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2013年5月17日 (金)

Koenji Rock Show!!!~STAND他登場!

今日の主役はベーシスト。先週も登場してもらった…

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山本征史!

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今回は山本征史率いるトリオ、STANDのライブのレポート。

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メンバーはCONCERTO MOONの総帥、島紀史。ノンちゃん。

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ドラムは金光KK健司。征史さんとともに先週も登場してもらった。

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征史さんはおそらく伊藤広規と並んでマーブロへの頻出度が高いマーシャル・ベーシストだ。

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夜叉を15年間にわたり牽引し、サンハウスの柴山俊之率いるZi:LiE-YA に在籍し、現在は三宅さんのStrange Beautiful & Loudや人間椅子・和嶋慎治の和嶋工務店で活躍しているのが征史さん。 日本ロック・ベース界の重要人物のひとりだ。

そして満を持して立ち上げた自身のバンドがこのSTANDだ。征史さんは「メタル色の強い、歌もののロックンロール」とSTANDの音楽を形容しているが、まさに言い得て妙。

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「ロックなんてこんなもんさ!」と突き放しておいた先にホンモノのロックを感じさせるというか、ものすごい情熱を感じるんだよね。ロックってこんなもんですよ!
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大分前にマーブロでも紹介したことがあるが、これデビューアルバム。ジャケットからしてこれだもん。あんまりスゲェ。Hipgnosisもビックリのインパクトだ。ところが内容は全然マジでカッコいいロックなんだゼ。

曲が粒ぞろいで、ロックがまだ大人のものだった時代を思い出させてくれる充実の内容だ。

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その征史さんのお供を長年務めているのがこの1977年製の1992 SUPER BASS。

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ギターの島紀史については、マーブロ上ではもはや何の説明も必要としないだろう。

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最近お熱のMAJOR 1967で登場だ。

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最近はすっかりメジャー・ハンター(?)と化したノンちゃん。今2台目。ますます理想郷に近づいてきた?!

早くPigを見つけてもらって、その音を聴いてみたい!

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足元のようす。

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ヘッドルームが大きいせいか、とてもクリア(クリーンという意味ではない)でヌケの良いサウンドが素晴らしい。音はデカイがやかましくはない。

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ノンちゃんの1959もVintageModernのサウンドも好きだが、これもかなり好き。

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もうひとつ好きなのは、STANDでプレイする時のノンちゃんの姿だ。

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とても楽しそうなのである。…というとCONCERTO MOONの時は辛そうなのかというと、もちろんまったくそうではない。STANDの時はどこかリラックスしていて、そのさまは(昔の)高校生がお小遣いをためてようやく借りたスタジオに入って、日頃の練習の成果を思う存分発表しているような…。絶品だ。

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またKKのドラムが素晴らしい。素材の性質上、シンプルにストレートにひたすら音楽をドライブさせることに専念する。Strange~のKKとは違うパワー・ヒッターとしての魅力が爆発する。

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この3人のエネルギーとテクニックがぶつかり合うもんだからタマッタもんじゃない!

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それと忘れてはならないのはこのバンドは歌ものバンドということ。

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この征史さんの声がまたいいんだ。鼻にかかった他ではチョット見かけない(聴きかけない?)タイプの声で、それが曲とすさまじい演奏にうまい具合に絡み合うのだ。

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もちろん2人のインタープレイもタップリ!

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ノンちゃんの火を噴くようなプレイはいつも通り。

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熱しきった油の中に見え隠れするおいしいフレーズがたまらない!

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ベースを弾いても…

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歌をうたっても…

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大熱演の征史さん!

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1992は100W のヘッドだ。基本的には1959と回路が近い。ベースの100Wアンプといえば今ではヘタをすりゃ練習用のアンプぐらいに感じるが、1970年代の最初のころはみんなコレだった。やっぱりロックの音なんだよね。

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そういうこともあってSTANDのサウンドが大変にシックリ来るのかもしれない。

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今、なかなかこうしたロックのエキスを詰め込んだバンドに出くわさないからね。STANDにはこの調子で我が道を突き進んでいってもらいたいのだ。

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山本征史の詳しい情報はコチラ⇒山本征史Official Site

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この日続いての登場は加納秀人率いるATOMIC POODLE(アトミック・プードル)!

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加納秀人

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満園庄太郎

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五十嵐公太

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イヤ~、久しぶりだ、秀人さん!最後にお会いしたのは五反田で開催された『Classic Rock Jam』の時だから…2011年1月。え~、そんな前かよ~!この日、楽屋を訪ねた私を見つけるやいなやハグハグしてくれた。

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ゼンゼン変わらない秀人さん。まずヤケクソに若い!「拾得」の時となんら変わらないロックのかたまりだ!

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秀人さんも、もちろん外道デビューの頃からの根っからのMarshallistだが、大きい会場でしかMarshallを使用しない。

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1970年代初頭の、日本のMarshall史でいえば黎明期の1959を所有しているのだが、音がまったくクリーンな分、ケタ違いにラウドなので大きい会場でないと使い辛いのだ。

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庄太郎ちゃんもマーブロへの登場頻度がかなり高いベーシストだ。もちろんそれだけ多くの現場をこなす人気ベーシストということだ。

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彼のベースも好きだナァ。

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カッコいいからね。派手なアクションに目を奪われがちだけど、アップテンポの曲で現れるランニングのラインなんてタマらんよ!サウンドも男らしい!

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公太さんは前回のClassic Rock Jam以来。ストレートなドラミングが気持ちいい!

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以前からではあるけど、リード・ボーカルもフィーチュア!

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歌にコーラスにもちろんドラムにATOMIC POODLEの要の公太さんなのだ。

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ATOMIC POODLEはかなり前、つまりデビューしたての頃から見せてもらっている。最初の頃は外道のレパートリーが多かったが、今回は「いつものところでブルースを」と「宇宙からの叫び」ぐらいだったかな?

大半がオリジナル曲で構成されるようになっていた。これらの曲がまたいい!適度にポップで適度にハードで…やっぱりロックを知り尽くした人たちが、「ロックで人を楽しませる」という目的で書いて、そして演奏しているように見えたね。ヒイキ目まったくなくして、すごくいい!

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庄太郎ちゃんの「Fire」も飛び出した!

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この日のトリは高橋竜の「帰ってきた謎の高橋竜セッション」。

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もちろん竜さんの本職はベーシストで、大槻ケンヂの特撮や難波さんのNUOVO IMMIGRATO、令文さんとの竜文などで大活躍している。やはりMarshallのベース・アンプをお使いいただいている。

しかしこの日はアコギを手にボーカルとして登場。声スゴイからね、竜さんは。

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素材はTOTOをはじめとした80年代のヒットソング。

私は80年代に入って2年ほど経ったあたりからFrank Zappa以外のロックをリアルタイムでまったく熱心に聴かなくなった。「80年代がロック暗黒時代のはじまり」を唱えるひとりで、「ベスト・ヒットUSA」にも何の興味のなかった。ヘソ曲がりだからね。

しかし、こうして30年の時を経てそうした時代の曲を聴いてみると、なかなかいいもんだね~。これは、それらの曲が結果的に30年の風雪に耐えられる素養を備えていたということなのであろう。もちろん竜さんたちの演奏が素晴らしいということもある。

今巷間流れている曲が30年後にどうなっているか…。ロックの黄金時代を知る人たちには愚問といえよう。その時、いったい誰がそれを懐かしんでいようか?30年後なら何とか見届けられるかな?興味あるな…。まずはγ-GTPを減らすことから始めなきゃ…。

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三者三様、実におもしろいライブだったな…。やっぱりこういうロックはいいね!

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(一部敬称略 2013年4月22日 高円寺SHOWBOATにて撮影)