ライブイコーゼ Presents 「Amplifier vol.5」 <後編>+α~サイバーニュウニュウ
ライブイコーゼ Presents 「Amplifier vol.5」、トリで登場したのは23年ぶりに完全復活を遂げたサイバーニュウニュウ。
A太郎さんといえばNATAL。
そう、昨日も登場したこのアッシュのキットはA太郎さん所有のものだったのだ。
コンフィギュレーションは10"、12"、16"、22"。
スネアはアッシュのステイヴ、14"x6.5"。
NATALのステイヴは各方面で非常に高い評価を頂戴している。
ボ・ディドリー・ビートから、「♪ひねりつぶせ!」とパンキッシュに展開する曲調が印象的だ。
あのね、この曲の「♪ひねりつぶせ」という言葉が気持ちいいの。
この日は演らなかったけど、「♪チンツーザイデポン!」とか、実際に口に出してみると語調が実にリズミックだ。
サイバーニュウニュウの曲の魅力のひとつと見た!
サポート・メンバーの忍者ボーイヒデ。
パートはメカ・エルビスの操演。
「操演」だなんて、よ~考えるな~。つまりメカさんのスモークやネオンを操作するのが忍者ボーイのメインのタスクだ。
この日はサイバーニュウニュウの人気レパートリーをなぞる構成。
曲順はランダムなれど、いわば「ベスト・オブ・サイバーニュウニュウ」という構成で集まったファンをよろこばせた。
ベスト5には入っていない曲ももちろん演奏。
「ベガスのエルビスになりたい」
ボーカルはメカさんにスイッチ。
ベスト4に喰い込んでいる「キ印」。
このタイトルはOKなのか?
このバンドも実に音楽のタイプの幅が広い。色んな音楽を聴き込んでいる証拠だ。
昨日レポートした犬神サアカス團の凶子姉さんのMCじゃないが、確かにヘンではあるが、曲といい、歌詞といい、誰にも邪魔されそうにないワン・アンド・オンリーの世界を堅持している。
その幅広い音楽性をガッチリとバックアップしているのがA太郎さんとNATALのコンビ。
この日はドラムじゃないNATALも登場してA太郎さんとタッグを組んだ。
それはNATALのカホン。
おかげさまでコレも大変評判がよろしゅうございます。
NATALのカホンはラージ(スタンダード・サイズ)とエキストラ・ラージの二種類。
フィニッシュはA太郎さんが使っているブラックの他に、
ナチュラルと…
ダーク・レッドがラインナップされている。
アコースティック・セットの中の1曲は第二位に選ばれた「せめてつばを吐いて」をプレイ。
カホンが大活躍なのよ!
サイバーニュウニュウのステージも終盤にさしかかる。
曲は第一位に選ばれた「キリコ」。
「Roxanne」のようなマイナー・コードの四つ切りに乗せたメロディはサイバーニュウニュウならではのもの。
そして、最後は「アシッド・キングに捧げるうた」で全11曲のステージを締めくくった。
ライブイコーゼのウェブサイトはコチラ
そして、このイベントから約二か月。
2015年のクリスマス・イブにリリースされたのが『20世紀→21世紀 サイバーニュウニュウ復活祭』と題されたライブDVD。
その発売を記念するイベントが暮れもいよいよ押し迫った12月30日に渋谷のHMVで開催された。
コレがそのDVD。
Marshall Blogでもレポートした8月30日の復活記念ライブの模様が収録されている。
スリーヴに使われているライブ写真はすべて私が撮影したものだ。
ニュウニュウさん、ありがとう!
この日はレコード店内での音出しということもあって、いつもとはチョイと異なる楽器編成。というか、アコギセット。
もちろん忍者ボーイさんもステージに上がったが、さすがスモークの操演はなし!
火災報知器が作動しちゃうからね。
そしてスペシャル・ゲストでアマデウスさん。
実はこの方、大分以前にMarshall Blogにご登場頂いたことがある。
DVDの売り上げも好調。
お買い上げ頂いたお客様にはメンバーからサインがプレゼントされた。
インストア・イベントとはいえ、タ~ップリ一時間、全力投球の熱演で見る人たちを大いによろこばせた。
サイバーニュウニュウの詳しい情報はコチラ⇒CYBER NEW NEW OFFICIAL SITE
1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
(一部敬称略 2015年11月1日 ①池袋手刀②渋谷HMVにて撮影)