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2016年5月24日 (火)

【ASTORIA試奏レポート】 SAKI PLAYS ASTORIA + CODE

先日、寺田恵子をゲストに迎えてのライブも大成功だったMary's Blood。
昨年の10月にリリースしたニューアルバム、『Bloody Palace』に関するツアーもひと段落し、すでに新たなステップを踏みだしているハズだ。
130cd
さて、そのMary's BloodのSAKIにASTORIAを試奏してもらった。
「No.1ガール・メタル・バンド」の呼び声も高いMary's BloodのシュレッダーはどうASTORIAを弾いたのか?

10では、さっそく…いつも通りCLASSICから。

20vまずはジックリとスペックをチェック。

30_2「ホンモノのディストーショナーはいいクリーンを知っている」…というのは今私が考えたセリフ。
SAKIちゃんはしばし、クリーンを試した後エフェクターを使って試奏。
50v

これがSAKIちゃんのCLASSICの感想。
「まずエフェクターを何も繋がずにアンプ直で鳴らしてみましたが、美しくてリッチなクリーン・トーンが鳴ってくれます。
ギターそのものの音をアンプリファイしているようで、繋いだギターの木が鳴っているように感じました。
エフェクターを繋ぐと素直にエフェクトが乗ってくれるので、普段よりもよくエフェクターの効果が分かります。
色々ペダルを使って音を作るという方にはぴったりだと思います!」
さすが!よくおわかりでいらっしゃる!
40v
お次はCUSTOM。
非の打ちどころがない極上の歪みと弾き心地、そして粒立ちの良さはどうだ!

70SAKIちゃん曰く!
「ビジュアル、音とともに一番ビビビッときたのがこの子!
カラーリングは可愛いですが、音はその見た目と裏腹にガツンと前に出てくるMarshallサウンドそのもの。
ピッキングのニュアンスも忠実に出てくれるし、レンジの広さも気に入りました。
音が小さいという事もなく、十分色々な場で活躍してくれると感じました。
モダンなのにヴィンテージ、というような音のイメージを受けました!きっとハードなロックにも合うはず。」
合います。
やっぱコレが一番ヨカッタか…。

80vASTORIAのトリはDUAL。

90vやはりASTORIAの中ではもっとも機能が多いだけあって仕様のチェックは丹念に行われた。

100v

「クリーンとオーバードライブサウンドの両方が手に入るというコンセプトですが、その音のキャラがCLASSICのクリーンともCUSTOMのオーバードライブ感とも異なっているので、単純に2つがひとつになっている…というアンプではないです。
素直に音が鳴ってくれるという印象は上記2つと同様ですが、鳴りが変わってくるのが不思議で楽しいです。
是非実機を触ってその違いを確かめてみて欲しいです!」

…ということでチャッキーの好みのASTORIAはCUSTOMということが判明。
スーパー・シュレッダーの適切な評価ではなかろうか。

1_ast2_headcomboさて、Marshall Blogで何回も紹介している通り、SAKIちゃんはJVMプレイヤーである。
マーシャリストである。

90それゆえ歴代のMarshallの名器のサウンドをサンプリングしたCODEに興味があるハズ。

Code_group2…ということでASTORIAと同時にCODEも試奏して頂いた。
モデルは50Wのコンボ、CODE50。

1_img_0644CODEをコントロールするソフトウェア、「GATEWAY」がインストールされている私のケータイをSAKIちゃんに手渡すと、早速スラスラと操作を開始!

120vやっぱ若い人は違う!
な~んにも言わなくでもドンドン、ジャンジャン、ガンガン、ひとりでイジくっていい音を作っちゃう!

130そんなSAKIちゃんのCODE評…
「スマートフォンで直感的に操作出来るところがいいですね。
音についても、どこを取ってもマーシャルなので、マーシャルをイジったことがある人なら音を作りやすいと思いますし、中々実機で試すことの出来ないヘッドとキャビネットの組み合わせも出来るので新しい楽しみ方もあります!
DAWに接続してCODEで作った音を録音したり、スマートフォンのタッチだけで操作出来るエフェクター類も搭載されているので、ライブ演奏で使用したりと色々な用途が出来てとっても便利ですよ!」

140v操作や機能については若い人らしく積極的な評価が下されると予想していたが、音についても同様で、一旦音を作ってしまうと、バリバリと実に気持ちよさそうに弾いていた。
ん~、楽しそうだな…。
ま、何にせよASTORIA同様、CODEの反応もすこぶるよく、どこへ出しても恥ずかしくないモデルであることを確信した。
CODEについては販売までまだ時間がかかりそうだが、今から是非ご期待頂きたい。

CODEシリーズに関する詳しい情報は ↓   ↓   ↓
【NAMM速報】 BREAK THE CODE!~その暗号を解け!<前編>
【NAMM速報】 BREAK THE CODE!~その暗号を解け!<後編>

150さて、Mary'S Blood、今年も『NAONのYAON』に出演する!
SAKIちゃんのこの雄姿が見れるのかと思うと楽しみだ!

240vMary's Bloodの詳しい情報はコチラ⇒Mary's Blood Official Site

(一部敬称略)