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2024年7月22日 (月)

East Of Eden 1st Live Tour ーForbidden Fruitー

 
大阪、東京、名古屋と巡ったEast of Eden初のライブ・ツアー。
各地で大盛況となり、6月末にその幕を降ろした。
今日は豊洲PITで開催された東京公演の模様をお届けする。

10v「楽園へようこそ!」
オープニングはBS-TBSのドラマ『御社の乱れ正します!』の主題歌の「Judgement Syndrome」。
20今回のステージ奥には赤いEOEのロゴをあしらったフラッグが取り付けられた。
メンバーたちの衣装も赤で統一された。
いわゆる「赤ゾッキ」。
30Ayasa40v湊あかね50vYuki000118a0344_2 わかざえもん
240_ndMIZUKI80v「Judgement Syndrome」は明後日に発売を控えている5曲入りミニ・アルバム『Forbidden Fruit -2nd piece-』に収録されている。
下はその初回限定盤のジャケット。
ダリっぽくもあり、マグリットっぽくもあり、すごくいい感じ。
剣が突き刺さったリンゴの中に天秤を持った女神らしき女性がいるでしょう?
コレはギリシア神話に出て来る「正義の女神 テミス」。
天秤は正邪を測る「正義」を意味し、剣は「力」を象徴していて、この2つのアイテムは司法や裁判の公正さを意味している。
だからテミスは「掟の女神」とも呼ばれているらしい。
まさに「ジャッジ」!
このお方、よく見ると目隠しをしているでしょう?
コレは裁かれる者の名声や権力をシカトする公正さを意味しているそうだ。
「政治家の裏金」なんて絶対に許さない!
ちなみにテミスは「全能の神 ゼウス」との間に「エウノミアー(秩序)」、「ディーケー(正義)」、「エイレーネ―(平和)」という三柱の女神をもうけている。
コレはとびっきり堅苦しそうな家だナァ。
ちなみに神様のことは「柱」と数えます。Eoe_a_2さっそくズド~ンとYukiちゃん節のギター・ソロが飛び出した!150vAyasaさんが弾くメランコリックなメロディで次の曲が始まる。
160v_ev一転して天地を揺るがすドライビング・チューンと化すのは「Evolve」。170早速ギターを持ち替えたYukiちゃん。0000008a0051 そしてステージ上下に設置された台に乗って繰り広げられるヴァイオリンとギターのスリリングなバトルが展開する!008a0444 もちろんYukiちゃんはMarshall。
今回のツアーからYukiちゃんのトレードマークのMarshallが使われている。
向かって左がその「JVM410H」と「1960B」の「Blue Rose Special」。
右が通常の「JVM410H」と「1960A」。100Marshallの上には「Forbidden fruit」!110「ありがとうございます!
こんばんは、East Of Edenです!最高で~す!
今日初めてライブに来たという人?
見えた、見えた…ありがとうございます。
今日を楽しみにして来た人もいらっしゃると思います。
まず最初にメンバーの声を聞きたいと思います」
と、メンバーを紹介してひと言ずつコメントが発せられた。200「こんばんは!なんかスゴい!
もはや1曲目っていうか、もうオープニングのSEの時からみんなの熱気で盛り上がっていて圧倒されております。
どうぞ最後まで楽しんでいってください!」210v『Forbidden Fruit』の「1st piece」から「無重力飛行」。
ヴァイオリンの効いたイントロがケルトっぽいイメージを放つアップテンポ・ナンバー。
初めて聴いた時、歌に入る前のヴァイオリンとギターが奏でるキメのフレーズがメチャクチャ耳に残ったっけ。
220_mjh今日もYukiちゃんはコーラスでも大活躍!000_118a0621中間部のバンド・アンサンブルのパートからギター・ソロ、そしてヴァイオリン・ソロへ。

118a0161 センターの台に上がったわかざえもんちゃんのクールなベースからスタートする「New Day」。
プレイはもちろんのこと、音がまたある種独特でバツグンにカッコいいんですよ。
70わかざえもんちゃんのこのワン&オンリーのベース・サウンドを出しているのもMarshall。
ヘッドはJCM800時代の「1992SUPER BASS」。
キャビネットは4x12"の「1935A」。
「1935」とモデル・ナンバーの数字が若いのは、このモデルを製造し始めたのが1967年とかなり長い歴史を持つモデルだから。
Marshallの数字4ケタのモデル・ナンバーが一体どうやって採番されたか?ということに興味のある人はコチラをご覧あれ。
   ↓   ↓   ↓
【イギリス-ロック名所めぐり】vol.53~変わりゆくロンドン <その4>デンマーク・ストリート(前編)
130vノリノリのゴキゲンなナンバー。
コレ、そのうちサビはお客さん全員が歌うようになること間違いないな。250YukiちゃんはJVM自慢のクリーン・トーンで「レモンちゃんとラムちゃん好み」のシャープなファンク・ストラミングを聴かせてくれた。Yyy ステージ前でCO2がドバーっと吹き出して「Eden」。
英語圏の人が発音すると「イードゥン」←コレ、よくやったっけナァ。
270_eden『Forbidden Fruit -2nd piece-』に収録されている新しい曲。
凄まじいまでのドライブ感!
300vYukiちゃんが弾くバッキングのフレーズがオモシロい。
290そして、ギター・ソロ。
このギター・ソロの後をはじめとして、随所にちりばめられたキメがカッコいいんだわ~。
310v100mを9秒切って走るかのような激烈なパーフォーマンスにもかかわらず、「イッチョ上がり!」的に歌いこなして客席を睥睨するあかねちゃん。
余裕シャクシャクで頼もしい!
ところでこの曲の作詞を担当したのは当のあかねちゃん。
歌詞を書くにあたって「いったい何を書こうか?」と悩んだ結果、「今までの活動を経てまた新しいグループに加入するという自分の決意表明」のような内容にしたかったのだそうだ。
そこで「第2章」という言葉を歌詞のキーにしたのだそうです。
320そういえば、『第2章』というジェイムス・カーンとマーシャ・メイスンが主演した映画があったナ。
脚本がこの手の都会派のラブ・ストーリーを大のお得意とするニール・サイモンなのでオモシロかった。
あかねちゃんは観たかな?
原題は『Chapter Two』。000_c2 暑いステージをどう克服しているかという話題のトーク。
「私は大丈夫です…寒がりなんで。
今は暑いですよ。でも、大丈夫、大丈夫と思って…」
325v「心頭滅却すれば火もまた涼し」ですな?
Yukiちゃん以外のメンバーはブーツを履いているからとても暑いんだって。
しからばYukiちゃんは?…サンダル。
ゼンゼン気がつかなかった!確かにこの差は大きいな。
000008a0439_2 雰囲気をガラリと替えてシットリと「echo echo」。
ステージには盛大にドライアイスのスモークが敷き詰められて曲のムードをドラマチックに演出する。330_ececベース・ソロ。
ココは繊細に…。
やっぱりベースも真空管アンプがいいわ、ウン。
音が太くて、深くて、それでいて個性的で…要するに表現力に富んでいるんだよね。
120ヴァイオリンとのアンサンブル・パートやソロが出て来る曲の後半も聴かせどころタップリ!340続いては「1st piece」から「螺旋回廊」。
キャッチ―なサビのメロディが耳を惹くマイナー・チューン。350v_rkまた持ち替えたYukiちゃんのギターは今度は7弦だ。
今日はヤケに忙しいな…それぞれチューニングが異なるので仕方ない。
黒はレギュラー・チューニング。
Blue RoseはドロップD。
そして、この7弦…の布陣。
260中間部の10/8拍子のバンド・アンサンブルからヴァイオリンとギターのソロの掛け合い、そして「♪もう1回」のパートにつながる展開が素晴らしい。
メチャクチャかっこいいわ…さすがMaoくん!360vAyasaさんのヴァイオリンのメロディがリードして始まるアダルトなムードな「残された果実」。370_nkまたギターを交換したYukiちゃん。
黒はレギュラー・チューニングね。
ワウワウ・ペダルを踏んでココでもファンキーなストラミングとよく歌うソロがバッチリだった!380vココであかねちゃんがステージを離れて4人でインストゥルメンタル・ナンバーを披露。
曲は「Yellow Card」。
エキサイティングなリズム隊の演奏に乗ってAyasaさんがテーマ・メロディをエレガントに奏でる。400v_ycまさに4人が一丸となったパフォーマンス。
後半の激的な盛り上がりに大きな歓声が送られた。000000008a0052 曲が終わるやいなや、ステージそでからYukiちゃんが何やら黄色いモノを持ち出してMIZUKIちゃんに差し出した。00000118a0496それは「Yellow Card」でパワー溢れるソロを披露してくれたMIZUKIちゃんへのバースデイ・プレゼント。
一体コレはな~んだ?
コレは「ザメン」です、ドラムイスの「座面」。
座る部分ね。いわゆる「Seat(シート)」。
 
MIZUKIちゃん、お誕生日おめでとうございます!420vお誕生日の儀式のホンワカ・ムードの後はまたまた攻め攻めのドライビング・チューン。
「ッホイ!ッホイ!」
いよいよお客さんの掛け声がスゴイ!430_crそのお客さんのパワーを押し返すようなあかねちゃんの歌声。440v4人のピックアップ・ソロを交えた緊張感に満ちた展開を経てギター・ソロとヴァイオリン・ソロへ。
カット・アウトのエンディングも効果的だ。450v物販のアイテムの紹介から、あかねちゃんが「『Judgement Syndrome』の作者の草野華余子さんの作品」であることに触れて新しい曲を演奏した。
またCO2が景気よく吹き出して「CROSS∞ROADS」。460_crドワ~!
これまた巨岩が急勾配の坂を転がり落ちて行くようなド迫力のヘヴィ・チューン!460_hnb全編に流れるAyasaさんのメロディアスなヴァイオリンが「EOEテイスト」を十二分に醸し出す。
後半にはYukiちゃんとコンパクトなスペースでソロを分け合う。
470このサッパリとした演出がまたいいね。480v矢継ぎ早に「花美」。
以前も書いたように記憶しているが、コレは一番最初にEOEを見た時にもっとも印象に残った曲。
「♪スタンダッ、スタンダッ」が出て来るところがタマらなく気持ちい。
この感想は当日作曲者であるMaoくんにも伝えました。008a0059 「♪Go ahead, go ahead, my way」
客席にマイクを向けるあかねちゃん。
みんなで合唱だ!
イヤ~、盛り上がったネェ。490曲はまだ続く…「鈍色のラビリンス」!500_nlvまたしてもAyasaさんとYukiちゃんのバトル。510一歩も後へ引かない2人。
「楽園の決戦」さながらの気力に満ちたワザのブツけ合いだった。520vまだまだ続くよ~。
この写真から会場の熱気が伝わるであろうか!
530_ctm曲は「Chasing the Moon」。
まったくパワーをダウンさせることなく、ショウのはじめと全く変わらない様子で後半まで歌いきっちゃうあかねちゃん。
540v
そしてYukiちゃんと言えば、また7弦ギターに持ち替えてセンターでスポット・ライトを浴びてハードなソロをブチかました!550「ありがとうございます。
みんなイイ表情してた。楽しかった人~?
今日はアンコールはないんですが、お知らせがあるんですよ!」
11月29日に渋谷の「LINE CUBE」で1周年の単独公演を開催することが発表された。
「さて、このツアーは名古屋でファイナルを迎えます。
今日時点ではまだ『ファースト・ツアー』も完走したワケではないんですが、皆さんにはとても感謝しています。
お越し頂いてありがとうございます!
次はラインキューブ…私達には『挑戦』とも言える会場ですが、皆さまにはご覧頂きやすい会場を選べたのではないかと思っております。
また今日みたいな素敵な時間を過したいと思いますので、ゼヒゼヒお越しくださいませ」118a0123最後の曲!エエエエエ~!
ファースト・ツアーの東京公演を締めくくった曲は「This Moment」。560_tm直前のMCの言葉を噛みしめて歌っているかのようなあかねちゃん。
もちろんパワフルであることに何ら変わりはない。
この曲もMaoくんのペンによる作品で、「垂直型」と言うか、ガンガン転調して特有のドラマを組み立てて行く様が快感。570vステージ中央に歩み出てそれぞれソロを披露したAyasaさんとYukiちゃん。
ショウの間、幾度となくこの光景が繰り返されたが、どのシーンもバッチリとキマっていた。580アンコールなしの全15曲。
こうしてEast Of Edenの最初のツアーの東京公演すべての演目を終了した。Qqq 今日は1曲ずつギターを交換してとても忙しかったYukiちゃんは数々の曲のコーラスでも大活躍。
お疲れさまでした~!590「今日は本当にどうもありがとうございました!」600East Of Edenの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

610vLINE CUBEが楽しみだね!118a0004 

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200 (一部敬称略 2024年6月22日 豊洲PITにて撮影)