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2021年7月

2021年7月28日 (水)

【訃報】ジョーイ・ジョーディソンのこと

 
Slipknotのジョーイ・ジョーディソンが亡くなったという知らせを目にした。
 
私も歳が歳なだけに、Slipknotあたりの音楽を個人的に聴くことが全くない真正の門外漢なんだけど、コリー・テイラーが来日した時にMarshallでサポートしたことがあった。
確か、撮影の許可が「アタマ3曲」になっていて、コリーが4曲目からギターを弾き始めてズルっとなってしまった記憶がある。
また、Marshallの50周年のコンサートの時には、ロンドンのバーモンジーのリハーサル・スタジオで、彼が失くした携帯電話を一緒に探してあげたこともあった。
一方、ジョーイはSlipknotと並行して活動していたMurderdollsが来日した時に、やはりMarshallでサポートしたことがあった。
忘れもしない2011年3月10日のことだった。
 
その後、イギリスに行った時に偶然手にした音楽雑誌『Kerrang!』に興味深い記事を見つけた。
その記事については以前Marshall Blogで紹介しているのでゼヒご覧頂きたい。
    ↓    ↓    ↓
【Marshall Blog】I Thought I was Going to Die~英音楽誌が伝えた大震災

311_img_4792  
このMurderdollsのライブ・レポートは以前のMarshall Blogに掲載したが、現在では見れなくなっているので、ジョーイに捧げるべく再度写真に手を入れて、記事に大幅な加筆を施したうえでココに再掲することとした。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
 
2011年5月13日 (金)
Murderdolls Live in Tokyo
 
今日お送りするのはMurderdollsの2回の東京公演のうちの初日のレポート。
公演日は2011年3月10日。
もうひとつの公演はその翌日に開催される予定だった。
ある種、一生忘れることのできないライブになった。
会場は渋谷O-EAST。Img_1664 ナゼなら、今日ココに掲載する写真が今回8年ぶりの来日となったMurderdollsの日本でのステージの雄姿を伝えるほぼ唯一のモノとなってしまったからだ。
Img_1849ステージ上の造作。
コレ置かれちゃうとMarshallが見えないじゃないのよ~!
でも、うっすらと1960が透けて見える。Img_1662 ギター、Roman Surman(ローマン・サーマン)。Img_1858 RomanはJVM210Hを使用。

Img_1647 キャビネットは1960だ。Img_1650 ついたてをハズしたところ。
ごく普通に1960のAとBを積み上げている。Img_1658 ソリッドなギター・プレイと派手なアクションがカッコよかったな。Img_1869 
Img_1878
Img_1888
Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)。

Img_1968 スゴイ存在感!

Img_1925 JoeyはDSL100を使用していた。

Img_1653 キャビネットは同じく1960。Img_1652 無心にリフをかき鳴らすJoey。
バチっとキマッたプレイで観客を魅了する。

Img_1967 ベースのJack Tankersley(ジャック・タンカースレイ)。Img_1890 ドラムはJason West(ジェイソン・ウエスト)。Img_1958 Wednesday 13(ウェンズデイ13)…変わった名前ですな。
日本人だったら十三(じゅうぞう)さんだ。
大阪出身だったりして。Img_1934 この人いいネェ~!
この魅力的な声がロックだ!アリス・クーパーみたいで実にスタイリッシュだ!Img_1918 十分にカッコいいんだけど、真っ黒クロスケで顔の形が皆目わからない。
こんな感じ。Img_1985 なんというか…圧倒的な押しの強さでズンズンとショウが進んでいく。Img_1848 サービス満点のJoey!Img_1944 いいバンドだネェ。
Img_1910「ロックらしいロック」のDNAを感じた!

Img_1857(敬称略 2011年3月10日 渋谷O-EASTにて撮影)
 
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 
終演後、バンドにあいさつに行った時、楽屋のトイレに入ったんだけど、便器が真っ黒になっていたんよ!
このメイクは大変だよね~。
そして、この翌日の2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生した。
それから10年後の今、「復興五輪」を名ばかりに掲げたオリンピックが開催されている。
ジョーイ・ジョーディソン氏のご逝去はそんな中での出来事だった。
「I thought I was going to die」が「I died」になってしまった…。
 
才能ある音楽家の逝去を悼み心からお悔やみ申し上げます
 
 
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 200 

2021年7月22日 (木)

CONCERTO MOON~RAIN FIRE TOUR 2021最終日

 
CONCERTO MOONが13枚目のアルバム『Rain Fire』を発表したのは昨年の12月のことだった。
20cdその発売を記念するツアーが6月5日の仙台からスタートし、先日最終日を迎えた。
今日はそのレポート。
リリースから半年経ってのツアー…いかにも悠長な計画だったが、いいの、いいのコレで。
CONCERTO MOON総帥の島紀史氏はそもそも「ジックリやっていく」と言っていたんだから。10その「ジックリ」の成果のひとつがコレ。
ツアーの直前にミニ・アルバム『Waiting for You』をリリースしたのだ。
結果、本ツアーは盛りだくさんな内容のショウとなった。30cd会場はCONCERTO MOONのホーム、目黒鹿鳴館。
私もひっさしぶりに鹿鳴館にお邪魔させて頂いた。
いいね、やっぱり…落ち着くワイ。
40島紀史50v芳賀亘Img_2738三宅亮Img_2743中易繁治80v河塚篤史90v「ノンちゃんとMarshall、ストラトキャスター添え」…この姿を拝むのも久しぶりだな~。100愛用のMarshall MAJOR 1967と1960たち。
考えてみると、「1959」から「1967」って発売時期に1年の差しかないのにモデル・ナンバーが8つも飛んでるんだな。
このモデル・ナンバーの付け方についてはいつか詳しく書いておいたので、興味のある人は自力で記事を探してください。110愛器たち。
黒のストラトキャスターばっかし!
コレぞ「大谷一門会」一員の証。
4本のウチ3本がメイプル指板だったのか…。120v足元のようす。1301曲目は『Rain Fire』のオープナー「Long Way to Go」。
この音圧!
久しぶりだけど、この音を聴くとそんな感覚は一瞬で吹き飛んでしまう。
140相変わらずの伸びやかな声!150v転調して亮くんのシンセサイザー・ソロ。0r4a0096 そして、ノンちゃんのソロ。
待ってました~!0r4a0252続けてアルバム通りにタイトル・チューンの「Rain Fire」。
ミディアム・ファストなポップ・チューン…といっても「CONCERTO MOONのレパートリーの中ではポップな類」という意味ね。
30曲調に合わせたノンちゃんのソロも親しみやすいメロディが詰め込まれている。
この曲も前の曲も、また他の曲でもCDではすさまじく分厚いギター・アンサンブルを聴くことができる。
いつか、そのアンサンブルの副旋律のレコーディングをしている時のスタジオにお邪魔したことがあったが、スゴイんだよ。
何の迷いもなく全部一発でキメちゃうの。
「あ、やっぱりこっちにしようかな…」などとグズグズやらない。
もう主旋律に合わせてピラピラ~とハモらせて弾いてイッチョ上がり!ってな感じ。
アレには驚いた。
0r4a0245 「こんばんは、東京! 
CONCERTO MOONです。
去年の12月に『Rain Fire』を発表してようやくツアーができることになりました。
そして、久しぶりに東京に帰って来ました。
アルバムの曲の他にも『新旧』取り混ぜて演りますので最後まで楽しんでいってください!」

Img_2753「皆さん、お待たせしました。待っていてくれましたか?」
会場大拍手。
「こんなにたくさん来てくれてありがとう!
緊急事態宣言下ですけれど、ココにいる間はそんなことも忘れて楽しんでいってください。
『新旧』なんて言うと、日本語ってありがたいと思いますよね。
『古い』と思って演ると『あまり古くないじゃないか』ということになって怒られない…」
会場シーン。
「あのね、『アハハ』ぐらい反応してくださいよ。
こっちはウサギの7倍ぐらいさみしがり屋なんだから!」

0r4a0114_2 『ウサギの7倍さみしがり屋』についてはコチラをご覧ください。
   ↓    ↓    ↓


で、早速「新」の方から…200ミニアルバム『Waiting for You』収録の新曲「Find my Way」。Img_2740転調が交錯しながらのギター・ソロ。
コレもすごく親しみやすい1曲ですな。190ハハン…ノンちゃんのMCの意味がわかったわ。
続けて演奏したのは『Savior Never Cry』にオリジナルが収録されていて、今回の『Waiting for You』に再録された「Stay in my Heart」。210新旧の「新」でもあり、「旧」でもある。
そして『Savior Never Cry』のリリースは2011年なので、さりとてそんなに古くない。
…と思ったけど、『Savior』からもう10年経ったのッ?
エエエエエエエエッ!…まだ3、4年ぐらい前かと思っていた。
240v10年経とうが経つまいが、いつでもCONCERTO MOONはギンギンなのだ!
220『Rain Fire』から「Run for the Light」。
そういえば、『Rain Fire』がリリースされた時、今回のステージでは取り上げられなかったんだけど「The Night Tells Thousand Lies」という曲が入っているのを知って驚いた。
元は映画音楽で、今ではジャズのスタンダード曲になっている「The Night Has a Thousand Eyes(夜は千の目を持つ)」というのがあるんですよ。
コルトレーンなんかの演奏で有名なんだけど、ノンちゃんがこの曲を知っていて曲名を付けていたらオモシロイな…と思って。Img_2685「♪ジョンジョンジョジャジャジャジャ」というキメが気持ちいいね。0r4a0074 「どうもありがとう!
皆さんが声が出せなくても楽しんでくれているのがわかるので、テンションが上がって来ております。
先月仙台からスタートして5か所回って来ました。
鹿鳴館に戻って来れて感慨深いです…ホームグランドなんでね。
2019年の9月演ったのが最後だったんで感激しております。
こうしてステージに立って皆さんに音楽を届けるのが我々の仕事だと思っております」
ノンちゃん、いい表情だナァ…ホントにうれしそうだった。
Img_2754「旧」から2曲。0r4a0015 「Between Life and Death」と…
180「Noah's Ark」。

0r4a0033そして観るモノの息もつかせぬ怒涛のインスト・ナンバー。
も~、イントロからしてユカイ痛快!285『Waiting for You』から「Flaming Thunder God」。
ま~、よく弾くこと、弾くこと。
そして、いかにもMarshall!のギターの音がいいわ~。
340リズム隊も血みどろの激演!(※血は出していません…「汗みどろ」か)Img_2802 みんなカッコいいぞ~!
300続けて亮くんのキーボーズのソロから…0r4a0094ミニ・アルバム『Waiting for You』のタイトル・チューン。270vそして、同アルバムに再録された「Angel of Chaos」でショウの中盤を締めくくった。
今回、ノンちゃんのアクションが激しくてね~。
久しぶりのホームでの演奏が本当に楽しくて仕方ないという感じだった。280v「今回『Waiting for You』というミニ・アルバムを出したんですが、いつライブができるか見通しがつかなくて…制作だけシッカリやってきました。
それがこうして皆さんの前で演れるなんて本当に感謝しています。
今日で第1弾は終わり…また第2弾もやります!」Img_2674 「緊急事態宣言のようなモノが出て、本当を言うと、どうしようかと2秒ぐらい考えました。
でも、予防対策をしてもらうので、やるしかない!と思い、2時間ばかりの楽しい時間に浸ろうじゃないか!…と。
声は出せませんけど、楽しんでください。
年内にもう1回東京でやりたいと思っています。
今日が第1弾の最後で、また第2弾の時には今回行けなかったところにも行って、東京に帰って来ます。
待っていてください!」0r4a0115こうして集まってくれたお客さんに感謝の言葉を贈って最後のセクションに突入した。
曲は「Black Flame」。305このフォーメーション!
久しぶりだ~!310最後まで徹底的に弾き狂う!320CONCERTO MOONのスタンダード・ナンバー「From Father to Son」をつなげる。325歓声は出せなくても客席は大盛り上がり!330そして本編の最後は『Rain Fire』から「Burnt Society」。

335全員気合の入っていない音がひとうもないぐらいの大熱演!70v

370

380vそしてノンちゃんは最後の仕上げにかかる。390CONCERTO MOONのステージ、おなじみのエンディングのルーティン。

400vやっぱコレがないと終われないよね!
そして、終わった。410アンコールではいつも通りツアーTシャツにお召し替え。
「どうもありがとう!楽しいナッ!」
こんなことノンちゃんが言うのは珍しいんじゃない?
「楽しんでますか?自分が楽しむことを優先してしまった!
皆さんの顔を見ることができて本当にうれしいです。
戻って来れて感無量です!
我々は馬車馬なので、もう走り出したら止まりません。
年末には状況がよくなっているといいナァ」

415vアンコールは2曲。420「It's not Over」と…

430「Change my Heart」を演奏して興奮の鹿鳴館の幕を閉じた。
皆さん、年末よろしく!

430vCONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒Official Site

440 

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 200 
(一部敬称略 2021年7月17日 目黒鹿鳴館にて撮影)

2021年7月20日 (火)

LOUDNESS~World Tour 2019-2020 THANK YOU FOR ALL Chapter 4 Live in Japan <後編>

  
40年前にリリースした『THE BIRTHDAY EVE』からの2曲を終えて…。
「どうもありがとう!楽しんでますか?
シンドくなったら座ってくださいね…明後日きますからね!」
そう、忘れていると来る。
アレ?何でモモが痛いんだ? あ、一昨日LOUDNESSに行ったんだ!…というヤツ。
「40年前のアルバムから演りましたが、1981年、タッカンとマネージャーが京都に会いに来てくれたんですよ。
ボクはまだ大学生でした。
で、タッカンがこう言ったんですわ…『オレのMarshallに負けないボーカルを探している。世界に通用するバンドを作りたい』。
初対面の時にこう言われたんです。
それから東京に出て来て、アメリカのデビューがキマって…タッカンが言った通りになった!とビックリしましたわ。
アメリカで仕事をするなんてビックリでしょ?
そんな時に作ったアルバムから3曲聴いてください」
二井原さんの勧誘にMarshallを引き合いに出して頂けるなんて光栄ですね。
「声がマーシャル」とか時々ギター以外の楽器のスゴイ音を形容する時にMarshallが出て来るのはとてもうれしいことでしてね。
だってそうでしょ?
他のギター・アンプでそんなの聞いたことがない。
それもMarshallの強い個性を引き出してくれる弾き手がいてこその話。
高崎さんのMarshallの音も二井原さんのノドも間違いなく歴史に残る「ロックの声」なのです。
530『THUNDER IN THE EAST』から「Run for Your Life」。10_tlhココのセクションのドラムスは竜さんが担当した。550vコレは普段は滅多に演奏しない曲。
『THANK YOU FOR ALL』ならではの選曲だ。560長いリフが魅力的なLOUDNESSのヘヴィ・ワルツ。
「♪Run for your life」のメロディがとても印象に残る。
200v3/4拍子のままエイトビートでドライブする後半がスリリング!
580続いても『THUNDER IN THE EAST』から「We Could be Together」。
540_rfylこの曲も滅多に聴けない。
ハードさとポップさがうまい具合にミックスされた1曲。
つい最近、「ポール・ギルバートのお気に入りアルバム」を紹介するどこかの記事がフェイスブックからリンクされていて、その中でポールはLOUDNESSのアルバムを挙げていた。
もう何年も経つけど、フランクフルトの展示会の時に開かれていたMarshallのパーティでポールと一緒になった時、彼がしきりに「LOUDNESSが好き」と言っていたのを思い出した。
LOUDNESSの音楽を「とてもメロディアス」と形容していた。20v『HURRICANE EYES』に移って「This Lonly Heart」。30v今、80年代後半の「THANK YOU FOR ALL」中!40_2そして『LIGHTNING STRIKE』から「Let It Go」。
ココも叫びたいところだったけど、ガマンガマン。
とにかく会場は尋常でないぐらい盛り上がってたよ!0r4a0359 「楽しんでますか?
ステージの上からすごくいい顔が見えてますよ!
ボクも鳥肌が立ってます」
ココは物販のMC。
レコード・プレイヤーやジャケットの期間限定アイテムの他にLOUDNESSビールが紹介された。
そして、この記事の最後に案内しているLOUDNESSのライブ情報が発表された。60v楽しい時間が過ぎるのは早いモノで本編最後のセクション。
’あんぱん’さんのドラムスで最後まで走り切った。70_boまずは「Blackstar Oblivion」。80_2高崎さんサイドで山下さん合流。90_2そこへ二井原さんも加わった!
ノリノリ加減が窺い知れよう。100『HURRICANE EYES』から「Strike of The Sword」。

110_sotsまさに「一太刀!」のドライビング・チューン!120「sword」は「スウォード」ではありませんからね。
「ソード」が正しい発音。
我々世代はみんなWishbone Ashで勉強した。
…なんてことは言っていられない!

130_2ここでドカっと時代が下って『THE SUN WILL RISE AGAIN』から「Motality」をつなげて来た!
激動のドライビング・チューン2連発!

140「mortality」とは「死ぬべき運命」とか「大量死」とかいう意味。
「不滅の〇〇」という時「Imortal 〇〇」っていうでしょ?
それの反対の名詞形。
ホント、この曲死ぬほどカッコいいわ~。150_mcアッという間に本編最後!195mm高崎さんはこの1曲のためにギターを持ち替え。
つまり「ドロップDチューニング」の曲ということ。205その曲とは「Metal Mad」。
「メタルバカ」…LOUDNESSファンへ贈る感謝の気持ちの締めくくりにふさわしい!210ワウ・ペダルのキメ・フレーズを経て猛シュレッド!
キモチいいことこの上なし!220v「Blackstar Oblivion」のからシンプルなエイト・ビートで疾駆するドライビング・ナンバー3曲を連ねて本編を締めくくった今日のコンサート。
スゴかったね~!
230_2しかし…毎回書いているけど、「曲」だよね~、曲。
汲めども尽きぬハイ・クォリティな曲の数々!
「素晴らしい」としか言いようがない。
それを魅力的な「声」と最高の技術で演奏するんだからタマったもんじゃない。
私にとっての曲のクォリティの高低を決定する要素のひとつは「洋楽度」なのね。
つまりいかに「ロック」かどうかということ。
LOUDNESSの曲には日本のロック・バンドが好んで使うようなメロディが一切出てこないでしょ?
どんなに聴きやすいポップな曲でも日本人のメタル・バンドが作る曲とは香りが全く違う。
つまり、日本人が演奏していても、サウンドは「洋楽」なワケ。
今、こういうロックを演るバンドがホントにいなくなっちゃった。
私が知っている限りで言えば、RED BULLのイベントでLOUDNESSと同じ舞台に立たせて頂いたHELL FREEZES OVERぐらいかな?
 
その時の様子はコチラ⇒①HELL FREEZES OVERLOUDNESS
 
さてさて、アンコール。
スゲエ、歓声!…はないけど、スゴイ熱気!
Img_0062二井原さんは40周年記念ジャケットにお召し替えしての登場!250コレね。
ファンの皆さん、お買い逃がしのないように!
お求めはA!MARTで。20 アンコールはまずこのリフから!260v_2「Loudness」だ!
まさにふさぎ込んでなんかいられない!270高崎さんもドラム・ライザーの上へ!280_2ドラムスは’あんぱん’さん!
310_2三役そろい踏み!290 そして、山下さんのベース・ソロ。
ココがまたすこぶるカッコいい!3002曲目は「Crazy Doctor」。
アレ、二井原さんのジャケット!
前身頃が日章旗に「世界平和」になった。
そう、このジャケット、リバーシブルになっているのです。
もう買わないとマズイね、コリャ。330v_cdドラムスは竜さんに交代。
335いつもならココで「タッカ~ン」の掛け声がかかる名ギター・ソロ。
クドいようだけど、みんな心の中で叫んだよ。350vしかし、ココも盛り上がったな~。360「今日はどうもありがとうございました!
8月の追加公演でまたお会いしましょう!
次で最後の最後の曲になります!」365v最後の最後はドラマーもそろい踏み!
ツイン・ドラムでブチかましたのは「S.D.I.」だ!

370_sdこの高崎さんの表情。
きっとご本人も何度も延期を余儀なくされた公演をとうとう果たすことができてスカっとしたんでしょうな~…と見た。

380徹頭徹尾スゴかったリズム隊の皆さん!

390キマった~!
イヤ~、最初に泣きそうになったのが正しかったと思わずにはいられない最高のロック・コンサートだった!
私はファインダーを覗きながら、露出を合わせながら、シャッターを切りながら、気持ちはズ~っと中学2年生だったわ!
やっぱりいいロックはいくつになって接してもいいもんだ!

400_2お疲れさま~!

410互いに健闘をたたえ合うメンバーに皆さん。420

430_2「どうもありがとう!」440次は8月5日の追加公演で会いましょう!

450LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

590 
 
大阪のみなさ~ん!
今週の22日はこのレポートの大阪公演ですからね!
是非、Zepp Osaka Baysideにお越しくださいまし。
ネタバレなんかしてたってゼンゼン気にしない、気にしない。
ホンモノ観ないでどうすんねん!
詳しい情報はコチラ⇒クリエイティブマン公式ウェブサイト

Simg_4251_2 (写真はイメージです。私、昔務めていた会社の関係で箕面に2年半ほど住んでいたことがあるのです)
  
LAZYやるよ~!

以前、Marshall BlogでもレポートしたLAZYの『宇宙船地球号』完全再現ライブ。
コレ、メチャクチャよかったんだよね~。
Marshall Blogの記事はコチラ
   ↓   ↓   ↓
Rock Beats Cancer Presents LAZY “宇宙船地球号”完全再現ライヴ!! <前編>
Rock Beats Cancer Presents LAZY “宇宙船地球号”完全再現ライヴ!! <後編>

Lz2この感動のライブの配信での再演が決定した!
日時は7月25日18:00オープン、19:00スタート。
 
詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

Slz1 
そしてLOUDNESS!
いよいよ40周年ですからね~。
もうコロナのことなんか忘れて徹底的に「LOUDNESSの40周年」を祝おうじゃないの!10sまずは、『THANK YOU FOR ALL』の追加公演。
来る8月5日、会場はZepp Tokyo…今日のレポートと同じね。
前回見逃してしまった人は絶対行くべし!
感動間違いなし。
アタシャ次回も泣くな。
Img_0129 そして、39周年を経ていよいよ40周年を記念するツアーが始まる。
名付けて『LOUDNESS 40th Anniversary JAPAN TOUR 2021 THE SHOW MUST GO ON』。
9月1日のZepp Nagoyaを皮切りに、大阪、福岡、広島、仙台、札幌とまわり、9月23日の東京Zepp Hanedaで幕を閉じる日本を元気にする充実の行程。
楽しみだ~!
不幸にして参加できない場合もあるでしょう…そんな時には配信チケットの購入をおススメします。
 
詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

S85LOUDNESSビールもよろしく!
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(一部敬称略 2021年6月3日 Zepp Tokyoにて撮影)

2021年7月19日 (月)

LOUDNESS~World Tour 2019-2020 THANK YOU FOR ALL Chapter 4 Live in Japan <前編>

 
40年もの間LOUDNESSを支え続けて来てくれたファンの皆さんへの感謝の気持ちをお届けするコンサート、『THANK YOU FOR ALL』。
その第4弾の東京公演がコロナ禍中での紆余曲折を経て、Zepp Tokyoにてとうとう開催された。

10s当日の物販コーナー。
40周年がらみの限定アイテムもズラリと並んでいて楽しい。20このレコード・プレイヤーも機を逃すと入手できなくなるのでファンは要注意。30グッズはコンサート会場の他にもA!SMARTで入手可能なのでコマメにチェックすべし。
ホラ、言わないこっちゃない。
数日前にも新しいアイテムが加わったよ~。
コレはスマートホン・スタンド。
Sstandそして、この時コーナーで目を惹いていたのがLOUDNESSオリジナル・クラフト・ビール。
すでにMarshall Blogでも紹介したし、METAL HAMMERやWeROCK誌の記事で今ではスッカリおなじみになったことと思う。
40今年は暑そうだからね~。
LOUDNESSビールがウマいよ~!
ビールもA!SMARTから、またディスクユニオンやPGSからもお求めいただけます。

50ついでにMarshallビールもよろしくお願いします!Mb …と、ビールの話題を持ち出したけど、当日の会場はアルコールの販売はなし。
キチンとコロナ対策の規制を遵守しての開催なのだ。60そして、「黙って飲む」。
男が黙って飲むのはサッポロビールと相場がキマっていたが、ビールは置いてないんだってば。
ジュースも黙って飲む。
70
待ちに待った開演!
客電が落ちると天井に4つの輪が投影された。
この4つの輪は4人のメンバーを表しているのか。80「輪」はいいもんだ。Swa オープニングは「Crazy Nights」。90二井原実100v高崎晃110v高崎さんはJMP-1を組み込んだいつも通りのバックライン。

120vやっぱりみんなココから出て来るあの音が聴きたいのだ!130ステージ袖に控える愛器たち。140v山下昌良

150v鈴木"あんぱん"政行160v期待と興奮が入り混じった真のロック・コンサートのオープニング。
いつも通りの光景。
これまでこの場に何度居合わせてきたことだろうか。
今回は歓声や嬌声が聞こえることはなかったが、何度立ち会っても問答無用で胸が熱くなってしまう。170v前回のビールの記事でチラリと触れたが、とりわけ今回はこの感動が強烈でしてね~。
ヒックヒックと、思わず泣きそうになってしまった。
ガマンしましたよ。
「チョット、あのカメラマン、泣いてるよ!」なんて言われたくないからね。
しかし、ナンでだったんだろう? 
こういう規模のコンサートからしばらく遠ざかっていたせいだろうか?
イヤ、きっと歳のせいなんだろうな。
以前にも書いたことがあったように記憶しているが、LOUDNESSのコンサートは、ロックに夢中になっていた頃の自分を猛烈に思い出させてくれるのだ。
そんなセンチメンタルな気分が年々強くなっているに違いない。
で、その頃の自分に戻りたいかというと、特段そうでもない。
LOUDNESSがいてくれればそれでいい。190ノッケからドラム台に上がって'あんぱん'さんを鼓舞する山下さん。

180そして、高崎さんのソロ炸裂。
実際に歓声が聞こえているワケではないが、多分、この場にいた全員が心の中でこのソロに歓声を浴びせかけていたに違いない。
だって聞こえた気がしたもん!200続けて「Like Hell」。

210_lh「Like Hell!」のコーラスもパワフル!
あ、ココもお客さんは心の中で高崎さんと一緒に叫んでいたに違いない。
220やっぱりいい音だな~。
音というものは機材がよくても、テクニックに優れていても、いいフレーズを弾かないと「いい音」には聞こえないんですよ。
ナゼかというとギター・ソロも「音楽」だから。
山下さん、また乗ってます。230私はマスクの中で「Like hell!」をつぶやかせて頂きました。
誰だってそうなるでしょ!?240スキなんだ~「Heavy Chains」。

250vこのリズム隊の3連のグルーブがタマらんのよ。260v「Heavy Chains」はLOUDNESSのコンサートではかなりの頻度で取り上げられてきたけど『SAMSARA FLIGHT』の「Fan's Best Selection」には入ってないんよね。
ファンの皆さんも苦渋の選択だったにちがいない。270vどヘヴィな12ビートに乗って激情のソロが飛び出す。
ヤケクソにカッコいいワケよ。280「どうもありがとう!改めまして…LOUDNESSです。
本来であればコレは去年やっているライブです。
それが延期になり、また延期になり…やっと今日です。
本当にうれしいです。
今日は爆音を浴びて楽しんで帰ってください!」
大拍手。
「ステージにはドラム・セットが2つあります。
'あんぱん'は脳内出血で右側が麻痺してしまいましたが、本人の懸命なリハビリによってあそこまで叩けるように回復しました。
今日もガンバって叩いてくれると思いますのでよろしくお願いします。
そして、最強の助っ人ドラマー、西田竜一!
新しいアルバムからいきます!」

290ドラムスが西田竜一にスイッチ。
310曲は『RISE TO GLORY』から「Soul on Fire」。

300_sofLOUDNESSの新しいスタンダード・ナンバーのひとつ。
330堰を切ったかのようなギター・ソロ!

340高崎さんと山下さんに鼓舞される竜さん。
絶好調のドラミングなのだ!350アルバムの曲順通り「I'm Still Alive」。
この展開もLOUDNESSファンにもおなじみのハズだ。360_isa壮絶なリズム・パターン。
410vそのリズムを切り裂くような切れ味の鋭いソロ。
すべての音をひとつたりとも聞き逃したら損をする!
370v高崎さんが弾くシンプルなリフでスタートするのは「Go for Broke」。
コレで『RISE TO GLORY』の最初の3曲をそのまま演ったことになる。
380v「私の最高作は次回作だ」と言ったのはチャールズ・チャップリンだったかな?
LOUDNESSほど新作が楽しみなバンドってのもそういないんじゃないかしら?
私はLOUDNESSの新しい曲をいつも楽しみしているのです。425「Go for Broke!」とは「当たって砕けろ!」という意味。
ドスを効かせた二井原さんの歌い方がこの曲にピッタリだ。400このソロのメロディアスさは天下一品だね。
メロディアスだけど甘くない。
これこそがまさに洋楽のテイスト。420v「さっきのMCで言わなきゃイケなかったんだけど忘れてもた!
今日は大きな声を出さないでくださいね!…遅いか」
イエイエ、観客の皆さん、チャンとわきまえていらっしゃいましたよ!
「もう40年ですよ!
デビュー当時のプロデューサーが会いに来てくれましてね…日一にちと死に近づいていますな~、なんて話を楽屋でしたんですわ。
その頃作ったアルバムから2曲お届けします。
まさか40年後に演奏するなんて思っていなかったからね~…もう少しマシな歌詞を書いておけばヨカッタ!」440vドラムスは再び'あんぱん'さんにスイッチ。4601981年の『THE BIRTHDAY EVE ~誕生前夜~』から「Rock Shock」。470ベース・ラインがメチャクチャかっこいい!480v続いて高崎さんのリフから「High Try」。
450v_rsエンターテインメントの世界において、40年も前にやったことをを今でも「やる」、あるいは「やれる」というのはスゴイことだと思う。
そもそも音楽が40年の風雪に耐えていることがスゴイ。500v_htこういう時って40年前のことを思い出しながら弾かれているのかしら?510vしかし「カッコいいモノ」というモノ自体は時間が経ってもそう変わらないもんだな。
昔から本当にカッコいいモノは今もカッコいいわ。
時間が経ってダメになるのは、やっぱり流行りのモノとコピーしたモノだね。
この辺りのことはこの曲のオリジナル音源を聴けばすぐにわかる。
今でもピッカピカに輝いているギター・ソロだ。
520v「THANK YOU FOR ALL」にサンキューのコーナーだった。
 
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website590<後編>へつづく  
 
大阪のみなさ~ん!
今週の22日はこのレポートの大阪公演ですからね!
是非、Zepp Osaka Baysideにお越しくださいまし。
ネタバレなんかしてたってゼンゼン気にしない、気にしない。
ホンモノ観ないでどうすんねん!
詳しい情報はコチラ⇒クリエイティブマン公式ウェブサイト

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LAZYやるよ~!

以前、Marshall BlogでもレポートしたLAZYの『宇宙船地球号』完全再現ライブ。
コレよかったんだよね~。
Marshall Blogの記事はコチラ
   ↓   ↓   ↓
Rock Beats Cancer Presents LAZY “宇宙船地球号”完全再現ライヴ!! <前編>
Rock Beats Cancer Presents LAZY “宇宙船地球号”完全再現ライヴ!! <後編>

Lz2この感動のライブの配信での再演が決定した!
日時は7月25日18:00オープン、19:00スタート。
 
詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

Slz1 
そしてLOUDNESS!
まずは、『THANK YOU FOR ALL』の追加公演。
来る8月5日、会場はZepp Tokyo…今日のレポートと同じね。
前回見逃してしまった人は絶対行くべし!
感動間違いなし。
アタシャ次回は泣かないぞ!
Img_0129 そして、39周年を経ていよいよ40周年を記念するツアーが始まる。
名付けて『LOUDNESS 40th Anniversary JAPAN TOUR 2021 THE SHOW MUST GO ON』。
9月1日のZepp Nagoyaを皮切りに、大阪、福岡、広島、仙台、札幌とまわり、9月23日の東京Zepp Hanedaで幕を閉じる日本を元気にする充実の行程。
楽しみだ~!
不幸にして参加できない場合もあるでしょう…そんな時には配信チケットの購入をおススメします。
 
詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS Official Website

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 200 
(一部敬称略 2021年6月3日 Zepp Tokyoにて撮影)

2021年7月16日 (金)

Live, Alive, D_Drive <後編>

 
10分間の休憩でバッチリ空気が入れ替わったところで第2部がスタート。10Chiikoちゃんの強烈なドラムスがイントロ。

15vYukiちゃん作の「GEKIRIN-逆鱗-」。16vToshiくんのベースが唸って第2部もヘヴィにスタートしたよ!40v_2Seijiさんもサオを持ち替え。
ローDのチューニングだ。
20vド派手なナンバーを華麗に弾きこなすYukiちゃん。

50v_gekiナンカこの曲はすごく久しぶりに感じるのは私だけであろうか?55続けてはYukiちゃんの4音パターンのタッピングのイントロが特徴的なのは…60v_ad「Among and Destruction」だ。70_2ベース・リードのパートがあったりして…
90この曲もドラマチックに場面が変わっていく聴きどころの多い曲だな。
今頃ナンですけど。
80v「第2部もよろしくお願いします!
最初に演った曲は『Maximum Impact』にも入っている'GEKIRIN'です」

100_2『D_Drive 感謝の47都道府県ツアー』のスケジュールをYukiちゃんが説明。
「D_Drive史上最長のツアーになります。
2週間弱家に帰りません」
北海道まで機材車で行くそうです。
とにかく道中気をつけてくださいよ。
台風とかね。
「Seijiさんも体調がいいんじゃないですか?」
160v_2「この通り復帰していますので、もう大丈夫です!」
お医者さんもビックリするほどの回復の早さだそうで…ヨカッタ、ヨカッタ!
前回より全然元気そうだもんね。
Img_2427 今回のは<前編>で触れた通り、米子や出雲といった山陰地方も回るので、ご当地出身のToshiくんから鳥取ガイドのコーナーもあった。
俄然盛り上がったのは「うまいもん」話。
ツアー先で、そこでしか口にできないものを頂く…コレはバンドの皆さんの唯一の楽しみなんだよ。
良くて気の利いた仕出し弁当か、大きな会場ならホットミール(給食のこと)ばっかりでしょ。
そんなの飽きるぜ~。
揚げ物ばっかりでしょ?気を付けないと胆石になっちゃうんだよ。
演劇系の大きな現場ばかりやっている友達のサキソフォニストは、「弁当の揚げ物は必ず衣をハガして食べる」って言ってた。
さもなくば、こういう皆さんはコンビニの弁当ばっかり食べてるんだから。
そんなの身体にいいワケがない。
月に1回や2回なら問題ないけど、しょっちゅう食べざるを得ないからネェ。
「へぎそば」でも「わんこそば」でもたらふく食ってくるがいい!
プロ・ミュージシャンになれる第一の条件は、文句を言わず好き嫌いなく何でも食べることができて、どこでもすぐに眠れることなのです。
私は変なところが神経質で両方ダメ。音楽の才能以前にダメダメなのだ。
大学の時にチョットやって、コリャとてもできないと思った。
155vナンカこれも久しぶり感が強かった「Gradation」。120vgrこれからしばらくはこの曲の季節ですな。
130v立て続けにChiikoちゃんのドラムスから「Mystery Zone」。
コレはホントに久しぶり。140ストレートなハードロック・テイストが実によろしいな。
かつてはこういう雰囲気の音楽を「ロック」って呼んでいたんだよ。150「おかげさまで『Maximim Impact』完売していましたが今日はあります!」
私がこの日配達させて頂きました!
この流れでココのMCは物販紹介コーナーとなった。
D_Drivreのグッズはウェブサイトでも入手できるのでチェックしてね。

110v_2さぁて、本編残すところはあと3曲。
 
チョット、初めての試みをしてみようかと思います。
ま、大したことないんだけど、写真で構成する演奏の完全実況中継。
題材は「1,000,000 hp」。
私もかなり長いこと、そしてとても深く音楽を聴いておりますが、こんな曲って他に2つとないんじゃないかしらね~。
まるで音楽のサーカス。
英語で「Circus production(サーカスの出し物)」というと、「安っぽい」を意味する侮辱的な表現になるんだけど、コレは胸を張って「音楽のサーカス」と言いたいね。
 
まずはChiikoちゃんの重機関車式暴走ドラムス。
まずココからして「一体これからナニがおっぱじまるんだ?」感が炸裂。170_hpSeijiさんのリフが重なる。
D、Ab、F、D…よくこんな単純なモチーフをココまで展開させたよな。
だいたいね、いいリフってのは単純に出来ているもんよ。
この世で一番カッコいいロック・チューン、フランク・ザッパの「Inca Roads」もC、D、Gの3音だを使ったリフからスタートするけんね。180_2傍らではyukiちゃんがあおる。185vリフのアンサンブルと「♪ダカダカダン ダーダ ダカダカダン」のキメ。
あ、言っておきますが私、譜面書けますから。
ココではこうするより仕方ない。
でも譜面を読むのは大キライ。190Seijiさんのテケテケのソロから…210vギターの2人のアンサンブル。
そこにToshiくんが加わっての3オクターブにわたるユニゾン・アンサンブル。220_2Yukiちゃんもテケテケ。230v_2ギター2人のツイン・リード・パートからSeijiさんのハダカのギターがクロマチックで上昇し緊張感を高める。0r4a0399 Chiikoちゃんのドラムスでほぼダ・カーポ。240よし、Toshiくんいったらんかい!
この曲はピック弾き。250vスネア・ロールでテクニックの見せ所!

260v_2そして、この曲のハイライト…コレは何て言ったらいいんだろう。
ジャズでは「バース」という言葉があって、4小節ごとにソロを受け渡しするのを「フォー・バース」、8小節なら「エイト・バース」っていうんだけど、このパートは2拍ずつ4人がソロをテレコする。
「2拍バース」?
 
♪テケテケ
280v_2♪ピキピキ

270v♪ゴリゴリ

290v♪タカタカ

Img_2454 ♪テケテケ0r4a0390 ♪ピキピキSimg_2445 ♪ゴリゴリ
Img_2354♪タカタカImg_2236 そして曲をうっちゃるかのように突然Eの音がオクターブ上昇。
リフを1回だけリフレインして曲が終了する。
台風一過。
初めてこの曲を聴いた人は一体ナニを演っているのかわからないのではなかろうか?
NAMMで1回だけ演った時も、お客さんの反応はまずはポカーンだった。
その後にヤンヤヤンヤの拍手喝采。
 
Seijiさんの「舞い(ミリ音頭)」が復活するように期待している。
そういえば、Marshall Liveの前にミリ音頭を演っているビデオをMarshall Recordsに見せて「本番の時にコレを演ったらどうだろう?」と相談したところ、「イヤ、持ち時間が短いのでチャンと音楽だけを演った方がいいんじゃん?」と言われた。
アタシャ受けると思ったんだけどね~。
ま、現実的にはチューニングの問題があったんだけどね。
いつかイギリスでSeijiさんに舞わせてあげたいと思っている。

300「またかよ!」と言われそうだけど、「Russian Roulette」は久しぶりでしょう?310v_rrYukiちゃんの「シャンシャンシャ、シャンシャンシャ」もしばらく見てなかった。
320v_2最後は「Screw Driver」。
第2部はすべてローDの曲でまとまりました!
珍しいね。320_sdアンコールは「Attraction 4D」。
今回も充実した生音コンサートでした!

320v_4d

330v_2

340v_2

350v上に書いた通り10月まで大ツアーが続くのでしばらくフロア・ライブの予定はなし。
またやる時には観に来てね!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive official website

360_3

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D_Driveの世界デビュー盤『Maximum Impact』あり〼。
ただし、イギリスからの輸入盤のみを取り扱っております。
370cd帯と豪華ブックレットが付いている国内盤仕様の『Maximum Impact』はD_Driveの公式ウェブサイトあるいはライブ会場でお買い求めください。
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 200
(一部敬称略 2021年7月3日 新横浜strageにて撮影)

2021年7月15日 (木)

Live, Alive, D_Drive <前編>


Seijiさんが復帰して最初のライブとなった新横浜strageの『D_Drive フロアライブ』。
このシリーズ、とても好評で7月も2日間にわたって開催された。
その1日目にお邪魔して来た。10vPAシステムを一切使用しない生音による生演奏。
昔はコレが当たり前だった。
Marshallアンプの開発にはそういう時代の背景があって、様々な工夫が凝らされているのです。
だからこのシリーズは本来のMarshallの在り方を体感できるとてもいい機会なのよ。
ドラムスの音も同じね…生なの。20フロアにセットされたのは…
SeijiさんのJVM410Hと1960Aのハーフ・スタック。30vYukiちゃんのJVM410Hと1960Aのハーフ・スタック。

40vToshiくんのEDEN WT-800のワンハーフ・スタック。50vChiikoちゃんのNATALフルセット。
マイクが全く立っていないでしょ。60冒頭でチラリと触れた通り、このシリーズはとても評判がよく、今回も「ソーシャルディスタンス満員」。70ショウは定刻通りにスタート。80Seiji

90vYuki

100Toshi

110vChiiko

1201曲目は、この会場では初めての試み、7弦ギターを使う「Break Out」を持って来たよ。
いきなりヘヴィネスをブチかましてくれた!130_bo「皆さんこんにちは!
D_Driveです。よろしくお願いします!」とYukiちゃんが挨拶をすると…
「業務連絡~!」とChiikoちゃんの叫び声。
「ステージの上のエアコンつけてもらえますか~!」
すんごい暑かったんだって。
室温は生ではありません。

140v2曲目はSeijiさんの「人間シーケンサー」から…
そういえば最近「人間〇〇」なんて言わなくなったね。
ブルーノ・サンマルチノの「人間発電所」とか「人間ポンプ」とか…。
チョット気になって「人間ポンプ」を調べてみたらナント、安田里美さんと園部志郎さんという方、2人いらしたらしい。
ともに関東大震災のあった大正12年(1923年)の生まれというからジム・マーシャルと同じ歳だったんだわ。
今ではあんな身体を張った芸はコンプライアンスに引っかかって少なくともテレビには出られないだろうな。

子供の頃アレを見てビックリしたよね~。150v_lr2曲目は「The Last Revenge」。
「居酒屋甲子園」がなつかしい!

160v正直に言うけど、今回は前回より演奏がいい感じ!
160「今回も前ノリしたんですが、来る時は豪雨で大変でした。
途中で高速道路を降ろされて…」
やっぱり年がら年中日本国中を回っているので災害に出くわす機会が多いD_Drive。
これまでにも色んなタイプの災害による不自由を経験してきたが、私が知る限り、やはり雪の東京246号線での立ち往生が最も思い出深いのではなかろうか?

180_3「前回と前々回に引き続き『フロア・ライブ』をお送りしています。
アンプやドラムスには1本もマイクが立っていません。
生音を体感して頂けるライブです。
座っている場所で聞こえる音が全然違いますね。
Seijiさんと私の前の方はMarshallの音。
Toshiくんの前の方はEDENの音。
Chiikoさんは生のNATALの音。
ゴマカシのきかない演奏です!」170vYukiちゃんの新曲「Wings」。

190v_wi_2ファンキーな出だしから結局ヘヴィなD節になるという。
コンパクトな仕上がりがいい感じ。200vハイ、このポーズ!
もうおなじみですね?
「浪越徳次郎」ではありませんよ~!210v_tuSeijiさんのペンによる「Thumbs Up」。

220このポーズもだんだん流行ってきたぞ!
身内か…。

230v既報の通り、Seijiさんが無事復活して『感謝の47都道府県Driving Tour』が再開した。
今週末はToshiくんのふるさと、山陰方面だよ。Photo鳥取砂丘も出雲大社も修学旅行で行ったな~。
とても楽しかった。
先日は石見空港まで行ったし。
チョット前まで豪雨で大変だったけど、無事に行って来れることを祈ってます。
Photo_2 鳥取や島根の皆さん、今演奏した2年前の新曲「Thumbs Up」は聴いてくださってますか?
もし「何じゃそりゃ?」ということであれば、週末にD_Driveがお邪魔するまでに予習しておいてくださいね!
予習は復習より効果があります。
自力で予習して、わからないところをライブで確認してその場で覚える。
そうすると成績がグンと伸びます。
240sイギリスのMarshall Recordsがありとあらゆるサブスクで入手可能にしてくれていますのでお好きな方法でどうぞ!

12bafl 続いても2年前の新曲…

250Yukiちゃん作曲の「Begin Again」。

260vコチラも是非予習をしておいてくださいね!270sココで折よくYukiちゃんがサブスクの一般動向調査をしてくれた。
「Spotifyの人はどれぐらいいらっしゃいますか?」
Apple Musicが多かったかな?
「私はSpotifyを使っています」
次の日、全員がSpotifyに鞍替えしたとさ…ウソですよ~!
「あと2曲で換気タイムです」
280v前半最後の2曲。
まずは「Shape of Your Life」。

0r4a0257 『チェリーを3つ入れてください。』でMarshall Blogにもドカンと出て頂いたお姉さんに捧げた1曲。
感情を込めて弾いてくれました。
 
考えてみると、あの時はまだコロナじゃなかったんだよね。
あの後すぐにNAMMがあって、帰って来た翌日に家内が倒れて、あのクルーズ船のニュースを家内の病院の病室のテレビで見ていたんだ。
ナンカ、違う時代のことのようだ。

300v_2 第1部の最後は「Runaway Boy」。
久しぶり~!310_rb

320v

330v

340v

350「第2部もよろしく~!」
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive official website

360さて、数日前に紹介した「Marshall STUDIO」ね。10_2やっぱり相当スゴイみたい。160_2昨日の電話ミーティングでMarshall Recordsの親分が興奮気味に説明してくれた。160_2そして、1日も早くD_Driveを迎えてセカンド・アルバムを録音したいって言ってた。
250_2Seijiさん、Yukiちゃん、Toshiくんがこうしてサオものを録る。
220_3ドラムスのブースにはChiikoちゃんが入るワケだ。240_2楽しみだ!
まずはコロナの収束ね。
 
Marshall STUDIOの紹介記事はコチラ⇒Marshall STUDIO(と言ってもアンプのSTUDIOではありません)

200<後編>につづく

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Photo_3  

200
(一部敬称略 2021年7月3日 新横浜strageにて撮影)








2021年7月14日 (水)

泣いて笑ってクラッファーズ(秦万里子、岡井大二、駒沢さっき)

 
ああ~楽しかったナァ~。
観た後の充実感たるや生半可ではなかった。
キチンとした芸を持った人が自分が作った楽しい音楽に真剣に取り組む素晴らしさ…こんな風に思わせてくれるショウは久しぶりだった。
ピアノの秦万里子、ドラムスの岡井大二にベースの駒沢さっきのトリオ「Craughers(クラッファーズ)」。

10この日のショウは3つのパートで構成された。
まずは秦さんの即興のピアノ・ソロ。20秦さんの演奏は、前回この会場に稲葉囃子が出演した時に初めて耳にした。
その時は「泳ぐなネッシー」他の四人囃子の曲をモチーフにした即興演奏を披露してくれた。
それは素晴らしいとしかいいようのない演奏だった。30vまずタッチがすごく好き。
音色がすごく上品で理知的に聞こえるのだ。
そして、何よりも楽しい!40v今回もそのタッチで魅力的な演奏を聴かせてくれた。50「七夕」、「When You Wish Upon a Star(Over the Rainbow添え)」、「キラキラ星」等、季節がら「星」にちなんだ曲のメロディの断片がどんどん飛び出してくる。60vさらに時節に合わせたロサンゼルスの「Olympic Fanfare」、「ジョーズ」、「スターウォーズ」といったジョン・ウィリアムスのおなじみのメロディはキラ星のごとし。65それらのモチーフと秦さんが即興で作り出すメロディが絶妙に絡み合って、この瞬間だけの音楽を紡いでいく。
ウットリとしながらいつまでも聴いていたくなるピアノの音色と演奏なのだ。70vああ~ん、終わっちゃった!80vインターネットの情報によると、弟子入りを希望したというほどジョン・ウィリアムズがお好きだという秦さん。
このブログでジョン・ウィリアムズについて書くことなどそうないであろうから、いい機会なので少し脱線してみたいと思う。
何でも秦さんが大きく感銘をお受けになったのは1984年のロサンゼルス・オリンピックのテーマ・ソングだったとか。
1984年、私は大学4年生で、当時入っていたジャズのビッグバンドの金管の連中がしょっちゅう演っていたのをよく覚えている。
金管楽器っていいな~って思った。
あの夏、就職活動の真っ只中でね、面接の時の典型的な質問のひとつに「最近感動したことは何ですか?」というのがあった。
それには「ロサンゼルス・オリンピックです」と答えるのが一番無難とされていた。
どこかの会社の面接で実際にそう訊いて来た面接官がいて、私が模範解答通りに答えると「ナゼですか?」と質問を重ねられて困ったことがあった。
「やっぱりアメリカはスゴイと思ったからです」ぐらいのツマらない返答をしたように記憶している。実際、あの頃はまだアメリカに憧れていたのよ。
その前のモスクワでスッタモンダがあったが、あの時分はまだオリンピックもかなり健全なイメージだったね。
そういえば、今回のオリンピックのテーマソングみたいなモノってどんなん?

90s_2ジョン・ウィリアムズのことを調べていて、いくつか純クラシック作品を残していることを知り、「ヴァイオリン協奏曲」と「ファゴット協奏曲」と「チェロ協奏曲」の3つを実際に聴いてみた。
交響曲も1曲作っていて、本当はそれを聴きたかったんだけど、残念ながらSpotifyで見つけることはできなかった。
「ヴァイオリン協奏曲」は第3楽章がそれこそ『インディアナ・ジョーンズ』のクライマックスみたいでオモシロかったけど、「チェロ協奏曲」が一番ヨカッタ。
「ファゴット協奏曲」あたりは「のび太」の顔が浮かんじゃって…。

150意外だったのは、1969年、ピーター・オトゥールの『チップス先生さようなら(Goodbye Mr. Chips)』の音楽を担当していたのね?
下は私の宝物のチラシ・コレクションのウチの1枚。
コレ、珍しいB4見開き仕様。
配給会社もこの映画によっぽど力を入れていたのだろう。
100監督はハーバート・ロス。
ピーター・オトゥールの相手役を演じたのは「♪ダ~ウンタウン」でおなじみのペトゥラ・クラーク。
すごいね、「世紀の大公開」だよ。
テアトル東京、好きだったナァ。
私の一番の思い出は、1975年、13歳の時に父とココで『七人の侍』を観たこと。
スゴイ雨の日で、超満員。
ココは客席と舞台がなだらかなスロープでつながっていて、舞台の上まで客が入っていた。
「何てオモシロい映画なんだろう!」と興奮して以来、カレコレ30回以上は軽く観ている。
ちなみに私は自慢じゃないけど『スター・ウォーズ』って1編も、1回も観たことがないんです。
みんなが観てるから自分はいいか…みたいな。110もうひとつ。
『屋根の上のヴァイオリン弾き(Fiddler on the Roof)』の編曲を担当しているのは知らなかった。
ということで早速ウチにあるサントラ盤を引っ張り出して来た。120ジョン・ウィリアムズは「Music Adopted and conducted by」のクレジットになっている。
コレ音楽を作ったのはシェルダン・ハーニックとジェリー・ボックというコンビ。
ジョン・ウィリアムズは「編曲」というよりも、ミュージカル用に音楽を作り直す作業をしたのだろう。
コレによって1971年のアカデミー編曲・歌曲賞を受賞した。130『屋根の上のヴァイオリン弾き』というと何が何でも「Sunrise, Sunset」ということになるのであろが、2曲目の「Matchmaker, Matchmaker」というワルツがヤケクソにいい。
さすが、ジョン・ウィリアムズ、アレンジもカッコいい。
若い頃、「マッチ屋」の歌かと思っていたが「カップルをマッチさせる人」、すなわち「仲人」さんのこと。
この曲、「My Favorite Things」のようにもっと色んな人が取り上げてもいいのに…と思うのだが、私がパッと思い浮かべる限りでは『Movin' Wes』でのウェス・モンゴメリーぐらいか?
ま、このアルバムは1曲目の「Caravan」を聴くためのようなモノだからこの曲には誰も耳に止めないと思うけど。
やっぱりコルトレーンの影響力はスゴイね。140s「足元の悪い中、おいで頂きましてありがとうございます。
ひとたび転んだら骨を折ることになるかも知れない危険を冒してまで来てくださってありがとうございます」
齢を重ねると、ホント骨がくっつかなくなるからね~。
数年間、左のアバラ骨にひび入れてみたところ、ずいぶん長い間クシャミができなかった。145「ココでお題を頂戴したいと思います。
今回1番で予約を入れて頂いた方?」
即興演奏のためのお題ですな。
頂いたお題に則してこの場で秦さんが音楽作り上げる趣向。
落語で言えば「三題噺」。
明治の大名人、初代三遊亭圓朝は「酔漢」、「財布」、「芝浜」の三題から「芝浜」を演じたという。
あの「芝浜」が即興?…ホンマかいな?
夢だったんじゃないのかね?
怪談噺の一種「鰍沢」も圓朝の三題噺で出来上がったという。
146vその方が出したお題は「カエル」。
梅雨時でアマガエルのイメージか?
「この中でカエル触れる人?」と会場に問いかける秦さん。
コロナ下の満席の会場から結構手が挙がってビックリ!
私はダメです。
秦さんは昨今のライブにおける満員状態のことを「ソーシャル・ディスタンス満員」と呼んでいらっしゃる。
うまいことおっしゃるナァ。150「カエル」らしく照明がグリーンに。
やっぱりアマガエルだな。160カエルらしく元気に飛んだり跳ねたりしているイメージ。
「♪カ~エ~ルの~う~た~が~」を題材にするなんてことはあり得ない。
切れ味の鋭い秀麗なカエルなのだ!
170v「いつまでそこで聴いているんだ?
ソロソロ出て来てください!
♪岡井くん、岡井くん
♪カエルがアナタを呼んでいる~。
♪もうすぐ誕生日~!」180大二さん登場!
これまで配信をご覧になっていたとか…。
200さすが、大二さん。
当意即妙に秦さんのピアノをドラマチックに脚色していく。190もちろん大二さんが使用しているドラム・キットはNATAL。210vCafe Racerの12"、16"、18"というコンフィギュレーション。
可愛いバスドラムだけど大二さんが踏むと、それはそれは立派な音が出て来ます。220大二さんが配信をご覧になっていて気になったのが秦さんのズボン。
というので、わざわざ立ち上がって見せてくれた。290vト音やヘ音の音部記号や見慣れない拍子記号が描かれている。
15分で仕上げたとか…。
そういえば開演前に秦さんの楽屋を通り過ぎた時にマジックインクを手にしてナニかを書いていた姿をチラリとお見受けした。
寄せ書きかなんかかと思っていたら…アレはこのズボンだったのね!300大二さんが加わったところでもう1曲。
即興ではないけど、これこそ三題噺の「音楽版」。
「3 Notes」と題して、子供が好き勝手に選んだ3つの音を使って作った曲。
この写真だとわからないかも知れないが、大二さん、大変にムズカシいお顔をしていらっしゃる。

S0r4a0049 秦さんはシレっと弾いていらっしゃるが、この曲、まずリズムがエラク複雑なのだ!

Img_1730 6/4拍子だの5/4拍子だのが入り組んでいるのかな?
途中でわからなくなってしまった。Img_1815 カッコいいわ~。Img_1708 大二さんは「(ピアノの鍵盤の)ココとココとココって子供が選んだのがナンでこんなにムズカシくなるの?」とおっしゃっていたがイキイキとしてNATALを叩かれていた。260v「ありがとう!
この曲ムズカシイの…うまくいくとうれしくて!」270ココでベースのさっきちゃん登場。330さっきちゃんのベースの音を出していたのはMarshallの4x10"キャビネット。
1980年代の後半に製造していた「Integrated Bass System」というシリーズの1540。

340「次の曲は…『アンティグオ』でいいんだっけ?
スペイン語のわかる人しか意味がわからない…おじいさんが作った曲」
「おじいさん」とは大二さんのこと。
2人で「おじいさん」、「おばあさん」と呼び合っていた。
そんなコンサートある?
350v「アンティグオ(antiguo)」というのはスペイン語で「古い」という意味。
元がラテン語で、英語で「骨董の」とか「古風な」という意味を表す「antique(アンティーク)」と兄弟の言葉ですな。
それより私は「Antigua(アンティグア)」を演奏するのかと思ってかなり驚いたんですよ。
「Antigua」は別名「Anti-Carypso」といってギタリストのローランド・プリンスという人が作ったエルヴィン・ジョーンズの愛奏曲。
こっちはカリブ海にある島の名前ですな。
さすが大二さん、エルヴィンか~!と思ったら違った。360「徘徊」というサブ・タイトルまで付けられていた!370曲は大二さんのドラムスからスタート。380vさっきちゃん、超久しぶりのMarshall Blog!390vシリアスなインスト・ナンバー。
秦さんのピアノのタッチと思わず聴き込んでしまうフレーズの組み立てが素晴らしい。
ホントに聴いていてウットリしてしまう。400v「ウチに帰れた?おじいさん」
「イヤ通り過ぎちゃった!」と大二さん。
280v後で酔っぱらってマンションの階を間違えて知らない人の家に行っちゃう…なんて話も出ていたけど、私も遠い昔に社宅でやったことあります。
430「次の曲は歌があるの…。
『泣き笑い』を歌えたらいいな…と思って。
『泣く=cry』、『笑う=laugh』の2つを合わせて『クラッフィング』という名前ができて『クラッファーズ』とこのバンドに名付けたんです。
楽しくて、うれしくて、色んな人と生きていけるな…っていう曲を歌います」
 
大二さんが開演前に「今日のライブは前半と後半で雰囲気がゼンゼン違うからね!」と何度かおっしゃっていたが、それは本当でした。
この先、秦さんの歌が入ってからというもの、前半のシリアスな雰囲気はとこへやら、ガラリとステージが変わってしまった。
ここからが輪をかけて楽しかった!
420v「♪今は今 過去は過去 心配なんてありゃしない」、「♪アソコでもコッチでも生きていけるもんさ」と歌うのは「生きていけるもんさ」。440「You can't hurry life」とでも言いたくなるような楽しい1曲。

450リズム隊の2人が抜群のグルーヴを秦さんに提供する。
410スカートを履いてステージに上がった来たことが話題になったさっきちゃん。
座奏でベースがズリ落ちてしまうので、100円均一で売っている滑り止めのゴムをモモの上に敷いていることを発表。
「昨日の夕方、どしゃ降りの駅のロータリーで前にショッキング・ピンクの車が停まっていて、『すごい車だな』と思って見ていたら、ゼンゼン知らないオバちゃんが私の車に乗って来たんですよ!
散々話した挙句、私の顔を見て、『アラ!私間違えちゃった!』って言って前の車に乗って行ったの!…あのオバさん秦さんじゃなかった?」
ココでみんなで勘違いの話となる。
今考えてみるとコレが後の曲の伏線になっていたのね?
ステージ運びのすごい高等テクニック!470v次に「ロシアよりもったいないを込めて」。
世の中もったいないモノやコトばかりですよね。
でも、それが経済を回していると言わざるを得ないからイヤになっちゃう。
ほぼすべてのもったいないを一発で解消する方法がひとつだけあると私は思っていて、それは江戸時代の暮らしに戻ること。
言い換えると太陽と一緒に暮らすということ。
この辺りの本を読むと大変オモシロいね。
もちろん今となってはそんなことはできないので、本当に無駄なモノやコトは思い切ってズッパズッパと切り捨てなければならない局面に来ていると思う。
例えばネオンサインとか夜中のテレビ放送とか。
もちろん私はもったいないので本はほぼ全量ブックオフで買っています(ウソ、セコいだけ)。480_russこの曲では秦さんの手の合図に合わせてお客さんが「ヘイ!」と掛け声を入れる。
その秦さんの手の振り方がスゴイ迫力なのだ!
「ハイここッ!!!!」みたいな。

490va

490bv_2ノッて来たゾ~!

510「ヘイッ!」
バッチリとキマりました。

520「ゴルフは3歳から初めて3歳で止めた。バンドも18歳で初めて1年で止めた」
さっきちゃんから「バンドを始めたのが18歳って若いの?」とツッコミが入ったが、トンデモナイ!
私もどちらかといえば秦さんや大二さん世代にくくられる方だと思うんだけど…年齢は結構離れているけど、「ロック」という音楽が「ロック」だった時代を知っている古い人間であるということ…秦さんが18歳の頃に女子でバンドをやっているなんてレア中のレアだったハズよ。
始めるもナニも、存在自体が一般的ではなかったと思うよ。

530v「ウチのオヤジなんて80歳で車の免許取りましたよ」
大二さんのお父上は、「大二さんのお父さん」だけあって立派な方ですから。
秦さんは「ドラマーで免許を持っていない人に初めて会いましたよ」と大二さんのことをおっしゃっていたけど、ジャズ方面なんかではベテランのミュージシャンで車の免許を持っていない人が結構多いんだよね。
ナゼなら忙しくて、とても教習所に通う時間がなかったんだって。
それで、18年前、大二さんと同じ年齢の世界的なジャズ・ギタリストに「合宿の教習所」なるモノがあることを教えて差し上げたことがあった。
その方、その手の教習所に通って見事免許を取得されました。
ファンの教官がビックリして、レコードを持って来てサインを頼まれたとか…。
 
「今日はMarshallのNATALドラムスを使っています!」と大二さんにNATALを紹介して頂いた。
ありがとうございます!0r4a0081 次の曲もヨカッタ…グッと来た!
「あんな息子」という曲。
大谷くん、八村くん、松村くん…あんな息子がいたらどうでしょう?…という歌。
歌には出てこなかったけど、あと藤井くんもかな?
わかるよな~。
正直、ウチの子が翔平くんだったらな~…と思うことはありますよ。
まずはお願いして家を建て直してもらいたいわ。
540_sonいい素材に…

550vいい演奏…

560vそして感動。
曲は「今の家族が一番 今の家族が私にはちょうどいい」と結ぶのだ。
 
ウチの子は2人とも勉強しなくてね~。
ロクな学校しか出れなかったけど、健康で、よく気が利いて、自分のことよりも親のことを心配してくれる優しい子に育った…全部家内のおかげだけど。
息子や娘が東大を出て、官公庁に勤めて…なんて、そりゃスゴイけど上をみたらキリがないし、自分がやってるワケじゃないので人に言うことでもない。
人間、「アソコでもコッチでも生きていける」もんでしてね、とにかく一番大切なのは心と身体の「健康」ではないかと最近つくづく思うのです。
ただ、どんなことがあってもひとつだけやっておいた方が良いと思うのは「読書」です。マンガはダメよ。570v「次の曲は立って演ります」
ズボン、カッコいいな~。
最近、ズボンっていう言葉もあんまり使わないのかな?
アメリカ式に「パンツ」?
スペイン式に「パンタロン」?
日本ではナゼか絶対に出てこないズボンの名称がイギリス式の「トラウザーズ」。
ま、ドップリとイギリス派の私も日本にいれば口にすることはないけど、イギリスに行けばみんな使っている言葉。

580v_who「えーと、コレはおジイさんからでしたね?」
「ハイ、ワタスでぃす!
恥ずかしながら~、ワタスからいっでみようかねハァ」
おジイさんの山形弁、あ…失敬、大二さんの得意技炸裂!
そういえば今回「Smoke on the Water」が出なかったな。
おジイさんも相手を見てアレやっていらっしゃるのか…。
代わりに…
曲は大二さんのカウントから。
「キーはズーマイナー。
ワン、トゥ、スリー、フォー!………と言ったらはずめて下さい!」
590「や、やられた…」
超古典的なギャグがうれしい。600v「チョット!私大分前からGのところ押さえているんですからねッ!」
とあまりに前置きが長いことで待ちきれなくなってしまったさっきちゃん!
会場は大爆笑!610v予告通り大二さんのドラムスから曲はスタート。620v曲は「あなたどちら様」。630タイトル通り、話しかけてきた人が誰だかサッパリわからなくて困っちゃう歌。640vさっきのさっきちゃん(←ややこしい)のショッキング・ピンクの車のオバさんの話通り!
ココへの伏線だったんだな。650vコレはね~、年々多くなるんだよね。
ホントにイヤなもんです、申し訳なくて。
顔はわかっても名前が出ない…なんてのは日常茶飯事。
私ですらそうなんだから大勢の人と会う秦さんみたいな方々は本当に大変だと思う。
でも、失礼になるのでわかったフリをしているというのが社交辞令。
それなのに「覚えていますか?」とか訊かれる時があるんだよね~
アレは困る。
落語の「鰻の幇間(うなぎのたいこ)」に出て来る一八みたいになっちゃう。
 チョット脱線して…。
ギタリストの田川ヒロアキさんとそんな話をしていた時のこと。
やっぱり彼もモノスゴイ数の人と日頃から会っているワケ。
ご存知の通り全く目が見えないので、声で相手を識別するしかない。
それなのに「田川さん、お久しぶりです!」と話しかけて来て、こっちが怪訝そうな顔をしていると、「おわかりになりませんか?覚えていないんですか?」と強引に自分をわからせようとする。
「コレは正直に『わからない』と答えた方が安全そうだ」と、意を決して相手との関係を尋ねると…「覚えてないかな~。15年前に下関で一度お会いしたモノですよ!」
わかるワケがない!
顔を見ていたって覚えていられないのに「声」だけでそんな昔に一度だけ行き会った人を識別なんかできるワケがない…という話。
こういうのは全くの非常識であって、自分からダレダレとまず伝えるべきでしょう。
 
最近は私はもう「年齢」とか「加齢」とか「老化」という状態を利用して、相手がわからない時は「ンンンンンン~」と、正直にわからない仕草を見せて正直に謝ることにしている。
するとみんな親切にいたわってくれる。
歳を取るって悪いことばかりはないんよ!…違うか。675v秦さんの歌を引き立たせる臨機応変なドラミングは名人芸。
リズムはタンゴ。
そう、私は今の日本の音楽界は猛烈なリズム貧乏だと思っている。
マンボにルンバにチャチャチャにドドンパ…。
この世には色んなリズムがあるのにこの国ではほとんどそれらが壊滅状態でしょう?
昔はもっとリズムがにぎやかだった。
ロックの方でもすでに若い人の間にはブギとかシャッフルという三連系のリズムがほぼ絶滅しているからね。
670結局、相手が誰かわからない。
これぞ泣き笑い!
 
3人のステージは笑いとステキな演奏ばっかりだった!

680_ku

690v

700v「え、ワタシ?私、鈴木じゃありませんよ!」
相手は完全に人違いをしていた…という話。
さすがにこの経験はないな~。
会場を大爆笑させて本編を終了した。660v本当はアンコールも含めてもう少し演る予定であったのだが、終演時間を遵守して終わり。

「もうすぐ岡井くんの誕生日!」とおバアさんからおジイさんに花束が贈られた。705「ありがとうございます!7月8日で68歳になります!
まだまだ色々やりますのでよろしくお願いします!」
730v「四捨五入して65歳から『70歳』って言っておくと74歳になっても『70歳』なのよ!」
ん?
740「ジイさんとバアさんと若い娘です。これからもよろしくお願いします!」
なんか、ホンモノの家族みたいですね~。710「どうか転んだりしないように気をつけてお帰り下さい。
怒っている人もいるかも知れませんが、また来てください!
最後なので私が『蛍の光』を弾いてお別れします」
720vピアノに戻る秦さん。

750退場していくお客さんを見守る秦さん。
この「蛍の光」がまたカッコよかった!760最後の1人がホールを出るまでキチっと弾き続けた。
 
秦万里子の詳しい情報はコチラ⇒秦万里子オフィシャルウェブサイト770その後ロビーでは「♪ハッピーバースデー」の大合唱!
1週間遅くなっちゃったけど、大二さん、お誕生日おめでとうございます!

780 

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S  200 
(一部敬称略 2021年7月2日 二子玉川Geminiシアターにて撮影)

2021年7月13日 (火)

【Marshall Records】 ピーター・キャップスティックのインタビュー

 
ある日のこと、Marshllの本家のウェブサイトを開いてビックリ。
私のMarshall Recordsの仕事のパートナーであるピーターのインタビューがドッカリと掲載されているではないの~!
オモシロそうだったので全文訳してみた。Marshall_records_logo_square_black
Marshall(以下、斜体)Marshall Recordsのレーベル・マネージャー、ピーター・キャップスティック(Peter Capstick)に話を聞くことができました。
(もう始まってます)
どのようにして今の業務に就くことになったのか、そして彼の音楽への愛情が今の仕事にどう生かされているのかについて訊いてみました。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
 
Marshall(以下、斜体)現在取り組んでいる仕事の内容を説明してください。典型的な業務としては何をされていますか?
 
ピーター・キャップスティック:「軸」とでも言えばよいのでしょうか?
レーベルに関するすべてのことに携わっています。
毎日、色んな関係者と連絡を取っていますね…契約アーティストたちやディストリビューター、プロモーション・チーム、ラジオ関係者、広告関係者、音楽出版社、そして海外のネットワークの皆さんです。
レコーディング関係のお手伝いもしています。
 
もうひとつ私の重要な業務は、将来を見据え、アーティストの皆さんが前進するために必要なことを計画することです。
それには様々なケースがあって、すぐに私が動く必要がない仕事もありますし、デモ音源を評価したりする場合もあります。
そのような時には、一歩退き、曲を注意深く聴いて、どのようにその曲を次の段階に送り込むための大きな絵を描くんです。
もちろんストリーミングの状況や実際の商品の販売、またSNSの動きをチェックする時間も設けています。

Sp1 
自分の仕事の中で、どういう部分が一番好きですか?
 
チームのみんなと関わり合うことをとても楽しんでいます。
アーティスト、マネージメント、ディストリビューター、マーケティング、プロモーション、その周辺の人々全員です!
我々には「最終的にスゴイものを作る」という定められたルールがあるんです。
そういうことを考えるのが好きなんですね…たとえば「海賊船」を想像してみてください。
我々、乗組員全員がオールを持っていますよね。そして私たちは息を合わせてオールを操る必要があります。
最終的にみんながで目指している同じ目標に向かって突き進むためにコミュニケーションは欠かせません。
だから「人々こそ私の仕事のお気に入り」ということになります。
 
 
今のキャリアでナニか特筆すべきことはありますか?
 
このインタビューの時点では、THERAPY?(セラピー?)の2枚のアルバムが連続してチャートに入ったことです。コレはとても自慢に思っています!
 
<THERAPY?のアルバム>

Index

A1gpaayd0l_ac_sl1500_  

それだけではなくて、Press to MECO(プレス・トゥ・ミコ)とRews(リュウズ)が立て続けにブリクストンのO2アカデミーのステージに立ったのもうれしかった。
自分たちのバンドがそのようなステージに立つことを目の当たりにするのはこれまででも最高の気分になりました。
Simg_7221(ブリクストンにあるO2アカデミー。さほど雰囲気が良いとは言い難いこの街はデヴィッド・ボウイの出身地だ。
詳しくはコチラ⇒【イギリス-ロック名所めぐり】vol.50 ~<オールド・ロック・ファンに捧ぐ>トライデント・スタジオとC.ベヒシュタインとデヴィッド・ボウイ )

<Press to MECOとREWSのアルバム>

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Images (Therapy?のアルバム同様Marshall Music Store Japanからお求め頂けます。詳しくは巻末をご覧ください) 
  
 
どのようにして現在の仕事に就いたんですか?
 
学校の都合で家を離れるまで、10代の頃はずっとバンドをやっていました。
その時は完全にバンドの活動を止めてしまったんですが、家に戻って以前とは別のバンドに入ったんです。
その時、自分はバンドのスタッフの方が向いていることに気づいたんですね。
ステージで演奏するよりもバンドの管理とか、運営とか、バンドの傍らの仕事の方が自分にはシックリいくのではないかと考えたのです。
 
そういう意味ではそれが現実になった。
私が所属していたバンドでそうしたスタッフ業務にトライしてみたんです。
例えば、曲をオンラインで流してみたり、CDを何枚か制作して売ってみたり、そのためのSNSのページを作ったり、時にはプレスにCDを持って行ったりしました。
他のメンバーはブッキングみたいなことに集中していましたが、私の興味はもっぱらそういう方面の仕事でした。
  
自分のバンドのためにそんなことをしているウチに、何人かの友達のバンドの手伝いをするようになったんです。
彼らの音楽をオンラインで流したり、手作りのミュージック・テープを作って友達に売ったり、地元のレコード屋にそれを置いてもらったりしました。
一切儲けにはなりませんでしたが、失ったモノもありませんでした。
 
振り返ってみると、バンドにいたことや、自分はそのような仕事が好きであったことを発見したこと等すべてが今の仕事につながったんですね。
 
  
自分の業務においては何に挑戦していますか?またそれにどうやってそれに打ち勝ちますか?
 
毎日が挑戦ですよ…取り扱い品目が「芸術」ですからね。
芸術はとても主観的なモノです。
アーティストの熱意や情熱にチャンネルを合わせることが挑戦であり、そのアーティストの意向を音楽産業の仕組みの中で具現化できるようにすることも挑戦なんです。
  
それがうまくいったらラジオ・プロモーターやディストリビューターにその音楽を自分と同じぐらい好きになってもらって、その音楽の背後にナニがあるかに興味を持ってもらう。
そこから生まれた熱意をその作品に注入してもらう。
いかに自分自身がその音楽を作ったアーティストと同じぐらい熱狂するかなんですよね。
そして、その音楽が持つ情熱とメッセージを音楽業界の関係者に運ぶ最良の媒体になることができるかどうかなんです。

Sp2 
何がアナタを音楽業界で働きたいと思わせたのでしょう?
 

既に述べたように、バンドをズットやりながら育ってきました。
それがとても楽しかった。
音楽のようなモノは他にありません。音楽は最高です。
たくさんの人が関わっているヴァラエティです。
コレは偏った見方かも知れません。でも恐らく音楽は「芸術としての在り方」の主流だと思います。
音楽を聴きたくない、なんていう人に会ったことがありませんからね。
 
そうした思いがこの業界で働くキッカケになりました。自分が今この業界にいて、その中で働いているワケですが、そのことが「興奮と挑戦とその報いがゴッチャになっているモノ」であるということ学んでいます。
 
 
アナタのような仕事をする上で必要不可欠なスキルは何だと思いますか?

人と話せるということでしょうね。
このことは仕事の成功や失敗に深く関わってきます。
他にも計画力、時間の管理能力、デザインのセンス…等々。
でも、コミュニケーションの能力は明暗を分けます。
「人と話せる」ということだけでなく、「会話をする」ということですね。
締め切りを効果的に使い、会話の効率を考慮する必要があります。
 
 
それらのスキルは自然に身についたモノだと思いますか?あるいは仕事のなかで発展させたモノだと思いますか?
 
自分で言うのもナンですが…自分はなかなか良い話し手だと思うんです。
仕事を通じて進歩したとも思いますが、一般的にそういうスキルは習うようなモノではありませんでしょう。
 
 
音楽業界で働きたいと思っている人たちにアドバイスをするとすれば?
 

すべてのことに注意を払うことです。自分の周りの情報をできる限り何でも吸収する。
それは間違いなく自分にとって有益なことですから。
私は自分が良い話し手であると思っている限り、良い聞き手であろうとも思います。
誰かと座って話をしようとする時、私は何もしゃべらず、何かが起きて、相手が話すことを受け容れるよう努めます。
何かを習得する時に最も大切なことは聞くことによって経験を積むことです。
コレが自分を成長させる唯一の手段です。
今まで私が関わって来た業界には、相手との関係やどんな情報を相手が持っているかをよく考える前に、成果を急いでしまう人たちがたくさんいました。
 
 
バンドやアーティストのどういった点がアナタを惹きつけますか?
 

音楽第一です。
もちろんステキな音楽でなければなりませんが、他にもそのアーティストを成功に導くためのたくさんの重要な要素があります。
私が個人的に見ているのは…
★魅力的な音楽:当然ですよね。他の人に聴かせたくなるいような要素がなければ私の出る幕はありません。
★情熱:申し上げた通り、情熱と熱意ことが曲を売るのです。曲というモノはそれがすべてです。
★やる気:すべてのアーティストは一生懸命に働くか、一生懸命働く意欲がある…のどちらかである必要があるでしょう。彼らの創造への旅のどこにいるのかにもよりますが。
★柔軟性
ひとたび曲が作られて録音されると、アーティストは他の人たちにオープンであらなければなりません。作品について別の選択が与えられ、改変をススメられ、アレコレと指示を受けることになりますから。

Sp3_2 
あなたの仕事を一言でまとめるとなると?
 
楽しみ。
 
 
どうして?
 
ただ単に自分がやっていることが楽しいからです。
ズット楽しい人たちと仕事をしているし。
仕事は大変ですが、取り組んでいる間、その戦いを楽しむことのはとても良いことです。
母がよく言っていました…「もし笑わないなら泣くことになるよ」って。その通りだと思います。
大変な仕事はそれを楽しんじゃうことが一番なんですね。
 
 
アーティストがMarshall Recordsと契約します…そうした場合、次には何が起こるのでしょうか?
 

先方のキャリアによって色々ですね。
我々のアーティスト・リストを充実させるために契約をするのであれば、先方がどういうポジションにあるかを見定め、マーケットでどんな存在であるかを分析します…コレは今までと同様なんですが…そして、アーティストの目標と成し遂げたいことを設定します。
まずはそれをスタート時点の課題に据えます。
何をしたいのか、どう成りたいのか、どういう風に見られたいのか、どういうジャンルに区分けされたいのか、ということを決めるのも重要です。
そしてひとたびそれらを設定すると、必要な関係者とコンタクトし、それらの目標を達成するために共同作業を展開していくのです。
 
そんなことからアーティストの熟成期間は状況によって大きく異なります。
先方はすでにいくつか曲を作っているかも知れませんし、ビデオを制作する必要があるかも知れませんし、配給の計画を立てなければならないかも知れません。
あるいはイチから初めてスタジオに押し込んでそ、こから何かを作りだすケースもあるかも知れません。色々です。
どんなバンドと仕事をしようとも我々は腰を据えて考えます…我々はどこにいるのか?我々はどこに行きたいのか?そこへはどうやって行くのか?
 
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
 
以上。
ピーターはウチのセガレたちよりいくつか若いんだけどシッカリしとる。
冒頭でピーターを「仕事のパートナー」だなんて書いたけど、ピーターは私をレコード屋さんの店主にしてくれた本人でしてね。
彼のプッシュがなければ『Marshall Music Store Japan』は実現しなかった。SもちろんD_Driveの世界デビューに当たっても並々ならぬサポートをしてもらい、現在でも微に入り細に穿ち面倒をみてもらっている。
彼とは2019年の『Marshall LIVE』の時に1回しか会ったことがないんだけど、ネット電話を通じて隔週でミーティングをしているので生で接する機会が多く、仕事の話のついでに英語についてチョコチョコっと教えてもらうなんてことも少なくない。
ブルースが好きなのかな?
仕事柄もあってか、若い割に昔の音楽もよ~く知っている。
ま、私には到底かなわないけど…古い音楽だけね。
S0r4a0510紅茶もそうなの。
ウチはこの「Sainbury's(セインズベリーズ)」というスーパーの紅茶、すなわち庶民が飲む一番普通のお茶が大好きで、商品を発送してもらう時にピーターに頼んでこの一番デカい240個入りというヤツをついでに送ってもらっている。
味はイギリスで飲む紅茶と違いますよ…向こうは硬水だから。
で、最近「Contrex(コントレックス)」とかいう硬水があるのを知って、「コスコ(COSTCOのことね。海外で「コストコ」と言うとかなりの高い確率で笑われますのでご注意のほどを!)」で買って来てこの紅茶を飲んでみた。
思わず口から出るのはThe Kinksもビックリの「Cuppa tea?」!
イギリスで飲むあの紅茶の味にかなり近いのだ。
ミルクを入れると更に近くなるよ。Ssbtピーターは私のMarshall Blogもキチンと認識してくれていて、日本で手に入らなかった下の本を送ってもらうようにお願いすると快く対応してくれた。
ロンドンにかつてあったライブハウスの図鑑。
コレがベラボーにオモシロくて、Marshall Blohの『イギリス-ロック名所めぐり』にメチャクチャ役に立つ1冊なのだ。S0r4a0039Marshallの本社があるミルトン・キーンズとオックスフォードの中間ぐらいにあるピーターの住む小さな町のようす。
イギリスは郊外の小さな町がどこもかしこもメチャクチャ魅力的だ。

Sch彼は私がMarshall Blogの中に『名所めぐり』を連載していることを知っていて、昔々この町のライブハウスにKing Crimsonがやって来たことを話してくれた。
も~ね、ブリティッシュ・ロックで育った私としては、そういう話を聞くとタマらんのよね。
恐らくグレッグ・レイクがいた頃のクリムゾンの話でしょう。Sab2コレがピーターの家…かと思ったら違った。
郊外にある「Waddesdon(ワデスドン)」というマナー・ハウス…貴族の家ね。
こういうイギリスの風景を目にするたびに日本に生まれて来てしまったという不公平感を抱かざるを得ない。
東京はどこかの野蛮人がすべて焼き尽くしてしまったからね。
あと、背広を着て海外でのパーティに出席する時ね。
あの時の劣等感だけはどうにもならん。Smh いつもニコニコしているピーターだけど、仕事のことになるとすごくシビアでしてね…「音楽」を「ビジネス」として扱う感覚とか姿勢にはものスゴいプロ意識を感じる。
特に今はITを使ったプロモーションが盛んでしょ?
ITを駆使した仕事の仕方が生半可じゃない。
私がいる環境がそうさせるのかも知れないが、この辺りの話をしていると、日本って手が付けられないぐらい遅れているのではないか?と心配になって来るんだよね。
でもね、とにかくもう言葉がわからんのよ。
英語自体はわかってもIT関連の用語がサッパリ理解できなくていつもピーターに迷惑をかけてしまうのですわ。S0r4a0479そんな若いピーターから教わることのひとつに「西洋人の寛容さ」というのがある。
仕事ですからチョットした話しの行き違いで意見が合わなくなることが出て来るでしょ?
そういう時、彼らってまず「No prolem!」とか「No worries!」ってやるんだよね。
決してガミガミ相手を押し込んだりするようなことをしない。
こっちもそう言われると、いっぺんに気がラクになって同じ方向を向こうという気になるでしょ?
連中は必ずまず一歩退いて相手の話を聞いて、それから自分の意見を論理的にバシっと言う。
そういう人との接し方を子供の時から学ぶんだね。
そうでない人ももちろんいるけどね。
勉強になります。
Marshallのレコーディング・スタジオも完成して、Marshallの新しい展望が開けて来た。
これからもピーターにはたくさんお世話になりそうだ。
アイツ、日本に来たことがないって言うからな~、来たらウマいもんをたくさん喰わせてやろう。
その前に…早くまたイギリスへ行きたいナァ~。
 
ということでMarshall Recordsをよろしくお願いします!
しかし、ピーターはデカいな。Simg_9063Marshall Records商品のお求めはコチラ
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2021年7月 9日 (金)

【BREAK the CODE】vol.19~HELL FREEZES OVER / RYOTO

 
Marshall CODEの魅力をお伝えするデモ動画シリーズ『BREAK the CODE』の第19弾を公開しました!

10s_2今回のデモンストレーターはHELL FREEZES OVERの上手のギター、RYOTO。20昨年、アナログで録音した最初のフル・アルバム『Hellraisrs』をリリース。
その後、ベーシストが脱退したものの…30cd先日Marshall Blogでレポートした通り、新しいベーシストを迎えての単独公演も大成功させた。40そのHELL FREEZES OVERの総帥がRYOTO。50v普段からビンテージMarshallを愛用し、今どき磁気テープを使ってアナログでアルバムを制作するようなガンコ野郎が『BREAK the CODE』でデジタル・アンプに挑戦!
80vまぁ、正直チョイと心配だったが、準備万端!オリジナルのCODEサウンドを4つ用意して撮影に臨んでくれた。

90結局、日ごろからキチンとした真空管アンプを使っているギタリストは相手がデジタルだろうとビヤ樽だろうと、音の作り方の基本とコツを知っているので、機械の使い方さえわかってしまえば特に問題はないんだよね。
このことはCONCERTO MOONの島紀史さんが完璧に証明してくれた。
RYOTOくんも1970年代製造の1959や2203に触れているだけあって難なく自分のサウンドを作って来てくれた。
100とはいえ、私が悪いんだけど、撮影時には予期せぬトラブルが発生してしまい、ものスゴく時間がかかってしまったのです。
それでもイヤな顔ひとつせず、最後の最後まで丁寧にかつ朗らかに対応してくれたRYOTOくんにこの場をお借りして心から感謝申し上げます。110ビデオには相棒のHIROTOMOくんも登場するよ!
HIROTOMOくんの『BREAK the CODE』も現在制作中なので乞うご期待!

120vそれではHELL FREEZES OVER/RYOTOくんの『BREAK the CODE』をどうぞ!

Marshall CODE、絶賛発売中です!70

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2021年7月 7日 (水)

Marshall STUDIO(と言ってもアンプのSTUDIOではありません)

 

Marshallがスタジオを始めました!…と言ってもイギリス本国での話。
5場所はミルトン・キーンズの本社/工場内。
かつて本社社屋の裏に「Theatre(シアター)」と呼ばれるホールがあった。
そのシアターがこのたびMarshall STUDIOとして生まれ変わった。
20再結成したThin Lizzyがココでライブを演ったこともあったし、その名の通り、劇場として地元のイベントなどにも利用されていた。
2011年の東日本大震災の時には、名前は忘れてしまったが、地元の和太鼓のチームがココでチャリティ・コンサートを開催したりした。
元々は新製品なんかを試すための施設でもあったのだろう。
25コレはASTORIAが発売される前だから2015年ぐらいの写真。
シアターのロビー。30コレがシアターの入り口。40中は文字通りのただのホール。
ココで世界のディストリビューターが集められてよく会議が開かれた。
私は何回もその会議に出席させてもらったんだけど、毎回大変だったナァ。
英語がよ!
万が一、質問が聞き取れなかった時のためにいつも席を真ん中にしてもらっていた。
車座に座った各国の代表が順番で意見を言っていくんだけど、真ん中にいれば自分の番が回ってくるまで、皆さんの答えを聞くことができるでしょ?
その答えから質問を類推するワケよ。「生活の知恵」というヤツ。
端っこに座っていて、「はい、じゃまずジャパンさん、どうですか?」とやられて「え、質問、なんスか?」とはできないワケよ。
一応代表だから。
でも、万が一どころか、三が一ぐらいでわからなかったけどね。
ナゼかというと、広いでしょ?
すると英語が反響してしまって聞き取ることが極端に難しくなってしまうんですよ。
我々は会話をする時、無意識に音を聞いているのであって、単語ひとつひとつを聞きとっているワケではないのね。
ところが外国語となると、単語をひとつひとつキャッチしなければならないので、聞こえて来る音声がクリアでないとかなり苦しくなるんですな。
しかも、NHKラジオの『基礎英語』とはワケが違うからね。
チョット触れば指が数本すっ飛ぶような真剣英語だから。
まったく皆さん英語が上手ですよ。
それぞれのお国の違いが出てオモシロかったな。70英語も苦労したけど、寒いのにはとにかく閉口したな。
会議は6月あたりに開かれることが多かったけど、火の気がなくても~、どうにも寒いのよ。
こっちはイギリスがベラボーに寒いのを既に知っているからセーターや薄いダウンジャケットを持って行って、それらを着込むワケ。
そうでなければとてもいられない。
それを見て「シゲ、どうした?具合でも悪いのか?大丈夫か?」と心配してくれるカナダ人の格好を見ると半袖に短パンだったりするからね。
皆さん「寒い国から来た人」たちなんですわ。
 
一度、ある商品が日本ですごく売れて、どうやって売ったのかみんなの前でいきなり講演させられたことがあったっけナァ。
内容よりもとにかく「笑い」を取るのに必死だった。
海外で人を惹きつけるのは「ユーモアのセンス」を見せるのが一番だからね。
結果?
マアマアだったかな?Srimg0002 そうやって寒いもんだからロビーにあるこのトイレの扉は何十回も開け閉めしたわ。
この扉、最後がゴン!と大きな音を立てて急に閉まってしまうので注意が必要だ。
もうこのトイレのことなら何でも知ってる。50v さて、このホールは上に書いた通り、色々な目的に使用された。
時には楽器店を集めての研修会。
約20年前、私が初めてMarshallに行った時、ちょうどそれに当たって(写真は違います)、イギリス各地から集まった10代の若い店員さんに混ざって商品の研修を受けた。
夜、会食があって、当然共通の話題はロックになるワケ。
それがね、さすがイギリスの若い子たちだけあってDeep Purpleの話とかをしてるんよ。
で、話がRainbowの『On Stage』になったのね。
キタキタキタキタキタ~!とばかりに「私はあの時武道館にいたんだよ」と言うと、その若い子たちが本気で「Wow!  Did you see it?」とか言いながら興奮して握手を求めて来るんですよ。
いきなりヒーロー。
まぁ、かなりうれしかったけど、ビックリしたな~。80コレは2006年の秋に開催したJVMとVintageModernの発表会。
模範演奏でThe Answerが演奏したんだけど、ノドの調子が悪いとか言って売り物のボーカルズのコーマック・ニーソンが出なかった。
歌なしのThe Answerなんてエビが乗っていない天丼みたいなもんだゼ。
110下の写真でギターを弾いているのはGrim Reaperの創設者ニック・ボウコット。
ニックはJVMのMIDI機能を使って、一度もスイッチ類をイジることなく音色を変えて30曲ぐらいのリフをメドレーで演奏して見せた。
それより、痩せてたんだなADMFは!
ザック・ワイルドが「SDMF」、ニックは「ADMF」、そしてニックは私のことを「TDMF」と呼びます。

90Vintage Modernのデモを担当したのはダグ・アルドリッチだった。100私はこの時、タバコを止めた。
というか、イギリスのタバコが高すぎて、バカバカしいから買わずにいて、そのまま止めちゃった。
ところが、コレが辛くてね~。
目の裏チカチカ、指先ジンジンでかなりシンドかった。
私が苦しんでいるのを見て、ダグがオモシロがって自分のタバコをシェアしてくれたけど、断固拒否して見事禁煙成功!
この写真はシアターのロビーで撮った。120vザック・ワイルドがイギリス・ツアーのリハーサルに使用していた時にカチあったこともあった。
125確かこの直後に『High Voltage』のステージだったように記憶している。
だから2010年か…。126コレね、リハーサルの最後に「爆音でお騒がせしたお詫びにゼヒ演奏をご覧なってください」と工場の従業員を招待したんだよね。
最初はかなり大勢の従業員が集まっていたんだけど、皆さんあまりの爆音に耐え切れず、ひとり減り、ふたり減り…最後は数人しか残ってなかったな。
自分たちが作っている商品なのにね!
もちろん私は最後まで付き合いました。127…とまぁ、シアターの思い出は尽きないワケです。
それで2年前に工場に行った時にはスタジオ化の工事が始まっていてね、ものすごく寂しい気持ちになっちゃったのです。
ドンドンオミでがなくなっていく~!
下はその時のようす。
D_Drive見学中。128ああ、シアター。
コレがですよ…130こんなんなっちゃったんだって!
コレがMarshall STUDIOの入り口。

140コレが…150コレだぜ、オイ!

160反対から見るとこう。170休憩室なんかもかなり充実しているらしい。180シャワー室なんかも用意されていて至れり尽くせり。
しかし、コレはナンですな。
マンチェスターが地元の10ccはレコーディングをしにロンドンまで行かなくてもいいようにマンチェスターのとなりのストックポートに『ストロベリー・スタジオ』という自分たちのスタジオを作ったみたいなイメージがあるな。
というのはロンドンのスタジオはどこも狭いし、高いし、混んでるしで大変らしい。
ココならロンドンの中心から電車で1時間で来れるし、ゆったりしていて、とてもいい仕事ができそうだ。
バーもあるみたいだからね。
日本のスタジオとはだいぶ様子が異なりますな。

190ミキシング・ルーム。
見学した時、ココはある程度内装が終わっていた。
アレがこんなに立派になったのか…。200レコーディングの機材はビンテージのニーヴなど、貴重なアイテムが豊富に用意されている。
興味のある方はコチラをどうぞ。

210チョットおかしかったのが常設のアンプ類。
だって、ココでMarshallを作ってるんだから、何でもあるのが当たり前なワケで、ワザワザそんな情報を開示しなくてもいいんじゃないの?と思ってサ。

Seql_2 いいよ~、230V。
ゼンゼン違うからね、100Vとは。

220やっぱりギタリストたるもの、イギリスでレコーディングしてみたいんでしょう?
しかもMarshallのスタジオですからね~。
この1960だって隣の建屋で作ってるんだから!230もちろんドラム・キットはNATAL。240Marshall STUDIOの業務内容としては…
*レコーディング
*ミキシング/リアンピング
*音楽制作
*吹き替え録音
*エンジニアリング
*リスニング・パーティ
*ポッドキャスト・スタジオ
*写真スタジオ
*貸会議室
*ビデオ・スタジオ
*新商品発表会
などを挙げている。
 
スタッフの皆さんも気鋭の方々が勢ぞろいしているようだ。250Marshall STUDIOのプロモーション・ビデオが完成しているのでそれを紹介しておきます。

そして、そこで作られた音源のCDやレコードを一部私が販売するワケですよ。
Marshallのレコード屋さん「マーシャル・ミュージック・ストア・ジャパン」営業中です!
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 200

2021年7月 5日 (月)

目覚めよヘルレイザーズ!!~HELL FREEZES OVERの新たなる旅立ち <後編:改訂版>

 <後編>いきます!
 
「次の曲は新曲です。
みんな…想像して欲しんだけど、もし10年とか20年の間、意識がなくなってしまって目覚めた時、まわりの景色がどんな風になっているか…そんな曲だ」

10v_3曲はRAYくんのベース・ソロから始まった。20_aw曲は「Awakening」。
「目覚め」ですな。30v_220年後の自分か…もうヨボヨボだわ、ヨボヨボ。
でも、生きていればMarshall Blogを続けていたいね。
その頃はブログどころか、パソコンすらなくなってるか…、はたまた、人類がまだ生存しているのか…。
60_2やはり2人のギターをフィーチュア。40v_2

50_2Tomくんの怒涛のドラミングも見逃せない!55v_2続いても新曲で「Killing」(正しくは「The Killing Floor」後述参照)。70_klドンドン新曲をブッ込んでくる!
いいね~。
「音楽家」の一番重要な仕事は「音楽を作ること」だから。
モーツアルトでもベートーヴェンでもストラヴィンスキーでもショスタコーヴィチでも、偉大な音楽家は決まって「多作家」なのだ。
画家も作家も同じ。
80v_2今のH.F.O.を見ていると、もう自分たちの音楽を作り出すことが楽しくて仕方がないようだ。90v_3日本の他のバンドとは違うことをやっているからそれも当然なのだ。
誰がナンと言おうとこのまま自分たちの道を突き進むべし!

100v_3【後日譚】
…と、書いたのだが、この記事を公開した後、RYOTOくんが連絡をくれて誤謬を正してくれた。
曲のタイトルは「Killing」ではなくて、正しくは「The Killing Floor」なのだそうだ。
H.F.O.のセットリストは曲名を思いっきり省略していて、この曲には「Killing」とだけ記してあったので、ココにも素直に「Killing」とだけしておいた。
 
「The Killing Floor」か…。
ハウリン・ウルフですな?
ジミ・ヘンドリックスがオハコにしていた1曲で「居心地の悪い場所」という意味。
H.F.O.の曲はもちろんオリジナルで、タイトルが同じというだけ。
よく勉強しとる!
彼らと同じ年齢で音楽をやっていて「The Killing Floor」という英単語の並びを知っている子って日本にどれぐらいいるんだろう?
もしかして1人もいなかったりして…。
この曲の歌い出しの文句は「♪ I should've quit you a long time ago」という仮定法過去完了の文章。
事実とは異なることを述べて後悔や仮定を表現する日本語にない語法。
意味は「彼女ともっと早く別れておけばよかったナァ」となって、文章に書かれていなくてもネイティブの人たちは「ああ、でも現実的には今も彼女と付き合っていて、(たぶん)ヒドイ目に遭っているんだろうな」というところまで解釈を広げるらしい。
 
かつての私の愛読書のウチのひとつだった『英文法の謎を解く(ちくま新書刊)』シリーズの副島隆彦先生によれば、この「仮定法過去完了」と「第5文型」が英文法の山場で、「英語」のという言語の中で最もソフィスティケイトされている語法なのだそうだ。
確かに第5文型はムズカシイけど、仮定法の中では過去完了が一番わかりやすくてとても使いやすい。
ところが、こんなこと言われるもんだから緊張してしまって、この語法を使って何かを話そうとする時、いつも身構えてしまうんだよね。
何で英語の話をしたかというと、RYOTOくんが一生懸命勉強しているのを知っているから。
 
で、この「The Killing Floor」の歌詞をそのまま借用しているのがLed Zeppelin。
そう、「The Lemmon Song」の歌い出しがドンズバ。

L2 いいの、いいの。
先人の偉大な遺産を利用して自分たちのオリジナリティを確立するのは「芸術」の基本だから。
ただし、ロックはブルースの子供ですから、ブルース系の遺産を相続するのが正しい。
でも、日本の場合、ロックのルーツがブルースに根差していないので、遺産の相続の仕方が徐々におかしくなり、完全に血脈(けちみゃく)は狂ってしまい、今となってはロックの香りが全くなくなってしまった。(2021年7月6日放映の『マツコの知らない世界』でSHOW-YAファンのデラックスさんが暗にこのことを語っていたのを私は聞き逃さなかった)
その点、HELL FREEZES OVERは正しい遺産の相続の仕方をしていると思うのです。
 
さて、書き直しのついでにもうチョット。
上にエラそうに書いたように、好きかどうかは別にして、もちろん私は「Killing Floor」という曲を元から知っています。
だからこの記事を書いていてチラっと「The Killing Floor」のことが頭をよぎったことも確か。
でも、何のためらいもなく新曲のタイトルを「Killing」にしたのには上に書いた以外の理由があったのです。
それはこの写真。
RYOTOくんが着ているTシャツのデザイン。
コレは日本ではほとんど使われなかったソウル・バスがデザインした『シャイニング』のビジュアル。
ソウル・バス大好き。
で、このシャツを思い出したのだ。
つまり、RYOTOくんもキューブリックが好きなのか…と思い込んだワケ。
それと「Killing」と何の関係があるのかというと…

S0r4a0320 1956年のキューブリックの初期の作品『現金に体を張れ』の原題が「The Killing」なのだ。
RYOTOくんがキューブリック・ファンで、このことを知っているかと勝手に想像しちゃったのね。
ま、どっちに転んでもヨカッタ、ヨカッタ。

Kl ところでこの映画、主演がスターリング・ヘイドンという人なんだけど、この人、後に同じキューブリック作品の『博士の異常な愛情(Dr. Strangtelove or How I Learned Ho to Stop Worrying and Love the Bomb)』で「リッパー」という発狂した将軍を演じる。
コレがメチャクチャよかった。

その後、『ゴッドファーザー』にマイケル・コルレオーネを執拗に追い回す悪徳警官マクラスキーを演じたがコレもヨカッタね。
ああ、両方ともまた観たくなってきた!
いえね、アニメやゴジラもいいけど、皆さんにももっとたくさんのいい映画を観てもらいたいと思っていましてね…大きなお世話だけど。
映画は音楽より悲惨な状態にあるからね。
 
キューブリックがお好きな方はコチラをどうぞ。映画に愛をこめての11本シリーズ!⇒【Shige Blog】イギリス紀行2019 その12 ~ スタンリー・キューブリック展 <vol.1>

Sh2

Sh  

新曲からつないだのが愛奏曲のひとつ「Grant You Metal」。
「grant」というのは、ナニかをすることを「かなえてやる」、とか「認めてやる」とかいう意味で、あの複雑で厄介極まりない英文の契約書に必ずと言っていいほど登場する単語。

110v_gym_2「そちに'メタル'を与えて進ぜよう」なんて、GAINERくんの雰囲気にピッタリじゃあ~りませんか!

120この曲は『Marshall GALA2』の時の激演がとても印象的だ。125この曲は彼らのセットリストには「G.Y.M.」と記されている。
そういうところを見るとこの曲がキラー・チューンのひとつに位置付けられているように感じる。
そんな曲だ。130「さっきGAINERが言った通り、肩を抱き合ったりは出来ないけど、今日だけはパーっと遊んで行ってください!」Simg_1502 「抱き合ったりしなくていいから…気持ちだけひとつにしてくれたらいい。
オレたちの『仕事』として、そういうことを伝えたいし…ヘビメタってそういうことだからサ!」

140_2ココでMCの前までの雰囲気とは様子がガラリと変わって、HIROTOMOくんのア・カペラのギター・ソロになった。150v_3伝統的なおいしいロック・ギター・フレーズが次から次へと繰り出される。160後半、タッピングを交えてコンテンポラリーな面もアッピールしたが、イングヴェイ以降の速弾き系ギターとは全く異なるスタイルはかえって新鮮だ。
説得力があるのだ。170v_2「The Last Frontier」は物静かなイントロから一転して…180v_wf_2TOMくんのドラムスがハードにドライブするファスト・トラック。190v_2「Go!」と叫んで「to the last frontier」とつなげるところがとても気に入っている。200_2もう一発新曲をブッ込んで来た!
「Shred」という曲。210_shred何を切り刻んでいるのかはわからなかったが、言葉としてはこのチームにバッチリなタイトルだ。220「さっきの『Killing』は前のベースのTAKUYAの時にも演ったことがあるんだ。
今演った『Shred』なんかはセカンド・アルバムに入れるつもりだから楽しみにしてて!
アルバムは来年のXXXぐらいには出せるかな?」
ドンドン作れ~!Simg_1458_2 「コレ見てよ、コレ!でっかいよね~!」
と、GAINERくんがTOMくんのNATALを紹介してくれた!
「コレがココにあるってマジでカッコいい!本日初公開!」
ゲイちゃん、TOMくん、ありがとう!230コレがソレ。
10"、12"、13"、16"、2x26"のメイプル。240日本でNATALの26"のバス・ドラムは今のところコレだけ。
日本初上陸。
あ、この「ピアノ・フィニッシュ」という仕上げも「日本初」です。
今ならまだ「日本初の〇〇」の空きがあるNATAL。
鳴りの良いドラム・キットをお探しのドラマーさん、ご連絡お待ちしております!

250_2じゃ、ココでもう一度H.F.O.のバックラインの復習しておこう!
 
今回はHIROTOMOくんのMarshallから。260_2ヘッドは1983年に発表した「Marshall初の2チャンネル・モデル」の「JCM800 2210」。270v_2RYOTOくんのMarshallは…

2901975年発売の「Marshall初のマスター・ボリューム搭載モデル」の「2203」。300v_2RAYくんのMarshallは…0r4a0262SUPER LEAD 1959(多分)とDYNAMIC BASS SYSTEMシリーズのキャビネット「7412」。
色々と考えたけど、特に「初」はない。
RAYくん、ゴメン。
あ、あったあった!
アナタ、HELL FREEZES OVERのベーシストとして今日が「初ステージ」じゃないの!
280v_3そして、ライブは最終コーナーに突入する。310コレも最初の『SPEED METAL ASSAULT』と『HELLRAISER』の両方に収録された重要な1曲「Hawkeye」。
530v_2「鷹の目」ね。
「魚の目」は英語で「Corn」だ。残念でした「Fish eye」ではありません。Img_1443 この曲スゲエな~。320v_3度重なる転調に…
330v_3ギター・バトルからツイン・リードまで聴きどころテンコ盛り。0r4a0100 大サビといえばいいのかな?
中間部に出て来る歌のメロディがカッコいいんだよね。
今の日本の若いメタル系バンドが作る曲には絶対に出てこないメロディだと思う。
やっぱりこのバンドは「洋楽」でできているのだ。
この曲はスゴイよ…手に汗握るローラーコースター・ソング。340v_2本編最後。
HIROTOMOくんがまたア・カペラで弾くのはBlack Sabbathの「Embryo」。
昔『エンブリヨ』っていう映画があったな…と、なつかしくなって思って調べてみると、ナント、音楽を担当していたのがギル・メレという、ジャズ・ファンの間では『Patterns in Jazz(Blue Note)』というアルバムで知られるサキソフォニストだったことを知った。
ありがとうH.F.O.。
この曲を取り上げてくれなかったら一生知らないで終わっていたわ。350_emそのまま、Black Sabbathの『Master of Reality』の曲順通り「Children of the Grave」につなげた。360いつもだったら「最後にコピーを持って来るなんて残念!」、となるところなんだけど、ゼンゼン違和感がなくてむしろ自然な流れでいい感じだった!
このバンドにピッタリの曲…でも、このてーむは断固としてBalck Sabbathテイストのバンドではないと思う。
こういうところがロックのオモシロイところよ。370とにかく彼らの音楽がいかに70年代に通底しているかを証明した形となった本編の締めくくりだった。

380_2アンコール。

390TOMくんのドラム・ソロ。
ただでさえ重労働であるドラム・パートなのに、疲れ切ったショウの最後の方でソロを演じるのも70年代のロック・コンサートの伝統だ。
400v_3この人の場合は「疲れ」は関係なさそうだ。
NATALと組んで爆発的なソロを披露してくれた。420v_2アンコールの1曲目は「Burn Your Life」。430_bylコレも『Marshall GALA2』で演奏してくれた重要なナンバー。
GAINERくんの「♪Burn your life」の絶叫が忘れられない!
440v_3全編を通じて魂のすべてを注入しているかのような情熱的なギター・ソロを聴かせてくれたRYOTOくん!

460_2新生HELL FREEZES OVER初のステージの最後を締めくくったのはキラー・チューン「Overwhelm」!

470_owココでも完璧なシンクロ二ゼーションでギタのヘッドを上げ下げするフォーメーションを見せてくれた。

480これだけ叩くのは大変だろうな~、と思うけどTOMくんは全然ヘッチャラ!
ソロもヨカッタぜ!

490v_2_2RAYくんもバッチリとフィーチュアされてヨカッタ。
初のステージ大成功!
510v_2リフにソロにと大活躍だったHIROTOMOくん。
見せ所が満載だった!
500v_2全編1時間30分ピッタリの、まさに観る者を完全にオーバーウェルムした充実のメタル・ショウ。
アッという間だったわ!
内容が濃ければコレぐらいの長さでいいんだよ。
アンコールを入れてもせいぜい2時間。
昔はみんなそうだった。
そんなところや、各人のソロをちりばめた飽きの来ない構成も素晴らしかった。
もうね、後はとにかく辛抱強く続けてくれるのを望むだけ。
 
RYOTOくんは『Marshall GALA2』の時に「100年残る音楽を作りたい」と言っていた。
先日、今から100年前にどんな曲が作られたか調べたんだけど、「七つの子」とか「赤い靴」あたりの童謡がそれにあたる。
童謡は破天荒に音楽のクォリティが高いからね。
HELL FREEZES OVERもジャンジャンかっこいい曲を作ってその存在を日本のロックの歴史に残して欲しい。
クドイようだけど、まずは続いてくれィ!
540 お疲れさまでした!
 
HELL FREEZES OVERの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEBSITE

0r4a0017  

さて、MarshallではCODEというデジタル・モデリング・アンプのデモ動画をシリーズで制作しています。
560
『BREAK the CODE』というんだけど、「暗号を解け!」という意味ね。
この辺りの話すでに何十回も書いたんでもう言わないしリンクも張らない。
Marshall Blogのどこかに書いてあります。

550s近日、HELL FREEZES OVERのギタリスト2人の『BREAK the CODE』を公開します。
先日撮影を終了しました。
大変だったんよ~。
辛抱強く2人は撮影に付き合ってくれました。
乞うご期待!
 
BREAK the CODEはコチラ⇒YouTube 「Marshall Japan」チャンネル570そして、『Marshall GALA2』のHELL FREEZES OVERはコチラ。

■□■□■□■□■□■□お知らせ■□■□■□■□■□■□

洋楽を聴こう!


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 200
(一部敬称略 2021年6月26日 新宿Wild Side Tokyoにて撮影)

2021年7月 2日 (金)

目覚めよ!ヘルレイザーズ!!~HELL FREEZES OVERの新たなる旅立ち <前編>

 
若きヘヴィ・メタルの雄、HELL FREEZES OVERがメンバー・チェンジを経てパワーアップして帰って来た。
去る6月26日、『Wake Up, Hellraisers!!~The New Beginning of H.F.O. 2021』と題した新しい体制での単独公演を開催した。
10vそのステージのようす。20右から見ても…

30左から見てもMarshallスタックだらけ。
そして、真ん中にNATALドラムス。
やっぱり「ロック」を演るステージはこうありたいものですな。
40場内の物販コーナー。
55色々と取り揃えております。
60お!
H.F.O.をご存知で『Marshall GALA2』へお越し頂いたのか、はたまた『GALA2』をご覧になってH.F.O.をお気に召して頂いたのか…とにかくうれしいものです。
70コチラは楽屋のようす。
楽屋にもMarshall。
ウォーミング・アップ用に使われていたギター・アンプはCODE25。Codes開演前の記念の一枚。
このメンバーで人前で演奏するのは初めてだからね。
ゲイナーくんに言わせるとこのポジションは「岩倉使節団」の5人なんだって。
左から木戸孝允(=桂小五郎)、山口尚芳、岩倉具視、伊藤博文、大久保利通…ってか?
この5人が2年ぐらい欧米に行っている間に西郷さんが色々とやらかして長州の皆さんはハラホロヒレハラになっちゃったんだねェ。
 
いいですか~、「幕末~明治」にかけての歴史は薩長側から語られるばかりですが、コレは大変な不公平であり偏った歴史観です。
この辺りの勉強する時には必ず幕府側の著述にも目を通すように努めてくださいね。
「官軍」だ、「賊軍」だ、なんてトンデモない。
もうチョット慶喜がシッカリしてればナァ。 S0r4a0013 さぁ、本番!
勇猛なオープニングSEに包まれて5人のメンバーがステージに上がった。80TREBLE "GAINER" AIDYSHO85vRYOTO

90vRYOTOくんのMarshall。100vロゴ付けようよ~。
「DESTROY」なんて書いてあるけど、ココは「CAME OFF」だろうね。
「destroy」というのは「修理が不可能なまでに壊す」という意味だから。
…なんて揚げ足を取ってみたけど、徹底的に欧米仕様にこだわっているこのバンドのウェブサイトの「ボーカル」の表記はちゃんと「Vocals」と語尾に「-s」が付けられている。
シッカリ勉強してますよ。 
ま、歳を取るとね、英語表記が特段「カッコいいモノ」とは思わえなくなってくるから、今のうちに勉強して楽しんでおいてください。
私も若い頃は憧れたモノです。
でも、今は視認性に富む日本語の表記が一番いい。
かつてはMarshall Blogも「人名・バンド名・作品名」についてはオリジナル通りの表記をしていたけど、最近人名だけはカタカナで表記することにした。
読みやすいし、英語表記だと存在をすごく遠く感じるから。
バンド名は「The」の取り扱いがムズカシいのでオリジナル表記を使っている。
「キンクス」とは言っても「ザ・キンクス」とはあんまり言ったり書いたりしないでしょう?
でも正しくは「The Kinks」だから。そのまま書いた方がいい。
アルバムや曲のタイトルは、当然滑稽な邦題を避けるため。
そのくせ、Marshall Recordsの販売に際しては勝手に邦題をつけているんだよ…ワイルドだろう?
 
そこですごく不思議に思うのは、facebookなんかを見ていると外来語だけをアルファベットで表記している人がいるけど、アレはどういう考え方なんだろう?
例えば…
 
昨日リハーサルだったのでGuitarを2本持ってStudioへ行ったんだけど、OverdriveとDelayを忘れて来ちゃって…BackingはまだしもSoloを弾く時はツラかった。

 
みたいな…。
「リハーサル(rehearsal)」は綴りが少々ややこしいのでカタカナだったりする。
こういうのどこが便利で、どこがカッコいいのかがサッパリわからないのです。
 
RYOTOくん、ゴメン!変なところで変に脱線してしまった!
こんなつもりではなかったのに。
LogoがCame Offした愛用のMarshallはJMP 2203…もういいか That's enough!
 
RYOTOくんが使っているヘッドは1975年から1981年まで生産されていた「JCM800 2203」の前身モデル。
名前はやっぱり「2203」。
ノブが「ゴールド・トップ/ブラック」ではなくなっているのでオリジナルとは雰囲気がだいぶ違う。
シリーズは違っていてもモデル・ナンバーが変わらないのは~…
そう、「100Wヘッド、マスターボリュームつき、1チャンネル、2インプット」仕様のモデルをすべて「2203」と呼ぶから。
ナゼそれが「2203」という数字なのかは、過去のMarshall Blogに掲載してあります。
興味のある人は探してみてください。
どうして「1959」なのか、どうして「1960」なのかが書いてあります。
あ、「Marshall」と「Marshall Blog」という言葉はアルファベット表記をしていますのでよろしく。110それと、一応コレも参考までに言っておくけど、この1960Aを横にしちゃう置き方ね。
Marshallはコレをキライます。
コレをやってるのって日本人ぐらいなもんじゃないかしら?
海外でやっている人もいるのかも知れないけど、私一度も見たことがないな。
Marshallがコレを嫌う理由は、ひとこと…「ugly(醜い)」だそうです。
横にする音響的な理由はわかるけど、せっかくのジム・マーシャルのデザインが台無しになっているように感じるんだと思う。
 
何でも好き勝手に書いちゃってゴメンね。
こんなことH.F.O.の時じゃないと書けないから…それだけカワイがってるってことよ。
100v
HIROTOMO120vHIROTOMOくんのMarshall。130vJCM800 2210、通称「スプリット・チャンネル」。
「へ~、昔は茶色いフレット・クロスが張ってあったんだ」というのは誤り。
このクロスは元々は黒だった。
昔のクロスの素材は布地が100%で、時間が経つとこうして色が抜けて茶色になった。
その後、ヨーロッパの法律で難燃材を布地に混入する義務が定められ、それ以降のフレットクロスに使用される化学繊維の布地は色が抜けず、ズッと黒さをキープするようになった。
上で説明した2203同様、「100Wヘッド、マスターボリュームつき、1インプット、2チャンネル」のモデルが「2210」の定義。
マイケル・シェンカーの愛器として知られる50Wモデルは「2205」だ。
今では「2チャンネル」なんてもはや「死語」にも近いような感じさえするけど、発売した1983年当時は大変な技術で、開発にすごく苦労したらしい。
140新加入のベーシスト、RAY。150vRAYくんのMarshall。
この4x12"キャビネット!
なつかしいな~、その名も「Marshall DYNAMIC BASS SYSTEM」。
通称「DBS」シリーズ。
VBAシリーズの前のベースのラインナップで、2000年になる前に生産終了となってしまった。
モデル・ナンバーは7000番台が採用され、このキャビネットは「7412」。
Marshallのベース・アンプってすごくいいと思うんだけど、売れないからすぐに終売しちゃう。
どうしても「ギター・アンプ」のイメージが強すぎてしまって損をしてるんだよね。
今でもVBAシリーズを探している人っているんだよ。
「あの店、ラーメンだけかと思っていたら、チャーハンもメッチャうまいんでやがんの!」となってもらいたいものです。
今はEDENをやっているけど、何かの拍子にまたMarshallがベース・アンプを製造することになったら、ベーシストの皆さん、よろしくお願いしますよ~!
160vリアパネルの「SUPER LEAD」の「LEAD」の部分を手書きのマジックで「BASS」と書き換えてあったところを見るとコレは1959なのかな?
昔はベース・アンプの「1992」はギター・アンプの「1959」より値段が安かったため、ベース・アンプを買ってギター・アンプに改造するケースが散見された。
名ベーシスト、伊藤広規さんは1992のフル・スタックの出す音がお好みで、も~何十年も山下達郎さんのバンドの低音をMarshallで出して頂いている。170TOM LEAPER180vTOMくんはNATAL。190コンフィギュレーションは10"、12"、13"、16"、2x26"。
NATAL、日本初の26"バス・ドラム!200やっぱりデカいな~。
その分、音もド迫力だった!
素材はメイプルで、仕上げは「ピアノ・ホワイト」。210さて、1曲目は「Roadkill」。
爽快でストレートなエイト・ビートのイントロから…230_rkシャッフル風のノリに替わりヘヴィに突き進む!240vギター・ソロ。
またエイト・ビートに戻るところがカッコいい!250サビ前のEm/C/Dのパートは我々世代にはかなり馴染みのあるメロディ…こういうところがまたいいのよ!
260
最後はまたエイトビートに戻って全力で走り切る!0r4a0058 続けて「End the Breath of the Night」。
RYOTOくんのチャンクに乗って歌い始めるGAINERくん。270v_endこの2曲は昨年の8月にリリースされたHELL FREEZES OVERのファースト・アルバム『Hellraiser』に収録されている曲順。
彼らがいわゆる「レコ発ライブ」なるものを開催したのかどうかはわからないが、このライブはそれに該当するようなものだったのでしょう?
収録された10曲のウチ、9曲を披露したのだから。Shrコレもハードに突っ走るエイト・ビート・ナンバー。
いいね~、実にいいよ。265_endH.F.O.の大きな魅力のひとつは、もちろん2人のギタリストの激演。280v

290v時には息をのむようなバトルを、そして時には美しいツイン・ギターのハーモニーを聴かせてくれる。
「ロック」っていいナァ…と思わせてくれる瞬間だ。296一糸乱れぬフォーメーションも見どころのひとつ。
一生懸命やるよ~!295ゲイナーちゃんが下がってサオの3人が「♪ダバダバダバダバ」と刻む。
コレは戦闘ヘリコプターのエンジンの音を模しているところだろう。
ウマいことやりよる!
曲は「Phantom Helicopter Attack」。300_heliクレッシェンドしていくTomくんのスネア・ドラムが緊張感を高める。
320vもちろん2人のギター・ソロは欠かせない。0r4a0388『Sabbath Bloody Sabbath』か…。
45年前、中学3年生の時に生まれて初めて買ったBlack Sabbathのアルバムがコレだった。
サッパリわからなくてすぐに手放してしまった。
コレがトラウマになったのか、その後Black Sabbathには一度も夢中になったことがなかった。
タマにとはいえ、聴くようになったのは結構最近のことなのです。Img_1367sゲイちゃんの「コイツを紹介させてくれ~!」のひと言でスポットライトを浴びたのは…

330vRAYくん!

310vオリジナルの音源でも中間部でフィーチュアされているベース・ソロ。
レコーディングに臨んだ前任者とは異なるピック弾きのRAYくん。
その利点を活かしてクールにソロをキメてくれた。
350v続いては「Writing on the Wall」。
「writings on the wall」といえば「Very Supersticious」じゃんね。
あ、そういうことだったのか!
コレは後でGAINERくんのMCのところで説明します。360_wallこの曲だけは最初のミニ・アルバム『Speed Metal Assault』からのチョイス。
S817bdefoehl_ac_sl1417_もちろんこの曲でもタップリとギターを聴かせてくれる2人。370vコレはホント、Marshallがなかったら出来ない音楽だね。
他のギター・アンプじゃ無理だ。Simg_1411 コロコロと情景が変わるパノラミックな1曲。
楽しみどころが満載だ。380「や~、久しぶり!
どこのライブでも言ってると思うけど、今日は大変な時期に来てくれてどうもありがとう!」

381v新加入のRAYくんを紹介。
「見ての通り男前のベーシスト!ひと言どうぞ」
「ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いします」
「メッチャ謙虚じゃん!」
嫁入りかッ!?382「コレ、何だかわかりますか?」
ゲイちゃんが手にしているのは靴ヒモ。
「こんなめでたい日に靴ヒモが切れるという不吉なことが起こりました…案外ジンクスを気にするタイプなんで…。
でも皆がこんなに来てくれたし、そんなジンクスなんかブッ飛ばしてやるゼ!」383楽屋で突然「ウワッ!」と叫び声をあげたGAINERくん。
みんなビックリして「ナニナニ?どうしたの?」と尋ねると「ク…靴ヒモが切れやがった!メッチャ不吉じゃねェ?」と大騒ぎ。
GAINERくん、見かけによらず「Very superstitious(かなり迷信深い)」な人だったのね?
ココで出て来るのがスティーヴィー・ワンダー。
もちろん「迷信(Superstition)」ね。
歌いだしの歌詞が;
Very superstitious, writing on the wall(コレぞ迷信、壁に書いてあること)
ホラね、さっき演奏した曲のタイトルが「Wrinting on the Wall」だから…ちゃんと計算して靴ヒモが切れたんだよ。
歌詞はこう続く;
Very superstitious, ladder 'bout to fall(これぞ迷信、倒れそうなハシゴ)
欧米の人はハシゴの下を通過するのをすごくイヤがります。
Thirteen month old baby (13月齢の赤ちゃん)
もちろん「13」は不吉・
broke the lookin' glass (姿見を割ってしまった)
昔は「鏡を割ると不幸になる」と信じられていたらしい。
…等々の迷信が歌詞になっている。
オモシロいね。
で、H.F.O.の曲名の「Writing on the Wall」ね、コレは「see the writings on the wall」で「イヤな予感がする」という意味になるのです。

Ssw ついでに…フランク・ザッパの『Fillmore East - June 1971』というライブ・アルバムに収録されている「Tears Began to Fall」という曲。
コレも;
Thears began to fall (涙がこぼれ出した)
The writings on the wall (イヤな予感がしたんだ)
「fall」と「wall」で韻を踏ませて歌っている。
失恋の歌。
コレ、出て行った彼女がナニか別れの言葉を壁に書いて行ったのかと思っていた。
このアルバム、やっぱり15歳の時に初めて買ったザッパのアルバムでしてね。
ザッパはコレ以来45年追っかけ続けて来たんだけど、最近はスッカリ熱が冷めちゃったナァ。
歳を取るってのはこういうことよ。1971 「Hellraiser~ッ!!!!」と、ゲイちゃんの叫び声でスタートするファース・トアルバムのタイトル・チューン「Hellraiser」。390v_hrRYOTOくんの弾く高速リフからブッ放つドライビング・ナンバー。400vTomくんの激烈ドラミング!
汗がコッチまで飛んでくるようだ!410vソロの応酬から…
450v
460ツイン・リードのハーモニーへ!420続けての曲はカバー。430_stsDIOの「Stand up and Shout」。
なるほどコリャH.F.O.向けの曲だわ。440vリズム隊も大変ですわ、このバンドは!470v

480v「DIOの曲を公衆の面前で演ったのは初めてです。
感極まっちゃってサ…オレ達もイライラが溜まっていて、みんなの前でライブができなかったフラストレーションね。
締め付けられる環境の中でバーっと解き放たれた瞬間がこの状況です」
 
HELL FREEZES OVERの詳しい情報はコチラ⇒OFFICIAl WEBSITE

490v<後編>につづく
 
*****シゲじいの思い出*****
DIOって聞いて思い出した。
下の写真は2012年にMarshallの50周年コンサートを開いたウェンブリー・アリーナの隣のホテルのバーでのひと幕。
コレは本番前日のリハーサルの後で、ヘラヘラ笑っているけど、丸一日爆音の中にいたのでクッタクタになっていた。
私の隣にいるのがエンジニアのサンチャゴ。
 
ロニー在籍時のBlack Sabbathに「Heaven and Hell」っていう曲があるでしょ?
あの曲をこの日のリハーサルでダグ・アルドリッチとティム・リッパー・オーウェンズが演奏したのね。
上に書いた通り、私はサバスはほとんど知らないのね。
で、2010年にロンドンで開催された『High Voltage』というオールド・ファンのためのロック・フェスがあって、トニー・アイオミのHeaven and Hellがこの曲演奏して会場が大合唱になったワケ。
「♪オーオーオーオー」って。
感動したわ~。
ナントならば、このフェスは開催の直前に亡くなったロニー・ジェイムス・ディオのメモリアル・イベントでもあったから。
その時私はこの曲を知らなかったんだけど、この合唱に驚いて一発で曲を覚えてしまった。
それで下の写真の日、ダグが1曲目にこの曲のリフを弾いたもんだから、『High Voltage』の時の感動を思い出してしまい、それから何度も自分で「♪Sing me a song, you are a singer」とクチずさんでいた。
その先の歌詞は知らない。
すると、私とズッと一緒にいたサンチャゴが知らないうちに「♪Sing me a song~」と歌っているんですよ。
うつっちゃったワケ!
で、2人でズッとそれをやっていたら、そのウチに写真の一番右の人が我々のところへやって来てこう言った。
「オイオイ、お前らズッとそれを歌っているからオレまでうつっちゃったじゃねーか!」
この人、NWOBHMのムーブメントで活躍したGrim Reaperの創設者のニック・ボウコット。
知らない間にニックまで歌ってやがんの!
そして、ニックは続けてこう言った。
「その先の歌詞を教えてくれ!え、知らないのか?ナンだよ!その先まで歌いたいのに!」って。
サンチャゴと大笑い!
私は私でこの「Heaven and Hell」という曲はDIOの曲で『Holy Diver』に収録されているものとズッと思い込んでいたのです。
そしたらBlack Sabbathの曲だったのね…。
どうでもいい話でした。

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Photo

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(一部敬称略 2021年6月26日 新宿WILD SIDE TOKYOにて撮影)