJS」なのだ!

160もうノッケから「待ってました」の大盛り上がり!
「次はみんなの大好きな『エルザ』の曲。エルザの髪の色は何色?ライトを持っている人はその色にしてください!」
「エルザ・スカーレット」…「スカーレット」だからして「赤」。
続いて「キョウカ襲撃」。

170「ココでヘヴィなヤツを…」と「魔法境の旅人」から…

190「童子切のエセル」
エセル!いい名前だ。
私の場合の「エセル」は、まずFrank Zappaの25分の大作「Billy the Mountail」の準主人公。
そして、「この世で一番カッコいいリフ」とかのSlashに言わせしめたAlice Cooperの「Cold Ethel」。
ZappaもAliceも『FAIRY TAIL』とは関係ないけど…「エセル」はいいね。
続けて「解き放たれたし力」。195v「ココでまさかのアコースティック・コーナー」と高梨さん。
写真はバリッバリのエレキだけど、健至さんのアコギをバックに高梨さんがリコーダーの演奏を披露した。

210曲は「ミラジェーンのテーマ」。
Remiちゃんの美しい歌声もフィーチュア!

245v美月ちゃんの流麗なヴァイオリンが彩を添えた。

180v「次はみんなのソロを大フィーチャーしたいと思います。みんなの好きな『グレーのテーマ』!」

230ギターやヴァイオリンの他に庄太郎ちゃんのベースと…

200v峻くんのドラムスにスポットが当てられた。

235ココから後半戦…「FAIRY TAIL メインテーマ 2014」。
「みんなこの曲大好きですよね!オレもです」と締めくくっておいて、「さて、ファイナル・シリーズ。新曲を作りました。がんばって作りました!まだCDになっていないので、今日は皆さん、世界初です!
『ナツのバトル』、『エルザのバトル』、2発続けてお聴きください!」と惜しげもなく新曲を披露。

50vみきちゃんが叫んでシャウターとしても実力を見せつけた。

225ヘヴィなムードに戻って「ミストガンのテーマ」と「処刑人との死闘」。

240「魔法大戦」、「エルザ対エルザ」、「雷炎竜吠える」と続けていよいよクライマックス!

220「本当にありがとうございます。
長いことやりたいと思っていたことがかないました。皆さんのおかげです!
快く力を貸してくれたメンバーにも感謝しています」…と高梨さんが挨拶をして「FAIRY TAIL メインテーマ」を演奏し本編を締めくくった。
260アンコールにはサプライズで原作の真島ヒロさんも登場。

290_2高梨さんに花束が贈られ、「最後の魔法」、「フェアリーテイル 新たな冒険」を演奏して全プログラムを終了した。

280v 

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(一部敬称略 2019年9月28日 新宿ReNYにて撮影)

2020年1月15日 (水)

Girls Guitar Three vol.2~Rie a.k.a. Suzaku、磯貝真由 & 桜花

05前回、「出演を引き受けてくれる女性ギタリストアはなかなかいないんですよ~」なんて主宰するRieちゃんがMCで言っていたけど、ナンノナンノ!
前回の開催からひと月チョットでもう2回目の開催となった『Girls Guitar Three』…略して『GG3』。
この企画はオモシロイ。

10v主宰者のRie a.k.a. Suzaku。

20v今回、ホスト・バンド…イヤ、女性だからホステス・バンドか…を務めるのが、
キーボーズに深井麻梨恵。

25vエルフリーデから星野李奈。

30vそして、FATE GEARから森はるか。

40vはるかちゃんは今回もNATALのCafe Racerシリーズ。
スネア・ドラムもNATALのメイプルだ。

50トップ・バッターで登場したのは桜花。
「桜花」と書いて「さくら」ちゃんと読む。

60vまずはアコースティック・ギターでバリバリとシュレッディングしてくれた曲はイングヴェイ・マルムスティーンの「Flamenco Diablo」。

70そう、この装束を見れば一目瞭然、桜花ちゃんは生粋のマルちゃんなのだ!
こういうデザインの上着は「ナポレオン・ジャケット」とか言うんだっけ?
女性がやるとこうなるのか…ドレス版もオツなもんですな~。

80「初めまして…桜花です」と簡単に自己紹介をしてバンドのメンバーを迎え入れる。
Rieちゃんとは桜花ちゃんが小学校4~5年生の頃からの知り合いで「一緒に演ろうね!」と言い出してから6~7年越しで今日の共演に至ったという。
え?桜花ちゃんは何歳かって?…17歳でいらっしゃいます。
私が17歳の時なんてイングヴェイもまだ出て来てなかったゼ。
170vバンドが加わっての2曲目は「Little Savage」。

90ストラトキャスターに持ち替えた桜花ちゃん。
150もちろんアンプはMarshall。
ヘッドはこの日持ち込んだ自慢の1982年製の2203。
フルフェイス仕様のJCM800シリーズがスタートしたのは1981年。
1982年製でJMPスタイルというところがいかにもMarshall社の製品らしい。
私なんかの世代はJCM800よりも、この顔の方に親しみを感じるだろう。
私も大学生の時にJMPの1959のハーフ・スタックを持っていた。

110vやっぱり音はいいね。
デジタル・テクノロジーで何でもモノマネができるようになってしまった現在、真空管アンプはいかにも持ち運びが大変だし、メンテが面倒なのはわかるが、女性こそ真空管アンプを使ってギターの音を太くするべきだと思うんだけどナァ。
桜花ちゃんの場合は、演っている音楽が音楽だけに真空管アンプから逃れることはできない…ということもあるけどね。
頼むぞ桜花ちゃん!

120今日は様々なドラミング・スタイルをこなすはるかちゃん。
一発目がイングヴェイだし。
でもNATALが付いていれば大丈夫!

130v3曲目に演奏したのは「Spellbound」。
195遠慮も澱みもなくバリバリ弾いちゃうイングヴェイ節!

140vバック陣の完璧な伴奏も見事だ。
麻梨恵ちゃんはまた別の機会に同じ場所でのライブ・レポートでMarshall Blogにご登場頂く予定。

160最後は「Trilogy Suite op5」。
190Rieちゃんじゃないけど、実は私も桜花ちゃんが10歳ぐらいの時から知っていましてね。
でも、演奏を拝見するのは今回が初めてだった。

100v今日はイングヴェイのコピーのみのセットリストだったけど、色んな音楽を聴いて、そのテクニックを駆使した「桜花ちゃんだけの音楽」づくりをしてくれるのを楽しみにしている。
なんたって、芸事の命は「仕込みの早さ」なんですわ。
それと…「速弾きは音楽」だけど、「音楽は速弾き」ではありません。180v桜花の詳しい情報はコチラ⇒桜花 SAKURA Official Website

2002番手の登場。
「こんにちは~!磯貝真由です!『マーティ』と呼んでください」
250v真由ちゃんは『ゼッタイ弾ける!』のライブDVDの時からかな?
アレは何年前のことだったろう?…結構経つな。
でも、演奏を拝見するのはその時以来。

220真由ちゃんはオリジナルで固めてきた。
しかも4曲のウチの半分はこの日のために書き下ろしてきた…という気合いの入れよう!
1曲目は「violet liquor」。

240赤ワインがお好き…ということで作った曲。
シャレオツなサウンド。260vイングヴェイとはゼンゼン違う曲調でも大丈夫ね。NATALが付いてるからね。

270v2曲目はユッタリと「願い」という曲をプレイ。

230vそして、新曲を披露。
元気ムードの「fateful day」。

S41a0195 最後は「to the ocean」の熱演で出番を締めくくった。
写真の通りのモロ入魂プレイなんだけど、ギターだけじゃなく、真由ちゃんはおしゃべりもとても上手でね。
彼女ならではのステージ運びがとても楽しかった。

290vこのイベントは各チームだいたい4曲ずつ。
転換のお待たせなし。
ということで、飽きる間もなく、アッという間にトリの出番となってしまう。

300今回もトリを飾ったのは『GG3』を主宰するRie a.k.a. Suzaku。

310v前回もオープニングで取り上げた「Urban Highway」でスタート。

320続けて「Top Runner」。
そういわれてみると、今日のRieちゃんはアスリートっぽいコスチュームだ。
「音に魂を入れた」というナンバー。
350v三人三様のギター・プレイを高いスキルでバックアップしたホステス・バンドの3人!
次の「Wangan Street」では各々のソロもフィーチュアされた。

330v

340v

360v最後を締めくくったのは「Furinkazan」。
昨年の11月にロンドンで開催された『Metal Matsuri』というイベントで演奏した時にはテンポがいつもの1.5倍だったとか!
そのテンポで弾き切ったのが大きな自信になったそうだ。

325この曲のテンポを大幅に上げて弾くのはさぞかし大変だったことだろう…というほどの「ボス・キャラ曲」。
そういえば井上靖ってノーベル文学賞の候補になっていたんだってね~。
私も『風林火山』は読んだけど…サッパリ覚えてないな。『氷壁』なんてのはオモシロかったね。

370vアンコールはもちろん全員集合のセッション大会。
1曲目は「Burn」。

380「♪バ~~~~ン!」
歌ったのは真由ちゃん。
コレがギタリストの余技とは遠くかけ離れた本格的ボーカルズ!
メッチャカッコよかった!

390v「この曲は桜花ちゃんが演りたいって言ったんだよね~」

430「次の曲がマーティさんが演りたいって言った曲」

435はるかちゃんのドラムスでスタートしたのは「Led Boots」。
リズム隊の皆さん、お疲れさまでした。

460v

400

410そしてカラフルなギターを聴かせてくれた3人の『GG』!
今回も演奏におしゃべりに、と楽しいイベントでした!

420

S41a0168_2

440次回も楽しみにしています。
「我こそは!」というガール・ギタリストの皆さん!Rieちゃんからお誘いがあったらどうぞよろしく!

470

200 
(一部敬称略 2019年10月24日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)

2020年1月 3日 (金)

THE WILD ONE~LAZYgunsBRISKY & MUTANT MONSTER

05今日は渋谷RUIDO K2さんからのレポート。
ああ、一体何年ぶりにお邪魔したことだろう。
アレはまだウチの上の子が中学生の頃だったから15~16年前のことか…。
昔、FUZZY CONTROLがココをホームにしていて足繁く通ったものだった。
MGシリーズの雑誌広告に使うファジコンのライブ写真をココで撮ったこともあったっけ。
 
今日のライブのタイトルは『THE WILD ONE』。
あ、「16th Anniversary」って書いてある…そうか、するとあの時ってこのライブハウスがオープンしたばっかりの頃だったんだな。
そういえばそんな気がして来た。
出演はMUTANT MONSTERとLAZYgunsBRISKYのダブル・ヘッドライナー。
今年もコレをやらせて頂くが…決して「ツーマン」ではない。「ツーマン」とか「スリーマン」とかいう表現はあまりにも無知無教養感が強く恥ずかしい。
「ダブル・ヘッドライナー」ね。3組なら「トリプル・ヘッドライナー」。
 
さて、「The Wild One」といえばスージー・クアトロ。
今の若い人は「クアトロ」と言えばライブハウスということになるのであろうが、私が中学生の頃、スージー・クアトロってのはスゴイ人気だった。
そんなもんだから、当時のオーディオ雑誌『FMレコパル』に「スージー・クアトロ物語」というマンガが掲載された。
その中で、ベースを弾くスージーに友達か誰かがこう尋ねるシーンがあった。
「スージーはなんでギターじゃなくてベースを選んだの?」
するとスージーがこう答える。
「ギターはダメ。ベースじゃないとダメなの。ベースは子宮にガツンと来るから!」
ホンマかいな…。
ま、例によって45年近く前の記憶なので正確な文章は思い出せないが、とにかくこんなことが書いてあってギターを弾き始めの子供の私にはナニがナニやら…。
私はその頃から例によって人様が騒いているモノに背を向ける傾向があったので、スージー・クアトロを好んで聴くことはなかったが、この「The Wild One」という曲だけは知っていた。
今聴くとメチャクチャかっこいい。
調べてみると「The Wild One」曲はゲイリー・アッシャーとロジャー・クリスチャンというThe Beach Boys系の作曲家の作品。
道理でよく出来てると思った。
榊原郁恵ちゃんの「夏のお嬢さん」の歌い出しって、この「The Wild One」と全く同じだと思わない?
新年一発目の脱線でした。
というのは再来週、スージー・クアトロに会えるかも知れないもんだからサ。
そう、昔から大ファンだったのです!…ウソこけ!

10vさて、観客の「OK、OK!」の声に包まれて、まずステージに上がったのはMUTANT MONSTER。

20祝!Marshall Blog初登場!

30メンバーは…
 
ベース/ボーカルズのBe(べー)。

35vギター/ボーカルズのGi(ギー)…ウソウソ、MEANA(ミーナ)。

S41a0027 MEANAちゃんはMarshall。
い~つ~も~Marshall!
MEANAちゃんのMarshallの使い方を後ほど紹介しちゃう。37vドラムス/コーラスはCHAD。

38vこの日使用したのはバーチのキット。
シングル・タムで、いつも13インチをチョイスしている。

40スネアはメイプル。
このスネア、ホントに音がカッコいい。

50実はこの日、初NATALだったんだけど実にシックリ行っておりました!

60vところで、既に「MUTANT MONSTERはMarshall Blog初登場」と書いた。
その通りなんだけど、実は昨年の6月のロンドンの「Camden Rocks Festival」でニアミスしていたのです。
下はそのフェスのプログラム。
すでにレポートしている通りD_Driveが出たでしょ?
会場は違ったけど、同じ日に近くにいたというワケ。
終演後、D_Driveの演奏にノリまくって汗ダクになった若い男の子がタオルを広げて私に見せて片言の日本語で「ミュータントモンスターシッテマスカ?」と訊いてきた。
その広げたタオルには「MUTANT MONSTER」とイタズラそうなネコの絵が描かれていた。
失礼ながらその時は存じ上げてなかったので、正直に「知らない」と答えたがその名前が気にはなっていた。

70vその後、あるイギリス人と知り合い、その彼が渋谷のO-CRESTに出るMUTANT MONSTERを観に行く…というのでビックリして連れて行ってもらうことにした。
話を彼から聞くと、MUTANT MONSTERを媒介にして共通の友人がいることもわかって更にビックリ!
下はその時のO-CRESTで終演後に撮った写真。
私はニコニコしているように見えるが、実は「あ~、カメラを持ってくればヨカッタ!」と大後悔している。
そう、この時はカメラを持参せず、ただステージを拝見しただけだったの。
ところがそのステージがとっても良くてね。
しかも訊けばMEANAちゃんはいつもMarshallだって言うじゃない。
そこで「次回はMarshall Blogの取材で必ずカメラを持って来る」という約束をさせて頂いてこのK2のライブに臨んだのさ。

11_2msオープニングは「ABNORMAL」。
ウン、コレコレ!

80_ab続いて「可愛いだけじゃいられない」。
 
BEちゃんと…

90v時にソロ、時にハモるMEANAちゃんのツイン・ボーカルズが大きな魅力。
このハモリが素晴らしい。
声が2人ともソックリなのだ。
それもそのハズお2人は姉妹でいらっしゃる。

S41a0147 MCをはさんでMEANAちゃんのアルペジオからスタ―トする「離してあげる」。

110v_ha「♪ハサミを入れるわ!」
O-CRESTで観た時、一番印象に残った曲。

120vSweet DrumsのCHADちゃんが叩く鳴りの良いNATALの音がバッチリとバンドにマッチしてる。
やっぱイギリスつながりだね。
続けて「隅で泣け」。130vそのCHADちゃんのドラムスに…

140_nkBEちゃんのベースが乗っかって…

150v「猫かぶり」。
「猫かぶってんじゃね~よ!」なんて、映画やドラマなんかでは時折出くわすだけで実際に言ったことがない馴染みのないセリフのひとつ。

140_sn「♪オッオッオ~オオ」と演るこの曲のサビのメロディは実になじみやすい。
そしてドラマチックな転調。
こういうところが海外でウケるんだろうな。

160vBEちゃんをフィーチュアして「東京」をジックリと。
185_tkTVなんかでも「故郷を離れる」シチュエーションのCMをしょっちゅうやってるけど、こういう曲を作れるのは地方出身の方々の特権なんだよ。
生まれも育ちも東京の人間にとっては、東京に出て来る方々の不安や、故郷を離れる大きな決断を本当に理解することはムズカシイの。
訊けばBEちゃんやMEANAちゃんの出身地は、江戸の昔には「一生に一度訪れることが出来れば超大ハッピー」というおめでたい場所だって言うじゃない。
ウチなんか一昨年偶然にも2回行っちゃったよ。おかげさまでハッピーですわ。
反対に東京で生まれ育った人は「離れる」という言葉がない代わりに「帰る」という言葉もないんですよ。
でも、「大変なんだろうナァ」ということはわかます。
170v_tk曲の後半、リズム隊が加わってチョットしたマーチ風になるドラムスがまたいいんだよね。

S41a0292 Rude GuitaristとWild Bassistが奏でるスリリングなメロディが耳につく「黒に染めろ」。

180_ks続けて「煙火」…コレは「花火」か。
尺玉が耳元で炸裂したかのようなすさまじいパフォーマンス!
知ってる?
花火を作っている会社って「花火店」って言わないんよ。みんな「煙火店」という。

186vMEANAちゃんのギターね。
上に書いた通りいつもMarshallを使ってくれているんだけど、ペダルボードに歪み系のエフェクターがなくて、音を加工するペダルはディレイだけなの。
音楽的に激歪みの音を必要としているワケではまったくないんだけど、Marshallのクランチちょっと手前ぐらいのナチュラルなサウンドですべて弾き切っちゃう。
余計なモノをつないでないからメッチャ音抜けがいいんだわ。
ソロの時はショート・ディレイをかけるだけ。
ゲイリー・ムーアみたいなリバーブに毛が生えたぐらいの短いディレイね。
コレがまた独特なのね。
個性的って言っていいでしょう。
どんな機材を使ってもどうしても音が細くなってしまうことはわかりきっているんだから、女性ギタリストこそMarshallを使えばいいと思うんだけどナァ。
その点MEANAちゃんのガッツに溢れたギターサウンドは参考になると思う。
え、Marshallは女子にはがデカくて重いって?
ナニ言ってんの!音が優先でしょ、音が!
重くて持ち運びが大変ならそこら辺の男の人にゴロニャンって頼んじゃいな!
190
MEANAちゃんは盛り上げも担当してるのね。

0r4a0260 まるで計算されているかのようにキチンと盛り上がっていく。

225v「♪ヘイヘイヘイ!」

S41a0111 中身も深さもない、空っぽで救いのない男を歌った「Lazy Guy」。

230v最後に「それでも私は愛してる」とか歌うのかと思ったら最後まで急速調でブッ飛ばして突き放す!

240v続けて「No Way」。
ああ、コレも印象に残った曲のひとつ。
サビの最後のクロマチックが私にはとても不思議に響くのだ。

260_nw「ッホイッ、ッホイッ!」

300ハイハイ、水分補給、水分補給!

270パンキッシュなイントロから「木っ端微塵ロケット」はスカ・ビート。

280v「♪転んでいく地球の終焉を見るために ロケットを作ろう 宇宙へと逃げようよ
木っ端微塵になって星になり 漆黒の墓場で光れば 不死身よりよっぽどいい」
地球温暖化を憂いた社会派ソングか。

S41a0406 ついつい、ナニを歌っているのかジックリを耳を傾けてしまうんだよね。
普段はこんなことしないんですよ、私。
そして、メロディへの歌詞の乗せ方が気持ちいいんだな。
310v最後もパンキッシュな「オオオ」ソング、「Summer Ticket」。

320さすが2008年結成の大ベテラン!
全12曲、木っ端みじんになって個性を爆発させた!

0r4a0096 あとね、この日は演らなかったけど、「Orion」と「バババブル」が好き。
そう、大抵のことはナントカなるんだよね!
 
MUTANT MONSTERの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAL WEBSITE

330そしてLAZYgunsBRISKY。

340LUCY

350vYUKO

360vMOE

370vそして先日『Marshall GALA2』に出演してくれたAZU。

380vAZUちゃんベース・キャビネットはMarshall VBC412。
コレが縁でAZUちゃんと知り合った…だから随分長い付き合いだ。
今ではこのキャビネットも貴重になって「譲って欲しい」と言って来る人もいるそうだ。
確かにMarshallのベースアンプのVBA/VBCシリーズってよく出来ていたからね。

390そんな関係でLAZYgunsBRISKYは、前のギタリストのIZUMIちゃんもMarshallを使ってくれていたこともあって、以前のMarshall Blogに何度かご登場頂いている。
代官山UNITでの単独公演なんか行ったもんね~。
でも今のMarshall Blogになってからは初めてのご登場。

400コレは去年の6月にリリースしたミニ・アルバム『Riot Bulb』。

405cdその中の曲を中心にしたセットリスト。

410vホント、ひっさしぶりにそのステージを拝見させて頂いたが、相変わらずいい感じ!

420vLUCYちゃんの存在感が一段と大きくなって、ナンもカンも吸い込まれて行くようだ。

430vMOEちゃんもNATALをプレイしてくれた。

440AZUちゃんもそうなんだけど、YUKOちゃんは4月29日によく写真を撮らせて頂いていたのよ。
本人はご存知なかったけど、日比谷の野音でね。

450AZUちゃんも相変わらずのド迫力のベース・サウンドでゴリゴリやってくれた!

460vこのバッサ~のアクションもキマりまくっていたけど写真を撮るのは大変なのよ。

S41a0630 終始LUCYちゃんのリードで最高にエキサイティングはステージを展開してくれた。

465LAZYgunsBRISKYの詳しい情報はコチラ⇒official web site

470最後は全員傘下のジャム・セッション。

480実はこの2チーム、今日が初顔合わせだったんだって!
しょちゅう対バンを務める仲良しバンドなのかと思ってた!

490この日はRUIDO K2とLAZY guns BRISKYとデッカイ久しぶりが2つ、そして初めてのMUTANT MONSTERの取材が重なって非常にハッピーな1日だった!

500

200 
(一部敬称略 2019年10月18)

2020年1月 1日 (水)

大関東ギターエロスのLuther Smoke Dokeyes~LSDからのお知らせ

 

明けましておめでとうございます
 
本年もMarshall/NATAL/EDEN/Lifestyle/Marshall Records、そしてMarshall Blogをお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年は海外出張や『Marshall GALA 2』などで多忙を極め、とうとう毎日更新を断念してしまいましたが、気持ちは「毎日更新」継続中です。
今年もMarshallの話題を中心に、いい音楽やいいバンド、ワガママな意見や迷惑な脱線をガンガンお送りしたいと思っています。
 
…ということで元旦からライブ・レポート。
昨年、Luther Smoke Dokeyesを通じて、初めて『関東ギターエロス』を紹介した。
関東1都3県の5つのライブハウスが見い出した才能あるバンドを紹介する年2回のイベント。
このイベント、ナント第1回目が2001年!…スゴイぜ!
「続けるのは始めるよりムズカシイ」だでナァ。
そして、その年2回開催される『関東ギターエロス』に出演した10バンドのから厳選された5つのバンドが自分たちの自慢の音楽を披露するのが『大関東ギターエロス』だ。

10会場は渋谷のTSUTAYA O-WEST。
司会はバンドを推薦した各ライブハウスのスタッフが務める。

20西川口Heartsの原畠さん。
今日は前回の「ギターエロス」同様、原畠さんがプッシュするLuther Smoke Dokeyes(以下LSD)の『大関東ギターエロス』のステージをレポートするのだ。
まずはバンドの紹介から。
「西川口Heartsの代表はLuther Smoke Dokeyesです。と言っても3回ぐらいしか出てないんです。でも、ボクが好きだから…」
ナイス・ジャッジ!
「この3人、スゴイんですよ。まずはデニム感を見てください。デニムのスソが広がってます!
こういうデニムってもう売ってないんですよ」
今、「ラッパ」といえば「ヨーヨー」だけどヨー、昔「ラッパ」と言えばジーパンの一種を指したんだぜ。
原畠さんのMCが続く。
ステージのMarshallを指してうれしいことをおっしゃってくれた。
「そして、JCM2000 DSLと1960A…ココからどんな音が出て来るのかと聴いてもらいたいんです。
オレの友達!盛り上がってくれ!」
原畠さんがおっしゃっているのは、ギターのJohnnyくんがMarshallとギターを直結している…ということ。
つまりギターとギター・アンプだけで作り出される一番ピュアな音を味わってほしい…ということ。

30vそして演奏が始まった!

40Johnny

50v伴航平

60v山口翔也

70vJohnnyくんはいつもMarshall。
コレがJCM2000 DSL100と1960A。

80vJohnnyくんの足元のようす。
メガネ、財布、ケータイ。
原畠さんが説明されたようにエフェクターは一切使わない。
チャンネルも変えない。
アンプをセットした後はすべて自分の指とギターのボリューム(時にトーン)だけで音を作る。

901曲目は「Win, Lose Or Honky Tonk」。
グレッグもビックリのゴキゲン・チューン。
ちなみに「Greg」の一般的な愛称は「Gaz」だ。

100vこんなTシャツも作っちゃうぐらいのLSDの重要なナンバーだ。

115いつもより大きな会場で、ハジけるように滑り出したLSD。

110続いてはセカンド・ライン風のイントロでスタートする「Ramblin' Rider」。

120_rrJohnnyギターの魅力のひとつ、ボトルネックでサザン・フィーリング満点!
130v「♪さよなら…」
これも間違いなくJohnnyくんが大切にしているであろう曲、「On the Border」。

150v_otb熱唱に呼応する熱情のギター・ソロ。

160そして、Johnnyくんの感情を「リズム」という形にしてサポートする2人。

170v_j

180「♪さよなら」…LSD。
そう。
昨日、公式に発表された通り、Luther Smoke Dokeyesは解散することになった。
「解散」だ。
潔いではないか。

190v「かつきゅう」、「かつきゅう」…とトンカツ屋じゃあるまいし。
そう思って調べてみると、あるもんだね、「かつ久」というトンカツ屋。
音楽性が違うのなら潔く解散して自分の音楽が追求できる新しいバンドを作るがいいじゃねーか。
昔は「活休」なんて言葉は耳にしなかった。
イヤなら「解散」しかなかった。
それを未練がましく「しばらくお休みします」だなんてみっともない。
ここ数年、「解散!」と宣言をしてカッコいい!と思ったのはTORNADO GRENADEとLuther Smoke Dokeyesぐらいだな。
でも理由はどうあれ、TORNADO GRENADEは続けていた方がヨカッタな…正月なので正直に言っちゃうけど。

12kk4曲目は「Jesus」。
客席から手拍子も湧き上がってメッチャいい感じ!

210_jbbそうなの、お客さんは若い人が多かったんだけど、「このバンドいいね~!」とか「カッコいい~!」という声がプレスピットにいた私の耳に入って来たのよ。
うれしかったね。
Img_0011「ありがとロック」が氾濫する草食系日本のロックシーンを憂うベテラン(=年配)のロック・ファンがよく言う「今の若い子は知らないだけなんだよ!若いヤツらだってね~、Led ZeppelinやDeep Purpleを聴けばカッコいいって思うんだよ!」を証明した形となった…と思うでしょ?
私はこのベテランの意見には無理があると思ってるの。
LSDを「カッコいい」と思った若い人たちが自分からオールマンやリトル・フィートを聴くことはあり得ないの。
若い人たちにはビートルズよりエド・シーランの方がいいの。
それは当たり前のことで、食べ物も、言葉も異なる、生まれた時から携帯電話がある世代と黒い電話のダイアルをジーコジーコ回していた人の趣味が同じになることは絶対にありえないから。
でも、Johnnyくんみたいなミュージシャンがこうしてチャンとしたロックの魅力を彼の同世代の若者にアッピールしてくれるのはとてもうれしいことだ。
140vカントリー・フレイバー満点の「Jukebox Blues」。
コレも大切な曲。
0r4a0096Johnnyくんの影響&コレを書くために、数日前にアール・スクラッグス、レスター・フラットにドック・ワトソンのインスト・アルバムを聴いた。
カントリーもいいもんだね~…と言いたいところだけど、シンドかった。
なんでなんだろうナァ?
大音量でジョージ・ジョーンズを聴くことはできないけれど、このJonnyくんの曲は好き。
でもブレント・メイスンはカッコいいと思うし、ダニー・ガットンは好き。
カントリーの影響を受けた超絶ジャズ・ギタリスト、レニー・ブルーはもっと好き。
いつかNAMMで観たジョニー・ハイランドはすさまじかったし、ロンドンで観たジェリー・ドナヒューには腰を抜かしたよ。
でも、ダメなんだ!カントリーは!
いつもこんなことを書いて…ゴメンね、ジョニーくん。
220出番の最後を締めくくったのはLSDのテーマ・ソング「Far East Cowboy」。
230_fecこのまま順調に活動していれば次の『Marshall GALA』に出てもらおうかと思っていたんだけど仕方ない。
0r4a0162発表の前にJohnnyくんから電話があって解散の話を聞いた時、正直ナゼか犬神サアカス團の時のような大きなショックはなかったんだよね。
バンドはなくなっても、Johnnyくんが作った曲と本人の声とギターが残っているんだから問題はないという感じの方が強かった。
きっとまたステキな音楽を作り続けてくれるだろうという期待の方が大きかったかも。
ただ思ったのは、願わくば同世代の若いミュージシャンとカッチリしたパーマネントなバンドを結成して欲しいということだった。
絶対にバンドで演って欲しい。
そしてもっと覚えやすいバンド名を付けてもらいたい。
「関東ギターエロス」の時に「Dokeyes(ドゥ―キーズ)って難しくて読めない!」と原畠さんがMCおっしゃっていたが、全くその通りだと思う。

260最後はボトルネックの情念がこもったソロで観る者を圧倒した。
さっき「このバンドいいね!」と言っていた若者はおそらくこの日初めて「ボトルネック・ギター」というのを目にしたのではなかろうか?

270残されたLSDの予定は…
 
1/16(木) 西川口Hearts
1/20(月) 下北沢Club Que
1/25(土) 神田THE SHOJIMARU
2/2 (日)  神田THE SHOJIMARU
2/19(水) 神田THE SHOJIMARU
 
となっている。
一度ご覧になっておくことをオススメします。
 
Luther Smoke Dokeyesの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

200_2がんばれJohnnyくん…Marshallと一緒にね!
 
そして「関東ギタ~」…「エロ~ス!」
原畠さん、またいいMarshallのバンドがいたら教えてくださいね!
赤羽も楽しみにしています。

280v 

200 
(一部敬称略 2019年11月29日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて撮影)

2019年12月24日 (火)

SIMOだ!

 
「SIMOだ!」なんて言っても伊豆の温泉じゃないよ。
ああ、入りたいナァ、温泉。
温泉入ってゴロゴロしながら本を読んで、イッパイやって温泉入って…。
予め調べておいた近くの名所旧跡かなんかを見学しに行ってサ…って、一体いつからこんなジジイ臭くなったんだ!
驚くよね、ホントに。
今日はそんな温泉のように心地よい音楽を聴かせてくれるチームのライブ・レポート。

10vまず演奏したのは「Norwegian Wood #2」。
ようするに「ノルウェイの森」。

20演奏しているのは関雅樹…だから「S」。

30vキーボーズは石井為人…は「I」。

40v「M」はベースの宮野和也。

50vドラムスが岡井大二だから「O」。

60v要するにかつて「関4」とか呼んでいたチーム。
それぞれの苗字の頭文字をくっつけて「SIMO」…だと勝手に思っているんだけど、それでいいんだよね?
まさか「下ネタ好き」が集まっているワケでも、「泳げ!たいやきくん」のファンが集まっているワケでもあるまい…アレは「シモン」か。
Nina Simonが好きとか?
Nina Simonってアホ程カッコいいよね。私も何枚かのアルバムを持っているけど、どれも暗くて重いところがスゴイ。Black Sabbathあたりよりよっぽどヘヴィだ。
 
この曲って歌詞がスゴイんだな。
「I once had a girl, or should I say she once had me?」
ビートルズの曲って歌詞が聞き取れて、意味がストレートで頭の中に入って来た瞬間、それまでとは違ったビートルズが現れる。
そしてその歌詞を、すでに馴染んでいるメロディに乗せて口ずさんでみると、ビートルズがもっとオモシロくなる。ナント気持ちのいいことよ!
同時にビートルズがあれだけ人気があった理由がわかるような気になる。
 
もちろん、こうしてインストゥルメンタルでメロディを楽しむだけでも十分に素晴らし素材であることは今さら私がココに書く必要はないこともわかってる。
関ちゃん流の「ノルウェイの森」…重厚で素晴らしい。

70_nwそんな演奏をサポートするのは…
 
関ちゃんはMarshall。
人気のSTUDIOシリーズから、ヘッドはSV20H、キャビネットはSV112。コンボはその仲間のSV20C。

80コレはコンボのセッティング。
関ちゃんはリンクしてLOUDNESS1も2も結構上げ目にセットしている。

85宮野さんはEDENを使用。

902x10"のコンボ、EC210。

100大二さんはもちろんNATAL。

110vNATALのCafe Racer。
ナンカ変でしょ?
12"、14"、18"というコンフィギュレーション。

120スネアはMETAというシリーズのアルミ・シェル。
深さは8インチ。

1402曲目は為人さんのピアノでスタート。

150v_yコレがすごくポップでいい曲なの。
関ちゃん作曲の「Yours #2」。
ウン、こういうオリジナル曲をドンドン演るといいよね。
「こういうオリジナル曲」ってどういうオリジナル曲かというと、SIMOの4人が集まった時しか聴けない曲。

160「月曜にも関わらず、また消費税8%最後の夜にお出かけくださいましてありがとうございます。あしたから10%ですよ」
そう、9月30 日だった。
消費税か…ココには書くまい。
「ボクの曲をもう1曲演ります。辛いモノはそんなに得意じゃないんですけど好きなんです」

170「Spice」という曲。

180_spギターを持ち替えた関ちゃん。

190v意外にもリズムはレゲエ調。
大二さんのレゲエは聞いたことあったかナァ。
コレもSIMOのオモシロイところ。

200v「大二さんのドラム・セット派手じゃないですか?
実はコレ、今日本邦デビューなんですって!さっき箱から出したんですよ」

210コレね。
実際に初めて使ったのは14"のフロア・タムと18"のバス・ドラムね。
18"でも音が十分デカいわ。
さすがNATAL、どれもよく鳴る!

130宮野さんのEDENも、自分のMarshallも、はたまたこのMarshall Blogのことまで触れてもらって次の曲。
宮野さん作の「Koto」。

220_ktコレは以前から演っているナンバー。
ソフトな雰囲気に為人さんの柔らかいキーボーズがピッタリとマッチする。
240ソフトな中にもキライと光る名人たちの「技」。
それがSIMO。

230v第1部の最後は関ちゃんが最近作ったという曲「Changing」。

260_cg為人さんのピアノのソロと…

270関ちゃんのソロをフィーチュア。
前半はとてもいい感じでひとまず仕上がった。

280休憩をはさんでの第2部。
「第1部で演奏った新曲をホメて頂きました。うれしいです。
ところでウチの方、最近発砲事件があったんですよ!5発撃ちこまれたという…」
え~、一度関ちゃんのウチに遊びに行かせてもらったことがある。
生まれて初めて飯能ってところに行ったんだけど、ま~、いわゆる浅草あたりとは違う風景でしてね。
どちらかといえば長野に近い雰囲気。
静かでいいところですよ…なんてことも言っていられないね~。
バキューン、バキューンなんてね~…どんな反応していいかわからないぐらい恐いわ。

290第2部の1曲目はホレス・シルバーの「Senor Blues」。
ホレスについてはいつか詳しくやりましたな。

300v_sbどんなスタイルの曲でもバッチリの為人さんだけど、私はこういうジャズ・ネタの時の為人さんが好き。
為人さん、デイヴ・ホランドとお知り合いだっていうからナァ。310最後は関ちゃんのハードなカデンツァ!
いい音だわ~。
拳銃に撃たれた感じを表現したんだって!320続いては関ちゃんのオリジナル「K.T. Street」。

330_kt「K.T.」って「骨董」のことだっけ?
青山の「骨董通り」。

340v途中で「Jean Pierre」なんかが挟まってオモシロかった!

350vしかし、ギターの音が素晴らしい。
いわゆるガツンとやる「Marshallの音」ではないんだけど、そういう使い方で失くしてMarshallの良さを出してくれているって言えばいいのかな?
結論は「関ちゃんの音」なんだけどね。

370v_lw「先日、メンバーが集まってミーティングをしましてね。
なかなか集まって話をする機会なんてないのでヨカッタですね」
パーマネント・バンドとしての活動を強化しようということだそう。
とてもいいことだと思う。
他では聴くことができない魅力的なオリジナル曲をジャンジャン作って、バンバン演奏して欲しいです。
ところで、MCをする関ちゃんの写真。
ハイ、お察しの通り全部同じです。
何だか知らないんだけど、この日、MCをしている関ちゃんの写真がコレ1枚しか撮ってなかった。
今までこんなこと絶対になかった。
不思議。
ゴメンね、関ちゃん。

360カーラ・ブレイの「Lawns」。

380カーラ・ブレイってわからないんだよな~。

でもご主人がスゴい。
1人目がピアニストのポール・ブレイ、独特だよね、この人も。
2人目がトランぺッターのマイケル・マントラ―。「Jazz Composers Orchestra Association」っての?苦手だ…。
そして3人目のがベースのスティーブ・スワロー。
ルックスにそう強みがある女性ではないからね、音楽的才能がきっとスゴイんだろうね。
それに世の男性音楽はヤラれちゃうってとこか?
でもね、このカーラ・ブレイとスティーブ・スワローのデュエットが元になっているらしいんだけど、「Soon I Will be Done with the Troubles of This World」というって曲を渋谷毅さんが『LIVE '91』というアルバムで取り上げている。
コレがですね~、もう涙なくしては聴けない!…というぐらい美しい。
前もどこかでコレを書いたんだけど、また書いちゃうぐらい感動的な曲と演奏なのだ。
やっぱりカーラに「ホレてまうやろ」!…ウソです。

390「プログレ・ファンの皆さん、お待ちどうさま!」と紹介した曲は「Waft island」。

400_wi大二さんがベースの水野正敏さんとギターの谷平こういちさんと組んでいるWAFTというチームのレパートリー。

410vそういえば、仕上がりを聴かせて頂いてはないんだけど、水野さんのソロ・アルバムでのこの曲のレコーディングもNATALだったんだよ。

11_0r4a0010スネアを何種類か試したりして楽しかった。

11_0r4a9985 こんな曲だったのか!
メッチャかっこいい!

420そして関4でもよく演奏していた四人囃子の「NEMUI TSUKI」。
コッテリ美しく演奏して本編は終了。

430_nt

440

450v

460vアンコールは…ナンで?
「Back in the U.S.S.R.」を演ったの。

470_bu曲間で大二さんのドラム・ソロをフィーチュア!

480どうぞどうぞ思いっきりやりましょうよ!

500知ってる人にも、知らない人にも特に説明は要らないでしょう?

510見ればわかる!

520まだ私が子供の頃はテレビでこういうのをやっていたからね。
大二さん、懸命に叩いております!

530クレイジーはスゴイですよ。
ドリフと違ってジャズだもん、
サックスの安田伸は東京芸大。
谷さんは中央大学のビッグバンド出身。
ハナさんや植木さんは『銀巴里セッション』のお手伝いをしたんじゃなかったっけ?

540「ウワハハハハ!」
 
こんなの知っている人もドンドン少なくなってるだろうな~。
ビートルズの4人の名前も知らない人が増えてるんだもん、クレイジーはムリだよな~。

550他の人はマジメに演奏しましたとさ。

560この日もとてもいいライブだった。
皆さんもゼヒお出かけください。

570クリスマス完全無視のMarshall Blogでした。
 
関雅樹の詳しい情報はコチラ⇒Seki's Web

580

200 
(一部敬称略 2019年9月30日 神保町 楽屋にて撮影)

2019年12月23日 (月)

ハードロックだヨ!Marshall集合~It's a HARD ROCk NIGHT! 2019

05やっぱり「Rock」という音楽って「ハードロック」なんじゃないかと思う。
「ロック=ハードロック」ではないによせ、かなりコアな部分をを握っているのは、数多いロックのジャンルの中でもナンダカンダ言って「ハードロック」だろう。
他の記事にも書いたように私が一番好きなロックのスタイルは「プログレッシブ・ロック」なんだけど、その名が示す通り「プログレッシブ=進歩的な、前進的な」という意味だから、一旦前進して定着してしまうとそれは「プログレッシブ」ではなくなっちゃうじゃん?
そのうち「変拍子=プログレッシブ・ロック」という風な図式が出来上がって来て、「プログレッシブ・ロック」という言葉の解釈がどうしようもなくイビツになっていると思うのだ。
やっぱプログレッシブ・ロックってサ、King Crimsonとか、Yesとか、ELPとか、Pink Floydとか、Soft Machineを筆頭にくくったカンタベリーと呼ばれるイギリス独特の音楽のことだと信じるワケ。
だから、「メタル」という表現がつくにしてもDreamTheaterみたいな音楽が「プログレッシブ」という括りで語られることや、若者が「コレが『プログレッシブ・ロック』ってヤツか…」と勘違いされることがガマンならないのね。
そこへ行くと「ハード・ロック」なんていいじゃない。
「ハード」な「ロック」だよ。
ムズカシイことなんかひとつもない。
「ハード」ならいいんだから。
え?…どこからが「ハード」かって?
そんなこたぁ知らん。
コレもプログレッシブ・ロックと同じで、世の中の音楽が時代と共に激しくなってくると、従前のハードなロックが「ハード」なロックではなくなってくるもんね。
そこで、「ハードロック」の定義としてこういうのはどうだろう?
 
「Marshallがなければ誕生しなかったであろうひとつのロックのスタイル」
 
コレ、事実でしょう?
そういうこともあって、最終的にはかつて夢中になった70年代前半までの「ハードロック」こそが私にとっての「ロック」なのかも知らんナァ。
でもですよ…またプログレとの比較になっちゃうんだけど、「一番好きなプログレッシブ・ロック・バンドは?」と訊かれた時、少数派が多数存在するような気がする。
例えば私はジャズ色と民族音楽テイスト濃いことからがイタリアのAreaだったりするんだけど、「一番好きなハードロク・バンドは?」の問いの答えはLed ZeppelinとかDeep PurpleとかWhitesnakeとか、スゴク一極集中するような気がするんだけどどうだろう?
そんなことないか?
タマタマ私の周囲がそういう感じなだけか?
 
さて、今日レポートはそんなハードロックが主役のコンサートのレポート。
元X-RAYの藤本朗、臼井孝文、そしてロジャー高橋の各氏が主催する『It's a HARD ROCk NIGHT』。
副題に『Twin Guitars In Flames』…「燃えたぎるツイン・ギター」ってか。
いいね~。
ギタリストを2人ずつ擁する3つのチームが登場してMarshallで暴れ狂って頂いた!
このイベントは先日レポートした『Welcome to THE ROCKS HEAVEN』の翌日に開催されたモノでOZMAさんは2晩連続での登板となった。

Ihrまずは冒頭に藤本さんからご挨拶。

10そして、最初に登場したのはScorpionsの曲を演奏するチーム。

20主催者のうち、臼井OZMA孝文と…

30v_2ロジャー高橋のお2人はホストリズム隊としてフル出演!

40vNAKED MACHINEから、KANと…

50v里村源多朗

60v「ツイン・ギターといえばScorpionsですよね」とKANちゃん。
お約束のもう一人のギターはBLACK YAK.からKohsuke。

70vSCORPIONSだからね~。
好きだったよ、高校の頃。
だからこのセットは楽しみだった。
「Speedy's Coming」、「Dark Lady」、「Catch Your Train」、「Steamrock Fever」…一体ナニを演ってくれるのかな?

80オープニングは「Coming Home」…知らんナァ。
でもギンギンにノリまっくたKANちゃんの歌いっぷりが小気味いい!

90源ちゃんのギターも絶好調!

100この日、源ちゃんが使ったのはJCM900 4100と1960BV。

11_ozap1楽しそう!
コピー・バンドは絶対に楽しいよね。

110続いては「Black Out」。
コレはタイトルだけ知ってる

120vOZMAさん、前日のOAMAXでは「この日のために体力を温存している」…なんて言われていたけど、なるほど!
その通り、ノッケからエキサイティングなパフォーマンスだった…ウソウソ!
OZMAさんはいつでも120%全力投球なのです。

130vKohsukeさんももちろんMarshall。

140v一番上に乗っているチョット小ぶりのヤツ。
ORIGIN50Hとキャビネットは1960AXだ。

11_ozap23曲目は「Rock You Like a Hurricane」。
コレもタイトルだけ知ってる!

150KANちゃん、大熱傷!
KANちゃんもいつでも、どこでも、ナンの役でも全力投球だから。

160v「Can't Live Without You」が続く。
知らんナァ…ゴメンなさい。
出てこないナァ、「Virgin Killer」も「We'll Burn the Sky」も…。

170曲になじみがなくても源ちゃんの深みのあるギター・プレイにはおなじみだぞ。
2007年、Vintage Modernのデモンストレーションの時に初めてお世話になったんだよ。

190v「Another Piece of Meat」…コレは知ってるんだ。
ナゼなら私が行ったScorpionsの2回目の来日公演はこの曲が収録『Love Drive』のレコ発公演でね。
本当は前年に来日してすさまじく高い評価だったウリが観たかったんだけどバンドをヤメちゃった。
でもマイケル・シェンカーが代わりに来るというので喜んでいたら……来なかった。
その代わりマティアス・ジャブスという名前も知らない若いギタリストを中野サンプラザの前から2列目で見た。
この曲名はジャニスで有名になったエルマ・フランクリンの「Another Piece of my Heart」のパロディなのかしらん?

180vそして最後は「Dynamite」。
知らんナァ。

200Marshallをバックに激唱するKANちゃん。
カッコよかったよ~!

210しかし、私が知っているウリ時代のScorpionsってのはホンの短期間で、あまりにも古いScorpionsということなのね?…ということを思い知った。
でもサ…やっぱりいいね、ハードロックは! 

220続いてはJudas Priestのチーム。

230藤本朗

240vKENTARO

250vKENTAROさんもMarshall。
JCM900 4100と1960BVを使用した。

11_ozap1_2もう1人のギターは…ナンでやねん?
真壁雄太

260v雄太くんは愛機を持ち込んだ。

11_ozap2_2Silver Jubilee2555X。

11_ozap41曲目は「The Hellion」。270これまで1曲もJudasの曲を歌ったことがないという藤本さん。
ナンノナンノ!
伸びやかな声でJudasuのハードロック度満点!

280vScorpionsで惨敗した私…それじゃJudas Priestはよく知っているのかというと~、ゼンゼンなの。
「それでよくMarshallやってんな~」なんて言われそうだけど、オイ、チョット待てよ。
私だって知ってんだよ。
Judas Priest…それは私にとって「The Ripper」。
アレは13か14歳の時だった。
NHK FMの「ヤング・ジョッキー」で渋谷陽一さんがその曲を紹介したのだ。
アルバム『Sad Wings of Destiny』がリリースされた時だったんだね。
そこで聞いた3分にも満たない曲に大きなショックを受けた。
「ナ、ナンてカッコいい曲なんだ!」
それからホンの少しだけ『Stained Class』まで聴いた。
短くてゴメンね。

280ツイン・ギターをタップリフィーチュアしたステージ。

285スゲエ組み合わせだニャ~。

2902曲目は「Electric Eye」。
このチームも実にいい感じ!

295コレは知ってる「Sinner」。
『Sin afer Sin』がリリースされて、それを買った小笠原くんの家で友達数人とこの曲を聴いた時、「♪シナッ!」っていうところでみんなで笑ったのを覚えている。
あんまり声が高いもんだから。
当時あんな歌い方をする人も曲もなかったんだね。
つまり、すごいオリジナリティだったということだ。

300浮かれ調子で暴れまくっているのはいつものこと。
コレが雄太くんのいいところだ。
ナニせ特技は「人見知りをしないこと」。
ナニがあろうとプレイはバッチリだ!

320この日はリリースしたばかりのソロ名義のミニ・アルバム『乾為天』を持参。
雄太くんは易もこなすギタリスト。
「乾為天(けんいてん)」とは六十四卦(ろくじゅうしけ)という易が示すお告げのひとつで「強力な天からのパワーに包まれ、絶え間ない努力と謙虚さが、大きな幸運を導く鍵となる」という意味。
チャンと自分でわかってるんだな?

325大ベテランとの共演はさぞかしうれしかったことだろう。
さっそくの「乾為天」か?

310Marshall Blogは久しぶりご登場となるKENTAROさん。
バリバリ弾いていたけど…。

330vこの右手!
かなり重症の骨折。
一時は出演が心配されたが無事ステージに立ってシャープなソロを聴かせてくれた!

340「Hell Bent for the Leather」…

326「U Got Another Thing Coming」…

350「Breaking the Law」…コレは知ってる。
よく皆さん取り上げていらっしゃる。

370そして、最後は「Freewheel Burning」。

380v藤本さんのロック・ヴォイス、KENTAROさんと雄太くんの流麗なツイン・ギター、OZMAさんとロジャーさんのヘヴィなリズム隊…やっぱりいいね、ハードロックは!

390最後にステージに上がったのはAC/DCのチーム。

410Ray

420v三宅庸介

430v今日の三宅さんのMarshallは勝手知ったるJVM210Hと1960BV。
下のヘッドがJVMね、

11_ozap1_3もう1人のギターはKohsukeさん。

440v2回目の出演ももちろんORIGIN50H。11_ozap3そしてすべてのチームをサポートしたパワフルなリズム隊の2人。
臼井OZMA孝文と…

450vロジャー高橋。

460まず最初に「Shoot ti Thrill」。
と言っても知らないんだけどね。

470RayさんのAC/DC、初めて聴いた。
ボン・スコットともブライアン・ジョンソンとも声質は異なれど「ロック・ヴォイス」という点においては「共通」だ。
ブライアン・ジョンソンはニューキャッスルのGeordie(ジョーディー)というバンド出身。
元Marshallの社員で私の友人のスティーブ・ドーソンが最近Geordieに参加し始めた。
スティーブはニューキャッスルから地方の鉄道に乗って20分ぐらいのサウスシールズという港町の出身。
Geordieとはニューキャッスル出身者のアダ名。
スティングも、ブライアン・フェリーも、ミスター・ビーンも、ハンク・マービンも、エリック・バードンもみ~んなGeordieだ。(モンティ・パイソンのエリック・アイドルはサウスシールズ出身)

480続いて「Dirty Deeds Doe Dirt Cheap」。
じゃAC/DCは知ってるのかよ?って訊きたいんでしょ?
AC/DCはね、高校1年の時かな?
『Let There Be Rock』が『ロック魂』というアホな邦題でリリースされた。
コレって日本のデビュー盤だったのかな?
ナンカそんなイメージがある。
小笠原君が買ったので借りて聴かせてもらった。
コレもビックリしたよね。
「エ~、こんなシンプルでいいの~?」
当時はプログレッシブ・ロックに狂っていたもんだから余計にそう感じたのだろう。
聞けばギタリストが半ズボンをはいてランドセルを背負って弾きまくるという。
一体どんなバンドなんだ!と衝撃ではあったな。
その後、ライブアルバムが出て、アンガスのギター・ソロ(Eの開放を使うヤツ)をコピーして文化祭で演ったわ。
基本的にファンでは全くないのでゼンゼン詳しくはないんだけど、ロックがこんなザマになってしまって今こそAC/DCのスゴさとカッコよさがわかるような気がする。
すなわち「ハード・ロック」ということだ。
そして、かつてはQueenの魅力を発見した日本は、AC/DCのコンサートが売れ残ってしまうという世界の「ロック後進国」になってしまったという。

490OZMAさん+ロジャーさんと三宅さんの組み合わせのすばらしさはROGOZで実証済。

500Kohsukeさんも2日続けてのご登板。
昨日は上手だったけどね。

510「Back in Black」
コレはもちろん知ってるけど、ナゼにこの曲を収録した同名のアルバムが世界で最も売れたロックのアルバムなのかが解せない。
S41a0326「Highway to Hell」が続く。

530Rayさんも大激唱!

540竿チームの結束力も生半可じゃない!

550『Let There Be Rock』から「Whole Lotta Rosie」。
この曲も出て来た時にあまりにもストレートで呆れたけど、今となってはすこぶるカッコいいナァ。
でも、なかなか演るチームに出くわしたことがないんだけど、同じアルバムではタイトル曲の「Let There Be Rock」が一番カッコいい。
歌詞とサウンドのコンビネーションが最高にクールなのだ。
外人はこういうのを「翻訳」というフィルターを通さずしてロックを楽しんでいるんだからね。
この曲に関しては簡単な「聖書」の知識が必要だけど。
とにかくうらやましい。
歌詞カードや辞書なくして味わうビートルズなんて本当にスゴイよ(←今時々ココ)。

S41a0169しかし、三宅さんがAC/DCとはナァ~。
 
アレ?
ナンか変じゃない?
へへへ、実はこの写真はこの週末の大阪でのステージの写真。
こっちは三宅さんの正装。

11_mm2日間、OZMAさんはべースだけじゃなくMCやコーラスをマイクがらみの仕事にも大忙しだった。

560v最後は「For Those about Rock」で締めくくった。

580

アンコールは藤本さん、OZMAさん&ロジャーさん揃い踏みということでX-RAYの「Lonely Guys」をいんなで演奏して今回の『It's a HARD ROCK NIGHT!』を締めくくった。
やっぱりいいね、ハードロックは!

590 

200_3

 
(一部敬称略 2019年9月23日 高円寺SHOW BOATにて撮影)

2019年12月21日 (土)

SHOW-YA 東名阪ツアー『NEW WORLD 2019』<後編>


 

「SHOW-YAファンはいいよな~。だってMarshall Blogがあるじゃん!」…と誰かが言ったかどうかは知らないけど(多分誰も言っていないに違いない)、今日の記事はそう思われている感じがしちゃうぞ!
そんな仕上がり。
もちろんそれもレポートするショウの内容が素晴らしいからこそ…の話。
そんなSHOW-YAの9月の単独公演のレポートの<後編>。
SHOW-YAのコンサートのお楽しみのひとつ、メンバーのトークからスタート。
 
まずはmittan。
「ツアー最終日にお越し頂きましてありがとうございます!
SHOW-YAは来年35周年ですけど、美紀ちゃん、60ってどうする?
脳内では20歳台だと思っています」

10「ライブってスゴイですね。ココまで続けられて来れて自分たちってエライな~って思います。
ライブこそSHOW-YAの不老長寿の秘密です。
これからも楽しいライブを続けられたら、と思います。
よろしくお願いします!」

20v「さとちゃんで~す!」

30「令和に替わって初のSHOW-YAツアーです。元号が変わってもSHOW-YAガンバってます!
今日は入り待ちしている人に『MCを長くやってください!』と言われました。
キャプテンの身体が続く限り走って行きます。35周年、よろしくお願いします!」

40v「祝、美紀ちゃんツアーの3本目…デビューした当時のメンバーにステージに立てるって本当にシアワセなことだと思いました。
美紀ちゃん60歳、私は永遠の14歳…」

S41a0174 下手はいつものヤツ…。

60「オリンピック・イヤーのSHOW-YAの35周年、そして美紀ちゃんの還暦…よろしくお願いします!」

S41a0176 そして、キャプテンからごあいさつ。
「とうとう来ちゃいました。本当に60歳になってしまいました。
メンバーと一緒にステージに立てるなんてこれほどシアワセなことはありません。
そして、皆さんが観に来てくれて…感謝しかありません!うれしいです!」
65左手には例の「還暦祝いスペシャル・スウェット・バンド」。

80「出会った時はまだ10代で、メンバーの還暦を祝うバンドになるなんて思ってもみなかったです」
ロックの始まりは一応1955年のビル・ヘイリーということになってなっているでしょ?
だからロックって今年でまだ64歳なんだよね。還暦を迎えてまだ数年。
ロックだって出て来た当初は、将来還暦の人が演奏するとは思ってなかったでしょう。
「60歳ってナ~ニ?恵子が50歳になった時に『熟女ナメんなよ!』って言ってたでしょ?60歳って『熟女』って言わないよね?」
チョット!そんなこと気にしないで!
でも…
70v「皆さん、60歳になりましたが…熟女ナメんなよ!」
その意気、その意気!…なんて私も人のこと言ってられないんだけどね。

0r4a0381「本当にありがとうございます。
来年のSHOW-YAの35周年に向けてよろしくお願いします!」

90v「キャプテン、還暦おめでとう!
SHOW-YAの唯一の既婚者。家に帰ればダンナが祝ってくれる。地方に出ればメンバーが祝ってくれる。ステージに立てばみんなが祝ってくれる…こんなシアワセはないのではないか!?
私もお嫁にいきたかった!
こんなに心が『愛』を欲しがっているのは、魂が『ロックしろ!』って言ってるからだよ!」
と、次の曲に進んだ。

100vさっそくキャプテンからスタートしたのは…

140vシットリと「何故」。

110_nz_3ジックリと歌い込む恵子さん。
イケイケの恵子さんはもちろん最高だけど、こうした曲を丁寧に歌いこなす恵子さんも素晴らしい。

S41a0253 加えて、まるで歌を歌っているかのような情感豊かなギターが心を打つ。
そして、何よりも…いい音~!
すべての女性ギタリストに耳を傾けてもらいたいギター・サウンドだ。

130vそのsun-goさんのギターの音を出しているのはMarshall。
ヘッドはJVM410H。

250 もっとも肝心な音の最終出口であるスピーカー・キャビネットは1960BDM。

400還暦を迎えた(私まで言うことないか…)キャプテンのキーボード・ソロ。

160数台のキーボードを駆使して繰り広げるシンフォニックな世界。

S41a0547_2 SHOW-YAの曲においてのキーボーズの役割は途方もなく大きいのだ。

170感動の「還暦記念ソロ」が完璧に仕上がった!

180そのまま続いてmittanのドラム・ソロ。
240v華麗なスティックさばきで安定のドラム・ソロを聴かせてくれる。

200v客席からの掛け声もにぎやかだ!

210いつも通り最後はドラの一撃で締めくくった。

230『AURORA』から「All Together Now」。

250_atn恵子さんはカウベルをプレイ。

260この曲は楽しいね!
「無邪気なSHOW-YA」ってか?
でもギター・ソロはハードにキメるぞ!

260vお客さんも上げた手を右へ… 

265左へ。
楽しいね~!

0r4a0478クライマックス前のMC。
「今日は本当に、本当にありがとう!
オリンピック・イヤーにSHOW-YAは35周年を迎えます。
これからも戦って、戦って、戦い抜いて行きたいと思います。
既婚者になんて負けないぞ!
残り数曲…」

270v「エ~~!」
「うるさい!」
…といつもの儀式があって…

280sun-goさんのリフが炸裂して「私は嵐」!

280_waやっぱいいナァ~!

290場内の雰囲気が変わるね。
ナンカ、こうもっとSHOW-YAと向き合おう!みたいな。

300ギター・ソロからの~

310vベース・ソロ!

0r4a0149 定番のフレーズに大歓声が沸き上がる。

330vそして、私は上手にダッ~シュ!

340「嵐」ポーズ!

350キマった!
この10年間に同じ写真を何枚撮ったかな~。
何回撮ってもうれしい。

360間髪入れずに「BATTLE EXPRESS」。

380_be安定のクライマックス・シーン。
ひと時も見逃せないエキサイティングな場面の連続だ。

400v恵子さんとさとみさんのこのルーティンも…

390sun-goさんとのカップリングも絵になるゥ~。

410そしてバトル。
まずはsun-goさん!

420キャプテン!

425鋭角的なフレーズが宙を舞う。

426ノリノリです!

430「フェアリ~!」
今日の本編の最後は「Fairy」。

440_frイントロのギター。
後で恵子さんが暴れてる!

450vやっぱり名曲ですな。
先日の『Marshall GALA2』のリハーサルで、とても一緒に歌ったりできないことを思い知ったけど。

460最後までハードなギターで攻めまくる!

470Fairyポーズも鮮やかに!

480そしてクライマックス!

490マイクをステージ置いて、祈るように身体を動かし続ける恵子さん。
そして…

500vレポートを長らくお待たせしてしまったので、Marshall Blogの大サービス。
サオ回し…とくとご覧あれ!
アナタはどのカットがお好み?

510            ↓    ↓    ↓

520             ↓    ↓    ↓

530             ↓    ↓    ↓

540             ↓    ↓    ↓

550             ↓    ↓    ↓

560            ↓    ↓    ↓

570             ↓    ↓    ↓

580完璧!

590そして恵子さんもポーズ!
あ~、スゴかった!

600vアンコール、アンコール、アンコール…アンコールお願いしま~す!

610メンバー登場。
いきなりキャプテン号泣!
この理由は後ほど…。

630「♪ハッピバースデートゥユ~!」

640ケーキが運ばれてきて「フゥ~」。

660「みんな…ありがとう!
シアワセです、どうもありがとう!」

670v「ヤバい!私まで感動してもらい泣きしちゃった!」

0r4a0799 ケーキやお客さんと一緒に記念撮影。

680別のパターン。
さっきステージに戻って来た時にキャプテンが感激の涙を流した理由はコレ。
SHOW-YAを愛するファンたちの本当のサプライズなのでした。
そりゃ感動するわナァ!
ヨカッタですね~、キャプテン!

690ココで改めてメンバー紹介。
 
角田mittan美喜

710v仙波さとみ

S41a0756 五十嵐☆sun-go☆美貴

730v中村美紀

740v寺田恵子

750v「♪ティーティーティ」ってヤツを恵子さんとさとさんで。
さすが恵子さん、いつもテレビネタに強い。 
「そんなの関係ネェ」とか、「ワイルドだろう?」とか、「熟女ナメんなよ!」とか…あ、コレはオリジナルだ…流行りのフレーズを必ずブチ込んでくるもんね。700「SHOW-YAには、いつもどんな時もなくてはならない、SHOW-YAを支えてくれる大切なメンバーがいます…

760アンド、アンド、アンド…You!
まだまだ突っ走っていくよ!最後まで付いて来いよ!」
抱えていたバラの花束を客席に投げ込んだ。

770曲は「What do you say?」。

780v観客の目が恵子さんに釘付けとなる。
ステージに腰をかけて…

790ズルズルズルズル!

800vあ~あ~、こんなんなっちゃった!
もちろんお客さんは大よろこび!
ここまで横になっちゃうのは初めて見たよ。

810「今日はどうもありがとう!
本当に本当に最後の曲になります。
みんな、アタマ振って帰れよ!」

820v最後は「限界LOVERS」!

830今日も最高の「限界」を見せてくれ5人。

840v

850v

860v

870v

880v最後は客席にタオルを投げ込んだキャプテン。

890ずいぶん色んなことをさせられた還暦祝いでした!

900次のお祝いコンサートは…sun-goさんか。
私はその1日前に済ませておくね。

910「みんな愛してるよ~!」

920vそして、次のライブは『NAONのYAON』だ!
「オリンピックの関係で次回は日比谷野音が使えない」なんてことになっていたけど、大丈夫だったのね?
めでたし、めでたし!
楽しみにしています!

 
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Website

930v 

200 
(一部敬称略 2019年9月29日 六本木EXシアターでにて撮影)

2019年12月20日 (金)

SHOW-YA 東名阪ツアー『NEW WORLD 2019』<前編>

05_3今日は12月20日…2019年もあと11日かよ~。
今年は色々あって賑やかで、特に時の経つのが早かった。
でもチョット寂しかったのはSHOW-YAのライブが少なかったことかな?
特に私はイギリスに出張していたので6月の単独公演を見逃しているからね。
だから今年SHOW-YAを観るのは4月の野音とこの9月末のEXシアターだけだった。
少なっ!

10_2言い換えると私にとって2019年最初で最後の単独公演。
来年は35周年だし、ま、ジャンプする前は屈まないとね。
とにかく、楽しみにしてお邪魔して来た!

20_2開演前からスゴイ熱気。
思いっ切りSHOW-YAを観よう!というお客さんの意気込みが場内の温度を上げているような感じだ。30_2「欲しいものは…奪いとれ~ッ!」

40_2今日のは1曲目は「奪いとれ」か!

50_2チョットいつもと違う滑り出しに興奮!

60_2でもコレよ、コレコレ。
このサウンド!

70vさすがに10年もシャッターを切らせて頂いていてこの場に臨むと、なんかもう「ただいま~!」もしくは「おかえり~!」みたいな感じがする。

80そして、とてもシアワセな気分になるんだわ~。

90大歓声に包まれてまずは観客の心を奪いとった!

100「こんばんは!SHOW-YAで~す!
今日のライブはスペシャルだよ…わかってるでしょ?
わかるよね?」

110v「キャプテン、めでたく還暦!
今日はキャプテンの衣装のところどころに赤が入ってます!」

120中村さん、還暦おめでとうございます!
下は開演前に見せてもらったキャプテンが左腕に着けていたスウェットバンド。鍵盤のデザインがカッコいい。

130
恵子さんがキャプテンの還暦の説明を続ける。
「何か舞台でおかしいところがあるでしょ?普通は舞台は黒なんだけど、ホラ、キャプテンのところだけアカになってます!」
もう1回見てみると…ホントだ!スゲエ!
そして「今日はキャプテン・コーナーを設けています。最後までハードにやっていきますので最後までよろしく!」

140今日もいつもの5人。
 
寺田恵子
150五十嵐☆sun-go☆美貴

160v中村美紀

170仙波さとみ

180v角田mittan美喜

190v2曲目は「秒殺Crazy Love」。

200bcr2015年のアルバム『PROGRESS』からのチョイス。
珍しい。

210vギター・ソロから…

0r4a0143キーボード・ソロへ!
ホントだ…いい感じで衣装に赤が入ってる!

230v2017年の最近作『AURORA』から「孤独に火をつけて!」。

230_kht『AURORA』といえばさとみさんだよな~。
アノ時は大変だったね~。
でも、もう2年も前か…。

0r4a0149 センターでバリバリと弾きまくるsun-goさん。

240使用しているアンプはいつもと同じMarshall JVM410H。

250さとさんのソロもキマった~!

270v恵子さんのこのポーズはもちろん「MONSTER」。

280_msこの曲のエンディングのキメのフレーズにはホールトーン・スケールが使われていて、いつ聴いてもギョっとさせられる。

290vお客さんもMONSTERポーズ!

300「ありがとう!楽しんでますか~…『キャプテンの還暦お祝いライブ』!」
いつの間にかそういう名前になっちゃった!

320「私が17歳でSHOW-YAに入った時、キャプテンはまだ大学生だった。
そんなキャプテンが還暦を迎える日が来るなんてね~。
みんながお祝いしてくれるんだよ、メンバーだけじゃない。
そこで60代の抱負をお願いします」

330「還暦って『生まれ変わる』という意味ですよね。『赤ちゃんに帰る』ということらしいので1から初心に戻ってバンド人生をガンバリたいと思います」
ケンキョ~!
 
十二支十干が5順して生まれ変わる…なんて昔の人はステキなことを考えたもんだ。
そういえば、数年前にMarshallの社長のジョンも還暦を迎えましてね、日本に来た時にささやかにお祝いをして差し上げた。
もちろんイギリスには還暦の風習なんてありはしない。
で、コレを説明するにはまず干支から説明しなければならず、結構大変なの。
「Mouse-Cow-Tiger-Rabit-Dragon-Snake-Horse…」から始めなきゃならないからね。
「イノシシ」なんてどういうか…「Wild boar」っていう。
イギリスの人はイノシシを食べるんだよ。
田舎の肉屋や大きなマーケットに行くとイノシシ、シカ、ハト、ウサギの肉を売ってる。その代わり、残酷だとして「Veal」…つまり子牛は食べない傾向になってきているそうだ。
で、結局説明は「60歳になると赤ちゃんに戻って長生きを祝う」というところに落ち着く。
ジョンがその時コレに興味を持ったのかどうかは定かではないが、「カンレ~キ」なんてやってた。
そしたら、先月『Marshall GALA2』で一緒に来日した、去年還暦を迎えた奥さんに「You were reborn last year」みたいなことを言っていた。
チャンと私の説明が通じていて、還暦のことを覚えていてくれてうれしくなった。

S41a0077 「キャプテンの本性知ってる?SHOW-YAの中で一番カワイイと思ってる?
本性は次の曲にあります」

340_msその曲とは「魔性」。
ホンマかいな?

350v1990年のアルバム『HARD WAY』からのドライビング・チューン。
コレも珍しい。

S41a0217続けても『HARD WAY』からのチョイスで「叫び」。

360_skb「魔性」とか「叫び」とか…ふた昔前の楳図かずおのマンガのタイトルみたいだけど、SHOW-YAらしいストレートなロック・チューン。

380板付けでソロを弾くsun-goさん。
後ろは愛用のMarshallのスピーカー・キャビネット。

3901960BDMはMegadethのデイブ・ムスティンのシグネチャー・モデルだ。400「今年初のワンマン・ライブです」
恵子さん、違う!
冒頭に書いた通り私は行かれなかったけど6月に赤羽でワンマンされてます。
「アレ?じゃ2回目です。それもワンマンだったけど今日がキャプテンの還暦記念ライブだと思っています。
4月には大きなイベントをやってるし…『NAONのYAON』。
まだ来たことがない人っているの?」
チラホラ手が上がる。
「いるんか~い!」

410v「来年は35周年になります。
海外に向けてアルバムを作って、また夢に向かってガンバっていこうと思っています。来年の春には皆さんのお手元に届けられると思います。
海外向けなので、全曲英語で歌いました。
L…R…曲の中にイッパイ出て来るんだよ。発音は大事じゃん?
先生にホメられたんだけど、『オマエはヘビーメタルだろ?発音なんで関係ない!』だって!」
チョットいいですか?

私はある程度英語を使って仕事をしているワケなんだけど、発音に自信があって、よく「どれぐらい海外に住んでいたんですか?」とネイティブに訊かれるんです…イヤ、訊かれたんです。
アメリカ人から「キミの英語は他の日本人と違う」と言われたこともあった。
アメリカ英語ですよ。
ところが!
Marshallとドップリお付き合いしているウチにそのアメリカ発音がモノすごく恥ずかしくなって来た。
特に舌を極端に巻いて発音する「r」とか「t」を弱く発音するとか…コレがもう無性にカッコ悪く思えて来た。
そこで一生懸命イギリス英語の発音をマネしようとしているんだけど、コレが想像をはるかに超えるムズカシさ。
それで少なくともMarshallの人たちとはイギリス流に話をしたいと努力をしているんだけど、先日『Marshall GALA2』で客席にいたMarshallの人たちに話しかけた自分の英語をビデオで聴いて余りのヘタさにビックリ仰天した。
何とも英米どっちつかずのイヤな発音なの。
このままだと「虻蜂取らず」にもなりかねないので、給料をもらっている以上イギリスに合わせる努力は続けるつもり。
来月LAへ行くんだけど、アメリカ人との会話はホントにラクなんだよね。
思いっきり舌を巻いてやろうか?語尾の「t」は全部発音しないでやろうか?
要するにアメリカ英語はマネがしやすいワケ。
自身の経験から言わせてもらえば、とにかく英語を勉強する時はイギリス英語から学ぶことを強くおススメします。
だってイギリスがオリジナルなんだから!
脱線終わり。
 
「今日は新曲を3つほど演りたいと思います」

420おお~!
今日は何から何までいつもと違うな~!楽しいなったら楽しいな!

430_hmfまずは「Heavy Metal Feminity」。
チョット勉強不足ですみません…「Feminity」は造語かな?
多分「Feminity」という単語はないんじゃないかな?違っていたら後でココ消しておきます。
「女性らしさ」とか「女性せあること」を意味する単語ということになると「-ni-」をもう一組足して「Femininity」となるハズ。
反対は「Masculinity」。

440コブシ上げ上げ系のそれこそ「Mascualine」な曲!450そんな曲だもん、恵子さんもポーズがキマるってもんだ!

460v続けて「Thunder」。

470_thdコレまたガッツあふれるパワー・ナンバー。

475さらに「Kiss in the Riot」。

S41a0104今、ヘビメタからパンクの類まで日本のガールバンドが普通に海外へ行って演奏する世の中になっているけど、向こうの連中、SHOW-YAを観たら驚くだろうナァ。

480v残念ながらもうMarqueeはないけれど、またロンドンで演奏する機会があれば是非観に行きたい!

490vがんばれSHOW-YA!
 
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Website

500<後編>につづく
 

200 
(一部敬称略 2019年9月29日 六本木EXシアターでにて撮影)

2019年12月19日 (木)

Welcome to THE ROCKS HEAVEN 5 <後編>~ Strange,Beautiful and LoudとOZMA-X

 
『Welcome to THE ROCKS HEAVEN 5』レポートの<後編>。
主催するOZMAさんの狙い通り、日曜日がスッカリ混沌としております!

10v_23番目に登場したのはStrange,Beautiful and Loud。

20_2三宅庸介

30v河野充生

40v金光健司

50v_2昨日も書いた通り、今日出演のギタリストは全員Marshall。
ああ~、いいイベントだ~。
そして、今日の三宅さん…1959なのだ!

60やっぱりコレだよな~。

70v_2皆さん、このビデオってご覧になりましたか?
100Wのギターアンプがこの世に登場した時の衝撃が、実際にその場にいたMarshallのスタッフが語っています。

この日、SHOW BOATでこの三宅さんのギターの音を聴いた人はラッキーだった。
沸かし返しなしの、いわゆる「源泉かけ流しのMarshall浴」。
コレがロック・ギターの音です。
昔はみんなこうだった。
今、こういう風に6本の弦をフルに鳴らして1959を爆音で使える人がいないんだよね。
本当にラウドだけど決してうるさくない。
この世に1959が登場してから54年も経つワケだけど、この三宅さんのギターの音を聴けば1959を凌駕するギター・アンプが存在しないことがわかると思う。
デジタル系のアンプとは比べモノにならない…というか、比べるだけ時間の無駄だ。
本当に残念なのは、このサウンドを必要とする音楽が今やマイノリティになってしまっていることだろう。
モッタイない話だ。80v_2もう1回見ちゃお。
しかし…デザインも非の打ちどころがないよね~。

90v_2三宅さん入りでもう1回。
あの音が聞こえてきそうだ!
それぐらい強烈なサウンド…そして音楽。

100ところで…今日は三宅さんのお誕生日なのだ!
この日に合わせてこの記事をアップした…というのは、スミマセン。ウソです。
何たる偶然!
三宅さん、お誕生日おめでとうございます。

110v1曲目は「devil」。

120_2ク~、タマらんわ!
いつものJVMで演奏する「devil」とはまた一味違った曲に聴こえるから不思議。

130v_2歌モノのバンドで言えばシンガーが変わるようなモノだからね。
違って当然だし、アンプの影響力がそれほど強いということに気づくべし。150_2基本的にアドリブでラインを組み立てる河野さん。
今日もスリリングなベース・ラインをガンガン繰り出してくる。

140続けて「bloom」。

160クリーン・サウンドで弾く第一主題。
まずこのクリーンがいい。
Marshallのクリーン・サウンドってすごく好き。

0r4a0409 そしてドラマチックな展開部。
ギターのボリュームを上げてグバ~っと迫りくるこのダイナミズム!
若いバンドのギタリスト諸君にコレを体験してもらいたいナァ。

170_2「こんばんは、Strange,Beautiful and Loudです。
こういうイベントに呼んで頂いて、たくさん集まって頂いて…ありがとうございます。
ボクたち、異様ですけどよろしくお願いします」

0r4a0504 3曲目はm三宅さんのキラーチューンのひとつなのにいまだにスペリングがアタマに入って来ない「murt'n akush(マラケシュ)」。

190_2SBLのドラムスのサウンドも金光さんじゃないとダメなんだよね。
このタイム感とグルーヴ感がSBLを動かしている。
200三宅さんは「異様」なんておっしゃるけど、考えてみれば初めて三宅さんの音楽に接したのはこのSHOW BOATだった。
令文さんが企画した「じゅんぺーさんのさよならコンサート」の時。
変な音楽を豊富に耳に入れているつもりの私でも「異様」だと思ったわ。
でも今はこの音楽がないとダメ。
ジャンジャン新しい曲を作ってもらって、今の三宅さんの向こう側の三宅さんの音楽を聴きたい。
ジミ流に言えば「There must be Miyake's music over yonder Miyake himself」って感じか。

250v人気曲「if」が続く。

260頻出の1曲だけあってやっぱり3人の組んずほぐれつのアンサンブルがスゴイ。
この曲を聴いて三宅さんの音楽に興味を持つ人も多いのではなかろうか?

270v_2

280v_2

S41a0219 「virtue」…

0r4a0483 「petal」と愛奏曲をつなげて出番を終わらせた。
全然「異様」じゃない。300_2あ~、いい「Marshall風呂」だった。
コレがホントの「マーブロ」ってか?
もっかい1959見ておこうか!
 
Strange, Beautiful and Loudの詳しい情報はコチラ⇒facebook

0r4a0515 そして、イベントのトリを飾ったのは主催のOZMAさん率いるOZMA-X!

320_2臼井OZMA孝文

330v_2abu-chan

340v_2貴井義正

350v貴井さんは持参したJCM800 2203を使用。
これで全バンドMarshall達成!

360akko

370v村中♪ろまん♪暁生

380v1曲目は「Shake Your Body」。
フランク・ザッパ式に言えば『Sheik Yerbouti(シーク・ヤブーティ)』ですな?

390貴井さんのリフが鳴り響くドライビング・チューン。

S41a0371 この日、生まれて初めてOZMA-Xを拝見させて頂きましたが…張りのある良い声ですな~。

400vしかし…OZMAさんってスゴイよね。
あいにく機材での接点はないんだけど、Marshallギタリストとの共演が多い関係でチョコチョコと取材の声をかけて頂く。
で、その取材にお邪魔するチームがすべて異なるんだよね。
そのどれもに一生懸命取り組んでいらっしゃる。
よくマーブロ若い連中のバンドが長続きしないのは、メンバーがいくつものバンドを掛け持ちするからだ…と言っているけど、OZMAさんのはそれとはゼンゼン違う(そもそも若くないし…)。
各バンドの演目もオリジナルあり、コピーありと何せ色んなことをされているでしょ?
このバイタリティは生半可じゃないよ。

S41a0273 「生活のなかにロックがある」のではなくて、「ロックの中に生活がある」って感じかな?
最早「生きるロック」としか言いようがない。
OZMAさんってタマにはジャズとかクラシックともお聴きになるのかな?…イヤイヤ、そんなことしないで頂きたい。
でもね、お話をしたりブログを拝見しているウチに知ったんだけど、OZMAさん、かなりの映画通じゃんか!
私と年齢もほぼ同じだし、家も近いということもあって、早いウチに「映画談義」をしたいと思ってるんだよね。
私はずいぶん忘れてきているのでブラッシュアップしておかなきゃならないんだけど、とても楽しみだ。
少なくともブルース・リー周りはゼンゼン歯が立たなそうだ。

410_22曲目は「Crazy Lover」。

0r4a0627 ミディアム・テンポのヘヴィ・チューン。

440もちろんギター・ソロもタップリ!

420v「ありがとうございます!
今日最後のバンドです。最後まで盛り上がっていきたいと思います!
OZMAさん以外は大阪からやって来ました。
物販、よろしくお願いします…帰りの交通費にしたいです!」11_s41a0367 まずは「Better Than Today」。

430昨年リリースした3枚目のシングルからのチョイス。

Oz3ややソフトなミディアム・ファストのメロディアスな曲。

450ガラっと変わってハードな「Can't Stop Me Now」。520メンバー紹介を経て「1番メロディアスな曲を演ります」と始めたのは「Do You Miss Me」。

510v「♪Do you miss me, do you miss me」の繰り返しが耳に残る~!
540
このバンドはOZMAさんが持っているであろう70年代ロックテイストとポップ加減がすごくうまく調和していて聴いてて楽しいな。
500すごくポップなんだけどロックだし、ロックなんだけどポップなの。
そのポップ加減にちゃんと「ロックの黄金時代」の香りを感じるワケよ。
530キーボード・ソロ!

S41a0385お客さんも「♪Do you miss me, do you miss me」を一緒に歌ったよ。

460「今日はお彼岸です。皆さん、チャンとお墓参りを済ませてココへお越しになられたことと思います。
ご先祖様を大事にしてこそのロック・バンドじゃないですか」
さすがOZMAさん!
でもその通りなんだよね。ご先祖様をたいせつにするのはとても重要なことなのです。
「我々なんか人工甘味料のチクロが入った駄菓子みたいなバンドですよ」
「チクロ」なんて若い人は知らないでしょうな。
正式には「N-シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム (知らんけど)」という、砂糖の30~40倍甘いとされる人工甘味料で、砂糖に比べて廉価なことから駄菓子に盛大に使われていた。
その後、発がん性があるとして我々が小学生の時に発売禁止となった。
子供ながらに結構ビビったよね。
OZMA-Xにはチクロは入っていないから大丈夫!
それより、OZMAさんがこの翌日のイベントのために力を抜いているのではないか…という疑惑が持ち上がった。
11_s41a0287その辺りのabu-chanとのテンションの違いが話題になってメッチャオモシロかった。
みんな大爆笑!

480そしてOZMAさんが次の曲を紹介した。
「今から演る曲は『Jibunshidai(自分次第)』という曲です。
人生は全て洗濯…正しいコトを選択して生きていく。そしてその選択がすべて自分に返ってくる。
SBLの高尚な曲の後ではとてもとてもお聴かせできたモノではありませんが、生きていく糧としてお聴きください」
ん?メリル・ストリープ?

11_s41a0427 最後は上で紹介した3枚目のシングルから「Over & Over」…

550そして「No More Lies」をプレイして持ち時間を終了した。560

610v

580v

590v

600OZMA-Xの詳しい情報はコチラ⇒OZMA-X Official website

620 

200_2  
(一部敬称略 2019年9月22日 高円寺SHOW BOATにて撮影)

2019年12月18日 (水)

Welcome to THE ROCKS HEAVEN 5 <前編>~BLACK YAK.とFury of Fear

05『Welcome to THE ROCKS HEAVEN 5~Chaos of Sunday in Tokyo~東京の日曜日も混沌』というイベント。
フォー・マン…イヤイヤ、「出演は4バンド」って言えばいい。
そういや、Bruce Forman(ブルース・フォーマン)なんてギタリストには一時期夢中になったっけな。

10v冒頭、主催のOZMAさんからご挨拶。
「皆さんお元気ですか?今日は『Welcome to THE ROCKS HEAVEN』というイベントになっています」

20出演バンドの種類が余りにもグチャグチャなんです…ナニからナニまで出てきますよ~。
ビジュアルには気をつけているんですけど、今日はビジュアル系ではないラインナップです」…と出演する4つのチームを紹介した。

30トップバッターは京都から参加のBLACK YAK.。

40Youmi

50vKohsuke

60vNORIKO

70vOchoco

80vKohsukeさんはMarshall。

90v上段がKosukeさんの大のお気に入りのORIGIN50H。
Kohsukeさんは三宅さんのご紹介だったんだけど、イヤ、「京都からORIGINを電車で持って来る」と聞いて、そりゃ大変だ!ということでウチのお貸しして差し上げた。
ね~、ホント、「持ち運びが大変だから真空管アンプからデジタルに切り替えた…」なんて人はKohsukeさんの爪をアカを煎じてゴクゴク飲んでもらいたいナァ~。
「音」が第一でしょ?ミュージシャンは。
このままいくとね、近い将来ギタリストの会話から「音の良し悪し」という話題がなくなるんじゃなかろうか?
それより「こっちのデジタル・アンプの方が持ち運びにラクだゼ」…とこういう話ばっかりになるよ。
だって結局、どっちが森進一のモノマネがうまいか…なんてやっているようなモノでしょう?
オリジナルの森進一はまだギンギンに歌っているというのに!
マクベスじゃないが「ギタリストは『音』を殺した」なんてことにならないようにして欲しいものだ。
ちなみにコレのオリジナルは「Sleep no more.  Macbeth does murder sleep. (もう眠るな。マクベスは眠りを殺した)」っていうんだよね。
私、ヘアスタイルがいよいよウィリアム・シェイクスピアですので…。

100vKosukeさんのORIGIN50Hへの惚れ込みようは並大抵でなく、「この値段なら壊れてもすぐ買い直せますからね!」とまでおっしゃってくれていた。
ORIGINって発売してからたった1年後にSTUDIOシリーズが出て来ちゃったモノだから影が薄くなっちゃったんだよね。
Kohsukeさんがおっしゃるように、すさまじくコストパフォーマンスがいいシリーズだと思うんだよね。
気になっている人は早く買っておいた方がいいですよ。
ORIGINが製造終了になるなんてことは今のところないけど、なくなると大騒ぎするんだから。
最近ではベースのVBC412を探している人が少なくないと聞いて驚いたわ。
そんなの中古で出やしないよ。元々で回ってないんだから。
持っている人は大事に使ってくださいね。

110イキの良いヘヴィメタル!

120Youmiちゃんとの明るい歌声と…

130vKohsukeさんのシュレッディングがバッチリとマッチ!

140v「改めましてこんばんは!東京に来てしまいました!
このメンバーになって初めて東京に来たんですけど、新幹線の中が居酒屋か!と思うぐらい後の3人は缶ビールを飲んでいました。一体何本飲んだ?ヘベレケになってやって来ました!」

0r4a0031 「アレ、おかしいな…いつもなら初めてMarshall Blogに登場するバンドは『初登場』って書くのにナァ」って思ったでしょう?
「BLACK YAK.」としては初登場なんだけど、前身の「YAK.」としては2008年の4月にスタートした以前のマーブロにご登場頂いているのです。
その同じ年の11月に、今はなき渋谷AXにMarshallをズラリと並べて開催した単独公演をレポートした。
アレから11年か…もっと前かと思った。(←珍しい!)

150メンバーもその時とはゼンゼン違うんだけどなつかしいな~。

160vそんなこととは関係なくORIGINでバリバリ弾きまくるKohsukeさん。
実はkohsukeさんも「Marshall Blog初登場」ではない。
以前はRAJASのメンバーとしてご登場頂いているのだ。

170YAK.は元々女性2名のチームで、Youmiちゃんの他にAsamiちゃんというシンガーがいるんだけど「おめでた」で一時期活動から離れた。
YoumiちゃんはAsamiちゃんの穴を埋めるべく1人ぼっちの大熱演!
でもコレがその1人BLACK YAK.の最後のステージだった。
Youmiちゃん、大約お疲れさまでした!
180「明るいヘビメタ」っていいんだよね。
ヘビメタの求道者の皆さんが聴いたらアタマから湯気を出して起こるかもしれないけど私は好き。

190混沌とした日曜日の夜を盛り上げるショウに持って来いのパフォーマンスだった!

200v

210v

220v

230vBLACK YAK.の詳しい情報はコチラ⇒BLACK YAK. OFFICIAL WEBSITE

240v「お待たせしました!Fury of Fearです!皆さん、コブシを上げましょう!」
2番手はおなじみFury of Fear。
後で写真を撮っている時にコブシをやたらと上げられると大変やりにくいんだよね~。

250西村守

260v西村直人

270v岡村勇太

280v上原晃

290vまもちゃんも当然Marshall。

300いつもは1959なんだけど今日はORIGINと1960BVの真ん中に挟まっているJVM210Hを使用。

310vFuryもイケイケのステージ!

320容赦なく3曲を続けて演奏した。

330vま~、まもちゃんも弾くわ、弾くわ!

340vこの日のFuryはすごくヨカッタ。
400いつもより演奏がこなれた感じで、自分たちのやりたいことをキチっと提示したように思えた。

350「会いたかったゼ~、高円寺!ボクとギターの守さんは苗字が同じですけど血はつながっていません」
…とバンドの自己紹介。
「ヘビーな世界に皆さんをお連れしたいと思います!」

360v『こち亀』に本田っていう白バイのお巡りさんが出て来るでしょ?
Furyのまもちゃんを見るといつもあの本田を思い出しちゃうんだよね。
あの人は白バイに乗ると急に怖くなるけど、まもちゃんの場合はギター。
もちろん怖くはないにしても、ギターを弾き出すとガラっと変わるところがオモシロくも頼もしい。
410そんなギターの鬼神と化したまもちゃんをバックアップするリズム隊の2人。

380前にも書いたことがあったと思うけど、晃くんは彼が高校生の時から知ってるんだよ。
少し前に八王子で開催したNATALのクリニックで再会した時に「あの高校生ドラマー」ということを知ってビックリした。
パワーとテクニックを存分に兼ね備えたドラマーになった。

390vBLACK YAK.もMarshall。
まもちゃんも当然Marshall。
この後に出演した2つのバンドもMarshall!
いい夜だったナ。
OZMAさん、ありがとうございます!

370クライマックスに向けてますます熱が入る!

420そして全7曲、息継ぎすることもなく最後まで突っ走った4人なのであった!

430v

440v

450v

460vFury of Fearの詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear Official Website

470<後編>につづく 
 

200_2  
(一部敬称略 2019年9月22日 高円寺SHOW BOATにて撮影)

2019年12月17日 (火)

Girls Guitar Three vol.1~EITA, Rie a.k.a. Suzaku & YASHIRO

 
「GG3」か…いい名前を付けたね。
ジョー・サトリアーニの「G3」ってあるでしょ?
3人の「ギター・バカ」……じゃない、「ギターのスゴ腕」が集まってツアーをするヤツ。
イヤ~、そんな「ギター・バカ」がドンドン出て来て欲しいんだけどね~。
「G3」の女の子版、つまり「Girl」なので「Girls Guitar 3」、略して「GG3」。

10v最初の出演者は…

20YASHIRO
YASHIROちゃんMarshallを使っていないけど、よく一緒になるんだよね~。
それだけ売れっ子っていうことか…。

30vキーボーズには深井麻梨恵。

40ベースは芦田ジュナ。

50vドラムスはFATE GEARの森はるか。
はるかちゃんは前回の大山まきちゃんの記事にも出てもらったばかり。

60vはるかちゃんはNATAL。

70NATALのCafe Racer。
このCafe Racerというシリーズの材質はチューリップ・ウッド。
南米産の木材はヴェルサイユ宮殿の家具調度品の材料として使われているんだってさ。

80スネアはメイプルの14"x5,5"。
赤い大き目のラメは実に美しい。
舐めると甘い…ような気がしてならない。キャンディみたいでしょ?

90コレですべてのバンドをドライブしてくれた。

100YASHIROちゃんはまず「Rush Out」というオリジナル曲を披露。

11_0r4a0008 2曲目は「Betelgeuse」。
「ベテルギウス」なんて懐かしいな。オリオン座だったっけ?
120v次にコピーをひとつ。
アラ~、数回前の中間英明さんの記事でTOTOの「Child's Anthem」が出て来てスティーブ・ルカサーのことを書いたばっかりだったのに、同じアルバムからそのルカサーの「Georgy Porgy」。

S41a0089 そして最後は「Frozen Rose」。
全4曲。
このサイズ感がGG3のいいところ。

110続いての登場は…

130EITA!

130vEITAちゃんは当然Marshall。
JCM900 4100と1960Aを使用。

140vEITAちゃんのチームはキーボーズなしのギター・トリオ。
1曲目は「Sunshine」。

150EITAちゃんらしいアップテンポのドライビング・チューン。
ちょっと変わったメロディがおもしろい。

160vはるかちゃんが叩くNATALがそのドライブ感を増量!

170「こんばんは!EITAでございます。
平日にもかかわらずこんなにたくさんの方に集まって頂きましてありがとうございます。
女性だけのインストのイベントなんてそうあることではないので楽しみにして来ました。
次はメタルっぽい曲を…今のもメタルっぽいんですが、バリバリ弾きたいと思います!」

200vドワ~、確かにメタルの大洪水だ~!
曲は1月にリリースした4曲入りミニ・アルバムから「Time is Now」。

180EITAちゃん、地道に色々と音源を制作してる。
とてもいいことだと思います。
下の白っぽいジャケのヤツが「Time is Now」を収録している作品。

185今日は速い曲しか用意してこなかったというEITAちゃん。
和風のメロディが印象的な「Radial(レイディアル)」。

190今では女性のシュレッダーはゼンゼン珍しくなくなったけど、考えてみるとEITAちゃんってそういうスタイルの女性ギタリストではもしかして最古参なんじゃないかしら…。
「どこからがそういうスタイルか…」とか「イヤイヤ、他にもスゴイ女性ギタリストはいたよ」ってなご意見があって当然なんだけど、時空海賊Seven Seasのデビューが2003年…エ~!アレから16年も経ってるのかよ!
ツベコベ言わなくても問答無用でEITAちゃんってベテランじゃん!
あの当時はこんなにピロピロ弾く女性ギタリストっていなかったと思うワケよ。
Marshallのクリニックでよくお付き合い頂きましてね~。
アレから16年か…。

210「みんなで『ファイヤー!』って言って欲しいの」と、最後を「Fireworks」という曲で締めくくった。
220自ら触れていた通り、4曲すべてギンギンのメタル・チューン。
EITAちゃんらしい「攻め」のステージがカッコよかった。
やっぱりMarshallが出すギターの音はいいナァ。
ピッキングの力が男性にはどうしても敵わない女性こそ、Marshallを使って太い音を出せばいいのにナァといつも思います。
え、重くて持ち運びができない?
今、20Wでいいのがあるよ…STUDIOシリーズっての。
240v

EITAの詳しい情報はコチラ⇒EITAぶろぐ

230トリは『GG3』の主宰、Rie a.k.a. Suzaku。

250ギターがRieちゃんに替わって…

260v麻梨恵ちゃんがキーボーズで加わる。

270vリズム隊は最後の最後までこの2人。

290v

300Rieちゃんのステージもすべて自作曲。
1曲目は「Urban Highway」。

2802曲目は「Sunrise」。

310さらに「Wangan Street」。
ソフィスティケイトされたおしゃれな曲が並ぶ。

S41a0306 「なかなか『GG3』に出てくれる女性ギタリストがいないんですよ~。
断られ続けたんですが、チョーやさしいEITAさんとYASHIROちゃんが出てくれたんです!」
RIeちゃんのMCが絶妙で実に楽しい!
「最後はボスキャラの登場です!」
ボスキャラ?
あ、クライマックスのことね!

295曲は「風林火山」。
ん~、コレがドラマチックでカッコいい。
これなら武田信玄どころか上杉謙信も喜ぶぞ!

320v最後は全員揃ってのジャム・セッション。
400曲はまずビリー・コブハムの「Stratus(ストラトゥス)」。
定番ですな。

340

350v
390v2曲目ははるかちゃんのドラムスから始まって「Led Boots」。

380v三者三様のソロに加えて…

410バックの人たちのソロもタップリとフィーチュアされて大いに盛り上がった!

370

360このイベントね、ひとチーム辺りの持ち時間が少ないのと、転換の時間がないので、アッという間に終わっちゃう。
Rieちゃんのトークもオモシロいし、とてもいいエンタテインメントなの…っていうんで、翌月にも開催された2回目にもお邪魔させてもらっちゃった!
その様子は後日レポートします。

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(一部敬称略 2019年9月18日 吉祥寺シルバーエレファントにて撮影)