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2016年2月27日 (土)

【Marshall GALA】 リハーサル・レポート!~e-ZUKAチーム編

Marshall GALAのリハーサル…各チーム順調に進んでいます!

K_marshall_gala_emblem 今日はGRANRODEOのe-ZUKAさんのチーム。

10 ギター、e-ZUKAさん。

20vベースにBARAKAの依知川伸一さん。

30v四人囃子、イヤ、今回は稲葉囃子(いなばやし)の岡井大二さん。

40vそして、大二さんの盟友、坂下秀実さん。

50vMarshall Blogは、記事の一番最初の登場人物の表記には敬称をつけないルールにしているんだけど、今日はダメ。
この大御所連とこの雰囲気に圧倒されて、例えルールとはいえ「呼び捨て」なんかにできましぇん!

60v曲はe-ZUKAさんのチョイス。
何を演るか…あ~、言いたい!
でも当日までガマンガマン。
うち1曲は超大好きな曲なんだ~!ハッキリ言って…シ・ア・ワ・セ。
e-ZUKAさんは本番でもJVM410Hを鳴らす予定。

70v実は坂下さんは、Marshall GALAには「稲葉囃子」だけに参加する予定であったが、この曲を演るためにe-ZUKAさんからラブコールがあり、急遽e-ZUKAさんチームでも1曲演奏して頂くことになった。
うれしいなったら、うれしいなっと!
100v
ああ、このリズム隊。
ヨーロッパでは名の知れたBARAKAにおいては変拍子の複雑な曲を軽々とこなし、沢田研二さんのサポートでは日本の歌謡史に残る名曲の数々を低音で支える。
依知川さんのベースは完璧だ。

80vそして、大二さん!
説明不要ね。
子供の頃からとにかく大好きなドラムなのだ!
音がデカいのにちっともうるさくない。
これが名手たるゆえん。

90あ~、とにかく本番が楽しみだ。
ま、正直こういうイベントを私のようなトーシローが企画するのは想像を絶するほど手がかかってシンドく、危険なんだけど、その困難には代え難いよろこびがある。
だって、こんなスゴいミュージシャンの方がたを組み合わせて、みなさんにお見せすることができるんだから!

110それにしてもすさまじいまでのe-ZUKAさんのソロの密度。
コピーしたくなるようなフレーズがテンコ盛りだ!

120vそんなソロを耳にしたらバッキングも盛り上がるにキマってる!
140
坂下さんは1曲だけ参加の予定だったけど、リハに来ちゃえば、ハイそれまでよ。
e-ZUKAさんから「坂下さん、譜面ありますよ!」のひと言で全編参加!
ありがたや~!

150

大二さんの叩くNATAL…極上です。

130vそして、e-ZUKAさんは渋いノドも披露!

160vああ、早く6日にならないかな~。
イヤイヤ、台本も書きなおしたり、覚えたちしなくてはならないし…マダマダやらなくてはならないことが山ほどあるのだ!

170Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒【特報!!】Marshall GALA

※すでにご案内しております通り、残念ながらMarshall GALAの当日券はありません。

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(一部敬称略 2016年2月26日 高田馬場バズーカスタジオにて撮影)

2016年2月26日 (金)

【Marshall GALA】 お知らせ

Marshall GALAの開催まで10日を切りました!
各チームのリハーサルも順調に進み、ますます楽しみになってきました!
ここで、皆様にいくつかご連絡事項がございます。

10logo

1.  出演者変更のお知らせ
THE SHRED MASTERSに参加を予定していたサイバーニュウニュウのドラマー、セミメタルA太郎さんがご自信の都合により出演できなくなりました。
根っからのNATALの愛好プレイヤーなだけに残念です。
A太郎さんファンの皆様ゴメンなさい。

10v代役をNaked Machineの石川達也さんにお願いしました。
達也さんも当然NATALプレイヤー。
ルーク篁さんとTHE SHRED MASTERSのふたつのチームでプレイして頂きます。

20v

2. Marshall GALAグッズの販売について
Marshall GALAグッズの当日先行販売はありません。
開場後の会場内のみでの販売となります。
また、おひとりさま2点までの販売とさせて頂きます。

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40

3. 当日券の発売について
当日券をご期待頂いた皆様には申し訳ありませんが、完全にソールドアウトとなりましたゆえ、当日券の販売はありません。

4. 終演時間について
予てより触れております通り、Marshall GALAは長丁場です。
終演は午後9:40分を予定しております。
スムースな進行を心がけますが、予定通りにいかないこともありますので予めご了承願います。

以上よろしくお願い申し上げます。
今後も内容の変更等、ご連絡を要する情報はMarshall Blogに掲載してまいりますのでご留意願います。

10logo_2 Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒【特報!!】Marshall GALA

2016年2月25日 (木)

【Marshall GALA】 GALA物販情報!~その2

3月6日のMarshall GALAの物販情報第2弾はMarshall Eyewear。

K_marshall_gala_emblemMarshall EyewearについてはすでにMarshall Blogでご紹介している通り。
コチラをご覧頂きたい⇒Marshall Eyewear Launched!~マーシャルのメガネとサングラス

10先日登場したZound Industires商品同様、EyewearもMarshall感あふれるカタログがカッコいい!

20で、ですね、私もメガネを作ってみた。
レンズは中近両用ってヤツ。

30コレがまた実にかけやすくて気持ちがいい。

40フレームのシェイプは「JAMES」。色はGRAPHITE。
グラファイト懐かしいな…。日本語でいうと「石墨」という。
昔、アメリカのグラファイト製ネックのベース・メーカーを担当していたことがあって少し勉強した。
その会社の当時のアメリカ人の社長もザッパ好き(60年代のThe Mothers of Inventionを観ている)、ジャズ好きということで意気投合し、お互いに家を行き来する仲になった。
今でもとても仲良くしている。そういえば、彼、Duane Allmanも観たって言ってたな。
オッと脱線しちまった。

50JAMESを選んだのはもちろん、James Marshall Hendrixから…ウソ。
本当はJames Charles Marshallから…これもウソ。
イヤね、私は丸いフレームとかあまりにも似合わないんですよ!
銀ブチはモロにジーさんになっちゃうし…ま、実際ジーさんなんだけど。
で、ダントツにシックリきたのがJAMESなのだ。
やっぱりJim Marshallの思し召しか!

反対側には「HANDMADE」の刻印が…。やっぱいいわ~!ハンドメイドは。かけるとビシっとしまる。
もう大スキ!

60もちろんMarshallスクリプト・ロゴ入りの頑強なケースに入っている。

70で、Marshall Blogの会場、すなわち東京キネマ倶楽部でこのEyewear商品を大量展示するのだ。
普段、メガネ店では展示しきれないアイテムもゾロリと並ぶので乞うご期待!
中には20%offのモデルも用意されている。(VISA、MASTERのクレジット・カード使用可)
お買い上げ頂いた方にはもれなく下の「Marshall 3Dステッカー」を白黒のいずれかの1枚をプレゼント!
写真ではチョットわかりにくいかもしれないけど、厚さ3.5mmの立体ロゴステッカーだ。

ちなみにメガネ系はフレームの取り扱いのみ。
お気に入りのフレームをゲットして、行きつけのメガネ屋さんでレンズを入れてもらうという手順になる。

140

もちろん、サングラスも展示される。コレはホンの一例。

80JOHNNYや…

100

…KEITH。

90

105こちらも当然「HANDMADE」。
実にかけ心地がいい!

110

ま、コレは悪いモデルの例だが、サングラスもメッチャ気に入ってる。私が愛用しているのはJOHNNY。

106vコチラもメガネ系と同じケースに入ってガッチリと守られている。

120

130GALA当日は、開場から開演までの時間もそれほど長くないし、転換の時間もインタビューなどをやっています(しじゅううるさい…ということです)。
また、終演後も撤収作業でバタバタしてしまうため、会場でジックリEyewearを見ている時間はないかもしれません。
そこで、ご興味のある方はコチラでまずラインナップをチェック。
そして、キネマ倶楽部で実物とサイズを確認されてゲットされることをおススメします。そのお目当ては20%offだったらメッチャハッピー!

150Marshall EyewearがMarshall GALAでお待ちしています!

F_img_1084Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒【特報!!】Marshall GALA

※Marshall GALAのチケットは完売致しました。当日券の有無につきましてはMarshall Blogにてご案内申し上げます。

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2016年2月24日 (水)

【Marshall GALA】 リハーサルが始まった!~田川チーム編

ドワ~、まだまだ先と思っていたMarshall GALAも開催まで残すところあと10日じゃんか!
大丈夫なのかな~、私…。
ということで、今寝食を忘れて仕込みに勤しんでいるところ!
シャベリの台本もA4の用紙に10.5ptのフォントサイズで打ちこんで、書きも書いたり18枚強。
これでもかなり削ってるからね。
転換がスムーズにいけば、これほど私の話しを聞かなくてすむかもしれない。
…というのはもちろん冗談で、心をこめてMCを務めさせて頂きますのでよろしくお願いします。

L_marshall_gala_emblemで、出演者の皆さんもいよいよリハーサルがスタートしたよ!
こちらは田川ヒロアキ・チームのリハのようす。

10田川ヒロアキ

20v山本征史

30v金光健司

40Marshall Blog登場回数上位のヒロアキくんとだけあって、これまで私もずいぶんいろんなフォーマットで彼の演奏を見てきた。
あのね~、このトリオは、マジでスゴいよ。
今までになかったテイスト。
どう言ったらいいのか…200kg超の横綱が器械体操をやってるみたいな?重いけどフレキシブル。
音を出した瞬間、トリハダが立っちまった!

50もちろんこのリズム隊によるところが大きい。
Strange,Beautiful and Loud、STAND、和嶋工務店といくつかのシチュエーションでこのリズム隊のパフォーマンスを体験してきたが、その音楽ですごく違った表情を見せるんだよね。
三宅庸介の紹介で出会ったという二人。
さすが、三宅さん!ご慧眼としか言いようがない。

F_img_0315 ヒロアキくんもそのウネリまくる律動感にインスパイアされてヒートアップ!
リハなのに本番さながらに頭振っちゃって、それはもう大騒ぎ!

55また征史さんがコーラスまでバッチリ決めてしまう鉄壁体制!

60vNATALサウンド炸裂しまくりのKK!

70vどちらかというとインストが多いGALAの演目に良いアクセントを与えてくれる歌ものも用意された。

80vナンダよ、このトリオ、もっと早く実現させておけばヨカッタじゃんか~。
本番楽しみだな~!

90「♪バズーカでバッタリ~」のノンちゃんと!
ASTORIAどうだった~?
このレポートはまた別の機会に…。

100vMarshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒【特報!!】Marshall GALA

※Marshall GALAのチケットは完売致しました。当日券の有無につきましてはMarshall Blogにてご案内申し上げます。

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(一部敬称略 2016年2月23日 高田馬場バズーカスタジオにて撮影)

2016年2月22日 (月)

激烈-Close Encounter-~FRUITPOCHETTEの島紀史

K_marshall_gala_emblem Marshall Blogにはもう何度となく登場している激烈メタル・アイドル・デュオ、FRUITPOCHETTE(フルーツポシェット)。
あ、「激烈メタル・ダンス・デュオ」というのは私が勝手にそう呼んでいるだけね。だってそうなんだもん!
コレがやっぱりカッコいいんですよ。
アレレ、でも今日はようすがチョイと違う。

10いつもはこうしてふたりが組で踊って歌って暴れまくるんだけど、今日はフロントがひとりなのだ。
このことについては後述する。

20そのひとりとは東志栞(あずましおり)。

30vギターはCONCERTO MOONの島紀史。

40vフルポシェ・サポート時はギターもアンプもCONCERTO MOONの時とは異なる。
衣装も…Marshallロゴシャツが定番だ!

50vJCM800 2203と1960Aを使用。

60vフルポシェに欠かせないシャープなリズム隊!
ベースは萩龍一。

70vドラムはKEN'ICHI。

80vオープニングは「蒼天-Paradox-」。

90vノッケからのブッ速いメタル・チューンで会場のボルテージが一気にアップ!

100鮮やかにキマるノンちゃんのソロ!

110v矢継ぎ早に「少女的-Decision-」。
続いても火に油を注ぐかのようなドライビング・チューンだ。

130
いつもはもうひとりのフルポシェ、寺谷美奈と掛け合いで歌うのだが今日は志栞ちゃんが孤軍奮闘。

120vますます冴えるノンちゃんのギター!

140vMCをはさんで「超絶-Fantastic-」。

150v激しくうねりまくるリズム隊。

160vこれぞへヴィ・メタルの律動だ!

170v「空色-Solution-」。
メロディアスなスピード・チューン。

180長年の愛器、ストラトキャスターとは異なる音像だが、やはりトータルでは完全に「島サウンド」。

190フレージングやアーティキュレーション、そしてMarshallサウンドが聴き紛うことなき島紀史のギターを演出するのだ。

200フロントのふたりが、すさまじい振付を一寸の狂いもなくシンクロさせるのがフルポシェの大きな魅力のひとつなのだが、今日はソロ。
320v
その穴を埋めんとする志栞ちゃんのアクションがまた果てしなく強力だ。

210v「堕天使-Repose-」。
この「漢字-英単語-」のタイトルもフルポシェの楽しみ。「repose」とは「休息」とか「静養」とかいう意味。

220vステージは「休息」どころかますます「あばれる」度がアップ!
240v
志栞ちゃんとノンちゃんのコンビネーションもバッチリだ!

230v超急速調の「闇-Happiness-」!

260これだけ動いて…
280v
これだけ歌って…

270コレだけニコニコして…これが志栞ちゃんのすごいパフォーマンス。
一時も目を離せない。

300v

ノンちゃんも辟易するスピード・チューン。
そこは超一流のシュレッダー、難なく完璧に自分の言葉で弾ききってしまう。
310
そして、ノンちゃんのソロの間の志栞ちゃんのアクション!
決してreposeなんかしない。

290ノンちゃんのギター同様、暴れまくる!
どっちを見ていいのかいつも困ってしまうよ!
250v
「灼熱-Drop-」へと続く。

330v

ノンちゃんもまさに「灼熱」のシュレッディング!

340vそして、「暴虐-Parasite-」で本編の幕を下ろした。

350vアンコールでは志栞ちゃんからひとこと。もちろん、体調不良を理由に欠席した相棒の美奈ちゃんのことについて触れたことは言うまでもなかろう。

360サイズが合わずに「大きくて踊りにくかった!」という靴は美奈ちゃんのものだったそうだ。
このライブは昨年末の12月17日。
その後、寺谷美奈ちゃんのフルポシェ卒業宣言が発されたのは先週の木曜日のことだった。
残念ではあるが、美奈ちゃんも、志栞ちゃんも、そしてフルポシェもますますの活躍を見せてくれることだろう。

370そしてアンコールの一曲は「幻惑-ChocolateBits-」。
420
最後を飾るにふさわしい直球ナンバーでステージの全員が完全燃焼した!

380v

390v

400v

410vがんばれフルポシェ!「爆音-Marshall-」がついてるぞ!

FRUITPOCHETTEの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト
島紀史の詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

430vさて、開催まであと2週間となったMarshall GALA。
すでに何度もお伝えしている通り、島紀史率いるCONCERTO MOONが出演する。
Marshallとともにバンド・サウンドを育んできた日本を代表するへヴィ・メタル・バンドが、この「Marshallの祭典」でどんなステージを見せてくれるのかが楽しみだ。
「激震-CONCERTO MOON-」って感じになることだけは間違いない。

C_shima

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C_nakayasu

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C_kawatsuka Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

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(一部敬称略 2105年12月17日 渋谷TSUTAYA O-NESTにて撮影)

2016年2月18日 (木)

【Marshall GALA】 GALA物販情報!~その1

来る3月6日開催のMarshall GALAコンサート、着々と準備を進めております。


「GALA(ガラ)」なんてクラシック音楽の愛好家でもない限り、あまり耳なじみのない言葉で皆さんに受け入れられるかどうか正直チョット心配していたんだけど、多くの人が「ガラ、ガラ」とラーメン・スープの仕込みでもしているかのように何の抵抗もなくこのコンサートのタイトルを呼んで頂いている。
とてもうれしいことだ。
名付け親のジョナサン・エラリー社長も喜んでいることだろう。


おかげさまでチケットも完売し、会場が「ガラガラ」という心配もないし、とにかく皆さんにコンサートを楽しんで頂き、目でも耳でもMarshallの魅力を堪能して頂こうと準備に奔走しております!

それで、Marshall GALAがご来場頂いた皆様の心に残るようマーガラ・グッズをご用意しました。
下記のグッズを当日会場で販売します。

10logoありきたりだけど、Marshall GALAロゴTシャツ。
このロゴのデザインも社長が面倒をみてくれた。
これは前面。

20_2背面はこんな感じ。
当日出演するバンドやアーティストの名前がズラリと記されている。
こちらのデザインは、「下町のヒプノシス」でおなじみの梅村デザイン研究所にお願いした。
サイズはS、M、L、XLの4種類を用意。SとXLはチビっとね。
※実際の商品はシャツのサイズにより、文字の配置の見え方が写真とは異なります。

30そして、コレ…
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いつか夏のコンサート会場で、汗で粘着力が低下したバックステージ・パスを落っこどしてしまったことがあった。
それ以来、こうしてパス・ホルダーにパスを入れて無くさないように注意している。
その時に活躍するのがこのMarshallランヤード(Lanyard)。
「lanyard」というのは笛やナイフなどを吊るす細いヒモのこと。
コレがとっても好評で、行く先々で「どこかで手に入らないか?」とよく訊かれるの。
しょっちゅう使っているとさすがに白いロゴの部分がウズ汚れて来るけど、洗濯機で洗っちゃえばまたピッカピカになる…ってんで、私は一本のランヤードを何年も使ってる。
マーシャル純正だよん。
(先っチョの透明のパス・ホルダーは見本です。実際の商品には付いていません)

50そして、Marshallメッセンジャー・バッグ。
アナハイムのNAMMショウやフランクフルトMUSIK MESSEで販売しているのとまったく同じもの。
A4サイズがすっぽり入って余りある。ミュージシャンは譜面入れにどうぞ!
Marshall純正だよん。

60ハイ、このTシャツと…

20_3 ランヤードにメッセンジャー・バッグをつけた3点セットで、GALA価格の3,000円(税込み)!
バラ売り、カード払い、分割払いには対応できません。
数に限りがありますので会場ではお早めにお買い求めくださいまし。
どうしても余らすのイヤだからあんまり作らなかったのですわ。

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それと…Marshall GALAは長丁場。とにかく長い!
途中でお腹も空くことでしょう。
ってんで「GALA菓子」用意します!
Marshallに囲まれてビール片手に柿の種をポリポリ頂きながら、最高のパフォーマンスを楽しむ…最高だ~!

70Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

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2016年2月 3日 (水)

実は「あずきふらわあ企画」第2弾~あずきふらわあ&Stranege,Beautiful and Loud

K_marshall_gala_emblem く、く、暗い…。
コレ撮れるかナァ…?
初めてのハコ。
何とかシャッター・チャンスを狙って撮ったつもりだけど、人生で二番目に光の少ないライブハウスだった。

さて、タイトルにある通り、「あずきふらわあ企画」のイベントにお邪魔してきた。
「あずきふらわあ」の企画なんだからヘッドライナーは当然「あずきふらわあ」!
ひらがな表記のバンド名って文章に組み込むのがムズカシイ。見慣れないひらがなの連結ですごく読みにくくなっちゃうのね。なので「 」を付けているの。

210
あずきYUMI.吉越

220v
Charlie Tanaka

290v

Charlieさんは自身のバンド、梵天で何度かMarshall Blogにご登場頂いている。
白い1987Xを愛用。

235

Sorimachi Yuki Tetsuyuki

240v

ヒサジマ ヨシロウ

250v

何でもネコ好きが集まって結成されたとか…。

260

「ネコふんじゃった」と「イヌのおまわりさん」ってどっちが人気あるんだろう?
ネコと音楽の距離ってイヌよりも近い感じがするナァ。
ジャズメンのこと「Cat」って言ったりするし…。
こんなのご存じ?
イギリスはグラスゴー出身のシンガーソングライター、Al Stewartの1976年のアルバム。その名も『Year of the Cat』。
実は、私、コレ一回しか聴いたことがなくて、内容を全然覚えてない。
Al AtewartやらCat Stevens(お、コレもネコちゃん!)とかまったく受け付けないんだよね。
それなのにナゼこのLPを持っているかというと…大好きなジャケットなの。
パステル調で描かれたアイテムのすべてがネコのイメージになってる。
コレが実に凝っていて、Gitanes風のタバコは巻紙のガラまでネコちゃん。
ファッション誌の「Vogue」は「Mog」になっていたりする。「mog」とは「moggy」の略語。イギリスの俗語で「猫」を意味する。
Tabby、Pussy、Kitty、Scratch等、商品名も全部ネコ絡みで見ていて実に楽しい。
デザインはHipgnosis、さすが!
あ、私は特段ネコ好きとかいうことではありません。
でも30年以上前に純白のペルシャ猫を飼っていたことがあった。
耳がピンク色でとても美しいネコだった。
母がディズニーの『わんわん物語』の「レディとトランプ」から採って「レディ」と名付け、ずいぶん可愛がったが、引っ越しで飼えなくなり、泣く泣く知り合いに引き取ってもらった。
今は何と言ってもトランプだネェ。
以上、マーブロ史上初の「猫話し」。

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「あずきふらわあ」なんて可愛らしいバンド名だけど、サウンドはトンデモナイ!

270v

YUMI.さんの「桜ダイナマイト」級の雄叫びが炸裂するゴキゲンなカルテット。

280

もちろん腕利きが揃っているだけにYUMI.さんのボーカル以外も聴きどころが満点だ。

230

そしてYUKI.さんの破天荒に明るくキャラクターで楽しさ倍増!

300

何といっても曲がとてもよろしいな。
どの曲もフックがあって「ロックとは何ぞや」を示してくれているようだ。

310

暴走機関車のようにすさまじい勢いで持ち時間を終了した。

320

そして、アンコール。
♪ドンドダッタ、ドンドダッタ…いい曲だナァ。久しぶりにこういうリズムの曲を聴いた。ジェットコースターのように上下するメロディが実に印象的だ。

330v

こういう芯のしっかりしたバンドがジャンジャン活躍してくれることを願って止まない。

340
この日はいくつかのバンドが出演したが、「あずきふらわあ」の前に濃霧の向こうに見たものは…Strange,Beautiful and Loud!

10三宅庸介

20v山本征史

30v金光健司

40v三宅さんの奥にかすかにかすんで見えるMarshallは…

50vもはや完全に三宅さんの自家薬籠中の物となったJVM210H。

60征史さんもいつもの1992SUPER BASS。

65金光さんはNATALのバーチだ。

66v今ではどこのライブハウスに行ってもモクモクだけど、考えてみると、屋根裏だとかロフトだとか、昔のライブハウスはそんなんなかったんよ。
ホールのコンサートでもドライアイスのローフォグだけで、今みたいにロビーまでモクモクしているようなことはなかった。
だから昔のステージ写真ってカラっとしててきれいなんだよね。
そして、とにかくミュージシャン・フィーチュア主義。
私なんかそういう写真を見て育った世代なので、やっぱりああいう若いバンドさんでよく見かけるような写真、すなわちスモークやお客さんがメインのようなライブの雰囲気写真は苦手で、クッキリとステージの上のミュージシャンの姿を収めて、その音楽や才能を写真で表現したいと思っているんだよね~。
ま、とてももくろみ通りいってるとは自分でも思わないけど、そういうミュージシャンへのリスペクトだけは失わないつもりでシャッターを切ってるのです。
何にせよ、あのスモークの原料、「フォグ・リキッド」っていうらしいんだけど、開演前にスモークマシンにトボトボと補充している様子を見ると、コレ果たして身体に悪くないのかしらん?などと思ってしまう。
で、気になって調べてみるに、アレは「高純度のプロピレングリコール、脱イオン非界面活性化剤、脱イオン水」というものでできていて、その毒性は家庭用洗剤程度なのだそうだ。
だからライブ会場へ「チャーミー・グリーン」か「ママレモン」をタンマリ飲みに行くと思えば何でもない?
コレってカビの生えない餅やパンを食べているよりはマシということになるのだろうか?
何日も店先に置いておいても何ともないパンや、カビが生えない食べ物って、カビですらイヤがる物質ということだからね。それを「ウマい、ウマい」と言って食べちゃうだから日本人はスゴイ。
以前にも書いたけど、イギリスやオーストラリアのパンは一発でカビカビになっちゃうからね。
ご参考まで…。

70vオープニングは「if」。

80Strange,Beautiful and Loudのセカンド・アルバム『Orchestral Supreme』の冒頭に収録された曲。
三宅さんの好きなフランシス・レイの影響で作り上げた世界。
フランシス・レイは、『白い恋人たち』とか『ある愛の詩』とか、代表作を挙げたらキリがないほどのフランスの大作曲家だ。
ダークでへヴィなワルツ、「If」を聞いてフランシス・レイを連想する者はもちろん皆無であろう。
三宅さんが影響されたのは反復するメロディやコード進行等、作曲の手法に関することだ。

『イージー・ライダー』あたりのアメリカン・ニュー・シネマからだろうか?
映画音楽も有りものの音楽を体裁よくペタッと貼り付けて「はい、出来上がり」というのがスッカリ当たり前になっているよね~。
ウィリアム・フリードキンの「Tublar Bells」とかコッポラの「The End」なんかはものすごくウマくやった例のひとつだとは思うけど、昔の映画は必ずオリジナル・スコアの音楽が付いていた。
恐らくサイレント時代の名残りなんだろうが、ヒッチコックなんかはトーキーになっても全編にうっすらと音楽を流していた。『レベッカ』なんかそうだったように記憶している。
あ、ちなみに「ベッキー」というのは、一般的には「レベッカ」の愛称だからね。死んだ私の友人の彼女がレベッカ・ジョーンズという名前だったけど、友人や私はベッキー、ベッキーと呼んでいた。
さて、それらの音楽は、もちろんその映画のためだけに書き下ろされたスコアで、一流の作曲家が曲を作り、それを一流のオーケストラが演奏する。
何てゴージャスな時代だったんだろう!?
フランシス・レイはそこまで古くはないけれど、何しろ美しいメロディを映画のためにたくさん紡ぎ出した。
そういう意味では、「映画音楽」という楽しみもかなり縮小してしまった。

90vオープニングに演奏することも多いこの「If」は今やSBLのテーマ・ソングの感も強い。

100金光さんのフィルが鳴り出すと「来た来た来た~!」という感じになるSBLのパブロフ。

110v2曲目は「bloom」。

120v今日も「三宅+JVM」サウンドが絶好調だ。
征史さんのSUPER BASSに金光さんのNATAL…やっぱりいいわぁ。Marshallで固めたサウンド・アンサンブルは世界を征服する。Marshall帝国の太陽は沈まないのだ!

130新しいレパートリー「devil」。
コチラはアストル・ピアソラにインスピレーションを受けて作られたとか…。もちろんタンゴではない。三宅さんとラテンって「極北」って感じがするもんね。
「リフがあって、メロがあって」というコンセプトではなく、リフそのものを大きなメロディとして捉えて作曲したという。
私もどうもラテンが苦手なんだよね。サルサとか…。どうもそういう血が一滴も身体に流れていないような気がするの。

140うれしいことにこ「の曲のリフをMarshallとストラトキャスターで鳴らすのが楽しい」と三宅さんは言う。
楽器がアーティストをインスパイアし、アーチストが望む音楽をクリエイトしているとても良い例なのではなかろうか?

150v私の中のヒット曲、「murt'n akush」。ナチュラルな5/4拍子が独特の世界観を構築する。
あ、私はMarshall Blogで変拍子について触れることがよくあるが、変拍子がスゴイとか、特に素晴らしいなんてことはツユほども思っていないんよ。
ただ、4/4というあまりにも普通な曲想を飛び出して、変拍子に自分だけの世界を希求するアーティストの姿が好きなのだ。
この緊迫感は「がんばれ」やら「ありがとう」の草食系ブロイラー・ロックには絶対に感じることのできないものだ。

160そのワン&オンリーの三宅ミュージックはこの2人なくしては成就し得ない。
そういえば、2~3日前、征史さんに街でバッタリ会ったナァ。
征史さんは自分磨きのためにお出かけされていた。

170もう私は何十回とこの三人の演奏を見てきているが、本当に「いよいよ!」という感じがするんだよね。
あと、願わくば日本人の音楽的資質がこの音楽を受け入れて欲しいということだ。
30年前だったら十分にイケたハズなんだ!
それはこの音楽がアナクロということでは決してない。かえって新しい。
残念ながら周りがこうしたメインストリームになりにくい音楽(失敬!)を受け入れる素養を失ってしまったとしか言いようがない。
その証拠にこのような音楽をやっている人が他にもうほとんどいないでしょ?
70年代はオランダのFocusですら音楽誌の人気投票上位の常連だったのだから。

180v濃霧の向こうで「petal」と「virtue」を披露してSBLはステージを去った。
どれも三宅さんが何もないところから見つけ出した原石をピカピカに磨き上げた曲だ。
海外の人は、仕事で自分が苦労して生み出したモノを「Baby」と呼ぶが、三宅さんの曲たちはまさにそのBabiesという感じがする。
Wayne Shorterを得た『Miles in Berlin』以降の諸ライブ・アルバムのように、SBLはもう少しするとフリー・ブローイング時代のMilesみたいになるのではなかろうか?
レパートリー的には桂文楽、パフォーマンス的には古今亭志ん生といった風情?
これこそが即興音楽の一番面白いところだ。


それとね、今流行っているいるfacebookの「私を構成する9枚」とかいうヤツの中に三宅さんがMilesの『Nefertiti』を選んでいたので(三宅さんがこのアルバムを好きなのは以前から知っていたけど…)、久しぶりに聴いてみたら何かすごくわかるような気がした。
それは一般的に言う、Milesが念願のWayne Shorterを得て作りだしたジャズ的な世界というよりは、「サウンドの精神性」みたいなもので、SBLのサウンドをよく聞かなければ一向に理解できない感覚だと思う。
やっていることは異なれど、『Nefertiti』に関していえば、表題曲だけでなく「Riot」や「Pinocchio」とか、あるいはアルバムで『Miles Smiles』とか…重圧な雰囲気や精神性はSBLのそれに共通しているような気がする。
このバンドが世間一般で広く受け入れられる世の中が来ることを期待している。

190イヤ~、それにしても今日はすごい霧だった~!

Strange,Beautiful and Loudの詳しい情報はコチラ⇒三宅庸介ブログ

200さて、そのStrange,Beautiful and Loud、既報の通り、3月6日開催のMarshall GALAに出演して頂く。

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C_logo_kk Strange,Beautiful and Loudのようなバンドを広く紹介する機会を得るのは大変にうれしいことだ。
東京キネマ倶楽部にお越しくださる皆様にはゼヒ三宅さんたちのパフォーマンスに注目して頂きたい。
そして、三宅さんが繰り出すMarahllサウンド…他では滅多に聴くことができない「ギターの音」を聴かせてくれることはまず間違いない。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

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1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2015年11月19日 高円寺CLUB MISSION'Sにて撮影)

2016年2月 2日 (火)

BEST IN SHOW in NAMM 2016

K_marshall_gala_emblem_3 またNAMMに逆戻りで恐縮至極…。
「ナンダ、ナンダ、お前未練たらしいじゃねーか。よっぽど行きたかったんじゃねーのか~?」なんて言われそうだけど、ま、何とでも言ってくだされ~。
またNAMMネタで一本追加させて頂く。

先週のNAMMレポ―トでチョットだけ触れたが、Marshallは「Best in Show: Companies to Watch(最優秀見逃せない会社賞)」をゲットした。
今日はそれについてもうチョット詳しく触れさせてもらいたいのだ。

20Marshallが「見逃せない会社」に選ばれた大きな要因はCODEだ。
この賞の選考会の動画を社長から見せてもらったのだが、実にシリアスな雰囲気でプレゼンテーションが行われていて驚いた。
「コレってよくね~?」なんて軽いノリは一切なし。

C_award2 その演説の中でCODEを形容する言葉として何回か使われていたのが「phenomenal」という単語。
他にもASTORIAや2555X Silver Jubilee、更には2525 Mini Jubileの発表についても言及されていた。
さて、この「phenomenal」という単語、70年代のロック・ファンならすぐに連想するモノがあるのではないかしらん?
そう、UFO。
Michael Schenker加入後の初のアルバム、『Phenomenon(現象)』のことだ。私も高校の頃は相当聴き込んだ。Marshallを使ったハードロックの名盤の一枚。Hipgnosisのジャケットがまた底抜けに素晴らしい。

Phenomenon 「phenomenon」という言葉は、複数形が「phenomena」と不規則変化する。
で、CODEを形容するために使われたその形容詞が「phenomenal」で、意味は「驚異的な」ということになる。
「マジでヤベエ」ってこと。
そりゃ歴代のMarshallのサウンドがひとつのアンプにタンマリとサンプリングされて入っているんだからスゴくないワケがない、「コーちゃん」は。

そして、この受賞について社長のジョナサン・エラリーからひと言寄せられた。
「'Best in Show'という栄えある称賛を頂戴したことは大きな名誉です。Marshall社の全員がCODEや開発に費やした時間に誇りを持っています。
しかし、我々はこの場所に留まるつもりは毛頭ありません。
Marshallの将来は過去にないほどに光輝いています。
まずは、向こう12ケ月がとてもエキサイティングなものになることでしょう」

Je_portrait_c_sm で、早速エキサイトしたわ~。
イギリスから送られてきた例のMarshallの携帯、LONDONにCODEをコントロールするソフト、Marshall GATEWAYをダウンロードしてみたのだ。
コレがもう、コンピューター音痴の私には何が何やら…というのは、この携帯が丸っきり日本語対応していないので操作に戸惑ってしまったのだ。
もちろんGATEWAYはLONDONでなくてもダウンロードできるんだけど、どうせならLONDON使いたいじゃん?
…ということでまずは携帯キャリア屋さんへ。
アレってナンダっていつもあんなに混んでるんだろうね~。
(自慢げに…)LONDONを見せながら、「コレを国内で使いたいんですけど…」と案内してくれた女性に尋ねると、Marshallのロゴには一瞥もくれず、「少々お待ちくださいと」一旦引っ込んでからすぐに再登場。
「あ~ダメです、ダメです」と取り付く島まったくなし。
で、大手家電量販店に行ってみた。
そういえば、「SIMフリーで使えるんじゃない?」と誰かが言っていたのを思い出した。それで入口近くにあったSIMフリーってヤツの展示を眺めていたら、係の方が声をかけてくれた。
LONDONを見せると「オー!」みたいな。
訊くとギターをやっているそうだ。
勿怪の幸いと相談してみると、「安心してください。使えますから!」とは言わなかったが、「全然問題なし」との見解。
で、こちとらサッパリこの辺りのことがわからないので四の五の問い合わせるに、とにかく最後まで至れり尽くせりで、実に親切な対応をして頂いた。
そうして私もLONDONにたどり着いたというワケ。
この場をお借りしてその方にお礼を申し上げたい。

そして、いよいよ火入れ。
お~、頼みもしないのに待ち受け画面がJVMになってる~!

C_lon

で、GATEWAYをダウンロード。私でも難なくできちゃう。
ク~、どの画面もシャレてやがる。
まずは、チューニング。

C_img_0216

アンプを決めて…。
プリアンプはせっかくだからJubileeにして…。パワーアンプは「Classic Marshall 100W」にしよう。EL34のイメージだ。ちゃんとパワー段でPresenceとResonanceが調節できるようになっている。Resonanceがうれしいね。
キャビネットは1960にする。
ま、ごく普通のチョイス。

C_c_l1エフェクターをセットして…

C_img_0211EQとボリュームも調整しよう。
サァ、弾くぞ~!

C_img_0205あ、イケね、まだCODE届いてなかったんだ!
アア、コーちゃん、早く来ないかな~!

140_2さて、おかげさまでチケットもソールドアウトになったMarshall GALA。
当日は、このコンサートの発起人である名付け親もステージ上がることになっている。

K_marshall_gala_emblem_2それはさっきひと言述べていたMarshall Amplificationの社長(Managing Director)のジョナサン・エラリー。
わざわざ地球の裏側から飛んできてくれる。
「日本にはこんなにも素晴らしいミュージシャンがいるのかぁッ!」と腰を抜かさせないように気をつけておかなきゃ!

尚、Marshall GALAの当日券の販売につきましては現在のところ未定です。
Marshall Blogで情報を随時発信させて頂きますので、チケットをお買い逃した皆様におかれましてはご留意のほどお願い申し上げます。

C_jegMarshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

2016年2月 1日 (月)

新田恵海1st Live「EMUSIC〜始まりの場所〜」、ショボンのNATAL

K_marshall_gala_emblem さて、ここはJCBホール、イヤ、今は東京ドームシティホールか…。
今日は『EMUSIC~始まりの場所~』と題されたコンサート。
私にとってはGary Mooreの日本での最後の姿を見た印象深い「場所」。(後にもう一度ロンドンで見た)。
この長蛇の列にいる人たちも、この「場所」での今日の催しが忘れられないことになるのだろう。

10ロビーには大量の生花が並ぶ。

20この日は声優の新田恵海の初めてのコンサートなのだ。
…といっても、素のMarshall Blogの読者の皆さんは「新田さんって、どちらの?」ということになるのではなかろうか?
恵海ちゃんは『ラブライブ』という超ド級人気アニメの声優さんだ。
アタシャ、アニメのことは300%わからないが、何でも人気ナンバーワンの作品だそうだ。

30恵海ちゃんのプロフィールを拝見すると、坂本真綾ちゃんがお好きとのこと。
で、思い出した。
かつての真綾ちゃんのコンサート・プログラム。
2004年のことだったのか…。JCM2000 DSL100のフル・スタックが時代を感じさせるな。
「表紙は憧れのMarshall三段積みです」と真綾ちゃんのひとことと、ご丁寧にも私への謝辞がクレジットされている。
こちらこそ…いい思い出です。

C_img_1859_2 さて、『EMUSIC~始まりの場所~』、会場は超満員!

4099.99%は男性だろうか?
場内は何せすさまじい男気!まるで三社祭りか諏訪の御柱!

50もちろんバンドが入ってのパフォーマンスだ。

60ステージにはNATAL!

70開演と同時に天地が裂けんばかりの声援だ!

80下手ギターのメッシーナ。

90v上手ギターはみっちゃん。

100vベースはてんさん。

110vキーボードのゆなっち。

120vそして、ドラムは伊藤ショボン太一。

130Total Objectionの関連で以前から知っているメンバーもいて、楽屋では例によってMarshall話で盛り上がって楽しかった。
肝心のショウの方はというと…コレがですねェ、恵海ちゃんも曲も可愛いくて、ジックリ味わっちゃったりなんかして…。

160

ショボンちゃんのキットはウォルナット。
彼のシャープなプレイとバッチリとマッチして最高のグルーヴを演出する。
ショボンちゃんはバーチのキットも愛用していて、現在はステイヴ・スネアの入荷待ち。
生粋のナタラーだ。
150

「ウォ~、こんなに近けェ!どうしよう!今夜眠れねーよ!」
「オレも~!」
…と最前列のファンの男の子。
これだけ夢中になれるのはうらやましい。

140とにかく曲に合わせて一糸乱れず変色するペンライトが美しい。
コレ、どうなってんの?
曲によって予めウェブサイトかなんかでペンライトの色が指定されるのかしらん?
とにかく絶景!

170テレビを見ていてフト気がついたんだけど、ゲームのCMあるでしょ?
アレっていつの間にか全部大人が出てくるようになった。
昔はゲームのCMって子供がやっていたように記憶している。
同じく、アニメ映画のCMもそう。
今では、涙流しながらいい大人がドラえもんの映画のコマーシャルに出てる。他にいい映画がないからね…。ハリウッドももはや死に体だし、映画会社だって売れるモノを作らなければすぐにつぶれちゃうもんね。
ゲームやアニメで育った世代がそのまま大人になって、消費を支えているからマーケティング的に仕方のないことなのだろうけど、そうした現象は、我々ジジイ世代にはやっぱり奇異に映るナァ。
「東映まんが祭り」の客席が全部大人だったらやっぱりおかしいと思うでしょ?
それが現実になってる。
こういう現象は海外では考えられないことだ…と言いたいところだけど、その海外の人たちが夢中になっちゃってるんだから、むしろ全世界的に見てアニメを見ない大人の方がマイノリティなのか?
ロックもアニメ抜きではニッチもサッチもいかないし…。
あ、コレね、アニメの悪口とかそういうことではゼ~ンゼンないんですよ。私だってマンガだけど手塚治虫の『きりひと賛歌』だの『MW』だの、もちろん『火の鳥』なんて大スキだ。
文化は移ろうものだから仕方ないし、人の楽しみをとやかくいうのはヤボというものだ。
ただ、「もっといいものがあるかもしれない」…という温故知新の姿勢を絶やさないようにして欲しいナァと願っているだけ。
作り手が商売のウマ味を覚えると、本当に消費者が満足するものは与えなくなるものだ。フランク・ザッパもそんなようなことを言っている。

何はともあれ結構な体験をさせて頂きました!

180ところで、ショボンちゃんは3月6日に開催するMarshallのコンサート『Marshall GALA』に出演する。
プログレッシブ・ロック・トリオ、Neo-Zonkでその持てるテクニックを惜しみなく披露してくれるハズだ。

K_shobon_logo

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K_shoko_logo …なんですが、Marshall GALAのチケットは完売致しました。
お買い上げ頂きました皆様、誠にありがとうございました。
楽しいコンサートになるよう全力を上げて取り組む所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。
当日券がご用意できるかどうかは現在のところ未定です。
Marshall Blogで随時情報をアップしていきますのでご注目願います。


Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

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1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2015年11月8日 東京ドームシティホールにて撮影)

2016年1月29日 (金)

【Marshall GALA号外】 チケット完売しました!

K_marshall_gala_emblem 本日の記事でも触れましたが、おかげさまでMarshall GALAのチケットが完売致しました!
ありがとうございます!
チケットをお買い上げ頂きました皆様には心から感謝申し上げます。
Marshall GALAがご来場頂きます皆様の心に残るようなコンサ―トになるよう精一杯努力する所存でございます。
3月6 日、東京キネマ倶楽部でお待ち申し上げております!
尚、当日券の販売につきましては現在のところ未定です。
Marshall Blogで情報を随時発信させて頂きますので、チケットをお買い逃した皆様におかれましてはご留意のほどお願い申し上げます。

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TOKYO MX 『LIFE is V』 Presents D_Drive ワンマンライブ

K_marshall_gala_emblemMarshall Blogにはやや久しぶりの登場となるD_Drive。

10昨年11月にリリースしたサード・アルバム『R』が大好評だ。
実際、このアルバムは綿密に作り込まれた曲とダイナミックな演奏はD_Driveの魅力に横溢している。
そして、このシンプルなタイトル『R』!

20cd他にアルファベット一文字のアルバムってのを考えてみた。
すぐに浮かんできた作品が一枚あったが、他に何かあるかな?
考えてみたけど、ありそうなんだけど思い浮かばない。
『X』なんてのはいかにもありそうだよね?
「オ!」と思ったのはFrank ZappaのDweezilとAhmetというふたりの息子たちがやっていた「Z」というバンド。でも、アルバム名は『Shampoohorn』だった。
で、すぐに思いついた一枚とはコレ。
ジャズ・ギタリスト、Jimmy Raneyの『A』というアルバム。
Jimmy Raneyの名はそれほど人の口には上ることがないが、実に味わい深いギターを弾くクール派の名手だ。私にはチョット端正すぎちゃって、熱心に聴いている方ではないが、Stan Getzとの『At Storyville』の2枚なんてのは実によろしいな。
息子さんのDoug Raneyもジャズ・ギタリストでSteeplechaseからなかなかに良いアルバムを出している。

30cd…なんてこととは関係なく、今日のレポートは『R』リリース前の東京でのワンマン・コンサートのもようをお送りする。

40Seiji

50vYuki

60vShimataro

70vChiiko

80v会場はTSUTAYA O-WEST。
東京でのワンマン・コンサートではこれまでで最も大きな会場であったが難なく満員御礼!
数年前、「初の東京ワンマン!」なんてドキドキしていたのがウソのようだ。

90でも開演前、本人たちはチョットだけ動員を気にしていたようであった。私はゼンゼン心配してなかったよん!

100地道にコマメに東京でも演奏活動を続けて来た成果が確実に表れているに違いない。
Seijiさんとの関係でD_Driveの最初期から応援している私としては実に感慨深い。

110vそして、痛感するのは、やっぱり人と同じことをやってちゃダメってことかな。
オリジナル曲で自分たちだけしか演れないことを演る。音楽エンタテインメントの基本だ。
その結果、D_Driveミュージックが市民権を得たのだ。

120vオープニングは早速『R』から「Attraction 4D」。当然いきなりブっとばす!

140さぁて、今日はそんなバックラインかな?
安心してください、いつもと同じですよ!
そう、D_Driveサウンドの源なのだ。

Seijiさんは…

150vJCM2000 DSL100ECと1960AX。

160v足元のようす。

170Yukiちゃんも従来と同じの…

180vJCM2000 TSL100と1960Aだ。

190v足元のようす。

200そしてShimaちゃん。

210vEDEN WT-800とD410XSTの三段積み。

220v足元のようす。

230続いても『R』収録の「Drive in the Starry Night」。

240一体全体どんな「星空の夜」なんだ?って感じのハードなドライブ。

250さらにおなじみの「M16」が続く。

260MCをはさんで「Lost Block」から『R』収録の「Advance and Attack」。

270ハハン、『R』の曲を自然に散りばめておこうって作戦だな?
以前から演っていた曲もあるにはあるけど、どの曲も非常にすんなりセット・リストになじんでますな。

280そして「Cassis Orange」。
320
記念すべきファースト・アルバムからのチョイス。
ビックリしたナァ〇〇さん(当時のSeijiさんの私の呼び名、要するに苗字)から『Something to Drink?』を聴かせてもらった時は…「エ~、あの人、こんなことやってんの~?」って!
なんてことを思い出しているウチにSeijiさんのソロがキマった!

130
MCをはさんで雨音から始まるのは、Yukiちゃんフィーチュアの「Unkind Rain」でちょっとシットリ・ムードに。

300私にとってのその衝撃のファースト・アルバムからおなじみの「Peach Fizz」。

310お次はYUKIちゃん作の「Among the Distraction」。ここから2曲『R』の曲が続く。
テーマはIm-III-IV-Iというハードロックでは定番のコード進行ながら、アレよアレよという間にバラエティに曲想が広がっていくところが聴きどころだろう。
「among」か…イギリス人は「amongst」って言うんだよね。
2つのモノの間に位置している時には「between」、ある集団に囲まれている場合には「among」だ。

470

代わってSeijiさんの「Russian Roulette」。
D_Driveのコンサートではきっとセットリストに入れられる人気曲だ。
290
コレね~、絶対『R』の演奏も聴いてもらいたい。
ライブでの剛球パフォーマンスも素晴らしいが、CDでこの曲のフレーズひとつひとつの密度の濃さも楽しんでもらいたいのだ。

330もちろん人気のMCコーナーも充実。

340このバンドもみんなようしゃべる。

350「おもしろ担当」のChiikoちゃんも絶舌調だ。

360ショウはいよいよクライマックスに向っていく。

370Chiikoちゃんのドラムに導かれてドハードにドライブするのは「1,000,000 hp」。
390
2人のシュレッディングをフィーチュアする息もつかせぬ展開はまるで追いつ追われつのサスペンス・シーンを見ているようだ。

380ここでドラム・ソロ。

400パワフルかつスキルフルなドラミング。
420
その激演に…

410大喝采!

430続いてはShimaちゃんの出番。

Img_0238 Shimaちゃんもあのテク、このテクを駆使してのアクロバチックなソロを披露。

440また、音がいいのよ!EDENの表現力はShimaちゃんの豊かな音楽性にベスト・マッチする。

450「Mr.Rat Boots」からギタリスト2人のソロへ…。
490
こうして個々人のソロをフィーチュアするのは珍しい。
以前のD_Driveのコンサートになかったパターンだ。
500
みんなウマいんだからドンドン弾けばいい。
そして、器楽演奏のカッコよさをジャンジャン見せつけて欲しい。
ワン・アンド・オンリーのメタル・インスト・バンドなのだから!

S41a8785 さあ、ショウも最終コーナーに入った。
『R』のクローザー、「Now and Never」だ。
この曲はファンの耳にはなじんでいる曲。

510いつもコンサートの後半で狂ったように暴れまくるハード・チューンだ!今日もすさまじいぞ!

530本編の最後は「Champagne」。

540ファースト・アルバムの曲を持ってきて新旧取り混ぜて構成された全14曲の本編を締めくくった。

550アンコールでは早速ファンから「R」のクッションがプレゼントされた。

560アンコールはD_Driveのステージでは欠かせない2曲!

570「Screw Driver」と…

580「Over REV」。

590パフォーマンスといい、メンバーといい、お客さんといい、もう誰も止めることができそうにないとてつもないD_Driveの勢いを感じたワンマン・コンサートだった!

600D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

610さて、その絶好調のD_Drive。
既報の通り、3月6日開催のMarshall GALAに出演してくれる。
ノリにノッている4人の演奏を「Marshall」の名の下でお見せできるのがうれしくてたまらない!

C_seiji

C_yuki

C_shimataro

Chiiko Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

…なんですが、Marshall GALAのチケットは完売致しました。
お買い上げ頂きました皆様、誠にありがとうございました。
楽しいコンサートになるよう全力を上げて取り組む所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。
当日券がご用意できるかどうかは現在のところ未定です。
Marshall Blogで随時情報をアップしていきますのでご注目願います。

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(一部敬称略 2015年11月6日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて撮影)

2016年1月27日 (水)

【号外】 Marshall GALAのチケットはお早めに!

先般より大騒ぎしておりますMarshall GALAですが、いよいよチケットが残りわずかとなりました!
お越しくださる予定にしているけど、まだチケッをお求めでない方はどうぞお急ぎください!

L_yg_img_0292_2 Marshall GALAチケットのお申し込みはコチラ⇒イープラス

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

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2016年1月21日 (木)

ライブイコーゼ Presents 「Amplifier vol.5」 <後編>+α~サイバーニュウニュウ

ライブイコーゼ Presents 「Amplifier vol.5」、トリで登場したのは23年ぶりに完全復活を遂げたサイバーニュウニュウ。

10メカ・エルビス

20vレプリ・シン

30vそして、セミメタルA太郎。

40vA太郎さんといえばNATAL。
そう、昨日も登場したこのアッシュのキットはA太郎さん所有のものだったのだ。
コンフィギュレーションは10"、12"、16"、22"。

50スネアはアッシュのステイヴ、14"x6.5"。
NATALのステイヴは各方面で非常に高い評価を頂戴している。

601曲目はキラー・チューンの「ひねりつぶせ」。

70ボ・ディドリー・ビートから、「♪ひねりつぶせ!」とパンキッシュに展開する曲調が印象的だ。

80vあのね、この曲の「♪ひねりつぶせ」という言葉が気持ちいいの。
この日は演らなかったけど、「♪チンツーザイデポン!」とか、実際に口に出してみると語調が実にリズミックだ。
サイバーニュウニュウの曲の魅力のひとつと見た!

90忍者コールで登場したのは…

100サポート・メンバーの忍者ボーイヒデ。
パートはメカ・エルビスの操演。
「操演」だなんて、よ~考えるな~。つまりメカさんのスモークやネオンを操作するのが忍者ボーイのメインのタスクだ。

110vこの日はサイバーニュウニュウの人気レパートリーをなぞる構成。

120曲順はランダムなれど、いわば「ベスト・オブ・サイバーニュウニュウ」という構成で集まったファンをよろこばせた。

130vベスト5には入っていない曲ももちろん演奏。
150
「ベガスのエルビスになりたい」

140vボーカルはメカさんにスイッチ。
ベスト4に喰い込んでいる「キ印」。
このタイトルはOKなのか?

160vやはり何回見てもこの異様な出で立ちには圧倒される。

170このバンドも実に音楽のタイプの幅が広い。色んな音楽を聴き込んでいる証拠だ。
200v
昨日レポートした犬神サアカス團の凶子姉さんのMCじゃないが、確かにヘンではあるが、曲といい、歌詞といい、誰にも邪魔されそうにないワン・アンド・オンリーの世界を堅持している。

180その幅広い音楽性をガッチリとバックアップしているのがA太郎さんとNATALのコンビ。

190vこの日はドラムじゃないNATALも登場してA太郎さんとタッグを組んだ。

210それはNATALのカホン。
おかげさまでコレも大変評判がよろしゅうございます。

220vNATALのカホンはラージ(スタンダード・サイズ)とエキストラ・ラージの二種類。
フィニッシュはA太郎さんが使っているブラックの他に、
ナチュラルと…

C_cjan_lxl_swbnダーク・レッドがラインナップされている。
C_cjan_lxl_swbrアコースティック・セットの中の1曲は第二位に選ばれた「せめてつばを吐いて」をプレイ。

230vメカさん、しょうゆチュルチュルで給油中!

240レプリさんはハーモニカもプレイ。

250vシットリと雰囲気もなかなかにいいものだ。

270v

カホンが大活躍なのよ!

260vサイバーニュウニュウのステージも終盤にさしかかる。
曲は第一位に選ばれた「キリコ」。

300

「Roxanne」のようなマイナー・コードの四つ切りに乗せたメロディはサイバーニュウニュウならではのもの。

290

そして、最後は「アシッド・キングに捧げるうた」で全11曲のステージを締めくくった。

ライブイコーゼのウェブサイトはコチラ

280vそして、このイベントから約二か月。
2015年のクリスマス・イブにリリースされたのが『20世紀→21世紀 サイバーニュウニュウ復活祭』と題されたライブDVD。
その発売を記念するイベントが暮れもいよいよ押し迫った12月30日に渋谷のHMVで開催された。

320コレがそのDVD。
Marshall Blogでもレポートした8月30日の復活記念ライブの模様が収録されている。
スリーヴに使われているライブ写真はすべて私が撮影したものだ。
ニュウニュウさん、ありがとう!
410dvd
この日はレコード店内での音出しということもあって、いつもとはチョイと異なる楽器編成。というか、アコギセット。

350vベースは抜きでレプリさんはアコギを演奏。

360vA太郎さんはカホン。
NATALカホンここでも大活躍だ!

370vもちろん忍者ボーイさんもステージに上がったが、さすがスモークの操演はなし!
火災報知器が作動しちゃうからね。

380vそしてスペシャル・ゲストでアマデウスさん。
実はこの方、大分以前にMarshall Blogにご登場頂いたことがある。

390vDVDの売り上げも好調。
お買い上げ頂いたお客様にはメンバーからサインがプレゼントされた。

330

インストア・イベントとはいえ、タ~ップリ一時間、全力投球の熱演で見る人たちを大いによろこばせた。

サイバーニュウニュウの詳しい情報はコチラ⇒CYBER NEW NEW OFFICIAL SITE

400

1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

M_natal_square

★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2015年11月1日 ①池袋手刀②渋谷HMVにて撮影)

2016年1月19日 (火)

関雅樹×岡井大二~所沢にMarshall、NATAL、EDENが鳴り響いた日

K_marshall_gala_emblem_2 コレな~んだ?

10そう里芋。
里芋ってこういう風になるってこの年になるまで知らなかった。
カッコつけるワケでは全くないんだけど、生まれも育ちも都会なもんだから、野菜のなり方とか生物や植物の季節感にやたらと疎い。
トウモロコシってあの先っちょの穂みたいがいつも食べている実になるのかとズッと思っていた。そしたらアータ、アレって茎の根元になるじゃないの!コレをしったのはもう所帯を持って大分時間が経ったぐらいの時だった。
アスパラガスも驚いた。以前勤めていた会社で信州に赴任していた時にヒョロヒョロと畑にアスパラガスが林立しているのを見て初めてそのなり方を知った。野菜の話題からMarshall Blogが始まったのはコレがはじめてじゃない?

20さて、今度はどうして里芋の出番かというと、ココへ来たから。
里芋の名産地なんですってね?…所沢。
生まれて初めて来た。

30駅前のWALTZというSEIBUが入っている建物の前での野外ライブがあったのだ。
この日は10月の末にしては、風邪もすこぶる強くメッチャ寒かった。

40出番を待つNATALとEDEN。

50この日はこの時期に開催される『ところざわ収穫祭~秋のミュージックフェスタ』というWALTZが主催するイベントなのだ。
ってんでこのポスターが所沢の街中に貼られたワケ。そう所沢ではもうすっかりNATALのロゴが一般市民の間で親しまれているのだ…ったらいいね。
70
さっきの里芋はその収穫祭での人気の売り物なのだ。

60かなりレベルの高いバンドやミュージシャンがいくつが登場したが、ウチはコレ。
ちなみにコレは無料ね。関ちゃんが昨年ひとりで出演して大好評だったことから、今年はバンドで登場することになった。

80ステージのようす。
あ、ちなみにこれらの楽器はSEIBUさんでは取り扱っていません。

90定刻通りに開演。

100関雅樹

110v今日の関ちゃんのMarshallは1974X。18Wのハンドワイアード・コンボ。18Wという低出力だが音量的は十分。
もう少し大きな現場になると1987の2x12"コンボ、2187Xを引っ張り出してくる。

120足元のようす。
いつもビッシリときれいにボードに収まっているのが見ていて気持ちいい。

130岡井大二

140v大二さん愛用のNATALバーチ。フィニッシュはグロス・バーガンディ。
大二さんはバスドラムに何も入れない。ノン・ミュート。
バスドラムの音はすべて大二さんの右足だけでコントロールする。コレができるのはNATALだけなのだそうだ。
別のイベント現場で大二さんのプレイを見てこのことを発見した超売れっ子ドラマーがものすごく驚き、NATALに興味を持っていたのを見て私はオドロイタ。

150今日はNATALのハンドハンマード・スネアのコッパーを使用。

160見た目の通り存在感のある骨太のサウンドが心地よい。

170宮野和也

180vEDENのWT-800とD410XSTを使用。

190v大二さんの軽やかな、しかし、説得力のあるドラムと…

200おなじみのベース・ラインで始まったのは「Chicken」。

210あまりにも有名なベース・ラインでこの曲がJacoの作品だと思っている人も多いようだがさにあらず。Pee Wee Ellisというサックス奏者の作曲。
アウトおかまいなしの相変わらずの関節(なんかカツオ節の一種みたいだ)が素晴らしい!

2202曲目は大村憲司の「Tokyo Rose」という曲。

230v私、大村さんって全然知らないんだけど、メチャクチャいい曲だな~。
関ちゃんがこんなんなっちゃうのも頷けるわ。

240続いては関ちゃんのオリジナルで「Your Colors」。
関ちゃんの家に遊びに行った時、CD棚を拝見して納得したんだけど、マァ、この人もいろんな音楽を聴いて勉強してるわ~。
しかも、私と方向性がゼンゼン違うから面白いし、彼の書く曲がとても新鮮に聴こえる。

250その作品を気の合った仲間が練り上げていく。

260vそりゃいいものができるわネェ。

270一回目のセットは関ちゃんの手によって大胆にアレンジが施されたThe Policeの「Every Breath You Take」。

Img_8513 風が強くてとにかく寒い!
ってんで、二回目のセットが始まる前に何か着るものを買って来ようと小走りで買い物に出たけどいいのなし…で、結局ガマン。
チェッ、厚手の上着を持って来ればヨカッタ…と後悔しているヒマもそうなく、二回目のセットがスタート。

1曲目は宮野さんの作品で「Duo」。
宮野さんの密度の濃い~ソロが炸裂。

300v続いてはThe Classics IVの「Spooky」という曲。The Spooky Toothなんてバンドもあったけど、「spooky」というのは「薄気味悪い」とか「オバケがでそうな」という意味。
以前、月も出ていない暗い晩、ジム・マーシャルの家からホテルに歩いて帰ってくる途中、生温かい風が吹いて、道端の木が揺れてザワザワザワザワと葉の擦れる音がした時、MarshallのMarkが「Wow!  Spooky!!」と言ったのが実に印象的だった。
こういう風に使ってもらうと英単語なんか一発で覚えることができる。
一方、いわゆる「虫の知らせ」みたいな現象に対しても「spooky」という言葉は使えるようだ。

310vタイトルは「spooky」でも曲はゼンゼンよろしい。
関ちゃん、なんだってThe Classic IVなんて知ってんだ?The Classics IVは60年代に活躍したフロリダ出身のバンド。
私は知りません。

320v

さっきの大村さんの曲じゃないけど、こうして知らない名曲を教えてくれていい刺激になる。
大二さんはお手のモノでしょうけど…。
大二さんはね、スゴイよ。
ロックの発展の歴史が大二さんの人生の歴史でもあって、しかも音楽制作の現場にいながら、実に客観的&論理的に音楽を分析されている。
大二さんと音楽の話しをすることは私にとって無上の喜びなのです。

330v音楽に興味のない人からの視線はこんな感じかな?

340大二さんはかなりパワーをセーブしてるけど、バンド演奏自体の音量は結構デカい。
イキだナァ、所沢!

350そしてU2の「With or Without You」。
U2の曲あたりをチョイスするところに世代の違いを感じるナァ。
アタシャU2っての全然知りません。

360vそれでも、チャンとこのトリオに向いていそうな曲を選ぶからスゴイ。

370v最後は四人囃子のスタンダード「lady Violetta」。
スペイシーにメロディを紡ぎ、奔放でスケールの大きい即興を奏でる関ちゃん。

Img_8567 宮野さんのソロもロマンチックに展開する。

390そしてガッチリとバンドをグルーヴさせる大二さん。まるで歌をうたっているかのようなドラミングだ。

400vこのようにして8曲の極上のサウンドが所沢の街にコダマしたのであった。
それにしても寒い!
いくら演奏はホットでも寒いものは寒い!

410ところで関ちゃんは「Arm Up Guitar School」というギター教室を開講している。
初心者はもちろん、ロック・ギター、ジャズ・ギターでステップ・アップを目指したい人は注目だ。
私も行こうかな?

詳しくはコチラ⇒Seki's Web

420vで、Arm Up Guitar Schoolにはドラム・コースもある。
先生はナント、大二さん!
大二さん、後進の指導には大変熱心で、モノスゴく真剣に教えてくれるんだって。
私も行こうかな。
でも、私の場合大二さんの貴重なお話を聞いているだけで終わっちゃうからな。
音楽を知り尽くした日本を代表する名ドラマーにレッスンを受けるいいチャンスだ!

詳しくはコチラ⇒Arm Up Guitar School ドラム・コース

430vさて、その大二さん。
既報の通り3月6日開催のMarshall GALAに出演してくれる。

K_marshall_gala_emblem盟友坂下秀実さんや、名ギタリスト、稲葉政裕さん、腕利きベーシスト、山崎洋さんとともに四人囃子のスタンダード曲、すなわち日本のロックのスタンダード曲を演奏する。
バンド名は稲葉囃子(いなばやし)。っつったってエビ反りはなし。
アレはイナバウアーか!
Marshall GALA、見逃さないでね!

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

440v1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト


(一部敬称略 2015年10月31日 所沢駅前WALTZ特設ステージにて撮影)

2016年1月15日 (金)

GRANRODEO 2015 G10 ROCK☆SHOW RODEO DECADE DAY1 <後編>

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GRANRODEOの10周年を記念するコンサート『G10 ROCK☆SHOW RODEO DECADE』、二日間のうちの第一日目のレポートの<後編>。
ところで、このコンサートのタイトルにある「decade」という単語。もちろん「10年間」という意味なんだけど、この言葉のどこに「10」という意味が入っているか知ってる?
そう、「deca」ね。ギリシャ語で「10」という意味。
「デカメロン」なんて聞いたことがあるでしょ。高校の時に「デカメロン」というアダ名の古文の先生がいた話を以前書いたことがあったが、こっちは「デカいメロン」という意味。
ホンモノのボッカチオの「デカメロン」は、イタリアのフィレンツェ郊外に集まった10人の紳士淑女がヒマつぶしに10日間の間に知っている限りの話を語るという設定。「デカ」は「10」で「メロン」もギリシア語で「日」という意味。したがって「デカメロン」は「10日間」ということになる。
ちなみにdl(デシリットル)の「デシ」もその仲間。

…なんてことは関係なしに興奮のソロ・コーナーが終了するやいなやKISHOWさんが再びステージに現れる。

10今度はダンサーを大勢引き連れての登場だ。壮観!

20ヤッホー ワンダホー』思い出すな。あの時は女性ダンサーじゃなかったけど…。

30曲は「バラライ」。
10周年を記念した9月にリリースしたベスト・アルバムに収録されている新曲。

40軽快なテンポと親しみやすいメロディはGRANRODEOのポップな魅力に満ち溢れている。
ダンスもバッチリ!

50_para転換中、しばし映像を楽しんだ後はe-ZUKAさんとKISHOWさんの出張タイム!

60_kizuフロートに乗って会場中を行進する。

70曲は「僕だけの歌」と「チキン・ヒーロー」。
KISHOWさんファンの皆さんゴメンね。あまりにも会場が広いのでe-ZUKAさんを追いかけると、KISHOWさんは撮影できないのね。

80v_kizu再びダンサーが登場。

85「ロンリーファイター」。コレもポップ感が疾駆するGRANRODEOらしい曲だ。
87
ここでKISHOWさん、ダンサーを引き連れてランウェイを闊歩!

110ダンサブルな「Y・W・F」で会場が揺れる~!

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曲は続けて「SEA OF STARS」。

120富士急ハイランドではe-ZUKAさんがフルアコを持ってバリバリのジャズ・フレーズで固めたアコースティック・バージョンを披露してくれた。
今日はに~ぎやか~!

130_lonlyひとしきり盛り上がった後、GRANRODEOの2人はセンターステージへと移動する。

140しばし、トーク。
KISHOW「色んなことがあったけど、本当にこんな日が来るとはね~。本当に10年やって来たんだ~、感極まるね。10年間という時間の重みを感じます」
e-ZUKA「48になってこんなことやってるとはおもわなかった。でも、やめるワケにはいかない」…と10周年記念への感想を語った。
そういえば、チョット前までe-ZUKAさん、しきりに「♪あったかいんだから~」やってたのにね~。もはやそれもなつかしい。ホント、時の流れの速さに驚かざるを得ない。

150定番のアコースティック・コーナー。
まずは「delight song」をしっとりと。

160VALさんと瀧田さんが合流する。

170曲はアコースティック・バージョンの「変幻自在のマジカルスター」。

180当然(?)ステージがセリ上がる。

190v「セリ上がり」はGRANRODEOのトレードマークなのだ!いいな~一回でいいから乗っかってみたいな~。

200みんなしてステージに戻っていよいよ終盤だ!

210_carma「カルマとラビリンス」のSEから「silence」。

230v_silence今度は上手のVIP席に闖入!

240ギャルたちも大よろこび!イヤ、どっちかっていうとe-ZUKAさんの方が大よろこびかッ?!

300
続けて「カナリヤ」。

250今度はランウェイに出て弾きまくるe-ZUKAさん。

260魅力的なサビを持つこの曲はコンサートのクライマックスにピッタリだ。

270しかし、クライマックスにはまだまだ早い。

280間髪入れずに「The Other Self」。

290vもうイントロだけで割れんばかりの大歓声が沸き起こる。

310ナンカ、すごい瞬間にカメラを持って立ち会っているのを実感するな~!興奮するわ~。

320vここで人気の「Go For It ”style EDGE"」。

340もちろん「IGPX」で最高潮!!
コンサートのハイライトだ!

350vでもハイライトはココだけじゃない。

「modern strange cowboy」でブッ飛ばす!

330

もはや4人にとってはこのステージすら狭すぎるゾ!

365VALさんもラスト・スパート!

366本編最後の曲で締めくくる前に、ふたりからもう一度10周年の感動とファンへのお礼の言葉が述べられ、「今より先を」を演奏した。

3s41a6869 以上17曲で本編を終了。
え~、17曲しか演ってない?ナンカその倍は聴かせてもらった感じの充実感だわ!

380そしてアンコール。
ふたりともTシャツ姿で登場した。KISHOWさんは白。

400_ene-ZUKAさんは「G10」印の黒。

410アンコールの1曲目は「デタラメな残像」。

415vギター・ソロでは華麗なタッピングが炸裂。

416v続いて「Rose Hip Bullet」。

3s41a6930 ここでも華麗なシュレッディング。
めくるめくテクニックを使っていながらもあくまでも曲になじむソロを弾くのがe-ZUKAさん流。

440v「ダブル・アンコールも待ってま~す!」なんて言いながらアンコールの最後に演奏したのはホッコリと「HAPPY LIFE」。

450以上の3曲をプレイしてアンコールを終えた。

430

当然これで終わるワケはなくダブル・アンコール。

460曲は予想通りの「Can Do」!

470お客さんも「Can Do」を待っていたかのような凄まじいレスポンス。

480会場に銀テープが飛び交う。

490これが正真正銘のクライマックス!
GRANRODEOの10周年だ~!

500KISHOWさんのジャンプも鮮やかにキマった!

510イヤ~、今回も面白かったな~。
GRANRODEOのコンサートはホント、「いいもん見たわ~」って気にさせてくれる。
KISHOWさんの声といい、e-ZUKAさんのギターといい、ロックに対する愛情と情熱が実にいい形の化学反応を起こしていると思う。
「Rock Show」の名に恥じない最高のエンターテインメントなのだ。

530最後のもう一度ふたりからごあいさつ。

540GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

560さて、<前編>でも紹介したe-ZUKAさんも参加してくれるMarshallのコンサート、Marshall GALA。

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チケットが残り少ないのでe-ZUKAさんファンのロデオ・ボーイ&ロデオ・ガールは是非お早めにお求めくだされ。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

Marshall GALAチケットの申し込みはコチラ⇒イープラス
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(一部敬称略 2015年10月24日 幕張メッセにて撮影)

2016年1月14日 (木)

GRANRODEO 2015 G10 ROCK☆SHOW RODEO DECADE DAY1 <前編>

S_marshall_gala_emblem 幕張メッセに来たよ。
サマソニをはじめとするフェス以外の時には滅多に来ないナァ。
今、世間では都内及び近郊のいくつかのコンサート会場が一斉に閉鎖する「2016年問題」とかいうので大騒ぎしているけど、幕張は平常通り営業するようだからウハウハじゃんね?

10ロビーにはズラ~~~~~~~~っと花、花、花!スゴい数!こんなの見たことない。

11数々のお花の送り先はGRANRODEO様。

1210周年記念なのだ。
コレなんかスゴイよ。

13v場内に足を踏み入れる。

14全部ロデオ・ガールとロデオ・ボーイ。

15加えてロデオ・ジジイとロデオ・ババア…あ、私たち夫婦のことです。
そういえば昔、外道で「アロハ・ババア」って曲があったけどね。

16ロジャーくんとジーナちゃんがお出迎え。
31
フェスティバルの時のようにフード・コーナーも充実している。

35シール・プリントのコーナーも設置。

36ひときわ賑わいを見せていたのがコレ。

40GRANRODEOのふたりの歴代の衣装が展示されていた。

50

60「あ~、コレはあの時の!」なんて皆さん楽しそうに写真を撮っていましたな。

70

80職権乱用でリハーサルにお邪魔しま~す。

90GRANRODEOのステージといえばコレっしょ?!

110ステージ上下に鎮座まします12台のMarshallフル・スタック!
ロック・ショウには不可欠の光景だ。
140

さすがGRANRODEO、舞台も牛柄!

120_2 そして、開場。

145会場は超満員。
前方中央のスペースはスタンディング、両脇と後方はイス席という設定だ。

150そして、客席内に設けられたサブ・ステージとそこへつながる花道。
ホールの規模を活用したスペクタクルな舞台設備。

155今回の客席はそれだけではない。
ドラムをはさんで両側に雛壇が組み上げられた。

160そして、そこには水着の女の子が着席するというゴージャスな企画。

170ステージ上下にはその水着の女性たち専用のバーカウンターまで設置された。
よ~やるわ~!

174 そして、いよいよ開演!
GRANRODEOの10周年を記念するコンサート2日のうちの初日。

180オープニングのSEに続いて、電飾に映し出されたe-ZUKAさんのピアノに合わせて歌うKISHOWさん。曲は「We wanna R&R SHOW」だ。

185 オリャ~、GRANRODEOのROCK☆SHOWの始まりじゃ~!

190KISHOW(谷山紀章)

200v_wee-ZUKA(飯塚昌明)

210vオープニングにふさわしいGRANRODEOのロック賛歌!

220♪しがなかったふたりがチョットずつオオゲサに夢をかなえて…早10年!

230今では万単位のお客さんを熱狂させている!

240今宵もふたりのお供は…
瀧田イサム

250v長井"VAL"一郎

260v今回もノッケから最高のハジケ具合でブっちぎる!

270_we続けて「シャニムニ」。

290v_shani疾風怒濤のドライビング・チューン!

300_shani2曲目にこういう曲が出て来るともう盛り上がりは止めどもないよね。

310_shaniもうイッチョ立て続けに演奏したのは…
340v_dar

2008年にリリースした9枚目のシングル「Darlin'」。

330_darこれまた竹を割ったようなストレートなナンバーで盛り上がりに拍車をかける。
320_dar

アタマ3曲だけで凄まじいロック感を構築してしまうあたりはさすが。気分爽快!
今日はGRANRODEOの10周年を記念するコンサートだ…「アットいう間の10年。いろいろな思いの詰まったお祭り騒ぎにしたいと思います」とKISHOWさん。

350_mcMCの後は「メモリーズ」。
昨年の6月リリースのシングル。『黒子のバスケ』のオープニング主題歌だ。

360_memoe-ZUKAさんはVに持ち替え。
ハードさとポップさが実にウマい具合にブレンドされたカッコいい曲だ。

370_memo上手水着席をあおるe-ZUKAさん。
MCでは「水着の女性たちの勇気に拍手!」なんて賛辞を送っていた。

385_memo目も覚めるようなメタル・チューン「tRANCE」。

380v_memo_2矢継ぎ早にグイグイと「アウトサイダー」を押し込んでくる!

420_out

中間部の掛け声のパートが今日は一段と力強い。

410_once火の玉のようなギター・ソロをお見舞いだ!

430_onceこのセクションの最後を飾るのはちょっとポップに「Once & Forever」。
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メロディアスかつドラマチックなギター・ソロに耳が奪われる。
Elton Johnのギタリスト、Davey JohnsotonやAerosmithのJoe Perryのようにいつも通りほぼ1曲毎にギターを持ち替える。
ギター好きにはうれしいんだけど、後で写真を選ぶ時がタイヘンなのよ!

430v_out水着女子も怒涛の展開に大ハシャギ~。

450アレレ?と思ったのはこの後の展開。
もうソロ・コーナーなのよ。
トップバッターはVALさん!

450_val相変わらずパワフル&スタイリッシュなソロ。

470v決して冗長にならない構成で大喝采を浴びた。
VALさんとのイベント楽しかったナァ。あれからもう2年近く経つのか…。

480_val続いて瀧田さんが登場。

490_takkiデビュー20周年を迎え、昨年末に初のソロ・アルバムをリリースした瀧田さん。
2s41a6079
高度なテクニックと凄まじい気合で6本の弦をはじきまくる。

500_takkiそして、VALさんとのコンビネーション。
530_rhythm

ステージ狭しと走り回る瀧田さん。

520_takkiVALさんが猛烈にプッシュして…

510_takki

フィニ~ッシュ!

534v続いてステージに現れたシルエット。

535e-ZUKAさんの登場。

540_eもちろんせり上がる…

545v上がる…

550_eまだ上がる~!

570v_eこんな高所で弾いているとは思えないパフォーマンス。
e-ZUKAさん、コワくないのかナァ?

580_eMarshallらしい中域の貼り出した図太い音色で超絶フレーズを止めどもなく奏でてくれた。
あ、降りてきた。

590この続きは<後編>で。今、まだまだ前半だよ。

GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

さて、ここのところ大騒ぎしているMarshallのコンサート、Marshall GALA。
既報通りこの企画にe-ZUKAさんが参加してくれる。

K_e_zuka_logo_2 ほぼ演奏曲もキマった。キヒヒ、ナニを演るかは観てのお楽しみ!
チケットが残り少ないのでe-ZUKAさんファンのロデオ・ボーイ&ロデオ・ガールは是非お早めにお求めくだされ。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

Marshall GALAチケットの申し込みはコチラ⇒イープラス
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(一部敬称略 2015年10月24日 幕張メッセにて撮影)

2016年1月13日 (水)

プログレッシブ・ロックの救世主~Neo-Zonk登場!

昨日Marshall GALAのチケットを発売致しました。チケットを早速お買い上げ頂きました皆様には心から御礼申し上げます。
おかげさまで好評を頂戴し、残席がわずかとなっています。チケットのお買い求めはお早めにどうぞ!

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さて、今日は女性アイドル・デュオ・チーム、Neo-Zonkの最新CDの紹介から…タイトルは『LUMINOUS』。

Cd 「luminous」とは、「光を発する」とか「明るい」とかいう意味の形容詞だ。
一方、「光を放つ」というような意味だと「glow」という単語がある。「蛍の光」は英語に直訳すると「the glow of a firefly」。でも、これを英語圏の人に伝えてもあの「閉店のテーマの曲」は連想されない。あの「蛍の光」はスコットランド民謡で、原題は「Auld Lang Syne」という。
このスコットランド語を英語で意訳すると「Times gone by」となり、ま、「懐かしきあの頃」みたいな意味になるらしい。
この曲が挿入歌として使われたのが1940年の『哀愁』という古い映画。
メロドラマの権化のような、戦争が恋人を引き裂く悲恋物語。
私は中学生ぐらいの時にテレビでこの映画を観て、子供心に「なんじゃらホイ?」と思ったわ。
大分後になって知ったのは、この映画の原題が『Waterloo Bridge』ということ。
ズ~っとイギリス映画かと思っていたらアータ、これアメリカ映画だったのね。
というのも、タイトルの他に主役を演じたヴィヴィアン・リーはイギリス人なものだからてっきりイギリス映画かと思っていたの。
ヴィヴィアン・リーは『哀愁』の前年に当たる1939年、『風と共に去りぬ(Gone With the Wind)』のスカーレット・オハラ役でアメリカ・デビューした時に「イギリスにはこんな美人がいるのか?!」と多くのアメリカの男性が腰を抜かしたらしい。
ああ、また観たくなってきたな、『風と共に去りぬ』。
ちなみにこの映画の中でスカーレットのお姉さんのメラニーを演じていたオリヴィア・デ・ハヴィラントは、イギリス人の両親の間に何と東京で生まれている。お父さんはケンブリッジを卒業して英語の教授として東大(当時「帝大」)に招かれていた。
私は小学生の頃から何度となく『風とともに去りぬ』を観て来ているが、最初に観た時からたくましく生き抜くスカーレットより、やさしく女性的なメラニーの方に惹かれた。今、こうして年を取ると尚更だな。
このオリヴィア・デ・ハヴィラント、実妹がヒッチコックの『レベッカ』なんかを演ったジョーン・フォンテーンで、母親が姉ばかりヒイキするので子供の頃から仲が悪かった。(ちなみに『レベッカ』で共演したイギリスの有名なシェイクスピア俳優、ローレンス・オリヴィエはヴィヴィアン・リーの夫だった)
洋の東西を問わず姉妹間には「お下がり」の習慣はあるもので、オリヴィアは妹に譲る服をワザワザ破いて着れなくしてから渡すような意地悪をしていたらしい。
あの優しいメラニーの実態は根性の悪いクソガキだったようだ。
この姉妹は二人とも演技の才能が豊かで、お姉さんのオリヴィアは二回アカデミー賞を獲得し、妹はヒッチコックの『断崖(原題は邦題とはゼンゼン関係ない「Suspicion」)』で主演女優賞を獲得。実際スゴイ演技だった。
アカデミー賞史上はじめての姉妹受賞者となった。
ところが、『断崖』と同じ年に別の映画でオリヴィアも主演女優賞にノミネートされていたからサァ大変。
妹の受章により、もちろん姉妹の中は一層険悪となり「アカデミー賞が引き裂いた姉妹関係」として、オールド映画ファンでは知らない者がいないぐらい有名な話となった。
メラニー、実はイヤなヤツなんだよ。
でも、このオリヴィア・デ・ハヴィラントさん、1916年(大正5年)生まれというから今年で満100歳。ご存命である。
ヴィヴィアン・リーがらみで『欲望という名の電車』について書こうかと思ったけど長くなっちゃうので止めておく。何か「電車」の話題にでもなった時に強引に書かせてもらうことにしよう。
以上で脱線終わり。じぇじぇじぇ、正月早々の大脱線!ワイルドだろ~?

さて、どうやって話を戻したらいいんだっけな……そうだ、「luminous」だ。
「luminous」と「glow」は共に「光を発する」という意味だけど、このふたつの言葉の間には相容れない決定的な違いがある。それは、「luminous」はラテン語、「glow」はゲルマン語を源としていることだ。
「glow」は蛍のようにポワンとした優しい明かりのことを表す。
一方の「luminous」は、イルミネーションよろしく、今日これから紹介するNeo-Zonkのように色とりどりに光り輝いている状態を指す。

Neo-Zonkは2009年に大阪で結成されたZonk-Monkを前身としており、2014年に活動を開始した女性ふたりのキーボード奏者によるプログレッシブ・ロック・グループなのだ。
つまりギターレス。「zonk」とは「泥酔する」とか酔いつぶれる」とか「眠り込む」とかいう意味がある。グループ名にそういう思いを込めたのかどうかは確認していない。
ギターがいないんじゃMarshallとは縁遠くても当然なハズ。それがどうしてお近づきになったのか…この人のおかげ。
伊藤ショボン太一…NATALの若きエンドーサーだ。

10vこれまでにも何度かMarshall Blogに登場してもらっているショボンちゃんは、若いワリには色んな音楽を勉強していて、ロックだけでなく自分でジャズのグループも率いている。
プロのミュージシャンに対して「若いワリには」なんて言ったら大変失礼になるが、最近の若いミュージシャンの中には驚くほど音楽を知らない人が結構いるもんだからつい…。
それで、以前私が「プログレッシブ・ロックが好き」なんて言ったことを覚えていてくれたのであろう。親切にもこの日のライブに誘ってくれたのだ。
リハーサルがちょうど始まるぐらいの時に会場にお邪魔した。
挨拶をして、リハーサルを拝見させてもらったのだが、一曲だけでその場を失礼した。
想像をはるかに超えてスゴかったのだ。
それで、他の曲は本番の時の楽しみに取っておきたくなってしまったというワケ。

そして、ショウが始まった。
NATALを挟むような形でステージ両側にキーボードが設置される。

20上手のキーボードは長崎祥子。

30下手は大沼あい。

40v真ん中で張り切ってるのが伊藤ショボン太一。

50vショボンちゃんのNATALはウォルナット。
彼はバーチのキットも所有している。
現在Staveスネアの入荷待ち中。

55オープニングは「Air」という曲。
チョット見てこれ!
かなりの「Black Page」状態。
「4/4拍子の曲はほとんどないんですよ~」なんていうふたりの言葉通り、5/8だの7/8だの9/16だの…要するにそういう音楽だ。

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凄まじく複雑なリズムやキメをこともなげにシレっと聴かせる…それがNeo-Zonkの音楽なのだ。
それがちっとも難しくない。イヤ、楽理的に聴いたら面倒なことになるが、普通に聴いていたらひたすらカッコいい「インスト・ロック」なのだ。
もうこういうの大スキなの。ショボンちゃんありがとう!
しかも、同期は一切なしのすべて人力。
聴こえている音はすべて三人が実際にナマで奏でている音だ…ってこんなこと当たり前なんだけど、今、「桜」じゃあるまいし、あまりにも「同期」という手法が当たり前になっていて、それもどうしたものかと常日頃思っているのだ。
昔、Bay City Rollersが来日した時、「ステージの本人たちは楽器を弾いているフリをするだけで、演奏がテープだった」とかいう噂が流れたことがあったが、「同期」ってそれと大差ないと思うワケ…古くからロックを聴いている頑固ジジイにはそう思えるのね。

60二曲目はこのバンドのオハコ的なレパートリー「U.T. - a hole in danger」。
「hole」が付いたプログレの曲というとPFMの「Four Holes in the Ground」を思い出すが、アレに匹敵するぐらいカッコいいって言いたいぐらいカッコいい。

70vショボンちゃんのフィルからオルガン・リードのファンキーな調子で曲は進む。

70またね、ベースがカッコいいんだ。
ベースは交替でキーボード二人の左手か足が担当している。

80サビでは典型的なマイナーのII-Vフレーズが使われていたりして楽しいな。
そして…聴く者の度肝を抜くこと間違いなしのシンフォニックなキメ!

M_s41a4605「こんなこと普通やるか?」的な無茶なキメ!
どうやって合わせているが甚だ疑問だったが、リズム的なタネ明かしをしてもらって納得。
ま、タネがわかったところで「やれ!」と言われてもまったくできないけど…。

100ファンキーなムードから一転してハードなエイト・ビートへ!
あいちゃんのシンセ・ソロが唸る!

110そしてまたファンクにもどる瞬間のカッコいいこと!
Neo-Zonkのドラムはサポート席になっていてショボンちゃん以外にもプレイをしてきているが、祥子ちゃんに「最後のキメでドラムがからんできたのはショボンさんがはじめて!」と言わしめて、すっかりテクニシャンぶりをみせてくれた。

120v三曲目は「Mirage」という6/8の急速調ナンバー。
祥子ちゃんがメロトロン風のサウンドでメロディを奏でる。

130ショボンちゃんのソロ。
絶好調だったばょ。
それにしてもドラムの音がいいな~。

140バスドラとベースのカラミが実に気持ちいい!

150四曲目は「Into the Green World」。
コレはわからなかった…。

160ヒナステラのようなテーマ・リフが11/8拍子が基本でできているところまではわかったんだけど、三回数えると4小節目で合わなくなってしまう。
どうしても気になって第一部の終演後、どういうリズムなのか教えてもらった。
答えは11/8+11/8+11/8+7/4ということだった。コリャわからんワケだわ。
アウト・フレーズを多用したあいちゃんのロング・オルガン・ソロが聞きごたえ満点。
330v

呼応するように祥子ちゃんがシンセでソロを弾きまくる。

180ここでも力強く、頼もしいショボンちゃんのドラミングが光る。
190
MCがまた可愛くて楽しい…というか、さっきまであんな壮絶な演奏をしていた女の子と同一人物とは到底思えん!

185第一部の最後は前身のZonk Monk時代から演奏している「Disorder」。
これまた聴きごたえ十分すぎる~!
あいちゃんの壮大なパイプ・オルガンから曲はスタート。

200ラテン・フィレイバーのテーマから…

210vまたまたヒステリックなキメが炸裂!
祥子ちゃんのハープシコードが出て来るわ、ドハードに攻めまくるわでもうやりたい放題し放題!
こういうのが聴きたかったんよね~。

220第二部は「When You Wait for Someone in the Rain」という7/8拍子の曲でスタート。
この日、発売された二曲入りミニ・アルバムに収録されている曲。
310
CDではおしとやかにキーボード二台で奏で上げているが、バンドでの演奏はまたまた壮絶。
このアルバム、二曲入りとうたっていたが、シークレット・ナンバーと称してライブの音源が数曲収録されていてこれがまたウハウハだったの!
当然、この日の分のCDは完売。

Img_0127 続いては「バトル」をテーマにした「Going up」。
赤コーナーはオルガンのあいちゃん。
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青コーナーはエレピの祥子ちゃん。
16ビートの3/4やスローでヘヴィなパートで華麗に弾きまくるふたり。

90v

そのミニ・アルバムに収録されている「go-on」。
250
バラードということなんだけど、そこはNeo-Zonkのこと、おとなしく収まっているワケがない。
ピアノのバッキングもさりげなくハードだし…
240

ショボンちゃんのバスドラがまたグイグイ押し込むわ、押し込むわ。

250vこの曲ではあいちゃんがフルートを披露。
余技なんてものとは程遠いしっかりした吹奏。Ian McDonaldを思い出したよ。

260「最後なのに…」と紹介した曲のタイトルは「Prologue~flow the time」。
『Luminous』に収録されている超大作。
まるで『忠臣蔵』か『ベンハー』でも始まりそうな大仰なイントロが耳を惹きつける。
ティンパニーの音は足で出しているのね?

290v

そのイントロから展開するドラマチックでスケールの大きな構成はミュージカルの序曲のようだ。

270基調は5/4拍子。Lalo Scifrinのアレみたい?

280ドラマチックな展開のせいか、Rick Wakemanの作品のようなイギリス的な雰囲気が漂う。おりゃ~、7/4のブッ速いエイト・ビートじゃい!

300vあいちゃんのスリリングなシンセ・ソロ!
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祥子ちゃんも同じくシンセで応酬!

320イヤ~、とにかくスゴイ演奏でアッという間に本編が終わっちゃったよ。
こちとら根っからのギター好きなもんでこんな仕事をさせてもらっているし、ギター・アンプ屋としてこんなこと言っちゃイケないのはわかってるんだけど、このバンド、ギターがいなくてホントにヨカッタな~。
絶対に必要ない。
Joe ZawinulがWeather Reportにギタリストを入れなかった理由がわかるような気がしたナァ。ま、考えている次元はゼンゼン違うんだろうけど、多分、このバンドにギターが入った途端、新鮮さを失ない、普通のバンドになってしまうのではないか?と思うワケ。
絶対にこの編成でもっともっと変なコトをやってもらいたい。

380

アンコールは「Promnade」という速いエイト・ビート。
これがまた妙なキメがあって面白いのだ。

360

途中で急速フォー・ビートにリズム・チェ~ンジ!ク~~~、「さぶイボ」が出る~!
ショボンちゃんのフォー・ビートを聴いたのはこれが初めてではないが、えらくスウィングするんだよ。

350Herbieの「Cantalope Island」も出てきたりして…。
そう、この祥子ちゃんはところどころHerbieっぽいプレイが見受けられるように思った。後でそのことを尋ねたが、特に影響を受けているワケではないそうだ。
それと、キーボードの二人はベースのパートを交替で担当しているのだが、曲中でそれを引き継ぎするところが実にカッコいいんだな~。

370vしかし、ヘヴィ・メタルだけじゃなくて、いよいよプログレッシブ・ロックも女性が活躍する時代が来たんだな~。
普段から書いているように私はプログレッシブ・ロックが大スキでしてね。Neo-Zonkがプログレの救世主に見えたよ。
本場のイギリスでも斜陽感が顕著なこの手の音楽が、わが国のうら若き女性の手でこうして生きながらえているのはファンとして素直にうれしく思った。
女性のロックは日本が世界一だね。
若い草食系ロック男子は、マネしなくてもいいから「こういう音楽がこの世にある」ということを勉強して欲しいと思う。

Neo-Zonkの詳しい情報はコチラ⇒neo-zonk-site

390さて、さてさて、これだけ書けばプログレ好きでなくてもNeo-Zonk観たくなったでしょう?
Neo-Zonkは既報通り3月6日開催のMarshall GALAに出演する。

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K_shoko_logo

K_shobon_logo 彼女たちの音楽とともに、ギタリストに囲まれて祥子ちゃんやあいちゃんがどんなプレイを見せてくれるかが楽しみだ。
あいちゃんのシャープでクールなベースラインはEDENが引き受ける。
ドラムは「技術と安定」のショボンちゃん。
ショボンちゃんが奏でるNATALのサウンドに存分に酔いしれて頂きたい。
アノね、実はこのバンドのリハを見た瞬間から「コレはGALAでみんなに紹介せにゃアカン!」って思ったんよ!
Neo-Zonkの出番がコンサートの大きな見せ場のひとつとなることと期待している。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog
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1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年10月16日 高田馬場 音楽室DXにて撮影)

2016年1月12日 (火)

【Marshall GALA】チケット発売となりました!

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本日午前10時、Marshall GALAのチケットが発売となりました!
席数が少ないため、発券数も制限され大変恐縮ですが、観覧を切望される皆様のお手に行き渡り、楽しいひと時をご一緒できますこと心待ちにしております。

Marshall GALAチケットの申し込みはコチラ⇒イープラス

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このMarshall GALAは、Marshallが「公認しているコンサート」ではなく、「東京キネマ倶楽部の公認ライブハウス化」を記念し、英Marshall Amplification社が企画するコンサートです。

準備に追われる忙しい毎日ですが、徐々に演奏曲目もキマってきて大興奮しています。今すぐにでも発表したいところだけど、お楽しみは当日まで取っておくことにしましょう!

既報の通り、コンサートには、私も含めて総勢31名の出演者、9セットのパフォーマンスが予定されています。
イベント・タイプのコンサートとなると、転換の時間が多くなるのは宿命ですが、その幕間もご来場のお客様に退屈させないようアレやコレやと様々なアイデアを練っているところです。少しだけ期待してください!

今後、Marshall Blogでは出演者の最近のライブ・レポート等を掲載し、盛り上げていきたいと思っています。
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog

3月6日、鶯谷でお会いしましょう!

東京キネマ倶楽部の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

2016年1月 9日 (土)

【Marshall GALA号外】 チケットの発売について他

Marshall GALAのエンブレムがイギリスから送られて来た~!
安心してください。パクってませんから!
これからしばらくの間、イヤってほどお目にする機会があるかと思いますが、可愛がってやってくださいまし。

Marshall_gala_emblem さて、予てよりお知らせしておりました通り、Marshall GALAのチケットが1月12日より発売となります。

L_img_0327 発売につき、下記の通りご連絡申し上げます。
●イベント名称: Marshall Gala (マーシャル・ガラ)
●開催日 : 2016年3月6日(日)
●会場  : 東京キネマ倶楽部
●開場/開演 : 開場16:15/開演17:00
●入場料 : 前売3,500円 当日4,000円(税込/イス席/全席自由/1ドリンク別)
●発売 : イープラスより。窓口はコチラ

※客席は一階のイス席のみです。会場内イッパイにイスをご用意致しますが、後方の席の場所によっては若干見辛いこともありますこと予めご了承ください。
※入場方法は、発売するチケットに先着順で付された番号に従って入場し、お好きな席に座って頂く方式となります。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall GALA

以降、Marshall GALAの最新情報はここMarshall Blogで公開してまいりますのでご留意のほどお願い申し上げます。

さて、本公演につきさっそくYOUNG GUITAR誌の公式ウェブサイトでご案内を頂きました。

Ygl2 是非ご覧下さいませ~!
YOUNG GUITAR公式ウェブサイトはコチラ

2016年1月 8日 (金)

POWER AND THE GLORY Vol.20 <後編>~Fury of Fear

さて、『POWER AND THE GLORY Vol.20』の後編。
この日、序盤に登場したのは若手メタル・バンド、Fury Of Fearだ。

10_2西村直人

20v_2西村守
このふたり、苗字は同じだが血縁はないそうだ。

30v_2文月りら

40v_2サポート参加の石井健裕。

50v_2Fury of Fearは両西村氏が中心となって2011年に結成された。
これまで自主制作でリリースした三種のアルバムやシングルからセレクトした10曲に新曲を加えた全14曲入りのベスト・アルバム、『The Beginning Of Collection』が好評だ。

Fofb昨年の9月には、Kellyさんとの共演でMarshall Blogで紹介したKeijiくんと日本テレビの『news every.』に出演した。
「都内で活動するヘビーメタルバンド」というのがFury of Fearのことだ。

G_fofk何しろサウンドは伝統の正統派ヘヴィ・メタル。
西村両氏は今年25~26歳になるが、この手のサウンドを熱心に追求している姿はとても頼もしく見える。

70v_2もちろん、正統派ヘヴィ・メタルとくれば花形はギター。
そしてその花形をバックアップするのはMarshallと相場がキマっている。
この日はハコのMarshallを使用したが、守くんの愛機は1959だ。ん~、トラディッショナル~。
90
正統派メタル・バンドには正統派シュレッダーは欠かせない。
守くんはお兄さんの影響で12歳の時にベースをはじめ、JacoやらMarcusに夢中になっていたとか…。
同時にDeep PurpleやYngwieやVan Halen、Paul Gilbertを聴いていたのだそうだ…12歳でだよ。年上の兄弟がいるっていいよな~。
ちなみにお兄さんはバークリーを卒業してブルース、ジャズ・ギタリスト、サポート・ギタリストとして関西で活動しているとのことだ。
守くんはといえば、その後15歳の時に、今でも最大のアイドルであるYngwieに憧れてギターに転向した。そして、専門学校でKellyさんと出会い、大いに薫陶を受けたそうだ。

80vオープニングは「Hunger Never Filled」。
幕開けに持って来いの疾走チューン。

110

クラシック・ライクな中間部のギター・ソロをはじめ、守くんのシュレッディングが響き渡る。

100v二曲目はこれまたブッ速いドライビング・チューン。当然か…。
幾分70年代がかった曲調が小気味よい。

120派手なアクションは見せないが、ステージ上手でモクモクと低音を刻み続けるりらちゃん。かなりの存在感!

130vツーバス・フレーズを連発して猛烈にバンドをプッシュする石井さん。

140_2三曲目は「Power of Jade」。
お、コリャますますクラシック・ロック風だぞ。

160_2

Bメロの展開が面白い。
中間部の仕掛けもスリリング。若いながらも、いかにも色々な音楽を聴いてきたかがうかがい知れる一曲。

155v続けて「Beyond the Gate」。タイトルからしてソレっぽいじゃん?
FOFのメロディアスな面を思い切り前面に押し出した曲。
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歌メロとハードなギター・リフのコントラストが面白い。

170v_2まだまだ飛び出すタイトなアップ・テンポ・ナンバー、「Crest」。
「crest」っていうのは単語の意味としては「鶏のトサカ」のことなんだけど、「勇気」とか「誇り」の象徴とされている。

150_2

ここでもメロディを重視した守くんのシュレッディングが炸裂!
ピッキングがシャープだ。

190v_2こんなこともしちゃう!
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最後は昨年四月にリリースした初のフル・アルバム『Lost Innocence』からタイトル・チューン。

200vもちろんこれもクロージングにふさわしいハード・ナンバー。
この日演奏した六曲は冒頭に紹介したベスト・アルバム『Beginning of Collection』にすべて収録されている。
要するにFOFのエキスを思いっきり放出したステージだったということだ。

210v_2しかしですね、考えてみるとこの手の音楽をやっていくのは本当に大変なことだと思うな~。需要と供給と手間と経済性をそれぞれ量るとジャズと同じぐらい大変な音楽になっていて、この道を追求するのは実に過酷なことのように見える。
だって様式があまりにも決まっているでしょ?他の言い方をすれば、自由度がまったくない音楽なワケだもんねェ。
みんなが同じ様式に取り組んでいるだけにバリエーションも極端に少なく、「順列組み合わせ」も通用しない。
かつてパンクにアイリッシュを合体させたバンドを見たことがあったが、そんなことは正統派メタルには絶対に許されない。
ギターだってジングリー・ジャングリーみたいなタイプの音楽と違って、速弾きができて初めてスタート・ラインだからね。
ボーカルだってハイ・トーンが必須だし、どんなに目が回ろうと髪を振り乱して頭を振らなければならない。
ツーバスにスタック・アンプ…機材だって大変だ。
重厚長大と軽薄短小…今流行の草食系のロックとはすべてにおいてエライ違いだ。
だからこうして若い人達が、連綿とこのある種ムズカシイ音楽を伝承している姿を見るとうれしい気分になってくるし、こういうシリアスな音楽をやっている連中こそドームで演らせてあげたいと思うよ。
この若きメタル・バンドを見ていてそんなことを感じでしまった。
がんばれ、Fury of Fear!

Img_0921 Fury of Fearの詳しい情報はコチラ⇒Fury of Fear Official Website

270_2

さて、先日発表して我ながら驚くほど大きな反響を頂戴したMarshall Gala。

K_marshall_gala_emblem 今日紹介したFury of Fearから守くんが出演する。
225ショウの冒頭に前途有望なミュージシャンに弾き狂ってもらって景気づけてもらおうという魂胆なのだが、先に述べたようなメタル衰退に歯止めをかけんとする若き勇者たちにMarshallからエールを送りたかったのだ。
守くんが登場するセットの名前は「The Shred Masters」。
Galaのために編成した四人組みのメタル・バンドだ。
そう!思いっきりシュレッディングしてもらうってばょ。
このバンド名はもちろんココから。
かつてMarshallから発売されていた歪み系エフェクターの名前なのよ。

 

Sm_3The Shred Mastersのメンバーは;
元Crying MachineからMasha。
残念ながらMashaくんは最近Marshall Blogに登場してもらう機会がないのだが、The Shered Mastersでは音楽監督(←コレ、よくジャズで使う言葉なのね。一度使ってみたかった!)をお願いした。
先日、Mashaくんからさっそくアイデアを聴かせてもらったのだが、ヒヒヒ、面白くなりそうだよ。

230vベースはAlhambra、元Light Bringerのhibikiくん。EDENプレイヤーだ。
ベーシストにだって思う存分シュレッドしてもらう。

240v_2ドラムは昨年奇跡の復活を遂げたCyber New NewからセミメタルA太郎。こよなく愛するNATALで金属爆発してもらう。
この日は「セミメタルA太郎」ではなく「リアルメタルA太郎」だ!

250vそして守くん。


The Shred Mastersの出番は冒頭。ノッケから楽しみでしょう?
Marshall Galaのチケットは1月12日、e+イープラスで発売開始となります。
席数がそれほど多くないのでソールドアウトにご注意ください。

Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall GALA

260v_21965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。

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★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト

(一部敬称略 2015年9月27日 目黒鹿鳴館にて撮影)