Viva Akimoty 72'~ROSE HIP GARDEN
Marhall Blogがいつもお世話になっている巣鴨『獅子王』のオーナー、秋元清実さんの72歳のお誕生日をお祝いするライブ。
名付けて『Viva Akimoty 72'』。
もちろん「Akimoty」というのは秋元さんのことね。
今日はその記念ライブに出演したROSE HIP GARDENのようすをレポートする。
10月に開催されたOZMAさんのイベントで初めてROSE HIP GARDENを観てスッカリ気に入ってしまい、早くも再びMarshall Blogにご登場願った。
この日の出番は5バンド中トリ前の4番手。
まずはドラムスからスタート。
ドラムスはNAGUMO。
そこにYOSHINAGAのベースと…
NAKANOのギターが加わる。
1曲目は「オレンジ色の空」。
キタキタキタキタキタ~!
ミディアム・テンポの重量級のアンサンブル。
NAKANOさんの説得力満点の歌声。
バンド・サウンドを分厚くするYOSHINAGAさんのベースとコーラス。
NAGUMOさんの強力なビート。
チョット音を出しただけでROSE HIP GARDENの世界が広がる。
私が高校生だった頃の時代に誘う伝統の日本のロックの世界。
この曲にしてこのギター・ソロあり。
全く気を衒ったりすることのない堅実なギター・プレイ。
そうよ、ロック・ギターってのは元来こういうモノだった。
NAKANOさんが使っているのは「JVM210H」と「1960A」。
MarshallとFirebirdがNAKANOさんのトレードマークだ。
ソロのバッキングに回った2人の暴れようがまたスゴかった!
そしてYOSHINAGAさんはステージの下手に掲げられた秋元さんのポートレイトに張り付いてプレイ。
2曲目は「TIMES」。
前回初めてROSE HIP GARDENを観た時にとても印象に残った曲のひとつ。
ミディアム・ファストで少しファンキーっぽさを散りばめたゴキゲンなナンバー。
「♪あのなつかしい…」
特に私のこの曲に対する印象を深めたのはこのサビ!
チョット予測がつなかいメロディで、それをNAKANOさんの声で歌われるともうタマらんのよ。
ココでもコンパクトながら味わい深いソロを聴かせてくれた。
「今日は巣鴨の獅子王にようこそおいで頂きました。
オーナーの秋元さんの72歳の…72歳!
絶対ナンかやっているよ、おかしいじゃん?…というぐらい素敵なドラムスをこの後聴かせてくれます。
ボクらは先輩のおこぼれに預かってチョット演って帰りたいと思います。
最後まで楽しんで行ってください。」
すると客席で観ていた秋元さんから声がかかる。
「NAKANOのMCの声はカッコいいな~!
歌の声もいいけど…」
「ありがとうございます」
さっきYOSHINAGAさんが仰ぎ見ていた秋元さんのポートレイト。
ホッコリ・ムード満点!
まだ見てる。
3曲目は雰囲気を替えて「夜の片隅で」。
コレも前回とても印象に残った1曲。
ゴリンゴリンのベースがレゲエ調のリズムをグイグイ引っ張っていく。
この曲もサビのメロディがとても魅力的だ。
甘いトーンのギター・ソロ。
ネック・ピックアップを使って弾いているのかとばかり思っていたらそうではなくて、センターなんだって。
しかしNAKANOさんはFirebirdがよくお似合いだ。
リズムはレゲエ調でもNAGUMOさんがビシビシとハードなスティックさばきを展開して熱気あふれるロック・チューンに仕上げていた。
「秋元さん、お誕生日おめでとう!
スゴイ昔のことを思い出したんですよ。
獅子王に来るようになってもう長いんですが、『獅子王に出ている』と言うと若人たちが『アソコのオーナーっていい人ですよね~!』って言うんですよ」
「ボクは目指していることがあって、『ドライブとグルーヴ』っていうモノを活かしたいんですね。
で、この『ドライブとグルーヴ』って秋元さんがズッと言っていたことなんですよ。
つまりドライブとグルーヴを教えてくれた人が秋元さんなんですが、72歳になられました。
いつもありがとうございます!
影ながらいつも応援しております。
おかげさまでボクたちこんなに売れずに来ました!…あ、それは自分たちのせいです!
これからも売れずに行きます。
そしていつまでも秋元さんについて行きます。
次の誕生日が来るのか、来ないのか…次のライブが追悼にならないように!」
そのまま「煙草に火をつけて」につなげる。
ボサノヴァっぽい「大人のムード」の1曲。
「♪くわえ煙草で~」
煙草ももうロックの歌詞のネタにはなりにくくなっちゃったネェ。
「♪くわえ電子煙草で~」じゃサマにならないもんナァ。
中盤から後半にかけてリズム・パターンを変えながらグングンと盛り上がっていく。
ココでもNAKANOさんがガッツリとコアなロック・ギターを弾いて曲のクライマックスを演出した。
そして…「♪くわえ煙草で~」で曲は幕をおろした。
「年末にケガをしました南雲です!
秋元さん、お誕生日おめでとうございます!
こうして一緒にいられる喜びをかみしめております!」
ココに詳しくは書かないけど、かなり大きなケガをされたとか…お大事にしてくださいよ!
「本当にありがとうございました。
ROSE HIP GARDEN、今年最初のステージで獅子王で秋元さんのバースデイを祝うことができてうれしかったです。
この後、秋元さんのELBがステキな音楽を奏でてくれますんでどうぞ最後まで楽しんで帰ってください」
ROSE HIP GARDENのステージを締めくくったのは「FREE LIFE」。
「FREE LIFE」…そういえば、開演直前の音出しの時にNAKANOさんがレナード・スキナードの「Free Bird」の1節を弾いていたっけな。
ん?もしかしてアレン・コリンズの影響でNAKANOさんはファイヤーバードを使っているのかな?
たった2度拝見しただけなのでこんなことを言うのは早計なのはわかっているが、ROSE HIP GARDENはギンギンなアップ・テンポの曲を演らない。
まるでポール・ロジャースのバンドみたいだ。
この雰囲気がまたROSE HIP GARDENの魅力だと思うワケ。
要するに「大人」を感じさせるのロックなのだ。
前回の記事でも同じようなことを書いたが、やっぱりコレは私が若かりし頃に見た「お兄さんのロック」なんだよね。
ジジイの私が言うのもナンだが、最終的にはロックというものは若い人のモノだと思う。
でも若い人たちにこのロックはできまい。
となるとコレはROSE HIP GARDENにしか創り出すことができない唯一の世界なワケ。
だから老若男女を問わず、ひとりでも多くの人にこのロックに接してもらいたいと思うのだ。
短い時間ではあったが、今回も3人の個性を存分にブツけあってひとつのロックを創りあげた。
ROSE HIP GARDENの詳しい情報はコチラ⇒ROSE HIP GARDEN WEB SITE
<つづく>
