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2013年7月26日 (金)

SHOW-YA 23年ぶりのシングルをリリース!

昨年3月、22年ぶりのニュー・アルバムをリリースしたSHOW-YA。
今春には5年ぶりの『NAONのYAON』を大成功させ、来年の開催も決定させた。

Marshall Blogでは『NAONのYAON』を5回にわたり具(つぶさ)にレポートさせていただいた。掲載までにちょっと時間はかかってしまったが、ビックリするほどのアクセス件数でSHOW-YAの勢いを再確認した次第である。内容は次の通り;

vol.1 : SCANDAL、Cyntia、DESTROSE登場!

vol.2 :LoVendoЯ、平野綾、星屑スキャット、Yuki&Chiiko登場!

vol.3 : シシドカフカ、土屋アンナ、夏木マリ、矢沢洋子、杏子登場!

vol.4 : 中川翔子、相川七瀬登場!

vol.5(最終回) : SHOW-YA登場、そしてフィナーレ!

「~ぶり」が多くて恐縮だが、一昨日、今度は23年ぶりのシングルが発売された。
タイトルは『V.S. MYSELF』。
CD2曲とDVD3曲がカップリングされた2枚組だ。しかも、DVDは『NAONのYAON』のステージを完全収録!上でいうとvol5.のとこですな。

もちろん内容は言うに及ばず素晴らしいもので、いわゆる「会心の出来」というヤツだ。sun-goさんのMarshallサウンド全開よ!
またジャケットに使われている写真がいいね!(自分で言っとかないと…)

Sleeve そして、この『V.S.MYSELF』の発売を記念して、新宿のタワーレコードではパネル展が開催されている。

Vs_img_5382野音で撮影した写真を中心にパネルが構成されている。一枚一枚見せてあげたいのはヤマヤマだけど、『V.S.MYSELF』を買いに新宿まで足を運んだついでに私めの入魂のショットをご覧いただきたい!(いつまでやってるか不明のため、お出かけの際にはお店のご担当者にご確認願います)

Vs_img_5389 そして、明日7月27日は『QUEENS BIRTHDAY』。色々と企画が盛りだくさんなコンサートですぞ!赤坂BLITZでお待ちしております。

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAL SITE

(一部敬称略 協力:タワーレコード新宿店)

2013年7月25日 (木)

Royal Baby誕生記念…それとは関係ないThe Rocky Horror Showのはなし

しかし、色々とあることないこと(基本的にないことは書いてませんが…)、よくもこんなに続いてるナァ~と我ながら感心してしまうね、このマーブロは…。
それもこれもすべて応援してくださる皆様のおかげと心から感謝申し上げます。今までどうもありがとうございました。

エ、もう終わり?


んなワケないない!

「見てますよ!」とか「アレ、おもしろかったですよ!」とかMarshallのシャツを着てコンサート会場にいるだけでたくさんの方々らあたたかいはげましのお言葉をかけていただいております。うれしいです。
おかげさまでアクセス件数は上がる一方…愛読いただいている方々にこの場をお借りして心から感謝申し上げます。
これからもおもしろい記事づくりに鋭意邁進していたいと思っております。何卒Marshallをよろしくお願い申し上げます。

…って、何でこんなこと突然あらたまって書いているかというと、大変にうれしいことがあったのだ!ここのところズーッと苦労していたんだけど、このブログの作成プログラムが異常に使い辛くなって、イライラして何回PCをヒックリ返したかわからない状態だったんですよ。
さんざん文句を言った結果(何しろこっちは毎日たったひとりで記事を書いてるかんね。すこしでもプログラムが悪化すればすぐに変化がわかるのよ)それがこの度、大幅に改善されたのです。もう気持ち良くて気持ち良くて!心機一転、またバリバリ書く気になったのです、ハイ。


さて、「うれしいこと」といえば、何といっても「Royal Baby」ね。生まれたね~。男の子。エリザベス女王が亡くなったら、向こう80年ぐらいはHis Majestyのもと、イギリス国家が「God Save the King」になるね。どうするQueen、どうするSex Pistols!

ホントここのところ、時代が「イギリス特集」をやっているのではないかというほど話題がテンコ盛りだった。

エリザベス女王の在位60周年記念の『Diamond Jubilee』やそれに続くロンドン・オリンピック…
(写真はDiamond Jubileeの記念コイン)

Mrb_img_5377Marshall Amplification創業50周年とそれを記念するコンサート『50 YEARS of LOUD LIVE』の開催。

50img_9065そこへもってきてキャサリン妃のご出産…とおめでたいことずくめだ。
かつてはエリザベス女王から叙勲され、昨今ではアン王女が工場をお訪ねになるほどロイヤル・ファミリーと親交のあるMarshall社の一員として心からお祝い申し上げます。

さて、ご出産に関しては、日本のテレビ局でも生まれる前からずいぶんと時間を割いてSt.Mary's Hospitalからのレポートを展開していた。

このSt. Mary's HospitalというのはPaddingtonにある1845年開業の由緒ある病院だ。
今回はじめて知って驚いちゃったのは、私の日本人の友人がナントここで出産の経験をしていたのだ。
テレビでも報じていたが、やはり彼女の時もえらく短い入院期間、というか入院時間でビックリしたそうだ。
それよりも問題は病院で出された食事だったそうで、いかに病院であろうとも、例のあの冷たく味気のないサンドイッチが供されガックリしたそう。
キャサリン妃のはどうやらもっとおいしいサンドイッチらしいよ。

さて、もうひとつ。下の写真も今年生まれたMarshallのRoyal Baby。Buddyちゃん。彼はウチの社長の奥様のお孫さん。キャーイーでしょう?
プレゼントした日本の甚平(jimbei)を着てニッコニコ(本人はまったく気が付いておりませんが…)。
会ったことはないんだけど、もう可愛くて可愛くて!

ウチの下の子は小さいころ色が真っ白で目が大きくて鼻が高くて、髪の毛がオレンジ色だったのでよく「外人の赤ちゃん」と言われ、大学の時でもクラブの後輩に「先輩ってハーフっすか?」なんてよく訊かれたようだが、ゼ~ンゼン。Buddyちゃんに比べたらゼ~ンゼン偽物よ。

おばあちゃんの話によれば、Buddyちゃんが生まれる時も、朝の6時に病院に入り、1時半に生まれて、夕方5時ぐらいにはもう家に帰ってたんだって。日本は1週間ぐらい入院するでしょ?でも彼女は日本式の方がお母さんもゆっくり休めていいって言ってた。
ほんと赤ちゃんの笑顔には癒されますな~。

Mrb_img_5369_3さて、Buddyちゃんとガラリと変わってこのコワモテ!

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サングラスを取るとこんな感じ。コワいですね~。

彼はMarshall社の中でも古参の部類に入るベテラン社員のSteve。こんなルックスで、しかもおどろどろしい「なんとかメタル」が大好きと来てる。目があったら最後、ブッ飛ばされますから。

Steve2
ウソウソ、このSteveが実にいい人で、私のことを「Bro!」と呼んでいつもよくしてくれる。
仕事はブッ早いし、頼りになるBroなのだ!
下の写真は去年の11月、Movemberの頃、ヒゲを剃ったところ。ま、こうしてみると普通のおじちゃんだ。

そのSteveがある日、『The Rocky Horror Picture Show』を見に行ってきたという。30年前の話などではなくて先週の話しだ。
彼ほどのロック通がまさかこの映画を観ていないワケはないので、どうしたことかと思い尋ねてみると、「『Rocky Horror』が40周年なんだ、bro」というではないの。

そうか…『ロッキー・ホラー』も40周年なのか~と感心し、貧弱極まりない私の「ロッキー・ホラー・グッズ」を引っ張り出して今日の記事を書くに至った。教えてくれてありがとうBro!

今年40周年を迎え、なるほど調べてみれば、舞台の方はイギリス国内をツアーし、映画もそこらじゅうで上映されているようだ。

Steve3DVDの類。いっぱいあるように見えるが、2種類なの。

ご存知の通り、『The Rocky Horror Show』は元々は舞台ミュージカルで、初演はロンドンのSlone SquareにあるRoyal Court Theatreで、40年前の1973年のことだった。
ちなみにこの劇場を背にした通りはKing's Roadといって70年代のロンドン・パンク・ファッションの発祥の地となったところだ。今はパンクの「パ」の字も感じられないとても賑やかなショッピング・ストリートになっている。近くで偶然に見つけた「イギリス陸軍博物館」にフラリと入ったことがあったが、案外面白かった。

話しを戻して…この作品はRochard O'Brienという人が、子供のころから好きだったSF映画とB級映画の融合を目指して原案を制作し、歌詞を書き、曲をつけてミュージカルに仕立て上げたというもの。
そして、1974年にはロサンゼルスのRoxy Theaterで上演され、世界中でカバー公演が開催された。1975年には映画化となり、たくさんの信者を作り出した。

私は一回も映画館に足を運んだことがないのだが、コスプレをしたり、映画の進行に合わせて観客も同じことをしたりしながら鑑賞するので有名な作品だ。
東京では今は無き「有楽シネマ」で週末のオールナイトでこの映画を長い間かけていたように記憶している。

Rhs_img_5278こちらはCD。主役のDr.Frank-N-Fruter(フランクンフルター博士)に扮したイギリスの俳優Tim Curryはロンドンのオリジナル・キャスト、ロサンゼルスRoxyのオリジナル・キャスト、さらに映画『The Rocky Horror Picture Show』の3つをこなし、押しも押されず大スターとなった。
後年、『ホームアローン』のニューヨークに行くヤツに意地悪なホテルマン(あれはPlaza Hotelだったかな?)として出演していた。笑っちゃった。

このCDは右が映画のサウンドトラック。左がオリジナルのRoxyキャスト盤。演奏もアレンジもRoxyの方が断然よろしい。

ここに収録されている「Sweet Transvestite」と「Time Warp」をかつて名古屋のなぞなぞ商会がカバーをしていて、「Sweet Transvestite」ではテンポを上げて、映画同じように、ボーカルの遠藤豆千代が自己紹介する場面が異常にカッコよかった。あれは渋谷の屋根裏で観たんだっけ。
一方、「Time Warp」も最高にカッコよかった。なぞなぞ商会はFrank Zappaのカバーを独特のオリジナル日本語歌詞をつけて演奏することでとても高い評価を得ていたが、この曲に付けられていた歌詞もまたすさまじいもので、「♪膵臓、心臓、子宮、肛門へ」という歌いだしだった。
話しはそれるが、Zappaのカバーの方もすごくて、特に「Carolina Hard Core Ecstacy」を改作した「Japanese Hard Core Ecstacy」の「俺の目をつぶしてくれ(原曲はCan't remember what became of meというゼンゼン関係ない歌詞)」という箇所にはショックを受けた。

Rhs_img_5292これはだいぶ前にNYCのBroadwayで買ったソングブック。B級丸出しのイラストが魅力的!
Rhs_img_5283表4はこんな感じ。この作品の元ネタはSFとB級映画だけでなく「Transvestite」つまり性倒錯者にあって、40年間は相当センセーショナルなものだったハズだ。今では「女装家」なんて職業もあるようで、あまりにも時代が変わったとしか言いようがない。

そして、変わらないのはこの作品の人気だ。
このあたりが今日一番訴えたかったところなのだが、この『The Rocky Horror Picture Show』というのはほとんどの欧米人が観る映画で、大抵の人が挿入歌を歌えたりする。
それはさっきなぞなぞ商会のところで触れた「Time Warp」のことだ。
この曲はRichard O'Brienが自演するRiff Raffという奇怪な男が歌う軽快な8ビートのロック・ナンバーだが、アメリカなんかでは(オーストラリア人も知ってる)これを高校卒業のダンス・パーティ(prom:『BAck to the future』でMichael J. Foxが「Johnny B. Goode」を弾くあの「深海パーティ」とかいうヤツね)で踊るというのだ。

イギリス人だってそう。特に女性なんかに「Time Warp」の話しをすると、振り付けまで見せてくれて、「アレ、手はどっちだっけ?」、「ここで足を上げるんだけっけ?」なんて楽しそうに説明してくれる。ピンク・レディみたいなもんですな。

ようするにですね、いつも書いているように音楽の存在が、特にロックの存在が日本とはまったく違うってことなのね。もうこういうところからしてゼンゼン文化が違う。
日本はもう「J-POP」っていうくくりで小さくまとまっちゃって、ロック文化は当分仮死状態のままであろう。
「椎名林檎がハード・ロックだって?ふん、ハード・ロックも舐められたもんだ」と誰かが何かに書き込んであって、それに味方する人がワンサカいたのを知ってうれしかった。
「国民的ロック・バンド」と形容され、「サザンはロックはない!」ってくれる人も多いようだ。
でも、このことは椎名林檎もサザンには何の問題もなくて、そうした言葉の誤用を流布させる制作側に大きな問題があると思うのだ。
何も音楽を知らない人が「ハード・ロックといえば椎名林檎でしょう!」と聞かされれば、「椎名林檎」はハード・ロックだと思うっちゃうよね~。んじゃ、Deep Purpleはどうするの?
大変危険なことだと思うのです。

いつも書いてるけど「アーティスト」とか「楽曲」とかもうやめたら?「歌手」は「歌手」、「曲」は「曲」っていうべきだよ。それから「参戦」だとか「降臨」とかもやめた方がいいと思うな~。
日本は「言霊の国」、小学校から英語の勉強なんていりません。もっと自分の言葉を愛し、正しく使う訓練をしましょう。

Royal Babyの誕生と『The Rocky Horror Show』の40周年を記念して最後は日本のロックを憂いてみた。前半とトーンがエラク違っちゃったな。

『The Rocky Horror Show』を観たことのないロック・ファンの方、まずは観てみてください。

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(敬称略)


2013年5月20日 (月)

mintmintsフォト・セッション!~寺沢功一誕生日スペシャル!

Shige Blog 2012年7月5日初出

ポップでハードでテクニカル、おまけにキュートでスリリング…こんな形容がmintmintsの音楽にピッタリだと思うがどうだろう?ベンチャーズのテケテケから始まって、ロック・インスト・バンド数あれど、クォリティの高い曲にこれだけの要素がごく自然に混ざり合っているのはmintmintsだけ。ギター・ミュージックの楽しさをとことん教えてくれるのがmintmintsなのよ!

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そう、mintmintsは言わずと知れたEARTHSHAKERの石原SHARA慎一郎のソロ・プロジェクトじゃんね。

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これまで『whitemints』と…

Whitemints

『Splash』の2枚のアルバム発表をし、大きな支持を得ている。
Splash

そのmintmintsが9月にニュー・アルバムを発表する!ってんでツアーやらリハやら、アルバムのアートワークやら色々と身辺がにぎやかになってるのよ!
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で、今日のレポはそんなソワソワ、ワクワクのmintsのリハにお写真撮りがてら潜入してきた!

このあたりがその時に撮ったポートレイト。

石原"SHARA"慎一郎。
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ベースは寺沢”てらちん”功一
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もう一枚、てらちん!実は今日の今日、お誕生日なのだ!おめでとうございま~す!
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五十嵐"sun-go"美貴
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向山テツ
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もうみんな明朗快活な人たちだから、始終ケタケタ笑って実に楽しい!この明るさがmintsの音楽性に反映されているんだね~。

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でも、ひとたびプレイし出すと真剣そのもの!
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誰ひとりヘラヘラしていないし、納得がいくまで何回でも同じ個所を確認して練習する。キャリア豊かな超一流のプロだから当然か。
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この辺りはSHARAさんとsun-goさんのハモリのチェック。
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SHARAさんが作った練りに練ったメロディに慎重に副旋律を重ねていく。

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みんなでアイデアを出し合いどんどん曲を磨き上げていく。いいナァ~、入りてぇーなー、mints。
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オッと!忘れないうちに書いとかなきゃ!!
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ギターのメロを殺さない、それでいて曲の厚みを極限まで増す完璧なベース・ライン!さすがトップ・ロック・ベーシスト!今日が誕生日だ!

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快感、そしてまた快感!もういつ聴いてもテツさんのドラムにはマイるね、鳥肌立っちゃって困っちゃう!
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さて、mintmintsは9月14日の金沢を皮切りに京都、大阪と『love & mints tour 2012』と銘打ったツアーを敢行する。

エ、東京は?って?東京公演は来る今度の日曜日、7月8日と28日に新代田Boogie Stockで催されるんだけど、完全ソールド・アウトなのよ~。ゴメンね~。

ニュー・アルバムお楽しみに!ジャケットもお楽しみにね!
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mintmintsの詳しい情報はコチラ⇒mintmints News

石原SHARA慎一郎の詳しい情報はコチラ⇒石原"SHARA"慎一郎Official Site
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(一部敬称略 2012年7月3日 新代田Boogie Stockにて撮影)

WeROCK No. 029

Shige Blog 2012年6月19日初出

2012年6月14日発売のWeROCK No.029にマーシャルの特集が掲載されています。文章、写真ともに担当させていただきやした!

表紙は閣下ね。

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ジムの生涯とマーシャルの歴史…

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マーシャル・ミュージアム展示の名器、珍器…

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マーシャル社社長、ジョン・エラリー氏のインタビューやマーシャル・プレイヤーのメッセージなど盛りだくさんの内容でで構成されています。

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是非ご覧くだされ~!

WeROCKの詳しい情報はコチラ⇒WeROCKオフィシャル・サイト

2013年5月12日 (日)

ギターマガジン6月号~ジム・マーシャル追悼文

Shige Blog 2012年5月15日初出

これまで結構多くの文章を書いてきたけど、いくらやってもうまくならないし、語彙も増えるワケでもない…子供のころから、みんなが嫌う作文の時間がそう苦痛でもなくて、ま、「ヘタの横好き」でここまでやって来たということかな。

そんなんでも、パソコンのキーボードから指を離した瞬間「ヨッシャ!」とガッツ・ポーズを取りたくなる会心の文章を書いた「つもり」になることがある。

今回、ギター・マガジンからそんな機会をいただいた。

ジム・マーシャルへの追悼文執筆のご依頼を頂戴したのだ。

ギター・マガジンへの寄稿は実はこれが初めてではなくて、2008年4月号の「フランク・ザッパ特集」でも資料を提供し、数ページの記事を担当するという僥倖に恵まれた。

しかし、今回は「追悼文」…はたして上手に書けるかどうか心配したが、書き出してみると止まらなくなってしまい、「あれも書きたい!」、「これも記録に残したい!」と内容は膨らむばかり…ボリュームを圧縮するのに苦心惨憺してしまった。

結局、推敲に推敲を重ね、涙をこらえて内容を縮めてに縮め、何とか規定の文字数に抑え込んだ。

活字にはできなかったものの、色々なことを思い出しながら書いていると、また別の涙がこみ上げてきた。

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自分なりにジムの偉業を尊敬し、別れを惜しむ納得の文章に仕上がったと思う。これもジムのパワーのなせるワザか…。

是非、ご一読あれ。

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ギターマガジン6月号の詳しい情報はコチラ⇒リットーミュージック公式ウェブサイト

(敬称略)

好評の『Relaxin' at IWAKI ALIOS』~秘蔵写真で分析する伊藤広規の魅力!

Shige Blog 2012年5月10日初出

とてもうれしい知らせが届いたよ!

5月2日にリリースした『Relaxin' at IWAKI ALIOS』がどうにも大好評なのだ!

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日本を代表するベーシスト、伊藤広規のライブ盤だ。

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やっぱり、いい加減みんないい音楽を聴きたがってるんだナァ~…と思わざるを得ない大快挙にひとりほくそ笑んでいる。だっていいもんね~。

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私はこの名作に自分の撮った写真をスリーブに使っていただき、かつライナー・ノーツを執筆させてもらう僥倖にあずかったが、その中にこんなことを書いた…広規さんは、平気でアマチュア・バンドのライブに出演してしまうような人で、根っから音楽を愛し、音楽の力を信じている人…と。
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そんな片鱗を見せてくれたのがこの今年1月のライブ。
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パワフルな演奏!Processionというバンド。
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メンバーは…

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…とご覧の皆さまには馴染みがないかもしれない。

ベースは我らが伊藤広規!気合いの入った演奏だ!
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それもそのはず、実はこのバンド、広規さんの学生時代の仲間でやってるバンドなのだ! …ってシレっと言ったけど、スゴクね?だってバンドの中に山下達郎の右腕がいるんだゼ!もちろん、お友達にとっては広規さんはその前に「お友達」なんだけど。

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キーボードもプロ。広規さんのパートナーのくり子さん。『Relaxin' at IWAKI ALIOS』の最終に収められている名曲「わたげ」の作曲者だ。

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ホントに広規さんはスゴイよ。アマチュアのステージだからといって、バカにしたりナメたりする風情など微塵も見せない!それどころか、ナンカ自分が一番楽しんでいるかのような極上のプレイなのよ!ツェッペリンの「ロックンロール」なんかを演奏したんだけど、ものすごいドライブ感!

ベースの仕事をしていて、休みの日に趣味のベース?でも、気心の知れた昔からの仲間と楽しそうに演奏する姿は、達郎さんのステージとはまた違った広規さんの魅力をアッピールしていた。

ま、もっともナニに向けてドライブしているかっていうと「打ち上げ」なんだけどね!イヤ、実際、この日の打ち上げはメッチャ楽しかった!同じく広規さんが高校時代にいっしょにバンドやっていたというお友達がもうヤケクソに強力で、腹がねじれるほど笑わせていただきました。

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ところ変わって…横浜。
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森園勝敏。

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伊藤広規。

以前から展開しているデュオ・チーム「こうもり」。あ、この名前はウソです。今勝手に思いつきで書いちゃいました!

以前から展開しているデュオ・チーム「森広規」。これ、私が昔お世話になっていた鉄工所と同じ名前なんだよね…「森工機」ていうんだけど。あ、またウソです!

本当の名前は「森園・伊藤」。ウワ!黒板の右端に書いてある「今日の日直」みたい!このストレートさがまたいいんだけどね。

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この2人、ナント誕生日が1日違い!仲いいですよね~!はるばる南阿蘇からバースデイケーキが届けられたよ!

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当然、2人の「バースデイ・ライブ」ってことになるんだけど、当日スゴイことが起こった!ナント、予定していた会場の設備に不具合が出て使用不可となり、本番直前にライブ会場を同じ横浜の「YCC」に変更したのよ!出演者も、スタッフも、お客さんもみんなで引っ越し!私も子供の頃からずいぶんライブに通っているけど、こんなのははじめてだな。よかったぜ~、会場が東京ドームじゃなくて!

そんなことぐらいで文句を言ったりする人なんかひとりもいなくてね…実にいい雰囲気なのですよ!

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それもこれも、この2人の演奏が素晴らしいからなの!

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曲はブルースをブルースを中心にいつも2人が演奏しているシブいスタンダード集。張り合うワケでもなく、かといってダレるワケでもなく、2人の音楽を愛でる気持ちがにじみ出てくるような深~いパフォーマンスなのだ。いくら聴いてもまったく飽きることがない!

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お客さんも、鋭くもあたたかい2人の演奏を舐めるようにして味わう。いいね、こういうライブは。

アレ、今気がついたけど、ここって天井が船みたいになってるんだ?!
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ここでも広規さんのドライブ感!ドラムがいらないくらいにグイグイと音楽引っ張っていく!

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私が思うに、広規さんのベースってトリッキーで派手なことを実はやっているんだけど、それを感じさせないところがあるのね。ただのリズム楽器ではなくて、「音楽を作るベース」とでも言うのかな?やることすべてがその音楽にカチッと組み込まれていく。決して出しゃばらないけど、ものすごい存在感!結果、目立ってる!みたいな。いるじゃないそういうベース弾く人って。

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でも、この赤いジャケットは充分に派手だ!え?何で「赤」かって?イエイエぜんぜんまだですよ!
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森さん、実は先月体調を崩されましてね。大変心配しましたが、今はお元気になられました。森さんにもしものことがあったらどうしよう?!日本のギターはどうしたらいいんだ?!

森さんは日本のギター界の宝なのだから…気をつけていただかないと困ります、ウン。また極上のフレーズでシブ~くブルースをキメる森さんを味わいに行こう!皆さんも必ず、必ずライブを観てくださいね。がんばれ森さん!

この日はゲストでマリさんも2曲歌ってくださり、2人のお誕生日に素敵な花を添えてくれた。

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伊藤広規の詳しい情報はコチラ⇒伊藤広規オフィシャル・ウェブサイト

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『Relaxin' at IWAKI ALIOS』はレコミンツ他、ディスク・ユニオン、タワーレコード、HMV等の大手CDストア他の店舗、並びに各種通販でお買い求めいただけます。

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伊藤広規のベースの魅力をこのアルバムで十二分にお楽しみあれ!

そうそう!今年もいわきの「街かどコンサート」への出演が決定したんだって!またこの5人の奇跡の演奏の再演がのぞめるかも?! 楽しみ!

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(一部敬称略 2012年1月29日 浅草KURAWOOD、2月19日 横浜YCCにて撮影)

2013年5月 3日 (金)

名盤誕生!伊藤広規ライブ・アルバム『Relaxin' at IWAKI ALIOS』

Shige Blog 2012年5月1日初出

実は明日という日、「2012年5月2日」という日を指折り数えて待っていた。「エッ?何の日だっけ?」って?

誕生日でも結婚記念日でも、はたまたクレジット・カードの引き落とし日(あ、これはうれしくないな…)でもない!明日は、伊藤広規のニュー・アルバム『Relaxin' at IWAKI ALIOS』の発売日なのだ!

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アルバムは昨年10月16日に開催された『いわき街なかコンサートin平』の一幕を切り取ったライブ盤だ。

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会場は日本屈指の音響を誇る福島県のいわきアリオス。

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以前、よそのブログでもレポートした通り、広規さんの呼びかけで日本を代表する音楽達人が終結した!

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ドラムは青山純。

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ギター&ボーカルは森園勝敏。

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サックスと鍵盤ハーモニカは中村哲。

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ボーカル&ギターはKaz南沢。

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そして、ベースは親分、伊藤広規!

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これだけのメンバーが集まるのだから演奏が悪かろうハズはない!しかも広規さんの親友でもある音響界のカリスマ、岡田辰夫が音作りを担当するのだから、何とかCDとして記録を残し、ひとりでも多くの人に聴いてもらいたい!というのが人情だろう。

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そこでやってくれました!あの奇跡の演奏が『Relaxin' at IWAKI ALIOS』としてCDになってくれたのでした!

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広規さんはかねてより東日本大震災のチャリティ・プロジェクトを個人で立ち上げており、都内のライブハウスを中心に積極的な活動を展開している。このアリオスのパフォーマンスはその広規さんの活動に賛同した仲間が集まって実現したものだ。だからバンド名も「伊藤広規&His Friends」!

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タイトルの通り、リラックスした雰囲気の曲を、音楽の達人がリラックスして奏でるリラックスした内容なのだが…

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…トンデモナイ!カミソリのように鋭い演奏に聴き入り、シャッター・ボタンを押す手が止まってしまう!
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曲はスティーヴ・ミラー・バンド、ジョン・ハイアット、ヤング・ラスカルズ…
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…デイヴ・メイスン、ビル・ウィザーズ…とシブどころのカバーが選ばれている。
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その中にKazさんのオリジナル曲や…
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アラうれしい!「Lady Violetta」も収録されているのだ!

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とにかくひとりひとりの楽器演奏の技量がものスゴイもんだから、とにかく飽きさせない。どれもこれも唸ってしまう見事な演奏!

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これだけの名人が集まるとヘタをすれば「オレが、オレが」で演奏がギスギスしたりしてしまう危険性があったりなかったりもするが(あるのかないのか、どっちなんだ?)、この5人はむ~ッかしからの付き合いの気心の知れたFriendsだからそんなことは起こり得ない。

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自分の弾きたいように、叩きたいように、吹きたいように、そして歌いたいようにやっていれば完璧にして実に味わい深い音楽が出来上がってしまうのね。

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この日はギタリスtとして参加した森さんも1曲シブいノドを聴かせてくれる。
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本番は時間を超過してのパフォーマンスとなった。止まらなくなっちゃうんだネェ~、名人たちでも。ま、これだけゴキゲンな演奏だもん、ムリもない!

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シゲブログのこと、本当はね、1曲ずつ演奏曲目を解説したいところなんですけどね。でも今回はそれをしません。

何故なら、このCDには各曲を詳細に解説したカッコいい写真入り16ページの豪華ブックレットが付いてるからなの。それを見て、読んで頂きたいのです。

これが言いたくて今日の記事を書いたワケでは決してござらんが、その解説と写真は私が、ア~、担当させていただきました。

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制作サイドから「自由に書いてよい」というありがたいご指示を頂戴し、書きも書いたり8,000字。

楽しかったナァ~。うれしかったナァ~。子供の頃からやりたい仕事だったんだよね!しかも題材が広規さんたちだもんね~タマリマセン!

あれも言いたい、これも言いたい!ととめどもなく頭に浮かんでくることを、ズッパズッパと取捨選択しつつ心をこめて書きました。でも、言いたいことはただひとつ。「こうしたいい音楽をいい演奏で、そしていい音で楽しんでもらいたい」ということなのです。

一昨日、友人から得た情報で驚いたのだが、現在の日本の音楽シーンを代表するビッグネームのシングルCDが初動で1,000枚も売れないそうだ。大変なことですよ。もちろん配信だの何だの色んな要素があってのことなのは充分承知している。でも、この情報の本質は「『CD』が売れてないのではなくて『音楽』が売れてない」というところに突き当ると考えている。まったく新鮮味のない現在の音楽シーンがアノ手コノ手で先へ進もうとすればするほど自殺行為につながってしまうのではないか?開いている方位があるとしたら、「過去」方面しかないのではなかろうか?つまり温故知新。

おかげさまで『Relaxin' at IWAKI ALIOS』の予約数は期待をはるかに上回るものらしい…。きっとこのCDからは宣伝の段階でも「いい音楽」のニオイがしてるんだよ!

是非、みなさん聴いてください!ブックレットでお会いしましょう!

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そして、発売日の翌々日、5月4日に「『Relaxin' at IWAKI ALIOS』リリースライブパーティ」が開催される!

場所は横浜YCC(横浜クルージングクラブ)。限定50名のスペシャルライブ!

パーティ及び伊藤広規の詳しい情報はコチラ⇒伊藤広規オフィシャル・ウェブサイト

さらに!今夏には関西方面も回る大規模ツアーも計画している!乞うご期待!

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『Relaxin' at IWAKI ALIOS』はレコミンツ他、ディスク・ユニオン、タワーレコード、HMV等の大手CDストア他の店舗、並びに各種通販でお買い求めいただけます。

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いわきアリオスの詳しい情報はコチラ⇒いわき芸術文化交流館アリオス公式ウェブサイト
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(一部敬称略 2011年10月16日 いわき芸術文化交流館 中劇場にて撮影)

Shigeo at Hard Rock Cafe~Jimi Hendrix Tシャツ発表会!

Shige Blog 2012年5月2日初出

Hard Rock Cafe Tokyoにカメラを持ってお邪魔するのは久しぶりだ…Mr. Bigの記者会見以来。アノ時は写真を撮っている私に向かってポールが「シゲさ~ん、シゲさ~ん!」とさかんに声をかけて、くうれしいやら恥ずかしいやら…楽しかった!

今日も楽しいイベントでお邪魔している。ここは何かと楽しいな~。

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実はハードロックカフェでは「シグネイチャー・シリーズ」と銘打って、オリジナルのTシャツを制作、販売している。そして、今回は第29弾にしてジミ・ヘンドリックスが登場した!

アイテムはジミのサインが入ったチャリティーTシャツとピンズ。

Tシャツは、ジェイニー・ヘンドリックス(ジミの義理の妹)の協力の元、ハードロックカフェとアラン・アルドリッジ(ハードロックカフェのロゴデザイナー)、フェンダー・ミュージカル・インストゥルメントの共同企画によるもの。

2011年にロンドンで行われたハードロックカフェ主催のコンサート、「Hard Rock Calling」で披露された特製のストラトキャスターをモチーフにしている。

ワタシ、10年以上前の話しだけど、そのジミの義理の妹さんのジェイ二ーにお会いしたことがありましてね…。「すきや~き」とか「てんぷ~ら」とか「ふじや~ま」程度の日本語を披露してくれたっけ。とッてもチャーミングな方でしてね、今でも彼女からもらった「Hendrix Experience」のロゴの入った名刺は宝物として、立川談志の名刺といっしょに大切に保管してある。

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ピンのデザインはにウッドストックの時に使用していたギター が元になっている。やっぱいいよナ~、こういうのって!

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で、今日はそのTシャツやグッズの発表会なのだ!つまりファッション・ショウ!

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モデルさんたちが新作のシャツをまとい店内を回る。
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次から次へと登場するお召し物とモデルさん…こういうのも写真撮ってて楽しいね!
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素敵なウォーキングでとても華やかな雰囲気!

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フレアバーテンディングも登場!

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あのトム・クルーズがやってたヤツね。これがまた見ごたえタップリ!

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そして、なぜシゲがここにきたかといえばシゲさん!ジミヘンといえばシゲさん!
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ハードロックカフェのイキなはからいで東京、横浜、大阪、福岡と中野重夫の演奏を組み込んでくれたというワケ!
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まさか、このロケーションで愛用のSUPER100JHを炸裂させるワケにもいかないので、VintageModern2266Cを使用したが、これがまた実にゴキゲン!
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まずはア・カペラの「アメリカ国歌」でごあいさつ!この後、前述のファッションショーがあって…。

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シゲさん、再登場!

後はマイナス・ワン(直前に入手!ね?、シゲさん)を使っていつものパフォーマンスを展開。

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「Foxy Lady」のフィードバックもすべてバッチリきまり、「Red House」dではお得意のシブ~いブルース・フレーズでギターを泣かせ…
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本人より回数を多く弾いている「Purple Haze」で〆た。

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短いながらも入魂のステージだった!

普段、マイナス・ワンではあんまり演奏したがらないシゲさんだけど、直前にいいパートナー(音源)が見つかってヨカッタ!これでまた活動の場所が広がるかも!

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ちなみに大阪はRollOverとして出演し、これまた大いに盛り上がったとか…そう、ジミヘンは不滅なのです!

中野重夫の詳しい情報はコチラ⇒ShigeoRollover Official Web
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いつもの白のストラト…リアにはTシャツと同じモチーフが!シゲさんもますますこのギターが可愛くなったことだろう。

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Tシャツとピンは国内7店舗をはじめ世界中のハードロックカフェ、ハードロックホテル&カジノで販売され、売上の一部はThe Fender Music Foundation、The Jimi Hendrix Park Foundationに寄付される。

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(一部敬称略 2012年3月19日 Hard Rock Cafe Tokyoにて撮影)

2013年4月28日 (日)

【SHOW-YA 3DAYS : DAY2】『流星少女』をシューティング!~ニューアルバムとPV

Shige Blog 2012年4月26日初出

「SHOW-YA祭り」の2日目は22年ぶりのニューアルバム『GENUINE DIAMOND』の紹介とリード・チューン『流星少女』のPV撮影のレポートだ!

22年ぶり!2 decades and 2 years! これは長いですよ~。前回のリリース時に生まれた赤ちゃんが就活をしている時分だからね。私は22年前はサラリーマンで、赴任先のある地方都市で毎週末、パブでハコバンやってた。楽しかったな、アノ頃は…。

そんな時空を超越して飛び出して来たニュー・アルバムだから、もう存在感が違う!

まず、ジャケット。赤いエンボス紙に大胆に刻印された『GeNuiNe DiaMoND』の14のアルファベット。大文字と小文字が入り乱れている。この画面では色がグレイに出てわかりにくいが、そのレタリングは銀箔(?)仕様になっている。光り輝く5つのダイアモンドたちにふさわしいゴージャスなデザインだ!

既存曲のセルフ・カバーも含まれた極めつけの12曲!歌詞、メロディ、アレンジ、演奏…どの曲も、スミからスミまでSHOW-YAのエッセンスがタップリ盛り込まれている。実に丁寧なつくりだ。ニヤリとしちゃうぜ、何回も!

なんのかんの言っても、やっぱり曲のクォリティが高いよね。どんなに激しい曲でもそこにはキチンとした「歌」があって、現在の凡百のロック・バンド(っぽいの)とは全く一線を画している。

今の音楽シーンを見回してみて、日本語で歌うハード・ロックという観点においては、SHOW-YAというバンドは抜きん出て輝く存在なのではなかろうか?でもSHOW-YAは昔と何も変わっていないと思う。カッコいい音楽は変わる必要がないからね!

本当は1曲ずつ解説したいんだけど、これから聴く人に変な先入観を与えてしまっても申しワケないので遠慮しておきますね!

『GENUINE DIAMOND』の詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAl SITE特設ページ

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そして、アルバムのリード・チューン『流星少女~Shooting Star 196X~』のプロモーション・ビデオの撮影が敢行された。

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撮影会場は鴬谷の東京キネマ倶楽部。昭和文化の象徴であるキャバレーを改造した大人気のライブハウス。高い天井、広いステージ、ゴージャスな内装…と、ここで演奏したがるバンドは枚挙にいとまがない。そう、ここは今も昔も「おもちゃ箱をヒックリ返した」ような場所なのだ!

ちょっと関係ないんですが、富山に住んでいた時に個人的に結構ウケたんですが、向こうのみなさん「ヒックリ返す」と「テックリ返す」っていうんですよね~。お年寄りの方だけかな?それ聞いたこっちがテックリ返りましたわ。

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いよいよ撮影が始まった!

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そういえばこの曲をお披露目したての頃、「りゅうせいしょうじょ」をどう綴るか決まってなかった。「りゅうせいしょうじょ」か「リュウセイショウジョ」か…。結局、漢字で「流星少女」になったのね?素晴らしい!漢字は素晴らしい!「~Shooting Star 196X~」というサブタイトルまでついた。

エ、これ「X」のところは「0(ゼロ)」を代入していいんですかね?「A?B?」…なんて言いたくなってしまうのは私の悲しい「性~SAGA~」。

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いっしょにいるだけで楽しくなる明るくゴージャスなダイアモンド!

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低音でグイグイとバンドを引っ張るセクシーなダイアモンド!

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バシバシと必殺フレーズを決めるクールなダイアモンド!

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バンド・サウンドを分厚くするエレガントなダイアモンド!

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怒涛のドライブ感でバンドをプッシュするパワフルなダイアモンド!

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恵子さんは緊張するそぶりなど微塵も見せないリラックス・ムード。

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何かすまなそうにしているsun-goさん…。もしかしてアノことかな?

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黄金のラメがちりばめられたこの美しいドラムセットは初登場だ!

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あんまり張り切りすぎたせいか恵子さんのブーツがッ!

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ひとたび演奏が始まると、いつものライブとかわらない鬼気迫るパフォーマンスを展開する!

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「カッ~ト!」の声がかかると、リラックス、リラックス!

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みんな楽しそうだ!

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特に恵子さん!

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そしてまたマジ・モード。

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メンバー各々のソロでの撮影だ。

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さすがベテラン!

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何回もも撮り直すことなど全くなく、サクサクと撮影が進む。

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mittanも新しいドラムセットがピッタリとキマっていい調子!
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自分のパートが終わってリラックスしているさとさん。

オ、何を撮ってるんだ?

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答えはコレ。mittanを上からパチリ。

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キネマ倶楽部を選んだロケハンも大成功!
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バンドの雰囲気と曲と演奏と雰囲気がピッタリとマッチした!

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昨日も書いたが、本当にドンドン際限なくカッコよくなるSHOW-YA。このいつまでも光り輝く5つのダイアモンドたちのますますの活躍を願って止まない。Shooting!

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それでは、ご覧ください!SHOW-YA、22年ぶりのアルバム『GENUINE DIAMOND』より「流星少女~Shooting Star 196X~」!

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA OFFICIAl SITE

明日の「春のSHOW-YA祭り」の最終日は『GENUINE DIAMOND』のレコ発記念ライブだよん!お楽しみに!
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(一部敬称略 2012年某日 東京キネマ倶楽部にて撮影)

2013年4月24日 (水)

【お知らせ】Marshall Blog URL変更のお知らせ

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Marshall Blog読者各位

平素よりMarshall Blogをご愛読賜りまして誠にありがとうございます。

標記の件、すでにお気づきの方もいらっしゃるかと存じますが、この度Marshall Blogはイギリスの本社と協議のうえ、下記の通りURLを変更いたしました。

旧) http://marshallblog.lekumo.biz/mne

       ↓    ↓    ↓

新)  http://www.marshallblog.jp

旧URLは今まで通り有効です。私はまったくITに疎いため明確な説明ができずもどかしい思いをしておりますが、色々と実験をしてみるに、旧URLからでも自動的に新URLに読み替えられてMarshall Blogにアクセスされるようです。

そのため慌ててブックマークの変更等の作業をしていただく必要はありませんが、これからはとにかくマーブロといえば、www.marshallblog.jp でお願いします!

それから、この変更にともない画面上のfacebookの「いいね!」の回数がすべてご破算になってしまいました。

せっかく皆様に貴重なお時間を頂戴してお読みいただき、かつ、ご評価を頂いたにも関わらずこんなことになってしまい誠に申し訳ございません。

記事制作にご協力頂きましたアーティストやご関係の皆様にも深くお詫び申し上げます。

もしよろしければ古い記事をご再読いただいた折にはカチッと「いいね!」を押してやってくださいませ。

これからもMarshall BlogはMarshallやファミリー商品にまつわる話題を中心に、そしてアーティストさんたちの話題も盛りだくさんに、楽しくマニアックでガンコな記事づくりを目指してまいります。

相変わらずのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

Marshall Amplification plc

Asia & Oceania Region Manager

Shige

2013年4月20日 (土)

【お知らせ】Shige Blogが移転します

平素よりMarshall Blogをご愛読賜り誠にありがとうございます。

標記の件、Marshall Blogに先行すること6か月、2012年4月にスタートした姉妹ブログであるShige Blogは、現在Marshallの副教材的な存在として、また、Marshall以外の話題を掲載して現在に至っております。ご愛読いただいております皆様にはこの場をお借りして併せて深く御礼申し上げます。

さてこの度、諸般の事情により Shige BlogのURLを変更しました。新しいURLは http://www.shigeblog.biz  となります。

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この移転に伴い、Shige Blogに掲載していたMarshallに関する記事をMarshall Blogに引っ越すことに致しました。多数ではありませんが、更新のない週末に数本ずつ公開させていただきます。

Shige Blogの記事をすでにご覧いただいていらっしゃる方も多いかと存じますが、Marshallに関する記事をアーカイブ的に一本化したいという目的によりますことご理解願います。

さしあたりまして、ジム・マーシャルの思い出をつづった記事をこの後アップさせていただきます。

Shige Blogの方も徐々に整備を進めてまいります。その間、Marshall Blogからのリンクがうまく作動しないこともあろうかと存じますが、あらかじめご了承くださいませ。

今後ともMarshall製品、Marshall Blogを何卒よろしくお願い申し上げます。

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2013年3月18日 (月)

ピック・アップをマーシャルがピック・アップ!

おかげさまで大好評の『Marshall Chronicle』のプロデューサーからご連絡を頂戴し、また一緒にひと仕事させていただいた。

今回はピック・アップの本。

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古今東西のシングルコイル・サイズのピックアップをかき集めて、実際にギターに乗せて、録音して解説しようという企画。

試奏用アンプはマーシャル。そして、試奏されるピックアップの写真をすべて撮影する…とまぁこういうお仕事なんだね。

これが大変だった。

この試奏されるピックアップが1ケや2ケなら造作ない。しかし、「大全」である。「大全」。

集めも集めたり、その数66ケ!阿鼻叫喚の磁石とコイル地獄!死んだわ~、腰。

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それにしてもスゴイね。このピックアップ業界(?)ってのも。ギター・パーツ・ビジネスの主役になっちゃって。各者各様工夫が凝らして会あっておもしろい。

昔はこんなんじゃなかったよね。私がギターに夢中になってた頃は「ディマジオってのがスゴイらしいよ!」ぐらいで、こんなにウの目タカの目で喧伝されることは無かったように記憶している。

私もセス・ラバーが巻いたというハムバッキングが乗っているレス・ポールを持っているが、まぁそれで満足かなァ。別にそれでいいバップ・フレーズが頭に浮かぶワケでもなければ、指が早く動くワケでもない。

それでもこれだけ盛り上がっちゃうのは、やっぱり男のロマンなんだろうね~、こういうのは。

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何せすごい作業だった。

ゾロリと並んだ試奏に供されるピックアップたち。

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これをいちいち試奏用のギターに乗せ換えなければならない。当然ギターを換えてしまうと音が変わって比較にならないからね。

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ものすごいスピードで、かつ正確に、そして巧妙にピックアップが次から次へと交換されていく。

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この超人的な重労働を一手に引き受けてくださったのはMarzismの石井正人氏。

ピックアップの取り付けだけでなく、採寸など細かい作業もすべて引き受けてくれた。

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そして、今回試奏に使われたのはDSL100Hと1960A。2代目のDSLだ。

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ピックアップが交換されたギターをとめどもなく次々に試奏していくという今回の荒行に挑んでくだすったのは菰口雄矢氏。

これはね~、マジで大変な仕事ですよ。繰り返すけど、1ケや2ケならいいけど、アータ、66通りものピックアップ弾いてひとつひとつコメントしていくなんてのは人間業じゃござんせん。

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一方ではせっせとピックアップの交換!

え?私はって?後日、夜中までかかって66ケいっぺんに写真を撮ったですよ~。おかげでビルのシャッターがガッチリ閉まって車が車庫から出せなくなってしまったじゃないの!

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さすが、新進気鋭の人気ギタリストだけあって耳もスゴイ!ひとつひとつのピックアップの特性、特徴、いいところ、そうでないところ…をテキパキと指摘していく。

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イヤ~ホントにスタッフの苦労と努力がつまった良書になったと思う。

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さて、菰口氏、先日紹介した『六弦心 vol.2』にも参加していることに注目~!

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氏は本作で「旅愁」を演奏しているが、味わい深いフレーズを重ねて大変素晴らしい作品に仕上げている。是非聞いてみて欲しい。

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最後にひとつ。内容にどう書いてあるかは別にして、頭に入れておいた方がいいことをひとつ。音をよくするのはピックアップの交換ではござらん。ピックアップを換えて音がよくなるのはそれなりの技術を身につけている人の場合です。基本的にギターの音の良し悪しを決めるのは機材でもギターやアンプの改造でもなく弾き手の指です。ピックアップの交換をするのは技術を身につけてからでもゼ~ンゼン遅くありません。

音をよくしたくてピックアップ代を稼ぐためにバイトをするぐらいなら家でスケールの練習をした方がよっぽど手っ取り早く音がよくなるし、金も時間もかからずゼッタイ得です。

そして、腕を上げた時に自分の音のイメージに合致しそうなピックアップを愛器に乗せてあげましょう。その時のためにこの本はきっと大切なピックアップ・バイブルになると思うよ。そして付録CDで菰口氏の素晴らしいプレイとDSLのサウンドを楽しんで欲しい。

発売は3月25日。

詳しくはコチラ⇒シンコーミュージック公式ウェブサイト

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2013年3月12日 (火)

六弦の心、日本の心…

メロディ、リズム、ハーモニー…「音楽の3大要素」!なんて学校の音楽の授業で習ったけど、やっぱり音楽はメロディだな。

いいリズムがないといいメロディも生きてこないし、ハーモニーでメロディのあり方がいかようにも変わってくるので、もちろんメロディ以外の要素もとても重要であることは論を俟たない。

でも、メロディというものは、人間で例えると「第一印象」みたいなもので、とりあえず清潔にしておくとか、少しでもおしゃれしておかないとまず人様の心をつかむのは難しいでしょう。

「付き合ってみると、あいつスゲエ性格がよくてサ…」という人間の根幹をなすのがリズム。「しかも、あいつ絵もウマイし、暗算もスゴイし、酸辛湯麺作らせたらプロ並みでやんの!」とその人が持つ特技のようなのがハーモニーだったりするような気がするんだよね。

でも、やっぱりその人が持っている印象というか、雰囲気というか、ま、率直に言って「見てくれ」がよくないと、その人の性格や特技がわかるほどは緊密になれないってこと。

だから、メロディは大切なのだ。

それに、気分がいい時、何か作業をしている時、口ずさむのはメロディだよね。まさか、「♪チーチッキ、チーチッキ」とリズムパターンを口にする人はかなりまれだと思うし、ひとりじゃどうあがいてもハーモニーは作れない。

だから、メロディは楽しいのだ。

さて、最近我々はいいメロディに飢えていると思うんですよ。テレビをつければどこを切っても同じようなメロディに歌詞。CMに使われている曲もいつも同じ。よくもマァあれだけ人と同じことができるよナァ~と思うよね。ちょっと前の車のCMでジミの「Cross Town Traffic」が使われているのが妙に新鮮だったっけ。

ま、CMの音楽に関しては「商品を売らんかな」で音楽を選んでいるのだろうから、少なくともクセナキスやソニー・シャーロックやアンソニー・ブラクストンあたりは使えないだろうけどね…。でも、そのうちシャッグスあたりは登場しそうな感じがするな…。食べ物のCMに使われたら面白いな。

以上でオープニング・トークおしまい!

そんないいメロディに飢えた我々に最適なプレゼントが『六弦心』のCDだった。人気ギタリストがオリジナルのアレンジで童謡を奏でるという企画だ。もちろんギター・インスト。

下がそのCDのvol.1。

「いいメロディは国境を越え聴衆の琴線に触れるであろう」という企画も的を得、世界51か国で配信されたそうだ。

山本恭司さんを中心に11曲が10組のギタリストによって演奏され、我がマーシャル陣からは石原SHARA慎一郎と原田喧太が参加した。

SHARAさんは♪春のうららの~、の「花」を、そして喧ちゃんは「夕焼け小焼け」を演奏。どちらも2人の個性がにじみ出た素晴らしい演奏だ。

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こうした誰でも知っているメロディを料理するというのは実に大変なことだと思うね。しかも、たいていこの手の曲は「歌謡一部形式」といって「トロイメライ」のようにメロディがひとつしか出てこないサビのない作品が多く、展開のさせ方も難しい。しかも、それぞれの尺が4小節とか8小節と極端に短いのも頭痛のタネのハズだ。

さらに、ギターの魅力を前面に押し出さなければ意味がないし、かといって弾きまくったところで曲の良さが出てくるとも思えない。さりとて、メロディをただなぞったところでどうしようもない…。

そうしたことを考慮すると、ギタリストだけの力量では追いつかない、音楽家としてのスケールの大きな実力が問われる企画だと思う。逆に言えば、この『六弦心』に参加すること自体が名ギタリストとしての証となるのではなかろうか?

そして、vol.1の発売から約1年、恭司さんをプロデューサー(もちろん演奏も!)に迎え、前作と同じく10組のギタリストが11の名作に挑んだ。

今回マーシャル・ファミリーから参加したのはルーク篁、そして、大抜擢のD_DriveのSeijiとYuki!よかったね~!

ルークさんは「七つの子」、SeijiさんとYukiちゃんは「どこかで春が」を取り上げている。

発売は2013年3月20日。

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さて、その発売に先立って、代官山の「蔦屋書店」にて『六弦心vol.2展』が開催されているのでここでご案内させていただく。

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会場は2階の音楽関連のフロア。

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エスカレーターを上がると『Vol.2』に参加したギタリストたちのポスターがズラリと並ぶ。お、あのYukiちゃんのポスターは見覚えがあるね~!

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その反対側ににはSeijiさんやルークさんのポスターが…。SeijiさんとYukiちゃんのポスターはD_Driveの初の東京でのワンマンの時のショットだね。

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もちろんCDも陳列。

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さらに参加ギタリストの詳しいプロフィールが展示され…、

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所有するギターも目の当たりにすることができる。

これは恭司さんモデルだね。

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こちらはSeijiさん(左)とYukiちゃんのギター。

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こちらは先日、某社のピックアップの特集本の制作時、すべての試奏をDSL100Hでこなしてくれた菰口雄矢さんのギター。(この本についてはまた別の機会に紹介さしてくださいまし)

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じ~っくり聴いてください。そして、しみじみ味わてください。この美しい言葉と美しい旋律を持っている国に生まれてきた喜びをかみしめようではありませんか!もちろんギター好きという品のいい趣味を持ち合わせていることもね!

『六弦心vol.2』の詳しい情報はコチラ⇒六弦心Official Website

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2013年3月11日 (月)

I Thought I was Going to Die~英音楽誌が伝えた大震災

今頃こんな話を切り出すのもどうかと考えたが、震災からちょうど2年の今日、これも「ひとつの記録」としてこの記事をマーシャル・ブログに残しておこうと考えた。

下は「The World's Biggest Selling Weekly Rock Magazine(世界で一番売れてる週刊のロック雑誌)」を標榜するイギリスの音楽誌KERRANG!の2011年3月26日号。

普段この雑誌を目にすることはほとんどないのだが、2年前にイギリスに行った時、本当に偶然この本を手に取った。そして、ひとつの記事が目に入った。

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I thought I was going to die.....

これはあるミュージシャンのシリアスな言葉…『死ぬかと思った』。その目に止まった記事というのは、震災の時、ちょうど日本に来ていたミュージシャンの体験記だった。

誌面にはスリップノットのドラム、Joey Jordisonのバンド、MurderdollsやBlack Veil Brides、All That Remains等が登場している。

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ところでMurderdollsはマーシャルを使用しており、例によって渋谷のO-EASTに取材に出かけたのが震災前日の2011年3月10 日のことだった。Murderdollsは翌日にも東京公演があったが、その日にライブの写真を撮らせて頂けるということで、当日の本番のプレスピットには私ひとりだけが入っていた(…ようだったが、あるいは他の方もいらっしゃったかもしれない)。下がその時に撮った写真。

会場は超満員で、バンドのメンバーもノリノリの激しい演奏で素晴らしいライブとなった。中には翌日のライブも楽しみにしていたファンの方も大勢いたことだろう。

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そして翌日、2011年3月11日14時46分、地震発生。

マーダードールズのボーカル、Wednesday 13がKERRANG!誌に語っている。

「床が揺れ出した時に、オレはTGI Friday'sにいたんだ。周囲の人が叫び声を上げ出した。オレはコートと携帯を手に取って外へ走り出た。外の方が安全だと考えたんだ」

そして続ける…

「街路樹やビルディングが真横に揺れていたよ。オレのまわりの物、すべての物が揺さぶられて壊れていった。マジで死ぬかと思ったよ。取材で別行動をとっていたジョーイを除いた仲間は何とか探し出すことができた。ジョーイとは何時間も連絡が取れなかったんだ。まったくパニクったよ。ついに彼といっしょになった時は抱き合ったぜ。もう大興奮だった。ホント、その点ではラッキーだったよ」

当然、11日の公演は中止。結果的にこの時の来日公演の様子を写真に収めたのはマーシャル・ブログだけとなった。

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我々日本人は生まれた時から日常的に地震を経験しており、不幸にして地震がそう珍しいものではなくなってしまっているが、イギリス人などは、ほとんどの人が生まれてからただの一度も地震を経験していないという。

地震から約1か月後、たくさんの外国人と会う機会があり、地震の時の様子を訊かれると私は決まって次のように説明した。

「地震発生日、私はたまたま仕事を休み家でノンビリしていた。私の住む家は木造でしかも大層古く、当然その揺れ方たるや尋常でなかった。(Wednesday13ではないが、)このまま家の中にいたら間違いなく潰されてしまうと思い、家の外へ飛び出そうとしたが、揺れが大きすぎて歩くことが大層困難だった。外へ出ると、あちこちで悲鳴が起こり、電信柱はクネクネと曲がり、電線はとび縄のように大きく旋回していた」

この話を聞いた外国人たちは、みんな顔をしかめてOMG状態の表現をしていたが、いくら口で説明したところで地震の経験のない人たちにはこの恐ろしさはわかるまい。

また、原宿のアストロ・ホールでサウンドチェック中だったBlack Veil Bridesのボーカル、Andy SixはKERRANG!に対し、(古い家の話を除き)私とまったく同じ表現でその時の恐ろしさを語っている。

5月にはアイアン・メイデンのニコにも会ってこの時の話になったが、「あの時は参った」と言っていた。メイデンもジャパン・ツアーを予定していて、ブルース・ディッキンソンが操縦する自家用ジェット機で名古屋に来ていたが、すべての公演がキャンセルとなり、次のツアー先にそのまま移動したのだった。

今日であれからちょうど2年。いまだに30万以上もの人たちが避難生活を余儀なくされ、過去の日常を取り戻せずに苦しんでいるというのはあまりにもヒドイ話である。

改めて犠牲者の方のご冥福をお祈りし、一日も早い復旧・復興を心から祈っています。

(一部敬称略 ライブ写真は2011年3月10日渋谷O-EASTにて撮影)

2013年2月 8日 (金)

Guitar☆Manを見逃すな!~リハーサル潜入レポート!

ロックの名曲を超一流ミュージシャンの手でよみがえらせて「ギターの魅力を見直そう!」という企画が『Guitar☆Man』。サブタイトルが「SMOKE ON  THE WATER <FIRST GIG>」というんだから徹底している。そういえばマーシャルの『50 YEARS OF LOUD LIVE』の全員参加のフィナーレも「Smoke on the Water」だった。やっぱロックは♪ジャッジャッジャ~よ!

いよいよ今週の日曜日(2013年2月10日)に開催される第1回目のコンサートが近づきリハーサルが行われた。今日はそのレポート。ようするに日曜日の宣伝で~す!

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ここでいつも書いているように楽器は音楽あってこそのもの。音楽も楽器がなくては成り立たない。いい音楽こそが楽器を進化させ、いい楽器が音楽を通じ自らを発展させてきた。

今、このバランスが崩れまくっている。先人の素晴らしい音楽遺産との間にミッシング・リンクが生じ、音楽のアイデアが底をつき、音楽の深みがなくなる反面、デジタル・テクノロジーの恩恵により昔では考えられなかったことが何でもできるようになってしまった。

その結果、テクノロジーを制覇し、進化を希求する人たちの音楽が、器楽演奏能力と音楽性の両面において一番退化しているという大変不思議な現象を生んでいるように見える。

もうどうあがいても新しいものはできない。テクノロジーを駆使した「新しく聴こえそうな音楽」は現れるものの、内容としては何ら新しいものではない。殊に日本のロックっぽい音楽は、方向性が湾曲し、どんどんフォーク化しているようにも感じる…というとフォークに失礼なんだけど、つまり、「それ、バンドでなくて弾き語りで演ったらいかがでしょうか?」という意味ね…。

もっともこんなエラそうなロック論をぶったところで、チャールズ・ミンガスがまだ存命のころ、70年代初期のインタビューでの一言でイチコロなんだけどね…「何だ(怒)、今のロックってのは(怒)?あんなものオレが20年前(1950年代)にやってたことじゃないか!(怒)」…意味はわかってるつもり。やっぱ巨人はスゴイわ。

 今朝新聞で読んだが、今年のグラミー賞の候補者はルーツ・ミュージック色が濃いんだってね。私はグラミー賞自体には昔からとんと興味がないが、この記事を読んでアメリカ人は今の音楽の状況に気づき、「温故知新」を取り入れ出したのかな?と思った。アメリカン・ルー・ミュージックはアメリカ人の大変大きな遺産ですからね、大切にしているんだろうな~…とも感じた。

そして、同時にポピュラー音楽のルーツを持たない日本人の音楽はどこへ向かい、どこへ戻ればいいのだろう?

私の答えは「洋楽」だ。ロックはみ~んな、アメリカ人とイギリス人に教わった。

この手の企画が、オヤジたちが「あれ知ってる!」、「これ知ってる!」の懐古趣味でよろこぶだけのものでなく、若い人たちが会場に足を運び、「こんな曲があったのか!」と感銘を受ける場に成長してくれればよいと思っているし、そうなればギターなんて自然に流行り出すであろうと個人的には信じている。だって、あの時代のロックを聴けばロックやベースがカッコいいと思い、自分でもやりたくなるのが自然だもん!

いい音楽があって、いいミュージシャン(アーティストなどとは軽々しく呼ばない)がそれを奏でる…もうそれだけでいいのよ。

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『Guitar☆Man』はシリーズのイベントで、毎回出演者が変わっていく。

やっぱり名人芸は見ておくべきなのよ。やれ、「ローウェル・ジョージを見ておけばよかった!」とか「ロイ・ブキャナン行けばよかった!」なんて聞くけど、(私は両方観てます。心の中で自慢。でも、ツェッペリンもBBAも観てないからエラそうなことは言えない。ただの例です)我々の身近に観ておかなきゃならない人がたくさんいらっしゃる。私は志ん朝も談志も観ておいて本当にヨカッタと思ってるからね。

ま、失礼な話に聞こえるかもしれんばいけど、もう誰も到達することのできないような音楽的至芸を身につけた達人たちも齢を重ね、いつ観れなくなるとも限らない。でも、これは真剣な話で、最近日本のロック界は不幸な出来事が続いていることもあって、音楽関係者とそんな話をする機会が増えた。

ナゼ、二度とそういう人がもう出てこないかというと、そういう達人はもっともロックがよかった時代、自分の耳だけでリアルタイムに音楽を勉強した人たちだからだ。その時代の空気感が詰め込まれているということもある。

69年製の1959SUPER LEAD、60年代のアメリカ製のセルマーや59年のレス・ポール等が今の技術を持っていてもまったく同じに再現できないのと似ているかもしれない。いい意味で人間が良質のビンテージ楽器なのだ。

『Guitar☆Man』の出演者はそんな音楽達人ばかりが集められる。

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今回のヴァーチュオーゾたちは、企画に深くかかわった伊藤広規がベース。

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ギターに北島健二。
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土方隆行。
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キーボードは難波弘之。

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ドラムが渡嘉敷祐一。
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ボーカルはMicey-T、StuartO、浦田健志の3名。(写真はStuartOさんが欠)

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やっぱりスゴイ演奏だ。まるでCDを聴いているかのよう。

このコンサートもうセット・リストの一部が発表になっていて、その中にナント、フォーカスの「Sylvia」が入っていた。うれしい!

もちろんヤン・アッカーマンの"F"のオクターブのカッティングから始まるワケで、カッティングとくればカタやんだ!もうこの時点でタマラン!

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そこへ加えて北島さんがメロディを乗せる!もう歌いまわしがアッカーマンで、オシッコちびりそうなぐらいカッコいい!

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さらにタイス・ヴァン・レアとまったく同じオルガンがかぶさってる!

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もとは歌詞が乗る予定だったこのフォーカス最大のヒット曲、もう何回聴いたかわからんけど、こうして人間(達人)が演奏しているのを聴くと「こんなことやってたんだ~」と新しい感動を呼ぶ。

2年前にロンドンでアッカーマン抜きのフォーカスを見たけど、こっちの方がよっぽどホンモノっぽいな…。70年代にはこのオランダのグループがミュージック・マガジン誌のリーダーズ・ポールの上位にいたんよ~。そんな時代があったのさ。

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また渡嘉敷さんのドラムがそれっぽい~!

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…とすべての曲がこんな具合で聴きどころ満載!やっぱ名人芸は素晴らしい!

このGuitar☆Manにいいところは、洋楽だけでなく、上質な日本のロックっぽい歌謡曲も演奏してしまおうというところ。賛成であ~る。それらは一流の作者の作品だ。こうした達人たちの手で演奏されて息を吹き返すことほどうれしいことはない。

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「はいはい~」。いつでもホンワカ・ムードの広規さん。

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趣旨に賛同し、Marshallもサポートさせていただいた。

今回北島さんはVintageModern2466と1960Aを使用。

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土方さんはJVM410Hと1960A。

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広規さんは1992SUPER BASSと1982。1994年に限定発売された「Barney」とあだ名される1982Bキャビを擁した通称「ヘンドリックス・スタック」、1959LTDのベース版。といいたいところなんだけど、これSUPER BASSも生産されたんだ?モノの本にも出ていない。 ちょっとフィル・ウェルズに確認してみよう。広規さんはリンクして使用している。

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ギターの魅力はマーシャルの魅力。今回のGuitar☆Manはマーシャルの魅力をそのまま楽しんでいただくことにもな~る!

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「Purple Haze」のエンディングの説明をする北島さん。

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2004年だったかな?『Hand Wired Show』と称して、土方さんと北島さんにお願いして東京と大阪で1974Xと2061Xのデモ・ショウを開催した。

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東京ではFuzzy Controlが、大阪ではSavoy Truffleに共演していただいて、最高のギター・ショウになった。おふた方ともあの時と何も変わらない素晴らしいプレイだ!私は司会もやらせていただいたが、楽しかったな~、あの時も。

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休憩が多いが、広規さんも気合が入る!また、この1992、ウソみたいに音が抜ける!広規さんのグルーヴにピッタリじゃん?!

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難波さんはいつもの通り、ニコニコと繊細な演奏でバンド全体をやさしく包み込む。難波さんのキーボードが鳴り出すと、バンドの音の厚みがドバっと増す!

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渡嘉敷さんは土方さんが玉置浩二さんのサポートをしていた時にはじめてお会いした。楽屋でツェッペリンの未発表音源を嬉々としてお聴きになられていた。そういうお方!ビシッ~としたドラミングが快感!

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とてもみんな楽しそうだ!これはきっといいコンサートになるよ~。だって、演奏している人たちが一番楽しそうだからね!これぞ音楽の基本!

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「そろそろ休憩しよーかー」。ああ、広規さんのパートナー、くり子さんと3人でロンドンをブラついた時を思い出す~!これぞ広規流!スタジオの周囲にパブがなくてヨカッタ?

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すぐに書いとかないと!土方さんは自分で見やすいようにすべて譜面を書き直している(リサイズともいう)!これぞプロ根性!

いつか土方さんが「こんな感じ…」と実際にレコーディングで使用している譜面を持参して話をしてくれたけど、スタジオの仕事を始めた若かりし頃、譜面が苦手で猛烈に訓練をされたそうだ。土方さんでもそうだったのだ。

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譜面を読みほどく広規さん、チョー真剣!

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私はミュージシャンが譜面に何かを書き込んでいる姿がすごく好きなんです。絶対カッコいい!

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確認に余念がないメンバーのみなさん。仕上がりが楽しみだ~!

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…というわけで、

開催は2013年2月10日(日)。場所は汐留BLUE MOOD。

当日は17:00と20:00の二回興行(入れ替え制)。入場料は、前売り(全席自由): ¥4,000 当日: ¥4,500 + お食事(¥1,000) + 1ドリンク(¥500)となっている。

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Guitar★Manの詳しい情報はコチラ⇒ Guitar★Man公式ウェブサイト

素晴らしい音楽を!素晴らしい演奏を!いっしょに楽しみましょう!

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(一部敬称略 2013年2月7日 都内某スタジオにて撮影)

2013年1月 7日 (月)

【英王室アルバム】Her Royal Highnessがお見えになりました!

マーシャル・ブログの読者の皆様方におかれましてはよきお正月をお迎えのこととお慶び申し上げます。

そこで、新年第1回目のマーシャル・ブログの更新はおめでたい話題といきましょう!

ビートルズの『Abbey Road』の最終曲、「Her Majesty」って短い曲があるでしょ?「Her Majesty」というのはイギリスの国王にだけ付けることができる敬称。今は女王様(何か変だな、この言葉)だから「Her」だ。息子のチャールズ皇太子が国王になれば「His Majesty」と呼ばれるし、国家「God Save the Queen」は「God Save the King」に替わる。

下の写真はロンドンにある、その敬称を冠した「Her Majesty's Theatre」。

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ずっと「オペラ座の怪人」がかかっている。

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さて、今日の主役はそのイギリス王室から「Her Majesty」ではなくて「Her Royal Highness」。

「ハー・ロイヤル・ハイネス」と聞いてもなんのことやら正確にわかる日本人は少ないんじゃないスか?ハチミツか?みたいな…。このイギリス王室の仕組みたるや複雑で何しろよくわからん。日本の皇室のことだって勉強不足でよく知らないだから、イギリスの王室ときたら尚更だ。でも、何かカッコよくてね。すごくスター性があって親しみやすいし…。興味がないワケではない…というより詳しく知りたいもんですわ。

で、話題はHer Royal Highness The Princess Royalのマーシャル社ご来訪。

もちろんマーシャルの50周年を祝してのイベントなんだけど、お呼びしたって「ホナ、イキマッサ」なんて簡単にお越しになるワケがない。ところが、マー本にも記してある通り、マーシャルは創業者のジム・マーシャル(Dr. Jim Marshall Order of British Empire:今日のマーブロはお正月にふさわしく何やら格式が高いぞ!)がHer Majesty The Queenから2度にわたりThe Queen Awardを下賜されたイギリス王室ゆかりの企業なのであ~る。

ところで、Her Royal Highnessって一体どこのどなた様?ということになる。ひらたく言えば、昨年在位60周年の記念イベント「Diamond Jubilee」をにぎにぎしく開催したエリザベス2世の長女であるアン王女のこと。アン王女の本名はAnne Elizabeth Alice Louise。イギリス王室の方々も名字を持たない。

ちなみにエリザベス1世は1588年にスペイン無敵艦隊を破ったイギリス史上もっとも偉大な勝利者といわれているお方。リック・ウェイクマンの『ヘンリー8世の6人の妻(The Six Wives of Henry VIII)』のB面の2曲目に出てくるヘンリー8世の2番目の妻、「アン・ブーリン(Anne Boleyn)」のお嬢様。このあたりの話しは結構面白くて、書き記したいこともなくはないが、キリがないし、ボロがでそうなのでここでやめておこう。

話しは戻って、この「Her Royal Highness」もしくは「His Royal Highness」という敬称は国王または王女の息子や娘、国王の息子の息子または息子の娘、王子の妃ぐらいしかつけられない大変に位の高いものだそうだ。つまり、狭義の「イギリス王室」のメンバーを指すワケだ。モノホンなワケですよ。

ってんでマーシャルでは大騒ぎ!

以下のイタリック体はマーシャル社エリー・エラリーExecutive PAがマーブロのために特別に書いてくれたレポートの翻訳。

2012年12月6日、HRH The Princess Royalがマーシャルの工場にお見えになられたことは、記念すべき創立50周年の最高の出来事となりました。
 

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マーシャルにお越しになる前に殿下は障害者ための乗馬学校にお寄りになりました。とても寒い日で殿下が大きなネック・ウォーマーを付けていらっしゃるのはそのためです。

殿下はヘリコプターでミルトン・キーンズに到着され、お車に乗り換えて工場にお見えになりました。当社社長のジョナサン・エラリー、ミルトン・キーンズ町長および議員のカトリオーナ・モーリス氏、そしてミルトン・キーンズ議会長のデヴィッド・ヒル氏が挨拶をするために外に出て殿下をお待ちしました。バッキンガムシャーのロード・リューテナントのオーブリー・フレッチャー卿が彼らを殿下にご紹介されました。

(※イギリスの各地方に駐留する王室の代理人。王室のメンバーがその地方を訪れた際に面倒をみるのがひとつの仕事。バッキンガムシャーはマーシャルの工場があるミルトン・キーンズが属する地方。「~シャー」というのは県や州のようなイギリスの行政区画。Countyと同義)

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その後、メイン・レセプションに歩を進め、エラリー社長がグラハム・ヤング、デヴィッド・コール他の会社経営陣を殿下に紹介しました。

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それから、社長は会社の歴史を簡単に説明し、「アンプ#1」を殿下にお見せしました。

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そして、工場見学の案内役として製造責任者のグラハム・ウェリングスをご紹介。

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その他、殿下は工場内のたくさんのスタッフとご面会され、アンプ製造のそれぞれの工程において大きなご興味をお示しになりました。

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作業中の工員ひとりひとりにお声をかける殿下。繰り返すが、殿下がお首に付けていらっしゃるのはネック・ウォーマー。別にムチウチというワケではない。エリーが言うには「みんなそう訊くのよ!」って、それもムリないよね。

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実際に殿下に会ったマーシャルの社員に話しを聴くと、やはり気品にあふれた大変「エレガント」な方だったそうだ。ちなみにこの「elegant(エレガント)」という単語、以前に日本に滞在していたアメリカ人の友達に「『エレガント』という言葉はどういう人があてはまるのか?」と訊くと即座に「プリンセス・マサコ」と言っていた。そういことなんですね。

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カバリングの説明をしているところ。わかりやすく説明するために製造途中の製品をカット・モデルとして並べている。

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木工工程もジックリと見学。

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「アラ~、いい写真ですこと~」。バッキンガム宮殿で衛兵とJCM900が並んで撮影した写真。

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フレット・クロス貼り付けの工程。上の写真といい、後ろのAFDといい、いつもはこんなに飾り立ててはいないのよ。

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外装パーツを取り付ける最終工程。「ここはキズ、凹み等取扱いに気を遣わねばならない思ったよりタフな工程なんですゼ。若いヤツらにはなかなか務まりゃしませんわ、殿下」なんと説明しているのかもしれない。

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ここはテストの工程。

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殿下の優雅な物腰と会社に関する知識で瞬時にして打ち解けた工員の製品づくりに対する情熱と献身に、殿下はすっかりと感銘をお受けになられた様子でした。

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工場見学が終了すると、シアターで静かな昼食をお摂りになりました。その後、マーシャルがチャリティで支援している関連組織の代表者が殿下に紹介さ れました。すなわち、マーシャルMKアスレチック・クラブ、MKドンズ・フットボール・クラブ、MKビクターズ・ボクシング・クラブ、ステイブルス・シア ターそしてウィレン・ホスピス&マクミラン等の方々です。

それから殿下はマーシャル社のスタッフ全員が集まったシアターに移動し、クジ引きで当選した幾人かの事務所のスタッフが殿下に紹介され、この栄誉にあずか りました。そして、エラリー社長が忙中工場にお越しいただいた御礼を含めた簡潔なスピーチを述べ、殿下はステージにお上りになったのです。当初、殿下は何もおしゃ べりにならないと聞かされていましたが、殿下は今年(2012年)が、わが社が創設者を亡くした悲しい年であったこと、そして、当社がこれか らも継続して成長していくであろうことをこの工場見学で目の当たりにした…と即興で述べられました。

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このご訪問を記念したスタックのベールが脱がされ、熱狂的な声援が送られました。さらに、エラリー社長からは#1アンプの姿が刻まれたクリ スタルの記念品が贈呈されました。また、5歳になるジョナサン・ウォルドック(輸出スタッフのサンドラ・ウォルドックの息子)と9歳になるテイト・ムーン (品質管理担当のバリー・ムーンの孫。バリー・ムーンはキース・ムーンのいとこ)から花束が贈られました。ジョナサンもテイトもクジ引きで当選しこの栄誉を手にしたのです。

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そして殿下はお帰りになり、スケジュール通りスムースにすべての事が運んだことに私は大きな安堵の溜息をついたのでした。

翌週、Her Royal Highness The Princess Royalの侍女の方から我々のもてなしに対する謝意を表するうれしい手紙が送られてきました。それをここに引用します。

「創立50周年を記念してマーシャル社を訪れ、皆様にお会いした機会をHer Royal Highnessは大変うれしく存じております。貴社は大変な成功を収め、すべての従業員の方が熱心で献身的でいらっしゃいます。また、長年にわたる様々 な方面でのチャリティ活動はまったくもって寛大であり、賞賛に値するものです」

この日、ベールを脱いだ記念のスタックは、素晴らしき日の思い出にメイン・レセプションに飾られています。

それにしてもジムが生きていたらこのイベントをどれほどよろこんだことだったろう…。
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(2012年12月6日マーシャル工場にて撮影 Photo by Marshall Amplification plc Reported by Ellie Ellery, Executive PA  Thank you very much for your generous cooperation, Ellie!!)

2012年12月29日 (土)

2012年 年末のごあいさつ

締めくくりにツラっと今年の出来事を書いてご挨拶をしようと思ったが、この1年、本当にいろんなことがあってとても書ききれそうにない。
もう昨年のことなどほとんど思い出すことはできないが、公私ともに今年の方がはるかにたくさんの出来事が起こったような気がする。ワイドショウの見すぎかな?

で、マーブロ的自分勝手に超かいつまんで印象に残ったことを書いてみる。

マーブロ的には何といってもDr. Jim Marshall OBEが逝ってしまったことが筆頭に挙げられる。覚悟はしていたものの、やはりとても悲しくさびしい出来事だった。
普段いっしょにいることがなかったせいだろうが、何かいまだに元気にされているような感じがして、工場に行ってジムの元いた部屋を覗くと、そこに帳簿をチェックする元気だったころのジムがいるような気がしてならない。
ジムの思い出はコチラをご覧いただきたい。⇒ありがとうジム・マーシャル!I Remember Jim!

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5月の下旬にはジムのお別れ会に参加した。
詳しくはコチラ⇒ジム・マーシャルの生涯を祝う会

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その際、訪れたロンドンの街はエリザベス女王の在位60年を記念(Diamond Jubilee)して大イベントに盛り上がっていた。
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この時は寒かったナァ~。

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詳しくはコチラ⇒女王陛下のロンドン<前編><後編>

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そして、ロンドン・オリンピック。あ、コレは見たワケではござらんよ。この写真はテムズ川南岸のO2アリーナがあるノース・グリニッチからオリンピックのメイン・スタジアムがあるストラットフォード間を行き来するロープウェイ。もちろんオリンピックのために作られた。何かオリンピックの関連の写真を載せようと思ったけど見事になくてコレを使いました。

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2012年は「○×△何周年」というのが多かった。ビートルズもデビュー50周年ということで、『Let It Be』というミュージカルがロンドンで上演されていた。

Diamond Jubileeとオリンピック、ポール・マッカートニーがよく登場した。

詳しくはコチラ⇒『Let It Be』を観たよ

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「50周年」といえば何といっても我がマーシャル。

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9月22日にはウェンブリー・アリーナにて『50 YEARS OF LOUD LIVE』と題した記念コンサートが開催された。

この一大イベントのレポートは、前日のリハーサルのようすからしつこくマーブロに連載中⇒【50 YEARS OF LOUD LIVE】
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5月には山口県柳井市に「Marshall Museum Japan」がオープン。オープニングにはEARTHSHAKERのSHARAさんやマーシャル社からJonathan Ellery社長が駆けつけてくれて大いに盛り上がった。

詳しくはコチラ⇒Marshall Museum Japanオープニング・セレモニー・レポート

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スカイツリーも開業した。

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伊藤広規さんと過ごしたロンドンの数日も一生の思い出となった。

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いっしょにマーシャルへも行った。

詳しくはコチラ⇒伊藤広規ロンドンを往く

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さらに、念願のスコットランドへも行けたし…
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これからはじまる「UKロック名所めぐり」の取材でサウス・シールズにも赴いた
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イギリスに数えきれないほど存在する「イギリスいちウマいフィッシュ&チップス」のひとつをサウス・シールズでいただいた。、これはヤケクソにおいしかった!
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それにしてもよくチップスを食べた。これはマーシャルの工場の近くのフィッシュ&チップス屋のもの。これもなかなかにウマい。
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これは同店のチキン&チップス。あ~、見てるだけで胃液が逆流して食道に入り込んで来そうです。
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さらにチップス。これはフィンズベリー・パークのケバブ屋のもの。ズイマだった。ヒツジ。とにかく、今年は一生のうちで最も多くポテト・フライを食べた年であったことは間違いない。
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このTESCOのサンドイッチもよく食べた。「ブリティッシュ・ハム&イングリッシュ・マスタード」…これはシンプルで家のサンドイッチみたいでおいしかった。食べ物は話題にしないマーブロだけど、たまにはいいでしょう。またしても日本のごはんのおいしさを思い知らされた年でもあったな…。マジで日本の食べ物は世界最高だと思う。
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10月26日からは梅デ研デザインのバナーを戴いてマーシャル直営のブログをスタートすることができた。自分の居場所が戻ってきたみたいでうれしかった。そして、マーブロがいかに多くの方々に可愛がっていただいていたかを知り感動した。

詳しくはコチラ⇒マーシャル・ブログを語る

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そして、年末には日本ではじめてのマーシャルの本、『マーシャル・クロニクル』を上梓することもできた。制作には大きな労苦を強いられたが、とてもやりがいのある仕事だった。この場を借りて改めてプロデューサーの亀戸さんに御礼を申し上げる。

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まだまだここに書ききれないたくさんの出来事があった。残念ながら数々の物故にも遭遇した。考えてみるに恐ろしく充実した1年だったナァ。

とりわけ、こうして英マーシャル社直営でマーシャル・ブログをスタートできたことを大変うれしく思っています。

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年内のマーブロの更新はこれにて終了、そして、新年は1月7日より再開させていただきます。

来年もご愛読のほどマーシャルともども何卒よろしくお願い申し上げます。

どうもありがとうございました。

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2012年12月12日 (水)

日本で初めてのマーシャル本、『Marshall Chronicle』ついに出来!~メイキング・オブ・マーボン

今日は12年12月12日全部12!めでたい~!そんな日に日本ではじめてのマーシャルに関する本、『Marshall Chronicle~50th Anniversary Edition』がついに出来した!
マーシャルの本、だから「マーボン」だ。今日のマーブロはマーボンができるまでを振り返ってみたい。

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よく本屋さんで「まるごと一冊XXXXXX」とか「△△△△の本」とかいう楽器関連の本を見かけるでしょう?昔から「いいナァ~。マーシャルもやりたいな~」って思ってた。もちろん、過去何回か「マーシャルの本をつくりませんか?」なんて企画を頂戴したことは何回かはあった。
しかし、経済的な理由や、「まるごと」ではなかったりして、結果として1冊すべてのページをマーシャルに割いた本というのは実現しなかった。
そりゃいいよ、ギターは何て言ったってギターなんだから、主役なのは認める。どうせアンプは脇役よ。いいよ。でもさ、一体誰がギターの音を大きくしてあげてるのかな~?

まぁね、確かにアンプがなくてもギターは弾けるけど、ギターのないアンプこそ困っちゃうもんね~。眺めて楽しむという使い方もなくはないけど、使わないマーシャルほどデカくてジャマなものはないもんナァ~。
実際、大学生の時、1959と1960AXを6畳の自分の部屋に置いていたけど、ライブハウスに出て使うなんてのは月に1回か2回で後はもう部屋に置きっぱなし。ジャマだぜ~。アレはステージやスタジオに置いてある分には問題ないけど、普通の家の部屋に入れた日にはデカいのなんのって!それに、眺めて楽しむにも限界があるからね。

ところがだ、マーシャルがなかったらハード・ロックが生まれなかったかもしれないよ~。祭典の日も来なかったかもしれないし、紫の炎も燃え上がらなかったかもしれないよ~。

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みなさんは自分のレコードやCD、もしくはiPODから「マーシャルが使われていないものを取り除け」と言われたらかなりコレクションが縮小してしまうのではないですか?

え?ビートルズが残るから別にかまわない?ダメダメ、マーブロの読者たるもの、ハード・ロックやメタルが聴けなくなったら困るでしょう?

でもね、こんなことを偶然昨日発見した。たまたま写真の整理をしながら、ポール・マッカートニーの『Venus and Mars』を聴いていた。「これからすごいロックが聴けるよ~」という『サージェント・ペパーズ』の焼き直しとも言えそうな、いかにもポールらしいコンセプト・アルバム。ジャケットはヒプノシス。2曲目に「Rock Show」という曲が入ってるでしょ?ご存知の通り、この曲はロック・コンサートに臨む時のあの高揚感を歌ったものだよね。そこにこんな一節がある;

♪The lights go down - they're back in town OK.  Behind the stacks you glimpse an axe.

これが「やがてライトも消えて-ほらショーの始まりさ  積み重ねた乾草の裏にこっそり隠した斧」と訳されている。

これは、どう考えても「stacks」っていうのはマーシャルを表しているんでしょう?それから「斧」っていうのはギターのことでしょう?向こうの人は楽器のことをスラングで「Axe」って呼ぶからね。サックスもアックスだ。

つまり、ポールはステージにズラリと並べられたマーシャルの壁に見え隠れする楽器の目にすると、コンサートへの期待が高まり興奮してしまう…ということを歌っているじゃないのかしらん?…なんのこっちゃ、「乾草」って?「斧」って?

ポールはジムが亡くなった時に正式に弔辞を送っているからね。ステージではマーシャルを使わなかったポールだけど、ちゃんとマーシャルのことを認めている…という話し。

だからやっぱりマーシャルは大切な音楽の素材なのですわ。それなのにマーシャルの本がなかった!

しかし、時は来た…のであった!

『Marshall Chronicle』はシンコー・ミュージックのYOUNG GUITARの別冊として上梓された。シンコーさんの担当の方、亀戸(仮名)さんから連絡を受けた時はうれしくもちろんふたつ返事で引き受けさせていただいた。

ところが、それから実際の作業となると骨折りの連続でしてね~。でもとても勉強になったし、楽しかった。ちょっとそのあたり、私が担当させていただいたパートを振り返ってみたい。

■50 YEARS OF LOUD LIVE レポート

マーブロでもリハーサルのレポートを連載して、これから本番のレポートに移るところだが、とにかくここに掲載されているライブ写真を撮るのはシンドかった~。そのあたりはまたマーブロに詳しく書きたいと思っている。「日本人唯一のスタッフとしての視点からレポートを書いて欲しい」という亀戸さんのリクエストに応えてテキストを書いた。紙幅が限られているので、ほんのチョットでも詳しく書こうものなら字数がオーバーしてしまうあたりに苦労した。思い入れが深いのでつい書きすぎちゃうからね。詳しくはマーブロで!

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■The History of the "Father of LOUD"

これは苦労しましたよ。約23,000字。これまでにも「マーシャルの歴史」関連については専門学校で講義をさせていただいたりもしているし、記事も書かせていただいているが、講義は別として、記事はいつも厳格な字数制限があり、なかなかすべてを書き記すことができないでいた。それが今回は亀戸さんからとりあえず好きなだけ書いていいといううれしい指示を頂戴して取り組んだ。

色々な文献をひっくり返したり、工場の友人に事実を確認しながら書き進めていると、知らなかったこともゾロゾロ出てきて面白くてしょうがない!それにすでに認識している事象に若干の誤謬を発見したりもした。

マーシャルの歴史で何といっても面白いのは、1962年にJTM45を開発するあたりで、その前後については特に紙幅を割かせていただいた。

せっかくのマーボンなので、今まで見たことのない写真の発掘にも尽力した。9月に工場に行った時に、PR担当のSteve Greenwoodと過去の写真データをひとつひとつチェックさせてもらった。

率直に言って、50年もの歴史を持っていながら、残された写真の類が存外に少なく、収集に苦労した。

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それで、フト思いついたのが、かつての社長室。つまりジムが生前に使っていた部屋。「確か、部屋の片隅に何やら資料っぽいものが積み上げてあったナ…」と。で、社長の奥方にお願いしてみた。「ナ~ニ、アレが見たいの?どうぞ好きなようにしていいわよ!」と快く了解してくれたので、その資料の山をひっくり返してみた。 すると、下のような見たことのない写真が少し出てきた。

それらをかき集めて「The History of the "Father of LOUD"」のコーナーに掲載させてもらった…というワケ。よく使われている古い写真もあるし、もしかしたら過去に公開されたものも含まれているかもしれないが、本邦初公開の写真もかなりあるはずだ。

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■コラム

亀戸さんにお願いして、エッセイ的に3つのコラムを書かせていただいた。

①マーシャルの故郷を訪ねて

これは楽しかった!元来ロンドンの街を歩き回るのを無上のよろこびとしているだけに、ジムの生家やお店の跡を見て回るなんてことが楽しくないワケがない!これもマーブロで新装再スタートしようと思っている「イギリス・ロック名所めぐり(仮称)」で詳しく再録しようと思っている。

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もしね、私がロンドンのロック名所めぐりのガイドなんかを頼まれたら、絶対にここコースに組み入れるよ。

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②シリアル#1アンプの物語

考えてみるとこの話しに詳しく触れたことがないことに気づき、挿話させていただいた。いつか実際に弾いてみたいと思ってるの。

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③"Father of LOUD "ジム・マーシャルが英国で愛される理由

誰だ?このタイトルつけたのは?私ではござらんよ。私はロックと同じぐらいジャズが好きで、いつかこのジムのCDについて何か書きたいと予てから思っていた。チャンス到来。もっとスペースがあれば1曲ずつ解説を書いちゃうところなんだけど…。ジムがパーティで歌っている写真を探したんだけどなかったナ。ドラムを叩いている写真はいくつか見つけたんだけど…。やっぱり写真は面倒がらないでバンバン撮っておくべきだナ。

■Marshall Products Gallery

山口県柳井市のマーシャル・ミュージアム・ジャパンが所蔵しているアイテムに足りないモデルを足して構成した。製造年度は私が調べたものを亀戸氏が精査した。これは時間がない中で亀戸氏は大変な労苦を強いられたハズだ。

写真はすべて私が撮影した。ミュージアムのアイテムは、オープン前に5日ほど泊り込んで撮りまくった。これは泣きたいぐらい大変だった。何が大変かって?とにかく重いでしょ、マーシャルって。向きがちょっとズレたりしていても、ちょちょいと直すことなんてできませんからね。いちいち「おりゃ!」と掛け声とともに動かさなければダメ。ま、実際には竹谷館長にそっちの重労働はお願いしたんだけどね。もしひとりでやったら腰が大爆発よ!

それと、デカいアイテムはなかなか光が回り込まなくて、4灯ものストロボを使用した。

実はコレクションを撮影するのは2回目。以前のマーブロで「T氏のコレクション」を作った時にもこの作業をしたが、あの時は光だの色だの、ほとんどおかまいなしに撮ったけど、今回は1台ずつキチンと撮らなければならないので膨大な時間がかかった。

厄介だったのはミュージアムには案外スタンダードな1959やJCM800がなくて、それを補完しなければならないことだった。そして亀戸氏の調査の元、都内の中古楽器店に撮影道具一式を携えてロケを敢行。アホみたいに暑い日でね~。ホント、この本はみなさんのご協力の結集やね。

そして、#1のJTM45 。いつもは下の写真の壁側のロゴの真下の白い展示台にガッチリと収められていて、そう簡単に触ることすらできない。でもね、よ~くこの写真を見ると別の場所に#1が置いてある。ど~こだ?

答えは左下のコンボの前にタテになってるヤツです。この日、コンサートを翌々日に控えて、BBCやら地元のテレビ局やらが入れ替わり立ち代わりやってきてエラくバタバタしていて、ついしまうの忘れちゃった。マーシャルも案外ユルイ。よっしゃ!ということで、自由きままに撮影してしまったというワケ。

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マァ実際には「チョット写真とらせてチョ」とフィル(後出)に頼めば、何の制限もなく撮影できるんだけどね…。

■Details of Marshall Products

ここはシンドかった。元来私はトレイン・スポッターではないので、至福を埋めるのに苦労した部分もある。それでも、やればやっただけの成果というものは得られるワケで、改めてとても勉強になった。むしろ、ここは色々と内容の正誤性や関連性を精査した亀戸氏のPoop Cleaner的な重労働に感謝!

■Marshall-men talk...

①Jonathan Ellery

エラリー社長のインタビューはメールを介して行われた。50周年のコンサートにあたり、さまざまな媒体でエラリー社長のインタビューが取り扱われたが、このマーボンのインタビューはコンサート後に行われた珍しいもの。一大イベント直後の高揚感と安堵感と寂寥感が表れたいいインタビューになったと思う。それに過去のインタビューを少々混ぜて再構成されている。私は翻訳と写真を担当させてもらった。ちなみに右ページの写真はBBC1のインタビュー時のもの。翌朝、このBBCのインタビューは「Breakfast」という日本でいえば「朝ズバ!」とか「めざましテレビ」みたいな朝のワイドショウ番組でOAされていた。

②Phil Wells

実は、この本の企画を相談された時、真っ先に思いついたのがこのインタビューだった。フィルは工場の技術畑ではもっともキャリアの長い人で、おもしろい話しがたくさん聞けるとニラんだのだ。

「今回の滞在中にインタビューの時間を作って欲しい」とお願いしたところ、「シゲのためならいつでも、どこでもよろこんで対応するよ!」と気持ちよく引き受けてくれた。実はフィルとはマーシャルと関わり出した最初の頃からの知り合いで、思い返してみると最初に工場を案内してくれたのはフィルだった。

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案の定、インタビューはもうメチャクチャおもしろくて、ファンにはタマらない内容になったと思う。フィルから話しを聞いていて、「ああ、ここに三宅さんがいればよろこんだろうにナァ…」と何回思ったことか!紙幅が限られているので、マーボンには2ページ分しか掲載されていないが、実際のインタビューは3時間半近くにも及んでしまった。

このフィルの話しは、もし誰かがフィルの頭の中に残っている内容を活字にしておかなければ、永久に聴くことができなくなる可能性が高いと思った。誰も語ることのなかった貴重なマーシャルの歴史だ。実際にインタビューをする私の後ろにはマイルス・ホートンという若いエンジニアがいて、聞こえてくるフィルの話しに何度もも「へ~」と感心していた。

そこで、亀戸氏にお願いして、マーボンに掲載できなかった部分をマーシャル・ブログで公開させてもらうようお願いした。全文に目を通した亀戸氏もその希少性を高く評価し、後日マーブロに掲載することを許してくれた。ファンのみなさん、お楽しみに!

③Steve Dawson

大の仲良しのスティーヴからは、日本に伝わってこなかったたくさんのブリティッシュ・ロックの情報をもらってきた。この人とのおしゃべりはいつも楽しい。図々しくもイングランド最北部のスティーヴの家まで遊びにも行ってしまった。このあたりのことはシゲ・ブログでレポートしているのでチラリとご覧いただきたいと思う。
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そして、思いついたのがスティーヴのインタビュー。70年代の若き日をニューキャッスルを中心としたイングランド北東部で過ごした彼に当時のロック事情+マーシャル事情を語ってもらおうと思ったのだ。

■Marshall Factory Tour

亀戸氏は以前に工場を訪れているため、ここはスムースに事が運んだ。ここは写真と最新情報を提供した。さすがにもう何回も見学しているし、写真も多数撮ってきたので、今回は職人さんが写るように撮ってみた。

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もうみんな顔見知りなので実に愛想よく対応してくれる。

今回ひとつ初めて知ったことがあった。カバリングを貼り付ける際、細かい部分をピタリと接着させるために使う白い棒状の器具がある。それを何と呼ぶか知りたくて、知りたくて…訊いてみた。「え?コレか?これはボーンって言うんだよ、ボーン」。は~、「骨」か…。

日本語と英語は文法的に真反対に位置するといわれるけど、発想は案外同じなんだよね。ラックのアンプをラックにくっつけるために前面に付いている「耳」とか呼ぶ部分あるでしょ?あれ、英語で「ear」っていうんだよね。アンプの底面についてる「足」は「feet」だし。それと、よく展示のひとつのかたまりを「島」って呼んだりするじゃない?あれも「island」って呼んでたな。

■Promitional Literature Gallery

これは亀戸氏が困った。「カタログ、チラシ等の販促物を全部ひっくるめて英語で何というんですかね?」…こんな質問が彼から寄せられた。さっそく英語の達人、つまりイギリスの方々に訊いてみると、「Promotional Literature」でいいのでは?という回答を得、こう題された。ほとんどがミュージアムからの提供品。

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最後のThe Marshall Worldは例の元ジムの部屋の片隅に積み上げられていた書類の山から発掘したもの。事務所の中で光の具合がいいところを選び、一枚一枚写真に収めた。これがまた腰が痛くなる過酷な撮影でござんしてね…。その作業を見た事務所の連中が「またシゲが変なことやってるゾ!」なんて騒いでるし…。つまり、彼らにはこれの希少性がツユも感じられないのね。ところが、全部70年代のロックの一番おいしい時期のアーティスト・ニュースじゃない?こちとら読みだしたらとまらなくなっちゃって…。

■Marshall Museum探訪
扉の写真がヤケに暗めに刷られちゃったねぇ。実際の写真はもっと明るいんだけどナァ。

■マーシャル座談会
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これも楽しかった。座談会の聞き手は亀戸氏。
これは本当は元のアイデアがあったの。それはその道のプロにマーシャルが使われた名盤を語ってもらうという企画。例えばノンちゃんにパープルの『Who Do We Think We Are』の聴きどころを説明してもらう…とか、三宅さんにジミヘンの『Winter Land』を語ってもらう…とかね。
それがなかなかまとまらなくて、「それじゃ、マーシャル・プレイヤーに集まっていただいて座談会をやろう!」と提案した。普段お忙しい方々なので、スケジュールを調整するのが心配だったんだけど、こういう時は恐ろしいもんで、みなさん、一発で電話にお出になってくれて、しかもすぐに、そして、見事に全員が空いている日が見つかった。天国のジムが操作したとしか思えない手際のよさ!こんなこと滅多にない!
そして、東京キネマ倶楽部さんも快く場所を提供してくださった。
みんなよくしゃべる!すべてマーシャルの話題。ありがたいことです。座談会の後の打ち上げでもまた同じ話題。でもおもしろかったな~!
みなさんありがとうございました。この場をお借りしまして改めましてご協力に感謝申し上げます。

■Marshall Album Selection
これにはまったく絡んでない。亀戸氏は思ったに違いない。私に任せたら恐ろしく偏ったセレクションになってしまう…と。結果、ヤンギらしいセレクションになってよかったと思う。

ちょうど同時進行で広規さんのCDのライナーを書いたり、写真の整理が山になったりと、実に多忙な日々であったが、やりがいのある楽しい仕事であった。今、こうしてイザ上梓されてしまうとうれしいような、さびしいような…。

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みなさん、書店&楽器店に是非お手に取ってみてください。

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『Marshall Chronicle』の詳しい情報はコチラ⇒シンコーミュージック公式ウェブサイト

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2012年12月 8日 (土)

ギター大脱走!~ポール・ギルバート情報

ポールから連絡が来た。ポールが主宰する『GREAT GUITAR ESCAPE』の情報だ。

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7月の8~13日までニューヨーク州のフル・ムーン・リゾートで開かれるギターのクリニック・キャンプだ。昔は日本もこういうのよく見かけたんだけどね…。
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ポール曰く、「自分の音楽の炎を燃やすためにもっとも重要な燃料は、すごいミュージシャンのスゴ技を見ることだよ」。
ってんでスゴ腕の先生を集めて充実したギター合宿が開かれるワケ。アンプはマーシャルなんだろうなぁ~。

タイトルはもちろんジョン・スタージェスの『大脱走(Great Escape)』からでしょう。ポールらしい。
で、このウェブ・サイトに使われているポールの写真は『50 YEARS OF LOUD LIVE』で私が撮影したものなんです。
とにかくチェックしてみてね!

詳しい情報はコチラ⇒GREAT GUITAR ESCAPE   

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2012年12月 1日 (土)

Marshall Chronicle

マーシャルの創立50周年を記念して『Marshall Chronicle(マーシャル・クロニクル=マーシャル年代記)』というムックがシンコー・ミュージックより上梓される。
これまでギターの分野においては、「1冊まるごと●●」の類の本がたくさんあったが、ギター・アンプに関する「丸ごと本」は見た記憶がない。

そこで、出る…マーシャルでそういうのが。

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50年前、週に2~3台のアンプ製作から事業をスタートしたジム・マーシャル。住む世界は違えど、今でこそアンプに関しては大先輩のフェンダーと肩を並ばせてもらっているが、同社の従業員が600名を数えていた1964年当時、マーシャルの従業員はたったの15人だったという。ジムはいかにして「Marshall」を世界の一大ギター・アンプ・ブランドに育て上げたのか…。

ロンドン取材を敢行し、マーシャル社徹底協力のもと本邦初公開の写真を交えておくる感動のマーシャル50年史、古参マーシャル職員の興味深い証言、貴重なマーシャルを紹介するギャラリー、日本を代表するマーシャル・プレイヤーたちのエピソード、『50 YEARS OF LOUD LIVE』レポート等々、充実の内容でおおくりする一冊!

発売は12月12日。

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