激突vol.9 Hot Melty Hard Rock~NERVOUS BREAKDOWN
5つのハードロック/ヘヴィ・メタルバンドと前説がシノギを削るイベント『激突』。
その第9回。
CRIMZON FLAREに続いて2番目にステージに上がったのは『激突』の主催バンドNERVOUS BREAKDOWN。
「皆さん、こんばんは!
NERVOUS BREAKDOWN、堀真路のラスト・ステージです!
最後まで楽しんでいきましょう。
声を出してください、オーイエイ!」
さっそくOZMAさんから檄が飛ぶ。
1曲目は昨夏に発表したセカンド・アルバム『BREAKOUT』から「I Don't Care」。
コレは『BREAKOUT』。
この日演奏した8曲中の6曲が本作からのチョイスだった。
Rieko
akko
Otochi(以下「乙部さん」)
臼井OZMA孝文
そしてこの日のステージを最後にバンドを離れるShinji。
今日のShinjiくんのMarshallは「JCM900 4100」と「1960A」。
初っ端からバッチリとソロをキメるShinjiくん。
ああ、このギター・サウンドをNERVOUS BREAKDOWNで聴くことができるのが今日限りとはナント寂しいことか!
「NERVOUS BREAKDOWNです。
どうぞ最後まで楽しんでいってください!」
ギターとベースのオクターブ・ユニゾンのリフで始まった2曲目は「Love Into The Fire」。
乙部さんの重いリズムに乗って…
Riekoさんが気風よく歌い込む。
akkoさんの分厚いサウンドのオルガンから…
Shinjiくんのシャープなギターが切り込んで来た!
本当にコレでヤメるのかね?
どうも信じられないな。
最後は「♪バッバッバッ」で大盛り上がり!
「サンキュー!
改めましてこんばんはNERVOUS BREAKDOWNと申します。
今日はなんとギタリストの堀真路のNERVOUS BREAKDOWN最後の日となります。
応援に駆けつけてくださりありがとうございます。
彼ならこれからもシッカリと前に進んで行ってくれると思います」
「この5人で音を出すのは今日で最後なので濃ゆ~くイキたいと思いますので、みなさんもついて来るように…イヤ、ついて来てください!よろしくお願いします。
まだ2番手ですよね。
今日は一晩中熱いでしょう。どうぞ最後までよろしくお願いします!」
キメとShinjiくんのギターでスタートする3曲目は「This Love」。
「♪This love!」
軽快なビートで「この愛が永遠に続きますように」と歌うRiekoさんがとても魅力的だ。
背中合わせのOZMAさんとShinjiくん。
2人のこんなアクションも今日で見納めだ!
そしてShinjiくんが曲調にピッタリと合わせて弾くソロは実にクール!
ファースト・アルバムから名曲「Raindrops」。
akkoさんのやさしいピアノに包まれて…
Riekoさんが情感豊かに美しいメロディを歌い込むと…
OZMAさんとakkoさんのコーラスが曲を一層ドラマティックに演出した。
バラードでも乙部さんのシャキシャキとしたビートが実に気持ちイイ。
そしてこの曲でもShijiくんがMarshallとストラトキャスター・モデルの組み合わせで「エレクトリック・ギター」という楽器の音の魅力をタップリと聴かせてくれた。
やっぱりこのギターの音に注目している人が多いね。
「涙に濡れる『Raindrops』でしたね。
64歳を泣かした32歳の男…堀真路、オン・ギター!」
「64歳の気持ちなんて全然わからないですよね…親の心子知らず。
ボクの息子ではないですよ。
全然息子ではないですけれども、息子のつもりで育てて来たコノ6年間が塵と霞んでいきました。
それで真路くんとお別れになります。
『蛍の光』が流れる時間です」
OZMAさんの涙のMCから乙部さんのフィルで「Like a Cloud」がスタート。
思わず身体をゆすりたくなってしまうこの楽しい1曲はその乙部さんの作品。
ホーン・サウンドによるakkoさんのファンキーなソロ。
Shinjiくんはロック・フィーリング溢れるフレーズでソロをまとめた。
この2人のコンビネーションをシッカリと瞼に焼き付けろ!
そのまま続けて乙部さんが叩き出すビートに乗って…
Riekoさんが客席をアオる。
「Are you nervous? Are you nervous? Are you nervous?」
ココでもakkoさんのホーン・セクションが大活躍!
もちろんこのゴキゲンな曲は「Are you nervous」だ!
お客さんが「♪Nervous」の合いの手を入れて盛り上がる~!
「残すところあと2曲となりますが、ホントに6年間、堀真路を愛してくださりありがとうございました。これからも彼をよろしくお願いします。
そしてNERVOUS BREAKDOWNもよろしくお願いします!」
「掘真路なんてどうなったって若いんだからどうにでもなるんですよ!
ほっといてもいいんです。
ボクたちなんです。
よろしくお願いしますよ~!」
すると乙部さんが入り込んで来て…
ベースと即座にリズム・アンサンブルを組み上げる。
コレだけでウキウキするヤツよ。
「飛ばしてイキますよ!声を出して行こうではないか!
いくよ!…オ~イエイ」
「オーイエイ」
Riekoさんとお客さんのパワフルなコール&レスポンス。
「♪テミテミテミテミ…(『Take me』が音便変化しているところ)」
「♪テミテミテミテミ…」
Reikoさんから叫ぶ
「オン・ギター、堀真路!」
もちろん曲は「Take Me Back」だ!
セカンド・アルバム『BREAKOUT』のキラー・チューンのひとつだけあってRiekoさんの声にますます気合がこもる。
OZMAさんのベース・ソロ炸裂!
〆はバキュ~ン!
「レッツゴー、Shinji!」
再びRiekoさんから気合が入って「
またakkoさんのオルガンが大変にエキサイティングなのだ!
盛り上がりは最高潮!
「OK!本当に最後の曲となりました。ありがとうございます。
いくぜ!ラスト!」
最後に持って来たのはファースト・アルバムから「Come on」。
赤く熱せられた鉄球がステージから投げつけられるような灼熱のパフォーマンスを繰り広げる5人!
ShinjiくんはNEVOUS BREAKDOWNとの別れを惜しむかのように最後の最後までギターをかき鳴らした。
「ありがとうございました!ありがとう真路くん!
また遊びに来てね…お金払って観に来てヨ!
NERVOUS BREAKDOWNでした」
「ありがとうございました~!」
こうして堀真路のNERVOUS BREAKDOWNの最後のステージが終了した。
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OZMAさんが前説で力を込めて語っていた物販。
この日のNERVOUS BREAKDOWNの屋台村はこんなようす。
セカンド・アルバム『BREAKOUT』仕様のTシャツも好評だった。
最後に…既報の通りShinjiくんの後任としてNERVOUS BREAKDOWNでギターを担当するのは、この日の冒頭に出演したCRIMZON FLAREのユキくん。
ユキくんも筋金入りのマーシャリストだ。
コレからもユキくんがNERVOUS BREAKDOWNのギター・パートを華々しく彩ってくれるに違いない。
楽しみだ!
そして、Shinjiくん。
彼ならではのMarshallサウンドは実に魅力的だった。
その音と華麗なギター・プレイでこれからもギンギンに活躍してくれることを期待している。
Shinjiくん、ひとまずお疲れさまでした!
<つづく>
(一部敬称略 2026年3月29日 上野音横丁にて撮影)