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2025年4月29日 (火)

Damian Hamada'S Creatures~惨月の宴<後編>

 
早くも『惨月の宴』の前半が終了し、後半に入る前にシエルちゃんから意表を突くトーク。
「ありがとうございます!『惨月の宴』、楽しんでもらえていますでしょうか?
今日は前々から言っていた通り、皆さんにはビックリをお届けできたらいいなと思って、陛下と一緒に色んな悪だくみを練ってまいりました。
練ってきたのJaguar…まだまだ出ていないビックリがたくさんありますので気を抜かないでくださいね!
そんなビックリを今1つ発表したいと思います!
我々、Damian Hamada’s Creaturesは今年6月………ツアーをやります!
タイトルを知りたいか?教えてやろう。
その名も『Fantastic Metal Tour』!
もうその名の通りです…ファンタスティックなメタルのツアーをお届けしようと思っておりますのでゼヒご参加ください。
よろしくお願いします!
ツアーの発表もできましたし、昨年の代官山のワンマンでも言いましたが、D.H.C.の魔暦27年はまだまだ全力で走っていきたいと思っています…ついて来れるかッ?!」
おお!それはとても楽しみJaguar…コレは前も書いたかな?
この「Jaguar」はイギリスでは「ジャガー」でも「ジャグゥア―」でもなく、ハッキリと「ジャギュア」と発音するので、D.H.C.がロンドンやマンチェスターで演奏する際のMCには要注意。
10v_2『惨月の宴』の後半の手始めは『旧約魔界聖書 第I章』から「Lady into Devil」。

20_lod ミディアム・ファストのメタル・ナンバー。
50_2「devil」、「evil」、「sail」、「nail」と脚韻を踏んでシエルちゃんが歌うパートが力強く印象的だ。
こういう風に「detail」にこだわった曲が「prevail」するとオモシロイんだけどな…なんて思ってイル。
20v後半に入っても2人のギターが大暴れ!30ソロではお互いに「オレが、オレが」と丁々発止。
遠慮なんかしていられネェ、ギタリストはこうでなきゃいけネェ!
それがツイン・リードのアンサンブルとなると「さっきはガンガン攻めちゃってゴメンね」とばかりに仲良く息の合ったハーモニーを随所で見せてくれた。
40vそのまま切れ目なく人気の改臟人間たちのソロ・コーナーへ。
まずはKAZAMIさんが華麗なスティックさばきをタップリと楽しむ。60_2そのKAZAMIさんのドラムスにリリスちゃんの轟音が乗っかってきた!70_2途中でピックを口にくわえて指弾きに移ると…80vリリスちゃんの気合がパワフルな低音となって飛び出した!90v続いてはカズマくんがセンターの台に上がった。100 おいしいロック・ギター・フレーズ満載!
それが真空管アンプのみが出し得る極上のトーンで繰り出されてくる。
110vそのサウンドを出しているのはカズマくん愛用のMarshall「JMP-1」、「9200」、そして「1960BV」だ。
リフにバッキングにソロにと大活躍。S41a0006まぁ、弾くわ弾くわ!
弾き終わると大きな歓声が上がった。120vそして、RENOさん。130 フィードバックのロング・トーンから入って流麗なフレーズをジャンジャン繰り出してくる!
ありとあらゆるテクニックを使って独自のギター・ワールドを披露した。140v_2「次は皆さんの番でございますよ~」
コイコイコイコイ!
KAZAMIさんとリリスちゃんのリズムをバックにシエルちゃんとお客さんのコール&レスポンス。
コイコイコイコイ!
もう会場はまさに一丸!
コイコイコイコイ!
スゴイ迫力でした。
コレは「コイコイ」で合っているのかな?
「フォイフォイ」かな?
花札じゃないけど、とりあえず「コイコイ」に聞えるのでそう書き記しました。
今度シエルちゃんに確認してみよう。150 場面が変わって壮大にして荘厳なイントロ!
180_sph最新大聖典『最後の審判』のオープナー「審判の日」。0r4a0635 必殺のツイン・ギター!
200_2改臟人間たちも鬼気迫るパフォーマンスを惜しげもなくブチ込んでくる!230v_2矢継ぎ早に同じく『最後の審判』から「天空の放浪神」。240_2そして本編の最後にはひとつ前の大聖典『運命の支配者』から「The Beginning of the End」を持って来た!0r4a0722待ったなしの息もつかせぬ展開に客席の興奮状態もピークを振り切った!250_2盛り上がりに盛り上がって本編終了!260D.H.C.、D.H.C.、D.H.C.、D.H.C.…
すかさずD.H.C.コールで呼び戻し。270そして、アンコール。
ドワッ!カズマくんがひとりで出て来た!
意表突くな~!
310「本日のご公演はこれにて終了いたしました…なんてネ!
せっかく「D.H.C.コールを頂いたのにAXEが出て来てしまいました…オレがAXEだぁ~!」300v 「正直、『審判の日』を演っているあたりからココにひとりで出て来ることが気になってもうソッワソッワでした。
オレ、この後ちゃんとしゃべれるのかな?
今回は意表を付いていこう!ってみんなで話をしていたんですよ。
普段ですとメンバーが一斉に出てくるじゃないですか?
そこで今回は意表を突くために、まずRENOさんからしゃべっていこうぜ…って話を最初にしてたんです。
でも、さらに意表を突こうとしたら…AXEが1人で出ていったらオモシロいんじゃねぇか?ってことになったんです。
みんな楽しんでるか~い!
まだまだいけるか~!…まだAXEに飽きてないですか?
まだいける?もうチョットいける?
もっとこい?」
280v_2「ボクがこんなにたくさんの人々の前で話をするっていうのは、小学生の時の生徒会の選挙以来なんですよ。
もちろんボクが立候補したワケじゃないですよ。推薦者としてステージに立ったんです。
そういうキャラしてるでしょ?
推薦した生徒は落ちたんですけどね…落ちるんかい!
実は今日、ムゴい話がホントは2つあったんです。
さっきとは別のもうひとつのムゴい話は、ご存知の通りボクは味噌汁が大好きなんですよ。
『汁』だけど『知るか』って?
玉ネギの味噌汁を作ろうと思ったんですが、その玉ネギが新鮮なのかそうじゃないのか、ツルッツルだったんです。
切ろうとしたら包丁がツルっと滑ってしまって、危うく今日は中指なしで弾くとこだったんですよ!
アッぶねえ~!
まだまだイケるか!
味噌汁は好きか!
最高だ~!…イヤ、最悪だぁ。
マァ、腹がヨジれるほどおもしろい話はもう10…イヤ、66個くらいあるんだけど時間がないんだよ。
それよりソロソロCreaturesのみんなに出てきて欲しいな、オレは」290_2と意表を突いたところでメンバー登場。
シエルちゃんの仕切りでD.H.C.名物「Creatures帰りの会」が始まった。
リリスちゃんからひと言。
「今日は、お足元の悪い中お集まり頂いてありがとうございます。
カズマくんも言ってくれましたけど『意表を付く』ですね。
ホントに始まり方からアンコールまで皆さんの意表を付けたんじゃないかな~と思ったんですが楽しんでくれましたか?
今年はダミアン浜田陛下がお創りになられたもう1つの宗教団体のツアーにRENOさんも参加されることもあって『D.H.C.は今年はそんなに動かないんじゃないかな~?』って正直思っていた人は?…結構いるな。
私もチョット思っておりました。アハハハハ!
だけどさっき言った通り6月にツアーをやります。
今日のセットリストぐらいみんなが驚くようなツアーにしたいと思っています。
あっちのバンドも観たいし、こっちのバンドにも会わなきゃいけないし…と、時間が限られている割にはやりたいことがたくさんありますよね?
そんな中、D.H.C.のライブを選んでくれた方と一緒にファンタスティックな思い出を作りたいと思ってます。
同じ悪魔教信者の皆さんとして、一緒に今年一年を忘れられない年にしましょう。
今日は来てくれてありがとうございました」320v_2KAZAMIさんからのひと言。
「ありがとうございます。
今日のライブは第1期の曲も多かったっスよね。
このメンバーで演るのが初めての曲もいくつかあって、また、この2期のメンバーで演る第1期の曲もカッコいいなぁ~と思ったでしょう?
D.H.C.は曲がたくさんありますので…もう陛下からドンドン出て来る!
ありがたいことですね、曲がたくさんあるバンドっていうのはね。
今年もツアーが発表されましたが、もう新旧問わずたくさんの曲を演っていくのでよろしくお願いします!」
続いてRENOさんは、ツアーが開催される6月は誕生月であること、サポートして聖飢魔Ⅱのツアーに参加することに触れた。
RENOさんが2人いるかのような過密なスケジュール。
そこで改臟人間の技術よりクローンの技術を優先して欲しいという希望が出た。
しかし「でもボク人間じゃなくて、今、改臟人間なんでやり切ってみせますよ!」と締めくくった。
330v「『惨月の宴』もソロソロ終わりです。
ありがとう…みんな優しいね。
みんなが言っていたように、今日6月のツアーが決まったことが発表できましたが、RENOさんを始め各々みんな忙しいからD.H.C.はどうなっちゃうのかな?って私もチョコっと思っていた。
でも、そんな中でも1月には対バンライブに出られて、3月にはワンマン・ライブが出来て、そして6月にはツアーも回って…D.H.C.は現在色々なモノを作っているみたいなので。
本当にモリモリな1年にしていきたいなと思ってます。
でも、皆さんが水を与えてくれないとD.H.C.は育ちません。
ご存じの通り我々は『ホメられて伸びる水』がないと死んじゃいます。
たくさん水を与えに会いに来てください!
アハハハハ!そんな感じで『帰りの会』は終了です。
『意表を突く』とか、『ビックリさせるよ』って言ってきましたが、もうひとつ大事なことを色んなところで言ってきました。
それは…『予習・復習』をちゃんとしてきましたか?ということ。
みんながどれぐらい『予習・復習』をしてきたか見せて頂きたいと思います」340v_2小学生の頃「予習と復習のどちらが大事か」なんてことをよく言っていたね。
答えは、家で予習をして、わからないことは授業で理解して覚えて、帰って復習する…だから両方大事なんだってよ。
そんなことはただの一度もやったことがなかったな。
もしそれを励行していたら私だって東大の文Iぐらいはチョロかったろう。
しかし、D.H.C.の予習&復習は楽しかったのではないの~?
陛下がアイドル「悪魔のキッス」に提供した「天国に棲む悪魔へ」。
350_tuaヘッドセットを装着したリリスちゃんがシエルちゃんと一緒にリード・ボーカルズを担当する1曲。
もちろん2人のコンビネーションはバツグン!
ちなみに「歌のパート」を意味する「Vocal」は常に「Vocals」と複数形にするのが正しい英語です。
「keyboards」も同様。
Tsa カズマくんのソロから…
400RENOさんとのギター・アンサンブルへと続く。
悪魔のキッスのバージョンも聴いたけど、どっちが演っても完全に100%D.H.C.。
コレはスゴイことです。
430v重厚なSEが流れ、やがて再び陛下降臨!
スゲエ歓声!
まさに「魔王凱旋」!
Fav_s41a0189そしてそのまま曲は「Babel」へ。390陛下のギター・サウンドもMarshall。
ヘッドが「DSL100H」、スピーカー・キャビネットが「1960BV」のコンビネーション。S41a0008 トリプル・ギターの圧倒的なアンサンブル!
このスペクタキュラーに感動しない音楽ファンは恐らくいまい。380 そしていよいよクライマックスへ!
Fav_s41a0197シエルちゃんの絶唱とともに『惨月の宴』を締めくくったのは「嵐が丘」。190_2陛下の采配の下…Fav_0r4a0912改臟人間たちの激しくも美しい演奏によって「惨月の宴」は鮮やかにD.H.C.色に彩られたのであった。420_2キメのポーズも凛々しい陛下の雄姿!Fav_0r4a0992_2そして、締めくくりの陛下のご講話。
「会場の諸君。本日は『惨月の宴』への参加大変大義であった…礼を申すぞ!」
500v「ココで恒例となっておる『グ~』で称え合うコーナーだ。
前回は『グ~』のさらに上をいく『バッチグ~』で称え合ったな。
今日はそのさらに上をゆく…なんだと思うかね?…『チョベリグ』で称え合うと思っておる。
『チョベリグ』知らないの?…ちょっとジェネレーション・ギャップを感じておる。
まずはこの年度末の忙しさを吹き飛ばすほどの熱い声援でライブを盛り上げてくれた会場の諸君。
自分にチョベリグだ!」
チョベリグ~!
490v「ケッコウ、ケッコウ。
そして諸君の見える所や見えない所で、今回のライブを支えてくれた頼りになるスタッフに『チョベリグ』だ。
チョベリグ~!
「いいね。いいね。いいねぇ。
そしてガンバって素晴らしい演奏をしてくれた改臟人間たちに『チョベリグ』だ。
ココにいる人たちね」
チョベリグ~!
510_2「そしてワタシにもチョベリグをしてもらえるかな?
シエル、仕切ってもらえるかな?」
シエルちゃんの仕切りでお客さんからのチョベリグを一身に浴びる陛下。Tttt 「お礼と言ってはナンだが、ココでピックを6枚投げるコーナーだ。
そう、これは今後コーナーにしたい。
いつもは曲が終わって投げておったのだが…おったのJaguar、だいたいすぐ前にポツンと落ちるパターンだった。
今回は投げることに集中するので、もしかしたら6枚とも後ろの方まで飛んでいくかも知れない」
と、6枚のピックを見事に投げ放った。520 「諸君!そろそろお別れの時間だ。
またどこかのライブ会場あるいはイベント会場で会おうじゃないか!
今宵はこれにてさらばである!」530vア~、今回も最良の曲と最高の演奏で実に楽しかった!
6月の『Fantastic Metal Tour』が待ち遠しい!
 
Damian Hamada's Creaturesの詳しい情報はコチラ⇒Official Website
Dh <おしまい>
 

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イギリス南西部のコーニッシュ出身のキング・クリーチャー。
本場のブリティッシュ・ハードロックを存分にお楽しみあれ!

<Desolation>

<Captives>


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200(一部敬称略 2025年3月16日 Veats SHIBUYAにて撮影)