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2019年8月

2019年8月13日 (火)

酷暑お見舞い申し上げます

しかし、暑い。
早く冬になってもらいたい。
ところで…フト気が付いたんだけど、「暑中見舞い」って、プライベートで出してる?
私はここ数年出していないんだけど、そのせいかパタリと誰からも来なくなったな。
もしかしてこの慣習は絶滅したのかしらん。
それともウチが仲間外れにされているのかな?
ま、毎日フェイスブックで顔を突き合わせていりゃ「ご元気ですか?」もないもんだわな。
インターネットのおかげで風情がドンドン消え失せて行きますな。
でも消えないのは夏休み。
…ということでMarshall Blogも今週イッパイ更新をお休みさせて頂きます。
 
が!…
 
代わりにShige Blogは更新していきます。
よって私は休みなし。
コチラのお題は『イギリス紀行 2019』。
台風も近づいていることだし、家でゴロゴロされている方は是非ご覧くださいまし。
イヤね、ナンでコレをやっているかというと、早くShige Blogでスタンリー・キューブリックのことを書きたいのよ。
 
今日&明日はロンドンのパブのことを書いています。
ビール好き集まれ!

Shige Blogはコチラ⇒イギリス紀行2019 その4 ~ パブがスキ!<前編>

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200

2019年8月 9日 (金)

Sound Experience 30 ~ Strange,Beautiful and Loud & YOU-VAL メロン with 淳

 

05とうとう『Sound Experience』も30回!
Marshall Blogで一番最初にレポートしたのはいつのことであったろうか…。
そこは10年以上の歴史を持つMarshall Blogじゃない?…どうしても気になって、三宅さんからのサポートを得ながら調べてみた。

10vさすが三宅さん、第1回目のことを明確に覚えていらして、その時のレポートがすぐに見つかった!
「第1回目」というのは、GRAPEFRUIT MOONで『Sound Experience』という名義の下で開いた一番最初のライブということね。
それは2010年11月2日のことで、記事は削除されてしまったのでリンクすることはできない。
そこで私が保管している「Marshall Blog Archive」から記事を引っ張り出してみた。
ゲストは令文さんで、三宅さんと共演した曲は「Diamond Dust」だった。

Se2 その頃の三宅さんはこんなペダルボードを使っていた。
この時からいくらか時間が経過して、高円寺のSHOW BOATのリハーサルの時にルーパーが故障。
三宅さんはその場で撤去。すると音がガラリと変わって一段とスゴいサウンドになったのをよく覚えている。

7_2pb 『Sound Experience』というと、もう今ではStrange,Beautiful and Loudとゲストバンドのダブル、あるいはトリプル・ヘッドライナー・ショウだと思われがちだし、現実的にそうなっているんだけど、SBLではない三宅さんで開催したこともある。
その一例が2011年8月29日の第3回目。三宅さんは「Orchestra Four」というチーム名で出演した。
その時のゲスト・バンドはヒロアキくんだった。
2人で「Little Wing」をプレイ。
この記事ももう見ることはできません…削除済みです。

Se32011年の末にMarshall Blogが終了。
それから10ヶ月ほど経った2012年の10月26日に復活。
そうしておかげさまで現在に至っているのだが、新しくなったMarshall Blogで一番最初にレポートした2012年12月19日の『Sound Experience』は第6回目で、不思議なことにこの時のゲストも令文さんだった。

450
そして、初回から9年後、『Sound Experience』は第30回目を迎えた。
何しろ第1回目から観ているワケだし、レポートのし甲斐があるというものだ。
ところが!
いつも開演前に三宅さんに「照明を明るめにしてください」とお願いするのだが、この時はウッカリしてた。
お願いすれば快く照明を明るくしてくれるんだけど、この時は完全に忘れてしまった!
その結果どうなったか…何しろベラボーに暗いのと、強烈なLED攻撃で2曲分ぐらいしか写真が撮れなかったのよ!
アレじゃジム・マーシャルでもノーマン・シーフでも撮れないよ。
そういう時は撮るだけ撮って、モノクロで焼いてしまうやり方もあるんだけど、私はアレがあまり好きではないのです。
みんな「雰囲気があるね」なんて言うけど、そんなのウソです。ゴマカシが利いているだけ。
コレは三宅さんとも意見が一致したところなんだけど、やっぱりせっかくのカラーなんだもん、総天然色で撮らなきゃ!
でも今のMarshall Blogになって、一本だけ総モノクロ写真で記事を書いたことがある。
スモークがキツすぎて物理的にほぼ撮影不能で、カラーだと写真にならなかったから…。
そりゃ初めからモノクロ作品として計算して撮るのはムズかしいですよ。
その代わりチャンと撮る技術があればヘタなカラー写真よりよっぽど色彩感が出たりする。
セシル・ビートンの写真なんかそう。
…ということで、記念すべき30回目にもかかわらず、写真の撮れ高が少なかったのでサラっとしたレポートをお送りします。

2030回目の『Sound Experience』のステージに立ったのは…

30三宅庸介

40vMarshallはJVM210Hと1960BVで固めた鉄壁の三宅シフト。

50v河野充生

60v金光KK健司

70v今日もNATALのバーチ。

80まずは「君が代」でスタート。

Sそして、そのまま「devil」へ。

90たたいかけるように「if」から「virtue」へとつなげた。

100三宅さんのMC…「ココで発足して『Strange,Beautiful and Loud』と名付けて30回目のライブです。
色々な方に来て頂いてセッションをして来ました。
あまりに音が大きいので出入り禁止になって、1年ほどお休みしましたけど、この2月に復活して…。
一番音が大きかった時はボリュームの目盛りが8ぐらいでしたが、今日はその半分以下の3.5で演っています」
しかし、ホントにいつからロックで小さな音が礼賛されるようになったんだ?
そもそもその辺りからしておかしいんだよ。
いくらPAが発達しても、バンドの音、つまりステージの中の音が小さいと聴いてて面白くないんだよね。
迫力がグンと落ちてしまう。
今の若い人はそういうことを知らない。
コレは音楽の問題で、ステージの中音が小さくても成立する音楽が跋扈しているからこういうことになったんでしょう。
古き良き70年代ハードロックが盛んだったら、小さな音がもてはやされることなんて絶対になかったハズだ。
そもそも、あんまり音が小さくなったらこのバンドの名前も『Strange,Beautiful and Quiet』に変えなきゃならないんだぞ!
そんなことした草葉の陰でジミがガッカリすらぁ!

120金光さんのリードで「murt'n akush」。
ナンカこのあたりはそれこそ「怒涛の!」って感じだった。

130皆さんはすごく意外に思われるかも知れないけど、三宅さんは私よりいくつか年下なのね。
ところが、その立ち居振る舞いと来たら…私よりとても思慮深く落ち着いているでしょ。
音楽のことも本当によく勉強していらっしゃる。
私のように縄文時代のロックだけに傾倒することなく、若いお弟子さんを抱えていらっしゃるので、新しいロックにも造詣が深い。
ま、私もジャズでは負けんがな。
ギターやレコーディング関連の機材にも並々ならぬこだわりを持っているのでケタ違いに詳しい。
で、何よりもそのあたりのバランス感覚が優れているので、色々なことで相談に乗ってもらったり、意見を求めたりすることが決して少なくないのね。
付き合いもいい加減長いし。
すると毎回、「なるほど」と思わされる適切なアドバイスをくださるワケ。
もちろん意見が合わないこともしょっちゅうなんだけど、そんな時もその合わない意見が後々参考になったりするんだナァ。
とにかく、ジミヘンのことは音楽なり機材なり人生なり、全部三宅さんに訊けばいいし、リッチー・ブラックモアだったらノンちゃんだし…なんと便利なことよ。
そんな三宅さんはもちろん気配りにも長けていらして、お付き合いしていて実に気持ちがいい。
そのひとつの表れとして、Marshall Blogに関連記事を掲載すると間髪を入れずに礼状を送ってくださる。
もちろん、Marshall BlogはMarshallのPRのいち手段としてやっている仕事のひとつなので、私はお互いさまだと思っているんだけど、三宅さんのお礼の仕方がとてもうれしいんですわ。
三宅さんは決して「取り上げてくださってありがとうございます」とか「出して頂いて感謝します」なんてことは言わない。
どう言うかというと…「残してくれてありがとうございます」とおっしゃる。
コレなんですよ。
たとえヘタな写真やツマらない文章でも、私が生きてMarshallに勤めている限りは半永久的に「いつ、どこで、ナニを、どういう風にして演ったか」ということがMCも含めてMarshall Blogに記録されるワケ。
大ゲサに言えば日本のロック・シーンの一部の歴史をMarshall Blogに刻んでいることを認めてくださっているのがうれしいのね。
「毎回、身体中の薄皮を剥ぐようにして感情や心を込めて演奏している」といつか三宅さん自身がおっしゃっていたけど、そうとなれば尚更何らかの形で記録に残しておくべきなのだ。
ビデオもいいけれど、毎回すべてを記録するのは大変だし、もしそれが残ったとしても、どうせ見るのはホンノ一部分であることが多いだろう。
その点、余計なことがたくさん書いてあるにせよ、絵本や絵日記を見るような感覚で過去の演奏にまためぐり合うことができるなんてスゴイことではないか!…と三宅さんは思ってくれているに違いない。
だから私だって気合い入れてやりますよ。
このことをズッと書きたいと思っていたのです。

140vSBLのステージは「petal」、「bloom」へと続いた。
そして、また三宅さんの薄皮が1枚剥けた。

160イヤ、リズム隊の2人の薄皮も剥けたことは間違いない。

17030回目を迎えた『Sound Experience』でもそんな演奏を見せてくれた3人だった。

180Strange, Beautiful and Loudの詳しい情報はコチラ⇒facebook

150続いてはYOUさん率いるYOU-VAL メロン with 淳。

190足立YOU祐二

200vYOUさん、今日はMarshallで鳴らしています。
ヘッドは三宅さんと同じJVM210H。キャビネットは1960BV。

210長谷川淳

220v長井VAL一郎
VALさん、お久しぶり~!

230vYOUさんは直近では22回目の『Sound Experience』にご登場頂いている。
その時は「3 tea 3」というバンド名義でのご出演。
YOUさんのバンド活動はバリエーションに富んでいるので、バンド名を完璧に頭に叩き込むのはなかなかに困難な作業だったりするのだ。
250しかし、どのチームでもYOUさんの音楽は一切ブレることがない。
今回の1曲目は「Gohst Song」という曲。
メロディがポップで耳馴染みはいいが、リズムは3/4+3/4+2/4だったり、サビで1回しか出て来ないメロディがあったりで一筋縄でいかない典型的なYOUミュージック。

240v曲は「Type B.」、「脳内列車」、「脳内列車 2」と続く。
この「脳内列車」だったかな?複雑すぎてリズムが読みほどけなかった。
でもメロディはどれもシンプルで歌詞を付ければそのまますぐに歌曲になるようなモノばかり。

255vそして、この集中力。
ギターの演奏に必要な部分意外の視界を一切断絶。
MCはなし。
もうYOUさん自身がギターになってしまったかのような楽器との一体感。
でも決して熱くなったりせず、徹頭徹尾クールなのだ。

260「My Sun」、「Garden」、「Blues Voice」、「The Thing」とただただ曲が続く。
そのどれもがまるでCDを聴いているように完璧で美しい。

270最後の曲の前のYOUさんのMC…「三宅くんのところ…本格的でしたね。
あれだけ本格的に演られるとコッチはナニをやってもチャラチャラにしか見えませんよね」
んなことはない。
YOUミュージック、私なんかにはメチャクチャ厳しい音楽に聴こえます。
そして最後を締めくくったのは「狂気のラビット 3」。

280さて、アンコールはゲストを迎えてのセッション!
いつもはSBLにゲストが加わるスタイルだが、今日はSBLの出番が先行なので三宅さんがYOUさんチームに合流してのセッション。
アレレ、セッションにしては三宅さんのMarshallがステージに上がっていないぞ~!

290三宅さんはギターすら下げていないし…。

320v…と思ったら、セッションはセッションでも「トーク・セッション」!

310vYOUさんの冗談かと思ったら本当におしゃべりだけ。
ところがコレがベラボーにオモシロい!
演奏もいいけど、コレも聞きたい!

330ま、ナンのトークかお知りになりたければ次回YOUさんが『Sound Experience』にご出演される際にゼヒGRAPEFRIT MOONにお出かけください。

340前回YOUさんが出演された記事を見たらアンコールのセッションの様子が我ながらすごく面白く書けているのでリンクをしておきましょう。
ね、ちゃんと「残してある」からこういうことができるの。
「ミュージシャンとMarshall Blogに歴史あり」なのだ。
 
ココをクリック⇒『Sound Experience 22~ 足立祐二 3 tea 3編的な?』

 
足立祐二の詳しい情報はコチラ的な?⇒You's Alien blog

350今日も演奏におしゃべりにと楽しい『Sound experience』だった。
三宅さん、30回おめでとうございます。
これからもズッ~と続けてくださいね。

360 <『Sound Experience 31』につづく>  

200

 (一部敬称略 2019年5月7日 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOONにて撮影)

2019年8月 8日 (木)

Mark Boals featuring Kelly SIMONZ~トリロジー完全再現ライブ <DAY2>

 

10_logo前日の興奮を東京キネマ倶楽部に丸々残したまま『Mark Boals featuring Kelly SIMONZ~トリロジー完全再現ライブ』は第2日目へと突入した。

20v_fl今日もまずは5人体制でスタート。

30_2Mark Boals

40vKelly SIMONZ

50vKellyさんの背景はやっぱりコレに限る!

60Mistheria

70v_2KAZ

80v_2KAZさんのEDEN(イードゥン)。
今日もTerra Nova TN-501とD410XSTのコンビネーションだ。

90v_2Yosuke Yamada

100v_2今日のオープニングは前日の本編を締めくくった曲、「Rising Force」。

110_rf今日はヒョウ柄のジャケットで登場したKellyさん。
もちろん大絶好調だ!

120_2続けて「Liar」。
今日の方がお客さんの数が幾分多いのかな?

130_lrKellyさんのソロに盛大な歓声が送られる。

140v日本での公演の2本目…前日の大成功を受けてますますイキが合って来たかのように見えるフロントの2人。

145ココでKellyさんがもう1人メンバーを呼び込む。
「お客さんの中にはボクより彼女ばかり見ている人がいます!」

150_2コーラスのKarena。
ま、kellyさん仕方ないって!Karenaちゃん、キャ~イ~もん。
後で聞いたところによると、Karenaちゃんはイギリスのご出身だそうで…事前に知っていたらヘンリー八世の話でもしたかったな~。
「6人の奥さんで誰が一番好き?」みたいな。
「スウィーニー・トッド」でもいいや。
「アレ、事実だと思う?」な~んて。(実は今、軽く「スウィーニー・トッド」の研究中なのだ。詳しくは後日Shige Blogの『イギリス紀行2019』で!)

510v「『Trilogy』完全再現」で「Queen in Love」。
 
実は昨日ヒョンなことで知ったんだけど、私、ボールズさんには以前お会いしていましたわ。
「会った」と言ってもステージの上と客席なんだけど…。
それは2008年のUli Jon Rothのバンドの中野サンプラザホールでのこと。
気が付かず失礼しました。

175v_qilこの「火あぶりの刑」になってしまう女王はダレ?
スウェーデンの歴史はまったく知らないけど、イギリスが歌詞の題材になっているとすると一体誰なんだろう?
「火あぶりの刑」は失神するまでの間がやたらとキツいのだそうだ。そりゃそうだろう。
だからアン・ブーリンにしてもスコットランドのメアリーにしても斬首してるでしょ?
しかも、アン・ブーリンの場合は、一太刀で確実に首が落ちるように特に鋭利な剣をフランスから取り寄せて予行演習までしたという。
予行演習で実験台になった男性は自分の首を使うように喜んで申し出たそうだ。(←コレはホントかどうかわからないけど、イギリス人の友人から聞いた)
一方、メアリーは執行人が剣を振り下ろす時に手元が狂ってしまい、ひと振りで首が落ちなかったため、気の毒に、再度剣を二度振り落としたという。
落ちたメアリー女王の首の唇は少しの間動いていて、それはあたかも祈りを捧げているようだったらしい。
イギリスはそもそも死刑の多かった国で、火あぶりは魔女狩りや反逆罪を犯した者に下されるのが普通だったらしい。
レディ・ジェーン・グレイだの、ガイ・フォークスだの、イギリスのにひどく残酷な話がたくさんある。
 
とにかく残忍なまでに必殺のフレーズを弾き連ねるKellyさん。
もういっそのこと「The Excutioner of Six Strings(6弦の死刑執行人)」とでも呼ぶべきか!

180v思わず「Knucks」。
このグー同士をくっつけるジェスチャーは「knucks(ナックス)」って言うのだそうです。

190Kellyさんがアコースティック・ギターを手にする。

200v_fo時代はグッと下って1994年の『The Seventhe Sign』から「Forever One」。
この曲は前日には演奏されなかった。

210後半のスロー・テンポに乗ったKellyさんのシュレッディングが凄まじい!

220v「今からイングヴェイ・タイムです!」と次に持って来たのは「Far Beyond the Sun」。
Markがステージを降りている間のバンド陣による激演イッパ~ツ!

230v_fbs

240

250v_2

260vMarkが戻って「Fury」。

270_frそして「I am a Viking」。
昔、「ビッケ」っていうのがあったね。

280v_iv今日は『Trilogy』の収録曲の合間に他アルバムの人気曲を挟み込むようなプログラムだ。

290vね、次は『Rising Force』から「Little Savage」。

310昨日も書いたけど、この曲はカッコいいね。
起伏に富んだ曲の構成で、イギリス以外のヨーロッパの国出身のプログレ・バンドのレパートリーを想起させる…スキ。

300_lskellyさんもエキサイト!

320vMarkやKarenaが戻って来て「Fire」。

330_fr「Fire」だけに一段と会場が燃え上がる!

340Kellyさんもノリノリです!

350アルバム通りのオーダーで続けて「Magic Mirror」。
なるほど…この曲は日本のメタルの皆さんが演っているような曲のルーツの香りがプンプンしますな。
イングヴェイの影響力ってのはホントにスゴイな。
 
また書いておくけど、大分前に新宿厚生年金会館で会った時に「オレのことを『インギー』って呼ぶな」とご本人が厳におっしゃっていましたよ。
街でマルムスティーンさんに出くわしても「ハイ!インギー!」なんて絶対に呼ばないように…かなりイヤがっている様子だったから。こっちは親しみを込めているつもりでも、本人にはまさに「慇懃無礼」に聞こえるようです。

360Mistheriaのソロ・パフォーマンス。

370v_2昨日よりも激しく、圧倒的なテクニックでクラシカルなフレーズを編み上げていた。

380昨日はMarkがMistheriaの後を継いだけど、今日は趣向が変わってサブステージから小寺里枝が登場。

390水を打ったように静まり返った会場に小寺さんの弾くヴァイオリンの美しい音色が鶯谷に鳴り響く。
昔々、京都から来たお坊さんが「ナンやココはウグイスもおらへんのかいな…」と、京都からウグイスを持って来させて離した。
そして、「ホーホケキョ」とこの上野の山の東に美しいウグイスの鳴き声が聞こえるようになったことが「鶯谷」という地名の由来だ…ったような気がする。
今日は小寺さんがそのウグイスの役割を演じているワケだ。

400そして、そこに舞踏が加わる。
踊り手は瀬河華織。

410_2やっぱりこう、毛色の違うパフォーマンスが加わると雰囲気がガラっと変わっていいよね。
横河さんの赤い衣装と舞いは観る人の目に強く焼き付いたことと思う。

420_2そして、Mark。
歌うは前日と同じくプッチーニ。

430v_23人のコラボレーションによる「誰も寝てはならぬ」は間違いなく第2日の見どころのひとつとなったハズだ。

440そして、ステージは元の調子に戻って、『Marching Out』から「Soldier Without Faith」。

440_swf「♪Gotta get out of here」というプレーズがメッチャ耳に残る~。

450v_2しかし、改めて聴いているとディミニッシュの活躍ぶりがスゴイね。
すべての曲に使われている感じ?
ジョージ・ハリスンもロイ・ウッドもジャンゴもタジタジだ!

460さらにKellyさんのめくるめくテクニックを!
「Trilogy Suit Op:5」だ!

470_t5今日もバッチリキマった~!

480v_2ココでまたアコースティック・ギターを手にする。

490_molこの終盤でバラードをひとつ。
しかも2000年のアルバムから。
『War to End All Wars』の「Miracle of Life」。
Markの伸びやかな声にみんなが酔いしれた。
ホントに魅力的な声だ。

590_2もう1曲、1999年の『Alchemy』から「Hanger18, Area51」。
イングヴェイはこんなSi-Fiっぽい曲も作ってるのか…。
そして、この辺りのアルバムもMarkが歌っているのね?

S41a0225 Kellyさんからバンド・メンバーに関する楽しい話があって…「最後の曲になりました」
「エエ~!」
…ってもう『Trilogy』の曲は全部演ったんじゃないの?
ん?「まだ演っていない曲がある」って?500vそう!
アルバムのオープナー、「You Don't Remember, I'll Never Forget」。
今日は本編の最後に持って来た!
今日も一瞬のスキも見せない完璧な演奏を見せてくれた6人!

550_2

560v_2

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S41a0490Markと…

540v本編が終了し、Kellyさんの激演にひときわ大きな歓声が浴びせられた。

600vメンバー全員、少しの疲れも見せずアンコールに突入。

610_gggアンコールは前日と同じ内容。
630v_2まずは激盛り上がりの「Gimme! Gimme! Gimme!」。
635ABBAってヨーロッパでいまだにスゴイ人気なのよ。
ケタ違いのスーパースターなの。
スウェーデンの超英雄というなんだろうね~。
スウェーデンってオリジナリティに富んだいいバンドが出て来るんだよね。
メタル方面はチョットわからないけど、AnekdotenとかMats/MorganとかFreak Kitchenとかメッチャかっこいい。
ちなみにAnekdotenは日本では「アネクドテン」と表記/発音しているけど、スウェーデン人の友人に確認したところ「アニクドウトゥン」みたいに発音していたのでスウィディッシュ・ロックがお好きな人は要注意。
あ、Mats/MorganもFreak Kitchenもザッパ・スクールでした。Mattias IA Eklundhという人、一度NAMMで少しだけZappaの話をしたことがあるんだけど、ものすごく感じのいい人だった。
In FlamesのBjörn Gelotteも最高に気持ちのいい人だったし…スウェーデン、いいな~。
スウェーデン・コーナーおわり。

640続いて「I'll See the Light Tonight」。
もう今日のショウも残りあとわずか!

650v_2「Kelly-Karena」のK2コンビもバッチリ!

660_2そして、Mistheriaとは幾度となく激しいバトルを繰り広げた。

650東京公演2Dyasの最後の最後を飾ったのは…

670v_2昨日同様、Markが歌うKellyさんの「Now Yout Turn」!

620v_2Kellyさん最後にひと暴れ~!
今度はkellyさん曲主体でゼヒ!

690v_2Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ official website

700_2さて、既報の通り11月9日に東京キネマ倶楽部で開催されるMarshallのイベント『Marshall GALA 2』にKellyさんとKAZさんが出演します!

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7_kaz2Kellyさんのチーム他、Marshall GALAでしか観ることのできないパフォーマンスの数々をどうかお見逃しなく!
行こうと思っているけど、11月はまだ先なので予定もハッキリせずチケットを買い控えている方がいらっしゃると思います。
本コンサートは長丁場なのでイス席のみの立ち見なし。お客さんを詰め混むようなことは一切しません。
よって売り切れた時点でチケット販売は終了となり、おひとりの追加もできなくなります。
ですのでゼヒお早めにチケットをお求めくださいませ!
当日はMarshall GALAオリジナル・グッズを会場限定で販売もさせて頂きます。

27nbMarshall GALA2の詳しい情報はコチラ⇒Marshall GALA 2の詳細を発表します!

 
それとこの動画。
11月9日、Kellyさんのホーム、東京キネマ倶楽部でお待ちしています!

 

200
(一部敬称略 2019年5月22日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2019年8月 7日 (水)

Mark Boals featuring Kelly SIMONZ~トリロジー完全再現ライブ <DAY1>

  

10lgまたしても遅くなってスミマセン!…と言うのもチョット考えがありましてな。
『Mark Boals featuring Kelly SIMONZ~トリロジー完全再現ライブ』のライブ・レポート。
実は故意にこのレポートを掲載するタイミングをズラしたのです。
その間にご本人も動画や写真を公開されていて、「今更マーブロかよ!」なんて思うファンも多いかも知れませんな。
でも、んなこたぁ関係ない。
Marshall Blogに記録しておく価値のあるコンサートはナニがあっても記録して後世に残しておくことが大切なのだ。
そう「記録」はMarshall Blogの大きな使命であり、特長なのです。

20vところで、このコンサートを楽しみにしていたファンは多かったんじゃないの~?
会場となった東京キネマ倶楽部は満員。
開演前から期待に満ちたすごい緊張感が漂っていた。

30ステージにはMarshallの壁…雰囲気も満点!
やっぱりこうでなくちゃ。

40そして、いよいよ待ちに待ったショウがスタートした!

50Mark Boals

60vKellly SIMONZ

70vKAZ

80vKAZさんはEDEN。
今回はTerra Nova TN-501とD410XSTのコンビネーション。

90vYoskuke Yamada

100vMistheria

110vオープニングは「完全再現企画」らしく、アルバム『Trilogy』と同じく「You Don't Remember, I'll Never Forget」。

120予想通りの熱狂ぶり!

130Kellyさんは冒頭から剛速球投げまくり!
背後の1959がKellyさんのプレイを完全サポートする!

140ノッケからいかにも息が合っていそうな雰囲気を醸し出す2人。

150アルバム通りに2曲目は「Liar」が続く。

160v_lr中間部のキメの鬼気迫るソロ。
160v迎え撃つキーボーズ!

170vも~、初っ端からスロットル全開!
このまま最後まで行けるのか~!…ってなテンション。0r4a0105 ココでコーラスでKarenaが加わって6人体制となる。
「マークが彼女に捧げます」と演奏したのは…190v「Queen in Love」。

200_qilコレもアルバム通りの展開だ。
ファンの人たちはうれしいだろうナァ。
265Kellyさんがアコースティック・ギターを手にする。

230v_dlieココは『Trilogy』から離れて1985年のRising Forceのアルバム『Marching Out』から「Don't Let it End」。

240v曲の後半でKellyさん大爆発。
髪の毛の話じゃないよ。
土石流のようにフレーズが攻め来るのだ!

250v「マークに少し休憩をさせてあげましょう」
マークはステージを離れる。

260…ということはインスト曲。
また『Trilogy』に戻って「Crying」。
280v指板を縦横無尽に行き交う指が奏でるアコースティック・ギターが美しくももの悲しい。
270_crそのフィーリングをそのままエレクトリックに込めて歌い上げる。
お客さんたちはウットリ…みんな眼が♡♡になってたね。

290続けては『Trilogy』圏外から…

300v_fbsおお~、コレは知ってる!
「Far Beyond the Sun」だ!

310vKellyさんのソロと…

340vMistheriaとのバトル!

Img_0017_1 ファンにとっては、期待したいたことが期待通りに実現した瞬間だったのではなかろうか?

0r4a0334フロントを煽るリズム隊の完璧なパフォーマンスにも要注意だ!

350v「コレは知ってる!」なんて書くと、「なんだイングヴェイも知らないでMarshallのブログなんか書いてんのかよ!」なんて叱られそうだけど、ゴメンなさい…知らないの。
イングヴェイとは何度も仕事でご一緒してるんだけどね。
シグネチャー・モデル「YJM100」の最初のプロトタイプを本人に持っていた2人のウチの1人が私なんだけど、私は世代が大分古いのね。
私らの世代にとっての『Trilogy』は圧倒的にコッチなの。

12etでもね、イングヴェイの『Trirogy』というアルバム自体は発表された時から知ってる。
そのリリースされた1986年当時は、私はジャズ一辺倒で全くロックを聴いていなかったんだけど、家内の友人の彼氏がロック・ギターをやっていて、「コレを聴いてみて」と『Trilogy』が入ったカセットテープをプレゼントしてくれたのね。
私はもうジャズ・ギターに夢中だったので、残念ながら興味を持つことはなかったけれど、そのテープを聴いてとにかく思ったのは「スゲエな。今の若い人は大変だな~!こういうギターを演らなきゃならないなんて…。早いとこジャズに鞍替えしてヨカッタ!」ってことだった。
ま、そのジャズ・ギターもいまだにうまく弾けないけどよ。
でもイングヴェイの本当のスゴさを認識したのはそれからズッと後になってからのことだった。
それは、自分だけのテクニックを駆使して、自分だけの音楽をクリエイトし、多くのフォロワーを生んだことだ。
12yt Kellyさんの計らいによる休憩から戻ったMark。
でも本当は休憩なんて必要ないぐらいのパワーなんだぜ。
とてもいい声だ。

360v_fr曲は『Trilogy』に戻って「Fury」。

370vまた『Marching Out』から「I am a Viking」。
そういえばイングヴェイは「I'm a viking」ってよく言ってたよ。
ナンカちょっと悪ぶろうとする局面になると「ハッハッハッ、だってオレは海賊だからよ!」みたいな感じでこのフレーズを使っているのを何回も聞いた。
イングヴェイのペット・フレーズなのかな?

380v_ivコチラは海賊以上の勇猛さでソロをキメまくるKellyさん。
ショウは中盤に差し掛かっているがテンションは上がる一方だ。

385vYosukeくんのイントロ・フィルが導いたのは…

410「Little Savage」。
1984年の『Rising Force』からの1曲。

400_lsこの曲カッコいいね~。

420『Trilogy』以外のナンバーに加えて、1984~1988年のイングヴェイの人気曲も詰め込まれたこのコンサート。
ファンにとってこの日のキネマ倶楽部は竜宮城のような空間だったに違いない。430vまた『Trilogy』に戻って「Fire」からアルバム通りに「Magic Mirror」を続けてプレイ。

440_frこのサンバーストのギターは出番が少なかったがそれだけにこの曲が印象的に映った。

445v場面はガラリと変わってMistheriaの無伴奏キーボーズ・ソロ。

450vクラシカルなフレーズを交えて、華麗なテクニックを惜しげもなく披露してくれた。

460v今度はサブ・ステージに現れたMark。

470Markをフィーチュアした曲は『トゥーランドット』の名アリア「誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)」。

480v素晴らしい声ですな~。
この脂っこさ!
とても寝てなんかいられません。
実は私はオペラ鑑賞に苦労しているんだけど、プッチーニはいいね。カッコいい。
「La Boheme(ラ・ボエム)」のアタマの「Nei cieli bigi」なんてもう最高。
その後はいつも寝てしまうのでわからないのだが…イケね!誰も寝てはならないんだった!
イタリアが「世界最高の音楽国」というのを実感させてくれる…ような気がする。
クラシックということではドイツが最強にして正道なんだろうけど、私はロシア派。
要するに19世紀後半以降の近代クラシック。メチャクチャかっこいい。
そういう意味ではフランスとアメリカも面白い。

490コレも『Marching Out』からで「Soldier Without Faith」。
このアルバムはずいぶん人気曲が入ってるんですな~。

510Markのパワーも全くしぼむことなくバリッバリの状態でクライマックスに向かう。

530vそして、『Trilogy』に残された曲に取り掛かる。
「Dark Ages」と…

520_daインストゥルメンタルの「Trilogy Suite Op:5」だ。

540v_ts5コレにて『Trilogy』打ち止め!

560v本編の最後にもう1曲。

570v_rf「Rising Force」をブチかましてファンを狂喜させた!

580vMarshallの壁をバックに大きな歓声に応えるkellyさん!

590そしてアンコール。

600_gggまずは「Gimmie! Gimmie! Gimme!」。
ノリノリの6人!
続けて「I'll See the Light Tonight」を取り上げた。コレも『Marching Out』なのか!

610v

620v

630v

650v

660

670vいよいよ最後。
「Markがボクの曲を覚えて来てくれました。ヨーロッパのツアーで演った曲をココで演奏できることは大変光栄です」とKellyさんが紹介したのは…

S41a0558 ケリー・スタンダードの「Now Your Turn」!

690vやっぱりシンガーがメロディをなぞると聴き慣れた曲がまったく別の曲に聴こえるからな~。
「声」というのは本当にスゴイ楽器だと思う。
実際声楽の皆さんは「声」のことを「楽器」って呼んでいるもんね。

710素晴らしい声とギターが超テンコ盛りで『Mark Boals featuring Kelly SIMONZ~トリロジー完全再現ライブ』の第1日目が締めくくられた。
お客さん、間違いなく大満足でしょう。

720Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ official website

730<DAY2につづく>  

 
さて、既報の通り11月9日に東京キネマ倶楽部で開催されるMarshallのイベント『Marshall GALA 2』にKellyさんとKAZさんが出演します!
27nb_2まだナニを演奏するのかを聞いてなくてね…どんな展開になるのかとても楽しみにしているのだ!

740v

750vKellyさんのチーム他、Marshall GALAでしか観ることのできないパフォーマンスの数々をどうかお見逃しなく!
「まだ11月まで大分あるから後でチケットをゲットしよう!」と思っていらっしゃる方は、とにかくすぐにお買い求めになることをオススメします。

 

200 
(一部敬称略 2019年5月22日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2019年8月 6日 (火)

Fury of Fear 西村守のSTUDIOシリーズ・デモンストレーション <STUDIO VINTAGE編>

  
前回に引き続いてFury of Fear 西村守によるSTUDIOシリーズのデモンストレーション。

0r4a0107今回は1965年に誕生し世界中で数えきれない名演、名盤を作りだしてきた100Wヘッド、1959をパワー・リダクトしたSTUDIO VINTAGEシリーズ。
ホラ、守くんの愛器が「早くSTUDIOで弾いてくれ~!」って言ってるよ…知らんけど。

0r4a0077 

<SV20H+SV212>
今回もSCの時と同じ手順で進めるよ。
まずは20WのヘッドSV20Cと…

420_22x12"スピーカー・キャビネットのSV212

530では、守くん、張り切ってどうぞ!

Marshall(以下:「M」)今度は1959ベースのSTUDIO VINTAGE。どうだった?まもちゃんは普段は1959だもんね。
通常の1959に比べてどうですか?
西村守(以下:「N」、文中は「まもちゃん」):はい。1959を弾くのってある意味「恐ろしい部分」があったりするんですけど、その時の緊張感が受け継がれていますね。
M:ハハハ!そんな物騒な!凶器じゃないんだから。
STUDIO CLASSICと比べるとどう?
N:やっぱりビンテージ感が強いし、音のレスポンスが速さが1959っぽいと思います。
それとハイの出方も1959っぽいし、EQがSCほど効かないのも1959っぽい!っていうか、EQなんかイジらなくてももう1959っぽいいい音がしてるんです!
M:やっぱり気に入ったか…。
N:ハイ!もうギターをつないで音を出した瞬間にその緊張感とビンテージ感が出るんですよ。
M:アレ?コレEQってほとんど全部ゼロじゃん?
N:ストラトでノーマルHIGH(INPUTの向かって左上)につなぐとハイがどうしてもキツすぎるので、1959の時もTREBLEとPRESENCEはゼロにしています。

0r4a0079 でも、コレ、全然違和感のない音ですよね。
M:まったく問題ない。
今はバッキングの音量に合わせて弾いてもらうためにアンプのボリュームを下げてブースターをつないで弾いてもらいました。
その前に、アンプ直で思いっきりボリュームを上げて試してもらったワケですたが、アレはいかがでした?
N:イヤ~、もう「コレがMarshall!」っていう音でしたよね。音の張りや圧力、適度な自然の歪み…そのままではシュレッド向きではありませんが、「極上のクランチ」とはあのことですよね。
アレが1959のいいところで、やっぱり音量を上げてこそ…ではないでしょうか?
音量を上げて得られる自然なゲインこそが最高のサウンドです。
繰り返しになりますが、レスポンスの速さが尋常ではない!

0r4a0057M:ルックスはどう?あんまり気にしない?
N:カッコいいですよ~!ボクは1959のルックスがMarshallの中で一番好きなんです。
M:キャビネットはスピーカーがさっきのSC212と同じなんですが、ヘッドが変わったことによってどんな変化があったと思う?
N:レスポンスが速くなったように感じました。言い換えるとヘッドの違いが忠実に出たという感じかな?
 
<スタンバイ・スイッチをLOWに変える>
SV20Hでもパワー・リダクションの様子を見てみよう!

470_2ではお願いします。
途中でスタンバイ・スイッチをLOWにするよ!

M:こっちのパワー・リダクションの様子はどう?
N:ボクはLOWの方が弾きやすいです。
M:あ、そう。
N:コレってパワーを切り替えてもゲインが下がらないんですよね。
M:収録音の波形の入力の幅をを見ていると3/5ぐらいになってるんよ。
「弾きやすい」ってどういう風に弾きやすくなるんですか?
N:音は小さくなってもゲインはそのままで…うまく言えないんですけど、ちょっとコンプがかった感じがして弾きやすい。
音の張りが抑えられるというか、トゲの部分がチョット引っ込むというか…とにかく弾きやすくなります。
でも、やっぱりあの直でつないで音量を上げたサウンドが一番ですね。
もしボクがシュレッドをやっていなかったら間違いなくあの音を使います。
M:コリャ、マズイことしちゃったかな?
 
<SV20H+SV112>
今度はキャビネットを換える。
ヘッドはそのままSV20Hで…

420_3スピーカー・キャビネットは1x12"のSV112というコンビネーション。

500_2Take it away, Mamoru!

N:ボクはコレが一番好きですね。
M:あ、そうなの?
N:はい。1959の良さがすごく出ていると思うんです。
キャビが1x12”になったせいかどうかはわからないんですが、音のレンジがチョットせまくなって、中域に張りがでてくる感じが「まさに!」って感じです。
で、ストラトキャスターとの相性がバッチリ。
M:アンプの出力とキャビネットの入力の関係があって、1959を何かのスピーカー1発入りのキャビネットで弾くことって普通ないもんね。

0r4a0064N:そうですよね。スピーカー1発キャビネットで1959系のモノを弾くのって初めてです。
M:そうだよね~。2発キャビはあるけどね。
N:それなのに1959っぽいサウンドが出ているのがすごく不思議な感じがします。
ボクはGreenbackを乗せた1936(2x12”キャビネット)も持っているんですけど、それに近い感じはします。
M:なるほど。
N:それとストラトキャスターとの相性ですよね。2x12”より暴れないし、ハイのヌケもいい意味で落ち着いているのでもうベスト・マッチだと思います。
M:スッカリお気に入りですな?
N:はい!もうこのまま家に置いておきたいです!
 

<SV20C>
それでは今回のトリ!
1x10"コンボのSV20C

340_2さっきのSCではコンボはシュレッダーには不向きという意見もあったけど、1959系の20Wコンボではどうかな?

N:ウワ~!コ~レはホントに1959を小さくしてコンボにした感じがしますね。
ボクの人生で一番いいコンボだと思います。
M:コレがホントの「まもちゃん号泣」?…ナンチャッテ。
N:イエほんと!張りがあって、サイズが小さくなったからか、音に粘りがあるんです。
もう「極上のコンボ」ですよ!
ミドルもあって、やっぱりストラトキャスターとの相性がすごくいいです。
音量も大きいですね!
M:SCの時の「スタックとコンボの差」と比べてコチラはどうですか?スタックとコンボの共通項が多いような…。
N:そうなんです!SCのコンボみたいに筐体全体がギンギンに鳴っている感じがしません。
なんか余裕を感じさせます。「スタック感」があるって言ったら変かな?
M:だったらスタックを使った方がいいんじゃないの?
N:(爆笑)でも、スタックに引けを取らないと思いますよ。

0r4a0086M:でも反対にスタックではこのサウンドは出せない。
N:粘り気ですよね。だから、本当にスタックとコンボのいいトコ取りしていると思います。
とにかくメチャクチャいいです!
M:アレ?チョット待って!それじゃ今日はコレが優勝?
N:ハイ、優勝です!さっきのSV20HSV112の組み合わせが絶対一番だと思っていたんですけど…コンボは粘りがあるから。
M:「粘り勝ち」かよ!
N:(爆笑)ボク、コンボは好きじゃなかったんですけど…今、すごく好きになりました。
M:持ち運びもラクだもんね…時代は変わるもんね。
でも、こうして形は変わってもロック・ギターのサウンドを作った1959や2203のサウンドが時代を超えて受け継がれているというのはとても良いことだし、Marshallにしかできないことだと思うんだよね。
N:Marshallならではですよね!
M:やっぱりコピーと違って、何事もオリジナルっていうのは計り知れないパワーを持っているもんだよね。
N:まったく。

0r4a0100_3 
<最後に(事務連絡)>

記事内で「1959系」とか「2203系」という表現を使っているけど、「系」とわざわざ付けているのは、STUDIO CLASSICやSTUDIO VINTAGEは1959でもなければ2203でもないから。
それでは、ナニが1959を1959たらしめているのかというと…
◎100ワット
◎マスター・ボリュームなし
◎4インプット
この3つの仕様が揃っていないモデルは見た目が似ていても「1959」と呼ぶことはできないし、反対にこれらの条件を満たしていれば赤かろうが、白かろうが、形が三角だろうが、丸だろうが「1959」を名乗る権利を持っている。
コレがMarshallが定めた「1959」というモデルの定義。

121959同様に2203の仕様は…
◎100ワット
◎マスター・ボリュームあり
◎2インプット
ということになる。
 
このあたりのことに興味がある人はコチラをどうぞ⇒フィル・ウェルズ・インタビュー~その3

122203守くん、どうもありがとうございました!
来る8月10日、Fury of Fearは『VILLAGE WEST! VOYAGE EAST!』というイベントに出演する。
コレは札幌か。
いいな~、涼しくて…と言いたいところだけど、最近の北海道の夏はヘタすりゃ東京より暑いもんね。
気をつけて行って来てね!
優也くんによろしく!
会ったらSTUDIOシリーズのことを話してあげて!彼も絶対好きなハズだから。
 
西村守の詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear official webite

12190810 <編集後記>
イヤ~、思い立ってやってみたのはいいけど、この2本の記事を作るのは並大抵のことじゃなかったですわ!
収録した音源のチェックはまもちゃんに納得のいくように任せたけど、他は全部ひとりでやっているので普段の記事の何倍もの時間がかかるのです。
でもオモシロかった。
評判が悪くなければまたやってみたいと思っています。
  

200 
(一部敬称略 2019年7月都内某スタジオにて撮影)

2019年8月 5日 (月)

Fury of Fear 西村守のSTUDIOシリーズ・デモンストレーション <STUDIO CLASSIC編>

 
ハイ、今日は時代遅れの新企画。
Marshall Blogも全面的に動画を導入してみました~!ジャコジョ~ン(←A)!
 
まぁ~、最近はなんでもかんでも動画じゃない?
何しろCDを作るよりMVを作る方が先決だっていうんだからね~。
「シゲさん、CDなんかアトアト!後でいいんスよ!まずは動画を作らないと!」…ジャラ~ン(←E7b9)
大分前、ウチに来る若いミュージシャンからそんな話を聞いた時は仰天したけど、今は平気。
今時の若い人たちはテレビも見ないし、雑誌や本も読まない、免許も要らない、選挙も行かない…YouTubeさえあればいいっていうんでしょ?
そりじゃいきなりCD作ったって誰も注目なんかしてくれないわな。
どうせビデオでも作ってYouTubeで宣伝しなきゃならないなら、最初からMVを作った方が手っ取り早いもんね。
でも、そんな状態で音楽を聴いてもらったところでどうすんの?…って感じもするけどね。
「音楽」と「動画」は違うモノだもん。コレもアニメの影響なんだろうね。音楽がオマケになっちゃってる。
でも先日、Marshall GALA2の紙芝居動画を作ったでしょ?
なるほど、ああいう動画の使い方はとっても便利だということはわかった。
 
でも今日はアレとは違う使い方。
何かMarshall Blogと動画を自然にからませるやり方はないもんかと考えていて、思いついた。
それは「動くカタログ」、ジャンジャーン(←G7b5⇒CM7)。
商品の魅力をアッピールする際に説明やインタビューだけより効果的なのはわかりきっているので、デモンストレーション動画を文章の間に入れてみた。
商品のデモ動画ってそう長い時間は見ていられないでしょう?
私なんかすぐに飽きちゃうもんね。絶対にみんなも飛ばし飛ばし見ているハズ。
そこでシンプルで短いデモンストレーション動画をいくつも作って、文章と合わせて読むと絵本を見ているような…そんな感覚になるような記事を目指してみた。
それだけのことなんだけど、「動画の間に文章を入れた」つもりではないことをわかってチョーダイ。
  
記念すべき本企画の最初の「犠牲者」…じゃない、記念すべき「第1回目のデモンストレーター」に任命させて頂いたのはFury of Fearの西村守。
守くんは日頃からイングヴェイ・スタイルのヘヴィメタルの復興と伝承に並々ならぬ熱意を注いでいる若きシュレッダーだ。
コピーではなく、あくまでFury of Fearのオリジナル曲で臨んでいるところが何ともうれしくも頼もしい。
そんな守くんがこのデモンストレーションのために短い曲を4つ書き下ろしてくれて、その中からSTUDIO各モデルのイメージに合った曲でデモ演奏をしてくれた。
まもちゃん、ありがとう!

0r4a0107さて、STUDIOシリーズ。
いつも書いているけどありがたいことに世界中で大ヒットしているようだ。
5月の終わりにMarshallの工場に行って来たけど、もうSTUDIOシリーズばっかりガンガン作っていた。
やっぱりみんなホンモノの真空管が作り出すギター・サウンドがいいのね?
そうにキマってる。
「似ている」とか「ソックリ」というのは「違う」と言明しているのと同じだからね。550vがSTUDIOファミリー。
1959、2203、Silver Jubilee2555をそれぞれ20W(5W)にパワー・リダクトしたSTUDIO VINTAGE、STUDIO CLASSIC、そしてSTUDIO JUBILEE。
守くんにはこの中から2203系のCLASSICと1959系のVINTAGEのヘッド、キャビネット、コンボをそれぞれデモンストレートしてもらった。
 
※STUDIOシリーズの概念を表現する時に、今まで「ダウンサイジング」という言葉を使っていたけどヤメた。Marshallがそんな言葉を使っていないから。Marshallは「Power reduction」としているので、Marshall Blogはコレからこの表現を使うことにします。(「reduction」は「削減」とか「縮小」とかいう意味ね)
へへへ、うるさいでしょう?細かいでしょう?でもMarshigeとしては、こういうことが大事だと思っているのですわ。

50_3今日はSTUDIO CLASSIC編。
 
<SC20H+SC212>
まずは20WヘッドのSC20Hと…

1802x12"スピーカー・キャビネットのSC212

321では守くん、お願いします!


Marshall(以下:「M」)どうだった?
西村守(以下:「N」、文中は「まもちゃん」):ハイ、感触的には…弾いた瞬間に「あ、コレはいいアンプだ!」と思いました。もうホントにいい!
M:まぁ、まもちゃんみたいなタイプだったらまずはそう来ると思ったよ!
N:(笑)「JCM800感」云々というより、とにかく弾きやすいアンプだと思います。
M:「2203のパワー・リダクト」という触れ込みになっていますが、ホンモノの2203に比べてどう思う?
N:シッカリと歪むんですけど、2203みたいなザラつき感がないと感じました。
ですから、コレはJCM800に似ているとか、似ていないとか、そんなことは全く関係なしに「このモデル」としてシッカリ使える「いいアンプ」です。

0r4a0021 M:EQはどんな感触?
N:EQの効きも2203に比べるとすごく敏感ですね。
そういう意味ではまるっきり『新しいモデル』として捉えても差し支えない。
M:なるほど。スピーカー・キャビネットはどうですか?まもちゃんはつも4x12”の1960を使ってるよね?
今弾いてもらったモデルは12インチのスピーカーがタテに2発入ってる。
N:ん~、1960と比べても何ら遜色ないと思います。ナンのストレスもなく弾けました。
M:スピーカーの種類も1960とは違うんだけど…。
N:ココでこうして弾いている分には何の違和感もなかったです。音圧も十分にあるし、「1960が大きすぎる」なんていう人にはピッタリなんじゃないでしょうか。
M:今の曲については?
N:ん~、特にないんですが、速いテンポの曲よりも、しっかりリズムがある曲にしたいと思ったんです。
 
<スタンバイ・スイッチをLOWにする>
STUDIOシリーズのスタンバイ・スイッチはパワー・リダクション・スイッチを兼ねていて、HIGHで20W、LOWにすると5Wの出力になる…だいたいよ。音の大きさがこのスイッチでカッキリ1/4になるなんてことは期待しちゃイヤ。
それを守くんが見せてくれるから。

240_2はい、守くん、途中でスタンバイ・スイッチをLOWに変えてくださいね。

…とまぁ。こういう感じ。
ご覧になった方は「そんなに小さくなりませんな…」と思うかもしれない。
そう、ビックリするほどは小さくなりはしないが、この差が宅録の時なんかに大変有効なのだそうだ。守くんの感想は次回の<STUDIO VINTAGE編>
 
<SC20H+SC112>
今度はヘッドはSC20Hのままで…

180_2スピーカー・キャビネットを1x12"のSC112と組み合わせる。

280_2守くん、お願いします!


M:今度はヘッドはそのままでキャビネットが1x12”になりました。
N:音圧的な違いはありますが、ヘッドのキャラクターが出るような感じがしましたね。
ヘッドのいい部分が目立つっていうのかな…音圧にゴマかされずにヘッドの特長がストレートに出ている感じ。
M:好みとしてはどう?
N:ボクはこの1x12”の方がいいですね。
M:オープンバック(SV112)とクローズドバック(SV212)の違いで気になるところはあった?
N:オープンとクローズの違いから来るものなのかどうかはわかりませんが、このSV112の方が音に空気がたくさん含まれているイメージがあるんです。
音の膨らみ方っていうのかな?
M:三宅さんの「ミルフィーユ」みたいなことを言うね~。

0r4a0005 N:ハハハ!ホントですか?
M:さては読んだな~?
N:え、読んでないですよ!
M:コラァァァ!Marshall Blogは毎日読みなさい!
N:あ、読んでます!
M:ウソつけ~!(2人とも爆笑)で、「空気」がなんだって?
N:あの、2x12”の方はバリ~ンって音が速いんです。
反対に1x12“は速くはないんですが空気を含んでいる感じがして、その分音が丸い。
M:どっちが好き?
N:ボクは1x12”が好きかな?
M:『速い』というのはレスポンスのこと?
N:そうです。2x12”の方がレスポンスは速いと思います。かといって1x12”が遅いとかいうことはゼンゼンないんですよ!十分に速いです。
M:まもちゃんは尊敬するギタリストの影響が強いせいか必ずストラトキャスターだよね。
N:ハイ。
M::そして、まもちゃんだけでなく、もう世界中の人がMarshallとストラトキャスターを組み合わせて弾いているじゃない?
もちろん人それぞれ好みがあるのはわかっているけど、今「Marshallとストラトキャスター」のコンビネーションということを考えた時、この2つのキャビネットのどちらが魅力的だと思う?
N:はい。もう大好きな組み合わせです。
ボクが思うには、ストラトキャスターは基本的にサウンドがトレブリーなので、空気を含んでいる丸いサウンドのキャビネットの方がいいと思いますのでSC112ですね。
ミッドがシッカリしているハムバッキングのギターなんかですと、レスポンスの速さもあってSC212の方が向いていると思います。
それと、「ストラトキャスター」ということで言うと、2203との相性はそんなにいいとはボクは思っていないんです。両方ともジャリジャリしますので。
そこへ行くとこのSC20Hはそのジャリジャリ感が薄いので、ストラトキャスターとの相性がものすごくいいと思います。
ですから、ボク、このSV20H…すごく好きです。
 
<SC20C>
最後に1x10"コンボのSC20Cを弾いてもらった。

70下に降ろして…と。
Mamoru, you're on!

M:今度はコンボです。
N:ん~、ボクはチョット難しかったです~。
M:フーム、『難しい』…それでどこをどう処理しましたか?
N:GAINが強い感じがしたんですね。
M:曲によるところも大きかったんじゃない?
N:そうですね。あとEQの効き方がヘッドと違うように感じました。
なので、ヘッドではMIDDLEを6~7にしていたのを4に下げました。
3だったTREBLEはゼロ。BASSはヘッドと同じで3です。
M:ずいぶん控えめなのね?
N:はい。でも、もうアンプ全体が鳴っている感じで…。割と音が暴れるので弾くのが難しかったです。
でも、音量的には調節しやすいので、そういう意味では使いやすいかも知れません。

0r4a0020M:ま、今日いきなり曲に合わせて弾いてもらったからね~。三宅さんなんかはコンボになるとBASSをイジるっておっしゃってた。
N:ボクはMIDDLEですね。MIDDLEの効き方がすごく違うのでビックリしました。
M:やっぱり同じアンプ、同じギターのモデルでもスタイルが違うと音の作り方がゼンゼン違うからおもしろいね。
N:今の曲も結構弾きまくり系でしたので、弾きやすくするために少しGAINを上げたんですね。そういう調整はすごくしやすいです。
M:まもちゃんみたいなシュレッダー・タイプのギタリストでコンボ・アンプを使っている人っている?
N:ボクは見たことがないナァ。
M:え、ゼロ?全くいないかな?
N:はい、全く見たことがないですよ!(2人とも大爆笑)
M:じゃ、シュレッダーのまもちゃんが今コンボを弾いてみて「だからコンボはな~」みたいに敬遠したくなる部分ってある?
N:ホントにこの箱全体がものすごく鳴りますでしょ?すると音が濁るんです。
M:濁る?
N:「濁る」という表現ではないかもしれませんが、スタックの方が音がクリアなんです。それとさっきみたいにスタックはレスポンスが速いのでシュレッドに向いているんです。
M:私もコンボ・アンプでシュレッドしている人は思い浮かばないけど…じゃ、シュレッダーの皆さんが「いつもスタックを使っているけど、コンボを使ってみるとすごくいいな…」なんてことはあり得ないワケね?
N:ん~、実際にステージでやってみたらまた違うのかな?
M:やってみる?
 
西村守の詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear official webite

0r4a0040<STUDIO VINTAGE編>につづく
 

200
(一部敬称略 2019年7月都内某スタジオにて撮影)

2019年8月 2日 (金)

スティーブ・バーニーのNATAL~布袋寅泰『GUITARHYTHM VI TOUR』から

 

市川市文化会館…ものすごく前に一度来たことがあるような、ないような…。
で、楽屋に荷物を置かせて頂いた時にスッと思い出した。
20年近く前、和田アキ子を観に来たことがあったのだ。
私の親友がアキ子さんのバンドでサックスを吹いていて、当時市川に住んでいたこともあり「近いんだから遊びにおいでよ」と誘われてお邪魔したのだった。
開演までの間、楽屋でその親友とズ~っとおしゃべりしてたので楽屋の様子をハッキリ覚えていたのだ。

10_2今日は布袋寅泰さんの『GUITARHYTHM VI TOUR』にお邪魔している。

25会場のロビーはゴージャスな物販コーナーが設置されていてファンの方々で大盛況。
「Welcome 2 "G VI" Tour!!!」と布袋さん直筆のメッセージが入ったタペストリー。みんな記念撮影をしていた。

20v 記念撮影といえばコレ!
「『GUITARHYTN IV』のロゴをバックに布袋さんのギターと写真を撮ろう!」のコーナー。
昔はこういうのハズかしくて絶対にできなかったんだけど、今は見つけたら率先してやっちゃうのです。
カッコいいべ?30さて、さてさて、どうして私が布袋さんのコンサートにお邪魔をしているのかというと…実はツアーを通して使用されているドラムスがNATALなのだ!

40叩き手はイギリスから出張して来たスティーブ・バーニー(Steve Barney)。

7_sb2 キットはMAPLE ORIGINALS。フィニッシュはホワイト・スパークル。

65シェルのコンフィギュレーションは10"、12"、16"、22"。60スネアは14"x8"のアルミニウムと…

7014"x5.5"のメイプル。

80ハードウェアもすべてNATAL。

90このバスドラムを薄切りにしたようなシェルはスティーブが「ゴング・ドラム」と呼んでいるもの。
スティーブはワザワザこれだけイギリスから持って来た。
最初、布袋さんサイドの方と「Gong Drum」ってなんだ?という話になって「ドラのことじゃないですか?」なんて散々悩んだんだけど、結果はコレでした。
効果的に叩いてドラミングにアクセントを付けていた。

100 コンサートは、よく私も使う表現だけど、「ステージと客席が一体となったような」っていうヤツ。
まさにソレ。
演者と観客の阿吽の呼吸が出来上がっているというか…。
何しろお客さんたちの布袋さんの音楽への入れ込みようが手に取るようにわかるエキサイティングなショウだった。
スティーブはこのNATALで8月24日の神奈川県民ホールでのツアー・ファイナルまで布袋さんをサポートしまくるのだ!
がんばれ!

7_sb4 実は大分前にもスティーブとやり取りをしたことはあったんだけど、実際にお会いするのはコレが初めて。
も~見た通りの気さくなオジちゃんで、私に会うなり「Marshall Liveどうだった?!」なんて言ってくれた。
布袋さんが選んだドラマーだけあって、もちろん腕は第一級!
NATALのいいところをギンギンにプッシュしてくれていた。
まだ、ツアーは8本残っているので、コレから行く予定にしているファンは是非ドラムスにも注目してね!
おかげさまでNATAL、ガンガン広まってます!

110v 

200_3 
(一部敬称略 2019年7月6日 千葉県市川市文化会館にて撮影 ※協力:YUTA TSUNODAさんからスティーブの写真をご提供頂きました)

2019年8月 1日 (木)

【NAONのYAON 2019】vol.8 : SHOW-YA <後編> & グランド・フィナーレ

  

SHOW-YAの持ち時間も残すところあと1曲!
エエ~!
…ということは『NAONのYAON 2019』の本編もあと1曲で終わりだよ~!
190最後を締めくくったのは「限界LOVERS」!
恵子さんも…

20_2sun-goさんも…

30v_2キャプテンも…

40さとさんも…

50v_2mittanも、この1曲ですべてを完全燃焼せんとするような激演!

60聴き慣れた曲が「平成最後」でいつもより感慨深い!?

65んなぁことはない。
いつの時代も最高だ。

70最後まで「sun-go式」轟音をブチかます!

80vラスト・スパート!
この「Last spurt」という言葉もネイティブの口から聞いたことがないな…。
10_2そして、いよいよフィニッシュ!
110いきますよ~。

130_2平成最後のサオ回し!

140_2

160_2

170_2ハイ、無事にキマった!
次に回す時は元号が変わってるんだね~。(もう終わっちゃったけど)

180_2平成最後のSHOW-YA終わった~!

200「みんな、今日は楽しんでもらえたかな?」
「オオオオオオオオオ!」
「それじゃ、今日出演してくれた全員、ステージに集合!」

210恵子さんが名前を読み上げてすぐに全員集合。

220「平成最後の『NAONのYAON』!今年もみんなありがとう!最後まで楽しんでいきましょう!準備はいいかい!」

230イベントのテーマソング「Rock Love」!

240いつものギター・ソロ回しで一段と盛り上がる!
YASHIROちゃん

250_2茉凛ちゃん

12_s41a1196 SAKURAちゃん

260AYUMIちゃん

270SAKIちゃん

280_2NAGISAちゃん

290そしてsun-goさん!

300そして…パ~ン!

310「Rock Love」!

330_2感動の瞬間。
コレを楽しみにしていたお客さんも多いハズだ。

320今年も感動的なフィナーレだった!

340少しポツリポツリと来ちゃったけど、みんな興奮して気が付かないんじゃないの?

350_2「みんなありがとう!」

355各出演者はめいめいにハグをして『NAONのYAON 2019』の舞台に別れを告げた。

360ステージに残ったSHOW-YAの5人。

370_2さらに恵子さんだけがステージに残る。
「今日はどうもありがとう!」

380「みんな~、愛してるよ~!」

390_2恵子さん、ホロっと来てた。 

400_2そして恵子バウアーでバイバイ!
すごいナァ、恵子さんは!
「無事に家に帰るまでが『NAONのYAON』ですからね~!」とは言わなかったけど、そういうこと。

410v…ということで、来年は「日比谷野音」ではなく会場を替えて開催されることになった。
だから『NAON NO YAON』だ。
また雰囲気が違ってきっと楽しいよ!
 

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

420 
さて、ファンの方ならとっくにご存知のこととは思いますが、来たる11月9日(土)、sun-goさんが
イギリスMarshall社が提供するイベント『Marshall GALA 2』出演します。

他Marshall GALAでしか観ることのできないsun-goさんのパフォーマンスをどうかお見逃しなく!

5_sun_go2 Marshall GALA 2の詳しい情報はコチラ⇒Marshall GALA 2の詳細を発表します! <マーガラ情報 vol.1>

10  
<おしまい>

 

200_3 
(一部敬称略 2019年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)