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2023年1月17日 (火)

田川ヒロアキ~GUITAR STATION 2022 AUTUMNツアー・ファイナル<後編>

 
休憩中。
ところで、町田ってのは私の住まいから遠くてネェ。
よ~っぽど重要な用件がある時にしか来る機会がない。
だから前回の町田も「まほろ座」を訪れるためで、ちょうど1年前のヒロアキくんのツアー・ファイナルだった。05vこれがその時のツアーの告知チラシ。
ん?…ココにはツアーファイナルの情報が載っていないな。
ってんでMarshall Blogで調べてみると、まほろ座に出演したのはナント今年と同じ12月11日だった!
イヤ、だからナンだ?ってな話なんだけどね。
コレは狙ったのであろうか?
私はこの「12月11日」に馴染みがありましてね…ウチの父の誕生日だったのです。
前回はまほろ座の前に「ナントカが丘」というところで別の取材があって大幅に遅刻しちゃったんだよね、ゴメンね。
その時のレポートはコチラ。2本立て。
 ↓   ↓   ↓
田川ヒロアキ TOUR2021~東京ファイナル!

ハイ、休憩終わり。T21 第2部もヒロアキくんの独奏でスタート。
今度はバッキング・トラックを使用しない全くのア・カペラのソロ。10チョットしたインプロヴィゼーションの後にヒロアキくんが弾き出したのは「ホワイト・クリスマス」。20_29thコードを織り交ぜた少々ブルージーな「田川アレンジ」が大変カッコよかった。
もちろんギターのサウンドも申し分なし。30v_2だってヒロアキくんが弾くMarshallだもん!
この日も愛用のJVM210Hと1936で美しい音色をタップリと聴かせてくれた。40vヒロアキくんがあんまり素晴らしい「ホワイト・クリスマス」を弾いてくれたので迷惑でしょうがココで脱線させてもらいますよ。
脱線ポイントは作曲者のアーヴィング・バーリン。
もうこの人の話題がMarshall Blogに出る時に欠かさず紹介させてもらっているのが1953年のビリー・ワイルダー監督作品『第17捕虜収容所(Stalag 17)』。
まぁ、ダマされたと思って一度ご覧になってみなさい。
若い人なんかは「昔の映画ってこんなにオモシロかったのか!」と驚くこと請け合い。
超簡単に言えば、アメリカの下士官がドイツの捕虜収容所を脱走するストーリー。
12月11日生まれの父のお気入りで、私は小学生時から何度も何度も観てきた。
映画の中で、オットー・プレミンジャー(有名な映画監督)扮する収容所長が捕虜を前にして朝礼をするシーンがある。
その演説の中で彼らの本拠地であるドイツの「ベルリン」について触れると、所長がこう言う。
「キミたちの国にも似たような名前の音楽家が確かいたような気がしますな…『ホワイト・ナントカ』とかいう曲を作った…」
もちろん「ホワイト・ナントカ」とかというのは「ホワイト・クリスマス」のこと。
そして、似たような名前の作曲家とは「アーヴィング・バーリン」のことね。
「Berlin(ベルリン)」を英語読みすると「バーリン」になるワケ。
それを聞いて捕虜たちはムカっと来るワケだ。
「ホワイト・クリスマス」はアメリカ人にとってとっても大切な曲だから。
『戦場にかける橋』や死ぬほど泣ける『クリスマス・ツリー』のウィリアム・ホールデンはこの作品でアカデミー主演男優賞を獲得した。
ああ、また観たくなって来た!
優れた映画はは間違いなく人生を豊かにしてくれます。

S17 ロシア移民のアーヴィング・バーリンはジョージ・ガーシュインをして「アメリカのシューベルト」と言わせしめたティン・パン・アレイを代表する偉大な作曲家のひとり。
ところが!
ナント、この人は譜面の読み書きができなかったんだって!
「ホワイト・クリスマス」のメロディは、雪のクリスマスではなくてどこかのプール・サイドでそのメロディを思いついたらしいんだけど、「メッチャいいのが出来たやんけ!」と大変喜んで、大急ぎでお付きの人を呼び寄せて記譜させたそうだ。
そんなことやっているより譜面の読み書きぐらいサッサとマスターした方がよっぽど早いと思うんですけどね…「ヘロホイニトハ」と「トニイホロヘハ」のシステムさえ知っていれば、後は慣れで十分イケるでしょうに。
この曲はナントいってもビング・クロスビーのオリジナル・バージョンが有名。
クリスマスを特に祝わないウチですらレコードがあるわ。
そして、映画にもなった。
主演もビング・クロスビーで共演がローズマリー・クルーニー。
ローズマリー・クルーニーのニックネームは「ロージー」。
声がメチャクチャ魅力的で大好き。
さんざん、俳優のジョージ・クルーニーのお母さんとMarshall Blogに書いちゃったんだけど、「お母さん」ではなくて、どうも「オバさん」らしい。
この場をお借りして訂正してお詫び申し上げます。
Wcjpg 『ショウほど素敵な商売はない(There No Business Like Show Business)』とか『アニーよ銃をとれ(Annie Gets Your Gun)』とかアーヴィング・バーリンが音楽を担当したミュージカル映画なんて観てみるといいと思いますよ。
とっても楽しいよ!
ベティ・ハットンの『アニーよ銃をとれ』は1950年の作品(元は舞台)だけど、今でも欧米の子供たちは「Anything You Can Do」なんて挿入歌を学校で教わるんじゃないかな?今はもうやらないか?
「♪Anything you can do, I can do better, I can do anything better than you」なんて歌詞は英語の比較級の勉強にもならあね。
ハイ、脱線終わり。
ヒロアキくん、マイクを戻しま~す!Agg「はい、後半が始まりました。
メンバーは先に帰ってしまいましたので、ココからのステージは私の独り占め…そんなことはないか。
皆さん、楽しんで頂けておりますでしょうか。
毎年の〆としてこの時期にライブをやっている感じなんですが、今回は久しぶりに長いツアーをやってみました。
そこで、ツアーのこぼれ話的なことをお話したいと思います。
16か所回って来た中ではライブハウスでの演奏が最も多かったんですが、今回のツアーで特徴的だったのは小学校や中学校で講演会もやって来たことなんですね。
そこにMarshall を持って行って、子供たちに悪い音楽を披露して参りました!」
よしよし、ドンドンやってやれ!
50vヒロアキくんとギターの馴れ初めの話からツアーのエピソードへ…
「瀬戸内市の全校生徒35人しかいない小学校にお邪魔したんです。
その時の会場はものすごく大きな体育館で、そこに生徒さんが2m間隔で座るんですよ。
すごいソーシャルディスタンス!
そんな中でマスクの内側から子供達が一生懸命声を出してくれたり、応援してくれたりしました。
『カラムーチョZ』とかやった時はものすごく盛り上がりましたね。
やっぱアニメソングってすごい人気で、『鬼滅の刃』系の曲もギター・インストで演ったんですが、やっぱりすごくウケて、演奏に合わせて一生懸命手拍子をしてくれました。
加えて校長先生も教頭先生もすごくファンキーな方で、開演前にも『今から皆さんが待ちに待ったロック・コンサートだよ~!』なんてやってくれました。
また、生徒数が100人ぐらいの中学校ではこんな話もしました…私が中学生の時にすごくコワい体育の先生がいらっしゃったんですが、その先生がエレキを嗜んでいたんですね。
ある時、『お前放課後にオレのところに来い!』と言われて、てっきり怒られるのかと思って恐る恐るその先生のところに行ったんです。
すると先生が『一緒にセッションしよう』」って!
その時初めて『セッション』っていうのを経験したワケなんですが、『練習すれば必ずうまくなるからガンバれ!』と言われたことがすごく心に響きました。
そうか、『練習しなければうまくならない』じゃなくて、『練習すればうまくなる』のか…と思った時になんかすごい将来が見えたんですね。
それが私の人生観のひとつにになった感じで、その体育の先生にはすごく感謝しているんです。
…マァ、こんな話をその中学校の生徒さんにしたワケです。
で去年、実はその体育の先生とばったり会う機会があったんですよ。
そこで先生のこの話をしたんです…完全に忘れてましたね!
そんなもんですよね~」
完全にそんなもんです。
55「あと男木島(おぎしま)という香川県高松市に属している島に行ったんです。
船で行く離れ小島で人口が160人ぐらいしかいないんですね。
だから小中学校併せても生徒が10人しかいない。
その学校の野外での文化祭のスペシャル・ゲストが私だったんです。
『スペシャルゲスト、田川ヒロアキ先生~!』とか言われて、『チョット先生は止めてください!』ってなったんですが、その時は結構な人数でした。
最後に私が『ZERO』という今回のCDに収録したアップ・テンポの曲を弾いたら、屋外だったので子供たちがそれに合わせて走り回ったりして、もう運動会みたいな状態になったんです。
私はMarshallをフル・アップしてダァ~って弾きましてね。
離れ小島でもMarshallを響かせてみたり、そんな感じで生徒さんたちからもすごく喜ばれてとても良い感じのツアーをやって帰ってきました」
デカした、デカした!
でもね、先頃ジェフ・ベックが亡くなったでしょ?
それで「ギター・ヒーローの後継者がいない」と新聞にデカデカと出ていたけど、爆音も同じなんですよ。
将来バカでかい音のライブなんてなくなるかもよ。
少なくともそんなの「ロック」じゃないからね。
60「ツアーから帰って、私の故郷である山口県の人達が集まる県人会でクリスマスの『サンタ会』というパーティにも参加しました。
その時はギターを持って行かずに挨拶の場を設けて頂きました。
ビンゴ・ゲームをやったらミッフィーちゃんグッズの詰め合わせが当たって美瑞穂が喜んでおりました。
そして今日、コチラでツアーファイナルをして盛り上がっております。
そんな感じの楽しいツアーの時を過ごしました」
ヨカッタ、ヨカッタ!
チョット気になってその「男木島」という所を調べてみたらこんなところ!
世帯数109、総人口168人だって!
でもいい感じだね~。
失恋した寅さんがフラリと訪れそうな所じゃん?
「そうかい、168人かい…国の始まりが大和の国なら泥棒の始まりは…」なんてやっちゃいそうだ。Og ココでバンドのメンバーを呼び込んで各々の告知コーナー。
ヒロアキくは2月19日に今回のバンド・メンバーと共に地元下関の大ホールで凱旋コンサートを開催することを案内した。
コレは私はお邪魔できないのでMarshall Blogに残すことができません、ザンネン!
なので皆さん、直に下関まで観に行ってくださいね!
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「そう言えば私…数年前に寺沢さんにサインを教えてもらったことがあって…」
90「そうなんです。
田川くんが今書いてるサインは以前にボクが考えたんです。
ちゃんと田川の『田』を、四角くこう書いて、こう書いて…ってやって書きやすいように一筆書きにしたんですよ。
それが時間が経ったらだ~いぶ変化しちゃって、かなりアーティステックなサインになってきた気がするんだよね。
前衛的なデザイン」
てらちんはマンガ家だからね、この辺りもバッチリなんですよ。
80v_2「ハハハ!
こんなご時世でから人数が多い時などなかなかCDにサインをすることができません。
そこで、大量に用意したカードに予めサインを施しておいて、ライブ会場の物販でCDをお買い上げくださったお客さんにそれを配布するという手法を採っているんです。
で、そのカードが足らなくなったので、昨晩ウチの食卓で他の作業をする美瑞穂と向かい合わせになってせっせとサインをし始めたんです。
30、40枚書いたかな?…そろそろコレでもう足りるかな?と思って作業を止めたんです。
それを見た美瑞穂が『アッ、ゴメン!ペンのキャップをハズしてなかった!』ですって。
1枚も出来上がってなかった!
私の『見える疑惑』より美瑞穂の『見えない疑惑』の方が可能性が高いような…」
するとすかさずてらちんが…
「だって田川くんはステージ上でシールドをまたぐけど、その後ろから来る美瑞穂ちゃんはそのシールドにつまずくもんね」
ね!てらちんは「ケーブル」と言わずに「シールド」という言葉を使ったでしょ!?
やっぱり『ギター・シールド疑惑』と『キーボード・ケーブル疑惑』の関係は事実だったのだ!
70v_2ところで『FACE』の表4、つまり裏ジャケットには赤い文字で『FACE』と入っている。
コレはヒロアキくんが書いた文字。
アートワークを担当した梅村さんのアイデア。
とってもいい感じだね。0r4a0148 「それでは、ここで音楽旅行をしたいと思います。みなさんと電車に乗りましょう!」
トーク・コーナーの後は「Train」。
私、この曲好きしてね。100_tr♪ガタンガタン、ガタンガタン…
今日の車輛は透さん。110vこの何ともいえない優しくレイドバックした雰囲気がいいんですよ!
コレは紛れもなく「ヒロアキ・ミュージック」のひとつだと思う。120v曲調に合わせた石黒さんのソロがまた味わい深い。130「田川ステーション」ですからね、車掌のヒロアキくんも実に楽しそうにソロを弾いてくれた。135そして列車は終点にたどり着く。
「町田~、町田~」
遠いのよ、ウチから。140vこの曲を聴くとかつてヒロアキくんがメインで使用していたMarshallのコンボ「JMD:1」を思い出す。
「JMD:1」はMarshall初のデジタル・アンプで、当時まだ比較的珍しかったウェブサイト用のデモ音源を制作することになり、ヒロアキくんに短いオリジナル曲を3つ書き下ろしてもらってその演奏をお願いした。
またココが私のメンドくさいところで、「JMD」というモデルだったので、3曲のタイトルの頭文字をそれぞれ「J」、「M」、「D」とさせてもらった。
で、「D」になったのが「Denbigh Road Run Down」というミディアムのバウンス・ナンバー。
コレの曲調が「Train」と似ているもんだからいつも思いだしちゃう。
ちなみに「Denbigh Road(デンビー・ロード)」というのはMarshallの本社の前の通りの名前。
12時になるとお昼のサンドイッチを買いに社員たちが楽しげにデンビー・ロードを足早に歩いて行く(run down)様子をこの曲のイメージに重ねたワケ。
Img_7757 デモ音源の方はヒロアキくんのおかげで大変うまく行ったんだけど、私は後に少々恥ずかしい思いをすることになった…ダマってりゃわからないんだけど。
この「Denbigh Road Run Down」というのはソニー・ロリンズのインパルス盤『East Broadway Run Down』から拝借した。
で、「Run Down」とは「走り去っていく」のような意味かと勝手に思い込んでいたワケ。
ナゼかというと有名な植草甚一さんの昔のエッセイでこのアルバムを『東ブロードウェイを駆け下る』と紹介していたからなの。
ところがこの句動詞は文字通り「流れ落ちる」というような意味の他に、「徐々に動かなくなって停止する」という意味があって、間を「-」でつないで「run-down」とすると「疲れ果てる」という意味になるらしい。
反対に2つをつなげて「rundown」とすると、今度は「調査」という名詞になる。
コレを知ったのは最早JMDシリーズの生産が終了してからのことでしてね…もう放っておいた。
この場をお借りして訂正してお詫び申し上げます。
今日はよく謝る記事だ。Ebr下の写真はJMD50を使って宮古島のイベントで演奏するヒロアキくん。
「J」も「M」も「D」もとても魅力的な曲だったのできっとまたどこかで日の目を浴びる時が来ることを期待している。390「電車から降りて車が迎えに来てくれております。ドライブしましょう!」というフリから「Driving Jam」。150_dj一変してエキサイティングなファンク・チューンをブチかます!
320_2「てらちん!」の呼び声でてらちんのベース・ソロ爆発!160v「石黒彰!」の呼び声で石黒さんのキーボード・ソロ炸裂!170「そうる透!」の呼び声で透さんのドラム・ソロ破裂!190v要するに全員がバリッバリのプレイを遠慮なくお見舞いした第2部のハイライト的瞬間だったワケさ!
コレは盛り上がるにキマってら!200「古くから演っている曲を2つお送りしました。
次も古くから演ってる曲です。
最近は世界中で色々なことが起こってしまっておりますが、コチラも色んな意味を込めてこの曲を聞いて頂きたいと思います」210v_2ヒロアキくんの記念すべきファースト・アルバム『Fly Way』から名曲「平和の風」。220_2「♪風吹け 風吹け 平和を連れて来い」
最近はその風が逆の方向に吹いてしまっているのがとても残念。
このままいけば近い将来、その風が嵐になってしまう可能性が高いのが現実だ。250_2自分で考え出したフリを交え、迫真のパフォーマンスで平和を訴えるヒロアキくん。
240コレだけはドイツでやったら絶対ダメよ。
マジでダメ。
ヘタをするとPolizei(ポリツァイ=ドイツの警察)に捕まっちゃうからね。
「ドイツでドッキリ~!」になっちゃう。
ちなみに私はPoliseiにお世話になったことが一度だけあります。
その物語はコチラ
230v_2ロマンチック・フレーズ満載の石黒さんのソロから…260ヒロアキくんがギターで歌のメロディをナゾる。
そう、この歌わせ方が「ヒロアキ・ギター」の最大の特徴なのだ。270v_2場内ではミラー・ボールが輝き…280_am石黒さんの分厚いストリングス・サウンドが鳴り響く。290v_2「Ave Maria」だ。300v_2ヒロアキくんのトレード・マークのひとつとも言えるこの曲。
何度聴いても飽きることがない。
そしてこの音色ね。
Marshallの仕事をしていて「シ・ア・ワ・セ」を感じさせてくれる瞬間だ。310「人は別れと出会いを繰り返す…そういうものかなと思います」というヒロアキくんのひと言を石黒さんのピアノが引き継ぐ。321_mdd『FACE』収録の「またどこかで」。
NHKハートネットTVの『B麺談義』の最終回のエンディングに採用された曲。
この曲、「ABBB」という変わった構成になっていて、「歌謡一部形式」のような印象を受ける。
「歌謡一部形式」というのはシューマンの「トロイメライ」のように「A」のメロディだけでサビのパートを持たない曲のスタイル。
平たく言えば、ヒロアキくんの場合はAメロ1回に対し、転調を含んでサビを3回繰り返している。
この形式の曲って結構ロックでもあって、Sparksの「This Town Ain't Big Enough For The Two Of Us」なんてのは大変素晴らしいアイデアだと思う。 322ヒロアキくんもこの曲でオモシロイことをやっている。
Bの繰り返しのパートの最後に出て来る「♪またどこかで」と歌うパンチライン。
コレを2回目だけ歌わずに、ギターでそのメロディをなぞるという仕掛けを施した。
「言いたいことは自分の指が言ってくれる」とはリッチー・ブラックモアの発言だったか?

323vそういえば『B面談義』の収録のようすもレポートしたネェ。
   ↓    ↓    ↓
田川ヒロアキのB面をチェックしよう!

やっぱりこうして「残しておく」というのは大変重要な作業だな。
残っていなければそれまでだもんね。
ヒロアキくんの記録は2009年の分から残してあるからね。
こんなブログ、世界に2つとないよ。
いつかMarshall Blogのこの価値がわかってもらえる時が来ることを期待している。
1302「ありがとうございます。
お別れの時間が近づいては来ました。
今日こうして17か所目にして『東京ファイナル』と銘打ってライブをさせて頂たんですが、今回も本当にたくさんの方々から応援を頂きました。
そして、町田までお越し頂いた皆さん…皆さんのおかげでファイナルを大団円にすることができました。
そして、配信をご覧の皆さんも本当にありがとうございました。
更にまほろ座のスタッフの皆さん、加えて楽器回りや撮影のスタッフの方もたくさんいらっしゃいますが、こうして多くの方に支えられてコンサートできたことに心から感謝しております。
またこういう機会を作りたいと思いますので、田川ヒロアキのコンサートを見つけた時にはまた是非お越しくださるとうれしく存じます。
手前味噌で恐縮ですが、ウチのマネージャーの美瑞穂もガンバってくれました。
私が言うのもアレですが、良かったら美瑞穂にも拍手して頂けたらうれしいです」
客席から美瑞穂さんに大きな拍手が送られた。
美瑞穂さん、人気あるからね。
330「最後は疾走感あふれる感じで終わりたいと思います。
高校生達が50CCのエンジンを搭載した手作りのマシンを競わせるコンペティションがあるんですが、『それにはこういう曲だろう』と、ハードロックからヘヴィメタルみたいな感じの曲にし上げました」340本編もコレでいよいよ最後!
先日のMLB Cafeでも取り上げた「Zero」。
『Face』に収録した「全日本EV&ゼロ班カーレースin広島府中市」のテーマソングだ。370_zr透さんのドラムスがウネり…460v てらちんの低音が地を這い…390v石黒さんのキーボーズがバンドサウンドを分厚くしたところで…400v_2ヒロアキくんのソロが炸裂!
充実のレコ発&ツアーファイナルの本編となった。
410vそしてアンコール。
「ありがとうございます!
お陰様でツアーも大団円になりました!
今回のツアーは毎回セットリストを変えたんですが、この曲だけは一番最後に演る形にしていました。
『約束』という曲です。
またみなさんと元気にこうしてお会い出来たらいいな…という気持ちと明日からも皆さんが素敵な日々を送れるように…という願いを込めながら演奏したいと思います」
ヒロアキくんは「大団円」という言葉が好きだな。
この言葉を使うのはヒロアキくんと江戸川乱歩ぐらいかも知らんぞ。420『FACE』を締めくくるナンバー。
まさにヒロアキくんの願いや気持ちを音にしたようなこの曲で「田川ヒロアキの音楽世界」を締めくくった。
430v
440v_2

450v

Img_2317最後は記念撮影。490はい、皆さんMarshall Blog拡散してくださいね~!500_2「ありがとうございました!
明日からまたいい日になりますように…。
またお会いしましょう!」
480v_2コレでこのコンサートも残すことができた…と。
 
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano510 

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<だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)>

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<Thmbs Up>

<Begin Again>

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200 (一部敬称略 2022年12月11日 町田まほろ座にて撮影)