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2012年11月27日 (火)

CLASSIC ROCK JAM 2012 <前編>

日本を代表するロック・イベント、CLASSIC ROCK JAM…18年目を迎えた今年のCRJは「-原点回帰-」と副題が付された。70年代、80年代のロックの黄金時代へ戻ろう!という、うれしい意思表示と受け取りたい。

何なら毎月開催してもらってもいいぐらい。ロックがクリエイティブであった時代の素晴らしい曲をあらゆる世代に放ってもらいたい。

チケットは完全にソールド・アウト。来年25周年を迎えるCLUB CITTA'がロック好きの人々で埋め尽くされた。

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満員の会場の客電が落ちる…大歓声。ロック・コンサートでもっとも興奮する瞬間だ!

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そしてCLASSIC ROCK JAM 2012が始まった!

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トップ・バッターは竹内光雄のセット。

ボーカルの竹内光雄

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下手のギターは白田RUDEE一秀

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ベースはSHUSE

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ドラムはLEVIN。そして、PANTHERとピアニスターHIROSHI。

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CRJ2012の1曲目はMOTLEY CRUEの「Dr. Feelgood」。

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さっそくRUDEEのソロがさく裂!

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2曲目もMOTLEY CRUE。「Don't Go Away Mad」だ。

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RUDEEはJCM2000 DSL100と1960Aを使用。いつも通りの流麗なプレイを完璧にサポートした。

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バンドは変わらずボーカルが冠徹弥に交替。

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SHUSEとLEVINのリズム・コンビはドライブ感満点!

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OZZY OSBOURNEの「Miracle Man」とIRON MAIDENの「Aces High」をプレイ。

サービス満点のRUDEE!

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続いて山本恭司が登場!

恭司さんの1曲目はSTEPPENWOLF。このグループ、ものスゴイ人気だったんよ。詳しくはコチラに書いておいたけど、バンドの名前だけでは彼らが誰かはわからない人も多いのではなかろうか?そう「いつものラーメン」でおなじみの「ワイルドで行こう(Born to be Wild)」。

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疾駆する恭司さんに会場は大盛り上がり!

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バックは交替している。

ベースは寺沢てらちん功一

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ドラムは五十嵐公太だ!

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2曲目はJIMI HENDRIXの「Little Wing」。

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もちろん、後半は恭司さんの泣きのギター・ソロ。これが聴きたかった!弾きまくり!でも、恭司さんのソロはハチャメチャになったり乱暴になったりはしない、絶対にしない。徹頭徹尾美しく、インテリジェントなのだ。

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恭司さんは35年前から観てますからね。エアロスミスのサポートを務めた武道館の時から!その次はキッス。何しろフレーズが素晴らしい!

多分、恭司さんが弾かれているのではないかと推察するが、SILVER STARSの「Take Five」のギター・ソロはポール・デズモンドよりも、デイヴ・ブルーベックよりも全然カッコいい。本当に今でも時折CDを引っ張り出してきては楽しんでいる。

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そこへ寺田恵子が加わる。

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あ~、恵子さん、ホッとするわ~。いつも撮らせてもらってるからね。アウェイ感皆無!CRJでも颯爽としていてカッコいいことこの上なし!MCも最高!

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RUDEEももどって来て、曲はPAT BENATARの「Heartbreaker」。

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てらちんもこのイベントに欠かせないプレイヤーだ。メッチャ、ロック・フィーリングを感じるベーシスト。公太さんとのバッテリーも素晴らしい。

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恵子さんは18年間皆勤。すべてのCRJに出演してきた。もうひとりの皆勤者は加納秀人であったが、秀人さん、今回は残念ながら欠席だった。秀人さん、久しぶりにお会いしたかった…。

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恵子さんのセットの2曲目はHEARTの「Alone」。

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ひとりぼっちの切ない気持ちをメロディに託す。

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そして、3曲目は景気よくAC/DC。

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曲は「Whole Lotta Rosie」。

何回も書くけど、世界の経済先進国中、日本はAC/DCのチケットが完売しない唯一のロック後進国になったそうである。要するにJ-POPさえあればいい…とあまりにも島国的に小さくまとめてしまったようだ。これでいいんですかいね?

イヤ、いいハズはない。我々、ロックは全部イギリスやアメリカから教わったんじゃないの?(AC/DCはオーストラリアのバンドだけど、ヤング兄弟はイギリス生まれ。ブライアン・ジョンソンはニュー・キャッスルの出身だ。だからイギリスの人たちはAC/DCをブリティッシュ・ロック・バンドとして扱っている) 全部イギリスやアメリカのマネッコから始まったんでしょ?

今でもそう。J-POPや最近のロックが何かを作り出しているかと思ったら大間違い。自己完結しないでもっと刺激を求めてもらいたい。その刺激は今はもう「温故知新」にしかないと思う。だから、もっともっとたくさんの人がCRJのようなイベントに集まって本当にカッコいいロックを見直してもらいたいのだ。

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そして、さすが恵子さん、ナントいってもこうした骨太でへヴィな曲がよく似合う!

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SHOW-YAの時とはまた違う解放感と緊張感がいい具合に混ざっている感じで実にカッコいい!

ところで、この曲のファースト・コーラスで「42、39、56」という3つの数字が出てくる。単位はインチ。センチに引き直すと、107cm、99cm、142cmとなる…そう、スリーサイズのこと。これを歌った今は亡きヴォン・スコットがメルボルンで出会った一夜限りの女性の話し。

ここで気をつけなければいけないのは、日本ではバスト、ウエスト、ヒップと表現するが、野球のSBOとBSOみたいに海外ではどうも反対に数えるようだ。少なくともイギリスはそう。つまり、上から142cm、99cm、197cmmで、体重は120~130kgはあろうかという巨漢女性のことを歌ったうたなのだ。

いずれにしても、曲はマッチしていても、スレンダーな恵子さんとは似ても似つかない内容!

前回、AC/DCが日本に来た時、「特別に」とバンドのススタッフがステージの装置をすべて見せてくれた。あのロージーのバルーンとかね。ステージの裏、下、横、当然マーシャルたち…メチャクチャおもしろかった。

AC/DCは飾り気のないストレートな曲がもちろん魅力なんだけど、「Let There Be Rock」なんて旧約聖書をもじった歌詞も素敵だよね。「まずは光あれ…と神がいった。すると光があった」みたいなヤツね。ザッパはこれを「Man」と「Woman」と「Poodle」でやった。AC/DCは「Drum」と「Guitar」でやった。そして、「Let There Be Rock」…ロックこれにあり。そしてアンガスのギター・ソロ。あの曲は今聴いても鳥肌が立つ。

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イメージでは恭司さんも比較的多数回このイベントに参加されているのかと思ったらさにあらず。

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調べてみると、ナント今回のご出演は2001年の赤坂BLITZ以来のようなのだ。なんか存在感がデカいせいか、いつもこのイベントでご一緒させていただいているような気がする。

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そんなだから、恵子さんとの共演もCRJではこれが初!

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しかし、そこは日本のロックを作って来たヒーローとヒロイン、フィーリングはバッチリ!

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恭司さんとRUDEEのスリリングなギター・バトル!

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恵子さんがあおる、あろる!イケイケ~!

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恭司さんとRUDEEの息もピッタリなのだ!

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恭司さん、恵子さん、RUDEE、てらちんのゴージャス・ショット!

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これにて興奮の第1部終了!

CLASSIC ROCK JAMの詳しい情報はコチラ⇒CLASSIC ROCK JAM OFFICIAL WEB SITE

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(一部敬称略 2012年10月7日 CLUB CITTA'にて撮影 ※本ブログにはご本人の了解を得た方のみご登場願っております。) 22