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2019年7月 2日 (火)

SHEENA & THE ROKKETS 35周年ライブ日比谷野音DVDリリース!<マーブロ特製未公開写真集つき>

 

5月の末、Marshallの工場があるミルトン・キーンズに滞在していた時、驚くべき連絡を受け取った。
それは、SHEENA & THE ROKKETSのマネージャーさんからのメールだった。
そのメールに驚いた理由は2つ。
①5年前の2014年9月13日に開催されたバンドの35周年を記念するコンサートのもようをノーカットで収録したDVDがリリースされたこと。
5年前の映像をドカンと出すダイナミックさがスゴい。
②DVDのリリースと時を同じくして刊行された『ロックジェット(シンコーミュージックエンタテインメント刊)』誌に掲載される鮎川さんのインタビューにこの時の模様をレポートしたMarshall Blogの記事を引用させて頂きたい。
…という内容だったのだ。
もちろんMarshall Blogの記事については、地球の裏側からその返信でOKさせて頂いた。10コレがそのDVD『SHHNA'S YA-ON』。
早速観て感動しちゃった。
やっぱり「You May Dream」はグッと来てしまって一緒に歌うことはできなかった。

20DVDは当日2時間半にわたって演奏した27曲をすべて収録。
しかも、鮎川さんのご意向でライブの様子を途中で区切るワケにはイカンけん…と1枚のディスクにそれらをすべて収録して、会場にいるのと同じく、ブッ続けでこの日のSHEENA & THE ROKKETSのステージを楽しむことができるようになっている。
もう1枚は初回限定特典DVD。
「SHEENA FOREVER」と題したドキュメンタリーでは貴重なライブ映像の他、鮎川さんやROKKETSのメンバーに加えて、菊さんをはじめとしたサンハウスの面々のインタビューを収録。
また公演のCMや翌日のトークショウの模様、ツアーのトレイラー等、タップリ2時間19分もの濃い内容が詰め込まれている。
それだけじゃなくて、真ん中のブックレット。
コレは当日販売されたコンサート・プログラムの縮小版になっているのだ!
鮎川さん、ホント気前がいいナァ~。

30コチラはコンサート当日に鮎川さんにおねだりして頂戴したオリジナルのコンサート・プログラム。
大切に保管してます。

40そしてコチラは鮎川さんのロングインタビューが掲載された『ロックジェット Vol.77』。

50インタビューの扉は鮎川さんとThe Rolling Stones展。60この中でMarshall Blogの記事をご引用頂き、写真と文章に関し、インタビュアーの方からとてもありがたいお言葉を頂戴した。
こういうのはうれしいですよ。
しかも、ズドンと「秀逸なのがマーシャル・ブログでのライブ・レポートです」…とあたかもMarshall Blogが「あって当たり前」のメディアのように扱ってくれていることにとても感激した。
こういうことがあると…止められませんナァ。
イヤイヤそんなことより、このDVDについて思いを語る鮎川さんのインタビューは見逃せない。
是非読んでみてチョーダイ、『ロックジェット Vol.77』。
このDVDを更に感動的に鑑賞することができます。

70さて、話は変わって…。
その今回のイギリスね。
大好きなThe Kinksの地元、ロンドン北部のマズウェル・ヒルに行って来たの。0r4a0038この模様は後日『イギリス-ロック名所めぐり』でジックリとレポートするんだけど、行った時にお2人のことを盛大に思い出してしまった。

0r4a0047鮎川さんとSHEENAさんはThe Kinksのフロント・マン、レイ・デイヴィス(世襲はできないとはいえ、今となってはKnight Ray Daviesという立派な貴族です)と交友があって、そんな話をしてくれたからだ。0r4a0071そのお話をうかがったは、2010年6月12日に郡山美術館で開催された『スウィンギン・ロンドン’50s-’60s -ビートルズたちが輝いていた時代-』内の企画でお2人と鼎談させて頂いた時のこと。
レイ・デイヴィスと一緒になった時、お2人が別れ際に忘れ物をしてしまったところ、レイがワザワザその忘れ物を届けてくれた…みたいな内容で、SHEENAさんは「レイはとても親切な人よ~」とつくづくおっしゃっていたのがすごく印象的だった。
今回、そのことをロンドンの丘の上でガツンと思い出してしまったのだ。

100さて、5年の歳月を経て我々の前に現れた日比谷野外音楽堂での大コンサート。
このおめでたい機会にMarshall Blogでもナニかできないか…と思い、マネージャーさんにお許しを乞うて、当日撮った写真をココに掲載させて頂くことになった。
「写真」ったってアータ、Marshall Blogのライブ・レポートに使われていない写真の数々…ということは、私以外は誰も見たことのない写真の数々でなのだ。
コレら写真をご覧頂いてDVDや雑誌に手を伸ばして頂ければ幸いである。

80当日はまずSHEENAさんを除くトリオでの演奏だった。

90vそして、割れんばかりの拍手を浴びながらSHEENAさんが登場。

100vSHEENAさんのお葬式の時に、鮎川さんが微笑みながら私に向かって言うワケよ…「あの野音のSHEENAが登場する時のMarshall Blogの写真ね、『カッコいい!』って言ってSHEENAがすごく喜んでたんよ…ありがとね』って。
ガマンしていたのにコレで涙がドバっと出てしまった。

110でも実際カッコよかったよ~。
あ、今はDVDで観れるんだ!
こうなると観たことを自慢できんな。

120v冒頭は全員サングラスをかけてのステージ。

130サングラスをハズしたSHEENAさん。
所せましとステージで踊りまくった。

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180白いSGもお似合いだ…というか、ギターが最高に似合うんだよね、鮎川さんって。

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250青いワンピースに着替えたSHEENAさん。

260今回この未公開写真を選ぶために改めて撮った写真を全てチェックしたんだけど、どちらかというと、この青い衣装になってからの方がSHEENAさんに笑顔が多いことに気が付いた。

270vDVDで注目してもらいことのひとつはこの鮎川さんのギターの音!
Marshall 1987と69年のレスポール・カスタムを直結しているんだけど。これこそ「ロック・ギター・サウンド」の真髄でしょう。
やれ、デジタルだ、ペダルだ、って騒いでメカ自慢したところで、絶対にこのサウンドには勝てないって。

280v

290満員の会場。
お客さんのノリも尋常ではなかった。

310v

300v

320v本編の最後の直前の「東京23区から来てくれて…」とやった鮎川さんの名MC。
最高だった!
コレもDVDにチャンと収録されているよ。

330感動のフィナーレ。

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350vそしてアンコール。

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370vもちろんアンコールもバッチリとDVDで観ることができる。

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400v

410感動!

420vこの時、野音にいた人も、行かれなかった人も、ゼヒこのDVDで感激を味わってください。
 
DVDの詳しい情報はコチラ⇒SHEENA & TEH ROKKETS Official Shop
SHEENA & THE ROKKETSの詳しい情報はコチラ⇒SHEENA & THE ROKKETS ' OFFICIAL WEB SITE a.k.a. RokketWEB. 

Dvd 
<SHEENA & TEH ROKKETS関連のMarshall Blog>
【SHEENA & THE ROKKETS 35周年記念特別企画】
鮎川さんとMarshallとわたし (2014年10月22日掲載)
ROKKET RIDE TOUR @ 野音 <前編> (2014年10月23日掲載)
ROKKET RIDE TOUR @ 野音 <後編> (2014年10月24日掲載)
『シーナの日』 #1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~ <前編> (2015年6月11日掲載)
『シーナの日』 #1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~ <後編> (2015年6月12日掲載)
鮎川誠と祝うMuddy Waters生誕100年 <前編>~SHEENA & THE ROKKETS、永井"ホトケ"隆登場! (2015年11月2日掲載)
鮎川誠と祝うMuddy Waters生誕100年 <後編>~サンハウス登場! (2015年11月2日掲載)
 

 

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(一部敬称略 ライブ写真は2014年9月13日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)