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2017年4月24日 (月)

Marshall EYEWEAR~SLiT 2017より

「カツ丼」と聞いたら、卵のヤツとソースカツ丼のどちらを思い浮かべる?
あるいは、どちらが好き?
私は卵の方。
ソースカツ丼なんてモノがあるなんて「ヨーロッパ軒」に行くまで知らなかった。
もう30年以上前の話になってしまうが、当時勤めていた会社で、北陸三県と飛騨の高山をテリトリーとしていた富山の事業所にいた時、石川県と福井県の担当をしていた。
担当が決まるやいなや、「福井といえばヨーロッパ軒だがやっちゃ!」と地元出身の先輩従業員に教わった。
「よーろっぱけん?」と聞きなれない名前の正体をその先輩に尋ねると、それは福井と敦賀にあるレストランだという。
そして「ジクセリ、パリ丼…名物が色々あるが。でもワシはソースカツ丼が一番好きだがやっちゃ!」とその先輩は続けた。
この時点で初めて「ソースカツ丼」というモノを知った。
ちなみに「ジクセリ」というのはピカタのような料理だが由来はわからず。
で、「パリ丼」というのはソースカツ丼のソースのカツの代わりにメンチカツが乗っかっているというもの。
「パリ丼」なんていい名前だ。
この記事を書くに当たってヨーロッパ軒のウェブサイトを拝見したが、「シュニッツェル」なんてやっていて驚いた。
「シュニッツェル」というのはドイツの代表的な料理のひとつで、トンカツに限りなく近い…というより、ま、トンカツ。
フランクフルトに行っていた時は滞在中にたいてい一回以上は口にする日本人好みの料理。
このヨーロッパ軒、ネーミングというか、プレゼンテーションに長けているな~。
で、先輩のおススメにしたがってヨーロッパ軒ではもちろんソースカツ丼を何度か頂いた。
名前通り、見た目通りの味で一発で好きになった。
それから何年かして今度は長野に赴任することになり、そこでは松本を中心とした「中信地区」と飯田や伊那。諏訪を中心とした「南信地区」、さらに山梨の北部を担当することになった。
その伊那の駒ケ根で発見したのが「元祖ソースカツ丼の町」の触れ込み。
驚きもしない、ひよこになったこともないけど、ヒナ鳥が最初に見たものを親と思い込むような気持で「え?ソースカツ丼ってヨーロッパ軒が元祖じゃないの~?」と訝しんだものだった。
話としてはコレだけなんだけど、コレじゃここまで読んでくださった方々に申し訳ないので、おもしろい話をひとつ。
「Left Alone」という曲ご存知だろうか?
ビリー・ホリディが作詞をし、レディ・デイの伴奏を務めていた黒人ピアニスト、マル・ウォルドロンが作曲したジャズのスタンダード。
昔、サキソフォニストが主人公の日本の映画に使われてあの頃はそこら中で流れていたので耳にしている人も多いハズだ。
このマル・ウォルドロン(2002年没)、チャールズ・ミンガスやエリック・ドルフィーといったジャズの巨人との共演も多いことから日本にも何度も来ていた。
そうして来日しているウチにカツ丼のおいしさを発見し、ツアーの先々でおいしいカツ丼を探し歩き、しまいにはカツ丼の大家になってしまったということなのだ。
え、どっちのカツ丼かって?
もちろん卵の方だよ。
マル・ウォルドロンがソースカツ丼をどう思っているのかは残念ながら情報がない。
さて、こうして30年チョット前にソースカツ丼を福井で知ったワケだが、その時にもうひとつ福井に関して知ったことと言えば「メガネ」。
北陸道を西進して福井市を少し超えた右側に見える建物を見て驚いた。
建物がメガネをかけている!と興味深そうにその建物を見ている私に同行した先輩社員が教えてくれた。
「アレはな…『めがね会館』や。ココは『鯖江』いうてな…」
そもそも「鯖江」なんていう地名も知らなかった。聞けば日本のメガネのフレームはほとんど鯖江で作られているという。
私はメガネには無縁だったので考えたこともなかったので結構驚いた。
今、調べてみると、日本のメガネ・フレームの96%が鯖江製だそうだ。
鯖江のメガネ・フレームづくりは1905年に農家の副業としてスタートしたらしい・
今ではマリンバなどの打楽器の製造も鯖江の主な産業のひとつになっているとのこと。
Ruyh UnderwoodとかEd Manが見学に来ればいいのにね。
「めがね会館」は現在「めがねミュージアム」という名称になっているようだ。
…ということで、今日の話題はメガネ。
Marshall EYEWEAR、久しぶりの登場!

Marshalleyewearblack2501

Marshall EYEWEARの輸入販売代理店のエムズプラスさんから情報を頂戴し、先日『2017年ワールドオプチカルフェア』というイベントにお邪魔してきた。
早い話が「メガネ展」。
まぁね、先日レポートした「ポタフェス」を経験した私だからしてチョットやそっとの「~展」ではビビらんぜよ。
「メガネの展示会」なんて、あってトーゼン。至極まっとうだ。
老眼が進む一方の私にもってこいじゃないか…と足取りも軽く高田馬場の会場に向かった。

10ドワッ!
会場に入ってやっぱり驚いた。

20スゲエな、「たかがメガネ」などとは決して言わないが、まぁスゴイ迫力!

30ん~、さすが「紺屋の白袴」か「医者の不養生」か、はたまた「易者の身の上知らず」に注意をはらっているのか、係の方々が全員と言っていいほどメガネをかけている!
「な~んだオマエ。メガネかけてねーじゃねーか。帰んな、帰んな、ココはオマエさんのくるところじゃねェ!」なんて言われてしまって…。
もちろんコレは冗談だけど、メガネをかけていないとチョット恥ずかしいぐらい。
ク~、愛用のJAMESかけて来ればヨカッタ!

40お手入れセットやケースといった周辺グッズの展示ももちろんにぎやか!
この緋毛氈というか、赤い造作は目立つね~。赤が「パール」さんのブランド・カラーなんだろうか…コレはいい作戦だ。
80
メガネに関する書籍も。
70
この辺りはメガネの工作機械の展示。
楽器フェアでいえばギター・ボディの削りだし機を展示している感じか?

50レンズを削り出すときは「etch」という言葉を使うんだね~。
そうそう、以前から「optical」という言葉がどうしてメガネに関連しているのか不思議に思っていたんだけど、コレを機に調べてみると、「目の、視力の」という意味の「optic」」という形容詞があって、語源はギリシャ語の「optikos」。
「see=見る」という意味なんだって。
コレを同じ形容詞で「optical」にすると「視力を助ける」とか「光学の」という意味になる…ようだ。
よく楽観的な人を指して「オプティミスト」なんていうでしょ?
コチラはラテン語の「optimum」から来ていて意味は「最高の」。
反対は「pessimus」で「最低の」という意味。
やっぱ楽観的にいこう!

60さて、会場の奥のスペースを陣取って併催されていたのが『SLiT 2017』。
「SLiT」は「Salon de Lunetterie International Tokyo」の頭文字を並べたもの。
「Lunetterie」というのはフランス語で「メガネ産業」という意味…だと思う。
90SLiTは、毎年イタリアのミラノで開催されるMIDOというイベントで発表されるヨーロッパ・ブランドのニュー・コレクションをいち早く一度に目にすることができる展示会だ。

100今年で10回目を迎えたそうだ。

110当然、Marshall EYEWEARはSLiTでの展示。

130となりで売っているポップコーンの香りが印象的だ。

140SLiTの主旨通り、Marshall EYEWEARも新しいアイテムを存分に展示していた。

150カッコいいのやら斬新なイメージのやらが色々出て来てるよ。

170私はオプティカルはJAMES、サングラスはJOHNNYを愛用しているんだけど、こんなの見るとまた欲しくなっちゃうね!

180え、オマエさっき「メガネをかけない」って言ってたじゃないか?って?

190vイエイエ、もう本を読むときや観劇する時はもう中近両用がないとどうにもならんのです。
Marshall EYEWEARはかけ心地も最高なのだ。

200外箱(右)のデザインも一新されてよりゴージャスになった。

210残念ながら細かい資料がこの記事に間に合わなかったので、今回は個々のモデルの紹介はパスさせて頂くが、また別の機会に取り上げることができるよう楽しみにしている。

220Marshall EYEWEARの詳しい情報はコチラ⇒Offciial Web Site

120

※SLiT 2017は4月11日と12日の開催です。

(2017年4月12日 ベルサール高田馬場にて撮影)